OWNER'S MANUAL

FREQUENCY-AGILE UHF WIRELESS SYSTEM

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安全のために（必ずお読みください）

品質保証に関して本機は、SAMSON 日本総代理店　株式会社オールアクセスが購入後１年以内の品質保証を行っております。修理の際は、購

入時の保証書（購入期日及び販売店捺印必須）を提示の上、お近くの販売店に御依頼下さい。保証書の提示が無い場合、保

証内であっても１年以内の保証の対象にはなりません。また、全ての商品には、筐体内にシリアルナンバーが記入されています。

本書に記載された文章、図版、作品は、全て「著作権」及びそれに付随する「著作隣接権」等の諸権利を保有しています。弊社

では、内容を理解することを目的とする使用方法のみを許諾しております。

安全のために1. 異常があるときは、電源プラグをコンセントから抜いてご購入先もしくは、弊社迄ご連絡下さい。異常な音がしたり煙が出て

　異臭がした時などは、電源スイッチを切るだけでなく電源プラグをコンセントから抜いて下さい。

2. 電気ショックを避けるため、本体を絶対に開けないで下さい。内部に触ると感電する恐れがあります。内部の調整や修理は

　弊社にご依頼下さい。また、火事や感電を避けるために、湿度が非常に高い場所に置いたり、雨天の際に野外で使用するこ

　とは避けて下さい。

3. 次のような場所での使用は出来る限り避けて下さい。

　湿度の非常に高い場所、　砂やほこりが多い場所、　台所、バスルーム、湿気の多い地下室など、水のかかりやすい場所、

　空気の循環を妨げる場所、ヒーターの近くなど、温度が高い場所

電源ソース100V ／ 50Hz 又は、60Hz の電源に接続して下さい。これから説明する電源極性と電源アースをセットする事が、本機を最

良の状態で使用するために必要です。エアコン（エアコンディショナー、冷暖房機器）等の使用により、電圧が著しく低下す

る場合がありますから、家庭用 100V 電源が正しく出力されているかどうかテスターで確認しましょう。また、長時間本機を

使用しない場合は、本機の電源コードをコンセントから抜いておきましょう。

取り扱いについて乾いた柔らかい布を使用して、外装をきれいに保ちましょう。クリーナーやシンナーは使用しないで下さい。

マニュアルと梱包材マニュアルと梱包材は大切に保管しましょう。マニュアルの再発行は一切、行っておりません。

サービスについてこのマニュアルに記載されていない操作や取り扱いは行わないで下さい。記載外の使用方法で本機を使用されますと製品不良

が発生する場合が考えられます。必ず本書に基づいた使用方法で使用して下さい。記載外の使用方法による破損や修理は、、

保証期間中の機器であっても保証対象外になります。本体の取り扱いは慎重に行って下さい。万が一、負傷された場合でも弊

社では一切の責任を負いません。修理が必要な場合は、ご購入先もしくは、弊社へご依頼下さい。

保証規定およびサポートに関する詳細は、以下のサイトよりご確認ください。

http://allaccess.co.jp/company/warranty/

目次はじめに. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5システム概要. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5CR99レシーバー　前面パネル. . . . . . . . . . . . . . . . . 6CR99レシーバー　背面パネル. . . . . . . . . . . . . . . . . 7CB99 ベルトパック型トランスミッター . . . . . . . . . . . . . 8CH99 ハンドヘルド型トランスミッター . . . . . . . . . . . . . 9クイック・スタート（システムのセットアップ） . . . . . . . . . . . 10ラックマウント . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 13チャンネル・リスト（国内電波法対応） . . . . . . . . . . . . . . 14トラブルシューティング . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 15スペシフィケーション . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 16

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はじめに

システム概要

コンサート 99 ワイヤレス・システムは、国内電波法に基づいた B バンドの全 30 チャンネル（アナログ）の使用が可能です。ツアーや設備にも対応できるようにレシーバーはメタルシャーシを採用し、ラックマウント・キットも付属されています。セットアップは RF フィールド・サーチ機能で、使用可能なグループを自動で選択します。そのグループの中からチャンネルを選ぶ簡単な方式です。送受信機間の最長動作距離は 91m に達し、大型ステージ、体育館、野外のグラウンドの広いエリアでの使用に対応します。送信機（トランスミッター）のバッテリーライフは、リハーサルから本番まで連続使用できる 8 時間を達成しました。

・チャンネル切り替え可能なハイパフォーマンス・UHF ワイヤレス・システム・音楽、スピーチどちらにも使用可能なプロ仕様・トゥルー・ダイバシティー受信回路の採用により、電波障害に強く、送受信最長　距離（見通し）約 90m を実現・国内電波法に基づいた B バンドの周波数全 30 チャンネル（アナログ）対応・ハーフラック仕様のレシーバー（CR99）は、付属のラックマウント金具でラック　へのマウントが可能。トランスポート時の保護や既存のシステムへの追加も容易　です。・トーンキーとオート・ミュートのコンビネーションで、トランスミッターからの　信号のみを出力します。混信が起きた場合は、レシーバーのオーディオ出力を自　動ミュートします。・単三電池 2 本による最大 8 時間の連続動作が可能。

A. 使用中のグループB. 使用中のチャンネルC. 使用中の周波数グループ（グループと

チャンネルの設定に基づく）D. 受信中のアンテナ（A ／ B）E. トランスミッターの電池残量F. 入力信号（音声）レベル表示G. RF 信号（電波）レベル表示

レシーバー（CR99）のディスプレイ

1. アンテナジャック：　付属のアンテナを接続する BNC コネクターのアンテナジャックです。接続したアンテナは垂直に立ててください。搬送時にアンテナを取り外すことをお勧めします。

2. ボリューム・コントロール（VOLUME）：　オーディオ出力端子（バランス／アンバランス）の音量を調整します。最大の『10』がリファレンス・レベルです。

3. LCD ディスプレイ：　トランスミッター、レシーバーのセッティング状態を表示します。

4. グループ（GROUP）スイッチ：　スイッチを押すと、使用可能なグループが繰り返し表示されます。長押しすると、選んだグループ内で使用可能なチャンネルをスキャンします。

5. チャンネル（CHANNEL）スイッチ：　スイッチを押すと、使用可能なチャンネルが繰り返し表示されます。長押しすると、設定チャンネル情報が IR から赤外線でトランスミッターに送られます。

6. POWER：　CR99 の電源オン／オフを行います。7. IR トランスミッター：　ここから出力される赤外線で、トランスミッターとレシー

バーのチャンネルのリンク設定を行います。

CR99 レシーバー　前面パネル

1 2 3

4

5 6

7

1

A

D

F

G

E

B C

6 7

1 12 3 4

電源アダプターのケーブルを固定具に通し、図のように結び目を作ると、アダプター抜けが防止できます。

CR99 レシーバー　背面パネル

1. アンテナ端子：　フロントパネル同様、この BNC 端子にアンテナを接続することもできます。使用時は両チャンネルにアンテナを接続してください。

2. DC パワーイン（POWER DC IN）：　付属の電源アダプターを接続します。注意：付属品以外の電源アダプターを使用すると、破損の恐れがあります。他のアダプターを絶対に使用しないでください。

3. バランス出力（BALANCED OUTPUT）：電子バランス低インピーダンス（600 Ω）の XLR 出力端子です。プロ機器（+4dBu）と接続する際に使用します。ピン配列：　ピン 1（gnd）／ピン 2（hot）／ピン 3（cold）

4. アンバランス出力（UNBALANCED OUTPUT）：　アンバランス高インピーダンス（5k Ω）の 1/4” ジャックです。コンシューマー機器（-10dBV）と接続する際に使用します。

　　配線：　チップ（hot）／スリーブ（cold）

CB99 ベルトパック・トランスミッター

1. 入力コネクター：　　　楽器用ケーブルやヘッドセットマイク用のミニ　　XLR 入力端子です。

2. ステータス LED：　　　動作状況により点灯する色が変化します。

緑色に点灯 正常動作中

赤色に点灯 ミュート

緑色に点滅 バッテリー残量少

3. MUTE：　　　電源のオン／オフとミュート操作を行います。

　　長押し：　電源のオン／オフ　　短く 1 度押す：　ミュート／ミュート解除

4. ベルトクリップ：　　　ベルトやギターのストラップに取り付けるための　　クリップです。

5.　バッテリーカバー：　　　両端のツメを押してカバーを開き、電池の交換を　　行います。

6.　アンテナ（Antenna）：　　　使用中はアンテナが伸びた状態にしてください。

7.　ゲイン（GAIN）：　　　マイクや楽器の入力ゲインを調整します。付属のドラ

イバーを使用して、レシーバーの PEAK が最大音量時に一瞬点灯する程度に調整してください。

8. バッテリーホルダー：　　　単三電池 2 本を使用します。Ni-Cad バッテリーも使

用できますが、限られた電流容量のため 4 時間以上動作できません。

注意：破損の恐れがありますので、プラスとマイナスを間　　　違えないよう挿入してください。

9. IR レンズ：　　　レシーバーから赤外線でチャンネル設定を受信します。

10. ドライバー：　　　 GAIN 調整に使用します。

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CH99 ハンドヘルド・トランスミッター

1. ステータスLED：　動作状況により点灯する色が変化します。

2. MUTE：　電源のオン／オフとミュート操作を行います。長押し：電源のオン／オフ短く押す：ミュート／ミュート解除

3. バッテリーカバー：　

　　回しながら外します。

4. バッテリーホルダー：　単三電池2本を使用します。Ni-Cadバッテリーも使用できますが、限られた電流容量のため4時間以上動作できません。 注意：破損の恐れがありますので、プラスとマイナスを間違えないよう挿入してください。

5. GAIN：　マイクや楽器の入力ゲインを調整します。付属のドライバーを使用して、レシーバーのPEAKが最大音量時に一瞬点灯する程度に調整してください。

6. IRレンズ：　レシーバーから赤外線でチャンネル設定を受信します。

7. ドライバー：　GAIN調整に使用します。

1. レシーバー（CR99）を見通しの良い所に置き、アンテナを垂直に立ててください。

クイック・スタート（システムのセットアップ）ワイヤレス・システムを使用する際は、トランスミッターとレシーバーを同チャンネルに合わせることを忘れないでください。以下がベーシックなセットの手順です。

2. レシーバー（CR99）の電源がオフになっている事を確認してから、付属の電源アダプターを接続します。

3. 接続する機器（ミキサーやアンプ）の音量が下がっている事を確認して、XLR ケーブル又は1/4” ケーブルを使用して、レシーバー（CR99）と他の機器を接続します。レシーバー（CR99）の LEVEL が、最小まで下がっている事を確認してから電源をオンにします。

4. グループ（GROUP）を長押しすると、グループ内の使用可能なチャンネルをスキャンして探します。

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5. トランスミッター（CB99）のバッテリーカバーを開け、電池を入れます。バッテリーカバーは開けたままにしてください。

6. Powerスイッチを長押しして電源をオンにすると、LEDが緑色に点灯します。

7. レ シ ー バ ー （ C R 9 9 ） の チ ャ ン ネ ル（CHANNEL）を長押しし、チャンネルをリンクする赤外線の通信を行います。

クイック・スタート（システムのセットアップ）

複数のシステムを同時に使用する場合には、それぞれが同グループ内の別チャンネルに設定されていることが必要です。チャンネル設定の際には、必ず RFのスキャニングを行うことをお勧めします。また、RX と TX の IR 通信が間違ったユニットに飛ばないように気をつけてく

8. トランスミッター（CB99）とレシーバー（CR99）を15～30cmの距離に近づけ、両機のIRセクション（レンズ）が向かい合うようにします。

9. 赤外線によるチャンネルのペアリングが完了すると、レシーバー（CR99）のRFメーターが点灯します。

10. 接続している機器（ミキサーやアンプ）の電源を入れます。この時、機器の音量は下げたままにしてください。

11. レシーバー（CR99）のボリューム（VOLUME）をユニティーゲインである『10』（最大）に設定します。マイクに向かって喋る／ギターを鳴らす等、音を出しながら、接続している機器（ミキサーやアンプ）の音量を適切なレベルまで上げていきます。

12. 音を確認しながら、ワイヤレスを使用するエリアを歩き回ってください。その範囲で、電波のドロップアウトやノイズバーストが検出された場合は、他のチャンネルに切り替えて再度確認してください。

クイック・スタート（システムのセットアップ）

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レシーバー（CR99）は付属のラックマウント金具を使用し、19インチのラックに取り付ける事が可能です。

ラックマウント

CR99を1台ラックマウントする場合：　ロングとショートの金具を1つずつ使用します。それぞれをロックするまで本体側面の溝にスライドして取り付けてください。

CR99を2台ラックマウントする場合：　連結用アダプターを使用し、2台のレシーバーを繋げます。ショートの金具を2つ使用します。それぞれをロックするまで本体側面の溝にスライドして取り付けてください。

チャンネル・リスト（国内電波法対応）

GROUP 1 GROUP 2 GROUP 3B11 806.125 B21 806.250 B31 806.625B12 806.375 B22 806.500 B32 806.875B13 807.125 B23 807.000 B33 807.375B14 807.750 B24 807.875 B34 808.250B15 809.000 B25 808.500 B35 808.625B16 809.500 B26 808.875 B36 809.250

GROUP 4 GROUP 5 GROUP 6B41 806.750 B51 807.625 B61 807.25B42 807.500 B52 808.125 --- ---B43 808.000 B53 808.375 --- ---B44 809.125 B54 808.750 --- ---B45 809.375 B55 809.625 --- ---B46 809.750 --- --- --- ---

※　6 チャンネル同時使用する場合は、グループ 1 〜 4 をご使用ください。

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トラブルシューティング

問題点 解決策

音声が出ない

トランスミッターとレシーバーの電源が入っていることを確認してください。トランスミッターの電池が正しく挿入されているか確認してください。トランスミッターがミュートになっていないか確認してください。レシーバーの電源アダプターが接続されており、コンセントに正しく接続されているか確認してください。レシーバー背面の出力端子から、接続先の機器に正しく接続されているか確認してください。レシーバーとトランスミッターの間に障害物がないか確認してください。レシーバーのVOLUME、トランスミッターのGAINが充分に上がっているか確認してください。レシーバーとトランスミッターのチャンネルが合っている事を確認してください。不安な場合は、IRでチャンネル・ペアリングを再度行う事をお勧めします。

音声が歪む

レシーバーのVOLUME、またはトランスミッターのGAIN設定が高すぎるかもしれません。入力ソース（ギター等）の音量が高すぎるかもしれません。トランスミッターの電池残量が少なくなっているかもしれません。

音声が途切れる

レシーバーとトランスミッターの距離が離れすぎている可能性があります。両ユニットを近づけるか、アンテナの方向を変えてみてください。レシーバーとトランスミッターの間に障害となる物があるかもしれません。携帯電話、コードレス電話、電灯、コンピューター、金属製の物がある場合には取り除いてください。

レシーバーの電源が入らない

レシーバーの電源アダプターが接続されており、コンセントに正しく接続されているか確認してください。

トランスミッターのLEDが赤く点灯して働かない

電池の残量が少なくなっています。新しい電池に入れ替えて下さい。

ノイズや混信 デュアル・システム、または複数のシステムを同時使用している場合は、全てのユニットが違うチャンネルに設定されている事を確認してください。

スペシフィケーションシステム

・送受信距離： 　最長約 90m（見通し）・周波数特性：　50Hz 〜 15kHz・T.H.D. (Overall)：　 <1% (@AF 1 kHz, RF 46 dBu)・ダイナミックレンジ：　>103 dB A-weighted・SN 比：　>90 dB・動作気温：　–10° C 〜 +60° C・トーンキー周波数：　35.000 kHz

CB99 ベルトパック型トランスミッター・入力端子：　ミニ XLR（P3）・入力インピーダンス：　1M Ω・入力ゲイン幅：　38dB・RF パワー：　10mW EIRP・電源：　単三電池 x 2・電池寿命：　最大 8 時間・寸法 (H × L × D)：　96mm x 62mm x 18.5mm・重さ：　93 g

CH99 ハンドヘルド型トランスミッター・マイク：　Q6 ダイナミック型カプセル・入力ゲイン幅：　28dB・RF パワー：　10mW EIRP・電源：　単三電池 × 2・電池寿命：　最大 8 時間・寸法 (H × Ø)：　260mm x 54mm・重さ：　218 g

CR99 レシーバー・オーディオ出力レベル：　アンバランス +14dBu・オーディオ出力レベル：　バランス +9dBu・オーディオ出力インピーダンス：　アンバランス 810 Ω・オーディオ出力インピーダンス：　バランス 240 Ω・感度：　-100 dBm / 30 dB SINAD（SN 比）・イメージ周波数抑圧比：　>50 dB・動作電源：15VDC ／ 200mA・寸法 (H × L × D)：　200mm x 150mm x 42mm・重さ：　946 g

※　仕様は予告なく変更になる場合がございます。

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SAMSON　輸入総代理店

〒490-1116　愛知県あま市本郷三反地21番地TEL：052-443-5537support@allaccess.co.jphttp://www.allaccess.co.jp