Jared Leto Shannon Leto...Jared Leto (Vo/Gt) インタビュアー:MAY-E...

Post on 22-Jul-2020

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新しい挑戦というか、努力かな一生懸命進んだって感じがするよ

Shannon LetoJared Letoこのアルバムは新しい旅立ちなんだこの2年半の間に起こった様々なことを乗り越えて今新たなスタート地点に立っている色々なことを見て成長したこと、学んだことを胸に刻んだ全く新しいスタートだと感じているよ

信じられないくらい美味しいから、君も絶対に行くべきだよ!旅行用ガイドブックには載ってないところなんだ。旅行客がいない、日本人しか知らないお店なんだ。行って感動したら感謝のメールをしてくれよ(笑)。

-日本語は話せるのですか?

Hai…No.嘘だよ。あぁ、もっと日本語が話せたらなぁと思うよ。本当に日本が大好きなんだ。

-前作に引き続き、U2やTHE KILLERSを手掛けたSteve Lillywhiteをプロデューサーに迎えていますね。

ほとんどの曲は僕がプロデュースしたんだけど、4曲くらいを彼がやったかな。前作でも一緒に仕事をしたし、彼が僕らに合うっていうことはわかっていたよ。知っての通り、彼はU2やTHE ROLLING STONESなんかの大物も手掛けているし、素晴らしいプロデユーサーなんだよ。あ、でもちょっとクレイジーな人だよ。

-アートワークがポップですが、楽曲とどうリンクしているのでしょうか?

Damien Hirst(イギリスの現代美術家)は驚異的なアーティストだ。一緒に仕事ができて、とても名誉あることに思ったよ。とても気に入っているよ。いつかはMurakami(※村上隆)にもやってほしいなぁ。

-前作『This Is War』は、アメリカやヨーロッパなど世界12カ国でゴールド、プラチナム、ダブル・プラチナムを獲得しています。それが、今作のプレッシャーになることはありましたか?

ないよ。常にチャレンジだからね。新しいことって面白いじゃないか。新しい気持ちで取り掛かったってことさ。命を吹き込むように曲を作っていくその過程は楽しかったよ。何曲かは日本で書いたんだ。東京でね。プライベートでも日本に行きたいと思ってるよ。いろいろ神社やお寺もみたいしね。京都にも行きたいなぁ。日本食ばっかり食べてるんだよ。そっちほどはよくないけどまぁまぁ美味しい日本食レストランがあるからね。

-『This Is War』制作時は訴訟問題もあり、ストレスもたくさんあったと思います。今作は、前作よりも伸び伸びと制作にうちこめたのではないでしょうか?

前回はまさに戦争だった。今回の制作過程は素晴らしかったよ。とても楽しかった。とても落ち着いて、心地よい環境で曲作りができてうれしく思っているよ。

-リード・トラック「Up In The Air」はNASAとタッグを組んで、スペースシャトルから楽曲を公開しましたね。あなた方らしいスケール感のあるコラボレーションですね。自分たちの楽曲が宇宙から公開されるなんて特別な体験だったと思いますが、いかがでしたか?

Jared Leto (Vo/Gt) インタビュアー:MAY-E

-インタビュー、よろしくお願いします。

やぁ、たった今LAでミュージック・ビデオの撮影を終えたところさ。

-日本とは、2011年9月に来日して以来ですね。帰国してからこれまでの間、どんなスケジュールを送っていたのでしょうか?

この2年間は新しいアルバム作りにとりかかっていたよ。アルバムが完成した今はツアーに飛び出すのがただ楽しみだ!

-ニュー・アルバム『Love Lust Faith + Dreams』の完成、おめでとうございます。アルバムを通して、ストリングスを用いた壮大なオーケストレーションを聞くことが出来ますね。エレクトリカルな現代的要素とストリングスの古典的な音色が見事に共存していますが、サウンドの面で拘ったポイントや、新たな挑戦があれば教えてください。

使用した楽器は、かなり多いね。半分以上がそうだと思うよ。僕はクラシックな楽器の音と現代的な音の真逆の組合せが大好きなんだ。

-4つのチャプターに分かれた、コンセプト・アルバムですね?

その通り。このアルバムは新しい旅立ちなんだ。この2年半の間に起こった様々なことを乗り越えて、今新たなスタート地点に立っている。色々なことを見て成長したこと、学んだことを胸に刻んだ、全く新しいスタートだと感じているよ。

-「Pyres Of Varanasi」は民族的な楽曲に仕上がっていますが、タイトルの通りに、インドのバラナシの火葬についての歌われた曲ですよね?実際に、バラナシに足を運んだのですか?

行ったよ!そして、そこでこの曲を書いたんだ。その通り、死者を火葬する儀式についての曲だよ。この曲は僕がインドから受けたインスピレーションについての曲だ。

-今作は「生」と「死」がテーマとなっているようですが、いかがでしょうか?これまでは人生での経験や、前作では訴訟問題など、いろいろなことが制作のきっかけとなっていますが、今作では特にどんなことにインスパイアされたのでしょうか?

いい質問だね。多くのことを、僕は旅によって得ていると思う。世界中を旅して、様々な土地を訪れ、そこでの人々との交流や、現地で目にするアート……そういった経験が全て良い影響を僕に与えてくれるんだ。日本も大好きだよ。原宿の人たちは面白いし、日本のアートも面白い。古いお寺や神社にも興味があるんだ。僕は、音楽よりもそういった文化や芸術からの影響が大きいのかもしれない。日本っぽいビデオもあるんだよ。見たかな?ところで、原宿のクレヨンハウスってレストラン知ってるかい?凄くヘルシーで

かなりたくさんの打ち合わせと計画が必要だったね。でもそれが叶った時、まさに一生の夢が叶った!という気持ちだったよ。

-これまでに4種のティーザー動画が公開されていますが、「Ouroboros」、「Genesis」、「Shannon」、「Mckayla」は、アルバム収録曲のパーツとなっているようですね。Shannonはあるのに、JaredとTomoはありませんが、これから増えていくのですか?

10個くらいはリリースする予定だよ。

-Jaredは前作『This Is War』について、“俺たちが一歩先に進める為のアルバムにしたかった。ありったけの要素をこのアルバムに詰めこんだよ。だから、このアルバムは俺たちにとって、生きるか死ぬかってくらいの最重要アルバムと言える”とコメントしていましたが、その『This Is War』を経て、今作『Love Lust Faith + Dreams』はバンドにとってどのような意味を持つ作品になりましたか?

アルバムを作ったことは、僕が人生の中でしたことの中で1番良い事だと思う。まさに新しい旅立ちのはじまりだ。

-Jaredは2011年12月から1年かけて今作のために50曲以上も書いたそうですが、いつもこのくらいのペースで曲を書いているのですか?

70曲以上だよ。まぁ結構書く方だよね(笑)。

-今後の予定を教えてください。

めちゃくちゃ忙しくなるよ!世界中を飛び回る予定だよ。ヨーロッパからアメリカ、オーストラリアにも行くし、8月には遂に日本だね!でも、それはただの始まりに過ぎない。短くてもこれから1年半はロードの上だよ。ツアーは好きだよ。美しい場所が多いからね、東京も京都も。まぁ、長くなってくるとたまにしんどい時もあるけど。それじゃね!KONNICHIWA!ありがとう、またね!

Shannon Leto (Dr) インタビュアー:MAY-E

-日本とは、2011年9月に来日して以来ですね。帰国してからこれまでの間、どんなスケジュールを送っていたのでしょうか?

あぁ、もうそんなに経ったんだね。ツアーが終わってから、俺たちはすぐにスタジオに入ったんだ。そこからはもう曲を作ってアレンジして弾いて録音して、写真撮影にPV撮影、メディア・インタビューと、ずっと慌ただしいよ!

-ニュー・アルバム『Love Lust Faith + Dreams』の完成、おめでとうございます。アルバムを通して、ストリングスを用いた壮大なオーケストレーションを聞くことが出来ますね。エレクトリカルな現代的要素とストリングスの古典的な音色が見事に共存していますが、サウンドの面で拘ったポイントや、新たな挑戦があれば教えてください。

今回は様々な機械と楽器をたくさん取り入れたんだ。ストリングもそうだし、日本の太鼓もね!アコギや木琴も使ったよ。そういうオーガニックな楽器に加えて、非常にたくさんのエレクトロを混ぜているんだ。エレクトロが音に幾重にも重なる膨らみを作るんだ。手順としては、最初にベーシックな音の土台を作ったところにどんどん色をのせていくんだよ。エレクトロの多さに関しては今回のアルバムは1stアルバムに似ているのかもしれない。太鼓もすごくいい味を出していると思うんだ。

-今作は4つのチャプターに分かれた、コンセプト・アルバムですね?

新しい挑戦というか、努力かな。一生懸命進んだって感じがするよ。前回のアルバムを作った時、僕たちにはたくさんの障害があった。ストレスに悩まされていたんだ。けれど、今回は僕たちの行く道を塞いで邪魔するものは何1つないんだ。だから、僕たちは僕たちらしく努力してアルバム作りができたと思う。そして“Love=愛”、“Lust=欲”、“faith=信じる心”、“dreams=夢”という4つの言葉について深く考えを巡らせたんだ。どの言葉も誰もが身近に感じることができると同時に、とても深い意味を持っている素晴らしい言葉だと思わないか?

-「Pyres Of Varanasi」は民族的な楽曲に仕上がっていますが、タイトルの通りに、インドのバラナシの火葬についての歌われた曲ですよね?実際に、バラナシに足を運んだのですか?

アルバムの中でも特に好きな曲だよ!

-前作に引き続き、U2やTHE KILLERSを手掛けたSteve Lillywhiteをプロデューサーに迎えていますね。

前作でも一緒だったから、とても居心地がよかった。彼はとても情熱的で、曲を作るときに熱中しすぎるくらいに熱くなるんだ。それはメンバーにもいい影響になるし、そこが彼のいいところだよ。

-アートワークがポップですが、楽曲とどうリンクしているのでしょうか?

Damienのアートは、このアルバムにとても合っていると思うよ。他にもサプライズを企んでいるんだ。まだ秘密だから、それが何かは言えないけどね!

-前作『This Is War』は、アメリカやヨーロッパなど世界12カ国でゴールド、プラチナム、ダブル・プラチナムを獲得しています。それが、今作のプレッシャーになることはありましたか?

ないね。これはまた次のステージだからね。だから僕は前作と比べるようなことはしない。これはこれで全く新しい別物なんだ。時の流れにそって、今起こっていることを今アルバムにするんだから、過去は過去だよ。だからプレッシャーはなかったね。

-『This Is War』制作時は訴訟問題もあり、ストレスもたくさんあったと思います。今作は、前作よりも伸び伸びと制作にうちこめたのではないでしょうか?

ストレスは今回なかったね。でも、もう嫌なヤツらに振り回されることもないんだし、とても自由だったよ。

-リード・トラック「Up In The Air」はNASAとタッグを組んで、スペースシャトルから楽曲を公開しましたね。あなた方らしいスケール感のあるコラボレーションですね。自分たちの楽曲が宇宙から公開されるなんて特別な体験だったと思いますが、いかがでしたか?

この一連の経験はとっても楽しかったよ!何カ月も作戦を練って大事にしてきたプロジェクトだ。感動も一入だったよ。宇宙飛行士と話したりする機会もとても貴重だし、→

NASA(米航空宇宙局)とタッグを組んで新曲「Up In The Air」の音源を宇宙から解禁

するという、前代未聞のニュースで世界を驚かせている30 SECONDS TO MARS。本

国アメリカでのゴールド・ディスクをはじめ、世界12カ国でゴールド/プラチナム/ダブル

プラチナム・ディスクを獲得している前作『This Is War』から約3年振りとなる4thアル

バム『Love Lust Faith + Dreams』が遂に完成した。今作は、タイトルにある<Love

=愛>、<Lust=欲>、<Faith=信念>、<Dreams=夢>の4つのチャプターから成る、

シネマティックなコンセプト・アルバムだ。今作が生まれた背景を、メンバー3人に伺った。