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最近の経済動向 最近の経済動向 経済月報 2021.1 経済月報 2021.1 60 70 80 50 40 30 20 10 10 0 20 (年) (%ポイント) 良い 悪い 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 全産業 製造業 非製造業 予想 業況判断DI (「良い」 - 「悪い」) 業種別天気図 (数値は業況判断 DI) 〔天気マークの見方〕 DI 50.0 5.0 5.0 50.0 業 種 7~9月期 (前回) 10~12月期 (今回) 1~3月期 (予想) 業 種 7~9月期 (前回) 10~12月期 (今回) 1~3月期 (予想) 全産業 ▲61.3 ▲36.5 ▲42.8 印 刷 100.0 ▲83.3 ▲83.3 製造業 ▲68.9 ▲41.3 ▲45.0 食料品 ▲27.3 ▲50.0 ▲50.0 非製造業 ▲55.5 ▲32.8 ▲41.1 卸売業 ▲61.9 ▲40.2 ▲40.4 自動車部品 ▲66.6 ▲4.7 ▲19.8 小売業 ▲50.0 ▲20.7 ▲46.1 機械器具部品 ▲81.0 ▲68.6 ▲59.7 飲食業 ▲90.9 ▲76.2 ▲76.2 金属製品 ▲54.6 ▲40.7 ▲43.8 建設業 ▲35.1 ▲23.7 ▲36.5 窯業・土石 ▲72.2 ▲38.9 ▲61.1 不動産業 ▲50.0 ▲38.3 ▲37.5 木材・木製品 ▲33.3 ▲33.3 ▲50.0 運輸業 ▲77.2 ▲16.1 ▲26.6 繊維製品 ▲65.3 ▲36.3 ▲47.6 サービス業 ▲68.4 ▲40.7 ▲44.2 4 7 調4 6 12 4 68 6 201710 12 3 1 3 DI調202010 12 調調11 20 12 7 調101092591 6%DI36 5 調2 24 8 1989調2 調10 12 40 2 調29 3 20 7 LP1 23 7 11 4 38 3 11 7 61 1 16 1 40 7 DI6 3 3

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最近の経済動向 最近の経済動向

経済月報 2021.1経済月報 2021.1

▲ 60

▲ 70

▲ 80

▲ 50

▲ 40

▲ 30

▲ 20

▲ 10

10

0

20

(年)

(%ポイント)

↑良い↓悪い

10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21

全産業製造業

非製造業

→予想

業況判断DI(「良い」-「悪い」)

業種別天気図(数値は業況判断DI)

〔天気マークの見方〕

DI ▲50.0 ▲5.0 5.0 50.0

業 種 7~9月期(前回)

10~12月期(今回)

1~3月期(予想) 業 種 7~9月期

(前回)10~12月期(今回)

1~3月期(予想)

全産業 ▲61.3 ▲36.5 ▲42.8 印 刷 ▲100.0 ▲83.3 ▲83.3

製造業 ▲68.9 ▲41.3 ▲45.0 食料品 ▲27.3 ▲50.0 ▲50.0

非製造業 ▲55.5 ▲32.8 ▲41.1 卸売業 ▲61.9 ▲40.2 ▲40.4

自動車部品 ▲66.6 ▲4.7 ▲19.8 小売業 ▲50.0 ▲20.7 ▲46.1

機械器具部品 ▲81.0 ▲68.6 ▲59.7 飲食業 ▲90.9 ▲76.2 ▲76.2

金属製品 ▲54.6 ▲40.7 ▲43.8 建設業 ▲35.1 ▲23.7 ▲36.5

窯業・土石 ▲72.2 ▲38.9 ▲61.1 不動産業 ▲50.0 ▲38.3 ▲37.5

木材・木製品 ▲33.3 ▲33.3 ▲50.0 運輸業 ▲77.2 ▲16.1 ▲26.6

繊維製品 ▲65.3 ▲36.3 ▲47.6 サービス業 ▲68.4 ▲40.7 ▲44.2

型コロナウイルスの感染が再拡大

しており、このさき楽観できる状

況にはない。

―製造業―

自動車部品は大幅に改善して、

マイナス4・7。海外向け需要の

持ち直しに加え、国内販売も回復

基調にあり、景況感が急回復して

いる。足元の売上・収益も上向い

ている。「4~6月の買い控えの

反動で、アフターパーツの受注が

増加している」との声もあった。

機械器具部品は12・4ポイント

改善し、マイナス68・6。改善は

2017年10~12月以来、3年ぶ

り。次期(1~3月期)も改善が

予想されており、ようやく底を打っ

た感がある。ただ、DIはマイ

ナス領域にあり、低調な状況は否

めない。

そのほか、金属製品、窯業・

当金庫が行った2020年10~

12月期の「中小企業景気動向調

査」の結果がまとまった。

調査期間は11月20日から12月

7日。調査対象はお取引先企業

1010社。回答社数925社。

(回答率91・6%)

企業の景況感を表す業況判断

DI(業況を「良い」と答えた企

業の割合から「悪い」と答えた企

業の割合を差し引いた値)は、全

産業でマイナス36・5。前回調査

にくらべ改善した。米国や中国の

自動車市場が回復しつつあり、自

動車部品製造業とその関連業種

が牽引した。改善は2四半期連

続。改善幅の24・8ポイントは、

1989年の調査開始以来最大。

ただし、水準としては低い。新

景況感

2期連続改善

自動車部品製造業が急回復

中小企業景気動向調査(10~12月期)

業況

土石、繊維製品、印刷は改善。

木材・木製品は横ばい、食料品

は悪化した。

―非製造業―

卸売業はマイナス40・2。前回

調査にくらべ改善した。しかし、

自動車生産に関連する商品以外の

動きはまだ戻っていない。在庫が

積み上がっている企業もみられる。

小売業は29・3ポイント改善し、

マイナス20・7。外出機会が少

なくなっているためか、「家庭の

LPガスの消費量が増えている」

「普段以上にペットが売れている」

といった声が聞かれた。

飲食業も改善。改善は1年ぶ

り。だが、水準は深いマイナス領

域にあり、マインドは好転してい

ない。感染の再拡大で先行きを懸

念する飲食店も少なくない。

建設業はマイナス23・7。11・

4ポイント改善した。公共工事が

需要期にあり、その関連企業のな

かには繁忙感もみられる。住宅建

設もやや持ち直している。ストッ

プしていた工事が、ここにきて動

き出したケースもあるという。

不動産業はマイナス38・3。

11・7ポイント改善した。

運輸業は61・1ポイント改善し

て、マイナス16・1。改善幅は過

去最大。自動車生産が回復したこ

とで、部品のトラック輸送が持ち

直した格好。人手不足を訴える企

業が再び増えはじめている。

サービス業はマイナス40・7。

大幅に改善したが、未だ水面下に

あってマインドは冴えない。法人

向けサービス、個人向けサービス、

ともに減収減益を余儀なくされて

いる。

業況判断見通しDIは、全産

業で6・3ポイントの悪化。

新型コロナウイルスの感染は、

第3波が到来し、今のところ終息

の道筋は見えていない。不透明な

情勢のなか、先行きを警戒する企

業が増えている。

見通し

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最近の経済動向 最近の経済動向

経済月報 2021.1   経済月報 2021.1

減少傾向続く

売上額の増減見通しについて

は、「増える」が27・1%、「減る」

が47・2%となり、「減る」が「増

える」を大幅に上回った。前年調

査時、「減る」は41・3%だった

ので、厳しい見方をする企業が増

えている。

足元では新型コロナウイルス

の感染が再拡大している。不透

明な情勢が続くとみる向きが少

なくない。

ただ、自動車部品製造業だけは、

「増える」と回答した企業が半数

を超えた(53・8%)。海外向け

の需要が回復しはじめていること

が主因。

「悪い」の回答が過半

自社の業況見通しについては、

「良い」が7・9%、「普通」が

25・1%、「悪い」が67・0%となっ

た。これを業種別にみると、全業

種で「悪い」の回答が増加、とく

に飲食業では9割を超えている。

本調査は毎年行っているが、「悪

い」が50%を上回るのは8年ぶり。

「2021年の経営見通し」特 別 調 査

当金庫が11月下旬から12月上旬に実施した「経営見通し」のアンケート結果がまとまった。新型コロナウイルスの第3波が到来するなか、2021年は厳しい見方をする経営者が少なくない。

アンケートの対象はお取引先企業 1,010社。回答社数 925社。

悲観的な見方が大勢

まずは2021年の日本の景気

をどのように見通しているかにつ

いて聞いている。

「良い」が3・4%、「普通」が

10・6%、「悪い」が86・0%となっ

た。1年前の調査にくらべ「良い」

が減少するとともに「悪い」が大

幅に増加している。

自社の業況見通し

日本の景気見通し

日本の景気見通し

売上額の増減見通し

上向いている13・5%

業況が上向く転換点はいつ頃に

なりそうかとの問に対しては、「す

でに上向いている」が13・5%、

「6か月以内」が13・6%、「1

年後」が21・7%、「2年後」が

21・2%などとなった。

先進国の一部でワクチン接種が

始まったが、パンデミックが終息す

るには、まだ時間が掛かるとみられ、

先行き慎重に構える企業が多い。

業況が上向く転換点

売上額の増減見通し

補助金等の活用支援を

新型コロナウイルスが蔓延する

なか、中小企業が地域金融機関に

求めることは何かについて、最も

多かったのは「各種補助金・助成

金等の活用支援」で59・8%。次

いで「ビジネスマッチング・顧客

紹介」(42・6%)。以下、「IT化・

デジタル化への支援」(15・1%)、

「人材獲得育成・人材派遣の支援」

(14・7%)と続いた。

地域金融機関に求めること

1年前の調査

今回の調査

(単位:%)

良い 普通 悪い

11.0

7.9 25.1 67.0

47.241.8

1年前の調査

今回の調査

(単位:%)

良い 普通 悪い

9.6

3.4 10.6 86.0

56.933.5

増加27.1

変わらない25.7

減少47.2

(単位:%)

業況が上向く転換点

1年前の調査今回の調査

14.9

3.2

11.9

21.221.7

13.613.5

すでに上

向いている

見通しは

立たない

6か月以内

1年後

2年後

3年後

3年超

地域金融機関に求めること59.8

42.615.1 IT化・デジタル化への支援14.7 人材獲得育成・人材派遣の支援14.3 新分野進出・業態転換の支援

11.8 各種専門家や専門機関との連携支援8.8 事業承継・M&A支援7.9 事業継続計画(BCP)の策定支援

1.9 円滑な廃業へ向けての支援14.1 資金繰り支援以外に求めるものはない

各種補助金・助成金等の活用支援ビジネスマッチング・顧客紹介

(3つまで複数回答 単位:%)

コロナの影響で業績が低迷し

ていたが、海外からの発注が

増えて、忙しくなった。

(自動車部品製造)

中国向け医療機器の新規受注

があった。(アルミ部品加工)

巣ごもり需要やテレワークで、

室内植物の特需があった。

(観葉植物)

感染拡大により、顧客訪問が

しづらくなり、情報収集がで

きない。営業力の低下を懸念

している。

(運輸業)

デジタル化の推進で業務改善

意識が向上し、売上に影響し

た。

(不動産業)

感染第3波の影響がジワジワ

出ている。

(歯科医院)

換気工事の受注が増えている。

(配管設備の設計施工)

ウィズコロナに向けて、経営

スタイルを急ピッチで再構築

していく。

(ソフト販売)

●●●●●●●● お客様から寄せられた声

自社の業況見通し

(単位:%)