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横浜市        医療技術職員採用案内 YOKOHAMA HEALTHCARE PROFESSIONALS Job Information 横浜市立脳卒中・神経脊椎センター Yokohama Brain and Spine Center 横浜市立市民病院 Yokohama Municipal Citizen’ s Hospital

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横浜市       医療技術職員採用案内

YOKOHA M AH E A L T H C A R EP R O F E S S I O N A L SJob In format ion

横浜市立脳卒中・神経脊椎センターYokohama Brain and Spine Center

横浜市立市民病院Yokohama Municipal Citizen’ s Hospital

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横浜市立病院であなたが抱く「理想の医療技術職員」になる

あなたが抱く「理想の医療技術職員」を実現すべく、横浜市立病院を活躍のステージにしてみませんか。

横浜市立病院は、各病院が目指す医療機能の充実や地域医療への貢献

を推進するため、必要となる能力を身に着けた職員の育成を目指しています。

また、その段階に応じて、「果たすべき役割」、「求められる能力」を明らか

にして、人材育成の到達目標とし、組織全体で共有しています。

このような能力を身に着け、役割を果たすために、各部門が育成の枠

組みや専門能力を習得するための支援体制を構築し、OJT を中心としつつ

効果的な OFF-JT による学習の場も活用できる環境を作っています。

※1 能力開発・伸長期  個々の業務で力を発揮しつつ、能力開発と伸長に努める時期※2 能力活用期     主として培った経験を活かす時期

一般職員職 位

能力開発・伸長期※1 能力活用期※2

職員Ⅰ 職員Ⅱ 職員Ⅲ求められる役割

市職員としての基礎を身につける職員

市職員として必要不可欠な基礎的能力・知識を身につけるとともに、着実に業務を遂行し、新しい視点で職場の活性化に取り組む。

求められる役割

能力の幅を広げ、職場を支える中堅職員

能力の幅を広げ、強みを伸ばし弱みを克服しながら業務遂行において力を発揮するとともに、係長を補佐し、後輩職員の指導・育成に努めるなど主体的に業務に取り組む。

求められる役割

豊富な経験をもとに、職場を支え中核となる職員

高い実務能力と豊富な経験・知識をもとに、職場によい影響力を発揮する。職場の中核として係長の補佐はもちろん、組織目標の達成に向けて職場の運営や後輩職員の指導・育成に携わるなど主体的に業務に取り組む。また、経験を重ねる中で、業務上係長を時に代理し、係全体の総括的・先導的役割を担っていく。

1 Yokohama Healthcare Professionals

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市民病院は、急性期を中心とした総合的な病院であり、がん、救急、周産期、災害医療等、地域から必要とされる政策的医療

及び高度急性期医療に積極的に取り組んでいます。また、県内唯一の第一種感染症指定医療機関として、専門スタッフを配置

しています。

令和2年5月には新病院が開院しました。さらに高度で先進的な医療提供を通じて、地域医療全体の質向上に貢献していき

ます。

脳卒中・神経脊椎センターは、脳血管疾患に加え、中枢神経全般に対応する公立の専門病院として医療機能の充実を図って

います。優れた医療を提供することはもとより、先進的な医療の実践、新たな診断・治療法の研究・開発にも積極的に取り

組んでいます。また、脳卒中の救急医療、地域の保健・医療機関と連携するとともに、市民講演会の開催など、市民の健康

増進にも積極的に取り組んでいます。

横浜市立市民病院

横浜市立脳卒中・神経脊椎センター

●病院概要(令和元年 12 月1日現在)

病 院 長┃石原 淳

許可病床数┃ 650 床(うち感染症病棟 26 床)

診 療 科┃ 34 科

入院患者数┃平均約 552 人 / 月

手 術 件 数┃平均約 485 件 / 月

●病院概要(令和元年 12 月1日現在)

病 院 長┃齋藤 知行

許可病床数┃ 300 床

診 療 科┃ 8 科

入院患者数┃平均約 234 人 / 月

手 術 件 数┃平均約 41 件 / 月

高度急性期を中心とした先進的医療や政策的医療で市民の健康を支える総合病院

脳卒中・神経疾患・脊椎脊髄疾患の急性期医療とリハビリテーションを行う専門病院

Yokohama Brain and Spine Center

Yokohama Municipal Citizenʼs Hospital

2Job Information

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薬剤師J o b

横浜市立市民病院 Yokohama Municipal Citizen’s Hospital

Yokohama Brain and Spine Center横浜市立脳卒中・神経脊椎センター

部門紹介

 脳卒中・神経脊椎センターの薬剤部は、2020 年4月1日現在、常勤薬剤師 18 名で24 時間、365 日、交代で救急外来や入院業務に対応しています。中央業務(内服・注射調剤)は全員で行っています。臨床業務(病棟業務)はチーム体制をとっており、全病棟に薬剤師

を1名配置しています。中央と臨床業務を兼務しているため、業務シフト表を作成して見える化をはかり、業務量の偏りをできるだけ無くすようにしています。薬剤師が参加しているチーム医療は、栄養サポートチーム、感染対策チーム、褥瘡対策チームなどがあり、薬の専門家として多職種と協働してチーム医療の推進に貢献しています。また、適切な薬物治療を提案できるよう、認定・専門薬剤師の資格取得もサポートするなど、人材育成にも力を入れています。薬科大学の長期実務実習生の受け入れ、小・中・高校生の職業体験の受け入れ、近隣薬剤師会との連携なども行っています。横浜市立の病院として、市民の安心・安全な薬物治療と医療安全に貢献しています。

職員からのメッセージ病床数が少ない分、薬剤指導を含め

患者さん一人一人に向き合うことが出来る職場です。また、他職種との距離が近く、医師のカンファレンス等にも参加しているため、最適な治療の選択に薬剤師として関われて

いると感じることの出来る職場です。専門病院ではありますが、様々な背景や既往を持った患者

さんが入院してくるため、幅広い知識が必要だと日々感じています。そのための勉強会や研修会も、業務だけに束縛されずに参加する時間を確保出来る業務体制になっています。また、学会発表や各種認定資格取得に向けても、先輩職員がサポートしてくれる環境です。

職場のサポートもあり、私自身は1年目から毎年学会発表を行うことができ、薬剤師の学会だけではなく多職種が参加する学会での発表に向けて現在取り組んでいます。入職後早期から病棟業務やチーム医療への参加など、様々なことにチャレンジする機会が多いことも魅力的であり、自身のモチベーションに繋がると感じています。

部門紹介

 私達、市民病院の薬剤師が目指すものは医療安全への貢献です。

薬剤部は薬剤師、薬剤補助者、SPD スタッフで運営しています。日直・夜勤業務を行っており、救急外来の調剤・処方薬の交付を365 日 24 時間体制で行っています。

薬剤部では安全で効果的な薬物治療が遂行できるように、患者さん及び医師、看護師等の医療従事者に的確な薬物情報を提供し、すべての入院患者の薬物療法のモニタリングを行っています。また、薬剤師の役割は多くのチーム医療への貢献も求められ、がん診療サポートチーム、緩和ケアチーム、感染対策チーム等の一員として活動しています。

医療へ貢献できる薬剤師は未来永劫、自己研鑽を続け、ジェネラリストとしての幅の広さ、厚みが求められます。そのために、SPD導入・活用、機械化の推進及び人材(薬剤師以外)の活用等を進め、薬剤師業務のタスクシフトを積極的に行い、薬剤師の求められている本来業務に努めています。

職員からのメッセージ「目指す薬剤師像」を応援してくれ

る職場です。当院は多くの診療科を有する総合病院で、様々な治療薬と触れ合う機会があり、特に入職したての頃は刺激的な日々を送っていたのを思い出します。

専門や認定が注目されていますが、入職当初は特定領域ではなく、幅広い分野で医療に携わりたいと考えていました。ある病棟の業務を任されたとき、がん患者さんに関わる機会を契機に

「もっと楽にしてあげたい」と思うようになり、ジェネラリストからエキスパートへの道を目指すきっかけとなりました。

学会や勉強会など積極的に参加出来る雰囲気があり、困難事例の相談や症例の共有など薬剤部内の職員も背中を押してくれます。認定、専門を目指す人はもちろんのこと、男性の育休や産後の職場復帰など、自分らしい働き方をサポートしてくれる職場だと思いますので、一緒に働きながらあなただけの

「目指す薬剤師」を実現しましょう。

3 Yokohama Healthcare Professionals

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横浜市立市民病院 Yokohama Municipal Citizen’s Hospital

Yokohama Brain and Spine Center横浜市立脳卒中・神経脊椎センター

理学療法士J o b

部門紹介

 市民病院の理学療法部門は、2020 年4月1日現在、スタッフ 19 名、平均経験年数11.1 年で 30 歳代が多く、その内、認定または専門理学療法士7名、心臓リハビリテーション指導士2名、3学会合同呼吸療法認定士6名が在籍しています。また、7年連続で新

採用者がいる活気あふれる職場です。2018 年度理学療法士一人あたりの業務量は、一日平均 12.8 件 18.8 単位でした。主な対象は、発病・手術直後の急性期入院患者で、脳卒中、骨関節疾患、呼吸循環器疾患、がんなどです。リハビリテーション科医師からの処方箋に基づき、すべての疾患及び患者様に対応できるように、日々の治療を大切にしています。また、理学療法の質を高めるために、研修や学会発表・参加で自己研鑽に励んでいます。採用1年目から1対1で先輩指導者が付き、カルテ記載方法、評価治療技術、書類作成、人間関係まで細かなアドバイスを受けることができます。2020 年 5 月 の新病院開院に伴い、心臓リハビリテーションの終日開設と休日の全面的な開始を行います。

部門紹介

 脳卒中・神経脊椎センターの理学療法部門は、2020 年 4 月 1 日 現 在、 総 勢 40 名、平均経験年数 18 年という陣容で、経験豊富なベテランとパワーあふれる若手が融合して患者さんの診療に取り組んでいます。対象疾患は、約6割が脳卒中、3割が脊椎脊髄・

整形疾患、1割が神経難病やその他の疾患です。急性期から回復期まで一貫したリハビリテーションを提供することが特徴で、早期からの機能改善と、活動性向上を意識した多彩な理学療法プログラムを実施しています。個別プログラムに加え、開設以来続くグループ練習やリハビリテーションスポーツは、患者さんから大人気の時間です。また、補装具や車椅子をはじめ、歩行用ロボット、三次元動作解析装置、呼吸代謝測定機器、生活活動度計など、様々な機器を診療に活用しており、ここから研究や学会発表等の学術活動にも多くつながっています。患者さんの自立促進を目指した病棟とのプロジェクトや、地域のリハビリテーション専門職との定期的な交流もあり、理学療法部門一丸となって地域貢献に取り組んでいます。

職員からのメッセージ当院では、患者さんの生活を見据

えたリハビリテーションを学ぶことができます。入庁当初の私は、患者さんの身体機能面のみに重きを置いて理学療法を実施していました。あるとき先輩に、「患者さんの生活

をイメージできているか?」と声をかけられ、ハッとしたことがあります。また、担当した患者さんが退院2か月目に外来で理学療法フォローアップに来られた際、退院時よりも活動量が少なくなっていた事にショックを受けました。その時から、患者さんの生活する姿を想定し、退院後を見据えた理学療法を実施するよう心がけています。

当院は経験豊富な先輩が多く、問題を解決するための様々な視点を相談しながら学ぶことができます。看護師とも意見を交換しながら、患者さんの「できる ADL」を「している ADL」に変え、病棟生活での活動につなげる取り組みを実施しています。

より良い理学療法を提供できるよう、日々研鑽を積んでいます。

職員からのメッセージ私の職場は急性期病院のため病状

がまだ安定していない患者様も多く、1 日で状態が変化してしまうことがあるため、リスク管理に気を付けながら日々仕事を行っています。

当院には、様々な診療科があり、リハビリ介入する疾患は脳血管疾患・整形疾患が多くを占め、周術期リハビリテーション、がんリハビリテーションも多く介入します。また、ICU、緩和ケア病棟、心臓リハビリテーションの患者様も担当するため、幅広い知識が必要になるので大変に思うこともありますが、リハビリテーション部内での勉強会や院内研修で知識を得てスキルアップすることができます。

採用されて1年目は分からないことが沢山ありますが、幅広い年齢層のリハビリスタッフが勤務しており、職場は明るいので、疑問に思ったことを気兼ねなく聞ける環境です。

2020 年5月からは新病院が開院します。みなさんもぜひ新しい環境で一緒に働きましょう。

4Job Information

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横浜市立市民病院 Yokohama Municipal Citizen’s Hospital

Yokohama Brain and Spine Center横浜市立脳卒中・神経脊椎センター

作業療法士J o b

部門紹介

 脳卒中・神経脊椎センターの作業療法部門には、2020 年4月1日現在、1年目の若手から 30 年以上の経験豊かな職員まで、総勢34 名の職員が勤務しています。

診療は、主として急性期から回復期の脳血管疾患、脊椎疾患、神経難病疾患に対しマン

ツーマンで行っています。作業療法室は広く、テーブルだけでなく、プラットホームも多数配置しているので、寝返りや坐位などの基本動作練習も十分に行えます。上肢機能練習には、2台の上肢ロボット型運動訓練装置(ReoGo-J)を積極的に使用しています。(2019 年度使用回数全国一位)。また、高次脳機能障害例に対しては、作業活動を通し、能力向上を目指した練習を行います。

生活期における上肢機能集中訓練では、必要に応じて随意運動介助型低周波治療器を使用し、看護部と協力して病棟生活の中で麻痺側を使えるよう支援しています。

毎年組織目標を掲げ、その目標に向かって組織一丸となって取り組んでいる当院で一緒に働きましょう。

職員からのメッセージ脳卒中・神経脊椎センターへ配属

され約1年が経ち、私は当院で様々なことを学びました。

以前、私が初めて担当した患者さんが退院間近となった時、生活に対する作業療法練習が不十分であった

ことに気が付き、日々機能練習のみで、生活を考える視点がなかったことに落ち込んだことがありました。その時、先輩に

「はじめはできなくて当たり前。色んな人から学ぶといいよ。」、「作業療法は生活だから、機能だけではなく『人』としてみると生活もイメージしやすいよ。」と言われ、私の視点は変わりました。当院は経験豊富な頼りになる先輩が多く、先輩から多くの視点を学ぶことができます。また患者さんを「地域で生活していく人」として見ていく視点を習得でき、毎日の作業療法がとても楽しいです。

作業療法士として、人として、大きく成長できる職場だと日々実感しています。皆さんもぜひ当院で共に成長していきましょう。

部門紹介

 急性期病院である市民病院では、疾病の発症直後、手術直後から作業療法士が関わります。対象疾患も、脳血管疾患、整形疾患、神経筋疾患、がんなど多岐に渡り、これら対象者に対し心身の機能回復を促し、ADL・APDL拡大を図ります。がん患者さんは周術期、

化学療法や放射線治療の時期に加え、緩和ケア病棟で終末期の患者さんへも関わります。最近は、心疾患に対して作業療法の依頼が増えつつあります。患者さんの入院期間は短く、転院する方が多い一方、当院から自宅復帰する方も少なくなく、作業療法開始時から患者さんの生活を考え、多職種と協力して退院支援を進めることも頻繁に行われます。

教育体制としては、院外の学会や研修会への派遣に加え、院内の研修会、勉強会も多く、作業療法士間でも定期的に伝達講習など行います。新採用職員は、2年間は先輩職員の指導のもとに診療に当たれるトレーナー制度を活用しています。2020 年5月は新病院に移転し、作業療法室も広くなり、訓練備品も充実しました。

職員からのメッセージ市民病院へ配属され3年目になり

ます。市民病院は急性期の総合病院で、脳血管疾患、神経筋疾患、整形疾患、がんなど、様々な疾患を対象にリハビリテーションを提供しています。最近では、心大血管障害に

対するリハビリテーションに積極的に関わることが多くなっています。

作業療法士の役割として、患者さんの ADL にどのように貢献できるかを学びながら介入をしています。疾患に対する知識やリスク管理について、日々の経験や勉強、院内研修などを通して知識を深めながら臨床に取り組んでいます。担当患者の人数が多い、入院期間が短く入れ替わりが早い、合併症が多く主疾患以外にも留意しながら介入する必要があるなど、急性期病院らしい忙しさはありますが、それらを日々経験することで着実に自分の力になっていると感じます。

困ったことがあれば先輩や他職種に聞きやすい環境です。急性期の作業療法に興味があれば、市民病院でぜひ一緒に働きましょう。

5 Yokohama Healthcare Professionals

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横浜市立市民病院 Yokohama Municipal Citizen’s Hospital

Yokohama Brain and Spine Center横浜市立脳卒中・神経脊椎センター

言語聴覚士J o b

部門紹介

 脳卒中・神経脊椎センターの言語聴覚療法・心理部門は、その名のとおり2職種が所属する部署です。2020 年4月1日現在、言語聴覚士は 11 名が在籍し、経験 20 年以上から数年の職員まで失語症・構音障害・摂食嚥下障害等に対し、評価・訓練を行っています。

言語聴覚療法の対象として全国的には摂食嚥下障害の比率が高まっていますが、当院では特に回復期リハビリテーション病棟で失語症の比率が高くなっています。急性期・一般病棟では構音障害や嚥下障害も多く、セラピストにとってバランスよく各領域の経験を積み重ねられる現場です。可能な限り、急性期から回復期、場合によっては外来まで 1 人のセラピストが 1 人の患者を担当し、障害に対する理解を深めています。高次脳機能障害や認知症等を対象とする心理スタッフとも、日々協力しながら業務を行っています。

職員からのメッセージ私は入職して2年が経ちます。

私が当院を選んだ理由は失語症の患者さんが多く入院され、じっくりと訓練を提供できる場であったからです。今日まで様々な患者さんの訓練を行ってきましたが、中でも

特に印象に残っているエピソードがあります。発症間もなくから介入したその患者さんは、非常に重い失語

症を抱えごく簡単なやりとりも困難でしたが、回復期リハビリテーション病棟に転棟され、リハビリテーションを継続していくうちに徐々にやりとりが成立するようになりました。そしてある日、ご家族の誕生日に「ハッピーバースデー」の歌を歌ったとき、初めてご家族の名前をご自分から言うことができ、お二人とも涙を流して喜んでおられました。失語症は人や社会との関わりを困難にし、孤独にさせてしまうものです。急性期から回復期、外来までの長い期間、患者さんの孤独を解消する支援をした体験はとても印象的なものでした。こんな経験ができる当院で一緒に働きませんか。

部門紹介

 急性期総合病院である市民病院において、言語聴覚士への依頼は脳外科や脳神経内科だけでなく耳鼻咽喉科、呼吸器内科、消化器外科など多岐に渡ります。そのため言語聴覚士が対象とする疾患は脳血管障害、神経筋疾患やがんなど様々で、これらの疾患に伴う嚥下

障害、失語症、運動障害性構音障害などに対する評価・訓練を行っています。また症例数は少ないものの、電気式人口喉頭や機能性構音障害の指導も行っています。嚥下障害については VF や VE による評価に加え、リハビリテーション科医師、摂食嚥下認定看護師や栄養士とともに週1回嚥下回診や嚥下カンファレンスを行いチームで介入しています。教育体制としては学会・研修会への派遣、院内での症例検討会や実技指導(吸引など)があり、新人職員については2年間先輩職員の指導のもと日々の業務を遂行するトレーナー制度を活用しています。2020 年5月には新病院が開院し、新しくなった言語療法室 に は、 評 価・訓練に必要な新機材が導入されました。

職員からのメッセージ私は、市民病院に入職して3年目

となります。当院は急性期病院であり、言語聴覚業務の対象は脳血管疾患、神経筋疾患、がん等と多種多様で、幅広い疾患に対し嚥下障害や言語障害の評価・訓練を行う経験

ができます。入院期間は短いため、限られた時間で必要な評価を行わなければならず戸惑うこともありますが、短期間で患者さんの全体像を捉え、適切な訓練が行えるように日々努力しています。

言語聴覚士が関わる中で、発症直後は重症であった方の状態が安定し初めて経口摂取できた時や、呼吸器から離脱し気管切開後の方が初めて声を出せた時の笑顔に、やりがいを感じています。院外・院内で専門的な研修会・勉強会に参加できる機会も多く、その他に、医療職以外の横浜市職員と一緒に研修を受ける機会もあり、視野を広げることもできます。

2020 年 5 月に新病院が開院し、言語療法室も充実しました。新しくなった市民病院でぜひ一緒に働いてみませんか。

6Job Information

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横浜市立市民病院 Yokohama Municipal Citizen’s Hospital

Yokohama Brain and Spine Center横浜市立脳卒中・神経脊椎センター

管理栄養士J o b

部門紹介

 34 の診療科を有し、地域の中核的な急性期病院として、「がん」「救急」「感染症」を三本柱に、母子医療センターにおける「産科」

「小児科」などの診療機能を強化している市民病院において、栄養は、すべての診療科における治療効果を底上げする重要な役割を

有しています。管理栄養士だけの力ではなく、医師、看護師、薬剤師などたくさんの医療職種と協力しながら、患者さんの生きる力を支えています。

入院患者さんへの食事提供業務は専門業者に委託しています。「安全でおいしい食事」「治療効果があがる食事」「食べる人に楽しみと安らぎを与える食事」を通し、「個々の状態に合わせた栄養管理」ができるよう協働しています。

以前と同じような食事が食べられなくなった患者さんの栄養管理にも、積極的に関わっています。形態を変えたり、栄養補助食品を組み合わせたりして、患者さんがご自宅へ戻られても続けられるよう栄養相談を行い支援していきます。

職員からのメッセージ管理栄養士の仕事は大きく分け

て、栄養相談と入院患者の栄養管理があります。

栄養相談では小児から高齢者まで幅広い年齢層の患者がおり、糖尿病や腎臓病をはじめ、がんや炎症性腸

疾患等の様々な疾患を受け持ちます。患者それぞれの病態や嗜好、家庭環境等が違うので、継続できそうな食事療法を一緒に考えていきます。

入院患者の栄養管理では、多職種でカンファレンスを行ったり、NST や褥瘡、嚥下チーム等の一員として回診に参加して、栄養摂取方法を提案していきます。

入職当初はわからないことばかりでしたが、先輩方のサポートや勉強会での学びのおかげで、現在は内科と小児科病棟を担当しています。今年は大学病院の実地修練に行き、NST 専門療法士を取得する予定です。

毎日が勉強ですが、より良い栄養管理ができ、患者やその家族に喜んでいただけた時、もっと仕事が楽しくなります。新しい病院で共に働くことを楽しみにしています。

部門紹介

 当院の栄養部は、献立作成から、調理、配膳、下膳は給食提供業者に委託されており、職員は給食管理及び、指導業務を行っています。 給食内容の特徴である脳卒中後の嚥下障害に対応する嚥下食は、細やかに調整できるように工夫しています。

栄養管理業務では、入院時のアセスメントによって栄養情報を得て、問題がある場合は医師や看護師とともに食事や栄養内容の相談・調整を行います。食事時の病棟訪問も盛んに行われ、患者さんに対する食事の指導や助言を行うこともしばしばあります。

また NST(栄養サポートチーム)をはじめとしたチーム活動への参加も積極的に行っており、褥瘡チーム、感染対策チームなどの一員としても活動しています。NST では、食事の調整のみならず、栄養剤投与患者のトラブルを多職種でカンファレンスし、ラウンドを行います。

職員からのメッセージ当院は、脳卒中の後遺症による

機能障害や、脊椎疾患の術後の疼痛で食事が摂れない患者さんなど、栄養管理を必要とする患者さんが多数を占めています。

直接献立を立てたり、食材を選んだりすることはありませんが、高血圧や糖尿病、腎臓病をはじめ、嚥下機能障害も多く、献立内容の管理、指導を積極的に行っています。

栄養指導は、脳卒中の再発予防のための、高血圧、糖尿病をはじめ、腎機能低下の患者さんも多くみられるほか、低栄養防止や、嚥下機能障害に対応した食形態の説明など、様々です。機能障害の程度も一様ではなく、高齢者家庭での食生活状況の変化など、患者さんの生活に応じた目標設定の難しさを感じますが、「これなら出来そう、話を聞いて良かった。」そう言ってもらえるような指導を心がけています。

近年、栄養管理は、病院の施設基準に明確に位置づけられ、管理栄養士の業務も今まで以上に責任が重くなっていますが、大きなやりがいを持って業務に取り組んでいます。

7 Yokohama Healthcare Professionals

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横浜市立市民病院 Yokohama Municipal Citizen’s Hospital

Yokohama Brain and Spine Center横浜市立脳卒中・神経脊椎センター

臨床工学技士J o b

部門紹介

 脳卒中・神経脊椎センターは 2020 年4月1日時点で、3名の臨床工学技士が所属しています。臨床工学室は地下 1 階、救急外来に面しているため緊急時には速やかに対応することができます。臨床業務は手術室の自己血回収やナビゲーションなどの機器操作、HCU

や病棟での CPAP・在宅医療を含む人工呼吸療法全般、血液透析、血漿交換などの血液浄化療法、脳深部刺激療法(DBS)や脊髄刺激療法(SCS)等を含む植え込みデバイスの対応、CPAP 外来の補助などをおこないます。医療機器管理業務は原則すべての医療機器について登録管理し、購入から廃棄まで依頼を断ることなく対応していますので、医療機器の専門職として信頼されています。人数が少ないことによる大変さもありますが、経験者が多く、市民病院の臨床工学部と連携するなど他部門との関係も良好な働きやすい職場です。

職員からのメッセージ私は 1997 年に横浜市に入庁し、

横浜市立大学医学部附属浦舟病院、横浜市民病院を経て、2014 年から脳卒中・神経脊椎センターに配属され、臨床工学業務と医療安全管理業務を担当しています。

臨床業務は市民病院などに比べ多くありませんが、医療機器管理業務は院内すべての医療機器を対象とする全国的にも数少ない施設です。医療安全やチーム医療にも積極的に関与していますので、臨床工学技士として幅広いスキルを身につけることができる職場だと思います。

当院の名称にもある脳卒中は、要介護の最大の原因といわれる疾患です。一命を取り留めても寝たきりや麻痺、言語障害などの重い後遺症が残ることが少なくありません。私たちは高度で専門的な治療を提供するため多職種で協力し、救命や後遺症の軽減に努め、患者さんやご家族に「この病院でよかった」と思われるように頑張っています。

部門紹介

 市民病院の臨床工学部は、2020 年4月1日現在、18 名の臨床工学技士が所属しています。市民病院はがん、救急、感染症を3本柱に地域住民の皆様に必要な政策的医療を担っています。臨床工学技士は血液浄化センター、集中治療室、病棟、血管撮影室、手術室、

専門外来等において重症患者等の医療機器使用患者の検査、治療に携わっています。臨床工学技士は患者さんにより近い場所で直接的に医療を提供することを心掛けています。また、夜間、休日における救急対応、一貫した重症患者管理を行うため、二交代制勤務をおこなっています。

さらに、臨床工学部は医療機器安全管理、呼吸療法サポートチームの運用にも主体的に関与しており、市民病院の医療水準の向上に貢献しています。

2020 年 5 月には新病院が開院します。新しい病院になることで、医療機能はさらに向上する一方で、臨床工学部の役割は重要さを増してきます。これらの期待に応え、市民の皆様から応援していただける市民病院、臨床工学部となるべく努力を続けていきます。

職員からのメッセージ私は 1998 年に入庁し横浜市立

脳血管医療センター(現脳卒中・神経脊椎センター)の開設準備室に配属となりました。私の社会人のスタートは新病院の開院準備から始まった訳です。

開院準備では、医療機器の調達や運用計画の策定等を行いつつ、臨床工学部門の立ち上げを行いました。その後、平成18 年に横浜市立市民病院に異動となり、平成 20 年度から臨床工学部の担当係長(部門長)を務めています。そして新市民病院の開院に伴い、2回目の新病院開院準備を行いました。「患者さんへ直接的に貢献できる臨床工学技士像」を目標に

24 時間 365 日体制を構築しつつ、働き方改革にもいち早く取り組み、職員がいきいきと働ける環境づくりを進めてきました。新病院開院に伴う医療機能の拡充を安全性と効率性の面から支えていけるよう、職員一丸となって頑張っていきましょう。

8Job Information

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横浜市立市民病院 Yokohama Municipal Citizen’s Hospital

Yokohama Brain and Spine Center横浜市立脳卒中・神経脊椎センター

診療放射線技師J o b

部門紹介

 脳卒中・神経脊椎センターの画像診断部は、2020 年4月1日現在、職員 17 名で構成されており、一般撮影、骨密度測定、透視撮影、血管撮影、CT、MRI、核医学検査等を行っています。また、低線量かつ立位荷重位で全脊椎、膝関節等の形体や配列の評価ができる

X 線撮影装置「sterEOS イメージングシステム」を県内で唯一導入しています。このシステムにより、立位2方向同時撮影及び3D解析が可能となり、高度な治療計画や診断に用いられています。

また当院は、24 時間 365 日、脳卒中診療が行える体制を整えています。当部門でも昼夜を問わず、MRI検査や脳血管内治療等に対応できる体制を整え、最適な脳血管内治療を迅速に提供できるようにしています。

急速に進歩し続ける医療の中で、専門病院として最適な医療を提供できるよう最先端技術の習得に努めています。一人ひとりのキャリア形成を重視し、個別の教育プログラムを用いて研修を行 う こ と で、 個 々 にあったキャリアアップをサポートしています。

職員からのメッセージ入職時は不安が大きかったもの

の、トレーナーが自分の能力に合わせたプランで研修を進めてくれるので安心できました。また、「これ、聞いても大丈夫かな?」と不安になる些細な事も質問しやすい明るい

職場です。配属6か月後には夜勤業務に従事するため、一般撮影やCT・MRI検査と様々なモダリティに携わり業務習得ができます。そのため自分の興味がある分野や目標を見つけやすく、研修会・セミナー等への参加や発表、各種資格取得に意欲的に取り組むことができます。入職3年目には、通常の撮影業務に加え、装置の管理・機器更新業務のために医療情報技師認定を取得しました。

新しい業務に挑戦し達成することはもちろん、X線写真を綺麗に撮影できたという些細なことや、患者さんの笑顔に接することにやりがいを感じながら日々働いています。

未来の診療放射線技師の皆さんと一緒に働けることを楽しみにしています。

部門紹介

 市民病院の画像診断部は、一般撮影、CT、MRI、透視撮影、血管撮影、RI、放射線治療、救急撮影、検診等、幅広い業務を担っています。2020 年4月1日現在、職員の構成は男性 27 名、女性 17 名と女性も多く、また、半数は 20 代・30 代と若い世代が活躍して

いる活気あふれる元気いっぱいの職場です。職場の特徴の一つとして、業務以外でも学術的な活動を活発に

行っています。部内で勉強会を開催したり、各研究会・学会での発表や認定資格取得など、幅広く職員が活躍できる環境を部門全体でバックアップして、職員のスキルアップを図る教育体制が整っています。

現在では「検診マンモグラフィ撮影認定技師」「医学物理士」「磁気共鳴専門技術者」「X 線 CT 認定技師」などの認定資格を取得した診療放射線技師が多数おり、部内の人材育成や対外的な講師役など、幅広く活躍しています。

2020 年5月の新病院開院とともに、最新の装置を多数導入しました。新しいやりがいのある職場で、私たちと一緒に頑張りましょう!

職員からのメッセージ当院の画像診断部は、入職して最初

の 半 年 間 で 一 般 撮 影、CT、MRI、救急撮影といった夜勤業務に従事するための研修を行います。この研修を進めるにおいて、各モダリティに業務習得目標があり、研修

時期に応じた到達目標が明確化されていて、定期的に教育担当者と振り返りを行い研修を進めて行くので、自分自身の習得進捗状況がわかりやすく、効率よく業務を習得する研修体制が整っています。

また、年に数回のローテーションが行われており、様々なモダリティの業務に携わることができることも魅力の一つだと思います。

この他、院内では救命救急講習などをはじめ、各種勉強会が多数開催されているため、診療放射線技師としてスキルアップできる環境も多くあります。

入職当初は不安がたくさんありましたが、画像診断部全体の明るい雰囲気と、上司や先輩方の丁寧な指導のおかげで、今ではやりがいを感じながら仕事に取り組んでいます。

9 Yokohama Healthcare Professionals

Page 11: YOKOHAMA HEALTHCARE PROFESSIONALS...1Yokohama Healthcare Professionals 市民病院は、急性期を中心とした総合的な病院であり、がん、救急、周産期、災害医療等、地域から必要とされる政策的医療

横浜市立市民病院 Yokohama Municipal Citizen’s Hospital

Yokohama Brain and Spine Center横浜市立脳卒中・神経脊椎センター

臨床検査技師J o b

部門紹介

 脳卒中・神経脊椎センターの検査部は、血液検査、生化学・免疫検査、一般検査、病理検査、細菌検査、輸血検査からなる検体検査部門と、生理機能検査部門で構成されています。検体検査のうち、血液検査、生化学・免疫検査、一般検査は現在ブランチ形式で

運営しており、生理機能検査部門に多くの職員を配置しています。病理検査、生理検査では、一部臨床研究分野の検査も行っています。緊急で搬送される脳卒中患者は、診断や治療に専門的な検査が必要になります。診療時間外でも、迅速に緊急検査や予約外検査に対応し、診療に貢献しています。

公立の特定領域の専門病院検査部として、高い医療レベルに追いつくよう、検査の知識や技術を、常にアップデートするように心がけており、医学の進歩に貢献するため、新しい工夫や検証結果を学会等で発表しています。

職員からのメッセージ生理検査室では一般的な生理検査

の他にも専門的な検査を行っています。具体例として、超音波が通りにくい頭蓋内の血流を超音波にて評価したり、めまいを伴う脳卒中において、より詳細な眼振電図の検査を

します。検査技師の需要が高まっている術中モニタリング検査は、多い年では 160 件ほどの依頼があります。これまでは脊椎外科や脳神経外科の手術だけでしたが、2019 年に新設された血管内治療科の手術も早速対応するようになりました。

臨床と検査部の距離が近いことも特徴で、術中モニタリング検査や医師施行の検査の介助を通して、臨床目線の結果の捉え方を学んでいます。また臨床研究は病院として推進しているため、臨床から厚いバックアップがあります。

当院の患者さんはベッドへの移動や検査の体勢をとることが難しい場合が多くあります。一人では対応が困難でも、先輩後輩関係なく職員同士で協力し合い、患者さんが快適に検査を受けられるよう日々努めています。

部門紹介

 365 日 24 時間体制で患者を受け入れ、また、神奈川県で唯一の第一種感染症指定医療機関でもある市民病院の検査部では、診療科のニーズに応えられるよう日々奮闘しています。検査部は、中央検査(生化学、血液、一般、輸血)、細菌検査、病理検査、

生理機能検査、外来採血室で構成されています。また、院内のチーム医療、がんゲノム医療、ドック事業にも積極的に参加しています。医療の世界は日進月歩であるため、資格取得・学会参加や発表を推進し、将来の臨床検査界を担う人材を育成しています。そして、現在の検査部での最大の取り組みは、ISO15189 の取得です。臨床検査室に特化した国際規格である ISO15189 の認定を受け、より高い技術水準と検査精度を兼ね備えた検査室運営を行うことを目指しています。

職員からのメッセージ私は病理検査室で、患者さんから

手術や内視鏡で採取した検体を検査しています。患者さんに正確かつ迅速に検査結果が届くように、業務を行っています。市民病院の病理検査室では病理医と一緒に切り出し

を行っており、どのような視点で検体を見ているか指導してもらえます。自分の知識が増えていくと同時に、1人では仕事が完結しないことを強く実感しています。

知識や経験に乏しい私ですが、先輩職員が細胞検査士の資格取得を見据えた、実務的な指導をしてくださるので、日々手応えとやりがいを感じながら仕事をしています。

また、業務に直接的な関わりのあることだけでなく、学会発表や県の技師会での活動も行っています。臨床検査技師としての知識や経験を、院内だけでなく、院外や社会にどのように使っていくかを学べるので、一社会人としても多くの経験を積むことができる職場であると感じています。

10Job Information

Page 12: YOKOHAMA HEALTHCARE PROFESSIONALS...1Yokohama Healthcare Professionals 市民病院は、急性期を中心とした総合的な病院であり、がん、救急、周産期、災害医療等、地域から必要とされる政策的医療

滝頭地域ケアプラザ前

横浜市立市民病院

横浜市立脳卒中・神経脊椎センター

JR「横浜駅」西口から市営バス■87系統/34系統「市民病院」下車 (平日の日中)

JR「東神奈川駅」から市営バス

■88系統「市民病院」下車(東神奈川駅西口~東横反町駅前~

       三ツ沢上町駅前~市民病院)

保土ケ谷区内や相鉄線沿線から市営バス■208系統「市民病院」下車(横浜駅西口~和田町~市民病院)

※バス停「三ツ沢総合グランド入口」下車 徒歩1分•横浜駅西口から三ツ沢総合グランド経由のバスに乗車

お車でお越しの方■新横浜通り 三ツ沢公園前交差点そば(第三京浜道路及び首都高速神奈川2号

    三ツ沢線「三ツ沢」出口を下りてすぐ)

JR「根岸駅」から市営バス■135系統 脳卒中・神経脊椎センター経由 根岸駅前行 「脳卒中・神経脊椎センター」下車すぐ■78系統 磯子駅前行「滝頭地域ケアプラザ前」下車 徒歩5分■21系統 市電保存館前行「市電保存館前」下車 徒歩7分

京浜急行「黄金町駅」から市営バス■68系統/102系統 滝頭行「根岸橋」下車 徒歩8分

市営地下鉄「弘明寺駅」から市営バス■9系統 滝頭・磯子駅前行「滝頭地域ケアプラザ前」徒歩5分

市営地下鉄「吉野町駅」から市営バス■113系統 磯子車庫前行/156系統 滝頭行「根岸橋」下車

徒歩8分※113系統と156系統とはバス停が違います。113系統の方がバスの本数が多いです。

京浜急行「南太田駅」、市営地下鉄「吉野町駅」からシャトルバス

■脳卒中・神経脊椎センター行の無料シャトルバス

〒221‐0855 横浜市神奈川区三ツ沢西町1番1号TEL.045‐316‐4580(代) / FAX.045‐316‐6580

https://yokohama-shiminhosp.jp/

〒235‐0012 横浜市磯子区滝頭一丁目2番1号TEL.045‐753‐2500 / FAX.045‐753‐2859

https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/kenko-iryo/byoin/ybsc/

横浜市医療局病院経営本部人事課T E L:045‐671‐4822(平日8:45~17:00)MAIL:[email protected]

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横浜市医療技術職員 採用

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