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様式5 令和 元年10月21日 茨木市葦原多世代交流センター 管理運営事業計画書 〇事業計画書の枠、文字サイズ、行間は必要に応じて、変更しても構いませんが、1設問に対して1ページ以内に収めてください。 〇写真等、補足事項については、別紙参照とし、こちらの事業計画書には要点を絞り、記載してください。 〇当事業計画書に記載された内容は、原則として仕様書に規定されたものとみなします。 (指定後に、市との協議により実施を取りやめることになる場合は、その限りではありません。) .管理運営の基本方針と意欲 【1-1】管理運営の基本方針 施設の性格、設置目的、業務内容、市の施策を踏まえ、管理運営業務を行っていく総合的な方針について記載してください。 *多世代交流センターの業務仕様を忠実に実施し、以下の基本方針に沿って運営を実施いたします。 施設の設置目的としては、高齢者および子ども世代の活動を支援するとともに、高齢者の活動拠点や子育て支援の場を整備する ことにより、市民福祉の向上を図ることとします。 施設の管理運営は、季節等により利用者が変動するなどの管理業務量を考慮し、より効率的な組織・体制での運営を心がけると 共に、施設の実情や費用対効果などを踏まえながら運営コストを常に意識して経費の縮減に努めます。また、利用者の安全性と 利便性確保のために必要な人員数を配置し、専門的な知識・経験を要する所には必要な人員を配置します。 施設の維持管理には、施設の機能を十分に発揮し、利用者が安全かつ快適に利用できるよう適切に管理すると共に、施設の機能 を維持して経済的損失を最小限にとどめるよう点検・修繕および清掃などを適切に行います。また、衛生管理に努めると共に各種 法令等を遵守し、適正な管理を心がけます。 地域住民や利用者等の要望・苦情への対応には、迅速かつ適切に処理すると共に管理運営に反映させて改善します。また、その 内容および対応については、速やかに茨木市に報告します。 施設の利用に関しては、正当な理由がない限り市民の施設利用を拒まず、また、利用にあたって不当な差別扱いをせずに平等な 利用を促進します。 情報公開においては、施設の管理運営を行うにあたって作成し、取得した文書等については個人情報等あらかじめ非開示情報と して定めているもの以外は、開示を求める者に対して開示します。 モニタリングは、業務の改善を目的として施設の管理運営に対する自己モニタリングを行うと共に、市が実施するモニタリング およびモニタリング計画の作成に協力します。 市民サービスの向上には、利用者のニーズを的確に把握し、サービス向上に努めると共に、PDCAサイクルの手法を用いて より一層の創意工夫に取り組み、利用者の満足度を高めていきます。 利用促進として、魅力的なイベントの企画や講座の開催等、施設の利用促進につながるような活動を継続して行います。また、 広報活動を通して利用者への情報提供に努め、利用者のニーズに応じた効果的なサービス提供を行います。 地域との連携には、多世代交流センターの役割として地域コミュニティの相互関係の構築や発展の一助となるよう、地域住民は もとより関係施設との連携を図りながら施設の円滑な管理運営に努めます。 これらの基本方針を踏まえ、センターが行う介護予防センター事業は、運動機能の維持を目的に楽しみながら継続していくため の工夫をします。シニア交流センター事業では、生きがい作りの支援や自主的な活動の促進となるような支援を行い、こども交流・ 支援センター事業では、子どもが安全に過ごせる居場所を整備し、多世代間の交流を通じて子どもの自主性を育み学び成長できる 支援を心がけます。中高生には自習学習の場を提供して学習の支援を行い、子育て世代にはイベントを通して乳幼児も楽しめる プログラムを企画します。また、この他の管理業務として、センター利用の認可に関する業務やセンターの管理に関する業務全般 を円滑に安定的に継続して実施していくために法令を遵守し、行政との連携協働を図り、地域住民や関係機関との相互信頼により 法人組織が一体となって事業運営に貢献していきます。

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様式5

令和 元年10月21日

茨木市葦原多世代交流センター 管理運営事業計画書

〇事業計画書の枠、文字サイズ、行間は必要に応じて、変更しても構いませんが、1設問に対して1ページ以内に収めてください。

〇写真等、補足事項については、別紙参照とし、こちらの事業計画書には要点を絞り、記載してください。

〇当事業計画書に記載された内容は、原則として仕様書に規定されたものとみなします。

(指定後に、市との協議により実施を取りやめることになる場合は、その限りではありません。)

1.管理運営の基本方針と意欲

【1-1】管理運営の基本方針

施設の性格、設置目的、業務内容、市の施策を踏まえ、管理運営業務を行っていく総合的な方針について記載してください。

*多世代交流センターの業務仕様を忠実に実施し、以下の基本方針に沿って運営を実施いたします。

施設の設置目的としては、高齢者および子ども世代の活動を支援するとともに、高齢者の活動拠点や子育て支援の場を整備する

ことにより、市民福祉の向上を図ることとします。

施設の管理運営は、季節等により利用者が変動するなどの管理業務量を考慮し、より効率的な組織・体制での運営を心がけると

共に、施設の実情や費用対効果などを踏まえながら運営コストを常に意識して経費の縮減に努めます。また、利用者の安全性と

利便性確保のために必要な人員数を配置し、専門的な知識・経験を要する所には必要な人員を配置します。

施設の維持管理には、施設の機能を十分に発揮し、利用者が安全かつ快適に利用できるよう適切に管理すると共に、施設の機能

を維持して経済的損失を最小限にとどめるよう点検・修繕および清掃などを適切に行います。また、衛生管理に努めると共に各種

法令等を遵守し、適正な管理を心がけます。

地域住民や利用者等の要望・苦情への対応には、迅速かつ適切に処理すると共に管理運営に反映させて改善します。また、その

内容および対応については、速やかに茨木市に報告します。

施設の利用に関しては、正当な理由がない限り市民の施設利用を拒まず、また、利用にあたって不当な差別扱いをせずに平等な

利用を促進します。

情報公開においては、施設の管理運営を行うにあたって作成し、取得した文書等については個人情報等あらかじめ非開示情報と

して定めているもの以外は、開示を求める者に対して開示します。

モニタリングは、業務の改善を目的として施設の管理運営に対する自己モニタリングを行うと共に、市が実施するモニタリング

およびモニタリング計画の作成に協力します。

市民サービスの向上には、利用者のニーズを的確に把握し、サービス向上に努めると共に、PDCAサイクルの手法を用いて

より一層の創意工夫に取り組み、利用者の満足度を高めていきます。

利用促進として、魅力的なイベントの企画や講座の開催等、施設の利用促進につながるような活動を継続して行います。また、

広報活動を通して利用者への情報提供に努め、利用者のニーズに応じた効果的なサービス提供を行います。

地域との連携には、多世代交流センターの役割として地域コミュニティの相互関係の構築や発展の一助となるよう、地域住民は

もとより関係施設との連携を図りながら施設の円滑な管理運営に努めます。

これらの基本方針を踏まえ、センターが行う介護予防センター事業は、運動機能の維持を目的に楽しみながら継続していくため

の工夫をします。シニア交流センター事業では、生きがい作りの支援や自主的な活動の促進となるような支援を行い、こども交流・

支援センター事業では、子どもが安全に過ごせる居場所を整備し、多世代間の交流を通じて子どもの自主性を育み学び成長できる

支援を心がけます。中高生には自習学習の場を提供して学習の支援を行い、子育て世代にはイベントを通して乳幼児も楽しめる

プログラムを企画します。また、この他の管理業務として、センター利用の認可に関する業務やセンターの管理に関する業務全般

を円滑に安定的に継続して実施していくために法令を遵守し、行政との連携協働を図り、地域住民や関係機関との相互信頼により

法人組織が一体となって事業運営に貢献していきます。

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【1-2】管理運営を行う意欲

指定管理者に応募する動機、施設の効用を最大限に発揮させる意欲について記載してください。

平成6年より多世代交流センターに併設される茨木市立葦原老人デイサービスセンターの事業を受託し、葦原ヘルパーステー

ション、続いて葦原居宅介護支援センターの開設、茨木市地域包括支援センター葦原を受託し、平成25年には茨木市老人福祉

センター葦原荘を受託した後、平成27年より茨木市葦原多世代交流センターの指定管理を受託し現在に至っております。

当法人はこの『葦原』において長年地域に根差し、地域福祉サービスを確立し市民福祉の向上を果たしてきました。葦原多世代

交流センターには、茨木市立葦原老人デイサービスセンター、茨木市葦原コミュニティセンターを併設し、茨木市地区保健福祉

センターも開設を予定されていることから、地域に開かれた福祉の総合的な拠点となっています。

これまでも公民館やコミュニティセンターが主催する行事への協力を行い、夏祭りや文化展などの地域行事には積極的に参加し、

地域住民との交流も盛んに行なってきており、地域住民との関係性も良好です。

当法人としては、これまでの多種多様な事業展開の実績において、総合的に地域福祉への取り組みを行うことができ、今後も

更なるサービスの向上を目指し、これまで培ってきた地域との信頼関係を軸に地域の発展に協力し貢献したい所存です。

現在、多世代交流センターでは、高齢者の介護予防としての体操教室、子育て世代にはヨガ教室、また、映画観賞会やカラオケ

教室など人気のある教室や小規模なイベントを多数開催し、小学生には長い休みの時はスポーツ大会やバンパー大会を開催する

など楽しい企画も行なっています。時には大規模なイベントとして、閉館日である日曜日に小さい子どものいる家族も楽しめる

室内縁日を開催し、高齢者や若い子育て世代の交流にも貢献してきました。高齢者の生きがい作りでは、囲碁・将棋やカラオケ

などの同好会活動を支援し、活動の成果を発表できる場所を提供しています。子どもの居場所作りでは、放課後の時間を使って

子どもたちが自由に余暇時間を過ごし、他者との交流を図りながら自主性を育み、中高生には自主学習の場を提供し、学習の意欲

を高めるような環境を整備しています。

その他には、介護予防事業として法人が有する専門性の高い職員の協力体制のもと、地域包括支援センターによる健康教室や、

管理栄養士による長寿のための食事などのミニ講座も企画しています。

多世代交流センターの役割として、利用者だけでなく地域住民の要望や意見を積極的に取り入れ、事業活動に反映して行き、

今後もこの『葦原』を拠点とした地域活動に法人が一体となって取り組み、更なる地域福祉の発展に貢献していきたいと考えて

います。

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2.管理運営を行う能力

【2-1】経営状況、財務規模

募集要項に記載の、貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書により、財務分析を行うため、記載は不要です。

【2-2】類似施設・事業の管理運営・実施実績

類似施設または事業名 事 業 内 容 実施場所(住所) 実績年数

茨木市葦原多世代交流

センター

介護予防センター事業、シニア交流センター事業、

子ども交流・支援センター事業、センターの管理運営など。

茨 木 市 新 和 町

21番27号

4年

6ヶ月

老人福祉センター

葦原荘

高齢者に対する生活、健康、身上等に関する相談、健康増進、教養の向上

ならびにレクリエーションのための事業など。

茨 木 市 新 和 町

21番27号 2年

※類似施設、事業に該当するのは、老人福祉センター、高齢者活動支援センター、多世代交流センターまたは、それに類する高齢者向け

事業、子ども向け事業です。

※実績年数が長い順に上から記載してください。

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3.施設管理運営の考え方と方策

【3-1】従事者の雇用及び労働者福祉の考え方 どちらかに〇をつけてください

(1) 現行職員のうち、意欲がある者については、継続雇用をする考えはありますか。 はい ○ いいえ

(2) 就職困難者(障害者、一人親家庭の父母、障害者、高齢者、失業者等)の雇用について以下のとおり回答してください。

① 【障害者の雇用について】 どちらかに〇をつけてください

ア 障害者雇用促進法が定める、障害者の法定雇用率について、対象事業主ですか。 はい ○ いいえ

イ-1 【障害者の雇用義務がある事業者】

障害者雇用率について、法定雇用率は達成していますか。

※ハローワークへの報告書の控えを提出してください。 はい ○ いいえ

イ-2 【障害者の雇用義務がない事業者】

障害者を雇用していますか。(パートタイム等の短時間労働も可とする)

② 「市内在住者の雇用」及び「障害者を除く就職困難者(一人親家庭の父母、高齢者、失業者等)の雇用」に対する具体的な考え

方や提案を記載してください。

障害者雇用促進法により、法人には障害者の法定雇用率を達成することが義務付けられているので、障害者を雇用するこ

とは当然です。しかし、障害者以外にも就職困難と呼ばれる人たちがいます。例えば一人親家庭の父母、高齢者等が該当し

ますが、法人として、それらの方々の雇用率も高めていくことに努めるべきだと考えています。

高齢者の雇用については、採用時も更新時も年齢だけで判断していません。そのため、採用時に 60 歳以上の者も多数存

在します。また、雇用契約を更新し 70 歳超になった職員も多数存在します。当法人で統計をとったところ、高齢者は長く

仕事を続ける傾向がはっきり表れていました。雇用する側としても長く働いてもらえるのはメリットであります。引き続き

高齢者の雇用を積極的に行います。

一人親家庭の父母の雇用についても、一人親であるかどうかを採用・更新の判断材料としていません。むしろそういう方

が働きやすいような取り組みをしています。例えば介護職ですが、未経験でも正職員として採用されやすいとのことから、

一人親家庭の父母が介護職として働こうとするケースはとても多いです。しかし、正職員の条件として、夜勤を必須として

いる所はとても多いです。そこで、当法人では正職員としての雇用条件を見直し、日勤のみの採用も行ったところ、一人親

家庭の父母からの応募が増え、複数名採用することができました。このような取り組みの結果、当法人には一人親家庭の父

母が多く在籍しています。今後も一人親家庭の父母の雇用を積極的に推進します。

なお、1週の労働時間が 20時間未満の障害者は、障害者雇用促進法では法定雇用率にカウントできる障害者に該当しない

ので、雇用に前向きでない法人が多いと聞きます。例えカウントできなくても当法人では区別なく、これからも雇用してい

こうと思います。

高齢者は体力的な理由等により、一人親家庭の父母は子供の送り迎え等を理由として、近場で仕事を探さざるを得ません。

それも就職を困難としている原因であると考えます。当法人で働く職員の茨木市内在住率は70%超、葦原多世代交流セン

ターにいたっては100%ととても高く、その理由の1つとして上記の通り高齢者や一人親家庭の父母が多数働いているこ

とが挙げられます。

実績がある場合は、この1年間の雇用人数や雇用職種等の実績を、下記に記載してください。

雇用人数 1人 主な

雇用職種 介護職

主な

就職困難事由 一人親家庭の父母

(3) 労働者福祉の考え方

別添「労働者福祉の考え方チェックシート」参照。

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【3-2】人員配置

(1) 配置する予定の人員の数、勤務体制、保有資格者等について、記載してください。(必要に応じて、図や表を挿入すること。)

職種 氏名 勤務日 勤務時間 保有資格 勤務年数 その他

管理職 永易 裕邦 週 5日 10:00 ~ 18:00 2年 1ヶ月

受付・事務 大倉 美樹 週 5日 8:50 ~ 17:00 ホームヘルパー2級 6年 8か月

受付・事務 大森 あゆみ 週 5日 8:50 ~ 17:00 5年 1ヶ月

受付・事務 永井 喜美代 週 3日 8:50 ~ 17:00 介護福祉士、ケアマネ 15年 0ヶ月

清掃 下田 大樹 週 3日 9:00 ~ 12:00 0年 8ヶ月 かしの木園から紹介

(2) 人員を安定的に配置するための、募集や採用方法について記載してください。

ハローワークに求人申込書を提出し、ハローワークに登録している求職者に対して、印刷物及びインターネットにより求人情

報が届くようにします。

もっとも、近年は人手不足であることから、ハローワークに求人申込書を提出するだけでは応募が少なくなってきています。

その対応として、昨年度からはウェブサイトやブログにて求人情報を発信することも既に始めています。最近ではブログを見て

来られる応募者もいて、採用につながりました。引き続きそれらによる情報発信をしていきます。次年度には SNSによる情報発

信もしていく予定です。

また、応募を待つだけでなく、茨木市等が主催している合同就職面接会等に積極的に出て行くことで情報を発信し、人員を採

用していきます。応募者にとって、事業所まで足を運ぶのは敷居が高い一方で、公共の建物内にブースを構えたところには足を

運びやすいようです。今年度 7 月 12 日の合同就職面接会には「話だけを聞きに来ました」という方が数名来られましたが、そ

のうち 1名が後々応募の意思を示し、今秋採用につながりました。

情報発信の際に、魅力ある情報が伝わるような努力もしていきます。当法人の労働環境として、例えば有給休暇の取得率は約

80%と一般平均よりも高く、また教育訓練休暇制度があるので法定以上の有給休暇の取得が可能ですが、そういう情報を発信し

ても、信用してもらえなければただ一方的な情報発信になってしまい、効果は低いです。信用してもらうためには公の認定を得

ることが最も効果が高いと考え、昨年度に「茨木市の働きやすい職場づくり推進事業所」の認定を得ました。その結果、法人の

イメージアップにつながり、応募者から良い評価を頂けるようになりました。

働きやすい職場をつくることは、応募者へのアピールに有効なだけでなく、当然今現在働いている職員の満足度も高まります。

募集をかけたところ、職員から紹介してもらえるケースが最近増えてきました。特に葦原多世代交流センターでは職員からの紹

介率が高いです。引き続き紹介してもらえるように、働きやすい職場づくりを心がけます。

応募・紹介があれば随時面接を実施します。公正な採用選考を行うことを基本とし、出来る限り本人の積極的な姿勢と、有す

る能力に基づいて採用の可否を判断します。

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【3-3】人材育成の考え方

指定後の研修実施予定について、研修名、研修内容、対象者等を、具体的に記載してください。

※自社主催の社内研修以外の、外部での研修への参加も評価対象としますので、必ず記入してください。

多世代交流センターの利用を促進するために、ご利用者に気持ちよくセンターを利用して頂くことがまず基本であると考えま

す。適切なマナーや接遇を身につけるため、全ての職員に研修を実施します。

ご利用者と接することがない場所においても、適切な行動をすることが大切です。ここ数年、SNSによるコンプライアンス違反

の事例が後を絶ちません。全職員にコンプライアンス研修を実施することで、利用中も利用後も不快感を与えないようにします。

センターを運営するにあたってご利用者の個人情報を扱うことがあります。もし、それが漏洩したときには多大なるご迷惑をか

ける上に、センターの社会的信用も失墜してしまいます。個人情報保護の基本ルール等を学んでもらうため、全ての職員に研修を

実施します。

センターのご利用者は健常者だけとは限りません。障害のある方も利用になることがあります。障害がある方もセンターが利用

できるよう、平成 28年 4月に施行された障害者差別解消法を理解し、合理的な配慮方法を全職員に学んでもらいます。大阪府で

は、障がい理解の推進に向けた企業等の自主的な取組みを促進するため、研修用の DVDとテキストを作成しています。それらを用

いてすべての職員に研修を実施します。

また、障害の有無に限らず部落差別等あらゆる人権侵害は決してあってはなりません。当法人は、茨木地区人権推進企業連絡会

の会員事業所です。当該連絡会の実施する人権研修を全職員が受講し、差別や偏見によりご利用者を傷つけることがないようにし

ます。

幅広い世代の方がセンターの利用をするので、管理者には多様な人々の交流を活発にするためのコミュニケーション能力が必要

であると考えます。様々な関係性の中で相手を否定せず、自分の意見をしっかり伝えることで、円滑な運営ができ信頼される管理

者になってもらうよう、管理者にはアサーティブ研修を受講させます。

ご利用者にとって良いセンターであるのと同時に、中で働く職員にとっても良い職場であることが、最近の傾向として求められ

ています。労務的なトラブルで訴訟沙汰になれば、センターのイメージが悪くなってしまいます。管理者は労務的なトラブルが起

こらないようにも努める必要があります。厚生労働省の統計(平成 30年度個別労働紛争解決制度の施行状況)によると、最も多

いトラブルはハラスメントでした。社会保険労務士によるハラスメント研修を実施し、職場内でハラスメントが起こらないように

します。その他の労務管理研修も随時行い、働きやすい職場を保つことでトラブルを防ぎます。

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【3-4】設備の維持管理及び清掃・衛生管理の考え方

(1) 「施設設備の維持管理」及び「清掃や衛生管理」について具体的な取組内容について記載してください。

※業務仕様書で定める取組に加えて、別の取組を実施する場合は、両者の違いが明確となるように記載してください。

*施設の維持管理

施設の維持管理には、施設の機能を十分に発揮でき、利用者が安全かつ快適に利用できるよう適切に管理すると共に、施設の

機能を維持して経済的損失を最小限にとどめるよう点検・修繕および清掃などを適切に行います。なお、営繕等に困難な場合

は、茨木市と協議の上、迅速に対応します。また、利用者の要望にも前向きに捉え、必要と思われる設備・備品等の購入も

茨木市と協議して対応します。

衛生管理に努めると共に各種法令等を遵守し、適正な管理を心がけます。

*施設設備の維持管理に関する主な業務

施設設備の維持管理業務は、下記の業務を行うことを基本とし、具体的な業務内容は[茨木市葦原多世代交流センター業務

特記仕様書]に従います。

ア.施設の保守管理業務

適切な運営のために、日常的な点検に加えて法定点検を実施し、市の指定様式にて報告します。また、安全かつ安心して

利用できるよう施設の保全に努め、建築物などの不具合には適切に対応します。

イ.施設および敷地内清掃

施設の衛生環境の維持に心がけ、施設として快適な空間を保つために必要な清掃を行います。なお、作業時は利用者や

通行者には十分注意します。

ウ.設備等の保守点検

附属設備などの安全確保および適切な管理運営のために、保守点検等の必要な処置を専門業者に依頼します。

(ア)付属設備の法定点検および性能・機能保全のため、機器の機能点検・動作確認・整備作業などを行います。

(イ)故障などの発生や短期間のうちに故障が生じると見込まれる場合は、速やかに改善が図れるよう適切に対応します。

エ.駐車場管理

敷地内にある駐車場の車両の監視を行うと共に、必要に応じて車両誘導員を配置・誘導するなどにして事故が発生しない

ように安全を確保し、適切に対応します。

オ.警備業務

施設の防犯、防火および防災に万全を期し、安全で安心して利用できる環境を確保した警備業務を行うと共に、防火管理

者を設置します。

*清掃や衛生管理

施設の衛生環境の維持に心がけ、施設として快適な空間を保つために必要な清掃を行います。清掃は頻度を明確にし、清掃の

手順を具体的に記載して担当者によって清掃効果にバラつきが出ないようにします。

なお、下記の具体的な清掃業務内容においては[茨木市葦原多世代交流センター業務特記仕様書]に従います。

①受水槽および高架水槽清掃

②カーペットクリーニング

③カーテンクリーニング

④清掃業務(標準ならびに特記)

⑤木剪定ならびに植木病害虫駆除 ※多世代単独

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(2) 第三者への委託内容及び、業者の選考方法について記載してください。(第三者への委託を実施しない場合は、直営での運営が

可能な理由を記載してください。)

※業務仕様書に記載のとおり、個々の業務は、市の承認を得ることで、委託が可能です。

施設間に関する第三者への業務委託については、清掃、施設設備の維持管理に関する業務について市の承認を得るものとし

て、以下の限定した業務について行うものとします。ただし、管理に係る業務を一括した第三者へ委託はしないものとします。

また、委託業者選定については、別紙「茨木市葦原多世代交流センター業務特記仕様書」を基にして業務内容を明示し、当

法人の経理規程に従って複数業者から見積もりを徴して比較するなど適正な価格を客観的に判断した上で業者選定をいたし

ます。

さらに、第三者に委託した業務については、常に実施状況を把握するとともに、必要に応じて指導するなど、責任を持って

管理致します。

※第三者への委託予定の業務は、以下のとおりです。

1。受水槽高架水槽清掃業務

2.消防用設備点検

3.簡易専用水道法定点検業務

4.カーペットクリーニング

5.特定防火対象物定期点検業務

6.建築物、及び建築設備等点検業務

7.カーテン等クリーニング業務

8.自家用電気工作物保安業務

9.清掃標準業務

10.清掃業務特記業務

11.冷暖房設備保守点検業務

12.エレベーター保守点検業務

13.植木選定業務

14.植木病害虫駆除業務

15.自動ドア保守点検業務

なお、上記の 9.清掃標準業務及び 10.清掃特記業務については、定期清掃を除くと日常清掃業務及び日常巡回清掃業務は特記

仕様書に沿って、直営にて実施を行う予定としています。

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【3-5】緊急時対策、安全管理

緊急時の対応マニュアルが整備状況や、災害等緊急時の訓練、連絡網の整備、職員への意識の徹底などについて、記載してください。

※整備している場合、該当マニュアルや連絡網を提出してください。

当法人の事業所である特別養護老人ホーム聖和荘と小規模多機能ホーム水尾の家は、茨木市と茨木市高齢者サービス事業所連

絡会との間に締結された「大規模災害に伴う避難施設の設置運営に関する協定」に基づく福祉避難施設に登録しています。大規

模な災害発生等緊急時には障害者や高齢者等の要援護者のために協力します。茨木市葦原多世代交流センターは指定避難所や福

祉避難施設に位置付けられた施設ではありませんが、緊急時には指定管理者としてご利用者の安全を確保し、市に連絡を行い、

その指示に従い協力します。

市への連絡時には人的・物的被害の状況、断水・停電の有無等、連絡すべき事項を的確に伝えられるようにします。

職員へはあらかじめ整備しておいた緊急連絡網を活用することで早急に情報を伝達します。非常招集を行い人員の確保に努め

ます。緊急連絡網は常に最新の内容にしておきます。

市からの指示に適切な対応ができるよう、またその待機中にもご利用者と自らの安全を確保する行動ができるよう、職員に座

学の勉強会を実施します。当法人作成の緊急時対応マニュアルや茨木市避難所運営マニュアル、要配慮者避難施設設置運営マニ

ュアル等を十分に理解してもらいます。また、理解するだけでなく、定期的な訓練を行うことで緊急時に適切な行動ができるよ

うにします。市の行う防災訓練、自治会等の自主防災組織の活動にも積極的に参加します。

緊急時に市と協力するのは勿論のこと、同じ館内のデイサービスセンターやコミュニティセンター、将来的に開設される地区

保健福祉センター等とも連携、協力体制を築きます。また、館内に留まらず地域の関係各所とも、いざというときに助け合える

よう関係を築きます。

昨年は 6月と 9月に茨木市を地震、台風が襲いました。葦原多世代交流センターは、茨木市洪水・内水ハザードマップによる

と、標高が低く大雨時に被災する可能性が高い場所に立地しています。常日頃から防災意識を持ち、懐中電灯、ラジオ、ヘルメ

ットや備蓄食等、災害時に必要な物が揃っているか、避難経路に物が置かれていて避難の妨げにならないか、緊急時はどのよう

に行動するか等、確認を怠りません。

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【3-6】環境への配慮に関する考え方

茨木市グリーン調達方針で定める環境物品の調達や、環境啓発の実施など、環境への配慮について、記載してください。

茨本市環境基本条例では

茨木は水と緑に恵まれた地であり、良好な「環境」は市民全体の共有の財産である。自然から多くの恵みを受けているという

ことを改めて自覚し、環境と密接にかかわる私たちの生活の在り方を見直すべきであるという課題に直面している。

「安全かつ健康で文化的な生活を営むことができる良好な環境」を享受することはすべての市民が共有する権利で地球環境を

保全し将来の世代に引き継いでいくことはすべての市民の責務である。

このような認識に立って事業活動を見直し、市、市民と互いに連携し協働することにより人と自然が共生し、環境への負荷の

少ない持続的な発展が可能な社会へ貢献していくことが我々の使命であると考えます。

事業者として基本理念にのっとり、事業活動を行うに当たっては、自らの責任において、公害を防止し、自然環境を適正に保

全するために必要な措置を講じ、その活動に係る、製品、物品等が使用され、又は廃棄されることによる環境への負荷の低減に

資するように努めるとともに、再資源その他の環境への負荷の低減に資する原材料を利用するようにも努める必要があると心得

ます。

環境への負荷の低減、その他の環境の保全及び創造に関する施策に積極的に協力して参ります。

具体的にはまず、市の事業の管理・運営を行う観点から、茨木市環境計画に基づいて行動して参ります。

「心がけから行動へ みんなで創る環境にやさしいまち」へ事業者として積極的に取り組みます。

センターの環境整備では、センター内外の清掃活動、また、地域の清掃活動にはできる限り協力し、地域の方々と共により良

い環境つくりを目指します。

また、管理地の生態系の保全では、木々の剪定、害虫駆除の委託業務はもとより、管理を適切に行い、地域の生態系を脅かす

ことなく守ることも求められていると思います。

環境に配慮し、スタッフはもとより利用者にも公共交通機関や自転車の利用を推進していきます。

省エネにも最大限注力して参ります。

照明の適切な消灯や冷暖房の適正な温度管理を行い、使用していない部屋があれば細目にその都度消す。水道は出しっぱなし

にならないよう、一定で止まる自動水栓を導入したり、出しっぱなし注意ポスターなどを掲示し啓発を行うなどの運営が必要と

思われます。

事務所内ではパソコンは使用しない時間は電源を切るか省エネモードにするなどの対応。また、コピー機に関する消耗品、特

に用紙については個人情報が入っていない紙や公文書以外の社内資料などは両面印刷や裏紙使用で節約を徹底します。必要に応

じては印刷せずに電子化できる機器も活用して参ります。

ごみの減量・分別についてはリデュース・リユース・リサイクルの考えに基づき実行していきます。

まずは事業者自らが積極的に「マイ○○」のように、マイバック、マイ水筒などを持つことでゴミの排出を減らします。

ゴミの減量化に配慮した商品をあらかじめ購入したり、不要な袋をもらわない、過剰包装の商品の購入を抑えるなどが大切で

す。

また、事務用品の廃棄は細かく分類してリサイクルヘ出します。

設備や備品については、壊れたら捨てるのではなく、点検や修理でより長く使用します。

我々は事業者として物を大切にする心を常に意識していく必要があると感じています。

ゴミの分別や減量についてはセンターを利用される子供たちに啓発ポスターを作成するようなイベントを開催し、ポスターを

センター内に掲示することで市民も事業者も気づくことによって意識が変わると思います。

物品の購入には「グリーン調達方針」に基づきその基本方針を満たすエコマーク・グリーンマーク・パックマーク・アールマ

ークなどの「環境ラベル」を参考にして環境に対する負荷を十分に考慮して、できる限り調達目標に達するよう、調達の推進に

努めます。

年度ごとにチェックリストや目標を掲げ、その環境活動がどれくらいの成果がでたか検証する PDCA サイクルを活用して実施

状況や改善を図って参ります。

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【3-7】個人情報の保護及び情報公開

自団体や運営する類似施設において、個人情報取扱、情報公開に関するマニュアル等の整備状況や、個人情報の管理方法(個人情報

書類の保管場所や、データ管理のセキュリティ対策等)について、記載してください。

※整備している場合、該当マニュアルを提出してください。

1.個人情報保護に対する基本方針

当会は、当会が業務上取り扱うご利用者等の個人情報の重要性を認識し、その適正な保護のために、個人情報管理規程を作

成して必要な措置を講じております。また、個人情報保護に関する法令その他の関係法令及び厚生労働省のガイドラインを

遵守し、ご利用者等の個人情報保護を図ることとしています。

2.個人情報の適切な収集、利用、提供の実施

(1) 個人情報の取得に際して、利用目的を特定して通知または公表し、利用目的に従って適切に個人情報の収集、利用、提

供を行っております。

(2) 個人情報の収集、利用、提供にあたっては、サービス利用前にご本人等の同意を得ることとしております。

(3) 個人情報の紛失、漏えい、改ざん及び不正なアクセス等のリスクに対して、必要な安全対策、予防措置等を講じて適切

な管理を行っております。

3.個人情報の安全性確保について

(1) 当会は、個人情報保護の取組みを全役職員等に周知徹底させるために、個人情報に関する規程類を明確にし、必要な教

育を行なっております。

(2) 個人情報保護の取組みが適切に実施されるよう必要に応じ評価・見直しを行ない継続的に改善に 努めております。

4.個人情報保護に関する対応

(1) 当法人が保有する個人情報についてのご質問やお問い合わせ、あるいは開示、訂正、削除、利用停止等の依頼について

は各サービス事業にて受付し、対応をいたします。

<情報公開について>

センターの管理運営を行うにあたって業務上作成し、又は取得した文書等については、貴市より情報公開請求に対する提供

の求めがあった場合には、速やかに必要な文書等を開示するものとします。

次に掲げる文書をセンターに備え付け、市民等から当該文書について情報提供の申出があったときは対応するものとします。

・年度計画書 ・定期報告書 ・事業報告書・財務諸表

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【3-8】人権尊重への配慮に関する考え方

団体における人権尊重の考え方について示す指針等(人権に関する考え方を部分的に掲載しているものでも可) の整備状況や、当該

指定管理施設における、人権尊重に関する考え方について記載してください。

※整備している場合、該当する指針等を提出してください。

「茨木市障害のある人もない人も共に生きるまちづくり条例」を基に障害の有無にかかわらず地域住民誰でも自由に利用が

できる権利を有し、自己実現の場として不当な差別によるセンターの利用を拒むことは致しません。施設が可能な限り必要

に応じた配慮を致します。また、年齢、性別、外国人、性的マイノリティ、宗教や信仰、出身地家庭状況などの理由により

センターへの利用を拒むことや制限することはしません。同様に、パワハラ、セクハラ等による人権侵害には厳しく対処致

します。利用者が安心して心豊かな暮らしができ、お互いがお互いの個性や能力を認め合い、尊重し合えるような交流の場

とすると共に、いかなる理由においても人権を侵害する行為は一切認めない立場を守ります。

法人方針

「ご利用者お一人おひとりの尊厳を守り、利用者本位のサービスを目指します。」

(尊 重) ご利用者お一人おひとりの生活習慣や価値観を尊重したサービスを提供します

(自 立) 生活の中で、ご利用者の自立を高めていけるよう働きかけをいたします

(安 全) 安全な生活ができるよう努めます

(生 活) ご利用者の自己決定権を尊重し、生活の選択の幅を拡大するよう努めます

(質の向上) ご利用者、ご家族様よりの苦情やご意見を積極的に受け止めてサービスの質の向上に取り組みます

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4 サービス向上の考え方と方策

【4-1】利用者ニーズや苦情の把握と対応について

(1) アンケート・その他ニーズを把握する取組を実施する場合は、その内容(対象者、項目、時期、回数等)について記載してくだ

さい。

*利用者ニーズやウォンツならびに苦情を把握する取り組み

日常・定期的な業務遂行についての記録をもとに日々の振り返りと職員間のミーティングを適宜実施し、サービス向上意識の

維持に努め、日常的に利用者の意見や要望ならびに苦情を積極的に聴くことに心がけ、利用者とのコミュニケーションを大切

にする。また、利用者や地域住民の要望・苦情などについては、迅速かつ適切に処理すると共に管理運営に反映させる。

年に2度、利用者に対するアンケート調査を実施してセンターに対するニーズやウォンツの把握や改善点の発見ならびに対応

に努める。なお、アンケート結果の内容および対応については、速やかに茨木市へ報告する。

●アンケート内容

対象者:利用者(高齢者&18歳以下の小中高の学生ならびに保護者)、地域住民、各学校区の諸団体など

項 目:設問内容

①施設の利用に関する満足度(施設で快適に過ごせているか)

施設の利用しやすさ(案内表示や室温設定など)はどのように感じられましたか?

②部屋・附帯設備の利用に関する満足度

備え付けられている器具・備品の種類および数についてどのように感じられましたか?

③利用日ならびに時間帯(午前・午後)に関する満足度

利用できる曜日、時間帯についてどのように感じられましたか?

④利用料金(1日利用券、部屋貸しなど)に関する満足度

利用料金についてどのように感じられましたか?

⑤利用申込(受付方法など)に関する満足度

利用手続きの便利さについてどのように感じられましたか?

⑥講座やイベント内容に関する満足度

講座やイベント内容についてどのように感じられましたか?

⑦センター職員の対応に関する満足度

職員の対応についてどのように感じられましたか?

⑧施設の安全面や衛生面(清潔さ)に関する満足度

施設の清潔さについてどのように感じられましたか?

⑨施設や設備全体に関する満足度

施設を利用した総合的な満足度についてどのように感じられましたか?

⑩利用頻度に関する満足度

どれくらい利用いただいていますか?

⑪上記の質問項目以外に、当施設のサービスについてお気づきの点などがありましたら、ご記入ください。

⑫性別

⑬年齢

回答内容

①から⑨ ⇒ 満足、どちらかといえば満足、どちらかといえば不満、不満

⑩ ⇒ 週5回以上、週3~4回程度、週1~2回程度、その他

⑪ ⇒ 記述

⑫ ⇒ 男女選択

⑬ ⇒ 記述

時 期:10月(上期)と3月(下期)

回 数:2回/年

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(2) 苦情対応マニュアルの整備状況や、意見やアンケート結果を踏まえた対応についての考え方を記載してください。

※整備している場合、該当するマニュアル等を提出してください。

当法人は社会福祉法人茨木厚生会苦情解決委員会運営規定を整備しています。苦情解決責任者を定め各事業所に苦情受付担当

者を配置し、利用者から申し出があった時には窓口を一本化し、迅速に対応にあたります。また、第三者委員を選任し、円滑に

苦情解決を図る体制を整えています。

苦情は施設のサービスを見直す最適の機会である捉え、サービスの質の向上を目的として誠実な対応を心掛けます。苦情を最

小化する為に迅速に対応し、事実確認、情報収集を行い、原因分析し、再発防止の策定と実行を行ないます。しかしながら苦情

の申し出を受けるということは、利用者との信頼関係を失墜させ、事業運営が困難になるかもしれないリスクが潜んでいると理

解することが重要です

深刻な苦情になる前にアンケートや意見徴収を行い、日頃からサービスの点検を定期的に行うことが必要と考えます。利用者

からの意見などを適宜徴収する為にコミュニケーションをとり、信頼関係の構築を図り、たとえ小さなことであっても誠実に対

応することで利用者満足につながると考えます。、個人情報保護に配慮しながら、苦情内容や対応経過を記録することで、職員

間で情報を共有し、サービスの質の向上に向けた取組みに活用します。アンケートや意見徴収は苦情やトラブルを未然に防ぐた

めの予防であると同時に利用者にとって安全で快適にサービスを楽しんで頂くための手段として必要なツールと考えます。

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【4-2】利用促進・サービス向上及び経費削減等効率化の方策

(1)利用者(稼働率)目標値を記入してください。(目標設定する指標は、各施設所管課が定めます。)

年度

指標 令和2年度 令和3年度 令和4年度 令和5年度 令和6年度

利用者数 10,100 10,200 10,300 10,400 10,500

同好会利用数 2,100 2,100 2,300 2,300 2,500

団体利用者数 200 200 200 200 200

(2) 利用促進のための広報活動及び広報活動以外の取組について、上記目標設定も踏まえて、具体的に記載すること。

*利用促進のための広報活動

利用促進の広報活動として、多世代交流センターの存在を周知するための活動と利用者のリピーターを増やすための活動が

必要であると考えられます。そのための方策として下記の内容にて実施いたします。

●周知活動

①利用対象者(60歳以上ならびに18歳以下)に限らず、幅広い世代への周知

乳幼児を含む子育て世代や現役世代など

②葦原を中心とした茨木市南部の地域(葦原、玉櫛、水尾、玉島、天王、東奈良など)への周知

各福祉委員会、民生委員・児童委員、コミュニティセンター、公民館、街角デイハウスや公共施設に準じた施設など

地域支援包括センター、社会福祉協議会、ボランティアセンター、老人クラブ、CSW協議会など

各小学校、中学校、高校、大学および保育園や幼稚園など

各学校区の青少年指導員連絡協議会や放課後子ども教室実行委員会など

③茨木市発行のパンフレットならびに葦原多世代交流センター独自のチラシなどによる周知

葦原多世代交流センター独自のホームページなど

センターの情報発信ツールとしての新聞「葦原多世代通信」を発刊

市報への積極的な掲示など

④定期的な訪問による周知。

各福祉委員会や民生委員・児童委員会などへの会合に挨拶もしくは参加など

各学校の校長および教頭先生、幼稚・保育園の園長先生、PTA役員などの関係者ほか

●イベント企画

①センター主催の行事

季節ごとの行事(高齢者主体、子ども主体、多世代間主体など)

各多世代交流センターとの共同イベント

②地域主催の行事

ふるさとまつりや文化展などへの参加

③地域との共同主催の行事

福祉委員会、放課後子ども教室や青少年指導委員会とのコラボレーション企画

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(3) 上記の他、利用者満足度を高めるためのサービス向上・経費節減等効率化の方策があれば記載してください。

一般に消費者は商品やサービスを購入する際、満足できるお店や商品を選択します。しかし、一方、行政サービスは市役所

で提供しますが、サービスが不満だからと言って違う市役所でサービスを受けるというわけにはいきません。これは公の施設

の利用についても当てはまるといえます。市民に選択の余地が少ない公の施設の運営は市民の方々に不満を感じさせないよう

配慮する必要があります。

公の施設を管理運営するにあたっては効率的な運営を行うことが重要です。効果的な資源の活用によって利用者の満足を最

大にすることが指定管理者に求められていると認識しています。利用者が満足するように努力や工夫によって提供されたサー

ビスと市民の感じ方が一致していればサービスの向上と効率的な運営が達成されたといえると思います。

サービスの質における市民の評価としては以下に掲げることが大事であると思います。

まずはスタッフヘの信頼性。何よりもスタッフの仕事に対する正確さに期待される市民がほとんどではないでしょうか。マ

ナーや接客、受付案内が適切になされ、的確な情報提供を受けることができる、また高齢者の方や障害のある方への配慮の方

法や子供世代の対応の仕方など、専門的な知識や技術を有していることによって、市民は安心感を得ることができます。しっ

かり学習し習得できる機会を設けることや、対応マニュアルの作成・整備することによって対応して参ります。また、サービ

スがスタッフによってバラつきが生じないようにすることも求められます。

次に施設の建物や設備が適切に管理され、備品。消耗品がきちんと整理整頓され、使用に関して利便性が良いこと、施設内

外の清掃が行き届いているなど、快適に過ごすことができること、これらもサービスの質の向上に欠かすことができないこと

でありますので、チェックリストを作成し徹底して参ります。

次に、日々の要望や苦情・意見はよく聞き、迅速かつ的確に、利用者にわかりやすく丁寧な説明を心がける姿勢が重要であ

ると考えます。マニュアルやフローチャートを作成し、素早く行政にも報告できる仕組みを構築します。

また、事故や災害に対する対応にも迅速に対応できるよう、日ごろから知識を持ちしっかり対応できるように訓練するとと

もに事故の発生要因となる物を除去したり、設備。備品の点検等のリスク管理も重要ですので、研修や訓練の強化、ハザード

マップの整備、マニュアルも整備します。

感染症予防にも力を注ぎ、蔓延することを防ぐなど市民サービスの低下につながらないよう衛生管理もしっかり行います。

体調不良者への対応も日ごろから学習や実技を通して学びます。

施設の機能が十分に発揮でき、利用者が安心かつ快適に利用できるよう適切な管理をすることによって経済的損失を最小限

にすることで、無駄な経費の節減もできます。

また、業務改善によって時間の無駄や無理、手間を省くことで人件費や経費の削減につながり、その分サービスを提供する

時間が増えたり、利用促進のためにスタッフ会議を開く時間ができ、有効活用することができると考えています。

まずは、仕様書にもありますように、利用者の声を聴くことが何より大事と考え、利用者を対象に満足度調査(アンケート)

を実施することでニーズやご意見を把握し(モニタリング)、その結果を分析し、よリー層の市民サービスの向上と運営の効率

化を目指します。その結果は担当課としっかり意見交換を行い、相互に協力して考えを深めて、よりよい施設運営を目指すも

のであります。

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(4) 高齢者向け事業に関する方策を具体的に記載してください。

*シニア交流センター事業

「生きがい」「働きがい」「学びがい」など、人それぞれが目的を持って人生を楽しむためには、まず本人が健康であること。

家庭以外に居場所があって、地域生活での役割があり、仲間がいること。ゆえに、高齢者の心と体の健康と活気ある暮らしの

実現に向けての取り組みを展開することが重要であると考えます。

●高齢者の自主的活動の支援に関すること

活動的な高齢者の生きがいや生涯学習等に結び付く教養・娯楽活動を企画・実施します。

地域での居場所を作り、人手不足とされる生活支援や子育て支援といった場で活躍できるように機会を設けることで個人の

健康や生活の向上につなげます。

①同好会などの広報活動への協力を以って、新規加入やリピーターを増やし、生きがいづくりや仲間づくりの促進

センター内に各同好会や団体の広告を掲示

②文化講座を開催

パソコン・スマホ・タブレット教室、交通安全教室、防犯教室など

③他の多世代交流センターと協力して利用者間の交流を図り、参加の促進

バンパー大会、囲碁大会、将棋大会、卓球大会、健康マージャン大会などのイベントを企画・実施

④地域デビュー(第二の人生)のための情報提供やボランティア活動のコーディネート

ボランティア養成講座や地域活動リーダー養成講座の開催など

いばらきシニアマイスター倶楽部の登録事業への協力

茨木市シニアいきいき活動ポイント事業への協力

⑤ホームページやブログによる高齢者の活動を紹介

⑥大人の文化祭として、芸能大会や文化展を開催

●高齢者の健康づくりの支援に関すること

高齢者自身の健康を維持するだけではなく「医療費・介護費用の削減」「社会貢献活動の活性化」にもつながり、高齢者

自らが健康と生きがいを持って生活の質を維持向上させます。

①各種健康体操や体操教室などの回数を増やし、介護予防につなげる

②健康に関するセミナーや講演会の開催

転倒予防教室、生活習慣病予防教室、血液さらさら教室、がん予防講習会など

③茨木市スポーツ推進委員協議会や生涯スポーツディレクター協議会によるニュースポーツの開催

ディスコン、スローイングビンゴ、ラダーゲッター、バツゴーなど

④大人の体育祭として室内で出来る運動会を開催

●センター主催の各種イベント等の開催

健康で明るい生活を送れるように一人一人が自分に合った体力づくりを継続してゲーム感覚で出来る内容を企画・実施

①『健康体力づくり100日運動』

(1)自分自身が体力づくりのために行なう運動であれば、種目・時間・会場は問わない

(2)運動実施後にカードの1マスを塗りつぶす(1日1マスなので、全部で100マス)

(3)マスが全部うまったら多世代交流センターへ提出

100日、300日、500日、700日、1,000日(以後500日おき)達成で、認定証を発行

②『万歩~ダンス!!』

(1)万歩計(歩数計)を使い、腰・腕・足など身体のどこでも好きな位置に装着してのゲーム運動

(2)ゲーム感覚で楽しみながらできる運動で、ルールも多様に決められるのが特徴

例)1分間の曲に合わせて踊り、歩数を多く進めた方が優勝

最低ラインの数を決めるとか、歩数が表示される所にメバリをしてぴったり77歩を1分以内に進めてピタリ賞

や二アピン賞などを決めるなど

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(5) 子ども・子育て世代向け事業に関する方策を具体的に記載してください。

*子ども交流・支援センター事業

子ども世代の活動や子育て支援の場を整備し、ふれあい体験学習をはじめ、中高生の自習室や小規模保育など地域の特性に

適した子ども・子育てへの取り組みを展開します。

日頃、あまり接することのない地域の大人や異年齢の子ども達との関わりを持つことで他者との関係性を構築し、自らの

居場所を作り出していく機会となり、自己肯定感を高める手助けにもなります。

また、乳幼児のいる親世代等への子育て支援や小中学校の児童生徒を対象にした子どもの交流体験支援などにより、地域での

子育て支援の充実を図るために親子が気軽に集える場所を提供することで、家族の絆づくりや地域住民同士の心のふれあい

交流を通しての地域づくりに寄与します。

目標として、次の通り挙げます。

①子どもたちが『遊び・創造・憩い』を通じて、充実した生活を送れるよう、遊びとカルチャーが共存する新しい環境作り

②ワクワクする楽しさとホッとする安らぎのある場を提供し、子ども達とのコミュニケーションを大切に

③安全で自由に遊べる時間と空間を提供

④子ども達が自ら発案して体験する『フレンドシップ・プログラム』を推進

●子ども・子育て世帯向け事業

①子どもの自主サークルその他の自主活動の支援

スポーツや社会教育を通して、子どもが地域社会で自立していくためのサポート活動

②いばらきシニアマイスター倶楽部の登録者を講師とした体験活動

昔遊び、おもちゃ作り、けん玉、百人一首・カルタ、囲碁・将棋、歴史講座など

③子育て相談活動の支援(親の想いを共有する活動)

若い子育て世代の情報交換や相談などができる場として提供する

福祉委員会、民生委員・児童委員をはじめ地域の諸団体との協力によるサポート体制づくり

●子どもの居場所

①子どもの健全な遊びと居場所の提供

キッズスポーツフェスタ、学習サポート教室、読み聞かせなど

②子どもの健全な育成を目的とした講座等の開催

体験学習

(児童生徒に乳幼児の子育てに直接触れ合うことで命の大切さや子育ての尊さを教えるなど)

パソコン講座

(ハロウィンシールを作ろう!!:インターネットからイラストを探してシールを作る)

(コースターを作ろう!!:コルクコースターにイラストを印刷したラベルシールを貼って作る)

体験学習等による地域の歴史・文化・伝統芸能等の紹介、農業体験等による食育活動を通して地域固有の産業の紹介など

③子どもの遊びと居場所づくりに関する情報の収集および提供

各小学校区の放課後子ども教室や茨木市青少年健全育成運動協議会とのコラボレーションによる企画

●中高生の自習室

茨木市内在住および在学中の中学ならびに高校生が勉学に励めるような室内の整備・環境づくりと学生の意見・要望を取り

入れながら利用しやすい場所づくりに努める。また、空き状況に応じて小学生や高齢者も利用できる場所づくりに努める。

開館延長に対する事業の一つとして、中間や期末などの試験期間中に利用できるように企画・実施する。

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(6) 世代間交流の促進に関する方策を具体的に記載してください。

●世代間交流事業

子どもの居場所づくりを通して地域の大人が協力して子どもを見守り、育て、地域社会に参画することで生きがいを感じ、

地域とのつながりを作ります。

地域ならびに茨木市内の高齢者が子どもとのふれあい体験学習の講師として囲碁・将棋や手芸、グランドゴルフなどを教える

ことが活躍の場となって生きがいづくりの場を創出しており、高齢者が子どもとの遊びを通してお互いが楽しい時間を共有

できます。また、地域や家庭などでの人間関係が希薄化して子ども世代と親世代と高齢者世代の三世代のコミュニケーション

が不足しており、日頃はあまり接することのない高齢者との関わりを持つことで大人との関係性を構築できる機会となりま

す。

共働きの夫婦も増加し、地域で健全な次世代を育成するには高齢者の子育てへの協力が必要であります。また、そのことが高

齢者の生きがいにも繋がっているものと考えられます。そこで、高齢者が地域で技(多種多様な知識と経験)の伝承に関わり

ながら、楽しく地域の子ども教育に参加してもらうことを目指し、その結果、高齢者と子どもとの繋がりが生まれて地域と多

世代交流センターとの間にも協力体制が確立されます。

子どもは地域の宝であり、同時に高齢者の知識や経験も地域の宝であることを再認識し、地域と多世代交流センターが上手く

連携し「楽しい」世代間交流事業を推進することで、地域が活性化し、健全な子ども、そして健全な地域が育つと考えます。

世代間交流の意義として、次の通り考えられます。

◆世代間交流により高齢者と子どもが顔見知りになる

◆高齢者の生きがいにつながる

◆今後急増する活力ある高齢者の活用

◆地域全体で子育て支援(高齢者の子育て支援活動への積極的な参加)

◆子どもの社会性を育む

今後は、高齢者と子どもだけの参加だけではなく、現在子育て世代も一緒になって活動できる体制づくりを構築することを

目標にします。

■活動予定

①学習サポーター・環境整備・ゲストティーチャー等、地域の人材を活用した様々な体験活動を実施

②社会福祉施設等で入所者との交流体験

③三世代が一緒になって一つのことに取り組む交流活動

例)三世代交流スポーツ大会(グランドゴルフ、卓球大会など)

④いばらきシニアマイスター倶楽部の登録者を講師とした体験活動

⑤敬老の日のイベント開催

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(7) 介護予防(運動器の機能向上、認知機能低下予防、口腔機能向上等)に関する方策を具体的に記載してください。

①運動器の機能向上について

はつらつ教室運動クラスを既に定期開催しています。大広間を使い、月 2 回、定員 30 人、火曜日の午後時間に実施。椅子

に座っても立ってもできる体操で、65歳以上を対象としています。定期的に参加することで、閉じこもり予防や参加者同士

の交流にも役立つちます。また、楽しく身体を動かし、介護予防の知識を学ぶ機会や正しい歩き方を学ぶ機会も月に 2回は

定期開催したい。開催にあたっては、整形外科医や PT,OT等専門職の協力を求めていく。筋肉や関節の使い方を身に付ける

ことによって、転倒予防や活動範囲の拡大に繋がります。

これらの参加者が学んだことを評価できる機会を作ることで、多くの参加を促し、参加者の介護予防意識も高まります。半

年又は年に 1回はつらつフェスタを開催し、体力測定・骨密度測定、クイズ形式の健康知識の確認、個別相談会を行います。

②栄養改善について

高齢者にとって、適切な食事摂取は身体機能の維持に必要です。栄養学的な知識の普及だけでなく、生活により馴染んだ方

法(例えば、電子レンジを使った調理や男の一人暮らしをターゲットにした料理教室棟)を知ることで生活に活かすことが

出来ます。1 回限りの講演会ではなく、年間を通してシリーズ化した講座開催を行います。法人内管理栄養士による季節毎

の開催を目指します。

③口腔機能向上について

歯科医師や歯科衛生士の協力を求め、企業(サンスターやライオン等)の社会貢献事業とも連携します。口腔ケアの必要性

の講演と入れ歯の洗浄保存方法や歯ブラシの選び方、歯磨きの仕方等の実技を交えたものとします。法人内管理栄養士によ

る口腔内の問題やドライマウスについて講義をします。ドライマウスのチェックシートも実際にして頂き、口腔ケアの大切

さや効果、膵液腺マッサージも少し入れながら、口腔機能向上について説明します。

④閉じこもり予防 うつ予防について

現在開催している手芸サークルや囲碁将棋だけでなく、映画界の開催や携帯電話の利用活用術等の講座を取り入れます。地

域のニーズを聞き取りやアンケートで把握し、よりマッチしたものの提供を行います。生活の見直しや流動性を上げること

は閉じこもり予防へつながります。高齢者だけでなく、多世代交流センターの視点から小学校とコラボした昔遊びの伝承や

創作活動は、世代間交流となり、高齢者や子どもの居場所としての機能を果たします。これらは高齢者も役割を担うことで、

閉じこもり予防やうつ予防になります。

また、精神科医や看護師・保健師とも連携し、こころの健康相談会も定期開催を行います。

⑤認知症機能低下予防について

認知症サポート養成講座の定期開催を行い、認知症の知識の普及を図る。また、「頭の体操」、「お達者元気教室」などの親

しみやすい名称で、運動課題と認知課題を同時に行うことで、脳とからだの機能を効果的に向上させることを目的のコグニ

サイズの活用をします。

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(8) 施設の魅力を向上させ、利用促進につなげる方策を具体的に記載してください。

*センター利用促進事業(施設の魅力向上や利用促進ならびに高齢者の自主的活動の支援強化)

地域の人々が「お互いさま!!」と言って助け合える関係と「この地域で暮らし続けたい」と願う誰もが参加できて、いざと

いう時に安心して頼れる仕組みを持ったみんなの「居場所」として、世代の違いを問わずにすべての人が集い、お互いを認め

合い、助け合い、生きがいを見つけることのできる地域コミュニティの拠点として提供できる施設となり、地域コミュニティ

を築く場となって地域交流の場として活用できる施設の運営を目指します。

多世代間の交流により、高齢者が子ども達との関わりを持つことで、子ども達から感謝・尊敬されるといった高齢者が主役と

なる環境ができ、その結果、高齢者も地域の子どもと関わる機会が増え、積極的に地域活動に協力的に参加するようになるの

ではないかと考えています。高齢者と子どもがお互いに必要とされる存在として、笑顔であいさつを交わす地域となり、安心

して次世代を育成できる施設になることで、地域活性化の一助となると思われます。その中で高齢者が地域から期待される役

目として、子どもだけでなく、若いお父さんやお母さん世代にも伝えていかなければならない、そんな交流ができる施設運営

を目指します。

この施設が「地域社会の再生」の担い手となり、地域のきずなの復活、コミュニティの再生、社会資源の復活、地域福祉活動

の活性化を目指し、先駆的かつ継続的な地域貢献活動を行うと共に、新たな社会活動、地域活動に参画する多世代に対しての

情報発信を行い、関連団体と連携して施設運営の活性化を図ります。

高齢者が「支援を受ける者であると同時に支援者として役割が見出せる」ような、多様な機会を提供できる事業を実施して、

情報の提供、地域としての窓口的役割や、高齢者の出会いの場の提供等、地域のリーダーとして活躍できることがこれから

の高齢者施策には有効であると考え、NPOや老人クラブの活動拠点としても役割を果たすと同時に高齢者活動支援センタ

ー、シルバー人材センター、社会福祉協議会などとの連携・情報の交換を模索することのできる活動拠点として中心的な存

在となるように努めます。

高齢者と高齢者、高齢者と子育て世代などが相互に支え合う助け合いの社会を実現していくためには、意欲のある高齢者や興

味のある若い世代が地域活動に参加しやすい環境を施設として整備していくことで、高齢者と地域活動をつないだり、シニア

ボランティアの活動を支援し、子育て世代の支援につないだり、顔見知りの関係性を持つことで、若い世代が高齢者に関心を

持つことができるように、地域活動における優良事例等の情報交換等が恒常的に行われる「多世代交流の活動拠点としての機

能」を十分に発揮し、施設の役割を発信していきたいと考えます。

①誰もが気軽に集えるコミュニティカフェとして、いざというときのための相互扶助の関係づくりを促進する

子育て世代の相談相手や場所として『グランパ&グランマカフェ』を提供してサポート

例)ヨガ教室の開催時に連れて来た乳幼児達の相手など

②地域の幅広いニーズに対応するために活動の幅を広げる

夜間利用の促進を目的とした季節限定のイベントとして、中高生のテスト期間中に自習室を開放

例)『目標に向かって進め!!』『壁を破れ!乗り越えろ!!』などのイベント名にて市報へ掲載

③地域における様々な団体の活動や団体間の連携を支援する

地域活動の参画に向けたセミナー・講座などを開催、シルバーボランティア活動の支援など

④地域の一員として生きる力を身につける支援を通じて、地域の社会的課題の解決を図る

行政書士や税理士などの専門職による相談会など

⑤『利用者ミーティング』(仮称)の発足

年に 2回、利用者とのミーティングを行い、アンケートでだけでなく、利用者の様々な意見(施設に対する要望、不満)

を直接聞くことで相互理解が深まるものと考えます。また、利用者が主体的に施設利用の促進について考えることで幅広く

意見徴収ができ、利用者満足につなげていきたいと考えます。

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【4―3】自主事業の実施計画

(1) 自主事業の具体的な内容を記載してください。

1

事業名 親子リトミック教室 参 加 費 500円

実施時期 4月 ~6月 実施年度 令和2年度

対象者 子育て世代と子供 対象人数 20人

目的と概要

親子で参加できるふれあいの場を作り、楽しい時間を過ごしてもらいます。また、同じような子育て世代

と集うことで、情報交換やリフレッシュできるコミュニティ活動を目的とします。

2

事業名 英語教室 参 加 費 500円

実施時期 4月 ~3月 実施年度 令和2年度

対象者 高齢者 対象人数 10人

目的と概要 外国語の学習を通じて、趣味の拡大、交友関係の広がり、認知機能の低下予防、を目指します。

3

事業名 子ども運動教室 参 加 費 500円

実施時期 5月 7月 9月 11月 実施年度 令和2年度

対象者 年中さん~小学校低学年 対象人数 10人

目的と概要

かけっこや縄跳び、その他運動能力のアップにつながる基礎運動、子どもスポーツ栄養講座等を企画し

運動が苦手な子供に楽しく学習できる教室を開催します。

4

事業名 参 加 費

実施時期 実施年度

対象者 対象人数

目的と概要

5

事業名 参 加 費

実施時期 実施年度

対象者 対象人数

目的と概要

6

事業名 参 加 費

実施時期 実施年度

対象者 対象人数

目的と概要

※ 適宜事業番号及び表を追加してください。

※ 指定後に上記の事業を実施する場合は、事前に市の承認が必要です。

5.収支計画

【5―1】指定管理料の見積もり額 収支計画書で採点します。

【5―2】収支計画