QFN - ndk-grp.co.jp...(Pad Pitch) D 2 E F F D1 (Pad Size開口部) E G 設計ルール(1) 5....
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QFN
プロダクトガイド
(Quad Flat Non-leaded Package)
1.パッケージ アウトライン 3頁
2. QFNパッケージの優位性 4~7頁
3.パッケージ ラインナップ 8頁
4.組立プロセスフロー 9頁
5.設計ルール 10~11頁
6.パッケージ外形図 12~19頁
7.出荷形態 20~21頁
目 次
2
1. パッケージ アウトライン
SIDE VIEW BOTTOM VIEW TOP VIEW
特徴 -1.リード端子を裏面に配置した小型軽量薄型なパッケージ。
-2.高放熱特性と高周波製品に対応。
-3.ダイパッド露出タイプ/内蔵タイプの2種類を用意。
-4.基板実装時に有利なスタンドオフを確保。
-5.Pbフリー/ハロゲンフリー化による環境対応・対策製品。
リード ダイパッド リード
Ag ペースト
モールド樹脂 Au ワイヤー
チップ
1ピン表示マーク
3
ダイパッド
露出タイプ
ダイパッド
内蔵タイプ
ダイパッド リード
2.QFNパッケージの優位性
4
QFNの他PKG(QFP/SSOP)に対する優位点
1.高密度実装に有利。
2.放熱特性が優れている。
3.高周波デバイスに適している。
-1.実装面積/高さ比較
VQFN52pin
QFP44pin
72%減
VQFN40pin
SSOP30pin
69%減
h=0.86 h=1.5 h=0.86 h=1.8
QFP/SSOPとの比較では、QFNの方が約70%実装面積が小さく、取り付け高さに
ついても最大 0.94mm低い。 → 高密度実装に有利である。
52mm2 25mm2 80mm2
0.64mm 0.94mm
185mm2
-2.熱抵抗値比較
QFP/SSOPとの比較では、QFNの方が最大で59℃熱抵抗値が低い。
(放熱特性が優れている)
QFP vs QFN SSOP vs QFN
5
《放熱特性の重要性》
高速・大電力・高周波用デバイスではチップの発熱が大きく、その熱が蓄積すると、
「動作速度の低下」,「誤動作」,「故障率の増加」などの原因となります。
より放熱性の高いパッケージを選定することは、この懸念点を回避する一つの手段となります。
熱抵抗値
0
20
40
60
80
100
SSOP30pin VQFN40pin内蔵 VQFN40pin露出
℃/W
59℃差
10.0x6.0 5.0x5.0 5.0x5.0
熱抵抗値
0
20
40
60
80
100
QFP44pin VQFN52pin内蔵 VQFN52pin露出
℃/W
10.0x10.0 7.2x7.2 7.2x7.2
49℃差
6
-3.L/C測定値比較 (1)インダクタンス
QFP vs QFN SSOP vs QFN
QFP/SSOPとの比較では、QFNの方が最大4.0nH(※)インダクタンスが
低く、高周波デバイスに適している。
《低インダクタンスの重要性》
インダクタンスは、その値が大きくなればなる程、又、電気信号が高周波になればなる程、
電気特性に影響を与え、デバイスの性能が悪化したり誤動作の原因となります。
よって、インダクタンスの低いパッケージは高周波デバイスに適しています。
リードインダクタンス
0
2
4
6
8
QFP44pin VQFN52pin内蔵 VQFN52pin露出
nH
最長リード
最短リード
4.0
nH差
10.0x10.0 7.2x7.2 7.2x7.2
リードインダクタンス
0
2
4
6
8
SSOP30pin VQFN28pin内蔵 VQFN40pin露出
nH
最長リード
最短リード
4.0
nH差
10.0x6.0 5.0x5.0 5.0x5.0
※)本評価は、同一の測定器・測定方法によるパッケージ比較を目的に実施したものです。 よって、実測データは測定誤差
を含んでおりますので御了承願います。
(2)キャパシタンス
QFP vs QFN SSOP vs QFN
7
QFP/SSOPとの比較では、QFNの方が最大0.33pF(※)リード間キャパシ
タンスが低く、高周波デバイスに適している。
《低リード間キャパシタンスの重要性》
リード間キャパシタンスは、その値が大きくなればなる程、又、電気信号が高周波になれ
ばなる程、電気特性に影響を与え、デバイスの性能が悪化したり誤動作の原因となります。
よってリード間キャパシタンスの低いパッケージは、高周波デバイスに適しています。
0.2
8p
F差
10.0x6.0 5.0x5.0 5.0x5.0
0.3
3p
F差
10.0x10.0 7.2x7.2 7.2x7.2
※)本評価は、同一の測定器・測定方法によるパッケージ比較を目的に実施したものです。 よって、実測データは測定誤差
を含んでおりますので御了承願います。
3. パッケージ ラインナップ
基本設計 7.2x7.2(52pin) Size : JEITA準拠
6.0x6.0/5.0x5.0 Size : JEDEC準拠 個片封止 TYPE
8
パッケージ ダイパッド
露出/内臓
Lead
Pitch
(mm)
PIN Count
Size(mm) (mm) 28 32 36 40 48 52
7.2×7.2 VQFN
(h=0.86)
露出 0.4 ○
0.5 ○
内蔵 0.4 ○
0.5 ○
6.0×6.0 VQFN
(h=0.86)
露出 0.4 ○
0.5 ○ ○
内蔵 0.4 △
0.5 △
5.0×5.0 VQFN
(h=0.86)
露出 0.4 △ ○
0.5 △ ○
内蔵 0.4 △
0.5 ○
○:ラインナップ済み △:順次ラインナップ整備予定 注)上表はSnBiめっき製品を対象としています。
Pdめっき製品については、お問合せ下さい。
4. 組立プロセスフロー
注)O/Sチェック、テスティング等は御要望により対応検討致します。 9
ダイシング ダイボンディング ワイヤーボンディング
ウェーハ
貼付けシート ブレード
リード ダイパッド リード
Ag ペースト チップ
Au ワイヤー
樹脂封止 外装メッキ(※) 捺印
出荷検査 リードカット 梱包 & 出荷
NDK
NDK NDK
※)Pdめっき製品の場合、外装めっき工程
は有りません。
5. 設計ルール
10
(Chip Thickness) B (Wire Loop Height)
A
ワイヤー長さ(DownBond/GroundBond除く)
Min : 0.7mm Max : 3.7mm
H(DownBond/GroundBond有り)
I( DownBond/GroundBond無し)
パッケージ タイプ A(mm)
Max
B(mm)
Max
C(μm)
Min
D1(μm)
Min
D2(μm)
Min
E(μm)
Min
F(μm)
Min
G(μm)
Min
H(mm)
Min
I(mm)
Min
QFN
ダイパッド
露出 0.3 0.25 60
(100)
50
(70)
52
(72) 30 100 10 0.5 0.15
ダイパッド
内蔵 0.2 0.17
注) ・上記規格は、パッドレイアウトやダウンボンドワイヤー数などの諸条件により、適用できない場合があります。
・( )内寸法は量産安定性を勘案した場合の推奨寸法です。
・ワイヤー径は、25又は23μmφが標準となりますがそれ以外の場合は御相談下さい。
・組立可否については、パッドレイアウトや配線パターンの情報を御提示戴ければ、組立検討致しますので御相談下さい。
(Pad Size)
C (Pad Pitch)
D2 E
F
F
(Pad Size開口部) D1
E
G
設計ルール(1)
5. 設計ルール
11
・ダイシングライン幅 AlやCu等のメタル有り : 70μm以上
AlやCu等のメタル無し : 42μm(量産推奨45μm)以上
・チップ厚みは、ダイパッド内蔵/露出タイプ共に、200μmが標準となります。
露出タイプは300μmまで対応可能ですが、ダウンボンド有りの場合は200μmが標準となります。
設計ルール(2)
パッケージサイズ
A X A (mm) タイプ
ダイパッドサイズ MAX
B X B (mm)
チップサイズ MAX
C X C (mm)
DB/GB無し
チップサイズ MAX
C X C (mm)
DB/GB有り
7.2 x 7.2 ダイパッド露出 5.40 5.10 4.40
ダイパッド内蔵 4.30 4.00 3.30
6.0 x 6.0 ダイパッド露出 4.68 4.38 3.68
ダイパッド内蔵 3.10 2.80 2.10
5.0 x 5.0 ダイパッド露出 3.68 3.38 2.68
ダイパッド内蔵 2.20 1.90 1.20
注) ピン数によりダイパッドサイズが異なる場合がありますので、組立設計ルール(1)と同様に、チップ情報を御提示戴ければ
組立検討致します。
C B A
設計ルール(1)補足
6. パッケージ外形図 ラインナップ済み 製品外形図
12
VQFN52pin(7.2×7.2)ダイパッド内蔵タイプ
13
VQFN52pin(7.2×7.2)ダイパッド露出タイプ
14
VQFN48pin(7.2×7.2)ダイパッド内蔵タイプ
15
VQFN48pin(7.2×7.2)ダイパッド露出タイプ
16
VQFN48pin(6.0×6.0)ダイパッド露出タイプ
17
VQFN40pin(5.0×5.0)ダイパッド露出タイプ
18
VQFN32pin(5.0×5.0)ダイパッド露出タイプ
19
VQFN28pin(5.0×5.0)ダイパッド内蔵タイプ
7. 出荷形態 -1:トレイ梱包
◎出荷トレイ収納数 (トレイ:JEDEC準拠)
搭載方法 包装方法
1.トレイに搭載後、最大5段まで重ね最上段に蓋と して空のトレイを重ねる。
2.テープで2ヶ所以上結束する。
3.帯電防止用ビニル袋に入れ、密封する。
4.包装箱に入れ封止する。
結束テープ
蓋用空トレイ
1.パッケージの1ピン方向とトレイの面取り方向 を合わせ、下図に示す順序で並べます。
トレイ
MAX 5段
20
Size(mm□) 収納数(P/トレー) 収納数(P/箱)
7.2×7.2 260 1300
6.0×6.0 490 2450
5.0×5.0 490 2450
注)表記の出荷形態は当社標準です、ご要望により対応検討致します。
1ピン方向
収納順序
① ② ③
or
-2:テーピング梱包
21
搭載方法 包装方法
7. 出荷形態
1.パッケージの1ピン方向とテープのスプロケット穴方向を合わせ、下図のようにポケットへ収納する。
※1ピン方向は上図4方向の
いずれかになります。
お客様指定となります。
ATTENTION =========
1.リール毎に帯電防止袋に包装、密封する。
2.包装箱に入れ封止する。
◎包装形態
テープ幅 ポケットピッチ リールサイズ 収納数
12mm 8mm 330mmφ 2,500個/リール
注)表記の出荷形態は当社標準です、ご要望により対応検討致します。
本資料に掲載しております内容は、予告無く変更する場合がありますので、最新版につきましては当社営業担当部門に御確認下さい。
内藤電誠工業株式会社 デバイスカンパニー 経営本部 営業部 組立営業課 神奈川県 川崎市 中原区 下沼部1933 TEL(044)431-7125 FAX(044)431-7135 URL http://devices.lsi.ndk-grp.co.jp/
お問合せ: [email protected] 2014.8