TSO/E メッセージ - TOK2

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z/OS TSO/E メッセージ SA88-8631-07 (英文原典:SA22-7786-08)

Transcript of TSO/E メッセージ - TOK2

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z/OS

TSO/E メッセージ

SA88-8631-07

(英文原典:SA22-7786-08)

���

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z/OS

TSO/E メッセージ

SA88-8631-07

(英文原典:SA22-7786-08)

���

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お願い本書および本書で紹介する製品をご使用になる前に、 715ページの『特記事項』に記載されている情報をお読みください。

本書は、z/OS (5694-A01) のバージョン 1 リリース 10 に適用されます。また、改訂版で特に断りがない限り、これ以降のすべてのリリースおよびモディフィケーションにも適用されます。

本書は、SA88-8631-06 (英文原典: SA22-7786-07) の改訂版です。

お客様の環境によっては、資料中の円記号がバックスラッシュと表示されたり、バックスラッシュが円記号と表示されたりする場合があります。

 

原典: SA22-7786-08

z/OS

TSO/E Messages

発行: 日本アイ・ビー・エム株式会社

担当: ナショナル・ランゲージ・サポート

第9版第1刷 2008.12

© Copyright International Business Machines Corporation 1988, 2008.

Page 5: TSO/E メッセージ - TOK2

目次

本書について . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . v本書の対象読者 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . v本書の構成 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . v詳細について . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . viLookAt を使用して、メッセージ説明を検索する方法 . . . . . . . . . . . vi

変更の要約 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ix

第 1 章 セッション・マネージャー・メッセージ (ADF...) . . . . . . . . . 1

第 2 章 MVSSERV ユーザーおよびシステム・プログラマー・メッセージ(CHS...). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 11

第 3 章 TSO/E 端末メッセージ (COF...) . . . . . . . . . . . . . . . 53

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) . . . . . . . . . . . . . 57

第 5 章 TSO/E 端末メッセージ (IDY...) . . . . . . . . . . . . . . . 309

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) . . . . . . . . . . . . . . . 319

第 7 章 TSO/E 端末メッセージ (INM...) . . . . . . . . . . . . . . . 597

第 8 章 TSO/E 端末メッセージ (IRX...) . . . . . . . . . . . . . . . 649

付録. アクセシビリティー . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 713支援機能の使用 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 713ユーザー・インターフェースのキーボード・ナビゲーション . . . . . . . . 713z/OS 情報 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 713

特記事項 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 715サポート対象外ハードウェアに関するポリシー . . . . . . . . . . . . . 717商標 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 717

参考文献 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 719TSO/E の資料 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 719関連資料 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 719

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iv z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

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本書について

本書は、z/OS® (プログラム番号: 5694-A01) をサポートします。

本書は TSO/E メッセージについて説明するとともに、プログラムのデバッグを行う方々を対象に診断情報を提供します。

注:

1. DELETE、PRINT、および LISTCAT などのアクセス方式サービス・コマンドおよびユーティリティーは、接頭部 IDC の付いたメッセージを出します。 z/OS

MVS システム・メッセージ 第 6 巻 (GOS-IEA) にそれらの説明があります。

2. TSO/E OPERATOR コマンドは、接頭部が IKJ でその後に 3 桁の ID が付いたメッセージを出します。z/OS MVS システム・メッセージ 第 9 巻 (IGF-IWM)

にそれらの説明があります。

3. IPCS TSODATA 動詞出口ルーチンは、接頭部 IKJ の付いたメッセージを出します。z/OS MVS ダンプ出力メッセージ にそれらの説明があります。

4. z/OS UNIX を使用すると、接頭部 FSUM の付いたメッセージを出す場合があります。 これらのメッセージについての説明は、 z/OS UNIX System Services メッセージおよびコード を参照してください。

5. 接頭部 IKT が付いた TSO/VTAM メッセージは、 z/OS Communications Server:

SNA Messages に説明があります。

6. メッセージは、通常、端末に出されますが、バックグラウンド・ジョブからの出力リストに出ることもあります。

本書の対象読者本書は、画面に表示されるメッセージ、ジョブ・ログに保管されたメッセージ、またはシステム・ログに記録されたメッセージに関する詳細情報が必要な、TSO/E ユーザーの方を対象にしています。

本書の構成本書では、TSO/E メッセージが、その接頭部すなわちコンポーネント名によってアルファベット順にリストされています。

v ADF ― 1ページの『第 1 章 セッション・マネージャー・メッセージ(ADF...)』 では、セッション・マネージャーのユーザーに対して出されるメッセージについて説明します。

v CHS ― 11ページの『第 2 章 MVSSERV ユーザーおよびシステム・プログラマー・メッセージ (CHS...)』 では、MVSSERV ユーザーの端末に出されるメッセージ、およびシステム・プログラマーのトレース・データ・セットに出されるMVSSERV メッセージについて説明します。

v COF ― 53ページの『第 3 章 TSO/E 端末メッセージ (COF...)』 では、端末ユーザーに出される VLFNOTE コマンドのメッセージについて説明します。

v ICQ ― 57ページの『第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...)』 では、端末の情報センター機能のユーザーあるいは管理者に出されるメッセージについて説明します。

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v IDY ― 309ページの『第 5 章 TSO/E 端末メッセージ (IDY...)』 では、TSOLIB コマンド (TSO/E リリース 5 でインストールされた) が出すメッセージについて説明します。

v IKJ ― 319ページの『第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...)』 では、端末ユーザーに出される TSO/E メッセージについて説明します。

v INM ― 597ページの『第 7 章 TSO/E 端末メッセージ (INM...)』 では、端末ユーザーに出される TRANSMIT および RECEIVE メッセージについて説明します。

v IRX ― 649ページの『第 8 章 TSO/E 端末メッセージ (IRX...)』 では、端末ユーザーに出される REXX™ メッセージについて説明します。

詳細についてz/OS TSO/E 用に出版されている資料を含め、z/OS 関連の資料の概要については、「z/OS 情報ロードマップ」を参照してください。

LookAt を使用して、メッセージ説明を検索する方法LookAt というオンライン機能を使用することにより、操作中に表示されるほとんどの IBM® メッセージと、一部のシステム異常終了およびコードに関する説明を検索できます。 LookAt では、通常、該当メッセージの説明が直接表示されるため、従来の方法よりも短い時間で情報を検索することができます。

お客様は下記の場所から LookAt を使用して、z/OS のエレメントや機能、z/VM®、VSE/ESA™、および AIX® および Linux® のクラスターについての IBM メッセージの説明を検索できます。

v インターネット。www.ibm.com/servers/eserver/zseries/zos/bkserv/lookat/ にあるLookAt Web サイトから、直接 IBM メッセージの説明をご利用になれます。

v ご使用の z/OS TSO/E ホスト・システム。ご使用の z/OS システムにコードをインストールして、TSO/E コマンド行 (例えば、TSO/E プロンプト、ISPF、またはz/OS UNIX® System Services) から LookAt を使用し、IBM メッセージの説明をご利用になれます。

v ご使用の Microsoft® Windows® ワークステーション。LookAt は、「z/OS

Collection」(SK3T-4269)、または z/OS and Software Products DVD Collection

(SK3T-4271) から直接インストールすることができます。インストールの結果作成される Windows graphical user interface (GUI) から、LookAt を利用することができます。 Windows 版の LookAt をインストールしたディレクトリーからの、コマンド・プロンプト (DOS > コマンド行ともいう) バージョンも引き続き利用可能です。

v ご使用のワイヤレス・ハンドヘルド・デバイス。無線アクセス機能とインターネット・ブラウザーを備えたハンドヘルド・デバイスを使い、www.ibm.com/servers/eserver/zseries/zos/bkserv/lookat/lookatm.html から LookAt のモバイル版 (LookAt Mobile Edition) をご利用になれます。

以下から、ご使用のホスト・システムまたは Microsoft Windows ワークステーションに LookAt をインストールするためのコードを入手することができます。

v 「z/OS Collection」(SK3T-4269) の CD

vi z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

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v 「z/OS and Software Products DVD Collection」(SK3T-4271)

v LookAt Web サイト (Download をクリックし、要件に合ったプラットフォーム、リリース、コレクション、およびロケーションを選択してください)。詳細情報は、ダウンロード手順の際ご覧いただける、LOOKAT.ME ファイルを参照してください。

本書について vii

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viii z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

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変更の要約

変更の要約SA88-8631-07 (英文原典: SA22-7786-08)z/OS バージョン 1 リリース 10

本書には、z/OS TSO/E メッセージ, SA88-8631-07 (z/OS TSO/E バージョン 1 リリース 9 をサポート) にすでに記載されている情報も含まれています。

新規情報

v IKJ56629A (449 ページ)

変更された情報

v IKJ56414I (408 ページ)

v IKJH0202E (594 ページ)

v INMX072I (637 ページ)

説明文の書式や体裁など、本書の内容の一部スタイルおよび構成が変更されました。

本書には、用語、細かな修正、および編集上の変更が含まれています。本文または図表に対して技術的な変更または追加が行われている場合には、その個所の左側に縦線を引いて示してあります。

変更の要約SA88-8631-06 (英文原典: SA22-7786-07)z/OS バージョン 1 リリース 9

本書には、z/OS TSO/E メッセージ, SA88-8631-05 (z/OS TSO/E バージョン 1 リリース 8 をサポート) にすでに記載されている情報も含まれています。

新規情報

v IKJ59042I (558 ページ)

v IKJH0101I (594 ページ)

v IKJH0201I (594 ページ)

v IKJH0202E (594 ページ)

v IKJH0301I (595 ページ)

v IKJH0302E (595 ページ)

v IKJH0303E (595 ページ)

v IKJH0304E (595 ページ)

v INMX220I (647 ページ)

変更された情報

IKJ55131E (357 ページ)

© Copyright IBM Corp. 1988, 2008 ix

Page 12: TSO/E メッセージ - TOK2

本書には、整合性や検索の容易性を高めるための、用語、細かな修正、および編集上の変更が含まれています。

x z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

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第 1 章 セッション・マネージャー・メッセージ (ADF...)

コンポーネント名 ADF

メッセージを作成するプログラム セッション・マネージャー

対象者および宛先 セッション・マネージャー・ユーザー

メッセージ形式 ADFyyyn

yyy メッセージ通し番号

n タイプ・コード:

A ユーザーは、このメッセージが出されると処置を取らなければなりません。

注釈 小文字で印刷されたメッセージ・テキスト内の語は、システムが、状況にもとづいて変化する特定の情報を表示することを示します。 その情報は、システムが端末にメッセージを表示する場合にのみ利用することができます。

メッセージ・テキストの後の正符号 (+) は、さらに多くの情報があることを示します。 さらに多くの情報を受け取るには、疑問符 (?) を入力してENTER キーを押してください。

ADF002I SYNTAX ERROR ON SESSION MANAGER LOGON PROCEDURE

説明: セッション・マネージャー LOGON プロシージャーの PARM フィールドに、無効な値が含まれています。 この問題を解決する場合は、TSO/E 管理者に問い合わせてください。

検出モジュール: ADFMDF03

ADF003I SESSION MANAGER HAS ABNORMALLY TERMINATED. CONTINUING WITHOUT THESESSION MANAGER

説明: セッション・マネージャーは、内部エラーによって終了しました。セッション・マネージャーを使用する必要があるときは LOGON コマンドを再度出し、セッション・マネージャー LOGON プロシージャーを指定してください。問題が繰り返し起こる場合は、TSO/E 管理者に問い合わせて、援助を要求してください。

ADF004I SESSION MANAGER TERMINATED - ERROR RETURN CODE FROM [text]

説明:v text = ESTAE (SVC 60)

v text = TPUT (SVC 93)

v text = TGET (SVC 93)

v text = ATTACH OF MONITOR TASK ADFMDF01

v text = ATTACH OF MONITOR TASK ADFMDFOA

v text = ATTACH OF TERMINAL MONITOR PROGRAM

セッション・マネージャーは、システム機能を呼び出している間にエラーを検出したため、終了しました。

TSO/E セッションは、セッション・マネージャーなしで続行します。継続してセッション・マネージャーを使用したい場合は、再度 LOGON コマンドを出してセッション・マネージャー LOGON プロシージャーを指定します。 問題が繰り返し起こる場合は、TSO/E 管理者に問い合わせてください。

© Copyright IBM Corp. 1988, 2008 1

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モニター・タスクは ADFMDF0A です。

検出モジュール: ADFMDF03

ADF005I MODULE name SPECIFIED ON LOGON PROCEDURE NOT FOUND

説明: システムは、セッション・マネージャー LOGON プロシージャーの EXEC ステートメントのパラメーターとして指定されたデフォルト環境モジュールを検出することができませんでした。 TSO/E セッションは続行しますが、セッション・マネージャーを使用することはできません。この問題を解決するには、TSO/E 管理者に問い合わせてください。

検出モジュール: ADFMDF0A

ADF005A PRESS ENTER KEY TO CONTINUE WITHOUT SESSION MANAGER

説明: TSO/E は、セッション・マネージャーを終了させる条件を検出しました。 セッション・マネージャーなしでTSO/E の使用を継続することができます。あるいは、この問題を解決するために LOGOFF コマンドを入力し、TSO/E

管理者に問い合わせてください。 このメッセージは、メッセージ ADF005I および ADF006I のあとに出されます。

検出モジュール: ADFMDF0A

ADF006I ERROR IN MODULE name SPECIFIED ON LOGON PROCEDURE

説明: システムは、セッション・マネージャー LOGON プロシージャーの EXEC ステートメントのパラメーターとして指定された、デフォルト環境モジュールを検出しました。 ただし、次の問題のいずれかが起こりました。v ロード・モジュールの形式が正しくない。v ロード・リスト・エレメントによるチェーン時にエラーが起こった。v ロード・モジュールが再入可能ではなかった。v ロード・モジュールが APF 許可ライブラリーから出されなかった。

セッション・マネージャー・デフォルトを含む CSECT は、ロード・モジュールへの入り口点でなければなりません。さらに、CSECT は文字ストリング「ADFMDFLT」で始まらなければなりません。 TSO/E セッションは続行しますが、セッション・マネージャーを使用することはできません。 この問題を解決するには、TSO/E 管理者に問い合わせてください。

検出モジュール: ADFMDF0A

ADF010I COMMAND command NOT FOUND

説明: 入力されたコマンドは セッション・マネージャー・コマンドではありません。セッション・マネージャー・コマンドおよびそれらの構文についての説明は、z/OS TSO/E コマンド解説書 を参照してください。

検出モジュール: ADFICMDR

ADF011I INVALID COMMAND MODIFIER: modifier

説明: そのコマンドの場合に正しくないか、または正しい構文を持たないコマンド修飾子が入力されました。 z/OS

TSO/E コマンド解説書 に記載されているセッション・マネージャー・コマンドとそれらの構文の説明を参照し、コマンドを再入力してください。

検出モジュール: ADFICQUE、ADFICDEF、 ADFICMSC、ADFICRES、ADFICSAV

ADF012I INVALID COMMAND SYNTAX: command

説明: 不正確な構文のコマンドが入力されました。 z/OS TSO/E コマンド解説書 に記載されているセッション・マネージャー・コマンドとそれらの構文の説明を参照し、コマンドを再入力してください。

検出モジュール: ADFICMDR

ADF005I

2 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 15: TSO/E メッセージ - TOK2

ADF013I INVALID OPERAND(S): operand

説明: そのコマンドの場合に正しくないか、または正しい構文を持たないコマンド・オペランドが入力されました。z/OS TSO/E コマンド解説書 に記載されているセッション・マネージャー・コマンドとそれらの構文の説明を参照し、コマンドを再入力してください。

検出モジュール: ADFICCUR、ADFICDEF、 ADFICMSC、ADFICFUN、ADFICPFK、ADFICPUT、ADFICQUE、ADFICRES、ADFICSAV、ADFICSCR、 ADFICSNA、ADFICSTM、ADFICTER、ADFICWIN

ADF014I MISSING OPERAND(S): command

説明: 入力されたコマンドに、必須オペランドが脱落しています。 z/OS TSO/E コマンド解説書 に記載されているセッション・マネージャー・コマンドとそれらの構文の説明を参照し、コマンドを再入力してください。

検出モジュール: ADFICDEF、ADFICFUN、 ADFICMSC、ADFICPFK、ADFICPUT、ADFICQUE、ADFICRES、ADFICSAV、ADFICSER、ADFICSNA、 ADFICSTM、ADFICWIN

ADF015I TOO MANY OPERANDS: command

説明: 入力されたコマンドには、許容された数より多いオペランドが続いています。 z/OS TSO/E コマンド解説書 に記載されているセッション・マネージャー・コマンドとそれらの構文の説明を参照し、コマンドを再入力してください。

検出モジュール: ADFICCUR、ADFICDEF、 ADFICFUN、ADFICMDR、ADFICMSC、ADFICPFK、ADFICPUT、ADFICQUE、ADFICRES、ADFICSAV、 ADFICSCR、ADFICSNA、ADFICSTM、ADFICTER、ADFICWIN

ADF016I COMMAND MODIFIER MISSING: command

説明: 入力されたコマンドに、必須修飾子が脱落しています。 z/OS TSO/E コマンド解説書 に記載されているセッション・マネージャー・コマンドとそれらの構文の説明を参照し、コマンドを再入力してください。

検出モジュール: ADFICMDR

ADF017I INVALID SCROLL AMOUNT: value

説明: SCROLL コマンドが入力されたか、あるいは正しくない AMOUNT 値でプログラム機能キーが押されました。あるいは、SCROLL コマンドが構文的に不正確でした。有効な画面移動量値は、以下のとおりです。

v Page または P

v Half または H

v Max または M

v SCROLL FORWARD または SCROLL BACKWARD には 1 から 999999 までの数字

v SCROLL LEFT または SCROLL RIGHT には数字の 1 から 32767 までの数字

z/OS TSO/E コマンド解説書 に記載されている SCROLL コマンドとその構文の説明を参照し、コマンドを再入力してください。

検出モジュール: ADFICSCR

ADF018I ERROR IN SUBFIELD OF operand OPERAND

説明: 入力された上記の operand のサブフィールドが正しくありません。 たとえば、サブフィールドが多く入力されすぎました。 z/OS TSO/E コマンド解説書 に記載されているセッション・マネージャー・コマンドとそれらの構文の説明を参照し、コマンドを再入力してください。

検出モジュール: ADFICFUN、ADFICMDR、 ADFICPFK、ADFICPUT、ADFICSTM、ADFICTER、 ADFICWIN

ADF013I

第 1 章 セッション・マネージャー・メッセージ (ADF...) 3

Page 16: TSO/E メッセージ - TOK2

ADF019I MISSING SUBFIELD FOR operand OPERAND

説明: 上記で示されたオペランドに、必須サブフィールドが脱落しています。 z/OS TSO/E コマンド解説書 に記載されているセッション・マネージャー・コマンドとそれらの構文の説明を参照し、コマンドを再入力してください。

検出モジュール: ADFICFUN、ADFICPFK、 ADFICSTM、ADFICTER、ADFICWIN

ADF021I WINDOW window_name NOT FOUND

説明: 入力された window_name が存在しません。QUERY.WINDOWS コマンドを使用して、有効なウィンドウ名をリストし、コマンドを再入力してください。

検出モジュール: ADFICCUR、ADFICMSC、 ADFICRES、ADFICSAV、ADFICSCR、ADFICTER、 ADFICWIN

ADF022I STREAM stream_name NOT FOUND

説明: 入力された stream_name が存在しません。 QUERY.STREAMS コマンドを使用して、有効なストリーム名をリストし、コマンドを再入力してください。

検出モジュール: ADFICFUN、ADFICPFK、 ADFICPUT、ADFICQUE、ADFICSNA、ADFICSTM、ADFICWIN、ADFIUSTR

ADF023I TEXT text_string NOT FOUND

説明: セッション・マネージャーが、FIND コマンドに指定された text_string を検出できませんでした。FIND.BACKWARD を指定した場合、FIND コマンドはウィンドウの最上位行からストリームの最初の行まで逆方向に検索します。 FIND.FORWARD を指定した場合、FIND コマンドは、現在行からストリームの最終行まで正方向に検索します。

検出モジュール: ADFICSCR

ADF025I STREAM stream_name IS FULL

説明: 指定されたストリームがいっぱいで、そのストリームを循環させることはできません。

検出モジュール: ADFIMPUT

ADF027I WINDOW window_name COULD NOT BE DEFINED

説明: 画面上の別のウィンドウにオーバーラップさせて定義しようとしたウィンドウ、あるいは最大数のウィンドウがすでに定義されています。 コマンド DEFINE WINDOW および DELETE WINDOW とそれらの構文についての説明は、z/OS TSO/E コマンド解説書 を参照してください。

検出モジュール: ADFICWIN

ADF028I ERROR DURING read from (or) write to TERMINAL BY SESSION MANAGER

説明: 端末から (おそらく不定様式画面から) 無効なデータを受信したか、あるいは TPUT または TGET マクロがゼロ以外の戻りコードを出しました。 これは、通常、通知メッセージですが、問題が繰り返し起こる場合は TSO/E 管理者に問い合わせてください。

検出モジュール: ADFMDOIO、ADFIUSTR

ADF029I SESSION MANAGER INTERNAL ERROR IN module_name

説明: セッション・マネージャー・ルーチン内において、予期しない内部エラーが発生しました。 これは、通常、通知メッセージですが、問題が繰り返し起こる場合は TSO/E 管理者に問い合わせてください。

検出モジュール: ADFIMDEL、ADFIMLLN

ADF019I

4 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 17: TSO/E メッセージ - TOK2

ADF030I WINDOW window_name ALREADY EXISTS

説明: 定義しようとしているウィンドウは、すでに存在しています。 既存のウィンドウ名をリストするには、QUERY.WINDOWS コマンドを使用します。

検出モジュール: ADFICWIN

ADF031I window_name VIEWING LINE nnn

説明: このメッセージは FIND.LINE コマンドに対する応答で、このメッセージ・テキストにリストされている指定ウィンドウの最上部が、行番号 nnn であることを示します。

検出モジュール: ADFICSCR

ADF032A REISSUE THE FIND COMMAND WITH A DATA STRING

説明: FIND コマンドが入力されましたが、検出するデータ・ストリングが入力されませんでした。 FIND コマンドを再入力し、そのあとにデータ・ストリングを続け、それから ENTER キーを押してください。

検出モジュール: ADFICSCR

ADF033I END IGNORED DURING FULLSCREEN PROGRAM

説明: フルスクリーン・プログラム / コマンドに制御が渡っているとき END コマンドが入力されました。 END コマンドを出すことができるのは、フルスクリーン・プログラム / コマンドが実行されていない場合のみです。

検出モジュール: ADFICMDR

ADF041A ENTER A NULL LINE TO RETURN TO FULLSCREEN PROGRAM

説明: ISPF オプション 6 (あるいは同様のフルスクリーン・プログラム) のもとで実行されているコマンドが完了しました。フルスクリーン・サポートに戻すために、ヌル行を 1 行入力してください。セッション・マネージャーのもとでヌル行を入力するには ERASE EOF キーを押し、それから ENTER キーを押します。

TSO/E コマンドあるいはそれ以外の入力データを入力し、ENTER キーを押すと、ヌル行を入力したのと同じ結果になります。 ISPF に制御が渡っているために、TSO/E コマンドを処理することはできません。

検出モジュール: ADFMDF02

ADF101I SMCOPY INTERNAL LOGIC ERROR - SMCOPY TERMINATED

説明: SMCOPY コマンドが入力されましたが、SMCOPY は、内部エラーのため終了しました。 この問題を解決するには、TSO/E 管理者に問い合わせてください。

検出モジュール: ADFMCOPY

ADF102I INPUT SOURCE DATA SET COULD NOT BE OPENED - SMCOPY TERMINATED

説明: 原始データ・セットをオープンしようとしたとき、システム機能 (OPEN) に障害が起こりました。 SMCOPY

コマンドは正しく終了しませんでした。 この問題を解決するには、TSO/E 管理者に問い合わせてください。

検出モジュール: ADFMCOPY

ADF103I OUTPUT TARGET DATA SET COULD NOT BE OPENED - SMCOPY TERMINATED

説明: 出力データ・セットをオープンしようとしたとき、システム機能 (OPEN) に障害が起こりました。 SMCOPY

コマンドは正しく終了しませんでした。 この問題を解決するには、TSO/E 管理者に問い合わせてください。

検出モジュール: ADFMCOPY

ADF030I

第 1 章 セッション・マネージャー・メッセージ (ADF...) 5

Page 18: TSO/E メッセージ - TOK2

ADF104I INPUT SOURCE DATA SET HAS INVALID RECORD FORMAT - SMCOPY TERMINATED

説明: 入力データ・セットのレコード形式が無効であるため、SMCOPY コマンドは正常に終了しませんでした。 入力データ・セットは、固定長レコード形式あるいは可変長レコード形式のいずれかでなければなりません。 有効な入力データ・セットを指定して SMCOPY コマンドを再入力し、ENTER キーを押してください。

検出モジュール: ADFMCOPY

ADF105I OUTPUT TARGET DATA SET HAS INVALID RECORD FORMAT - SMCOPY TERMINATED

説明: 出力データ・セットのレコード形式が無効であるため、SMCOPY コマンドは正常に終了しませんでした。 出力データ・セットは、固定長レコード形式あるいは可変長レコード形式のいずれかでなければなりません。 正しい出力データ・セットを指定して SMCOPY コマンドを再入力し、ENTER キーを押してください。

検出モジュール: ADFMCOPY

ADF106I ERROR DURING WRITE TO OUTPUT DATA SET - SMCOPY TERMINATED

説明: コピー操作時に入出力エラーが起こったため、SMCOPY が終了しました。 SMCOPY コマンドを再試行してください。 問題が繰り返し起こる場合、この問題を解決するには TSO/E 管理者に問い合わせてください。

検出モジュール: ADFMCOPY

ADF107I ERROR DURING READ FROM INPUT DATA SET - SMCOPY TERMINATED

説明: コピー操作時に入出力エラーが検出されたため、SMCOPY が終了しました。 SMCOPY コマンドを再試行してください。 問題が繰り返し起こる場合、この問題を解決するには TSO/E 管理者に問い合わせてください。

検出モジュール: ADFMCOPY

ADF108I ERROR DURING WRITE TO OUTPUT SESSION MANAGER STREAM - SMCOPY TERMINATED

説明: 出力への書き込み操作時にシステム・エラーが起こったため、SMCOPY が終了しました。 SMCOPY コマンドを再試行してください。 問題が繰り返し起こる場合、この問題を解決するには TSO/E 管理者に問い合わせてください。

検出モジュール: ADFMCOPY

ADF109I ERROR DURING READ FROM INPUT SOURCE SESSION MANAGER STREAM - SMCOPYTERMINATED

説明: 入力からの読み取り操作時にシステム・エラーが起こったため、SMCOPY が終了しました。 SMCOPY コマンドを再試行してください。 問題が繰り返し起こる場合、この問題を解決するには TSO/E 管理者に問い合わせてください。

検出モジュール: ADFMCOPY

ADF110I SESSION MANAGER NOT ACTIVE - SMCOPY IGNORED

説明: SMCOPY コマンドが入力されましたが、セッション・マネージャーが非アクティブであるために、SMCOPY

コマンドは無視されました。 セッション・マネージャーを活動化するには、セッション・マネージャー LOGON プロシージャーを使用して LOGON コマンドを入力してください。

検出モジュール: ADFMCOPY

ADF104I

6 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 19: TSO/E メッセージ - TOK2

ADF111I OUTPUT DATA SET NOT FOUND - ASSUMED TO BE NEW

説明: SMCOPY コマンドのターゲットとして指定されたデータ・セットが存在しませんでした。 SMCOPY は、その指定されたデータ・セットを新しいデータ・セットとして割り振りました。

検出モジュール: ADFMCOPY

ADF112I INPUT STREAM NAME NOT FOUND - SMCOPY TERMINATED +

説明: 指定されたセッション・マネージャー入力ストリームを検出することができなかったために、SMCOPY コマンドは正常に終了しませんでした。 QUERY.STREAMS コマンドを使用して既存のストリーム名をリストし、SMCOPY

コマンドを再度出してください。

ADF112A USE THE SESSION MANAGER ″QUERY″ COMMAND TO DISPLAY VALID STREAM NAMES

検出モジュール: ADFMCOPY

ADF113I OUTPUT STREAM NAME NOT FOUND - SMCOPY TERMINATED +

説明: 指定されたセッション・マネージャー出力ストリームを検出することができなかったために、SMCOPY コマンドは正常に終了しませんでした。 QUERY.STREAMS コマンドを使用してストリーム名をリストし、SMCOPY コマンドを再度出してください。

ADF113A USE THE SESSION MANAGER ″QUERY″ COMMAND TO DISPLAY VALID STREAM NAMES

検出モジュール: ADFMCOPY

ADF114I RECORD FORMAT OF DATA SET(S) NOT CONSISTENT WITH OPERATION BEINGPERFORMED

説明: セッション・マネージャー・データ・セットは、固定長レコード形式あるいは可変長レコード形式でなければなりません。 正確なレコード形式を持つデータ・セット (複数の場合もある) を使用してセッション・マネージャー・コマンドを再度出すか、あるいは補足的な援助を得るために TSO/E 管理者に問い合わせてください。

検出モジュール: ADFMCOPY

ADF115I FROM DATA SET MEMBER NOT GIVEN - TEMPNAME ASSUMED

説明: SMCOPY コマンドの FROMDATASET オペランドに区分データ・セットを指定しましたが、メンバー名が指定されませんでした。 TEMPNAME と命名されたメンバーが存在する場合、セッション・マネージャーはメンバー名TEMPNAME が指定されたものと見なします。 存在しない場合、セッション・マネージャーは新しいデータ・セット名の入力を指示します。

検出モジュール: ADFMCOPY

ADF116I FROM DATA SET MEMBER NOT FOUND

説明: SMCOPY コマンドの FROMDATASET オペランドに区分データ・セットのメンバーを指定しましたが、そのメンバー名は存在しません。 セッション・マネージャーは、新しいデータ・セット名の入力を指示します。

検出モジュール: ADFMCOPY

ADF111I

第 1 章 セッション・マネージャー・メッセージ (ADF...) 7

Page 20: TSO/E メッセージ - TOK2

ADF117I TO DATA SET MEMBER NOT GIVEN - TEMPNAME ASSUMED

説明: SMCOPY コマンドの TODATASET オペランドに区分データ・セットを指定しましたが、メンバー名は指定されませんでした。 セッション・マネージャーは、メンバー名 TEMPNAME が指定されたものと見なします。

検出モジュール: ADFMCOPY

ADF118I FROM DATA SET ORGANIZATION INVALID

説明: SMCOPY コマンドの FROMDATASET オペランド上に、無効なデータ・セット編成のデータ・セットが指定されました。 このオペランドに対する有効なデータ・セット編成は、PO (区分データ・セット) あるいは PS (物理順次データ・セット) のみです。 有効なデータ・セット編成のデータ・セットを指定して、SMCOPY コマンドを再度入力してください。

検出モジュール: ADFMCOPY

ADF119I TO DATA SET ORGANIZATION INVALID

説明: SMCOPY コマンドの実行が試行されました。 SMCOPY コマンドに指定された TODATASET オペランドは、有効なタイプ以外のデータ・セット編成のデータ・セットを参照します。 このオペランドに対する有効なデータ・セット編成は、PO (区分データ・セット) あるいは PS (物理順次データ・セット) のみです。

検出モジュール: ADFMCOPY

ADF120I FROM DATA SET LRECL INVALID

説明: SMCOPY コマンドの実行が試行されました。 SMCOPY コマンドの FROMDATASET オペランドに指定された、データ・セットの論理レコード長 (LRECL) が無効です。 FROMDATASET オペランド上に指定されたデータ・セットの LRECL が 256 より大きい場合に、このメッセージが出されます。

検出モジュール: ADFMCOPY

ADF121I TO DATA SET LRECL INVALID

説明: SMCOPY コマンドの実行が試行されました。 SMCOPY コマンドの TODATASET オペランドに指定されたデータ・セットの論理レコード長 (LRECL) は無効です。 データ・セットの LRECL が 256 よりも大きい場合に、このメッセージが出されます。 新しいデータ・セットのデフォルト LRECL は 255 です。

検出モジュール: ADFMCOPY

ADF122I FROMSTREAM AND TOSTREAM CANNOT BE THE SAME

説明: SMCOPY コマンドの FROMSTREAM および TOSTREAM オペランドに同一のデータ・セット名が指定されました。 FROMSTREAM および TOSTREAM の両オペランドにはそれぞれ異なるデータ・セット名を指定しなければなりません。

検出モジュール: ADFMCOPY

ADF201I TEXT FOUND AT LINE line_number

説明: SMFIND コマンドに指定されたテキスト・ストリングは、指定された行番号に位置しています。

検出モジュール: ADFMFIND

ADF117I

8 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 21: TSO/E メッセージ - TOK2

ADF202I TEXT NOT FOUND

説明: セッション・マネージャーが、SMFIND コマンドに指定された text_string を検出できませんでした。

BACKWARD が指定された場合、SMFIND コマンドはストリームの最後の行から最初の行まで検索します。FORWARD が指定された場合、SMFIND コマンドはストリームの最初の行から最後の行まで検索します。

検出モジュール: ADFMFIND

ADF203I SESSION MANAGER STREAM stream_name DOES NOT EXIST +

説明: メッセージにリストされたストリーム名を SMFIND コマンドに指定しましたが、それは存在しません。QUERY.STREAMS コマンドを使用して既存のストリーム名をリストし、コマンドを再入力します。

ADF203A USE THE SESSION MANAGER ″QUERY″ COMMAND TO DISPLAY VALID STREAM NAMES

検出モジュール: ADFMFIND

ADF204I SESSION MANAGER NOT ACTIVE - SMFIND IGNORED

説明: SMFIND コマンドが入力されましたが、セッション・マネージャーが非アクティブのために、SMFIND コマンドは無視されました。 セッション・マネージャーをアクティブにするには、セッション・マネージャー LOGON プロシージャーを使用して LOGON コマンドを再度出してください。

検出モジュール: ADFMFIND

ADF205I ERROR DURING READ WHILE SEARCHING STREAM - SMFIND TERMINATED

説明: システム機能を使用している間にエラーが起こったために、SMFIND は終了しました。 この問題を解決するには、TSO/E 管理者に問い合わせてください。

検出モジュール: ADFMFIND

ADF301I ERROR DURING WRITE TO SESSION MANAGER STREAM

説明: システム機能を使用している間にエラーが起こったために、SMPUT は終了しました。 この問題を解決するには、TSO/E 管理者に問い合わせてください。

検出モジュール: ADFMPUT

ADF302I SESSION MANAGER STREAM stream_name DOES NOT EXIST +

説明: 入力されたストリーム名は存在しません。QUERY.STREAMS コマンドを使用して既存のストリーム名をリストしてください。

ADF302A USE THE SESSION MANAGER ″QUERY″ COMMAND TO DISPLAY VALID STREAM NAMES

検出モジュール: ADFMPUT

ADF303I SESSION MANAGER NOT ACTIVE - SMPUT IGNORED

説明: SMPUT コマンドを出そうとしましたが、セッション・マネージャーが非アクティブであるために、SMPUT コマンドは無視されました。 セッション・マネージャーをアクティブにするには、セッション・マネージャー LOGON

プロシージャーを使用して LOGON コマンドを再度出してください。

検出モジュール: ADFMPUT

ADF202I

第 1 章 セッション・マネージャー・メッセージ (ADF...) 9

Page 22: TSO/E メッセージ - TOK2

10 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 23: TSO/E メッセージ - TOK2

第 2 章 MVSSERV ユーザーおよびシステム・プログラマー・メッセージ (CHS...)

コンポーネント名 CHS

メッセージを作成するプログラム MVSSERV

コンポーネント ID 28507

対象者および宛先 システム・プログラマーの場合は MVSSERV トレース・データ・セット。

また、MVSSERV ユーザーの場合はその端末。

メッセージ形式 CHSxxxxyyz

または

CHSxxxyyz

メッセージを IBM サポート担当員に通報する場合には、これらのメッセージ ID 全体を使用してください。

yy メッセージ通し番号

z タイプ・コード:

I 通知メッセージ (MVSSERV が継続する)

E エラー・メッセージ (MVSSERV が終了する)

注釈 イタリック体で印刷されたメッセージ・テキスト内の語は、MVSSERV が、状況に基づいて変化する特定の情報を提供することを示します。この情報は、MVSSERV がトレース・データ・セットにメッセージを作成するときのみ現われます。

トレース・データ・セットが MVSSERV セッションにアクティブであれば、端末メッセージも MVSSERV トレース・データ内に現われます。

CHSCMI01I The control unit supports Read Partitioned Queries.

説明: MVSSERV はどの通信プログラムがパーソナル・コンピューターで実行されているのかを識別しなければなりません。 最初のステップとして MVSSERV は、制御装置が区分読み取り照会機能をサポートする (つまり、パーソナル・コンピューターが、構造化フィールドをサポートするプロトコルを使用していることを示す) と判別しました。

これは通知メッセージです。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTCMI

CHSCMI02I The control unit does not support Read Partitioned Queries.

説明: MVSSERV はどの通信プログラムがパーソナル・コンピューターで実行されているのかを識別しなければなりません。 MVSSERV は、制御装置が区分読み取り照会機能をサポートしない (つまり、パーソナル・コンピューターが、構造化フィールドをサポートしないプロトコルを使用していることを示す) と判断しました。

これは通知メッセージです。

© Copyright IBM Corp. 1988, 2008 11

Page 24: TSO/E メッセージ - TOK2

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTCMI

CHSCMI03E I/O error occurred while initializing communications.

説明: MVSSERV がパーソナル・コンピューターとの通信を確立していた間に、入出力エラーが起こりました。MVSSERV は終了します。

詳細情報については、トレース・データ・セットを調べてください。 IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出して、トレース・データ・セットの詳細を入手してください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポートに問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTCMI

CHSCMI04I Presentation space input was received and ignored.

説明: パーソナル・コンピューター (PC) と通信している間に、MVSSERV は通信プロトコルに従っていない伝送を受信しました。このことは、ユーザーが PC のキーボード上の機能キーを押したか、あるいは別のユーザーがメッセージを送信したことによって引き起こされた可能性があります。 MVSSERV は送信を無視し、通信を続けます。

これは通知メッセージです。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTCMI

CHSCMI05E The PC’s communication program is unknown.

説明: MVSSERV 通信コンポーネントは、どの通信プログラムがパーソナル・コンピューターで実行されているのか(実行されているものがある場合)、を判別することはできませんでした。 MVSSERV は終了します。

パーソナル・コンピューターに適切な通信プログラムがインストールされ、実行されていることを確認してください。そうであれば、トレース・データ・セットを調べて詳細情報を入手してください。IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出して、トレース・データ・セットの詳細を入手してください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポートに問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTCMI

CHSCMI06I Please start the communications program on the PC.

説明: MVSSERV は、パーソナル・コンピューター (PC) が適切な通信プログラムを実行していないと判別しました。このメッセージは PC でプログラムを開始するまで、あるいは 30 秒が経過するまで表示されています。

対象者: MVSSERV ユーザー

検出モジュール: CHSTCMI

CHSCMI07E Error occurred loading module CHSTTCA.

説明: MVSSERV は CHSTTCA をロードすることができませんでした。 MVSSERV は終了します。

このエラーが起こる可能性が最も高いのは、ロード・モジュール CHSTTCA を検出することができなかったときです。 STEPLIB または LINKLIST 連結のシステム・ライブラリーに CHSTTCA がインストールされており、かつ「実行可能」の印が付いていることを確認します。

このエラーが解決されない場合は、トレース・データ・セットを調べて詳細情報を入手してください。 IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出して、トレース・データ・セッ

CHSCMI03E

12 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 25: TSO/E メッセージ - TOK2

トの詳細を入手してください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポートに問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTCMI

CHSCMI08E Error occurred loading module CHSTDCA.

説明: MVSSERV は CHSTDCA をロードすることができませんでした。 MVSSERV は終了します。

このエラーが起こる可能性が最も高いのは、ロード・モジュール CHSTDCA を検出することができなかったときです。 STEPLIB または LINKLIST 連結のシステム・ライブラリーに CHSTDCA がインストールされており、かつ「実行可能」の印が付いていることを確認します。

このエラーが解決されない場合は、トレース・データ・セットを調べて詳細情報を入手してください。 IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出して、トレース・データ・セットの詳細を入手してください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポートに問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTCMI

CHSCMI09E Communications could not set the 3270 environment.

説明: MVSSERV 通信コンポーネントは、3270 フルスクリーン環境を確立するのに必要なマクロを出すことができませんでした。MVSSERV は終了します。

詳細情報については、トレース・データ・セットを調べてください。 IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出して、トレース・データ・セットの詳細を入手してください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTCMI

CHSCMI10I MVSSERV did not receive the expected reply.

説明: MVSSERV は、区分読み取り照会機能の結果として構造化フィールド入力を受信しましたが、パーソナル・コンピューターからの入力に期待した応答は見つかりませんでした。

パーソナル・コンピューターに適切な通信プログラムがインストールされ、実行されていることを確認してください。そうであれば、MVS™ TSO/E システムおよびパーソナル・コンピューター間の通信接続を検査します。 リモートでの3270 操作を正しく行ってもエラーが繰り返される場合、トレース・データ・セットを調べて、詳細情報を入手してください。 IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出して、トレース・データ・セットの詳細を入手してください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTCMI

CHSCMI11E Error occurred loading the logo data.

説明: MVSSERV は LOGO1 ロード・モジュールをロードすることができませんでした。 MVSSERV は終了します。

このエラーが起こる可能性が最も高いのは、LOGO1 を検出することができなかったときです。 STEPLIB またはLINKLIST 連結のシステム・ライブラリーに LOGO1 がインストールされており、かつ「実行可能」の印が付いていることを確認します。

CHSCMI08E

第 2 章 MVSSERV ユーザーおよびシステム・プログラマー・メッセージ (CHS...) 13

Page 26: TSO/E メッセージ - TOK2

このエラーが解決されない場合は、トレース・データ・セットを調べて詳細情報を入手してください。 IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出して、トレース・データ・セットの詳細を入手してください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTCMI

CHSCMI12E Error occurred loading module CHSTCUT.

説明: MVSSERV は CHSTCUT をロードすることができませんでした。 MVSSERV は終了します。

このエラーが起こる可能性が最も高いのは、ロード・モジュール CHSTCUT を検出することができなかったときです。 STEPLIB または LINKLIST 連結のシステム・ライブラリーに CHSTCUT がインストールされており、かつ「実行可能」の印が付いていることを確認します。

このエラーが解決されない場合は、トレース・データ・セットを調べて詳細情報を入手してください。 IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出して、トレース・データ・セットの詳細を入手してください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTCMI

CHSCMI13E The communications program was not running on the PC.

説明: MVSSERV は、パーソナル・コンピューターが制御装置端末 (CUT) 通信プロトコルをサポートすることができると判別しましたが、適切な PC 通信プログラムを実行していませんでした。 MVSSERV は終了します。

適切な通信プログラムがパーソナル・コンピューターにインストールされていることを確認し、プログラムを開始してください。MVS TSO/E システムと PC の間の通信接続を検査してください。 リモートでの 3270 操作を正しく行ってもエラーが繰り返される場合、トレース・データ・セットを調べて、詳細情報を入手してください。 IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出して、トレース・データ・セットの詳細を入手してください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: MVSSERV

CHSCMI14I Please press ENTER to continue.

説明: MVSSERV は、パーソナル・コンピューターが使用している通信プロトコルを識別しなければなりません。MVSSERV は、PC が制御装置端末 (CUT) プロトコルを使用していないことを判別しました。さらに MVSSERV は、PC が VM/PC を使用していると見なします。ENTER キーを押すと、MVSSERV は、その VM/PC アクセス方式ドライバーを呼び出して PC との通信を確立しようとします。

対象者: MVSSERV ユーザー

検出モジュール: CHSTCMI

CHSCMI15I MVSSERV is invoking the access method driver AMD_name.

説明: 入力パラメーター・データ・セットには、ユーザー定義のアクセス方式ドライバー (AMD) を指定するTYPE(A) パラメーターがありました。 MVSSERV は、MVSSERV アクセス方式ドライバーの代わりにユーザー定義のアクセス方式ドライバーをロードして呼び出しています。

これは通知メッセージです。

CHSCMI12E

14 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 27: TSO/E メッセージ - TOK2

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTCMI

CHSCMI16E An error occurred loading access method driver AMD_name.

説明: 入力パラメーター・データ・セットには、ユーザー定義のアクセス方式ドライバー (AMD) を指定するTYPE(A) パラメーターがありました。 MVSSERV はアクセス方式ドライバーをストレージにロードしようとしましたが、そのロードは失敗しました。MVSSERV は終了します。

AMD 名が正確に入力パラメーター・データ・セット内に指定されていることを確認してください。さらに、STEPLIB

または LINKLIST 連結のシステム・ライブラリーに AMD ロード・モジュールがインストールされており、かつ「実行可能」の印が付いていることを確認します。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTCMI

CHSCMI17E The user-defined access method driver was AMODE 24.

説明: TYPE(A) パラメーターによって、ユーザー定義のアクセス方式ドライバー (AMD) が入力パラメーター・データ・セット内に指定されました。MVSSERV は、AMD のストレージへのロードを試行し、AMD が 24 ビットのアドレッシング・モード (AMODE 24) であることを判定しました。 MVSSERV は 24 ビットのアドレッシング・モードのユーザー定義 AMD をサポートしません。 MVSSERV は終了します。

ユーザー定義のアクセス方式ドライバーは 31 ビットのアドレッシング・モード (AMODE 31) でなければなりません。AMD が AMODE 31 で書き込まれた場合、リンク・エディット特性を検査してアドレッシング・モードを 24 にセットしていないことを確認してください。 AMD が AMODE 24 で書き込まれた場合、それを AMODE 31 に変更してください。

24 ビット・アドレッシング・モードから 31 ビット・アドレッシング・モードへのプログラムの変更の詳細については、z/OS MVS Programming: Extended Addressability Guide を参照してください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTCMI

CHSCSI01E MVSSERV’s service request routine failed.

説明: サービス要求を、MVS サーバー、初期設定 / 終了プログラム、あるいはアクセス方式ドライバーからサーバーへ渡すルーチン内に障害が起こりました。MVSSERV は終了します。

詳細情報については、トレース・データ・セットを調べてください。 IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再度出して前のセッションを繰り返すと、さらに詳しい追加データ・セットを入手することができます。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTCMI

CHSCSI02I The requested server failed: server_name.

説明: 指定されたサーバーの処理時に、障害が起こりました。このサーバーは、SENDREQ マクロを使用して別のサーバーあるいは、パーソナル・コンピューター要求端末側によって要求された可能性があります。 MVSSERV は続行しますが、障害の起きたサーバーに、あるいは同一の初期設定 / 終了プログラムによって定義された別のサーバーに対し、これ以上の要求を出すことができません。

これは通知メッセージです。ダンプ・データ・セットが MVSSERV セッションのために割り振られたとき、

CHSCMI16E

第 2 章 MVSSERV ユーザーおよびシステム・プログラマー・メッセージ (CHS...) 15

Page 28: TSO/E メッセージ - TOK2

MVSSERV はサーバー障害のダンプを提供していることがあります。ダンプ・データ・セットの割り振りについての詳細は、 z/OS TSO/E Guide to SRPI を参照してください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTCSI

CHSCSI03I Reply data length exceeds the maximum allowed.

説明: 接続性プログラミング要求ブロック (CPRB) の応答データの長さが、リクエスター・プログラムによりセットされた長さの限界を超えています。 MVSSERV は続行し、おそらく別のサービス要求の処理をすることができます。

サーバー・リクエスター・プログラムを検査して、応答データの適切な長さを設定してください。 リクエスターによって指定された長さ、あるいはサーバーによって提供されたデータの長さの行末調整をしてください。

IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出して、トレース・データ・セットの詳細を入手してください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTCSI

CHSCSI04I Reply parameter length exceeds the maximum allowed.

説明: 接続性プログラミング要求ブロック (CPRB) の応答パラメーターの長さは、リクエスター・プログラムによりセットされた長さの限界を超えています。 MVSSERV は続行し、おそらく別のサービス要求の処理をすることができます。

サーバー・リクエスター・プログラムを検査して、応答パラメーターの適切な長さを設定してください。 リクエスターによって指定された長さ、あるいはサーバーによって提供されたパラメーターの長さの調整をしてください。

IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出して、トレース・データ・セットの詳細を入手してください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTCSI

CHSCOM01I Data sent at hh:mm:ss, length=length_of_data, RC=return_code:

説明: このメッセージは、MVSSERV がデータをパーソナル・コンピューターに送信した時間、(バイト単位の) データの長さ、および TPUT または TPG マクロからの戻りコードを示します。 時間は hh:mm:ss の形式で示されます。hh は時間を、mm は分を、ss は秒を表します。戻りコードについては、z/OS TSO/E Programming Services を参照してください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: MVSSERV 送信したデータは、トレース・データ・セット内でこのメッセージのあとに続きます。

これは通知メッセージです。

CHSCOM02I Data received at hh:mm:ss, length=length_of_data RC=return_code:

説明: このメッセージは、MVSSERV がデータをパーソナル・コンピューターから受信した時間、(バイト単位の) データの長さ、および TGET マクロからの戻りコードを示します。 時間は hh:mm:ss の形式で示されます。 hh は時間を、mm は分を、ss は秒を表します。戻りコードについては、z/OS TSO/E Programming Services を参照してください。 受信したデータは、トレース・データ・セット内でこのメッセージのあとに続きます。

これは通知メッセージです。

CHSCSI03I • CHSCOM02I

16 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 29: TSO/E メッセージ - TOK2

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTCOM

CHSCOM03E I/O error occurred sending data to the PC.

説明: TPUT あるいは TPG エラーが起きたため、データがパーソナル・コンピューターに送信されませんでした。MVSSERV は終了します。データおよび TPUT あるいは TPG マクロからの戻りコードの詳細については、トレース・データ・セット内のメッセージ CHSCOM01I を参照してください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTCOM

CHSCOM04E I/O error occurred receiving data from the PC.

説明: TGET エラーが起きたため MVSSERV がパーソナル・コンピューターからデータを受信することができませんでした。 MVSSERV は終了します。データおよび TGET マクロからの戻りコードの詳細については、トレース・データ・セット内のメッセージ CHSCOM02I を参照してください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTCOM

CHSCOM05E I/O error occurred while trying to refresh the logo.

説明: ロゴを再生 (再表示) するためにロゴ・モジュールが呼び出されたとき、それに障害が起きました。ロゴは表示されません。 MVSSERV は終了します。

詳細情報については、トレース・データ・セットを調べてください。 IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出して、トレース・データ・セットの詳細を入手してください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTCOM

CHSCOM06E I/O error occurred resetting the screen environment.

説明: MVSSERV 入出力マネージャーは、3270 フルスクリーン環境をリセットするのに必要なマクロを出すことができませんでした。MVSSERV は終了します。

詳細情報については、トレース・データ・セットを調べてください。 IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出して、トレース・データ・セットの詳細を入手してください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTCOM

CHSCOM07I Could not send data; the host is disconnected.

説明: VTAM® がホストとパーソナル・コンピューターの間の回線が切り離されていることを検出したために、TPUT

あるいは TPG マクロは失敗しました。

MVS TSO/E システムと PC の間の通信接続を検査してください。リモートでの 3270 操作を正しく行ってもエラーが繰り返される場合、トレース・データ・セットを調べて、詳細情報を入手してください。 IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出して、トレース・データ・セットの詳細を入手してください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

CHSCOM03E

第 2 章 MVSSERV ユーザーおよびシステム・プログラマー・メッセージ (CHS...) 17

Page 30: TSO/E メッセージ - TOK2

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTCOM

CHSCOM08I Could not receive data; the host is disconnected.

説明: VTAMがホストとパーソナル・コンピューターの間の回線が切り離されていることを検出したので、TGET マクロは失敗しました。

MVS TSO/E システムと PC の間の通信接続を検査してください。リモートでの 3270 操作を正しく行ってもエラーが繰り返される場合、トレース・データ・セットを調べて、詳細情報を入手してください。 IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出して、トレース・データ・セットの詳細を入手してください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTCOM

CHSCOM09I Sending last transmission again; VTAM sent reshow request.

説明: MVSSERV 入出力マネージャーは VTAM 再表示コードを受信しました。さらに、最後の伝送を再送信しています。

これは通知メッセージです。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTCOM

CHSCOM10I Logo being refreshed; user pressed the PA2 key.

説明: MVSSERV 入出力マネージャーはユーザー再表示コードを受信しました。さらに、ロゴを再生 (再表示) しています。

これは通知メッセージです。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTCOM

CHSCOM11I Received data in EDIT mode; resetting fullscreen mode.

説明: MVSSERV は、予期した NOEDIT モードではなく EDIT モードでデータを受信しました。さらに、フルスクリーン環境をリセットしています。

これは通知メッセージです。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTCOM

CHSCPS01E MVSSERV could not open the trace data set.

説明: MVSSERV は、トレース・データ・セットに診断情報を記録するためのパラメーターで呼び出されました。MVSSERV は、情報を記録するためにトレース・データ・セットをオープンすることができませんでした。MVSSERV は、トレース・データ・セットなしで終了します。

システム・プログラマーは、トレース・データ・セットが正しく割り振られているかどうか検査しなければなりません。 トレース・データ・セットは DD 名 CHSTRACE に割り振られていなければならず、論理レコード長は 80 で、固定長形式あるいは固定長ブロック化形式でなければなりません。

トレース・データ・セットが正しく割り振られたか検査したあと、再度、MVSSERV を出してください。 エラーが解

CHSCOM08I

18 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 31: TSO/E メッセージ - TOK2

決されない場合、さらに援助が必要であれば、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: MVSSERV ユーザー

検出モジュール: CHSTCPS

CHSCPS02E MVSSERV could not load the required modules.

説明: MVSSERV は必要なモジュールをロードすることができませんでした。 MVSSERV は、トレース・データ・セットなしで終了します。

システム・プログラマーは、MVSSERV がストレージ内でロード・モジュール CHSTRUT および CHSTIOR を見つけることができることを確認しなければなりません。 CHSTRUT および CHSTIOR は、STEPLIB または LINKLIST 連結のシステム・ライブラリーにインストールされており、かつ「実行可能」の印が付いていなければなりません。

ロード・モジュールが正しくインストールされていることを確認したあと、再度、MVSSERV を出してください。エラーが解決されない場合、さらに援助が必要であれば、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: MVSSERV ユーザー

検出モジュール: CHSTCPS

CHSCPS03E MVSSERV could not set up the recovery environment.

説明: MVSSERV は、そのリカバリー環境を確立することができませんでした。 MVSSERV は、トレース・データ・セットなしで終了します。

MVSSERV を再度出してください。エラーが解決されない場合、さらに援助が必要であれば、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: MVSSERV ユーザー

検出モジュール: CHSTCPS

CHSCPS04E MVSSERV could not parse the command parameter.

説明: MVSSERV は、MVSSERV コマンド・パラメーターの解析の試行時に、エラーを検出しました。 MVSSERV

は、トレース・データ・セットなしで終了します。

MVSSERV を再度出してください。エラーが解決されない場合、さらに援助が必要であれば、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: MVSSERV ユーザー

検出モジュール: CHSTCPS

CHSCPS05E MVSSERV could not set up the trace data set.

説明: MVSSERV は、トレース・データ・セット内に診断情報を記録するためのパラメーターで呼び出されました。トレース・データ・セットの初期設定の試行時に、MVSSERV に障害が起こりました。 MVSSERV は終了します。

MVSSERV を再度出してください。エラーが解決されない場合、さらに援助が必要であれば、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: MVSSERV ユーザー

検出モジュール: CHSTCPS

CHSCPS02E

第 2 章 MVSSERV ユーザーおよびシステム・プログラマー・メッセージ (CHS...) 19

Page 32: TSO/E メッセージ - TOK2

CHSCPS06E MVSSERV could not set up the server task.

説明: MVSSERV がサーバー・タスクを初期設定しようとしたとき、エラーが起こりまた。 エラーは、モジュールCHSTIPM あるいは CHSTSRV 内で起こりました。 MVSSERV は終了します。

詳細情報については、トレース・データ・セットを調べてください。 IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出して、トレース・データ・セットの詳細を入手してください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTCPS

CHSCPS07I MVSSERV could not set up the dump suppression table.

説明: MVSSERV が、ダンプ抑止データ・セットをセットアップしている間にエラーが起こりました。 DD 名CHSABEND に割り振られたダンプ抑止データ・セットには、MVSSERV がダンプを出さない異常終了コードのリストが入っています。 MVSSERV は処理を続行しますが、異常終了が起きた場合はそのすべての異常終了のダンプを生成します。

これは通知メッセージです。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTCPS

CHSCPS08I MVSSERV is ending.

説明: MVSSERV は正常に終了します。 MVSSERV は、戻りコード 0 で、TSO/E 端末監視プログラムに制御を渡します。

これは通知メッセージです。

対象者: MVSSERV ユーザー

検出モジュール: CHSTCPS

CHSCPS09E MVSSERV is ending; service error. Contact support personnel.

説明: 内部異常終了あるいはエラーが起こったために、MVSSERV は終了します。 MVSSERV は、戻りコード 4

で、TSO/E 端末監視プログラムに制御を渡します。

詳細情報が必要であれば、システム・プログラマーはトレース・データ・セットを調べなければなりません。トレース・データ・セットがなければ、システム・プログラマーはそれを割り振らなければなりません。トレース・データ・セットが割り振られていない、あるいは最初に IOTRACE を使用しなかった場合、トレース・データ・セットおよびIOTRACE パラメーターを指定して MVSSERV を再度出し、前のセッションを繰り返してください。 エラーが解決されない場合は、トレース・データを準備して IBM サポート担当員に問い合わせ、援助を依頼してください。

対象者: MVSSERV ユーザー

検出モジュール: CHSTCPS

CHSCPS10I An MVSSERV exception occurred. Contact support personnel.

説明: MVSSERV は正常に終了します。 MVSSERV セッション時に、重要ではない例外が起こりました。 この例外は、サービス要求処理に影響を与えた可能性があります。

詳細情報が必要であれば、システム・プログラマーはトレース・データ・セットを調べなければなりません。トレース・データ・セットがなければ、システム・プログラマーはそれを割り振らなければなりません。トレース・データ・セットが割り振られていない、あるいは最初に IOTRACE を使用しなかった場合、トレース・データ・セットおよびIOTRACE パラメーターを指定して MVSSERV を再度出し、前のセッションを繰り返してください。 エラーが解決さ

CHSCPS06E

20 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 33: TSO/E メッセージ - TOK2

れない場合は、トレース・データを準備して IBM サポート担当員に問い合わせ、援助を依頼してください。

対象者: MVSSERV ユーザー

検出モジュール: CHSTCPS

CHSCUT01I CUT access method driver is active.

説明: MVSSERV の制御装置端末 (CUT) アクセス方式ドライバーが、パーソナル・コンピューターとの通信を管理しています。

これは通知メッセージです。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTCUT

CHSCUT02E Internal processing error; could not obtain storage.

説明: MVSSERV の制御装置端末 (CUT) アクセス方式ドライバーが、パーソナル・コンピューターとの通信に必要なストレージを獲得することができませんでした。 MVSSERV は終了します。

さらに大きい領域サイズで TSO/E にログオンしてください。 IOTRACE パラメーターを指定して MVSSERV を出してください。 エラーが解決されない場合は、必要に応じて、領域サイズを調整してください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTCUT

CHSCUT03E The PC input state is not valid for the host’s current state.

説明: パーソナル・コンピューターからのデータの入力状態は、ホストの制御装置端末 (CUT) アクセス方式ドライバーの現状に有効ではありませんでした。 このアクセス方式ドライバーは異なるタイプの入力データを期待しており、通信を続けることはできません。 MVSSERV は終了します。

パーソナル・コンピューターの通信ソフトウェアは、おそらくエラーの状態であり、訂正が必要です。 詳細情報については、トレース・データ・セットを調べてください。 IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出してトレース・データ・セットの詳細を入手し、前のセッションを繰り返してください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTCUT

CHSCUT04I CUT_FTNAK_IN received, last frame being sent to the PC again.

説明: ホストはパーソナル・コンピューターにデータを送信しましたが、パーソナル・コンピューターはそれを受け入れませんでした。パーソナル・コンピューターは、PC 否定応答をホストに送信しました。ホストは、最後の通信フレームを再び送信しています。

これは通知メッセージです。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTCUT

CHSCUT01I

第 2 章 MVSSERV ユーザーおよびシステム・プログラマー・メッセージ (CHS...) 21

Page 34: TSO/E メッセージ - TOK2

CHSCUT05I A communications header from the PC was not valid.

説明: MVSSERV は、フレーム・ヘッダーに無効なデータを持つ通信フレームを、パーソナル・コンピューターから受信しました。 MVSSERV はホストの否定応答をパーソナル・コンピューターに送信しました。

これは通知メッセージです。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTCUT

CHSCUT06I User pressed the PF3 key, requesting termination.

説明: ユーザーが PF3 キーを押したために、MVSSERV セッションが終了しました。 MVSSERV は正常に終了します。

これは通知メッセージです。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTCUT

CHSCUT07I A checksum indicator from the PC was not valid.

説明: MVSSERV とパーソナル・コンピューター間で送信されるすべての通信フレームには、発生し得る回線伝送エラーを検出するための「検査合計」標識が入っています。 検査合計標識は、パーソナル・コンピューターからの通信フレーム内にエラーを検出しました。 MVSSERV はホストの否定応答をパーソナル・コンピューターに送信しました。

これは通知メッセージです。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTCUT

CHSCUT08I A sequence number from the PC was not valid.

説明: MVSSERV と PC 相互間で送信されるすべての通信フレームには、シーケンス番号が付いています。MVSSERV は、前のフレームと連続していない番号の通信フレームを受信しました。 MVSSERV はホストの否定応答をパーソナル・コンピューターに送信しました。

これは通知メッセージです。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTCUT

CHSCUT09E The host sent the maximum number of negative responses.

説明: パーソナル・コンピューターはフレーム・エラーのあるデータをホストに 3 回送信し、MVSSERV は各試行に対し否定応答で応答しました。 MVSSERV は終了します。

MVS TSO/E システムとパーソナル・コンピューターの間の通信接続を検査してください。リモートでの 3270 操作を正しく行ってもエラーが繰り返される場合、トレース・データ・セットを調べて、詳細情報を入手してください。IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出してトレース・データ・セットの詳細を入手してください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTCUT

CHSCUT05I

22 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 35: TSO/E メッセージ - TOK2

CHSCUT11E A second failure occurred in the CUT access method driver.

説明: 前の障害からのリカバリーを試みている時点で、通信処理中の MVSSERV の制御装置端末 (CUT) アクセス方式ドライバーに別の障害が発生しました。 MVSSERV は終了します。

詳細情報については、トレース・データ・セットを調べてください。 IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出してトレース・データ・セットの詳細を入手してください。さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTCUT

CHSCUT12E I/O routine failed; cannot communicate with the PC.

説明: 異常終了が MVSSERV 入出力ルーチン内に起こりました。 MVSSERV はパーソナル・コンピューターと通信することができません。 MVSSERV は終了します。

詳細情報については、トレース・データ・セットを調べてください。 IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出してトレース・データ・セットの詳細を入手してください。さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTCUT

CHSCUT13E A failure occurred in the CUT access method driver.

説明: MVSSERV の 制御装置端末 (CUT) アクセス方式ドライバーの通信モジュールにエラーが発生しました。MVSSERV は終了します。

詳細情報については、トレース・データ・セットを調べてください。 IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出してトレース・データ・セットの詳細を入手してください。さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTCUT

CHSCUT14E I/O error - cannot communicate with the PC.

説明: 伝送を送信または受信しようとしていたときに入出力エラーが起こりました。 MVSSERV は、これ以上パーソナル・コンピューターと通信ができないために終了します。

MVS TSO/E システムとパーソナル・コンピューターの間の通信接続を検査してください。リモートでの 3270 操作を正しく行ってもエラーが繰り返される場合、トレース・データ・セットを調べて、詳細情報を入手してください。IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出してトレース・データ・セットの詳細を入手してください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTCUT

CHSCUT15E Error occurred trying to build a service reply.

説明: MVSSERV がサービス応答を作成しようとしていたときに、エラーが起こりました。 MVSSERV はパーソナル・コンピューターとの通信を終えて、終了します。

IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出してトレース・

CHSCUT11E

第 2 章 MVSSERV ユーザーおよびシステム・プログラマー・メッセージ (CHS...) 23

Page 36: TSO/E メッセージ - TOK2

データ・セットの詳細を入手してください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTCUT

CHSDCA01E Error occurred in VM/PC access method driver; retrying.

説明: MVSSERV の VM/PC アクセス方式ドライバーにエラーが発生しました。 入出力操作時にはエラーは起こらなかったために、MVSSERV は終了の準備のために VM/PC と通信しています。

MVS TSO/E システムと VM/PC の間の通信接続を検査してください。リモートでの 3270 操作を正しく行ってもエラーが繰り返される場合、トレース・データ・セットを調べて、詳細情報を入手してください。 IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出してトレース・データ・セットの詳細を入手してください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTDCA

CHSDCA03E VM/PC access method driver failed before VM/PC session.

説明: MVSSERV の VM/PC アクセス方式ドライバーでエラーが発生したときに、ホストと VM/PC 間にセッションが確立されていませんでした。 MVSSERV は終了します。

これはおそらく内部処理エラーあるいはプログラミング・エラーです。 詳細情報については、トレース・データ・セットを調べてください。 IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV

を再び出してトレース・データ・セットの詳細を入手してください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTDCA

CHSDCA04E Could not access server; CPRB was not valid.

説明: MVSSERV が作成した接続性プログラミング要求ブロック (CPRB) は無効です。 要求が処理されることはありません。 MVSSERV は終了します。

これはおそらく内部処理エラーあるいはプログラミング・エラーです。 詳細情報については、トレース・データ・セットを調べてください。 IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV

を再び出してトレース・データ・セットの詳細を入手してください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTDCA

CHSDCA05E Could not access server; MVSSERV error.

説明: MVSSERV エラーは、VM/PC サーバーをアクセスしようとしたときに起こりました。 MVSSERV は終了します。

これはおそらく内部処理エラーあるいはプログラミング・エラーです。 詳細情報については、トレース・データ・セットを調べてください。 IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV

を再び出してトレース・データ・セットの詳細を入手してください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

CHSDCA01E

24 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 37: TSO/E メッセージ - TOK2

検出モジュール: CHSTDCA

CHSDCA06I PNAK received, response being sent to VM/PC again.

説明: ホストはデータを VM/PC に送信しましたが、VM/PC はそれを受け入れませんでした。 VM/PC は、PC 否定応答 (PNAK) をホストに送信しました。ホストは伝送を再び送信しています。

これは通知メッセージです。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTDCA

CHSDCA07E VM/PC sent negative response.

説明: MVSSERV はデータを VM/PC に送信しましたが、VM/PC はそれを受け入れませんでした。 MVSSERV は終了します。

MVSSERV は 3 回データを送信しましたが、それぞれの送信に対し、否定応答が返ってきました。この問題はおそらく回線伝送エラーによるものです。

MVS TSO/E システムと VM/PC の間の通信接続を検査してください。リモートでの 3270 操作を正しく行ってもエラーが繰り返される場合、トレース・データ・セットを調べて、詳細情報を入手してください。 IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出してトレース・データ・セットの詳細を入手してください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTDCA

CHSDCA08I PNAK received, request being sent to VM/PC again.

説明: ホストは VM/PC とのセッションを要求しましたが、その伝送は VM/PC によって受け入れられませんでした。 VM/PC は、PC 否定応答 (PNAK) をホストに送信しました。ホストは伝送を再度試行しています。

これは通知メッセージです。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTDCA

CHSDCA09E I/O error occurred in VM/PC access method driver.

説明: MVSSERV の VM/PC アクセス方式ドライバーにエラーが発生しました。 入出力操作時にエラーが起こりましたが、VM/PC アクセス方式ドライバーは、 VM/PC と通信して、リカバリーした状態で終了することができません。MVSSERV は終了します。

MVS TSO/E システムと VM/PC の間の通信接続を検査してください。リモートでの 3270 操作を正しく行ってもエラーが繰り返される場合、トレース・データ・セットを調べて、詳細情報を入手してください。 IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出してトレース・データ・セットの詳細を入手してください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTDCA

CHSDCA06I

第 2 章 MVSSERV ユーザーおよびシステム・プログラマー・メッセージ (CHS...) 25

Page 38: TSO/E メッセージ - TOK2

CHSDCOM01I The following data is about to be sent to VM/PC:

説明: データが VM/PC に送信されるところです。 このデータは、トレース・データ・セット内でこのメッセージのあとに続きます。

これは通知メッセージです。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTDCOM

CHSDCOM02E I/O error occurred sending data to VM/PC.

説明: データがホストから VM/PC に送信されている間に、入出力エラーが起こりました。 MVSSERV は終了します。

MVS TSO/E システムと VM/PC の間の通信接続を検査してください。リモートでの 3270 操作を正しく行ってもエラーが繰り返される場合、トレース・データ・セットを調べて、詳細情報を入手してください。 IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出してトレース・データ・セットの詳細を入手してください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTDCOM

CHSDCOM03E I/O error occurred receiving data from VM/PC.

説明: ホストが VM/PC からデータを受信している間に入出力エラーが起こりました。 MVSSERV は終了します。

MVS TSO/E システムと VM/PC の間の通信接続を検査してください。リモートでの 3270 操作を正しく行ってもエラーが繰り返される場合、トレース・データ・セットを調べて、詳細情報を入手してください。 IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出してトレース・データ・セットの詳細を入手してください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTDCOM

CHSDCOM04E Communications header from VM/PC was not valid.

説明: MVSSERV は、無効な通信ヘッダーを VM/PC から受信しました。正しい通信ヘッダーでなければ、MVSSERV は VM/PC と通信することができません。 MVSSERV は終了します。

MVS TSO/E システムと VM/PC の間の通信接続を検査してください。リモートでの 3270 操作を正しく行ってもエラーが繰り返される場合、トレース・データ・セットを調べて、詳細情報を入手してください。 IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出してトレース・データ・セットの詳細を入手してください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTDCOM

CHSDCOM05E Data received from VM/PC was not valid.

説明: MVSSERV と VM/PC 間のすべての伝送に「チェックサム」インディケーターが入っていて、発生する可能性のある回線伝送エラーを検出します。 チェックサム・インディケーターがエラーを検出しました。 MVSSERV は終了します。

CHSDCOM01I

26 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 39: TSO/E メッセージ - TOK2

MVS TSO/E システムと VM/PC の間の通信接続を検査してください。リモートでの 3270 操作を正しく行ってもエラーが繰り返される場合、トレース・データ・セットを調べて、詳細情報を入手してください。 IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出してトレース・データ・セットの詳細を入手してください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTDCOM

CHSDCOM06E Transmission type from VM/PC was not valid.

説明: 通信ヘッダーには、VM/PC から受信した伝送のタイプを MVSSERV に通知するタイプ・フィールドが含まれています。 このフィールドの内容が誤っています。 MVSSERV は終了します。

MVS TSO/E システムと VM/PC の間の通信接続を検査してください。リモートでの 3270 操作を正しく行ってもエラーが繰り返される場合、トレース・データ・セットを調べて、詳細情報を入手してください。 IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出してトレース・データ・セットの詳細を入手してください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTDCOM

CHSDCOM07I Logo being refreshed; user pressed the PA2 key.

説明: ユーザーは PA2 キーを押して再表示の要求をしました。 MVSSERV ロゴは再生 (再表示) されます。

これは通知メッセージです。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTDCOM

CHSDCOM08I Sending last transmission again; VTAM sent reshow request.

説明: VTAM が再表示要求を送信したために、前の伝送が再び VM/PC に送信されました。

これは通知メッセージです。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTDCOM

CHSDCOM09I User pressed the PF3 key, requesting termination.

説明: MVSSERV を終了するためにユーザーは PF3 キーを押しました。 MVSSERV は正常に終了します。

これは通知メッセージです。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTDCOM

CHSDCOM10E VTAM からアテンション割り込みを受信しました。

説明: MVSSERV は VTAM からアテンション割り込みを受信しました。MVSSERV は終了します。

MVS TSO/E システムと VM/PC の間の通信接続を検査してください。リモートでの 3270 操作を正しく行ってもエラーが繰り返される場合、トレース・データ・セットを調べて、詳細情報を入手してください。 IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出してトレース・データ・セットの詳細を

CHSDCOM06E

第 2 章 MVSSERV ユーザーおよびシステム・プログラマー・メッセージ (CHS...) 27

Page 40: TSO/E メッセージ - TOK2

入手してください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTDCOM

CHSDCOM11E I/O error occurred while trying to refresh the logo.

説明: MVSSERV ロゴの再生 (再表示) の試行時に、入出力エラーが起こりました。 MVSSERV は終了します。

MVS TSO/E システムと VM/PC の間の通信接続を検査してください。リモートでの 3270 操作を正しく行ってもエラーが繰り返される場合、トレース・データ・セットを調べて、詳細情報を入手してください。 IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出してトレース・データ・セットの詳細を入手してください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTDCOM

CHSDCOM12I Data received at hh:mm:ss, length=length_of_data RC=return_code:

説明: このメッセージは、MVSSERV がデータをパーソナル・コンピューターから受信した時間、(バイト単位の) データの長さ、および TGET マクロからの戻りコードを示します。 時間は hh:mm:ss の形式で示されます。 hh は時間を、mm は分を、ss は秒を表します。戻りコードについては、z/OS TSO/E Programming Services を参照してください。 受信されたデータは、トレース・データ・セット内でこのメッセージのあとに続きます。

これは通知メッセージです。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTDCOM

CHSINF01E VM/PC servers are not defined to MVSSERV.

説明: MVSSERV は VM/PC 通信プロトコルを使用していますが、それに定義されている VM/PC サーバーがありません。 MVSSERV は終了します。

システム・プログラマーは、入力パラメーター・データ・セットが正しく割り振られているか、および入力パラメーター・データ・セットにサーバー初期設定 / 終了プログラム CHSFVMPC の名前が含まれているかを検査しなければなりません。

入力パラメーター・データ・セットは DD 名 CHSPARM に割り振られなければならず、さらに、論理レコード長は80 で、固定長形式あるいは固定ブロック形式でなければなりません。 このデータ・セットはユーザーのログオン・プロシージャー、CLIST、または ISPF ダイアログ機能に割り振ることができますが、MVSSERV が出される前に割り振らなければなりません。 CHSFVMPC という名前が、入力パラメーター・データ・セット内のレコードの 1 列から 8

列に含まれていなければなりません。

詳細なトレース・データ・セットを入手するためには、IOTRACE パラメーターを使用して MVSSERV を再度出してください。 エラーが解決されない場合は、トレース・データを準備して IBM サポート担当員に問い合わせ、援助を依頼してください。

対象者: MVSSERV ユーザー

検出モジュール: CHSTINF

CHSDCOM11E • CHSINF01E

28 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 41: TSO/E メッセージ - TOK2

CHSINF02I VM/PC access method driver is active.

説明: ロゴが表示されていて、ホストは、VM/PC を実行しているパーソナル・コンピューターからの要求を受信する準備ができています。

これは通知メッセージです。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTINF

CHSINF03E I/O error occurred while trying to display the logo.

説明: 入出力エラーが起きたため、ロゴが表示されていません。MVSSERV は終了します。

詳細情報については、トレース・データ・セットを調べてください。 IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出して、トレース・データ・セットの詳細を入手してください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTINF

CHSIPM01E Input parameter data set could not be opened.

説明: MVSSERV は入力パラメーター・データ・セットをオープンすることができませんでした。 MVSSERV は終了します。

システム・プログラマーは入力パラメーター・データ・セットが正しく割り振られているかを検査しなければなりません。 データ・セットは DD 名 CHSPARM に割り振らなければならず、論理レコード長は 80 で、固定長形式あるいは固定長ブロック化形式でなければなりません。

入力パラメーター・データ・セットおよびその内容の詳細については、z/OS TSO/E Guide to SRPI を参照してください。

詳細なトレース・データ・セットを入手するためには、IOTRACE パラメーターを使用して MVSSERV を再度出してください。 エラーが解決されない場合は、トレース・データを準備して IBM サポート担当員に問い合わせ、援助を依頼してください。

対象者: MVSSERV ユーザー

検出モジュール: CHSTIPM

CHSIPM02I Input parameter data set was empty.

説明: 入力パラメーター・データ・セットにレコードが 1 つも入っていませんでした。 MVSSERV 処理は続行しますが、サーバー・タスクは 1 つも生成されません。

入力パラメーター・データ・セットには、各レコードの 1 列から 8 列にサーバー初期設定 / 終了プログラムの名前が入っていなければなりません。

入力パラメーター・データ・セットおよびその内容の詳細については、z/OS TSO/E Guide to SRPI を参照してください。

適切な初期設定 / 終了プログラム名を指定して、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再度出し、詳細なトレース・データ・セットを入手してください。 エラーが解決されない場合は、トレース・データを準備して IBM

サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTIPM

CHSINF02I

第 2 章 MVSSERV ユーザーおよびシステム・プログラマー・メッセージ (CHS...) 29

Page 42: TSO/E メッセージ - TOK2

CHSIPM03E I/O error occurred during parameter processing.

説明: 入力パラメーター (CHSPARM) データ・セットからのパラメーターを処理している間に、GET マクロがエラーを検出しました。 MVSSERV は終了します。

詳細情報については、トレース・データ・セットを調べてください。 IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出して、トレース・データ・セットの詳細を入手してください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTIPM

CHSIPM04I The following input parameter was not valid:

説明: トレース・データ・セット内のこのメッセージに続く行には、入力パラメーター・データ・セットからの無効な入力レコードが入っています。

レコードの最初の部分は、プログラム名でなければなりません。 この名前は、A から Z、0 から 9、@、#、および $

を使用して、8 文字まで指定することができます。 最初の文字に 0 から 9 は使用できません。 MVSSERV は処理を続行しますが、レコードからの入力は使用されません。

入力パラメーター・データ・セットおよびその内容の詳細については、z/OS TSO/E Guide to SRPI を参照してください。

入力レコードを訂正し、MVSSERV を再度出してください。 詳細なトレース・データ・セットを入手するにはIOTRACE パラメーターを使用します。 エラーが解決されない場合は、トレース・データを準備して IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTIPM

CHSIPM05E Internal processing error; could not obtain storage.

説明: GETMAIN マクロが制御ブロック CHSDCITT および CHSDRWA のためにストレージを得ることができませんでした。さらに、GETMAIN マクロはゼロ以外の戻りコードを MVSSERV に送信しました。 MVSSERV は終了します。

詳細情報については、トレース・データ・セットを調べてください。 IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出して、トレース・データ・セットの詳細を入手してください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTIPM

CHSIPM06I Input parameter data set could not be closed.

説明: MVSSERV が入力パラメーター・データ・セットをクローズすることができなかったとき、MVSSERV はCLOSE マクロからゼロ以外の戻りコードを受信しました。 MVSSERV は処理を続行し、このデータ・セットはMVSSERV が終了するときにタスク終了プログラムによってクローズされます。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTIPM

CHSIPM03E

30 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 43: TSO/E メッセージ - TOK2

CHSIPM07I A TYPE keyword in an input record is not valid.

説明: 入力パラメーター・データ・セット内のレコードに、無効なパラメーター値を持つ TYPE キーワード・パラメーターが含まれていました。 MVSSERV はそのレコードを無視し、続行します。

入力パラメーター・データ・セット内のレコードを訂正してください。 TYPE キーワード・パラメーターの使用可能な値は次のとおりです。

v TYPE(I) は、1 列から 8 列のレコードに名前の指定されているプログラムが初期設定 / 終了プログラムであることを示しています。

v TYPE(A) は、1 列から 8 列のレコードに名前の指定されているプログラムがユーザー定義のアクセス方式ドライバーであることを示しています。

入力パラメーター・データ・セットを埋める方法についての詳細は、z/OS TSO/E Guide to SRPI を参照してください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTIPM

CHSIPM08I Access method driver AMD_name was ignored.

説明: MVSSERV は入力パラメーター・データ・セット内に複数のユーザー定義のアクセス方式ドライバー (AMD)

が指定されているのを検出しました。 MVSSERV は指定された最初の AMD を使用して続行しますが、それ以外のAMD を無視します。

入力パラメーター・データ・セットを訂正して、キーワード・パラメーター TYPE(A) が指定されるレコードが 1 つだけになるようにしてください (アクセス方式ドライバー の場合)。その他のレコードは、キーワード・パラメーターTYPE(I) を指定することもできるし、パラメーターを指定しなくてもかまいません。この場合、これらのレコードは、初期設定 / 終了プログラムの名前であることを示します。 入力パラメーター・データ・セットを埋める方法についての詳細は、z/OS TSO/E Guide to SRPI を参照してください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTIPM

CHSREC01I MVSSERV’s recovery manager received control.

説明: 異常終了が起こり、MVSSERV リカバリー・マネージャーが ESTAE あるいは ESTAI 出口において制御を受け取りました。

起こったエラーの詳細については、トレース・データ・セット内の別のメッセージを参照してください。IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出して、トレース・データ・セットの詳細を入手してください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTREC

CHSREC02I ABEND code was abend_code, reason code was reason_code.

説明: システムあるいはユーザー異常終了が起こりました。接頭部 S を持つ異常終了コードは、システム異常終了を示します。接頭部 U を持つ異常終了コードは、ユーザー異常終了を示します。 異常終了コードおよび理由コード (もしあれば) については、z/OS MVS システム・コード を参照してください。

起こったエラーの詳細については、トレース・データ・セット内の他のメッセージを参照してください。 IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出して、トレース・データ・セットの詳細を入手してください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

CHSIPM07I • CHSREC02I

第 2 章 MVSSERV ユーザーおよびシステム・プログラマー・メッセージ (CHS...) 31

Page 44: TSO/E メッセージ - TOK2

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTREC

CHSREC03I PSW at time of error was program_status_word.

説明: このメッセージは、エラーが起こった時点のプログラム状況ワードを示します。 PSW の内容の詳細については、システム/370 拡張アーキテクチャー解説書を参照してください。

起こったエラーの詳細については、トレース・データ・セット内の他のメッセージを参照してください。 IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出して、トレース・データ・セットの詳細を入手してください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTREC

CHSREC04I Registers first_register to last_register were:

説明: このメッセージは、エラーが起こったときのレジスターの内容を示します。 トレース・データ・セット内でこのメッセージに続く行は、これらのレジスターの内容を示します。 レジスターの内容は、左から右へ数字順に示されます。各レジスターの内容は、8 桁の 16 進数からなります。

起こったエラーの詳細については、トレース・データ・セット内の他のメッセージを参照してください。 IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出して、トレース・データ・セットの詳細を入手してください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTREC

CHSREC06I Module=module_name, caller=caller_name, entry point=entry_point_address.

説明: このメッセージは、エラーが起こったときに制御をもっていたモジュール、そのモジュールを呼び出したモジュール、および失敗したモジュールが制御を受け取った入り口点アドレスを示します。

起こったエラーの詳細については、トレース・データ・セット内の他のメッセージを参照してください。 IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出して、トレース・データ・セットの詳細を入手してください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTREC

CHSREC07I Displacement into failing module was displacement.

説明: このメッセージは、エラーが起きたモジュールへの変位を示します。 ただし、メッセージ・テキスト内の変位値が負である場合、その値は有効でない可能性があります。 PSW が MVSSERV プログラムの境界の範囲外にある場合、メッセージ・テキストの変位値は負の数になります (つまり、システム完了コードが 0C1 異常終了のような場合)。

起こったエラーの詳細については、トレース・データ・セット内の他のメッセージを参照してください。 IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出して、トレース・データ・セットの詳細を入手してください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

CHSREC03I

32 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 45: TSO/E メッセージ - TOK2

検出モジュール: CHSTREC

CHSREC08I Retry in progress. Repeated retry request ignored.

説明: リカバリー作業域に正しい再試行アドレスが入りましたが、前の再試行の実行が完了していませんでした。 この新しい再試行は実行されませんでした。 MVSSERV は終了します。

起こったエラーの詳細については、トレース・データ・セット内の他のメッセージを参照してください。 IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出して、トレース・データ・セットの詳細を入手してください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTREC

CHSREC09E MVSSERV is ending; system error. Contact support personnel.

説明: MVSSERV は、システム異常終了が起こったために終了します。MVSSERV はリカバリーすることができず、IKJEFT04 (TSO/E 端末監視プログラムの ESTAI ルーチン) にリカバリー機能を委任します。

ダンプを入手したい場合、READY メッセージを確認してから ENTER キーを押してください。 システム・プログラマーは、異常終了ダンプおよびトレース・データ・セット (もしあれば) を調べて詳細な情報を入手しなければなりません。

MVSSERV を再度出してください。エラーが解決されない場合は、最寄りのサポート担当員に問い合わせてください。さらに援助が必要な場合は、トレース・データおよびダンプ情報を準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: MVSSERV ユーザー

検出モジュール: CHSTREC

CHSRUT01E Recovery environment initialization failed.

説明: MVSSERV のリカバリー出口を設定するために使用する ESTAE マクロが、正しく実行しませんでした。MVSSERV は終了します。

詳細情報については、トレース・データ・セットを調べてください。 IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出して、トレース・データ・セットの詳細を入手してください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTRUT

CHSRUT02E Router linkage assist routine failed.

説明: MVSSERV ルーターのリンケージ援助ルーチンが失敗しました。 MVSSERV は終了します。

詳細情報については、トレース・データ・セットを調べてください。 IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出して、トレース・データ・セットの詳細を入手してください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTRUT

CHSREC08I

第 2 章 MVSSERV ユーザーおよびシステム・プログラマー・メッセージ (CHS...) 33

Page 46: TSO/E メッセージ - TOK2

CHSRUTR01I Service request failed; service request is not supported.

説明: 接続性プログラミング要求ブロック (CPRB) のフィールド CRBF4 内のデータが、MVSSERV のサポートするサービス要求のタイプと一致しません。 MVSSERV は続行し、おそらく別のサービス要求の処理をすることができます。

MVSSERV によってサポートされる要求のタイプ、および CPRB のフィールド CRBF4 にそれらの要求を指定する方法の詳細については、 z/OS TSO/E Guide to SRPI を参照してください。 CRBF4 への入力を訂正し、IOTRACE を使用して MVSSERV を再度出して詳細なトレース・データ・セットを入手してください。問題が続く場合は、トレース・データ・セットを調べて詳細な情報を得てください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTRUTR

CHSRUTR02I Service request failed; CPRB is not valid.

説明: リクエスター・プログラムは無効な入力データを接続性プログラミング要求ブロック (CPRB) で MVSSERV に渡しました。 CPRB のアドレス、あるいは CPRB 内のアドレスの 1 つが有効ではありません。 MVSSERV は続行し、おそらく別のサービス要求の処理をすることができます。

リクエスター・プログラムによって渡されたアドレスが正しいかどうか確認してください。正しくない場合は入力データを訂正し、 IOTRACE を使用して MVSSERV を再度出して詳細なトレース・データ・セットを入手してください。問題が続く場合は、トレース・データ・セットを調べて詳細な情報を得てください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTRUTR

CHSRUTR03I Server definition failed; insufficient storage.

説明: MVSSERV ルーターがストレージを得るために、条件付き GETMAIN を出したとき、サーバー定義要求は失敗し、そのストレージ獲得要求はリジェクトされました。 MVSSERV は続行し、おそらく別の要求を処理することができます。

詳細情報については、トレース・データ・セットを調べてください。 IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出してトレース・データ・セットの詳細を入手してください。さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTRUTR

CHSRUTR04I Server definition failed; server_name is a duplicate name.

説明: MVSSERV にすでに定義されたサーバーと同一の名前を持つサーバーに対してサーバー定義要求が開始されました。 MVSSERV は続行し、おそらく別の要求を処理することができます。

サーバー初期設定 / 終了プログラム内の DEFSERV マクロで重複したサーバー名を変更します。 MVSSERV を再度出して、要求を繰り返してください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTRUTR

CHSRUTR01I

34 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 47: TSO/E メッセージ - TOK2

CHSRUTR05I Service request failed; server_name is not a defined server.

説明: MVSSERV に定義されていないサーバーに対してサーバー要求が開始されました。 MVSSERV は続行し、おそらく別のサービス要求の処理をすることができます。

リクエスター・プログラムが、サーバー初期設定 / 終了プログラムで定義されるサーバーを指定することを確認してください。 IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再度出して要求を繰り返してください。 問題が続く場合は、トレース・データ・セットを調べて詳細な情報を得てください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTRUTR

CHSRUTR06I Service request failed; server_name is in an inactive task.

説明: タスクが非アクティブであるサーバーに対してサービス要求が開始されました。 MVSSERV は続行し、おそらく別のサービス要求の処理をすることができます。

サーバー・タスクは、タスクのサーバーの 1 つが失敗すると非アクティブになります。そのサーバー・タスクは、その MVSSERV セッションの間中、非アクティブのままです。

失敗したサーバーの詳細については、トレース・データ・セットを調べてください。失敗したサーバーを修正し、それを初期設定 / 終了プログラムから除去します。 IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再度出し、前の要求を繰り返してください。 問題が続く場合は、トレース・データ・セットを調べて詳細な情報を得てください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTRUTR

CHSRUTR07I Server request failed; insufficient storage.

説明: MVSSERV ルーターがストレージを得るために、条件付き GETMAIN を出したとき、サービス要求は失敗し、そのストレージ獲得要求はリジェクトされました。 MVSSERV は続行し、おそらく別のサービス要求の処理をすることができます。

詳細情報については、トレース・データ・セットを調べてください。 IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出してトレース・データ・セットの詳細を入手してください。さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTRUTR

CHSRUTR08E Router failed; CPRB is not valid.

説明: 接続性プログラミング要求ブロック (CPRB) のアドレス、あるいは CPRB 内のアドレス・フィールドが無効であるために、MVSSERV ルーターは失敗しました。 MVSSERV は続行し、おそらく別のサービス要求の処理をすることができます。

CPRB を出したプログラムの入っている MVS サブタスクは、MVSSERV セッションの間中、非アクティブです。

すべてのアドレスが、CPRB 突き合わせにおいて DEFSERV マクロを出した AMODE プログラムを渡したかを検査してください。 このマクロを出しているプログラムが AMODE 24 のとき、CPRB 内の各アドレスの最高位バイトはゼロでなければなりません。 このマクロを出しているプログラムが AMODE 31 のとき、CPRB 内の各アドレスの最高位バイトは 1 にセットされていなければなりません。

CPRB 内のアドレスを検査しても問題が解決されない場合は、トレース・データ・セットを調べて詳細な情報を得てください。 IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出して、

CHSRUTR05I

第 2 章 MVSSERV ユーザーおよびシステム・プログラマー・メッセージ (CHS...) 35

Page 48: TSO/E メッセージ - TOK2

トレース・データ・セットの詳細を入手してください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTRUTR

CHSRUTR09E Router failed during initialization.

説明: 初期設定時に、MVSSERV ルーターに障害が起こりました。 MVSSERV は終了します。

詳細情報については、トレース・データ・セットを調べてください。 IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出して、トレース・データ・セットの詳細を入手してください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTRUTR

CHSRUTR10E Router failed during a server definition.

説明: MVSSERV ルーターは、サーバー定義要求を処理している間に失敗しました。 MVSSERV は終了します。

詳細情報については、トレース・データ・セットを調べてください。 IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出して、トレース・データ・セットの詳細を入手してください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTRUTR

CHSRUTR11E Router failed during a server request.

説明: MVSSERV ルーターは、サーバー要求を処理している間に失敗しました。MVSSERV は終了します。

詳細情報については、トレース・データ・セットを調べてください。 IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出して、トレース・データ・セットの詳細を入手してください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTRUTR

CHSRUTR12I Reply data length exceeds the maximum allowed.

説明: 接続性プログラミング要求ブロック (CPRB) の応答データの長さが、リクエスター・プログラムによりセットされた長さの限界を超えています。 MVSSERV は続行し、おそらく別のサービス要求の処理をすることができます。

サーバー・リクエスター・プログラムを検査して、応答データの適切な長さを設定してください。 リクエスターによって指定された長さ、あるいはサーバーによって提供されたデータの長さの行末調整をしてください。

IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出して、トレース・データ・セットの詳細を入手してください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: MVSSERV

CHSRUTR09E

36 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 49: TSO/E メッセージ - TOK2

CHSRUTR13I Reply parameter length exceeds the maximum allowed.

説明: 接続性プログラミング要求ブロック (CPRB) の応答パラメーターの長さは、リクエスター・プログラムによりセットされた長さの限界を超えています。 MVSSERV は続行し、おそらく別のサービス要求の処理をすることができます。

サーバー・リクエスター・プログラムを検査して、応答パラメーターの適切な長さを設定してください。 リクエスターによって指定された長さ、あるいはサーバーによって提供されたパラメーターの長さの調整をしてください。

IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出して、トレース・データ・セットの詳細を入手してください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: MVSSERV

CHSRUTR14I Service request was accepted for server server_name

説明: サーバーあるいはユーザー定義のアクセス方式ドライバーは、名前指定されたサーバーへサービス要求を送信するために、「送信要求」(SENDREQ) を出しました。 MVSSERV は要求を受け入れました。

これは通知メッセージです。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTRUTR

CHSRUTR15I Service request failed; the current server task is inactive.

説明: サーバーがサービス要求 (DEFSERV あるいは SENDREQ のいずれか) を出しましたが、そのサーバーのサブタスク内にエラーがあるために、サブタスクはすでに非アクティブに設定されています。 サーバーは終了していて、さらに別の要求をすることはできません。

さらに詳細な情報を得るには、トレース・データ・セットを調べてください。 別のメッセージが、そのサーバーのサブタスク内に発生したエラーを識別します。 IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再度出して前のセッションを繰り返すと、さらに詳しいトレース・データ・セットを入手することができます。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTRUTR

CHSRUTR16E Service request failed; MVSSERV error.

説明: サーバーがサービス要求 (DEFSERV あるいは SENDREQ のいずれか) を出しましたが、MVSSERV に重大なエラーがあったために、MVSSERV は終了します。 サーバーは終了していて、さらに別の要求をすることはできません。

さらに詳細な情報を得るには、トレース・データ・セットを調べてください。 IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再度出して前のセッションを繰り返すと、さらに詳しい追加データ・セットを入手することができます。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTRUTR

CHSRUTR13I

第 2 章 MVSSERV ユーザーおよびシステム・プログラマー・メッセージ (CHS...) 37

Page 50: TSO/E メッセージ - TOK2

CHSRUTR17I Service request failed; AMDs cannot define servers.

説明: ユーザー定義アクセス方式ドライバー (AMD) は、サーバーを定義するために DEFSERV 要求を出しました。SENDREQ 要求のみがアクセス方式ドライバーから受け入れられています。

MVSSERV は続行しますが、DEFSERV 要求によって定義されているはずだったサーバーはありません。

問題を修正するには、すべての DEFSERV 要求をアクセス方式ドライバーから除去してください。 そのかわりにサーバーの初期設定 / 終了プログラム、または別のサーバーによって DEFSERV 要求を出さなければなりません。 サーバーの定義方法の詳細については、 z/OS TSO/E Guide to SRPI を参照してください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTRUTR

CHSSPR01I A syntax error was detected in the SRIU.

説明: パーソナル・コンピューターは、構文的に誤りがある SRIU (サービス要求交換単位) を含んでいるサービス要求を送信しました。 通信ソフトウェアのエラーを通知するために、SRIU 肯定応答構造化フィールドがパーソナル・コンピューターに送信されます。 問題に関する詳細については、トレース・データ・セット内のメッセージ CHSTSF11I

を参照してください。 MVSSERV 処理は続行します。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTSPR

CHSSRI01I Initialization/termination program program_name failed.

説明: 示された初期設定 / 終了プログラムが実行時に失敗しました。 このプログラムはゼロ以外の戻りコードをセットしているか、あるいは異常終了しているかのいずれかです。異常終了が起こっていた場合、トレース・データ・セット内で、このメッセージの前に診断メッセージが先行します。初期設定 / 終了プログラムが定義するサーバーは、このMVSSERV セッションの残りの間中、非アクティブです。

初期設定 / 終了プログラムおよびそれらの戻りコードについては、 z/OS TSO/E Guide to SRPI を参照してください。初期設定 / 終了プログラム内のエラーを訂正し、MVSSERV を再度出してください。 詳細なトレース・データ・セットを入手するには IOTRACE パラメーターを使用します。 エラーが解決されない場合は、トレース・データを準備して IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTSRI

CHSSRI02I Load failed for initialization/termination program program_name.

説明: MVSSERV は、示された初期設定 / 終了プログラムを実行時にロードすることができませんでした。 初期設定/ 終了プログラムが定義するサーバーは、この MVSSERV セッションの残りの間中、非アクティブです。

初期設定 / 終了プログラム名が入力パラメーター・データ・セット内に正しく指定されているか確認してください。さらに、初期設定 / 終了プログラムが STEPLIB 内あるいは LINKLIST 連結のシステム・ライブラリー内に入っており、「実行可能」の印が付いているかどうか確認してください。

詳細なトレース・データ・セットを入手するためには、IOTRACE パラメーターを使用して MVSSERV を再度出してください。 エラーが解決されない場合は、トレース・データを準備して IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTSRI

CHSRUTR17I • CHSSRI02I

38 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 51: TSO/E メッセージ - TOK2

CHSSRI03I The requested server failed.

説明: サービス要求処理時に要求されたサーバーに異常終了が起き、リカバリーすることができませんでした。MVSSERV は続行し、もしあれば、別のサブタスク内で実行されているサーバーに対する要求を受け入れることができます。

サーバー内のエラーを直し、MVSSERV を再度出してください。詳細なトレース・データ・セットを入手するにはIOTRACE パラメーターを使用します。 エラーが解決されない場合は、トレース・データを準備して IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: MVSSERV

CHSSRI04E The server task failed during initialization.

説明: 初期設定処理時に、サーバーを含む MVS サブタスクに障害が起こりました。MVSSERV は終了します。

詳細情報については、トレース・データ・セットを調べてください。 IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出して、トレース・データ・セットの詳細を入手してください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTSRI

CHSSRI05E The server task failed during a service request.

説明: サービス要求処理時に、サーバーを含む MVS サブタスクに障害が起こりました。MVSSERV は終了します。

詳細情報については、トレース・データ・セットを調べてください。 IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出して、トレース・データ・セットの詳細を入手してください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTSRI

CHSSRI06E The server task failed during termination.

説明: 終了処理時に、サーバーを含む MVS サブタスクに障害が起こりました。MVSSERV は終了します。

詳細情報については、トレース・データ・セットを調べてください。 IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出して、トレース・データ・セットの詳細を入手してください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTSRI

CHSSRV01E The server task could not be loaded.

説明: LOAD マクロは、モジュール CHSTSRI のロードを試みた後に、ゼロ以外の戻りコードを MVSSERV に送信しました。 MVSSERV は終了します。

CHSTSRI が STEPLIB、または LINKLIST 連結のシステム・ライブラリーに入っており、かつ「実行可能」の印が付いていることを確認します。

IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出してトレース・データ・セットを入手してから、前のセッションを繰り返してください。 エラーが解決されない場合は、トレース・データを準備して IBM サポート担当員に問い合わせてください。

CHSSRI03I

第 2 章 MVSSERV ユーザーおよびシステム・プログラマー・メッセージ (CHS...) 39

Page 52: TSO/E メッセージ - TOK2

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTSRV

CHSSRV02I A server task could not be attached.

説明: ATTACH マクロはサーバー・タスクの生成を試みた後に、ゼロ以外の戻りコードを MVSSERV に送信しました。 MVSSERV は続行しますが、そのサーバー・タスクが非アクティブのため、MVSSERV は、サーバーへの要求をそのタスク内で処理することはできません。

詳細情報については、トレース・データ・セットを調べてください。 IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出して、トレース・データ・セットの詳細を入手してください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTSRV

CHSSRV03I A server task was detached; initialization failure.

説明: サーバー・タスクの初期設定が正しく行われませんでした。 MVSSERV はタスクを消去しているため、タスク内のサーバーへの要求を処理することができません。 MVSSERV は続行し、別のサーバー・タスクの初期設定を続けます。

MVSSERV によって処理されない要求があれば、対応しているサーバーの初期設定 / 終了プログラムを調査してください。 その初期設定 / 終了プログラムは、初期設定されておらず、エラーが起こっている可能性があります。

初期設定 / 終了プログラム内のエラーを訂正し、MVSSERV を再度出してください。 詳細なトレース・データ・セットを入手するには IOTRACE パラメーターを使用します。 エラーが解決されない場合は、トレース・データを準備して IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTSRV

CHSTCA01E I/O error occurred while trying to display the logo.

説明: MVSSERV の分散機能端末 (DFT) アクセス方式のドライバーは、MVSSERV のロゴを表示しようと試みたときに、TPUT サービスからエラー・コードを受信しました。 MVSSERV は終了します。

詳細情報については、トレース・データ・セットを調べてください。 IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出して、トレース・データ・セットの詳細を入手してください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTTCA

CHSTCA02E Internal processing error; could not obtain storage.

説明: MVSSERV の分散機能端末 (DFT) アクセス方式のドライバーが、パーソナル・コンピューターとの通信に必要なストレージを獲得することができませんでした。 MVSSERV は終了します。

さらに大きい領域サイズを使用して TSO/E にログオンしてください。 IOTRACE パラメーターを指定して MVSSERV

を出してください。 エラーが解決されない場合は、必要に応じて、領域サイズを調整してください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTTCA

CHSSRV02I • CHSTCA02E

40 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 53: TSO/E メッセージ - TOK2

CHSTCA03I User pressed the PF3 key, requesting termination.

説明: ユーザーが PF3 キーを押したために、MVSSERV セッションが終了しました。 MVSSERV は正常に終了します。

これは通知メッセージです。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTTCA

CHSTCA04I ENTER key was pressed; entered data ignored.

説明: MVSSERV がパーソナル・コンピューターと通信している間に、ユーザーにより ENTER キーが入力されました。 MVSSERV ロゴが表示されている間、このキーは MVSSERV によって無視されます。

これは通知メッセージです。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTTCA

CHSTCA05E Received transmission without destination/origin ID.

説明: パーソナル・コンピューターとの通信時に、MVSSERV が宛先 / 発信元 ID が入っていない通信ヘッダーを受信しました。 パーソナル・コンピューターの通信ソフトウェアは、エラーの状態であり、訂正が必要です。MVSSERV は終了します。

MVS TSO/E システムとパーソナル・コンピューターの間の通信接続を検査してください。リモートでの 3270 操作を正しく行ってもエラーが繰り返される場合、トレース・データ・セットを調べて、詳細情報を入手してください。IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出してトレース・データ・セットの詳細を入手してください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTTCA

CHSTCA06I Presentation space input was received and ignored.

説明: パーソナル・コンピューター (PC) と通信している間に、MVSSERV は通信プロトコルに従っていない伝送を受信しました。このことは、ユーザーが PC のキーボード上の機能キーを押したか、あるいは別のユーザーがメッセージを送信したことによって引き起こされた可能性があります。この伝送は無視され、通信は続行します。

これは通知メッセージです。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTTCA

CHSTCA07E I/O error; cannot communicate with the PC.

説明: 伝送を送信または受信しようとしていたときに入出力エラーが起こりました。 MVSSERV は、これ以上パーソナル・コンピューターと通信ができないために終了します。

MVS TSO/E システムとパーソナル・コンピューターの間の通信接続を検査してください。リモートでの 3270 操作を正しく行ってもエラーが繰り返される場合、トレース・データ・セットを調べて、詳細情報を入手してください。IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出してトレース・データ・セットの詳細を入手してください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

CHSTCA03I

第 2 章 MVSSERV ユーザーおよびシステム・プログラマー・メッセージ (CHS...) 41

Page 54: TSO/E メッセージ - TOK2

検出モジュール: CHSTTCA

CHSTCA08E Received transmission without structured fields.

説明: パーソナル・コンピューター (PC) と通信している間に MVSSERV は正しくない形式を含む伝送を受信しました。 パーソナル・コンピューターの通信ソフトウェアは、エラーが起こっているために、訂正しなければなりません。 MVSSERV は終了します。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTTCA

CHSTCA09I A sequence error on a service request was detected.

説明: パーソナル・コンピューター (PC) は複数の伝送を必要とする要求を MVSSERV に送信しました。 MVSSERV

への伝送の 1 つが重複していたか、あるいは脱落していました。 PC はその要求を再送信します。 PC が要求を再送信しない場合、あるいは再送信して失敗した場合、MVSSERV はセッションを終了します。

パーソナル・コンピューターの通信ソフトウェアは、エラーの状態であり、訂正が必要です。

MVS TSO/E システムと PC の間の通信接続を検査してください。リモートでの 3270 操作を正しく行ってもエラーが繰り返される場合、トレース・データ・セットを調べて、詳細情報を入手してください。 IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出してトレース・データ・セットの詳細を入手してください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTTCA

CHSTCA10I Sequence error on service reply; retrying the reply.

説明: MVSSERV は複数の伝送を要求したパーソナル・コンピューター (PC) に応答を送信しました。 PC により受信された伝送の 1 つが重複していたか、あるいは脱落していました。 MVSSERV は応答を再伝送します。

これは通知メッセージです。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTTCA

CHSTCA11E Sequence error on service reply; cannot retry the reply.

説明: MVSSERV は、複数の伝送を要求したパーソナル・コンピューターに応答を送信しました。 PC への伝送の 1

つが重複していたか、あるいは脱落していました。 MVSSERV は応答を 3 度再送信しましたが、成功しませんでした。 MVSSERV はパーソナル・コンピューターとの通信を終わらせ、終了します。

MVS TSO/E システムとパーソナル・コンピューターの間の通信接続を検査してください。リモートでの 3270 操作を正しく行ってもエラーが繰り返される場合、トレース・データ・セットを調べて、詳細情報を入手してください。IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出してトレース・データ・セットの詳細を入手してください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTTCA

CHSTCA08E

42 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 55: TSO/E メッセージ - TOK2

CHSTCA12E Unknown error code in CCC Negative Acknowledge.

説明: 通信制御構成 (CCC) 否定応答伝送をパーソナル・コンピューターから受信しました。その伝送には認識不可能なエラー・コードが含まれていました。パーソナル・コンピューターの通信ソフトウェアは、エラーの状態であり、訂正が必要です。 MVSSERV は終了します。

詳細情報については、トレース・データ・セットを調べてください。 IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出してトレース・データ・セットの詳細を入手し、前のセッションを繰り返してください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTTCA

CHSTCA13I DFT access method driver is active.

説明: MVSSERV の分散機能端末 (DFT) アクセス方式ドライバーが、パーソナル・コンピューターとの通信を管理しています。

これは通知メッセージです。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTTCA

CHSTCA14E Input from the PC was not valid.

説明: パーソナル・コンピューターからの送信が、MVSSERV の分散機能端末 (DFT) 通信プロトコルに従っていませんでした。パーソナル・コンピューターの通信ソフトウェアは、エラーが起こっているために、訂正しなければなりません。 MVSSERV は終了します。

詳細情報については、トレース・データ・セットを調べてください。 IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出してトレース・データ・セットの詳細を入手し、前のセッションを繰り返してください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTTCA

CHSTCA15E Error occurred trying to build a service reply.

説明: MVSSERV がサービス応答を作成しようとしていたときに、エラーが起こりました。 MVSSERV はパーソナル・コンピューターとの通信を終わらせ、終了します。

IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出してトレース・データ・セットの詳細を入手してください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTTCA

CHSTCA16E I/O routine failed; cannot communicate with the PC.

説明: 異常終了が MVSSERV 入出力ルーチン内に起こりました。 MVSSERV はパーソナル・コンピューターと通信することができません。 MVSSERV は終了します。

詳細情報については、トレース・データ・セットを調べてください。 IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出してトレース・データ・セットの詳細を入手してください。

CHSTCA12E

第 2 章 MVSSERV ユーザーおよびシステム・プログラマー・メッセージ (CHS...) 43

Page 56: TSO/E メッセージ - TOK2

さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTTCA

CHSTCA17E A failure occurred in the DFT access method driver.

説明: MVSSERV の分散機能端末 (DFT) アクセス方式ドライバーの通信モジュールにエラーが発生しました。MVSSERV は終了します。

詳細情報については、トレース・データ・セットを調べてください。 IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出してトレース・データ・セットの詳細を入手してください。さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTTCA

CHSTCA18E A second failure occurred in the DFT access method driver.

説明: 前の障害からのリカバリーを試みている時点で、通信処理中の MVSSERV の分散機能端末 (DFT) アクセス方式ドライバーに別の障害が発生しました。 MVSSERV は終了します。

詳細情報については、トレース・データ・セットを調べてください。 IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出してトレース・データ・セットの詳細を入手してください。さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTTCA

CHSTCA19I Sending CCC Enable transmission again.

説明: MVSSERV はパーソナル・コンピューターとの通信を可能にするため、通信制御構成 (CCC) 使用可能構造化フィールドをパーソナル・コンピューターに送信しました。パーソナル・コンピューターは完全に初期設定されていなかったため、この試みは失敗しました。 MVSSERV は 1 秒間待機し、使用可能要求を再送信します。

これは通知メッセージです。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTTCA

CHSTCA20E The send buffer is too small to send a reply.

説明: パーソナル・コンピューターの通信ソフトウェアはサービス応答用のバッファー・サイズをセットします。MVSSERV は、そのサイズが小さすぎるために、サービス応答を送信することができないと判別しました。MVSSERV は終了します。

詳細情報については、トレース・データ・セットを調べてください。 IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出してトレース・データ・セットの詳細を入手してください。さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTTCA

CHSTCA17E

44 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 57: TSO/E メッセージ - TOK2

CHSTRH01I Sent frame_type at hh:mm:ss sequence=sequence_number session=session_id length=length_of_frame:

説明: MVSSERV の VM/PC アクセス方式ドライバーが、パーソナル・コンピューターに通信フレームを送信しました。 通信フレームは、MVSSERV とパーソナル・コンピューターの間の通信を確立するプロトコルの一部分です。

このメッセージは、送られた通信フレームのタイプ、通信フレームが送られた時間、フレームのシーケンス番号、MVSSERV セッション ID、および (バイト単位の) フレームの長さを示します。

フレームのタイプは、次のいずれかになります。v HACK -- PC 送信のホスト肯定応答v HNAK -- PC 送信のホスト否定応答v HQNL -- ホスト要求 - 最後のフレームv HRNL -- ホスト応答 - 最後のフレームv HRRI -- ホスト応答 - 最初または中間のフレームv HRFW -- 実行可能な状態のホストv HRES -- リセットされたホスト

時間は hh:mm:ss の形式で示されます。 hh は時間を、mm は分を、ss は秒を表します。 このシーケンスは、送信された一連のフレームの相対シーケンスを示します (たとえば、シーケンス 0001 は、それが最初に送信されたフレームであることを示します)。 セッションは MVSSERV セッションの ID を示し、長さはフレームの長さを示します。

通信フレームの内容は、トレース・データ・セット内でこのメッセージのあとに続きます。

これは通知メッセージです。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTTRH

CHSTRH02I Received frame at hh:mm:ss: sequence=sequence_number session=session_id length=length_of_frame:

説明: MVSSERV の VM/PC アクセス方式ドライバーが、パーソナル・コンピューターから通信フレームを受信しました。 通信フレームは、MVSSERV とパーソナル・コンピューターの間の通信を確立するプロトコルの一部分です。

このメッセージは、受信された通信フレームのタイプ、通信フレームが受信された時間、MVSSERV セッション ID、および (バイト単位の) フレームの長さを示します。フレームのタイプは、次のいずれかになります。v PACK -- ホスト送信の PC 肯定応答v PNAK -- ホスト送信の PC 否定応答v PQNL -- PC 要求 - 最後のフレームv PQRI -- PC 要求 - 最初または中間のフレームv PRNL -- PC 応答 - 最後のフレーム

時間は hh:mm:ss の形式で示されます。 hh は時間を、mm は分を、ss は秒を表します。 このシーケンスは、受信された一連のフレームの相対シーケンスを示します (たとえば、シーケンス 0001 は、それが最初に受信されたフレームであることを示します)。 セッションは MVSSERV セッションの ID を示し、長さはフレームの長さを示します。

通信フレームの内容は、トレース・データ・セット内でこのメッセージのあとに続きます。

これは通知メッセージです。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTTRH

CHSTRH01I

第 2 章 MVSSERV ユーザーおよびシステム・プログラマー・メッセージ (CHS...) 45

Page 58: TSO/E メッセージ - TOK2

CHSTRH201I Sent frame_type at hh:mm:ss sequence=sequence_number length=length_of_frame:

説明: MVSSERV の CUT アクセス方式ドライバーが、パーソナル・コンピューターに通信フレームを送信しました。 この通信フレームは、MVSSERV とパーソナル・コンピューター間の通信を管理するプロトコルの一部です。

このメッセージは、送信された通信フレームのタイプ、通信フレームが送られた時間、フレームのシーケンス番号、および (バイト単位の) フレームの長さを示します。

フレームのタイプは、次のいずれかになります。

CUT_FT......

v ACKOUT -- PC 送信のホスト肯定応答v NAKOUT -- PC 送信のホスト否定応答v SEQOTL -- サービス応答 - 最後または単一のフレームv SEQOTI -- サービス応答 - 中間のフレームv DISOUT -- 通信を終了しているホスト

時間は hh:mm:ss の形式で示されます。 hh は時間を、mm は分を、ss は秒を表します。 このシーケンスは、送信された一連のフレームの相対シーケンスを示します (たとえば、シーケンス 001 は、それが最初に送信されたフレームであることを示します)。 この長さは、フレームの長さをバイト数で示します。

通信フレームの内容は、トレース・データ・セット内でこのメッセージのあとに続きます。

これは通知メッセージです。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTTRH2

CHSTRH202I Received frame_type at hh:mm:ss sequence=sequence_number length=length_of_frame:

説明: MVSSERV の CUT アクセス方式ドライバーが、パーソナル・コンピューターから通信フレームを受信しました。 この通信フレームは、MVSSERV とパーソナル・コンピューター間の通信を管理するプロトコルの一部です。

このメッセージは、送信された通信フレームのタイプ、通信フレームが送られた時間、フレームのシーケンス番号、および (バイト単位の) フレームの長さを示します。 フレームのタイプは、次のいずれかになります。

CUT_FT......

v ACK_IN -- ホスト送信の PC 肯定応答v NAK_IN -- ホスト送信の PC 否定応答v SEQINL -- サービス要求 - 最後または単一のフレームv SEQOTI -- サービス要求 - 中間のフレームv IM_ECF -- PC は作動可能v NO_ECF -- PC 通信プログラムが実行していないv DIS_IN -- PC は通信を終了している

時間は hh:mm:ss の形式で示されます。 hh は時間を、mm は分を、ss は秒を表します。 このシーケンスは、送信された一連のフレームの相対シーケンスを示します (たとえば、シーケンス 001 は、それが最初に送信されたフレームであることを示します)。 この長さは、フレームの長さをバイト数で示します。

通信フレームの内容は、トレース・データ・セット内でこのメッセージのあとに続きます。

これは通知メッセージです。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTTRH2

CHSTRH201I

46 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 59: TSO/E メッセージ - TOK2

CHSTRL01I VM/PC allocate request for server_name, server ID=server_id.

説明: このメッセージは、VM/PC を実行しているパーソナル・コンピューターから要求されているサーバーを識別します。 MVSSERV は、VM/PC がそのサーバーを割り振るよう要求しています。 サーバー ID は、割り振り要求のシーケンス番号です。

これは通知メッセージです。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTTRL

CHSTRR01I CPRB request at hh:mm:ss server=server_name function=service_function ID.

説明: MVSSERV はリクエスターから接続性プログラミング要求ブロック (CPRB) 内サービス要求を受け取りました。 このメッセージは、CPRB が受け取られた時間、要求されたサーバーの名前、および要求されたサービス機能のID を示しています。

時間は hh:mm:ss の形式で示されます。 hh は時間を、mm は分を、ss は秒を表します。

MVSSERV が IOTRACE パラメーターを指定して呼び出された場合、CPRB の内容は、トレース・データ・セット内でこのメッセージのあとに続きます。

これは通知メッセージです。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTTRR

CHSTRS01I CPRB reply at hh:mm:ss RC=server_return_code server_name RC=MVSSERV_return_code.

説明: MVSSERV は、接続性プログラミング要求ブロック (CPRB) 内のサービス応答をリクエスターに送りました。このメッセージは、CPRB が送られた時間、サーバーからの戻りコード、および MVSSERV からの戻りコードを示しています。

時間は hh:mm:ss の形式で示されます。 hh は時間を、mm は分を、ss は秒を表します。

サーバー戻りコードは、サーバーとリクエスターの間の規定によって設定されました。

これは通知メッセージです。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTTRS

CHSTSF01I CCC Enable was processed.

説明: 通信制御構成 (CCC) 使用可能構造化フィールドがパーソナル・コンピューターに送られました。

これは通知メッセージです。この情報は、ホストと PC の間の構造化フィールドの流れをトレースするためにサポート担当員が使用するものです。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTTSF

CHSTSF02I CCC Sequence frame_number (last frame) was processed, length=length of field.

説明: 通信制御構成 (CCC) シーケンス構造化フィールドが検出され、処理 (送信または受信) されました。 このフレームは、一連のフレームの最終フレームか、または唯一のフレームです。フレームのシーケンス番号、およびフィールドの長さがバイト数で示されます。

これは通知メッセージです。この情報は、ホストと PC の間の構造化フィールドの流れをトレースするためにサポート担当員が使用するものです。

CHSTRL01I

第 2 章 MVSSERV ユーザーおよびシステム・プログラマー・メッセージ (CHS...) 47

Page 60: TSO/E メッセージ - TOK2

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTTSF

CHSTSF03I CCC Sequence frame_number was processed, length=length_of_field.

説明: 通信制御構成 (CCC) シーケンス構造化フィールドが検出され、処理 (送信または受信) されました。 このフレームは、シーケンス・フィールド内の最初のフレームか、または中間のフレームです。 フレームのシーケンス番号、およびフィールドの長さがバイト数で示されます。

これは通知メッセージです。この情報は、ホストと PC の間の構造化フィールドの流れをトレースするためにサポート担当員が使用するものです。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTTSF

CHSTSF04I SRIU Prefix was processed.

説明: サービス要求交換単位 (SRIU) 接頭部構造化フィールドが検出され、処理 (送信または受信) されました。

これは通知メッセージです。この情報は、ホストと PC の間の構造化フィールドの流れをトレースするためにサポート担当員が使用するものです。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTTSF

CHSTSF05I SRIU Request command was processed, length=length_of_field.

説明: サービス要求交換単位 (SRIU) 要求コマンド構造化フィールドをパーソナル・コンピューターから受信しました。 フィールドの長さはバイト数で示されます。

これは通知メッセージです。この情報は、ホストと PC の間の構造化フィールドの流れをトレースするためにサポート担当員が使用するものです。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTTSF

CHSTSF06I SRIU Reply command was processed, length=length_of_field.

説明: サービス要求交換単位 (SRIU) 応答コマンド構造化フィールドがパーソナル・コンピューターに送られました。フィールドの長さはバイト数で示されます。

これは通知メッセージです。この情報は、ホストと PC の間の構造化フィールドの流れをトレースするためにサポート担当員が使用するものです。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTTSF

CHSTSF07I SRIU Parameter was processed, length=length_of_field.

説明: サービス要求交換単位 (SRIU) パラメーター構造化フィールドが検出され、処理 (送信または受信) されました。 フィールドの長さはバイト数で示されます。

これは通知メッセージです。この情報は、ホストと PC の間の構造化フィールドの流れをトレースするためにサポート担当員が使用するものです。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTTSF

CHSTSF03I

48 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 61: TSO/E メッセージ - TOK2

CHSTSF08I SRIU Data was processed, length=length_of_field.

説明: サービス要求交換単位 (SRIU) データ構造化フィールドが検出され、処理 (送信または受信) されました。 フィールドの長さはバイト数で示されます。

これは通知メッセージです。この情報は、ホストと PC の間の構造化フィールドの流れをトレースするためにサポート担当員が使用するものです。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTTSF

CHSTSF09I SRIU Suffix was processed.

説明: サービス要求交換単位 (SRIU) 接尾部構造化フィールドが検出され、処理 (送信または受信) されました。

これは通知メッセージです。この情報は、ホストと PC の間の構造化フィールドの流れをトレースするためにサポート担当員が使用するものです。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTTSF

CHSTSF10I SRIU Acknowledge was processed, length=length_of_field:

説明: サービス要求交換単位 (SRIU) 肯定応答構造化フィールドが検出され、処理 (送信または受信) されました。フィールドの長さはバイト数で示されます。 トレース・データ・セットの次のメッセージ CHSTSF11I は、例外条件に関する詳細な情報を提供します。

これは通知メッセージです。この情報は、ホストと PC の間の構造化フィールドの流れをトレースするためにサポート担当員が使用するものです。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTTSF

CHSTSF11I SRIU exception class=exception_class, code=exception_code, object=exception_object, data:

説明: SRIU 肯定応答構造化フィールドに関連して、例外条件が起こりました。 例外クラス、コード、およびオブジェクトについては、 IBM Programmer’s Guide to Server-Requester を参照してください。例外データがある場合、その例外データはトレース・データ・セット内のこのメッセージの後に続きます。

これは通知メッセージです。この情報は、ホストと PC の間の構造化フィールドの流れをトレースするためにサポート担当員が使用するものです。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTTSF

CHSTSF12I Unidentified structured field was processed, length=length_of_field.

説明: MVSSERV は、送信または受信した構造化フィールドを識別することができませんでした。フィールドの長さはバイト数で示されます。 この構造化フィールドは無視されています。

トレース・データ・セットを調べて、識別できない構造化フィールドを確認してください。 IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出してトレース・データ・セットの詳細を入手してください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

これは通知メッセージです。この情報は、ホストと PC の間の構造化フィールドの流れをトレースするためにサポート担当員が使用するものです。

CHSTSF08I

第 2 章 MVSSERV ユーザーおよびシステム・プログラマー・メッセージ (CHS...) 49

Page 62: TSO/E メッセージ - TOK2

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: MVSSERV

CHSTSF13I CCC Disable was processed.

説明: 通信制御構成 (CCC) 使用不可能構造化フィールドが検出され、処理 (送信または受信) されました。

これは通知メッセージです。この情報は、ホストと PC の間の構造化フィールドの流れをトレースするためにサポート担当員が使用するものです。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTTSF

CHSTSF14I CCC Acknowledge was processed.

説明: 通信制御構成 (CCC) 肯定応答構造化フィールドが検出され、処理 (送信または受信) されました。

これは通知メッセージです。この情報は、ホストと PC の間の構造化フィールドの流れをトレースするためにサポート担当員が使用するものです。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTTSF

CHSTSF15I CCC Negative Acknowledge was processed, code=return_code.

説明: 通信制御構成 (CCC) 否定応答構造化フィールドが検出され、処理 (送信または受信) されました。 戻りコードとしては次のものが返されます。v 0001 - シーケンス・エラーが起こったために、再試行しています。v 0002 - シーケンス・エラーが起こりましたが、再試行しません。

これは通知メッセージです。この情報は、ホストと PC の間の構造化フィールドの流れをトレースするためにサポート担当員が使用するものです。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTTSF

CHSTSF16I Unidentified CCC was processed, length=length_of_field.

説明: MVSSERV が、送信または受信した通信制御構成 (CCC) 構造化フィールドのタイプを識別することができませんでした。 フィールドの長さはバイト数で示されます。 この CCC 構造化フィールドは無視されます。

トレース・データ・セットを調べて、識別できない CCC を確認してください。 IOTRACE をまだ使用していない場合には、IOTRACE パラメーターを指定した MVSSERV を再び出してトレース・データ・セットの詳細を入手してください。 さらに援助が必要な場合は、トレース・データを準備して、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

これは通知メッセージです。この情報は、ホストと PC の間の構造化フィールドの流れをトレースするためにサポート担当員が使用するものです。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: MVSSERV

CHSTSF17I Soft Error was processed, length=length_of_field:

説明: ソフト・エラー構造化フィールドが検出され、処理 (送信または受信) されました。

フィールドの長さはバイト数で示されます。 トレース・データ・セットの次のメッセージ CHSTSF18I は、例外条件に関する詳細な情報を提供します。

CHSTSF13I

50 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 63: TSO/E メッセージ - TOK2

これは通知メッセージです。この情報は、ホストと PC の間の構造化フィールドの流れをトレースするためにサポート担当員が使用するものです。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTTSF

CHSTSF18I Soft Error exception class=class, code=error_code, data:

説明: ソフト・エラー構造化フィールドが、通信エラーに関する情報を報告するために生成されました。

例外クラスおよびコードについては、 IBM Programmer’s Guide to Server-Requester Programming Interface for the IBM

Personal Computer を参照してください。例外データがある場合、トレース・データ・セット内でこのメッセージのあとに続きます。

これは通知メッセージです。この情報は、ホストと PC の間の構造化フィールドの流れをトレースするためにサポート担当員が使用するものです。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: MVSSERV

CHSTTP01I Internal trace table follows. Last entry is nnn:

説明: 実行パス・トレース・テーブルは、トレース・データ・セット内でこのメッセージのあとに続きます。 実行パス・トレース・テーブルは、MVSSERV モジュール相互間の呼び出しのシーケンスを示します。 各呼び出しは 1 つの項目によって表されます。 その項目の最初の 4 文字 (「CHST」) は取り除かれます。 各呼び出しには項目番号が付いています。 このメッセージは、呼び出しシーケンスのうちの最後の呼び出しの項目番号 (nnn) を示します。

これは通知メッセージです。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTTTP

CHSTTP02I nnn xxxxxx nnn xxxxxx nnn xxxxxx nnn xxxxxx

説明: このメッセージは実行パス・トレース・テーブルの中の 1 行を表示します。 実行パス・トレース・テーブルは、MVSSERV モジュール相互間の呼び出しのシーケンスを示します。 各呼び出しは 1 つの項目によって表されます。 項目の前には、項目番号 (nnn) が付きます。 256 の項目を持つテーブルに、このメッセージが 64 回現れます。

対象者: システム・プログラマー

検出モジュール: CHSTTTP

CHSTSF18I

第 2 章 MVSSERV ユーザーおよびシステム・プログラマー・メッセージ (CHS...) 51

Page 64: TSO/E メッセージ - TOK2

52 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 65: TSO/E メッセージ - TOK2

第 3 章 TSO/E 端末メッセージ (COF...)

コンポーネント名 COF

メッセージを作成するプログラム VLFNOTE コマンド

対象者および宛先 端末ユーザーの場合 : 端末

システム・プログラマーの場合 : SYSTSPRT リスト

メッセージ形式 COFyyyyyI

yyyyy メッセージ通し番号

I 通知メッセージ。処置は必要ありません。

注釈 メッセージ・テキストで単一引用符で囲まれた語は、状況に基づいて変わる特定の情報をシステムが提供するということを示します。 その情報は、システムが端末にメッセージを表示する場合にのみ利用することができます。

COF10301I keyword [CLASS(class_name)] [DATASET(dsname [(membername)])] [VOLSER(volser)] VLFNOTIFICATION WAS SUCCESSFUL. or keyword CLASS(class_name) [MAJOR(major_name)[MINOR(minor_name)]] VLF NOTIFICATION WAS SUCCESSFUL.

説明: IKJPARS TSO/E サービス・ルーチンは、VLFNOTE コマンド・キーワードの構文検査を完了し、仮想索引機能(VLF) は要求された変更をストレージ内で行いました。このメッセージは、コマンド・パラメーターを、許可されている短縮形で入力されたかどうかに関係なく、その全体を表示します。 さらに、DATASET の別名として DSNAME が指定された場合、このメッセージは DATASET を表示します。 keyword フィールドは ADD、DELETE、またはUPDATE に置き換えられます。

システムの処置: 処理を続行します。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: VLFNOTE ユーザー

検出モジュール: VLFNOTE

COF10302I keyword [CLASS(class_name)] [DATASET(dsname[(membername)])] [VOLSER(volser)] VLFNOTIFICATION FAILED. RETURN CODE=nnnnnnnn REASON CODE=nnnnnnnn or keyword

CLASS(class_name) [MAJOR(major_name) [MINOR(minor_name)]] VLF NOTIFICATION FAILED.RETURN CODE=nnnnnnnn REASON CODE=nnnnnnnn

説明: 呼び出そうとした仮想索引機能 (VLF) の機能は、ゼロ以外の戻りコードまたは理由コードを返しました。その返された戻りコードまたは理由コードは、メッセージ・テキスト内に示されています。さらに、このメッセージは、許可されている短縮形でコマンド・パラメーターを、入力したかどうかに関係なく、その全体を表示します。 DATASET

の別名として DSNAME が指定された場合、このメッセージは DATASET を表示します。 keyword フィールドはADD、DELETE、または UPDATE に置き換えられます。

システムの処置: VLF ストレージが変更されないまま処理が続行します。

ユーザーの応答: 次に取るべき処置を判別するために、表示されたマクロ戻りコードおよび理由コードの説明を調べる場合には、 z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Reference ALE-DYN を参照してください。’DELETE CLASS’ が表示されていれば、COFPURGE マクロの説明を参照してください。 それ以外の場合は、すべてCOFNOTIF マクロの説明を参照してください。

対象者: VLFNOTE ユーザー

検出モジュール: VLFNOTE

© Copyright IBM Corp. 1988, 2008 53

Page 66: TSO/E メッセージ - TOK2

COF10303I YOU ARE NOT AUTHORIZED TO [text]. YOUR INSTALLATION MUST AUTHORIZE USE OFTHIS COMMAND.

説明: text 項目について、以下のものが出力されることがあります。v text = DELETE CLASS class_name

v text = DELETE A MAJOR FROM CLASS class_name

v text = SPECIFY ONLY ONE VOLUME

クラスの削除、IBM 供給クラスからの大分類名の削除、またはボリューム全体を削除するために VLFNOTE コマンドが出されましたが、仮想索引機能 (VLF) の使用がインストール・システムによって許可されていません。

システムの処置: VLF ストレージが変更されないまま処理が続行します。

ユーザーの応答: この VLFNOTE コマンド機能を使用する権限が必要な場合は、システム・プログラマーに連絡し、TSO/E オペレーター権限を取得してください。そうでない場合には、TSO/E オペレーター権限を必要としないVLFNOTE コマンド機能について、z/OS TSO/E コマンド解説書 を参照してください。

対象者: VLFNOTE ユーザー

検出モジュール: VLFNOTE

COF10304I NO OPERANDS, COMMAND IGNORED. VLFNOTE COMMAND TERMINATED. NO VALID INPUTINFORMATION WAS SPECIFIED.

説明: VLFNOTE コマンドにオペランドが 1 つも指定されませんでした。

システムの処置: VLF ストレージが変更されないまま処理が続行します。

ユーザーの応答: 有効なオペランドが分からない場合は、’HELP VLFNOTE’ を出して VLFNOTE コマンドに関する情報を得てください。TSO/E オペレーター権限を持っていない場合は、TSO/E オペレーター権限を必要としないVLFNOTE コマンドの機能について、 z/OS TSO/E コマンド解説書 を参照してください。 正確なオペランドを指定して VLFNOTE コマンドを再度出してください。

対象者: VLFNOTE ユーザー

検出モジュール: VLFNOTE

COF10305I NOT ENOUGH STORAGE TO EXECUTE COMMAND.

説明: バッファーあるいは作業域の条件付き GETMAIN で、エラーが起きました。

システムの処置: VLF ストレージが変更されないまま処理が続行します。

ユーザーの応答: VLFNOTE コマンドを実行することができるように、さらに大きい領域でログオンします。

対象者: VLFNOTE ユーザー

検出モジュール: VLFNOTE

COF10306I COMMAND SYSTEM ERROR. service_routine ERROR CODE error_code.

説明: TSO/E 解析サービス・ルーチンまたは TSO カタログ情報ルーチンのいずれかが、通常の機能を実行できませんでした。

システムの処置: VLF ストレージが変更されないまま処理が続行します。

ユーザーの応答: 表示されているエラー・コードの説明および条件の訂正方法については、z/OS TSO/E Programming

Services の service_routine の説明を参照してください。

対象者: VLFNOTE ユーザー

検出モジュール: VLFNOTE

COF10303I

54 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 67: TSO/E メッセージ - TOK2

COF10307I INCORRECT COMBINATION OF PARAMETERS.

説明: VLFNOTE コマンドに必須パラメーターが指定されなかったか、あるいは互いに排他的なパラメーターが指定されました。 追加のメッセージ・テキストが特定のエラーを説明しています。

keyword1 AND keyword2 WERE SPECIFIED BUT ARE MUTUALLY EXCLUSIVE.

説明: VLFNOTE コマンドに同時に指定できるのは、表示されたキーワードのうちの 1 つのみです。

‘MAJOR’ IS REQUIRED WITH ‘MINOR’ BUT WAS NOT SPECIFIED.

または

‘CLASS’ IS REQUIRED WITH ‘MAJOR’ BUT WAS NOT SPECIFIED.

または

‘DATASET’ IS REQUIRED WITH ‘VOLSER’ BUT WAS NOT SPECIFIED.

説明: メッセージに表示された 2 番目のキーワードを指定する場合、VLFNOTE コマンドには、表示された最初のキーワードも指定しなければなりません。

NO ‘MAJOR’ OR ‘DATASET’ WAS SPECIFIED WITH ‘ADD’ AND ‘CLASS’.

または

NO ‘MAJOR’ OR ‘DATASET’ WAS SPECIFIED WITH ‘UPDATE’ AND ‘CLASS’.

説明: VLFNOTE コマンドに CLASS を指定し、さらに ADD または UPDATE のいずれかを指定する場合、MAJOR

あるいは DATASET キーワードも指定しなければなりません。

NO ‘MAJOR’ OR ‘DATASET’ KEYWORD WAS SPECIFIED WITH ‘ADD’.

または

NO ‘MAJOR’ OR ‘DATASET’ KEYWORD WAS SPECIFIED WITH ‘UPDATE’.

説明: ADD あるいは UPDATE を VLFNOTE コマンドに指定する場合、MAJOR あるいは DATASET キーワードも指定しなければなりません。

NO ‘DATASET’, ‘CLASS’, OR ‘VOLSER’ KEYWORD WAS SPECIFIED WITH ‘DELETE’.

説明: VLFNOTE コマンドに DELETE を指定する場合には、コマンドが意味を持つように、DATASET、 CLASS、または VOLSER キーワードも指定しなければなりません。

NO ‘MINOR’ KEYWORD WAS SPECIFIED WITH ‘ADD’ AND ‘MAJOR’.

または

NO ‘MINOR’ KEYWORD WAS SPECIFIED WITH ‘UPDATE’ AND ‘MAJOR’.

説明: VLFNOTE コマンドに MAJOR を指定し、さらに ADD または UPDATE のいずれかを指定する場合、MINOR

キーワードも指定しなければなりません。

NO DATA SET MEMBER WAS SPECIFIED WITH ‘ADD’ AND ‘DATASET’.

または

NO DATA SET MEMBER WAS SPECIFIED WITH ‘UPDATE’ AND ‘DATASET’.

説明: VLFNOTE コマンドに DATASET キーワードを指定し、さらに ADD または UPDATE のいずれかを指定する場合、データ・セット・メンバーも指定しなければなりません。

NO ‘ADD’, ‘DELETE’, OR ‘UPDATE’ KEYWORD WAS SPECIFIED.

説明: 行う変更のタイプ (追加、削除、または更新) を説明するコマンド・キーワードが VLFNOTE コマンドに指定されませんでした。

システムの処置: VLF ストレージが変更されないまま処理が続行します。

COF10307I

第 3 章 TSO/E 端末メッセージ (COF...) 55

Page 68: TSO/E メッセージ - TOK2

ユーザーの応答: 有効なキーワードおよびそれらの組み合わせがわからない場合は、’HELP VLFNOTE’ を出して、VLFNOTE コマンドに関する情報を得てください。 TSO/E オペレーター権限を持っていない場合は、TSO/E オペレーター権限を必要としない VLFNOTE コマンドの機能について、 z/OS TSO/E コマンド解説書 を参照してください。正しいキーワードを指定して VLFNOTE コマンドを再度出してください。

対象者: VLFNOTE ユーザー

検出モジュール: VLFNOTE

COF10308I DATA SET dsname NOT IN CATALOG.

説明: VLFNOTE コマンドに VOLSER キーワードが指定されませんでした。さらに、指定されたデータ・セット名がシステム・カタログ内にありません。

システムの処置: VLF ストレージが変更されないまま処理が続行します。

ユーザーの応答: VOLSER キーワードを指定して VLFNOTE コマンドを再度出すか、あるいはデータ・セットをカタログして VLFNOTE コマンドを出し直してください。 VLFNOTE コマンドの詳細については、’HELP VLFNOTE’ を出すか、または z/OS TSO/E コマンド解説書 を参照してください。

対象者: VLFNOTE ユーザー

検出モジュール: VLFNOTE

COF10308I

56 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 69: TSO/E メッセージ - TOK2

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...)

コンポーネント名 ICQ

メッセージを作成するプログラム 情報センター機能

対象者および宛先 情報センター機能ユーザーおよび管理者の端末。

形式 ICQCxnnn の ID を持つ大部分のメッセージはユーザーに出され、形式ICQAxnnn の ID を持つ大部分のメッセージは管理者に出されます。名前ディレクトリー・メッセージ (ICQCAnnn) および一般メッセージ (ICQGCnnn)

は、管理者またはユーザー、あるいは両者に出されます。

© Copyright IBM Corp. 1988, 2008 57

Page 70: TSO/E メッセージ - TOK2

メッセージ形式 ICQxxnnn

xx 情報センター機能 コンポーネントAB 学習コース (管理者)

AD ユーザー・タイプ (管理者)

AE 登録 (管理者)

AI ISPF デフォルト (管理者)

AM アプリケーション・マネージャー (管理者)

AN ニュース (管理者)

AP プリンターのサポート (管理者)

AS APPC/MVS 管理 (管理者)

CA 名前ディレクトリー (ユーザー / 管理者)

CB 学習コース (ユーザー)

CG グラフィカル・データ表示マネージャー (ユーザー)

CI APL データ分析インターフェース II (APLDI) (ユーザー)

CL コンジット (配管) ダイアログ (ユーザー)

CN ニュース (ユーザー)

CP プリンター・サポート (ユーザー)

CR 部門別報告書作成システム II (ADRS) (ユーザー)

GA 一般情報 (管理者)

GC 一般 (ユーザー / 管理者)

SP™ スペース管理 (ユーザー / 管理者)

nnn メッセージ通し番号

注釈 イタリック体の語は、状況に基づいて変化する特定の情報をシステムが提供するということを示します。その情報は、情報センター機能が端末にメッセージを表示する場合にのみ表示されます。

ICQAB000 Request only one action at a time.

説明: このメッセージが表示されているパネルに処置文字を 1 文字だけ入力し、ENTER キーを押してください。

検出モジュール: ICQABC00、ICQABC50、ICQCBC00

ICQAB000

58 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 71: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAB001 Request failed; system error. Press HELP.

説明: 情報センター機能が必要な ISPF テーブルのいずれかをオープンすることができなかったために、要求は失敗しました。 (ユーザーの ISPF ログがアクティブであれば、そのテーブル名がログ内に記録されています。) ISPF のTBCREATE、TBOPEN、あるいは TBCLOSE サービス・ルーチンは戻りコード 20 (重大なエラーが起こったことを示す) をセットしました。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQABC00、ICQABC20、 ICQABC40、ICQABC50

ICQAB002 The course was deleted after this list was displayed.

説明: 選択された学習コースに関するすべての情報センター機能レコードを他の管理者が削除したために、要求は失敗しました。この削除は、学習コース・リストを初めに表示してからこの学習コースを選択するまでの間に起こりました。

検出モジュール: ICQABC50、ICQABC00

ICQAB003 A course with this name already exists.

説明: 入力された名前がすでに別の学習コースに付けられているため、情報センター機能はその名前を受け入れることができません。以下のいずれかを行うことができます。

v 既存のコースに関する情報を検討する。最初の学習サービス・パネルに戻り、ABSTRACT オプションを再選択する。

v 学習コース名を変更し、ENTER キーを押して続行する。

v END PF キーを押して、学習サービスを終了する。

検出モジュール: ICQABC00

ICQAB004 A course with this IIPS ALIAS already exists.

説明: 指定された IIPS 別名がすでに別のコースに割り当てられているため、要求は失敗しました。 2 つのコースが同一の別名を持つことはできません。 したがって、割り当てようとした別名が誤っているか、あるいは別のコースが誤ってその別名を割り当てられたかのいずれかです。 どちらの場合かを判別する必要があります。

この別名は、情報センター機能が使用する学習コース名を、IIPS に組み込まれた実際の学習コースに関連づけます。別名は、IIPS 管理者がユーザーのシステムにその学習コースを追加するために使用したコマンド (IIPS REGISTER

COURSE コマンドあるいは IIPS COURSE ON コマンド) に指定された学習コース名と一致しなければなりません。

検出モジュール: ICQABC00

ICQAB005 Maximum number of spaces has been exceeded.

説明: 現在、受講者の数が、コースに登録できる数を超えています。情報センター機能は、上限を超えることを許可します。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQABC50

ICQAB006 Request failed; system error. Press HELP.

説明: 学習コース索引テーブルが存在していないために、要求は失敗しました。 ISPF の TBOPEN サービス・ルーチンは戻りコード 8 をセットしました。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQABC00、ICQABC20、 ICQABC40、ICQABC50

ICQAB001

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 59

Page 72: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAB007 COURSE NAME cannot end with *. Correct and press ENTER.

説明: 学習コース名の最後の文字を、アスタリスク (*) にすることはできません。名前を訂正してから ENTER キーを押してください。

検出モジュール: ICQABC00

ICQAB008 Request failed; user_id was modifying the same course.

説明: 他の管理者が同一の学習コースに関する情報を修正していたために、学習コース・リストあるいは学習コース概要の更新の試行が失敗しました。 (この管理者のユーザー ID がメッセージ内に示されます。) コース・リストからコースを選択した後で、別の管理者によって更新されました。

更新された学習コース情報を見る場合、学習コース・リストを表示するパネルに戻り、要求を再び入力してください。これにより、別の管理者が行ったすべての更新を見ることができます。 必要に応じて、表示された情報を変更することができます。

検出モジュール: ICQABC00

ICQAB009 The course information was modified.

説明: 情報センター機能は、要求されたとおりに学習コース情報を更新しました。 変更された項目名は、学習コース・リストの先頭に表示されます。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQABC00

ICQAB010 Specified_selection_character not valid. To select a course, type S.

説明: 学習コースを選択するために押された文字は受け入れられませんでした。 このパネルに指定することのできる唯一の有効な選択文字は S です。

検出モジュール: ICQABC50

ICQAB011 Resource in use. To retry, reselect; to cancel, press END.

説明: 要求された学習コース索引テーブルが一時的に使用されていたために、要求は失敗しました。 別の管理者がそれを使用しているか、あるいはそれが分割画面モードで使用されているはずです。 ISPF の TBOPEN サービス・ルーチンは、戻りコード 12 をセットしました。

要求を再試行する場合は必要な処置を再入力して ENTER キーを押してください。要求を取り消す場合は END PF キーを押してください。

検出モジュール: ICQABC00、ICQABC20、 ICQABC40、ICQABC50

ICQAB012 Resource in use. To retry, press ENTER; to cancel, press END.

説明: 要求された学習コース索引テーブルが一時的に使用されていたために、要求は失敗しました。 別の管理者がそれを使用しているか、あるいはそれが分割画面モードで使用されているはずです。 ISPF の TBOPEN サービス・ルーチンは、戻りコード 12 をセットしました。

要求を再試行する場合は、ENTER キーを押してください。要求を取り消す場合は、END PF キーを押してください。

検出モジュール: ICQABC00、ICQABC20、 ICQABC40、ICQABC50

ICQAB013 To save all changes, press END; to erase them, type CANCEL.

説明: 登録リストに対して行ったすべての変更を永続的に保管する場合は END PF キーを押します。 変更をすべて取り消す場合、COMMAND 行に CANCEL を入力して ENTER キーを押してください。

検出モジュール: ICQABC50

ICQAB007

60 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 73: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAB014 Request failed. Another administrator is modifying defaults.

説明: 管理用デフォルト値を変更する要求が失敗したのは、別の管理者が値を現在変更しているか、あるいは分割画面内の別の部分の値を変更しようと試みているためです。 別の管理者がデフォルト値を変更している場合、その管理者がだれか、かつ、その変更の内容を明確にする必要があります。

学習サービスを終了するには END PF キーを押してください。

検出モジュール: ICQABC40

ICQAB015 Request cancelled. The registration list was not updated.

説明: 要求を取り消す CANCEL が入力されたため、情報センター機能は学習コース登録リストを更新しませんでした。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQABC50

ICQAB016 The administration defaults were modified.

説明: 情報センター機能は、要求どおりに学習サービスの管理用デフォルト値を変更しました。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQABC40、ICQABEC0、ICQCBE40

ICQAB017 Request failed; system error. Press HELP.

説明: 情報センター機能が、管理用デフォルト値の更新を逐次化するために使用する一時テーブルを作成することができなかったために、要求は失敗しました。 ISPF TBCREATE サービス・ルーチンは、戻りコードを return_code にセットしました。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQABC40

ICQAB018 Request cancelled. The student’s name was not deleted.

説明: END PF キーが押されたため、情報センター機能は学習コース登録リストから指定された名前を削除しませんでした。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQABC50

ICQAB019 Request failed; system error. Press HELP.

説明: 情報センター機能が、ユーザーの要求を処理するのに必要な概要索引テーブルをオープンすることができなかったために、要求は失敗しました。 ISPF の TBOPEN サービス・ルーチンは、重大なエラーが起きたことを示す戻りコード 20 をセットしました。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQABC20

ICQAB020 Request failed. Another administrator is processing course.

説明: 情報センター機能が、学習コース索引テーブルの排他的制御を獲得することができなかったために、要求は失敗しました。 別の管理者がそれを使用しているか、あるいは分割画面モードで使用されています。 ISPF の TBCREATE

サービス・ルーチンは、戻りコード 12 をセットしました。

要求を再試行する場合、ENTER キーを押すか、あるいは学習コースを再選択してください。 要求を取り消す場合はEND PF キーを押してください。

ICQAB014

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 61

Page 74: TSO/E メッセージ - TOK2

検出モジュール: ICQABC00、ICQABC20、ICQABC50

ICQAB021 IIPS ALIAS cannot end with *. Correct and press ENTER.

説明: IIPS ALIAS の最後の文字を、アスタリスク (*) にすることはできません。別名を訂正してから ENTER キーを押してください。

検出モジュール: ICQABC00

ICQAB022 No students are registered for this course.

説明: 情報センター機能のレコードが、変更しようとした登録リストの学習コースに受講者が登録されていないことを示しています。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQABC50

ICQAB023 Request failed. Userid is not in the names directory.

説明: 指定された TSO/E ユーザー ID が、情報センター機能の名前ディレクトリー内にありません。 したがって、その名前を学習コース登録リストに追加することはできません。

名前サービスを使用して名前ディレクトリーにユーザー ID を追加し、要求を再試行してください。 再試行する場合、LISTS オプションを再選択して、情報センター機能が確実に名前ディレクトリーの更新バージョンをオープンするようにしてください。

検出モジュール: ICQABC50

ICQAB024 Userid is already registered for this course.

説明: 学習コース登録リストには、追加しようとした TSO/E ユーザー ID がすでに入っています。 重複して登録することはできません。

検出モジュール: ICQABC50

ICQAB025 Userid deleted. Registration list is now empty.

説明: 削除された TSO/E ユーザー ID は、学習コース登録リスト内の最後の ID でした。 現在、リストには何も入っていません。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQABC50

ICQAB026 Resource in use. To retry, reselect; to cancel, press END.

説明: 登録処理テーブルが一時的に使用中であるために、要求は失敗しました。 ISPF の TBCREATE サービス・ルーチンは、戻りコード 12 をセットしました。

要求を再試行する場合は、ENTER キーを押してください。要求を取り消す場合は、END PF キーを押してください。

検出モジュール: ICQABC20

ICQAB027 The registration list for this course has been updated.

説明: 学習コース登録リストには現在、それに対して行ったすべての変更が入っています。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQABC50

ICQAB021

62 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 75: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAB028 Another administrator just changed the name of this course.

説明: 更新予定の登録リスト内の学習コース名が、別の管理者によって変更されました。 その変更は、リストを表示してから、そのリストから学習コースを選択する間に起こりました。 分割画面モードを使用している場合、インストール・システムで学習コースの名前を変更した可能性もあります。

これは通知メッセージです。ユーザーは作業を続けることができます。ただし、元の学習コースの学習コース登録リストは、現在では新しいコース名に対応しているということに注意してください。 元の学習コースに登録されていた受講者が学習コース・リストを表示するとき、新しい学習コース名の次に REGISTERED が示されます。 元のコース名が表示されることはありません。

検出モジュール: ICQABC50

ICQAB029 Another administrator just changed information for course.

説明: 更新予定の登録リスト内にある学習コースに関する情報を、別の管理者が変更しました。 その更新は、リストを表示してから、そのリストからコースを選択する間に起こりました。 分割画面モードを使用している場合、インストール・システムで学習コース情報を変更した可能性もあります。

作業を続行する前に修正後の学習コース情報を確認したい場合は、END PF キーを押して、最初の学習サービス・パネルに戻ってください。 そのパネルで、ABSTRACT オプションを選択してください。

これは通知メッセージです。ユーザーは作業を続けることができます。

検出モジュール: ICQABC50

ICQAB030 Request deleted. Course_name no longer exists.

説明: メッセージ内で識別されている学習コースに登録されなかったのは、それが削除されていたためです。

検出モジュール: ICQABC20

ICQAB031 Registration for course_name denied.

説明: 情報センター機能管理者は、指定された学習コースに登録するという要求を拒否しました。 詳細な情報については管理者に問い合わせてください。

検出モジュール: ICQABC20

ICQAB032 Specified_selection_character not valid. To select, type a listed character.

説明: 学習コースあるいは要求を選択するために入力した文字は、このパネルでは受け入れられませんでした。 パネルの指示画面にリストされた文字のうちのいずれか 1 つを使用してください。

検出モジュール: ICQABC00、ICQABC20、ICQCBC00

ICQAB033 Request cancelled. Course registration list not updated.

説明: 要求を再試行する代わりに END PF キーが押されたため、情報センター機能は、学習コース登録リストを更新する要求を取り消しました。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQABC50

ICQAB028

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 63

Page 76: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAB034 Request failed; system error. Press HELP.

説明: 名前ディレクトリー・テーブルが存在しないために、情報センター機能は要求を処理することができません。ISPF の TBOPEN サービス・ルーチンは戻りコード 8 をセットしました。

ユーザーの応答: ユーザーであれば、名前ディレクトリーが作成されているかどうかを、情報センター機能の管理者に問い合わせてください。 管理者であり、名前ディレクトリーが作成されてある場合は、システム・プログラマーに問い合わせて、問題を解決してください。

検出モジュール: ICQABC50

ICQAB035 IIPS ADMINISTRATOR ID is not valid.

説明: 指定された IIPS 管理者 ID が正確ではありません。 それを訂正して ENTER キーを押してください。

検出モジュール: ICQABC20

ICQAB036 Request failed; system error. Press HELP.

説明: 情報センター機能が次のデータ・セットを割り振ることができなかったために、要求は失敗しました。

data_set_name

TSO/E ALLOCATE コマンド・プロセッサーは、ゼロ以外の戻りコードをセットしました。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQABC20

ICQAB037 Request failed; system error. Press HELP.

説明: 次のデータ・セットが存在していなかったために、要求は失敗しました。

data_set_name

TSO/E CLIST & SYSDSN 組み込み機能は、‘OK’ 以外の戻りコードをセットしました。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQABC20

ICQAB038 Request failed; system error. Press HELP.

説明: 情報センター機能は、IIPS 修飾子 OS.CTLCARD データ・セットのメンバー BCONFIG、あるいは IISBATCH

プログラムの出力リストを読み取ることができなかったために、要求は失敗しました。 BCONFIG には、情報センター機能が登録要求を処理するのに使用している IISBATCH プログラムに対する制御ステートメントが入っています。

システムは、次のデータ・セットの読み取りを試行したあと、戻りコード return_code をセットしました。

data_set_name

ユーザーの応答: システム・プログラマーあるいは IIPS 管理者に問い合わせて、問題を解決してください。

検出モジュール: ICQABC20

ICQAB039 Request failed; installation error. Press HELP.

説明: 情報センター機能が、受講者の登録を試行している学習コースを見つけることができないために、要求は失敗しました。 IIPS 修飾子 OS.CTLCARD データ・セットのメンバー BCONFIG は、この学習コースが存在しているデータ・セットを識別していません。

BCONFIG には、各データ・セットごとに DISKnn=YES ステートメントが入っていなければなりません。そのデー

ICQAB034

64 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 77: TSO/E メッセージ - TOK2

タ・セットには、受講者が情報センター機能を介して登録を要求することのできる学習コースが含まれています。 番号 nn は学習コースを含むデータ・セットを識別します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーあるいは IIPS 管理者に問い合わせて、問題を解決してください。

検出モジュール: ICQABC20

ICQAB040 IIPS registration successful; registration list NOT updated.

説明: 受講者が正しく IIPS 学習コースに登録されましたが、システムは情報センター機能の学習コース登録リストを更新することができませんでした。 したがって、登録済みの受講者が学習コース・リストを表示するとき、学習コース名の次には、REGISTERED という語は現れません。

情報センター機能は、書き込みモードで学習コース索引テーブルをオープンすることができなかったか、あるいはそのテーブルをクローズすることができませんでした。 ISPF TBOPEN または TBCLOSE サービス・ルーチンは、戻りコードを return_code にセットしました。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに問い合わせて、問題を解決してください。

受講者のユーザー ID が名前ディレクトリーにあれば、最初の学習サービス・パネル上の LISTS オプションを使用して、ユーザー自身が学習ディレクトリー・リストを更新することができます。 ISPF ログ・データ・セットには、受講者の TSO/E ユーザー ID および学習コース名が記載されています。

検出モジュール: ICQABC20

ICQAB041 Registration failed. Course deleted after user made request.

説明: 要求された学習コースが存在していないために、ユーザーを登録する試みが失敗しました。 要求の左側に D を入力して、その要求を削除してください。

検出モジュール: ICQABC20

ICQAB042 Request failed. The course has no IIPS alias assigned.

説明: 学習コースに IIPS 別名が割り当てられていないために、ユーザーを登録する試みが失敗しました。 IIPS 別名は、情報センター機能が使用する学習コース名を、IIPS に組み込まれた実際の学習コースに関連づけます。 別名は、IIPS 管理者がコースをシステムに追加するために使用したコマンド (IIPS REGISTER COURSE コマンドまたは IIPS

COURSE ON コマンド) に指定された学習コース名と一致していなければなりません。

別名を指定するには、

1. ABSTRACT オプションを最初の学習サービス・パネルで選択する。

2. 学習コース・リストを修正するよう要求する。

検出モジュール: ICQABC20

ICQAB043 Unable to update registration list. Press HELP.

説明: 情報センター機能が永続登録処理テーブルを更新することができなかったために、登録リストを更新する要求は失敗しました。 ISPF の TBSAVE サービス・ルーチンは、ゼロ以外の戻りコードをセットしました。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQABC20

ICQAB044 Registration failed; the request was saved.

説明: IIPS 学習コースに受講者を登録しようという試みは、戻りコードを return_code にセットしました。 要求の処理時に 情報センター機能が出す IIPS REGISTER STUDENT コマンドからの出力に、登録が正常に行われたことは示されていません。

ICQAB040

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 65

Page 78: TSO/E メッセージ - TOK2

端末に表示された診断情報を使用して、要求が失敗した理由を判別し、問題を訂正することは、ユーザーの責任において行ってください。 この要求はまだ有効です。

検出モジュール: ICQABC20

ICQAB045 Registration failed; the request was deleted.

説明: 登録の試行は失敗し、かつ情報センター機能は、永続登録処理テーブル内に要求を再入力することができませんでした。 したがって、その要求は、処理される登録要求リストに現れることはありません。

ISPF ログ・データ・セットには、削除された登録情報 (学習コース名、受講者名、および受講者の TSO/E ユーザーID) が記載されています。

以下のいずれかを行うことができます。

v 再登録の要求を、該当ユーザーに行わせる。

v 自分自身で IIPS REGISTER STUDENT コマンドを出して受講者を登録し、最初の学習サービス・パネルで LISTS

オプションを使用して学習コース登録リストを直接更新する。

検出モジュール: ICQABC20

ICQAB046 User: user_name Phone: user_phone_number.

説明: 情報センター機能は、このメッセージを ISPF ログ・データ・セットに書き出し、処理される登録要求に関する情報を記録します。 そのデータ・セットには登録を要求した人の名前および電話番号が含まれます。

検出モジュール: ICQABC20

ICQAB047 User’s TSO/E ID: user_id.

説明: 情報センター機能は、このメッセージを ISPF ログ・データ・セットに書き出し、処理される登録要求に関する情報を記録します。 そのデータ・セットには登録を要求した人の TSO/E ユーザー ID が含まれます。

検出モジュール: ICQABC20

ICQAB048 Course Name: course_name.

説明: 情報センター機能は、このメッセージを ISPF ログ・データ・セットに書き出し、処理される登録要求に関する情報を記録します。 そのデータ・セットにはユーザーによって登録を要求された学習コース名が含まれています。

検出モジュール: ICQABC20

ICQAB049 IIPS ADMINISTRATOR PASSWORD is not valid.

説明: 指定された IIPS 管理者パスワードが正確ではありません。 それを訂正して ENTER キーを押してください。

検出モジュール: ICQABC20

ICQAB100 Request failed; system error. Press HELP.

説明: 情報センター機能が学習コース索引テーブルを見つけることができなかったために、要求は失敗しました。ISPF の TBOPEN サービス・ルーチンは戻りコード 8 をセットしました。誰かがこのテーブルを不注意に削除または改名した可能性があります。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQANC01、ICQANC02、ICQANC03

ICQAB045

66 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 79: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAB101 Resource in use. To retry, press ENTER; to cancel, press END.

説明: 学習コース索引テーブルが一時的に使用中であるために、要求は失敗しました。 ISPF の TBOPEN サービス・ルーチンは、戻りコード 12 をセットしました。

要求を再試行する場合は ENTER キーを押してください。 要求を取り消す場合は END PF キーを押してください。

検出モジュール: ICQANC01、ICQANC02、ICQANC03

ICQAB102 Request failed; system error. Press HELP.

説明: 学習コース索引テーブルが割り振られていないために、要求は失敗しました。 ISPF の TBCREATE、TBOPEN、または TBCLOSE サービス・ルーチンは戻りコード 16 をセットしました。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQABC40、ICQABC50、 ICQANC02、ICQANC03、ICQANC04

ICQAB103 Resource in use. To retry, press ENTER; to cancel, press END.

説明: 学習コース索引テーブルが一時的に使用中であるために、要求は失敗しました。 ISPF の TBCREATE サービス・ルーチンは、ゼロ以外の戻りコードをセットしました。

要求を再試行する場合は、ENTER キーを押してください。要求を取り消す場合は、END PF キーを押してください。

検出モジュール: ICQANC00

ICQAB104 Resource in use. To retry, press ENTER; to cancel, press END.

説明: 学習コース索引テーブルが一時的に使用中であるために、要求は失敗しました。 ISPF の TBCREATE サービス・ルーチンは、ゼロ以外の戻りコードをセットしました。

要求を再試行する場合は、ENTER キーを押してください。要求を取り消す場合は、END PF キーを押してください。

検出モジュール: ICQANC00

ICQAB105 The course invocation failed.

説明: 指定されたプログラム、CLIST、またはコマンドの呼び出しパラメーターをテストする要求は失敗し、戻りコード 20 が返されました。 したがって、次の学習コースを呼び出す要求は失敗しました。

course_name

検出モジュール: ICQABC00

ICQAB106 STUDENT NUMBER must be S followed by 1-9 characters (A-Z,0-9).

説明: 受講者番号が不正確です。 この番号は、S の後に 1 から 9 文字の長さの文字が続かなければなりません。それらの文字には、英字 (A から Z) または数字 (0 から 9) を使用することができます。 受講者番号を訂正して、ENTER キーを押してください。

検出モジュール: ICQABEC0、ICQCBE40

ICQAB107 Type high-level qualifier in IIPS DATA SET QUALIFIER field.

説明: インストール・システムで IIPS データ・セット名に使用する高位修飾子を入力して、ENTER キーを押してください。 デフォルトは IIPS です。

検出モジュール: ICQABEJ0

ICQAB101

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 67

Page 80: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAB108 Request failed; system error. Press HELP.

説明: 学習コース索引テーブルを含むデータ・セットが割り振られていないために、要求は失敗しました。 ISPF のTBCLOSE サービス・ルーチンは戻りコード 16 をセットしました。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQABC00

ICQAB109 Request failed; system error. Press HELP.

説明: 情報センター機能が学習コース索引テーブルをオープンすることができなかったために、要求は失敗しました。ISPF の TBOPEN サービス・ルーチンは、重大なエラーが起きたことを示す戻りコード 20 をセットしました。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQANC01、ICQANC02、ICQANC03

ICQAB110 Request failed; system error. Press HELP.

説明: システムは更新項目を学習コース索引テーブル内にコピーすることができなかったために、要求は失敗しました。 ISPF の TBCLOSE サービス・ルーチンは、重大なエラーが起こったことを示す戻りコード 20 をセットしました。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQABC00、ICQANC01、 ICQANC02、ICQANC03

ICQAB111 The modify request was cancelled.

説明: 前のパネルで END PF キーが押されたために、変更要求が取り消されました。これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQABC00

ICQAB112 Resource in use. To retry, press ENTER; to cancel, press END.

説明: 選択した学習コースを含む学習コース索引テーブルを、別の誰かが使用しているために、要求は失敗しました。ISPF の TBCREATE サービス・ルーチンは、ゼロ以外の戻りコードをセットしました。

要求を再試行する場合は ENTER キーを押してください。 要求を取り消す場合は END PF キーを押してください。

検出モジュール: ICQANC03

ICQAB113 Type either a COMMAND NAME, CLIST NAME, or PROGRAM NAME.

説明: 追加あるいは修正しているコンピューター学習コースを呼び出すコマンド、CLIST、またはプログラムの名前を入力してください。呼び出しに必要なパラメーターをパラメーター・フィールドにすべて指定してください。

続行する前に、コマンド、CLIST、またはプログラムが、学習コースを正確に呼び出すかどうかテストするには、テスト呼び出しパラメーター・フィールドに Y を入力してください。

検出モジュール: ICQABES0、ICQABEU0

ICQAB114 Specified_selection_character not valid. To delete a student, type D.

説明: 受講者の名前の左側に入力した選択文字は、その場所で使用することはできません。この学習コースから受講者名を削除する場合は、名前の左側に D を入力してください。登録リストに受講者名を追加する場合は、COMMAND

行に A を入力してください。

検出モジュール: ICQABC50

ICQAB108

68 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 81: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAB115 USERID must be 1-7 characters (A-Z, 0-9, $, @, #); first not 0-9.

説明: 指定されたユーザー ID が有効ではありません。ユーザー ID は 1 から 7 文字の長さでなければならず、A

から Z、0 から 9、@、#、または $ の文字のみを使用することができます。 ただし、最初の文字を数字 (0 から 9)

にすることはできません。ユーザー ID を訂正して、ENTER キーを押してください。

検出モジュール: ICQABEI0

ICQAB116 The add request was cancelled.

説明: 前のパネルで END PF キーが押されたために、追加要求が取り消されました。これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQABC00

ICQAB117 TYPE OF RECORDING must be a 2-digit number, 00-15.

説明: 記録タイプ・フィールドの値が有効ではありません。これは、00 から 15 までの 2 桁の数字でなければなりません。 有効なオプションのリストを得るには、この HELP パネルが表示されている間に ENTER キーを押すか、あるいはこのメッセージを表示したパネルでヘルプを要求してください。

続行する前に有効な数字を入力してください。 終了する場合は、END PF キーを押してください。

検出モジュール: ICQABEC0

ICQAB118 LOCATION NUMBER must be a three-digit number, 000-999.

説明: 作業番号フィールドの値が有効ではありません。これは、000 から 999 までの 3 桁の数字でなければなりません。 インストール・システムで IIPS LOC コマンドを使用して、有効な位置番号を定義します。

詳細な情報については、システム・サポート・グループに問い合わせてください。 続行する前に有効な数字を入力してください。 終了する場合は、END PF キーを押してください。

検出モジュール: ICQABEC0

ICQAB119 AREA NUMBER must be a two-digit number, 00-99.

説明: AREA NUMBER フィールドの値が有効ではありません。 これは、00 から 99 までの 2 桁の数字でなければなりません。 インストール・システムは IIPS LOC コマンドを使用して、有効な地域番号を定義します。

詳細な情報については、システム・サポート・グループに問い合わせてください。 続行する前に有効な数字を入力してください。 終了する場合は、END PF キーを押してください。

検出モジュール: ICQABEC0

ICQAB120 TSO/E ID must be 1-7 characters (A-Z, 0-9, $, @, #); first not 0-9.

説明: TSO/E ID フィールドの値が有効ではありません。ユーザー ID は 1 から 7 文字の長さでなければならず、A

から Z、0 から 9、@、#、または $ の文字のみを使用することができます。 ただし、最初の文字を数字 (0 から 9)

にすることはできません。

継続する場合、TSO/E ID を訂正して、ENTER キーを押してください。 終了する場合は、END PF キーを押してください。

検出モジュール: ICQABE50

ICQAB115

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 69

Page 82: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAB121 IIPS ALIAS is required when AUTHOR:S TSO/E ID is specified.

説明: 作成者の TSO/E ID を入力するときには、学習コースの IIPS 別名も入力しなければなりません。 別名が指定されるまで、ユーザーは情報センター機能を使用して IIPS コースにアクセスすることができません。 別名は、情報センター機能が使用するコース名を、IIPS に組み込まれた実際のコースに関連づけます。

別名は、IIPS 管理者がシステムにコースを追加するために使用したコマンド (IIPS REGISTER COURSE コマンドまたは IIPS COURSE ON コマンド) に指定されたコース名と一致しなければなりません。 別名が分からない場合は、システム・サポート・グループで検査してください。

検出モジュール: ICQABE50

ICQAB122 IIPS ALIAS is required when condition is A, R, or U.

説明: CONDITION フィールド内に A、R、または U を入力するときには、学習コースの IIPS 別名も入力しなければなりません。 別名が指定されるまで、ユーザーは情報センター機能を使用して IIPS コースにアクセスすることができません。 この別名は、情報センター機能が使用する学習コース名を、IIPS に組み込まれた実際の学習コースに関連づけます。

別名は、IIPS 管理者がシステムにコースを追加するために使用したコマンド (IIPS REGISTER COURSE コマンドまたは IIPS COURSE ON コマンド) に指定されたコース名と一致しなければなりません。 別名が分からない場合は、システム・サポート・グループで検査してください。

検出モジュール: ICQABE50

ICQAB124 Request cancelled. The registration list was not updated.

説明: 登録が失敗したか、あるいは管理者 ID またはパスワードの入力を指示されたときに、END PF キーを押すことによって登録処理が取り消されました。

検出モジュール: ICQABC20

ICQAB125 The registration list was updated.

説明: 登録リストは、要求したとおりに更新されました。これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQABC20

ICQAB126 Registration for a COMPUTER course is not allowed.

説明: COMPUTER コースへの登録は必要がなく、かつ、許可されていません。 情報センター機能は、COMPUTER

コースへの登録要求を処理しません。 要求を削除しなければなりません。

検出モジュール: ICQABC20

ICQAB127 CLIST NAME must be 1-8 characters (A-Z, 0-9, $, @, #); first not 0-9.

説明: CLIST NAME フィールドの値が有効ではありません。 ユーザー ID は 1 から 8 文字の長さでなければならず、 A から Z、0 から 9、@、#、または $ の文字のみを使用することができます。 ただし、最初の文字を数字 (0

から 9) にすることはできません。

作業を継続する場合は CLIST 名を訂正し、ENTER キーを入力してください。 終了する場合は、END PF キーを押してください。

検出モジュール: ICQABES0、ICQABEU0

ICQAB121

70 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 83: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAB128 COMMAND NAME must be 1-8 characters, A-Z, 0-9, $, @, #; first not 0-9.

説明: COMMAND NAME フィールドの値が有効ではありません。プログラム名は 1 から 8 文字の長さでなければならず、 A から Z、0 から 9、@、#、または $ の文字のみを使用することができます。 ただし、最初の文字を数字(0 から 9) にすることはできません。

作業を継続する場合、プログラム名を訂正して ENTER キーを押してください。 終了する場合は、END PF キーを押してください。

検出モジュール: ICQABES0、ICQABEU0

ICQAB129 PROGRAM NAME must be 1-8 characters, A-Z, 0-9, $, @, #; first not 0-9.

説明: PROGRAM NAME フィールドの値が有効ではありません。プログラム名は 1 から 8 文字の長さでなければならず、 A から Z、 0 から 9、@、#、または $ の文字のみを使用することができます。 ただし、最初の文字を数字(0 から 9) にすることはできません。

作業を継続する場合、プログラム名を訂正して ENTER キーを押してください。 終了する場合は、END PF キーを押してください。

検出モジュール: ICQABES0、ICQABEU0

ICQAB200 Resource in use. To retry, reselect; to cancel, press END.

説明: 登録処理テーブルが一時的に使用中であるために、要求は失敗しました。 ISPF の TBOPEN サービス・ルーチンは、戻りコード 12 をセットしました。

要求を再試行する場合は、ENTER キーを押してください。要求を取り消す場合は、END PF キーを押してください。

検出モジュール: ICQABC20

ICQAB201 Request failed; system error. Press HELP.

説明: 情報センター機能が、永続コース索引テーブルに更新をコピーをすることができなかったために、要求は受け入れられませんでした。 ISPF TBCLOSE サービス・ルーチンは、テーブルを含むデータ・セットが割り振られていないことを示す戻りコード 16 をセットしました。 そのテーブルは通常、LOGON 処理時に割り振られます。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQABC20

ICQAB202 Request failed; system error. Press HELP.

説明: 情報センター機能が、要求を処理するのに必要な登録処理テーブルをオープンすることができなかったために、その要求は受け入れられませんでした。 ISPF の TBOPEN サービス・ルーチンは、重大なエラーが起きたことを示す戻りコード 20 をセットしました。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQABC20

ICQAB203 Request failed; system error. Press HELP.

説明: 情報センター機能が登録処理テーブルを作成することができなかったために、要求は受け入れられませんでした。 ISPF の TBCREATE サービス・ルーチンは、重大なエラーが起こったことを示す戻りコード 20 をセットします。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQABC20

ICQAB128

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 71

Page 84: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAB204 Request failed; system error. Press HELP.

説明: 情報センター機能が、必須のテーブルである登録処理テーブルに関する情報を獲得することができなかったために、要求は受け入れられませんでした。 ISPF TBQUERY サービス・ルーチンは、重大なエラーが起こったことを示す戻りコード 20 をセットしました。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQABC20

ICQAB205 Resource in use. To retry, reselect; to cancel, press END.

説明: 登録要求テーブルが一時的に使用中であるために、情報センター機能は要求を処理することができませんでした。 ISPF の TBOPEN サービス・ルーチンは、戻りコード 12 をセットしました。

要求を再試行をする場合は選択を再度入力し、ENTER キーを押してください。 要求を取り消す場合は END PF キーを押してください。

検出モジュール: ICQABC20

ICQAB206 There are no registration requests to process.

説明: どのコースにおいても、登録を要求した人はまだ誰もいません。したがって、処理対象となる要求はありません。 END PF キーを押して、研修サービスを中止してください。これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQABC20

ICQAB207 Someone else is processing registration requests. Try later.

説明: 別の管理者が登録要求を処理していたために、登録要求を処理する要求は受け入れられませんでした。 その作業を実施することができるのは、一回につき 1 人の管理者のみです。

検出モジュール: ICQABC20

ICQAB208 Request failed. No IIPS data set qualifier is defined.

説明: IIPS データ・セットの高水準データ・セット修飾子が定義されていないために、要求は受け入れられませんでした。 修飾子を使用しないと、情報センター機能は、要求を処理するのに必要な IIPS データ・セットにアクセスすることができません。

修飾子を指定する場合、最初の研修サービス・パネルで DEFAULTS オプションを選択してください。

検出モジュール: ICQABC20

ICQAB209 Request failed; system error. Press HELP.

説明: 情報センター機能が、要求を処理するのに必要な登録要求テーブルをオープンすることができなかったために、その要求は受け入れられませんでした。 ISPF の TBOPEN サービス・ルーチンは、重大なエラーが起きたことを示す戻りコード 20 をセットしました。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQABC20

ICQAB210 Resource in use. To retry, press ENTER; to cancel, press END.

説明: 情報センター機能の名前ディレクトリーが一時的に使用中であるために、要求は受け入れられませんでした。ISPF TBOPEN サービス・ルーチンは、ディレクトリーのオープンを試行したあとに、戻りコード 12 をセットしました。

ICQAB204

72 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 85: TSO/E メッセージ - TOK2

要求を再試行する場合は ENTER キーを押してください。 要求を取り消す場合は END PF キーを押してください。

検出モジュール: ICQABC20、ICQABC50

ICQAB211 Request failed; system error. Press HELP.

説明: 登録処理テーブルを含むデータ・セットが割り振られていないために、要求は受け入れられませんでした。ISPF TBSAVE または TBCLOSE サービス・ルーチンは戻りコード 16 をセットしました。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQABC20

ICQAB212 Request failed; system error. Press HELP.

説明: 情報センター機能が、永続登録処理テーブルに更新をコピーすることができなかったために、要求は受け入れられませんでした。 ISPF TBSAVE サービス・ルーチンは、戻りコード 20 をセットしました。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQABC20

ICQAB213 Request failed; system error. Press HELP.

説明: 登録要求テーブルを含むデータ・セットが割り振られていないために、要求は受け入れられませんでした。ISPF の TBCLOSE サービス・ルーチンは戻りコード 16 をセットしました。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQABC20

ICQAB214 Request failed; system error. Press HELP.

説明: 情報センター機能が、永続登録要求テーブルに更新をコピーすることができなかったために、要求は受け入れられませんでした。 ISPF TBCLOSE サービス・ルーチンは戻りコード 20 をセットしました。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQABC20

ICQAB215 Registration initialization in progress. Please wait.

説明: 情報センター機能は、遅延の原因となる登録要求テーブルおよび名前ディレクトリー・テーブルをオープンします。 この遅延は登録機能が開始されたときのみ生じます。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQABC20

ICQAB216 Select only one request at a time.

説明: 登録要求を処理することができるのは一時点では 1 つのみです。1 つの要求の後ろにのみ処置を要求する文字を入力して、ENTER キーを押してください。

検出モジュール: ICQABC20

ICQAB217 Processing for first IIPS request in progress. Please wait.

説明: 最初の IIPS 要求の初期設定が実行中です。 システムは、必須データ・セットを割り振っています。 以降の要求においては、時間が節約できます。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQABC20

ICQAB211

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 73

Page 86: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAB218 IIPS registration successful; no requests remain.

説明: IIPS 登録が成功しました。 これから処理される登録要求はありません。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQABC20

ICQAB219 Request cancelled. Administration defaults not modified.

説明: ENTER キーのかわりに END PF キーが押されたために、管理用デフォルト値は変更されませんでした。ENTER キーは、変更内容を保管します。 END PF キーは、変更を取り消します。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQABC40

ICQAB220 List updated; another administrator changed course name.

説明: コース登録リストは要求されたとおりに更新されています。ただし、管理者はコース名を、それがコース・リストから選択された後に変更しました。

これは通知メッセージです。ただし、元の学習コースの学習コース登録リストは、現在では新しいコース名に対応しているということに注意してください。 元の学習コースに登録されていた受講者が学習コース・リストを表示するとき、新しい学習コース名の次に REGISTERED が示されます。 元のコース名が表示されることはありません。

検出モジュール: ICQABC50

ICQAB221 List updated; someone else changed course information.

説明: コース登録リストは要求されたとおりに更新されています。ただし、コース・リストからコースが選択されたあと、別の管理者がそれに関する情報を変更しました。 作業を続行する前に修正後の学習コース情報を確認したい場合は、END PF キーを押して、最初の学習サービス・パネルに戻ってください。 そのパネルで、ABSTRACT オプションを選択してください。

これは通知メッセージです。ユーザーは作業を続けることができます。

検出モジュール: ICQABC50

ICQAB222 Request deleted; message sent to user.

説明: ユーザーの登録要求が正しく削除されました。ユーザーは、登録が否定されていることを示すメッセージを受け取ります。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQABC20

ICQAB223 All registration requests have been processed.

説明: 処理を待機している登録要求はありません。これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQABC20

ICQAB224 Registration processing started.

説明: システムは、登録要求を処理するために必須のデータ・セットを割り振っており、かつ、それをオープンしています。 このメッセージは ISPF ログ・データ・セット内に記録されており、情報を通知するのみです。

検出モジュール: ICQABC20

ICQAB218

74 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 87: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAB225 IIPS registration was successful; registration list updated.

説明: ユーザーは要求された IIPS コースに登録され、情報センター機能コース登録リストは更新されています。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQABC20

ICQAB226 Registration failed; the request was deleted.

説明: 登録の試行は失敗し、かつ情報センター機能は、永続登録処理テーブル内に要求を再入力することができませんでした。 したがって、その要求は、処理される登録要求リストに現れることはありません。 ISPF ログ・データ・セットには、削除された登録情報 (学習コース名、受講者名、および受講者の TSO/E ユーザー ID) が記載されています。

以下のいずれかを行うことができます。

v 再登録の要求を、該当ユーザーに行わせる。

v 自分自身で IIPS REGISTER STUDENT コマンドを出して受講者を登録し、最初の学習サービス・パネルで LISTS

オプションを使用して学習コース登録リストを直接更新する。

検出モジュール: ICQABC20

ICQAB227 Registration successful; registration list NOT updated.

説明: 受講者が正しく IIPS 学習コースに登録されましたが、システムは情報センター機能の学習コース登録リストを更新することができませんでした。 したがって、登録済みの受講者が学習コース・リストを表示するとき、学習コース名の次には、REGISTERED という語は現れません。

情報センター機能は、書き込みモードで学習コース索引テーブルをオープンすることができなかったか、あるいはそのテーブルをクローズすることができませんでした。 ISPF TBOPEN または TBCLOSE サービス・ルーチンは、戻りコードを return_code にセットしました。 システム・プログラマーに問い合わせて、問題を解決してください。

受講者のユーザー ID が名前ディレクトリーにあれば、最初の学習サービス・パネル上の LISTS オプションを使用して、ユーザー自身が学習ディレクトリー・リストを更新することができます。 ISPF ログ・データ・セットには、受講者の TSO/E ユーザー ID および学習コース名が記載されています。

検出モジュール: ICQABC20

ICQAB228 Registration processing cancelled. Request remains on list.

説明: END PF キーが押され、登録要求処理が取り消されました。これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQABC20

ICQAB229 Registration in progress. Please wait.

説明: 情報センター機能は、遅延を生じさせる登録要求を処理する IISBATCH プログラムを呼び出しました。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQABC20

ICQAB402 The course listing was added.

説明: コース名はコース・リストに入り、入力されたすべてのコース情報が保管されています。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQANC01

ICQAB225

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 75

Page 88: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAB405 Course listing was added. Course abstract has no text.

説明: コース名はコース・リストに入り、入力されたすべてのコース情報が保管されています。 ただし、コース概要にはテキストがありません。 概要の検討を要求しているすべての人は、テキストが概要にないことを示すメッセージを受け取ります。

検出モジュール: ICQANC01

ICQAB500 No text added or changed; system error. Press HELP.

説明: 追加あるいは変更したテキストの保管をシステムが試行したとき、重大な ISPF エラーが起こりました。 テキストに対して行った更新のすべてが消失しています。 ただし、既存の概要のテキスト (もしあれば) は変更されません。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQANC01、ICQANC02

ICQAB501 Abstract modified. Other changes, if any, made also.

説明: 情報センター機能は、コース概要を変更しました。 コース情報の変更が要求された場合、情報センター機能はこの変更も行いました。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQANC01

ICQAB502 Request cancelled. The course abstract was not modified.

説明: 情報センター機能は、コース概要を変更しませんでした。 概要を変更せずに END PF キーが押されたか、あるいはテキストを表示しているパネルに CANCEL と入力されました。 ただし、他のコース情報への変更が要求された場合、その変更は行われました。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQANC02

ICQAB504 Course information was not modified. Abstract has no text.

説明: コース情報が修正されませんでした。コース概要にテキストがありません。 テキストが削除されたか、あるいは初めからテキストがなく、なにも追加されなかったかのいずれかです。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQANC02

ICQAB505 Course information was modified. Abstract was not changed.

説明: 情報センター機能はコース情報を変更しましたが、コース概要は変更しませんでした。これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQANC02

ICQAB506 Course information was modified. Abstract has no text.

説明: 情報センター機能は、コース情報を変更しました。 コース概要にテキストがありません。 テキストが削除されたか、あるいは初めからテキストがなく、なにも追加されなかったかのいずれかです。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQANC02

ICQAB405

76 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 89: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAB602 The course listing was deleted.

説明: 情報センター機能は、選択されたコースのすべてのレコードを正しく削除しました。これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQANC03

ICQAB603 Another administrator already deleted the course listing.

説明: 削除しようとしたコース・レコードは、別の管理者によって削除済みです。 削除が行われたのは、コース・リストを表示してから選択するまでの間です。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQANC03

ICQAB604 Request cancelled. The course listing was not deleted.

説明: 要求を取り消すための END PF キーが押されたために、コース・リストは削除されませんでした。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQANC03

ICQAB700 The course abstract has no text.

説明: 検討しようとしたコース概要にはテキストがありません。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCNC01

ICQAD000 USER TYPE cannot end with *. Correct and press ENTER.

説明: ユーザー・タイプ名は、最後の文字をアスタリスク (*) にすることはできません。 名前を訂正してからENTER キーを押してください。

ユーザー・タイプのリストを要求することのできるパネルでは、ユーザー・タイプ名の一部を入力し、最後の文字として * を続けて入力することができます。 ただし、ユーザー・タイプを追加するときは、完全な名前を指定しなければなりません。 リストを要求することはできません。

検出モジュール: ICQADC00

ICQAD001 No user types match the information in the USER TYPE field.

説明: USER TYPE フィールドに指定された検索基準と一致するユーザー・タイプがありません。 ユーザー・タイプを追加する場合は、ACTION フィールドに A を入力してから、ENTER キーを押してください。

現在定義されているユーザー・タイプのリストまたはサブセット・リストを表示するには、USER TYPE フィールドに下記を入力します。v アスタリスク (*)

v ブランクv 名前の一部の後にアスタリスク。たとえば、次のとおりです。

USER TYPE ===> admin*

検出モジュール: ICQADC00

ICQAD003 Specified_selection_character is not valid. To select user type, type V, M or D.

説明: ユーザー・タイプを選択するために使用した文字が受け入れられませんでした。 ユーザー・タイプを検討する場合は V、変更する場合は M、削除する場合は D を入力し、ENTER キーを押します。

検出モジュール: ICQADE02

ICQAB602

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 77

Page 90: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAD004 Request failed; system error. Press HELP.

説明: ユーザー・タイプ・テーブルが存在しないために、要求が受け入れられませんでした。 ISPF の TBOPEN サービス・ルーチンは戻りコード 8 をセットしました。 テーブルは、通常、インストール時に作成されます。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQADC00

ICQAD005 Resource in use. To retry, press ENTER; to cancel, press END.

説明: ユーザー・タイプ・テーブルが一時的に使用中であるために、要求は受け入れられませんでした。 ISPF のTBOPEN サービス・ルーチンは、戻りコード 12 をセットしました。

要求を再試行する場合は、ENTER キーを押してください。要求を取り消す場合は、END PF キーを押してください。

検出モジュール: ICQADC00

ICQAD006 Request failed; system error. Press HELP.

説明: ユーザー・タイプ・テーブルを含むデータ・セットが割り振られていないために、要求は受け入れられませんでした。 ISPF TBOPEN または TBCLOSE サービス・ルーチンは戻りコード 16 をセットしました。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQADC00

ICQAD007 Request failed; system error. Press HELP.

説明: 情報センター機能はユーザー・タイプ・テーブルをオープンすることができなかったために、要求が失敗しました。 ISPF の TBOPEN サービス・ルーチンは、重大なエラーが起きたことを示す戻りコード 20 をセットしました。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQADC00

ICQAD009 The user type was deleted.

説明: 情報センター機能は、要求されたユーザー・タイプを削除しました。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQADC00

ICQAD010 Request failed; system error. Press HELP.

説明: ユーザー・タイプ・テーブルが存在しないために、要求が受け入れられませんでした。 ISPF の TBOPEN サービス・ルーチンは戻りコード 8 をセットしました。 情報センター機能がインストールされると、通常ユーザー・タイプ・テーブルが作成されます。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQADC00

ICQAD011 Resource in use. To retry, press END; to quit, type CANCEL.

説明: ユーザー・タイプ・テーブルが一時的に使用中であるために、要求は受け入れられませんでした。 ISPF のTBOPEN サービス・ルーチンは、戻りコード 12 をセットしました。

要求を再試行する場合は END PF キーを押します。 要求を取り消す場合は OPTION 矢印の後ろに CANCEL を入力して ENTER キーを押します。

検出モジュール: ICQADC00

ICQAD004

78 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 91: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAD012 Request failed; system error. Press HELP.

説明: ユーザー・タイプ・テーブルを含むデータ・セットが割り振られていないために、要求は受け入れられませんでした。 ISPF TBOPEN または TBCLOSE サービス・ルーチンは戻りコード 16 をセットしました。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQADC00、ICQADC05

ICQAD013 Request failed; system error. Press HELP.

説明: 情報センター機能はユーザー・タイプ・テーブルをオープンすることができなかったために、要求が失敗しました。 ISPF の TBOPEN サービス・ルーチンは、重大なエラーが起きたことを示す戻りコード 20 をセットしました。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQADC00

ICQAD014 Request failed; system error. Press HELP.

説明: 情報センター機能がユーザー・タイプ・テーブルを更新およびクローズすることができなかったために、要求は受け入れられませんでした。 ISPF の TBCLOSE サービス・ルーチンは、重大なエラーが起こったことを示す戻りコード 20 をセットしました。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQADC00、ICQADC05

ICQAD015 The user type was added.

説明: 情報センター機能は、指定されたユーザー・タイプを追加しました。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQADC00

ICQAD016 The user type was modified.

説明: 情報センター機能は、要求されたとおりにユーザー・タイプを変更しました。これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQADC00

ICQAD017 Request failed; system error. Press HELP.

説明: 情報センター機能は、パラメーターを渡すために使用する一時テーブルを作成することができなかったために、要求は受け入れられませんでした。 ISPF の TBCREATE サービス・ルーチンは、ゼロ以外の戻りコードをセットしました。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQADC00

ICQAD018 Specify ACTION or request a list of user types.

説明: 以下のいずれかを行ってください。

v ACTION フィールドに処置を入力します。このメッセージを表示しているパネルには受け入れ可能な処置がリストされています。

v ユーザー・タイプのリストを要求します。リストを要求する場合、USER TYPE フィールドにアスタリスク (*)、ブランク、あるいはユーザー・タイプ名の一部にアスタリスクを続けたものを入力します。 たとえば、次のとおりです。

USER TYPE ===> admin*

ICQAD012

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 79

Page 92: TSO/E メッセージ - TOK2

検出モジュール: ICQADC00

ICQAD019 A user type with this name already exists.

説明: ユーザー・タイプ名を重複させることはできません。 以下のいずれかを行わなければなりません。

v 別のユーザー・タイプ名を指定します。

v ユーザー・タイプを追加しているとき、既存のユーザー・タイプと置き換える場合は ACTION フィールドに R を押します。

v 要求を取り消す場合は END PF キーを押します。

検出モジュール: ICQADC00、ICQADC04

ICQAD020 Request cancelled. The user type was not added.

説明: 要求が取り消されたために、情報センター機能はユーザー・タイプを追加しませんでした。これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQADC00

ICQAD021 Request cancelled. The user type was not replaced.

説明: ユーザー・タイプを修正する要求が取り消されたために、情報センター機能はユーザー・タイプを置き換えませんでした。これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQADC00

ICQAD022 Request cancelled. The user type was not modified.

説明: ユーザー・タイプを修正する要求が取り消されたために、情報センター機能はユーザー・タイプを変更しませんでした。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQADC00

ICQAD023 The user type does not exist. You cannot replace it.

説明: ユーザー・タイプの追加が試行されましたが、そのユーザー・タイプはすでに存在していました。 ユーザー・タイプを置き換える R が入力されましたが、それと同時に、存在しないユーザー・タイプ名に対する変更が試みられました。

以下のいずれかを行うことができます。

v A を入力して、まだ存在しないユーザー・タイプを追加します。そうすれば、情報センター機能がその名前のユーザー・タイプを追加します。

v 既存のユーザー・タイプ名を再入力して、ユーザー・タイプを置き換えます。 そうすれば、情報センター機能がこのユーザー・タイプを削除して置き換えます。

検出モジュール: ICQADC00

ICQAD024 Request failed, severe error. Press HELP.

説明: ユーザー・タイプ・テーブルがユーザーのライブラリー内に保管されたとき、ゼロ以外の戻りコードと一緒にTBSAVE が返されたために、要求は受け入れられませんでした。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQADC00

ICQAD019

80 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 93: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAD025 The user type was replaced.

説明: 情報センター機能は、要求されたとおりにユーザー・タイプを置き換えました。これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQADC00

ICQAD026 Request cancelled. The user type was not deleted.

説明: 削除要求が取り消されたため、情報センター機能はユーザー・タイプを削除しませんでした。これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQADC00

ICQAD028 Type the name of the user type in the USER TYPE field.

説明: ユーザー・タイプを追加するとき、USER TYPE フィールドにユーザー・タイプ名を指定しなければなりません。 完全な名前を入力して、ENTER キーを押してください。

検出モジュール: ICQADE15

ICQAD030 To save all changes, press END; to erase them, type CANCEL.

説明: 入力されたユーザー・タイプ情報を保管するには END PF キーを押すか、あるいは COMMAND 行に END

と入力して、それから ENTER キーを押します。 すべての項目を消去する場合は、COMMAND 行に CANCEL と入力してから、ENTER キーを押します。

検出モジュール: ICQADC01、ICQADC02、 ICQADC03、ICQADC04

ICQAD031 Select only one user type at a time.

説明: 唯一のユーザー・タイプのとなりに選択文字を入力して、ENTER キーを押してください。

検出モジュール: ICQADC00

ICQAE000 Request cancelled. The user was not enrolled.

説明: 登録処理を取り消す END PF キーが押されたために、ユーザーは登録されませんでした。これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQAEC00

ICQAE001 Error closing the current application ID in library ICQAETAB.

説明: システムは、新しく登録されたユーザーのプロファイル・ライブラリー (ICQAETAB) 内の現行の ISPF アプリケーション・プロファイル・テーブルをクローズすることができませんでした。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: 登録されたユーザーのプロファイル・ライブラリー (ICQAETAB) に、ICQZPROF プロファイル・ライブラリーをクローズする十分なスペースがあるかどうかを判別します。 システム・プログラマーに連絡してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAEC00

ICQAD025

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 81

Page 94: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAE002 Enrollment failed. Obtain further help.

説明: 次のコマンドのうちの 1 つが失敗したために、登録することができませんでした。v ACCOUNT ADD

v ACCOUNT CHANGE

v RACF® RDEFINE

v RACF ADDUSER TSO

v RACF ALTUSER TSO

v RACF PERMIT

v DEFINE ALIAS

あらかじめ表示されていたメッセージはエラーを示します。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、失敗したコマンドを担当している TSO/E 管理者に問い合わせてください。

検出モジュール: ICQAEC00

ICQAE003 Specified_selection_character is not valid. Type correct_selection_character next to one entry.

説明: カーソルで示されたフィールドに、無効文字が含まれています。 correct_selection_character を隣に入力するのは、1 度に 1 つの項目だけです。

検出モジュール: ICQAEE50

ICQAE004 Type Y for either UPDATE RACF or UPDATE UADS, or both.

説明: TSO/E ユーザーを登録するには、ユーザー情報が RACF データベース内あるいは SYS1.UADS データ・セット内に格納されるよう指定します。格納されたかどうか明らかでない場合は、システム・プログラマーに問い合わせ、TSO/E ログオン処理において RACF または UADS、あるいはその両方が使用されていることを確認してください。

ユーザーの応答: ユーザー情報が格納されるべき場所を示すフィールドのいずれか 1 つ、あるいはその両方に Y

(yes) と入力します。

検出モジュール: ICQAEE41

ICQAE005 The user is enrolled. Created profile not changed.

説明: ユーザーが正しく登録されましたが、登録されたユーザーのプロファイルの変更をしない選択が行われました。これは通知メッセージです。

システムの処置: 説明を参照してください。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAEC00

ICQAE007 The user is enrolled. No ISPF profile was created.

説明: ユーザーが登録されましたが、情報センター機能は、ISPF プロファイル・データ・セットを割り振ることができませんでした。 ALLOCATE コマンドは失敗し、戻りコード 12 が戻されました。

ユーザーのプロファイルには、JOB ステートメント情報だけを変更しているシステム・デフォルト・プロファイルと同一の情報が書き込まれています。

検出モジュール: ICQAEC00

ICQAE002

82 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 95: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAE008 The user is enrolled.

説明: ユーザーは、情報センター機能によって登録されています。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQAEC00

ICQAE009 The user is enrolled. Created profile not modified.

説明: ユーザーが正しく登録されましたが、登録されたユーザーのプロファイルの変更をしない選択が行われました。これは通知メッセージです。

システムの処置: 説明を参照してください。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAEC00

ICQAE010 Request failed; system error. Press HELP.

説明: 情報センター機能はユーザー・タイプ・テーブルをオープンすることができなかったために、要求が失敗しました。 ISPF TBOPEN サービス・ルーチンは、戻りコードを return_code にセットしました。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQAEC00

ICQAE011 User’s ISPF profile already exists; only user can modify it.

説明: ユーザーは登録する前に ISPF プロファイルをすでに持っていました。情報センター機能は同じプロファイルを使用しますが、これは変更できません。

検出モジュール: ICQAEC00

ICQAE013 Request failed; resource in use. Try later.

説明: ユーザー・タイプ・テーブルが使用中であるために、要求は受け入れられませんでした。 ISPF の TBOPEN サービス・ルーチンは、戻りコード 12 をセットしました。

要求を取り消すには END PF キーを押して、あとから再試行してください。

検出モジュール: ICQAEC00

ICQAE014 Request failed; system error. Press HELP.

説明: システムが ISPF プロファイル・テーブルをクローズすることができなかったために、要求は受け入れられませんでした。 ISPF の TBCLOSE サービス・ルーチンは、重大なエラーが起こったことを示す戻りコード 20 をセットしました。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQAEC00

ICQAE017 The specified user type requires an operator ID card.

説明: 選択されたユーザー・タイプはオペレーター ID カードを必要としますが、OPERATOR ID CARD フィールドに N が入力されました。 そのフィールドに Y を入力するか、あるいはオペレーター ID カードを必要としないユーザー・タイプを指定してください。 Y を入力する場合、カードとユーザーを関連づける登録処理を継続する前に、カードを挿入しなければなりません。

ICQAE008

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 83

Page 96: TSO/E メッセージ - TOK2

(オペレーター ID カードとは、ユーザーがシステムにログオンするとき、カード読取装置に挿入するカードのことです。このカードはセキュリティーのための手段です。)

検出モジュール: ICQAEC00

ICQAE018 Specified user type does not require an operator ID card.

説明: 選択されたユーザー・タイプはオペレーター ID カードを必要としませんが、OPERATOR ID CARD フィールドに Y が入力されました。 そのフィールドに N を入力するか、あるいはオペレーター ID カードを必要とするユーザー・タイプを指定してください。カードを挿入するユーザーを必要とする場合、カードとユーザーを関連づける登録処理を継続する前に、カードの挿入も行わなければなりません。

(オペレーター ID カードとは、ユーザーがシステムにログオンするとき、カード読取装置に挿入するカードのことです。このカードはセキュリティーのための手段です。)

検出モジュール: ICQAEC00

ICQAE020 Request failed; system error. Press HELP.

説明: システムは ISPF デフォルト・テーブルをオープンすることができなかったので、要求は受け入れられませんでした。 ISPF TBOPEN サービス・ルーチンは、戻りコードを return_code にセットしました。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQAEC00

ICQAE021 The RACF PERMIT command for resource was successful.

説明: 情報センター機能によって、ユーザーは指定されたリソースにアクセスすることができました。これは通知メッセージです。

ユーザーの応答: ありません。

検出モジュール: ICQAEC00

ICQAE022 Request failed; system error. Press HELP.

説明: システムはユーザーの ISPF プロファイル・テーブルを作成することができなかったために、要求は受け入れられませんでした。 ISPF の TBCREATE サービス・ルーチンは、重大なエラーが起こったことを示す戻りコード 20 をセットします。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQAEC00

ICQAE023 Request failed; resources in use. Try later.

説明: ISPF デフォルト・テーブルが一時的に使用中であるために、要求は受け入れられませんでした。 ISPF のTBOPEN サービス・ルーチンは、戻りコード 12 をセットしました。

要求を取り消すには END PF キーを押して、あとから再試行してください。

検出モジュール: ICQAEC00

ICQAE025 User type not defined. Choose another and retry.

説明: 選択されたユーザー・タイプが定義されていません (つまり、ユーザー・タイプ・テーブルには、そのための項目が含まれていません)。 ユーザー・タイプを再指定してください。

検出モジュール: ICQAEC00

ICQAE018

84 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 97: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAE026 The RACF RDEFINE command for resource failed.

説明: RACF RDEFINE コマンドが、指定されたリソースの定義に失敗しました。このリソースには次のものがあります。v ACCTNUM -- 会計番号v TSOPROC -- ログオン・プロシージャーv PERFGRP -- パフォーマンス・グループv TSOAUTH -- RACF セキュリティー情報パネルに指定されたリソース

ユーザーの応答: システム・プログラマーに問い合わせて、問題を解決してください。

検出モジュール: ICQAEC00

ICQAE027 The RACF PERMIT command for resource failed.

説明: RACF PERMIT コマンドは、指定されたリソースをユーザーに許可することができませんでした。このリソースには次のものがあります。v ACCTNUM -- 会計番号v TSOPROC -- ログオン・プロシージャーv PERFGRP -- パフォーマンス・グループv TSOAUTH -- RACF セキュリティー情報パネルに指定されたリソース

ユーザーの応答: システム・プログラマーに問い合わせて、問題を解決してください。

検出モジュール: ICQAEC00

ICQAE028 ACCOUNT NUMBER is too long for enrollment in RACF.

説明: RACF 会計番号の最大文字数は 39 文字です。入力された会計番号は 40 文字以上になっています。

ユーザーの応答: 会計番号を訂正して ENTER キーを押してください。

検出モジュール: ICQAEE40、ICQAEE41

ICQAE029 ACCOUNT NUMBER is not valid. Correct and press ENTER.

説明: 入力された会計番号が有効ではありません。会計番号は A から Z、0 から 9、@、$、& あるいは # の文字を含むことができます。 会計番号は次の長さにします。v RACF の場合、1 から 39 文字。v UADS の場合、1 から 40 文字。

ユーザーの応答: 会計番号を訂正して ENTER キーを押してください。

検出モジュール: ICQAEC00

ICQAE040 The ACCOUNT ADD command executed successfully.

説明: TSO/E ACCOUNT ADD コマンドが正しく実行されました。ユーザーは、現在 TSO/E および情報センター機能に対して識別されています。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQAEC00

ICQAE041 The ACCOUNT ADD command failed.

説明: TSO/E ACCOUNT ADD コマンドが失敗しました。ユーザーは、情報センター機能あるいは TSO/E に識別されません。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに問い合わせて、問題を解決してください。

検出モジュール: ICQAEC00

ICQAE026

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 85

Page 98: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAE042 The user ID was updated.

説明: システムはユーザーの TSO/E プロファイルを更新して、ユーザーが選択したユーザー・タイプに指定された情報を追加しました。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQAEC00

ICQAE043 The user ID was not updated.

説明: 情報センター機能はユーザーの TSO/E プロファイルを更新せず、ユーザーが選択したユーザー・タイプに指定された情報を追加しませんでした。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQAEC00

ICQAE044 The user is defined to RACF.

説明: ユーザーは、現在、RACF に識別されています。これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQAEC00

ICQAE045 The user is not defined to RACF.

説明: ユーザーは、現在、RACF に識別されていません。ユーザーは登録されたままですが、システムは名前ディレクトリー内のユーザーの項目の追加も更新も行いませんでした。 管理者は、名前サービスを使用して名前ディレクトリー項目を追加することができます。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQAEC00

ICQAE046 The DEFINE ALIAS COMMAND executed successfully.

説明: 情報センター機能は個人のユーザー ID のユーザー・カタログ別名を、マスター・カタログ内に正しく入れました。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQAEC00

ICQAE047 DEFINE ALIAS command failed.

説明: DEFINE ALIAS コマンドが失敗しました。システムは個人のユーザー ID のユーザー・カタログ別名を、マスター・カタログ内に入れることができませんでした。ただし、ユーザーは登録されたままです。 割り当てられたユーザー・タイプによってシステムが RACF コマンドを出した場合、個人も RACF に識別されます。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQAEC00

ICQAE048 RACF is not active.

説明: 選択されたユーザー・タイプは RACF コマンドのパラメーターを指定します。ただし、RACF はシステムにおいてアクティブではありません。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQAEC00

ICQAE042

86 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 99: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAE049 Request failed. You lack authority to use ACCOUNT command.

説明: TSO/E ACCOUNT コマンドを出す権限がないために、ユーザーを情報センター機能に登録することができません。

END PF キーを押して要求を取り消し、別の情報センター機能管理者に問い合わせて、ACCOUNT 権限を得てください。

検出モジュール: ICQAEC00

ICQAE050 THE RACF ADDSD COMMAND EXECUTED SUCCESSFULLY.

説明: 情報センター機能は、登録されるユーザーの総称プロファイルを正しく追加しました。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQAEC00

ICQAE051 THE RACF ADDSD COMMAND FAILED.

説明: RACF ADDSD コマンドが失敗しました。ユーザーはそのまま登録されていますが、登録されるユーザーの総称プロファイルは作成されていません。 システムは名前ディレクトリー内のユーザーの項目の追加も更新も行いませんでした。 名前サービスを使用して名前ディレクトリー項目を追加することができます。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQAEC00

ICQAE052 THE RACF ALTUSER command executed successfully.

説明: RACF ALTUSER コマンドが、登録されるユーザーの総称プロファイルを正しく追加あるいは変更しました。これは通知メッセージです。

ユーザーの応答: ありません。

検出モジュール: ICQAEC00

ICQAE053 THE RACF ALTUSER command failed.

説明: RACF ALTUSER コマンドは、登録されるユーザーの総称プロファイルの変更に失敗しました。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQAEC00

ICQAE055 THE RACF SETROPTS command executed successfully.

説明: RACF SETROPTS コマンドはリソースを正しく定義したか、あるいは TSO/E ユーザー情報の一部分としてのリソース定義を更新しました。 これは通知メッセージです。

ユーザーの応答: ありません。

検出モジュール: ICQAEC00

ICQAE056 THE RACF SETROPTS command failed.

説明: RACF SETROPTS コマンドは TSO/E ユーザー情報の一部分としてのリソースの定義に失敗したか、あるいはTSO/E ユーザー情報の一部分としてのリソース定義の更新に失敗しました。

この問題の原因として可能性が最も高いのは、SETROPTS コマンドを使用する権限を持っていない場合です。SETROPTS コマンドは、指定されたリソースに対するアクセス権限を持つユーザーを登録するときに、それらのユーザーに正しく出されなければなりません。

ICQAE049

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 87

Page 100: TSO/E メッセージ - TOK2

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQAEC00

ICQAE057 The RACF ALTUSER command with the TSO operand failed.

説明: TSO オペランドを指定した RACF ALTUSER コマンドが、失敗しました。さらに、ユーザーが TSO/E および情報センター機能に識別されていません。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQAEC00

ICQAE058 Neither RACF nor UADS are available for enrollment.

説明: TSO/E ユーザーを登録しようとしましたが、RACF がアクティブではなく、SYS1.UADS が使用可能ではないために、要求は受け入れられませんでした。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQAEC41

ICQAE059 The RACF ADDUSER command with the TSO operand failed.

説明: TSO オペランドを指定した RACF ADDUSER コマンドが、失敗しました。さらに、ユーザーが TSO/E および情報センター機能に識別されていません。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQAEC00

ICQAE061 Error copying ISPSPROF from the system file. Press HELP.

説明: 登録されたユーザーのプロファイルを作成しようとしたとき、システムは ICQTABL システム・プロファイル・ライブラリーから、ISPSPROF プロファイル・テーブルをコピーすることができませんでした。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: 情報センター機能システム・プロファイルの DD 名が正しく割り振られているかどうか、およびその DD 名がアプリケーション・マネージャーのダイアログ機能にアクセス可能であるかどうかを判別してください。システム・プログラマーに連絡してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAEC00

ICQAE062 Error copying ICQZPROF from the system file. Press HELP.

説明: 登録されたユーザーのプロファイルを作成しようとしたとき、システムは ICQTABL システム・プロファイル・ライブラリーから、ICQZPROF プロファイル・テーブルをコピーすることができませんでした。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: 情報センター機能システム・プロファイルの DD 名が正しく割り振られているかどうか、およびその DD 名に割り振られたデータ・セットがアプリケーション・マネージャーのダイアログ機能にアクセス可能であるかどうかを判別してください。 システム・プログラマーに連絡してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAEC00

ICQAE057

88 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 101: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAE063 Error copying ISPSPROF from the ISPF base tables. Press HELP.

説明: ICQTABL プロファイル・ライブラリーに、プロファイル・メンバー、ISPSPROF は含まれていません。 登録処理が試行され、ISPF 基本プロファイル・ライブラリー、ISPTLIB から ISPSPROF がコピーされました。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: ISPF 基本テーブル・ライブラリー、ISPTLIB の DD 名が正しく割り振られているかどうか、さらにその DD 名に割り振られたデータ・セットがアプリケーション・マネージャーのダイアログ機能にアクセス可能であるかどうかを判別してください。システム・プログラマーに連絡してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAEC00

ICQAE064 Error copying ISPPROF from the ISPF base tables. Press HELP.

説明: ICQTABL プロファイル・ライブラリーにプロファイル・メンバー、ICQZPROF が含まれていませんでした。登録処理が試行され、ISPF 基本プロファイル・ライブラリー、ISPTLIB から ICQZPROF がコピーされました。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: ISPF 基本テーブル・ライブラリー、ISPTLIB の DD 名が正しく割り振られているかどうか、さらにその DD 名に割り振られたデータ・セットがアプリケーション・マネージャーのダイアログ機能にアクセス可能であるかどうかを判別してください。システム・プログラマーに連絡してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAEC00

ICQAI000 Request failed; system error. Press HELP.

説明: プロファイル・テーブルのいずれか 1 つあるいは両方が存在しないために、要求は失敗しました。 通常、システムは情報センター機能のインストール時に、これらのテーブルを作成します。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQAIC00

ICQAI001 Profile in use. To retry, press END; to quit, type CANCEL.

説明: プロファイル・テーブルのいずれか 1 つあるいは両方が使用中であるために、要求は失敗しました。 ISPF のTBOPEN サービス・ルーチンは、戻りコード 12 をセットしました。

要求を再試行する場合は END PF キーを押します。 要求を取り消す場合、OPTION 行の矢印のあとに CANCEL と入力して、ENTER キーを押してください。

検出モジュール: ICQAIC00、ICQAIC01

ICQAI002 Request failed; system error. Press HELP.

説明: プロファイル・テーブルのいずれか 1 つあるいは両方が割り振られていないために、要求は失敗しました。ISPF TBOPEN または TBCLOSE サービス・ルーチンは戻りコード 16 をセットしました。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQAIC00

ICQAE063

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 89

Page 102: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAI003 Request failed; system error. Press HELP.

説明: システムはプロファイル・テーブルのいずれか 1 つあるいは両方をオープンすることができなかったために、要求は失敗しました。 ISPF の TBOPEN サービス・ルーチンは、重大なエラーが起きたことを示す戻りコード 20 をセットしました。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQAIC00

ICQAI004 Request failed; system error. Press HELP.

説明: システムはプロファイル・テーブルのいずれか 1 つ、あるいは両方をクローズすることができなかったために、要求は受け入れられませんでした。 ISPF の TBCLOSE サービス・ルーチンは、重大なエラーが起こったことを示す戻りコード 20 をセットしました。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQAIC00

ICQAI005 Cannot update ISPF defaults in split screen. Press HELP.

説明: ISPF デフォルト値あるいは登録されたユーザーのプロファイルを更新するときには、分割画面を使用することはできません。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: 分割画面モードを取り消す場合は、反対側の分割画面を表示する SWAP PF キーを押し、画面の分割がなくなるまで END PF キーを繰り返し押します。 ISPF デフォルト値、あるいは登録されたユーザーのプロファイルの更新を再開してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAIR00

ICQAI006 Error restoring profile table for the current application ID.

説明: 情報センター機能のシステム・デフォルト・プロファイル、あるいは登録されたユーザーのプロファイルの変更が保管されましたが、現在の ISPF アプリケーション・プロファイル・テーブルのユーザー自身のプロファイル・テーブルは保管できませんでした。

システムの処置: システムは、システム・デフォルト・プロファイルあるいは登録されたユーザーのプロファイルを保管しましたが、管理者のプロファイルは更新しませんでした。

ユーザーの応答: ISPF において利用可能な ISPF デフォルト処理によってプロファイル・メンバーにアクセスしてください。 このアクセスが成功しない場合、DD 名 ISPPROF によってアクセス可能なプロファイル・データ・セットの割り振りを検査してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAIR00

ICQAI007 Error restoring your profile table, ISPSPROF. Press HELP.

説明: 情報センター機能のシステム・デフォルト・プロファイル、あるいは登録されたユーザーのプロファイルの変更が保管されましたが、ユーザー自身のプロファイル・テーブル ISPSPROF を再びオープンすることはできませんでした。

システムの処置: システムは、システム・デフォルト・プロファイルあるいは登録されたユーザーのプロファイルを保管しましたが、管理者のプロファイルは更新しませんでした。

ユーザーの応答: ISPF において利用可能な ISPF デフォルト処理によってプロファイル・メンバーにアクセスしてく

ICQAI003

90 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 103: TSO/E メッセージ - TOK2

ださい。 このアクセスが成功しない場合、DD 名 ISPPROF によってアクセス可能なプロファイル・データ・セットの割り振りを検査してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAIR00

ICQAI008 Profile tables copied from the ISPF base tables.

説明: システムが登録されたユーザーのプロファイルを作成していたとき、システム・プロファイル・テーブルは使用可能ではありませんでした。 ただし、システムは、DD 名 ISPTLIB によって利用できる ISPF 基本プロファイル・テーブルのコピーを使用しました。 これは通知メッセージです。

システムの処置: 処理を続行します。プロファイル・テーブルは ISPF 基本プロファイル・テーブルからコピーされました。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAIR00

ICQAI009 ISPF default processing failed. Required parameter missing.

説明: ISPF デフォルト処理 EXEC、ICQAIR00 の呼び出し時に、必須パラメーター (プロファイル DD 名) が渡されませんでした。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: 情報センター機能のシステム・デフォルト処理を変更していた場合、その機能の呼び出しコマンドにICQTABL パラメーターを指定したか検査してください。 登録されたユーザーのプロファイルを変更する場合は、システム・プログラマーに連絡して援助を依頼してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAIR00

ICQAI010 Request failed; system error. Press HELP.

説明: プロファイル・テーブルのいずれか 1 つあるいは両方が存在しないために、要求は失敗しました。 通常、システムは情報センター機能のインストール時に、これらのテーブルを作成します。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQAIC01

ICQAI011 Profile in use. To retry, reselect; to cancel, press END.

説明: プロファイル・テーブルのいずれか 1 つあるいは両方が使用中であるために、要求は失敗しました。 ISPF のTBOPEN サービス・ルーチンは、戻りコード 12 をセットしました。

ユーザーの応答: 要求を再試行する場合は OPTION 行の矢印のあとに選択文字を入力して ENTER キーを押します。要求を取り消す場合、OPTION 行の矢印のあとに CANCEL と入力して、ENTER キーを押してください。

検出モジュール: ICQAIC01

ICQAI012 Request failed; system error. Press HELP.

説明: プロファイル・テーブルのいずれか 1 つあるいは両方が割り振られていないために、要求は失敗しました。ISPF の TBCLOSE サービス・ルーチンは戻りコード 16 をセットしました。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに連絡してください。

ICQAI008

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 91

Page 104: TSO/E メッセージ - TOK2

検出モジュール: ICQAIC01

ICQAI013 Request failed; system error. Press HELP.

説明: システムはプロファイル・テーブルのいずれか 1 つあるいは両方をオープンすることができなかったために、要求は失敗しました。 ISPF の TBOPEN サービス・ルーチンは重大なエラーが起こったことを示す戻りコード 20 をセットしました。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQAIC00、ICQAIC01

ICQAI015 To save all changes, press END; to erase them, type CANCEL.

説明: 変更項目をすべて保管する場合は、END PF キーを押します。 変更を取り消す場合はコマンド行に CANCEL

と入力して ENTER キーを押します。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQAIC01

ICQAI020 Unable to close the profile table ISPSPROF. Press HELP.

説明: 情報センター機能のシステム・デフォルト・プロファイルを変更している間、システムはプロファイル・テーブル ISPSPROF をクローズすることができませんでした。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: DD 名 ISPPROF で利用できるデータ・セットの状況を検査してください。 そのプロファイル・データ・セットがいっぱいになっていたり、あるいは解放されている場合、情報センター機能を再始動して機能を再試行します。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAIR00

ICQAI021 Error closing the profile table for the current application ID.

説明: 情報センター機能のシステム・デフォルト・プロファイルを変更している間、システムは現在の ISPF アプリケーション・プロファイル・テーブルをクローズすることができませんでした。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: DD 名 ISPPROF で利用できるデータ・セットの状況を検査してください。 そのプロファイル・データ・セットがいっぱいになっていたり、あるいは解放されている場合、情報センター機能を再始動して機能を再試行します。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAIR00

ICQAI022 Error opening ISPF base table ISPSPROF. Press HELP.

説明: 情報センター機能のシステム・デフォルト・プロファイルを変更している間、システムは ISPSPROF プロファイル・テーブルにアクセスすることができませんでした。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: ISPSPROF 基本テーブルが、ISPF 基本テーブル、ISPTLIB 内にあるようにしてください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAIR00

ICQAI013

92 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 105: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAI023 System profile table ISPSPROF in use. Try again later.

説明: ISPSPROF プロファイル・テーブルが、おそらく情報センター機能のシステム・デフォルト・プロファイルを変更している別の管理者によって使用されていました。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: システム・デフォルト・プロファイルを現在使用している人を判別して競合を解決するか、あるいはあとで再試行してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAIR00

ICQAI024 Error opening ISPSPROF in the system defaults file. Press HELP.

説明: システムは、情報センター機能のシステム・デフォルト・ファイルから、ISPSPROF プロファイル・テーブルをコピーすることができませんでした。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: 情報センター機能のシステム・デフォルト・プロファイルの DD 名が正しく割り振られているかどうか、さらにその DD 名に割り振られたデータ・セットがアプリケーション・マネージャーのダイアログ機能にアクセス可能であるかどうかを判別してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAIR00

ICQAI025 Error opening the ISPF base table ISPPROF. Press HELP.

説明: ICQTABL プロファイル・ライブラリーにプロファイル・メンバー、ICQZPROF が含まれていませんでした。登録処理は、ISPF 基本プロファイル・ライブラリー、ISPTLIB から ISPPROF をコピーしようとしました。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: ISPF 基本テーブル・ライブラリー、ISPTLIB の DD 名が正しく割り振られているかどうか、さらにその DD 名に割り振られたデータ・セットがアプリケーション・マネージャーのダイアログ機能にアクセス可能であるかどうかを判別してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAIR00

ICQAI026 Error closing the current application ID in the defaults file.

説明: 情報センター機能のシステム・デフォルト・プロファイルを変更している間、システムは、渡された情報センター機能のシステム・デフォルト・ファイル内の現在の ISPF アプリケーション・プロファイル・テーブルをクローズすることができませんでした。 このプロファイルに対して行われた変更は保管されませんでした。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: 渡されたデフォルト・ファイルのための DD 名が正しく割り振られているかどうか、さらにそのDD 名に割り振られたデータ・セットがアプリケーション・マネージャーのダイアログ機能にアクセス可能であるかどうかを判別してください。 機能を再試行してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAIR00

ICQAI023

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 93

Page 106: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAI027 Error opening the current application ID in the defaults file.

説明: 情報センター機能のシステム・デフォルト・プロファイルを変更している間、システムは、渡された情報センター機能のシステム・デフォルト・ファイル内の現在の ISPF アプリケーション・プロファイル・テーブルをオープンすることができませんでした。 渡されたプロファイル・テーブルは変更されませんでした。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: 渡されたシステム・デフォルト・ファイルのための DD 名が正しく割り振られているかどうか、さらにその DD 名に割り振られたデータ・セットがアプリケーション・マネージャーのダイアログ機能にアクセス可能であるかどうかを判別してください。 機能を再試行してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAIR00

ICQAI028 Error saving table ISPSPROF in the defaults file. Press HELP.

説明: 情報センター機能のシステム・デフォルト・プロファイルを変更している間、システムは、渡された情報センター機能のシステム・デフォルト・ファイル内の ISPSPROF プロファイル・テーブルを保管することができませんでした。 渡されたプロファイルに対して行われた変更がすべて保管されませんでした。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: 渡されたシステム・デフォルト・ファイルのための DD 名が正しく割り振られているかどうか、さらにその DD 名に割り振られたデータ・セットがアプリケーション・マネージャーのダイアログ機能にアクセス可能であるかどうかを判別してください。 機能を再試行してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAIR00

ICQAI029 Error saving the current application ID in the defaults file.

説明: 情報センター機能のシステム・デフォルト・プロファイルを変更している間、システムは、渡された情報センター機能のシステム・デフォルト・ファイル内の現在の ISPF アプリケーション・プロファイル・テーブルを保管することができませんでした。 渡されたプロファイルに対して行われた変更がすべて保管されませんでした。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: 渡されたシステム・デフォルト・ファイルのための DD 名が正しく割り振られているかどうか、さらにその DD 名に割り振られたデータ・セットがアプリケーション・マネージャーのダイアログ機能にアクセス可能であるかどうかを判別してください。 機能を再試行してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAIR00

ICQAI030 ISPF defaults application ID is not valid. Press HELP.

説明: ISPF デフォルト・ダイアログ・アプリケーションのアプリケーション ID は、ICQZ でなければなりません。これは予約語です。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: ISPF デフォルト機能のアプリケーション ID を ICQZ に変更します。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAIR00

ICQAI027

94 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 107: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAI031 Application ID is in use. Invoking application using reserved ID.

説明: アプリケーションの呼び出しにアプリケーション ID として ICQZ を使用しています。 ICQZ は ISPF デフォルト・ダイアログ機能用に予約されているために、使用してはなりません。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: アプリケーション・マネージャーを使用して、アプリケーションを呼び出すためのアプリケーションID を変更します。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAIR00

ICQAI032 Now editing the administrator’s ISPF defaults.

説明: ICF の登録処理時に、ADMINISTRATOR フィールドの CHANGE ISPF DEFAULTS に、Y が指定されました。 Y を指定すると、ユーザー自身の ISPF デフォルト値を変更することができます。

システムの処置: ありません。

ユーザーの応答: 管理者が新規登録ユーザーの ISPF デフォルト情報を編集しました。これで、ユーザー自身の ISPF

デフォルト情報を編集できます。 これは通知メッセージです。

対象者: ありません。

検出モジュール: ICQAEC00

ICQAM007 Specified_language is not an installation defined language.

説明: 入力された言語はインストール・システムによって定義されていません。 この言語は ICFENVIRON 環境内のQAMLANGL 変数によって定義されています。 インストール・システム定義言語を入力してください。

検出モジュール: ICQAMCL0、ICQAMCM0、 ICQASRP1

ICQAM008 Type Y or N in the Available field.

説明: 使用可能フィールドに Y (yes) あるいは N (no) と入力して、アプリケーションを汎用プログラムにするかどうかを指定してください。 Y が入力された場合、アプリケーションを汎用として使用することができます。 アプリケーションを汎用として使用したくない場合は、使用可能フィールドに N を入力して ENTER を押してください。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQAME20、ICQAME24、 ICQAME30、ICQAME35、ICQAME36、ICQAME38

ICQAM009 Specified_selection_character is not valid on the option line of this panel.

説明: オプション行に入力されたものが有効ではありません。パネルの指示を読んで有効なオプションを見つけ、そのオプションを入力してください。

検出モジュール: ICQAME13

ICQAM010 System error. Press HELP.

説明: ありません。

ユーザーの応答: システム・エラーの解決を試行するか、あるいはシステム・プログラマーに問い合わせて、援助を依頼してください。 エラーを解決することができない場合はコマンド行に CANCEL と入力して、パネルを終了してください。

検出モジュール: ICQAMCU0

ICQAI031

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 95

Page 108: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAM011 Changes accepted. Press END to exit.

説明: ユーザーが行った最新の選択または修正あるいはその両方が受け入れられました。END PF キーを押すと変更が処理されますが、パネルの終了は起こりませんでした。通常、変更をしたあとに ENTER を押さなければなりません。終了する場合は END PF キーを押してください。

検出モジュール: ICQAMCF0、ICQAMCP0

ICQAM012 REPLACE not specified. Language/Name/Level not unique.

説明: REPLACE オプションに N が指定されましたが、言語、アプリケーション名、およびレベルの組み合わせは、修正されているレベルにおいて固有のものでなければなりません。新しいアプリケーション名または異なる言語を入力するか、あるいは REPLACE オプションを N から Y に変更してください。

検出モジュール: ICQAMCF0、ICQAMCP0

ICQAM013 Specified_command is not valid on the command line of this panel.

説明: パネルのコマンド行に入力されたものが有効ではありません。パネルの指示を読んで有効なコマンドを見つけ、そのコマンドを入力してください。

検出モジュール: ICQAME10、ICQAME13、 ICQAME16、ICQAME17、ICQAME21、ICQAME21、ICQAME26、ICQAME31、ICQAME32、ICQAME33、 ICQAME34、ICQAME37、ICQAME39、ICQAME40、ICQAME41、ICQAME42、ICQAME60

ICQAM014 Enter the required field.

説明: カーソルで指示されたフィールドに情報がなにも入力されませんでした。 適切な情報を埋めて、パネルを終了させる CANCEL を入力してください。

検出モジュール: ICQAME21、ICQAME31、ICQAME39

ICQAM015 Select only one entry at a time.

説明: 一度に 1 つの入力のみ選択することができます。入力のとなりにオプションを 1 つだけ入力し、ENTER キーを押してそれを処理してください。

検出モジュール: ICQAMCL0、ICQAMCM0、 ICQASRP1

ICQAM016 Command conflict. END not processed.

説明: オプションを入力して END PF キーを押すと、コマンド矛盾が結果として起こります。オプションを処理する場合は ENTER を押してください。

検出モジュール: ICQAMCM0、ICQAMCP0

ICQAM017 Keyword is not valid.

説明: キーワード・フィールドの語が有効ではありません。有効なキーワードを入力してください。

有効なキーワードは 11 文字以下で、最初の文字は英字でなければなりません。それ以外の文字は英字 (A から Z)、数字 (0 から 9)、または特殊文字 ($、#、@) の組み合わせにすることができます。

検出モジュール: ICQAMCP0、ICQAME31

ICQAM011

96 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 109: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAM018 Application Name is not valid.

説明: カーソルで指示されたフィールドのアプリケーション名が有効ではありません。アプリケーション名は 12 文字以下で、最初の文字は英字または特殊文字のいずれかでなければなりません。 それ以外の文字は英字 (A から Z)、数字 (0 から 9)、または特殊文字 ($、#、@) の組み合わせにすることができます。

検出モジュール: ICQAMCP0、ICQAME31、ICQAME39

ICQAM019 Specified_action_character is not valid. Type one of the listed actions.

説明: 処置フィールドに入力された処置文字が有効ではありません。 パネルの指示を読んで有効な処置文字を見つけてください。

検出モジュール: ICQAME10、ICQAME17

ICQAM020 Specified_selection_character is not valid. Type one of the listed selections.

説明: 処置フィールドに入力された選択文字が有効ではありません。 パネルの指示を読んで有効な選択文字を見つけてください。

検出モジュール: ICQAMCL0

ICQAM021 * is allowed only at the end to request a list.

説明: * を名前の一部として使用することはできません。* を使用できるのは、項目のリストを入手するときだけです。このときには、フィールドに * だけを指定するか、あるいは文字グループの最後の文字を * にします。 * を単一文字として入力すると、完全なリストを得ることができます。 * を文字グループの最後に入力すると、その文字グループで始まる項目のリストを得ることができます。

検出モジュール: ICQAME10、ICQAME21、ICQAME31

ICQAM030 The application was not created.

説明: インストール・システム・ファイルに追加を要求したアプリケーションは、コマンド行に CANCEL が入力されたので作成されませんでした。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQAMCP0、ICQAMCF0

ICQAM031 The application does not need to be verified.

説明: 確認のために要求されたアプリケーションはすでに確認済みです。 アプリケーションは、各オプションを選択することによって確認されたか、あるいはそれがインストール・システム・ファイルであったために、誰かが VERIFY

オプションを使用してあらかじめ確認していました。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQAMCP0、ICQAMCF0

ICQAM032 Application cannot be made available until it is verified.

説明: アプリケーションが確認されるまで、そのアプリケーションの使用可能フィールドを Y (yes) に変更することはできません。 VERIFY オプションを選択し、確認が正しく完了したら、使用可能フィールドを Y に変更してください。

検出モジュール: ICQAMCP0、ICQAMCF0

ICQAM018

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 97

Page 110: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAM033 CANCEL was processed. Verification was stopped.

説明: エラーが検出されたパネルのコマンド行に CANCEL と入力すると、確認処理が中止します。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQAMCP0、ICQAMCF0

ICQAM034 Select option 1 to enter a valid language.

説明: 追加されたインストール・システム・ファイルが有効な言語を含んでおらず、アプリケーションを追加することができません。 アプリケーションを保管するために、オプション 1 を選択して、インストール・システムに定義された言語を入力してください。

この言語は ICFENVIRON 環境内の QAMLANGL 変数によって定義されています。

検出モジュール: ICQAMCP0、ICQAMCF0

ICQAM035 Select option 1 to enter a unique name/language combination.

説明: 追加されたインストール・システム・ファイルが固有の名前 / 言語の組合わせを含んでおらず、アプリケーションを追加することはできません。 アプリケーションを保管するためには、オプション 1 を選択して、固有の名前 /

言語の組み合わせを入力してください。

検出モジュール: ICQAMCP0、ICQAMCF0

ICQAM036 Select option 1 to enter a valid application name.

説明: 追加されたインストール・システム・ファイルが有効なアプリケーション名で定義されておらず、アプリケーションを追加することができません。 アプリケーションを保管するために、オプション 1 を選択して、有効なアプリケーション名を入力してください。

有効なアプリケーション名は 1 から 12 文字でなければなりません。その文字は、英字 (A から Z)、数字 (0 から9)、または特殊 ($、#、@) 文字のいずれを組み合わせても構いません。 最初の文字を数字にすることはできません。

検出モジュール: ICQAMCP0、ICQAMCF0

ICQAM037 Select option 1 to enter the required language.

説明: 追加されたインストール・システム・ファイルにアプリケーションの必要言語がなく、アプリケーションを追加することができません。 アプリケーションを保管するために、オプション 1 を選択して、このアプリケーションの言語を入力してください。

検出モジュール: ICQAMCP0、ICQAMCF0

ICQAM038 Verification completed successfully.

説明: インストール・システム・ファイルで追加されたアプリケーションは確認されています。 現在、ユーザーはアプリケーションを使用することができます。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQAMCP0、ICQAMCF0

ICQAM039 Select option 5 to verify the installation file.

説明: インストール・システム・ファイルが機能または環境を追加するときには、その機能または環境をユーザーが使用できるようにする前に、このファイルの確認が終っていなければなりません。オプション 5 を選択してシステムがインストール・システム・ファイルを確認できるようにし、確認が完了したことを示すメッセージが出るまで待機してください。

ICQAM033

98 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 111: TSO/E メッセージ - TOK2

確認時にエラーが発見されると、エラー・メッセージおよびエラーが検出されたパネルが表示されます。 エラーを訂正して END を押すと、確認が続けられます。 確認を終了する場合、コマンド行に CANCEL と入力してください。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQAMCF0

ICQAM040 Select option 3 to verify the installation file.

説明: インストール・システム・ファイルがパネルを追加するときには、そのパネルがユーザーに使用可能にされる前に、このファイルを確認しておかなければなりません。 オプション 3 を選択してシステムがインストール・システム・ファイルを確認できるようにし、確認が完了したことを示すメッセージが出るまで待機してください。

確認時にエラーが発見されると、エラー・メッセージおよびエラーが検出されたパネルが表示されます。 エラーを訂正して END を押すと、確認が続けられます。 確認を終了する場合、コマンド行に CANCEL と入力してください。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQAMCP0

ICQAM041 Application cannot be copied until it is verified.

説明: コピーするよう選択したアプリケーションが、確認されていないインストール・システム・ファイルによって作成されました。 アプリケーションがコピーされる前に、確認を行わなければなりません。

アプリケーションのインストール・システム・ファイルを確認する場合、アプリケーション名の隣に M (変更) と入力してから、VERIFY オプションを選択してください。

検出モジュール: ICQAMCP0、ICQAMCF0

ICQAM042 Application does not exist. Blank the ID to remove it.

説明: カーソルで示されたアプリケーションが存在せず、選択パネル上に出すことはできません。 アプリケーションを除去には、ID あるいは ??? のデフォルト ID の上にブランクを重ねて入力してください。

検出モジュール: ICQAMCP0

ICQAM043 Option ID was not specified. Enter a unique ID.

説明: カーソルで示されたアプリケーションには ID がありません。選択パネルの各オプションは、固有の ID で識別しなければなりません。 オプション ID を ??? のデフォルト ID の上に重ねて入力してください。

オプション ID は 1 から 3 文字の長さでなければなりません。その文字は、英字 (A から Z) あるいは数字 (0 から9) を任意に組み合わせることができます。

検出モジュール: ICQAMCP0

ICQAM044 Language was defaulted to default_language.

説明: アプリケーションがインストール・システム・ファイル内に言語を指定しませんでした。 デフォルト言語が追加されました。

デフォルト言語を維持する場合は、ENTER を押します。 デフォルト言語を変更する場合は、その上に重ねて入力し、ENTER を押します。

検出モジュール: ICQAMCP0

ICQAM040

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 99

Page 112: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAM045 Application cannot be tested until it is verified.

説明: テストするよう要求したアプリケーションが確認されていません。 アプリケーションをテストをする前に、そのアプリケーションを検査していなければなりません。

アプリケーションを確認するには、VERIFY オプションを選択してください。

検出モジュール: ICQAMCP0

ICQAM046 Installation file saved but not verified.

説明: ロードされたインストール・システム・ファイルは保管されますが、確認されません。 インストール・システム・ファイルによって追加されたアプリケーションの使用が可能となる前に、そのファイルは確認されなければなりません。

インストール・システム・ファイルを確認するには、VERIFY オプションを選択してください。

検出モジュール: ICQAMCP0

ICQAM047 Name/Language exists at a higher level. Press HELP.

説明: すでに存在しているアプリケーション名は、インストール・システムの管理レベルよりも高い管理レベルに作成することはできません。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: より高いレベルにある名前と同一の名前のアプリケーションを作成するには、その高いレベルのアプリケーションをインストール・システムのレベルに落として、コピーします。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCF0、ICQAMCP0

ICQAM048 Same language/name exists with a different application type.

説明: アプリケーションに指定された言語および名前は、異なるアプリケーション・タイプの別のアプリケーションと同一です。 アプリケーション・タイプが異なる場合には、REPLACE オプションを指定することができません。 別の言語またはアプリケーション名を指定してください。

検出モジュール: ICQAMCF0、ICQAMCP0

ICQAM049 Name/Language/Level already exists. Select option 1 for new name.

説明: より高い管理レベルからアプリケーションをコピーする場合、そのアプリケーションの名前がインストール・システムの管理レベルにもある場合には、新しいアプリケーションに固有の名前を指定してください。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: アプリケーションに新しい名前を指定するにはオプション 1 を選択します。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCP0、ICQAMCF0

ICQAM072 Group administration data set could not be allocated.

説明: グループ管理データ・セットを、指定された新しいグループ識別に割り振ることができませんでした。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: 非表示パネル ICQSIEAM 内のグループ割り振りストリング QAMALGRP が有効であるかどうかを最初に判別してください。 次に、グループ接頭部 QAMGPREF をもつデータ・セットを作成する権限を持つ必要があります。 権限のない場合は、システム・プログラマーに問い合わせて、援助を依頼してください。

ICQAM045

100 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 113: TSO/E メッセージ - TOK2

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCM0

ICQAM073 Group user data set could not be allocated. Press HELP.

説明: グループ・ユーザー・データ・セットを、指定の新しいグループ識別に割り振ることができませんでした。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: 非表示パネル ICQSIEAM 内のグループ割り振りストリング QAMALGRP が有効であるかどうかを最初に判別してください。 次に、グループ接頭部 QAMGPREF をもつデータ・セットを作成する権限を持つ必要があります。 権限のない場合は、システム・プログラマーに問い合わせて、援助を依頼してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCM0

ICQAM075 Group user master table could not be created. Press HELP.

説明: グループ管理マスター・テーブル ICQAGT10 をグループ・ユーザー・ライブラリー ICQUGTAB 内に作成することができませんでした。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCM0

ICQAM076 Group administration master table could not be saved.

説明: グループ管理マスター・テーブル ICQAGT10 をグループ管理ライブラリー ICQAGTAB 内に保管することができませんでした。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: 非表示パネル ICQSIEAM 内のグループ割り振りストリング QAMALGRP に、テーブルを保管するだけの充分なスペースがあるかどうかを判別してください。そのストリングに充分なスペースがない場合、グループ・ユーザー・データ・セットおよびグループ管理データ・セットを削除して割り振りストリングを変更し、機能を再試行してください。 システム・プログラマーに連絡してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCM0

ICQAM077 Group user master table could not be saved. Press HELP.

説明: グループ・ユーザー・マスター・テーブル ICQRGT10 をグループ・ユーザー・ライブラリー ICQUGTAB 内に保管することができませんでした。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: 非表示パネル ICQSIEAM 内のグループ割り振りストリング QAMALGRP に、テーブルを保管するだけの充分なスペースがあるかどうかを判別してください。そのストリングに充分なスペースがない場合、グループ・ユーザー・データ・セットおよびグループ管理データ・セットを削除して割り振りストリングを変更し、機能を再試行してください。 システム・プログラマーに連絡してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCM0

ICQAM073

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 101

Page 114: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAM078 Group user data set does not exist. Press HELP.

説明: システムは指定のグループ管理データ・セットを検出しましたが、グループ・ユーザー・データ・セットは検出しませんでした。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: 次のいずれか 1 つを行ってください。

v グループ・ユーザー・データ・セットの位置を判別し、そのデータ・セットに名前を付けます。このとき最初の修飾子として現在のグループ接頭部を指定し、2 番目の修飾子として指定のグループ名を指定し、最後の修飾子としてストリング ICQRGTAB を指定してください (たとえば、PREFIX.GRPNAME.ICQRGTAB のように)。 それから要求を再試行してください。

v 指定のグループ管理データ・セットを削除し、グループを再作成します。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCM0

ICQAM100 Application has dependent applications and cannot be deleted.

説明: 削除する必要のあったアプリケーションには、このアプリケーションに従属する別のアプリケーションがあります。 たとえば、環境を必要とする機能がある場合、その環境を削除することはできません。従属しているアプリケーションを検出するために、‘使用場所’ (W) オプションを使用してください。

検出モジュール: ICQAMCM0

ICQAM101 The application was not deleted.

説明: 削除確認パネルで END PF キーが押されたために、アプリケーションは削除されませんでした。 アプリケーションを削除するには、削除確認パネルで ENTER を押してください。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQAMCM0

ICQAM102 The selected application is not used anywhere.

説明: アプリケーションの使用場所を検出するために、アプリケーションの次に W が入力されました。選択されたアプリケーションは、それ以外のアプリケーションによって使用されません。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQAMCM0

ICQAM105 The application was deleted.

説明: 削除するために選択されたアプリケーションが削除されました。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQAMCM0

ICQAM106 Use of this application was previously displayed.

説明: このアプリケーションの使用場所に関する情報は以前に表示されました。 この処理から出るとき、その情報が再表示されます。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQAMCM0

ICQAM078

102 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 115: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAM107 Select only one action at a time.

説明: 選択することができる処置は一度に 1 つのみです。有効な処置は次のとおりです。

v コマンド行に A または ADD を入力します。

v A 列に M (変更)、D (削除)、C (コピー)、あるいは W (使用場所) を入力します。

v 画面移動のための PF キーを入力します。

v 名前フィールド、型フィールド、および言語フィールド内にサブセットするための項目を入力します。

検出モジュール: ICQAMCM0

ICQAM108 The enqueue table is busy. Try again later.

説明: 処理を続行する場合、待機状態テーブルの排他的制御が必要です。 現在、待機状態テーブルを使用している人がいます。後から再試行してください。

検出モジュール: ICQAMCM0

ICQAM109 No applications match the search criteria.

説明: パネルに指定された検索基準に一致するアプリケーションは検出されませんでした。スペルを検査するか、あるいは * を入力してリストを表示してください。 部分リストを表示するときには、検索基準の一部分に続けて * を入力してください。

検出モジュール: ICQAMCM0

ICQAM110 user_id is using the master table. Try again later.

説明: 処理を続けるには、マスター・テーブルの排他的制御が必要ですが、排他的制御を入手することはできませんでした。 後から再試行してください。 user_id は、マスター・テーブルの制御を持つ人のユーザー ID です。

検出モジュール: ICQAMCM0

ICQAM111 user_id is using the update table.Try again later.

説明: 処理を続けるには、更新テーブルの排他的制御が必要ですが、排他的制御の入手は不可能でした。後から再試行してください。 user_id は、更新テーブルの制御を持つ人のユーザー ID です。

検出モジュール: ICQAMCM0

ICQAM112 Application Manager cannot be used in split screen.

説明: アプリケーション・マネージャーを使用しているときに、分割画面を使用することはできません。

分割画面モードを取り消す場合は、反対側の分割画面を表示する SWAP PF キーを押し、画面の分割がなくなるまでEND PF キーを繰り返し押します。

検出モジュール: ICQAMCM0

ICQAM121 Cannot view unverified application at higher level. Press HELP.

説明: インストール・システムの管理レベルよりも高い管理レベルの、確認されていないアプリケーションの表示が試行されました。 より高いレベルの確認されていないアプリケーションを表示するには、そのための権限を持つことが必要です。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: アプリケーション・マネージャー・デフォルト非表示パネル (ICQSIEAM) の QAMUNVW スイッチ

ICQAM107

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 103

Page 116: TSO/E メッセージ - TOK2

の検査を、システム・プログラマーに行うよう依頼してください。 システム・プログラマーがスイッチを NO からYES に切り換えると、管理者に権限が与えられます。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCM0

ICQAM122 Cannot view unavailable application at higher level. Press HELP.

説明: インストール・システムの管理レベルよりも高い管理レベルの使用不可のアプリケーションの表示が試行されました。 より高いレベルの使用不可のアプリケーションを表示するには、そのための権限を持つことが必要です。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: アプリケーション・マネージャー・デフォルト非表示パネル (ICQSIEAM) の QAMUNVW スイッチの検査を、システム・プログラマーに行うよう依頼してください。 システム・プログラマーがスイッチを NO からYES に切り換えると、管理者に権限が与えられます。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCM0

ICQAM123 Cannot copy/export unverified application at higher level. Press HELP.

説明: インストール・システムの管理レベルよりも高い管理レベルの確認されていないアプリケーションのコピーまたは搬出が試行されました。 より高いレベルの確認されていないアプリケーションをコピーまたは搬出するには、そのための権限を持つことが必要です。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: アプリケーション・マネージャー・デフォルト非表示パネル (ICQSIEAM) の QAMUNVCE スイッチの検査を、システム・プログラマーに行うよう依頼してください。 システム・プログラマーがスイッチを NO からYES に切り換えると、管理者に権限が与えられます。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCM0

ICQAM124 Cannot copy/export unavailable application at higher level. Press HELP.

説明: インストール・システムの管理レベルよりも高い管理レベルの使用不可のアプリケーションのコピーまたは搬出が試行されました。 より高いレベルの使用不可のアプリケーションをコピーまたは搬出するには、そのための権限を持つことが必要です。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: アプリケーション・マネージャー・デフォルト非表示パネル (ICQSIEAM) の QAMUNACE スイッチの検査を、システム・プログラマーに行うよう依頼してください。 システム・プログラマーがスイッチを NO からYES に切り換えると、管理者に権限が与えられます。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCM0

ICQAM125 Applications may only be deleted at the group level. Press HELP.

説明: グループ管理レベルにおいて処理されているとき、システム・アプリケーションの削除が試行されました。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: グループ管理レベルにおいてシステム・アプリケーションを削除する権限は与えられていません。

対象者: 情報センター機能管理者

ICQAM122

104 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 117: TSO/E メッセージ - TOK2

検出モジュール: ICQAMCM0

ICQAM126 Applications may only be deleted at the private level. Press HELP.

説明: 私用の管理レベルで処理しているとき、システムまたはグループ・アプリケーションの削除が試行されました。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: 私用の管理レベルにおいて、より高いレベルのアプリケーションを削除する権限は与えられていません。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCM0

ICQAM127 Applications may only be modified at the group level. Press HELP.

説明: グループの管理レベルで処理しているとき、システム・アプリケーションの修正が試行されました。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: グループの管理レベルでシステム・アプリケーションを修正する権限は与えられていません。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCM0

ICQAM128 Applications may only be modified at the private level. Press HELP.

説明: 私用の管理レベルで処理しているとき、システムまたはグループ・アプリケーションの修正が試行されました。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: 私用の管理レベルにおいて、より高いレベルのアプリケーションを変更する権限は与えられていません。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCM0

ICQAM129 New group libraries allocated.

説明: 管理のために行う新しいグループ ID が入力されました。

システムの処置: システムは、管理者ライブラリーおよびユーザー・グループ・ライブラリーの両者を割り振り、そのあとで管理者マスター・テーブルおよびユーザー・マスター・テーブルを作成します。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCM0

ICQAM130 Error creating group administration master table. Press HELP.

説明: グループ管理マスター・テーブルを作成している間にエラーが起こりました。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

プログラマーの応答: IBM サポート担当者に連絡してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCM0

ICQAM126

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 105

Page 118: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAM131 Group administration library could not be allocated. Press HELP.

説明: スペースが不足していたり、割り振りが不正確だったり、ユーザーのアクセス権限がなかったり、あるいはライブラリーがすでに使用中であったりして、システムは、グループ管理ライブラリーを割り振ることができませんでした。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: グループ管理ライブラリーが別のユーザーによって使用中である場合は、あとから再試行してください。 それでも問題が解決されない場合は、システム・プログラマーに問い合わせてください。

プログラマーの応答: 次のうちいずれか 1 つを行うことができます。

v 非表示パネル ICQSIEAM 内のグループ割り振り情報を検査し、追加のスペースを割り振ります。

v 非表示パネル ICQSIEAM 内の QAMALGRP ストリング値を訂正します。

v グループ管理ライブラリーへのアクセス権限を与えます。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCM0

ICQAM132 Group user library could not be allocated. Press HELP.

説明: スペースが不足していたり、割り振りが不正確だったり、ユーザーにアクセス権限がなかったり、あるいはライブラリーがすでに使用中であったりして、システムは、グループ・ユーザー・ライブラリーを割り振ることができませんでした。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: グループ・ユーザー・ライブラリーが別のユーザーによって使用中である場合は、あとから再試行してください。 それでも問題が解決されない場合は、システム・プログラマーに問い合わせてください。

プログラマーの応答: 次のうちいずれか 1 つを行うことができます。

v 非表示パネル ICQSIEAM 内のユーザー割り振り情報を検査し、追加のスペースを割り振ります。

v 非表示パネル ICQSIEAM 内の QAMALGRP ストリング値を訂正します。

v グループ・ユーザー・ライブラリーへのアクセス権限を与えます。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCM0

ICQAM133 Private library could not be allocated. Press HELP.

説明: スペースが不足していたり、割り振りが不正確だったり、ユーザーにアクセス権限がなかったり、あるいはライブラリーがすでに使用中であったりして、システムは、私用管理ライブラリーを割り振ることができませんでした。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: 私用管理ライブラリーが別のユーザーによって使用中である場合は、あとから再試行してください。それでも問題が解決されない場合は、システム・プログラマーに問い合わせてください。

プログラマーの応答: 次のうちいずれか 1 つを行うことができます。

v 非表示パネル ICQSIEAM 内の私用割り振り情報を検査し、追加のスペースを割り振ります。

v 非表示パネル ICQSIEAM 内の QAMAPVTL ストリング値を訂正します。

v 私用管理ライブラリーへのアクセス権限を与えます。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCM0

ICQAM131

106 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 119: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAM134 Group ID is required. Press HELP.

説明: ブランクでないグループ ID を指定しなければなりません。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: 有効なグループ ID 名を入力してください。その名前は 8 文字までです。 最初の文字は A から Z

まででなければなりませんが、残りの文字には A から Z、0 から 9、$、#、または @ を使用することができます。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCM0

ICQAM135 Group ID must be a valid name. Press HELP.

説明: 有効でないグループ名が入力されました。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: 有効なグループ ID 名を入力してください。その名前は 8 文字までです。 最初の文字は A から Z

まででなければなりませんが、残りの文字には A から Z、0 から 9、$、#、または @ を使用することができます。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCM0

ICQAM136 Not able to create valid data set name; check group prefix.

説明: 非表示パネル ICQSIEAM 内で定義されたグループ接頭部が有効でありません。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

プログラマーの応答: 非表示パネル ICQSIEAM 内のグループ接頭部定義を訂正してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCM0

ICQAM137 Name/Language/Level not unique for modify. Press HELP.

説明: ユーザーの管理レベルにおいて定義されたアプリケーションを変更するとき、名前および言語は固有のものでなければなりません。 名前あるいは言語の修正時に、REPLACE フィールドに YES を指定することはできません。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: 別のアプリケーションを、今行った更新で置き換えたい場合は、アプリケーション・リストのパネルで COPY オプションを使用するか、あるいは、現行の管理レベルのアプリケーションの名前および言語の固有の組合わせを選択してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCF0、ICQAMCP0

ICQAM138 New private library created with prefix prefix_name.

説明: 接頭部名 prefix_name をもつ新しい私用ライブラリーが正しく作成されました。 これは通知メッセージです。

システムの処置: 説明を参照してください。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCM0

ICQAM134

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 107

Page 120: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAM190 Application must be a panel. Press HELP.

説明: パネル以外のアプリケーション上で階層表示の実行が試行されました。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: パネル・アプリケーションを選択してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCS0

ICQAM191 Hierarchy not allowed for unverified applications. Press HELP.

説明: 確認されていないアプリケーションの階層表示の実行が試行されました。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: システム・プログラマーにアプリケーションを確認してもらうか、あるいは自分自身で確認してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCS0

ICQAM192 Application must be available. Press HELP.

説明: インストール・システムの管理レベルよりも高い管理レベルで使用不可のアプリケーションでの階層表示の実行が試行されました。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: 自分の管理レベルで使用可能なアプリケーションを選択してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCS0

ICQAM193 Panel has no options. Press HELP.

説明: 階層表示のために選択されたパネルにはオプションがありません。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: オプションのあるパネルを選択してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCS0

ICQAM194 Hierarchy data set could not be allocated. Press HELP.

説明: スペースが不足していたり、ユーザーにアクセス権限がなかったり、データ・セットの 1 つまたは複数の低レベル修飾子が有効でなかったり、あるいはレコードの長さが有効でなかったりしたため、階層表示を含んでいるデータ・セットの割り振りができませんでした。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

プログラマーの応答: 次のうちいずれか 1 つを行うことができます。

v 非表示パネル ICQSIEAM 内のグループ割り振り情報を検査し、追加のスペースを割り振ります。

v 階層表示を含んでいるデータ・セットへのアクセス権限を与えます。

v 非表示パネル ICQSIEAM 内の QAMHIER ストリングを訂正します。

ICQAM190

108 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 121: TSO/E メッセージ - TOK2

v 非表示パネル ICQSIEAM 内の QAMHRECL ストリングを訂正します。 レコードの長さは 1 から 255 です。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCS0

ICQAM195 Hierarchy could not be generated. Press HELP.

説明: 編集処理が失敗したために、階層データ・セットの生成が不可能でした。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

プログラマーの応答: IBM サポート担当者に連絡してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCS0

ICQAM196 Deletion of data set failed. Press HELP.

説明: 階層データ・セットは別のユーザーによって使用中だったために、その削除はできません。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: 現在そのデータ・セットを使用している人を判別するか、あるいはあとから再試行してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCS0

ICQAM197 Maximum hierarchy nesting level has been reached. Press HELP.

説明: 階層表示のときに、最大階層ネスト・レベルに達しました。 階層内のアプリケーションには、表示されていないものもあります。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: 前のパネルに表示された最後のデータ・セットの隣りに処置文字 H を指定して、別の階層レベルを作成してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCS2

ICQAM198 *Applications not shown.

説明: 最大階層ネスト・レベルに達しました。階層内のアプリケーションには、表示されていないものもあります。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: 前のパネルに表示された最後のデータ・セットの隣りに処置文字 H を指定して、別の階層レベルを作成してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCS2

ICQAM199 *Deleted

説明: 階層表示内の指定されたアプリケーションが削除されていて、検出することができませんでした。 これは通知メッセージです。

システムの処置: 説明を参照してください。

ICQAM195

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 109

Page 122: TSO/E メッセージ - TOK2

ユーザーの応答: ありません。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCS2

ICQAM200 CANCEL processed. Panel was not saved.

説明: コマンド行に CANCEL が入力されたために、作業が保管されませんでした。 既存のパネルを変更していた場合は、この変更は保管されていません。 新しいパネルを作成していた場合は、この新しいパネルは保管されていません。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQAMCP0

ICQAM204 Select option 1 to define the panel name.

説明: すべてのパネルに名前がなければなりません。パネル名を定義するにはオプション 1 を選択してください。

検出モジュール: ICQAMCP0

ICQAM205 Conflicting action characters entered.

説明: 入力された文字によって、矛盾する処置が起こりました。パネルの指示を読み、別の処置文字を使用して再試行してください。

検出モジュール: ICQAMCP0

ICQAM206 Requested application not found.

説明: 検索コマンドが入力されましたが、一致するアプリケーションが検出されませんでした。カーソルはコマンド行に置かれています。

検出モジュール: ICQAMCP0

ICQAM207 Search argument is not valid.

説明: 有効な検索引き数を入力してください。有効な検索引き数は 12 文字以下で、最初の文字は、英字または特殊文字のいずれかでなければなりません。 それ以外の文字は英字 (A から Z)、数字 (0 から 9)、または特殊文字($、#、@) の組み合わせにすることができます。

検出モジュール: ICQAMCP0

ICQAM208 Option ID is not valid.

説明: 有効なオプション ID を入力してください。有効なオプション ID は 3 文字以下です。 それらの文字は、英字 (A から Z)、数字 (0 から 9)、または特殊文字 ($、#、@) のいずれを組み合わせても構いません。

検出モジュール: ICQAMCP0

ICQAM209 Model ISPF Panel name is not valid.

説明: 入力された ISPF モデルのパネル名が有効な名前ではありません。

検出モジュール: ICQAMCP0

ICQAM200

110 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 123: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAM221 The start-up application entered does not exist.

説明: 入力された始動アプリケーションが、前に定義したどのアプリケーションとも正確に一致しません。スペルを検査するか、* を入力して有効なアプリケーションのリストを表示してください。 部分的なリストを表示するときには、アプリケーション名の一部分に続けて * を入力してください。

検出モジュール: ICQAMCP0

ICQAM222 The termination application entered does not exist.

説明: 入力された終了アプリケーションが、前に定義したどのアプリケーションとも正確に一致しません。 スペルを検査するか、* を入力して有効なアプリケーションのリストを表示してください。 部分的なリストを表示するときには、アプリケーション名の一部分に続けて * を入力してください。

検出モジュール: ICQAMCP0

ICQAM223 The panel was modified.

説明: パネルは変更された状態で保管されました。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQAMCP0

ICQAM224 The panel was copied.

説明: パネルが要求されたとおりにコピーされました。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQAMCP0

ICQAM225 The panel was added.

説明: パネルが要求されたとおりに追加されました。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQAMCP0

ICQAM226 Option ID is not unique. Choose another.

説明: リスト内の項目の次に入力されたオプション ID が、リスト内の別のオプション ID と同一です。

固有のオプション ID を入力してください。オプション ID の文字数は、1 文字から 3 文字です。 それらの文字は、英字 (A から Z)、数字 (0 から 9)、または特殊文字 ($、#、@) のいずれを組み合わせても構いません。

検出モジュール: ICQAMCP0

ICQAM227 Option must have an ID.

説明: オプションは、移動される前に ID を持っていなければなりません。 ID フィールド内にオプション ID を入力してください。 有効なオプション ID の文字数は、1 文字から 3 文字です。 それらの文字は、英字 (A から Z)、数字 (0 から 9)、または特殊文字 ($、#、@) のいずれを組み合わせても構いません。

検出モジュール: ICQAMCP0

ICQAM221

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 111

Page 124: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAM228 Cannot move item out of selected list.

説明: 選択されたアプリケーションはオプション ID を持っており、アプリケーション・リストの先頭にあります。その下には、オプション ID を持っていない選択されなかったアプリケーションがリストされています。 選択されていないオプションの前あるいは後ろに、選択されたオプションを移動することはできません。 アプリケーションを選択するには、その次にオプション ID を入力します。

検出モジュール: ICQAMCP0

ICQAM229 Type Y or N in the Primary Panel field.

説明: 1 次パネル・フィールドに Y (yes) あるいは N (no) を入力して、このパネルを主パネルにするかどうかを指示してください。

検出モジュール: ICQAME21

ICQAM300 The environment was modified.

説明: 環境に対して行われた変更が保管され、その環境は修正されました。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQAMCF0

ICQAM301 Select option 1 to enter the required application name.

説明: 各アプリケーションには名前がなければなりません。続行する前に、オプション 1 を選択してアプリケーション名を入力してください。

検出モジュール: ICQAMCF0

ICQAM302 CANCEL was processed. Environment was not saved.

説明: コマンド行に CANCEL が入力され、ENTER または END PF キーが押されました。 環境に対して行われた変更あるいは追加が保管されませんでした。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQAMCF0

ICQAM303 The environment was added.

説明: 入力された情報が保管され、環境が追加されました。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQAMCF0

ICQAM304 Data Set name is not valid.

説明: カーソルによって示されたデータ・セット名が有効ではありません。 処理を続けるには、有効なデータ・セット名を入力してください。

有効なデータ・セット名には 1 つ以上の修飾子が含まれます。各修飾子は、8 文字以下で、最初の文字は英字または特殊文字でなければなりません。各修飾子用のその他の文字では、英字 (A から Z)、数字 (0 から 9)、または特殊($、#、@) 文字のいずれを組み合わせても構いません。

引用符の付いていない有効なデータ・セット名は、ピリオド (ある修飾子を別の修飾子と分ける) を含む 42 文字以下でなければなりません。

検出モジュール: ICQAMCF0

ICQAM228

112 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 125: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAM305 Data Set name cannot be blank if Name specified.

説明: 名前フィールドに DD 名を入力するとき、データ・セット・フィールドにデータ・セット名も入力しなければなりません。

有効なデータ・セット名には 1 つ以上の修飾子が含まれます。各修飾子は 8 文字以下で、その最初の文字は A からZ、または $、#、@ のうちのいずれかでなければなりません。 各修飾子用のその他の文字は、A から Z、0 から9、または特殊文字 $、#、@ のいずれでも構いません。

有効なデータ・セット名は、ピリオド (ある修飾子を別の修飾子と分ける) を含む 44 文字以下でなければなりません。

検出モジュール: ICQAME32

ICQAM306 The first Name cannot be blank.

説明: データ・セット・フィールドに入力するデータ・セットの最初の行も、名前フィールド内に DD 名を含んでいなければなりません。 有効な DD 名を入力してください。

有効な DD 名は 1 文字から 8 文字で、その最初の文字は A から Z、あるいは $、#、@ のうちのいずれかでなければなりません。 最初以外の文字は、A から Z、0 から 9、または特殊文字 $、#、@ のいずれでも構いません。

検出モジュール: ICQAMCF0

ICQAM307 Name is not valid.

説明: カーソルで示された DD 名が有効ではありません。続行する前に、有効な DD 名に変更してください。

有効な DD 名は 1 から 8 文字で、最初の文字は英字または特殊文字でなければなりません。 それ以外の文字は英字(A から Z)、数字 (0 から 9)、または特殊文字 ($、#、@) の組み合わせにすることができます。

検出モジュール: ICQAMCF0

ICQAM308 Variable Name is not valid.

説明: カーソルによって示された変数名が有効ではありません。 有効な名前に変更してください。

有効な変数名は 8 文字以下で、その最初の文字は英字でなければなりません。 それ以外の文字は英字 (A から Z)、数字 (0 から 9)、または特殊文字 ($、#、@) の組み合わせにすることができます。

検出モジュール: ICQAME32

ICQAM309 Select option 1 to define the function name.

説明: 関数名を定義するには、オプション 1 を選択してください。関数名は 12 文字以下で、その最初の文字は英字でなければなりません。それ以外の文字は英字 (A から Z)、数字 (0 から 9)、または特殊文字 ($、#、@) の組み合わせにすることができます。

検出モジュール: ICQAMCF0

ICQAM310 Name is not unique.

説明: カーソルで示された DD 名は固有ではありません。続行する前に、その名前を固有の DD 名に変更してください。

DD 名は 1 文字から 8 文字で構成され、最初の文字は英字または特殊文字でなければなりません。 それ以外の文字は英字 (A から Z)、数字 (0 から 9)、または特殊文字 ($、#、@) の組み合わせにすることができます。

検出モジュール: ICQAMCF0

ICQAM305

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 113

Page 126: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAM311 CANCEL was processed. Function was not saved.

説明: 前のパネルのコマンド行に CANCEL が入力されて、機能が取り消されました。追加または変更は保管されませんでした。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQAMCF0

ICQAM312 The function was copied.

説明: コピーするよう選択した関数が、コピーされました。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQAMCF0

ICQAM313 Select option 1 to define the environment name.

説明: 環境名を定義するには、オプション 1 を選択してください。環境名は 12 文字以下で、その最初の文字は英字でなければなりません。それ以外の文字は英字 (A から Z)、数字 (0 から 9)、または特殊文字 ($、#、@) の組み合わせにすることができます。

検出モジュール: ICQAMCF0

ICQAM314 The Variable Name is required. Press HELP.

説明: 値フィールドまたは記述フィールドに情報を入力したら、名前フィールドにも変数名を入力しなければなりません。

M を入力して長すぎる値を修正する場合も、名前フィールドに変数名を指定しなければなりません。

ユーザーの応答: 名前フィールドに変数名を入力してください。

検出モジュール: ICQAME32

ICQAM315 Number of concatenated data sets exceeds limit.

説明: 連結内では、データ・セットが最大数 を超えることはできません。 その限界を超えました。

検出モジュール: ICQAMCF0

ICQAM316 First keyword not valid. Press HELP for syntax rules.

説明: カーソルによって示されたコマンドの最初のキーワードが有効ではありません。 最初のキーワードは次のうちいずれかでなければなりません。v PANEL(panel_name)

v CMD(コマンド)

v PGM(program_name)

これらは、ISPF SELECT コマンドによって使用されるキーワードと同一です。上記のいずれかと一致するように、キーワードを変更してください。

検出モジュール: ICQAME34

ICQAM317 The environment was copied.

説明: コピーするよう選択した環境が、コピーされました。

これは通知メッセージです。

ICQAM311

114 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 127: TSO/E メッセージ - TOK2

検出モジュール: ICQAMCF0

ICQAM318 The environment entered does not exist.

説明: 入力された環境が存在しません。 スペルを検査するか、* を入力して、環境リストを表示してください。 部分的なリストを表示するときには、環境名の一部分に続けて * を入力してください。

検出モジュール: ICQAMCF0

ICQAM319 ISPF Application ID is not valid.

説明: 入力された ISPF アプリケーション ID が有効ではありません。有効な ISPF アプリケーション ID は 4 文字以下で、その最初の文字は英字でなければなりません。 それ以外の文字は英字 (A から Z)、数字 (0 から 9)、または特殊文字 ($、#、@) の組み合わせにすることができます。

検出モジュール: ICQAME31、ICQAME39

ICQAM320 The function was modified.

説明: 関数に対して行われた変更が保管され、関数は変更されました。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQAMCF0

ICQAM321 The function was added.

説明: 入力された情報が保管され、関数は追加されました。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQAMCF0

ICQAM322 More than the maximum of maximum number variables were specified.

説明: 変数の最大数は、インストール・システムによって、QAMVMAX という変数の中で決められます。最大数を超えているために、過剰な変数を削除するか、あるいはコマンド行に CANCEL と入力しなければなりません。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQAMCF0

ICQAM323 END ignored. Press ENTER to modify variable.

説明: A 列に M を入力して END を押すと、結果的にコマンドの矛盾が起こります。 変数を修正するには、A 列にM を残して ENTER を押してください。 パネルを終了する場合は M をブランクにして、END を押します。

検出モジュール: ICQAMCF0

ICQAM324 Type M in the action field to modify the variable.

説明: 変更が試行された変数が値の行に収まりません。

2 バイト文字セット (DBCS) の文字を含む、長すぎる値の変数を変更するには、処置 (A) フィールドに M を入力します。

ユーザーの応答: DBCS 文字を含むことができるように、長すぎる値の変数を変更するには、処置 (A) フィールドにM と入力します。

変数は、その元の値にリセットされています。

検出モジュール: ICQAME32

ICQAM318

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 115

Page 128: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAM325 Type is not valid. Use ISPF, CLIST, EXEC, INPUT or OUTPUT.

説明: 有効でないファイル・タイプが指定されました。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: 次のファイル・タイプのうちのいずれかを入力してください。v ISPF (ISPF ファイルの場合)

v CLIST (CLIST ファイルの場合)

v EXEC (REXX exec の場合)

v INPUT (上記以外のファイルが入力に使用される場合)

v OUTPUT (上記以外のファイルが出力に使用される場合)

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCF0

ICQAM326 NAME must have a value when TYPE is specified.

説明: ファイル・タイプが指定されましたが、ファイル名は指定されませんでした。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: ファイル名を指定してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCF0

ICQAM327 Name/Language combination exists at a higher level.

説明: アプリケーションが作成されたために、すでに存在している名前または言語をそのアプリケーションに指定しました。 名前 / 言語の組合わせは、固有のものでなければなりません。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: 名前 / 言語の組合わせをコピーし、異なる名前を指定するか、固有名前 / 言語の組合わせを指定してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCF0

ICQAM328 TYPE must have a value when NAME is specified.

説明: ファイル名が指定されましたが、ファイル・タイプは指定されませんでした。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: ファイル・タイプを指定してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCF0

ICQAM329 More than one data set was defined to the output file name.

説明: 機能アプリケーションにライブラリーを定義したとき、複数のデータ・セットが、ファイル・タイプ OUTPUT

を持つファイル名あるいは DD 名に割り振られました。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: ファイル・タイプ OUTPUT を持つファイル名にはデータ・セットを 1 つだけ連結してください。

対象者: 情報センター機能管理者

ICQAM325

116 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 129: TSO/E メッセージ - TOK2

検出モジュール: ICQAMCF0

ICQAM400 No entries match the specified information.

説明: 入力された情報と一致する項目が検出されませんでした。 スペルを検査するか、* を入力してリストを表示してください。 部分リストを表示するときには、検索基準の一部分に続けて * を入力してください。

検出モジュール: ICQAMCL0

ICQAM403 Programming error. Press HELP.

説明: 無効のパラメーターが渡され、その結果、戻りコードが return_code になりました。 戻りコードおよびその意味のリストを次に示します。

RC 原因

12 検索されるテーブルがオープンされていません。

16 走査が失敗し、戻りコード 16 が出されました。

20 テーブル処理時に、重大なエラーが起こりました。

24 TBSARG に障害が起こりました。フィールド・パラメーターを検査してください。

100 PANEL パラメーターが無効です。

101 TABLE パラメーターが無効です。

102 NAMECOND パラメーターが無効です。

103 LOOKFOR パラメーターが無効です。

検出モジュール: ICQAMCL0

ICQAM404 No entries were selected from the list.

説明: パネルには、指定した検索基準と一致している項目のリストが表示されました。項目は選択されませんでした。項目を選択するには、選択したい項目の次に S を入力して、ENTER を押してください。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQAMCL0

ICQAM405 Cannot view unavailable higher level application. Press END.

説明: ユーザーの管理レベルに許可されていない使用不可のアプリケーションを表示することはできません。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: 次のアプリケーションを表示するには、END PF キーを押してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCV0

ICQAM406 Cannot view unverified higher level application.

説明: ユーザーの管理レベルに許可されていない未確認のアプリケーションを表示することはできません。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: 表示するには、別のアプリケーションを選択してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCV0

ICQAM400

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 117

Page 130: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAM410 Positional variable number is not numeric. Execution ended.

説明: 渡されるパラメーター・リスト内の定位置変数の数は数字で、リスト内の最初の変数でなければなりません。

システムの処置: 処理は終了します。

プログラマーの応答: パラメーター・リストを訂正して、処理する定位置変数の数を指定するか、あるいは定位置変数がないことを示すゼロを指定してください。渡される変数がすべてキーワードの場合、定位置変数の数はゼロです。

対象者: アプリケーション・マネージャーのプログラマー

検出モジュール: ICQGCR99

ICQAM411 Missing positional variable name. Execution ended.

説明: パラメーター・リスト内にある処理された定位置変数の数は、渡されたリストの最初の変数で指定された定位置数と等しくありませんでした。

システムの処置: 処理が終了します。

プログラマーの応答: 渡されたパラメーター・リストを訂正して、渡される定位置変数の数を正しく示すようにしてください。

対象者: アプリケーション・マネージャーのプログラマー

検出モジュール: ICQGCR99

ICQAM412 Enter value for positional parameter parameter_name.

説明: 渡されたパラメーター・リスト内の定位置パラメーターの値が脱落しています。

システムの処置: システムは、脱落している値を入力するよう指示します。

プログラマーの応答: 脱落している値を指定してください。

対象者: アプリケーション・マネージャーのプログラマー

検出モジュール: ICQGCR99

ICQAM413 Keyword keyword is not valid. It will be ignored.

説明: 渡されたパラメーター・リスト内に指定されたキーワードは、テンプレートで渡されたキーワードと一致しません。

システムの処置: ありません。これは通知メッセージです。

プログラマーの応答: テンプレートあるいは渡されたパラメーター・リストを訂正してください。

対象者: アプリケーション・マネージャーのプログラマー

検出モジュール: ICQGCR99

ICQAM421 Member name member_name_1 was truncated to member_name_2.

説明: 搬出制御リスト (搬出されるアプリケーションのリスト) に指定されたメンバー名が 8 文字よりも長かったために、切り捨てられて 8 文字になりました。

システムの処置: 大容量ファイル処理は続行します。

ユーザーの応答: ありません。これは通知メッセージです。

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

検出モジュール: ICQAMRME

ICQAM410

118 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 131: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAM422 Error - data row missing in application_name application table.

説明: アプリケーションは搬出処理の途中ですが、アプリケーション・テーブルのデータ行が脱落していました。

システムの処置: そのアプリケーションの処理は終了しますが、大容量ファイル処理は、次のアプリケーションを続行します。

ユーザーの応答: テーブルを検査するか、アプリケーション・マネージャーダイアログ機能を使用して、アプリケーションの搬出を手動で試行してください。

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

検出モジュール: ICQAMRM1

ICQAM423 Error - couldn’t find a unique member name for application_name in data set:

説明: アプリケーションは搬出されているか、あるいはコピーされており、データ・セット内に固有のメンバー名を構成することができませんでした。 メンバー名が構成されるのは、元のメンバー名 (指定されたメンバー名またはアプリケーション・プログラム名を流用したメンバー名) が固有の名前でない場合です。 構成処理では、メンバー名を 6 文字に切り捨ててから、2 桁の数値 (01 から始まり、99 まで増えます) が付加されます。 この処理によっても固有の名前にならないときに、このメッセージが出されます。

システムの処置: そのアプリケーションの処理は終了しますが、大容量ファイル処理は、次のアプリケーションを続行します。

ユーザーの応答: 出力もしくはバックアップのインストール・システム・ファイル・データ・セット内のメンバーの除去または改名を行い、アプリケーションを再び処理します。 空の出力データおよびバックアップ・データ・セットを使用することをお勧めします。

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

検出モジュール: ICQAMRM1、ICQAMRML

ICQAM424 Export record number record_number ignored; missing required field.

説明: 搬出制御リスト (搬出されるアプリケーションのリスト) 内のレコードには、すべての必須フィールドが含まれておらず、そのレコードは無視されました。

システムの処置: 処理は続行します。

ユーザーの応答: 指示されたレコードを検査して、適切な訂正を行ってください。 レコードを訂正して、大容量搬出処理あるいはアプリケーション・マネージャー・ダイアログ機能を使用して、アプリケーションを搬出することができます。

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

検出モジュール: ICQAMRME

ICQAM425 Member name member_name has been copied to the following data set:

説明: アプリケーションは指定された出力データ・セットにコピーされました。

システムの処置: 大容量ファイル処理は続行します。

ユーザーの応答: ありません。これは通知メッセージです。

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

検出モジュール: ICQAMRML

ICQAM422

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 119

Page 132: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAM501 Request failed; system error. Press HELP.

説明: ヘルプ・テキストの編集に必要な一時データ・セットの割り振りが試行されている間、ALLOCATE コマンドが失敗しました。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQAMCH0

ICQAM502 Request failed; system error. Press HELP.

説明: ヘルプ・テキストに必要な一時編集データ・セットに関して、LMINIT サービスが失敗しました。システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQAMCH0

ICQAM503 Request failed; system error. Press HELP.

説明: ヘルプ・テキストに必要な一時編集データ・セットに関して、LMOPEN サービスが失敗しました。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQAMCH0

ICQAM504 Enter either an ISPTUTOR panel or a tutorial command.

説明: ISPTUTOR パネル名あるいはこのパネルについての解説コマンドのいずれかを入力します。両方を入力することはできません。 これらのフィールドを両方ともブランクのままにしておくこともできます。

検出モジュール: ICQAMCH0

ICQAM505 The help text is too wide to be saved.

説明: 入力されたヘルプ・テキストが長すぎて、保管することができません。 ヘルプ・テキストは、58 文字を超えてはなりません。 ヘルプ情報を保管するには、画面を左右に移動せずにテキストを調整し、58 列以内に収まるようにしてください。

ユーザーの応答: 列の番号を含む行を表示するには、テキストの左側の行番号フィールドに cols を入力してください。

検出モジュール: ICQAMCH2、ICQAMCH3

ICQAM507 The help text was saved.

説明: 入力されたヘルプ・テキストが保管されました。ユーザーが DESCRIBE オプションを選択すれば、それは表示されます。

これは通知メッセージです。

ユーザーの応答: なし。

検出モジュール: ICQAMCH2、ICQAMCH3

ICQAM600 User library is being updated.

説明: ユーザー・ライブラリーが更新処理されています。

このメッセージは ISPF ログ・データ・セット内に出され、行モードで表示されます。 HELP メッセージは、オンラインで使用することができません。

検出モジュール: ICQAMCU0

ICQAM501

120 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 133: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAM601 Administrator library is being updated.

説明: 管理者ライブラリーが更新処理されています。

このメッセージは ISPF ログ・データ・セット内に出され、行モードで表示されます。 HELP メッセージは、オンラインで使用することができません。

検出モジュール: ICQAMCU0

ICQAM602 User library updates are incomplete.

説明: ユーザー・ライブラリーの更新が完了する前に、処理の終了を引き起こすエラーが生じました。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQAMCU0

ICQAM603 Administrator library updates are incomplete.

説明: 管理者ライブラリーの更新が完了する前に、処理の終了を引き起こすエラーが生じました。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQAMCU0

ICQAM604 Updates are complete.

説明: 行われた更新が完了しました。

このメッセージは ISPF ログ・データ・セット内に出され、行モードで表示されます。 HELP メッセージは、オンラインで使用することができません。

検出モジュール: ICQAMCU0

ICQAM605 Updates are restarting.

説明: 更新処理が一時的に停止されましたが、現在は更新が再始動されています。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQAMCU0

ICQAM608 No new table names can be generated.

説明: アプリケーション・テーブルを作成するために使用可能な新規のテーブル名がありません。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQAMCU0

ICQAM609 The table to be replaced is no longer available.

説明: 置き換えのために要求されたテーブル名が存在しません。 HELP メッセージは、オンラインで使用することができません。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQAMCU0

ICQAM601

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 121

Page 134: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAM610 System user library is being updated.

説明: システム・レベル・ユーザー・ライブラリーが更新されています。 これは通知メッセージです。

システムの処置: システムは処理された更新を、システム・レベル管理者ライブラリーからシステム・レベル・ユーザー・ライブラリーへコピーします。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCU0

ICQAM611 Group user library is being updated.

説明: グループ・ユーザー・ライブラリーが更新されています。 これは通知メッセージです。

システムの処置: システムは処理された更新を、グループ・レベル管理者ライブラリーからグループ・レベル・ユーザー・ライブラリーへコピーします。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCU0

ICQAM613 System administrator library is being updated.

説明: システム・レベル管理者ライブラリーが更新されています。 これは通知メッセージです。

システムの処置: システムは、システム・レベルでユーザーが開始した更新を処理し、その変更を反映するために管理者ライブラリーを更新します。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCU0

ICQAM614 Group administrator library is being updated.

説明: グループ・レベル管理者ライブラリーが更新されています。 これは通知メッセージです。

システムの処置: システムは、グループ・レベルでユーザーが開始した更新を処理し、その変更を反映するために管理者ライブラリーを更新します。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCU0

ICQAM615 Private library is being updated.

説明: 私用レベル管理者ライブラリーが更新されています。 これは通知メッセージです。

システムの処置: システムは、私用レベルでユーザーが開始した更新を処理し、その変更を反映するために管理者ライブラリーを更新します。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCU0

ICQAM610

122 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 135: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAM620 System user library updates are incomplete.

説明: システム・ユーザー・ライブラリーに対する更新が、処理の最終段階で、重大なエラーによって中断されました。 システム・ユーザー・ライブラリーに対する更新が完了しませんでした。 このメッセージは ISPF ログ・データ・セット内に出され、行モードで表示されます。

システムの処置: 重大なエラーのため、処理を終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCU0

ICQAM621 Group user library updates are incomplete.

説明: グループ・ユーザー・ライブラリーに対する更新が、処理の最終段階で、重大なエラーによって中断されました。 グループ・ユーザー・ライブラリーに対する更新が完了しませんでした。 このメッセージは ISPF ログ・データ・セット内に出され、行モードで表示されます。

システムの処置: 重大なエラーのため、処理を終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCU0

ICQAM623 System administrator library updates are incomplete.

説明: システム管理者ライブラリーに対する更新が、処理の初期段階で、重大なエラーによって中断されました。 システム管理者ライブラリーへの更新が完了しませんでした。 このメッセージは ISPF ログ・データ・セット内に出され、行モードで表示されます。

システムの処置: 重大なエラーのため、処理を終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCU0

ICQAM624 Group administrator library updates are incomplete.

説明: グループ管理者ライブラリーに対する更新が、処理の初期段階で、重大なエラーによって中断されました。 グループ管理者ライブラリーに対する更新が完了されませんでした。 このメッセージは ISPF ログ・データ・セット内に出され、行モードで表示されます。

システムの処置: 重大なエラーのため、処理を終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCU0

ICQAM625 Private library updates are incomplete.

説明: 私用ライブラリーに対する更新が、処理の初期段階で、重大なエラーによって中断されました。 私用ライブラリーに対する更新が完了しませんでした。 このメッセージは ISPF ログ・データ・セット内に出され、行モードで表示されます。

システムの処置: 重大なエラーのため、処理を終了します。

ICQAM620

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 123

Page 136: TSO/E メッセージ - TOK2

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCU0

ICQAM630 Invoking panel panel_name does not exist.

説明: 示された呼び出しパネル panel-name が、ユーザーの管理レベルにおけるマスター・テーブル内で検出されませんでした。

システムの処置: 処理は続行します。

ユーザーの応答: インストール・システム・ファイルを編集し、呼び出しパネルの名前および言語のスペルを検査してください。 名前および言語が正しければ、そのパネル・アプリケーションを追加してください。名前および言語が正しくない場合、つづりを訂正して再試行するか、あるいはアプリケーション・マネージャー・ダイアログ機能を使用して、つづりを直接修正します。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCU0

ICQAM631 Selection_id not a unique selection ID on panel panel_name.

説明: インストール・システム・ファイル内の *INVOKING_PANEL 項目に指定された ID は、選択 ID として、パネル panel-name 上ですでに使用されています。

システムの処置: 処理は続行します。

ユーザーの応答: インストール・システム・ファイルを編集して、パネル panel_name の *INVOKING_PANEL 項目に指定された選択 ID を変更し、アプリケーションをインストールし直すか、あるいはアプリケーション・マネージャー・ダイアログ機能を使用して、パネル panel_name を直接修正してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCU0

ICQAM633 Application name or language is not an option on panel panel_name.

説明: インストール・システム・ファイル内の *AFTER 項目に指定された名前あるいは言語の組合わせは、panel-name に指定された呼び出しパネル上のオプションではありません。

システムの処置: 処理は続行します。

ユーザーの応答: インストール・システム・ファイルを編集してから、panel_name という名前の*INVOKING_PANEL 項目と対応する、*AFTER 項目に指定されている名前および言語のつづりを検査してください。つづりが正しくない場合、それを訂正しファイルを再びインストールするか、あるいはアプリケーション・マネージャー・ダイアログ機能を使用して、呼び出しパネルを直接修正してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCU0

ICQAM636 Invoking panel panel_name has been updated.

説明: panel_name という名前の呼び出しパネルが、正しく更新されています。 これは通知メッセージです。

システムの処置: 説明を参照してください。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCU0

ICQAM630

124 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 137: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAM637 Update of invoking panel panel_name was not successful.

説明: panel_name という名前の呼び出しパネルが、正しく更新されませんでした。

システムの処置: 処理は続行します。

ユーザーの応答: 更新が失敗した理由を、このメッセージの前に出たメッセージ内で通知された情報から判別し、アプリケーション・マネージャー・ダイアログ機能を使用して呼び出しパネルを直接更新することによって、この状況を訂正してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCU0

ICQAM638 Application application_name is not unique.

説明: 指定されたアプリケーション名が、呼び出しパネルの選択項目としてすでに追加されています。インストール・システム・ファイルには *INVOKING_PANEL 項目が重複しています。

システムの処置: 処理は続行します。

ユーザーの応答: 呼び出しパネルの選択項目として別のアプリケーション名を指定するか、CANCEL と入力して終了してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCU0

ICQAM639 Panel panel_name cannot have itself as a selection.

説明: インストールしているパネル・アプリケーションは、*INVOKING_PANEL 項目としても指定されています。

システムの処置: 処理は続行します。

ユーザーの応答: 別のパネル・アプリケーションを指定してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCU0

ICQAM700 The pre-initialization exit routine failed.

説明: 事前初期設定出口機能のインストール・システムによって書き込まれたルーチンが失敗し、ゼロよりも大きい戻りコードが出されました。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQAMLD1

ICQAM701 The application initialization routine failed.

説明: アプリケーションの初期設定のためのルーチンが失敗しました。

ユーザーの応答: 情報センター機能管理者あるいはシステム・プログラマーに連絡して、援助を依頼してください。

検出モジュール: ICQAMLD2

ICQAM702 The application that was invoked failed.

説明: 選択されたアプリケーションが呼び出されましたが、それに障害が起こり、ゼロ以外の戻りコードが出されました。

ユーザーの応答: 情報センター機能管理者あるいはシステム・プログラマーに連絡して、援助を依頼してください。

ICQAM637

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 125

Page 138: TSO/E メッセージ - TOK2

検出モジュール: ICQAMLD2

ICQAM703 The application is not available.

説明: このとき、ユーザーは、要求したアプリケーションを使用することができません。

ユーザーの応答: 情報センター機能管理者に連絡して、援助を依頼してください。

検出モジュール: ICQAMLD2, ICQAMLI0

ICQAM704 Application was not previously defined.

説明: 要求されたアプリケーションがあらかじめ定義されておらず、検出することができませんでした。

ユーザーの応答: 情報センター機能管理者に連絡して、援助を依頼してください。

検出モジュール: ICQAMLI0

ICQAM705 No tutorial exists for this application.

説明: 指定されたアプリケーションの解説はありません。

ユーザーの応答: 情報センター機能管理者に連絡して、援助を依頼してください。

検出モジュール: ICQAMLD2, ICQAMLI0

ICQAM706 Severe error. Reason code reason_code. Press HELP.

説明: 重大なエラーが起き、理由コード reason_code が出されました。 理由コードおよびその意味のリストを次に示します。

RSN 原因

100 PARSE エラー

104 複数の指定エラー -- APPLNAME、 KEYWORD、または TABLE (これらは同時に使用できない)

のうちの 2 つ以上が指定されました。

108 PARM 値が長すぎます。

110 PQUERY が失敗しました。

130 アプリケーションを呼び出すのに必要な情報が見つかりませんでした。(DATA 行が脱落しています。)

134 アプリケーションのタイプが正しくありません。アプリケーションはパネルまたは関数でなければなりません。

138 呼び出しコマンドが定義されていません。

140 関数および環境 (もしあれば) に定義されている変数が多すぎます。

142 ISPF SELECT コマンドが失敗しました。エラー・メッセージ error_message が続きます。

144 NEXTOPT の値は呼び出しコマンドと一致しません。

146 PARM の値は呼び出しコマンド内で一致しません。

148 機能ライブラリーに定義されているデータ・セットが多すぎます。

150 アプリケーションのライブラリーの割り振り時に、LIBDEF サービスが失敗しました。

152 アプリケーションのライブラリーの割り振り時に、ALTLIB コマンドが失敗しました。

199 キーワードを検索するルーチンに障害が起こりました。

検出モジュール: ICQAMLI0

ICQAM703

126 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 139: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAM707 Environment for this function or tutorial is unavailable.

説明: 要求された関数または解説の環境が使用不可能です。

ユーザーの応答: 情報センター機能管理者に連絡して、援助を依頼してください。

検出モジュール: ICQAMLI0

ICQAM708 The application returned a return code of return_code.

説明: 選択されたアプリケーションが呼び出されましたが、それはゼロ以外の戻りコード return_code を出しました。

ゼロ以外の戻りコードは、正常である場合があります。

ユーザーの応答: エラーと判断する場合は、情報センター機能管理者に問い合わせてください。

検出モジュール: ICQAMLD2

ICQAM710 Invocation of application application_name failed.

説明: 呼び出しを試行していたアプリケーションに障害が起こりました。このメッセージおよび障害が起きているアプリケーションの名前またはキーワードが、ユーザーの ISPF ログ・データ・セットに記録されています。

これは、障害の起きているアプリケーションに関する情報を提供する一連のメッセージのうちの 1 つです。

検出モジュール: ICQAMLER

ICQAM711 Invoking module was module_name at error_location.

説明: アプリケーションの呼び出しが失敗しました。このメッセージおよび呼び出しモジュールの名前およびそのモジュール内の ID ポイントが、ユーザーの ISPF ログ・データ・セットに記録されました。

これは、障害の起きているアプリケーションに関する情報を提供する一連のメッセージのうちの 1 つです。

検出モジュール: ICQAMLER

ICQAM712 Error message follows.

説明: このメッセージはユーザーの ISPF ログ・データ・セット内で、エラー・メッセージ・テキストの前に書き込まれています。

これは、障害の起きているアプリケーションに関する情報を提供する一連のメッセージのうちの 1 つです。

検出モジュール: ICQAMLER

ICQAM713 Application invocation failed. Table name table_name.

説明: アプリケーションの呼び出しが失敗し、アプリケーション名およびアプリケーション・キーワードを判別することができません。 アプリケーション名もアプリケーション・キーワードも判別することができないために、アプリケーションはそのテーブル名によって識別されます。

この情報はユーザーの ISPF ログ・データ・セットに記録され、障害が起きているアプリケーションに関する情報を提供する一連のメッセージの内の 1 つです。

検出モジュール: ICQAMLER

ICQAM714 Severe error while invoking exit. Press HELP.

説明: 出口 exit_name を呼び出している間に重大なエラーが起こり、戻りコード 12 が戻されました。 この結果、異常終了コード (abend_code_number) および理由コード (reason_code_number) が出されます。

検出モジュール: ICQAMLD1、ICQAMLF0

ICQAM707

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 127

Page 140: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAM715 Severe error in exit. Press HELP.

説明: 戻りコード 16 の重大なエラーが、出口 exit_name 内で起きました。 この結果、異常終了コード(abend_code_number) および理由コード (reason_code_number) が出されます。

検出モジュール: ICQAMLD1、ICQAMLF0

ICQAM716 Severe error invoking exit. Press HELP.

説明: 戻りコード 20 の重大なエラーが、出口 exit_name 内に検出されました。 その結果セットされる理由コードは、reason_code_number です。

検出モジュール: ICQAMLD1、ICQAMLF0

ICQAM717 Exit requested termination. Press HELP.

説明: 出口 (exit_name) は、戻りコード 12 で終了するよう要求されました。 その結果セットされる理由コードは、reason_code_number です。

検出モジュール: ICQAMLD1、ICQAMLF0

ICQAM720 No HELP information is available.

説明: パネルの HELP 情報が使用不可能です。

ユーザーの応答: 情報センター機能管理者に連絡して、援助を依頼してください。

検出モジュール: ICQAMLD2

ICQAM721 Duplicate keyword. Use selection ID to select.

説明: オプションを選択するためにコマンド行に入力されたキーワードが固有ではありません。 オプションを選択するには、キーワードの次に選択 ID を使用してください。

検出モジュール: ICQAMLD2

ICQAM730 Mass installation file processing has begun.

説明: 大容量ファイル処理が開始しています。

システムの処置: 処理は続行します。

ユーザーの応答: ありません。これは通知メッセージです。

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

検出モジュール: ICQAMRMP

ICQAM731 Mass installation file processing has ended.

説明: 大容量ファイル処理が終了しています。

システムの処置: 処理は続行します。

ユーザーの応答: ありません。これは通知メッセージです。

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

検出モジュール: ICQAMRMP

ICQAM715

128 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 141: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAM732 Backup files will reside in data set:

説明: バックアップが要求されました (BACKUP=Y)。 バックアップ・ファイルは、バックアップ・ライブラリー(ICQBACK) に割り振られたデータ・セットに入ります。

システムの処置: 処理は続行します。

ユーザーの応答: ありません。これは通知メッセージです。

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

検出モジュール: ICQAMRMP

ICQAM733 Output installation files will reside in data set:

説明: 出力インストール・システム・ファイルが、出力ライブラリー (ICQOUT) に割り振られたデータ・セット内に入ります。

システムの処置: 処理は続行します。

ユーザーの応答: ありません。これは通知メッセージです。

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

検出モジュール: ICQAMRMP

ICQAM734 Severe error - mass processing terminated.

説明: 大容量ファイル処理は重大なエラーが起こり終了しました。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: 何が起こったのかを指示するこのメッセージの前に出されたメッセージを検査してください。 これらのメッセージは、エラーを訂正するのに必要な処置についても説明します。

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

検出モジュール: ICQAMRMP

ICQAM735 Severe error - output library library_name is not allocated.

説明: 大容量ファイル処理機能の実行の前に、出力インストール・システム・ライブラリーが割り振られませんでした。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: 出力インストール・システム・ライブラリーを割り振り、大容量ファイル処理機能を再実行してください。

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

検出モジュール: ICQAMRMP

ICQAM737 Severe error - the following output data set is not partitioned:

説明: 出力インストール・システム・データ・セットが、区分データ・セットとして割り振られませんでした。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: データ・セットを、区分データ・セットとして割り振ってください。

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

検出モジュール: ICQAMRMP

ICQAM732

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 129

Page 142: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAM738 Severe error - backup library library_name is not allocated.

説明: バックアップが要求されました (BACKUP=Y) が、大容量ファイル処理機能が実行される前に、バックアップ・ライブラリーが割り振られませんでした。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: バックアップ・ライブラリーを割り振り、大容量ファイル処理機能を再実行してください。

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

検出モジュール: ICQAMRMP

ICQAM739 Severe error - the following backup data set is not partitioned:

説明: バックアップが要求されました (BACKUP=YES) が、割り振られたバックアップ・データ・セットが区分データ・セットではありませんでした。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: データ・セットを、区分データ・セットとして割り振ってください。

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

検出モジュール: ICQAMRMP

ICQAM740 Severe error - the following upgrade data set is not partitioned:

説明: 割り振られた上位移行データ・セットが、区分データ・セットではありませんでした。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: データ・セットを、区分データ・セットとして割り振ってください。

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

検出モジュール: ICQAMRMP

ICQAM741 Severe error - export library ICQEXPT is not allocated.

説明: 大容量搬出機能の実行の前に、大容量搬出ライブラリー ICQEXPT が割り振られませんでした。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: 大容量搬出ライブラリーを割り振り、大容量搬出機能を再実行してください。

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

検出モジュール: ICQAMRMP

ICQAM742 Severe error - following export control data set is not sequential:

説明: 割り振られた搬出制御データ・セットが、順次データ・セットではありませんでした。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: データ・セットを順次データ・セットとして割り振ってください。

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

検出モジュール: ICQAMRMP

ICQAM738

130 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 143: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAM743 Severe error - administrator library library_name is not allocated.

説明: library_name で指定されたシステム管理者ライブラリーが、大容量ファイル処理機能の実行の前に、割り振られませんでした。 ICQAMTAB がデフォルトです。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: システム管理者データ・セットを ICQAMTAB に割り振り、大容量ファイル処理機能を再実行してください。

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

検出モジュール: ICQAMRMP

ICQAM744 Severe error - administrator library ICQXATAB is not allocated.

説明: 大容量ファイル処理機能の実行の前に、管理者ライブラリー ICQXATAB が割り振られませんでした。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: 管理者データ・セットを ICQXATAB に割り振り、大容量ファイル処理機能を再実行してください。

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

検出モジュール: ICQAMRMP

ICQAM745 Severe error - user library ICQXUTAB is not allocated.

説明: 大容量ファイル処理機能の実行の前に、ユーザー・ライブラリー ICQXUTAB が割り振られませんでした。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: ユーザー・データ・セットを ICQXUTAB に割り振り、大容量ファイル処理機能を再実行してください。

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

検出モジュール: ICQAMRMP

ICQAM746 Severe error - libraries administrator_library &; user_library are not the same level.

説明: ICQXATAB および ICQXUTAB に割り振られた管理者およびユーザー・ライブラリーは、同じ管理者レベル(システム、グループ、または私用) にはありません。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: 合致する管理者ライブラリーおよびユーザー・ライブラリーを、ICQXATAB および ICQXUTAB にそれぞれ割り振り、大容量ファイル処理機能を再実行してください。

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

検出モジュール: ICQAMRMP

ICQAM747 Severe error - unable to gain exclusive access to administrator_library_name.

説明: 管理者ライブラリーが、別のユーザーによって使用中であるために、使用することはできません。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: あとから再び試行するか、あるいは現在のユーザーに、そのライブラリーの使用の停止を依頼してください。

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

ICQAM743

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 131

Page 144: TSO/E メッセージ - TOK2

検出モジュール: ICQAMRMP

ICQAM748 Severe error - user_id is using the update table. Try again later.

説明: 更新テーブルは現在別のユーザーによって使用されているため、使用不可になっています。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: あとから再び試行するか、あるいは現在のユーザーに、その更新テーブルの使用の停止を依頼してください。

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

検出モジュール: ICQAMRMP

ICQAM749 Severe error - user_id is using the master table. Try again later.

説明: マスター・テーブルが、別のユーザーによって使用中であるために、使用することができません。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: あとから再び試行するか、あるいは現在のユーザーに、そのマスター・テーブルの使用の停止を依頼してください。

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

検出モジュール: ICQAMRMP

ICQAM750 Severe error - no master table exists in ICQXATAB.

説明: システム、グループ、または私用マスター・テーブルが、管理者ライブラリー ICQXATAB 内にありません。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: 管理者ライブラリー ICQXATAB が、適切なマスター・テーブルを含む有効な管理者テーブル・データ・セットに割り振られているかどうか検査してください。

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

検出モジュール: ICQAMRMP

ICQAM751 Severe error - working master table_name does not exist in ICQXATAB.

説明: システム、グループ、または私用作業マスター・テーブルが、管理者ライブラリー ICQXATAB 内にありません。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: アプリケーション・マネージャー・ダイアログによって、同じ管理者テーブル・データ・セットを持つ作業マスター・テーブルを作成してください。

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

検出モジュール: ICQAMRMP

ICQAM752 Severe error - lookup table ICQAMT80 does not exist in library_name.

説明: システム索引テーブルが、library_name に指定された管理者ライブラリー内にありません。 ICQAMTAB がデフォルトです。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: 索引テーブルのバックアップ・コピーを見つけるか、あるいは別のシステム管理者ライブラリーからのコピーを使用してください。

ICQAM748

132 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 145: TSO/E メッセージ - TOK2

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

検出モジュール: ICQAMRMP

ICQAM753 data_set_name

説明: 直前のメッセージが参照しているデータ・セット名を示します。

システムの処置: 処理が続行するか終了するかは、前のメッセージに基づきます。

ユーザーの応答: 前のメッセージから次に行うべき処置を判別してください。

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

検出モジュール: ICQAMRMP、ICQAMRML、 ICQAMRM1、ICQAMRME

ICQAM754 Severe error - parameter keyword value value is not valid.

説明: JCL のカタログ式プロシージャー ICQMIFP の呼び出し時に、パラメーターに指定されたキーワードおよび値が有効ではありません。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: 正しくない値を有効な値に置き換えて、JCL を再実行してください。

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

検出モジュール: ICQAMRMP

ICQAM755 Severe error - one or more parameters are blank.

説明: 1 つまたは複数のパラメーター・キーワード値が、JCL のカタログ式プロシージャー ICQMIFP の呼び出し時に、ブランクとして指定されました。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: 正確な値 (複数の場合もある) を指定して、JCL を再実行してください。

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

検出モジュール: ICQAMRMP

ICQAM756 Severe error - table service error action on table_name table value.

説明: テーブル・サービスの処理時に、重大なエラーが検出されました。

システムの処置: アプリケーションの処理は終了しますが、大容量処理は次のアプリケーションの処理を続行します。

ユーザーの応答: 特定の処置に関してメッセージを検査し、システム・プログラマーに問い合わせてください。

プログラマーの応答: テーブルに対する特定の処置からの戻りコードを検査してください。 戻りコードは、 z/OS

ISPF サービス・ガイド において説明されています。

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

検出モジュール: ICQAMRMP、ICQAMRML、 ICQAMRME

ICQAM757 Severe error - following installation data set is not partitioned:

説明: インストール・システム・データ・セットが、区分データ・セットとして割り振られていませんでした。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: データ・セットを、区分データ・セットとして割り振ってください。

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

ICQAM753

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 133

Page 146: TSO/E メッセージ - TOK2

検出モジュール: ICQAMRMP

ICQAM759 Severe error - interrupted updates exist.

説明: 更新テーブルは、中断された更新が存在していることを示す更新制御行を含んでいました。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: アプリケーション・マネージャーを再入力して中断された更新を処理し、その後で大容量ファイル処理機能を再実行してください。

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

検出モジュール: ICQAMRMP

ICQAM760 Mass export processing has begun.

説明: 大容量搬出が要求され (MODE=EXP)、大容量搬出処理が開始しています。

システムの処置: 処理は続行します。

ユーザーの応答: ありません。これは通知メッセージです。

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

検出モジュール: ICQAMRME

ICQAM761 Severe error - following export control data set couldn’t be accessed:

説明: EXECIO コマンドが使用され、搬出制御データ・セット全体が読み取られました。このファイルを読み取ったとき、重大なエラーが検出されました。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: 搬出制御データ・セットあるいは搬出ライブラリー (ICQEXPT) への割り振りを検査してください。搬出ライブラリー・データ・セットは、データを含む順次データ・セットでなければならず、ユーザーはそのデータ・セットに対する適切なアクセス権限を持っていなければなりません。

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

検出モジュール: ICQAMRME

ICQAM762 Severe error - the following export control data set is empty:

説明: 搬出制御データ・セットにデータが入っていませんでした。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: 搬出ライブラリー (ICQEXPT) に割り振られた搬出制御データ・セットを検査して、必要なデータを追加してください。

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

検出モジュール: ICQAMRMP

ICQAM763 Mass export ended successfully.

説明: 大容量搬出が要求され (MODE=EXP)、大容量搬出処理が正しく完了しました。

システムの処置: 処理を続行します。

ユーザーの応答: ありません。これは通知メッセージです。

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

検出モジュール: ICQAMRME

ICQAM759

134 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 147: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAM764 Severe error - mass export ended with a severe error.

説明: 大容量搬出が要求されました (MODE=EXP) が、大容量搬出処理は重大なエラーを検出して終了しました。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: エラーの原因を判別するために、このメッセージの前に出されたメッセージを検査してください。これらのメッセージは、エラーを訂正するために必要な処置を説明します。

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

検出モジュール: ICQAMRME

ICQAM765 Error - mass export ended with at least 1 file not processed.

説明: 大容量搬出が要求されました (MODE=EXP) が、大容量搬出処理において、少なくとも 1 つのファイルが正しく処理されずに終了しました。

システムの処置: 処理を続行します。

ユーザーの応答: 1 つまたは複数のアプリケーションが処理されなかった原因を判別するために、このメッセージの前に出されたメッセージを検査してください。

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

検出モジュール: ICQAMRME

ICQAM766 Error - application_name does not exist in the master table table_name.

説明: 搬出するために要求されたアプリケーションが、マスター・テーブル library-name 内に存在しません。 このマスター・テーブルは、ICQXATAB ライブラリーに割り振られた管理者テーブル・データ・セットに含まれています。

システムの処置: アプリケーションの処理は終了しますが、大容量処理は次のアプリケーションの処理を続行します。

ユーザーの応答: 搬出制御データ・セット、または上位移行ファイル内に入っているアプリケーションを検査するか、あるいは適切なテーブル・データ・セットが管理者ライブラリー ICQXATAB に割り振られているかどうかを確認してください。

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

検出モジュール: ICQAMRM1

ICQAM767 Error - application_name table names could not be resolved.

説明: アプリケーションの搬出中に、指定済みのアプリケーション内のテーブル名を適切な名前にすることができませんでした。

システムの処置: アプリケーションの処理は終了しますが、大容量処理は次のアプリケーションの処理を続行します。

ユーザーの応答: このメッセージの前に出されたメッセージを再検討してください。名前を解決することができない場合は、システム・プログラマーに問い合わせてください。

プログラマーの応答: 問題を切り離すために、テーブル名解決サブルーチンを検査してください。

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

検出モジュール: ICQAMRM1

ICQAM768 application_name was successfully exported to:

説明: アプリケーションが正しく搬出されました。アプリケーション名および言語が識別され、ターゲット・データ・セットおよびメンバーが識別されました。

システムの処置: 処理を続行します。

ICQAM764

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 135

Page 148: TSO/E メッセージ - TOK2

ユーザーの応答: ありません。これは通知メッセージです。

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

検出モジュール: ICQAMRM1

ICQAM769 Error - application_name could not be exported.

説明: アプリケーションが搬出されていましたが、エラーが検出されました。搬出を実施することができませんでした。

システムの処置: アプリケーションの処理は終了しますが、大容量処理は次のアプリケーションの処理を続行します。

ユーザーの応答: アプリケーションを搬出することができなかった理由を判別するために、このメッセージの前に出されたメッセージを検査してください。

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

検出モジュール: ICQAMRM1

ICQAM770 Begin processing mass upgrade and load.

説明: 大容量インストールが要求され (MODE=INST)、大容量上位移行およびロード処理が開始しています。

システムの処置: 処理を続行します。

ユーザーの応答: ありません。これは通知メッセージです。

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

検出モジュール: ICQAMRML

ICQAM771 Processing INSTALL|UPGRADE data set:

説明: 大容量インストールが要求されました (MODE=INST)。インストール・システム・ライブラリー ICQINST に割り振られたデータ・セット、あるいは上位移行ライブラリー ICQUPGR (割り振られた場合) の関連データ・セットが識別されます。

システムの処置: 処理を続行します。

ユーザーの応答: ありません。これは通知メッセージです。

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

検出モジュール: ICQAMRML

ICQAM772 Error - action on table_name table value failed.

説明: テーブル・サービスに重大なエラーが起こっています。

システムの処置: アプリケーションの処理は終了しますが、大容量処理は次のアプリケーションの処理を続行します。

ユーザーの応答: 特定の処置に関してメッセージを検査し、システム・プログラマーに問い合わせてください。

プログラマーの応答: テーブルに対する特定の処置からの戻りコードを検査してください。 戻りコードは、 z/OS

ISPF サービス・ガイド において説明されています。

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

検出モジュール: ICQAMRM1

ICQAM769

136 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 149: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAM773 Mass upgrade and load completed successfully.

説明: 大容量インストールが要求され (MODE=INST)、大容量上位移行およびロード処理が正しく行われました。

システムの処置: 処理を続行します。

ユーザーの応答: ありません。これは通知メッセージです。

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

検出モジュール: ICQAMRML

ICQAM774 Error - mass upgrade and load completed - error exception(s) noted.

説明: 大容量インストールが要求されました (MODE=INST) が、大容量上位移行およびロード処理は、少なくとも 1

つのファイルが正しく処理されずに終了しました。

システムの処置: 処理を続行します。

ユーザーの応答: 失敗したアプリケーションおよびその失敗の理由を判別するために、このメッセージの前に出されたメッセージを検査してください。

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

検出モジュール: ICQAMRML

ICQAM775 Severe error - mass upgrade and load incomplete.

説明: 大容量インストールが要求されました (MODE=INST) が、大容量上位移行およびロード処理が、重大なエラーを検出して終了しました。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: 失敗の原因を判別するために、このメッセージの前に出されたメッセージを検査してください。

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

検出モジュール: ICQAMRML

ICQAM776 Severe error - error copying file file_name to output library.

説明: 大容量インストールが要求されました (MODE=INST) が、インストール・システム・ファイル・データ・セットから出力ファイル・データ・セットへメンバーをコピーするために LMCOPY を使用していたとき、大容量上位移行およびロード処理において重大なエラーが検出されました。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: 区分データ・セットあるいはディレクトリー内でスペースの問題が起きていないか、出力ライブラリー ICQOUT に割り振られた出力ファイル・データ・セットを検査してください。

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

検出モジュール: ICQAMRML

ICQAM777 Error - format of file_name file member_name is not valid; file skipped.

説明: インストール・システム・ファイルあるいは上位移行ファイル内に、アプリケーションの完全な識別情報 (名前、言語、およびタイプ) が入っていませんでした。

システムの処置: アプリケーションの処理は終了しますが、大容量処理は次のアプリケーションの処理を続行します。

ユーザーの応答: 指定されたインストール・システムあるいは上位移行メンバーを検査し、適切な変更を行ってください。その後、大容量上位移行およびロードによって処理するか、あるいはアプリケーション・マネージャー・ダイアログを使用して、アプリケーションを手動で上位移行およびインストールしてください。

ICQAM773

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 137

Page 150: TSO/E メッセージ - TOK2

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

検出モジュール: ICQAMRML

ICQAM778 Severe error - name is not found in the system master tables.

説明: 指定済みのアプリケーション・マネージャーの名前および言語の組み合わせ (AMNAME および AMLANG)

が、システム・マスター・テーブル内に入っていません。 デフォルト・ライブラリーは ICQAMTAB です。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: 指定のアプリケーションの名前および言語を検査し、システム管理者ライブラリー ICQAMTAB への割り振りを検査してください。

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

検出モジュール: ICQAMRML

ICQAM779 Initiate creation of backup using the export function.

説明: バックアップが要求され (BACKUP=Y)、バックアップ・ライブラリー内のインストール・システム・ファイルを作成するために搬出機能が使用されて上位移行およびロード処理が開始しています。

システムの処置: 処理を続行します。

ユーザーの応答: ありません。これは通知メッセージです。 バックアップされているアプリケーションの名前を識別するには、このメッセージの前に出されたメッセージを参照してください。

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

検出モジュール: ICQAMRML

ICQAM780 Backup successfully created.

説明: 大容量インストールが要求され (MODE=INST)、大容量上位移行およびロード処理において、アプリケーションのバックアップ・ライブラリーへの搬出が正しく行われました。

システムの処置: 処理を続行します。

ユーザーの応答: ありません。これは通知メッセージです。バックアップされているアプリケーションの名前を識別するには、このメッセージの前に出されたメッセージを参照してください。

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

検出モジュール: ICQAMRML

ICQAM781 Severe error - backup could not be created - processing terminates.

説明: バックアップが要求されました (BACKUP=Y) が、大容量の上位移行およびロードが搬出機能を使用して、アプリケーションのバックアップで処理中でした。 アプリケーションをバックアップすることができません。

システムの処置: 処理が終了します。

ユーザーの応答: 失敗した操作の特定の理由を判別するために、このメッセージの前に出されたメッセージを検査してください。

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

検出モジュール: ICQAMRML

ICQAM778

138 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 151: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAM782 Install initiated for file member_name, application application_name.

説明: 大容量インストールが要求され (MODE=INST)、インストール・システム・ファイル member_name 内に入っている指定のアプリケーションをロードするために、大容量上位移行およびロード処理が開始しています。

システムの処置: 処理を続行します。

ユーザーの応答: ありません。これは通知メッセージです。

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

検出モジュール: ICQAMRML

ICQAM783 Error - installation failed.

説明: アプリケーションのロードが正しく行われませんでした。

システムの処置: アプリケーションの処理は終了しますが、大容量処理は次のアプリケーションの処理を続行します。

ユーザーの応答: 失敗した操作の特定の理由を判別し、アプリケーションの名前を識別するために、このメッセージの前に出されたメッセージを検査してください。

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

検出モジュール: ICQAMRML

ICQAM784 Installation completed successfully.

説明: アプリケーションが正しくロードされ、確認され、かつ使用可能となりました。

システムの処置: 処理を続行します。

ユーザーの応答: ありません。これは通知メッセージです。ロードされたアプリケーションの名前を識別するには、このメッセージの前に出されたメッセージを参照してください。

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

検出モジュール: ICQAMRML

ICQAM785 Upgrade of installation_member_name application application_name using upgrade_member_name

begun.

説明: インストール・システム・ファイルの上位移行が、上位移行ファイル・メンバーを使用して、指定のアプリケーション・プログラムの場合に開始されました。

システムの処置: 処理を続行します。

ユーザーの応答: ありません。これは通知メッセージです。

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

検出モジュール: ICQAMRML

ICQAM786 No upgrade or installation files to process.

説明: 以下のいずれかの状態が発生しました。

v 処理すべき上位移行ファイル・メンバーまたはインストール・システム・ファイル・メンバーが存在しなかった。

v 上位移行またはインストール・システム・メンバーを識別することができませんでした。

システムの処置: 処理を続行します。

ユーザーの応答: 上位移行またはインストール・システム・メンバーの名前を識別するには、このメッセージの前に出されたメッセージを参照してください。

ICQAM782

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 139

Page 152: TSO/E メッセージ - TOK2

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

検出モジュール: ICQAMRML

ICQAM787 Severe error - error accessing file_name file.

説明: ライブラリー管理 (LM) サービスを使用して、指定のファイルがアクセスされたとき、重大なエラーが検出されました。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: 失敗した操作の特定の理由を判別するために、このメッセージの前に出されたメッセージを検査してください。問題が繰り返される場合は、システム・プログラマーに問い合わせてください。

プログラマーの応答: エラーが生じた LM サービスから出された戻りコードを検査してください。 戻りコードは、z/OS ISPF サービス・ガイド において説明されています。

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

検出モジュール: ICQAMRML

ICQAM788 Error - upgrade failed - installation will not be attempted.

説明: アプリケーションの上位移行が失敗したために、アプリケーションの処理は終了します。

システムの処置: アプリケーションの処理は終了しますが、大容量処理は次のアプリケーションの処理を続行します。

ユーザーの応答: 失敗した操作の特定の理由を判別し、アプリケーションの名前を識別するために、このメッセージの前に出されたメッセージを検査してください。

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

検出モジュール: ICQAMRML

ICQAM789 Upgrade completed successfully.

説明: アプリケーションが正しく上位移行されました。

システムの処置: 処理を続行します。

ユーザーの応答: ありません。これは通知メッセージです。上位移行されたアプリケーションの名前を識別するには、このメッセージの前に出されたメッセージを参照してください。

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

検出モジュール: ICQAMRML

ICQAM790 Error - export failed - upgrade/install not done for file member_name.

説明: アプリケーションの搬出が失敗したために、アプリケーションの処理は終了します。

システムの処置: アプリケーションの処理は終了しますが、大容量処理は次のアプリケーションの処理を続行します。

ユーザーの応答: 失敗した操作の特定の理由を判別し、アプリケーションの名前を識別するために、このメッセージの前に出されたメッセージを検査してください。

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

検出モジュール: ICQAMRML

ICQAM787

140 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 153: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAM791 Error - bad entry_name command - CMD(, PGM(, or PANEL( expected.

説明: 機能アプリケーションのロード時に、インストール・システム・ファイル項目 (呼び出し、初期値、項目、または解説) の構文エラーが検出されました。

システムの処置: アプリケーションの処理は終了しますが、大容量処理は次のアプリケーションの処理を続行します。

ユーザーの応答: アプリケーションの名前および出力ライブラリー内のインストール・システム・ファイルのメンバー名を識別するために、このメッセージの前に出されたメッセージを検査してください。 エラーがないか、インストール・システム・ファイルを調べてください。

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

検出モジュール: ICQAMCF0

ICQAM792 Error - option selection IDs are not valid - duplicates exist.

説明: パネル・アプリケーションのロード時に、重複している選択 ID がインストール・システム・ファイル内に検出されました。

システムの処置: アプリケーションの処理は終了しますが、大容量処理は次のアプリケーションの処理を続行します。

ユーザーの応答: アプリケーションの名前および出力ライブラリー内のインストール・システム・ファイルのメンバー名を識別するために、このメッセージの前に出されたメッセージを検査してください。 エラーがないか、インストール・システム・ファイルを調べてください。

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

検出モジュール: ICQAMCP0

ICQAM793 Severe error - data not saved; not enough PDS or directory space in:

説明: 指定の区分データ・セット内にスペース・エラーが検出されました。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: 指定のデータ・セットに割り振られたスペースを検査し、もっと多くのスペースあるいはもっと多くのディレクトリーを割り振りし直してください。 さらに、処理を再開したい場合、処理が終了した場所を判別する (処理されていないアプリケーションの処理を可能とするため) ために、このメッセージの前に出されたメッセージを検査してください。

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

検出モジュール: ICQAMRML、ICQAMRM1

ICQAM794 Severe error - the following data set could not be saved:

説明: 指定のデータ・セット内へのメンバーの保管が試行されたとき、重大なエラーが検出されました。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: 指定のデータ・セットの割り振りを検査してください。 以前にも、スペースの問題が検出されていることがあります。そのデータ・セットに対して、適切なアクセス権限を持つ必要があることに注意してください。

対象者: アプリケーション・マネージャー管理者

検出モジュール: ICQAMRML、ICQAMRM1

ICQAM800 Project is not valid.

説明: プロジェクト・フィールド内のワードが有効ではありません。有効なプロジェクト名を入力してください。

有効なプロジェクト名は 1 ~ 8 文字で、その先頭文字は英字または特殊文字でなければなりません。それ以外の文字は英字 (A から Z)、数字 (0 から 9)、または特殊文字 ($、#、@) の組み合わせにすることができます。

ICQAM791

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 141

Page 154: TSO/E メッセージ - TOK2

検出モジュール: ICQAME80

ICQAM801 File Name is not valid.

説明: ファイル名フィールド内のワードが有効ではありません。有効なファイル名を入力してください。

有効なファイル名は 1 から 8 文字で、最初の文字は英字または特殊文字でなければなりません。それ以外の文字は英字 (A から Z)、数字 (0 から 9)、または特殊文字 ($、#、@) の組み合わせにすることができます。

有効なファイル名のリストを要求する場合、有効な最初の文字あるいはグループ文字に続けて * を入力してください。

検出モジュール: ICQAME80

ICQAM802 File Type is not valid.

説明: ファイル・タイプ・フィールド内のワードが有効ではありません。 有効なファイル・タイプを入力してください。

有効なファイル・タイプは 1 から 8 文字で、最初の文字は英字または特殊文字でなければなりません。それ以外の文字は英字 (A から Z)、数字 (0 から 9)、または特殊文字 ($、#、@) の組み合わせにすることができます。

有効なファイル・タイプのリストを要求する場合、有効な最初の文字あるいはグループ文字に続けて * を入力してください。

検出モジュール: ICQAME80

ICQAM803 Member is not valid.

説明: メンバー・フィールド内のワードが有効ではありません。有効なメンバー名を入力してください。

有効なメンバー名は 1 から 8 文字で、最初の文字は英字または特殊文字でなければなりません。それ以外の文字は英字 (A から Z)、数字 (0 から 9)、または特殊文字 ($、#、@) の組み合わせにすることができます。

有効なメンバーのリストを要求する場合、有効な最初の文字あるいはグループ文字に続けて * を入力してください。

検出モジュール: ICQAME80

ICQAM804 * is only valid as the last character in a name.

説明: * を、データ・セット名あるいはメンバー名の一部分にすることはできません。 * を使用することができるのは、名前のリストを取得するときだけです。その場合、フィールド内にこの文字だけを指定するか、または文字群の最後の文字として使用します。

v 全体のリストを入手する場合、単一文字として * を入力してください。

v 特定の文字で始まる名前のリストを入手する場合、特定の文字の次に * を入力してください。

検出モジュール: ICQAME80

ICQAM805 Data set name is not valid. Correct and press ENTER.

説明: 「その他」のデータ・セット・フィールド内のデータ・セット名が有効ではありません。 スペルを検査するか、あるいは別の名前を入力してください。

「その他」のデータ・セット・フィールドの場合は、リストを入手するのに * を使用することはできません。

検出モジュール: ICQAME80

ICQAM801

142 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 155: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAM806 The specified data set was not found.

説明: 指定されたデータ・セットが存在していません。 スペルを検査するか、あるいは別の名前を入力してください。

データ・セットのリストを表示するときには、適切なデータ・セット・フィールド内に * を入力してください。 部分的なリストを表示するときには、ファイル名あるいはファイル・タイプの一部分に続けて * を入力してください。

検出モジュール: ICQAMCI0、ICQASRP3、ICQASRT1

ICQAM807 No data sets match the information specified.

説明: 指定された情報と一致するデータ・セットがありません。 スペルを検査するか、あるいは別の名前を入力してください。

検出モジュール: ICQAMCI0、ICQASRP3

ICQAM808 Selected data set is sequential; cannot have members.

説明: リストから選択されたデータ・セットは順次データ・セットで、その順次データ・セット (複数の場合もある)

はメンバーをもちません。したがって、メンバー・フィールドにメンバー名を指定することはできません。

検出モジュール: ICQAMCI0

ICQAM809 The data set is partitioned; specify a member or *.

説明: リストから選択されたデータ・セットは、メンバーを持つ区分データ・セットです。メンバー名を指定するか、あるいは * を入力して、メンバーのリストを表示してください。

検出モジュール: ICQAMCI0

ICQAM810 The specified member was not found.

説明: 指定されたメンバー名が存在していません。スペルを検査するか、あるいはメンバーのリストを要求してください。 次の 2 つの方法のうちのいずれかで、リストを要求することができます。v メンバー・フィールドに * を入力します。v その他のデータ・セット・フィールドにメンバー名を付けずに、データ・セット名を入力します。

検出モジュール: ICQAMCI0、ICQASRT1

ICQAM811 The data set is neither partitioned nor sequential.

説明: 指定されたデータ・セットの編成が、区分 (PO) でも順次 (PS) でもありません。 PO または PS データ・セットのみが許可されています。

検出モジュール: ICQAMCI0、ICQASRT1

ICQAM812 The data set is sequential; do not specify a member.

説明: 指定されたデータ・セットは順次データ・セットで、その順次データ・セット (複数の場合もある) はメンバーをもちません。 処理を継続するには、メンバーを入力するフィールドをブランクにしてください。

検出モジュール: ICQAMCI0、ICQASRT1

ICQAM813 The data set is sequential and cannot have members.

説明: 指定されたデータ・セットは順次データ・セットで、その順次データ・セット (複数の場合もある) はメンバーをもちません。処理を継続する場合は、メンバー名を入力するフィールドをブランクにしてください。

検出モジュール: ICQAMCI0、ICQASRT1

ICQAM806

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 143

Page 156: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAM814 Type one of the listed values at the cursor position.

説明: カーソルで指示されたフィールドに入力可能な値がパネルにリストされています。 これらのリストされた値のうち 1 つをフィールドに入力してください。それ以外の値は受け入れられません。

検出モジュール: ICQAME80

ICQAM815 A member list is not available. Press HELP.

説明: システム・エラーのため、メンバー・リストを指定されたデータ・セットに使用することができません。LMINIT は、戻りコード return_code を出しました。可能性のある戻りコードのリストを、次にあげます。

RC 原因

8 データ・セットが割り振られていません。

12 パラメーター値が無効です。

16 ダイアログ変数のアクセス時に、切り捨てエラーまたは変換エラーが起こりました。

20 重大エラー。続行は不可能です。

この理由は次のとおりです。v ISPF_short_error_message

v ISPF_long_error_message

検出モジュール: ICQAMCI0、ICQASRT1

ICQAM816 The specified data set has no members.

説明: 指定されたデータ・セットにはメンバーが 1 つもないために、メンバーのリストを使用することはできません。メンバーを作成するには以下を行います。v メンバー名を指定します。v 編集データ・フィールドに Y を入力します。v メンバー内にインストール・システム・ファイルを作成します。

検出モジュール: ICQAMCI0、ICQASRT1

ICQAM817 Request failed; system error. Press HELP.

説明: LMMLIST サービスが戻りコード return_code を出したために、メンバーのリストの要求が受け入れられませんでした。 可能性のある戻りコードおよびそれらの意味のリストは次のとおりです。

RC 原因

16 ダイアログ変数のアクセス時に、切り捨てエラーまたは変換エラーが起こりました。

20 重大エラー。続行は不可能です。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQAMCI0、ICQASRT1

ICQAM818 No members match the information specified.

説明: 指定のデータ・セットには検索基準と一致するメンバーがありません。 スペルを検査するか、あるいは異なる検索基準を入力してください。

検出モジュール: ICQAMCI0、ICQASRT1

ICQAM814

144 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 157: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAM820 A data set list is not available; system error.

説明: ICQGCC00 が、(重大なエラーを示す) 戻りコード 16 を出したために、データ・セットのリストを使用することはできません。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQAMCI0、ICQASRP3

ICQAM821 A member list is not available; system error.

説明: LMOPEN サービスが戻りコード return_code を出したために、指定のデータ・セットのメンバーのリストを使用することができません。可能性のある戻りコードおよびそれらの意味のリストは次のとおりです。

RC 原因

8 データ・セットをオープンすることができません。

16 ダイアログ変数のアクセス時に、切り捨てエラーまたは変換エラーが起こりました。

20 重大エラー。続行は不可能です。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQAMCI0、ICQASRT1

ICQAM822 Unexpected data found on record record_number. Data ignored.

説明: インストール・システム・ファイル内のレコードに関係のない情報が見つかりました。特定のインストール・システム・ファイル・レコードは、そのレコード・ヘッダーが 1 行に収まっており、データが次の行にあることを必要とします。データがヘッダーと同じ行にある場合、そのデータは無視され、あとでエラーを引き起こす原因になります。

ユーザーの応答: 援助が必要な場合は、システム・プログラマーに問い合わせるか、あるいは z/OS TSO/E カスタマイズ を参照してください。

このメッセージは、ISPF ログ・データ・セットに出され、行モードで表示されます。 オンラインでの HELP は使用することができません。

検出モジュール: ICQAMCI2

ICQAM823 Installation file is empty.

説明: インストール・システム・ファイルとしてロードされるデータ・セットが空で、レコードが入っていません。

インストール・システム・ファイルに入るレコードについては、 z/OS TSO/E カスタマイズ を参照してください。

検出モジュール: ICQAMCI2

ICQAM824 Installation file in incomplete.

説明: インストール・システム・ファイルとしてロードされる指定のデータ・セットには、充分なデータが入っていません。 ファイルには以下が入っていなければなりません。

1. *APPLICATION MANAGER INSTALLATION FILE レコード

2. *SYSTEM MVS TSO/E レコード

3. *PANEL、*FUNCTION、または *ENVIRONMENT レコード

インストール・システム・ファイルの詳細については、 z/OS TSO/E カスタマイズ を参照してください。

検出モジュール: ICQAMCI2

ICQAM820

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 145

Page 158: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAM825 File specified is missing first installation record.

説明: インストール・システム・ファイルとしてロードされるデータ・セットには、その最初のレコードとして、注釈ではない、以下のものが入っていなければなりません。v *APPLICATION MANAGER INSTALLATION FILE

インストール・システム・ファイルの詳細については、 z/OS TSO/E カスタマイズ を参照してください。

検出モジュール: ICQAMCI2

ICQAM826 *SYSTEM must be second record in the file.

説明: インストール・システム・ファイルとしてロードされるデータ・セットには、その 2 番目のレコードとして、注釈ではない、以下のものが入っていなければなりません。v *SYSTEM MVS TSO/E

インストール・システム・ファイルの詳細については、 z/OS TSO/E カスタマイズ を参照してください。

検出モジュール: ICQAMCI2

ICQAM827 *SYSTEM record is incorrect.

説明: インストール・システム・ファイルとしてロードされるデータ・セットには、その 2 番目のレコードとして、注釈ではない、以下のものが入っていなければなりません。v *SYSTEM MVS TSO/E

*SYSTEM は 1 桁から 7 桁に、12 文字の「MVS TSO/E」は、9 桁から 72 桁の範囲に入っていなければなりません。

インストール・システム・ファイルの詳細については、 z/OS TSO/E カスタマイズ を参照してください。

検出モジュール: ICQAMCI2

ICQAM828 Record 3 must contain the application type.

説明: インストール・システム・ファイルとしてロードされるデータ・セットには、その 3 番目のレコードとして、注釈ではない、以下のいずれかが入っていなければなりません。v *PANEL、*FUNCTION、または *ENVIRONMENT

インストール・システム・ファイルの詳細については、 z/OS TSO/E カスタマイズ を参照してください。

検出モジュール: ICQAMCI2

ICQAM831 Expected a record header on record_number. Record ignored.

説明: 指定のレコードが、* で始まっていません。インストール・システム・ファイル内のすべてのレコード・ヘッダーは、1 列で * から始まらなければなりません。 この行が前のレコードと続いている場合、その間に 1 列のブランクが入っていなければなりません。

このメッセージは ISPF ログ・データ・セット内に出され、行モードで表示されます。 HELP メッセージは、オンラインで使用することができません。

検出モジュール: ICQAMCI2

ICQAM825

146 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 159: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAM832 log data

説明: このメッセージは ISPF ログ・データ・セット内に出され、行モードで表示されます。 HELP メッセージは、オンラインで使用することができません。

検出モジュール: ICQAMCI2

ICQAM833 Record type on record record_number not recognized. Record ignored.

説明: 指定のレコードは有効なタイプではありません。 インストール・システム・ファイルに入るレコードのタイプについては、z/OS TSO/E カスタマイズ を参照してください。

このメッセージは ISPF ログ・データ・セット内に出され、行モードで表示されます。 HELP メッセージは、オンラインで使用することができません。

検出モジュール: ICQAMCI2

ICQAM834 Information found beyond column 72 on record record_number and ignored.

説明: 指定のレコードには、72 列より後にテキストが入っています。 72 列より後に、文字を入れることはできません。

このメッセージは ISPF ログ・データ・セット内に出され、行モードで表示されます。 HELP メッセージは、オンラインで使用することができません。

検出モジュール: ICQAMCI2

ICQAM835 Extra tutorial found on record record_number; *record_type ignored.

説明: インストール・システム・ファイルは、機能のために解説レコードを 2 つ以上指定しました。 解説レコード・ヘッダーは以下のとおりです。v *ISPTUTOR_PANEL

v *TUTORIAL_COMMAND

最初の解説レコードは、それがブランクであっても、受け入れられます。 最初のレコードに続く解説レコード (複数の場合もある) は無視されます。

このメッセージは ISPF ログ・データ・セット内に出され、行モードで表示されます。オンラインでの HELP は使用することができません。

検出モジュール: ICQAMCI2

ICQAM836 Unable to edit the requested data. Press HELP.

説明: 編集サービスを、要求されたデータに使用することはできません。 ISPF は以下の理由から、14 あるいは 20

のいずれかの戻りコードを出しました。v ISPF_short_error_message

v ISPF_long_error_message

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQAMCI2

ICQAM837 Unable to load the requested data. Press HELP.

説明: 要求されたデータはロードされず、ISPF は以下の理由から、14 あるいは 20 のいずれかの戻りコードを出しました。v ISPF_short_error_message

v ISPF_long_error_message

ICQAM832

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 147

Page 160: TSO/E メッセージ - TOK2

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQAMCI2

ICQAM838 Data for *record_type on record record_number truncated to length record_length.

説明: 指定のレコードが認められている最大長を超えたために、最大許容長に切り捨てられました。

このメッセージは ISPF ログ・データ・セット内に出され、行モードで表示されます。 HELP メッセージは、オンラインで使用することができません。

検出モジュール: ICQAMCI2

ICQAM839 Duplicate option on record record_number. *OPTION is ignored.

説明: インストール・システム・ファイルのオプション機能が固有ではありません。 その機能が入っている*OPTION レコードは無視されます。

このメッセージは ISPF ログ・データ・セット内に出され、行モードで表示されます。 HELP メッセージは、オンラインで使用することができません。

検出モジュール: ICQAMCI2

ICQAM840 Select a member and press ENTER. To exit, press END.

説明: 選択を行わずにメンバー選択リスト・パネルにおいて ENTER が押されました。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: メンバーの次に S を入力してメンバーを選択し、ENTER を押してください。 選択リストから取り消しを行うために、END を押してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMRY0、ICQASRP1

ICQAM841 Select only one action at a time.

説明: 一度に選択することができるメンバーおよび処置は、それぞれ 1 つのみです。 たとえば、選択するメンバーの次に処置文字を入力する場合、メンバー・リストによって画面移動するために DOWN PF キーを押すことはできません。

検出モジュール: ICQAMCI0

ICQAM842 The installation data was saved.

説明: 変更していたインストール・システム・データは保管されます。通常、変更が行われたあとで、ENTER キーを押します。 このとき END PF キーを押すと、データが取り消されることがあります。ただし、このデータは保管されました。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQAMCI0

ICQAM843 Selected data set is partitioned, specify a member or *.

説明: 選択されたデータ・セットは区分データ・セットであり、メンバーを含んでいます。メンバー・フィールドに指定された内容が正確であれば、ENTER を押してください。そうでなければ、新しいメンバーを指定するか、あるいは* を入力して、そこから選択するメンバーのリストを表示してください。

検出モジュール: ICQAMCI0

ICQAM838

148 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 161: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAM844 Missing ddname on record record_number. Using ???????? as the ddname.

説明: インストール・システム・ファイルは、*LIBRARY レコードに DD 名を持っていませんでした。???????? がDD 名として使用されました。

このメッセージは ISPF ログ・データ・セット内に出され、行モードで表示されます。 HELP メッセージは、オンラインで使用することができません。

検出モジュール: ICQAMCI2

ICQAM845 Unknown character in column 1 on record record_number. Blank assumed.

説明: レコードは、1 列で * から始まらなければなりません。レコードが別の行に続く場合、間に 1 列のブランクを入れなければなりません。 それ以外の文字があっても無視され、ブランクに変更されます。

このメッセージは ISPF ログ・データ・セット内に出され、行モードで表示されます。 HELP メッセージは、オンラインで使用することができません。

検出モジュール: ICQAMCI2

ICQAM846 *AFTER or *POSITION entry must follow *INVOKING_PANEL entry.

説明: *INVOKING_PANEL 項目のあとに *AFTER または *POSITION 項目がないか、あるいは *AFTER または*POSITION 項目が、それと対応する *INVOKING_PANEL 項目がないまま現れました。 *INVOKING_PANEL 項目と*AFTER または *POSITION 項目は対にしなければなりません。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: インストール・システム・ファイル内で、項目を正しく組み合わせてください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCI2

ICQAM847 FILE option not available. Press HELP.

説明: テーブル・サービス (ICQGCL10) がアプリケーション・マネージャー・インストール・システム・テーブルをオープンすることができなかったために、アプリケーションをインストール・システム・ファイルに追加することができませんでした。 別のオプションのうち 1 つを選択することによって、アプリケーションを追加することができます。

ユーザーの応答: 情報センター機能管理者あるいはシステム・プログラマーに連絡して、援助を依頼してください。

検出モジュール: ICQAMCI0

ICQAM848 Loading installation data from installation_file_name.

説明: このメッセージは ISPF ログ・データ・セットに書き込まれています。かつ、これは、ISPF ログ・データ・セットにも書き込まれているインストール・システム・ファイル・エラー・メッセージの識別用タイトルでもあります。このメッセージは、エラーが起こったときロードされていたデータ・セットあるいはデータ・セット・メンバーを識別します。

検出モジュール: ICQAMCI2

ICQAM849 Data for *record_type on record record_number cannot contain DBCS data.

説明: 2 バイト文字セット (DBCS) データが許可されていません。

このメッセージは ISPF ログ・データ・セット内に出され、行モードで表示されます。 HELP メッセージは、オンラインで使用することができません。

ICQAM844

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 149

Page 162: TSO/E メッセージ - TOK2

ユーザーの応答: すべての DBCS データを除去してください。

検出モジュール: ICQAMCI2

ICQAM850 *INVOKING_PANEL entry with name panel_name will not be processed.

説明: インストール・システム・ファイル内に *INVOKING_PANEL 項目を定義する処理中に、エラーが起こりました。 項目は処理されません。

システムの処置: 処理を続行します。

ユーザーの応答: panel-name に指定されたインストール・システム・ファイル項目が正しく定義されたことを検査し、このアプリケーションを再びインストールしてください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCI2

ICQAM851 Selection ID selection_id on *INVOKING_PANEL entry is not valid.

説明: *INVOKING_PANEL 項目に指定された選択 ID が有効ではありません。 有効な選択 ID は 3 文字で、A から Z、0 から 9、$、#、あるいは @ の組合わせにします。

システムの処置: 処理を続行します。

ユーザーの応答: インストール・システム・ファイル内の選択 ID を訂正し、このアプリケーションを再びインストールしてください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCI2

ICQAM852 Must specify a numeric value on *POSITION entry. Press HELP.

説明: *POSITION 項目に数値が指定されませんでした。

システムの処置: 処理を続行します。

ユーザーの応答: *POSITION 項目に数値を入力してください。 有効な数値は 3 桁からなり、0 から 999 までです。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCI2

ICQAM853 Position number on *POSITION entry is not valid. Must be numeric.

説明: *POSITION 項目の number に指定された値が、無効です。 値は数字でなければなりません。 有効な数値は 3

桁からなり、0 から 999 までです。

システムの処置: 処理を続行します。

ユーザーの応答: *POSITION 項目の値を、数値に変更してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCI2

ICQAM854 Must specify an invoking panel name for *INVOKING_PANEL entry.

説明: 呼び出しパネルの名前が、*INVOKING_PANEL 項目から脱落しています。

システムの処置: 処理を続行します。

ICQAM850

150 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 163: TSO/E メッセージ - TOK2

ユーザーの応答: 名前が指定されていない *INVOKING_PANEL 項目を見つけ、呼び出しパネルの名前を入力してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCI2

ICQAM855 Must specify a selection ID for *INVOKING_PANEL entry.

説明: 選択 ID が、*INVOKING_PANEL 項目から脱落しています。

システムの処置: 処理を続行します。

ユーザーの応答: 選択 ID が指定されていない *INVOKING_PANEL 項目を見つけ、選択 ID を入力してください。有効な選択 ID は 3 文字で、A から Z、0 から 9、$、#、あるいは @ の組合わせにします。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCI2

ICQAM856 Must specify application name for *AFTER entry.

説明: アプリケーション名が *AFTER 項目から脱落しています。

システムの処置: 処理を続行します。

ユーザーの応答: アプリケーション名が指定されていない *AFTER 項目を見つけ、アプリケーション名を入力してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCI2

ICQAM857 Must specify application language for *AFTER entry.

説明: アプリケーション言語が *AFTER 項目から脱落しています。

システムの処置: 処理を続行します。

ユーザーの応答: アプリケーション言語が指定されていない *AFTER 項目を見つけ、アプリケーション言語を入力してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCI2

ICQAM858 No selection made.

説明: END が押されたために、メンバー選択リストが取り消されました。 メンバーは選択されていません。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: END を押して更新処理を終了するか、あるいはメンバー・リストを再表示して選択を行ってください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMRY0、ICQASRP1

ICQAM860 Export option not available. Press HELP.

説明: テーブル・サービス (ICQGCL10) がアプリケーション・マネージャー・インストール・システム・テーブルをオープンすることができなかったために、インストール・システム・ファイルにアプリケーションを搬出することはできません。

ICQAM855

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 151

Page 164: TSO/E メッセージ - TOK2

ユーザーの応答: 情報センター機能管理者あるいはシステム・プログラマーに連絡して、援助を依頼してください。

検出モジュール: ICQAMCX0

ICQAM861 END pressed; the application was not exported.

説明: END PF キーが押されたために、アプリケーション・プログラムを搬出するための要求が取り消されました。これは通知メッセージです。

ユーザーの応答: ありません。

検出モジュール: ICQAMCX0

ICQAM862 The data set is partitioned; specify a member.

説明: 区分データ・セットの作成が要求されました。

ユーザーの応答: そのデータ・セットのメンバー名を指定してください。

検出モジュール: ICQAMCX0

ICQAM863 Data already exists; specify another name or change REPLACE to Y.

説明: 順次データ・セット、あるいは区分データ・セットのメンバーがすでに存在しています。

ユーザーの応答: 名前を変更するか、REPLACE を Y に変更して、既存のデータを置き換えてください。

検出モジュール: ICQAMCX0

ICQAM864 Unable to export to the requested data set. Press HELP.

説明: 搬出サービスを、要求されたデータ・セットに使用することはできません。 ISPF は以下の理由から、14 あるいは 20 のいずれかの戻りコードを出しました。v ISPF_short_error_message

v ISPF_long_error_message

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQAMCX0

ICQAM865 Application exported to data_set_name.

説明: 要求されたアプリケーション・プログラムが、インストール・システム・ファイルに正しく搬出されました。これは通知メッセージです。

ユーザーの応答: ありません。

検出モジュール: ICQAMCX0

ICQAM866 CANCEL typed; the application was not exported.

説明: コマンド行に CANCEL が入力されたために、アプリケーションは搬出されませんでした。アプリケーションを搬出するには、搬出オプションを選択してください。 これは通知メッセージです。

ユーザーの応答: ありません。

検出モジュール: ICQAMCX0

ICQAM861

152 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 165: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAM867 Unable to export the application. Severe error; press HELP.

説明: アプリケーション・テーブルにデータ行がありません。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQAMCX0

ICQAM868 Unable to export the application. Severe error; press HELP.

説明: アプリケーション・テーブルは、次のうちの 1 つを指名しています。v 環境v 開始機能v 終了機能

ただし、アプリケーション・マネージャーは、この環境テーブルあるいは機能テーブルにアクセスすることができません。

ユーザーの応答: 後から再試行してください。

検出モジュール: ICQAMCX0

ICQAM869 Unable to export the application. Severe error; press HELP.

説明: アプリケーション・テーブルは、次のうちの 1 つを指名しています。v 環境v 開始機能v 終了機能

ただし、この環境あるいは機能にはデータ行がありません。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQAMCX0

ICQAM870 Unable to export the application. Severe error; press HELP.

説明: 論理レコード長が、インストール・システム・ファイルのデータに合う充分な長さではありません。 データを書き込むことができる最小論理レコード長は、record_length です。ただし、固定長形式レコード (DSORG=F またはFB) を書き込むデータ・セットを使用する場合に限ります。

可変長形式 (DSORG=V または VB) を使用しているとき、最小の論理レコード長は record_length です。

ユーザーの応答: メッセージ説明に表示されているように、最小の論理レコード長を指定してください。

検出モジュール: ICQAMCX2

ICQAM871 END pressed; the data set was not created.

説明: END が押されたために、新しいデータ・セットを作成する要求が取り消されました。これは通知メッセージです。

ユーザーの応答: ありません。

検出モジュール: ICQAMCX0

ICQAM867

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 153

Page 166: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAM872 Request failed; system error. Press HELP.

説明: スペース管理時に、システムが重大なエラーを検出したために、要求は失敗しました。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、情報センター機能管理者またはシステム・プログラマーに問い合わせてください。

ICQAM873 END pressed; a data set was not selected.

説明: リストされたデータ・セットを選択する要求が取り消されました。 これは通知メッセージです。

ユーザーの応答: ありません。

検出モジュール: ICQAMCX0

ICQAM880 Upgrade process cancelled.

説明: 上位移行処理が開始せずに、取り消すために END キーが押されたか、あるいは、更新メンバーが編集された後、ENTER の代わりに END が押されました。

システムの処置: システムは更新処理を取り消しました。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMRY0

ICQAM881 Upgrade process completed successfully.

説明: インストール・システム・ファイルが正しく更新されました。 これは通知メッセージです。

システムの処置: 説明を参照してください。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMRY0

ICQAM882 Installation file data valid.

説明: インストール・システム・ファイル名が妥当性検査されていて、メンバーはインストール・システム・ファイル・メンバー・リストから選択されています。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: 上位移行処理を続行するには ENTER を押すか、あるいは取り消す場合は END を押してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMRY0

ICQAM883 Upgrade file data valid. Press ENTER to upgrade member.

説明: 上位移行ファイル名が妥当性検査されていて、メンバーは上位移行ファイル・メンバー・リストから選択されています。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: 選択されたメンバーを上位移行する場合、ENTER を押します。

対象者: 情報センター機能管理者

ICQAM872

154 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 167: TSO/E メッセージ - TOK2

検出モジュール: ICQAMRY0

ICQAM884 Member does not exist.

説明: 指定のメンバーが見つかりませんでした。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: 存在するメンバー名を入力するか、あるいは取り消す場合は END を押してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMRY0

ICQAM885 Data saved. Press ENTER to process or press END to cancel.

説明: インストール・システムまたは上位移行ファイル・メンバーのいずれかを編集したあとに、データが変更されて保管されました。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: 上位移行処理を続行するには ENTER を、取り消す場合は END を押してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMRY0

ICQAM886 Upgrade interrupt changes saved. Press ENTER to continue.

説明: 上位移行ファイル内に検出されたエラーのために、上位移行処理が中断されました。エラーは修正されていて、変更が保管されました。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: ENTER を押して上位移行処理を再開するか、もしくは END を押して取り消してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMRY0

ICQAM887 Upgrade interrupt corrections cancelled. Press END to exit.

説明: 上位移行ファイル内で検出されたエラーのために、上位移行処理が中断されました。 END が押されたか、あるいは CANCEL が入力されたことによって、編集セッションの取り消しが選択されています。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: END を押して、上位移行処理を完全に取り消してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMRY0

ICQAM888 Upgrade process cancelled.

説明: END を押すことによって、編集セッションの取り消しが選択されました。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: 上位移行処理を続行する場合は ENTER を押すか、取り消す場合は END を押してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMRY0

ICQAM884

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 155

Page 168: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAM889 Data set validated. Press ENTER to continue; END to cancel.

説明: 選択は、データ・セットのリストから行われました。 データ・セットは妥当性検査されています。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: 上位移行処理を続行するには ENTER を押すか、あるいは取り消す場合は END を押してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMRY0

ICQAM890 *SYSTEM record is not correct in upgrade file.

説明: いずれの上位移行ファイルの 2 番目のヘッダー行にも、*SYSTEM MVS TSO/E 値が含まれていなければなりません。レコード内の項目の区切りにはスペースをいくつでも置くことができます。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: カーソルは、正確でない項目に置かれています。項目を修正し、END を押してください。 編集セッションを取り消すには END を押すか、あるいは CANCEL を入力します。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMRY2

ICQAM891 Upgrade file ID does not match installation file.

説明: 上位移行ファイルの ID 部が、上位移行されているインストール・システム・ファイルの ID 部と一致していません。 3 番目、4 番目、および 5 番目の非注釈行には、それぞれアプリケーション・タイプの値、アプリケーション名の値、およびアプリケーション言語の値がなければなりません。 それらは、インストール・システム・ファイルの対応する行と一致していなければなりません。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: カーソルは、正確でない項目に置かれています。項目を修正し、END を押してください。 編集セッションを取り消すには END を押すか、あるいは CANCEL を入力します。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMRY2

ICQAM892 Upgrade entry type is not valid.

説明: 上位移行項目の直接の値は、インストール・システム・ファイルの有効なレコード・タイプではありません。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: カーソルは、正確でない項目に置かれています。項目を修正し、END を押してください。 編集セッションを取り消すには END を押すか、あるいは CANCEL を入力します。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMRY2

ICQAM893 Required values for upgrade entry not found. Press HELP.

説明: 上位移行されているインストール・システム・タイプには、カーソルの位置によって示されている上位移行項目の行にさらに値が必要です。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: カーソルが置かれている上位移行項目に必要な値を入力して、END を押してください。機能インス

ICQAM889

156 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 169: TSO/E メッセージ - TOK2

トール・システム・ファイルの必須値は *KEYWORD です。パネル・インストール・ファイルの必須値は*KEYWORD、*PANEL_TITLE、 *PRIMARY_PANEL、および *MODEL_ISPF_PANEL (パネルが ICQAMED1 以外の場合) です。

編集セッションを取り消すには END を押すか、あるいは CANCEL を入力します。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMRY2

ICQAM894 Cannot add entry of type entry_type.

説明: ADD は、指定の項目タイプに対する有効な処置ではありません。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: カーソルが置かれている場所に別の項目タイプを入力して、END を押してください。編集セッションを取り消すには END を押すか、あるいは CANCEL を入力します。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMRY2

ICQAM895 Cannot delete entry of type entry_type. Press HELP.

説明: DELETE は、指定の項目タイプに対する有効な処置ではありません。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: カーソルが置かれている場所に別の項目タイプを入力して、END を押してください。編集セッションを取り消すには END を押すか、あるいは CANCEL を入力します。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMRY2

ICQAM896 Installation file ID is not valid. Press HELP.

説明: 上位移行されるインストール・システム・ファイルの必須の 1 行目の ID が、 *APPLICATION MANAGER

INSTALLATION FILE になっていません。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: ID の 1 行目に *APPLICATION MANAGER INSTALLATION FILE を追加して、END を押してください。 編集セッションを取り消すには END を押すか、あるいは CANCEL を入力します。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMRY2

ICQAM897 Installation file record length must be record_length.

説明: 上位移行を行うためには、インストール・システム・ファイルのレコード長は record_length でなければなりません。 現在のインストール・システム・ファイルのレコード長が、充分な長さではありません。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: 上位移行処理を完了するために、以下の内の 1 つを行ってください。

v レコード長を record_length にして、インストール・システム・ファイル・データ・セットを再割り振りする。

v 上位移行ファイルを編集して上位移行項目を短くし、現行のインストール・システム・ファイルのレコード長に合わせる。 インストール・システム・ファイルに必要なレコード長は、注釈行以外の上位移行項目行の最大長に、2 行分の長さを加えたものと同じ長さです。

対象者: 情報センター機能管理者

ICQAM894

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 157

Page 170: TSO/E メッセージ - TOK2

検出モジュール: ICQAMRY2

ICQAM898 Error accessing upgrade file. Press HELP.

説明: 上位移行ファイルを処理しようと読み取っている間に、エラーが起こりました。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: HELP を押すと、エラーに関する追加の情報が表示されます。 システム・プログラマーに連絡してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMRY2

ICQAM899 Error accessing installation lookup table. Press HELP.

説明: インストール・システム・ファイル索引テーブル (ICQAMT80) の読み取り時に、エラーが起こりました。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: 上位移行処理の開始時に、索引テーブルが「オープン」されている場合には、上位移行処理を再試行すると、エラーが解決される可能性があります。 索引テーブルがオープンされていない場合は、システム・プログラマーに問い合わせてください。

プログラマーの応答: ご使用のインストール・システムのファイルの正しいライブラリーに、索引テーブルICQAMT80 を割り振ってください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMRY2

ICQAM901 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

説明: ダッシュの行はメッセージではありません。これは、上位移行が成功したかどうかを示すメッセージあるいは注釈行を囲むために使用されます。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: 変更個所を編集してから END を押して、上位移行されたインストール・システム・ファイルを保管するか、あるいは CANCEL を入力して編集セッションを取り消してください。 いずれのメッセージあるいは注釈行も、上位移行されたインストール・システム・ファイルの一部としては保管されません。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMRY2

ICQAM902 UPGRADE OF THE INSTALLATION FILE file_name

説明: 2 行のメッセージのこの最初の行は、指定されたインストール・システム・ファイルの上位移行が成功したかどうかを示しています。 上位移行が正しく完了した場合、注釈行のあとにメッセージ ICQAM903 が続きます。 対立が検出された場合は、メッセージ行のあとに ICQAM904 が続きます。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: 変更個所を編集してから END を押して、上位移行されたインストール・システム・ファイルを保管するか、あるいは CANCEL を入力して編集セッションを取り消してください。 いずれのメッセージあるいは注釈行も、上位移行されたインストール・システム・ファイルの一部としては保管されません。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMRY2

ICQAM898

158 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 171: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAM903 WAS SUCCESSFULLY COMPLETED.

説明: 指定のインストール・システム・ファイルの上位移行が成功したことを示しています。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: 変更個所を編集してから END を押して、上位移行されたインストール・システム・ファイルを保管するか、あるいは CANCEL を入力して編集セッションを取り消してください。 いずれのメッセージあるいは注釈行も、上位移行されたインストール・システム・ファイルの一部としては保管されません。

ICQAM904 CONFLICTS FOUND.

説明: 指定のインストール・システム・ファイル内に対立が検出されたことを示す 2 つのメッセージ行のうちの 2 番目です。 これらの対立は、上位移行されたインストール・システム・ファイル内に追加のメッセージ行で指摘されています。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: 変更個所を編集してから END を押して、上位移行されたインストール・システム・ファイルを保管するか、あるいは CANCEL を入力して編集セッションを取り消してください。 いずれのメッセージあるいは注釈行も、上位移行されたインストール・システム・ファイルの一部としては保管されません。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMRY2

ICQAM905 ADD PERFORMED. THE ENTRY ADDED WAS: entry_name

説明: これは、上位移行処理の結果としてインストール・システム・ファイルに追加された各項目のすぐ上に出る注釈行です。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: 変更個所を編集してから END を押して、上位移行されたインストール・システム・ファイルを保管するか、あるいは CANCEL を入力して編集セッションを取り消してください。 いずれのメッセージあるいは注釈行も、上位移行されたインストール・システム・ファイルの一部としては保管されません。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMRY2

ICQAM906 ADD NOT PERFORMED. DUPLICATE ENTRY FOUND.

説明: 追加される項目がインストール・システム・ファイル内の既存の項目と対立するため、上位移行ファイル内のADD 項目の実施が不可能だったことを、このメッセージは示します。 このメッセージに続いて、追加しようとした項目が注釈として出されます。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: 変更個所を編集してから END を押して、上位移行されたインストール・システム・ファイルを保管するか、あるいは CANCEL を入力して編集セッションを取り消してください。 いずれのメッセージあるいは注釈行も、上位移行されたインストール・システム・ファイルの一部としては保管されません。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMRY2

ICQAM903

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 159

Page 172: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAM907 DELETE NOT PERFORMED. ENTRY NOT FOUND.

説明: このメッセージ行は、上位移行されたインストール・システム・ファイル内で DELETE 項目の検出が不可能であったことを示しています。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: 変更個所を編集してから END を押して、上位移行されたインストール・システム・ファイルを保管するか、あるいは CANCEL を入力して編集セッションを取り消してください。 いずれのメッセージあるいは注釈行も、上位移行されたインストール・システム・ファイルの一部としては保管されません。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMRY2

ICQAM908 DELETE PERFORMED. THE ENTRY DELETED WAS:

説明: この注釈行は、上位移行処理の結果、インストール・システム・ファイルから削除された各項目のすぐ上に出ます。 削除された項目は注釈行として出されます。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: 変更個所を編集してから END を押して、上位移行されたインストール・システム・ファイルを保管するか、あるいは CANCEL を入力して編集セッションを取り消してください。 いずれのメッセージあるいは注釈行も、上位移行されたインストール・システム・ファイルの一部としては保管されません。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMRY2

ICQAM909 REPLACE NOT PERFORMED. ENTRY NOT FOUND:

説明: このメッセージ行は、上位移行ファイル内で REPLACE 項目の検出が不可能だったことを示しています。 置き換えようとした項目は、このメッセージに続くメッセージ行として出されます。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: 変更個所を編集してから END を押して、上位移行されたインストール・システム・ファイルを保管するか、あるいは CANCEL を入力して編集セッションを取り消してください。 いずれのメッセージあるいは注釈行も、上位移行されたインストール・システム・ファイルの一部としては保管されません。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMRY2

ICQAM911 REPLACE NOT PERFORMED. DUPLICATE ENTRY FOUND.

説明: このメッセージ行は、置き換えられる項目がインストール・システム・ファイル内の既存の項目と対立しているため、上位移行ファイル内の REPLACE 項目の実施が不可能であったことを示します。 置き換えようとした項目はこのメッセージのあとに続きます。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: 変更個所を編集してから END を押して、上位移行されたインストール・システム・ファイルを保管するか、あるいは CANCEL を入力して編集セッションを取り消してください。 いずれのメッセージあるいは注釈行も、上位移行されたインストール・システム・ファイルの一部としては保管されません。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMRY2

ICQAM907

160 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 173: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAM912 REPLACE PERFORMED. THE ENTRY REPLACED WAS:

説明: この注釈行は、上位移行処理の結果としてインストール・システム・ファイルから置き換えられた各項目のすぐ上に出されます。 置き換えられた項目は、注釈行として出されます。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: 変更個所を編集してから END を押して、上位移行されたインストール・システム・ファイルを保管するか、あるいは CANCEL を入力して編集セッションを取り消してください。 いずれのメッセージあるいは注釈行も、上位移行されたインストール・システム・ファイルの一部としては保管されません。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMRY2

ICQAM913 ENTRY REPLACED WITH:

説明: この注釈行は、既存の項目を置き換えた項目のすぐ上に出ます。これは通知メッセージです。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: 変更個所を編集してから END を押して、上位移行されたインストール・システム・ファイルを保管するか、あるいは CANCEL を入力して編集セッションを取り消してください。 いずれのメッセージあるいは注釈行も、上位移行されたインストール・システム・ファイルの一部としては保管されません。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMRY2

ICQAM914 WAS TO BE REPLACED BY:

説明: このメッセージに続く注釈行には既存の項目を置き換えるデータが含まれていますが、置き換えられる項目が検出されなかったか、あるいは新しい項目が重複しています。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: 変更個所を編集してから END を押して、上位移行されたインストール・システム・ファイルを保管するか、あるいは CANCEL を入力して編集セッションを取り消してください。 いずれのメッセージあるいは注釈行も、上位移行されたインストール・システム・ファイルの一部としては保管されません。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMRY2

ICQAM915 THE FOLLOWING 2 COMMENTS CORRESPOND TO 1 INSTALLATION LINE:

説明: 1 個の項目を注釈として表示する場合、その注釈が注釈行の最大の長さを超えているときには、項目が 2 行に分かれて表示されます。このようにして表示される行は、元の項目行を表します。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: 変更個所を編集してから END を押して、上位移行されたインストール・システム・ファイルを保管するか、あるいは CANCEL を入力して編集セッションを取り消してください。 いずれのメッセージあるいは注釈行も、上位移行されたインストール・システム・ファイルの一部としては保管されません。

検出モジュール: ICQAMRY2

ICQAM916 *WITH keyword missing from REPLACE entry. Press HELP.

説明: すべての REPLACE 項目の行には、*WITH キーワードが単独で含まれている行が必要です。 この行は置換される部分と置換する部分を区切ります。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ICQAM912

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 161

Page 174: TSO/E メッセージ - TOK2

ユーザーの応答: カーソルが置かれている場所に *WITH キーワードを追加し、END を押してください。編集セッションを取り消すには END を押すか、あるいは CANCEL を入力します。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMRY2

ICQAM917 Entry type doesn’t match type being replaced.

説明: 上位移行 REPLACE 項目のレコード・タイプは、置き換えられるレコード・タイプとは等しくありません。*WITH キーワードに続く上位移行項目の部分は、レコード・タイプで始まらなければなりません。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: カーソルが置かれている場所に置き換えられているレコード・タイプと一致するレコード・タイプを追加してください。 編集セッションを取り消すには END を押すか、あるいは CANCEL を入力します。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMRY2

ICQAM918 *AFTER or *POSITION keyword missing.

説明: *AFTER または *POSITION キーワードは、*INVOKING_PANEL 項目に必要とされます。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: カーソルが置かれている場所に、*AFTER または *POSITION キーワードを追加してください。 編集セッションを取り消すには END を押すか、あるいは CANCEL を入力します。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMRY2

ICQAM919 Library type value missing from LIBRARY entry.

説明: LIBRARY 上位移行項目には、LIBRARY キーワードおよびライブラリー名の値と同じ行に、ライブラリー・タイプを指定しなければなりません。 有効なライブラリー・タイプ値は ISPF、EXEC、CLIST、INPUT、およびOUTPUT です。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: 有効なライブラリー・タイプを、カーソルが置かれている位置に追加してください。編集セッションを取り消すには END を押すか、あるいは CANCEL を入力します。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMRY2

ICQAM920 Upgrade file identification is not valid.

説明: 上位移行ファイルの最初の非注釈行には、APPLICATION MANAGER UPGRADE FILE が含まれていなければなりません。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: 次のいずれか 1 つを行ってください。

v 最初の ID 行に APPLICATION MANAGER UPGRADE FILE を追加することによって上位移行ファイルを編集します。

v あるいは、処理する別の上位移行ファイルを指定します。

上位移行処理を取り消す場合は、END を押してください。

ICQAM917

162 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 175: TSO/E メッセージ - TOK2

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMRY2

ICQAM921 Entry incomplete. More lines expected for entry.

説明: カーソル位置の前の上位移行項目が完全ではありません。 上位移行しようとしているレコード・タイプにはさらに変数が必要です。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: 必要な行をカーソルが置かれている位置に追加し、END を押してください。 編集セッションを取り消すには END を押すか、あるいは CANCEL を入力します。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMRY2

ICQAM922 Header line (with * in first column) missing.

説明: 前の項目は完全です。別の項目を始めるには、最初の列にアスタリスクが必要ですが、それが脱落しています。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: カーソルが置かれている最初の列にアスタリスクを追加し、END を押してください。編集セッションを取り消すには END を押すか、あるいは CANCEL を入力します。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMRY2

ICQAM923 Value length exceeded limit of value_length.

説明: カーソル位置で指示された上位移行項目の値に、文字が多く入り過ぎています。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: value_length と等しいか、あるいはそれよりも小さい値をカーソルが置かれている位置に指定し、END を押してください。 編集セッションを取り消すには END を押すか、あるいは CANCEL を入力します。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMRY2

ICQAM924 Character found in first column is not valid.

説明: 最初の列内の文字は、上位移行ファイルに有効ではありません。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: レコードが注釈行であれば、最初の 2 つの列に /* を入力してください。そうでない場合、最初の文字としてブランクあるいは * を入力してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMRY2

ICQAM925 Entry type cannot be upgraded. Press HELP.

説明: カーソルで示されている上位移行項目タイプを上位移行することはできません。 項目タイプの追加、削除、または置き換えは不可能です。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: 示されているレコード・タイプの上位移行項目を削除して、END を押してください。編集セッショ

ICQAM921

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 163

Page 176: TSO/E メッセージ - TOK2

ンを取り消すには END を押すか、あるいは CANCEL を入力します。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMRY2

ICQAM926 Upgrade action is not valid.

説明: アスタリスクの直後の上位移行処置が有効ではありません。 有効な値は、ADD_、DELETE_、およびREPLACE_ です。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: カーソルが置かれている場所に ADD_、DELETE_、あるいは REPLACE_ を入力してから、END を押してください。 編集セッションを取り消すには END を押すか、あるいは CANCEL を入力します。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMRY2

ICQAM927 Extra data found on upgrade line.

説明: カーソル位置で示されている上位移行レコードには、除去する必要のある余分な (無関係の) データが入っています。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: カーソルが置かれている位置の余分なデータを除去するには、END を押してください。編集セッションを取り消すには END を押すか、あるいは CANCEL を入力します。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMRY2

ICQAM928 No upgrade record to process.

説明: 上位移行ファイルに ADD、DELETE または REPLACE 項目が入っていません。 インストール・システム・ファイルが上位移行されませんでした。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: 編集しているファイルが正確な上位移行ファイルであるかどうかを検査してください。正確であれば、ADD_、DELETE_、または REPLACE_ 項目を追加して、END を押してください。 編集セッションを取り消すには END を押すか、あるいは CANCEL を入力します。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMRY2

ICQAM929 Value length may not exceed value_length characters per line.

説明: カーソル位置で示されている上位移行項目の値が、1 行に入れることのできる文字数を超えています。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: value_length と等しいか、あるいはそれよりも小さい値をカーソルが置かれている位置に指定し、END を押してください。 編集セッションを取り消すには END を押すか、あるいは CANCEL を入力します。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMRY2

ICQAM926

164 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 177: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAM930 New group group_name established with prefix prefix_name.

説明: 新規に作成されたグループ接頭部 prefix-name を持つ、新しいアプリケーション・マネージャー・グループが設定されました。 このグループは、アプリケーション呼び出し時に使用されます。 これは通知メッセージです。

システムの処置: 説明を参照してください。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMRG0

ICQAM931 Application invocation group group_name established.

説明: アプリケーション呼び出し時に使用される新しいアプリケーション・マネージャー・グループが正しく確立されました。 これは通知メッセージです。

システムの処置: 説明を参照してください。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMRG0

ICQAM932 No change made to group specification.

説明: グループ仕様パネルで END が押されました。 アプリケーション呼び出し時に使用されるアプリケーション・グループ仕様は、変更されませんでした。 これは通知メッセージです。

システムの処置: 説明を参照してください。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMRG0

ICQAM933 Group specification was removed.

説明: グループ ID フィールドにヌル値が入力されたか、あるいはブランクが入りました。これは通知メッセージです。

システムの処置: 説明を参照してください。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMRG0

ICQAM934 Error obtaining previous group specification. Press HELP.

説明: 前のグループ仕様を検索しようとしていたときに、エラーが起こりました。システムは、プロファイル・メンバー ICQGROUP を読み取ることができませんでした。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: 管理者であれば、そのプロファイル・データ・セットの読み取り権限があるかどうかを調べる検査をしてください。 ユーザーであれば、システム・プログラマーに問い合わせてください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMRG0

ICQAM930

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 165

Page 178: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAM935 Error saving group specification. Press HELP.

説明: 前のグループ仕様を保管しようとしていたときに、エラーが起こりました。システムは、プロファイル・メンバー ICQGROUP を読み取ることができませんでした。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: 管理者であれば、プロファイル・データ・セットの変更権限があるかどうかを調べる検査をしてください。 ユーザーであれば、システム・プログラマーに問い合わせてください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMRG0

ICQAM936 Error deleting previous group specification.

説明: 前のグループ仕様を削除しようとしていたときに、エラーが起こりました。システムは、プロファイル・メンバー ICQGROUP を読み取ることができませんでした。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: 管理者であれば、プロファイル・データ・セットの変更権限があるかどうかを調べる検査をしてください。 ユーザーであれば、システム・プログラマーに問い合わせてください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMRG0

ICQAM937 Specified group does not exist.

説明: 存在しないグループ名が入力されました。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: グループ名を既存の名前に変更するか、* あるいは最後の文字に * を付けたグループ名の一部分を入力して、グループのリストを入手してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMRG0

ICQAM938 Group prefix is not valid.

説明: ICQSIEAM 非表示パネルに定義された指定済みのグループ接頭部が有効ではありません。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: ICQSIEAM 非表示パネル内の QAMGPREF ストリングの値を検査してください。値には有効なデータ・セット名が含まれている必要があります。 システム・プログラマーに連絡してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMRG0

ICQAM939 Group name is not valid.

説明: 有効でないグループ名が、グループ仕様パネルに入力されました。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: グループ名を既存の名前に変更するか、* あるいはグループ名の一部に * を付けたものを入力して、グループのリストを入手してください。

対象者: 情報センター機能管理者

ICQAM935

166 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 179: TSO/E メッセージ - TOK2

検出モジュール: ICQAMRG0

ICQAM940 * is only valid as the last character in the group name.

説明: 有効でない場所に、* が入力されました。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: グループ名、グループ名の一部に * を付けたもの、あるいは * を入力して、グループ選択リストを入手してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMRG0

ICQAM941 No groups found to match specified criteria. Press HELP.

説明: 部分的なグループ名の最後の文字として * を付けたものを入力しましたが、システムは指定された値を見つけることができませんでした。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: 指定する名前を訂正するか、あるいは既存のグループ選択リストを生成するために * を入力してください。 必要なグループが見つからない場合は、非表示パネル (ICQSIEAM) 内の現行のグループ接頭部値を検査してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMRG1

ICQAM942 No group selected.

説明: グループを選択せずに、グループ・リスト・パネルで END が押されました。これは通知メッセージです。

システムの処置: 説明を参照してください。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMRG1

ICQAM943 Not authorized to read group_name user data set. Press HELP.

説明: 指定のユーザー・データ・セットを読み取る権限がありません。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: 別のグループ名を入力、または選択してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMRG1

ICQAM944 Not authorized to write to group_name user data set. Press HELP.

説明: 指定のユーザー・データ・セットに書き込むための権限がないか、あるいはそのデータ・セットがいっぱいです。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: 別のグループ名を入力または選択するか、あるいはそのデータ・セットを圧縮します。データ・セットを圧縮しても問題が繰り返し起こる場合は、システム・プログラマーに問い合わせて、援助を依頼してください。

対象者: 情報センター機能管理者

ICQAM940

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 167

Page 180: TSO/E メッセージ - TOK2

検出モジュール: ICQAMRG1

ICQAM945 Not authorized to write to group_name administrator data set.

説明: 指定の管理者データ・セットに書き込む権限がないか、あるいはそのデータ・セットがいっぱいです。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: 別のグループ名を入力または選択するか、あるいはそのデータ・セットを圧縮します。データ・セットを圧縮しても問題が繰り返し起こる場合は、システム・プログラマーに問い合わせて、援助を依頼してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMRG1

ICQAM946 Group administration data set does not exist. Press HELP.

説明: 選択したグループにはユーザー・データ・セットが存在しますが、管理者データ・セットは存在しません。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: 選択されたグループと関連しているグループ・ユーザー・データ・セットを削除して、グループ ID

パネルにグループ名を入力することによってグループを再作成するか、あるいは管理する別のグループを選択してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMRG1

ICQAM947 Error allocating group administrator data set. Press HELP.

説明: システムはグループ管理者データ・セットを割り振ることができませんでした。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: ICQSIEAM 非表示パネルに定義された QAMALGRP グループ割り振りストリングを訂正し、この機能を再試行してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCM0

ICQAM948 Error allocating group user data set. Press HELP.

説明: システムは、グループ・ユーザー・データ・セットを割り振ることができませんでした。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: ICQSIEAM 非表示パネルに定義された QAMULGRP グループ割り振りストリングを訂正し、この機能を再試行してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCM0

ICQAM949 Group does not exist. Press HELP.

説明: 指定のグループ名が存在しません。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: 他のグループ名、グループ名の一部に * を付けたもの、あるいは * を入力して、グループ名選択リストを入手してください。

対象者: 情報センター機能管理者

ICQAM945

168 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 181: TSO/E メッセージ - TOK2

検出モジュール: ICQAMRG1

ICQAM951 No HELP defined for this application.

説明: アプリケーションの HELP 情報が定義されていません。 これは通知メッセージです。

ユーザーの応答: なし。

検出モジュール: ICQAMCV0

ICQAM952 No VARIABLES defined for this application.

説明: アプリケーションに定義されている変数がありません。 これは通知メッセージです。

ユーザーの応答: なし。

検出モジュール: ICQAMCV0

ICQAM953 No COMMANDS defined for this application.

説明: アプリケーションに定義されているコマンドがありません。 これは通知メッセージです。

ユーザーの応答: なし。

検出モジュール: ICQAMCV0

ICQAM954 No LIBRARIES defined for this application.

説明: アプリケーションに定義されているライブラリーがありません。 これは通知メッセージです。

ユーザーの応答: なし。

検出モジュール: ICQAMCV0

ICQAM955 No OPTIONS defined for this panel.

説明: パネルに定義されているオプションがありません。 これは通知メッセージです。

ユーザーの応答: なし。

検出モジュール: ICQAMCV0

ICQAM956 This application cannot be viewed, it has no DATA row.

説明: アプリケーション・プログラムを表示するには、データ行が存在しなければなりません。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQAMCV0

ICQAM957 No HELP TEXT defined for this application.

説明: このアプリケーションに定義されているヘルプ・テキストがありません。 ただし、解説機能を使用することができます。 これは通知メッセージです。

ユーザーの応答: なし。

検出モジュール: ICQAMCV0

ICQAM951

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 169

Page 182: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAM960 Language/Name is unique. Specify N for REPLACE.

説明: 指定した言語および指定した名前のアプリケーションがありません。 名前は固有です。 したがって、置き換えられる名前はありません。

ユーザーの応答: N (no) を置き換えフィールドに入力してください。

検出モジュール: ICQAMCF0、ICQAMCP0

ICQAM961 Environment was added and replaced existing application.

説明: 要求されたとおりに、環境が追加されました。 さらに、置き換えフィールドに Y(yes) を指定したため、環境は既存のアプリケーションを置き換えました。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQAMCF0、ICQAMCP0

ICQAM962 Function was added and replaced existing application.

説明: 要求されたとおりに、関数が追加されました。 さらに、置き換えフィールドに Y(yes) を指定したため、関数は既存のアプリケーションを置き換えました。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQAMCF0、ICQAMCP0

ICQAM963 Panel was added and replaced existing application.

説明: パネルが要求されたとおりに追加されました。 さらに、置き換えフィールドに Y(yes) を指定したため、パネルは既存のアプリケーションを置き換えました。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQAMCF0、ICQAMCP0

ICQAM964 Environment was copied and replaced existing application.

説明: コピーするよう選択した環境が、コピーされました。 さらに、置き換えフィールドに Y(yes) を指定したため、環境は既存のアプリケーションを置き換えました。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQAMCF0、ICQAMCP0

ICQAM965 Function was copied and replaced existing application.

説明: コピーするよう選択した関数が、コピーされました。 さらに、置き換えフィールドに Y(yes) を指定したため、関数は既存のアプリケーションを置き換えました。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQAMCF0、ICQAMCP0

ICQAM966 Panel was copied and replaced existing application.

説明: コピーするよう選択したパネルがコピーされました。 さらに、置き換えフィールドに Y(yes) を指定したため、パネルは既存のアプリケーションを置き換えました。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQAMCF0、ICQAMCP0

ICQAM960

170 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 183: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAM967 Unverified installation file replaced existing application.

説明: ロードされたインストール・システム・ファイルが保管されていますが、確認されていません。さらに、置き換えフィールドに Y(yes) を指定したため、インストール・システム・ファイルは既存のアプリケーションを置き換えました。

インストール・システム・ファイルによって追加されたアプリケーションの使用が可能となる前に、そのファイルは確認されなければなりません。 インストール・システム・ファイルを確認するには、VERIFY オプションを選択してください。

検出モジュール: ICQAMCF0、ICQAMCP0

ICQAM980 Requested data set is not available. Try again later.

説明: 妥当性検査を行うよう指定されたデータ・セットが使用不可です。

システムの処置: 処理は続行します。

ユーザーの応答: あとでデータ・セットが、処理に使用できるときに、上位移行処理を再開してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMRY0、ICQASRP3、ICQASRT1

ICQAM981 Error processing the requested data set. Press HELP.

説明: 指定のデータ・セットを妥当性検査している間に、システム・エラーが起こりました。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: データ・セットが正確に割り振られているかを確認するために、そのデータ・セットの状況を検査してください。 さらに援助が必要な場合は、システム・プログラマーに連絡してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMRY0、ICQASRP3、ICQASRT1

ICQAM990 File name in use for your output request. Press HELP.

説明: 選択されたアプリケーションには、すでに開始されているアプリケーションによって使用されている出力ファイルが必要です。 異なる 2 つのアプリケーションに同じファイル名が指定されたか、あるいは各ユーザー・セッションごとに 2 度以上同じファイル名が指定されたかのどちらかです。

システムの処置: アプリケーションは呼び出されません。

ユーザーの応答: 現行あるいは前のアプリケーションの処理を完了または終了してから、再試行してください。 問題が解決されない場合は、システム・プログラマーに問い合わせてください。

プログラマーの応答: アプリケーション間で、出力名が固有になるようにしてください。

対象者: アプリケーション・マネージャーのユーザー

検出モジュール: ICQAMLF1

ICQAM991 Allocation failed for the output data set. Press HELP.

説明: アプリケーションの呼び出しが失敗しました。別のユーザーが同一のアプリケーションを呼び出しているか、あるいは指定されたデータ・セットが存在しないかのいずれかです。

システムの処置: アプリケーションは呼び出されません。

ユーザーの応答: 出力データ・セットが存在しているか検査してください。存在する場合は、あとから再び試行してください。 問題が解決されない場合は、システム・プログラマーに問い合わせてください。

ICQAM967

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 171

Page 184: TSO/E メッセージ - TOK2

プログラマーの応答: アプリケーションに割り振られたデータ・セットが有効であることを確かめてください。

対象者: アプリケーション・マネージャーのユーザー

検出モジュール: ICQAMLF1

ICQAM992 File name in use for your input request. Press HELP.

説明: 入力割り振り要求が、現在使用中のファイル名 (DD 名) に指定されています。 入力データ・セットを共用することができますが、これには、同一の連結シーケンスを使用しなければなりません。

システムの処置: アプリケーションは呼び出されません。

ユーザーの応答: 現行あるいは前のアプリケーションの処理を完了または終了してから、再試行してください。 問題が解決されない場合は、システム・プログラマーに問い合わせてください。

プログラマーの応答: 同一の連結シーケンスがデータ・セットに使用されていること、および、アプリケーション間に共通のライブラリー名が使用されていることを確かめてください。

対象者: アプリケーション・マネージャーのユーザー

検出モジュール: ICQAMLF1

ICQAM993 Allocation failed for the input data set. Press HELP.

説明: アプリケーションの呼び出しが失敗しました。別のユーザーが同一のアプリケーションを呼び出しているか、あるいは指定されたデータ・セットが存在しないかのいずれかです。

システムの処置: アプリケーションは呼び出されません。

ユーザーの応答: 入力データ・セットが存在しているかどうか検査してください。存在する場合は、あとから再び試行してください。 問題が解決されない場合は、システム・プログラマーに問い合わせてください。

プログラマーの応答: アプリケーションに割り振られたデータ・セットが有効であることを確かめてください。

対象者: アプリケーション・マネージャーのユーザー

検出モジュール: ICQAMLF1

ICQAM994 Concatenation of the data set failed. Press HELP.

説明: データ・セットの連結時に、システムに障害が起こりました。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに問い合わせてください。

プログラマーの応答: IBM サポート担当者に連絡してください。

対象者: アプリケーション・マネージャーのユーザー

検出モジュール: ICQAMLF1

ICQAN000 ITEM cannot end with *. Correct and press ENTER.

説明: ニュース項目の名前の最後の文字を、アスタリスク (*) にすることはできません。 項目名を訂正して、ENTER

キーを押してください。

検出モジュール: ICQANC00

ICQAM992

172 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 185: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAN001 CATEGORY cannot end with *. Correct and press ENTER.

説明: カテゴリー名の最後の文字を、アスタリスク (*) にすることはできません。カテゴリー名を訂正して、ENTER

キーを押してください。

検出モジュール: ICQANC00

ICQAN002 No news items match the information specified.

説明: 項目、カテゴリー、開始日、および優先順位の各フィールドに指定された情報と一致するニュース項目がありません。 以下のいずれかを行ってください。

v 表示された情報のいくつかを変更し、ENTER キーを押します。

v ニュース項目のリストを要求し、そのリストから選択します。

v ニュースが最後に表示された後で追加された、すべてのニュースを表示するために、コマンド行で NEW を入力します。

v コマンド行に A を入力してから ENTER キーを押し、ニュース項目を追加します。

v END PF キーを押すことによって、ニュース・サービスを中止します。

検出モジュール: ICQANC00

ICQAN003 No news items are available. To exit news, press END.

説明: 表示するニュース項目がありません。 ニュース・サービスを終了するには、END PF キーを押してください。管理者は、コマンド行に A を入力してから ENTER キーを押すと、ニュース項目を追加することができます。

検出モジュール: ICQANC00、ICQCNC00

ICQAN004 Specified_selection_character is not valid. To select item, type C, D, M, P, or V.

説明: valid_selection_characters は、以下のみです。コピーの場合 C、削除の場合 D、変更の場合 M、印刷の場合P、および表示の場合 V です。 これらの文字のうちの 1 つをニュース項目のとなりに入力し、ENTER キーを押してください。

検出モジュール: ICQANE10

ICQAN005 Request failed; system error. Press HELP.

説明: 情報センター機能が、提供された情報を保持する一時テーブルを作成することができなかったために、要求は失敗しました。 ISPF の TBCREATE サービス・ルーチンは戻りコード 8、あるいはそれよりも大きい戻りコードをセットしました。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに問い合わせてください。

検出モジュール: ICQANC00、ICQCNC00

ICQAN007 Type Y, N, or * in the PRIORITY field.

説明: 優先順位フィールドに入れることのできる値は Y、N、あるいは * だけです。 高い優先順位のニュース項目のみを表示させたい場合は、Y と入力してください。 低い優先順位のニュース項目のみを表示させたい場合は、N と入力してください。 両方のタイプを表示させたい場合は、* を入力してください。 ニュース項目を表示するには、ENTER キーを押します。

検出モジュール: ICQANE00

ICQAN001

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 173

Page 186: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAN008 Type Y or N in the PRIORITY field.

説明: 追加されているニュース項目の優先順位が高い (Y) か、または低い (N) かを示すために、優先順位フィールドに Y または N を入力します。

検出モジュール: ICQANE01、ICQANE40、ICQANE60

ICQAN009 Type the name of the news item in the ITEM field.

説明: 追加されているニュース項目に名前を指定してください。項目フィールドに名前を入力してください。 名前は40 文字の長さまで可能ですが、最後の文字をアスタリスク (*) にすることはできません。

検出モジュール: ICQANE01、ICQANE40、ICQANE60

ICQAN100 Request failed; system error. Press HELP.

説明: 情報センター機能がニュース索引テーブルを見つけることができなかったために、要求は失敗しました。 ISPF

の TBOPEN サービス・ルーチンは戻りコード 8 をセットしました。誰かがこのテーブルを不注意に削除したか、改名した可能性があります。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに問い合わせてください。

検出モジュール: ICQANC00、ICQANC01、 ICQANC02、ICQANC03、ICQANC10、ICQCNC00

ICQAN101 Resource in use. To retry, press ENTER; to cancel, press END.

説明: ニュース索引テーブルが一時的に使用中であるために、要求は失敗しました。 ISPF の TBOPEN サービス・ルーチンは、戻りコード 12 をセットしました。

ユーザーの応答: 要求を再試行する場合は ENTER キーを押してください。 要求を取り消す場合は END PF キーを押してください。

検出モジュール: ICQANC00、ICQANC01、 ICQANC02、ICQANC03、ICQCNC00

ICQAN102 Request failed; system error. Press HELP.

説明: ニュース索引テーブルが割り振られていないために、要求は失敗しました。 ISPF の TBCLOSE、 TBOPEN、あるいは TBCREATE サービス・ルーチンは、戻りコード 16 をセットしました。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに問い合わせてください。

検出モジュール: ICQANC00、ICQANC01、 ICQANC02、ICQANC03、ICQANC10、ICQCNC00

ICQAN104 Resource in use. To retry, press ENTER; to cancel, press END.

説明: 要求されたニュース索引テーブルが一時的に使用中であるために、要求は失敗しました。

要求を再試行する場合は、ENTER キーを押してください。要求を取り消す場合は、END PF キーを押してください。

検出モジュール: ICQANC00

ICQAN106 END DATE must be the same as or later than BEGIN DATE.

説明: 終了日フィールドあるいは開始日フィールドのいずれかを変更してください。終了日を、開始日以前の日付にすることはできません。

検出モジュール: ICQANC00

ICQAN008

174 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 187: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAN107 Someone else is maintaining the news now. Try later.

説明: ニュース・テーブルが使用中であるために、変換要求は失敗しました。 ISPF の TBCREATE または TBOPEN

サービス・ルーチンは、テーブルのオープンを試みたあとに、戻りコード 12 をセットしました。

要求を取り消す END PF キーを押し、あとで再試行してください。

検出モジュール: ICQANC10

ICQAN109 Request failed; system error. Press HELP.

説明: システムはニュース索引テーブルをオープンすることができなかったために、要求は失敗しました。 ISPF のTBOPEN サービス・ルーチンは、重大なエラーが起きたことを示す戻りコード 20 をセットしました。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに問い合わせてください。

検出モジュール: ICQANC00、ICQANC01、 ICQANC02、ICQANC03、ICQANC10、ICQCNC00

ICQAN110 Request failed; system error. Press HELP.

説明: システムは、更新項目をニュース索引テーブルにコピーすることができなかったために、要求は失敗しました。ISPF の TBCLOSE サービス・ルーチンは、重大なエラーが起こったことを示す戻りコード 20 をセットしました。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに問い合わせてください。

検出モジュール: ICQANC00、ICQANC01、 ICQANC02、ICQANC03

ICQAN111 Request failed; system error. Press HELP.

説明: システムは、ニュース索引テーブルを作成することができなかったために、要求は失敗しました。 ISPF のTBCREATE サービス・ルーチンは、重大なエラーが起こったことを示す戻りコード 20 をセットします。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに問い合わせてください。

検出モジュール: ICQANC00、ICQANC10

ICQAN112 Resource in use. To retry, reselect; to cancel, press END.

説明: 選択されたニュース項目を含むニュース・テーブルが、他の人に使用されているために、要求は失敗しました。ISPF の TBCREATE サービス・ルーチンは、ゼロ以外の戻りコードをセットしました。

要求を再試行する場合は、ENTER キーを押してください。要求を取り消す場合は、END PF キーを押してください。

検出モジュール: ICQANC00、ICQANC03

ICQAN115 Request failed; system error. Press HELP.

説明: ニュース索引テーブルに関連したエラーのために、要求は失敗しました。テーブルが存在していなかったことを判別すると、情報センター機能は ISPF の TBCREATE サービスを使用して、テーブルの作成を試行しました。ただし、TBCREATE は、テーブルがすでに作成されていることを示す戻りコード 8 をセットしました。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに問い合わせてください。

検出モジュール: ICQANC00、ICQANC10

ICQAN400 A news item matching this description already exists.

説明: 指定された名前、カテゴリー、開始日、優先順位のニュース項目はすでに存在しています。 以下のいずれかを行うことができます。

v 要求を取り消す場合は END PF キーを押します。

ICQAN107

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 175

Page 188: TSO/E メッセージ - TOK2

v ニュース項目を固有のものにするために、入力された情報を変更します。 終了日のみを変更しても、充分ではありません。 終了日以外のフィールドを、少なくとも 1 つ変更しなければなりません。

v ニュース項目を追加する場合、既存のニュース項目を、追加しているニュース項目に置き換えることができます。置換を要求する場合、項目置き換えフィールドに Y を入力し、ENTER キーを押してください。

検出モジュール: ICQANC00、ICQANC01

ICQAN402 The news item was added.

説明: 情報センター機能は、指定されたニュース項目を追加しました。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQANC01

ICQAN403 The modified copy of the news item was added.

説明: 情報センター機能は、コピーされて修正されたニュース項目を追加しました。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQANC01

ICQAN404 The news item was added. It is not in the list shown here.

説明: 情報センター機能は、要求されたニュース項目を追加しました。 ただし、ニュース項目は、このメッセージを表示しているパネルのニュース項目のサブセットの大きさには適さないために、そこには入っていません。 つまり、新しいニュース項目の記述は、表示されたリストを入手するために指定された情報と一致しません。

検出モジュール: ICQANC01

ICQAN405 News item description was added. The news item has no text.

説明: 情報センター機能は、要求されたニュース項目を追加しましたが、そのニュース項目にはテキストがありません。 テキストを入力するパネルが表示されている間に END PF キーが押されたか、あるいはコマンド行に CANCEL

が入力されました。

ユーザーおよび管理者は、ニュース項目リスト内にこのニュース項目の名前および記述を見ることができます。 項目の表示を要求すると、項目にテキストがないことを示すメッセージを受け取ります。

検出モジュール: ICQANC01

ICQAN406 Modified copy of news added. It is not in list shown here.

説明: 情報センター機能は、コピーされて修正されたニュース項目を追加しました。 ただし、ニュース項目は、前のパネルにリストされたニュース項目のサブセットの大きさには適さないために、そこには入っていません。 つまり、新しいニュース項目の記述は、表示されたリストを入手するために指定された情報と一致しません。

検出モジュール: ICQANC00

ICQAN407 The news item was replaced.

説明: 情報センター機能は、古いニュース項目を、追加するように要求されたニュース項目に置き換えました。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQANC02

ICQAN408 The news item was modified. It is not in list shown here.

説明: 情報センター機能は、要求されたとおりにニュース項目を修正しました。 ただし、修正された項目は、リストされたニュース項目のサブセットの大きさには適さないために、そこには入っていません。 つまり、ニュース項目の記述は、表示されたリストを入手するために指定された情報と一致しません。

ICQAN402

176 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 189: TSO/E メッセージ - TOK2

検出モジュール: ICQANC00

ICQAN409 News item with no text added. It is not in list shown here.

説明: 情報センター機能は、要求されたとおりにニュース項目を修正しました。 修正された項目は、リストされたニュース項目のサブセットの大きさには適さないために、そこには入っていません。 つまり、新しいニュース項目の記述は、表示されたリストを入手するために指定された情報と一致しません。

検出モジュール: ICQANC00

ICQAN500 No text added or changed; system error. Press HELP.

説明: 追加あるいは変更したテキストの保管を情報センター機能が試行したとき、重大な ISPF エラーが起きました。テキストに対して行った更新のすべてが消失しています。 ただし、既存のニュース項目 (もしあれば) のテキストは変更されていません。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに問い合わせてください。

検出モジュール: ICQANC01、ICQANC02

ICQAN501 The news item was modified.

説明: 情報センター機能が、ニュース項目を修正しました。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQANC00、ICQANC02

ICQAN502 Request cancelled. The news item was not modified.

説明: 要求を取り消すために END PF キーが押されたか、あるいはコマンド行に CANCEL が入力されたため、情報センター機能はニュース項目を修正しませんでした。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQANC00、ICQANC02

ICQAN504 News item description not modified. News item has no text.

説明: 情報センター機能は、項目記述を修正しませんでした。

このニュース項目には、テキストがありません。テキストが削除されたか、あるいはテキストがなく、なにも追加されなかったかのいずれかです。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQANC02

ICQAN505 News item description was modified. Text was not changed.

説明: 情報センター機能は、要求されたとおりに項目記述を修正しました。テキストは同一のままです。これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQANC00

ICQAN506 News item description was modified. News item has no text.

説明: 情報センター機能は、要求されたとおりに項目記述を修正しました。

このニュース項目には、テキストがありません。元のニュース項目にテキストがなかったか、テキストが削除されていたか、あるいは、ニュース項目が、テキストを持たない項目に置き換えられました。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQANC02

ICQAN409

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 177

Page 190: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAN602 The news item was deleted.

説明: 情報センター機能は、要求されたニュース項目を削除しました。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQANC03

ICQAN603 Another administrator already deleted the news item.

説明: 別の管理者が、選択されたニュース項目を削除しました。 この削除は、ニュース項目のリストを表示して選択するまでの間に行われました。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQANC03

ICQAN604 Request cancelled. The news item was not deleted.

説明: 要求を取り消すために END PF キーが押されたため、情報センター機能は指定されたニュース項目を削除しませんでした。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQANC03

ICQAN605 Request cancelled. The news item was not added.

説明: 要求を取り消すために END PF キーが押されたため、情報センター機能は指定されたニュース項目を追加しませんでした。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQANC00

ICQAN606 Request cancelled. The news item was not replaced.

説明: 要求を取り消すために END PF キーが押されたため、情報センター機能は指定されたニュース項目を置き換えませんでした。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQANC00、ICQANC02

ICQAN607 News item description not replaced. News item has no text.

説明: 情報センター機能は、項目記述を置き換えませんでした。

このニュース項目には、テキストがありません。元のニュース項目にテキストがなかったために、項目記述が置き換えられませんでした。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQANC02

ICQAN608 Request cancelled. The news item was not copied.

説明: 要求を取り消すために END PF キーが押されたため、情報センター機能はニュース項目をコピーしませんでした。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQANC00

ICQAN700 The news item has no text.

説明: 表示またはコピーを要求されたニュース項目に、テキストがありません。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCNC01

ICQAN602

178 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 191: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAN701 News table ICQANTnn exists. No conversion will be done.

説明: 変換がすでに行われていた可能性があるために、ニュース・テーブルを TSO/E リリース 3 のレベルに変換する要求は失敗しました。

検出モジュール: ICQANC10

ICQAP000 The print definition was added.

説明: 印刷定義を追加する要求は、正しく完了しました。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQAPC00

ICQAP001 Request failed, system error. Press HELP.

説明: フォント・テーブルが結び付いているプリンターのコピーまたは修正を試みました。システムが、そのフォント・テーブルをオープンすることができなかったために、要求は失敗しました。 ISPF の TBOPEN サービス・ルーチンは戻りコード 8 をセットしました。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに問い合わせてください。

検出モジュール: ICQAPC00

ICQAP002 Printer busy. To retry, repeat; to cancel, press END.

説明: 選択した印刷定義を他の管理者が、現在、修正中であるため、要求は失敗しました。その管理者の作業が終了するまで、この印刷定義にアクセスすることはできません。

検出モジュール: ICQAPC00

ICQAP003 The add request was cancelled.

説明: 印刷定義の追加を要求してから、要求を取り消しました。 処理中に行ったデータ変更はすべて無視されました。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQAPC00

ICQAP004 Another administrator deleted the definition.

説明: プリンターのもとのリストが表示された後で、アクセスを試みた印刷定義が、他の管理者によって削除されました。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQAPC00

ICQAP005 Type only A-Z, 0-9, @, #, $, or -.

説明: カーソルで示されたフィールドのデータは、1~8 文字の長さであり、A~Z、0~9、@、#、$、またはダッシュの文字が入っていなければなりません。 ただし、最初の文字を数字 (0 から 9) にすることはできません。

英字、数字、@、#、あるいは $ の中から 1 つまたは複数を入力することができます。ただし、ダッシュはそのフィールドに 1 度だけ入力することができます。

検出モジュール: ICQAPE30

ICQAP007 Data set not found; correct and press ENTER.

説明: 次のデータ・セットが検出されないために、印刷定義のテストは失敗しました。

data_set_name

データ・セットが、カタログされているか、およびそのスペルが正しいかどうか確認してください。項目を修正してか

ICQAN701

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 179

Page 192: TSO/E メッセージ - TOK2

ら、前のパネルで ENTER キーを押して、テストを繰り返してください。

検出モジュール: ICQAPC00

ICQAP008 Change Printer Location or Print Format to make a unique pair.

説明: もう 1 つ別の印刷定義に、同じプリンター設置場所または同じ印刷形式が入っています。 プリンター設置場所フィールドおよび印刷形式フィールドの内容は、すべての印刷定義において固有のものでなければなりません。 パネルを終了する前に、これらのフィールドの 1 つまたは両方を変更して、固有の組み合わせを作成してください。 既存の印刷形式および印刷設置場所のリストを参照するには、これらのフィールドにアスタリスク (*) を入力します。

検出モジュール: ICQAPC00、ICQCPC00

ICQAP009 Type only A-Z, 0-9, @, #, $. First not 0-9.

説明: カーソルが置かれているフィールドのデータは、1~8 文字の長さであり、A~Z、0~9、@、#、または $ の文字が入っていなければなりません。 ただし、最初の文字を数字 (0 から 9) にすることはできません。

検出モジュール: ICQAPE50、 ICQAPE53、 ICQAPE57、 ICQGAMR2

ICQAP010 No printer types match the specified information.

説明: 前に定義したプリンター・タイプのリストを表示するために、プリンター・タイプの一部の後にアスタリスク(*) を続けて指定しました。現時点では、指定した文字で始まるタイプのプリンターはありません。

検出モジュール: ICQAPC00

ICQAP011 No printer types are defined.

説明: 前に定義したプリンター・タイプのリストを表示するために、アスタリスク (*) を入力しました。 現時点では、プリンター・サポート・テーブルに定義されたプリンターのタイプはありません。

検出モジュール: ICQAPC00

ICQAP012 No printer type was selected.

説明: 要求に基づいて、プリンター・タイプのリストが表示されました。 リストを表示しましたが、プリンター・タイプの選択は行われませんでした。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQAPC00

ICQAP013 A printer type was selected.

説明: プリンターのタイプのリストが表示されて、その中の 1 つが選択されました。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQAPC00

ICQAP014 The NAME updates were cancelled.

説明: NAME パネルで END PF キーを押して、今までに行った変更をすべて取り消しました。これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQAPC00

ICQAP015 Test of print function completed. Press HELP for details.

説明: 要求は完了しました。 エラーが起こった場合は、システム・プログラマー向けの下記の情報を書き留めてください。IBM 提供の印刷機能 (ICQCPC10 または ICQCPC15) を使用していて、このパネルでの戻りコードが 0 であれば、印刷機能のテストはエラーなしで完了しました。 IBM 提供の印刷機能およびその戻りコードに関する詳細は、

ICQAP008

180 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 193: TSO/E メッセージ - TOK2

z/OS TSO/E Programming Services を参照してください。出力を検査して、印刷機能が正しく操作していることを確認してください。

プリンター設置場所 プリンター設置場所プリンター形式 プリンター形式印刷機能 CLIST、プログラム、またはコマンドの名前戻りコード 印刷機能からの戻りコード印刷データ・セット 印刷を試みているデータ・セットの名前機能メッセージ 印刷機能によって戻されるメッセージ

注: 機能メッセージがなければ、このフィールドは端末装置に表示されません。

呼び出し 印刷機能を呼び出すために出された CLIST ISPF SELECT ステートメント。注: 呼び出しが切り捨てられるときには、画面の最下位にその趣旨のメッセージが表示されます。

検出モジュール: ICQAPC00

ICQAP016 Define a print function in one of the 3 entry fields.

説明: 印刷機能を定義しませんでした。 適切なフィールドに、プリンターにデータを送信することのできる CLIST

の名前、TSO/E のコマンド名、プログラム名を入力してください。

IBM では、2 つの CLIST という印刷機能を提供しています。以下の 2 つをユーザーが指定することができます。

v ICQCPC10。これはユーティリティー・プログラム IEBGENER を使用して印刷を行います。

v ICQCPC15。これは TSO/E コマンド PRINTDS を使用して印刷を行います。

もう 1 つの方法として、ユーザーのインストール・システムまたは他のインストール・システムで作成された印刷機能 (CLIST、コマンド・プロセッサー、またはプログラム) に置換することができます。

検出モジュール: ICQAPE80

ICQAP017 Any changes to NAME information were saved.

説明: NAME パネルで ENTER キーを押して、今までに行った変更を一時的に保管しました。パネルで END PF キーを押してプリンターを追加したり修正したりすると、すぐに変更内容が記録され、すべての TSO/E 情報センター機能ユーザーが、その変更をただちに利用することができます。

NAME パネルで ENTER キーを押す前に名前の情報を変更しなければ、保管される変更はありません。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQAPE30

ICQAP018 Select ″1″ and change Printer Location or Print Format.

説明: 印刷定義を更新する要求は失敗しました。別の印刷の定義に、同じプリンター設置場所および印刷形式が入っています。 プリンター設置場所および印刷形式は、固有の組み合わせでなければなりません。

オプション 1 の ID を選択して、ENTER キーを押してください。次のパネルでプリンター設置場所フィールドまたは印刷形式フィールドの変更を行うか、あるいはその両方の変更を行って、固有の組み合わせにしてください。既存のプリンター設置場所および印刷形式のリストを参照するには、これらのフィールドにアスタリスク (*) を入力します。

検出モジュール: ICQAPC00

ICQAP016

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 181

Page 194: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAP019 Select ″1″ and change Printer Location or Print Format.

説明: コピー操作を開始するときは、印刷定義のプリンター設置場所フィールド、または印刷形式フィールドのどちらかを変更して、新しい印刷定義を固有の ID にしなければなりません。

オプション 1 の ID を選択して、ENTER キーを押してください。次のパネルでプリンター設置場所フィールドまたは印刷形式フィールドの変更を行うか、あるいはその両方の変更を行って、固有の組み合わせにしてください。既存のプリンター設置場所および印刷形式のリストを参照するには、これらのフィールドにアスタリスク (*) を入力します。

検出モジュール: ICQAPC00、ICQAPM20

ICQAP021 Printer support table was converted.

説明: プリンター・サポート機能を呼び出しました。 システムは、プリンター・サポート・テーブル ICQAPT10 を検出することができませんでしたが、TSO/E リリース 3 から前のバージョンのプリンター・サポート・テーブルICQAPT00 は検出しました。 ICQAPT00 の内容は、ICQAPT10 にコピーされました。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQAPC00

ICQAP022 If System Name is specified, Printer Name is required.

説明: システムに接続されているプリンターの名前を指定せずに、システム名を指定しました。 プリンターを指定する場合は、システムに定義されているとおりにプリンターの名前を入力してください。

検出モジュール: ICQAPE30

ICQAP023 File member not found.

説明: TEST 機能への入力区分データ・セット名を提供しましたが、指定したメンバーがデータ・セットで検出されませんでした。 メンバーのスペルを検査して、再試行してください。 データ・セットのメンバーを検査して、必要ならば別の名前を指定してください。 メンバーはすでに存在していて、その中には印刷機能テストで使用されるデータが入っていなければなりません。

検出モジュール: ICQAPC00

ICQAP024 TEST request was cancelled.

説明: END PF キーを押したために、システムは印刷機能テストを取り消しました。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQAPC00

ICQAP025 * can only be the last character.

説明: カーソルが置かれているフィールドに、アスタリスク (*) を入力しました。 アスタリスクは、最後の文字でなければなりません。 フィールドに最後の文字としてアスタリスクを入力した場合、これは、そのアスタリスクの左側に複数の文字で始まる項目のリストが表示されることを示します。 次に、そのリストの中から項目を 1 つ選択することができます。

検出モジュール: ICQAPE30

ICQAP026 Make only one selection at a time.

説明: パネルで選択を 2 つ以上行いました。 1 つだけを選択して、ENTER キーを押してください。

検出モジュール: ICQAPC00、ICQCPC00

ICQAP019

182 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 195: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAP027 Request failed; system error. Press HELP.

説明: プリンター・テーブルが存在していません。 システムはプリンター・テーブルを作成して、永続記憶域にテーブルを正しく書き込みました。しかし、その新しく作成されたテーブルをオープンすることができませんでした。ISPF の TBOPEN サービスは、戻りコード 8 をセットします。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに問い合わせてください。

検出モジュール: ICQAPC00

ICQAP028 Blank lines may not be deleted.

説明: フォント・リストの先頭のブランク行を削除してはなりません。 フォント項目として埋められている行だけは、その上に D と入力して削除することができます。

検出モジュール: ICQCPC20

ICQAP029 Printer support table was created. It is empty. Press HELP.

説明: システムは、プリンター・サポート・テーブル ICQAPT10 を検出することができなかったために、別のプリンター・サポート・テーブルを初期設定しました。 そのテーブルは空です。 システムは、TSO/E リリース 3 から前のバージョンのテーブル ICQAPT00 も、検出することができませんでした。 インストール・システムが、プリンター・サポート・テーブルを故意に削除した場合を除いて、これはエラー状態です。

これが印刷機能を初めて使用する時であれば、インストール・システムは、TSO/E リリース 3 で供給されるプリンター・サポート・テーブルを正しくインストールしていない場合もあります。そうでなければ、インストール・システムがプリンター・サポート・テーブル ICQAPT00 または ICQAPT10 を不注意にも削除していたり、プリンター・サポート・ファイル ICQAPTAB にデータ・セットを正しく割り振らなかったりしている場合もあります。

ユーザーの応答: 必要であればシステム・プログラマーに問い合わせて、問題を解決してください。

検出モジュール: ICQAPC00

ICQAP030 Type only one function name.

説明: パネルに複数の印刷機能名が入力されました。 機能名は 1 つだけ入力することができ、CLIST、コマンド、またはプログラムの名前でなければなりません。

検出モジュール: ICQAPE80

ICQAP031 Request failed; system error. Press HELP.

説明: 印刷定義の削除を要求しました。 プリンター・サポート・テーブルからその定義は正しく削除されましたが、システムは印刷定義に関連するフォント・テーブルを削除することができませんでした。 ISPF TBERASE サービス・ルーチンは、ゼロ以外の戻りコードをセットします。

ユーザーの応答: TBERASE の結果があるか ISPF ログを調べてから、システム・プログラマーに問い合わせてフォント・テーブルを削除してください。

検出モジュール: ICQAPC00

ICQAP033 The print definition was copied.

説明: 印刷定義をコピーする要求は、正しく完了しました。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQAPC00

ICQAP027

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 183

Page 196: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAP034 Printer Location may not contain an apostrophe or parenthesis.

説明: アポストロフィ (’) または括弧を文字の 1 つとしてプリンター設置場所フィールドに入力しました。 これらの文字は、プリンター設置場所フィールドでは無効です。 有効な文字を入力して、ENTER キーを押してください。

検出モジュール: ICQAPE30

ICQAP035 SYSOUT Class must be 1 character, A-Z, 0-9, or *.

説明: SYSOUT クラス・フィールドに A~Z、0~9、または * 以外の文字を入力しました。 SYSOUT クラスは、これらの文字の中の 1 つでなければなりません。 SYSOUT クラスが指定されない場合は、そのフィールドはブランクのままにしてください。

検出モジュール: ICQAPE50

ICQAP036 Type only A-Z, 0-9, @, #, or $ at cursor position.

説明: カーソルが、エラー状態のフィールドに置かれています。 このフィールドは、A~Z、0~9、@、#、および $

の文字だけを入れることができます。 文字の間にブランクを入れないでください。

検出モジュール: ICQAPE30、ICQAPE50、 ICQAPE51、ICQAPE52、ICQAPE53、ICQAPE57

ICQAP037 The maximum of 1000 fonts has been defined.

説明: これ以上のフォント・セット (複数のフォント・テーブル) を定義することができません。 より多い数のフォント・テーブル用にスペースを作成する場合は、関連するフォント・テーブルがある不要な印刷定義を削除してください。

今後、フォント・テーブルの数を最小限にするために、複数の印刷定義間でフォント・テーブルを共用することができます。 印刷定義がコピーされると、もとのフォント・テーブルが (変更されていなければ) 共用されます。

検出モジュール: ICQAPC00

ICQAP038 Font number not valid; higher than allowed.

説明: この印刷定義に選択できる最大数を超える数のフォントを選択しました。 印刷定義を修正する管理者であれば、この数を増やすことができます。 ユーザーであり、使用されるフォントの順番を選択する場合は、パネルに表示されたフォント数より少ないか、または等しいフォント数を割り当ててください。

検出モジュール: ICQCPC20

ICQAP039 The print definition was modified.

説明: 印刷定義を修正する要求は、正しく完了しました。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQAPC00

ICQAP040 Type only A-Z, 0-9 at cursor position.

説明: カーソルが、エラー状態のフィールドに置かれています。 このフィールドには A~Z、および 0~9 の文字だけを入力してください。

検出モジュール: ICQAPE30、ICQAPE50、 ICQAPE52、ICQAPE57

ICQAP041 Displayed Name is required.

説明: 各フォントごとに、表示済み名前フィールドを指定しなければなりません。これは、必須フィールドです。 印刷フォント・パネル・フィールドに入力するものについての情報を表示するためには、ENTER を押してください。

検出モジュール: ICQCPC20

ICQAP034

184 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 197: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAP042 Device Name is required.

説明: 各フォントごとに、装置名フィールドを指定しなければなりません。 これは、必須フィールドです。 印刷フォント・パネル・フィールドに入力するものについての情報を表示するためには、ENTER を押してください。

検出モジュール: ICQCPC20

ICQAP043 Fill in Per Group fields from left to right.

説明: グループあたりフィールドは、左から右に埋められなければならない 8 つのサブフィールドによって構成されています。 数値が入っているサブフィールドが右側にある場合、ブランク・サブフィールドは無効になります。

検出モジュール: ICQAPE52、ICQAPE57

ICQAP044 To delete, type D; to select, type number from a minimum number to a maximum number.

説明: D 以外の英字、またはリストされた範囲内にない数字により、フォントを選択しました。 フォントを削除するには、D を入力してください。フォントを選択するには、リストされた範囲内の数字を入力してください。

検出モジュール: ICQAPE70

ICQAP045 To select a font, type a number from a minimum number to a maximum number.

説明: 間違った文字でフォントを選択しました。 フォントを選択するには、リストされた範囲内のフォント番号を入力してください。

検出モジュール: ICQCPE10

ICQAP046 No print formats match the specified information.

説明: 以前に定義された印刷形式のリストを表示するために、印刷形式の一部の後にアスタリスク (*) を続けて指定しました。 現時点では、指定した文字ストリングで始まる印刷形式はありません。

検出モジュール: ICQAPC00

ICQAP047 No print formats are defined.

説明: 以前に定義した印刷形式のリストを表示するために、アスタリスク (*) を入力しました。 現時点では、プリンター・サポート・テーブルに定義された印刷形式はありません。

検出モジュール: ICQAPC00

ICQAP048 No print format was selected.

説明: 要求に基づいて、印刷形式のリストが表示されました。 リストは参照したが、印刷形式は選択しませんでした。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQAPC00

ICQAP049 A print format was selected.

説明: 印刷形式のリストが表示され、その中の 1 つが選択されました。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQAPC00

ICQAP042

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 185

Page 198: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAP050 The print definition was deleted.

説明: 印刷定義を削除する要求は、正しく完了しました。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQAPC00

ICQAP051 The copy request was cancelled.

説明: 印刷定義をコピーし要求は取り消されました。 処理中に行ったデータ変更はすべて無視されました。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQAPE10、ICQAPC00

ICQAP052 The modify request was cancelled.

説明: 印刷定義の修正を選択してから、要求が取り消されました。処理中に行ったデータ変更はすべて無視されました。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQAPC00

ICQAP053 The delete request was cancelled.

説明: プリンターの削除を選択してから、要求が取り消されました。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQAPC00

ICQAP054 The sum of the Per Group fields exceeds 255.

説明: グループあたりフィールドは、8 つのサブフィールドから構成されます。 サブフィールドの値の合計は、255

を超えることはできません。 この制限内でとどまるために、値の総計が 255 以下になるように値を修正してください。

検出モジュール: ICQAPE57

ICQAP055 Print function could not be invoked. Press HELP for details.

説明: 情報センター機能が (ISPF の SELECT サービスを呼び出すことによって) 印刷機能の呼び出しを試みて、重大なエラーを検出したために、要求は失敗しました。 このメッセージが出たら、端末装置で HELP PF キーを押して、情報センター機能管理者またはシステム・プログラマー向けに表示される情報を書き留めてください。

プリンター設置場所 プリンター設置場所プリンター形式 プリンター形式印刷機能 印刷機能ISPF SELECT メッセージ ISPF SELECT サービスによって戻されたメッセージ

注: ISPF SELECT サービスの詳細については、 z/OS ISPF サービス・ガイドを参照してください。

呼び出し 印刷機能をアクティブにするために、CLIST コマンドによって呼び出されたISPF SELECT サービス注: 呼び出しが切り捨てられるときには、画面の最下位にその趣旨のメッセージが表示されます。

検出モジュール: ICQCPC30

ICQAP050

186 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 199: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAP056 Any changes to the previous panel were cancelled.

説明: 前のパネルで END PF キーを押して、そのパネルで行った変更を取り消しました。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQAPE30、ICQAPE50、 ICQAPE51、ICQAPE52、ICQAPE53、ICQAPE54、ICQAPE55、ICQAPE56、ICQAPE57、ICQAPE60、 ICQAPE80

ICQAP057 The SPECIFIC updates were cancelled.

説明: SPECIFIC パネルで END PF キーを押して、今までに行った変更をすべて取り消しました。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQAPE60

ICQAP058 The FONT updates were cancelled.

説明: FONTS パネルのコマンド行に CANCEL と入力して、今までに行った変更をすべて取り消しました。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQAPC00

ICQAP059 The FUNCTION updates were cancelled.

説明: FUNCTION パネルで END PF キーを押して、今までに行った変更をすべて取り消しました。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQAPC00

ICQAP060 Any changes to the previous panel were saved.

説明: 前のパネルで ENTER キーを押して、そのパネルで行われた変更を一時的に保管しました。 印刷定義 (パネルICQAPM20) という名のパネルで END PF キーを押すと、その印刷定義は行われた変更を使用して更新されます。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQAPE30、ICQAPE50、 ICQAPE51、ICQAPE52、ICQAPE53、ICQAPE54、ICQAPE55、ICQAPE56、ICQAPE57、ICQAPE60、 ICQAPE80

ICQAP061 Any changes to SPECIFIC information were saved.

説明: SPECIFIC パネルで ENTER キーを押して、今までに行った変更を一時的に保管しました。 プリンターの追加または修正のためにそのパネルで END PF キーを押すと、変更はすべて記録され、それ以降すぐに TSO/E 情報センター機能のユーザーは、すべてその変更に対してアクセス可能になります。

SPECIFIC パネルで ENTER キーを押す前に SPECIFIC 情報が変更されなければ、保管される変更はありません。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQAPE60

ICQAP062 Any changes to FONTS information were saved.

説明: FONTS パネルで END キーを押して、今までに行った変更を一時的に保管しました。 プリンターの追加または修正のために、そのパネルで END PF キーを押すと、変更はすべて保管されます。 ONLINE が Y にセットされている場合、TSO/E 情報センター機能のユーザーは、すべてその変更にただちにアクセス可能になります。

FONTS パネルで END PF キ ーを押す前に FONTS 情報が変更されなければ、保管される変更はありません。

これは通知メッセージです。

ICQAP056

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 187

Page 200: TSO/E メッセージ - TOK2

検出モジュール: ICQAPC00

ICQAP063 Any changes to FUNCTION information were saved.

説明: FUNCTION パネルで ENTER キーを押すと、今までに行った変更が一時的に保管されます。 プリンターの追加または修正のためにそのパネルで END PF キーを押すと、変更はすべて記録され、それ以降すぐに TSO/E 情報センター機能のユーザーは、すべてその変更に対してアクセス可能になります。

FUNCTION パネルで ENTER キーを押す前に FUNCTION 情報が変更されなかった場合、保管される変更はありません。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQAPE80

ICQAP064 No locations match the specified information.

説明: 以前に定義したプリンター設置場所のリストを表示するために、プリンター設置場所の一部の後にアスタリスク(*) を続けて指定しました。現時点では、指定した文字ストリングで始まるプリンター設置場所はありません。

検出モジュール: ICQAPC00

ICQAP065 No locations are defined.

説明: 以前に定義したプリンター設置場所のリストを表示するために、アスタリスク (*) を入力したか、またはプリンター設置場所の一部の後にアスタリスク (*) を続けて入力しました。現時点では、プリンター・サポート・テーブルに定義されたプリンター設置場所はありません。

検出モジュール: ICQAPC00

ICQAP066 If Translate Code is specified, Module Name is required.

説明: 変換コードを使用する修正モジュールの名前が指定されずに変換コードが指定されました。 モジュール名フィールドに修正モジュールを指定してください。

検出モジュール: ICQAPE51、ICQAPE57

ICQAP067 If Flash Count is specified, Flash Name is required.

説明: オーバーレイの名前が指定されずに、オーバーレイから印刷されるコピーの数が指定されました。 フラッシュ名前フィールドにオーバーレイ名を指定してください。

検出モジュール: ICQAPE51、ICQAPE57

ICQAP068 No location was selected.

説明: 要求に基づいて、プリンター設置場所のリストが表示されました。 リストは参照したが、設置場所は選択しませんでした。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQAPC00

ICQAP069 A location was selected.

説明: プリンター設置場所のリストが表示されて、その中の 1 つが選択されました。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQAPC00

ICQAP063

188 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 201: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAP071 Members and Directory cannot both be ″N″.

説明: メンバーとディレクトリーの両方に対して N (no) の値を入力しました。 区分データ・セットのどのような部分も印刷できなくなるので、両方の項目を N にすることはできません。 1 つまたは両方の項目を Y (yes) に変更してください。

検出モジュール: ICQAPE53

ICQAP073 Last Line must be greater than or equal to First Line.

説明: 印刷される行が指定されるときに、最初の行フィールドの行番号よりも小さい行番号が最終の行フィールドに入力されました。 入力を訂正するには、最終行フィールドに、最初の行フィールドの番号より大きいか、または等しい番号が入るように値を変更してください。

検出モジュール: ICQAPE55

ICQAP074 If First Column or Length is specified, Lines are required.

説明: 組み込まれた行番号が入っているフィールドの列の位置または長さを指定して、最初の列または長さのフィールドに番号を入力しました。 最初の列フィールドまたは最後の行フィールドに、実際に組み込まれる行番号も指定して、印刷したい行の範囲を示さなければなりません。

検出モジュール: ICQAPE55

ICQAP075 Type one of the listed values at the cursor position.

説明: 利用可能な値をカーソルが置かれているフィールドに入力してください。利用可能な値は、同じ行にリストされています。

検出モジュール: ICQAPE54

ICQAP076 Type FOLD or TRUN or nothing at the cursor position.

説明: カーソル位置の有効な入力は、FOLD、TRUN、またはブランクだけです。

入力行がフィールドの最大長に指定した長さを超えたときに、その入力行を短縮したい場合は、TRUN と入力してください。

フィールドの最大長に指定した長さを超えたときに、次の行に続けたい場合は、FOLD と入力してください。

拡張長さフィールドをブランクにしておくと、最大長は無視されます。しかし、入力行がプリンターのデフォルトの行の長さを超えると、短縮されます。

検出モジュール: ICQAPE54

ICQAP077 Select Function and specify a print function first.

説明: 印刷パラメーターの指定または印刷定義のテストを要求しました。 これが行われる前に、あらかじめ印刷機能が定義されなければなりません。 印刷機能を定義するには、機能オプションを選択して ENTER キーを押してください。 印刷機能パネルで、印刷機能を指定してください。

検出モジュール: ICQAPM20

ICQAP078 If Maximum Length is specified, Excess Length is required.

説明: 最大長フィールドに数値を入力して、印刷する行の最大長を指定しました。 拡張長さフィールドにも、FOLD

または TRUN と入力しなければなりません。

最大長を超える長さの入力行を、次に印刷される行に続けたい場合は、FOLD と入力してください。

ICQAP071

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 189

Page 202: TSO/E メッセージ - TOK2

最大長を超える長さの入力行を短縮したい場合は、TRUN と入力してください。

検出モジュール: ICQAPE54

ICQAP080 SYSOUT Class must be 1 character, A-Z or 0-9.

説明: SYSOUT クラス・フィールドに A~Z、または 0~9 以外の文字が入力されました。 SYSOUT クラスは、これらの文字の中の 1 つでなければなりません。 SYSOUT クラスが指定されない場合は、そのフィールドはブランクのままにしてください。

検出モジュール: ICQAPE54

ICQAP081 To Column must be greater than or equal to From Column.

説明: 印刷される列を指定するときに、送信元列フィールドの番号より小さい番号を送信先列フィールドに入力しました。 入力を訂正するには、送信先列フィールドに送信元列フィールドの番号より大きいか、または等しい番号が入るように値を変更してください。

検出モジュール: ICQAPE56

ICQAP082 Select ″1″ and specify Printer Location and Print Format.

説明: 印刷定義の ADD を選択しました。 前のパネルで、オプション 1 の ID を選択しなければなりません。 オプション 1 によって、新しい印刷定義のプリンター設置場所および印刷形式を指定することができます。

検出モジュール: ICQAPM20

ICQAP083 If Last Line is specified, First Line is required.

説明: 印刷される行を指定するときに、最終の行フィールドには番号が入力されましたが、それに対応する最初の行フィールドに番号が入力されませんでした。 入力を訂正するには、最初の行フィールドに印刷を始める行の番号を入力してください。

検出モジュール: ICQAPE55

ICQAP084 If To Column is specified, From Column is required.

説明: 印刷される列を指定するときに、送信先列フィールドには番号が指定されましたが、送信元列フィールドには番号が指定されませんでした。 入力を訂正するには、印刷を始める列の番号を送信元列フィールドに入力してください。

検出モジュール: ICQAPE56

ICQAP085 Type a number greater than zero at the cursor position.

説明: 前のパネルで、カーソルが置かれているフィールドに、ゼロより大きい数を入力してください。

検出モジュール: ICQAPE56

ICQAS100 Specify one of the listed actions.

説明: リストから有効なオプションが選択されませんでした。この要求は、置き換えられた項目の中の 1 つでなければなりません。 たとえば、次の処置がリストされた場合、v E - 編集v B - 走査検索v C - コピーv D - 削除

走査検索を選択するには、走査検索したい項目の処置欄に ‘B’ を入力しなければなりません。

ICQAP080

190 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 203: TSO/E メッセージ - TOK2

検出モジュール: ICQASRP1

ICQAS101 Do not specify more than one action.

説明: 処置を行う複数の項目が、指定されました。

ユーザーの応答: 処置列に、処置を表す文字を 1 つだけ入れてください。

検出モジュール: ICQASE02、ICQASE16

ICQAS102 Name the system data file to administer.

説明: システム・データ・ファイル名が、入力されませんでした。

ユーザーの応答: 有効なシステム・データ・ファイル名を入力してください。 このファイルは、VSAM キー順データ・セットでなければなりません。 システム・データ・ファイル名のリストを入手するために、ファイル名修飾子の後に * を入力することができます。 たとえば SYS1.* は、SYS1 で始まるデータ・セットのリストを表示します。

検出モジュール: ICQASE02、ICQASE04、ICQASE08、 ICQASE10、ICQASE12、ICQASE28、ICQASE30、ICQASE32、ICQASE72、ICQASE74、ICQASE76、 ICQASE98

ICQAS103 APPC administration is currently in operation. Press HELP.

説明: 2 つ目の APPC/MVS 管理機能セッションの開始を試みました (たとえば、分割パネル・モードを使用して)。ユーザー 1 人が一回に使用できるアクティブ・セッションは 1 つのみです。

検出モジュール: ICQASRM0

ICQAS400 An action must be requested from list of Side Information.

説明: 処置、またはコマンドが入力されていません。

ユーザーの応答: 処置を指定しなければなりません。v E - 編集v B - 走査検索v C - コピーv D - 削除

新しい項目を追加するために、コマンド行に ‘A’ を入力することができます。

検出モジュール: ICQASRP1

ICQAS401 The new Side Information identifications must differ from original.

説明: サイド情報のコピー時に、シンボリック宛先名または「送信先」システム・データ・ファイル名のどちらも変更しませんでした。

ユーザーの応答: シンボリック宛先名または「送信先」システム・データ・ファイルを変更して、この項目をシンボリック宛先名、およびシステム・データ・ファイル名の元の組み合わせとは、異なるものにしてください。

検出モジュール: ICQASE76

ICQAS402 Side Information does not exist.

説明: 指定した「最新」システム・データ・ファイルまたはシンボリック宛先名の組み合わせ用に存在するサイド情報はありません。

ユーザーの応答: そのパネルを終了して、リストを最新表示するために、サイド情報管理機能を再選択してください。

検出モジュール: ICQASRS0

ICQAS101

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 191

Page 204: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAS403 Side Information already exists.

説明: 指定された「送信先」システム・データ・ファイルおよびシンボリック宛先名の組み合わせにはすでにサイド情報が存在しているので、サイド情報の追加あるいはコピーを行う試みが失敗しました。

ユーザーの応答: 既存のサイド情報項目を走査検索してください。必要に応じて、その項目を編集したり、シンボリック宛先名および「送信先」システム・データ・ファイルの固有の組み合わせの下で、新しい項目を追加してください。

検出モジュール: ICQASRS0

ICQAS405 There is no Side Information in the system data file.

説明: 指定された「最新」システム・データ・ファイルで検出されたサイド情報はありませんでした。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQASRS0

ICQAS410 Side Information has been added.

説明: サイド情報は、指定された「送信先」システム・データ・ファイルに正しく追加されました。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQASRS0

ICQAS411 Side Information has been added. Warning: Error freeing resources.

説明: サイド情報は、指定された「送信先」システム・データ・ファイルに正しく追加されました。 しかし、ストレージまたはデータ・セットが解放されている間に、APPC/MVS 管理機能ユーティリティーでエラーが起きました。

ユーザーの応答: ユーザーが新しい要求を試みる場合に、失敗する可能性があります。 APPC/MVS 管理機能を終了し、再試行してください。 問題が解決されなければ、ISPF ログ・データ・セットを走査検索して詳細なメッセージを得るか、システム・プログラマーに問い合わせてください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQASRS0

ICQAS412 Side Information has not been added. Operation not performed.

説明: サイド情報の追加中、その処理が完了する前に EXIT/END コマンドが出されました。サイド情報は、指定された「送信先」システム・データ・ファイルに追加されませんでした。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQASRS0

ICQAS413 Side Information has not been added. System data file is full.

説明: 指定された「送信先」システム・データ・ファイルには、これ以上スペースがないために、サイド情報を追加する要求は失敗しました。

ユーザーの応答: インストール・システムの VSAM プロシージャーを検査して、システム・データ・ファイルのサイズを増やしてください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQASRS0

ICQAS403

192 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 205: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAS414 Side Information has not been added. Access denied.

説明: 指定された「送信先」システム・データ・ファイルにサイド情報を追加する正式な権限はありません。

ユーザーの応答: セキュリティー管理者に問い合わせてください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQASRS0

ICQAS420 Side Information has been copied.

説明: サイド情報は、指定された「送信先」システム・データ・ファイルに正しくコピーされました。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQASRS0

ICQAS421 Side Information has been copied. Warning: Error freeing resources.

説明: サイド情報は、指定された「送信先」システム・データ・ファイルに正しくコピーされました。 しかし、ストレージまたはデータ・セットが解放されている間に、APPC/MVS 管理機能ユーティリティーでエラーが起きました。

ユーザーの応答: 新しい要求は、失敗する可能性があります。 APPC/MVS 管理機能を終了し、再試行してください。問題が解決されなければ、ISPF ログ・データ・セットを走査検索して詳細なメッセージを得るか、システム・プログラマーに問い合わせてください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQASRS0

ICQAS422 Side Information has not been copied. Operation not performed.

説明: サイド情報のコピー中、その処理が完了する前に EXIT/END コマンドが出されました。そのサイド情報は、指定された「送信先」システム・データ・ファイルにコピーされませんでした。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQASRS0

ICQAS423 Side Information has not been copied. System data file is full.

説明: 指定された「送信先」システム・データ・ファイルにはスペースがないので、サイド情報をコピーする要求は失敗しました。

ユーザーの応答: インストール・システムの VSAM プロシージャーを検査して、システム・データ・ファイルのサイズを増やしてください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQASRS0

ICQAS424 Side Information has not been copied. Access denied.

説明: 指定された「送信先」システム・データ・ファイルにサイド情報をコピーする正式な権限がありません。

ユーザーの応答: セキュリティー管理者に問い合わせてください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQASRS0

ICQAS414

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 193

Page 206: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAS430 Side Information has been updated.

説明: サイド情報は、指定された「最新」システム・データ・ファイルで更新されました。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQASRS0

ICQAS431 Side Information has been updated. Warning: Error freeing resources.

説明: サイド情報は、指定された「最新」システム・データ・ファイルで更新されました。しかし、ストレージまたはデータ・セットが解放されている間に、APPC/MVS 管理機能ユーティリティーでエラーが起きました。

ユーザーの応答: 新しい要求は、失敗する可能性があります。 APPC/MVS 管理機能を終了し、再試行してください。問題が解決されなければ、ISPF ログ・データ・セットを走査検索して詳細なメッセージを得るか、またはシステム・プログラマーに問い合わせてください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQASRS0

ICQAS432 Side Information has not been updated. Operation not performed.

説明: サイド情報の更新中、その処理が完了する前に EXIT/END コマンドが出されました。そのサイド情報は、「最新」システム・データ・ファイルで更新されませんでした。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQASRS0

ICQAS433 Side Information has not been updated. System data file is full.

説明: 「最新」システム・データ・ファイルにはこれ以上スペースがないために、サイド情報を更新する要求は失敗しました。

ユーザーの応答: インストール・システムの VSAM プロシージャーを検査して、システム・データ・ファイルのサイズを増やしてください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQASRS0

ICQAS434 Side Information has not been updated. Access denied.

説明: 「最新」システム・データ・ファイルでサイド情報を更新する正式な権限がありません。

ユーザーの応答: セキュリティー管理者に問い合わせてください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQASRS0

ICQAS440 Side Information has been deleted.

説明: サイド情報は、「最新」システム・データ・ファイルから正しく削除されました。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQASRS0

ICQAS430

194 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 207: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAS441 Side Information has been deleted. Warning: Error freeing resources.

説明: サイド情報は、「最新」システム・データ・ファイルから正しく削除されました。 しかし、ストレージまたはデータ・セットが解放されている間に、APPC/MVS 管理機能ユーティリティーでエラーが起きました。

ユーザーの応答: 新しい要求は、失敗する可能性があります。 APPC/MVS 管理機能を終了し、再試行してください。問題が解決されなければ、ISPF ログ・データ・セットを走査検索して詳細なメッセージを得るか、またはシステム・プログラマーに問い合わせてください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQASRS0

ICQAS442 Side Information has not been deleted. Operation not performed.

説明: サイド情報の更新中、その処理が完了する前に EXIT/END コマンドが出されました。そのサイド情報は、「最新」システム・データ・ファイルから削除されませんでした。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQASRS0

ICQAS443 Side Information has not been deleted. Access denied.

説明: 「最新」システム・データ・ファイルからサイド情報を削除する正式な権限がありません。

ユーザーの応答: セキュリティー管理者に問い合わせてください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQASRS0

ICQAS450 Side Information could not been browsed. Access denied.

説明: 「最新」システム・データ・ファイルでサイド情報を走査検索する正式な権限がありません。

ユーザーの応答: セキュリティー管理者に問い合わせてください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQASRS0

ICQAS500 An action must be requested from list of TP Profiles.

説明: 処置、またはコマンドが入力されていません。

ユーザーの応答: 処置を指定しなければなりません。v E - 編集v B - 走査検索v C - コピーv D - 削除v N - 新しい別名v S - アクティブ化状況

新しい項目を追加するために、コマンド行に ‘A’ を入力することができます。

検出モジュール: ICQASRP1

ICQAS441

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 195

Page 208: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAS501 The TP Profile identification must differ from the original.

説明: コピー元を表すトランザクション・プログラムのプロファイル名、レベル、ID、または「送信先」システム・データ・ファイルのいずれも変更されませんでした。

ユーザーの応答: トランザクション・プログラムのプロファイル名、レベル、ID、「送信先」システム・データ・ファイル (あるいはそのすべて) を変更してください。

検出モジュール: ICQASRT1、ICQASE28

ICQAS502 Value must be YES or NO.

説明: 「YES」、「Y」、「NO」、または「N」が、このフィールドへの入力として受け入れられます。

検出モジュール: ICQASE08、ICQASE10、ICQASE28、 ICQASE30、ICQASE32、ICQASE36、ICQASE38、ICQASE40、ICQASE44、ICQASE48、ICQASE52、 ICQASE56、ICQASE64

ICQAS503 Generic Userid not valid when TP Schedule Type is STD.

説明: トランザクション・プログラム・スケジュールのタイプが「STD」のときに、総称ユーザー ID フィールド (トランザクション・プログラム「所有者」) は、ブランクでなければなりません。

検出モジュール: ICQASE10、ICQASE30、ICQASE38

ICQAS504 TP Profile does not exist.

説明: 「最新」システム・データ・ファイルおよび指定されたトランザクション・プログラムのプロファイル名、レベル、ID の組み合わせ用に存在するトランザクション・プログラムはありません。 「最新」システム・データ・ファイルに排他的アクセス権がないために、トランザクション・プログラム・プロファイルのリストに、もはや存在していない項目が表示される可能性があります。

ユーザーの応答: このパネルを終了してから、リストを最新表示するために、トランザクション・プログラム・プロファイル管理機能を再選択してください。

検出モジュール: ICQASRT0

ICQAS505 No TP Profiles in the system data file.

説明: 指定したシステム・データ・ファイルにトランザクション・プログラム・プロファイル項目はありません。

検出モジュール: ICQASRT0

ICQAS506 TP Profiles already exists.

説明: 「送信先」システム・データ・ファイルおよびトランザクション・プログラム・プロファイルの識別 (トランザクション・プログラム・プロファイル名、レベル、および ID) の、指定された組み合わせのプロファイルがすでに存在しているために、このトランザクション・プログラム・プロファイルの追加、あるいはコピーを行う試みは失敗しました。

ユーザーの応答: 既存のトランザクション・プログラム・プロファイルの項目を、走査検索してください。必要に応じて、トランザクション・プログラム・プロファイル名、レベル、ID、および「送信先」システム・データ・ファイルの固有の組み合わせの下で既存の項目を編集したり、新しい項目を追加したりしてください。

検出モジュール: ICQASRT0

ICQAS501

196 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 209: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAS507 List of Scheduler Classes is not available. Press HELP.

説明: スケジューラー・クラスのリストは空です。

ユーザーの応答: スケジューラー・クラスのリストの確立に必要な情報は、APPC/MVS 管理用デフォルトのパネルに入っています。 デフォルト・パネルへのスケジューラー・クラスの追加方法については、z/OS TSO/E カスタマイズを参照してください。

検出モジュール: ICQASRT1

ICQAS508 Scheduler Class list may be incomplete. Press HELP.

説明: APPC/MVS 管理用デフォルト・パネルで定義された 1 つまたは複数のスケジューラー・クラスは無効であり、破棄されました。

ユーザーの応答: APPC/MVS 管理用デフォルト・パネルを検査して、スケジューラー・クラスのリストが有効かどうか確認してください。

検出モジュール: ICQASRT1

ICQAS509 Value must be STD or MULTI.

説明: 有効なトランザクション・プログラム・スケジュールのタイプとして、STD (標準) または MULTI (複数トランザクション) の 2 つがあります。

ユーザーの応答: トランザクション・プログラム・スケジュールのタイプを STD または MULTI のどちらかに変更してください。

検出モジュール: ICQASE10、ICQASE30、ICQASE38

ICQAS510 TP Profile has been added.

説明: トランザクション・プログラム・プロファイルは、「送信先」システム・データ・ファイルに正しく追加されました。

検出モジュール: ICQASRT0

ICQAS511 TP Profile has been added. Warning: Error freeing resources.

説明: トランザクション・プログラム・プロファイルは、「送信先」システム・データ・ファイルに正しく追加されました。 しかし、ストレージまたはデータ・セットが解放されている間に、APPC/MVS 管理機能ユーティリティーでエラーが起きました。

ユーザーの応答: 新しい要求は、失敗する可能性があります。 APPC/MVS 管理機能を終了し、再試行してください。問題が解決されなければ、ISPF ログ・データ・セットを走査検索して詳細なメッセージを得るか、システム・プログラマーに問い合わせてください。

検出モジュール: ICQASRT0

ICQAS512 TP Profile has not been added. Operation not performed.

説明: トランザクション・プログラム・プロファイルの追加中、その処理が完了する前に EXIT/END コマンドが出されました。 トランザクション・プログラム・プロファイルは、指定された「送信先」システム・データ・ファイルに追加されませんでした。

検出モジュール: ICQASRT0

ICQAS507

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 197

Page 210: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAS513 TP Profile has not been added. Access denied.

説明: 指定された「送信先」システム・データ・ファイルにトランザクション・プログラム・プロファイルを追加する正式な権限がありません。

ユーザーの応答: セキュリティー管理者に問い合わせてください。

検出モジュール: ICQASRT0

ICQAS515 TP Profile has not been added. Syntax error was detected.

説明: 指定された「送信先」システム・データ・ファイルに ASCH トランザクション・プログラム・プロファイルを追加する要求を処理中に、関連する JCL で構文エラーが検出されました。

ユーザーの応答: 特定のエラー・メッセージを得るために、ISPF ログ・データ・セットを走査検索してください。 構文上、正しい JCL を使用して、ASCH トランザクション・プログラム・プロファイルを追加してください。

検出モジュール: ICQASRT0

ICQAS516 TP Profile has not been added. APPC is not present.

説明: APPC/MVS が存在していないのに、REQAPPC 変数に ON がセットされました。 REQAPPC が ON であれば、APPC/MVS 管理ユーティリティーは、APPC/MVS が存在しうる場合にのみ、ASCH トランザクション・プログラム・プロファイルに関連する JCL の構文検査を行うことができますが、APPC/MVS が存在しない場合はこのプロファイルをリジェクトします。

注: このメッセージは、MVS/SP™ 4.1.0 の実行中のみに出されます。

ユーザーの応答: REQAPPC を OFF にセットして、構文検査を行わないでください。 アクティブ化状況を非アクティブ化することをお薦めします。

検出モジュール: ICQASRT0

ICQAS517 TP Profile has not been added. System data file is full.

説明: 指定された「送信先」システム・データ・ファイルには、これ以上スペースがないために、トランザクション・プログラム・プロファイルを追加する要求は失敗しました。

ユーザーの応答: インストール・システムの VSAM プロシージャーを検査して、システム・データ・ファイルのサイズを増やしてください。

検出モジュール: ICQASRT0

ICQAS518 TP Profile has been added but APPC is not present.

説明: トランザクション・プログラム・プロファイルは、「送信先」システム・データ・ファイルに正しく追加されました。 しかし、APPC/MVS が存在していないために、構文検査は行われませんでした。

検出モジュール: ICQASRT0

ICQAS520 TP Profile has been copied.

説明: トランザクション・プログラム・プロファイルは、「送信先」システム・データ・ファイルに正しくコピーされました。

検出モジュール: ICQASRT0

ICQAS513

198 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 211: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAS521 TP Profile has been copied. Warning: Error freeing resources.

説明: トランザクション・プログラム・プロファイルは、指定された「送信先」システム・データ・ファイルに正しくコピーされました。 しかし、ストレージまたはデータ・セットが解放されている間に、APPC/MVS 管理機能ユーティリティーでエラーが起きました。

ユーザーの応答: 新しい要求は、失敗する可能性があります。 APPC/MVS 管理機能を終了し、再試行してください。問題が解決されなければ、ISPF ログ・データ・セットを走査検索して詳細なメッセージを得るか、システム・プログラマーに問い合わせてください。

検出モジュール: ICQASRT0

ICQAS522 TP Profile has not been copied. Operation not performed.

説明: トランザクション・プログラム・プロファイルのコピー中に、その処理が完了する前に、EXIT/END コマンドが出されました。 トランザクション・プログラム・プロファイルは、指定された「送信先」システム・データ・ファイルにコピーされませんでした。

検出モジュール: ICQASRT0

ICQAS523 TP Profile has not been copied. Access denied.

説明: ASCH トランザクション・プログラムを指定された「送信先」システム・データ・ファイルにコピーする正式な権限がありません。

ユーザーの応答: セキュリティー管理者に問い合わせてください。

検出モジュール: ICQASRT0

ICQAS525 TP Profile has not been copied. Syntax error was detected.

説明: 指定された「送信先」システム・データ・ファイルに ASCH トランザクション・プログラム・プロファイルをコピーする要求を処理中に、それに関連する JCL で構文エラーが検出されました。

ユーザーの応答: 特定のエラー・メッセージを得るために、ISPF ログ・データ・セットを走査検索してください。 構文上正しい JCL を使用して、ASCH トランザクション・プログラム・プロファイルをコピーしてください。

検出モジュール: ICQASRT0

ICQAS526 TP Profile has not been copied. APPC is not present.

説明: APPC/MVS が存在していないのに、REQAPPC 変数に ON がセットされました。 REQAPPC が ON であれば、APPC/MVS 管理ユーティリティーは、APPC/MVS が存在しうる場合にのみ、ASCH トランザクション・プログラム・プロファイルに関連する JCL の構文検査を行うことができますが、APPC/MVS が存在しない場合はこのプロファイルをリジェクトします。

注: このメッセージは、MVS/SP 4.1.0 の実行中のみに出されます。

ユーザーの応答: REQAPPC を OFF にセットして、構文検査を行わないでください。 アクティブ化状況を非アクティブ化することをお薦めします。

検出モジュール: ICQASRT0

ICQAS527 TP Profile has not been copied. System data file is full.

説明: 指定された「送信先」システム・データ・ファイルにはこれ以上スペースがないために、トランザクション・プログラム・プロファイルをコピーする要求は失敗しました。

ユーザーの応答: インストール・システムの VSAM プロシージャーを検査して、システム・データ・ファイルのサイズを増やしてください。

ICQAS521

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 199

Page 212: TSO/E メッセージ - TOK2

検出モジュール: ICQASRT0

ICQAS528 TP Profile has been copied but APPC is not present.

説明: トランザクション・プログラム・プロファイルは、「送信先」システム・データ・ファイルに正しくコピーされました。 しかし、APPC/MVS が存在していないために、構文検査は行われませんでした。

検出モジュール: ICQASRT0

ICQAS530 TP Profile has been updated.

説明: トランザクション・プログラム・プロファイルは、「最新」システム・データ・ファイルに正しく更新されました。

検出モジュール: ICQASRT0

ICQAS531 TP Profile has been updated. Warning: Error freeing resources.

説明: トランザクション・プログラム・プロファイルは、「最新」システム・データ・ファイルに正しく更新されました。 しかし、ストレージまたはデータ・セットが解放されている間に、APPC/MVS 管理機能ユーティリティーでエラーが起きました。

ユーザーの応答: 新しい要求は、失敗する可能性があります。 APPC/MVS 管理機能を終了し、再試行してください。問題が解決されなければ、ISPF ログ・データ・セットを走査検索して詳細なメッセージを得るか、システム・プログラマーに問い合わせてください。

検出モジュール: ICQASRT0

ICQAS532 TP Profile has not been updated. Operation not performed.

説明: トランザクション・プログラム・プロファイルを更新中、その処理が完了する前に、EXIT/END コマンドが出されました。 トランザクション・プログラム・プロファイルは「最新」システム・データ・ファイルに更新されませんでした。

検出モジュール: ICQASRT0

ICQAS533 TP Profile has not been updated. Access denied.

説明: 「最新」システム・データ・ファイルにトランザクション・プログラム・プロファイルを更新する正式な権限がありません。

ユーザーの応答: セキュリティー管理者に問い合わせてください。

検出モジュール: ICQASRT0

ICQAS535 TP Profile has not been updated. Syntax error was detected.

説明: トランザクション・プログラム・プロファイルを「最新」システム・データ・ファイルに更新する要求を処理している間に、関連する JCL で構文エラーが検出されました。

ユーザーの応答: 特定のエラー・メッセージを得るために、ISPF ログ・データ・セットを走査検索してください。 構文上正しい JCL を使用して、ASCH トランザクション・プログラム・プロファイルを更新してください。

検出モジュール: ICQASRT0

ICQAS528

200 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 213: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAS536 TP Profile has not been updated. APPC is not present.

説明: APPC/MVS が存在していないのに、REQAPPC 変数に ON がセットされました。 REQAPPC が ON であれば、APPC/MVS 管理ユーティリティーは、APPC/MVS が存在しうる場合にのみ、ASCH トランザクション・プログラム・プロファイルに関連する JCL の構文検査を行うことができますが、APPC/MVS が存在しない場合はこのプロファイルをリジェクトします。

注: このメッセージは、MVS/SP 4.1.0 の実行中のみに出されます。

ユーザーの応答: REQAPPC を OFF にセットして、構文検査を行わないでください。 アクティブ化状況を非アクティブ化することをお薦めします。

検出モジュール: ICQASRT0

ICQAS537 TP Profile has not been updated. System data file is full.

説明: 「最新」システム・データ・ファイルにこれ以上スペースがないために、トランザクション・プログラム・プロファイルを更新する要求は失敗しました。

ユーザーの応答: インストール・システムの VSAM プロシージャーを検査して、システム・データ・ファイルのサイズを増やしてください。

検出モジュール: ICQASRT0

ICQAS538 TP Profile has been updated but APPC is not present.

説明: トランザクション・プログラム・プロファイルは、「最新」システム・データ・ファイルで正しく更新されました。 しかし、APPC/MVS が存在していないために、構文検査は行われませんでした。

検出モジュール: ICQASRT0

ICQAS540 TP Profile has been deleted.

説明: トランザクション・プログラム・プロファイルは、「最新」システム・データ・ファイルから正しく削除されました。

検出モジュール: ICQASRT0

ICQAS541 TP Profile has been deleted. Warning: Error freeing resources.

説明: トランザクション・プログラム・プロファイルは、「最新」システム・データ・ファイルから正しく削除されました。 しかし、ストレージまたはデータ・セットが解放されている間に、APPC/MVS 管理機能ユーティリティーでエラーが起きました。

ユーザーの応答: 新しい要求は、失敗する可能性があります。 APPC/MVS 管理機能を終了し、再試行してください。問題が解決されなければ、ISPF ログ・データ・セットを走査検索して詳細なメッセージを得るか、システム・プログラマーに問い合わせてください。

検出モジュール: ICQASRT0

ICQAS542 TP Profile has not been deleted. Operation not performed.

説明: トランザクション・プログラム・プロファイルの削除中、この処理が完了する前に、EXIT/END コマンドが出されました。 トランザクション・プログラム・プロファイルは、「最新」システム・データ・ファイルから削除されませんでした。

検出モジュール: ICQASRT0

ICQAS536

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 201

Page 214: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAS543 TP Profile has not been deleted. Access denied.

説明: 「最新」システム・データ・ファイルのトランザクション・プログラム・プロファイルを削除する正式な権限がありません。

ユーザーの応答: セキュリティー管理者に問い合わせてください。

検出モジュール: ICQASRT0

ICQAS550 TP Profile Alias has been added.

説明: トランザクション・プログラム・プロファイルの別名は、「最新」システム・データ・ファイルに正しく追加されました。

検出モジュール: ICQASRT0

ICQAS551 Identification of TP Profile Alias and Existing Profile must differ.

説明: トランザクション・プログラム・プロファイルの別名に指定されたトランザクション・プログラム・プロファイル名、レベル、および ID の組み合わせは、既存のトランザクション・プログラム・プロファイルと同じであってはなりません。

ユーザーの応答: トランザクション・プログラム・プロファイルの別名に指定されたトランザクション・プログラム・プロファイル名、レベル、ID (あるいはそのすべて) を変更してください。

検出モジュール: ICQASE68

ICQAS552 TP Profile Alias has been added. Warning: Error freeing resources.

説明: トランザクション・プログラム・プロファイルの別名は、「最新」システム・データ・ファイルに正しく追加されました。 しかし、ストレージまたはデータ・セットが解放されている間に、APPC/MVS 管理機能ユーティリティーでエラーが起きました。

ユーザーの応答: 新しい要求は、失敗する可能性があります。 APPC/MVS 管理機能を終了し、再試行してください。問題が解決されなければ、ISPF ログ・データ・セットを走査検索して詳細なメッセージを得るか、システム・プログラマーに問い合わせてください。

検出モジュール: ICQASRT0

ICQAS553 TP Profile Alias has not been added. Operation not performed.

説明: トランザクション・プログラム・プロファイルの別名を追加中、その処理が完了する前に EXIT/END コマンドが出されました。 トランザクション・プログラム・プロファイルは、「最新」システム・データ・ファイルから削除されませんでした。

検出モジュール: ICQASRT0

ICQAS554 TP Profile Alias has not been added. Access denied.

説明: トランザクション・プログラム・プロファイルの別名を、「最新」システム・データ・ファイルに追加する正式な権限がありません。

ユーザーの応答: セキュリティー管理者に問い合わせてください。

検出モジュール: ICQASRT0

ICQAS543

202 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 215: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAS556 TP Profile Alias has not been added. Existing TP already an alias.

説明: 指定された既存トランザクション・プログラム・プロファイルが、すでに、別のトランザクション・プログラム・プロファイルの別名になっています。 トランザクション・プログラム・プロファイルの別名を作成することはできません。

ユーザーの応答: 既存トランザクション・プログラム・プロファイル別名の別名ではなく、このトランザクション・プログラム・プロファイルの別名を追加してください。

検出モジュール: ICQASRT0

ICQAS557 TP Profile Alias has not been added. Existing TP not found.

説明: ユーザーが指定した既存トランザクション・プログラム・プロファイルは、「最新」システム・データ・ファイルでは検出されなかったために、トランザクション・プログラム・プロファイルの別名は追加されませんでした。 指定されたシステム・データ・ファイルへの排他的なアクセス権がなかったために、以降は存在しない項目が、トランザクション・プログラム・プロファイルのリストに表示される可能性があります。

ユーザーの応答: このパネルを終了してから、リストを最新表示するために、トランザクション・プログラム・プロファイル管理機能を再選択してください。

検出モジュール: ICQASRT0

ICQAS558 TP Profile Alias already exists.

説明: 指定されたトランザクション・プログラム・プロファイルの別名は、すでに存在しています。

ユーザーの応答: 別名を追加するには、すでに「最新」システム・データ・ファイルの項目として存在しないトランザクション・プログラム・プロファイル名、レベル、または ID を入力してください。

検出モジュール: ICQASRT0

ICQAS559 TP Profile Alias has not been added. System data file is full.

説明: 指定された「最新」システム・データ・ファイルにはこれ以上スペースがないために、トランザクション・プログラム・プロファイルを追加する要求は失敗しました。

ユーザーの応答: インストール・システムの VSAM プロシージャーを検査して、システム・データ・ファイルのサイズを増やしてください。

検出モジュール: ICQASRT0

ICQAS560 TP Profile could not be browsed. Access denied.

説明: 指定された「最新」システム・データ・ファイルで、トランザクション・プログラム・プロファイルを走査検索する正式な権限がありません。

ユーザーの応答: セキュリティー管理者に問い合わせてください。

検出モジュール: ICQASRT0

ICQAS562 JCL delimiter is not unique. Enter a unique delimiter.

説明: APPC/MVS 管理機能処理は、処理中の ASCH トランザクション・プログラム・プロファイルに関連した JCL

に、固有な JCL 区切り値を生成することができませんでした。

ユーザーの応答: JCL ストリームに示されていない値を入力してください。利用可能な文字は、A-Z、0-9、 @、#、$

です。小文字は、大文字に変換されます。

対象者: 情報センター機能管理者

ICQAS556

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 203

Page 216: TSO/E メッセージ - TOK2

検出モジュール: ICQASRF0

ICQAS564 Trans. Sched. Delimiter not unique. Enter a unique delimiter.

説明: APPC/MVS 管理機能処理は、処理中のトランザクション・プログラム・プロファイルのスケジューラー・データに固有なトランザクション・スケジューラー区切り文字を生成することができませんでした。

ユーザーの応答: スケジューラー・データの中にない値を入力してください。利用可能な文字は、A-Z、0-9、 @、#、$

です。小文字は、大文字に変換されます。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQASRF0

ICQAS565 Warning: REQAPPC is OFF. Press HELP for more information.

説明: APPC/MVS が存在するために必要な条件が、OFF にセットされていました。 REQAPPC が OFF にセットされている場合、ASCH トランザクション・プログラムの追加、コピー、および編集を行うと、それに関連する JCL の構文検査が行われません。

注: このメッセージは、MVS/SP 4.1.0 の実行中のみに出されます。

ユーザーの応答: 構文検査を行わない JCL 構文のままで続けるか、または行コマンド REQAPPC ON を出すことによって、REQAPPC の設定値を変更することができます。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQASRT1

ICQAS566 Value must be ALWAYS, ERROR, or NEVER

説明: この値は、トランザクション・プログラム・メッセージ・ログの後処理を表しています。 メッセージ・ログの保存値は、次のように定義されます。

ALWAYS

すべての出力のメッセージ・ログ項目を生成します。

ERROR トランザクション・プログラムの実行に関連したエラーのメッセージ・ログ項目を生成します。

NEVER どのログ項目も生成しません。

ユーザーの応答: メッセージ・ログ保存フィールドに ALWAYS、ERROR、または NEVER と入力してください。

検出モジュール: 情報センター機能の多数のパネル。

ICQAS567 Value must be OLD, NEW, or MOD.

説明: データ・セット状況の値は、次のように定義されます。

OLD データ・セットは、既存のファイルです。 このファイルに書かれるレコードは、既存レコードに重ね書きされます。

NEW データ・セットは作成されています。 レコードは、新しいファイルに書かれます。

MOD データ・セットは、既存のカタログ式ファイルです。 このファイルに書かれる新しいレコードは、既存レコードの後に追加されます。

ユーザーの応答: データ・セット状況フィールドに OLD、NEW、または MOD と入力してください。

検出モジュール: 情報センター機能の多数のパネル。

ICQAS564 • ICQAS567

204 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 217: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAS568 Value must be ACTIVE or INACTIVE

説明: この値は、トランザクション・プログラムがアクセスされ実行されるかどうかについての後処理を表します。アクティブ状況の値は、次のように定義されます。

ACTIVE

トランザクション・プログラムにアクセスしたり、実行したりすることができます。

INACTIVE

トランザクション・プログラム内または使用するリソース内に問題があるために、トランザクション・プログラムにアクセスまたは実行することができません。

ユーザーの応答: 新しい状況フィールドに ACTIVE または INACTIVE と入力してください。

検出モジュール: ICQASE70

ICQAS570 TP Profile Alias has been deleted.

説明: トランザクション・プログラム・プロファイルは、「最新」システム・データ・ファイルから正しく削除されました。

検出モジュール: ICQASRT0

ICQAS571 TP Profile Alias has been deleted. Warning: Error freeing resources.

説明: トランザクション・プログラム・プロファイルは、「最新」システム・データ・ファイルから正しく削除されました。 しかし、ストレージまたはデータ・セットが解放されている間に、APPC/MVS 管理機能ユーティリティーでエラーが起きました。

ユーザーの応答: 新しい要求は、失敗する可能性があります。 APPC/MVS 管理機能を終了し、再試行してください。問題が解決されなければ、ISPF ログ・データ・セットを走査検索して詳細なメッセージを得るか、システム・プログラマーに問い合わせてください。

検出モジュール: ICQASRT0

ICQAS572 TP Profile Alias has not been deleted. Operation not performed.

説明: トランザクション・プログラム・プロファイルの削除中、この処理が完了する前に、EXIT/END コマンドが出されました。 トランザクション・プログラム・プロファイルは、「最新」システム・データ・ファイルから削除されませんでした。

検出モジュール: ICQASRT0

ICQAS573 TP Profile Alias has not been deleted. Access denied.

説明: 指定された「最新」システム・データ・ファイルから、トランザクション・プログラム・プロファイルを削除する正式な権限がありません。

ユーザーの応答: セキュリティー管理者に問い合わせてください。

検出モジュール: ICQASRT0

ICQAS575 TP Profile and one TP Profile Alias have been deleted.

説明: トランザクション・プログラム・プロファイルおよび 1 つのトランザクション・プログラム・プロファイルの別名が、「最新」システム・データ・ファイルから正しく削除されました。

検出モジュール: ICQASRT0

ICQAS568 • ICQAS575

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 205

Page 218: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAS576 TP Profile and alias_number TP Profile Aliases have been deleted.

説明: トランザクション・プログラム・プロファイルおよび alias_number 別名は、指定された「最新」システム・データ・ファイルから削除されました。

検出モジュール: ICQASRT0

ICQAS580 Scheduler Data could not be browsed. System failure.

説明: スケジューラー・データが入っているデータ・セットに対して ISPF 走査検索セッションに入ろうと試みているときに、重大なエラーが起こったため、スケジューラー・データは走査検索することができませんでした。

ユーザーの応答: APPC/MVS 管理機能を終了し、再試行してください。 問題が解決されなければ、ISPF ログ・データ・セットを走査検索して詳細なメッセージを得るか、システム・プログラマーに問い合わせてください。

検出モジュール: ICQASRT2

ICQAS581 No scheduler data available.

説明: 指定されたトランザクション・プログラム・プロファイルに関するスケジューラー・データがないために、スケジューラー・データを走査検索することができませんでした。

検出モジュール: ICQASRT2

ICQAS582 Scheduler Data could not be updated. System failure.

説明: スケジューラー・データが入っているデータ・セットに対して ISPF 編集セッションに入ろうとしているときに、重大なエラーが起きたために、そのスケジューラー・データを更新することができませんでした。

ユーザーの応答: APPC/MVS 管理機能を終了し、再試行してください。 問題が解決されなければ、ISPF ログ・データ・セットを走査検索して詳細なメッセージを得るか、システム・プログラマーに問い合わせてください。

検出モジュール: ICQASRT2

ICQAS583 JCL Data could not be browsed. System failure.

説明: JCL が入っているデータ・セットに対して ISPF 走査検索セッションに入ろうと試みているときに、重大なエラーが起きたために、JCL データを走査検索することができませんでした。

ユーザーの応答: APPC/MVS 管理機能を終了し、再試行してください。 問題が解決されなければ、ISPF ログ・データ・セットを走査検索して詳細なメッセージを得るか、システム・プログラマーに問い合わせてください。

検出モジュール: ICQASRT1

ICQAS584 No JCL data available.

説明: このトランザクション・プログラム・プロファイルに関連する JCL がないために、JCL データを走査することができませんでした。

検出モジュール: ICQASRT1

ICQAS585 JCL Data could not be updated. System failure.

説明: JCL が入っているデータ・セットに対して ISPF 編集セッションに入ろうと試みているときに、重大なエラーが起きたために、JCL データを更新することができませんでした。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQASRT1

ICQAS576

206 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 219: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAS590 Message data set entered incorrectly. Press HELP.

説明: 正しくないデータ・セット名を入力しました。

ユーザーの応答: 有効なデータ・セット名を入力してください。 メッセージ・データ・セットのデフォルトは、&SYSUID.&SYSWUID.JOBLOG です。この場合、&SYSUID および &SYSWUID はシステム変数です。

引用符は認められていません。 &SYSUID は第 1 修飾子としてのみ、 &SYSWUID は第 2 または第 3 修飾子としてのみ入力することができます。それ以外のシステム変数は認められていません。

検出モジュール: 情報センター機能の多数のパネル。

ICQAS591 Press ENTER to finalize the action operation.

説明: トランザクション・プログラム・プロファイルの追加、コピー、または編集に必要な情報はすべて入力しました。この要求を確認することが必要とされています。

ユーザーの応答: ENTER を押して要求を確認するか、EXIT/CANCEL を押して要求を無効にしてください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQASRT0、ICQASRT1

ICQAS592 A data set list is not available for this field.

説明: 「*」を指定することは、データ・セット・リストを要求することを暗黙的に意味しています。 その他の区分データ・セット・フィールドまたは順次データ・セット・フィールドに指定しても、データ・セット・リストは入手不可能です。

ユーザーの応答: 有効なデータ・セット名を入力してください。

検出モジュール: ICQASE20

ICQAS593 The Transaction Scheduler value scheduler_value is not supported.

説明: 指定したトランザクション・スケジューラーは、APPC/MVS 管理機能に定義されていません。 有効なトランザクション・スケジューラーのリスト、および対応するスケジューラーの出口は、APPC/MVS 管理用デフォルト・パネルに入っています。

ユーザーの応答: 定義されたトランザクション・スケジューラーを指定するか、または APPC/MVS 管理用デフォルト・パネルを修正して、新しいトランザクション・スケジューラーおよびそれに対応するスケジューラー出口に入れてください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQASRP2

ICQAS594 TP Profile contains the unsupported scheduler exit exit_name.

説明: 指定されたスケジューラー出口は、APPC/MVS 管理機能に定義されていません。指定されたトランザクション・プログラム・プロファイルは、現時点で APPC/MVS 管理機能に定義されていないスケジューラー出口を使用して、システム・データ・ファイルに入れられました。 有効なトランザクション・スケジューラーのリスト、および対応するスケジューラーの出口は、APPC/MVS 管理用デフォルト・パネルに入っています。 指定されたトランザクション・プログラム・プロファイルをコピー元あるいは編集元として使用すると、処理は失敗します。

ユーザーの応答: 異なるトランザクション・プログラム・プロファイルを使用するか、APPC/MVS 管理用デフォルト・パネルを修正して、必要なトランザクション・スケジューラー、およびそれに対応するスケジューラー出口を入れてください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQASRT0

ICQAS590

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 207

Page 220: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAS596 Requested action is not allowed on a TP Profile Alias.

説明: 選択されたトランザクション・プログラム・プロファイルは、トランザクション・プログラム・プロファイルの別名であり、次の要求のみが許されています。v B - 走査検索v D - 削除

ユーザーの応答: 要求された処置を変更するか、または別のトランザクション・プログラム・プロファイルを選択してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQASRT0

ICQAS700 Database Token is not available.

説明: 指定されたシステム・データ・ファイルに関連したデータベース・トークンの取り出しは失敗しました。 データベース・トークンは、システム・データ・ファイルの作成時に定義されます。 システム・データ・ファイルには、そのときに定義されたデータベース・トークンがない可能性があります。

ユーザーの応答: ISPF ログ・データ・セットを検査して詳細なメッセージを得るか、システム・プログラマーに問い合わせてください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQASRM0

ICQAS701 Database Token could not be updated.

説明: 指定されたシステム・データ・ファイルに関連したデータベース・トークンの値を修正する要求は失敗しました。 データベース・トークンは、システム・データ・ファイルの作成時に定義されます。 システム・データ・ファイルには、システム・データ・ファイル用に定義されたデータベース・トークンがないか、またはデータベース・トークンを変更する権限がない可能性があります。

ユーザーの応答: ISPF ログ・データ・セットを検査して詳細なメッセージを得るか、システム・プログラマーに問い合わせてください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQASRM0

ICQAS900 A list is not available for this field.

説明: 「*」は、使用可能な値のリストが要求されることを暗黙的に意味しています。 このフィールドで利用可能な値のリストはありません。

ユーザーの応答: 有効な値を入力してください。

検出モジュール: ICQASE10、ICQASE12、ICQASE30、 ICQASE32、ICQASE38、ICQASE40、ICQASE74、ICQASE76、ICQASE80、ICQASE90、ICQASE94、 ICQASE98

ICQAS901 List is to be refreshed, take no action at this time.

説明: 新しいシステム・データ・ファイル名が入力されて、妥当性検査されました。 現行リストは、「古い」システム・ファイルと関連しています。 そのリストに示されている項目は、前のシステム・データ・ファイルからのものです。 これらの項目に対する処置は、無効です。

ユーザーの応答: 前のパネルで ENTER を押して、リストを最新表示してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQASRP1

ICQAS596

208 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 221: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAS903 Operation failure. System errors in APPC Administration Utility.

説明: 重大なエラーが APPC/MVS 管理機能ユーティリティーで起こり、システム障害が生じました。

ユーザーの応答: APPC/MVS 管理機能を終了し、再試行してください。 問題が解決されなければ、ISPF ログ・データ・セットを走査検索して詳細なメッセージを得るか、システム・プログラマーに問い合わせてください。

検出モジュール: ICQASRM0、ICQASRS0、ICQASRT0

ICQAS904 Request succeeded. Warning: Error freeing resources.

説明: 要求は正しく完了しました。 しかし、ストレージまたはデータ・セットが解放されている間に、APPC/MVS 管理機能ユーティリティーでエラーが起きました。

ユーザーの応答: 新しい要求は、失敗する可能性があります。 APPC/MVS 管理機能を終了し、再試行してください。問題が解決されなければ、ISPF ログ・データ・セットを走査検索して詳細なメッセージを得るか、システム・プログラマーに問い合わせてください。

検出モジュール: ICQASRM0、ICQASRT0

ICQAS906 Enter the required value.

説明: フィールドをブランクのままにすることはできません。 処理が、このフィールドへの入力を要求しています。

ユーザーの応答: このフィールドに、有効な値を入力してください。 パネルのオンライン・ヘルプは、このフィールドに使用可能な文字を表示します。

検出モジュール: ICQASE08、ICQASE10、ICQASE28、 ICQASE30、ICQASE38、ICQASE68、ICQASE74、ICQASE76、ICQASE80、ICQASE90、ICQASE94

ICQAS907 This is not an allowable value. Press HELP.

説明: このフィールドに入力された 1 つまたは複数の文字は無効です。

ユーザーの応答: 有効な値を入力してください。 パネルのオンライン・ヘルプ、このフィールドに有効な文字を表示します。

検出モジュール: ICQASERP1、ICQASERP2

ICQAS910 Request failed; system error related to filename file.

説明: このファイルへの書き込み中に問題が生じて、システム・エラーが起こりました。要求は失敗しました。

ユーザーの応答: APPC/MVS 管理機能を終了し、再試行してください。 問題が解決されない場合は、システム・プログラマーに問い合わせてください。

検出モジュール: ICQASRM0、ICQASRS0、ICQASRT0

ICQAS912 Incorrect subset information specified

説明: サブセット文字 (*) が、正しく使用されませんでした。

ユーザーの応答: システム・ファイルのリストを作成したい場合は、その最初の修飾子および「.」または「*」の接尾部のついた部分修飾子を入力してください。たとえば、SYS1.* または SYS1.PARM* です。

サイド情報またはトランザクション・プログラム・プロファイルのリストの生成を試みている場合は、部分名の後に接尾部文字としてサブセット文字を入力してください。 たとえば、TPNA* です。

検出モジュール: ICQASE02、ICQASE04、ICQASE08、 ICQASE10、ICQASE12、ICQASE28、ICQASE30、ICQASE32、ICQASE72、ICQASE74、ICQASE76、 ICQASE98

ICQAS903

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 209

Page 222: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAS914 Operation failed. System error in APPC Administration.

説明: APPC/MVS 管理機能でシステム・エラーが起こりました。

ユーザーの応答: APPC/MVS 管理機能を終了し、再試行してください。 問題が解決されない場合は、システム・プログラマーに問い合わせてください。

検出モジュール: ICQASRF0、ICQASRM0、 ICQASRP1、ICQASRP2、ICQASRT1

ICQAS915 *** Press ENTER to confirm delete request ***

説明: 項目の削除に必要な情報はすべて入力しました。現時点で、その要求を確定することが必要とされています。

ユーザーの応答: ENTER を押して要求を確認するか、または EXIT/CANCEL を押して削除要求を無効にしてください。

検出モジュール: ICQASRS0、ICQASRT0

ICQAS916 Selected data set is not a VSAM data set

説明: 指定されたシステム・データ・ファイルは、VSAM キー順データ・セットでなければなりません。

ユーザーの応答: 別のファイルの入力または選択を行ってください。 ファイル名のリストを表示するには、第 1 修飾子および「.」の後ろに、 「*」または接尾部「*」の付いた部分名のいずれかを続けて入力してください。 たとえば、SYS1.* です。

検出モジュール: ICQASRM0、ICQASRP1、 ICQASRP2、ICQASRP3、ICQASRT1

ICQAS918 Do not specify a member for a VSAM data set.

説明: VSAM キー順データ・セットは、メンバーを持つことはできません。

ユーザーの応答: メンバーの指定のない別のファイルを、入力または選択してください。 システム・データ・ファイルは、VSAM キー順データ・セットでなければなりません。 ファイル名のリストを表示するには、その最初の修飾子および「.」、その後に「*」または接尾部「*」のついた部分名のいずれかを続けて入力してください。 たとえば、SYS1.* です。

検出モジュール: 情報センター機能の多数のパネル。

ICQAS921 Enter an ″S″ to select one of the listed options.

説明: 「S」は、認められた選択値です。

ユーザーの応答: 必要な方のオプションに「S」を入力してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQASRP1

ICQAS922 filetype file could not be allocated.

説明: 指定されたファイルの割り振りは失敗しました。

ユーザーの応答: APPC/MVS 管理機能を終了してください。 user_prefix.TEMP.filetype が、すでに存在しているかどうかを調べてください。データ・セットが存在している場合は、それを削除して、APPC/MVS 管理機能に再び入ってください。 問題が解決されない場合は、システム・プログラマーに問い合わせてください。

検出モジュール: ICQASRM0、ICQASRT0

ICQAS914

210 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 223: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAS923 System data file does not exist.

説明: 指定されたシステム・データ・ファイルは存在していません。

ユーザーの応答: 別のファイルの入力または選択を行ってください。 ファイル名のリストを表示するには、第 1 修飾子および「.」の後ろに、 「*」または接尾部「*」の付いた部分名のいずれかを続けて入力してください。 たとえば、SYS1.* です。

検出モジュール: ICQASRM0、ICQASRP1、 ICQASRP2、ICQASRS0、ICQASRT0、ICQASRT1

ICQAS924 System data file could not be allocated.

説明: システム・データ・ファイルを割り振ることができませんでした。

ユーザーの応答: 指定されたシステム・データ・ファイルに対する割り振りに矛盾がないかどうか確認してください。

検出モジュール: ICQASRM0、ICQASRS0、ICQASRT0

ICQAS927 Note: APPC Administration uses your ISPF log. Press HELP.

説明: APPC/MVS 管理ユーティリティーは、各操作のメッセージおよびエコー回線という形式で出力を生成します。各操作の後で、APPC/MVS 管理機能は ISPF ログ・データ・セットにこれらのメッセージおよびエコー回線をコピーします。 このログ・データ・セットが、この時に割り振られていません。

ユーザーの応答: このログを走査検索するために、画面を分割して ISPF オプション 7.5 のダイアログ・テスト・ログを選択することができます。

検出モジュール: ICQASRM0

ICQAS928 Update failed. Original data was lost. Press HELP.

説明: 編集要求が、データの削除およびその後に更新されたデータの追加で構成されました。その操作は、オリジナル・データを削除した後で失敗しました。

ユーザーの応答: ISPF ログ・データ・セットを走査検索して詳細なメッセージを得るか、システム・プログラマーに問い合わせてください。

検出モジュール: ICQASRS0、ICQASRT0

ICQAS930 Request succeeded. Warning: Error reallocating system data file.

説明: 「最新」システム・データ・ファイルではないシステム・データ・ファイルの追加またはコピーの要求は、正しく行われました。 しかし、最新システム・データ・ファイルの再割り振りは失敗しました。

検出モジュール: ICQASRS0、ICQASRT0

ICQAS931 Severe error from APPC administration utility.

説明: この要求を処理中に、APPC/MVS 管理機能ユーティリティーで重大なエラーが起こりました。

ユーザーの応答: APPC/MVS 管理機能を終了し、再試行してください。 問題が解決されなければ、ISPF ログ・データ・セットを走査検索して詳細なメッセージを得るか、システム・プログラマーに問い合わせてください。

検出モジュール: ICQASRS0、ICQASRT0

ICQAS932 Unrecognized error from APPC administration utility.

説明: APPC/MVS 管理機能ユーティリティーでエラーが起こりました。しかし、このエラーは APPC/MVS 管理機能によって解釈されることができませんでした。

ユーザーの応答: APPC/MVS 管理機能を終了し、再試行してください。 問題が解決されなければ、ISPF ログ・デー

ICQAS923

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 211

Page 224: TSO/E メッセージ - TOK2

タ・セットを走査検索して詳細なメッセージを得るか、システム・プログラマーに問い合わせてください。

検出モジュール: ICQASRS0、ICQASRT0

ICQAS933 Access denied to system data file.

説明: 指定されたデータ・ファイルにアクセスする権限がありません。

ユーザーの応答: セキュリティー管理者に問い合わせてください。

検出モジュール: ICQASRM0、ICQASRS0、ICQASRT0

ICQAS934 Quotes are not valid for the system data file.

説明: 引用符で囲まれたシステム・データ・ファイル名が入力されました。引用符は、認められていません。

ユーザーの応答: 引用符の付いていないシステム・データ・ファイル名を入力してください。

検出モジュール: 情報センター機能の多数のパネル。

ICQAS935 Command conflict. command not processed.

説明: リストされた処置の中から 1 つの処置、および 1 つのコマンドが処理される場合はありますが、同時に両方は処理されません。

ユーザーの応答: 処置を 1 つ選択するか、あるいはコマンドを入力してください。

検出モジュール: ICQASRP1

ICQAS936 Select a Scheduler Class and press ENTER. To exit, press END.

説明: スケジューラー・クラス選択リスト・パネルで選択を行わずに ENTER を押しました。

ユーザーの応答: スケジューラー・クラスの次に「S」と入力することによってスケジューラー・クラスを選択してから、ENTER を押してください。 選択リストから取り消しを行うために、END を押してください。

検出モジュール: ICQASRP1

ICQAS937 No selection made.

説明: スケジューラー・クラスまたはデータ・セット選択リストを取り消すために、END を押しました。 選択は行われていません。

ユーザーの応答: 選択項目を再表示して選択するか、または次のことを行うかのいずれかを行ってください。

v スケジューラー・クラスの場合。スケジューラー・クラスの値を入力するか、またはトランザクション・プログラム・プロファイルのスケジューラー・クラス値を指定せずに続けます。

v システム・ファイルの場合。データ・セット名を入力します。

検出モジュール: ICQASRP1、ICQASRP3

ICQAS938 command is not valid on the command line of this panel.

説明: コマンド行に指定した入力は無効です。

ユーザーの応答: コマンド行の入力を取り消すか、または有効なコマンドを入力してください。

検出モジュール: 情報センター機能の多数のパネル。

ICQAS933

212 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 225: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQAS939 Command conflict. EXIT not Processed.

説明: コマンド行にコマンドを入力してから、EXIT を押しました。

ユーザーの応答: コマンド行にコマンドを入力して ENTER を押すか、またはコマンドを消して EXIT を押すかのいずれかを行ってください。

検出モジュール: 情報センター機能の多数のパネル。

ICQCA000 Request failed; system error. Press HELP.

説明: 情報センター機能が私用名前ライブラリーを作成することができなかったために、要求は失敗しました。 ISPF

ALLOCATE または ISPF TBCREATE サービス・ルーチンは、ゼロ以外の戻りコードをセットします。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、情報センター機能管理者に連絡してください。

検出モジュール: ICQCAC00

ICQCA001 Request failed; system error. Press HELP.

説明: 情報センター機能が私用名前ライブラリーをファイルに割り振ることができなかったため、要求は失敗しました。 ALLOCATE サービス・ルーチンは、ゼロ以外の戻りコードをセットします。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、情報センター機能管理者に連絡してください。

検出モジュール: ICQCAC00

ICQCA002 Request failed; system error. Press HELP.

説明: 情報センター機能が私用名前ディレクトリーにアクセスすることができなかったために、要求は失敗しました。ISPF の TBOPEN サービス・ルーチンは、戻りコード 20 をセットします。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、情報センター機能管理者に連絡してください。

検出モジュール: ICQCAC00

ICQCA003 Request failed; system error. Press HELP.

説明: 情報センター機能がマスター名前ディレクトリーにアクセスすることができなかったために、要求は失敗しました。 ISPF の TBOPEN サービス・ルーチンは、戻りコード 20 をセットします。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、情報センター機能管理者もしくはシステム・プログラマーに問い合わせてください。

検出モジュール: ICQCAC00

ICQCA004 The master directory has been updated.

説明: 行われた更新は、現在、マスター名前ディレクトリーに保管されています。これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCAC00

ICQCA005 The private directory is in use. Try later. ICQCA005

説明: 私用名前ディレクトリーが一時的に使用されているために、要求は失敗しました。 ISPF TBOPEN サービス・ルーチンは、戻りコード 12 をセットしており、テーブルがすでにオープンされていて、誰かがそれを使用していることを示しています。

END PF キーを押して要求を取り消してから、後で再び行ってください。

検出モジュール: ICQCAL06

ICQAS939 • ICQCA005

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 213

Page 226: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQCA006 Previously postponed updates copied into master directory.

説明: インストール・システムまたは別の管理者がマスター・ディレクトリーを最後に更新したときに、システムが更新内容をコピーすることができなかったために、その更新は延期されました。 先に延期されていた更新が、マスター名前ディレクトリーにコピーされました。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCAC00

ICQCA007 Names directory is already in use. Try later.

説明: 名前ディレクトリーが使用中であるため、要求が失敗しました。 別のアプリケーションが、マスター更新テーブルを更新している可能性があります。 後から再試行してください。

検出モジュール: ICQCAL06

ICQCA008 Request failed; system error. Get help.

説明: 情報センター機能が、マスター更新テーブルを作成することができなかったために要求は失敗しました。このテーブルは、マスター・ディレクトリーに行われた更新を保管するために使用されます。 ISPF の TBCREATE サービス・ルーチンは、ゼロ以外の戻りコードをセットしました。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQCAC00

ICQCA009 Names directory already in use by user_id. Try later.

説明: メッセージで識別された管理者がすでにマスター名前ディレクトリーを使用しているために、要求は失敗しました。 後から再試行してください。

検出モジュール: ICQCAL06

ICQCA010 Request failed; system error. Press HELP.

説明: マスター名前テーブルが入っているテーブル・ライブラリーは、割り振られていません。 これは、通常はログオン処理の間に割り振られています。 ISPF の TBCREATE サービス・ルーチンは、戻りコード 16 をセットします。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQCAC00

ICQCA011 Request failed; system error. Get help.

説明: 情報センター機能がマスター ENQ テーブルにアクセスすることができなかったために、要求は失敗しました。 ISPF の TBOPEN サービス・ルーチンは、ゼロ以外の戻りコードをセットしました。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQCAC00

ICQCA012 Previous updates by user_id incomplete.

説明: メッセージで識別された情報センター機能管理者によって行われた更新で、以前に延期されたものは、マスター・ディレクトリーにコピーされませんでした。

ユーザーの応答: END PF キーを押して要求を取り消して、後で再試行するか、またはシステム・プログラマーに問い合わせて問題を解決してください。

検出モジュール: ICQCAL06

ICQCA006

214 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 227: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQCA013 Directory in use. To retry, reselect; to postpone, END.

説明: マスター ENQ テーブルが一時的に使用されているために、要求は失敗しました。要求を再試行する場合は、再度選択してください。延期する場合は、END PF キーを押してください。

検出モジュール: ICQCAL06

ICQCA014 Unable to update master directory; updates postponed.

説明: 更新は、マスター名前ディレクトリーに保管されませんでした。 管理者が名前サービスに再び入ってオプション (NAMES、GROUPS、または REQUESTS) のいずれかを選択したときに、情報センター機能は更新を試みます。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCAC00

ICQCA015 Request failed; system error. Press HELP.

説明: 情報センター機能がマスター名前ディレクトリーの作成を試行している間に、エラーが発生しました。 ISPF のTBSAVE ルーチンは、ゼロ以外の戻りコードをセットします。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQCAC00

ICQCA016 Request failed; system error. Press HELP.

説明: 情報センター機能がマスター ENQ テーブルを作成することができなかったために、要求は失敗しました。ISPF の TBSAVE サービス・ルーチンは、ゼロ以外の戻りコードをセットしました。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQCAC00、ICQCAC10、 ICQCAC20、ICQCAC30

ICQCA017 Request failed; system error. Press HELP.

説明: 名前ディレクトリー・テーブルが入っているテーブル・ライブラリーが割り振られなかったために、要求は失敗しました。 これは、通常はログオン処理の間に割り振られています。 ISPF の TBCREATE サービス・ルーチンは、戻りコード 16 をセットします。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQCAC00

ICQCA018 Request failed; system error. Press HELP.

説明: 情報センター機能が更新要求テーブルを作成することができなかったために、要求は失敗しました。 ISPF

TBCREATE ルーチンは、戻りコード 20 をセットします。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQCAC00

ICQCA019 The master NAMES.TEXT data set is updated.

説明: マスター NAMES.TEXT データ・セットを更新するために、オプション 4 を選択しました。 情報センター機能は、マスター NAMES.TEXT データ・セットを更新するために、マスター名前ディレクトリーからの情報を使用しました。 更新は、正しく行われました。

TRANSMIT および RECEIVE コマンドは、マスター NAMES.TEXT データ・セットの情報を使用する場合があるた

ICQCA013

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 215

Page 228: TSO/E メッセージ - TOK2

め、マスター名前ディレクトリーが更新されるときは必ずマスター NAMES.TEXT データ・セットを更新することが重要です。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCAC00

ICQCA100 Specified_selection_character is not valid. Type V, M, or D.

説明: 有効な選択文字は次のものだけです。

V 名前についての詳細な情報を表示する場合。

M 名前を変更する場合。

D 名前をマスター・ディレクトリーから削除する場合。

名前を参照、修正、または削除する場合は、その名前の左に V、M または D と入力して、ENTER キーを押してください。

名前を追加する場合は、コマンド行に A と入力してください。

検出モジュール: ICQCAC10

ICQCA101 Specified_selection_character is not valid. Type V, M, D, or C.

説明: 有効な選択文字は次のものだけです。

V 名前についての詳細な情報を表示する場合。

M 名前を変更する場合。

D 私用ディレクトリーから名前を削除する場合、またはマスター・ディレクトリーからの名前の削除を要求する場合。

C 管理者が、私用ディレクトリーからマスター・ディレクトリーに名前のコピーを要求する場合。

名前を表示、変更、削除、またはコピーする場合は、その名前の左側に V、M、D、または C と入力して、ENTER キーを押してください。

名前を追加する場合は、コマンド行に A と入力してください。

検出モジュール: ICQCAC10

ICQCA103 To update both directories, type Y; to update private, N.

説明: マスター・ディレクトリー・フィールドは、情報センター機能管理者に対してこの更新をマスター名前ディレクトリー内にコピーすることを要求するかしないかを示すフィールドです。 そのフィールドに Y または N のいずれかを入力してください。

私用ディレクトリーを更新し、マスター名前ディレクトリーを更新する要求を送信する場合は、マスター・ディレクトリー・フィールドに Y と入力してください。 情報センター機能は、私用ディレクトリーをただちに更新します。 管理者が要求を処理する (要求を受け入れるか、またはリジェクトする) ときに、その結果についてのメッセージを受け取ります。 要求が受け入れられる場合は、名前のコピーを削除して、後にマスター・ディレクトリーを変更するときにこの名前を使用できるようにしてください。

私用ディレクトリーだけを更新する場合は、マスター・ディレクトリー・フィールドに N と入力してください。

検出モジュール: ICQCAE13、ICQCAE22、ICQCAE27

ICQCA100

216 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 229: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQCA104 DIRECTORY ID is not valid. Press HELP for rules.

説明: 入力したディレクトリー ID は無効です。ディレクトリーには、1~7 文字の英数字 (A~Z、0~9、 @、#、または $) を入れることができますが、最初の文字は A~Z、@、#、または $ でなければなりません。

ディレクトリー ID を訂正して ENTER キーを押すか、または END PF キーを押して要求を取り消してください。

検出モジュール: ICQAAE10、ICQCAE10、 ICQAAE13、ICQCAE13

ICQCA105 Type a directory ID in the DIRECTORY ID field.

説明: ディレクトリー ID フィールドに固有な名前を入力しなければなりません。 これは必須の情報です。

ディレクトリー ID は、TRANSMIT コマンドを使用するときに、TRANSMIT/RECEIVE ニックネームとして後で使用することができます。

検出モジュール: ICQAAE13、ICQCAE13

ICQCA106 Specified_selection_character is not valid. Type E, V, or M

説明: 有効な選択文字は次のものだけです。

E ユーザーを名前ディレクトリーに登録する場合。

V 名前についての詳細な情報を表示する場合。

M 名前を変更する場合。

名前を選択する場合は、名前の左側に E、V、または M と入力してから、ENTER を押してください。

検出モジュール: ICQCAC10

ICQCA107 Request only one action at a time.

説明: 名前ディレクトリーへの新しいユーザーの登録 (E) を要求すると同時に、情報センター機能に名前の表示(V)、変更 (M)、あるいは登録 (E) を要求することはできません。

名前の隣に V、M または E と入力するか、あるいはコマンド行に E と入力してください。

検出モジュール: ICQCAC10

ICQCA108 No names in the directory match the specified information.

説明: 検索基準を示すパネルに指定した情報に合致する名前がディレクトリーにありません。 次のことを検査する必要があります。v 名前および入力したその他の情報のスペル。 その情報が正しくなければ、訂正して ENTER キーを押してください。

v 使用している私用ディレクトリーが正しいかどうかを調べる。 どのディレクトリーを使用しているか判断するには、NAMES メニュー・パネルで CHANGE オプションを選択してください。

ディレクトリー・フィールドに「BOTH」と入力することによって、マスター・ディレクトリーおよび私用ディレクトリーの両方の検索を試みることができます。

検出モジュール: ICQCAC10

ICQCA109 Request cancelled. The entry was not added to the directory.

説明: END PF キーを押したために、名前はディレクトリーに追加されませんでした。 そのキーを押すと、要求が取り消されます。

これは通知メッセージです。

ICQCA104

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 217

Page 230: TSO/E メッセージ - TOK2

検出モジュール: ICQCAC10

ICQCA110 Request cancelled. The name was not modified in the directory.

説明: END PF キーを押したために、名前はディレクトリーで変更されませんでした。 そのキーを押すと、要求が取り消されます。これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCAC10

ICQCA111 Select only one entry at a time.

説明: リストの項目の隣に、選択文字を 1 つだけ入力することができます。選択文字を 1 つ入力してから、ENTER

キーを押してください。

検出モジュール: ICQCAC10、ICQCAC20

ICQCA112 DIRECTORY ID already in master directory. Type a unique one.

説明: ディレクトリー ID フィールドに指定した名前は、マスター・ディレクトリーで別の名前またはグループ用のディレクトリー ID、あるいはグループ名としてすでに存在しています。 重複する指定は認められません。 固有の名前を入力して、ENTER キーを押してください。

検出モジュール: ICQCAC10

ICQCA113 DIRECTORY ID already in private directory. Type a unique one.

説明: ディレクトリー ID フィールドに指定した名前は、私用ディレクトリーで別の名前またはグループ用のディレクトリー ID、あるいはグループ名としてすでに使用されていました。 重複する指定は認められません。 固有の名前を入力して、ENTER キーを押してください。

検出モジュール: ICQCAC10

ICQCA116 The name was modified in the master directory.

説明: マスター・ディレクトリー名の隣に M と入力し、その名前を修正してから、ENTER キーを押しました。 変更された名前は、マスター・ディレクトリーに保管されました。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCAC10

ICQCA117 Name added to private directory; update request sent.

説明: 名前が私用ディレクトリーに追加され、マスター・ディレクトリーにこの名前を追加するための要求が管理者に送られました。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCAC10

ICQCA118 The name was modified in the private directory.

説明: 私用ディレクトリー名の隣に M と入力し、その名前を修正し、およびマスター・ディレクトリー・フィールドは N (変更しない) のままにして、ENTER キーを押しました。 修正された名前は、私用ディレクトリーに保管されました。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCAC10

ICQCA110

218 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 231: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQCA121 The name was added to the master directory.

説明: 名前は、要求通りにマスター・ディレクトリーに追加されました。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCAC10

ICQCA122 Request cancelled. Name not deleted from the directory.

説明: 削除を確認するためのパネルで END PF キーを押したために、要求された名前はディレクトリーから削除されました。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCAC10

ICQCA123 The name was deleted from the master directory.

説明: マスター・ディレクトリー名を削除するために、名前の左側に D と入力して ENTER キーを押しました。 その後、ENTER キーを押すことによって、削除を確認しました。 マスター・ディレクトリーからこの名前は削除されました。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCAC10

ICQCA124 Request cancelled. Delete request not sent.

説明: コマンド行に CANCEL と入力して ENTER キーを押したために、マスター・ディレクトリーから項目を削除する要求は送信されませんでした。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCAC10

ICQCA125 The name was deleted from the private directory.

説明: 私用ディレクトリー名を削除するために、> が記されている名前の左側に D と入力して、ENTER キーを押しました。 次に END PF キーを押すことによってその削除を確認しました。 私用ディレクトリーから該当の名前を削除しました。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCAC10

ICQCA126 Select only one user type.

説明: ユーザー・タイプを 1 つだけ選択することができます。 必要なユーザー・タイプの次に S を入力して、ENTER キーを押してください。

検出モジュール: ICQCAC10

ICQCA127 ″C″ is not valid for names already in the master directory.

説明: 左側に > が付いている項目は私用ディレクトリー項目です。それ以外はすべてマスター・ディレクトリー項目です。 マスター・ディレクトリー名の隣に、C と入力しました。 マスター・ディレクトリー項目はすでにマスター・ディレクトリーに存在しているので、そのマスター・ディレクトリー項目をマスター・ディレクトリーへコピー (C) する要求は許されません。

ICQCA121

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 219

Page 232: TSO/E メッセージ - TOK2

私用ディレクトリー名の隣に C と入力することによって、管理者に私用ディレクトリーからマスター・ディレクトリーへの名前のコピー (C) を要求することはできます。

検出モジュール: ICQCAC10

ICQCA128 Request sent to administrator for processing later.

説明: 情報センター機能は、マスター名前ディレクトリーを更新する要求を、管理者による承認を待機するリストに入れました。 管理者がこの要求 (受け入れるか、またはリジェクトする) を処理するとき、インストール・システムでは、その結果についてのメッセージを受け取ります。これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCAC10

ICQCA129 Request failed; resource in use. Retry.

説明: 別の情報センター機能管理者も、同時にマスター・ディレクトリーの更新を要求しているために、要求は失敗しました。 もう一度、更新を試みてください。

検出モジュール: ICQCAC10、ICQCAC20

ICQCA130 Request failed; system error. Press HELP.

説明: 情報センター機能が、要求リストが入っているテーブルにアクセスできなかったために、要求は失敗しました。ISPF の TBCLOSE サービス・ルーチンは、ゼロ以外の戻りコードをセットしました。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQCAC10、ICQCAC20

ICQCA131 Type a last name in the LAST NAME field.

説明: 最終名フィールドに最後名を入力しなければなりません。 これは必須の情報です。

検出モジュール: ICQCAE12

ICQCA132 Type user type or blanks in USER TYPE field.

説明: ユーザー・タイプのリストを表示するために * を入力しました。情報センター機能はユーザー・タイプをリストしているパネルを表示しましたが、この名前にユーザー・タイプのいずれかを選択する代わりに、END PF キーを押しました。 次のうちいずれか 1 つを行うことができます。v ユーザー・タイプ・フィールドに有効なユーザー・タイプ名を入力してください。v ユーザー・タイプの指定を迂回するために、* をブランクに置き換えてください。v ENTER キーを押して、再びリストを表示してください。v END PF キーを押して、要求を取り消してください。

検出モジュール: ICQCAC10

ICQCA133 Request only one action at a time.

説明: 名前の追加 (A) を要求すると同時に、名前の表示 (V)、修正 (M)、または削除 (D) を要求することはできません。 名前の隣に V、M または D と入力するか、あるいはコマンド行に A と入力してください。

検出モジュール: ICQCAC10

ICQCA128

220 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 233: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQCA134 Request only one action at a time.

説明: 名前の追加 (A) を要求すると同時に、名前の表示 (V)、変更 (M)、削除 (D)、またはコピー (C) を要求することはできません。 名前の隣に V、M、D または C と入力するか、あるいはコマンド行に A と入力してください。

検出モジュール: ICQCAC10

ICQCA136 The name was added to the private directory.

説明: 要求された名前は、要求したとおりに私用ディレクトリーに追加されました。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCAC10

ICQCA137 Update request sent; private directory modified.

説明: 要求された項目は私用ディレクトリーで変更され、その変更をマスター・ディレクトリーにコピーする要求が管理者に送られました。 管理者が要求を処理するとき (要求を受け入れるか、またはリジェクトするか)、ユーザーはその結果についてのメッセージを受け取ります。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCAC10

ICQCA138 DIRECTORY ID not valid; * allowed only at end to get a list.

説明: ディレクトリー ID のリストを要求するために、ディレクトリー ID の一部に * を付けることができます。それ以外の場合、ディレクトリー ID には 1~7 文字の英数字 (A~Z、0~9、@、#、または $) を入れることができます。ただし、最初の文字は A~Z、@、#、または $ でなければなりません。ディレクトリー ID を訂正してから、ENTER キーを押してください。

検出モジュール: ICQAAE10、ICQCAE10

ICQCA139 User not enrolled. No user type specified in directory.

説明: ユーザー・タイプ・フィールドがブランクのため、ユーザーは登録されませんでした。名前の左側に M と入力して名前の変更を要求し、有効なユーザー・タイプを入力してください。

検出モジュール: ICQCAC10

ICQCA140 Request failed; system error. Press HELP.

説明: ユーザー・タイプ・テーブルが存在しないために、要求は失敗しました。 ISPF の TBOPEN サービス・ルーチンは戻りコード 8 をセットしました。 テーブルは、通常、インストール時に作成されます。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQCAC10

ICQCA141 Resource in use. To retry, press ENTER; to cancel, END.

説明: ユーザー・タイプ・テーブルが一時的に使用されているため、要求は失敗しました。 ISPF の TBOPEN サービス・ルーチンは、戻りコード 12 をセットしました。 要求を再試行する場合は、ENTER キーを押してください。要求を取り消す場合は、END PF キーを押してください。

検出モジュール: ICQCAC10

ICQCA134

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 221

Page 234: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQCA142 Request failed; system error. Press HELP.

説明: 情報センター機能がユーザー・タイプ・テーブルをオープンすることができなかったために、要求は失敗しました。 ISPF の TBOPEN サービス・ルーチンは、戻りコード 20 をセットします。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQCAC10

ICQCA143 Type a user ID in the USER ID field.

説明: ユーザー ID フィールドには、ユーザー ID を入力しなければなりません。 ユーザー ID は、そのユーザーを情報センター機能に知らせます。ユーザー ID は最高 7 文字まで可能です。 有効なユーザー ID を入力して、ENTER

キーを押してください。

検出モジュール: ICQAAE13

ICQCA144 Specify USER TYPE or press ENTER for list.

説明: ユーザー・タイプ・フィールドに、有効なユーザー・タイプを入力してください。有効なユーザー・タイプのリストを参照するには、ENTER キーを押してください。

検出モジュール: ICQCAC10

ICQCA145 User cannot be enrolled. No user ID in directory.

説明: ユーザー ID フィールドがブランクであるため、ユーザーは登録されませんでした。名前の左側に M と入力し、名前の変更を要求して、有効なユーザー ID を入力してください。

検出モジュール: ICQCAC10

ICQCA146 User cannot be enrolled. The USER TYPE is not valid.

説明: ユーザー・タイプ・テーブルのユーザー・タイプが無効であるため、ユーザーは登録されませんでした。 以下のいずれかを行うことができます。

v 名前の左側に M と入力し、ユーザー・タイプ・フィールドに有効なユーザー・タイプを入力して、名前を変更してください。

v ユーザー・タイプを定義するために、ユーザー・タイプ機能を呼び出してください。

検出モジュール: ICQCAC10

ICQCA147 Resource in use. To retry, press ENTER; to cancel, END.

説明: ユーザー・タイプ・テーブルが一時的に使用されているため、要求は失敗しました。 ISPF の TBOPEN サービス・ルーチンは、戻りコード 12 をセットしました。 要求を再試行する場合は ENTER キーを押してください。 要求を取り消す場合は END PF キーを押してください。

検出モジュール: ICQCAC10

ICQCA150 Name not modified; no changes made.

説明: 名前を変更しなかったために、名前はディレクトリーで修正されませんでした。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCAC10

ICQCA142

222 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 235: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQCA151 Type MASTER, PRIVATE, or BOTH in the DIRECTORY field.

説明: ディレクトリー・フィールドに入力した情報が無効です。 MASTER、PRIVATE、または BOTH と入力して、マスター・ディレクトリー、私用ディレクトリー、あるいはその両方のディレクトリーのいずれを検索するか示してください。 BOTH がデフォルトです。

検出モジュール: ICQCAE10、ICQCAE20

ICQCA152 USER ID is not valid. Press HELP for rules.

説明: このメッセージが表示されているパネルのユーザー ID は、無効です。 そのパネルあるいは前のパネルで、ユーザー ID を変更した可能性があります。 続行するには、1~7 文字 (A~Z、0~9、$、@、#) の有効なユーザー ID

を入力しなければなりません。 はじめの文字は A~Z、$、@、または # でなければなりません。

検出モジュール: ICQAAE13

ICQCA153 User cannot be enrolled. The user ID is not valid.

説明: ユーザー ID が有効でないかぎり、名前ディレクトリーにユーザーは登録されません。 名前ディレクトリーの名前が有効なユーザー ID となるように変更しなければなりません。その後で、そのユーザーの登録を再び試みてください。

検出モジュール: ICQCAC10

ICQCA200 Request cannot be sent; some entries do not exist in directory.

説明: 私用ディレクトリーのグループをマスター・ディレクトリーにコピーすることを要求しました。 このグループを作成したときに、1 つまたは複数のマスター・ディレクトリー項目を私用ディレクトリー・グループの項目として使用しました。 このグループを作成したとき以降に、そのグループ内の 1 つまたは複数のマスター・ディレクトリー項目が、マスター・ディレクトリーから削除されます。

どの項目がディレクトリーに存在していないかを検出するために、私用ディレクトリー・グループを表示してください。 削除された項目のディレクトリー ID は、別のフィールドに付いている疑問符によって見つけることができます。 これらの項目を私用ディレクトリー・グループから削除すれば、コピー要求を送信することができます。

削除されたグループに入っていた情報を入手するには、次のことを行うことができます。

1. マスター・ディレクトリーから削除されている項目、すなわちグループを表示した際に疑問符の付いていたものを、私用ディレクトリー・グループから削除して修正してください。

2. マスター・ディレクトリーから削除されている項目を私用ディレクトリーに追加してから、私用ディレクトリー・グループに追加してください。 項目は、グループに追加する前にディレクトリーに存在しなければなりません。

3. 私用ディレクトリー・グループの左側に C と入力して、マスター・ディレクトリーにそれをコピーします。 コピー要求を送信すると、私用ディレクトリー・グループの項目マスター・ディレクトリーに入っていない項目を、マスター・ディレクトリーに追加しようという要求も管理者は受け取ります。

検出モジュール: ICQCAC20

ICQCA201 No changes made. Group not added; no request sent.

説明: マスター・ディレクトリー・グループの変更を要求しましたが、変更しませんでした。 そのため、マスター・ディレクトリーに行なわれた変更はなく、グループは私用ディレクトリーに追加されませんでした。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCAC20

ICQCA151

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 223

Page 236: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQCA203 The group was modified in the master directory.

説明: マスター・ディレクトリー・グループの隣に M と入力し、そのグループを変更して、END PF キーを押しました。 変更されたグループは、マスター・ディレクトリーに保管されました。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCAC20

ICQCA204 The group was modified in the private directory.

説明: 私用ディレクトリー・グループの隣に M と入力してそのグループを修正し、マスター・ディレクトリー・フィールドを N (更新しない) にしたままで、END PF キーを押しました。 変更されたグループは、私用ディレクトリーに保管されました。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCAC20

ICQCA205 Specified_group_name already in master directory. Type a unique GROUP NAME.

説明: グループ名フィールドに入力した名前は、グループ名または名前用のディレクトリー ID としてマスター・ディレクトリーにすでに存在しています。 固有なグループ名を入力して、ENTER キーを押してください。

検出モジュール: ICQCAC20

ICQCA206 Specified_group_name already in private directory. Type a unique GROUP NAME.

説明: グループ名フィールドに入力した名前は、グループ名または名前用のディレクトリー ID として私用ディレクトリーにすでに存在しています。 固有なグループ名を入力して、ENTER キーを押してください。

検出モジュール: ICQCAC20

ICQCA207 Request failed; system error. Press HELP.

説明: マスター・ディレクトリーでグループの変更を試みる間にエラーが発生しました。 ISPF の TBSAVE サービス・ルーチンは、ゼロ以外の戻りコードをセットしました。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQCAC20

ICQCA208 Request failed; system error. Press HELP.

説明: 私用ディレクトリーでグループの変更を試みている間にエラーが発生しました。 ISPF の TBSAVE サービス・ルーチンは、ゼロ以外の戻りコードをセットしました。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、情報センター機能管理者に連絡してください。

検出モジュール: ICQCAC20

ICQCA209 The group was deleted from the private directory.

説明: 私用ディレクトリー・グループ (> が記されたグループ) の左側に D と入力して、ENTER キーを押しました。 その後、削除確認パネルでもう一度 ENTER キーを押しました。

このグループは私用ディレクトリーから削除されました。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCAC20

ICQCA203

224 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 237: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQCA210 Group not deleted; system error. Press HELP.

説明: 情報センター機能が要求されたグループを削除している間に、エラーが発生しました。 ISPF の TBSAVE サービス・ルーチンは、ゼロ以外の戻りコードをセットしました。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、情報センター機能管理者に連絡してください。

検出モジュール: ICQCAC20

ICQCA211 The group was not deleted from the private directory.

説明: 削除確認パネルで END PF キーを押したために、要求されたグループは、私用ディレクトリーから削除されませんでした。 そのキーを押すと、要求が取り消されます。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCAC20

ICQCA212 Group added to private directory; update request sent.

説明: マスター・ディレクトリー・グループの次に M と入力してそのグループを変更し、マスター・ディレクトリー・フィールドに Y (YES 更新する) と入力して、END PF キーを押しました。 修正したグループは私用ディレクトリーに追加され、マスター・ディレクトリーを更新する要求は、管理者に送信されました。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCAC20

ICQCA213 Some group entries do not exist in the master directory.

説明: 表示を要求した項目の中には、マスター・ディレクトリーから削除されているものもあります。これらの項目は、その項目のグループ名、またはディレクトリー ID のみが他のフィールドに疑問符がついて表示されます。 疑問符は、その情報が使用不可能であることを示しています。 疑問符の付いている項目はグループに追加された後で、マスター・ディレクトリーから削除されています。

グループからこれらの項目を削除する、またはこれらの項目を再度マスター・ディレクトリーに追加することを要求することができます。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCAC20

ICQCA215 Specified_selection_character is not valid. To view an entry, type V.

説明: 有効な選択文字は、V だけです。 項目についての詳細な情報を表示するには、項目の左側に V と入力して、ENTER キーを押してください。

検出モジュール: ICQCAC20、ICQCAC30

ICQCA216 No groups match the specified information.

説明: 指定した情報に合致するグループがありません。 次のことを検査する必要があります。v 入力した情報のスペル。 その情報が正しくなければ、訂正して ENTER キーを押してください。v 使用している私用ディレクトリーが正しいかどうかを調べる。 どのディレクトリーを使用しているか判断するには、NAMES メニュー・パネルで CHANGE オプションを選択してください。

検出モジュール: ICQCAC20

ICQCA210

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 225

Page 238: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQCA217 The delete request was not passed to an administrator.

説明: マスター・ディレクトリー・グループ (> が記されていないグループ) の左側に D と入力して、ENTER キーを押しました。 その後に、削除確認パネルで END PF キーを押しました。 そのパネルで END PF キーを押すと、要求が取り消されます。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCAC20

ICQCA218 The delete request was passed to an administrator.

説明: マスター・ディレクトリー・グループ (> が記されていないグループ) の左側に D と入力して、ENTER キーを押しました。 その後、削除確認パネルでもう一度 ENTER キーを押しました。

そのグループは、マスター・ディレクトリーからまだ削除されていません。 管理者は、削除要求を受け取って検討し、その要求を受け入れたり、リジェクトしたりします。 その後で、管理者の処置が記載されているメッセージを受け取ります。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCAC20

ICQCA219 Request failed; system error. Press HELP.

説明: 情報センター機能が名前ディレクトリー・インターフェースの呼び出しを試みている間に、エラーが発生しました。 このインターフェースは、戻りコード return_code をセットします。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、情報センター機能管理者もしくはシステム・プログラマーに問い合わせてください。

検出モジュール: ICQCAC20

ICQCA220 Copy request sent to administrator for processing later.

説明: グループを私用ディレクトリーからマスター・ディレクトリーにコピーすることを要求しました。 管理者は、コピー要求を受け取って検討し、その要求を受け入れたり、リジェクトしたりします。 その後で、管理者の処置が記載されているメッセージを受け取ります。

コピーを要求したグループに、マスター・ディレクトリーに存在していない項目が入っている場合は、情報センター機能が、マスター・ディレクトリーにこれらの項目を追加する要求を管理者に送信します。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCAC20

ICQCA221 GROUP NAME is not valid. Press HELP for rules.

説明: 入力したグループ名が、無効です。 グループ名は、1~7 文字の英数字 (A~Z、0~9、@、#、または $) が可能ですが、はじめの文字は A~Z、@、#、または $ でなければなりません。 グループ名を訂正してから、ENTER キーを押してください。

検出モジュール: ICQAAE27、ICQCAE27、ICQCAE28

ICQCA222 The group was added to the directory.

説明: 作成したグループがディレクトリーに追加されました。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCAC20

ICQCA217

226 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 239: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQCA223 Type the name of the group in the GROUP NAME field.

説明: グループ名フィールドにグループ名を入力しなければなりません。 グループ名は、1~7 文字の英数字(A~Z、0~9、@、#、または $) が可能ですが、初めの文字は A~Z、@、#、または $ でなければなりません。 グループ名フィールドの情報は、必須です。

検出モジュール: ICQCAC20

ICQCA224 Request cancelled. The group was not added.

説明: グループを作成し始めた後でコマンド行に CANCEL と入力したために、そのグループはディレクトリーに追加されませんでした。 そのため、追加要求は取り消されました。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCAC20

ICQCA225 Request cancelled. The group was not modified.

説明: 既存グループを修正し始めた後でコマンド行に CANCEL と入力したために、そのグループはディレクトリーで修正されませんでした。 そのため、変更要求は取り消されました。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCAC20

ICQCA226 The group was not added; it has no entries.

説明: グループに項目が入っていないために、そのグループはディレクトリーに追加されませんでした。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCAC20

ICQCA227 The entry is not in the names directory.

説明: 項目がマスター・ディレクトリーに存在していないために、項目を表示することができません。

検出モジュール: ICQCAC20、ICQCAC30

ICQCA228 ″V″ is not valid on a blank row.

説明: ブランク行の左側にある処置フィールドに V と入力することはできません。 V と入力すると、その行に記載されているものについての詳細な情報を表示したいことを表します。

検出モジュール: ICQCAC20

ICQCA229 Specified_selection_character is not valid. To view, type V; to delete, type D.

説明: 項目の左側に V または D とだけ入力することができます。 項目についての詳細な情報を表示するには V と入力してください。 グループから項目を削除するには D と入力してください。

検出モジュール: ICQCAC20

ICQCA230 Group not added to private directory; it has no entries.

説明: マスター・ディレクトリー・グループの隣に M と入力し、マスター・ディレクトリー・フィールドに N (更新しない) と入力して、次にグループの項目をすべて削除しました。 グループの項目はすべて削除されたために、情報センター機能は、私用ディレクトリーにこのグループを追加できません。

マスター・ディレクトリー・グループは、変更されません。

ICQCA223

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 227

Page 240: TSO/E メッセージ - TOK2

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCAC20

ICQCA231 Delete request sent; group not added to private directory.

説明: マスター・ディレクトリー・グループの隣に M と入力し、マスター・ディレクトリー・フィールドに Y (Yes

更新する) と入力して、グループの項目をすべて削除しました。 そのグループの項目はすべて削除されたために、情報センター機能は、マスター・ディレクトリーからそのグループを削除する要求を管理者に送ります。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCAC20

ICQCA232 No changes made to private directory; request not sent.

説明: 私用ディレクトリー・グループの隣に M と入力し、マスター・ディレクトリー・フィールドに Y (Yes 更新する) と入力して、END PF キーを押しました。 グループが変更されなかったため、情報センター機能は、私用ディレクトリーを変更せず、またマスター・ディレクトリーを変更する要求も送りませんでした。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCAC20

ICQCA233 Group not modified; no changes made.

説明: マスター・ディレクトリー項目の隣に M と入力しましたが、項目を変更しませんでした。 そのため、マスター・ディレクトリーに行われた変更はありません。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCAC20

ICQCA234 Group deleted from the private directory; it had no entries.

説明: 私用ディレクトリーの項目をすべて削除することによって、グループを変更しました。 グループの項目をすべて削除したために、そのグループは私用ディレクトリーから削除されます。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCAC20

ICQCA235 Specified_selection_character is not valid. Type V, M, D or C.

説明: 有効な選択文字は次のものだけです。

V 私用ディレクトリー・グループまたはマスター・ディレクトリー・グループの項目を表示する場合。

M (私用ディレクトリー・グループの隣に入力する) 私用ディレクトリーのグループを変更する場合。 マスター・ディレクトリー・フィールドに Y と入力すると、マスター・ディレクトリーの更新も要求します。

M (マスター・ディレクトリー項目の隣に入力する) 新しい私用ディレクトリー・グループ (変更中のマスター・ディレクトリー・グループにある私用ディレクトリー・グループの変更バージョン) を作成する場合。 マスター・ディレクトリー・フィールドに Y と入力すると、マスター・ディレクトリーの更新も要求します。

D (私用ディレクトリー・グループの隣に入力する) 私用ディレクトリーからグループを削除する場合。 マスター・ディレクトリー・フィールドに Y と入力すると、マスター・ディレクトリーからグループを削除することも要求します。

D (マスター・ディレクトリー・グループの隣に入力する) マスター・ディレクトリーからグループが削除されることを要求する場合。

ICQCA231

228 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 241: TSO/E メッセージ - TOK2

C (私用ディレクトリー・グループの隣に入力する) 私用ディレクトリーからマスター・ディレクトリーにグループをコピーする場合。

一度に 1 つのグループの左側に V、M、D、または C と入力して、ENTER キーを押してください。

グループを追加するには、コマンド行に A と入力してください。

検出モジュール: ICQCAC20

ICQCA236 Request cancelled. No entries were added to the group.

説明: 項目をグループに追加するパネルのコマンド行に CANCEL と入力したために、既存グループに追加された項目はありません。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCAC20

ICQCA238 No entries were added to the group.

説明: 前のパネルのコマンド行に A と入力し、ENTER キーを押したために、既存グループに項目を追加することができました。 しかし、項目の追加用パネルで END PF キーを押したときに、パネルには項目が入っていませんでした。 END PF キーを押す前に、追加したい項目の情報を入力してください。 項目を追加する場合には、その項目の情報が END PF キーを押すときに表示されていなければなりません。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCAC20

ICQCA239 Update request sent; addition to private failed.

説明: グループへの変更をマスター・ディレクトリーにコピーする要求が、管理者に送られました。しかし、情報センター機能が、そのグループの修正されたコピーを私用ディレクトリーに追加しようとしてエラーを検出しました。 私用ディレクトリーはいっぱいです。 ISPF の TBSAVE サービス・ルーチンは、ゼロ以外の戻りコードをセットしました。

ユーザーの応答: 要求を取り消すために END PF キーを押し、情報センター機能管理者に問い合わせて、問題を解決してください。

検出モジュール: ICQCAC20

ICQCA240 Request only one action at a time.

説明: グループの追加 (A) を要求すると同時に、表示 (V)、変更 (M)、削除 (D)、またはコピー (C) を要求することができません。 グループの隣に V、M、D、または C を入力するか、またはコマンド行に A と入力してください。

検出モジュール: ICQCAC20

ICQCA241 ″C″ is not valid for groups already in master directory.

説明: 左側に > が付いている項目は私用ディレクトリー項目です。それ以外はすべてマスター・ディレクトリー項目です。 マスター・ディレクトリー・グループの隣に C と入力しました。マスター・ディレクトリー項目はすでにマスター・ディレクトリーに存在しているので、そのマスター・ディレクトリー項目をマスター・ディレクトリーへコピー(C) する要求は許されません。

私用ディレクトリー・グループの隣に C と入力することにより、管理者がグループを私用ディレクトリーからマスター・ディレクトリーへコピー (C) するように要求することができます。

検出モジュール: ICQCAC20

ICQCA236

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 229

Page 242: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQCA242 Request only one action at a time.

説明: グループの追加 (A) を要求すると同時に、グループの表示 (V)、変更 (M)、または削除 (D) を要求することはできません。 グループの隣に V、 M、または D を入力するか、またはコマンド行に A と入力してください。

検出モジュール: ICQCAC20

ICQCA243 The group has x number entries; the maximum permitted is 254.

説明: 1 つのグループには、254 個の項目だけが認められています。グループの項目は、名前あるいは他のグループのどちらになることもできます。 x number 項目のあるグループの作成、または x number 項目への既存グループの拡張を試みました。 このグループを保管するには、余分な項目を削除してください。

より多くの人を入れるグループを作成するために、グループ内にグループをネストすることができます。 各グループには、最高 254 まで項目を入れることができ、各サブグループにも 254 の項目を入れることができます。

検出モジュール: ICQCAC20

ICQCA244 Specified_selection_character is not valid. Type V, M or D.

説明: 有効な選択文字は次のものだけです。

V マスター・ディレクトリー・グループの項目を表示する場合。

M マスター・ディレクトリー・グループの項目を変更する場合。

D マスター・ディレクトリーからグループを削除する場合。

グループの左側に V、M、または D と入力して、ENTER キーを押してください。

グループを追加するには、コマンド行に A と入力してください。

検出モジュール: ICQCAC20

ICQCA245 The group was deleted from the master directory.

説明: グループの左側に D と入力して ENTER キーを押しました。 その後、削除確認パネルでもう一度 ENTER キーを押しました。

このグループは、マスター・ディレクトリーから削除されました。マスター・ディレクトリーの他のグループには、この削除されたグループは入っていません。 削除されたグループを参照している私用ディレクトリーがある場合は、その参照は、最終またはグループ名フィールドで DIRECTORY ID = deleted_group_name という語に置き換えられ、他のフィールドはすべて疑問符で埋められます。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCAC20

ICQCA246 The group was not deleted from the master directory.

説明: グループの左側に D と入力して ENTER キーを押しました。 その後に、削除確認パネルで END PF キーを押しました。 そのパネルで END PF キーを押すと、削除が取り消されます。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCAC20

ICQCA242

230 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 243: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQCA247 The duplicate entries were not added to the group.

説明: グループに追加を試みた 1 つまたは複数の項目は、すでにそのグループに存在していました。 システムはディレクトリー ID またはグループ名を検査して、どのメンバーがすでにグループに存在しているかを調べます。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCAC20

ICQCA248 Duplicate entries have been deleted.

説明: 複数回、同じ項目をグループに追加することを要求しました。重複する要求は削除され、項目は 1 度だけグループに追加されます。

検出モジュール: ICQCAC20

ICQCA249 Group deleted from the master directory; it had no entries.

説明: マスター・ディレクトリーのグループの変更において、項目をすべて削除しました。 そのグループのメンバーをすべて削除したために、そのグループはマスター・ディレクトリーから削除されます。

検出モジュール: ICQCAC20

ICQCA250 Group deleted from private directory; delete request sent.

説明: 私用ディレクトリー・グループ (> が記されたグループ) の左側に M と入力して、ENTER キーを押しました。 それからグループの項目をすべて削除し、マスター・ディレクトリー・フィールドに Y と入力して、END PF

キーを押しました。

グループは私用ディレクトリーから削除され、マスター・ディレクトリーからこのグループを削除する要求が、管理者に送られました。 管理者が、要求を受け取って検討し、その要求を受け入れたり、リジェクトしたりします。 その後で、管理者の処置が記載されているメッセージを受け取ります。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCAC20

ICQCA251 Request failed; system error. Press HELP.

説明: 情報センター機能が、私用ディレクトリーにグループの追加を試みている間に、エラーを検出しました。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、情報センター機能管理者に連絡してください。

検出モジュール: ICQCAC20

ICQCA252 No changes made to master directory; group added to private.

説明: 修正したグループは、マスター・ディレクトリー項目でした。 マスター・ディレクトリーに行われた変更はありませんが、そのグループの変更バージョンは私用名前ディレクトリーに追加されました。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCAC20

ICQCA254 The group has 254 entries which is the maximum number permitted.

説明: グループを修正するために M と入力してから、項目をそのグループに追加するために A と入力しました。しかし、そのグループには、最大許容数の項目がすでに入っています。

より多くの人を入れるグループを作成するために、グループ内にそれぞれが 254 個の項目を持つ他のグループを入れることもできます。

ICQCA247

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 231

Page 244: TSO/E メッセージ - TOK2

検出モジュール: ICQCAC20

ICQCA255 The group and all references to it have been deleted.

説明: 私用ディレクトリー・グループ (> が記されたグループ) の左側に D と入力して、ENTER キーを押しました。 その後、削除確認パネルでもう一度 ENTER キーを押しました。

このグループは、私用ディレクトリーから削除されました。私用ディレクトリーの他のグループにはこの削除されたグループを参照するものが入っており、これらの参照も削除されました。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCAC20

ICQCA256 Group modified in private directory; update request sent.

説明: グループは私用ディレクトリーで修正され、マスター・ディレクトリーを更新する要求は管理者に送られました。

管理者が要求を受け入れて、そのグループがマスター・ディレクトリーにすでに存在していた場合は、そのグループは指定通りにマスター・ディレクトリーで修正されます。 管理者が要求を受け入れても、そのグループがマスター・ディレクトリーに存在しなかった場合には、そのグループは追加されます。

検出モジュール: ICQCAC20

ICQCA257 Group deleted from private; references changed to master entry.

説明: 私用ディレクトリー・グループ (> が記されたグループ) の左側に D と入力して、ENTER キーを押しました。 その後、削除確認パネルでもう一度 ENTER キーを押しました。

このグループは、私用ディレクトリーから削除されました。削除したグループと同じグループ名を持つマスター・ディレクトリー・グループがあり、私用ディレクトリーの他のグループに削除したグループに対する参照が入っているために、削除されたグループに対する参照をマスター・ディレクトリー・グループに対する参照に置き換えるかどうかを決めなければなりません。 その決定が要求されるパネルで END PF キーを押しました。 END PF キーを押すと、私用ディレクトリー・グループへの参照をマスター・ディレクトリー・グループへの参照に置き換えることができます。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCAC10、ICQCAC20

ICQCA258 Group deleted from private directory; no request sent.

説明: 私用ディレクトリーの項目をすべて削除することによって、グループを変更しました。 グループの項目をすべて削除したために、そのグループは私用ディレクトリーから削除されます。 しかし、マスター・ディレクトリーからグループを削除する要求は送られません。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCAC20

ICQCA259 The group and all references to it have been deleted.

説明: グループの左側に D と入力して ENTER キーを押しました。 その後、削除確認パネルでもう一度 ENTER キーを押しました。

このグループは、マスター・ディレクトリーから削除されました。マスター・ディレクトリーの他のグループにはこの削除されたグループへの参照が入っており、これらの参照も削除されました。 私用ディレクトリー・グループに削除されたグループへの参照が入っていれば、その参照は、最終またはグループ名フィールドで「DIRECTORY ID = 削除されたグループのディレクトリー ID」という語に置き換えられ、その他のフィールドはすべて疑問符で埋められます。

ICQCA255

232 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 245: TSO/E メッセージ - TOK2

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCAC20

ICQCA260 Copy request not sent. group_name is imbedded in itself.

説明: 私用ディレクトリーの隣に C と入力して、私用ディレクトリー・グループがマスター・ディレクトリーにコピーされることを要求しました。 group_name には、組み込まれたグループとして group_name が入っているため、情報センター機能はコピー要求を送信することができません。 グループに、そのグループ自体を入れることはできません。

組み込まれたグループの例は、次のとおりです。v 1. グループ A は、グループ B とグループ C を含むv 2. グループ B は、グループ A とグループ D を含む

グループ C および D には名前だけが入っていて、他のグループは入っていません。グループ A が組み込まれたグループです。

組み込みがどこで起きているかを検出するには、group_name を表示してください。 その後、group_name の項目を表示して、group_name も含んでいる項目を探します。 この問題の解決には注意が必要です。 たとえばグループ B からグループ A を削除すると、コピー要求を送信することができますが、後でグループ B を使用したくなったとき、グループ A がグループ B に入っていると想定すると、問題が起きる場合があります。

検出モジュール: ICQCAC20

ICQCA261 Group not modified. group_name is imbedded in itself.

説明: 私用ディレクトリー・グループ (> が記されたグループ) の左側に M と入力して、ENTER キーを押しました。 その後で、グループについての情報を変更して、マスター・ディレクトリー・フィールドに Y と入力しました。そのグループは、私用ディレクトリーで変更されました。 しかし、私用ディレクトリー・グループ group_name には、それ自体に組み込まれた group_name が入っているため、情報センター機能は、マスター・ディレクトリーのグループを修正する要求を送信することができません。 グループに、そのグループ自体を入れることはできません。 グループ中にそのグループ自体が組み込まれている例は、次のとおりです。v 1. グループ A は、グループ B とグループ C を含むv 2. グループ B は、グループ A とグループ D を含む

グループ C および D には名前だけが入っていて、他のグループは入っていません。グループ A が組み込まれたグループです。

組み込みがどこで起きているかを検出するには、group_name を表示してください。 その後、group_name の項目を表示して、group_name も含んでいる項目を探します。 この問題の解決には注意が必要です。 たとえばグループ B からグループ A を削除すると、マスター・ディレクトリーを変更する要求を送信することができますが、後でグループ B

を使用したくなったとき、グループ A がグループ B に入っていると想定すると、問題が起きる場合があります。

検出モジュール: ICQCAC20

ICQCA262 No changes made to the private directory.

説明: 私用ディレクトリー・グループの隣に M と入力し、マスター・ディレクトリー・フィールドには N (更新しない) と入力したままでしたが、グループを修正せずに END PF キーを押しました。 そのため、私用ディレクトリーに行われた変更はありません。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCAC20

ICQCA260

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 233

Page 246: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQCA263 No changes made; group not added to private directory.

説明: マスター・ディレクトリー・グループの隣に M と入力して、マスター・ディレクトリー・フィールドに N (更新しない) と入力したままで、END PF キーを押しました。 通常は、このキーを押すことによって、私用ディレクトリーにマスター・ディレクトリー・グループの修正されたコピーが作成されます。しかし、このグループについての情報を変更しませんでした。 情報センター機能はマスター・ディレクトリー・グループを変更しない限り、これを私用ディレクトリーにコピーしません。 マスター・ディレクトリーにアクセスできるために、私用ディレクトリーにはマスター・ディレクトリー・グループの正確なコピーが必要ではありません。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCAC20

ICQCA264 Request failed; system error. Press HELP.

説明: 情報センター機能が、要求リストが入っているテーブルにアクセスできなかったために、要求は失敗しました。ISPF TBOPEN サービス・ルーチンは、12 以上の戻りコードをセットします。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQCAC20

ICQCA265 Group modified; request not sent. Some entries not in directory.

説明: 私用ディレクトリー・グループ (> が記されたグループ) の左側に M と入力して、ENTER キーを押しました。 その後で、グループについての情報を変更して、マスター・ディレクトリー・フィールドに Y と入力しました。

そのグループは私用ディレクトリーで修正されましたが、情報センター機能はマスター・ディレクトリーを更新する要求を送信することができません。 グループを作成したり、修正したときに、1 つまたは複数のマスター・ディレクトリー項目を使用しました。 その後で、これらのマスター・ディレクトリー項目はマスター・ディレクトリーから削除されています。

マスター・ディレクトリーから削除された項目は、グループの修正用パネルに表示されているものです。削除されたそれらの項目は、最終またはグループ名フィールド以外のすべてのフィールドが疑問符で埋められています。 これらの項目を私用ディレクトリー・グループから削除すれば、要求を送信することできます。

削除されたグループにどんな情報が入っていたかを知る場合は、私用ディレクトリーにそのグループを追加してから、マスター・ディレクトリーを更新する要求を送信することができます。

検出モジュール: ICQCAC20

ICQCA266 Group added; request not sent. group_name imbedded in itself.

説明: マスター・ディレクトリー・グループ (> が記されていないグループ) の左側に M と入力して、ENTER キーを押しました。 その後で、グループについての情報を変更して、マスター・ディレクトリー・フィールドに Y と入力しました。 そのグループは、私用ディレクトリーに追加されました。 しかし、私用ディレクトリー・グループgroup_name には、それ自体に組み込まれた group_name が入っているため、情報センター機能は、マスター・ディレクトリーのグループを修正する要求を送信することができません。 グループに、そのグループ自体を入れることはできません。

組み込まれたグループの例は、次のとおりです。v 1. グループ A は、グループ B とグループ C を含むv 2. グループ B は、グループ A とグループ D を含む

グループ C および D には名前だけが入っていて、他のグループは入っていません。グループ A が組み込まれたグループです。

組み込みがどこで起きているかを検出するには、group_name を表示してください。 その後、group_name の項目を表示して、group_name も含んでいる項目を探します。 この問題の解決には注意が必要です。 たとえばグループ B から

ICQCA263

234 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 247: TSO/E メッセージ - TOK2

グループ A を削除すると、マスター・ディレクトリーを変更する要求を送信することができますが、後でグループ B

を使用したくなったとき、グループ A がグループ B に入っていると想定すると、問題が起きる場合があります。

検出モジュール: ICQCAC30

ICQCA267 Unable to access private directory. Press HELP.

説明: ISPF の TBCLOSE または TBCREATE サービス・ルーチンは、ゼロ以外の戻りコードを出しました。 私用ディレクトリーに対する書き込みアクセスの入手を試みているときにエラーを検出しました。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: 問題を訂正するか、またはシステム・プログラマーに問い合わせてください。

検出モジュール: ICQCAC00

ICQCA301 Resource in use. To retry, select REQUESTS and press ENTER.

説明: 更新要求テーブルが一時的に使用されています。 ISPF の TBOPEN サービス・ルーチンは、戻りコード 12 をセットしました。 再試行するには、再度 REQUESTS オプションを選択して、ENTER キーを押します。 要求を取り消して後から試みる場合は、END PF キーを押してください。

検出モジュール: ICQCAC30

ICQCA302 Request failed; system error. Press HELP.

説明: 情報センター機能が、未解決の更新要求テーブルをオープンすることができなかったために、要求は失敗しました。このテーブルには、表示されたが処理されなかった要求が入っています。 ISPF TBOPEN ルーチンは、戻りコード 20 をセットします。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQCAC30

ICQCA303 Resource in use. To retry, select REQUESTS and press ENTER.

説明: 現在、別の管理者がユーザー要求を組み合わせているために、要求は失敗しました。 ISPF の TBOPEN サービス・ルーチンは、戻りコード 12 をセットしました。 再試行するには、最初の名前ディレクトリー・パネルでREQUESTS オプションを選択してください。 要求を取り消して後から試みる場合は、END PF キーを押してください。

検出モジュール: ICQCAC30

ICQCA304 Request failed; system error. Press HELP.

説明: 情報センター機能は、更新要求テーブルにアクセスすることができなかったために、要求は失敗しました。そのテーブルには、最後に要求を表示したとき以降に追加された要求が入っています。 ISPF の TBOPEN サービス・ルーチンは、戻りコード 20 をセットします。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQCAC30

ICQCA305 The entry is not in the master directory.

説明: 管理者が修正または削除することをユーザーが要求した項目は、マスター・ディレクトリーに存在しません。要求を受け入れるためには項目は存在しなければなりません。 要求が出された後で項目を削除したか、またはディレクトリー ID を変更した可能性があります。 管理者はこの要求をリジェクトすることも、同じディレクトリー ID をもつ項目を追加してからこの要求を受け入れることもどちらもできます。

ICQCA267

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 235

Page 248: TSO/E メッセージ - TOK2

検出モジュール: ICQCAC30

ICQCA306 The directory ID is already in the master directory.

説明: 管理者が追加することをユーザーが要求した名前のディレクトリー ID と合致するディレクトリー ID をもつ項目は、すでにマスター・ディレクトリーに存在しています。 要求をリジェクトするか、または既存の項目を削除してから要求を受け入れるかのいずれかを行うことができます。 既存の項目を削除する場合には、必ず両方の項目の情報をすべて検査してください。 ディレクトリー ID は一致していますが、そのほかの情報は全く異なる場合もあります。

検出モジュール: ICQCAC30

ICQCA307 Request cancelled. The entry was not deleted.

説明: 削除要求の左側にある処置フィールドに A と入力しました。 しかし、削除を確認するパネルで、END PF キーを押しました。 END PF キーを押すと、ディレクトリーからの項目の削除を取り消すことになります。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCAC30

ICQCA308 The update was made to the master directory.

説明: 要求された更新は、マスター・ディレクトリーで行われました。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCAC30

ICQCA309 Specified_selection_character is not valid. Type V, A, or R.

説明: 有効な選択文字は次のものだけです。

V 要求を表示する場合。

A 要求を受け入れる場合。

R 要求をリジェクトする場合。

1 つの要求の左側に V、A、または R と入力して、ENTER キーを押してください。

検出モジュール: ICQCAC30

ICQCA310 The group is not in the master directory.

説明: ユーザーが修正または削除を要求したグループは、マスター・ディレクトリーに存在しません。その要求が出された後で、そのグループを削除または名前を変更した可能性があります。 以下のいずれかを行うことができます。

v 要求をリジェクトしてください。

v そのグループ名を追加または変更したうえで要求を受け入れる。

検出モジュール: ICQCAC30

ICQCA311 The directory ID is already in the master directory.

説明: ユーザーが管理者に追加するよう要求したグループ名と合致するディレクトリー ID をもつ項目は、すでにマスター・ディレクトリーに存在します。

要求をリジェクトするか、または既存の項目を削除してから要求を受け入れるかのいずれかを行うことができます。既存の項目を削除する場合には、必ず両方の項目の情報をすべて検査してください。 ディレクトリー ID は一致していますが、そのほかの情報は全く異なる場合もあります。

ICQCA306

236 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 249: TSO/E メッセージ - TOK2

検出モジュール: ICQCAC30

ICQCA312 Update request rejected; user notified.

説明: 更新要求の左側にある処置フィールドに R と入力したために、要求はリジェクトされました。 そのため、マスター・ディレクトリーは更新されませんでした。 更新を要求したユーザーは、その結果についてのメッセージを受け取ります。

検出モジュール: ICQCAC30

ICQCA313 There are no update requests to process.

説明: ユーザーからの、マスター・ディレクトリーを更新する要求はありません。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCAC30

ICQCA314 Request cannot be accepted; some entries not in directory.

説明: グループの項目の中にはマスター・ディレクトリーに存在していないものがあるために、要求は受け入れられませんでした。 ディレクトリーにこれらの項目を初めに追加すると、要求は受け入れられます。

検出モジュール: ICQCAC30

ICQCA316 Request failed; system error. Press HELP.

説明: 情報センター機能が、未解決の更新要求テーブルに追加された新しい更新要求を保管することができなかったために、要求は失敗しました。 ISPF の TBSAVE サービス・ルーチンは、ゼロ以外の戻りコードをセットしました。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQCAC30

ICQCA320 Request to add directory_id_or_group_name was accepted.

説明: 管理者は、マスター・ディレクトリーに項目を追加する要求を受け入れました。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCAC30

ICQCA321 Request to delete directory_id_or_group_name was accepted.

説明: 管理者は、マスター・ディレクトリーから項目を削除する要求を受け取りました。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCAC30

ICQCA322 Request to modify directory_id_or_group_name was accepted.

説明: 管理者は、マスター・ディレクトリーの項目を修正する要求を受け入れました。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCAC30

ICQCA312

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 237

Page 250: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQCA323 Request to add directory_id_or_group_name was denied.

説明: 管理者は、マスター・ディレクトリーに項目を追加する要求を拒否しました。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCAC30

ICQCA324 Request to delete directory_id_or_group name was denied.

説明: 管理者は、マスター・ディレクトリーから項目を削除する要求を拒否しました。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCAC30

ICQCA325 Request to modify directory_id_or_group name was denied.

説明: 管理者は、マスター・ディレクトリーの項目を修正する要求を拒否しました。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCAC30

ICQCA700 Specified_selection_character is not valid. To select an entry, type V or S.

説明: 有効な選択文字は次のものだけです。

V 項目についての詳細な情報を表示する場合。

S 項目を選択する場合。

項目の左側に V または S と入力して、ENTER キーを押してください。

検出モジュール: ICQCAE24、ICQCAE40 (または呼び出しで指定されたパネル)

ICQCA701 You can select only maximum number entry(s) at a time.

説明: 許可されている数より多い項目を選択しました。 メッセージで示された数以内の項目を選択して、ENTER キーを押してください。

検出モジュール: ICQCAL00

ICQCA710 No entries were selected from one or more lists.

説明: 項目のリストを 1 つまたは複数個要求しましたが、各リストから項目を 1 つも選択しませんでした。 次のことを行うと、項目のリストが表示されます。

v 名前またはグループの一部の後に * を続けて入力した場合。

v 最終またはグループ名フィールド、最初またはニックネーム・フィールド、ユーザー ID フィールド、または部門または記述フィールドに追加中の名前またはグループについての情報を入力し、その情報が個人またはグループを固有に識別しない場合。

項目のリストを表示したら、新しいグループに追加する項目を選択するために、1 つまたは複数の項目の左側に S と入力することができます。 リストから項目を選択する必要はありません。 リストから項目を選択しない場合は、最終またはグループ名フィールド、最初またはニックネーム・フィールド、ユーザー ID フィールド、および部門または記述フィールドを削除しなければなりません。

検出モジュール: ICQCAL00

ICQCA323

238 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 251: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQCA711 Request cancelled. No processing was done.

説明: 項目のリストを要求してから、コマンド行に CANCEL と入力しました。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCAL00

ICQCA712 No directory entries match the specified information.

説明: 指定した情報はディレクトリーに存在していません。 次のことを検査する必要があります。v 名前および入力したその他の情報のスペル。 その他の情報のつづり。 その情報が正しくなければ、訂正して

ENTER キーを押してください。v 使用している私用ディレクトリーが正しいかどうかを調べる。 どのディレクトリーを使用しているか判断するには、NAMES メニュー・パネルで CHANGE オプションを選択してください。

グループへの項目の追加を試みている場合には、グループに項目を追加する前に、その項目がディレクトリーに存在していなければなりません。

検出モジュール: ICQCAL00

ICQCA713 Request failed; system error. Press HELP.

説明: マスター名前ディレクトリー・テーブルが割り振られていないために、要求は失敗しました。 ISPF のTBOPEN サービス・ルーチンは、戻りコード 16 をセットします。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに問い合わせて、エラーを解決してください。

検出モジュール: ICQCAL00

ICQCA714 Request failed; system error. Press HELP.

説明: マスター名前ディレクトリー・テーブルが存在しないために、要求は失敗しました。 ISPF の TBOPEN サービス・ルーチンは戻りコード 8 をセットしました。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに問い合わせて、エラーを解決してください。

検出モジュール: ICQCAL00

ICQCA715 Directory in use. To retry, press ENTER; to cancel, END.

説明: 情報センター機能がマスター名前ディレクトリー・テーブルをオープンすることができなかったために、要求は失敗しました。 このテーブルは、一時的に使用されています。 ISPF の TBOPEN サービス・ルーチンは、戻りコード 12 をセットしました。 要求を再試行する場合は、ENTER キーを押してください。後から再試行する場合は、END

PF キーを押してください。

検出モジュール: ICQCAL00

ICQCA716 Request failed; system error. Press HELP.

説明: 情報センター機能がマスター名前ディレクトリー・テーブルをオープンすることができなかったために、要求は失敗しました。 ISPF の TBOPEN サービス・ルーチンは、戻りコード 20 をセットします。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQCAL00

ICQCA711

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 239

Page 252: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQCA717 Request failed; system error. Press HELP.

説明: 私用名前ディレクトリー・テーブルが割り振られていないために、要求は失敗しました。 ISPF の TBOPEN サービス・ルーチンは、戻りコード 16 をセットします。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、情報センター機能管理者に連絡してください。

検出モジュール: ICQCAL00

ICQCA718 Request failed; private directory is in use. Try later.

説明: アクセスを試みた私用名前ディレクトリーは一時的に使用されているために、要求は失敗しました。 ISPF のTBOPEN サービス・ルーチンは戻りコード 12 をセットしており、このコードはテーブルがすでにオープンしていることを示します。 誰かがそのディレクトリーを使用している可能性があります。 必要なディレクトリーにアクセスしているかどうかを確認する必要があります。どのディレクトリーを使用しているか判断するには、NAMES メニュー・パネルで CHANGE オプションを選択してください。

ディレクトリーの分割画面での使用を終了するか、または要求を取り消すために END PF キーを押して、あとで再試行してください。

検出モジュール: ICQCAL00

ICQCA719 Request failed; system error. Press HELP.

説明: 情報センター機能が私用名前ディレクトリーをオープンすることができなかったために、要求は失敗しました。ISPF の TBOPEN サービス・ルーチンは、戻りコード 20 をセットします。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、情報センター機能管理者に連絡してください。

検出モジュール: ICQCAL00

ICQCA720 A private directory entry with the same directory ID exists.

説明: 同じディレクトリー ID またはグループ名を持つ私用ディレクトリー項目が存在するために、マスター・ディレクトリー項目を選択することができません。 マスター・ディレクトリー項目のコピーを修正することによって、私用ディレクトリー項目を作成しました。 そのため、情報センター機能は、私用項目をマスター項目よりも優先させます。

項目を修正せずに私用ディレクトリーにコピーした場合は、私用項目およびマスター項目には同じ情報が入ります。マスター項目を修正して私用ディレクトリーにコピーした場合には、私用項目およびマスター項目には異なった情報が入ります。

マスター・ディレクトリー項目を選択する場合は、次のいずれかを行ってください。

v 私用ディレクトリー項目を削除してください。

v 私用ディレクトリー項目のディレクトリー ID またはグループ名を変更してください。

検出モジュール: ICQCAL00

ICQCA721 None of the entries in the group are accessible.

説明: グループの表示または選択を試みましたが、システムはそのグループの項目をどれも表示することができませんでした。 グループには項目が入っていますが、システムは検出することができませんでした。 次の条件がすべて存在するときに、この状態が発生します。

v 私用ディレクトリーからのグループの表示または選択を試みている。

v 表示または選択を試みているグループには、マスター・ディレクトリー項目しか入っていない。

v マスター・ディレクトリーが使用不可能であるか、または私用ディレクトリー・グループのマスター・ディレクトリー項目がマスター・ディレクトリーから削除されている。

ICQCA717

240 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 253: TSO/E メッセージ - TOK2

グループを表示するには、初めの情報センター機能パネルで NAMES オプションを選択してから、最初の名前ディレクトリー・パネルで GROUPS オプションを選択してください。

検出モジュール: ICQCAL00

ICQCA722 The group contains entry(s) that are not accessible.

説明: グループの表示または選択を試みましたが、システムがそのグループの項目をすべて検出することができませんでした。 次の条件がすべて存在するときに、この状態が発生します。

v 私用ディレクトリーからのグループの表示または選択を試みている。

v 表示または選択を試みているグループには 1 つまたは複数のマスター・ディレクトリー項目が入っている。

v マスター・ディレクトリーが使用不可能であるか、または私用ディレクトリー・グループの 1 つまたは複数のマスター・ディレクトリー項目が、マスター・ディレクトリーから削除されている。

グループを表示するには、初めの情報センター機能パネルで NAMES オプションを選択してから、最初の名前ディレクトリー・パネルで GROUPS オプションを選択してください。

検出モジュール: ICQCAL00

ICQCA731 A different private directory is in use. Press HELP.

説明: 別の私用名前ディレクトリーを使用しており、名前ディレクトリーをすべてクローズしなければなりません。すべてのディレクトリーをクローズするには、次のことを行ってください。

v 他の画面にスワップ (PF9) してください。

v 名前ディレクトリーの最初のパネルを表示してください。(ICQCAM00)

v CLOSE オプション (オプション 3) を選択してください。

ディレクトリーがすべての画面でクローズされたときに、元の画面に戻って私用ディレクトリーの接頭部を再定義することができます。

検出モジュール: ICQCAL06

ICQCA732 Type a valid directory prefix at the cursor position.

説明: 異なるディレクトリーにアクセスするために私用名前ディレクトリーの接頭部を変更する場合には、カーソルによって示されている私用ディレクトリー接頭部フィールドに、有効な接頭部を入力してください。

有効な接頭部には 1~8 文字が入っており、初めの文字は英字、または国別文字でなければなりません。 残りの文字は、英字 (A~Z)、数字 (0~9)、または国別文字 ($、#、@) の任意の組み合わせが可能です。

検出モジュール: ICQCAE17

ICQCA733 Directories were successfully closed.

説明: 名前ディレクトリーは正しくクローズされました。

検出モジュール: ICQCAC00

ICQCA734 Request failed; system error. Press HELP.

説明: テーブル table_name について、ISPF の TBSTATS サービスが失敗しました。戻りコードは 20 です。

検出モジュール: ICQCAC00

ICQCA722

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 241

Page 254: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQCA800 System error accessing nicknames file. Press HELP.

説明: 次の場合が考えられます。

v ユーザーの場合。更新内容は保管されました。 ただし、情報センター機能は、私用ディレクトリーに対応するTRANSMIT/RECEIVE ニックネーム・データ・セットへのアクセスも試みましたが、失敗しました。 この問題を解決するには、情報センター機能管理者に問い合わせてください。

v マスター TRANSMIT/RECEIVE ニックネーム・データ・セットの更新を要求する管理者の場合。要求は失敗しました。 この問題を解決するには、システム・プログラマーに問い合わせてください。

検出モジュール: ICQCACN1

ICQCA801 System error allocating nicknames file. Press HELP.

説明: 次の場合が考えられます。

v ユーザーの場合。更新内容は保管されました。 ただし、情報センター機能は、私用ディレクトリーに対応するTRANSMIT/RECEIVE ニックネーム・データ・セットの割り振りも試みましたが、失敗しました。 この問題を解決するには、情報センター機能管理者に問い合わせてください。

v マスター TRANSMIT/RECEIVE ニックネーム・データ・セットの更新を要求する管理者の場合。要求は失敗しました。 この問題を解決するには、システム・プログラマーに問い合わせてください。

検出モジュール: ICQCACN1

ICQCA802 System error enlarging nicknames file. Press HELP.

説明: 次の場合が考えられます。

v ユーザーの場合。更新内容は保管されました。 ただし、情報センター機能は、私用ディレクトリーに対応するTRANSMIT/RECEIVE ニックネーム・データ・セットの拡張も試みましたが、失敗しました。 この問題を解決するには、情報センター機能管理者に問い合わせてください。

v マスター TRANSMIT/RECEIVE ニックネーム・データ・セットの更新を要求する管理者の場合。要求は失敗しました。 この問題を解決するには、システム・プログラマーに問い合わせてください。

検出モジュール: ICQCACN1

ICQCA803 System error creating nicknames file. Press HELP.

説明: 次の場合が考えられます。

v ユーザーの場合。更新内容は保管されました。 ただし、情報センター機能は私用ディレクトリーに対応するTRANSMIT/RECEIVE ニックネーム・データ・セットの作成も試みましたが、失敗しました。 情報センター機能管理者に問い合わせて、問題を解決してください。

v マスター TRANSMIT/RECEIVE ニックネーム・データ・セットの更新を要求する管理者の場合。要求は失敗しました。 この問題を解決するには、システム・プログラマーに問い合わせてください。

検出モジュール: ICQCACN1

ICQCA804 System error allocating user’s NAMES.TEXT file. Press HELP.

説明: 次の場合が考えられます。

v ユーザーの場合。更新内容は保管されました。 しかし、情報センター機能は NAMES.TEXT データ・セットの割り振りも試みましたが、失敗しました。 情報センター機能管理者に問い合わせて、問題を解決してください。

v マスター TRANSMIT/RECEIVE ニックネーム・データ・セットの更新を要求する管理者の場合。要求は失敗しました。 情報センター機能は、NAMES.TEXT ファイルを割り振ることができませんでした。 この問題を解決するには、システム・プログラマーに問い合わせてください。

検出モジュール: ICQCACN1

ICQCA800

242 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 255: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQCA805 System error editing user’s NAMES.TEXT file. Press HELP.

説明: 次の場合が考えられます。

v NAMES.TEXT テキスト・データが使用中であるか (おそらく分割画面のもう一方で使用されている)、またはNAMES.TEXT テキスト・データがいっぱいであるか、またはシステム・エラーが起きたかの 3 つの場合のいずれかが発生しました。 次の場合が考えられます。

– ユーザーの場合。更新内容は保管されました。 しかし、情報センター機能は NAMES.TEXT データ・セットの編集も試みましたが、失敗しました。 問題を解決することができなければ、情報センター機能管理者に問い合わせてください。

– マスター TRANSMIT/RECEIVE ニックネーム・データ・セットの更新を要求する管理者の場合。要求は失敗しました。 情報センター機能は、NAMES.TEXT ファイルを編集することができませんでした。問題を解決できない場合は、システム・プログラマーに問い合わせてください。

検出モジュール: ICQCACN1

ICQCB000 Request failed; system error. Press HELP.

説明: 情報センター機能は、学習コースのリストを表示することができませんでした。 リストが入っているテーブルが存在しません。 ISPF の TBOPEN サービス・ルーチンは戻りコード 8 をセットしました。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、情報センター機能管理者に連絡してください。

検出モジュール: ICQCBC00

ICQCB001 Request failed; system error. Press HELP.

説明: 情報センター機能は、学習コース・リストが入っているテーブルにアクセスすることができません。 ISPF

TBOPEN サービス・ルーチンは、戻りコードを return_code にセットしました。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、情報センター機能管理者に連絡してください。

検出モジュール: ICQCBC00

ICQCB002 Request failed; system error. Get help.

説明: ISPF が program_name の呼び出しを試みたときに、重大なエラーが発生しました。 ISPF は、戻りコード 20

をセットします。そのプログラムがシステム実行ライブラリー (たとえば LINKLIB または LPALIB)、または ISPLLIB

と連結したライブラリーのどちらにもないために、エラーが起きた可能性があります。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、情報センター機能管理者に連絡してください。

検出モジュール: ICQCBC00

ICQCB003 Course information was changed since list was displayed.

説明: リストを選択した後で、管理者が学習コースについての情報を変更しました。 管理者が変更を行っても、まだ要求を受信することが可能な場合は、システムは要求を受け取ります。 しかしその変更によって、要求を受信することが不可能になる状態になっている可能性があります。

検出モジュール: ICQCBC00

ICQCB004 ″A″ is valid only if the condition is AVAILABLE.

説明: 要求した IIPS 学習コースの学習コース状態が AVAILABLE ではないために、IIPS 学習コースを聴講 (A) することができません。

検出モジュール: ICQCBC00

ICQCA805

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 243

Page 256: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQCB005 ″T″ valid for IIPS course only if condition is REGISTERED.

説明: 要求した IIPS 学習コースに登録されていないために、それを受講 (T) することはできません。 REGISTERED

という語が、学習コース・リストの学習コース名の後に入っていません。学習コース状態も、学習コースに登録を要求することを妨げています。 学習コース状態が A (AVAILABLE) または R (REGISTER ONLY) の状態のときだけ、登録を要求することができます。

検出モジュール: ICQCBC00

ICQCB006 ″R″ valid only if condition is AVAILABLE or REGISTER ONLY.

説明: 学習コースの状態が AVAILABLE または REGISTER ONLY の場合だけ、登録 (R) することができます。

検出モジュール: ICQCBC00

ICQCB007 ″W″ is valid only for courses marked AUTHOR.

説明: 学習コースの作成者である場合にのみ、学習コースを作成することができます。 情報センター機能が、作成者として認めていません。 認められている 3 種類のコース (IIPS、クラスルーム、およびコンピューター) があります。しかし、IIPS 学習コースだけが、学習コース・タイプとして AUTHOR を割り当てられることができます。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、情報センター機能管理者に問い合わせてください。

対象者: 情報センター機能ユーザー

検出モジュール: ICQCBC00

ICQCB008 You are already registered for this course.

説明: すでに要求された学習コースに登録されています。 再び登録することはできません。

その学習コースが IIPS 学習コースであり、学習コース・リストの学習コース名の後に REGISTERED が表示されている場合は、その学習コースの受講を要求することができます。 学習コース名の左側の処置フィールドに、T と入力してください。

検出モジュール: ICQCBC00

ICQCB009 No course listings are available to view.

説明: 学習コースのリストの表示を要求しましたが、現時点では表示できる学習コースはありません。

ユーザーの応答: 詳細については、情報センター機能管理者に問い合わせてください。

検出モジュール: ICQCBC00

ICQCB010 Resource in use. To retry, reselect; to cancel, press END.

説明: 教育サービスが必要とするテーブルの中の 1 つが一時的に使用されているために、要求は失敗しました。 選択を再試行してください。

検出モジュール: ICQCBC00

ICQCB011 ″T″ valid for IIPS course only if condition is REGISTERED.

説明: 要求した IIPS 学習コースに登録されていないために、それを受講 (T) することはできません。 REGISTERED

という語が、学習コース・リストの学習コース名の後に入っていません。

この学習コースに登録を要求することができます。 後日管理者が要求を受信すると、学習コース名の後にREGISTERED という語が入り、その学習コースの受講を要求することができます。

ICQCB005

244 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 257: TSO/E メッセージ - TOK2

初めに登録しないと学習コースを受講することはできませんが、コースの概要を表示 (V) することはできます。 状態が AVAILABLE であれば、学習コースを聴講 (A) することもできます。

検出モジュール: ICQCBC00

ICQCB012 AUTHOR NUMBER must be A followed by 1-9 characters (A-Z, 0-9).

説明: 作成者番号が正しくありません。A の後に、1~9 文字が続かなければなりません。 それらの文字には、英字(A から Z) または数字 (0 から 9) を使用することができます。 作成者番号を訂正してから、ENTER キーを押してください。

検出モジュール: ICQCBE50

ICQCB014 The course is unavailable. Try later.

説明: 受講 (T) を要求したコースに登録されましたが、現時点でそのコースは使用不可能です。 学習コースが変更または更新中の場合は、管理者は UNAVAILABLE 状態にセットします。

ユーザーの応答: 情報センター機能管理者に問い合わせて、要求された学習コースがいつ使用可能になるかを判断してください。

学習コース自体は使用不可能ですが、学習コースの概要を表示 (V) することはできます。

検出モジュール: ICQCBC00

ICQCB015 ″R″ is not required for COMPUTER courses.

説明: COMPUTER 学習コースに登録することができないし、その必要もありません。学習コース状態がAVAILABLE であれば、学習コース名の左側にある処置フィールドに T と入力することによって、この学習コースを受講することができます。

検出モジュール: ICQCBC00

ICQCB019 ″A″ and ″T″ are not valid actions for CLASSROOM courses.

説明: クラスルーム学習コースは、クラスルームで開催される学習コースです。そのため、情報センター機能によって受講することも、聴講することもできません。 情報センター機能を使用できるのは、クラスルーム学習コースに登録を要求する場合だけです。

異なる処置を指定するか、または別のコースを選択してください。

検出モジュール: ICQCBC00

ICQCB020 Request already accepted. It has not yet been processed.

説明: 情報センター機能は、この学習コースへの以前の登録要求を記録しています。 管理者は、後からこの要求を処理します。 要求が処理されると、次のいずれかになります。

v コース・リストで学習コース名の後に、REGISTERED という語が入ります。 REGISTERED は受講者が登録済みで、その学習コースを受講することができることを示しています。

v 要求が拒否されたことを示すメッセージが出ます。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCBC00

ICQCB012

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 245

Page 258: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQCB021 Request accepted for processing later.

説明: 情報センター機能は、登録要求を記録しました。 管理者は、後からこの要求を処理します。 要求が処理されると、次のいずれかになります。

v コース・リストで学習コース名の後に、REGISTERED という語が入ります。 REGISTERED は受講者が登録済みで、その学習コースを受講することができることを示しています。

v 要求が拒否されたことを示すメッセージが出ます。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCBC00

ICQCB022 Request not recorded; system error. Press HELP.

説明: 登録要求は、処理するために管理者に渡されませんでした。 テーブルの入っているデータ・セットが割り振られていないために、登録要求テーブルに要求を記録する試みは失敗しました。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、情報センター機能管理者に連絡してください。

検出モジュール: ICQCBC00

ICQCB023 Request not recorded; system error. Press HELP.

説明: ISPF の TBCLOSE サービスが登録要求テーブルのクローズを試みたときにエラーを検出したため、情報センター機能は登録要求を記録できませんでした。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、情報センター機能管理者に連絡してください。

検出モジュール: ICQCBC00

ICQCB024 Resource in use. To retry, reselect; to cancel, press END.

説明: 学習コース用に登録要求しました。 しかし、同時に別のユーザーが学習コースに登録を試みているため、情報センター機能は要求を記録できません。 通常、この状態は一時的なものです。

要求を再試行をする場合は選択を再度入力し、ENTER キーを押してください。 要求を取り消す場合は END PF キーを押してください。

検出モジュール: ICQCBC00

ICQCB025 Request not recorded; system error. Press HELP.

説明: 通常、情報センター機能はテーブルに登録要求を記録して、管理者が要求を受け入れたり拒否することができるようにします。 この登録要求テーブルは存在せず、それを作成することもできません。 TBCREATE またはTBCLOSE サービス・ルーチンは、ゼロ以外の戻りコードをセットします。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、情報センター機能管理者に連絡してください。

検出モジュール: ICQCBC00

ICQCB026 Request not recorded; system error. Press HELP.

説明: TBOPEN サービスが登録要求テーブルのオープンを試みたときにエラーを検出したため、情報センター機能は登録要求を記録できませんでした。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、情報センター機能管理者に連絡してください。

検出モジュール: ICQCBC00

ICQCB021

246 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 259: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQCB027 ″T″ is valid only if the COMPUTER course is AVAILABLE.

説明: 要求した COMPUTER 学習コースが AVAILABLE となっていないために、受講 (T) することができません。異なる処置を指定する、異なる学習コースを選択するか、あるいは教育サービスを終了するために、END PF キーを押してください。

検出モジュール: ICQCBC00

ICQCB028 Request failed; system error. Press HELP.

説明: 学習コース (course_name) を呼び出すプログラム、CLIST、またはコマンドが失敗したために、COMPUTER 学習コースの受講または聴講の要求は失敗しました。 戻りコード 20 が出され、終了します。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、情報センター機能管理者に連絡してください。

検出モジュール: ICQABC00

ICQCG000 Unable to allocate format file. Contact administrator.

説明: 情報センター機能が、形式ファイル (データ・セット) をファイルに割り振ることができなかったために、要求は失敗しました。 TSO/E ALLOCATE コマンドは、失敗しました。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、情報センター機能管理者に連絡してください。

検出モジュール: ICQCGC00

ICQCG001 Unable to allocate data file. Contact administrator.

説明: 情報センター機能が要求されたデータ・ファイルを割り振ることができなかったために、要求は失敗しました。TSO/E ALLOCATE コマンドは、失敗しました。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、情報センター機能管理者に連絡してください。

検出モジュール: ICQCGC00

ICQCG002 No files match the specified information.

説明: プロジェクト、ファイル名、およびファイル・タイプ・フィールドに入力した情報に合致するファイルがありません。 これらの 1 つまたは複数のフィールドで情報を変更して、ENTER キーを押してください。

検出モジュール: ICQCGC00、ICQCGC01、ICQCGC02

ICQCG004 The Interactive Chart Utility is not available.

説明: 対話式チャート・ユーティリティー (ICU) を使用することができません。 ICU がインストールされていないか、または ICU が一時的にアクセス不能であるかのどちらかです。

ユーザーの応答: 詳細については、情報センター機能管理者に問い合わせてください。

検出モジュール: ICQCGC00

ICQCG005 Unable to allocate image file. Contact administrator.

説明: 情報センター機能は、要求されたイメージ・ファイルを割り振ることができませんでした。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、情報センター機能管理者に問い合わせてください。

検出モジュール: ICQCGC01

ICQCB027

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 247

Page 260: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQCG006 Unable to allocate object file. Contact administrator.

説明: 情報センター機能は、要求されたオブジェクト・ファイルを割り振ることができませんでした。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、情報センター機能管理者に問い合わせてください。

検出モジュール: ICQCGC01

ICQCG007 The Image Symbol Set Editor is not available.

説明: イメージ・シンボル・セット編集プログラム (ISE) を使用することができません。 ISE が組み込まれていないか、または一時的に ISE がアクセス不能であるかのどちらかのためです。

ユーザーの応答: 詳細については、情報センター機能管理者に問い合わせてください。

検出モジュール: ICQCGC01

ICQCG008 The Vector Symbol Set Editor is not available.

説明: ベクトル・シンボル編集プログラム (VSE) を使用することができません。 VSE が組み込まれていないか、または一時的に VSE がアクセス不能であるかのどちらかの理由のためです。

ユーザーの応答: 詳細については、情報センター機能管理者に問い合わせてください。

検出モジュール: ICQCGC02

ICQCG009 The specified alternate symbol library cannot be found.

説明: 指定された代替シンボル・ライブラリーがカタログされていないか、または存在していないかのどちらかです。異なる代替シンボル・ライブラリーの名前を入力するか、またはライブラリーのリストを要求して、そのリストの中から 1 つ選択することができます。 リストを要求するには、ファイル名フィールドまたはファイル・タイプ・フィールドに、アスタリスク (*) あるいは名前の一部の後にアスタリスクを続けて入力してください。

検出モジュール: ICQCGC00

ICQCG010 Unable to allocate vector file. Contact administrator.

説明: 情報センター機能は、要求されたベクトル・ファイルを割り振ることができませんでした。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、情報センター機能管理者に問い合わせてください。

検出モジュール: ICQCGC02

ICQCG011 Library at cursor must be Alternate Symbol Library 1.

説明: 代替シンボル・ライブラリーをリストしている順序を変更しなければなりません。 カーソル位置のライブラリーは最大ブロック・サイズを持っているので、第 1 代替シンボル・ライブラリーでなければなりません。

検出モジュール: ICQCGC00

ICQCG012 Inconsistent Symbol Library block sizes. Press HELP.

説明: デフォルト・シンボル・ライブラリーの symbol_library_name は、指定されたすべての代替シンボル・ライブラリーよりも大きいブロック・サイズを持っています。 指定された第 1 代替シンボル・ライブラリーを、block_size より大きいか、あるいはそれに等しいブロック・サイズを持つように割り振り直してください。

ユーザーの応答: データ・セットの再割り振りに援助が必要であれば、情報センター機能管理者に問い合わせてください。

検出モジュール: ICQCGC00

ICQCG006

248 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 261: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQCG015 Unable to allocate the symbol libraries.

説明: 情報センター機能は、シンボル・ライブラリーを割り振ることができませんでした。 ADMSYMBL というファイル名が使用されているため、ALLOCATE コマンドは失敗しました。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、情報センター機能管理者に連絡してください。

検出モジュール: ICQCGC00

ICQCG017 Request failed; system error. Press HELP.

説明: CLIST ICQCGC00 での重大なエラーのために要求は失敗しました。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、情報センター機能管理者に連絡してください。

検出モジュール: ICQCGC00、ICQCGC01、ICQCGC02

ICQCI000 Number at cursor must be between a minimum number and a maximum number.

説明: カーソルが位置するフィールドの数字が無効です。 そのフィールドには、メッセージで示された範囲の数字を入力してください。

検出モジュール: ICQCIE34、ICQCIE51、ICQCIE52、 ICQCIE61、ICQCIE62

ICQCI005 Number at cursor must be equal to or greater than a minimum number.

説明: カーソルが位置するフィールドの数字が無効です。 そのフィールドには、メッセージで示された数字に等しいか、またはそれより大きい数値を入力してください。

検出モジュール: ICQCIE34

ICQCI006 Unable to allocate a file on VOLUME specified_volume_name

説明: 情報センター機能は、指定されたボリュームにファイルを割り振ることができませんでした。 以下のいずれかを行ってください。

v TSO/E にボリュームの選択をさせます。ボリューム・フィールドをブランクのままにして、ENTER キーを押してください。

v このメッセージの後に続く TSO/E エラー・メッセージを使用して、要求が失敗した理由を判断し、問題を訂正します。

ユーザーの応答: 問題を解決することができなければ、情報センター機能管理者に問い合わせてください。

検出モジュール: ICQCIC30

ICQCI007 Unable to allocate requested query file.

説明: 情報センター機能は、以下の照会ファイルを割り振ることができませんでした。

data_set_name

要求が失敗した理由を判断するために、このメッセージの後に続く TSO/E エラー・メッセージを使用してください。

ユーザーの応答: 援助が必要であれば、情報センター機能管理者に問い合わせてください。

検出モジュール: ICQCIC30

ICQCG015

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 249

Page 262: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQCI008 VOLUME is not valid. Correct or leave blank.

説明: 指定したボリューム通し番号が TSO/E ボリュームには無効です。 この値には、A~Z、0~9、@、$、または# の文字だけを入れることができます。 名前を訂正するか、またはフィールドをブランクのままにして、TSO/E にボリュームを選択させてください。

ユーザーの応答: 問題を解決することができなければ、情報センター機能管理者に問い合わせてください。

検出モジュール: ICQCIE34、ICQCIE51、ICQCIE52、 ICQCIE61、ICQCIE62

ICQCI009 Type name of definition file or request list and select.

説明: PROJECT 情報が必要とされています。 ファイル名およびファイル・タイプ・フィールドに、次のいずれかを入力してください。

v 完全な名前。

v アスタリスク (*)、または名前の一部の後にアスタリスクを続けたもの。入力した情報と合致する定義ファイルのリストを表示して、そのリストから 1 つを選択することができます。

検出モジュール: ICQCIC30

ICQCI010 FIELD NAME not valid. Use only characters A-Z, 0-9, or /.

説明: フィールド名の値が無効です。 フィールド名には A~Z、0~9、または / の文字だけを入れることができます。 名前を訂正してから ENTER キーを押してください。

検出モジュール: ICQCIE35

ICQCI011 FIELD TYPE is not valid. Type C, D, E, F, N, P, or Z.

説明: 入力したフィールド・タイプが無効です。 使用可能なフィールド・タイプは次のものだけです。v C - 文字データv D - ゾーン 10 進数v E - 浮動小数点 (10 進数短、または長精度)

v F - 整数 (固定小数点 10 進数)

v N - 数字v P - パック 10 進数v Z - ゾーン 10 進数

フィールド・タイプを訂正してから、ENTER キーを押してください。 APLDI の詳細については、 APL Data

Interface II TSO, Description/Options を参照してください。

検出モジュール: ICQCIE35

ICQCI012 Field_name must contain a number.

説明: field_name の値が無効です。そのフィールドには、数字 (0~9) が入らなければなりません。 エラーを訂正してから、ENTER キーを押してください。

検出モジュール: ICQCIE35

ICQCI013 FILE ID not valid. Valid characters are A-Z, 0-9, @, $, or #.

説明: ファイル ID フィールドの値が無効です。 ファイル ID には A~Z、0~9、@、$、または # の文字だけを入れることができます。ファイル ID を訂正してから、ENTER キーを押してください。

検出モジュール: ICQCIE35

ICQCI008

250 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 263: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQCI014 DECIMAL PLACES must be 0 or blank when FIELD TYPE is C.

説明: フィールド・タイプの値が C であり、そのフィールドに文字データが入ることを示しています。 したがって、小数点以下の桁数にはゼロ以外の値は受け入れられません。文字フィールドは、少数位を含まないからです。

フィールド・タイプを変更するか、または小数位桁数をゼロあるいはブランクにしてください。

検出モジュール: ICQCIE35

ICQCI015 The definition file has been saved.

説明: 情報センター機能は、定義ファイルを保管しました。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCIE35

ICQCI016 Error in definition file data. Fix field at cursor or CANCEL.

説明: 定義ファイルのデータが正しくありません。 カーソルはエラー状態のフィールドを示しています。 以下のいずれかを行うことができます。

v エラーを訂正してください。エラーを訂正した後にだけ定義ファイルを保管することができます。

v この編集セッションを開始してから、あるいは SAVE コマンドを最後に入力してから、このファイルに行った変更をすべて消去してください。 変更を消去するには、コマンド行に CANCEL と入力してください。

検出モジュール: ICQCIE35

ICQCI017 Edit cancelled. Definition file not saved or replaced.

説明: 定義ファイルの編集中に、CANCEL コマンドを入力しました。 情報センター機能はこの編集セッションを開始してから、あるいは最後に SAVE コマンドを入力したときから定義ファイルに行った変更を削除しました。 前の編集セッションで行った変更、またはこのセッション中に保管した変更と共に、定義ファイルの前のコピー (もしあれば)

はまだ使用可能です。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCIC35

ICQCI018 Command at cursor position is not valid. Type D, I, or R.

説明: カーソルによって示された行に指定したコマンドが正しくありません。 その行を削除するには、D と入力します。新しい行を挿入するには、I と入力します。その行を繰り返す場合は、R と入力します。

検出モジュール: ICQCIC35

ICQCI019 Type name for query file 2 or leave blank and press ENTER.

説明: リストから最初の照会ファイルを選択しました。 2 番目の照会ファイル用の名前を指定するか、またはフィールドをブランクにして、照会ファイルを 1 つだけ使用したいことを表してください。

検出モジュール: ICQCIC50

ICQCI020 The specified_command is not valid on COMMAND line of this panel.

説明: コマンド行に入力したコマンドは、無効です。 定義ファイルに行った変更を保管するには、SAVE と入力してください。 変更を行ったけれどもまだ保管していない変更を取り消す場合には、CANCEL と入力してください。 前の編集セッションで行った変更、またはこの編集セッション中に保管した変更に加えて、定義ファイルの前のコピー(もしあれば) は、まだ使用可能です。

検出モジュール: ICQCIC35

ICQCI014

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 251

Page 264: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQCI021 To edit the definition file, type Y; to proceed, type N.

説明: 照会ファイルを作成する前に、定義ファイルを編集することができます。 ファイルを編集するには、Y と入力してください。編集を迂回するには、N と入力してください。

検出モジュール: ICQCIC35

ICQCI022 Definition file not found. Change name or request to edit it.

説明: 指定した定義ファイルは存在していません。 以下のいずれかを行うことができます。

v 異なった定義ファイルを使用してください。プロジェクト、ファイル名、またはファイル・タイプ・フィールドを変更してください。

v 指定した名前を使用して定義ファイルを作成してください。定義ファイル編集フィールドに Y と入力してください。

検出モジュール: ICQCIC30

ICQCI023 Size estimate failed. Possible definition file error.

説明: ALPDI 選択パネルで CREATE オプションを選択しました。 APLDI の DISIZE プログラムは終了し、ゼロ以外の戻りコードが出されました。使用したファイルが正しいかどうか確認してください。

ユーザーの応答: 援助が必要であれば、情報センター機能管理者に問い合わせてください。

検出モジュール: ICQCIC30

ICQCI024 Select query file 1 from the list displayed.

説明: APLDI の DIUTIL プログラムが使用する最初の照会ファイルを選択するには、左側にある処置フィールドに S

と入力して、ENTER キーを押してください。

検出モジュール: ICQCIC50

ICQCI025 Select query file 2 from the list displayed.

説明: APLDI プログラム DIUTIL が使用する 2 番目の照会ファイルを選択するには、処置フィールドの左側に S と入力して、ENTER キーを押してください。

検出モジュール: ICQCIC50

ICQCI026 Unable to allocate the new query file.

説明: 情報センター機能は、照会ファイルを割り振ることができません。このメッセージと一緒に表示される TSO/E

エラー・メッセージを使用して、問題の解決に役立ててください。

ユーザーの応答: 援助が必要であれば、情報センター機能管理者に問い合わせてください。

検出モジュール: ICQCIC50

ICQCI027 Select the DICNTL file to control BULK DELETE processing.

説明: 大量削除処理の制御に使用される、DICNTL ファイルの左側にある処置フィールドに、S と入力してください。 このファイルは APLDI の DICNTL 機能を使用して、前のステップで作成されていなければなりません。

検出モジュール: ICQCIC50

ICQCI021

252 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 265: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQCI028 Select the DICNTL file to control UNLOAD processing.

説明: DIUNLOAD プログラムの制御に使用する、DICNTL ファイルの左側にある処置フィールドに、S と入力してください。 このファイルは APLDI の DICNTL 機能を使用して、前のステップで作成されていなければなりません。

検出モジュール: ICQCIC60

ICQCI029 The specified_command is not valid on the COMMAND line of this panel.

説明: tso が接頭部として付いている TSO/E コマンドまたは ISPF コマンドだけが、このメッセージを表示するパネルのコマンド行で有効です。

検出モジュール: ICQCIC35、ICQGCC00

ICQCI030 Unable to allocate DICNTL file. CC = return_code.

説明: 情報センター機能は、DICNTL ファイルを割り振ることができませんでした。この問題の解決には、このメッセージと共に表示される TSO/E エラー・メッセージを使用してください。

ユーザーの応答: 援助が必要であれば、情報センター機能管理者に問い合わせてください。

検出モジュール: ICQCIC50

ICQCI031 Type name for DICNTL file or leave blank and press ENTER.

説明: APLDI DICNTL サービスが以前に作成したファイルを使用するには、表示されたフィールドに必要な情報を入力して、ENTER キーを押してください。ファイル・リストから選択するには、ファイル名フィールドまたはファイル・タイプ・フィールドで、アスタリスク (*) を入力するか、あるいは名前の一部の後にアスタリスクを続けて入力してください。

DICNTL が作成したファイルを使用しない場合は、ファイル名フィールドをブランクのままにして、ENTER キーを押してください。

検出モジュール: ICQCIC60

ICQCI032 Unable to allocate sequential file; condition code = return_code.

説明: 情報センター機能は、APLDI DIUNLOAD プログラムに順次ファイルを割り振ることができませんでした。この問題の解決には、このメッセージと共に表示される TSO/E エラー・メッセージを使用してください。

ユーザーの応答: 援助が必要であれば、情報センター機能管理者に問い合わせてください。

検出モジュール: ICQCIC60

ICQCI033 DIUNLOAD failed: CC = return_code. Files might be incomplete.

説明: APLDI の DIUNLOAD プログラムが終了して、このメッセージに指定された条件コードが出されました。APLDI プログラム DIUNLOAD が表示する追加情報を使用して、問題を解決してください。

ユーザーの応答: 援助が必要であれば、情報センター機能管理者に問い合わせてください。

検出モジュール: ICQCIC60

ICQCI034 File sequential_data_set_name created.

説明: APLDI DIUNLOAD プログラムは、メッセージで示された順次ファイルを正しく作成しました。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCIC60

ICQCI028

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 253

Page 266: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQCI035 Sequential.data.set1 - number sequential files created.

説明: APLDI DIUNLOAD プログラムは、メッセージで報告された数の順次ファイルを正しく作成しました。 レコードの数を多く見積もっていた場合は、1 つまたは複数のファイルが空になる場合があります。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCIC60

ICQCI036 Change name of new query file; file 1 or 2 has same name.

説明: 新しい照会ファイルに指定した名前は、照会ファイル 1 または照会ファイル 2 の名前と重複するので、受け入れられません。 異なる名前を入力して、ENTER キーを押してください。

検出モジュール: ICQCIC50

ICQCI037 Type a name for a workspace or leave blank and press ENTER.

説明: 照会ワークスペースの名前を入力するか、またはワークスペース名フィールドをブランクのままにしてください。ブランクのままにする場合は、情報センター機能はデフォルトのワークスペースを使用します。

検出モジュール: ICQCIC10

ICQCI038 Type a number in the RECORD LENGTH field.

説明: レコード長フィールドは必須です。このフィールドによって、APLDI DIUNLOAD プログラムが作成した順次ファイル内の、見積もられたレコードの長さが提供されます。レコードの長さを計算するには、照会ファイル・レコードのすべてのフィールドの長さを合計してください。

検出モジュール: ICQCIC60

ICQCI039 Type a number in the NUMBER OF RECORDS field.

説明: APLDI DICNTL プログラムを使用して、作成した DICNTL レコードの数を入力してください。

DICNTL ファイルのレコードの数によって、DIUNLOAD が作成する順次ファイルの数が決まります。 DICNTL の各レコードごとに、DIUNLOAD は、照会ファイルからのレコードおよび該当する DICNTL レコードが入っている新しい順次ファイルを作成します。その数を多く見積もった場合は、DIUNLOAD が余分な空のファイルを作成します。

検出モジュール: ICQCIC60

ICQCI040 FILE TYPE with suffix number exists. REPLACE or change name.

説明: 作成を試みたファイルと同じ名前のファイルがすでに存在しています。以下のいずれかを行ってください。v 置き換えフィールドに Y と入力して、既存ファイルを置き換えてください。v ファイル名フィールドに異なる名前を入力してください。

検出モジュール: ICQCIC30、ICQCIC60

ICQCI041 Request failed; reason_for_failure.

説明: 情報センター機能は、そのデータ・セットにアクセスすることができません。

ユーザーの応答: 別のデータ・セットを選択するか、または援助のために、情報センター機能管理者に問い合わせるかのいずれかを行ってください。

TSO/E CLIST 組み込み機能の SYSDSN が、「OK」または「DATASET NOT FOUND」以外の条件を戻したため、情報センター機能はこのメッセージを出しました。CLIST 組み込み機能の詳細については、z/OS TSO/E CLIST を参照してください。

ICQCI035

254 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 267: TSO/E メッセージ - TOK2

検出モジュール: ICQGCC00

ICQCI042 Unable to allocate new query or temporary file.

説明: 情報センター機能は、指定された新しい照会ファイルまたはワークスペース・ファイルのいずれも割り振ることができませんでした。 この問題の解決には、このメッセージと共に表示される TSO/E エラー・メッセージを使用してください。

ユーザーの応答: 援助が必要であれば、情報センター機能管理者に問い合わせてください。

検出モジュール: ICQCIC30

ICQCI043 File size is being estimated. Please wait.

説明: このメッセージはオンライン・ヘルプを持たない進行メッセージです。ファイル・サイズの見積もりには、しばらく時間がかかります。

検出モジュール: ICQCIC30

ICQCI044 File size is being calculated. Please wait.

説明: このメッセージはオンライン・ヘルプを持たない進行メッセージです。ファイル・サイズの計算には、しばらく時間がかかります。

検出モジュール: ICQCIC30

ICQCI045 Files are being allocated. Please wait.

説明: このメッセージはオンライン・ヘルプを持たない進行メッセージです。ファイルの割り振りには、しばらく時間がかかります。

検出モジュール: ICQCIC30

ICQCI046 DICREATE program is running. Please wait.

説明: このメッセージはオンライン・ヘルプを持たない進行メッセージです。 DICREATE プログラムを実行するには、しばらく時間がかかります。

検出モジュール: ICQCIC30

ICQCI047 Values for field_name must be numeric.

説明: カーソル位置の値に、文字または数字ではない文字が入っています。その値を訂正してから、ENTER キーを押してください。

検出モジュール: ICQCIE35

ICQCI048 An error was detected. The TSO/E error message is shown.

説明: 上記に示されたメッセージは、TSO/E 割り振りエラー・メッセージである ICQCI049、およびエラーの原因となった割り振りコマンドと共に、行モード TSO/E で表示されます。TSO/E エラー・メッセージの詳細については、本書z/OS TSO/E メッセージ の該当する項を参照してください。

検出モジュール: ICQCIC30

ICQCI042

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 255

Page 268: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQCI049 To aid in correcting the error, note the message.

説明: 上記に示されたメッセージは、TSO/E 割り振りエラー・メッセージである ICQCI048、およびこのエラーの原因となった割り振りコマンドと共に、行モード TSO/E で表示されます。システムはこの情報を記録しないために、エラーの原因となった割り振りコマンドを記録してください。画面を消去したときに、この情報は失われます。

TSO/E エラー・メッセージの詳細については、本書 z/OS TSO/E メッセージ の該当する項を参照してください。

検出モジュール: ICQCIC30

ICQCL011 The selected product is not installed.

説明: 前のパネルで選択したオプションは、このシステムに組み込まれていないライセンス・プログラムを必要とします。結果として、そのオプションは使用不可です。

ユーザーの応答: 別のオプションを選択するか、または END PF キーを押してください。どのライセンス・プログラムが使用可能であるか知りたい場合は、情報センター機能管理者に問い合わせてください。

検出モジュール: ICQGCMO5

ICQCL012 Any changes to invocation parameters on page number were saved.

説明: 前のページでパラメーターの値に行った変更は保管されました。変更を行っていなければ、呼び出しパラメーターは変更されません。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCLC10

ICQCL013 Profile data set not found. Change PROFILE or SESSION MGR.

説明: プロファイル・フィールドに次のデータ・セット名を入力しました。

data_set_name

この名前をもつデータ・セットはありません。名前を正しく入力しているかどうか、検査してください。 正しくなければ、訂正して ENTER キーを押してください。 その時点から、次に進むことができます。

名前が正しく入力されている場合には、使用を試みるプロファイル・データ・セットは存在しません。SESSION MGR

フィールドに N と入力すれば、セッション・マネージャーなしで続行することができます。

検出モジュール: ICQCLC10

ICQCL015 Workspace exists. Type a new name or type Y to replace.

説明: ワークスペース名フィールドに指定した名前をもつライブラリーのワークスペースが、ライブラリーにすでにあります。使用したいワークスペースがライブラリーにコピーされる前に、ライブラリーにあるワークスペースを必要なワークスペースに置き換えるか、または必要なワークスペースを改名するかのどちらかを行ってください。ワークスペースを置き換える場合は、既存置き換えフィールドに Y と入力してください。 コピーされたワークスペースを改名する場合には、既存置き換えフィールドに N と入力し、NEW NAME フィールドに固有のワークスペース名を入力してください。

検出モジュール: ICQCLC20

ICQCL019 NEW NAME is required when REPLACE EXISTING is N.

説明: 既存置き換えフィールドに N を入力すると、古いワークスペースを、現在要求しているワークスペースと置き換えないということを表します。ワークスペースを保持したい場合は、今要求しているワークスペース用の新しい名前を、新しい名前フィールドに入力しなければなりません。古いワークスペースを保持しない場合には、既存置き換えフィールドの N を Y に変更してください。

ICQCI049

256 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 269: TSO/E メッセージ - TOK2

検出モジュール: ICQCLE30

ICQCL021 Request cancelled. Parameters on page number not updated.

説明: メッセージに示されたページで、END PF キーを押しました。 そのページで呼び出しパラメーターの値を変更した場合には、これらの変更は取り消されました。

これらの変更を取り消したくない場合は PARMS オプションを選択し、そのページに戻り、もう一度パラメーターの値を変更して、ENTER キーを押してください。

検出モジュール: ICQCLC10

ICQCL022 The installation defaults are displayed.

説明: コマンド行に D と入力すると、そのページの呼び出しパラメーターのデフォルト値が表示されます。それらをそのままとして受け入れる場合は、ENTER キーを押してください。それらのどれかを変更するには、表示された値の上に変更したい値を重ねて入力してください。完了したら、 ENTER キーを押してください。これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCLC10

ICQCN000 No news items match the information specified.

説明: ITEM、CATEGORY、および DATE フィールドに指定した情報に合致するニュース項目がありません。 以下のことが可能です。

v 表示された情報のいくつかを変更し、ENTER キーを押します。

v ニュース項目のリストを要求して、リストから選択してください。 リストを要求するには、1 つまたは複数のフィールドに * を入力してください。 ITEM および CATEGORY フィールドに、その後にアスタリスクを伴う名前の一部を入力することもできます。

v ニュースが最後に表示された後で追加された、すべてのニュースを表示するために、コマンド行で NEW を入力します。

v END PF キーを押すことによって、ニュース・サービスを中止します。

検出モジュール: ICQCNC00

ICQCN001 Specified_selection_character is not valid. To view an item, type V.

説明: ニュース項目の左側にある処置フィールドに入力した文字は、認められていません。ニュース項目を表示するには、左側に V と入力して、ENTER キーを押してください。ニュース・サービスを終了する場合には、END PF キーを押してください。

検出モジュール: ICQCNC00

ICQCN002 No news has been added since you last viewed news.

説明: ニュース項目のリストを最後に表示したとき以降に追加された新しいニュース項目はありません。次の複数の方法でニュース項目のリストを表示することができます。

v コマンド行に NEW と入力することにより、ニュース項目のリストを最後に表示したとき以降に変更された項目だけを表示する方法。

v ニュース・サービスの最初のパネルで、ニュース項目のリストを制限するのに必要な情報を入力する方法。

v ニュース・サービスの初めのパネルの各フィールドに、アスタリスク (*) を残しておく方法。

ニュース項目が入っているリストを表示すると、そのニュース項目は新しいニュースから除去されます。実際に、そのニュース項目を表示する必要はありません。これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQANC00、ICQCNC00

ICQCL021

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 257

Page 270: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQCN003 News has been added since you last viewed news.

説明: 最後にニュースを表示したとき以降に、1 つまたは複数のニュース項目が追加されました。追加されたニュースを表示するには、次のことを行ってください。

1. 初めのニュース・サービス・パネルを表示するために、NEWS オプションを選択してください。

2. そのパネルのコマンド行に NEW と入力して、ENTER キーを押してください。

このメッセージを受け取った後で、ニュース項目またはニュース項目リストのどちらかを表示しないと、ログオン後、情報センター機能に入った時点で、再びこのメッセージを受け取ります。

検出モジュール: ICQCNC10

ICQCN004 Select only one news item at a time.

説明: 一回に 1 つだけのニュース項目に対して選択文字を入力することができます。 そのニュース項目を処理した後に、ニュース・リストを再び表示して、別の項目を選択することができます。

検出モジュール: ICQANC00、ICQCNC00

ICQCN005 News item was deleted after this list was displayed.

説明: 管理者は、表示を要求したニュース項目を削除しました。 ニュース・リストを表示した後ニュース項目を選択する前にその削除が発生しました。異なったニュース項目を要求するか、またはニュース・サービスを終了するために、END PF キーを押してください。

検出モジュール: ICQCNC00

ICQCN200 value is not valid on the command line of this panel.

説明: プリンター仕様パネルのコマンド行に、有効ではない値を入力しました。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: 値を検査して、訂正または消去を行ってください。

対象者: 情報センター機能ユーザー

検出モジュール: ICQCNR20

ICQCN201 Item successfully printed.

説明: 指定した項目は正しく印刷されました。 これは通知メッセージです。

システムの処置: 説明を参照してください。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: 情報センター機能ユーザー

検出モジュール: ICQCNR20

ICQCN202 No matches for printer criteria found. Press HELP.

説明: システムは、指定したプリンター・タイプを検出しませんでした。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: 既存のプリンターの選択リストを出すために、有効なプリンターのタイプ、または * を入力してください。

対象者: 情報センター機能ユーザー

ICQCN003

258 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 271: TSO/E メッセージ - TOK2

検出モジュール: ICQCNR20

ICQCN203 Specify printer format or part of format with * suffix.

説明: プリンター形式フィールドに値を入力しませんでした。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: プリンター形式の選択リストを入手するには、プリンター形式、最後の文字として * を伴う部分的なプリンター形式、あるいは * を入力してください。

対象者: 情報センター機能ユーザー

検出モジュール: ICQCNR20

ICQCN205 Specify printer location or *.

説明: プリンター設置場所フィールドに値を入力しませんでした。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: プリンター設置場所の選択リストを受信するために、プリンター設置場所、または * を入力してください。

対象者: 情報センター機能ユーザー

検出モジュール: ICQCNR20

ICQCN206 * is only valid as the last character in the printer format.

説明: プリンター形式フィールドに、最後の文字ではない * を入力しました。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: プリンター形式の選択リストを入手するには、プリンター形式の値、最後の文字として * を伴う部分的なプリンター形式、あるいは * を入力してください。

対象者: 情報センター機能ユーザー

検出モジュール: ICQCNR20

ICQCN207 * is only valid as the last character in the printer type.

説明: プリンター・タイプ・フィールドに、最後の文字ではない * を入力しました。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: プリンター・タイプの選択リストを入手するには、プリンター・タイプの値、最後の文字として *

を伴う部分的なプリンター・タイプ、あるいは * を入力してください。

対象者: 情報センター機能ユーザー

検出モジュール: ICQCNR20

ICQCN208 Number of copies must be within the range 1 through 255.

説明: 有効な数のコピーを入力しませんでした。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: 1~255 までの数を入力してください。

対象者: 情報センター機能ユーザー

検出モジュール: ICQCNR20

ICQCN203

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 259

Page 272: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQCN209 The requested item has no text. Press HELP.

説明: テキスト行がない項目を指定しました。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: その項目を編集してテキストの行を追加するか、または印刷するために別の項目を選択してください。

対象者: 情報センター機能ユーザー

検出モジュール: ICQCNR20

ICQCN210 Error allocating print file. Press HELP.

説明: 指定した印刷ファイルは、割り振ることができませんでした。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: 現在の TSO/E 接頭部およびシステムのデフォルト・ボリュームが、正しく割り振られているかどうか調べてください。 それでも問題が解決されなければ、現在の TSO/E 接頭部で始まり、ICQCNPRT.LIST で終わる印刷データ・セットの旧コピーが、排他的に別のユーザーに割り振られているかどうか検査してください。 割り振りを訂正するか、またはシステム・プログラマーに問い合わせて援助を依頼してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQCNR20

ICQCN211 Error allocating file to the item to be printed. Press HELP.

説明: 指定された項目を、印刷ファイルへのコピー用ファイルに割り振ることができませんでした。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: 別のユーザーに、要求された項目が排他的に割り振られていないかどうか検査して、競合を解消してください。 競合が原因でない場合は、システム・プログラマーに問い合わせてください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQCNR20

ICQCN212 Error opening the item to be printed. Press HELP.

説明: 印刷される項目がオープンされませんでした。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: 別のユーザーが要求された項目への排他的アクセス権を持っていないかどうか検査して、競合を解消してください。 競合が原因でない場合は、システム・プログラマーに問い合わせてください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQCNR20

ICQCN213 Error copying item to the print data set. Press HELP.

説明: 印刷データ・セットに印刷するために要求した項目のコピー中に、エラーが発生しました。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQCNR20

ICQCN209

260 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 273: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQCN215 Print format is not valid.

説明: 指定した印刷形式は有効な名前ではありません。有効な印刷形式には、1~8 文字の英数字が入っています。 はじめの文字は A~Z または 0~9 であり、その後の文字には A~Z、0~9、$、#、または @ が可能です。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: 印刷形式の選択リストを出すために、有効なプリンター形式、最後の文字として * が付いている部分的なプリンター形式、あるいは * を入力してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQCNR20

ICQCN216 Printer type is not valid.

説明: 指定されたプリンター・タイプは有効な名前ではありません。有効なプリンター・タイプには、1~8 文字の英数字が入っています。それらは A~Z、0~9、$、 #、@ が可能です。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: プリンター・タイプの選択リストを出すために、有効なプリンター形式、最後の文字として * が付いている部分的なプリンター・タイプ、あるいは * を入力してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQCNR20

ICQCN217 Printer location cannot contain an apostrophe or parenthesis.

説明: プリンター設置場所フィールドにアポストロフィまたは括弧が入っていますが、それらは認められていません。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: アポストロフィまたは括弧を除去して、有効なプリンター設置場所または * を指定してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQCNR20

ICQCP001 Request failed; printer table or font table error. Press HELP.

説明: システムが、プリンター・サポート・テーブルまたはフォント・テーブルにアクセスできなかったために、プリンターに対する要求は失敗しました。 ISPF の TBOPEN サービス・ルーチンは戻りコード 8 をセットしました。CLIST は、戻りコード 28 (プリンター・テーブルの場合) または戻りコード 32 (フォント・テーブルの場合) を呼び出し側アプリケーションに送りました。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、情報センター機能管理者に連絡してください。

検出モジュール: ICQCPC00、ICQCPC10

ICQCP002 Request failed; printer service busy. Try later.

説明: 該当のプリンターのサポート・テーブルまたはフォント・テーブルが使用中なので、プリンターに対する要求は失敗しました。 ISPF の TBOPEN サービス・ルーチンは、戻りコード 12 をセットしました。 CLIST は、戻りコード 28 (プリンター・テーブルの場合) または戻りコード 32 (フォント・テーブルの場合) を呼び出し側アプリケーションに送ります。再び後から要求してください。

検出モジュール: ICQCPC00、ICQCPC10

ICQCN215

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 261

Page 274: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQCP003 Request failed; printer table or font table error. Press HELP.

説明: プリンター・サポート・テーブルまたはフォント・テーブル・ライブラリーが割り振られていなかったために、プリンターまたはフォントに対する要求は失敗しました。 ISPF の TBOPEN サービス・ルーチンは、戻りコード 16

をセットします。 CLIST は、戻りコード 28 (プリンター・テーブルの場合) または戻りコード 32 (フォント・テーブルの場合) を呼び出し側アプリケーションに送ります。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、情報センター機能管理者に連絡してください。

検出モジュール: ICQCPC00、ICQCPC10

ICQCP004 Request failed; printer table or font table error. Press HELP.

説明: プリンター・サポート・テーブルまたはフォント・テーブルのオープンを試みたときに、システムが重大なエラーを検出したために、プリンターまたはフォントに対する要求は失敗しました。 ISPF の TBOPEN サービス・ルーチンは、戻りコード 20 をセットします。 CLIST は、戻りコード 28 (プリンター・テーブルの場合) または戻りコード32 (フォント・テーブルの場合) を呼び出し側アプリケーションに送ります。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、情報センター機能管理者に連絡してください。

検出モジュール: ICQCPC00、ICQCPC10、ICQCPC15

ICQCP005 Request failed; system error. Press HELP.

説明: 下記のデータ・セットが検出できなかったため、

data_set_name 印刷要求は受け入れられませんでした。

データ・セット名は、CLIST ICQCPC00、ICQCPC10、 ICQCPC15、の DSNAME パラメーター、プリンター・サポート・テーブルの ICQAPT10、または一時テーブル QCPPRINT の DSNAME パラメーターから入手されます。

CLIST の CLIST_name は、戻りコード 12 を呼び出し側アプリケーションに送りました。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、情報センター機能管理者に連絡してください。

検出モジュール: ICQCPC00、ICQCPC10、ICQCPC15

ICQCP006 Request failed; system error. Press HELP.

説明: 選択した印刷定義用に定義された印刷機能がなかったために、印刷要求は失敗しました。 CLIST は、戻りコード 4 を呼び出し側アプリケーションに送ります。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、情報センター機能管理者に連絡してください。

検出モジュール: ICQCPC00

ICQCP007 Request failed; system error. Press HELP.

説明: CLIST ICQCPC00 には、余分パラメーターまたは正しくない構文の VERIFY 要求が入っています。 CLIST

は、戻りコード 36 を呼び出し側アプリケーションに送ります。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、情報センター機能管理者に連絡してください。

検出モジュール: ICQCPC00

ICQCP008 Request failed; system error. Press HELP.

説明: CLIST ICQCPC00 には CHARS パラメーターを持つ VERIFY 要求が入っていますが、指定した印刷定義をもつフォント・テーブルはありません。 CLIST は、戻りコード 32 を呼び出し側アプリケーションに送ります。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、情報センター機能管理者に連絡してください。

検出モジュール: ICQCPC00

ICQCP003

262 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 275: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQCP009 Request failed; system error. Press HELP.

説明: CLIST ICQCPC00 には CHARS パラメーターを持つ VERIFY 要求が入っていますが、指定された 1 つまたは複数の文字セットは定義されませんでした。 確認されなかった文字セットは、次のものです。

unverified font names

CLIST は、戻りコード 20 を呼び出し側アプリケーションに送ります。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、情報センター機能管理者に連絡してください。

検出モジュール: ICQCPC00

ICQCP010 Request failed; system error. Press HELP.

説明: 相互に排他的な ALLOCATION キーワードの BURST と NOBURST、HOLD と NOHOLD の各組合わせのうちの片方または両方が、呼び出しで指定されたために、印刷要求は失敗しました。CLIST は、戻りコード 36 を呼び出し側アプリケーションに送ります。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、情報センター機能管理者に連絡してください。

検出モジュール: ICQCPC10

ICQCP011 Printer not found. Try another or press HELP.

説明: 指定された印刷定義は、プリンター・サポート・テーブルに存在しません。印刷定義を指定した場合は、スペルが正しいかどうか検査してください。正しくない場合は、下記に表示された情報をコピーして、情報センター機能管理者に渡してください。

CLIST の CLIST_name は、ゼロ以外の戻りコードをセットしました。 PLOC または PFORM の内容 にセットされたPLOC または PFORM パラメーターが、検出されませんでした。

検出モジュール: ICQCPC00、ICQCPC10、ICQCPC15

ICQCP012 Request failed; system error. Press HELP.

説明: 印刷 CLIST の CLIST_name の呼び出しが、パラメーター PLOC および PFORM を正しく指定しなかったために、印刷要求は失敗しました。 CLIST が 2 つのパラメーターのうちの 1 つを指定する場合は、両方を指定しなければなりません。さらに、そのどちらにもアスタリスクを入れることはできません。v PLOC はプリンター設置場所 (location) を指定します。v PFORM は印刷形式 (print_format) を指定します。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、情報センター機能管理者に連絡してください。

検出モジュール: ICQCPC10、ICQCPC15

ICQCP013 Request failed; system error. Press HELP.

説明: 印刷 CLIST の CLIST_name の呼び出しには、パラメーター NOTABLE もパラメーター PLOC およびPFORM も入っていなかったために、印刷要求は失敗しました。 印刷特性を渡すために使用される一時テーブルも存在していませんでした。 CLIST は、戻りコード 32 を呼び出し側アプリケーションに送ります。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、情報センター機能管理者に連絡してください。

検出モジュール: ICQCPC10、ICQCPC15

ICQCP009

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 263

Page 276: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQCP014 Request failed; system error. Press HELP.

説明: 印刷 CLIST ICQCPC10 の呼び出しにはパラメーター NOTABLE が入っていますが、パラメーターPLOC/PFORM または SYSOUT は指定されなかったために、印刷要求は失敗しました。 CLIST は、戻りコード 16

を呼び出し側アプリケーションに送ります。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、情報センター機能管理者に連絡してください。

検出モジュール: ICQCPC10

ICQCP015 Request failed; system error. Press HELP.

説明: 印刷要求は失敗し、IEBGENER 印刷ユーティリティーは、戻りコード return_code をセットしました。MVS/370 Utilities を参照して、IEBGENER 戻りコードの説明を入手してください。 印刷 CLIST は、戻りコード 24

を呼び出し側アプリケーションに送ります。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、情報センター機能管理者に連絡してください。

検出モジュール: ICQCPC10

ICQCP016 Request failed; system error. Press HELP.

説明: IEBGENER ユーティリティー用の ALLOCATE パラメーターの 1 つによって、IEBGENER がゼロ以外の戻りコードをセットしたために、印刷要求は失敗しました。 ALLOCATE からのメッセージは、次のパネルに表示されます。

印刷 CLIST は、戻りコード return_code を呼び出し側アプリケーションに送りました。印刷 CLIST が戻りコード 12

をセットする場合は、印刷を試みた入力データ・セット (SYSUT1) はエラー状態です。印刷 CLIST が戻りコード 16

をセットする場合には、プリンター (SYSUT2) がエラー状態です。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、情報センター機能管理者に連絡してください。

検出モジュール: ICQCPC10

ICQCP017 Printing failed; severe error. Press HELP for details.

説明: 呼び出した印刷機能がエラーを検出したために、要求は失敗しました。 IBM 提供の印刷機能およびその戻りコードに関する詳細は、z/OS TSO/E Programming Services を参照してください。

プリンター設置場所 プリンター設置場所プリンター形式 プリンター形式印刷機能 CLIST、プログラム、またはコマンドの名前戻りコード 印刷機能からの戻りコード印刷データ・セット 印刷を試みているデータ・セットの名前機能メッセージ 印刷機能によって戻されるメッセージ

注: 機能メッセージがなければ、このフィールドは端末装置に表示されません。

呼び出し 印刷機能をアクティブにするために、CLIST コマンドによって呼び出されたISPF SELECT サービス

検出モジュール: ICQCPC00

ICQCP018 Print function could not be invoked. Press HELP for details.

説明: 情報センター機能が (ISPF の SELECT サービスを呼び出すことによって) 印刷機能の呼び出しを試みて、重大なエラーを検出したために、要求は失敗しました。 このメッセージが出たら、端末装置で HELP PF キーを押して、情報センター機能管理者またはシステム・プログラマー向けに表示される情報を書き留めてください。

ICQCP014

264 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 277: TSO/E メッセージ - TOK2

プリンター設置場所 プリンター設置場所プリンター形式 プリンター形式印刷機能 印刷機能ISPF SELECT メッセージ ISPF SELECT サービスによって戻されたメッセージ

注: ISPF SELECT サービスの詳細については、 z/OS ISPF サービス・ガイドを参照してください。

呼び出し 印刷機能をアクティブにするために、CLIST コマンドによって呼び出されたISPF サービス

検出モジュール: ICQCPC00

ICQCP019 No printer was selected.

説明: プリンターを選択せずに、END PF キーを押しました。 プリンターの選択が必要で、プリンター・リストのパネルに再びアクセスすることができる場合は、プリンターを選択して、ENTER キーを押してください。 CLIST は、戻りコード 8 を呼び出し側アプリケーションに送ります。

検出モジュール: ICQCPC00

ICQCP030 Conflicting PRINTDS parameters were specified. Press HELP.

説明: 印刷 CLIST ICQCPC15 が、PRINTDS コマンドの相反するパラメーターを検出したために、印刷要求は失敗しました。 メッセージが表示されている間に HELP PF キーを押すと、2 つの相反するパラメーターをリストするパネルを表示することができます。 CLIST ICQCPC15 を呼び出す呼び出し側から、2 つの相反するパラメーターのいずれかを削除しなければなりません。

CLIST は、戻りコード 16 を呼び出し側アプリケーションに送ります。

検出モジュール: ICQCPC15

ICQCP031 PRINTDS failed. Press HELP.

説明: TSO/E PRINTDS コマンドがエラーを検出したために、印刷要求は失敗しました。 このメッセージが表示されている間に HELP PF キーを押すと、PRINTDS から 1 つまたは複数のエラー・メッセージをリストするパネルを表示することができます。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、情報センター機能管理者に連絡してください。

検出モジュール: ICQCPC15

ICQCP032 PRINTDS issued a warning. Press HELP.

説明: TSO/E PRINTDS コマンドは、印刷要求についての警告メッセージを出しました。

システムの処置: システムは、印刷要求の実行を正しく試みます。

ユーザーの応答: このメッセージが表示されている間に HELP PF キーを押すと、PRINTDS からの 1 つまたは複数の警告メッセージをリストするパネルを表示することができます。 この警告を解決するには、情報センター機能管理者に問い合わせてください。

検出モジュール: ICQCPC15

ICQCP033 Conflicting parameters were specified. Press HELP.

説明: 印刷 CLIST が相反する印刷パラメーターを検出したために、印刷要求は失敗しました。

システムの処置: CLIST は、戻りコード 36 を呼び出し側アプリケーションに送ります。

ユーザーの応答: メッセージが表示されている間に HELP PF キーを押すと、2 つの相反するパラメーターをリスト

ICQCP019

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 265

Page 278: TSO/E メッセージ - TOK2

するパネルを表示することができます。 CLIST を呼び出す呼び出し側から、これらのパラメーターの 1 つを削除しなければなりません。 この問題を解決するには、情報センター機能管理者に連絡してください。

検出モジュール: ICQCPC00

ICQCR001 Select the name of the workspace to copy data FROM.

説明: データのコピー元のワークスペース名を選択してください。 ワークスペースを選択するには、そのワークスペース名の左側にある処置フィールドに S と入力して、ENTER キーを押してください。

検出モジュール: ICQCRC30

ICQCR002 Select the name of the workspace to copy data TO.

説明: データのコピー先のワークスペース名を選択してください。 ワークスペースを選択するには、そのワークスペース名の左側にある処置フィールドに S と入力して、ENTER キーを押してください。 情報センター機能は、そのワークスペースにデータをコピーします。

検出モジュール: ICQCRC30

ICQCR003 Type the name of the workspace to copy data TO.

説明: データのコピー先ワークスペースを識別するには、プロジェクトおよびワークスペース名フィールドに、要求された情報を入力してください。 ワークスペース名フィールドで、(ワークスペースを) 選択するためのワークスペース・リストを表示するには、アスタリスク (*) を入力するか、または名前の一部の後にアスタリスクを続けて入力してください。

検出モジュール: ICQCRC30

ICQCR004 The workspace has been saved.

説明: 情報センター機能は、APL を終了したときに作成された CONTINUE ワークスペースを保管しました。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQGCC40

ICQCR005 The workspace has not been saved.

説明: 情報センター機能は、APL を終了したときに作成された CONTINUE ワークスペースに加えられた変更を削除しました。 ワークスペースから出るときに、情報センター機能は、パネルに表示された名前でワークスペースのコピーを保管したいかどうか尋ねました。 SAVE フィールドに N と入力することによって、それを保管しないことを選択しています。 前のコピー (もしあれば) は、まだ使用可能です。

検出モジュール: ICQGCC40

ICQCR006 The selected file does not exist. Select another one.

説明: 次のファイルは存在していません。

Data_set_name

おそらく、分割画面の一方でこのデータ・セットを削除し、もう一方の画面でそのデータ・セットの選択を試みたものと思われます。

検出モジュール: ICQGCC00

ICQCR001

266 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 279: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQCR007 Workspace name CONTINUE is not allowed. Type a new name.

説明: APL を終了するときに、CONTINUE という名前のワークスペースを APL が作成するため、その名前をワークスペース名として使用することができません。 異なる名前を入力して、ENTER キーを押してください。

検出モジュール: ICQCRC10、ICQGCC40

ICQCR008 Workspace name RECOVER is not allowed. Type a new name.

説明: 情報センター機能が、それ自体で使用するために RECOVER という名前を予約しているため、この名前を使用できません。 異なるワークスペース名を入力して、ENTER キーを押してください。

検出モジュール: ICQGCC40

ICQGA000 CLIST or REXX exec member_name beginning execution.

説明: メッセージに示された CLIST または REXX exec のメンバーは、実行を開始しました。このメッセージは、実行中の CLIST または REXX exec に対してトレース機能がアクティブである場合に表示されます。

検出モジュール: ICQASERE0、ICQASRF0、 ICQASRM0、ICQASRP1、ICQASRP2、ICQASRP3、ICQASRR0、ICQASRS0、ICQASRT0、ICQASRT1、 ICQASRT2

ICQGA001 CLIST/REXX exec member_name exiting; final condition code condition_code

説明: メッセージで示された CLIST または REXX exec のメンバーは、異常終了しました。このメッセージは、メンバーからの最終条件コードをリストします。

実行中の CLIST または REXX exec に対してトレース機能がアクティブである場合に、情報センター機能はこのメッセージを ISPF ログに書き込みます。

検出モジュール: ICQASRE0、ICQASRF0、 ICQASRM0、ICQASRP1、ICQASRP2、ICQASRP3、ICQASRR0、ICQASRS0、ICQASRT0、ICQASRT1、 ICQASRT2

ICQGA002 CLIST or REXX exec trace is not active.

説明: TRACEOFF コマンドを入力しましたが、トレース機能はアクティブではありません。これは通知メッセージです。

検出モジュール: 情報センター機能のすべての選択パネル。

ICQGA003 CLIST or REXX exec trace is turned off.

説明: TRACEOFF コマンドは、正しく実行しました。トレース機能は、もはやアクティブではありません。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: 情報センター機能のすべての選択パネル。

ICQGA004 CLIST or REXX exec member name required. TRACEOFF is set.

説明: TRACE3 コマンドを入力するときに、トレースする CLIST または REXX exec のメンバーの名前を指定しなければなりません。 たとえば、ICQANC00 という名前の CLIST メンバーをトレースするには、次のように入力してください。

TRACE3.ICQANC00

メンバー名を指定せずに TRACE3 を 入力したために、トレース機能はオフになりました。

検出モジュール: 情報センター機能のすべての選択パネル。

ICQCR007 • ICQGA004

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 267

Page 280: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQGA005 CLIST/REXX exec member member_name will be traced on the screen.

説明: TRACE3 コマンドは、正しく実行しました。しかし、CLIST または REXX exec の名前が検査されませんでした。

TRACE3 コマンドは、ISPF ログ・データ・セットにメッセージを書き込むために、ISPF のログ・サービスを使用します。 さらに TRACE3 は、CLIST 名 または REXX exec 名を画面に書き込み、実行前に CLIST ステートメント、REXX 命令、TSO/E コマンド、およびサブコマンドをそれぞれ表示します。

トレースをオフにするには、情報センター機能選択パネルの OPTION 行に、TRACEOFF と入力してください。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: 情報センター機能のすべての選択パネル。

ICQGA006 CLIST or REXX exec tracing will be at level trace_level.

説明: TRACE 1 コマンドまたは 2 コマンドが、正常に実行されました。

TRACE1 および TRACE2 コマンドは両方とも、メッセージを ISPF のログ・データ・セットに書き込むために、ISPF

ログ・サービスを使用します。 さらに TRACE1 は、ネストされた CLIST または REXX exec 間の制御の流れを表します。CLIST または REXX exec はそれぞれ呼び出されるたびに、その名前が画面に書き込まれます。 TRACE2 はTRACE1 と同じトレースを提供し、実行前に CLIST ステートメント、REXX 命令、TSO/E コマンド、およびサブコマンドもそれぞれ表示されます。

トレースをオフにするには、情報センター機能選択パネルの OPTION 行に、TRACEOFF と入力してください。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: 情報センター機能のすべての選択パネル。

ICQGA010 Converting table - table_name

説明: アプリケーション・マネージャーは、このテーブルを大文字に変換中です。 これは通知メッセージです。オンラインでの HELP は使用することができません。

検出モジュール: ICQAMCTC

ICQGA011 Help table - table_name

説明: アプリケーション・マネージャーは、ヘルプ・テーブルを大文字に変換中です。 これは通知メッセージです。オンラインでの HELP は使用することができません。

検出モジュール: ICQAMCTC

ICQGA012 Conversion routine ended abnormally.

説明: 変換ルーチンは、変換されるテーブルにアクセスしている間に終了しました。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。オンラインでの HELP は使用することができません。

検出モジュール: ICQAMCTC

ICQGA020 Beginning conversion process.

説明: TSO/E の前のリリースから、TSO/E の新しいリリースへの変換処理が開始されました。これは通知メッセージです。

システムの処置: 処理を続行します。

ユーザーの応答: ありません。

ICQGA005 • ICQGA020

268 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 281: TSO/E メッセージ - TOK2

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCR1

ICQGA021 Beginning conversion of administrator and user libraries.

説明: 管理者のライブラリーおよびユーザー・ライブラリーの変換が始まりました。これは通知メッセージです。

システムの処置: 処理を続行します。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCR1

ICQGA022 Master table table_name converted and renamed to new_table_name.

説明: テーブル table_name は new_table_name に変換され、改名されました。 これは通知メッセージです。

システムの処置: 説明を参照してください。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCR1

ICQGA023 application_name table table_name converted.

説明: 指定されたアプリケーションは変換されました。 これは通知メッセージです。

システムの処置: 説明を参照してください。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCR1

ICQGA024 Administrator and user libraries have been converted.

説明: 管理者のライブラリーおよびユーザーのライブラリーの変換処理は完了しました。 これは通知メッセージです。

システムの処置: 説明を参照してください。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCR1

ICQGA025 Conversion process is complete.

説明: 変換処理は完了しました。 これは通知メッセージです。

システムの処置: 説明を参照してください。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCR1

ICQGA021

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 269

Page 282: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQGA026 Converted administration_table tables reside in dsname.

説明: 変換されたテーブルは、dsname 内に常駐します。 これは通知メッセージです。

システムの処置: 説明を参照してください。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCR1

ICQGA027 LIBDEF issued for ISPMLIB was unsuccessful.

説明: MESSAGES キーワード・パラメーターに指定したデータ・セットが存在しないか、指定がないか、または無効です。 このメッセージは ISPF ログ・データ・セット内に出され、行モードで表示されます。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: MESSAGES キーワード・パラメーターを検査して、有効なデータ・セット名を入力してください。データ・セット名は完全に修飾されていて、単一引用符が含まれない ものでなければなりません。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCR1

ICQGA028 Error opening enqueue table table_name.

説明: この待機テーブルは別のユーザーによって使用されています。このメッセージは ISPF ログ・データ・セット内に出され、行モードで表示されます。

システムの処置: 処理を続行します。

ユーザーの応答: 再び後から試行するか、またはテーブルを使用中のユーザーを識別して、そのテーブルの使用を中止するように要求してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCR1

ICQGA029 Error saving application application_name table table_name.

説明: 指定されたアプリケーションの処理中に入出力エラーが発生しました。 このメッセージは ISPF ログ・データ・セット内に出され、行モードで表示されます。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: ヘルプ・テーブルが確実にアプリケーション・テーブルと共に存在するようにするか、援助を得るためにシステム・プログラマーに問い合わせてください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCR1

ICQGA030 LIBDEF issued for ISPMLIB was unsuccessful.

説明: PANELS キーワード・パラメーターに指定されたデータ・セットは存在しないか、指定がないか、または有効ではありません。 このメッセージは ISPF ログ・データ・セット内に出され、行モードで表示されます。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: PANELS キーワード・パラメーターの値を検査して、有効なデータ・セット名を入力してください。 データ・セット名は完全に修飾されていて、単一引用符が含まれない ものでなければなりません。

対象者: 情報センター機能管理者

ICQGA026

270 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 283: TSO/E メッセージ - TOK2

検出モジュール: ICQAMCR1

ICQGA031 Application manager library file_name was not allocated.

説明: 管理者のライブラリーおよびユーザー・ライブラリーは、それぞれファイル名 ICQAMTAB およびICQCMTAB に、あらかじめ割り振られていませんでした。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: それぞれのデータ・セットに、ファイル名 ICQAMTAB および ICQCMTAB を割り振ってください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCR1

ICQGA032 Conversion cannot occur when user_id is in Application Manager.

説明: 変換は、アプリケーション・マネージャーの外で行われなければなりません。このメッセージは ISPF ログ・データ・セット内に出され、行モードで表示されます。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: アプリケーション・マネージャーの外に出て、再試行してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCR1

ICQGA033 Interrupted updates. Complete the updates prior to conversion.

説明: 更新テーブルが存在しており、中断した更新があることを示しています。 変換より前に更新が完了しなければなりません。このメッセージは ISPF ログ・データ・セット内に出され、行モードで表示されます。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: 更新を完了して変換処理を続けるか、または更新テーブルを削除して再び開始するかのどちらかを行ってください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCR1

ICQGA036 Master table table_name doesn’t exist.

説明: マスター・テーブルは存在していません。ファイル名 ICQAMTAB および ICQCMTAB をそれぞれ、正しく割り振らなかった可能性があります。 このメッセージは ISPF ログ・データ・セット内に出され、行モードで表示されます。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: ファイル名 ICQAMTAB および ICQCMTAB を検査して、必要ならば再割り振りしてください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCR1

ICQGA037 Error opening table_name table.

説明: 入出力エラー、ボリュームが正しくない、またはハードウェア問題のために、示されたテーブルがオープンされませんでした。 このテーブルは変換されません。このメッセージは ISPF ログ・データ・セット内に出され、行モードで表示されます。

システムの処置: 処理は終了します。

ICQGA031

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 271

Page 284: TSO/E メッセージ - TOK2

ユーザーの応答: システム・プログラマーに問い合わせてください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCR1

ICQGA038 Error creating table_name table.

説明: 別のユーザーが同じ名前のテーブルを使用しているために、示されたテーブルはオープンされませんでした。このメッセージは ISPF ログ・データ・セット内に出され、行モードで表示されます。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: 再び後から試行するか、またはテーブルを使用中のユーザーを識別して、そのテーブルの使用を中止するように要求してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCR1

ICQGA039 Error allocating dsname data set.

説明: データ・セットがすでに存在している、または変換ルーチンをすでに実行しているために、示されたデータ・セットは割り振られませんでした。このメッセージは ISPF ログ・データ・セット内に出され、行モードで表示されます。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: データ・セットがすでに存在している場合は、別のデータ・セット名に置き換えてください。 変換ルーチンをすでに実行している場合は、正しいデータ・セット名を指定したかどうかを検査するか、あるいはシステム・プログラマーに連絡してください。

対象者: 情報センター機能管理者

検出モジュール: ICQAMCR1

ICQGC000 Request failed. To retry, repeat. Press HELP for details.

説明: 情報センター機能によって要求されたデータが使用可能でないために、要求は失敗しました。 通常、これは一時的な状態です。前のパネルで処置を繰り返すと、その機能を再始動できます。この状態が続く場合には、情報センター機能管理者またはシステム・プログラマー用に端末のメッセージ・ヘルプ・パネルに表示される情報を記録してください。

CLIST 名 エラーの発生時に実行した CLIST失敗したステップ エラーが発生した CLIST の場所ISPF サービス 出力された ISPF サービス

注: ISPF サービスの詳細については、 z/OS ISPF サービス・ガイド を参照してください。

戻りコード ISPF サービスからの戻りコードテーブル名 ISPF サービスの操作が行われているテーブル記述 ISPF サービスによってセットされたエラー・テキスト

検出モジュール: ICQAPC00

ICQGC001 Request failed; system error. Press HELP for details.

説明: 情報センター機能が重大なエラーを検出した ISPF サービスを呼び出したために、要求は失敗しました。 情報センター機能 管理者、またはシステム・プログラマー用に端末のメッセージ・ヘルプ・パネルに表示される情報を記録してください。

ICQGA038

272 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 285: TSO/E メッセージ - TOK2

CLIST 名 エラーの発生時に実行した CLIST失敗したステップ エラーが発生した CLIST の場所ISPF サービス 出力された ISPF サービス

注: ISPF サービスの詳細については、 z/OS ISPF サービス・ガイド を参照してください。

戻りコード ISPF サービスからの戻りコードテーブル名 ISPF サービスの操作が行われているテーブル記述 ISPF サービスによってセットされたエラー・テキスト

検出モジュール: ICQAPC00

ICQGC003 Cursor field may not contain an apostrophe (’).

説明: カーソルによって示されたフィールドに、アポストロフィ (’) を文字の 1 つとして入力しました。 アポストロフィは、そのフィールドで有効ではありません。 有効な文字を入力して、ENTER キーを押してください。

検出モジュール: ICQCME15

ICQGC010 Selected_product is not available at this installation.

説明: 選択したオプションは、システムに組み込まれていないライセンス・プログラムを必要とします。 結果として、そのオプションは使用不可です。

ユーザーの応答: 別のオプションを選択するか、または END PF キーを押してください。 どの機能が使用可能であるかについては、情報センター機能管理者に問い合わせてください。

検出モジュール: ICQCIC00、ICQCIC10、ICQCRC00

ICQGC011 CONTINUE workspace was copied into RECOVER workspace.

説明: 情報センター機能は、CONTINUE ワークスペースを RECOVER ワークスペースにコピーしました。 ワークスペース名フィールドに RECOVER と入力することによって、このワークスペースにアクセスすることができます。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQCIC10、ICQCRC10、ICQCRC20、ICQCRC30

ICQGC012 File already exists. Type a new name or type Y to replace.

説明: 指定したファイルはすでに存在しています。ファイルを置き換えるには、置き換えフィールドに Y と入力してください。古いファイルを保管したい場合には、プロジェクト、ファイル名、またはファイル・タイプ・フィールドに異なる名前を入力してください。

検出モジュール: ICQCIC30、ICQCIC50、ICQCIC60

ICQGC013 No files match the information specified. Type another name.

説明: 指定したファイルは存在していないか、またはアクセスすることができません。 以下のいずれかを行うことができます。

v プロジェクト、ファイル名、または ファイル・タイプ・フィールドを変更して、異なるファイル名を入力してください。

v 次のことによって入手したリストからファイルを選択してください。

– ファイル名、またはファイル・タイプ・フィールド名前の後に * を続けたものを入力する。

– ファイル名またはファイル・タイプ・フィールドに * を入力する。

検出モジュール: ICQAPC00、ICQCIC10、ICQCIC30、 ICQCIC40、ICQCIC50、ICQCIC60、ICQCMC10、 ICQCMC40

ICQGC003

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 273

Page 286: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQGC014 * not valid. Type a full name.

説明: ファイルに名前を付けるときに、リストを入手するための * を付けることはできません。 完全な名前を入力しなければなりません。 名前を入力するためにさらに援助を得る場合には、ENTER キーを押してください。

検出モジュール: ICQCIE32、ICQCIE33、ICQCRE10、 ICQCRE11、ICQGCE40、ICQGCE41

ICQGC015 Unable to copy workspace. Try later.

説明: 別のユーザーの私用ワークスペースをコピー中に、エラーが発生しました。 このエラーは、ワークスペースにアクセスを試みていたときに、誰かがそのワークスペースを使用している場合に発生します。

ユーザーの応答: 通常、この状態は一時的なものであり、後から再試行してください。 問題が解決されない場合には、情報センター機能管理者に問い合わせてください。

検出モジュール: ICQCIC10、ICQCLC20、ICQCRC20、 ICQCRC30

ICQGC016 Workspace not found. Type another name.

説明: 指定したワークスペースは存在しないか、またはアクセスすることができませんでした。 以下のいずれかを行うことができます。

v ワークスペース名フィールドを変更し、異なるワークスペース名を入力してください。

v 次のいずれかを行って入手したリストから、ワークスペースを選択してください。

– ワークスペース名フィールドに * を続けたものを入力する。

– ワークスペース名フィールドに * を入力する。

検出モジュール: ICQCIC10、ICQCRC20、ICQCRC30、 ICQGCC30

ICQGC017 Workspace exists. Type a new name or type Y to replace.

説明: 指定したワークスペースはすでに存在しています。 古いワークスペースを置き換える場合には、置き換えフィールドに Y と入力してください。 古いワークスペースを保管したい場合には、ワークスペース名を変更してください。

検出モジュール: ICQCRC10、ICQGCC40

ICQGC018 Request failed; system error. Press HELP.

説明: CLIST の CLIST_name が command_name コマンドを実行している間に、システム・エラーが発生しました。CLIST は、戻りコード return_code をセットします。 CLISTS とその関連するコマンドを、以下に簡単に説明します。

ユーザーの応答: 情報センター機能管理者に問い合わせて、以下のエラーを解決してください。

CLIST: ICQCIC30 COMMAND: OPEN DISIZE

ICQCIC40 によって作成されたファイルをオープンする過程で、エラーが発生しました。

CLIST: ICQCIC30 COMMAND: ALLOC ALPHA

CLIST ICQCIC20 の変数 ICQALPH に指定された代替英字を入れるファイルを割り振る過程で、エラーが発生しました。

CLIST: ICQCIC30 COMMAND: OPEN ALPHA

代替英字を入れるファイルをオープンする過程で、エラーが発生しました。

CLIST: ICQCIC30 COMMAND: WRITE ALPHA

代替英字を入れるファイルにレコードを書き込む過程で、エラーが発生しました。

ICQGC014

274 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 287: TSO/E メッセージ - TOK2

CLIST: ICQCIC30 COMMAND: CLOSE ALPHA

代替英字を入れるファイルをクローズする過程で、エラーが発生しました。

CLIST: ICQCIC30 COMMAND: ALLOC DATA

データ・ファイルを割り振る過程で、エラーが発生しました。

CLIST: ICQCIC30 COMMAND: ALLOC DEF

定義ファイルを割り振る過程で、エラーが発生しました。

CLIST: ICQCIC30 COMMAND: ALLOC filename

このメッセージに表示されたファイルを割り振る過程で、エラーが発生しました。 考えられるファイル名は TEMP および DIFILEy であり、ここで「y」はブランク、または定義ファイルの FILE ID 欄に指定された文字です。

CLIST: ICQCIC35 COMMAND: ALLOC DEF

定義ファイルを割り振る過程で、エラーが発生しました。

CLIST: ICQCIC35 COMMAND: OPEN DEF

定義ファイルをオープンする過程で、エラーが発生しました。

CLIST: ICQCIC35 COMMAND: READ DEF

編集用のテーブルを作成するために、定義ファイルを書き込んでいる過程で、エラーが発生しました。

CLIST: ICQCIC35 COMMAND: ALLOC DESC

新しい定義ファイルを割り振る過程で、エラーが発生しました。

CLIST: ICQCIC35 COMMAND: OPEN DESC

定義ファイルを保管するのに先立って、その定義ファイルをオープンしている過程で、エラーが発生しました。

CLIST: ICQCIC35 COMMAND: PUT DESC

定義ファイルの保管中にこの定義ファイルに書き込みを行っている過程で、エラーが発生しました。

CLIST: ICQCIC35 COMMAND: CLOSE DESC

定義ファイルの保管後にこの定義ファイルをクローズする過程で、エラーが発生しました。

CLIST: ICQCIC40 COMMAND: ALLOC LIST

DISIZE プログラムからの出力を入れるファイルを割り振る過程で、エラーが発生しました。

CLIST: ICQCIC40 COMMAND: ALLOC DEF

定義ファイルを割り振る過程で、エラーが発生しました。

CLIST: ICQCIC40 COMMAND: RUN DISIZE

DISIZE プログラムを実行する過程で、エラーが発生しました。

CLIST: ICQCIC50 COMMAND: ALLOC QUERY 1

照会ファイル 1 を割り振る過程で、エラーが発生しました。

CLIST: ICQCIC50 COMMAND: ALLOC QUERY 2

照会ファイル 2 を割り振る過程で、エラーが発生しました。

CLIST: ICQCIC50 COMMAND: RUN DIUTIL

DIUTIL プログラムを実行する過程で、エラーが発生しました。

CLIST: ICQCIC60 COMMAND: ALLOC QUERY

照会ファイルを割り振る過程で、エラーが発生しました。

CLIST: ICQCIC60 COMMAND: ALLOC DICNTL

ICQGC018

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 275

Page 288: TSO/E メッセージ - TOK2

DICNTL ファイルを割り振る過程で、エラーが発生しました。

CLIST: ICQCIC60 COMMAND: ALLOC ALPH

代替英字を入れるファイルを割り振る過程で、エラーが発生しました。

CLIST: ICQCIC60 COMMAND: OPEN ALPH

代替英字を入れるファイルをオープンする過程で、エラーが発生しました。

CLIST: ICQCIC60 COMMAND: WRITE ALPH

代替英字を入れるファイルに書き込みを行う過程で、エラーが発生しました。

CLIST: ICQCIC60 COMMAND: CLOSE ALPH

代替英字を入れるファイルをクローズする過程で、エラーが発生しました。

CLIST: ICQCIC60 COMMAND: RUN DIUNLOAD

DIUNLOAD プログラムを実行する過程で、エラーが発生しました。

CLIST: ICQGCC00 COMMAND: ALLOC LISTCDD

LISTCAT コマンドからの出力を入れるファイルを割り振る過程で、エラーが発生しました。

CLIST: ICQGCC00 COMMAND: OPEN LISTCDD

LISTCAT コマンドからの出力を入れるファイルをオープンする過程で、エラーが発生しました。

CLIST: ICQGCC00 COMMAND: TBCREATE

ファイルのリストを入れるテーブルを作成する過程で、エラーが発生しました。

CLIST: ICQGCC30 COMMAND: ALLOC

LISTCAT コマンドからの出力を入れるファイルを割り振る過程で、エラーが発生しました。

CLIST: ICQCIC30 COMMAND: OPEN

LISTCAT コマンドからの出力を入れるファイルをオープンする過程で、エラーが発生しました。

CLIST: ICQGCC30 COMMAND: GETFILE

LISTCAT コマンドからの出力を入れるファイルの読み取りを行っている過程で、エラーが発生しました。

CLIST: ICQGCC30 COMMAND: LOOKUP OWNER

LISTCAT コマンドで、識別不能なエラーが発生しました。

検出モジュール: ICQCIC30、ICQCIC35、ICQCIC40、 ICQCIC50、ICQCIC60、ICQGCC00

ICQGC019 Specified_selection_character not valid. Type correct_selection_character next to the item desired.

説明: 要求する項目の次に、下記のいずれかを入力してください。v プリンター定義をコピーする場合は C、削除する場合は D、修正する場合は M。v プリンター・タイプ、プリンター形式、またはプリンター定義を選択する場合は S。v フォントを選択する場合は、フォントのオーダー番号。

上記のオプションのすべてが、どのような状況でも使用可能であるとは限りません。該当する指示を選択してください。

検出モジュール: ICQAPE00、ICQAPE40、ICQAPE41、 ICQCPE00、ICQCPE10

ICQGC019

276 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 289: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQGC020 Workspace not saved. To save it, type a new name.

説明: 情報センター機能は、指定されたワークスペースに CONTINUE ワークスペースをコピーすることができませんでした。 そのワークスペースを保管する場合は、別の名前を指定してください。 ワークスペースを保管する必要がなければ、現行ワークスペース保管フィールドに N と入力してください。

検出モジュール: ICQGCC40

ICQGC021 * not allowed in PROJECT field. Correct and press ENTER.

説明: ファイル名のプロジェクト・フィールドに * を使用することができません。

あるプロジェクトのファイルのリストを入手するには、ファイル名、ファイル・タイプ、またはワークスペース名フィールドに名前の一部に * を続けたものを入力してください。 それによって、入力した情報に合致するファイルのリストが表示されます。 これらのフィールドに * を入力して、このプロジェクト名に関するファイルをすべて表示することができます。

検出モジュール: 情報センター機能の多数の CLIST

ICQGC022 Name not valid; * allowed only at end to request a list.

説明: 指定する情報に合致するファイルのリストを要求するには、ファイル名、ファイル・タイプ、ワークスペース名フィールドに名前の一部に * を続けたものを入力することができます。 これらのフィールドに * だけを入力して、プロジェクト名またはライブラリー番号に関するファイルをすべて表示することもできます。

検出モジュール: 情報センター機能の多数の CLIST

ICQGC023 Workspace name not valid. Use A-Z, 0-9. Start with A-Z.

説明: ワークスペースの名前に #、$、または @ の文字を使用することができません。 ワークスペースの名前は、英字 (A~Z) および数値 (0~9) によって構成されます。 はじめの文字は英字でなければなりません。

検出モジュール: ICQCIE10、ICQCIE20、ICQCLE30、 ICQCRE10、ICQCRE11、ICQCRE20、ICQCRE30、ICQGCE40、ICQGCE41

ICQGC024 To save a workspace, PROJECT field must be your user ID.

説明: ワークスペースを保管する場合、プロジェクト・フィールドに、ログオンしたときのユーザー ID を入れなければなりません。 プロジェクト名を訂正し、ENTER キーを押してください。

検出モジュール: ICQCRE30、ICQGCE40、ICQGCE41

ICQGC025 Request failed. You cannot access another user’s workspace.

説明: ワークスペースにアクセスするには、プロジェクト名はログオンしたときのユーザー ID と同じでなければなりません。 プロジェクト名を訂正し、ENTER キーを押してください。

検出モジュール: ICQCIE10、ICQCIE20、ICQCRE20

ICQGC026 Request failed. You cannot copy from another user’s workspace.

説明: ワークスペースからコピーする場合、プロジェクト名はログオンしたときのユーザー ID と同じでなければなりません。

検出モジュール: ICQCRE30

ICQGC020

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 277

Page 290: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQGC027 To create a workspace, PROJECT must be your user ID.

説明: ワークスペースを作成する場合に、プロジェクト・フィールドはログオンしたときのユーザー ID と同じでなければなりません。 プロジェクト名を訂正し、ENTER キーを押してください。

検出モジュール: ICQCRE10、ICQCRE11

ICQGC028 APL failed. Press HELP.

説明: APL が終了して、戻りコード return_code が出されました。 出されることの多い戻りコードは 0C4 です。このエラーは、有効な APL ワークスペースが入っていないファイルの指定により、頻繁に引き起こされます。

ユーザーの応答: 問題を解決できない場合には、情報センター機能管理者に問い合わせてください。

検出モジュール: ICQCIC10、ICQCRC10、ICQCRC20、ICQCRC30

ICQGC029 Library number not allowed for PROJECT. Type your user ID.

説明: プロジェクト・フィールドに APL ライブラリー番号を指定することができません。 ワークスペースを作成または保管するときは、ログオンしたときのユーザー ID を指定しなければなりません。

検出モジュール: ICQCRE30

ICQGC030 Type a number (0-9) at the cursor position.

説明: カーソル位置に、(0~9) の数字を入力しなければなりません。

検出モジュール: 情報センター機能の多数の CLIST およびパネル

ICQGC031 Type the required information at the cursor position.

説明: カーソルで示されたフィールドに、情報を入力しなければなりません。

検出モジュール: 情報センター機能の多数の CLIST およびパネル

ICQGC032 At the cursor, type one of the values listed.

説明: カーソルで示されたフィールドに、不適切な情報が入っています。 そのフィールド用にリストされた選択項目の中から、1 つ入力してください。

検出モジュール: 情報センター機能の多数の CLIST およびパネル

ICQGC033 Type a number between a minimum number and a maximum number at the cursor position.

説明: カーソルによって示されたフィールドで、最小数 と最大数 との間に数字を入力する必要があります。

検出モジュール: 情報センター機能の多数の CLIST およびパネル

ICQGC034 * may be entered only as the last character.

説明: フィールドには最後の文字以外は * を入力することができません。 リストを要求するときだけ * を入力してください。 たとえば、SP で始まるすべての項目のリストを要求するには、SP* と入力してください。

検出モジュール: ICQAPE30

ICQGC027 • ICQGC034

278 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 291: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQGC035 Entry must be 1-8 characters (A-Z,0-9,@,#,$); first not 0-9.

説明: 入力した項目は無効です。 その項目を訂正してから、ENTER キーを押してください。

項目には、1 から 8 文字 (A~Z、0~9、@、#、$) が入らなければなりません。 はじめの文字は、英字、@、#、または $ でなければなりません。

検出モジュール: 情報センター機能の多数の CLIST およびパネル

ICQGC036 Specified_command is not valid on the COMMAND line of this panel.

説明: Specified_command は、入力されたコマンドです。そのコマンドは、このパネルのコマンド行では有効ではありません。 有効なコマンドを入力してください。

検出モジュール: 情報センター機能の多数の CLIST およびパネル

ICQGC037 Type Y for yes or N for no at the cursor position.

説明: カーソル位置に、yes を示す Y、no を示す N のいずれかを入力しなければなりません。

検出モジュール: 情報センター機能の多数の CLIST およびパネル

ICQGC038 Type number digits at the cursor position.

説明: カーソル位置に、数字 number 桁を入力しなければなりません。

検出モジュール: ICQCBE50

ICQGC039 * is not allowed.

説明: カーソルで示されたフィールドに、* を入力することができません。 入力を訂正してから、ENTER キーを押してください。

検出モジュール: ICQCBE50

ICQGC040 Type a letter or number (A-Z, 0-9) at the cursor position.

説明: 英字または数字ではない文字を入力しました。 カーソル位置に、英字 (A~Z) または数字 (0~9) を入力してください。

検出モジュール: ICQADE06

ICQGC041 Type a hexadecimal number using the characters 0-9, A-F.

説明: カーソルで示されたフィールドに、16 進数 (0~9、A~F) を入力しなければなりません。

検出モジュール: ICQADE06

ICQGC042 Data set name not valid. Correct and press ENTER.

説明: 入力したデータ・セット名が無効です。データ・セット名を訂正してから、ENTER キーを押してください。

データ・セット名のそれぞれの部分 (修飾子) には、1 から 8 文字 (A~Z、0~9、@、#、$) が入らなければなりません。 はじめの文字は、英字、@、#、または $ でなければなりません。 次に、3 つの修飾子をもつデータ・セット名の例を示します。

Model data set ==> 'KCN.A.B'

検出モジュール: ICQADE10、ICQADE13、ICQCME20

ICQGC035

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 279

Page 292: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQGC043 Specified_command is not valid. Type one of the listed options.

説明: オプション (OPTION) フィールドの情報は、パネルにリストされるオプションのひとつ、有効な ISPF コマンド、または前に TSO およびスペースのある TSO/E コマンドのいずれかでなければなりません。 有効なコマンドまたはオプションを入力してください。

検出モジュール: ICQAMLD2

ICQGC044 Type one of the listed terminal types.

説明: 指定した端末タイプは認められていません。 パネルでリストされた端末タイプの中の 1 つを入力して、ENTER キーを押してください。

検出モジュール: ICQAEE70、ICQAIE00

ICQGC045 Type DATA, STD, MAX or PART in the SCREEN FORMAT field.

説明: 画面形式フィールドに、次のいずれかを入力してください。v DATA - データ幅に基づいて画面サイズを決めたい場合。v STD - 画面を 80 文字幅にしたい場合。v MAX - 画面を 132 文字幅にしたい場合。v PART - 最大画面サイズを使用したい場合 (3290 端末のみ) の場合。

3278 - 5 型端末用、画面形式フィールドには次のものを入れることができます。v DATA - DATA が指定されている場合、ISPF の形式は、表示されるデータの幅に基づいて、「デフォルト」の形式

(80 文字 X 24 行) から「固有」の形式 (132 文字 X 27 行) に (あるいはその反対に) 自動的に切り替わります。v STD または MAX - STD または MAX が指定されている場合には、ISPF は画面形式の定数を持ちます。

3290 端末では、画面サイズを使用可能な最大のサイズにしたいときには、画面形式フィールドに PART と入力してください。 PART と入力し、3290 が区画をサポートするように構成されている場合、ISPF は以下のように、3290 の画面構成に従って画面を形式設定します。v 80 桁 X 31 行v 80 桁 X 62 行v 160 桁 X 31 行v 160 桁 X 62 行

さらに、3290 がハードウェア区画画面をサポートするように構成されていると、SPLITIV コマンドが使用可能です。3290 がハードウェア区画画面をサポートするように構成されていないときは、デフォルト・モードはシステムへの端末の定義によって異なります。

検出モジュール: ICQAEE70、ICQAIE00

ICQGC046 The specified terminal type has 12 PF keys.

説明: 3278、3278CF、3278KN、および 3290A 端末にのみ、24 個の PF キーが装備されています。 これらの端末の1 つを定義している場合には、PF キーの数フィールドに、12 または 24 を入力することができます。 そうでなければ、PF キーの番号フィールドに 12 と入力しなければなりません。

検出モジュール: ICQAEE70、ICQAIE00

ICQGC047 Type N, B, or a special character for the INPUT FIELD PAD.

説明: 入力フィールド埋め込み文字フィールドに入力した文字は、システムにパネルの入力フィールドを埋めこませる方法を示しています。 次のものを入力してください。v N - 入力フィールドをヌル文字で埋める場合。v B - 入力フィールドをブランクで埋める場合。

ICQGC043

280 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 293: TSO/E メッセージ - TOK2

v 特殊文字 - 入力フィールドを特殊文字で埋める場合。 この特殊文字は、コマンド区切り文字として使用される文字と同じであってはなりません。 ヌルを指示するための N、またはブランクを指示するための B 以外の英字になることはできません。

検出モジュール: ICQAEE70、ICQAIE00

ICQGC048 Type 12 or 24 in NUMBER OF PF KEYS field.

説明: 3278、3278CF、3278KN、および 3290A 端末にのみ、24 個の PF キーが装備されています。 これらの端末の1 つを定義している場合には、PF キーの数フィールドに、12 または 24 を入力することができます。 その端末が PF

キーを 12 個だけを持っている場合には、PF キーの数フィールドに 12 と入力しなければなりません。

検出モジュール: ICQAEE70、ICQAIE00

ICQGC049 Type a number at the cursor position.

説明: カーソル位置に 0~9 の数字で構成される数字を入力して、ENTER キーを押してください。

検出モジュール: ICQCIE10、IQCCIE20、ICQCIE32、 ICQCIE33、ICQCIE34、ICQCIE40、ICQCIE51、ICQCIE52、ICQCIE60、ICQCIE61、ICQCIE62、 ICQCME45、ICQCRE20、ICQCRE30

ICQGC050 Type PD to print/delete a data set, K to keep, D to delete.

説明: 次の英字または英字の組み合わせの中から、1 つを入力してください。

PD データ・セットを SYSOUT クラスまたは指定したローカル・プリンターに印刷する場合。 システムは印刷した後で、そのデータ・セットを削除します。

K データ・セットを、印刷せずに保管する場合。

D データ・セットを、印刷せずに削除する場合。

検出モジュール: ICQAEE80、ICQAIE01

ICQGC051 Type either a SYSOUT CLASS or a LOCAL PRINTER ID.

説明: 処理オプション・フィールドに PD (print & delete) と入力したために、次のいずれかを入力しなければなりません。

v インストール・システムによって定義された SYSOUT CLASS (システム・プリンターでログ・データ・セットまたはリスト・データ・セットが印刷されるように)

v インストール・システムによって定義された LOCAL PRINTER ID (ローカル・プリンターでログ・データ・セットまたはリスト・データ・セットが印刷されるように)

処理オプション・フィールドに K または D と入力する場合は、SYSOUT クラスおよびローカル・プリンター ID フィールドはブランクにすることができます。

検出モジュール: ICQAEE80、ICQAIE01

ICQGC052 Type a SYSOUT CLASS or a LOCAL PRINTER ID, but not both.

説明: SYSOUT クラスおよびローカル・プリンター ID フィールドの両方を指定してはなりません。 処理オプション・フィールドに PD (印刷および削除) と入力したために、次のいずれかを指定しなければなりません。

v インストール・システムによって定義された SYSOUT CLASS (システム・プリンターでログ・データ・セットまたはリスト・データ・セットが印刷されるように)

v インストール・システムによって定義された LOCAL PRINTER ID (ローカル・プリンターでログ・データ・セットまたはリスト・データ・セットが印刷されるように)

検出モジュール: ICQAEE80、ICQAIE01

ICQGC048

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 281

Page 294: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQGC053 For LOG, SECONDARY PAGES must be 0 when PRIMARY PAGES is 0.

説明: 1 次ページ数フィールドにゼロ以外の値を入力するか、または 2 次ページ数フィールドに 0 を入力してください。 1 次ページ数が割り振られていない (PRIMARY PAGES = 0) 場合は、2 次ページ数も割り振ることができません。

予想される印刷出力ページ数に基づいて、1 次 / 2 次割り振りパラメーターを指定する必要があります。 PRIMARY

PAGES には、最初に割り振るページ数を指定します。 SECONDARY PAGES には、1 次スペースを使い果たした場合に、システムがそのデータ・セットに対して割り振る追加のページ数を指定します。

検出モジュール: ICQAEE80、ICQAIE01

ICQGC054 Date must be in date_format; mm, dd, yy must be numbers.

説明: インストール時にシステムに定義された形式で、日付を入力しなければなりません。その形式とは、インストール・システム用にセットアップされた形式による英字および分離文字です。

形式中の英字は次の数字に置き換えます。

v mm には、月を示す 1~12 の数字を入力してください。

v dd には、日付を示す 1~31 の数字を入力してください。

v yy には、年度の最後の 2 桁を入力してください。たとえば 1986 年の場合には、86 と入力してください。

検出モジュール: ICQGIECP

ICQGC055 Type a number from 1 to 12 for the month.

説明: 日付フィールドには、要求する月を示す 1~12 の数字を入力しなければなりません。

検出モジュール: ICQGIECP

ICQGC056 Type a number from 1 to number for the day.

説明: 日付フィールドには、要求される日付を示す 1 から number までの数字を入力しなければなりません。

検出モジュール: ICQGIECP

ICQGC057 Type a request either on COMMAND line or in the action field.

説明: コマンド行およびリストの項目の隣の両方に、処置を表す文字を入力しました。 コマンド行または項目のどちらか一方にのみ処置を表す文字を入力して、ENTER キーを押してください。

検出モジュール: ICQANE10、ICQAPE00

ICQGC058 The date cannot be verified.

説明: 情報センター機能は、インストール・システムによってセットアップされた日付形式を認識しません。 インストール・システム日付形式フィールドは、システム・インストール・パネル ICQSIE00 上で不適切に入力されました。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、情報センター機能管理者に問い合わせてください。

検出モジュール: ICQGIECP

ICQGC060 Type one of the highlighted options after the OPTION arrow.

説明: オプションを選択せずに、ENTER キーを押しました。 オプションを選択するには、OPTION 矢印の後に対応する数字、または英字を入力して、ENTER キーを押してください。 OPTION 矢印の後に、有効な ISPF コマンドまたは TSO/E コマンドを入力することもできます。 このコマンドの前には、ワード「TSO」およびスペースが 1 つ必要です。

ICQGC053

282 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 295: TSO/E メッセージ - TOK2

検出モジュール: 情報センター機能のあらゆる選択パネル

ICQGC061 To return to top selection panel, press the END PF key.

説明: このメッセージが表示されたパネルから出るには、コマンド行に END と入力して ENTER キーを押すか、または END PF キーを押してください。

コマンド行には、ISPF コマンドまたは TSO とスペース 1 つが先行する TSO/E コマンドを入力することもできます。

検出モジュール: ICQGAM01、ICQGCM06、ICQGCM07

ICQGC063 Requested service not available. To exit, press END.

説明: このメッセージが表示されたパネルによって、情報センターは、要求されたサービスを情報センター機能に追加することができます。 このパネルを出るには END PF キーを押すか、またはコマンド行に END と入力して、ENTER キーを押してください。

検出モジュール: ICQGAM01、ICQGCM06、ICQGCM07

ICQGC064 INPUT FIELD PAD must be different from COMMAND DELIMITER.

説明: 入力フィールド埋め込み文字およびコマンド区切りに、同じ文字を使用することはできません。 どちらか 1 つを変更してください。

検出モジュール: ICQAEE70、ICQAIE00

ICQGC065 User types sorted successfully.

説明: このメッセージが表示されるのは、情報センター機能の新しいリリースをインストールする場合だけです。 ユーザー・タイプは、新しいリリースに使用できるよう分類されました。

検出モジュール: ICQADC05

ICQGC066 Data set name is not valid. Correct and press ENTER.

説明: 入力したデータ・セット名が無効です。データ・セット名を訂正してから、ENTER キーを押してください。

データ・セット名のそれぞれの部分 (修飾子) には、1 から 8 文字 (A~Z、0~9、@、#、$) が入らなければなりません。 はじめの文字は、英字、@、#、または $ でなければなりません。 次に、3 つの修飾子をもつデータ・セット名の例を示します。

Model data set ==> 'KCN.A.B'

検出モジュール: ICQAPE90、ICQCLE11、ICQCLE22、 ICQCME4A、ICQCME44

ICQGC070 The data accessed by this function has not been converted.

説明: 前のリリースからのテーブルが、このシステムに存在しています。

ユーザーの応答: 情報センター機能管理者に問い合わせてそのテーブルを変換するか、あるいは正しいテーブル・ライブラリーを割り振ってください。

検出モジュール: ICQGCC50

ICQGC071 Request failed; system error. Press HELP.

説明: 次のテーブルが最新のリリース・レベルに変換されていないために、要求は失敗しました。

table names

ICQGC061 • ICQGC071

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 283

Page 296: TSO/E メッセージ - TOK2

ISPF の TBOPEN サービス・ルーチンは、戻りコード 12 をセットしました。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、情報センター機能管理者に問い合わせてください。

検出モジュール: ICQGCC50

ICQGC072 Request failed; system error. Press HELP.

説明: 次の必須ライブラリーが割り振られていないので、要求は失敗しました。

library_name

ISPF の TBOPEN サービス・ルーチンは、戻りコード 16 をセットします。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、情報センター機能管理者に問い合わせてください。

検出モジュール: ICQGCC50

ICQGC073 Request failed; system error. Press HELP.

説明: 情報センター機能がテーブル・レベルの検査を試みている間に、重大なエラーが発生しました。 以前のリリースからのテーブルにアクセスを試みている間に、ISPF TBOPEN サービス・ルーチンは戻りコード 20 をセットします。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、情報センター機能管理者に問い合わせてください。

検出モジュール: ICQGCC50

ICQGC074 Request failed; system error. Press HELP.

説明: システムが CLIST プログラムへの入力データの確認中にシステムがエラーを検出したために、要求は失敗しました。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、情報センター機能管理者に問い合わせてください。

検出モジュール: ICQGCC50

ICQGC075 Request failed; system error. Press HELP.

説明: スペース管理の過程でシステムがエラーを検出したので、要求は失敗しました。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、情報センター機能管理者に問い合わせてください。

検出モジュール: ICQCGC00、ICQCGC01、ICQCGC02

ICQGC076 Request failed; system error. Press HELP.

説明: システムが要求するデータ・セットにアクセスできなかったために、要求は失敗しました。

ユーザーの応答: 要求を取り消すために END PF キーを押し、情報センター機能管理者に問い合わせて、問題を解決してください。

検出モジュール: ICQCGC00、ICQCGC01、ICQCGC02

ICQGC077 Request failed; system error. Press HELP.

説明: LISTDSI CLIST ステートメントの処理中にシステムが重大なエラーを検出したために、要求は失敗しました。

ユーザーの応答: この問題を解決するには、情報センター機能管理者に問い合わせてください。

検出モジュール: ICQCGC00、ICQCGC01、ICQCGC02

ICQGC072

284 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 297: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQGC078 Request failed; data set not allocated.

説明: 割り振りエラーのために、スペース・マネージメントはカーソルで示されたデータ・セットを作成できませんでした。

このデータ・セットは、カタログされていない可能性があります。 スペース・マネージメントは、カタログされていないデータ・セットを処理しません。これが問題であれば、最初の ISPF/PDF 選択パネルで UTILITIES オプションを使用して、このデータ・セットをカタログすることができます。

データ・セットを割り振るための十分なスペースが、ボリュームにない可能性もあります。 これが問題ならば、必要のなくなったデータ・セットを削除してください。

検出モジュール: ICQCGC00、ICQCGC01、ICQCGC02

ICQGC080 To select an item, type S next to it; to delete it, type D.

説明: 項目を選択するには、S と入力してください。 項目を削除するには、D と入力してください。S または D を入力した後で、ENTER キーを押します。

検出モジュール: ICQGCC00、ICQASE22

ICQGC081 Type S or D next to only one item at a time.

説明: 複数の項目 の隣に S または D を入力しました。 一度に 1 つの項目だけを、選択または削除を行ってください。

これらの文字の 1 つだけ入力して、ENTER キーを押してください。

検出モジュール: ICQGCC00

ICQGC082 Data_set_name was deleted.

説明: データ・セットを削除する要求は、正しく完了しました。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQGCC00

ICQGC083 Data_set_name was not deleted.

説明: END PF キーを押したか、またはコマンド行に CANCEL と入力して ENTER キーを押したために、データ・セットは削除されませんでした。

これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQGCC00

ICQGC084 Request failed. The data set was not deleted.

説明: システムがデータ・セットを削除することができなかったために、要求は失敗しました。 削除要求の失敗の原因として、次のものが考えられます。

v データ・セットがテープに移されていました。テープにアクセスするためには、そのテープは取り付けられていなければなりません。

v データ・セットが別のユーザーに使用されています。そのユーザーが使用しなくなるまで待たなければなりません。

検出モジュール: ICQGCC00

ICQGC078

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 285

Page 298: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQGC085 Conversion routine ended abnormally.

説明: テーブル・サービス (ICQGCL10) がテーブルの中の 1 つをオープンすることができなかったために、1 つのリリースから別のリリースにテーブルを変換することができません。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQGACR3

ICQGC101 Table already exists and REPLACE was not specified.

説明: TBCREATE は、すでに存在しているテーブルの作成を試みました。指定された REPLACE パラメーターはありません。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQGCL10

ICQGC102 Table does not exist.

説明: TBOPEN が、存在していないテーブルのオープンを試みました。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQGCL10

ICQGC103 System error in table service.

説明: ICQGCL10 モジュールが要求されたサービスを行い、エラーを検出しました。 このエラー状態に対する適切なメッセージがありません。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: ICQGCL10

ICQGC104 Table_service failed for table_description. Return code return_code.

説明: ICQGCL10 モジュールが要求されたサービスを行い、エラーを検出しました。 このメッセージは、ユーザーのISPF ログ・データ・セットに記録されます。メッセージには、サービス名 (TBOPEN、TBCREATE、TBCLOSE、TBSAVE)、テーブルの説明、およびサービスからの戻りコードが入っています。

検出モジュール: ICQGCL10

ICQGC105 Table_service called by module_name, id point id_point.

説明: ICQGCL10 モジュールが要求されたサービスを行い、エラーを検出しました。 このメッセージは、ユーザーのISPF ログ・データ・セットに記録されます。メッセージには、サービス名 (TBOPEN、TBCREATE、TBCLOSE、TBSAVE)、呼び出しモジュール名 (FROMMOD パラメーターからの)、および ID ポイント (FROMID パラメーターからの) が入っています。

検出モジュール: ICQGCL10

ICQGC106 Error message follows:

説明: ICQGCL10 モジュールが要求されたサービスを行い、エラーを検出しました。 このメッセージは、ユーザーのISPF ログ・データ・セットに記録され、そのログを読み取る際にユーザーの手引きとして使用されます。 このメッセージのあとに、メッセージ ICQGC107 および ICQGC108 が続きます。

検出モジュール: ICQGCL10

ICQGC085

286 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 299: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQGC107 SERVICE requested:

説明: ICQGCL10 モジュールが要求されたサービスを行い、エラーを検出しました。 このメッセージは、ユーザーのISPF ログ・データ・セットに記録され、要求された実際のサービス (SERVICE パラメーターで渡された) が入っているメッセージ ICQGC108 の引き込みとして使用されます。

検出モジュール: ICQGCL10

ICQGC108 Text_of_error_message

説明: ICQGCL10 モジュールが要求されたサービスを行い、エラーを検出しました。 このメッセージは、ユーザーのISPF ログ・データ・セットに記録され、このログ・データ・セットに収まる量の (SERVICE パラメーターからの) サービス呼び出しが入ります。 これは、複数回にわたり記録され、その都度サービス呼び出しの部分が追加されます。

検出モジュール: ICQGCL10

ICQGC350 Print request processing ended successfully.

説明: 印刷要求は正しく完了し、データは選択されたプリンターで印刷されます。 これは通知メッセージです。

システムの処置: 説明を参照してください。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: 情報センター機能ユーザー

検出モジュール: ICQGCR70

ICQGC351 No selections made.

説明: 選択リストから選択せず、END を押しました。 これは通知メッセージです。

システムの処置: 説明を参照してください。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: 情報センター機能ユーザー

検出モジュール: ICQGCR70

ICQGC352 Data set not found.

説明: 指定されたデータ・セットは、データ・セット・リストでは検出されませんでした。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: データ・セット名のスペルを検査してください。

対象者: 情報センター機能ユーザー

検出モジュール: ICQGCR70

ICQGC353 Request failed; system error. Press HELP.

説明: 印刷要求は失敗しました。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: HELP を押して、このエラーについての追加情報を表示してください。

ユーザーの応答: さらに援助が必要な場合は、システム・プログラマーに連絡してください。

対象者: 情報センター機能ユーザー

検出モジュール: ICQGCR70

ICQGC107

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 287

Page 300: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQGC354 CANCEL honored.

説明: メンバー選択リスト・パネルのコマンド行に、CANCEL と入力しました。 選択内容は処理されません。

システムの処置: 説明を参照してください。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: 情報センター機能ユーザー

検出モジュール: ICQGCR70

ICQGC355 Member list is not available. Press HELP.

説明: システム・エラーのため、メンバー・リストを指定されたデータ・セットに使用することができません。LMINIT サービスは、戻りコードを出しました。 可能性のある戻りコードおよびそれらの意味のリストは次のとおりです。

RC 原因

8 データ・セットが割り振られていません。

12 パラメーター値が有効ではありません。

16 ダイアログ変数のアクセス時に、切り捨てエラーまたは変換エラーが起こりました。

20 重大エラー。続行は不可能です。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: さらに援助が必要な場合は、システム・プログラマーに連絡してください。

対象者: 情報センター機能ユーザー

検出モジュール: ICQGCR70

ICQGC356 Member list is not available. System error.

説明: LMOPEN サービスが戻りコードを出したために、指定したデータ・セットからのメンバーのリストは使用不可能です。 可能性のある戻りコードおよびそれらの意味のリストは次のとおりです。

RC 原因

8 データ・セットをオープンすることができません。

16 ダイアログ変数のアクセス時に、切り捨てエラーまたは変換エラーが起こりました。

20 重大エラー。続行は不可能です。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: さらに援助が必要な場合は、システム・プログラマーに連絡してください。

対象者: 情報センター機能ユーザー

検出モジュール: ICQGCR70

ICQGC357 Specified data set has no members.

説明: 指定されたデータ・セットにはメンバーが 1 つもないために、メンバーのリストを使用することはできません。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: 正しい区分データ・セットを指定したかどうか検査してください。

ICQGC354

288 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 301: TSO/E メッセージ - TOK2

対象者: 情報センター機能ユーザー

検出モジュール: ICQGCR70

ICQGC358 Data set is sequential; do not specify a member.

説明: 指定されたデータ・セットは順次データ・セットで、その順次データ・セット (複数の場合もある) はメンバーをもちません。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: 処理を継続するには、メンバーを入力するフィールドをブランクにしてください。

対象者: 情報センター機能ユーザー

検出モジュール: ICQGCR70

ICQGC359 * is only valid as the last character in the field.

説明: * をフィールド名に入力することはできません。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: 有効でない * を除去し、最後の文字としてだけ * を使用して、フィールド名を訂正してください。

対象者: 情報センター機能ユーザー

検出モジュール: ICQGCE35、ICQASE20

ICQGC360 Project name is required.

説明: プロジェクト名がブランクのままでした。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: プロジェクト名を入力するか、その他のデータ・セット・フィールドにデータ・セット名を入力してください。

対象者: 情報センター機能ユーザー

検出モジュール: ICQGCE35、ICQASE20

ICQGC361 Project name is not valid.

説明: プロジェクト名フィールドの値が有効ではありません。 有効なプロジェクト名は 1~8 文字であり、最初の文字は A~Z、$、#、または @ でなければなりません。 残りの文字は A ~ Z、0 ~ 9、$、#、または @ の任意の組み合わせが可能です。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: 有効なプロジェクト名を入力してください。

対象者: 情報センター機能ユーザー

検出モジュール: ICQGCE35、ICQASE20

ICQGC362 File name is not valid.

説明: ファイル名フィールドの値が有効ではありません。 有効なファイル名は 1~8 文字であり、最初の文字は A~Z、$、#、または @ でなければなりません。 残りの文字は A ~ Z、0 ~ 9、$、#、または @ の任意の組み合わせが可能です。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: 有効なファイル名を入力してください。 有効なファイル名のリストを要求するには、有効な最初の

ICQGC358

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 289

Page 302: TSO/E メッセージ - TOK2

文字または文字のグループの後に * を続けて入力するか、あるいは単独で * を入力してください。

対象者: 情報センター機能ユーザー

検出モジュール: ICQGCE35、ICQASE20

ICQGC363 File type is not valid.

説明: ファイル・タイプ・フィールドの値が有効ではありません。 有効なファイル・タイプには 1~8 文字が入っており、最初の文字は A~Z、$、#、または @ でなければなりません。 残りの文字は A ~ Z、0 ~ 9、$、#、または@ の任意の組み合わせが可能です。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: 有効なファイル・タイプを入力してください。 有効なファイル・タイプのリストを要求するには、有効な最初の文字または文字のグループの後に * を続けて入力するか、あるいは単独で * を入力してください。

対象者: 情報センター機能ユーザー

検出モジュール: ICQGCE35、ICQASE20

ICQGC364 Member name is not valid.

説明: メンバー名フィールドの値が有効ではありません。 有効なメンバー名は 1~8 文字であり、最初の文字は A~Z、$、#、または @ でなければなりません。 残りの文字は A ~ Z、0 ~ 9、$、#、または @ の任意の組み合わせが可能です。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: 有効なメンバー名を入力してください。 有効なメンバーのリストを要求するには、有効な最初の文字または文字のグループの後に * を続けて入力するか、あるいは単独で * を入力してください。

対象者: 情報センター機能ユーザー

検出モジュール: ICQGCE35、ICQASE20

ICQGC365 Specified name for the data set is not valid.

説明: 指定したデータ・セット名が有効ではありません。 有効なデータ・セット名には、ピリオドによって結合された 1 つまたは複数の修飾子が入っています。 各修飾子は 1~8 文字であり、最初の文字は A~Z、$、#、または @

でなければなりません。 各修飾子の残りの文字は、A~Z、0~9、$、#、または @ の任意の組み合わせが可能です。

有効なデータ・セット名には、1 つの修飾子を別の修飾子に結合するピリオドも含めて、最大 44 文字を入れることができます。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: 処理を続けるには、有効なデータ・セット名を入力してください。

対象者: 情報センター機能ユーザー

検出モジュール: ICQGCE35、ICQASE02、ICQASE04、 ICQASE08、ICQASE10、ICQASE12、ICQASE20、ICQASE28、ICQASE30、ICQASE32、ICQASE40、 ICQASE72、ICQASE74、ICQASE76、ICQASE98

ICQGC366 Number of copies must be within the range 1-255.

説明: 以下のいずれかの状態が発生しました。v コピー・フィールドの値が、ブランクのままです。v 指定した値が数字ではありません。v 指定した値がゼロか、または 256 以上です。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ICQGC363

290 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 303: TSO/E メッセージ - TOK2

ユーザーの応答: 1~255 までの数を入力してください。

対象者: 情報センター機能ユーザー

検出モジュール: ICQGCE35

ICQGC367 Data set name is incorrectly quoted.

説明: 単一引用符以外の文字、または単一引用符のないデータ・セットのいずれかを指定しました。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: その他のデータ・セット・フィールド以外のフィールドの単一引用符を除去するか、またはその文字を単一引用符に変更してください。

対象者: 情報センター機能ユーザー

検出モジュール: ICQGCE35、ICQASE20

ICQGC368 Data set is not allocated. Press HELP.

説明: 指定したデータ・セットが割り振られていません。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: データ・セットのスペルを検査するか、またはすでに割り振られているデータ・セットの名前を入力してください。

対象者: 情報センター機能ユーザー

検出モジュール: ICQGCR70

ICQGC369 Data set is not available. Press HELP.

説明: 指定したデータ・セットが使用不可能です。そのデータ・セットを使用する権限がないか、または別のユーザーがそのデータ・セットを使用中であるかのいずれかの理由によります。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: 権限をもつ必要がある場合には、情報センター機能管理者またはシステム・プログラマーに問い合わせてください。 データ・セットが別のユーザーによって使用されている場合は、後から再試行してください。

対象者: 情報センター機能ユーザー

検出モジュール: ICQGCR70

ICQGC370 Specified entry is not valid on the command line of this panel.

説明: 印刷要求パネルのコマンド行に指定した項目が有効ではありません。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: コマンド行のその値を消去するか、有効な項目を入力してください。

対象者: 情報センター機能ユーザー

検出モジュール: ICQGCE35

ICQGC371 Specify print format or part of format with * suffix.

説明: 印刷形式フィールドがブランクのままでした。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: 印刷形式フィールドに、印刷形式または接尾部 * が付いている印刷形式の一部を入力してください。

ICQGC367

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 291

Page 304: TSO/E メッセージ - TOK2

対象者: 情報センター機能ユーザー

検出モジュール: ICQGCE35

ICQGC373 Printer location cannot contain an apostrophe or parenthesis.

説明: プリンター設置場所フィールドには、アポストロフィまたは括弧が入っています。 これらの文字は認められていません。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: プリンター設置場所フィールドのアポストロフィまたは括弧を除去してください。

対象者: 情報センター機能ユーザー

検出モジュール: ICQGCE35

ICQGC374 Member not found.

説明: 区分データ・セット用に指定したメンバーは検出されませんでした。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: メンバー名のスペルを検査するか、ファイル・メンバー・フィールドに * を入力することによって、メンバー選択リストを要求してください。

対象者: 情報センター機能ユーザー

検出モジュール: ICQGCR70

ICQGC375 Specify file name or part of name with * suffix.

説明: ファイル名フィールドをブランクのままにしました。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: ファイル名フィールドに、ファイル名、または接尾部 * が付いているファイル名の一部、あるいは* を単独で入力してください。

対象者: 情報センター機能ユーザー

検出モジュール: ICQGCE35、ICQASE20

ICQGC376 Specify file type or part of type with * suffix.

説明: ファイル・タイプ・フィールドをブランクのままにしました。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: ファイル・タイプ・フィールドにファイル・タイプ、または接尾部 * が付いているファイル・タイプの一部、あるいは * を単独で入力してください。

対象者: 情報センター機能ユーザー

検出モジュール: ICQGCE35、ICQASE20

ICQGC377 Specify a printer location or *.

説明: プリンター設置場所フィールドがブランクのままか、または指定された値に一連の文字と * が入っています。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: プリンター設置場所フィールドに、プリンター設置場所または * を単独で入力してください。

対象者: 情報センター機能ユーザー

ICQGC373

292 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 305: TSO/E メッセージ - TOK2

検出モジュール: ICQGCE35

ICQGC378 Print format is not valid.

説明: 印刷形式フィールドの値が有効ではありません。 有効な印刷形式は 1~8 文字であり、最初の文字は A~Z、$、#、または @ でなければなりません。残りの文字は A ~ Z、0 ~ 9、$、#、または @ の任意の組み合わせが可能です。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: 印刷形式フィールドに、次の中から 1 つを入力してください。v 有効な印刷形式v 単独で *

v 有効な最初の文字の後に * を続けたものv 有効な文字のグループの後に * を続けたもの

対象者: 情報センター機能ユーザー

検出モジュール: ICQGCE35

ICQGC379 Printer type is not valid.

説明: プリンター・タイプ・フィールドの値は、有効ではありません。 有効なプリンター・タイプの値は 1~8 文字であり、A~Z、0~9、$、#、または @ が可能です。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: プリンター・タイプ・フィールドに、次の中から 1 つ入力してください。v 有効な印刷タイプv 単独で *

v 有効な最初の文字の後に * を続けたものv 有効な文字のグループの後に * を続けたもの

対象者: 情報センター機能ユーザー

検出モジュール: ICQGCE35

ICQGC401 Selection character is not valid. Enter S or blank.

説明: 選択欄の値が有効ではありません。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: S 欄に S またはブランクを入力してください。

対象者: 情報センター機能ユーザー

検出モジュール: ICQGCE50

ICQGC402 Members processed. Press END to exit or type CANCEL.

説明: メンバー・リスト・パネルで選択したメンバーは処理されました。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: END を押して終了するか、CANCEL と入力して取り消してください。

対象者: 情報センター機能ユーザー

検出モジュール: ICQGCE50

ICQGC378

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 293

Page 306: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQGC403 Specified_entry is not valid on the command line of this panel.

説明: メンバー・リスト・パネルのコマンド行に指定した項目は有効ではありません。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: コマンド行の項目を消去するか、または有効な項目を入力してください。

対象者: 情報センター機能ユーザー

検出モジュール: ICQGCE50

ICQGC404 Command conflict. END not processed.

説明: メンバーを選択しましたが、コマンド行に CANCEL と入力し、END を押しました。

システムの処置: システムは応答を待ちます。

ユーザーの応答: コマンド行に CANCEL と入力し、ENTER を押して取り消してください。あるいは、コマンド行のCANCEL を消去してから END を押して、選択内容を処理してください。

対象者: 情報センター機能ユーザー

検出モジュール: ICQGCE50

ICQGC989 The user’s specified private table data set, dsname, is unavailable. Processing will continuewithout private-level tables.

説明: テーブル・データ・セットが使用不可能です。 別のユーザーが、OLD というファイル属性指定で、このデータ・セットを割り振った可能性があります。

システムの処置: 処理は続行します。

ユーザーの応答: 後から再試行してください。

対象者: 情報センター機能ユーザー

検出モジュール: ICQICF

ICQGC990 Error allocating ISPF profile. The error message is above.

説明: ユーザーの ISPF プロファイルが、割り振られませんでした。 上に表示されるエラー・メッセージには、詳しい情報が入っています。

このメッセージは、行モードで表示されます。 ヘルプ・メッセージは使用できません。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

対象者: 情報センター機能ユーザー

検出モジュール: ICQICF

ICQGC991 Error copying ISPF profile for use by the Infomation Center Facility.

説明: ユーザーの ISPF プロファイルが、コピーされませんでした。このメッセージは、行モードで表示されます。ヘルプ・メッセージは使用できません。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

対象者: 情報センター機能ユーザー

検出モジュール: ICQICF

ICQGC403

294 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 307: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQGC992 Error copying ISPF edit profile for use by the Infomation Center Facility.

説明: ユーザーの ISPF 編集プロファイルが、コピーされませんでした。このメッセージは、行モードで表示されます。 ヘルプ・メッセージは使用できません。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

対象者: 情報センター機能ユーザー

検出モジュール: ICQICF

ICQGC993 ISPF may not be active when this command is entered.

説明: ISPF がアクティブです。ICQICF を出すときに、ISPF がアクティブであってはなりません。このメッセージは、行モードで表示されます。 ヘルプ・メッセージは使用できません。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

対象者: 情報センター機能ユーザー

検出モジュール: ICQICF

ICQGC994 The user’s specified group table data set, dsname, does not exist. Processing will continuewithout group-level applications.

説明: グループ・テーブル・アプリケーション用に、必要なデータ・セットが存在しません。

システムの処置: 処理は続行します。

ユーザーの応答: 次のいずれか 1 つを行ってください。

v グループのアプリケーション・マネージャーを選択して、テーブルを作成してください。

v グループ仕様パネルを選択して、使用していたグループの名前を変更してください。

対象者: 情報センター機能ユーザー

検出モジュール: ICQICF

ICQGC995 Error allocating the user’s group table library, library_name. Processing will continue withoutthe group library.

説明: 割り振りは失敗しました。別のユーザーが、OLD というファイル属性指定で、このデータ・セットを割り振った可能性があります。

システムの処置: 処理は続行します。

ユーザーの応答: 後から再試行するか、またはシステム・プログラマーに問い合わせてください。

対象者: 情報センター機能ユーザー

検出モジュール: ICQICF

ICQGC996 The user’s specified private table data set, dsname, does not exist. Processing will continuewithout private-level applications.

説明: 私用レベルのアプリケーション用に必要なデータ・セットが存在しません。

システムの処置: 処理は続行します。

ユーザーの応答: 次のいずれか 1 つを行ってください。

ICQGC992

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 295

Page 308: TSO/E メッセージ - TOK2

v 自分専用の私用アプリケーションを持ちたくない場合は、このメッセージを無視してください。

v 私用レベルのアプリケーション用に必要なデータ・セットを作成するには、プログラマー・サービス・パネルで私用アプリケーション・マネージャーを選択してください。

対象者: 情報センター機能ユーザー

検出モジュール: ICQICF

ICQGC997 Error allocating the user’s private table library, library_name. Processing will continue withoutprivate-level applications.

説明: 割り振りは失敗しました。

システムの処置: 処理は続行します。

ユーザーの応答: 次のいずれか 1 つを行ってください。

v 私用アプリケーションを定義しない場合は、このメッセージを無視してください。

v 私用レベルのアプリケーションを所有している場合は、システム・プログラマーに問い合わせてください。

v 自分専用のアプリケーションを作成する場合は、プログラマー・サービス・パネルで私用アプリケーション・マネージャーを選択してください。

ICQGC998 The user’s specified group table data set specification is not valid. Processing will continuewithout group-level applications.

説明: ISPF.PROFILE データ・セットの ICQGROUP メンバーの読み取り中に、エラーが発生しました。

システムの処置: 処理は続行します。

ユーザーの応答: 次のいずれか 1 つを行ってください。

v ISPF.PROFILE データ・セットから ICQGROUP メンバーを削除し、プログラマー・サービス・パネルでアプリケーション・グループを再選択してください。

v エラーが続く場合は、システム・プログラマーに問い合わせてください。

対象者: 情報センター機能ユーザー

検出モジュール: ICQICF

ICQGC999 The user’s specified group table data set specification, dsname, is unavailable. Processing willcontinue without group-level applications.

説明: テーブル・データ・セットが使用不可能です。 別のユーザーが、OLD というファイル属性指定で、このデータ・セットを割り振った可能性があります。

システムの処置: 処理は続行します。

ユーザーの応答: 後から再試行してください。

対象者: 情報センター機能ユーザー

検出モジュール: ICQICF

ICQSP000 Space management successfully managed the data set.

説明: スペース・マネージメントは、次のデータ・セットを正しく管理しました。

data_set_name

スペース・マネージメントは、指定したデータ・セットを次のように検査しました。

v データ・セットがより多くのスペースを必要とする場合は、スペース・マネージメントはデータ・セットを圧縮したか、拡張しました。

ICQGC997

296 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 309: TSO/E メッセージ - TOK2

v データ・セットが存在しない場合は、スペース・マネージメントがデータ・セットを作成しました。

このデータ・セットの使用を続けることができます。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQSPC00

ICQSP001 The specified data set does not need more space.

説明: スペース・マネージメントが次のデータ・セットを検査し、そのデータ・セットのスペースの限界に達していないことを確認しました。

data_set_name

スペース・マネージメントは、このデータ・セットには何も行いませんでした。このデータ・セットの使用を続けることができます。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQSPC00

ICQSP002 Space management compressed the data set currently in use.

説明: スペース・マネージメントは、次のデータ・セットを正しく圧縮しました。

data_set_name

データ・セットがスペースの限界に達していて、圧縮される必要があったか、またはスペース・マネージメントを使用しているアプリケーションが無条件に圧縮を要求したかのいずれかです。

このデータ・セットの使用を続けることができます。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQSPC00

ICQSP003 The directory of the data set currently in use was enlarged.

説明: 次のデータ・セットのディレクトリーが使い果たされたために、スペース・マネージメントはデータ・セットのディレクトリーを拡張しました。

data_set_name

このデータ・セットの使用を続けることができます。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQSPC00

ICQSP004 Space management increased the amount of primary space.

説明: 次のデータ・セットの 1 次スペース量が使い果たされたために、スペース・マネージメントはこのデータ・セットの 1 次スペースの量を増やしました。

data_set_name

このデータ・セットの使用を続けることができます。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQSPC00

ICQSP005 The amount of directory and primary space was increased.

説明: スペース・マネージメントは、次のデータ・セットのディレクトリーおよび 1 次スペース量を拡張しました。

data_set_name

このデータ・セットの使用を続けることができます。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQSPC00

ICQSP001

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 297

Page 310: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQSP006 Space management created a data set; application request.

説明: スペース・マネージメントは、次のデータ・セットを作成しました。

data_set_name

スペース・マネージメントを使用するアプリケーションが、CLIST ICQSPC00 への入力として ALLOCATENEW=YES

を指定したために、スペース・マネージメントはこのデータ・セットを作成しました。 これは通知メッセージです。

検出モジュール: ICQSPC00

ICQSP010 A space management input parameter is not valid.

説明: スペース・マネージメントを使用するアプリケーションが、スペース・マネージメント CLIST ICQSPC00 への入力として、正しくないパラメーターを指定しました。 管理されているデータ・セットは次のものです。

data_set_name

CLIST ICQSPC00 の呼び出しを検査し、エラーを訂正してから、再び CLIST を呼び出してください。

検出モジュール: ICQSPC00、ICQSPE02

ICQSP011 DSNAME is not valid.

説明: スペース・マネージメントを使用するアプリケーションは、CLIST ICQSPC00 が管理するデータ・セットの名前として、次のものを指定しました。

data_set_name

その名前は、有効なデータ・セット名ではありません。 データ・セットの命名については、z/OS TSO/E ユーザーズ・ガイド を参照してください。さらに、完全修飾データ・セット名を引用符で囲まなければならないことに注意してください。

データ・セットの名前を訂正してから、再び CLIST ICQSPC00 を呼び出してください。

検出モジュール: ICQSPE02

ICQSP012 SPACEFULL is not valid. It must be an integer, 0 - 100.

説明: スペース・マネージメントを使用するアプリケーションが、次のデータ・セットを管理するために CLIST

ICQSPC00 を呼び出したときに、SPACEFULL パラメーターを正しく指定しませんでした。

data_set_name

このパラメーターは、データ・セットが圧縮または拡張される前の、満杯状態の % を示します。

SPACEFULL パラメーターの値を訂正するか、またはこのパラメーターを省略して、そのデフォルト値の 80 を使用します。それから CLIST ICQSPC00 を再び呼び出してください。

検出モジュール: ICQSPE02

ICQSP013 SPACEINCREASE is not valid. It must be an integer.

説明: スペース・マネージメントを使用するアプリケーションが、次のデータ・セットを管理するために CLIST

ICQSPC00 を呼び出したときに、 SPACEINCREASE パラメーターを正しく指定しませんでした。

data_set_name

このパラメーターは、データ・セットが拡張されたときに、データ・セットの 1 次エクステントが増加される % を示します。

SPACEINCREASE パラメーターの値を訂正するか、またはこのパラメーターを省略して、そのデフォルト値の 50 を使用します。それから CLIST ICQSPC00 を再び呼び出してください。

ICQSP006

298 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 311: TSO/E メッセージ - TOK2

検出モジュール: ICQSPE02

ICQSP014 KBYTESFREE is not valid. It must be an integer or blank.

説明: スペース・マネージメントを使用するアプリケーションが、次のデータ・セットを管理するために CLIST

ICQSPC00 を呼び出したときに、 KBYTESFREE パラメーターを正しく指定しませんでした。

data_set_name

このパラメーターは、このデータ・セット内で自由にしておかなければならないキロバイトの最小数を示します。 この量のスペースが自由になっていないと、スペース・マネージメントがそのデータ・セットの圧縮または拡張を行います。

KBYTESFREE パラメーターを訂正してから、CLIST ICQSPC00 を再び呼び出してください。

検出モジュール: ICQSPE02

ICQSP015 DIRFULL is not valid. It must be an integer, 0 - 100.

説明: スペース・マネージメントを使用するアプリケーションが、次のデータ・セットを管理するために CLIST

ICQSPC00 を呼び出したときに、 DIRFULL パラメーターを正しく指定しませんでした。

data_set_name

このパラメーターは、データ・セットを圧縮または拡張する前にそのディレクトリーがいっぱいにならなければならない % を示します。

DIRFULL パラメーターを訂正するか、またはこのパラメーターを省略して、そのデフォルト値の 80 を使用してください。それから、CLIST ICQSPC00 を再び呼び出してください。

検出モジュール: ICQSPE02

ICQSP016 DIRINCREASE is not valid. It must be an integer.

説明: スペース・マネージメントを使用するアプリケーションが、次のデータ・セットを管理するために CLIST

ICQSPC00 を呼び出したときに、 DIRINCREASE パラメーターを正しく指定しませんでした。

data_set_name

このパラメーターは、データ・セットが拡張されるときにデータ・セットのディレクトリーが増やされる % [数字の後ろ] を示します。

DIRINCREASE パラメーターを訂正するか、またはこのパラメーターを省略して、そのデフォルト値の 50 を使用してください。それから、CLIST ICQSPC00 を再び呼び出してください。

検出モジュール: ICQSPE02

ICQSP017 DIRBLOCKSFREE is not valid. It must be an integer or blank.

説明: スペース・マネージメントを使用するアプリケーションが、次のデータ・セットを管理するために CLIST

ICQSPC00 を呼び出したときに、DIRBLOCKSFREE パラメーターを正しく指定しませんでした。

data_set_name

このパラメーターは、データ・セットが自由にしておかなければならないディレクトリー・ブロックの最小数を示します。 この数のディレクトリー・ブロックが自由になっていないと、スペース・マネージメントはそのデータ・セットの圧縮または拡張を行います。

DIRBLOCKSFREE パラメーターを訂正してから、CLIST ICQSPC00 を再び呼び出してください。

検出モジュール: ICQSPE02

ICQSP014

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 299

Page 312: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQSP018 RECALL is not valid. It must be YES or NO.

説明: スペース・マネージメントを使用するアプリケーションが、次のデータ・セットを管理するために CLIST

ICQSPC00 を呼び出したときに、RECALL パラメーターを正しく指定しませんでした。

data_set_name

このパラメーターは、HSM がデータ・セットを移送した場合に、そのデータ・セットをリコールするかどうかを示します。

RECALL パラメーターの値を訂正するか、またはこのパラメーターを省略して、そのデフォルト値の YES を使用します。それから CLIST ICQSPC00 を再び呼び出してください。

検出モジュール: ICQSPE02

ICQSP019 PROTECTNEW is not valid. It must be YES or NO.

説明: スペース・マネージメントを使用するアプリケーションが、次のデータ・セットを管理するために CLIST

ICQSPC00 を呼び出したときに、PROTECTNEW パラメーターを正しく指定しませんでした。

data_set_name

このパラメーターは、新しいデータ・セットを RACF 保護するかどうかを示します。

PROTECTNEW パラメーターの値を訂正するか、またはこのパラメーターを省略して、そのデフォルト値の NO を使用します。それから CLIST ICQSPC00 を再び呼び出してください。

検出モジュール: ICQSPE02

ICQSP021 RACFUACC is not valid. It must be NONE, READ, UPDATE or ALTER.

説明: スペース・マネージメントを使用するアプリケーションが、次のデータ・セットを管理するために CLIST

ICQSPC00 を呼び出したときに、RACFUACC パラメーターを正しく指定しませんでした。

data_set_name

このパラメーターは、新しいまたは拡張されたデータ・セットが持つことになる汎用 RACF アクセスを示します。RACF 1.6 または RACF のそれ以前のリリースがシステムに組み込まれている場合、あるいは指定されたデータ・セットが個別 RACF プロファイルで保護されていない場合に、スペース・マネージメントはこのパラメーターを使用します。

RACFUACC パラメーターの値を訂正するか、またはこのパラメーターを省略して、そのデフォルト値の NONE を使用します。それから CLIST ICQSPC00 を再び呼び出してください。

検出モジュール: ICQSPE02

ICQSP022 ALLOWPASSWORDS is not valid. It must be YES or NO.

説明: スペース・マネージメントを使用するアプリケーションが、次のデータ・セットを管理するために CLIST

ICQSPC00 を呼び出したときに、ALLOWPASSWORDS パラメーターを正しく指定しませんでした。

data_set_name

このパラメーターは、スペース・マネージメントがパスワード保護データ・セットを管理するかどうかを示します。ALLOWPASSWORDS=YES の場合、スペース・マネージメントは、パスワードが必要なときにユーザーにプロンプトを出します。 ALLOWPASSWORDS=NO の場合、スペース・マネージメントはパスワード保護のデータ・セットを管理しません。

ALLOWPASSWORDS パラメーターの値を訂正するか、またはこのパラメーターを省略して、そのデフォルト値の NO

を使用します。それから CLIST ICQSPC00 を再び呼び出してください。

検出モジュール: ICQSPE02

ICQSP018

300 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 313: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQSP023 REALLOCATENEW is not valid. It must be YES or NO.

説明: スペース・マネージメントを使用するアプリケーションが、次のデータ・セットを管理するために CLIST

ICQSPC00 を呼び出したときに、REALLOCATENEW パラメーターを正しく指定しませんでした。

data_set_name

このパラメーターは、データ・セットのスペースが不足した場合に、データ・セットを拡張するかどうかを示します。

REALLOCATENEW パラメーターの値を訂正するか、またはこのパラメーターを省略して、そのデフォルト値の YES

を使用します。それから CLIST ICQSPC00 を再び呼び出してください。

検出モジュール: ICQSPE02

ICQSP024 ALLOCATENEW is not valid. It must be YES, NO, or ASK.

説明: スペース・マネージメントを使用するアプリケーションが、次のデータ・セットを管理するために CLIST

ICQSPC00 を呼び出したときに、ALLOCATENEW パラメーターを正しく指定しませんでした。

data_set_name

指定されたデータ・セットが存在しない場合に、このパラメーターは新しいデータ・セットを作成する (YES)、新しいデータ・セットを作成しない (NO)、または新しいデータ・セットを作成するかどうかをユーザーに尋ねる (ASK) かを指示します。

ALLOCATENEW パラメーターの値を訂正するか、またはこのパラメーターを省略して、そのデフォルト値の ASK を使用します。それから CLIST ICQSPC00 を再び呼び出してください。

検出モジュール: ICQSPE02

ICQSP025 PRIMSPACE is not valid. It must be an integer or blank.

説明: スペース・マネージメントを使用するアプリケーションが、次のデータ・セットを管理するために CLIST

ICQSPC00 を呼び出したときに、PRIMSPACE パラメーターを正しく指定しませんでした。

data_set_name

このパラメーターは、新しいデータ・セットの作成時に使用される 1 次スペース単位を示します。

PRIMSPACE パラメーターの値を訂正してから、CLIST ICQSPC00 を再び呼び出してください。

検出モジュール: ICQSPE02

ICQSP026 SECSPACE is not valid. It must be an integer or blank.

説明: スペース・マネージメントを使用するアプリケーションが、次のデータ・セットを管理するために CLIST

ICQSPC00 を呼び出したときに、SECSPACE パラメーターを正しく指定しませんでした。

data_set_name

このパラメーターは、新しいデータ・セットの作成時に使用される 2 次スペース単位の数を示します。

SECSPACE パラメーターの値を訂正してから、CLIST ICQSPC00 を再び呼び出してください。

検出モジュール: ICQSPE02

ICQSP027 UNITS not valid. It must be TRACKS, CYLINDERS, or blank.

説明: スペース・マネージメントを使用するアプリケーションが、次のデータ・セットを管理するために CLIST

ICQSPC00 を呼び出したときに、UNITS パラメーターを正しく指定しませんでした。

data_set_name

このパラメーターは、新しいデータ・セットの作成時に使用されるスペース単位数を示します。 BLKSIZE パラメータ

ICQSP023

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 301

Page 314: TSO/E メッセージ - TOK2

ーを使用して、スペース単位をブロックで指定してください。

UNITS パラメーターの値を訂正してから、CLIST ICQSPC00 を再び呼び出してください。

検出モジュール: ICQSPE02

ICQSP028 DIRBLOCKS is not valid. It must be an integer or blank.

説明: スペース・マネージメントを使用するアプリケーションが、次のデータ・セットを管理するために CLIST

ICQSPC00 を呼び出したときに、DIRBLOCKS パラメーターを正しく指定しませんでした。

data_set_name

このパラメーターは、新しいデータ・セット用に割り振られるディレクトリー・ブロックの数を示します。

DIRBLOCKS パラメーターの値を訂正してから、CLIST ICQSPC00 を再び呼び出してください。

検出モジュール: ICQSPE02

ICQSP029 BLKSIZE not valid. It must be an integer, 1-32760, or blank.

説明: スペース・マネージメントを使用するアプリケーションが、次のデータ・セットを管理するために CLIST

ICQSPC00 を呼び出したときに、BLKSIZE パラメーターに block_size を指定しました。

data_set_name

このパラメーターは、新しいデータ・セットの作成時に使用されるブロック・サイズを示します。

BLKSIZE パラメーターの値を訂正してから、CLIST ICQSPC00 を再び呼び出してください。

検出モジュール: ICQSPE02

ICQSP030 LRECL is not valid. It must be an integer, 1-32756, or blank.

説明: スペース・マネージメントを使用するアプリケーションが、次のデータ・セットを管理するために CLIST

ICQSPC00 を呼び出したときに、LRECL パラメーターを正しく指定しませんでした。

data_set_name

このパラメーターは、新しいデータ・セットの作成時に使用される論理レコード長を示します。

LRECL パラメーターの値を訂正してから、CLIST ICQSPC00 を再び呼び出してください。

検出モジュール: ICQSPE02

ICQSP031 RECFM is not valid. It must be alphabetic or blank.

説明: スペース・マネージメントを使用するアプリケーションが、次のデータ・セットを管理するために CLIST

ICQSPC00 を呼び出したときに、RECFM パラメーターを正しく指定しませんでした。

data_set_name

このパラメーターは、新しいデータ・セットの作成時に使用されるレコード形式を示します。

RECFM パラメーターを訂正してから、CLIST ICQSPC00 を再び呼び出してください。 RECFM の有効値については、 z/OS TSO/E コマンド解説書 の ALLOCATE コマンドの説明を参照してください。

検出モジュール: ICQSPE02

ICQSP032 LIKE is not valid. It must be a valid data set name or blank.

説明: スペース・マネージメントを使用するアプリケーションが、CLIST ICQSPC00 を呼び出したときに、LIKE パラメーターの値を正しく指定しませんでした。

このパラメーターは、次のデータ・セットの作成時にモデルとして使用されるデータ・セットを示します。

ICQSP028

302 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 315: TSO/E メッセージ - TOK2

data_set_name

データ・セット名を訂正してから、CLIST ICQSPC00 を再び呼び出してください。完全修飾データ・セット名を引用符で囲まなければならないことに注意してください。

検出モジュール: ICQSPE02

ICQSP035 INFOPANEL is not valid. It must be non-blank.

説明: スペース・マネージメントを使用するアプリケーションが、次のデータ・セットを管理するために CLIST

ICQSPC00 を呼び出したときに、INFOPANEL パラメーターにブランクの値を指定しました。

data_set_name

このパラメーターによって、スペース・マネージメントが指定データ・セット用に余分のスペースを取得している場合に表示されるパネルが識別されます。

INFOPANEL パラメーターに正しい値を指定するか、またはこのパラメーターを省略して、そのデフォルト値のICQSPE00 を使用してください。それから CLIST ICQSPC00 を再び呼び出してください。

検出モジュール: ICQSPE02

ICQSP036 ASKPANEL is not valid. It must be non-blank.

説明: スペース・マネージメントを使用するアプリケーションが、次のデータ・セットを管理するために CLIST

ICQSPC00 を呼び出したときに、ASKPANEL パラメーターにブランクの値を指定しました。

data_set_name

このパラメーターは、新しいデータ・セットを作成したいかどうかをユーザーに尋ねるパネルを識別します。 スペース・マネージメントを使用するアプリケーションは、新しいデータ・セットを作成したいかどうかユーザーに尋ねるために、ALLOCATENEW=ASK も指定しなければなりません。

ASKPANEL パラメーターを訂正するか、またはこのパラメーターを省略して、そのデフォルト値の ICQSPE01 を使用してください。それから、CLIST ICQSPC00 を再び呼び出してください。

検出モジュール: ICQSPE02

ICQSP037 VERIFYPARMS is not valid. It must be YES or NO.

説明: スペース・マネージメントを使用するアプリケーションが、次のデータ・セットを管理するために CLIST

ICQSPC00 を呼び出したときに、VERIFYPARMS パラメーターを正しく指定しませんでした。

data_set_name

このパラメーターは、CLIST ICQSPC00 の入力パラメーターの構文を検査するかどうかを示します。

VERIFYPARMS パラメーターを訂正するか、またはこのパラメーターを省略して、そのデフォルト値の YES を使用してください。それから CLIST ICQSPC00 を再び呼び出してください。

検出モジュール: ICQSPC00

ICQSP040 Space management could not manage the specified data set.

説明: スペース・マネージメントは、次のデータ・セットを管理することができませんでした。

data_set_name それは、以下の理由の内の 1 つのためです。

v LISTDSI エラーが発生しました。

v データ・セットが区分または順次ではありません。

v データ・セットの作成中または拡張中にエラーが発生しました。

ICQSP035

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 303

Page 316: TSO/E メッセージ - TOK2

v アプリケーションは、データ・セットが管理されることを妨げるパラメーターを使用して、CLIST ICQSPC00 を呼び出しました。

v 割り振りエラーが発生しました。

CLIST ICQSPC00 の呼び出しを検査し、必要な訂正を行い、CLIST を再び呼び出してください。 呼び出しが正しい場合は、情報センター機能 管理者に問い合わせてください。

検出モジュール: ICQSPC00

ICQSP041 The data set could not be managed; it is password protected.

説明: 次のデータ・セットは、パスワード保護されており、スペース・マネージメントがそのデータ・セットを管理することができません。

data_set_name

CLIST ICQSPC00 の ALLOWPASSWORDS パラメーターが NO のときには、スペース・マネージメントはパスワード保護データ・セットを管理しません。 スペース・マネージメントでこのデータ・セットが管理されるように、ALLOWPASSWORDS=YES を指定して、CLIST ICQSPC00 を再び呼び出してください。

検出モジュール: ICQSPC00

ICQSP042 Data set could not be managed; not sequential or partitioned.

説明: 次のデータ・セットが、順次または区分ではありません。

data_set_name

スペース・マネージメントは、順次 (PS) または区分 (PO) データ・セットだけを管理します。指定されたデータ・セットの編成を検査してください。

検出モジュール: ICQSPC00

ICQSP043 A LISTDSI error occurred. Press HELP.

説明: スペース・マネージメントがデータ・セットについての情報の取得を試みているときに、次の LISTDSI エラーが発生しました。

LISTDSI error

管理されているデータ・セットは次のものです。

data_set_name

LISTDSI CLIST ステートメントの詳細については、 z/OS TSO/E CLIST を参照してください。

検出モジュール: ICQSPC00

ICQSP044 The data set specified does not exist and cannot be created.

説明: 次のデータ・セットは存在しません。

data_set_name

CLIST ICQSPC00 の ALLOCATENEW パラメーターが NO のときには、スペース・マネージメントは新しいデータ・セットを作成しません。 スペース・マネージメントにデータ・セットを作成させるためには、ALLOCATENEW=YES

を指定して、CLIST を再び呼び出してください。 スペース・マネージメントが、データ・セットを作成するかどうかをユーザーに尋ねるようにするには、ALLOCATENEW=ASK を指定し、CLIST を再び呼び出してください。

検出モジュール: ICQSPC00

ICQSP041

304 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 317: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQSP045 The data set was not created; insufficient authority.

説明: 次のデータ・セットを作成する RACF 権限がないために、スペース・マネージメントはそれを作成することができません。

data_set_name

データ・セットは所有者またはセキュリティー管理者に RACF 許可を要求してください。

検出モジュール: ICQSPC00

ICQSP046 Data set was not created; allocation error.

説明: スペース・マネージメントがデータ・セットの作成を試みたときに、次の割り振りエラーが発生しました。

allocation error

作成できなかったデータ・セットは次のものです。

data_set_name

考えられるエラーの理由は、カタログされていない同じ名前のデータ・セットがスペース・マネージメントが使用しているボリュームに存在している、またはデータ・セットを割り振るだけの十分なスペースがどのボリュームにもないためです。

ユーザーの応答: 基本 ISPF/PDF 選択パネルの UTILITIES オプションを使用して、カタログされていないデータ・セットをカタログ化し、CLIST ICQSPC00 を再び呼び出すことができます。 より多くのスペースを入手するには、システム・プログラマーに問い合わせてください。

検出モジュール: ICQSPC00

ICQSP047 Data set was not created. ADDSD return code = ADDSD return_code.

説明: スペース・マネージメントが、次の新しいデータ・セットを保護するために ADDSD という RACF コマンドを使用したときに、エラーが発生しました。

data_set_name

スペース・マネージメントは、CLIST ICQSPC00 の RACFUACC パラメーターの次の値を使用して、データ・セットの保護を試みました。

universal RACF access

ユーザーの応答: ADDSD コマンドの戻りコードについては、 z/OS Security Server RACF コマンド言語 解説書 を参照してください。

検出モジュール: ICQSPC00

ICQSP048 Data set was not created; user request.

説明: 次のデータ・セットを作成したいかどうか尋ねたときに、作成しないと答えました。

data_set_name

検出モジュール: ICQSPC00

ICQSP049 Data set was not compressed. IEBCOPY return code = IEBCOPY_return_code.

説明: スペース・マネージメントは次の区分データ・セットを圧縮することができませんでした。

data_set_name

スペース・マネージメントが、もとのデータ・セットからより大きいデータ・セットへデータをコピーするためにIEBCOPY を使用したときに、エラーが発生しました。

ICQSP045

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 305

Page 318: TSO/E メッセージ - TOK2

IEBCOPY の戻りコードについては、「z/OS DFSMSdfp Utilities」を参照してください。

検出モジュール: ICQSPC00

ICQSP050 The data set was not enlarged; application request.

説明: スペース・マネージメントは次のデータ・セットを拡張することができません。

data_set_name

CLIST ICQSPC00 の REALLOCATENEW パラメーターが NO のときには、データ・セットのスペースが使い果たされても、スペース・マネージメントはデータ・セットを拡張しません。スペース・マネージメントにデータ・セットを拡張させるには、REALLOCATENEW=YES を指定して、CLIST を再び呼び出してください。

検出モジュール: ICQSPC00

ICQSP051 The data set was not enlarged; insufficient authority.

説明: データ・セットが RACF 保護されていて、データ・セットを拡張するための十分な権限がないために、スペース・マネージメントは次のデータ・セットを拡張することができませんでした。

data_set_name

データ・セットの所有者またはセキュリティー管理者に権限を要求してください。

検出モジュール: ICQSPC00

ICQSP052 The data set was not enlarged; allocation error.

説明: 割り振り中にエラーが起こったために、スペース・マネージメントは次のデータ・セットを拡張できませんでした。

data_set_name

割り振りエラーは、次のものです。

allocation error

ALLOCATE コマンドについては、 z/OS TSO/E コマンド解説書 を参照してください。

検出モジュール: ICQSPC00

ICQSP053 The data set was not enlarged; ADDSD return code = ADDSD_return_code.

説明: スペース・マネージメントは、次のデータ・セットの拡張、および保護を試みました。

data_set_name

スペース・マネージメントが拡張されたデータ・セットを保護するために、ADDSD という RACF コマンドを使用したとき、エラーが発生しました。拡張されたデータ・セットは使用できませんが、もとのデータ・セットは使用可能です。

ADDSD コマンドの戻りコードについては、 z/OS Security Server RACF コマンド言語 解説書 を参照してください。

検出モジュール: ICQSPC00

ICQSP054 The data set was not enlarged; PERMIT return code = PERMIT_return_code.

説明: 次のデータ・セットの拡張中にエラーが発生しました。

data_set_name

スペース・マネージメントが、拡張するデータ・セットに適切な RACF 保護を指定するために PERMIT コマンドを出したとき、エラーが発生しました。

ICQSP050

306 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 319: TSO/E メッセージ - TOK2

PERMIT コマンドの戻りコードについては、 z/OS Security Server RACF コマンド言語 解説書 を参照してください。

検出モジュール: ICQSPC00

ICQSP055 The data set was not enlarged; IEBCOPY return code = IEBCOPY_return_code.

説明: スペース・マネージメントは次の区分データ・セットを拡張することができませんでした。

data_set_name

スペース・マネージメントが、もとのデータ・セットからより大きいデータ・セットへデータをコピーするためにIEBCOPY を使用したときに、エラーが発生しました。

IEBCOPY の戻りコードについては、「z/OS DFSMSdfp Utilities」を参照してください。

検出モジュール: ICQSPC00

ICQSP056 The data set was not enlarged; DELETE return code = DELETE_return_code.

説明: スペース・マネージメントは、次のデータ・セットのデータをより大きい一時データ・セットへコピーしました。

data_set_name

スペース・マネージメントがもとのデータ・セットの削除を試みたとき、エラーが発生しました。 スペース・マネージメントは、もとのデータ・セットを削除しなければならないために、一時データ・セットの名前をもとのデータ・セットの名前に変更できるようにしなければなりません。

DELETE コマンドについては、 z/OS TSO/E コマンド解説書 を参照してください。

検出モジュール: ICQSPC00

ICQSP057 Data set was enlarged but renamed; an enlarge error occurred.

説明: 次のデータ・セットを拡張するために、

data_set_name

この名前が、スペース管理によって一時的に次の名前に変更されました。

temporary_data_set_name

スペース・マネージメントは、一時データ・セット名をもとの名前に変更することができませんでした。

ユーザーの応答: RENAME コマンドを使用して、そのデータ・セットの改名を試みてください。それが失敗した場合には、情報センター機能管理者に問い合わせてください。 RENAME コマンドについては、 z/OS TSO/E コマンド解説書 を参照してください。

検出モジュール: ICQSPC00

ICQSP058 Data set was not enlarged; IEBGENER return code = IEBGENER_return_code.

説明: スペース・マネージメントは、次の順次データ・セットを拡張することができませんでした。

スペース・マネージメントが、もとのデータ・セットからより大きいデータ・セットへデータをコピーするためにIEBGENER を使用したとき、エラーが発生しました。

IEBGENER の戻りコードについては、 z/OS DFSMSdfp Utilities を参照してください。

検出モジュール: ICQSPC00

ICQSP055

第 4 章 情報センター機能メッセージ (ICQ...) 307

Page 320: TSO/E メッセージ - TOK2

ICQSP431 You are not authorized to read the specified data set.

説明: 次のデータ・セットを読み取る権限がないと RACF が判断したために、スペース・マネージメントは、そのデータ・セットについての情報を入手することができませんでした。

data_set_name

データ・セットの所有者またはインストール・システムのセキュリティー管理者に対して、データ・セットを読み取る権限を要求してください。

検出モジュール: ICQSPC00

ICQSP432 Data set not available; migrated and not recalled.

説明: HSM が次のデータ・セットを移送し、スペース・マネージメントを使用するアプリケーションがそのデータ・セットをリコールしないことを指定したために、スペース・マネージメントはそのデータ・セットにアクセスすることができませんでした。

data_set_name

CLIST ICQSPC00 の RECALL=NO パラメーターは、HSM が移送したデータ・セットをリコールしないことを示します。 HSM にデータ・セットをリコールさせるように RECALL=YES を指定するか、またはそのパラメーターを省略し、そのデフォルト値の YES を使用してください。

検出モジュール: ICQSPC00

ICQSP433 Data set not available; HSM migrated to a non-DASD device.

説明: HSM が次のデータ・セットを DASD ではない装置へ移送したために、スペース・マネージメントは、次のデータ・セットについての情報を取得することができませんでした。

data_set_name

このデータ・セットにアクセスするには、このデータ・セットを DASD 装置に復元して、CLIST ICQSPC00 を再び呼び出してください。

検出モジュール: ICQSPC00

ICQSP434 Data set not available; it is not on a DASD device.

説明: 次のデータ・セットが DASD 装置に存在しないか、あるいは大容量ストレージに存在するかのいずれかの理由により、スペース・マネージメントはこのデータ・セットについての情報を取得することができませんでした。

data_set_name

直接アクセス装置にデータ・セットを復元して、CLIST ICQSPC00 を再び呼び出してください。

検出モジュール: ICQSPC00

ICQSP435 Data set not available; volume containing it is not mounted.

説明: 次のデータ・セットが入っているボリュームが取り付けられていないために、スペース・マネージメントは、このデータ・セットについての情報を取得することができませんでした。

data_set_name

データ・セットが常駐するボリュームを取り付けて、CLIST ICQSPC00 を再び呼び出してください。

検出モジュール: ICQSPC00

ICQSP431

308 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 321: TSO/E メッセージ - TOK2

第 5 章 TSO/E 端末メッセージ (IDY...)

コンポーネント名 IDY

メッセージを作成するプログラム TSOLIB コマンド

対象者および宛先 端末ユーザーの場合 : 端末

システム・プログラマーの場合 : SYSPRINT リスト

メッセージ形式 IDYxxyyyn

xx システム・モジュールの接頭部 (10 進数)

yyy そのメッセージを出したプログラムを識別するメッセージ通し番号。

n タイプ・コード:

A 処置。 端末ユーザーはメッセージ・テキストで指定された処置を行わなければなりません。

E エラー。処理を終了します。

I 通知メッセージ。処置は必要ありません。

注釈 メッセージ・テキストのイタリック体で印刷された語は、状況に応じて変化する特定の情報をシステムが提供することを表します。 その情報は、システムが端末にメッセージを表示する場合にのみ利用することができます。

メッセージ・テキストの後の正符号 (+) は、さらに多くの情報がオンラインで利用できることを示します。 さらに多くの情報を受け取るには、疑問符(?) を入力して Enter キーを押してください。この項の多くのメッセージには、メッセージ ID (番号) がありません。それらのメッセージは正符号 (+)

を伴うメッセージの後に示されており、そのメッセージに関連しています。

IDY00001I TSOLIB terminated. Insufficient virtual storage to satisfy request.+

説明: TSOLIB コマンド・プロセッサーは、現在使用可能なものより多い仮想記憶域を取得する必要があります。

システムの処置: TSOLIB コマンド・プロセッサー は、異常終了します。

ユーザーの応答: 一部のライブラリーの非アクティブ化を試みるか、もしくは領域サイズを拡大してください。援助については、ユーザーの領域サイズを定義する担当者に連絡してください。

対象者: TSOLIB ユーザー

検出モジュール: IDYTSLIB、IKJDYLB2

IDY00007I TSOLIB terminated. Extraneous information specified.+

説明: ユーザーは TSOLIB コマンドに 2 つまたはそれ以上のオペランドを指定しましたが、それらは互いに矛盾します。このメッセージは、次のメッセージの 1 つを伴って表示されます。それらのメッセージには、どのオペランドがエラー状態にあるのかが記述されています。

Specify a data set list or DDNAME only when activating a TSOLIB library.

Specify the COND or UNCOND operands only when activating a TSOLIB library.

システムの処置: TSOLIB コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: どのオペランドがエラーなのか、入力されたオペランドを検査してください。

© Copyright IBM Corp. 1988, 2008 309

Page 322: TSO/E メッセージ - TOK2

対象者: TSOLIB ユーザー

検出モジュール: IDYTSLIB

IDY00009I TSOLIB terminated. Member names are not allowed.+

説明: ユーザーは、DATASET オペランドまたは DSNAME オペランド用のデータ・セット・リストに、メンバー名を指定しました。 しかし、メンバー名は認められません。

システムの処置: TSOLIB コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: TSOLIB コマンドを出して、データ・セット名のリストに、区分データ・セット名のみを指定してください。

対象者: TSOLIB ユーザー

検出モジュール: IDYTSLIB

IDY00010I TSOLIB terminated. Exceeded maximum number of data sets.+

説明: ユーザーは、DATASET オペランドまたは DSNAME オペランドのデータ・セット・リストに、16 以上のデータ・セットを指定しました。

システムの処置: TSOLIB コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: TSOLIB コマンドを出す際に指定するデータ・セット名は、15 以下にしてください。

対象者: TSOLIB ユーザー

検出モジュール: IDYTSLIB

IDY00012I TSOLIB terminated. Incorrect use of * operand.+

説明: TSOLIB ロード・ライブラリーをアクティブ化する際に、アスタリスクが指定されました。 これは無効です。

システムの処置: TSOLIB コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: 正しいオペランドを指定して、TSOLIB コマンドを出してください。

対象者: TSOLIB ユーザー

検出モジュール: IDYTSLIB

IDY00013I TSOLIB terminated. value is not valid for the operand operand.+

説明: 示されているオペランドに指定された値 が無効です。 有効なオペランドは COND、NOCOND、またはQUIET のみです。

システムの処置: TSOLIB コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: COND、NOCOND、または QUIET を指定してください。

対象者: TSOLIB ユーザー

検出モジュール: IDYTSLIB

IDY00014I TSOLIB terminated. DDNAME ddname not previously allocated.+

説明: ロード・モジュール・ライブラリーとして指定された ddname が永続的に割り振られていないか、またはまったく割り振られていないかのいずれかです。

システムの処置: TSOLIB コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: TSOLIB コマンドを出す前に、データ・セット・リスト、および TSOLIB コマンドに指定したものと同じファイル名を指定して、ALLOCATE コマンドを出してください。 その後、再度 TSOLIB コマンドを出してく

IDY00009I

310 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 323: TSO/E メッセージ - TOK2

ださい。この処理は、ddname の永続的な割り振りを確実にします。 ddname の非アクティブ化が実行可能な場合、FREE コマンドを使用して、ファイル名を解放することもできます。

SVC 99 を使用して動的割り振りに直接アクセスする場合、永続的に割り振られている属性を指定する必要があります。 この属性の詳細については、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

対象者: TSOLIB ユーザー

検出モジュール: IDYTSLIB

IDY00015I TSOLIB terminated. Load library already active and COND operand was specified.

説明: COND オペランドを使用して、ライブラリーがアクティブになっていない場合にのみ、ロード・ライブラリーをアクティブにするように指定されています。

システムの処置: TSOLIB コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: DISPLAY オペランドを指定した TSOLIB コマンドを出します。TSOLIB が表示するメッセージから NOCOND オペランドを指定して、ロード・ライブラリーをアクティブ化するかどうかを決定します。

対象者: TSOLIB ユーザー

検出モジュール: IKJDYLB2

IDY00016I TSOLIB terminated. DDNAME ddname is allocated to the terminal.+

説明: 指定された ddname (TSOLIB ライブラリーとして作動する) が、端末に割り振られています。 TSOLIB では、ロード・モジュールの取り出し元の装置として、端末を使用することができません。

システムの処置: TSOLIB コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: ALLOCATE コマンドを出して、データ・セットのリストを指定するか、もしくは FILE パラメーターを使用して既存の割り振りを指定してください。

対象者: TSOLIB ユーザー

検出モジュール: IDYTSLIB

IDY00017I TSOLIB terminated. Severe error occurred in IKJDAIR.+

説明: TSO/E プログラム IKJDAIR は、ddname の割り振り検査の試行中にエラーを検出しました。 このメッセージは、次のメッセージと一緒に出されます。

IKJDAIR return code is return_code.

システムの処置: TSOLIB コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: 再度 TSOLIB コマンドを出してください。 問題が解決しない場合は、システム・プログラマーに連絡して援助を求めるか、あるいは z/OS TSO/E Programming Services を参照して当該の戻りコードの意味を調べてください。

対象者: TSOLIB ユーザー

検出モジュール: IDYTSLIB

IDY00019I TSOLIB terminated. Severe error allocating data sets for the DATASET operand.+

説明: 動的割り振りは、データ・セットの割り振りの試行中にエラーを検出しました。

このメッセージは、次のメッセージのいずれかと一緒に出されますが、それらのメッセージには、TSOLIB コマンドが失敗した理由がより詳細に記述されています。

システムの処置: TSOLIB コマンド・プロセッサーは終了します。

[Message text returned by dynamic allocation regarding the SVC99 error.]

IDY00015I

第 5 章 TSO/E 端末メッセージ (IDY...) 311

Page 324: TSO/E メッセージ - TOK2

ユーザーの応答: エラーの原因が判別できるかどうか、指定されたデータ・セットを検査してください。

Dynamic allocation return code return_code reason code reason_code.

ユーザーの応答: システム・プログラマーに問い合わせるか、あるいは、z/OS MVS Programming: Authorized

Assembler Services Guide を参照して戻りコードおよび理由コードの意味を調べてください。

Data set dsname is not a partitioned data set.

ユーザーの応答: 区分データ・セットではないデータ・セットが、データ・セットのリストに指定されています。TSOLIB コマンドを使用して指定できるのは、区分データ・セットだけです。 区分データ・セットの名前だけを指定する TSOLIB コマンドを出してください。

対象者: TSOLIB ユーザー

検出モジュール: IKJDYALC

IDY00020I Unable to free previously allocated data sets. Enter ? for more information.+

説明: 動的割り振りは、データ・セットの割り振り解除の試行中にエラーを検出しました。

システムの処置: これは警告メッセージです。 TSOLIB コマンドは、メッセージを出した後、続行します。 TSOLIB

コマンドを DEACTIVATE または RESET TSOLIB ロード・ライブラリーに出しても、それらのライブラリーは検索されません。 メッセージで指定された ddname の割り振りは、変更されません。 このメッセージは、TSOLIB コマンドが失敗した理由を記述する次のメッセージと一緒に出されます。

[Message text is provided by dynamic allocation regarding the SVC99 error.]

ユーザーの応答: エラーの原因を判別できるかどうか、指定された ddname を検査してください。

Dynamic allocation return code return_code reason code reason_code

ユーザーの応答: システム・プログラマーに問い合わせて援助を要求するか、あるいは、z/OS MVS Programming:

Authorized Assembler Services Guide を参照して戻りコードおよび理由コードの意味を調べてください。

対象者: TSOLIB ユーザー

検出モジュール: IKJDYALC

IDY00022I Current search order (by DDNAME) is:

説明: ユーザーは、DISPLAY オペランドを持つ TSOLIB コマンドを指定しました。 TSOLIB コマンド・プロセッサーは、このメッセージを出して、現在検索中のすべての ddname を表示します。

システムの処置: これは通知メッセージです。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: TSOLIB ユーザー

検出モジュール: IDYTSLIB

IDY00023I DDNAME = ddname

説明: ユーザーは、DISPLAY オペランドを持つ TSOLIB コマンドを指定しました。 TSOLIB コマンド・プロセッサーは、アクティブな DDNAME を表示します。

システムの処置: これは通知メッセージです。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: TSOLIB ユーザー

検出モジュール: IDYTSLIB

IDY00020I

312 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 325: TSO/E メッセージ - TOK2

IDY00024I DDNAME = ddname (STACKED)

説明: ユーザーは、DISPLAY オペランドを持つ TSOLIB コマンドを指定しました。 TSOLIB コマンド・プロセッサーは、1 つもしくは 1 セットの DD 名を表示します。 IDY00023I メッセージで表示された最初の DD 名が、アクティブな DD 名です。 その他に表示された DD 名はすべてスタックされ、非アクティブです。

スタックされた DD 名を活動化するには、DEACTIVATE オペランドを指定した TSOLIB コマンドを呼び出す必要があります。

システムの処置: これは通知メッセージです。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: TSOLIB ユーザー

検出モジュール: IDYTSLIB

IDY00028I Current Load Library not established by TSOLIB.

説明: TSOLIB は、TSOLIB コマンド・プロセッサーが現行のロード・ライブラリーをアクティブ化していないことを検出しました。 おそらく、STEPLIB がログオン・プロシージャー内でコーディングされています。

システムの処置: これは通知メッセージです。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: TSOLIB ユーザー

検出モジュール: IDYTSLIB

IDY00029I There are no libraries identified for TSOLIB being searched.

説明: ユーザーは、DISPLAY オペランドを指定した TSOLIB コマンドを指定しましたが、アクティブ化レベルは、すべて DEACTIVATE オペランドによって以前に非アクティブ化されています。 TSOLIB コマンド・プロセッサーはこのメッセージを出して、現在検索中のレベルがないことを示します。

システムの処置: これは通知メッセージです。

ユーザーの応答: ACTIVATE オペランドを使用して、検索するために 1 つまたは複数のレベルをアクティブにしてください。

対象者: TSOLIB ユーザー

検出モジュール: IDYTSLIB、IKJDYLB2

IDY00030I TSOLIB terminated. Too many libraries activated.+

説明: TSOLIB コマンド・プロセッサーは、現在使用可能なものより多い仮想記憶域を取得する必要があります。 このメッセージは、次のメッセージと一緒に出されます。

TSOLIB return code return_code

システムの処置: TSOLIB コマンド・プロセッサー は、異常終了します。

ユーザーの応答: 一部のライブラリーの非アクティブ化を試みるか、もしくは領域サイズを拡大してください。援助については、ユーザーの領域サイズを定義する担当者に連絡してください。

対象者: TSOLIB ユーザー

検出モジュール: IKJDYLB2

IDY00024I

第 5 章 TSO/E 端末メッセージ (IDY...) 313

Page 326: TSO/E メッセージ - TOK2

IDY00032I TSOLIB terminated. Unable to establish recovery environment.+

説明: TSOLIB コマンド・プロセッサーは、リカバリー環境を確立することができませんでした。 このメッセージは、次のメッセージと一緒に出されます。

ESTAE macro return code is return_code

システムの処置: TSOLIB コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: 再度 TSOLIB コマンドを出してください。 問題が解決しない場合は、システム・プログラマーに問い合わせて援助を依頼してください。

対象者: TSOLIB ユーザー

検出モジュール: IDYTSLIB

IDY00041I TSOLIB abnormally terminated.+

説明: TSOLIB コマンドで予想外のエラーが発生し、これが異常終了の原因になりました。 このメッセージは、次のメッセージと一緒に出されます。

(SYSTEM|USER) ABEND CODE abend_code REASON CODE reason_code

システムの処置: TSOLIB コマンド・プロセッサー は、異常終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに問い合わせて、TSOLIB コマンド・プロセッサーの問題の診断について援助を依頼してください。

対象者: TSOLIB コマンド・ユーザー

検出モジュール: IKJDYTB2

IDY00042I TSOLIB terminated. A valid TSOLIB environment could not be found.+

説明: DEACTIVATE コマンド・オペランドを使用して、システムは以前にアクティブ化された TSOLIB 環境を検出することを予想していましたが、現行の要求について、TSOLIB 環境を検出することができませんでした。

システムの処置: TSOLIB コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: DISPLAY オペランドを指定した TSOLIB コマンドを使用して、スタックされたアクティブ化要求数を判別してください。 このメッセージの原因となった TSOLIB コマンドが CLIST または REXX exec から出されている場合、システム・プログラマーに問い合わせて、TSOLIB 環境の問題診断についての援助を依頼してください。

対象者: TSOLIB コマンド・ユーザー

検出モジュール: TSOLIB

IDY00043I TSOLIB terminated. A valid TSOLIB environment does not exist.+

説明: TSOLIB コマンドを呼び出すには、TSO/E READY モードにする必要があります。 このメッセージは、次のメッセージと一緒に出されます。

The TSOLIB command processor cannot be invoked in a dynamic TSO/E environment.

システムの処置: TSOLIB コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: 有効な TSO/E 環境 (READY モード) から、TSOLIB コマンドを呼び出してください。

対象者: TSOLIB コマンド・ユーザー

検出モジュール: IDYTSLCH

IDY00032I

314 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 327: TSO/E メッセージ - TOK2

IDY00044I TSOLIB terminated. A valid TSOLIB environment does not exist.+

説明: TSOLIB コマンドが呼び出されるのは TSO/E READY モードからか、無許可 TSO/E 環境からかのいずれかでなければなりません。 このメッセージは、次のメッセージと一緒に出されます。

The TSOLIB command processor cannot be invoked in an APF-authorized environment.

システムの処置: TSOLIB コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: 有効な TSO/E 環境 (READY モード) からか、もしくは無許可環境から TSOLIB コマンドを呼び出してください。

対象者: TSOLIB コマンド・ユーザー

検出モジュール: IDYTSLCH

IDY00045I TSOLIB terminated. A valid TSOLIB environment does not exist.+

説明: TSOLIB コマンドが呼び出されるのは TSO/E READY モードからか、無許可 TSO/E 環境からかのいずれかでなければなりません。 このメッセージは、次のメッセージと一緒に出されます。

The TSOLIB command with the ACTIVATE, DEACTIVATE, or RESET operands cannot be invoked in anisolated TSO/E environment.

システムの処置: TSOLIB コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: 有効な TSO/E 環境 (READY モード) からか、もしくは無許可環境から TSOLIB コマンドを呼び出してください。

対象者: TSOLIB コマンド・ユーザー

検出モジュール: IDYTSLCH

IDY00046I TSOLIB terminated. A valid TSOLIB environment does not exist.+

説明: TSOLIB コマンドが呼び出されるのは TSO/E READY モードからか、無許可 TSO/E 環境からかのいずれかでなければなりません。 このメッセージは、次のメッセージと一緒に出されます。

The TSOLIB command with the ACTIVATE, DEACTIVATE, or RESET operands must be invoked from theTSO/E READY environment.

システムの処置: TSOLIB コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: 有効な TSO/E 環境 (READY モード) からか、もしくは無許可環境から TSOLIB コマンドを呼び出してください。

対象者: TSOLIB コマンド・ユーザー

検出モジュール: IDYTSLCH

IDY00047I TSOLIB terminated. Internal processing error.+

説明: TSOLIB コマンド・プロセッサーは、内部エラーを検出しました。このメッセージは、次のメッセージと一緒に出されます。

Internal processing RC = return_code

システムの処置: TSOLIB コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに問い合わせて、内部処理戻りコードの診断について、援助を依頼してください。

システムの処置: TSOLIB コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: ありません。

IDY00044I

第 5 章 TSO/E 端末メッセージ (IDY...) 315

Page 328: TSO/E メッセージ - TOK2

対象者: TSOLIB コマンド・ユーザー

検出モジュール: IKJCMDPC

IDY00048I TSOLIB terminated. Internal processing error.+

説明: TSOLIB コマンド・プロセッサーは、内部エラーを検出しました。このメッセージは、次のメッセージと一緒に出されます。

Internal processing RC = return_code ERROR = error_code

システムの処置: TSOLIB コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに問い合わせて、内部処理戻りコードおよびエラー・コードの診断について、援助を依頼してください。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: TSOLIB コマンド・ユーザー

検出モジュール: IKJCMDPC

IDY00049I TSOLIB terminated. Internal processing error.+

説明: TSOLIB コマンド・プロセッサーは、内部エラーを検出しました。このメッセージは、次のメッセージと一緒に出されます。

Internal processing RC = return_code ABEND = abend_code REASON = reason_code

システムの処置: TSOLIB コマンド・プロセッサー は、異常終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに問い合わせて、内部処理戻りコード、異常終了コード、および異常終了理由コードの診断について、援助を依頼してください。

システムの処置: TSOLIB コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: TSOLIB コマンド・ユーザー

検出モジュール: IKJCMDPC

IDY00050I ’DAIRFAIL MSG1’+

説明: IKJEFF02 を呼び出す際に、TSOLIB コマンド・プロセッサーがエラーを検出しました。 IKJEFF02 は、DAIRFAIL エラー・メッセージ ’DAIRFAIL_MSG1’ が入っているバッファーを戻します。このメッセージは、別のDAIRFAIL メッセージ ’DAIRFAIL_MSG2’ と一緒に出される場合があります。

’DAIRFAIL MSG2’

システムの処置: TSOLIB コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: 再度 TSOLIB コマンドを出してください。 問題が解決しない場合は、システム・プログラマーに援助を求めるか、または z/OS TSO/E Programming Services を参照して、DAIRFAIL メッセージの意味を調べてください。

対象者: TSOLIB ユーザー

検出モジュール: IKJDYALC

IDY00048I

316 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 329: TSO/E メッセージ - TOK2

IDY00051I TSOLIB terminated. Authorization failure.+

説明: TSOLIB コマンド・プロセッサーは、DD 名をオープンする権限がありません。 このメッセージは、次のメッセージと一緒に出されます。

Unable to OPEN the library or libraries specified on the DATASET or FILE operand.

システムの処置: TSOLIB コマンド・プロセッサー は、異常終了します。

ユーザーの応答: TSOLIB コマンド・プロセッサーがオープンするデータ・セットに対するアクセス権を入手してください。

対象者: TSOLIB コマンド・ユーザー

検出モジュール: IKJDYDCB

IDY00052I TSOLIB terminated. Authorization failure.+ Unable to deactivate the active TSOLIB library.

説明: TSOLIB コマンド・プロセッサーには、アクティブな DD 名をクローズする権限がありません。 TSOLIB コマンド・プロセッサーは、アクティブな DD 名に関連したデータ・セットへのアクセス権を失いました。

システムの処置: TSOLIB コマンド・プロセッサー は、異常終了します。

ユーザーの応答: 該当するデータ・セットへのアクセス権を入手してください。 このコマンドを再度出すか、もしくはログオフまたはログオンしてから、オープン・データ制御ブロックをクローズしてください。

対象者: TSOLIB コマンド・ユーザー

検出モジュール: IKJDYDCB

IDY00051I

第 5 章 TSO/E 端末メッセージ (IDY...) 317

Page 330: TSO/E メッセージ - TOK2

318 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 331: TSO/E メッセージ - TOK2

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...)

コンポーネント名 IKJ

メッセージを作成するプログラム

TSO/E

対象者および宛先 端末ユーザーの場合 : 端末

システム・プログラマーの場合 : SYSPRINT リスト

メッセージ形式 IKJxxyyyn

xx システム・モジュールの接頭部 (10 進数)

yyy そのメッセージを出したプログラムを識別するメッセージ通し番号

n タイプ・コード:

v A 処置。端末ユーザーはメッセージ・テキストで指定された処置を行わなければなりません。

v E エラー。処理は終了します。

v I 通知メッセージ。処置は必要ありません。

注釈 メッセージ・テキストのイタリック体で印刷された語は、状況に応じて変化する特定の情報をシステムが提供することを表します。 その情報は、システムが端末にメッセージを表示する場合にのみ利用することができます。

メッセージ・テキストの後の正符号 (+) は、さらに多くの情報がオンラインで利用できることを示します。 さらに多くの情報を受け取るには、疑問符 (?) を入力してEnter キーを押してください。この項の多くのメッセージには、メッセージ ID (番号)

がありません。それらのメッセージは正符号 (+) を伴うメッセージの後に示されており、そのメッセージに関連しています。

表 1. メッセージ ID に関連したプログラム: このテーブルは、接頭部 IKJ の付いたメッセージ番号の範囲と、このメッセージを出すプログラムとの相関を示しています。 ライセンス・プログラムに関するメッセージは、そのライセンス・プログラムの関連資料で説明されており、本書では説明していません。

メッセージ番号 コマンド・プロセッサーまたは問題プログラム

52300-52599 EDIT コマンド・プロセッサー

52600-52699 COPY コマンド・プロセッサー (ライセンス・プログラム)

52700-52799 MERGE コマンド・プロセッサー (ライセンス・プログラム)

52800-52899 LIST コマンド・プロセッサー (ライセンス・プログラム)

52900-52999 FORMAT コマンド・プロセッサー (ライセンス・プログラム)

54000-54999 端末入出力制御プログラム

55000-55049 OPERATOR コマンド・プロセッサー

55050-55099 SEND コマンド・プロセッサー

55300-55319, 55361-55362 CONSOLE コマンド・プロセッサー

55321-55327 GETMSG サービス・ルーチン

55351-55357 CONSPROF コマンド・プロセッサー

55363-55365 メッセージ変換

56000-56049 CALL コマンド・プロセッサー

55100-55117 PARMLIB コマンド・プロセッサー

© Copyright IBM Corp. 1988, 2008 319

Page 332: TSO/E メッセージ - TOK2

表 1. メッセージ ID に関連したプログラム (続き): このテーブルは、接頭部 IKJ の付いたメッセージ番号の範囲と、このメッセージを出すプログラムとの相関を示しています。 ライセンス・プログラムに関するメッセージは、そのライセンス・プログラムの関連資料で説明されており、本書では説明していません。

メッセージ番号 コマンド・プロセッサーまたは問題プログラム

56050-56099 RUN コマンド・プロセッサー

56100-56149, 59162-59164 ALLOCATE コマンド・プロセッサー

56150-56169 FREE コマンド・プロセッサー

56190-56219 CANCEL/STATUS コマンド・プロセッサー

56220-56249 GNRLFAIL/DAIRFAIL サービス・ルーチン

56250-56289 SUBMIT コマンド・プロセッサー

56290-56299 VSAMFAIL/GNRLFAIL サービス・ルーチン

56300-56399 OUTPUT コマンド・プロセッサー

56400-56499, 56625-56626 LOGON/LOGOFF コマンド・プロセッサー

56500-56550 EXEC コマンド・プロセッサー

56550-56599 ACCOUNT コマンド・プロセッサー

56600-56649 端末監視プログラム

56650-56654 TIME コマンド・プロセッサー

56655-56672 TERMINAL コマンド・プロセッサー

56673-56699 PROFILE コマンド・プロセッサー

56700-56749 COMMAND SCAN/PARSE サービス・ルーチン

56750-56769 GETLINE/PUTLINE/PUTGET サービス・ルーチン

56770-56788 RACONVRT コマンド・プロセッサー

56800-56849 HELP コマンド・プロセッサー

56850-56900 DAIRFAIL サービス・ルーチン

56950-56961 LISTBC コマンド・プロセッサー

57002-57664, 57766-57667 TEST コマンド・プロセッサー

57700-57714 TEST コマンド・プロセッサー

57665, 57668, 57800- 57803 TESTAUTH コマンド・プロセッサー

58100-58199 PROTECT コマンド・プロセッサー

58200-58299 RENAME コマンド・プロセッサー

58300-58399 LISTALC コマンド・プロセッサー

58400-58499 LISTDSI CLIST ステートメント

58500-58599 LISTDS コマンド・プロセッサー

58600-58610 DEFAULT サービス・ルーチン

58611-58629 SYNC コマンド・プロセッサー

59001-59056 PRINTDS コマンド・プロセッサー

59100-59120, 59165 OUTDES コマンド・プロセッサー

59200-59209 WHEN コマンド・プロセッサー

60739-60743 ATTRIB コマンド・プロセッサー

68000-68099 COBOL コマンド・プロセッサー (ライセンス・プログラム)

74000-74099 ASM コマンド・プロセッサー (ライセンス・プログラム)

76000-76999 LINK/LOADGO コマンド・プロセッサー

320 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 333: TSO/E メッセージ - TOK2

表 1. メッセージ ID に関連したプログラム (続き): このテーブルは、接頭部 IKJ の付いたメッセージ番号の範囲と、このメッセージを出すプログラムとの相関を示しています。 ライセンス・プログラムに関するメッセージは、そのライセンス・プログラムの関連資料で説明されており、本書では説明していません。

メッセージ番号 コマンド・プロセッサーまたは問題プログラム

78000-78099 FORT コマンド・プロセッサー (ライセンス・プログラム)

79000-79099 EXEC コマンド・プロセッサー

79101-79106 TSOEXEC コマンド・プロセッサー

79150-79159 終了処理プログラム

79301-79342 ALTLIB コマンド・プロセッサー

注: 接頭部が IKT のメッセージは、VTIOC (VTAM 端末入出力制御プログラム) によって出されます。

表 2. コマンドおよびサービス・ルーチンに関連したメッセージ: この表は、コマンドおよびサービス・ルーチンと、それらが出すメッセージの範囲との相関を示しています。 ライセンス・プログラムに関するメッセージは、そのライセンス・プログラムの関連資料で説明されており、本書では説明していません。

コマンド・プロセッサーまたはサービス・ルーチン 接頭部および通し番号 (xxyyy)

ACCOUNT コマンド・プロセッサー 56550-56599

ALLOCATE コマンド・プロセッサー 56100-56149, 59162-59164

ALTLIB コマンド・プロセッサー 79301-79342

ASM コマンド・プロセッサー (ライセンス・プログラム) 74000-74099

ATTRIB コマンド・プロセッサー 60739-60743

CALL コマンド・プロセッサー 56000-56049

CANCEL/STATUS コマンド・プロセッサー 56190-56219

COBOL コマンド・プロセッサー (ライセンス・プログラム) 68000-68099

COMMAND SCAN/PARSE サービス・ルーチン 56700-56749

CONSOLE コマンド・プロセッサー 55300-55319, 55361-55362

CONSPROF コマンド・プロセッサー 55351-55357

COPY コマンド・プロセッサー (ライセンス・プログラム) 52600-52699

DAIRFAIL サービス・ルーチン 56850-56900

DAIRFAIL サービス・ルーチン 56220-56249

DEFAULT サービス・ルーチン 58600-58610

EDIT コマンド・プロセッサー 52300-52599

EXEC/WHEN/READ コマンド・プロセッサー 56500-56550

EXEC/WHEN/READ コマンド・プロセッサー 79000-79099

終了処理プログラム 79150-79159

FORMAT コマンド・プロセッサー (ライセンス・プログラム) 52900-52999

FORT コマンド・プロセッサー (ライセンス・プログラム) 78000-78099

FREE コマンド・プロセッサー 56150-56169

GETLINE/PUTLINE/PUTGET サービス・ルーチン 56750-56769

GETMSG サービス・ルーチン 55321-55327

GNRLFAIL/DAIRFAIL サービス・ルーチン 56220-56249

HELP コマンド・プロセッサー 56800-56849

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 321

Page 334: TSO/E メッセージ - TOK2

表 2. コマンドおよびサービス・ルーチンに関連したメッセージ (続き): この表は、コマンドおよびサービス・ルーチンと、それらが出すメッセージの範囲との相関を示しています。 ライセンス・プログラムに関するメッセージは、そのライセンス・プログラムの関連資料で説明されており、本書では説明していません。

コマンド・プロセッサーまたはサービス・ルーチン 接頭部および通し番号 (xxyyy)

LINK/LOADGO コマンド・プロセッサー 76000-76999

LIST コマンド・プロセッサー (ライセンス・プログラム) 52800-52899

LISTALC コマンド・プロセッサー 58300-58399

LISTBC コマンド・プロセッサー 56950-56961

LISTDS コマンド・プロセッサー 58500-58599

LISTDSI CLIST ステートメント 58400-58499

LOGON/LOGOFF コマンド・プロセッサー 56400-56499

MERGE コマンド・プロセッサー (ライセンス・プログラム) 52700-52799

メッセージ変換 55363-55365

OPERATOR コマンド・プロセッサー 55000-55049

OUTDES コマンド・プロセッサー 59100-59120, 59165

OUTPUT コマンド・プロセッサー 56300-56399

PARMLIB コマンド・プロセッサー 55100-55117

PRINTDS コマンド・プロセッサー 59001-59056

PROFILE コマンド・プロセッサー 56673-56699

PROTECT コマンド・プロセッサー 58100-58199

RACONVRT コマンド・プロセッサー 56770-56788

RENAME コマンド・プロセッサー 58200-58299

RUN コマンド・プロセッサー 56050-56099

SEND コマンド・プロセッサー 55050-55099

SUBMIT コマンド・プロセッサー 56250-56289

SYNC コマンド・プロセッサー 58611-58629

TERMINAL コマンド・プロセッサー 56655-56672

端末入出力制御プログラム 54000-54999

端末監視プログラム 56600-56649

TEST コマンド・プロセッサー 57002-57664, 57666, 57667, 57700-57714

TESTAUTH コマンド・プロセッサー 57665, 57668, 57800- 57803

TIME コマンド・プロセッサー 56650-56654

TSOEXEC コマンド・プロセッサー 79101-79106

VSAMFAIL/GNRLFAIL サービス・ルーチン 56290-56299

WHEN コマンド・プロセッサー 59200-59209

なし。 command_name

説明: これは、MODE メッセージです。 このメッセージは、次のように出されます。

v アテンション割り込み後は、システムによって出されます。IKJCT469 の STAX マクロは、テキストを示します。疑問符が入力された場合は、IKJCT472 の PUTGET もテキストを示します。

v SYSOUT データ・セットが印刷され、‘PAUSE’ が指定された場合は、IKJCT462 によって出されます。

なし。

322 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 335: TSO/E メッセージ - TOK2

v 端末からコマンドが出されているときに、IKJCT463 によって有効ではないサブコマンド (構文的に正しくないサブコマンドか、または有効でないサブコマンド) の後に出されます。

v SAVE サブコマンドの終了後は、IKJCT463 によって出されます。SAVE データ・セットの割り振りが失敗し、端末からサブコマンドが出される場合には、別のサブコマンドを出してください。

v HELP コマンド・プロセッサーの終了後は、IKJCT463 によって出されます。

v 解析エラーがあるか、端末から入力されているか、あるいは非プロンプト・モードであるためにユーザーにはプロンプトが出されず、端末から入力されている場合は、IKJCT463 によって出されます。

検出モジュール: IKJCT462、IKJCT463

プログラム: OUTPUT

なし。 READY

説明: TMP は、次のコマンドの項目を要求しています。

検出モジュール: IKJEFT02、IKJEFT03

プログラム: TMP

なし。 TEST

説明: TEST は、次のサブコマンドを入力するようプロンプトを出します。 ユーザーは、次の TEST サブコマンドを入力する必要があります。

検出モジュール: IKJEGMNL

プログラム: TEST

IKJ000 ~ IKJ999 のメッセージ

IKJ000 ~ IKJ999 の範囲のメッセージは、MVS によって出されるメッセージなので、本書では説明していません。これらに関する資料としては、z/OS MVS システム・メッセージ 第 9 巻 (IGF-IWM)

を参照してください。

IKJ52021I INVALID COMMAND

説明: TEST に対して、正しくないサブコマンドまたはサブコマンドの省略名が入力されました。

検出モジュール: IKJEGMNL

プログラム: TEST

IKJ52301I DATA SET dsname NOT ALLOCATED, TOO MANY DATA SETS +

説明: DAIR の戻りコードは 16 であり、TIOT はいっぱいです。

USE FREE COMMAND TO FREE UNUSED DATA SETS

説明: ユーザーが、最大数のデータ・セットを割り振りました。 FREE は、データ・セットの割り振りを解除します。

検出モジュール: IKJEBEIN、IKJEBESA、IKJEBEUI

プログラム: EDIT

なし。 • IKJ52301I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 323

Page 336: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ52302I DATA SET dsname NOT ALLOCATED, DATA SET NOT ON VOLUME +

説明: IKJEBEIN では、DAIR 戻りコードが 8、DARC=X'0000'、および CTRC=X'0008' です。 IKJEBESA では、DAIR 戻りコードが 12、DARC=X'6708' です。

CATALOG INFORMATION INCORRECT

説明: データ・セットは、カタログ解除されずにスクラッチされました。

検出モジュール: IKJEBEIN、 IKJEBESA

プログラム: EDIT

IKJ52303I DATA SET dsname NOT ALLOCATED, REQUIRED VOLUME NOT MOUNTED +

説明: データ・セットのボリューム通し番号は、検出されませんでした。

VOLUME OR CVOL NOT ON SYSTEM AND CANNOT BE ACCESSED

説明: DAIR 戻りコードが 8 または 12 であり、DARC=X'0000' および CTRC=X'0008'、または DARC=X'1704'、または DARC=X'0218' になります。

検出モジュール: IKJEBEIN、 IKJEBESA

プログラム: EDIT

IKJ52304I UTILITY DATA SET NOT ALLOCATED, SYSTEM OR INSTALLATION ERROR + or DATASET dsname NOT ALLOCATED, SYSTEM OR INSTALLATION ERROR +

説明: エラーが発生しましたが、特別なメッセージは出されません。 第 2 レベル・メッセージが、実際のエラー状態を示します。

DYNAMIC ALLOCATION ERROR CODE error_code

説明: DAIR の戻りコードは、12 です。 動的割り振り戻りコード (DARC) は、特定の診断メッセージを作成するときに、特にテストされた値と等しくありません。

CATALOG ERROR CODE error_code

説明: DAIR 戻りコードは 8 です。カタログ戻りコード (CTRC) の値は、特にテストされた値ではありません。

CATALOG I/O ERROR

説明: DAIR コードは 8、CTRC=X'001C' です。

検出モジュール: IKJEBEIN、IKJEBESA、IKJEBEUI

プログラム: EDIT

IKJ52305I DATA SET dsname NOT ALLOCATED, NOT ENOUGH SPACE ON VOLUMES + UTILITY DATASET NOT ALLOCATED, NOT ENOUGH SPACE ON VOLUME +

説明: DAIR 戻りコードは 12、動的割り振り戻りコード (DARC)=X'4714' です。

USE DELETE COMMAND TO DELETE UNUSED DATA SETS

説明: DELETE コマンドは、不要になったデータ・セットをスクラッチするために使用されます。 このコマンドで問題が解決しない場合は、インストール・システムの処置によって、TSO/E ユーザーがより多くの直接アクセス・スペースを使用できるようにすることが必要です。

検出モジュール: IKJEBEUI

プログラム: EDIT

IKJ52302I

324 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 337: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ52306I DATA SET dsname ALREADY IN USE, TRY LATER + DATA SET IS ALLOCATED TOANOTHER USER OR JOB

説明: 別のユーザーまたはジョブが、OLD というファイル属性でデータ・セットを割り振ったために SHR 割り振りが失敗したか、あるいはデータ・セットが別のユーザーまたはジョブ (ファイル属性が SHR または OLD) に割り振られているため、OLD 割り振りが失敗しました。

検出モジュール: IKJEBEIN、 IKJEBESA

プログラム: EDIT

IKJ52307I DATA SET dsname NOT IN CATALOG

説明: DAIR 戻りコードは 12、動的割り振り戻りコード (DARC)=X'1708' です (LOCATE 戻りコードは 8 です)。

検出モジュール: IKJEBEIN

プログラム: EDIT

IKJ52308I MEMBER member NOT IN DATA SET dsname

説明: BLDL は、既存の区分データ・セットのメンバーについて (戻りコード 4 で) 失敗しました。 OLD キーワードが、EDIT コマンドに指定されました。

検出モジュール: IKJEBEIN

プログラム: EDIT

IKJ52309I DATA SET dsname NOT USABLE + UTILITY DATA SET NOT USABLE +

説明: 指定されたデータ・セットは割り振られましたが、オープン障害または永続入出力エラーのために使用することはできません。

I/O SYNAD ERROR xxxx

説明: このメッセージは、SYNAD 出口処理のあとに IKJEBECO、IKJEBEFC、および IKJEBEUT によって出されます。 xxxx は、出口ルーチンに戻される SYNAD 情報です。

CANNOT OPEN DATA SET

説明: メッセージは、すべての OPEN 障害 (DCBOFLGS のビット 4 が、2 進数の 1 と等しくない) においてIKJEBEFC、IKJEBECO、および IKJEBEIN によって出されます。

MAXIMUM DIRECTORY BLOCKS EXCEEDED

説明: 編集しようとしているデータ・セットは、大きすぎます。 データ・セットを圧縮するか、または複数のデータ・セットに分割することができます。

OPEN ERROR CODE error_code

説明: データ・セットをオープンする間にエラーが生じました。

検出モジュール: IKJEBEFC、IKJEBEIN、IKJEBEUI、IKJEBEUT

プログラム: EDIT

IKJ52310I INVALID DATA SET NAME, dsname EXCEEDS 44 CHARACTERS

説明: 44 文字未満の部分修飾名が、EDIT コマンドまたは SAVE サブコマンドに指定されました。完全修飾名の場合、このデータ・セットの長さは最大 44 文字を超えます。

検出モジュール: IKJEBEIN、 IKJEBESA

プログラム: EDIT

IKJ52306I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 325

Page 338: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ52311I MEMBER member SPECIFIED BUT dsname NOT A PARTITIONED DATA SET

説明: メンバー名が、順次データ・セットに指定されました。

検出モジュール: IKJEBEIN、 IKJEBESA

プログラム: EDIT

IKJ52312I INSUFFICIENT STORAGE TO EXECUTE command or subcommand

説明: バッファーあるいは作業域の条件付き GETMAIN で、エラーが起きました。

検出モジュール: IKJEBECH、IKJEBECI、IKJEBEDC、 IKJEBEDE、IKJEBEDO、IKJEBEEN、IKJEBEFI、IKJEBEFO、IKJEBEIN、IKJEBEIP、IKJEBEIS、 IKJEBELI、IKJEBELT、IKJEBEMA、IKJEBEME、IKJEBEMR、IKJEBERE、IKJEBERN、IKJEBERU、 IKJEBESA、IKJEBESC、IKJEBESU、IKJEBETA、IKJEBEUI、IKJEBEUP、IKJEBEVE

プログラム: EDIT

IKJ52313I COMMAND SYSTEM ERROR +

説明: システム機能または TSO/E サービス・ルーチンは、通常の機能を実行することができませんでした。

service_routine ERROR CODE error_code

説明: TSO/E service_routine は、PARSE、DAIR、 SCAN (コマンド走査)、PUTLINE、GETLINE、PUTGET、DEFAULT、および DAIRFAIL です。このメッセージが適用されるシステム機能は OBTAIN、 BLDL、および DEVTYPE です。

検出モジュール: IKJEBECH、IKJEBECI、IKJEBEDE、 IKJEBEDO、IKJEBEEN、IKJEBEFI、IKJEBEFO、IKJEBEIN、IKJEBEIP、IKJEBEIS、IKJEBELI、 IKJEBELT、IKJEBEMA、IKJEBEME、IKJEBEMR、IKJEBERE、IKJEBERU、IKJEBESE、IKJEBESC、 IKJEBETA、IKJEBEUP、IKJEBEVE

プログラム: EDIT

IKJ52314I DATA SET dsname RESIDES ON MULTIPLE VOLUMES, NOT SUPPORTED

説明: DAIR 戻りコードは 12 であり、DARC=X'041C' です。

検出モジュール: IKJEBEIN、 IKJEBESA

プログラム: EDIT

IKJ52315I DATA SET dsname CANNOT BE RESOLVED, SYSTEM ERROR +

説明: システムは、データ・セット名を完全に修飾することができませんでした。

DEFAULT ERROR CODE error_code

説明: IKJDFLT (DEFAULT) の戻りコードは、4 または 12 です。

検出モジュール: IKJEBEIN、 IKJEBESA

プログラム: EDIT

IKJ52316I DATA SET dsname WILL CREATE AN INVALID CATALOG STRUCTURE +

説明: IKJDFLT (DEFAULT) の戻りコードは、16 です。

A QUALIFIER CANNOT BE BOTH AN INDEX AND THE LAST QUALIFIER OF A DATA SET NAME

説明: 指定されたデータ・セットは、すでにカタログ内の索引レベルにあります。

検出モジュール: IKJEBEIN、 IKJEBESA

IKJ52311I

326 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 339: TSO/E メッセージ - TOK2

プログラム: EDIT

IKJ52317I DATA SET dsname NOT ON A DIRECT ACCESS DEVICE, NOT SUPPORTED

説明: DAIR 戻りコードは 12 であり、DARC=X'0404' です。動的割り振りについては、直接アクセス装置のみがサポートされます。

検出モジュール: IKJEBEIN、 IKJEBESA

プログラム: EDIT

IKJ52318I DATA SET dsname NOT ALLOCATED + UTILITY DATA SET NOT ALLOCATED +

説明: 直接アクセス装置を取得することができませんでした。

NO UNIT AVAILABLE

説明: (オンラインではない、取り付けられていない、共用可能ではないなどの理由で) 装置が使用できませんでした。

INVALID UNIT IN USER ATTRIBUTE DATA SET

説明: 無効な装置名が指定されました。 ユーザーは、その装置の使用を許可されていません。

検出モジュール: IKJEBEIN、IKJEBESA、IKJEBEUI

プログラム: EDIT

IKJ52319I DATA SET dsname NOT ALLOCATED, SHARED +

説明: データ・セットは、SHR として永続的に割り振りされており、割り振りを解除しなければ OLD として割り振ることができません。

USE FREE COMMAND TO FREE DATA SET

説明: データ・セットがユーザーに割り振られている場合、ユーザーは FREE サブコマンドを使用して、データ・セットを割り振り解除することができます。

検出モジュール: IKJEBESA

プログラム: EDIT

IKJ52320I DATA SET OR MEMBER NOT FOUND, ASSUMED TO BE NEW

説明: ユーザーは、EDIT コマンドに OLD または NEW を指定せず、データ・セットはカタログ内で検出されませんでした。 ユーザーは、INPUT モードになります。

検出モジュール: IKJEBEIN

プログラム: EDIT

IKJ52321I RECOVER KEYWORD IGNORED. YOUR PROFILE SPECIFIES NO RECOVER

説明: EDIT リカバリー・オプションは、使用できるユーザー・プロファイルに指定しなければなりません。

検出モジュール: IKJEBEIN

プログラム: EDIT

IKJ52317I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 327

Page 340: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ52330I [text] ORGANIZATION OF DATA SET dsname NOT ACCEPTABLE

説明: text 項目について、以下のものが出力されることがあります。v text = ISAM

v text = DIRECT

v text = PDSE

v text = VSAM

v text = UNKNOWN

編集されているデータ・セットは、正しい編成ではありません。

ORGANIZATION MUST BE PARTITIONED OR SEQUENTIAL

説明: 区分データ・セットのメンバーあるいは順次データ・セット (DSORG=PO または PS) に限り、編集または保管することができます。

検出モジュール: IKJEBEIN、 IKJEBESA

プログラム: EDIT

IKJ52331I RECORD FORMAT ccc NOT ACCEPTABLE

説明: 編集中のデータ・セットのレコード形式は、F、FB、FBS、V、または VB 以外のものです。

(EDIT コマンドに指定されるデータ・セットには、ANSI またはマシン制御文字を含めることができます。)

検出モジュール: IKJEBEIN、 IKJEBESA

プログラム: EDIT

IKJ52332I RECORD FORMAT V NOT ACCEPTABLE FOR type

説明: 編集されているデータ・セット・タイプは、固定長レコード形式でなければなりません。

検出モジュール: IKJEBEIN

プログラム: EDIT

IKJ52333I INVALID BLOCK VALUE, USING value +

説明: 新しいデータ・セットの BLOCK オペランドに、無効なブロック・サイズが入力されました。

MAXIMUM BLOCK VALUE IS DEVICE TRACK SIZE

MAXIMUM BLOCK VALUE IS SYSGEN OPTION

BLOCK MUST BE A MULTIPLE OF LINE FOR RECORD FORMAT F DATA SETS

BLOCK VALUE MUST EXCEED LINE BY AT LEAST 4 FOR RECORD FORMAT V DATA SETS

説明: この値は、‘行数’ の整数倍ではないか、または行数に 4 を加えたものより小さいか、あるいは装置のトラック・サイズまたは CSECT IKJEBEPD のデフォルト値を超えています。

検出モジュール: IKJEBEIN

プログラム: EDIT

IKJ52334I [text] IGNORED, ONLY VALID FOR NEW DATA SET

説明: text 項目について、以下のものが出力されることがあります。v text = BLOCK

v text = LINE

IKJ52330I

328 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 341: TSO/E メッセージ - TOK2

LINE または BLOCK オペランド (あるいはその両方が) が、古いデータ・セットに指定されました。そのオペランドは、新しいデータ・セットにのみ有効です。

検出モジュール: IKJEBEIN

プログラム: EDIT

IKJ52335I INVALID LINE VALUE FOR language, USING value +

説明: LINE オペランドで入力された値は、データ・セット・タイプの要件に合いません。

language REQUIRES A LINE SIZE OF 80

LINE SIZE FOR type MAY NOT EXCEED line_size

LRECL FIELD NOT INITIALIZED, BLOCK SIZE SUBSTITUTED

説明: 最初の 2 つのメッセージは、行の大きさが 1 以上の場合に適用されます。 3 番目のメッセージは、形式 1

DSCB に LRECL 値のゼロがセットされた場合に出されます。

検出モジュール: IKJEBEIN

プログラム: EDIT

IKJ52336I value INVALID LINE VALUE FOR type DATA SET

説明: LRECL 値が無効です。その値は、データ・セット・タイプの要件を満たしません。

検出モジュール: IKJEBEIN

プログラム: EDIT

IKJ52337I INVALID LINE NUMBER nnnnn ENCOUNTERED IN FIRST LINE OF DATA SET or INVALID LINENUMBER nnnnn ENCOUNTERED, LINE NUMBER PRECEDING IS nnnnn +

説明: 無効な行番号が検出されました。 行番号がシーケンスどおりではないか、またはデータ・セットに行番号がありません (シーケンス・フィールドに数字以外の文字が入っています)。 編集されているデータ・セットには、行番号が必要です。

USE EDIT WITH NONUM OPERAND

type DATA SET MUST CONTAIN VALID LINE NUMBERS

説明: データ・セットに行番号が含まれなければならないか、または入力するときに NONUM オペランドを使用して、データ・セットを編集することができます。

検出モジュール: IKJEBECO

プログラム: EDIT

IKJ52338I DATA SET dsname NOT LINE NUMBERED USING NONUM

説明: 編集するデータ・セットを初めにコピーしていると、NONUM を使用することができます。 NUM は、このデータ・セット・タイプ用の EDIT コマンドを使用するときのデフォルトです。

検出モジュール: IKJEBECO

プログラム: EDIT

IKJ52335I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 329

Page 342: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ52339I dsname ALREADY EXISTS

説明: DAIR 戻りコードは 8 です。プロンプト・メッセージ IKJ52340A または IKJ52341A が出されます。

検出モジュール: IKJEBESA

プログラム: EDIT

IKJ52340A ENTER NEW NAME OR HIT CARRIER RETURN TO REUSE DATA SET

説明: 順次データ・セットの場合には、このメッセージは IKJ52339I に続いて、処置について出されます。

検出モジュール: IKJEBESA

プログラム: EDIT

IKJ52341A ENTER NEW MEMBER OR HIT CARRIER RETURN TO REUSE MEMBER

説明: データ・セットが区分データ・セットのメンバーの場合には、IKJ52339I の後にこのメッセージが出されます。

検出モジュール: IKJEBESA

プログラム: EDIT

IKJ52342I INVALID LINE SIZE FOR NUM +

説明: TERMINAL コマンドで LINESIZE オペランドに指定された値は、入力された文字数に対して小さすぎます。

LINE TOO SHORT FOR LINE NUMBERS

説明: TERMINAL コマンドを再入力して、LINESIZE (整数) オペランドを増やし、入力可能な文字数を増やしてください。

検出モジュール: IKJEBEIN

プログラム: EDIT

IKJ52343I RECORD FORMAT F NOT ACCEPTABLE FOR GOFORT(FREE) +

説明: 固定長レコード形式が、データ・セット・タイプ GOFORT (FREE) に指定されました。

RECORD FORMAT V IS REQUIRED

USE EDIT WITHOUT SPECIFYING LINE OPERAND

説明: LINE オペランドは、このデータ・セット・タイプには無効です。レコード形式は可変です。

検出モジュール: IKJEBEIN

プログラム: EDIT

IKJ52344I nnnnn LINE(S) TRUNCATED, INDIVIDUAL LINE LENGTH(S) EXCEEDED DATA SET MAXIMUMLINE LENGTH

説明: ユーザーが限界を超えて文字を追加する変更を行ったために、行の長さが許容される最大数を超えました。

検出モジュール: IKJEBECH

プログラム: EDIT

IKJ52339I

330 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 343: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ52360I INVALID LINE NUMBER FIELD SPECIFIED (start column, end column) +

説明: NUM オペランド・サブフィールドが、ASM データ・セットに不適切に指定されたか、あるいは ASM データ・セット以外に指定されました。

STARTING COLUMN MUST BE WITHIN THE RANGE 73-80

LINE NUMBER FIELD FALLS OUTSIDE RECORD SIZE

LINE NUMBER FIELD OPERANDS ARE VALID FOR ASM DATA SETS ONLY

説明: ASM データ・セットに対する行番号フィールドは、許可される 80 桁の行のうちの 73 桁から 80 桁に限定されています。 他のデータ・セット・タイプは、このオペランドを使用することができません。

検出モジュール: IKJEBEIN

プログラム: EDIT

IKJ52361I ASIS INVALID FOR type DATA SET, USING CAPS

説明: ASIS オペランドが、文字の大文字への変換が要求されるデータ・セット・タイプに指定されました。

検出モジュール: IKJEBEIN

プログラム: EDIT

IKJ52362I NONUM INVALID FOR type DATA SET, USING NUM OPTION

説明: ユーザーは、行番号を付けなければならないデータ・セット・タイプとともに、NONUM を指定しました。

検出モジュール: IKJEBEIN

プログラム: EDIT

IKJ52363I function INVALID FOR language or type +

説明: SCAN が、走査不能タイプ (処理装置テーブルにある CASCAN スイッチがオフであるか、または構文検査がデータ・セットに対し無効である) に指定されました。もしくは行番号が必要であるか、または番号を付け直すためにデータ出口ルーチンを要求するデータ・セット・タイプに、UNNUM が指定されました。

検出モジュール: IKJEBEIN、IKJEBESC、IKJEBEUN

プログラム: EDIT

IKJ52364I function NOT AVAILABLE FOR language or type REQUIRED PROGRAM NOT AVAILABLEPROGRAM NO LONGER USABLE

説明: 構文検査プログラムがユーザーのシステムにないか、または操作不能です。

検出モジュール: IKJEBEDX、IKJEBEIN、IKJEBESC

プログラム: EDIT

IKJ52365I INVALID SOURCE MARGIN ((startcol),(endcol)) +

説明: PLI または PLIF サブフィールドが、不適切に指定されました。デフォルトは (2,72) です。

SPECIFIED SOURCE MARGIN FALLS OUTSIDE LINE LIMITS

説明: 指定したソース・マージンが無効です。そのマージンは、行サイズの限界を超えています。

検出モジュール: IKJEBEIN

プログラム: EDIT

IKJ52360I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 331

Page 344: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ52366I INVALID SUBCOMMAND subcommand_name

説明: 指定したサブコマンドは、IBM またはユーザー・サブコマンド・テーブルで検出されません。

検出モジュール: IKJEBEMA

プログラム: EDIT

IKJ52367I WARNING, SCAN MAY BE INCOMPLETE +

説明: IKJEBECA の中の CASCRC20 ビットがオンです。検査プログラムは失敗しましたが、再操作が可能です。

type SYNTAX CHECKER FAILED BUT SUCCESSFULLY RECOVERED

説明: 構文検査プログラムは行の走査中に失敗しましたが、正しく削除され、再ロードされ、初期入力用に (実行時データ・セットが必要な場合は行交換用に) 再呼び出しされました。

検出モジュール: IKJEBESC

プログラム: EDIT

IKJ52368I EDITF LANGUAGE PROCESSOR FAILED BUT WAS SUCCESSFULLY RECOVERED

説明: 言語プロセッサーにエラーが発生しましたが、正常に回復しました。

検出モジュール: IKJEBESC

プログラム: EDIT

IKJ52400I INPUT TERMINATED, NEXT LINE NUMBER IS nnnnn

説明: 入力モード時に構文検査プログラムからエラーが受信され、直前に検査された行の構文にエラーが検出されたことを示しています。

検出モジュール: IKJEBEIM、IKJEBEIP

プログラム: EDIT

IKJ52402I LINE NUMBER LIMIT nnnnn EXCEEDED

説明: 行番号付きデータ・セットを使用して書き込み操作を行っているときに、行番号の限界を超えました。

検出モジュール: IKJEBEUT

プログラム: EDIT

IKJ52422I command/subcommand ENDED DUE TO ERROR +

説明: このメッセージは、EDIT コマンドが異常終了して ESTAE 出口が制御権を受け取ったときに IKJEBEAE によって出されるか、また EDIT のもとで呼び出されたコマンド・プロセッサーが異常終了したときに IKJEBECI によって出されます。 IKJEBEAE は、ユーザーが EDIT モードに入るために入力したコマンド名を挿入します。IKJEBECI

は、EDIT サブコマンドの名前を挿入します。

[text] COMPLETION CODE IS xxxx

v text = SYSTEM

v text = USER

説明: システムまたはユーザーの完了コードは、第 1 レベル・メッセージを出すモジュールによって挿入されます。

検出モジュール: IKJEBEAE、IKJEBECI

プログラム: EDIT

IKJ52366I

332 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 345: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ52423I type DATA SET CANNOT BE RUN

説明: ユーザーは、実行不能なタイプのデータ・セットを実行しようとしました。

検出モジュール: IKJEBERU

プログラム: EDIT

IKJ52424I SYSTEM ERROR +

説明: エラーは、初期設定時に (IKJEBEIN)、またはユーティリティー・データ・セットの削除時に (IKJEBEEX) 検出されました。

UTILITY DATA SET NOT DEALLOCATED, DYNAMIC ALLOCATION ERROR CODE error_code

説明: IKJEBEEX は、動的割り振りでのエラーのために、ユーティリティー・データ・セットを削除することができませんでした。

DATA SET dsname NOT DEALLOCATED, DYNAMIC ALLOCATION ERROR CODE error_code

説明: IKJEBEIN にあるデータ・セットの割り振り解除が失敗して、DAIR 戻りコードは 8 または 12 でした。 制御権は、TMP に戻ります。

UTILITY DATA SET NOT DEALLOCATED, CATALOG ERROR CODE error_code

説明: カタログ・エラーが、IKJEBEEX のユーティリティー・データ・セットを削除するときに発生しました。

DATA SET dsname NOT DEALLOCATED, CATALOG ERROR CODE code

説明: DAIR 戻りコードは 8 です。データ・セットは IKJEBEIN によって割り振り解除することができませんでした。

FILE ddname NOT FOUND

説明: IKJEBEIN では、IKJDAIR によって戻された DD 名を検出せずに、TIOT の終わりに達しました。

検出モジュール: IKJEBEEX、IKJEBEIN

プログラム: EDIT

IKJ52425I COMMAND NOT FOUND - command_name

説明: EDIT サブコマンドとして呼び出されたコマンド・プロセッサーを、システムが検出できません。

検出モジュール: IKJEBECI

プログラム: EDIT

IKJ52426I EDIT SESSION CANCELED

説明: EDIT のリカバリー・ルーチンは、エラーのために制御権を受け取り、EDIT セッションを取り消しました。

検出モジュール: IKJEBEAE

プログラム: EDIT

IKJ52427I SAVE CANNOT COMPLETE TO DATASET SPECIFIED

説明: 指定されたデータ・セットまたはそのデータ・セットが常駐しているボリューム、または区分データ・セットのディレクトリーのどれかに、十分なスペースがありません。 EDIT コマンドのデフォルト値の詳細については、 z/OS

TSO/E コマンド解説書 を参照してください。

ディレクトリー・ブロックに入る項目の数は、このディレクトリーに入る各項目の情報の数によって異なります。

検出モジュール: IKJEBEAE

IKJ52423I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 333

Page 346: TSO/E メッセージ - TOK2

プログラム: EDIT

IKJ52428I ENTER SAVE SPECIFYING A NEW DATASET NAME

説明: スペース不足状態によって、このデータ・セットに対する SAVE 要求は完了しません。新しいデータ・セット名を選択する必要があります。

検出モジュール: IKJEBEAE

プログラム: EDIT

IKJ52428I YOUR EDIT WORKFILE HAS BEEN KEPT. TO RECOVER IT USE EDIT WITH ‘RECOVER’KEYWORD.

説明: このメッセージは、以下の状態のいずれかの場合に出されます。

v ユーザーは EDIT の際に取り消され、データ・セットは変更されていました。

v ユーザーは、メッセージ IKJ52432A に ‘RETAIN’ を指定しました。

v リカバリー不能な異常終了が処理された後で、次の異常終了が発生しました。

検出モジュール: IKJEBEEX

プログラム: EDIT

IKJ52429I RECOVERY OF WORKFILE NOT POSSIBLE. EDIT TERMINATED + EDIT WORKFILE WAS NOTFOUND OR NOT USABLE

説明: ユーザーは、EDIT コマンドに RECOVER キーワードを指定しましたが、リカバリー可能な作業ファイルが検出されなかったか、または使用不可でした。 ユーザーの直前の EDIT セッションが正常に完了したか、あるいは作業ファイルのリカバリーを試みるときにエラーが発生しました。

検出モジュール: IKJEBERC

プログラム: EDIT

IKJ52430I A RECOVERED COPY OF YOUR DATA SET IS BEING USED WITH THE FOLLOWINGOPTIONS: option_1 ... option_n

説明: ユーザーは、データ・セットのリカバリーを開始しました。 メッセージは、この編集セッションに関連のあるパラメーターについて、ユーザーに通知するために出されます。

検出モジュール: IKJEBEAR

プログラム: EDIT

IKJ52431I A RECOVERABLE WORKFILE EXISTS CONTAINING DATA SET dsname

説明: ユーザーは、EDIT コマンドにデータ・セット名および RECOVER キーワードを指定しました。 ただし、そのデータ・セット名 (dsname) は、リカバリー可能な作業ファイル内のデータ・セット名に合いません。

- または -

ユーザーは、EDIT コマンドに RECOVER キーワードを指定しませんでした。また、リカバリー可能な作業ファイルには、データ・セット名が入っていることが分かりました。 どちらの場合でも、ユーザーは、メッセージ IKJ52433A

によりプロンプト指示されます。

検出モジュール: IKJEBERC

プログラム: EDIT

IKJ52428I

334 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 347: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ52432A ENTER SAVE, RETAIN OR ANY OTHER EDIT SUBCOMMAND + ENTER ― ‘SAVE’SPECIFYING A DIFFERENT DATASET NAME. ‘RETAIN’ TO END THIS EDIT SESSION BUTLEAVE YOUR EDIT WORKFILE. USE EDIT’S ‘RECOVER’ KEYWORD TO RE-EDIT IT. - or -

ENTER ANY OTHER VALID EDIT SUBCOMMAND.

説明: ボリューム上に使用可能なスペースが十分になかったために、保管の試みは失敗しました。 第 2 レベル・メッセージは、ユーザーが使用可能なオプションを説明します。 このメッセージは、ユーザーのプロファイルにRECOVER 属性が指定されているときに出されます。

検出モジュール: IKJEBEAE

プログラム: EDIT

IKJ52433A DO YOU WISH TO RECOVER THIS DATA SET? REPLY YES OR NO.

説明: このメッセージは、メッセージ IKJ52431I の後に出され、ユーザーによる処置の決定を要求しています。

応答が NO の場合、ユーザーはリカバリーの必要がなく、リカバリー可能な作業ファイル内のデータ・セットの情報が永続的に失われて、後でリカバリーしないということを示しました。 その作業ファイルは、現在の EDIT データ・セットについてのデータ・セットの情報を保持するときに、再度使用されます。

応答が YES の場合、作業ファイル内のデータ・セットは回復されます。

検出モジュール: IKJEBEAR

プログラム: EDIT

IKJ52500I [DOWN TERMINATED AT] END OF DATA [, LAST LINE IS -- ]

説明: IKJEBECH は、戻りコード 0 に続いて IKJEBEUT から戻りコード 4 が出されると、このメッセージを出します。 IKJEBELT は、オプション・コード X'02' の入力後に IKJEBEUT から戻りコード 4 が返されると、このメッセージを出します。 IKJEBEDO は、次のレコードを読み取った後で IKJEBEUT から戻りコード 4 が返されると、このメッセージを出します。 IKJEBEDO は、メッセージに挿入を行う唯一のモジュールです。 2 番目の挿入は、現在行が端末装置にリストされるときに使用されます (VERIFY ON を指定)。

検出モジュール: IKJEBECH、IKJEBELT、IKJEBEDO

プログラム: EDIT

IKJ52501I NO LINES IN DATA SET

説明: このメッセージは、IKJEBEFC または IKJEBEUT から戻りコード 4 が返されると出されます。

検出モジュール: IKJEBEBO、IKJEBEDE、 IKJEBEDO、IKJEBEFI、IKJEBEFO、IKJEBELT、IKJEBERE、IKJEBERU、IKJEBESC、IKJEBEUN

プログラム: EDIT

IKJ52502I DATA SET NOT LINE NUMBERED

説明: 行番号が参照または要求されていて、連絡域内の CANONUM スイッチはオンです。

検出モジュール: IKJEBEDE、IKJEBELT、IKJEBESC、 IKJEBEUN

プログラム: EDIT

IKJ52432A

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 335

Page 348: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ52503I INVALID LINE NUMBER RANGE first_linenum - last_linenum

説明: ユーザーは、first_linenum から last_linenum を指定したオペランドを入力しました。 メッセージはCHANGE、DELETE、LIST、および SCAN サブコマンドについて、行番号を用いずに出されます。 RENUM サブコマンドには、エラー・メッセージ・テキストに行番号が含まれ、ユーザーが最初の行番号の値が範囲内の最後の行番号値を超えている、無効な行番号の範囲を指定したことを示します。

検出モジュール: IKJEBECH、IKJEBEDE、IKJEBELT、 IKJEBERE、IKJEBERN、IKJEBESC

プログラム: EDIT

IKJ52504I LINE NUMBER nnnnn NOT FOUND

説明: IKJEBEUT の戻りコード 4 は、変更、削除、リスト作成、および再番号付けを行う行が存在しないことを示します。

検出モジュール: IKJEBECH、IKJEBEDE、IKJEBELT、 IKJEBERE、IKJEBERN

プログラム: EDIT

IKJ52505I TOP OF DATA SET

説明: データ・セットの先頭に達しました。

検出モジュール: IKJEBECH、IKJEBEDE、IKJEBELT、 IKJEBERE、IKJEBERN

プログラム: EDIT

IKJ52506I TEXT NOT FOUND

説明: IKJEBECG は、IKJEBESE からの戻りコードが X'08' の場合に、このメッセージを出します。 IKJEBEFI は、IKJEBEUT からの戻りコードが 4 の場合にこのメッセージを出します。

検出モジュール: IKJEBECH、IKJEBEFI

プログラム: EDIT

IKJ52507I LINE nnnnn TRUNCATED +

説明: IKJEBECH は、CANONUM が 0、または CADSCODE が CATEXT と等しくない場合で、IKJEBELE からの戻りコードが 4 のときにこのメッセージを出します。 IKJEBEIM、IKJEBEIP、および IKJEBEIS は、IKJEBELE からの戻りコードが 4 の場合にメッセージを出します。 IKJEBERE は、NONUM 変数データ・セットの再番号付けを行う場合、および行の長さが LRECL の 8 文字以内の場合に、このメッセージを出します。

LINE LENGTH IS nnnnn

説明: 切り捨てられた行の長さが示されます。

検出モジュール: IKJEBECH、IKJEBEIM、IKJEBEIP、 IKJEBEIS、IKJEBERE

プログラム: EDIT

IKJ52550I NO OPERAND, SUBCOMMAND IGNORED

説明: CAOPERND は、オペランドが存在しないことを示します。

検出モジュール: IKJEBEME

プログラム: EDIT

IKJ52503I

336 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 349: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ52551I character NOT AVAILABLE ON THIS TERMINAL

説明: 使用している端末装置では、その文字を使用しません。

検出モジュール: IKJEBEME

プログラム: EDIT

IKJ52552I EDIT DATA SET edit_dsname AND SAVE DATA SET save_dsname ARE NOT COMPATIBLE +

説明: 保管データ・セットは PDE であり、そのレコード形式、ブロック・サイズ、または論理レコード長は、ユーティリティー・データ・セットのものと一致しません。

EDIT DATA SET HAS format RECORD FORMAT, SAVE DATA SET HAS save_format RECORD FORMAT, USEANOTHER DATA SET

EDIT DATA SET HAS LINE SIZE edit_line_size, SAVE DATA SET HAS LINE SIZE save_line_size, USEANOTHER DATA SET

EDIT DATA SET HAS BLOCK LENGTH edit_block_length, SAVE DATA SET HAS BLOCK LENGTHsave_block_length, USE ANOTHER DATA SET

検出モジュール: IKJEBESA

プログラム: EDIT

IKJ52553I SAVED, DATA SET IS EMPTY

説明: IKJEBEFC の戻りコードは、4 です。

検出モジュール: IKJEBESA

プログラム: EDIT

IKJ52554I BLOCK VALUE TOO LARGE FOR OUTPUT DEVICE, NOTHING SAVED

説明: データ・セットのブロック・サイズは、装置トラック長を超えています。

検出モジュール: IKJEBESA

プログラム: EDIT

IKJ52555I NOTHING SAVED

説明: データ・セットは変更されましたが、ユーザーは保管せずに END を入力しました。 IKJ52563A のプロンプトを出して、その応答に基づいて処理を続行します。

検出モジュール: IKJEBEEN

プログラム: EDIT

IKJ52556I TABSET OF nnn EXCEEDS MAXIMUM DATA LENGTH OF length

説明: タブ・セットの指定が、データ・レコード長を超えています。

検出モジュール: IKJEBETA

プログラム: EDIT

IKJ52551I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 337

Page 350: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ52557I ONLY FIRST 10 VALID TABS USED

説明: ユーザーのタブ設定入力が 10 回を超えました。

検出モジュール: IKJEBETA

プログラム: EDIT

IKJ52558I LINE OVERFLOW, NEW LINE CREATED

説明: このメッセージは、IKJEBELE の戻りコードが 4 であり、CADSCODE=CATEXT の場合に出されます。

検出モジュール: IKJEBECH

プログラム: EDIT

IKJ52559I MISSING COUNT OR STRING

説明: オペランドが存在しませんでした。ユーザーに、プロンプトを出すことができません。

検出モジュール: IKJEBECH

プログラム: EDIT

IKJ52560I LINE NUMBER LENGTH EXCEEDS LINE SIZE

説明: データの長さが、行番号の長さよりも短いです。再番号付けを行うことができません。

検出モジュール: IKJEBERE

プログラム: EDIT

IKJ52561I INSERT TERMINATED NEXT LINE NUMBER IS linenum

説明: データ・セット内に行を挿入する余地がありません。 IKJEBEUT の戻りコードは 0 であり、次のレコードのレコード・キーは、挿入する行のレコード・キーとなります。

検出モジュール: IKJEBEIS

プログラム: EDIT

IKJ52562I TABSET OF 0 or 1 IGNORED

説明: TABSET にゼロを指定することはできません。

検出モジュール: IKJEBETA

プログラム: EDIT

IKJ52563A ENTER SAVE OR END

説明: このメッセージは、メッセージ IKJ52555I の後に出されます。

検出モジュール: IKJEBEEN

プログラム: EDIT

IKJ52564A ENTER COUNT OR STRING -

説明: オペランドが、CHANGE サブコマンドに入力されませんでした。 ユーザーは、指定しなかったオペランドの入力を指示されます。

検出モジュール: IKJEBECH

IKJ52557I

338 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 351: TSO/E メッセージ - TOK2

プログラム: EDIT

IKJ52565I SCAN FOR LINE NUMBER REFERENCE IN LINE linenum INCOMPLETE +

説明: 指定した行の中で参照された行番号が、データ・セットにありません。 このメッセージは、BASIC データ・セット・タイプにのみ適用されます。

SYNTAX ERROR OR INVALID LINE REFERENCE ENCOUNTERED

説明: ユーザーのステートメントに構文エラーがあったか、または無効な行参照のどちらかがありました。

検出モジュール: IKJEBERN

プログラム: EDIT

IKJ52567A ENTER DATA SET TYPE

説明: データ・セット・タイプ・キーワードは EDIT コマンドで入力されませんでした。また、データ・セットの命名規則によりデフォルト値を設定することはできません。

検出モジュール: IKJEBEIN

プログラム: EDIT

IKJ52568I MISSING DATA SET TYPE

説明: データ・セット・タイプが EDIT コマンドに入力されず、ユーザーはプロシージャー内で EDIT を呼び出しました。 EDIT が、ユーザーにデータ・セット・タイプの入力を指示することは不可能です。

検出モジュール: IKJEBEIN

プログラム: EDIT

IKJ52569I WARNING, RENUMBERING DATA SET MAY CAUSE LOSS OF DATA +

説明: ユーザーは、番号が付いていないデータ・セットの再番号付けを行っています。 ユーザーは、必要な処置の入力を指示されます。

DATA POSITIONS start_position-end_position WILL BE OVERLAID WITH LINE NUMBERS

説明: レコードは、固定長です。

LINES CONTAINING MORE THAN number CHARACTERS WILL BE TRUNCATED

説明: レコードは、可変長です。

検出モジュール: IKJEBERE

プログラム: EDIT

IKJ52570I LIB OPERAND IGNORED FOR type DATA SET

説明: LIB オペランドは、RUN コマンドによってサポートされるタイプにのみ有効です。

検出モジュール: IKJEBERU

プログラム: EDIT

IKJ52571I SAVE REJECTED, DATA SET dsname IS PARTITIONED WITH THE PRINT CONTROLATTRIBUTE +

説明: EDIT 入力データ・セットは区分データ・セットであり、印刷制御文字が含まれます。 EDIT ユーティリティ

IKJ52565I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 339

Page 352: TSO/E メッセージ - TOK2

ー・データ・セットが初期設定されたときに、入力メンバー内の制御文字がブランク消去されたため、SAVE サブコマンドは使用不可です。

ANOTHER DATA SET MUST BE USED FOR SAVING

説明: ユーザーは、順次データ・セットまたは異なる区分データ・セットに保管しなければなりません。

検出モジュール: IKJEBESA

プログラム: EDIT

IKJ52572I WARNING, DATA SET dsname WILL BE SAVED WITHOUT PRINT CONTROL CHARACTERS

説明: 編集されているデータ・セットは、保管時には制御文字が入りません。古いデータ・セットに制御文字を保存したい場合、ユーザーは編集したデータ・セットを、制御文字のない新しい永続データ・セットに保管しなければなりません。メッセージ IKJ52573A は、ユーザーに再使用するか、または新しいデータ・セット名を使用するかをたずねます。

検出モジュール: IKJEBESA

プログラム: EDIT

IKJ52573A ENTER NEW DATA SET NAME OR HIT CARRIER RETURN TO REUSE dsname

説明: これは、警告メッセージ IKJ52572I の後に実行する処置についてのプロンプトです。 SAVE 後のレコード形式は、制御文字が入っていないことを表します。

検出モジュール: IKJEBESA

プログラム: EDIT

IKJ52574I UNABLE TO RENUMBER, ″NEW LINENUM″ new_linenum IS INVALID + FOR ″OLD LINENUM″

old_linenum, ″NEW LINENUM″ MUST EXCEED line_number_previous_to_old_linenum

説明: old_linenum の指定より前の行には、new_linenum の項目より大きなキー、または等しいキーが入っています。これにより、再番号付けされた最初の行として、new_linenum を割り当てることができなくなります。

検出モジュール: IKJEBERE

プログラム: EDIT

IKJ52575I UNABLE TO RENUMBER, INSUFFICIENT LINE NUMBER ASSIGNMENTS AVAILABLE +INCLUDE MORE LINES IN RANGE, SPECIFY A SMALLER ″NEW LINENUM″, AND/OR USE ASMALLER INCREMENT

説明: 単一行またはある範囲の複数行の再番号付けが、要求されました。 再番号付けの処理によって、1 行または複数の行の行番号が、指定した範囲に続く行番号より大きくなるために、要求は満たされません。

検出モジュール: IKJEBERE

プログラム: EDIT

IKJ52576I subcommand_name SUBCOMMAND CANCELLED DUE TO ERROR IN type EXIT PROCESSING +DATA EXIT ROUTINE program_name OUTPUT INCLUDED LINE NUMBER invalid_line_number,CONTAINS NON-NUMERIC CHARACTER(S) DATA EXIT ROUTINE program_name OUTPUTINCLUDED LINE NUMBER invalid_line_number, EXCEEDED BY PREVIOUS LINE NUMBERline_number.

説明: データ出口ルーチンの出力に、無効な行番号が入っています。

検出モジュール: IKJEBEDX

IKJ52572I

340 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 353: TSO/E メッセージ - TOK2

プログラム: EDIT

IKJ52577I RENUM OF LINE RANGE NOT SUPPORTED FOR BASIC DATA SETS

説明: 端末ユーザーは、ITF:BASIC データ・セット・タイプについて、 RENUM サブコマンドに ‘end linenum’ オペランド (4 番目の定位置オペランド) を入力しました。部分 RENUM は、BASIC タイプに対してサポートされません。

検出モジュール: IKJEBERE

プログラム: EDIT

IKJ52578I NO LINES FOUND IN SPECIFIED LINE RANGE

説明: ユーザーは行範囲を指定するサブコマンドを入力しましたが、指定した範囲内に行がありませんでした。

検出モジュール: IKJEBELT

プログラム: EDIT

IKJ52579I INVALID OPERANDS description

説明: description 項目について、以下のものが出力されることがあります。v description = INVALID FOR COUNT FOR END OF RANGE SPECIFICATION

v description = FIRST LINE TO BE MOVED/COPIED DOES NOT EXIST

v description = QUOTED STRING NOT FOUND

v description = END OF RANGE MUST BE GREATER THAN OR EQUAL TO THE BEGINNING OF THE RANGE

v description = INVALID FOR COUNT

v description = TRYING TO MOVE/COPY INTO LINE RANGE

ユーザーは、無効なオペランドを使用して MOVE または COPY サブコマンドを入力しました。 無効なオペランドの説明は、description としてメッセージに表示されますが、その説明は無効な入力の種類によって異なります。

検出モジュール: IKJEBEMC

プログラム: EDIT

IKJ52580I BASIC DATA SETS NOT SUPPORTED BY MOVE OR COPY

説明: ユーザーが、ITF:BASIC タイプのデータ・セットに、データを移動またはコピーしようと試みました。 TSO/E

の MOVE および COPY サブコマンドは、このタイプのデータ・セットで操作することができません。

検出モジュール: IKJEBEMC

プログラム: EDIT

IKJ52581I BROADCAST LIMIT VALUE value NOT VALID - VALUE MUST BE FROM 1 TO 1000

説明: ブロードキャストの限界値が、IKJBCAST マクロ呼び出しに間違って指定されています。この値は、1 から1000 までの範囲の数字でなければなりません。 ブロードキャストの限界値は、SYS1.BROADCAST に確保されるべき通知メッセージの数です。

検出モジュール: IKJBCAST

プログラム: IKJBCAST

IKJ52577I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 341

Page 354: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ52582I LOGTIME VALUE value INVALID

説明: ログ時間の値が、IKJTSO マクロの呼び出しに誤って指定されています。この値は、1 から 16777215 までの範囲の数字でなければなりません。 ログ時間の値は、‘LOGON PROCEEDING’ メッセージが出されるまで待機する秒数です。

検出モジュール: IKJTSO

プログラム: IKJTSO

IKJ52583I LOGLINE VALUE value INVALID

説明: ログ行の値が、IKJTSO マクロの呼び出しに誤って指定されています。この値は、1 から 16777215 までの範囲の数字でなければなりません。 ログ行の値は、LOGON の試みが取り消される前に、入力できる行数です。

検出モジュール: IKJTSO

プログラム: IKJTSO

IKJ52584I EDIT MACRO PREVIOUSLY USED

説明: IKJEDIT マクロが、1 つのアセンブリー・ステップで 2 回指定されました。 そのマクロの指定は、1 回だけにしてください。

検出モジュール: IKJEDIT

プログラム: IKJEDIT

IKJ52585I EDIT OPERAND value INVALID [text] OR MISSING VALUE

説明: text 項目について、以下のものが出力されることがあります。v text = DATA SET TYPE

v text = USER EXIT NAME

v text = CHECKER NAME

v text = PROMPTER NAME

メッセージで示されているオペランド値を誤指定したか、またはオペランド値を指定しませんでした。 EDIT オペランドについて有効な値を入力し、IKJEDIT マクロを再度呼び出してください。

検出モジュール: IKJEDIT

プログラム: IKJEDIT

IKJ52586I EDIT OPERAND VALUE INVALID [text] FOR DATA SET TYPE type

説明: text 項目について、以下のものが出力されることがあります。v text = VARIABLE DEFAULT

v text = VARIABLE MAXIMUM

v text = FIXED DEFAULT

v text = FIXED MAXIMUM

v text = RECFM

v text = BLOCK SIZE

指定したオペランド値は、IKJEDIT マクロの呼び出しにおいて、データ・セット・タイプと一致しません。

検出モジュール: IKJEDIT

プログラム: IKJEDIT

IKJ52582I

342 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 355: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ52587I EDIT OPERAND data_set_type DATA SET TYPE PREVIOUSLY SPECIFIED

説明: 示されたデータ・セット・タイプは、IKJEDIT マクロの同じ呼び出しに以前定義されました。 各データ・セット・タイプは、1 度だけ定義してください。

検出モジュール: IKJEDIT

プログラム: IKJEDIT

IKJ52588I [text] operand_value LONGER THAN EIGHT CHARACTERS

説明: text 項目について、以下のものが出力されることがあります。v text = PROMPTER NAME

v text = USER EXIT NAME

v text = CHECKER NAME

v text = DATA SET NAME

メッセージに示されているオペランドの値は、IKJEDIT マクロの呼び出しのときは最大 8 文字でなければなりません。

検出モジュール: IKJEDIT

プログラム: IKJEDIT

IKJ52590I USER EXIT CAN ONLY BE SPECIFIED FOR NON-STANDARD DATA SET TYPES - exit_name ISIGNORED

説明: IKJEDIT マクロの呼び出し時に、示されている標準データ・セット・タイプ用の出口名が指定されました。 ユーザー出口の指定は、標準外データ・セット・タイプに限り可能であるために、この出口名は無視されました。

検出モジュール: IKJEDIT

プログラム: IKJEDIT

IKJ52591I EDIT OPERAND FIXED OR VARIABLE INVALID HYPHEN MISSING

説明: IKJEDIT マクロの呼び出しのときに、FIXED または VAR のどちらかのオペランドに指定した値には、ハイフンがありません。 このオペランド値の正しい構文は、‘デフォルト - 最大値’ です。 デフォルトと最大論理レコード長は、ハイフンで区切ることに注意してください。

検出モジュール: IKJEDIT

プログラム: IKJEDIT

IKJ52592I DATEXIT NAME name LONGER THAN EIGHT CHARACTERS

説明: 示された RENUM ユーザー出口名は、8 文字を超えています。 出口名の長さは 8 文字か、それよりも短くなければなりません。

検出モジュール: IKJEDIT

プログラム: IKJEDIT

IKJ52593I EDIT OPERAND name INVALID DATEXIT NAME OR MISSING VALUE

説明: 示された RENUM ユーザー出口名が正しい名前ではないか、または指定されていません。 RENUM ユーザー出口名の最初の文字は、英字または国別文字でなければなりません。

検出モジュール: IKJEDIT

プログラム: IKJEDIT

IKJ52587I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 343

Page 356: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ52594I MORE THAN 26 DATA SET TYPES WERE SPECIFIED - ONLY FIRST 26 UNIQUE DATA SETTYPES PROCESSED

説明: IKJEDIT マクロの呼び出しのときに、27 以上のデータ・セット・タイプを定義しようと試みました。 初めの26 のデータ・セット・タイプだけが、定義されました。

検出モジュール: IKJEDIT

プログラム: IKJEDIT

IKJ52595I MORE THAN 10 NON-STANDARD DATA SET TYPES WERE SPECIFIED - type IS IGNORED.

説明: IKJEDIT マクロの呼び出しのときに、11 以上の標準外データ・セット・タイプを定義しようと試みました。初めの 10 のデータ・セット・タイプは処理されましたが、示されたデータ・セット・タイプは無視されました。

検出モジュール: IKJEDIT

プログラム: IKJEDIT

IKJ54001I TIME SHARING IS STOPPING IMMEDIATELY

説明: オペレーターが、メッセージ IKJ024D に対する応答に ‘FSTOP’ を入力したために、端末装置へのキューに入れられていたすべての出力が失われます。

検出モジュール: IEDAYO

プログラム: TIOC

IKJ54003I SYSTEM FAILURE - PLEASE LOGON AGAIN

説明: TSBOCAB ビットは、アドレス・スペースの異常終了のために、このユーザーにセットされています。

検出モジュール: IEDAYO

プログラム: TIOC

IKJ54011I TSO/E IS NOT ACTIVE

説明: ログオン要求が出されたときに、TCAM はタイム・シェアリングを開始するように変更されていませんでした。

検出モジュール: IEDAYO

プログラム: TIOC

IKJ54012A ENTER LOGON -

説明: LOGON 以外が入力され、端末装置はまだ TSO/E セッションに入っていませんでした。

検出モジュール: IEDAYL

プログラム: TIOC

IKJ54013I LOGON FAILED, INVALID COMMAND

説明: 3 回続けて LOGON 以外が入力されました。端末装置がダイヤル・タイプの場合は、その端末装置は切り離されます。

検出モジュール: IEDAYL

プログラム: TIOC

IKJ52594I

344 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 357: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ54014I YOUR TERMINAL IS NOT USABLE WITH TSO/E

説明: この端末装置についての端末テーブル項目内の装置フラグが、この端末が TSO で使用不可であることを示すか、または回線が出力用にオープンされていませんでした。

検出モジュール: IEDAYL

プログラム: TIOC

IKJ54015I TSO/E MESSAGES CANNOT REACH THIS TERMINAL

説明: 端末装置が、TCAM オペレーターによって保留されています。または、この端末装置についての端末テーブル項目は、メッセージの受け入れが不可能なことを示しています。

検出モジュール: IEDAYL

プログラム: TIOC

IKJ54016I MAXIMUM USERS LOGGED ON, TRY LATER

説明: 現在ログオンされたユーザーの数が、現在許可されている最大のユーザー以上です。

検出モジュール: IEDAYL

プログラム: TIOC

IKJ54017A TERMINAL ERROR, REENTER INPUT

説明: TCAM は、回線上で永続入出力エラーを検出しました。 前のメッセージは、取り消されています。

検出モジュール: IEDAYH

プログラム: TIOC

IKJ54018A MESSAGE TOO LONG, REENTER INPUT

説明: 入力された入力データは、MCP の CUTOFF マクロによって指定された最大長を超えています。

検出モジュール: IEDQA4

プログラム: TIOC

IKJ54020A MESSAGE LOST, REENTER INPUT

説明: バッファーの不足 (おそらく一時的な不足) により、TCAM は受信データを入れる場所を持たなかったので、データは失われています。

検出モジュール: IEDQAK

プログラム: TIOC

IKJ54030I ENTER character_string

説明: TCAM は、TRANLIST マクロにリストされたどの変換テーブルを、この端末装置で使用するのかを判断することができません。 このメッセージの ENTER に続くストリングを入力してください。

検出モジュール: IEDAYM

プログラム: MCP

IKJ54014I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 345

Page 358: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ55000I OPERATOR COMMAND NOT AUTHORIZED FOR user_id + YOUR INSTALLATION MUSTAUTHORIZE USE OF OPERATOR COMMANDS

説明: SVC100 (IKJEFF00) は、IKJEE100 に対してゼロ以外のコードを戻しました。このコードは、ユーザーがOPERATOR コマンドを入力したが権限がなかったか、または SVC100 がユーザーの権限についての検査を完了させることができなかったことを示しています。

検出モジュール: IKJEFF00

プログラム: OPERATOR

IKJ55001I DATA IGNORED IN THE OPERAND FIELD + OPERATOR COMMAND SHOULD HAVE NOOPERANDS

説明: ECT の ECTNOPD フィールドはゼロに等しく、OPERATOR コマンドにオペランドが指定されていることを示しています。 そのオペランドは無視され、処理が続行します。

検出モジュール: IKJEE100

プログラム: OPERATOR

IKJ55002A OPERATOR or OPER

説明: モード・メッセージは、最初にオペレーター・モードになったとき、アテンション割り込みの後、またはサブコマンドが異常終了した場合に端末装置に出されます。

検出モジュール: IKJEE100、IKJEE150

プログラム: OPERATOR

IKJ55003I INVALID SUBCOMMAND subcommand_name + OPERATOR SUBCOMMANDS ARECANCEL/DISPLAY/MONITOR/ SEND/STOPMN/END/HELP/SLIP

説明: OPERATOR のもとで入力されたサブコマンドは、無効でした。エラーが SVC100 で検出された場合は、SVC100 (IKJEFF00) からの戻りコードは 4 でした。

検出モジュール: IKJEFF00、IKJEE100

プログラム: OPERATOR

IKJ55004I COMMAND SYSTEM ERROR + service_routine ERROR CODE IS error_code

説明: OPERATOR コマンド・プロセッサーは、サービス・ルーチンから無効な戻りコードを受け取りました。

検出モジュール: IKJEE100

プログラム: OPERATOR

IKJ55005I INVALID OPERAND operand + OPERAND SYNTACTICALLY INCORRECT OR VALID ONLYFROM SYSTEM OPERATOR CONSOLE

説明: SVC100 (IKJEFF00) は、入力されたサブコマンドのオペランド・フィールドが端末で正しく指定されていないことを示す、戻りコードの 8 を戻しました。

検出モジュール: IKJEFF00

プログラム: OPERATOR

IKJ55000I

346 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 359: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ55006I MISSING OPERAND + OPERATOR SUBCOMMANDS MUST HAVE OPERANDS

説明: ユーザーは、OPERATOR サブコマンドにオペランドを入力しなければなりません。

検出モジュール: IKJEE100

プログラム: OPERATOR

IKJ55007I UNABLE TO PROCESS ATTENTION + service_routine ERROR CODE IS return_code

説明: サービス・ルーチン (TGET、STACK、 PUTLINE、GETLINE、COMMAND SCAN) は、ゼロ以外の戻りコードを戻しました。

検出モジュール: IKJEE150

プログラム: OPERATOR

IKJ55008I command/subcommand ABENDED DUE TO AN ERROR + COMPLETION CODE IS xxxx

説明: OPERATOR または OPERATOR サブコマンドのうちのどちらかが異常終了すると、この STAE 出口に制御権が移ります。

検出モジュール: IKJEEIA0

プログラム: OPERATOR

IKJ55009I SUBCOMMAND IS TOO LONG + COMMAND LENGTH EXCEEDS MAXIMUM

説明: 入力されたサブコマンドは、118 文字 (SEND OPERATOR 以外のサブコマンドについて許可された最大長) を超えています。119 文字未満のサブコマンドを再入力してください。

検出モジュール: IKJEE100

プログラム: OPERATOR

IKJ55050I USERID ‘*’ COULD NOT BE RESOLVED +

説明: ユーザーはバックグラウンドで SEND コマンドに USER(*) を指定しましたが、そのユーザー ID は使用可能ではありませんでした。

USER(*) オペランドを指定した SEND コマンドは、RACF がインストールされてアクティブになっていない場合や、モジュール IKJEFT01 が制御権を受け取る前に ASXBUSER フィールドが満たされていない場合には、バックグラウンドで実行されません。

対象者: SEND ユーザー

検出モジュール: SEND

IKJ55051I NOT ALLOWED TO SEND MESSAGES TO USER(S) user_id_list, MESSAGE CANCELLED.

説明: セキュリティー許可機能 (SAF) および (RACF のような) Security Server が、ユーザーには user_id_list にリストされたユーザーにメッセージを送信する権限がないことを示しています。

システムの処置: システムは、指定したユーザーあてのメッセージを取り消します。

ユーザーの応答: セキュリティー管理者に問い合わせてください。

プログラマーの応答: このユーザーが、指定したユーザーにメッセージを送信することを許可されるべきかどうかを判断してください。 このユーザーに許可を与える場合、SMESSAGE リソース・クラスを用いて RACF PERMIT コマンドを出し、適切なアクセス権限をそのユーザーのプロファイルに与えてください。 SMESSAGE リソース・クラスの詳細については、 z/OS Security Server RACF セキュリティー管理者のガイド を参照してください。

対象者: SEND ユーザー

IKJ55006I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 347

Page 360: TSO/E メッセージ - TOK2

検出モジュール: IKJEES00、IKJEES11

IKJ55052I USER(S) user_id_list NOT ALLOWED TO VIEW THE MESSAGE, MESSAGE CANCELLED.

説明: セキュリティー許可機能 (SAF) および (RACF のような) Security Server は、user_id_list に指定されたユーザーがセキュリティー・ラベルに等しいか、あるいはそれより大きいセキュリティー・ラベルを所持していないことを示しています。

システムの処置: システムは、指定したユーザーあてのメッセージを取り消します。

ユーザーの応答: メッセージを表示する場合、指定ユーザーはインストール・システムのセキュリティー・ラベル以上のセキュリティー・ラベルでログオンしなければなりません。 インストール・システムのセキュリティー・ラベル以上でそのユーザーがログオンしてから、メッセージを再度送信してください。

対象者: SEND ユーザー

検出モジュール: IKJEES00、IKJEES11

IKJ55053I SEND UNSUCCESSFUL. SEND IS NOT ACTIVE.

説明: インストール・システムは、SEND が非活動化された状態であることを SEND PARMLIB 制御ブロックに示しました。さらに援助が必要な場合は、システム・プログラマーに連絡してください。

対象者: SEND ユーザー

検出モジュール: IKJEES00

IKJ55054I SEND UNSUCCESSFUL. MESSAGES CANNOT BE STORED FOR USER(S) ″USERID.LIST″ ATTHIS TIME.

説明: インストール・システムは、メッセージが指定されたユーザー用に保管されないことを、SEND PARMLIB 制御ブロックに示しました。 さらに援助が必要な場合は、システム・プログラマーに連絡してください。

対象者: SEND ユーザー

検出モジュール: IKJEES00

IKJ55055E SEND TERMINATED. THE COMMAND WAS NOT INVOKED AUTHORIZED.

説明: SEND は、許可された環境で実行していないことを判断し、終了しました。 SEND は、許可された環境で呼び出されなければなりません。 さらに援助が必要な場合は、システム・プログラマーに連絡してください。

対象者: SEND ユーザー

検出モジュール: IKJEES00

IKJ55056E SEND TERMINATED. THE MESSAGE LOG COULD NOT BE ALLOCATED. + DYNAMICALLOCATION ERROR CODE OF cc AND INFORMATION REASON CODE OF reason_code. FORUSERID user_id

説明: SVC 99 は、指定されたユーザー ID にユーザー・ログを割り振ることができませんでした。動的割り振りの戻りコードと理由コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

対象者: SEND ユーザー

検出モジュール: IKJEES00

IKJ55052I

348 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 361: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ55057E SEND TERMINATED. I/O ERROR ON user_id USER LOG.

説明: 指定したユーザーのユーザー・ログにメッセージを保管しようとしたときに、入出力エラーが発生しました。さらに援助が必要な場合は、システム・プログラマーに連絡してください。

対象者: SEND ユーザー

検出モジュール: IKJEES00

IKJ55058I USER LOG DOES NOT EXIST FOR USER(S) user_id_list AND THE BROADCAST DATA SETCANNOT BE USED, MESSAGE CANCELLED.

説明: 指定したユーザーには個人のユーザー・ログがなく、SEND PARMLIB パラメーターの USEBROD オペランドは、メッセージがブロードキャスト・データ・セット内に保管されないことを示す OFF が指定されています。 このユーザーは LISTBC コマンドを出すか、またはユーザー・ログを作成するために、メールを要求してログオンしなければなりません。

システムの処置: システムは、メッセージを保管しません。

ユーザーの応答: ユーザーが LISTBC コマンドを出すか、またはメールを要求してログオンした後でメッセージ送信するか、あるいはセキュリティー管理者に連絡してください。

プログラマーの応答: 指定したユーザーに LISTBC コマンドを出させるか、メールを要求してログオンさせるか、あるいは個々のユーザーに各自のユーザー・ログを割り振ってください。

対象者: SEND ユーザー

検出モジュール: SEND

IKJ55072I USER(S) user_id NOT LOGGED ON OR TERMINAL DISCONNECTED, MESSAGE CANCELLED

説明: 以下のいずれかの理由により、システムは、IKJ55072I で識別されるユーザーにメッセージを送信しませんでした。

v ユーザーがログオンされていない。

v ユーザー端末が切断されている。

v SYSPLEX 内において、送信側のシステムもターゲット・システムも SEND をサポートしていない。

v SYSPLEX 内において、送信側のシステムまたはターゲット・システムが SEND をサポートしていない。

ユーザーがログオンしたときにメッセージを受け取れるようにするには、SEND コマンドに LOGON パラメーターを指定してください。

対象者: SEND ユーザー

検出モジュール: IKJEES00、IKJEES11

IKJ55074I NO SPACE IN BROADCAST DATA SET FOR [text]

説明: text 項目について、以下のものが出力されることがあります。v text = MAIL

v text = NOTICES

v text = USERIDS

ブロードキャスト・データ・セットには、表示されているものを追加するために使用可能なスペースがありません。

ユーザーの応答: 後で再試行してください。ブロードキャスト・データ・セットまたは個々のユーザー・ログに、表示されたものを格納できるスペースがある場合があります。それでも問題が繰り返される場合は、システム・プログラマーに連絡してください。

システム・プログラマーの応答: ブロードキャスト・データ・セットの通知に使用されるレコード数を、増やしてくだ

IKJ55057E

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 349

Page 362: TSO/E メッセージ - TOK2

さい。通知用のスペース量の変更方法、およびユーザーによるメッセージの送信方法と取り出し方法とをカスタマイズする方法については、 z/OS TSO/E カスタマイズ を参照してください。また、ブロードキャスト・データ・セットではなく、個々のユーザー・ログをメッセージの格納に使用することもできます。これにより、ブロードキャスト・データ・セットの競合を減らすことができます。

対象者: SEND ユーザー

検出モジュール: IKJEES10

IKJ55075I BROADCAST DATA SET NOT USABLE + I/O SYNAD ERROR CANNOT OPEN DATA SET

説明: ブロードキャスト・データ・セットで、OPEN エラーまたは入出力エラーのどちらかがありました。

INSTALLATION MUST REFORMAT

説明: ブロードキャスト・データ・セットが初期設定されていないか、または正しい形式設定ではありませんでした。

対象者: SEND ユーザー

検出モジュール: IKJEES10

IKJ55077I USER(S) user_id_list NOT ACCEPTING MESSAGES, MESSAGE CANCELLED

説明: ‘NOW’ を指定している SEND コマンドは、非通信中モードのユーザーに出されました。 メッセージは、送信されませんでした。

対象者: SEND ユーザー

検出モジュール: IKJEES00、IKJEES11

IKJ55080I MESSAGE TRUNCATED TO 115 CHARACTERS

説明: メッセージ・テキストの長さは、115 文字を超えています。

対象者: SEND ユーザー

検出モジュール: IKJEES00、IKJEES11

IKJ55081I COMMAND SYSTEM ERROR + service_routine ERROR CODE error_code

説明: 示されたサービス・ルーチンは、異常終了しました。

対象者: SEND ユーザー

検出モジュール: IKJEES00、IKJEES10、IKJEES11

IKJ55082I NOT ENOUGH STORAGE TO EXECUTE COMMAND

説明: 条件付き GETMAIN は、要求を満たすことができなかったことを示す戻りコードの 4 を戻しました。

対象者: SEND ユーザー

検出モジュール: IKJEES00、IKJEES10

IKJ55083I USER(S) user_id_list AT BUSY TERMINAL(S) MESSAGE CANCELED

説明: ユーザー ID (複数の場合もある) に使用できる出力バッファーが不足しています。 SEND コマンドにNOWAIT および NOW が指定されたか、または使用中端末装置にはデフォルト値が設定されました。

対象者: SEND ユーザー

検出モジュール: IKJEES00、IKJEES11

IKJ55075I

350 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 363: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ55084I USERIDS AFTER 20TH IGNORED

説明: user_id_list 内の、最初の 20 のユーザー ID が処理されました。他のユーザー ID は、すべて無視されました。

対象者: SEND ユーザー

検出モジュール: IKJEES00、IKJEES11

IKJ55085I UNDEFINED USERID(S) user_id_list + USERID NOT FOUND IN MAIL DIRECTORY

説明: ブロードキャスト・データ・セット内に、示されたユーザー ID (複数の場合もある) の項目がありません。

対象者: SEND ユーザー

検出モジュール: IKJEES10

IKJ55088I CONSOLE ID id IS OUT OF THE VALID RANGE.

説明: 定義されていないコンソール ID を指定して、SEND コマンドを出しました。

システムの処置: SEND コマンドが、ユーザーが有効なコンソール ID を入力するのを待ちます。

ユーザーの応答: 有効なコンソール ID とともに、SEND コマンドを出してください。

対象者: SEND ユーザー

検出モジュール: IKJEES00

IKJ55089I ERROR IN SEND COMMAND PROCESSING. MESSAGE NOT SENT TO CONSOLE console

CONVCON RETURN CODE is xx.

説明: 内部エラーが、TSO/E SEND コマンドで発生しました。 メッセージが、指定したコンソールへ送信されませんでした。このエラーを検出した CONVCON サービスが、ゼロ以外の戻りコード XX を戻しました。

システムの処置: SEND コマンド処理が終了します。

ユーザーの応答: CONVCON 戻りコードを記録してから、IBM サポート担当員へ連絡するようにシステム・プログラマーに依頼してください。

対象者: SEND ユーザー

検出モジュール: IKJEES00

IKJ55100I THE PARMLIB REQUEST WAS SUCCESSFUL. +

説明: PARMLIB 要求が正常に完了しました。 これは通知メッセージです。

システムの処置: PARMLIB コマンドが正常に終了します。

対象者: PARMLIB ユーザー

検出モジュール: IKJPRMLB

IKJ55101E THE PARMLIB REQUEST WAS UNSUCCESSFUL. +

説明: PARMLIB 要求が失敗しました。

システムの処置: PARMLIB コマンドの処理が終了します。

ユーザーの応答: 詳細については、画面の次のメッセージを参照してください。

対象者: PARMLIB ユーザー

検出モジュール: IKJPRMLB

IKJ55084I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 351

Page 364: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ55102E YOU ARE NOT AUTHORIZED TO USE THE PARMLIB COMMAND.

説明: RACF 権限が十分でないため、PARMLIB コマンドを使用することができません。

システムの処置: PARMLIB コマンドが出されません。

ユーザーの応答: PARMLIB コマンドを使用するための権限が必要です。 LIST または CHECK オペランドを使用するには、PARMLIB リソースへの読み取りアクセス権限が必要です。UPDATE オペランドを使用するには、PARMLIB

リソースへの更新権限が必要です。 援助または詳細が必要な場合は、セキュリティー管理者に連絡してください。

対象者: PARMLIB ユーザー

検出モジュール: IKJPRMLB

IKJ55103E PARMLIB COULD NOT SET UP THE RECOVERY ENVIRONMENT.

説明: PARMLIB コマンドは、そのコマンドのリカバリー環境を設定することができませんでした。

システムの処置: PARMLIB コマンドの処理が終了します。

ユーザーの応答: PARMLIB コマンドを再度出してください。 エラーが再び発生した場合は、お近くのサポート担当員に援助を要求してください。サポート担当員は、この問題を解決するために、IBM サポート担当員に連絡しなければならない場合があります。

対象者: PARMLIB ユーザー

検出モジュール: IKJPRMLB

IKJ55104E THE PARMLIB UPDATE ROUTINE FAILED FOR stmt_name.

説明: 指定ステートメント用の PARMLIB 更新ルーチンが、TSO/E システム・パラメーターを更新しようと試みたときに、失敗しました。

システムの処置: PARMLIB コマンドの処理が終了します。

ユーザーの応答: PARMLIB コマンドを再度出してください。 エラーが再び発生した場合は、サポート担当員に連絡して援助を要求してください。 サポート担当員は、この問題を解決するために、IBM サポート担当員に連絡しなければならない場合があります。

対象者: PARMLIB ユーザー

検出モジュール: IKJPRMLB

IKJ55105E THE PARMLIB CLEANUP ROUTINE FAILED FOR stmt_name.

説明: 指定ステートメントの PARMLIB 終結処理ルーチンが、対応する更新ルーチンによって取得されたストレージを解放しようと試みたときに、失敗しました。

システムの処置: PARMLIB コマンドの処理が終了します。 共通ストレージ内には、PARMLIB ルーチンからの残余ストレージが残っていることがあります。

ユーザーの応答: サポート担当員に連絡して、援助を要求してください。 サポート担当員は、この問題を解決するために、IBM サポート担当員に連絡しなければならない場合があります。

対象者: PARMLIB ユーザー

検出モジュール: IKJPRMLB

IKJ55106E YOUR AUTHORITY TO USE THE PARMLIB COMMAND COULD NOT BE VERIFIED.

説明: システムでは、PARMLIB コマンドを使用する権限がユーザーにあるかどうかを検査することができませんでした。 RACF の RACROUTE マクロが終了して、戻りコード 04 が出されました。

システムの処置: PARMLIB コマンドの処理が終了します。

IKJ55102E

352 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 365: TSO/E メッセージ - TOK2

ユーザーの応答: セキュリティー管理者に連絡して、援助を要求してください。詳細については、「z/OS Security

Server RACF セキュリティー管理者のガイド」を参照してください。

対象者: PARMLIB ユーザー

検出モジュール: IKJPRMLB

IKJ55107I SYSTEM DEFAULTS WERE UPDATED USING MEMBER member OF DATASET dataset_name

説明: PARMLIB UPDATE 要求は、SYS1.PARMLIB メンバー IKJTSOxx を使用して、正常に完了しました。 これは通知メッセージです。

システムの処置: IKJTS0xx に指定されたパラメーターは、現在では有効です。

対象者: PARMLIB ユーザー

検出モジュール: IKJPRMLB

IKJ55108E THE PARMLIB LIST ROUTINE FAILED FOR command_name.

説明: 指定したコマンドについての PARMLIB リスト・ルーチンは、TSO/E システム・パラメーターをリストしようと試みているときに、失敗しました。

システムの処置: PARMLIB コマンドの処理が終了します。

ユーザーの応答: PARMLIB コマンドを再度出してください。 エラーが再び発生した場合は、サポート担当員に連絡して援助を要求してください。 サポート担当員は、この問題を解決するために、IBM サポート担当員に連絡しなければならない場合があります。

対象者: PARMLIB ユーザー

検出モジュール: IKJPRMLB

IKJ55110E UPDATE REQUEST FAILED FOR MEMBER member OF DATASET dataset_name.

説明: UPDATE 要求は、SYS1.PARMLIB メンバー IKJTSOxx に正しく行われませんでした。 システム・パラメーターは、更新されませんでした。

システムの処置: PARMLIB コマンドの処理が終了します。

ユーザーの応答: 詳細については関連のあるメッセージを参照して、さらに援助が必要な場合は、サポート担当員に連絡してください。 サポート担当員は、この問題を解決するために、IBM サポート担当員に連絡しなければならない場合があります。

対象者: PARMLIB ユーザー

検出モジュール: IKJPRMLB

IKJ55111E THE PARMLIB SYNTAX CHECK WAS UNSUCCESSFUL. +

説明: PARMLIB CHECK 要求は、失敗しました。 システム・パラメーターは、更新されませんでした。

システムの処置: PARMLIB コマンドの処理が終了します。

ユーザーの応答: 詳細については、画面上の他のメッセージを参照してください。

対象者: PARMLIB ユーザー

検出モジュール: IKJPRMLB

IKJ55107I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 353

Page 366: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ55112E SYNTAX ERRORS WERE FOUND IN MEMBER member OF DATASET dataset_name.

説明: PARMLIB 構文検査プログラムは、SYS1.PARMLIB メンバー IKJTSOxx 内に構文エラーを識別しました。 システム・パラメーターは、更新されませんでした。

システムの処置: PARMLIB コマンドの処理が終了します。

ユーザーの応答: 詳細については、画面上の他のメッセージを参照してください。

対象者: PARMLIB ユーザー

検出モジュール: IKJPRMLB

IKJ55113I THE PARMLIB SYNTAX CHECK WAS SUCCESSFUL. +

説明: PARMLIB CHECK 要求は、正常に完了しました。 システム・パラメーターは、更新されませんでした。 これは通知メッセージです。

システムの処置: PARMLIB コマンドが正常に終了します。

対象者: PARMLIB ユーザー

検出モジュール: IKJPRMLB

IKJ55114I NO SYNTAX ERRORS WERE DETECTED IN MEMBER member OF DATASET dataset_name.

説明: PARMLIB 構文検査プログラムは、SYS1.PARMLIB メンバー IKJTSOxx 内でエラーを検出しませんでした。UPDATE 操作で使用する場合には、このメンバーは構文的に有効です。 システム・パラメーターは、更新されませんでした。

システムの処置: PARMLIB コマンドが正常に終了します。

対象者: PARMLIB ユーザー

検出モジュール: IKJPRMLB

IKJ55115E THE PARMLIB CHECK ROUTINE FAILED FOR stmt_name.

説明: PARMLIB 検査ルーチンは、ステートメントの構文とは直接関係のない原因で失敗しました。

システムの処置: PARMLIB コマンドの処理が終了します。

ユーザーの応答: PARMLIB コマンドを再度出してください。 エラーが続く場合は、サポート担当員に連絡して援助を要求してください。 サポート担当員は、この問題を解決するために、IBM サポート担当員に連絡しなければならない場合があります。

対象者: PARMLIB ユーザー

検出モジュール: IKJPRMLB

IKJ55116E THE PARMLIB LIST REQUEST WAS UNSUCCESSFUL. +

説明: PARMLIB LIST 要求は、失敗しました。 このメッセージは、TSO/E および RACF の環境に伴うエラーに関連して出されます。

システムの処置: PARMLIB コマンドの処理が終了します。

ユーザーの応答: 詳細については、画面の次のメッセージを参照してください。

対象者: PARMLIB ユーザー

検出モジュール: PARMLIB

IKJ55112E

354 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 367: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ55117E THE PARMLIB REQUEST WAS UNSUCCESSFUL. +

説明: PARMLIB 要求が失敗しました。

システムの処置: PARMLIB コマンドの処理が終了します。

ユーザーの応答: 詳細については、画面の次のメッセージを参照してください。

対象者: PARMLIB ユーザー

検出モジュール: PARMLIB

IKJ55118E PARMLIB TERMINATED. THE COMMAND WAS NOT INVOKED AUTHORIZED

説明: PARMLIB コマンド処理プログラムは、許可された環境で実行していないと判別し、終了しました。PARMLIB

は、許可された環境で呼び出さなければなりません。

システムの処置: PARMLIB コマンドは受け入れられませんでした。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに問い合わせてください。

IKJ55120E THE ROUTE KEYWORD IS NOT ALLOWED WITH THE PARMLIB CHECK KEYWORD.

説明: ROUTE パラメーターは、PARMLIB CHECK コマンドには適用できません。

システムの処置: PARMLIB コマンドは受け入れられませんでした。

ユーザーの応答: ROUTE パラメーターなしで、PARMLIB CHECK コマンドを再度入力してください。

IKJ55121I SYSTEM DEFAULTS WERE UPDATED ON SYSTEM system_name USING PARMLIB MEMBERname OF DATASET dataset_name.

説明: PARMLIB UPDATE の要求は、指定された PARMLIB メンバーから得られた設定値を使用して名前付きシステムで正常に完了しました。

システムの処置: 名前付き PARMLIB メンバーで指定された TSO/E 設定値は、名前付きシステムで有効になりました。

IKJ55123E UPDATE REQUEST FAILED ON SYSTEM system_name WITH RETURN CODE return_code

REASON CODE reason_code

説明: PARMLIB UPDATE コマンドを使用して TSO/E 設定値を更新しようと試みられましたが、その要求は名前付きシステムで失敗しました。

システムの処置: PARMLIB コマンドは終了しました。

ユーザーの応答: 考えられる戻りコードおよび理由コード (両方とも 10 進数) を以下から調べます。

RC RSN 原因

8 6 障害が発生したシステムの TSO/E は、出力バッファーを取得することができませんでした。

12 nn z/OS サービスは呼び出しは、失敗しました。nn は、失敗したサービスが出す戻りコードです。

16 nn 異常終了が発生しました。 nn は、異常終了コードです。

PARMLIB コマンドを再度出してください。問題が再発する場合は、お近くのサポート要員に相談され、問題分析を行ってください。

IKJ55117E • IKJ55123E

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 355

Page 368: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ55124E UNABLE TO FORWARD REQUEST ― JESXCF IS NOT ACTIVE

説明: シスプレックスを構成している別の TSO/E システムに対する、あるいはそのシステムからの、TSO/E

PARMLIB 設定値を更新する / 照会する試みがなされました。JESXCF または JES は、アクティブではないあるいは現在使用不可能であるために、TSO/E は PARMLIB コマンドを指定されたシステムに転送することができません。

システムの処置: PARMLIB コマンドは受け入れられませんでした。

ユーザーの応答: JESXCF がアクティブになってから、PARMLIB コマンドを再度出してください。

IKJ55125E IXZXTSOI FUNCTION CALL FAILED. RETURN CODE return_code REASON CODE reason_code

説明: TSO/E が PARMLIB コマンドを指定されたシステムに転送しようとしたときに、JESXCF はエラー状態を報告しました。

システムの処置: PARMLIB コマンドは受け入れられませんでした。

ユーザーの応答: メッセージの戻りコードおよび理由コードを調べて、障害の原因を探してください。戻りコード /

理由コードの詳細については、以下の表を参照してください。

RC RSN 原因

4 20 ROUTE パラメーターによって識別されたシステムの 1 つで、PARMLIB

UPDATE/LIST コマンドを処理中にエラーが発生しました。詳細については、以下のメッセージを参照してください。

4 24 ROUTE パラメーターによって指定されたシステムの 1 つで、PARMLIB

UPDATE/LIST コマンドを処理中にエラーが発生しました。

4 28 JESXCF は必要なストレージを取得することができず、リモート TSO/E ルーチンが提供する情報を PARMLIB コマンド・プロセッサーに戻すことができませんでした。

4 36 JESXCF に内部エラーが発生しました。

4 44 ROUTE パラメーターによって指定されたシステム名は、有効ですがアクティブではありません。

4 48 ジョブ入力サブシステム (JES) の現行のレベルは、TSO 総称リソースをサポートしません。

4 56 ROUTE パラメーターにより指定されたグループ名は有効ですが、このグループのシステムはすべてアクティブではありません。

4 68 PARMLIB コマンド処理プログラムにより JESXCF に渡されたパラメーター・リストに、不適切なバージョン ID が検出されました。

これ以外の戻り / 理由コードは、すべて重大エラーであることを意味します。IBM のサポート担当員に連絡をとり、問題分析を行ってください。

PARMLIB コマンドを再度出してください。エラーが再び発生する場合は、サポート担当員に連絡をとり問題分析を行ってください。

IKJ55126E UNKNOWN SYSTEM NAME OR GROUP NAME name

説明: ROUTE パラメーターで指定されたシステム名またはグループ名は、定義されていません。その名前がシステムを識別している場合は、そのシステムはシスプレックスでアクティブではなかったか、あるいはそのシステムで実行中のオペレーティング・システムは適切なレベルでなかった可能性があります。

システムの処置: PARMLIB コマンドは受け入れられませんでした。

ユーザーの応答: 有効なシステム / グループ名を使用して、PARMLIB コマンドを再度出してください。

IKJ55124E

356 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 369: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ55127E PARMLIB COMMAND REJECTED ― NOT RUNNING IN A SYSPLEX ENVIRONMENT

説明: PARMLIB コマンドで ROUTE パラメーターが指定されましたが、システムは以下の内のいずれかです。

v シスプレックスで実行していない。

v シスプレックスは 1 つのアクティブなシステムのみで構成されている。

システムの処置: PARMLIB コマンドは受け入れられませんでした。

ユーザーの応答: ROUTE キーワードなしで、PARMLIB コマンドを再入力してください。

IKJ55128E REMOTE SYSTEM system_name FAILED, RETURN CODE return_code REASON CODE reason_code

説明: 別のシステムで PARMLIB UPDATE/LIST コマンドを処理中に、異常終了が発生しました。この理由コードは、このエラーに関連した異常終了コードを示しています。

システムの処置: PARMLIB コマンドは終了しました。

ユーザーの応答: 考えられる原因について、理由コード (異常終了コード) を調べてください。必要な場合は、サポート担当員に連絡して援助を要求してください。

IKJ55130E THE LIST REQUEST FAILED ON SYSTEM name RETURN CODE return_code REASON CODEreason_code

説明: PARMLIB LIST コマンドを使用して TSO/E 設定値を取得しようと試みられましたが、その要求は名前付きシステムで失敗しました。

システムの処置: PARMLIB コマンドは終了しました。

ユーザーの応答: 考えられる戻りコードおよび理由コード (両方とも 10 進数) を以下から調べます。

RC RSN 原因

8 6 障害が発生したシステムの TSO/E は、PARMLIB 設定値を元に戻すための出力バッファーを取得することができませんでした。

12 nn z/OS サービスは呼び出しは、失敗しました。nn は、失敗したサービスが出す戻りコードです。

16 nn 異常終了が発生しました。 nn は、異常終了コードです。

PARMLIB コマンドを再度出してください。問題が再発する場合は、お近くのサポート要員に相談され、問題分析を行ってください。

IKJ55131E SEVERE ERROR OCCURRED ON SYSTEM name.service FAILED WITH RETURN CODEreturn_code

説明: シスプレックスで別のシステム用に、またはそのシステムから、TSO/E 設定値を更新あるいは照会する試みがなされましたが、リモート・システムに障害が起こりました。システム・サービスの呼び出し中に、リモート・システムの TSO/E に障害が発生しました。

システムの処置: 処理は続行します。

ユーザーの応答: 障害が起こったサービスの戻りコードを調べて、エラーの原因を探してください。障害が起こったサービスが IKJBCMSG の場合、それぞれの戻りコードは以下を意味します。

04= TIME_OUT

08= SVC99_FAILED

12= ENQ_FAILED

16= NO_EESCB_PTR

1080= DDNAME_NOT_FOUND

IKJ55127E

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 357

Page 370: TSO/E メッセージ - TOK2

サポート担当員に連絡して、援助を要求してください。サポート担当員は、問題を解決するために、IBM サポート担当員に連絡をとる場合があります。

IKJ55132E ERROR OCCURRED DURING CLEANUP PROCESSING OF PARMLIB COMMAND.

説明: PARMLIB コマンド処理の全般クリーンアップが失敗しました。

システムの処置: PARMLIB コマンドの処理が終了します。 共通ストレージ内には、PARMLIB ルーチンからの残余ストレージが残っていることがあります。

ユーザーの応答: サポート担当員に連絡して、援助を要求してください。

IKJ55133E ERROR OCCURRED DURING PARMLIB LIST PROCESSING

説明: PARMLIB LIST コマンドが失敗しました。

システムの処置: PARMLIB コマンドの処理が終了します。

ユーザーの応答: 詳細については、画面の次のメッセージを参照してください。

IKJ55134E ERROR OCCURRED DURING PARMLIB CHECK PROCESSING

説明: PARMLIB CHECK コマンドが失敗しました。

システムの処置: PARMLIB コマンドの処理が終了します。

ユーザーの応答: 詳細については、画面の次のメッセージを参照してください。

IKJ55135I REQUEST TO SWITCH BROADCAST DATA SET DETECTED WHILE PROCESSING PARMLIBMEMBER IKJTSOxx. CONFIRM THE SWITCH FROM current-data-set-name ON VOLUMEcurrent-volser TO new-data-set-name ON VOLUME new-volser. +REPLY YES TO SWITCH, NO TO CANCEL PROCESSING OF THIS PARMLIB MEMBER.

説明: コマンド PARMLIB UPDATE(xx) が発行され、parmlib の IKJTSOxx メンバーは現行のものと異なるブロードキャスト・データ・セットを指定しています。このメッセージは、現行のブロードキャスト・データ・セットと新規のブロードキャスト・データ・セット、両方の名前およびボリューム通し番号を含みます。

システムの処置: 「YES」の応答が受信されると、現行のブロードキャスト・データ・セットの割り振りが解除され、新規のものが割り振られます。

ユーザーの応答: ブロードキャスト・データ・セットの切り替えを行うには「YES」と応答します。「YES」以外の応答で、IKJTSOxx parmlib メンバーの処理は取り消されます。

検出モジュール: IKJPRMLB

IKJ55136E LOCATE FAILED FOR BROADCAST DATA SET dsname. LOCATE RETURN CODE retcode.

説明: このメッセージは、PARMLIB UPDATE(xx) または SET IKJTSO=xx コマンドの処理中に発行されます。IKJTSOxx parmlib メンバーで、BROADCAST キーワードの DATASET サブフィールドに指定されたブロードキャスト・データ・セット名が LOCATE マクロで見つかりませんでした。 LOCATE マクロの戻りコードがこのメッセージに表示されます。

LOCATE 戻りコードの意味について、詳しくは z/OS DFSMSdfp Advanced Services を参照してください。

システムの処置: PARMLIB UPDATE(xx) または SET IKJTSO=xx コマンドは失敗します。

ユーザーの応答: データ・セット名が正しく指定されていることを確認してください。さらに、データ・セットがカタログされていることを確認してください。指定されているデータ・セットがカタログ式データ・セットでない場合は、BROADCAST キーワードの VOLUME サブフィールドを使用して、このデータ・セットが常駐するボリュームを指定する必要があります。データ・セットの常駐するボリュームが DASD ボリュームであること、また、このボリュームが取り付けられ、使用可能であることを確認してください。

IKJ55132E • IKJ55136E

358 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 371: TSO/E メッセージ - TOK2

検出モジュール: IKJEESPR

IKJ55137E LOCATE ERROR FOR BROADCAST DATA SET dsname. +

説明: このメッセージは、PARMLIB UPDATE(xx) または SET IKJTSO=xx コマンドの処理中に発行されます。IKJTSOxx parmlib メンバーで、BROADCAST キーワードの DATASET サブフィールドに指定されたブロードキャスト・データ・セットのカタログ情報を取り出そうとして、LOCATE マクロ・エラーが発生しました。

このメッセージに加えて、エラーを説明するために次のメッセージも発行されます。IKJ55138E、IKJ55139E、IKJ55140E、または IKJ55141E

システムの処置: PARMLIB UPDATE(xx) または SET IKJTSO=xx コマンドは失敗します。

ユーザーの応答: 追加情報については、第 2 レベル・メッセージを参照してください。

また、BROADCAST キーワードの VOLUME サブフィールドを使用して、ブロードキャスト・データ・セットが常駐するボリュームを明示的に指定することにより、このエラーを回避することができる場合があります。

検出モジュール: IKJEESPR

IKJ55138E DATA SET IS MIGRATED.

説明: これは、メッセージ IKJ55137E の 第 2 レベル・メッセージです。 IKJ55137E で名前指定されているブロードキャスト・データ・セットは移行されています。移行されたブロードキャスト・データ・セットを指定することはできません。

システムの処置: PARMLIB UPDATE(xx) または SET IKJTSO=xx コマンドは失敗します。

ユーザーの応答: 移行されたデータ・セットをブロードキャスト・データ・セットとして指定することはできません。

検出モジュール: IKJEESPR

IKJ55139E DATA SET RESIDES ON MULTIPLE VOLUMES.IT MUST RESIDE ON A SINGLE VOLUME.

説明: これは、メッセージ IKJ55137E または IKJ55143E の 第 2 レベル・メッセージです。 IKJ55137E またはIKJ55143E で名前指定されているブロードキャスト・データ・セットは、マルチボリューム・データ・セットです。このデータ・セットは、ブロードキャスト・データ・セットとしては使用できません。

システムの処置: PARMLIB UPDATE(xx) または SET IKJTSO=xx コマンドは失敗します。

ユーザーの応答: シングル・ボリュームに常駐するブロードキャスト・データ・セットを指定してください。

検出モジュール: IKJEESPR

IKJ55140E LOCATE DID NOT RETURN A VOLUME NAME.

説明: これは、メッセージ IKJ55137E の 第 2 レベル・メッセージです。 LOCATE マクロは、カタログ式データ・セットのボリューム名を戻すのに失敗しました。 (これは、LOCATE 内部エラーです。)

システムの処置: PARMLIB UPDATE(xx) または SET IKJTSO=xx コマンドは失敗します。

ユーザーの応答: 別のブロードキャスト・データ・セットの指定を試行できます。また、BROADCAST キーワードのVOLUME サブフィールドを指定することによる、ブロードキャスト・データ・セットが常駐するボリューム名の明示的な指定、あるいはブロードキャスト・データ・セットの再割り振りおよび再カタログを試行することもできます。

検出モジュール: IKJEESPR

IKJ55141E LOCATE INDICATED DATA SET NAME IS AN ALIAS, BUT NO PRIMARY NAME WASRETURNED.

説明: これは、メッセージ IKJ55137E の 第 2 レベル・メッセージです。 LOCATE マクロは、指定されたブロード

IKJ55137E

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 359

Page 372: TSO/E メッセージ - TOK2

キャスト・データ・セット名が別名であることを検出しましたが、その基本名を戻すのに失敗しました。 (これは、LOCATE 内部エラーです。)

システムの処置: PARMLIB UPDATE(xx) または SET IKJTSO=xx コマンドは失敗します。

ユーザーの応答: 別名ではなく、ブロードキャスト・データ・セットの基本名の使用を試行してください。別名を指定した場合、BROADCAST キーワードの VOLUME サブフィールドを指定することはできません。基本名を指定した場合は、BROADCAST キーワードの VOLUME サブフィールドを使用して、希望するボリュームを指定することができます。

検出モジュール: IKJEESPR

IKJ55142E BROADCAST DATA SET dsname NOT FOUND ON VOLUME volname.

説明: このメッセージは、PARMLIB UPDATE(xx) または SET IKJTSO=xx コマンドの処理中に発行されます。OBTAIN マクロは、IKJTSOxx parmlib メンバーで BROADCAST キーワードの DATASET サブフィールドに指定されたブロードキャスト・データ・セットが、VOLUME サブフィールドで指定されたボリュームにないことを判別しました。

システムの処置: PARMLIB UPDATE(xx) または SET IKJTSO=xx コマンドは失敗します。

ユーザーの応答: BROADCAST キーワードの DATASET サブフィールドにブロードキャスト・データ・セット名が正しく指定されていることを確認してください。さらに、BROADCAST キーワードの VOLUME サブフィールドにも正しいボリュームが指定されていることを確認してください。

検出モジュール: IKJEESPR

IKJ55143E OBTAIN FAILED FOR BROADCAST DATA SET dsname USING VOLUME volname. +

説明: このメッセージは、PARMLIB UPDATE(xx) または SET IKJTSO=xx コマンドの処理中に発行されます。ブロードキャスト・データ・セットが指定されたボリュームにあることを確認しようとして、 OBTAIN マクロ・エラーが発生しました。

このメッセージに加えて、エラーを説明するためにメッセージ IKJ55139E または IKJ55144E も発行されます。

システムの処置: PARMLIB UPDATE(xx) または SET IKJTSO=xx コマンドは失敗します。

ユーザーの応答: 追加情報については、メッセージ IKJ55139E または IKJ55144E を参照してください。

検出モジュール: IKJEESPR

IKJ55144E OBTAIN MACRO RETURN CODE retcode.

説明: これは、メッセージ IKJ55143E の 第 2 レベル・メッセージです。 PARMLIB UPDATE(xx) または SET

IKJTSO=xx コマンドで、IKJTSOxx parmlib メンバーの BROADCAST キーワードにブロードキャスト・データ・セット名とボリュームを指定しました。しかし、このデータ・セットが指定されたボリュームにあることを確認しようとした際に、 OBTAIN マクロはゼロ以外の戻りコード (メッセージに表示) を戻しました。

OBTAIN 戻りコードについて、詳しくは、z/OS DFSMSdfp Advanced Services を参照してください。

システムの処置: PARMLIB UPDATE(xx) または SET IKJTSO=xx コマンドは失敗します。

ユーザーの応答: OBTAIN 戻りコードの意味を検索する以外に、以下のことも確認してください。

v IKJTSOxx で、BROADCAST キーワードの DATASET サブフィールドに、ブロードキャスト・データ・セット名が正しく指定されていること。

v IKJTSOxx で、BROADCAST キーワードの VOLUME サブフィールドに、ボリューム名が正しく指定されていること。

v 指定されたボリュームは、ブロードキャスト・データ・セットが実際に常駐するボリュームであること。

v 指定されたボリュームが取り付けられ、使用可能であること。指定されたボリュームは、DASD ボリュームを参照している必要があります。

IKJ55142E

360 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 373: TSO/E メッセージ - TOK2

v ブロードキャスト・データ・セットが、マルチボリューム・データ・セットでないこと。

検出モジュール: IKJEESPR

IKJ55301I THE CONSOLE COMMAND HAS TERMINATED. + THE RECOVERY ENVIRONMENT COULDNOT BE ESTABLISHED.

説明: CONSOLE コマンドは、タスク・レベルをリカバリーさせようと試みましたが、内部エラーのために、リカバリーさせることができませんでした。

システムの処置: CONSOLE コマンドが終了して、戻りコードの 16 が出されます。

ユーザーの応答: このエラーについて IBM サポート担当員に連絡するように、お近くのサポート担当員に依頼してください。

対象者: CONSOLE ユーザー

検出モジュール: IKJCNSOL

IKJ55302I THE CONSOLE SESSION IS ALREADY ACTIVE.

説明: CONSOLE コマンドに ACTIVATE キーワードを指定しましたが、コンソール・セッションはすでにアクティブになっています。 これは通知メッセージです。

システムの処置: CONSOLE コマンドが終了して、戻りコード 4 が出されます。

対象者: CONSOLE ユーザー

検出モジュール: IKJCNSOL、IKJCNASR

IKJ55303I THE CONSOLE COMMAND HAS TERMINATED. + AN ERROR OCCURRED DURING CONSOLEINITIALIZATION. THE MCSOPER RETURN CODE WAS return_code AND THE REASON CODEWAS reason_code.

説明: CONSOLE コマンドは、MVS コンソール・サービスを使用してコンソール・セッションを設定しようと試みましたが、その試みは失敗しました。MVS コンソール・サービスを呼び出すときに使用される MCSOPER マクロは、示された戻りコードおよび理由コードを戻しました。

システムの処置: CONSOLE コマンドが終了して、戻りコード 40 が出されます。

ユーザーの応答: MCSOPER 戻りコードおよび理由コードの説明については、 z/OS MVS Programming: Authorized

Assembler Services Reference LLA-SDU を参照してください。該当する戻りコードについての説明に示された処置を行ってください。

CONSOLE ACTIVATE の後で、MCSOPER からの return_code が 4 である場合、そのコンソール名はすでに使用中です。 異なるコンソール名を使用してください。

対象者: CONSOLE ユーザー

検出モジュール: IKJCNASR

IKJ55304I THE SYSCMD KEYWORD REQUIRES A SUBFIELD (value).

説明: サブフィールド (value) を使用せずに、CONSOLE コマンドで SYSCMD キーワードを指定しました。SYSCMD キーワードは、括弧で囲まれたシステム・コマンドの前になければなりません。この例は、CONSOLE

SYSCMD(D T) です。

システムの処置: CONSOLE コマンドが終了して、戻りコード 60 が出されます。

ユーザーの応答: コマンドの構文を訂正してから、再度コマンドを出してください。

対象者: CONSOLE ユーザー

IKJ55301I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 361

Page 374: TSO/E メッセージ - TOK2

検出モジュール: IKJCNSOL、IKJCNASR

IKJ55305I THE CONSOLE COMMAND HAS TERMINATED. + USER user_id DOES NOT HAVE CONSOLECOMMAND AUTHORITY.

説明: CONSOLE コマンドを出す権限がありません。このコマンドの使用にはインストール・システムによる許可が必要です。

システムの処置: CONSOLE コマンドが終了して、戻りコード 36 が出されます。

ユーザーの応答: セキュリティー管理者に連絡して、援助を要求してください。

対象者: CONSOLE ユーザー

検出モジュール: IKJCNSOL、IKJCNASR

IKJ55306A PRESS THE ATTENTION KEY AGAIN TO EXIT THE CONSOLE COMMAND. ANY OTHERRESPONSE WILL RETURN TO SUBCOMMAND PROMPT.

説明: コンソール・コマンドは情報に関するプロンプトを出しましたが、オペレーターはアテンション・キーを押しました。 このメッセージが出されることにより、再度アテンション・キーを押してコンソール会話モードを終了させるか、または ENTER キーを押してコンソール・プロンプトに戻るかのいずれかのオプションを選択することができます。 このメッセージに対する応答時に入力されるデータは、コンソール・コマンドによって無視されます。

システムの処置: CONSOLE コマンドは、ユーザーが応答するのを待ちます。

ユーザーの応答: アテンション・キーを押してコンソール会話モードを終了するか、または ENTER キーを押して、コンソール (CONSOLE) プロンプトに戻ってください。

対象者: CONSOLE ユーザー

検出モジュール: IKJCNSOL、IKJCNCAT

IKJ55307I THE CONSOLE COMMAND HAS TERMINATED. + A CONSOLE SESSION IS NOT ACTIVE.

説明: CONSOLE コマンドに DEACTIVATE キーワードを指定しましたが、CONSOLE コマンドは、現在アクティブなセッションがないことを検出しました。

システムの処置: CONSOLE コマンドが終了して、戻りコード 20 が出されます。

ユーザーの応答: コンソール・セッションを終了する場合は、処置は必要ありません。 新しいコンソール・セッションをアクティブにする場合は、DEACTIVATE キーワードを指定せずに、CONSOLE コマンドを出してください。

対象者: CONSOLE ユーザー

検出モジュール: IKJCNSOL、IKJCNASR

IKJ55308I THE CONSOLE COMMAND HAS TERMINATED. + THE CONSOLE COMMAND DETECTED ANINTERNAL ERROR xxx DURING PROCESSING.

説明: CONSOLE コマンドの処理中またはメッセージの処理中に、内部エラーが発生しました。 CONSOLE コマンドは、エラー・コード xxx を受け取りました。

システムの処置: CONSOLE コマンドが終了して、戻りコード 28 が出されます。

ユーザーの応答: このメッセージおよび表示されたエラー・コードを記録して、その問題を IBM サポート担当員に報告するように、システム・プログラマーに依頼してください。

対象者: CONSOLE ユーザー

検出モジュール: IKJCNASR

IKJ55305I

362 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 375: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ55309I THE CONSOLE COMMAND HAS TERMINATED. + CONSOLE COMMAND INITIALIZATIONFAILED.

説明: CONSOLE コマンドの初期設定中に、エラーが検出されました。

システムの処置: CONSOLE コマンドが終了して、戻りコード 52 が出されます。

ユーザーの応答: このエラーに関して IBM サポート担当員に連絡するように、システム・プログラマーに依頼してください。

対象者: CONSOLE ユーザー

検出モジュール: IKJCNSOL

IKJ55310I THE CONSOLE REQUEST COULD NOT BE PROCESSED. + CONSOLE DEACTIVATION IS INPROGRESS.

説明: CONSOLE コマンドは、現在、コンソールの非アクティブ化が進行していることを検出したために、要求を処理することができませんでした。

システムの処置: CONSOLE コマンドが終了して、戻りコード 24 が出されます。

ユーザーの応答: CONSOLE コマンドを出して、コンソール・セッションをアクティブにしてください。 コンソール・セッションがアクティブになってから、再度この要求を入力してください。

対象者: CONSOLE ユーザー

検出モジュール: IKJCNSOL

IKJ55311I THE CONSOLE COMMAND HAS TERMINATED. + keyword AND keyword ARE MUTUALLYEXCLUSIVE KEYWORDS.

説明: 相互に排他的な 2 つのキーワードを CONSOLE コマンドに指定しました。このメッセージでは、エラーになった 2 つのキーワードを表示しています。

システムの処置: CONSOLE コマンドが終了して、戻りコード 60 が出されます。

ユーザーの応答: コマンドに指定されたキーワードを検査して、どちらのキーワードが必要であるかを判断してください。正しいキーワードを使用して、再度 CONSOLE コマンドを出してください。

対象者: CONSOLE ユーザー

検出モジュール: IKJCNSOL

IKJ55312I THE CONSOLE COMMAND HAS TERMINATED. + THE COMMAND BUFFER COULD NOT BEPARSED.

説明: CONSOLE コマンド・バッファーの解析中に、解析ルーチンがエラーを検出しました。

システムの処置: CONSOLE コマンドが終了して、戻りコード 60 が出されます。

ユーザーの応答: コマンドに指定したキーワードを検査して、再度コマンドを出してください。

対象者: CONSOLE ユーザー

検出モジュール: IKJCNSOL

IKJ55313I THE CONSOLE COMMAND HAS TERMINATED. + AN ERROR OCCURRED DURING CONSOLETERMINATION. THE MCSOPER RETURN CODE WAS return_code AND THE REASON CODEWAS reason_code.

説明: CONSOLE は、MVS コンソール・サービスを使用してコンソール・セッションを終了しようと試みましたが、

IKJ55309I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 363

Page 376: TSO/E メッセージ - TOK2

その試みは失敗しました。MVS コンソール・サービスを呼び出すときに使用される MCSOPER マクロは、示された戻りコードおよび理由コードを戻しました。

システムの処置: CONSOLE コマンドが終了して、戻りコード 48 が出されます。

ユーザーの応答: MCSOPER 戻りコードおよび理由コードの説明については、 z/OS MVS Programming: Authorized

Assembler Services Reference LLA-SDU を参照してください。該当する戻りコードについての説明に示された処置を行ってください。

対象者: CONSOLE ユーザー

検出モジュール: IKJCNASR

IKJ55314I A SEVERE ERROR OCCURRED DURING CONSOLE PROCESSING. + SYSTEM ABENDabend_code, REASON CODE reason_code.

説明: CONSOLE コマンドまたは関連するコンソール・サービスが、処理中に異常終了を検出しました。 表示されたシステム異常終了コードおよび理由コードが、そのエラーを示しています。

システムの処置: CONSOLE コマンドが終了して、戻りコード 28 が出されます。

ユーザーの応答: メッセージ ID ならびにシステム異常終了および理由コードを記録してください。 この情報をシステム・プログラマーに連絡してください。

システム・プログラマーの応答: 異常終了の原因を判別するために取られたシステム・ダンプを検査してください。システム異常終了および理由コードについての説明は、 z/OS MVS システム・コード を参照してください。

対象者: CONSOLE ユーザー

検出モジュール: IKJCNSOL、IKJCNASR

IKJ55315I THE SUBFIELD OF THE SYSCMD KEYWORD MUST HAVE A TERMINATING PARENTHESIS.

説明: CONSOLE コマンドに SYSCMD キーワードを指定しましたが、サブフィールド (値) の後の右括弧を省略しました。 サブフィールドは、括弧で囲まれていなければなりません。 例は、CONSOLE SYSCMD (D T) です。

システムの処置: CONSOLE コマンドが終了して、戻りコード 60 が出されます。

ユーザーの応答: コマンドの構文を検査して、SYSCMD キーワード・サブフィールドの後に右括弧を付けて、再びこのコマンドを出してください。

対象者: CONSOLE ユーザー

検出モジュール: IKJCNSOL、IKJCNASR

IKJ55316I THE NAME KEYWORD IS NOT VALID WHEN A CONSOLE SESSION IS ACTIVE. + THECURRENT CONSOLE NAME IS consname.

説明: CONSOLE コマンドに NAME キーワードを指定しましたが、コンソール・セッションがすでにアクティブです。 現在のコンソール・セッションの名前は、consname です。 NAME キーワードは、コンソール・セッションをアクティブにするときだけ有効です。

システムの処置: CONSOLE コマンドが終了して、戻りコード 56 が出されます。

ユーザーの応答: 指定したコンソールの名前を使用するには、CONSOLE DEACTIVATE コマンドを出して、現在のコンソール・セッションを終了してください。 その後、新しいコンソールの名前を指定した CONSOLE コマンドを出してください。

対象者: CONSOLE ユーザー

検出モジュール: IKJCNSOL

IKJ55314I

364 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 377: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ55317I THE CONSOLE COMMAND HAS TERMINATED. + THE PUTGET SERVICE ROUTINE RETURNCODE WAS xx.

説明: CONSOLE コマンドがユーザーの入力データを入手しようと試みましたが、その試みは失敗しました。 端末入力を処理するために使用された PUTGET サービス・ルーチンは、示されたエラーの戻りコードを戻しました。

システムの処置: CONSOLE コマンドが終了して、戻りコード 32 が出されます。

ユーザーの応答: PUTGET 戻りコードを使用して、失敗の原因を判別し、エラーを訂正してください。戻りコードの説明については、「z/OS TSO/E Programming Services」を参照してください。

対象者: CONSOLE ユーザー

検出モジュール: IKJCNSOL

IKJ55318I THE command COMMAND COULD NOT BE ATTACHED. THE ATTACH RETURN CODE WAS xx.

説明: CONSOLE コマンドは、TSOEXEC または HELP コマンド・プロセッサーをタスク生成しようと試みましたが、その試みは失敗しました。

システムの処置: CONSOLE プロンプトが表示されます。

ユーザーの応答: ATTACH マクロの戻りコードの説明については、 z/OS MVS Programming: Authorized Assembler

Services Reference ALE-DYN を参照してください。該当する戻りコードについての説明に示された処置を行ってください。

対象者: CONSOLE ユーザー

検出モジュール: IKJCNSOL

IKJ55319I THE SYSTEM COMMAND WAS NOT PROCESSED. + THE COMMAND IS TOO LONG.

説明: CONSOLE コマンドに入力した MVS システムまたはサブシステムのコマンドは、許容される最大の長さを超えています。MVS コンソール・サービス (MCS) の最大許容長は、126 文字です。

システムの処置: このシステム・コマンドまたはサブシステム・コマンドは、処理を行うために MVS コンソール・サービス (MCS) に渡されません。 コマンド・モードが使用されている場合は、CONSOLE コマンドが終了して、戻りコード 64 が出されます。 会話モードが使用されている場合は、CONSOLE プロンプトが出されます。

ユーザーの応答: コマンドの長さを 126 文字以下にして、このコマンドを出し直してください。

対象者: CONSOLE ユーザー

検出モジュール: IKJCNASR

IKJ55321I GETMSG PROCESSING HAS TERMINATED. THE PARAMETER LIST IS NOT VALID.

説明: 無効なパラメーター・リストを用いて、GETMSG サービスを呼び出しました。

システムの処置: サービスが終了して、戻りコード 32 が出されます。

ユーザーの応答: サービスに渡したパラメーター・リストを検査してください。

対象者: GETMSG ユーザー

検出モジュール: IKJCNUGW

IKJ55322I GETMSG PROCESSING HAS TERMINATED. THE MCSOPMSG RETURN CODE WAS return_code

AND THE REASON CODE WAS reason_code.

説明: GETMSG サービスは、MVS コンソール・サービスからメッセージを入手しようと試みましたが、その試みは失敗しました。 MCSOPMSG マクロは、予期しない戻りコードおよび理由コードを戻しました。

システムの処置: サービスが終了して、戻りコード 36 が出されます。

IKJ55317I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 365

Page 378: TSO/E メッセージ - TOK2

ユーザーの応答: MCSOPMSG マクロの戻りコードおよび理由コードについての説明は、z/OS MVS Programming:

Authorized Assembler Services Reference LLA-SDU を参照してください。該当する戻りコードについて示された処置を取ってください。

対象者: GETMSG ユーザー

検出モジュール: IKJCNAGW

IKJ55323I GETMSG PROCESSING HAS TERMINATED. A CONSOLE SESSION IS NOT ACTIVE.

説明: GETMSG サービスを呼び出しましたが、コンソール・セッションは CONSOLE コマンドによって確立されていません。

システムの処置: サービスが終了して、戻りコード 20 が出されます。

ユーザーの応答: CONSOLE コマンドを入力して、コンソール・セッションを設定します。

対象者: GETMSG ユーザー

検出モジュール: IKJCNUGW

IKJ55324I GETMSG PROCESSING HAS TERMINATED. RECOVERY COULD NOT BE ESTABLISHED.

説明: GETMSG サービスは、タスク・レベル・リカバリーを確立しようと試みましたが、内部エラーのために、リカバリーは確立されませんでした。

システムの処置: サービスが終了して、戻りコード 16 が出されます。

ユーザーの応答: この問題を IBM サポート担当員に報告するように、システム・プログラマーに依頼してください。

対象者: GETMSG ユーザー

検出モジュール: IKJCNUGW

IKJ55325I THE GETMSG REQUEST COULD NOT BE PROCESSED. CONSOLE DEACTIVATION IS INPROGRESS.

説明: コンソールの非アクティブ化が進行中に、GETMSG サービスを呼び出しました。

システムの処置: サービスが終了して、戻りコード 24 が出されます。

ユーザーの応答: 非アクティブ化が完了した後で、CONSOLE コマンドを出して、別のコンソール・セッションを確立してください。

対象者: GETMSG ユーザー

検出モジュール: IKJCNAGW

IKJ55327I GETMSG PROCESSING HAS TERMINATED. + SYSTEM ABEND abend_code, REASON CODEreason_code.

説明: GETMSG サービスは、処理中に異常終了を検出しました。表示されたシステム異常終了コードおよび理由コードが、そのエラーを示しています。

システムの処置: サービスが終了して、戻りコード 28 が出されます。

ユーザーの応答: メッセージ ID ならびにシステム異常終了および理由コードを記録してください。 この情報をシステム・プログラマーに連絡してください。

システム・プログラマーの応答: 異常終了の原因を判別するために取られたシステム・ダンプを検査してください。システム異常終了および理由コードについての説明は、 z/OS MVS システム・コード を参照してください。

対象者: GETMSG ユーザー

検出モジュール: IKJCNUGW

IKJ55323I

366 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 379: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ55351I SOLDISPLAY(YES/NO) SOLNUM(size) UNSOLDISPLAY(YES/NO) UNSOLNUM(size)

説明: オペランドを用いずに、CONSPROF コマンドを出しました。 これは、CONSOLE プロファイルの現行設定値を示す通知メッセージです。

システムの処置: CONSPROF コマンドが終了して、戻りコード 0 が出されます。

対象者: CONSPROF ユーザー

検出モジュール: IKJCNPRF

IKJ55352I THE CONSPROF COMMAND HAS TERMINATED. + RECOVERY COULD NOT BEESTABLISHED.

説明: CONSPROF コマンドは、タスク・レベル・リカバリーを確立しようと試みましたが、内部エラーのために、リカバリーは確立されませんでした。

システムの処置: CONSPROF コマンドが終了して、戻りコード 16 が出されます。

ユーザーの応答: この問題について IBM サポート担当員に連絡するように、システム・プログラマーに依頼してください。

対象者: CONSPROF ユーザー

検出モジュール: IKJCNPRF

IKJ55353I THE CONSPROF COMMAND HAS TERMINATED. + USER user_id DOES NOT HAVE CONSOLECOMMAND AUTHORITY.

説明: CONSPROF コマンドを出す権限がありません。 CONSPROF コマンドには、CONSOLE コマンド権限が必要です。

システムの処置: CONSPROF コマンドが終了して、戻りコード 8 が出されます。

ユーザーの応答: セキュリティー管理者に連絡して、援助を要求してください。

対象者: CONSPROF ユーザー

検出モジュール: IKJCNPRF

IKJ55354I THE CONSPROF COMMAND HAS TERMINATED. + THIS COMMAND MUST BE INVOKEDWITH APF AUTHORIZATION.

説明: CONSPROF コマンドは、APF 許可環境の中でのみ実行可能です。

システムの処置: CONSPROF コマンドが終了して、戻りコード 4 が出されます。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに、このメッセージを受け取ったことを報告してください。

システム・プログラマーの応答: CONSPROF コマンドは許可ライブラリーにあり、CONSPROF コマンド名は許可されたコマンド名テーブルに入っていることを確認してください。詳しくは、z/OS TSO/E カスタマイズを参照してください。

対象者: CONSPROF ユーザー

検出モジュール: IKJCNPRF

IKJ55355I THE CONSPROF COMMAND HAS TERMINATED. + SYSTEM ABEND abend_code, REASONCODE reason_code.

説明: CONSPROF コマンドは、処理中に異常終了を検出しました。

システムの処置: CONSPROF コマンドが終了して、戻りコード 20 が出されます。

IKJ55351I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 367

Page 380: TSO/E メッセージ - TOK2

ユーザーの応答: メッセージ ID ならびにシステム異常終了および理由コードを記録してください。 この情報をシステム・プログラマーに連絡してください。

システム・プログラマーの応答: この異常終了の原因を判別するために取られたシステム・ダンプを検査してください。システム異常終了および理由コードについての説明は、 z/OS MVS システム・コード を参照してください。

対象者: CONSPROF ユーザー

検出モジュール: IKJCNPRF

IKJ55356I THE CONSPROF COMMAND HAS TERMINATED. + THE COMMAND BUFFER COULD NOT BEPARSED.

説明: コマンド解析ルーチンは、CONSPROF コマンド・バッファーの解析中に、エラーを検出しました。

システムの処置: CONSPROF コマンドが終了して、戻りコード 12 が出されます。

ユーザーの応答: コマンドの構文を検査して、再度このコマンドを出してください。

対象者: CONSPROF ユーザー

検出モジュール: IKJCNPRF

IKJ55357I THE VALUE SPECIFIED ON THE keyword KEYWORD IS GREATER THAN THE MAXIMUMVALUE. + THE MAXIMUM VALUE OF nnnnn WAS USED INSTEAD OF THE VALUE SPECIFIED.

説明: 送信請求または非送信請求メッセージ・テーブルのどちらかに、インストール・システムの最大許容サイズよりも大きなサイズを指定しました。 示されたメッセージ・テーブルの場合に、インストール・システムで使用できる最大のサイズは、nnnnn です。 これが、使用されるサイズです。

メッセージ中の keyword は、SOLNUM (送信請求メッセージ・テーブル) または UNSOLNUM (非送信請求メッセージ・テーブル) です。

システムの処置: CONSPROF コマンドは、正常に終了します。

ユーザーの応答: コンソール・セッションで使用されるメッセージ・テーブルのサイズを記録してください。

対象者: CONSPROF ユーザー

検出モジュール: IKJCNPRF

IKJ55361I THE UNSOLICITED MESSAGE TABLE HAS REACHED nnn% CAPACITY.

説明: ユーザーのコンソールに経路指定されている非送信請求メッセージの割合は、処理中の非送信請求メッセージよりも高いです。 非送信請求メッセージ・テーブルは、nnn% の割合で満たされています。 この状態は、通常は非送信請求メッセージが端末装置に表示されないように指定され、かつ以下のいずれかの場合に発生します。

v (GETMSG サービスを使用して) メッセージを取り出す責任のあるアプリケーションの処理速度が、そのメッセージの送信速度よりも遅い。

v メッセージを検索するアプリケーション・プログラムがない。

この状態は、非送信請求メッセージが端末装置に表示されており、かつ非送信請求メッセージの通信量が、CONSOLE

コマンドで処理可能な量よりも多い場合に発生します。

システムの処置: 処理は続行します。

ユーザーの応答: この状態の訂正処置を行い、メッセージが消失しないようにする必要があります。 その方法は、インストール・システムで状態を直すための出口ルーチンが作成されているかどうかにより異なります。

v 非送信請求メッセージが端末装置に現在表示されていない場合は、テーブル内のメッセージ数が減少するまで、これらのメッセージを表示することから始めなければなりません。 CONSPROF UNSOLDISPLAY(YES) コマンドを出して、非送信請求メッセージの表示を開始してください。 非送信請求メッセージ・テーブルの現在のサイズがインストール・システムの最大許容サイズよりも小さい場合、UNSOLNUM キーワードを指定した CONSPROF コマンド

IKJ55356I

368 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 381: TSO/E メッセージ - TOK2

を使用して、テーブルのサイズを任意で大きくすることができます。 非送信請求メッセージ・テーブルの現在のサイズを表示するには、オペランドを用いずに CONSPROF コマンドを出してください。

v 非送信請求メッセージが端末装置に現在表示されている場合は、この問題解決の援助を得るためシステム・プログラマーに問い合わせてください。

対象者: CONSOLE ユーザー

検出モジュール: CONSOLE

IKJ55362I THE SOLICITED MESSAGE TABLE HAS REACHED nnn% CAPACITY.

説明: ユーザーのコンソールに経路指定されている送信請求メッセージの割合は、処理中の送信請求メッセージよりも高いです。 送信請求メッセージ・テーブルは、nnn% の割合で満たされています。 この状態は、通常は送信請求メッセージが端末装置に表示されないように指定され、かつ以下のいずれかの場合に発生します。

v (GETMSG サービスを使用して) メッセージを取り出す責任のあるアプリケーションの処理速度が、そのメッセージの送信速度よりも遅い。

v メッセージを検索するアプリケーション・プログラムがない。

この状態は、送信請求メッセージが端末装置に表示されている場合に、送信請求メッセージの通信量が、CONSOLE コマンドが処理できる量よりも多い場合にも発生します。

システムの処置: 処理は続行します。

ユーザーの応答: この状態の訂正処置を行い、メッセージが消失しないようにする必要があります。 その方法は、インストール・システムで状態を直すための出口ルーチンが作成されているかどうかにより異なります。

v 送信請求メッセージが端末装置に現在表示されていない場合は、テーブル内のメッセージ数が減少するまで、これらのメッセージを表示することから始めなければなりません。 CONSPROF SOLDISPLAY(YES) コマンドを出して、送信請求メッセージの表示を開始してください。 送信請求メッセージ・テーブルの現在のサイズがインストール・システムの最大許容サイズよりも小さい場合、SOLNUM キーワードを指定し CONSPROF コマンドを使用して、テーブルのサイズを任意で大きくすることができます。送信請求メッセージ・テーブルの現在のサイズを表示するには、オペランドを用いずに CONSPROF コマンドを出してください。

v 送信請求メッセージが端末装置に現在表示されている場合は、この問題解決の援助を得るためシステム・プログラマーに問い合わせてください。

対象者: CONSOLE ユーザー

検出モジュール: IKJCNANT

IKJ55363I A MESSAGE COULD NOT BE TRANSLATED TO language. + language IS NOT AN ACTIVELANGUAGE FOR TRANSLATION.

説明: 示された言語でメッセージを表示する試みが行われましたが、その言語は MVS メッセージ・サービスで使用されていません。

システムの処置: 処理を続行します。2 次言語が (インストール・システムによって、または PROFILE コマンドを使用して) 指定されていて、その言語もアクティブでない場合、または 2 次言語が指定されていない場合は、メッセージは米国英語で出されます。

ユーザーの応答: システム管理責任者に、希望する言語をアクティブにするように依頼してください。その言語がアクティブなとき、メッセージの翻訳バージョンが使用可能であれば、メッセージは指定した言語で表示されます。

対象者: すべての TSO/E ユーザー

検出モジュール: IKJTRANS

IKJ55362I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 369

Page 382: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ55364I MESSAGES WILL NOT BE TRANSLATED TO language. + language IS NOT SUPPORTED BYTHE DEVICE THAT THE USER IS CURRENTLY USING.

説明: 指定された言語でメッセージを表示する試みが行われましたが、その言語は端末装置によってサポートされません。 指定された言語は、2 バイト文字セット (DBCS) データを要求しますが、端末装置は DBCS データをサポートしません。

システムの処置: 処理を続行します。2 次言語が (インストール・システムによって、または PROFILE コマンドを使用して) 指定されていて、さらにその言語も DBCS を要求する場合、または 2 次言語が指定されていない場合は、すべての後続のメッセージは、TSO/E セッションの期間中、米国英語で出されます。

ユーザーの応答: この言語を要求する場合は、装置をログオフしてから、2 バイト文字セット (DBCS) データをサポートする装置へログオンしてください。

対象者: すべての TSO/E ユーザー

検出モジュール: IKJTRANS

IKJ55365I A MESSAGE COULD NOT BE TRANSLATED TO language. + THE MVS MESSAGE SERVICERETURN CODE WAS return_code AND THE REASON CODE WAS reason_code.

説明: 示された言語でメッセージを表示する試みが行われましたが、MVS メッセージ・サービスで予期しないエラーが発生しました。

システムの処置: 処理を続行します。2 次言語が (インストール・システムによって、または PROFILE コマンドを使用して) 指定されているが、メッセージが 2 次言語で出されることが不可能な場合、または 2 次言語が指定されていない場合は、メッセージは米国英語で出されます。

ユーザーの応答: システム管理責任者に、希望する言語をアクティブにするように依頼してください。その言語がアクティブなとき、メッセージの翻訳バージョンが使用可能であれば、メッセージは指定した言語で表示されます。

システム・プログラマーの応答: 戻りコードおよび理由コードについての説明は、z/OS MVS プログラミング: アセンブラー・サービス 解説書 ABE-HSP の TRANMSG マクロの説明の項を参照してください。該当する戻りコードについて示された処置を取ってください。

対象者: すべての TSO/E ユーザー

検出モジュール: IKJTRANS

IKJ56000I COMMAND SYSTEM ERROR + RETURN CODE is return_code

説明: 解析戻りコードは、ゼロ以外です。

BLDL I/O ERROR

説明: BLDL マクロ命令は、5 以上の戻りコードを戻しました。

検出モジュール: IKJEFT08

プログラム: TMP/CALL

IKJ56001I member SPECIFIED BUT dsname NOT A PARTITIONED DATA SET

説明: DAIR によって CALL に渡されたデータ・セット編成は、‘02’X (区分データ・セット) ではありませんでした。 CALL ターゲット・データ・セットは、区分データ・セットでなければなりません。

検出モジュール: IKJEFT08

プログラム: TMP/CALL

IKJ55364I

370 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 383: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ56002I dsname NOT USABLE + CANNOT OPEN DATA SET BLDL I/O ERROR

説明: オープン・フラグが、このデータ・セットについて DCB にセットされていませんでした。

検出モジュール: IKJEFT08

プログラム: TMP/CALL

IKJ56003I PARM FIELD TRUNCATED TO 100 CHARACTERS

説明: ユーザーは、100 文字よりも多いパラメーター・ストリングを入力しました。 データは切り捨てられました。

検出モジュール: IKJEFT08

プログラム: TMP/CALL

IKJ56004I DATA SET dsname NOT IN CATALOG

説明: DAIR 戻りコードは 8 でした。8 以上のカタログ・エラーです。そのデータ・セットが、カタログ内で発見されませんでした。

検出モジュール: IKJEFT08

プログラム: TMP/CALL

IKJ56005I MEMBER member NOT IN DATA SET dsname MEMBER member NOT FOUND WITHIN THESTANDARD SEARCH ORDER

説明: 特定のメンバーの名前が、指定したデータ・セット用のディレクトリー、あるいは標準の検索命令 (TSOLIB

(TASKLIB)、STEPLIB、JOBLIB、LPA、 LINKLIST) で検出されませんでした。

検出モジュール: IKJEFT08

プログラム: TMP/CALL

IKJ56006I TEMPNAME ASSUMED AS A MEMBER NAME

説明: メンバーの名前が指定されなかったため、TEMPNAME デフォルトが使用されます。

検出モジュール: IKJEFT08

プログラム: TMP/CALL

IKJ56007I NOT ENOUGH MAIN STORAGE TO EXECUTE COMMAND

説明: 解析エラー・コードが、16 でした。

検出モジュール: IKJEFG00

プログラム: CALL

IKJ56052I COMMAND SYSTEM ERROR + service_routine ERROR CODE error_code

説明: ゼロ以外の戻りコードが、STACK または PARSE サービス・ルーチンから受け取られました。

検出モジュール: IKJEFR00

プログラム: RUN

IKJ56002I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 371

Page 384: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ56053I PARM FIELD TRUNCATED TO 100 CHARACTERS

説明: ユーザーによって入力された PARM ストリングの長さは、100 文字を超えていました。

検出モジュール: IKJEFR00

プログラム: RUN

IKJ56054I type INVALID DATA TYPE

説明: ユーザーはデータ・タイプを入力するよう指示されましたが、無効なタイプを指定しました。

検出モジュール: IKJEFR00

プログラム: RUN

IKJ56055I option IGNORED FOR compiler PROCESSING

説明: 指定コンパイラー (たとえば、ASM、COBOL、 GOFORT、FORT、PLI、VSBASIC) と 1 つまたは複数の指定オプション (たとえば、SPREC、LPREC、 TEST、NOTEST、GO、NOGO、STORE、NOSTORE、PAUSE、NOPAUSE、SOURCE、OBJECT、 SIZE) との組み合わせは、RUN コマンドには無効です。

RUN コマンドは、指定コンパイラーに入力を組み立てる際に指定オプションを無視します。

検出モジュール: IKJEFR00

プログラム: RUN

IKJ56056I NOT ENOUGH MAIN STORAGE TO EXECUTE COMMAND

説明: 条件付き GETMAIN から、ゼロ以外の戻りコードが戻されました。

検出モジュール: IKJEFR00

プログラム: RUN

IKJ56057I CREATED DATA SET NAME, dsname OBJ EXCEEDS 44 CHARACTERS

説明: OBJ 用に作成されたデータ・セット名の長さは、44 文字を超えています。

検出モジュール: IKJEFR00

プログラム: RUN

IKJ56101I NOT ENOUGH MAIN STORAGE TO EXECUTE COMMAND

説明: 解析プログラムは GETMAIN を出しましたが、使用可能なスペースがありませんでした。

対象者: ALLOCATE ユーザー

検出モジュール: IKJEFD30、IKJEFD32、IKJEFD33、 IKJEFD34

IKJ56104I COMMAND SYSTEM ERROR + [text] ERROR CODE error_code

説明: text 項目について、以下のものが出力されることがあります。v text = PARSE

v text = GENTRANS

v text = COMMAND SCAN

GENTRANS またはコマンド走査が、ゼロ以外の戻りコードを戻しました。または、解析プログラムは 0、4、または16 以外のコードを戻しました。 メッセージ・テキストの中では、error_code が、解析プログラム、GENTRANS、またはコマンド走査によって戻されたコードです。

IKJ56053I

372 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 385: TSO/E メッセージ - TOK2

対象者: ALLOCATE ユーザー

検出モジュール: IKJEFD30、IKJEFD32、IKJEFD33、 IKJEFD34

IKJ56107I [text] QUANTITY EXCEEDS MAXIMUM ALLOWABLE MAXIMUM OF 65535 FOR BLOCK ANDAVBLOCK. MAXIMUM OF 16777215 FOR SPACE, SPACE INCREMENT AND DIR

説明: text 項目について、以下のものが出力されることがあります。v text = BLOCK SIZE

v text = AVBLOCK

v text = SPACE

v text = SPACE INCREMENT

v text = DIR

指定したパラメーターの値が、最大値を超えています。

対象者: ALLOCATE ユーザー

検出モジュール: IKJEFD37

IKJ56109I DATA SETS NOT CONCATENATED +

説明: データ・セットのリストを連結する要求は、実行することができませんでした。

COMBINING UNLIKE DATA SET ORGANIZATIONS IS INVALID

説明: リスト内のすべてのデータ・セットについての DSORG が、同じではありません。

NUMBER OF DATA SETS EXCEEDS MAXIMUM, MAXIMUM IS 16 PARTITIONED OR 255 SEQUENTIALDATA SETS

説明: リスト内のデータ・セットの数が、最大数を超えています。

[text] INVALID WITH CONCATENATION REQUESTv text = NEW

v text = MOD

v text = SYSOUT

説明: 連結するデータ・セットは、OLD または SHR でなければなりません。 NEW、MOD、または SYSOUT の状況は、無効です。

FAILURE TO ALLOCATE DATA SET dsname

説明: リスト内のデータ・セットのいずれかを、割り振ることができませんでした。

DATA SET ORGANIZATION NOT SEQUENTIAL OR PARTITIONED

説明: リスト内のデータ・セットのいずれかに、順次または区分以外の DSORG がありました。

DATA SET NAME ASTERISK (*) INVALID WITH CONCATENATION REQUEST

説明: アスタリスク (*) が、リスト内のデータ・セット名として指定されました。

対象者: ALLOCATE ユーザー

検出モジュール: IKJEFD34、IKJEFD37

IKJ56110I DATA SET dsname NOT ALLOCATED, MORE THAN 255 VOLUME SERIAL NUMBERSSPECIFIED

説明: VOLUME パラメーターに指定されたボリューム通し番号の数が、最大値を超えています。

対象者: ALLOCATE ユーザー

検出モジュール: IKJEFD30

IKJ56107I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 373

Page 386: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ56111I DATA SET dsname NOT ALLOCATED, DELETE INVALID FOR MEMBERS OF PARTITIONEDDATA SETS

説明: DELETE の後処理が、区分データ・セットのメンバーに指定されました。

対象者: ALLOCATE ユーザー

検出モジュール: IKJEFD30、IKJEFD32

IKJ56112A ENTER ‘FREE’ or ‘END’ + ENTER ‘FREE’ TO FREE AND REALLOCATE THE FILE filenameOR ‘END’ TO TERMINATE THE COMMAND

説明: FILE パラメーターに指定されたファイル名は、使用されています。

対象者: ALLOCATE ユーザー

検出モジュール: IKJEFD32、IKJEFD34

IKJ56113I INVALID RESPONSE, xxxx

説明: ‘FREE’ または ‘END’ だけが、メッセージ IKJ56112A への応答に有効です。

対象者: ALLOCATE ユーザー

検出モジュール: IKJEFD36

IKJ56113A REENTER +

説明: メッセージ IKJ56113I に続いて出されます。

ENTER ‘FREE’ TO FREE AND RE-ALLOCATE THE FILE filename, OR ‘END’ TO TERMINATE THECOMMAND

説明: FILE パラメーターに指定されたファイル名は、使用されています。

対象者: ALLOCATE ユーザー

検出モジュール: IKJEFD36

IKJ56114A DDNAME ON ALTFILE KEYWORD MUST BE FOR A SYSIN DATA SET

説明: ALTFILE は、ALLOCATE コマンドのキーワードです。 ALTFILE キーワードの DD 名は、SYSIN データ・セットではありませんでした。 ALLOCATE コマンドについての詳細は、z/OS TSO/E コマンド解説書 を参照してください。

対象者: ALLOCATE ユーザー

検出モジュール: IKJEFD38

IKJ56120I dcb_keyword IS IGNORED WHEN THE USING KEYWORD IS SPECIFIED

説明: USING キーワードが、DCB オペランドの 1 つ (つまり、ATTRIB コマンドにも指定されるオペランド) を用いて指定されました。 DCB オペランドは無視されて、ALLOCATE 処理が続行します。

対象者: ALLOCATE ユーザー

検出モジュール: IKJEFD30

IKJ56111I

374 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 387: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ56121I ALLOCATION REQUEST IS REJECTED; THE LIKE KEYWORD IS VALID ONLY WHEN THEDATASET KEYWORD IS SPECIFIED

説明: LIKE オペランドが指定されましたが、新しいデータ・セットが指定されませんでした (つまり、DATASET キーワードが省略されました)。

ALLOCATE 処理は、終了します。

対象者: ALLOCATE ユーザー

検出モジュール: IKJEFD30

IKJ56122I DATASET dsname IS NOT ALLOCATED; ONLY STATUS OF NEW IS ACCEPTED WITH THELIKE KEYWORD

説明: LIKE オペランドが、NEW 以外の状況とともに指定されました。 ALLOCATE 処理は、終了します。

対象者: ALLOCATE ユーザー

検出モジュール: IKJEFD30

IKJ56123I ALLOCATION REQUEST IS REJECTED; ONLY ONE DATA SET NAME IS VALID ON THEDATASET KEYWORD WHEN THE LIKE FUNCTION IS REQUESTED

説明: LIKE キーワードが、DATASET キーワードに 2 つ以上のデータ・セット名とともに指定されました。ALLOCATE 処理は、終了します。

対象者: ALLOCATE ユーザー

検出モジュール: IKJEFD30

IKJ56124I DATA SET IS NOT ALLOCATED; ATTRIBUTES OF DATA SET like_dsname NOTOBTAINABLE +

説明: LIKE キーワードが指定されましたが、モデル・データ・セットの属性は、データ管理マクロの障害のために取得することはできません。 ALLOCATE 処理は、終了します。

要求すると、さらに詳しい 第 2 レベル・メッセージが出されます。

v VOLUME ON WHICH MODEL DATA SET RESIDES IS NOT MOUNTED.

v ENTRY FOR DATA SET FOUND IN CATALOG, BUT DATA SET IS NOT FOUND ON INDICATED VOLUME.

v I/O ERROR OR ERROR IN VOLUME TABLE OF CONTENTS.

v ERROR IN ALLOCATE COMMAND PROCESSOR.

v UNABLE TO READ CATALOG ENTRY FOR MODEL DATA SET.

v UNABLE TO DETERMINE SPACE ALLOCATED TO MODEL DATA SET.

v UNABLE TO OPEN MODEL DATA SET.

対象者: ALLOCATE ユーザー

検出モジュール: IKJEFD30

IKJ56130I DATA SET dsname IS NOT ALLOCATED. RACF IS NOT ACTIVE OR IS NOT INSTALLED.

説明: PROTECT キーワードが指定されましたが RACF がインストールされていないか、またはインストールされているがアクティブではないかのどちらかです。 ALLOCATE 処理は、終了します。

対象者: ALLOCATE ユーザー

検出モジュール: IKJEFD32

IKJ56121I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 375

Page 388: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ56131I ALLOCATION REQUEST IS REJECTED; THE PROTECT FUNCTION IS VALID ONLY WHEN ADATA SET NAME IS SPECIFIED

説明: PROTECT キーワードが指定されましたが、データ・セット名が指定されていませんでした。 ALLOCATE 処理は、終了します。

対象者: ALLOCATE ユーザー

検出モジュール: IKJEFD30

IKJ56132I DATA SET dsname IS NOT ALLOCATED; THE PROTECT FUNCTION IS INVALID WHEN FCB ISSPECIFIED

説明: PROTECT キーワードが、FCB キーワードとともに指定されました。 これらのキーワードは、互いに排他的です。 ALLOCATE 処理は、終了します。

対象者: ALLOCATE ユーザー

検出モジュール: IKJEFD30

IKJ56133I DATA SET IS NOT ALLOCATED; THE PROTECT FUNCTION IS INVALID FOR DATA SETdsname

説明: PROTECT キーワードが指定されましたが、動的割り振り (SVC99) は、PROTECT 機能が、指定された DASD

またはテープ・データ・セットに対し正しくないことを検出しました。

ALLOCATE 処理は、終了します。

対象者: ALLOCATE ユーザー

検出モジュール: IKJEFD32

IKJ56134I DATA SET dsname IS NOT ALLOCATED: THE PROTECT KEYWORD IS INVALID WITH ASTATUS OF OTHER THAN NEW OR MOD

説明: PROTECT キーワードが、NEW または MOD 以外の状況とともに指定されました。 NEW および MOD だけが有効です。

ALLOCATE 処理は、終了します。

対象者: ALLOCATE ユーザー

検出モジュール: IKJEFD30

IKJ56135I DATA SET dsname IS NOT ALLOCATED; THE COPIES KEYWORD IS INVALID WHEN THEDATASET KEYWORD IS SPECIFIED

説明: COPIES キーワードが、DATASET キーワードとともに指定されました。 これらのキーワードは、互いに排他的です。

ALLOCATE 処理は、終了します。

対象者: ALLOCATE ユーザー

検出モジュール: IKJEFD30

IKJ56136I ALLOCATION REQUEST IS REJECTED; THE COPIES KEYWORD IS INVALID WITH A STATUSOTHER THAN SYSOUT

説明: COPIES キーワードが、SYSOUT 以外の状況とともに指定されました。 SYSOUT だけが、有効です。ALLOCATE 処理は、終了します。

IKJ56131I

376 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 389: TSO/E メッセージ - TOK2

対象者: ALLOCATE ユーザー

検出モジュール: IKJEFD30

IKJ56137I DATA SET dsname IS NOT ALLOCATED; YOUR USERID IS NOT DEFINED TO RACF

説明: PROTECT キーワードが指定されましたが、ユーザー ID は RACF に定義されていません。 ALLOCATE 処理は、終了します。

対象者: ALLOCATE ユーザー

検出モジュール: IKJEFD32

IKJ56138I ALLOCATE REQUEST IGNORED; SYSTEM IS NOT AT REQUIRED LEVEL TO SUPPORT THEkeyword KEYWORD

説明: システムは、メッセージ・テキストに示された ALLOCATE キーワードをサポートしません。 MVS/ システム・プロダクトの必須レベルがインストールされていません。

対象者: ALLOCATE ユーザー

検出モジュール: IKJEFD32

IKJ56139I ALLOCATE REQUEST IGNORED; THE NUMBER OF CHARACTER SETS EXCEEDS THEMAXIMUM + THE MAXIMUM NUMBER OF CHARACTER SETS IS FOUR

説明: ALLOCATE コマンドの CHARS オペランドに最大数 (4) を超えた文字セット数を指定したために、割り振り要求は無視されました。 4 つかそれ以下の文字セットを指定して ALLOCATE コマンドを再入力してください。

対象者: ALLOCATE ユーザー

検出モジュール: IKJEFD37

IKJ56140I ALLOCATE REQUEST IGNORED; THE NUMBER OF GROUP VALUES EXCEEDS THEMAXIMUM + THE MAXIMUM NUMBER OF GROUP VALUES IS EIGHT

説明: ALLOCATE コマンドの COPIES オペランドに、グループ値を 9 つ以上入力しました。 ALLOCATE コマンドに許可されるグループ値の最大数は、8 です。 8 またはそれ以下の値を指定して、ALLOCATE コマンドを再入力してください。

対象者: ALLOCATE ユーザー

検出モジュール: IKJEFD37

IKJ56141I ALLOCATE REQUEST IGNORED; THE SUM OF THE GROUP VALUES EXCEED THEMAXIMUM + THE MAXIMUM SUM OF GROUP VALUES ALLOWED IS 255

説明: ALLOCATE コマンドの COPIES オペランドに、グループ値または一連のグループ値を入力しました。 そのグループ値が 256 以上であったか、または一連のグループ値の合計が 256 以上でした。 割り振り可能なグループ値の最大数は、255 です。 全体で 255 以下のグループ値を用いて、再び ALLOCATE コマンドを出してください。

対象者: ALLOCATE ユーザー

検出モジュール: IKJEFD37

IKJ56142I MAXIMUM OF 128 OUTPUT DESCRIPTORS EXCEEDED, ALLOCATE TERMINATED

説明: ALLOCATE コマンドに指定された出力記述子が、129 以上でした。 限界値を超えたために、そのコマンドは終了します。

対象者: ALLOCATE ユーザー

IKJ56137I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 377

Page 390: TSO/E メッセージ - TOK2

検出モジュール: IKJEFD37

IKJ56143I INVALID REFERENCE, ALLOCATE TERMINATED

説明: ALLOCATE コマンドに指定された次の参照のいずれかが、無効でした。v 指定された出力記述子のうちの最低 1 つ。v 参照された DD 名。

ユーザーの応答: 出力記述子および DD 名の参照のリストを検査して訂正し、再びコマンドを出してください。

対象者: ALLOCATE ユーザー

検出モジュール: IKJEFD35

IKJ56144E ALLOCATE TERMINATED DUE TO INSTALLATION EXIT IKJEFD47

説明: ALLOCATE コマンドの初期設定出口の IKJEFD47 で、エラーが発生しました。この出口は、終了を要求する戻りコード 16 を出しました。

システムの処置: ALLOCATE コマンドが終了して、戻りコード 12 が出されます。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに問い合わせてください。

対象者: ALLOCATE ユーザー

検出モジュール: IKJEFD30

IKJ56145E ALLOCATE TERMINATED DUE TO INSTALLATION EXIT IKJEFD47 + ALLOCATE TERMINATEDWITH REASON CODE value

説明: ALLOCATE コマンドの初期設定出口の IKJEFD47 で、エラーが発生しました。

システムの処置: ALLOCATE コマンドが終了して、戻りコード 12 および出口から指定された理由コードが出されます。

ユーザーの応答: 理由コードを記録して、システム・プログラマーに連絡してください。

対象者: ALLOCATE ユーザー

検出モジュール: IKJEFD30

IKJ56146E ALLOCATE TERMINATED DUE TO INSTALLATION EXIT IKJEFD49

説明: ALLOCATE コマンドの終了出口の IKJEFD49 で、エラーが発生しました。この出口は、終了を要求する戻りコード 16 を出しました。

システムの処置: ALLOCATE コマンドが終了して、戻りコード 12 が出されます。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに問い合わせてください。

対象者: ALLOCATE ユーザー

検出モジュール: IKJEFD30

IKJ56147E ALLOCATE TERMINATED DUE TO INSTALLATION EXIT IKJEFD49 + ALLOCATE TERMINATEDWITH REASON CODE value

説明: ALLOCATE コマンドの終了出口の IKJEFD49 で、エラーが発生しました。

システムの処置: ALLOCATE コマンドが終了して、戻りコード 12 および出口から指定された理由コードが出されます。

ユーザーの応答: 理由コードを記録して、システム・プログラマーに連絡してください。

IKJ56143I

378 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 391: TSO/E メッセージ - TOK2

対象者: ALLOCATE ユーザー

検出モジュール: IKJEFD30

IKJ56150I NOT ENOUGH VIRTUAL STORAGE TO EXECUTE COMMAND

説明: 解析戻りコードが、16 でした。

対象者: FREE ユーザー

検出モジュール: FREE

IKJ56152I COMMAND SYSTEM ERROR + PARSE ERROR CODE error_code

説明: 解析エラー・コードが、16 以外でした。

対象者: FREE ユーザー

検出モジュール: FREE

IKJ56154I [datatype] NOT DEALLOCATED, [command_name] INVALID WITH [status]

説明: datatype 項目について、以下のものが出力されることがあります。v datatype = FILE filename

v datatype = DATA SET dsname

v datatype = ATTRIBUTE LIST list

command_name 項目について、以下のものが出力されることがあります。v command_name = KEEP

v command_name = DELETE

v command_name = CATALOG

v command_name = UNCATALOG

status 項目について、以下のものが出力されることがあります。v status = DEST

v status = HOLD

v status = NOHOLD

現在の状況では無効なコマンドが、データの後処理に指定されました。

対象者: FREE ユーザー

検出モジュール: FREE

IKJ56155I DATA SET dsname NOT DEALLOCATED, DELETE INVALID FOR MEMBERS OF PARTITIONEDDATA SETS

説明: DELETE が、区分データ・セットのメンバーに指定されました。

対象者: FREE ユーザー

検出モジュール: FREE

IKJ56156I ALL FILES NOT DEALLOCATED - UNABLE TO OBTAIN SUFFICIENT INFORMATION +DYNAMIC ALLOCATION ERROR CODE IS error_code

説明: 動的割り振りの情報リトリーブ機能処理中に、エラーが発生しました。

対象者: FREE ユーザー

検出モジュール: FREE

IKJ56150I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 379

Page 392: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ56157E OUTPUT DESCRIPTOR outdes DOES NOT EXIST

説明: FREE コマンドに指定した出力記述子は、作成不可能であったか、またはすでに解放されていました。

システムの処置: FREE コマンドは、終了します。

ユーザーの応答: なし。

対象者: FREE ユーザー

検出モジュール: IKJEFD20

IKJ56158E BATCH OUTPUT DESCRIPTOR outdes HAS NOT BEEN FREED +

検出モジュール: IKJEFD20

IKJ56159E BATCH OUTPUT DESCRIPTORS CANNOT BE FREED

説明: OUTDES コマンドに REUSE オプションを指定したか、または FREE コマンドに出力記述子を指定しました。 指定した出力記述子は、OUTPUT JCL ステートメントを使用して作成され、動的に解放することはできません。

システムの処置: FREE または OUTDES コマンドは、終了します。

ユーザーの応答: 出力記述子は、ジョブが実行した後、またはユーザーがログオフした後のどちらかで解放されます。

対象者: FREE ユーザー、または OUTDES ユーザー

検出モジュール: FREE または OUTDES

IKJ56190I JOB jobname(jobid) AWAITING NETWORK SERVICES + optional second-level message from subsystem

or JOB jobname(jobid) AWAITING NETWORK SERVICES, IN HOLD STATUS + optional second-level

message from subsystem

説明: ジョブは、サブシステム・スプール上にあり、 (ジョブが保留状況にない限り) ネットワーキング・サービスを待っています。 ジョブ入力サブシステムは、 第 2 レベル・メッセージを出して、詳細を提供する場合があります。

検出モジュール: IKJEFF52

プログラム: STATUS

IKJ56191I STATUS FAILED - INVALID SSCS BIT SETTINGS FROM JOB ENTRY SUBSYSTEM

説明: 無効なパラメーターが、ジョブ入力サブシステムから STATUS へ戻されました。

制御権が STATUS コマンドに戻されるときにレジスター 15 および SSOBRETN の両方がゼロの場合、ビットSSCSJACT、SSCSEXCQ、または SSCSOUTQ のうちの最低 1 つが、 JOBNAME(JOBID) 項目の SSCSARAY の中でオンでなければなりません。 詳細については、モジュール IKJEFF52 のリストおよび (SSOB と SSCS 制御ブロックの) マッピング・マクロ IEFJSSOB を参照してください。

検出モジュール: IKJEFF52

プログラム: STATUS

IKJ56192I JOB jobname(jobid) ON OUTPUT QUEUE, IN HOLD STATUS + optional second-level messagefrom subsystem

説明: ジョブは実行を完了し、ジョブの出力は (出力が保留されていない限り) ジョブ入力サブシステムによって処理されています。 ジョブ入力サブシステムは、 第 2 レベル・メッセージを出して、詳細を提供する場合があります。

検出モジュール: IKJEFF52

プログラム: STATUS

IKJ56157E

380 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 393: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ56193I subsystemname SUBSYSTEM ERROR, UNDEFINED RETURN CODE return_code + RETRYCOMMAND, THEN IF ERROR CALL YOUR SYSTEM PROGRAMMER

説明: 取り消しまたは状況機能の実行中に、ジョブ入力サブシステムによってエラーが検出されました。 エラー・コードは、IEFJSSOB マクロにリストされています。

検出モジュール: IKJEFF49、IKJEFF52、IKJEFF54

プログラム: CANCEL/STATUS

IKJ56194I JOBID jobid HAS INVALID SYNTAX FOR subsystem SUBSYSTEM + USE STATUS COMMANDTO OBTAIN VALID JOBIDS FOR THE JOBNAME

説明: メッセージに挿入された名前を持つアクティブなジョブ入力サブシステムが、示されたジョブ ID で構文エラーを検出しました。

コマンドが STATUS の場合、このコマンドは、さらにメッセージ IKJ56205I を出して、ジョブ名のみの状況を出力します。 第 2 レベル・メッセージは、CANCEL コマンドでのみ挿入されます。

検出モジュール: IKJEFF49、IKJEFF52、IKJEFF54

プログラム: CANCEL/STATUS

IKJ56195I JOB jobname(jobid) COMBINATION INVALID + USE STATUS COMMAND TO OBTAIN VALIDJOBIDS FOR THE JOBNAME

説明: ジョブ入力サブシステムは、無効な JOBNAME と JOBID の組み合わせを検出しました。 ジョブ名またはジョブ ID のどちらか (両方ではない) が、ジョブ入力サブシステムのキューに入っています。

コマンドが STATUS の場合、 第 2 レベル・メッセージは出されません。 STATUS は、さらにメッセージ IKJ56205I

を出して、ジョブ名のみの状況も出力します。

検出モジュール: IKJEFF49、IKJEFF52、IKJEFF54

プログラム: CANCEL/STATUS

IKJ56196I DUPLICATE JOBS WITH JOBNAME jobname, USE CORRECT JOBNAME(JOBID)COMBINATION + USE STATUS COMMAND TO OBTAIN VALID JOBIDS FOR THE JOBNAME

説明: いくつかのジョブのジョブ名が同じです。 ジョブ ID は、特定なジョブを識別することが要求されます。

検出モジュール: IKJEFF49、IKJEFF54

プログラム: CANCEL

IKJ56197I JOB jobname(jobid) WAITING FOR EXECUTION, IN HOLD STATUS + optional second-levelmessage from subsystem

説明: このジョブが、ジョブ入力サブシステムの実行前のキューで検出されました。 オプショナルで出力される挿入部分は、そのジョブが保留されているかどうかを示します。ジョブ入力サブシステムが 第 2 レベル・メッセージを出して、詳細を提供する場合があります。

検出モジュール: IKJEFF52

プログラム: STATUS

IKJ56193I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 381

Page 394: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ56198I INVALID CANCEL REQUEST - jobname(jobid) IS AN ACTIVE TSO/E USER OR STARTEDTASK + THESE JOB TYPES MAY NOT BE CANCELED UNLESS THEY ARE ON AN OUTPUTQUEUE

説明: ジョブ入力サブシステムは、挿入されたジョブがアクティブであり、さらに TSO/E ユーザーまたは開始済みタスクであることを検出しました。 オペレーター・コマンドのみが、これらのアクティブなジョブ・タイプの取り消しに使用されます。

検出モジュール: IKJEFF54

プログラム: CANCEL/STATUS

IKJ56199I JOB jobname(jobid) NOT CANCELLED BECAUSE ON OUTPUT QUEUE + USE PURGEKEYWORD OR OUTPUT COMMAND TO CANCEL OUTPUT

説明: ジョブが、ジョブ入力サブシステムによって取り消されませんでした。 CANCEL コマンドに PURGE キーワードを使用して、出力を取り消すか、または OUTPUT コマンドを使用して、保留出力を削除してください。

検出モジュール: IKJEFF54

プログラム: CANCEL

IKJ56200I YOU ARE NOT AUTHORIZED TO CANCEL JOB jobname

説明: ログオンしたセキュリティー・ラベルが、指示されたジョブのセキュリティー・ラベル以上のものではありません。

システムの処置: システムは、ユーザーの要求を拒否します。 このジョブは、取り消されません。

ユーザーの応答: 有効なセキュリティー・ラベルでログオンして、再び CANCEL コマンドを出してください。

対象者: CANCEL ユーザー

検出モジュール: IKJEFF54

IKJ56202I JOB jobname(jobid) NOT FOUND

説明: 指定したジョブが、システムにありません。

検出モジュール: IKJEFF52、IKJEFF54

プログラム: CANCEL/STATUS

IKJ56205I STATUS INFORMATION FOLLOWS FOR JOBNAME ONLY

説明: メッセージ IKJ56194I または IKJ56195I が、このメッセージの前に出されます。 メッセージ出力の後、STATUS コマンドは、ジョブ入力サブシステムからのみジョブ名の状況を取得して、適切な状況メッセージ (複数の場合もある) を出します。

検出モジュール: IKJEFF52

プログラム: STATUS

IKJ56208A text_from_user-supplied_installation_exit+ ENTER REPLY FOR INSTALLATION EXIT

説明: ユーザーのインストール・システム作成出口 (IKJEFF53) が、このプロンプト・メッセージを出しました。

検出モジュール: IKJEFF51

プログラム: CANCEL/STATUS

IKJ56198I

382 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 395: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ56208I JOB jobname REJECTED - JOBNAME MUST BE YOUR USERID PLUS AT LEAST ONECHARACTER

説明: CANCEL コマンドに指示するジョブ名が、ユーザー ID に 1 文字以上を加えたものではない場合、IBM 提供のインストール・システム出口 (IKJEFF53) が、このメッセージを作成します。

検出モジュール: IKJEFF51

プログラム: CANCEL/STATUS

IKJ56211I JOB jobname(jobid) EXECUTING, IN HOLD STATUS + optional second-level message fromsubsystem

説明: イニシエーターによって制御権が与えられてから、ジョブが実行中です。 ジョブがキューに保留されている場合は、ジョブの実行が完了した後で、その出力が保留されます。 ジョブ入力サブシステムは、 第 2 レベル・メッセージを出して、詳細を提供する場合があります。

検出モジュール: IKJEFF52

プログラム: STATUS

IKJ56216I NO JOBS FOUND + SYSTEM QUEUES WERE SEARCHED FOR JOBNAMES EQUAL TO YOURUSERID PLUS ONE CHARACTER

説明: STATUS コマンドがオペランドを用いずに指定され、システムには、ユーザー ID に 1 文字を加えたジョブ名をもつジョブがありませんでした。

検出モジュール: IKJEFF52

プログラム: STATUS

IKJ56217I command_name WITH no OPERANDS FAILED, USERID IS NOT AVAILABLE IN THEBACKGROUND + SPECIFY JOBNAME ON THE command_name COMMAND

説明: バックグラウンドで STATUS コマンドを実行するときに使用可能なユーザー ID がありませんでしたが、STATUS にオペランドを指定しないと、ユーザー ID で始まるジョブ名が検索されます。

検出モジュール: IKJEFF50

プログラム: STATUS

IKJ56218I command_name COMMAND FAILED - UNABLE TO PROMPT USER FROM INSTALLATIONEXIT + MISSING REPLY FOR 80 characters of message

説明: ユーザーが非プロンプト・モードにあるか、またはコマンドが非プロンプト・モードで実行されるコマンド・プロシージャーにあるために、メッセージに関する応答が取得できませんでした。

検出モジュール: IKJEFF51

プログラム: CANCEL/STATUS

IKJ56219I UNABLE TO DIAGNOSE INSTALLATION EXIT RETURN CODE return_code + CALL YOURSYSTEM PROGRAMMER

説明: インストール・システム作成出口 (IKJEFF53) から、予期しない戻りコードが戻されました。 定義されている戻りコードは、0、4、8、12、および 16 です。

検出モジュール: IKJEFF51

プログラム: CANCEL/STATUS

IKJ56208I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 383

Page 396: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ56220I type NOT operation, TOO MANY DATA SETS + MAXIMUM NUMBER OF DATA SETALLOCATIONS ALLOWED BY YOUR SESSION HAS BEEN REACHED, YOU SHOULD FREEUNUSED DATA SETS

説明: 挿入されたタイプ、名前、および操作は、要求された動的割り振り機能を示します。例は、DATA SET NAME

NOT ALLOCATED です。

動的割り振りのエラー・コードは、0238 または 043C です。 動的割り振りの戻りコードについての説明は、z/OS

MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56221I type NOT operation, VOLUME NOT AVAILABLE +

説明: 要求されたボリュームが有効ではありません。

VOLUME volser IS ALLOCATED TO ANOTHER JOB OR USER, TRY LATER

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 0220 です。

VOLUME volser NECESSARY TO SATISFY YOUR REQUEST NOT ON SYSTEM, AND CANNOT BEMOUNTED

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 0218 です。

このメッセージは、動的割り振りへの入力として指定されたボリュームが、指定された UNIT パラメーターかまたはデフォルト値の UNIT パラメーターに関連する装置に取り付けられていないことを示します。その理由として次のことが考えられます。

v 動的割り振りで、仮想入出力 (VIO) に適格な装置を使おうとしましたが、データ・セット名が一時的な DS 名(DSN=&&dsname) ではありませんでした。

v 動的割り振りで、一時的ではない DS 名 (DSN=dsname) のデータ・セットを実 DASD ボリューム上に置こうとしましたが、

1. ボリューム通し番号が与えられていませんでした。

2. そして、ボリュームが STORAGE の USE 属性でシステム上に取り付けられていませんでした。

ボリューム通し番号がメッセージに現れるのは、ユーザーが ALLOCATE コマンドでボリューム通し番号を与えた場合のみです。

VOLUME volser CURRENTLY MOUNTED ON AN INELIGIBLE DEVICE

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 022C です。

このエラーが発生する理由の 1 つとして、動的割り振りで、有効なボリューム通し番号を無効な UNIT 名と併せて指定したことが考えられます。

動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming:

Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56222I SPACE REQUEST REJECTED BY INSTALLATION EXIT, INSTALLATION EXIT REASON CODEIS reason_code

説明: 動的割り振り戻りコードは 47B0 です。 return_code は、インストール・システム出口によって戻されるエラー・コード (16 進数) です。 動的割り振りのエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized

Assembler Services Guide を参照してください。

IKJ56220I

384 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 397: TSO/E メッセージ - TOK2

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56223I SPACE REQUEST DENIED BY INSTALLATION EXIT, INSTALLATION EXIT REASON CODE ISreason_code

説明: 動的割り振りエラー・コードは 47B4 です。 reason_code は、インストール・システム出口によって戻されるエラー・コード (16 進数) です。 動的割り振りの戻りコードおよびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS

Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56224I INVALID SYSOUT CLASS

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 032C です。 動的割り振りの戻りコードについての説明は、z/OS MVS

Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56225I type ALREADY IN USE, TRY LATER + DATA SET IS ALLOCATED TO ANOTHER JOB ORUSER

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 0210 です。 動的割り振りの戻りコードについての説明は、z/OS MVS

Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56226I INVALID DATA SET NAME, dsname EXCEEDS 44 CHARACTERS

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 0334 です。 動的割り振りの戻りコードについての説明は、z/OS MVS

Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56227I MAXIMUM GENERATED DDNAMES LIMIT REACHED

説明: 動的割り振りのための DD 名の生成要求に対して、システムが、そのタスクでシステム生成 DD 名の数の許容最大限度の 65,535 に達していることを検出しました。動的割り振りのエラー・コードは 04F4 です。動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler

Services Guide を参照してください。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56228I DATA SET dsname NOT IN CATALOG or CATALOG CANNOT BE ACCESSED

説明: DISP=OLD が指定されました。 動的割り振りのエラー・コードは 1708、5708、または 5710 です。 動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized

Assembler Services Guide を参照してください。

検出モジュール: CALLER

IKJ56223I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 385

Page 398: TSO/E メッセージ - TOK2

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56229I type_name NOT operation, DADSM ERROR +

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 4704 で、DADSM 戻りコードは 04 です。

DUPLICATE DATA SET NAME ON VOLUME volser

説明: データ・セットの名前が、既存のデータ・セット名と同じです。

VOLUME volser VTOC IS FULL

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 4708 で、DADSM 戻りコードは 08 です。

RECORD LENGTH GREATER THAN volser TRACK CAPACITY

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 4718 で、DADSM 戻りコードは 18 です。

type_name NOT operation, CATALOG ERROR +

DATA SET NAME CONFLICTS WITH EXISTING DATA SET NAME OR USER IS NOT AUTHORIZED TOPERFORM OPERATION.

説明: DISP=NEW が指定されました。 動的割り振りのエラー・コードは 1708、5708、または 5710 です。 z/OS

MVS システム・メッセージ 第 8 巻 (IEF-IGD) に記載されている MVS メッセージ IEF2871、 戻りコード 2 および3 の説明を参照してください。

AN INCORRECT PASSWORD MAY HAVE BEEN ENTERED FOR THE CATALOG

説明: 正しくないパスワードが入力されたために、パスワード保護カタログがアクセス不能でした。 メッセージIEC113I または IEC331I が、出される場合もあります。 (z/OS MVS システム・メッセージ 第 8 巻 (IEF-IGD) を参照してください。)動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS

Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56230I type_name NOT operation, MEMBER OF CONCATENATION

説明: 動的割り振りエラー・コードは 045C です。 動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56231I type_name NOT operation, SYSTEM OR INSTALLATION ERROR UNKNOWN routine CODE -NOTIFY YOUR INSTALLATION MANAGER OF ERROR CODE return_code

説明: routine の挿入部分は、DYNAMIC ALLOCATION、CATALOG、DADSM、LOCATE、 OBTAIN、またはSCRATCH です。

OBTAIN エラー・コードは 6710 か 6714 であり、また DADSM エラー・コードは 4710 か 4730 です。注 3 (388ページ) を参照してください。

’routine’ の挿入が LOCATE の場合、動的割り振りエラー・コードは 17xx です。 xx は、このメッセージに表示される理由コードです。動的割り振りエラー・コードは、そのエラーが LOCATE からのものであるかどうかを示します。注 2 および 3 (388ページ) を参照してください。

動的割り振りエラー・コードは 77xx です。xx はスクラッチ・エラー・コードです。 注 3 (388ページ) を参照してください。

IKJ56229I

386 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 399: TSO/E メッセージ - TOK2

TSO/E ルーチン IKJEFF18 は、エラー・コードを識別することができません。 注 2 および 3 (388ページ) を参照してください。

UNKNOWN routine CODE - NOTIFY YOUR INSTALLATION MANAGER OF RETURN CODE return_code

説明: routine の挿入部分は、DAIR または DYNAMIC ALLOCATION です。

TSO/E ルーチン IKJEFF18 は、戻りコードを識別することができません。 注 1 および 4 (388ページ) を参照してください。

OBTAIN or DADSM I/O ERROR volser

説明: OBTAIN または DADSM エラー・コードは、670C または 470C です。 注 3 (388ページ) を参照してください。

TEXT UNIT number CONTAINS INVALID PARAMETER

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 035C です。 注 2 を参照してください。

TEXT UNIT number CONTAINS INVALID KEY

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 0360 です。 注 2 を参照してください。

REQUEST BLOCK FORMAT INVALID

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 036C です。 注 2 を参照してください。

TEXT UNIT number CONTAINS INVALID NUMBER

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 0374 です。 注 2 を参照してください。

TEXT UNIT number CONTAINS DUPLICATE KEYS

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 0378 です。 注 2 を参照してください。

TEXT UNIT number CONTAINS INVALID LENGTH

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 037C です。 注 2 を参照してください。

ESTAE ENVIRONMENT COULD NOT BE ESTABLISHED

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 047C です。 注 2 を参照してください。

LOCATE I/O ERROR

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 1718 です。 注 2 を参照してください。

CATALOG SPACE EXHAUSTED ON CONTROL VOLUME volser

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 5714 です。 注 2 を参照してください。

CATALOG I/O ERROR volser

説明: 動的割り振りのエラー・コードは、5718 または 571C です。 注 2 を参照してください。

REQUEST BLOCK EXTENSION FORMAT INVALID

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 03A8 です。 注 2 を参照してください。

REQUEST BLOCK EXTENSION FORMAT INVALID, NO CPPL SPECIFIED

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 03AC です。 注 2 を参照してください。

DYNAMIC ALLOCATION REASON CODE IS error_code

説明: 動的割り振りエラー・コードは、このメッセージに示されます。 注 2 を参照してください。

注:

1. DAIR の戻りコードは、z/OS TSO/E Programming Services に記載されています。

2. 動的割り振りの戻りコード、通知コード、エラー・コード、およびテキスト装置キーについての説明は、z/OS MVS

Programming: Authorized Assembler Services Guide に記載されています。

IKJ56231I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 387

Page 400: TSO/E メッセージ - TOK2

3. カタログ (ATLAS、CATALOG、LOCATE、および RDJFCB マクロ) ならびに DADSM (OBTAIN、 RENAME、および RENAME、および SCRATCH マクロ) は、 MVS Catalog Administration Guide に記載されています。

4. TSO/E が識別不能な DADSM 戻りコードは、 DADSM Diagnosis Guide and Reference に記載されています。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56232I type_name NOT ON VOLUME AS INDICATED IN THE CATALOG OR VOL PARAMETER +PLEASE DELETE CATALOG ENTRY (USE DELETE COMMAND WITH NOSCRATCH KEYWORD)AND RECREATE DATA SET IF NECESSARY

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 6708 です。 カタログ情報は、以下の理由のいずれかのために正しくありません。

v カタログ項目だけが、作成されました。これは、ユーティリティーを使用して、または不完全なデータ・セットにより発生します。

v DELETE コマンドの実行は、完了しませんでした。

v データ・セットは、終結処置ルーチンによってスクラッチされましたが、カタログ解除されません。

v ボリュームは、このデータ・セットがまだ復元されていないレベルで復元され、カタログは同じボリューム上にありません。

動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming:

Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56233I type NOT operation, THE OVERRIDING DISPOSITION KEY IS NOT COMPATIBLE WITH THEFILE TYPE OF THE DD.

説明: DD が標準データ・セットを対象とするものであった場合にパス指定変更処置を指定したか、あるいは DD が階層ファイル (z/OS UNIX システム・サービス・データ・セット) を対象とするものであった場合にデータ・セット指定変更処置を指定しました。 動的割り振りのエラー・コードは 03B0 です。 動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56234I ATTR-LIST-NAME name NOT FOUND

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 0454 です。 動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56235I MEMBER member SPECIFIED BUT dsname NOT A PARTITIONED DATA SET

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 0330 です。 動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56232I

388 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 401: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ56236I FILE [text] INVALID, FILENAME RESTRICTED

説明: text 項目について、以下のものが出力されることがあります。v text = STEPLIB

v text = USERCAT

v text = JOBLIB

v text = STEPCAT

v text = JOBCAT

動的割り振りのエラー・コードは 0364 です。 動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56238I DATA SET dsname NOT ALLOCATED, UNKNOWN ERROR DURING RECALL

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 1704 です。 動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56239I type NOT operation, name CURRENTLY ALLOCATED AS A DUMMY + FREE FILE name ANDRE-ENTER COMMAND

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 410 です。 DAIR の戻りコードは、14 です。動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide

を参照してください。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56240I DATA SET dsname NOT ALLOCATED, DATA SET is MIGRATED AND WAS NOT RECALLED.

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 0278 です。 動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56241I type NOT operation + DATA SET IS ALLOCATED TO ANOTHER JOB OR USER

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 020C です。 動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

対象者: JES 内部読み取りプログラム数を増やすか、または JES 内部読み取りプログラムをコミットするタスクの実行量を減らしてください。

NO UNIT AVAILABLE

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 0214 です。type が SYSOUT DATA SET の場合、操作はおそらく内部読み取りプログラムで行われました。その場合は、内部読み取りプログラム数の増加を検討してください。 操作が内部読み取りプログラムで試行されたのではない場合、ジョブ入力サブシステムが、SYSOUT データ・セットの割り振り時に問題を検出しました (たとえば、仮想記憶域の不足)。詳細については、「z/OS MVS Programming: Authorized

Assembler Services Guide」を参照してください。

IKJ56236I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 389

Page 402: TSO/E メッセージ - TOK2

対象者: JES 内部読み取りプログラム数を増やすか、または JES 内部読み取りプログラムをコミットするタスクの実行量を減らしてください。

SPECIFIED UNIT IS UNDEFINED

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 021C です。

REQUEST REQUIRES MORE SMS-MANAGED VOLUMES THAN ARE ELIGIBLE

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 026C です。

REQUEST REQUIRES MORE NON-SMS MANAGED VOLUMES THAN ARE ELIGIBLE

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 0270 です。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56242I DATA SET dsname NOT ALLOCATED, RECALL CONVERTED TO BACKGROUND REQUEST BYSYSTEM

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 1732 です。 動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56243I DATA SET dsname NOT ALLOCATED, RECALL CONVERTED TO BACKGROUND REQUEST BYUSER

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 1734 です。動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56244I type NOT operation, DIRECTORY LARGER THAN SPACE AVAILABLE

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 4738 です。 DADSM コードは、38 です。 動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56245I type NAME NOT operation, NOT ENOUGH SPACE ON VOLUME + USE DELETE COMMAND TODELETE UNUSED DATA SETS

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 4714 です。 DADSM コードは、14 です。 動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56242I

390 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 403: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ56246I type_name NOT ALLOCATED, FILE IN USE

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 0410 です。 動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56247I type NOT operation, IS NOT ALLOCATED

説明: 動的割り振りエラー・コードは、0438 または 0440 です。 このメッセージは、連結を除く、すべての要求について出されます。

関連資料:

v DAIR の戻りコードは、z/OS TSO/E Programming Services に記載されています。

v 動的割り振りのエラー・コードは、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide に記載されています。

v カタログ (ATLAS、CATALOG、LOCATE、および RDJFCB マクロ) ならびに DADSM (OBTAIN、 RENAME、および RENAME、および SCRATCH マクロ) は、 MVS Catalog Administration Guide に記載されています。

動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming:

Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56248I type NOT operation, REQUESTED AS NEW BUT CURRENTLY ALLOCATED

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 0448 です。 動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56249I type NOT operation, CURRENTLY ALLOCATED WITH DISPOSITION OF DELETE

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 044C です。 動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56250I JOB jobname(jobid) SUBMITTED

説明: ジョブは、バッチ処理に入力されています。

検出モジュール: IKJEFF05

プログラム: SUBMIT

IKJ56251I USER NOT AUTHORIZED FOR command_name + YOUR INSTALLATION MUST AUTHORIZE USEOF THIS COMMAND YOUR TSO/E ADMINISTRATOR MUST AUTHORIZE USE OF THISCOMMAND

説明: ユーザーは、以下のフォアグラウンド起動バックグラウンド (FIB) コマンドを使用する権限はありません。すなわち、CANCEL、OUTPUT、STATUS、および SUBMIT コマンドです。

IKJ56246I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 391

Page 404: TSO/E メッセージ - TOK2

検出モジュール: IKJEFF01、IKJEFF56

プログラム: SUBMIT、CANCEL/STATUS

IKJ56252I COMMAND SYSTEM ERROR - service_routine ERROR CODE error_code

説明: SWA マネージャーによる挿入の場合は、IKJEFF04 への戻りコードは、JCT または ACT 制御ブロックのアドレスについての要求から戻されたゼロ以外のコードでした。

DEFAULT 挿入の場合は、IKJDFLT から IKJEFF17 に戻された識別不能な戻りコードがありました。 (CSECT

IKJEFF17 は、アセンブリー・モジュール IKJEFF16 にあります。)

検出モジュール: IKJEFF04、IKJEFF16

プログラム: SUBMIT

IKJ56254I JOBNAME TRUNCATED NOT ENOUGH ROOM ON YOUR JOB CARD TO INSERT JOBNAMECHARACTER(S) characters

説明: ユーザーは、SUBMIT に対する入力データ・セット (複数の場合もある) にジョブ・カードを供給し、JOBCHAR キーワードが SUBMIT コマンドに指定されたか、またはジョブ名がユーザー ID であったかのどちらかだったために、SUBMIT はユーザーにジョブ名の文字を入力するよう指示しました。 SUBMIT コマンドが文字 (複数の場合もある) を挿入しようと試みたときに、ジョブ名の後、あるいは JOB またはオペランド・フィールドの右側に十分なブランクがありませんでした。 SUBMIT は、できるかぎり多くの文字を挿入し、実行を続けます。

USERID PLUS JOBNAME CHARACTERS CANNOT EXCEED MAXIMUM JOBNAME LENGTH OF EIGHT

説明: ユーザーは、アクティブな TSO/E ユーザー ID に一致するジョブ名、または SUBMIT コマンドが指定されている場合にはキーワード値に一致するジョブ名が指定された JOB カードを指定、または生成しました。 SUBMIT

は、SUBMIT コマンドの JOBCHAR キーワードからまたはジョブ名の文字に関するプロンプトからジョブ名の文字を取り出しました。

ユーザー ID およびジョブ名から構成されたジョブ名は、最大のジョブ名の長さである 8 文字を超えたために、切り捨てられました。切り捨てておかないと、ジョブがバックグラウンドで実行されたときに、JCL エラーの原因となる可能性があります。

検出モジュール: IKJEFF13

プログラム: SUBMIT

IKJ56256I JOB jobname AND ANY FOLLOWING JOBS NOT SUBMITTED

説明: ジョブ名の処理中にエラーが発生し、そのジョブと残りのジョブは、サブミットされません。さらに、メッセージ IKJ56291I が出され、SUBMIT 出力データ・セット・エラーが説明されます。

検出モジュール: IKJEFF05

プログラム: SUBMIT

IKJ56257I JOBNAME SUBMTJB GENERATED, USERID IS NOT AVAILABLE + SUPPLY A JOB CARD ORSPECIFY USER AND JOBCHAR KEYWORDS SO JOBNAME IS GENERATED FROM USERIDPLUS THE CHARACTERS

説明: バックグラウンドで SUBMIT コマンドを実行したときに、使用可能なユーザー ID がありませんでしたが、ユーザー ID はジョブ名の文字を足したユーザー ID を持つジョブ名を生成するのに必要となります。

検出モジュール: IKJEFF08

プログラム: SUBMIT

IKJ56252I

392 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 405: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ56258I command_name FAILED, YOUR INSTALLATION DOES NOT SUPPORT THE HOLD KEYWORD +YOUR USER PROFILE DOES NOT CONTAIN A HOLD MSGCLASS VALUE. PLEASE INFORMYOUR TSO/E ADMINISTRATOR.

説明: TSO/E 管理者が、ユーザー属性テーブルのユーザーの HELD MSGCLASS にデフォルトを指定しない限り、SUBMIT コマンドで HOLD キーワードを使用することはできません。

検出モジュール: IKJEFF15

プログラム: SUBMIT

IKJ56259I command_name COMMAND ENDED DUE TO FIB SVC macroname ERROR CODE error_code +RETRY COMMAND, THEN IF ERROR CALL YOUR SYSTEM PROGRAMMER

説明: FIB (フォアグラウンド起動バックグラウンド) SVC 100 によってマクロが出され、マクロ・ルーチンは、挿入されたエラー・コードにより失敗しました。

マクロ名が使用されていない場合は、エラー・コードは SVC 100 から出されます。 (または、SVC 100 に生成されたモジュールから識別不能な戻りコードが出されます。)

戻りコード 88 は、SVC への無効な入力を示します。無効な入力は、入力パラメーター・リストの FIBID フィールド内の無許可コマンド・コードが指定されたか、または保護ステップ制御ブロック (PSCB) に対するポインターが無効であるか (JSCBPSCB ポインターは、CPPLPSCB POINTER と等しくありません) のどちらかです。または、入力パラメーター・リストに対するポインターの高位ビットが、オンではないことを示します (レジスター 1-> ポインター->FIBPARMS)。

検出モジュール: IKJEFD35

プログラム: SUBMIT、CANCEL/STATUS

IKJ56260I INSUFFICIENT STORAGE TO EXECUTE command_name COMMAND

説明: IKJEFF05 は、サブミットしたデータ・セットに関する十分なバッファー・スペースを確保するためのGETMAIN を実行することができませんでした。

ジョブ・ストリーム (SUBMIT * コマンドを通してサブミットされたジョブ・ストリーム) を収容するために必要な仮想記憶域が、取得できませんでした。このコマンドは、ジョブ・ストリームをサブミットせずに終了します。

検出モジュール: IKJEFF04、IKJEFF05

プログラム: SUBMIT

IKJ56261I RECORD LENGTH OF DATA SET dsname NOT 80

説明: サブミットされたデータ・セットの論理レコード長は 80 バイトでありませんでした。ブロック・サイズは 80

バイトである必要はありませんが、LRECL は、レコードが標準 JCL カードとして扱われるために、80 バイトでなければなりません。 DD カードによって指示されるデータは、別のタイプのデータ・セットでもかまいません。 ユーザーは、80 バイトの LRECL を使用して、JCL データ・セットを再作成しなければなりません。 ALLOCATE コマンドを使用するか、または新しい CNTL タイプのデータ・セットを編集してください。

検出モジュール: IKJEFF05

プログラム: SUBMIT

IKJ56262I MEMBER member NOT IN DATA SET dsname

説明: 指定された区分データ・セットのメンバーは、発見されませんでした。 データ・セット名が正常に割り振られた後で、メンバー名に FIND マクロが出され、コード 4 が戻されました。

メンバー・オプションを使用して、そのデータ・セット名に LISTDS コマンドを出してください。これにより、どの

IKJ56258I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 393

Page 406: TSO/E メッセージ - TOK2

メンバーがデータ・セット内にあるかが通知され、SUBMIT コマンドは正しいメンバー名を使用して再度出すことが可能です。

検出モジュール: IKJEFF05

プログラム: SUBMIT

IKJ56263I RECORD FORMAT FOR DATA SET dsname NOT FIXED

説明: サブミットされているデータ・セットのレコード形式には、固定長または固定長ブロック化形式ではありませんでした。 すべての JCL は、固定長または固定長ブロック化のデータ・セットになければなりませんが、DD カードによってポイントされたデータは、他のタイプのデータ・セットに入れることができます。 ユーザーは、RECFM=F または FB を使用して、データ・セットを再作成しなければなりません。 ALLOCATE コマンドを使用するか、データ・セット・タイプとして CNTL を指定して新しいデータ・セットを EDIT (編集) してください。

検出モジュール: IKJEFF05

プログラム: SUBMIT

IKJ56264I keyword IGNORED BECAUSE JOB CARD WAS SUPPLIED + THIS KEYWORD IS ONLY USEDWHEN A JOB CARD IS GENERATED

説明: keyword には、NOTIFY、NONOTIFY、 PASSWORD、または NOPASSWORD を使用することができます。

検出モジュール: IKJEFF05

プログラム: SUBMIT

IKJ56265I INPUT DATA SET dsname NOT USABLE + CANNOT OPEN DATA SET

説明: 示されている、サブミットしたデータ・セットに対する OPEN が失敗しました。

FIND I/O ERROR

説明: サブミットしたデータ・セットの示されたメンバーについての FIND が失敗して、戻りコード 8 が出されました。

I/O SYNAD ERROR xxxx

説明: 示されているサブミットしたデータ・セットに対する入出力中に SYNAD 出口ルーチンに入りました。 xxxx

は、SYNADAF 入出力エラー情報です。

THE DATA SET IS EMPTY

説明: データ・セットは、新しく割り振られていて、空の状態です。

ユーザーの応答: データ・セットにデータを入力するか、または別のデータ・セットを用いてコマンドを再使用し、再度サブミットしてください。

検出モジュール: IKJEFF05

プログラム: SUBMIT

IKJ56266I UNABLE TO DIAGNOSE EXIT RETURN CODE return_code

説明: SUBMIT インストール・システム出口 (IKJEFF10) が、0、4、8、12、または 16 でない戻りコードを戻しました。

検出モジュール: IKJEFF09

プログラム: SUBMIT

IKJ56263I

394 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 407: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ56268I INVALID DATA SET NAME dsname, EXCEEDS 44 CHARACTERS

説明: 適切な修飾名がサブミットするデータ・セットの名前に追加された後で、その名前は、限界の 44 文字を超えました。 この状態は、アセンブリー・モジュール IKJEFF16 の CSECT IKJEFF17 の中で検出されます。

検出モジュール: IKJEFF16

プログラム: SUBMIT

IKJ56269I DATA SET dsname NOT FOUND

説明: サブミットするデータ・セットの名前が、システム・カタログ内にありません。 IKJDFLT (DEFAULT) サービス・ルーチンは、TSO/E ID 修飾子が非修飾入力データ・セット名に追加された後で、このエラーを検出しました。IKJEFF17 は、IKJDFLT を呼び出しエラー条件を検出するアセンブリー・モジュール IKJEFF16 の CSECT です。

検出モジュール: IKJEFF16

プログラム: SUBMIT

IKJ56270I keyword1 NOT INSERTED BECAUSE keyword2 SPECIFIED + IF A JOB CARD WEREGENERATED WITH keyword1 AND NO keyword3 KEYWORD, AS REQUESTED, THE JOB WOULDFAIL

説明: このメッセージは、RACF がインストールされている場合にのみ作成されます。 keyword の部分には以下のいずれかが挿入されます。

keyword1 keyword2 keyword3USER NOPASSWORD PASSWORDPASSWORD NOUSER USER

検出モジュール: IKJEFF08

プログラム: SUBMIT

IKJ56271I PASSWORD IGNORED, RACF IS NOT IN THE SYSTEM + CONTACT YOUR TSO/EADMINISTRATOR

説明: SUBMIT の PASSWORD キーワードは、RACF がインストールされていない場合は、無視されます。

検出モジュール: IKJEFF08

プログラム: SUBMIT

IKJ56272I ORGANIZATION OF DATA SET dsname NOT SEQUENTIAL OR PARTITIONED

説明: 示されたデータ・セットはサブミットされましたが、データ・セット編成が正しくありません (DSORG=PS または DSORG=PO)。 すべての JCL は、順次または区分データ・セット内になければなりませんが、DD カードによって指されているデータは、他のタイプのデータ・セットにあるときもあります。

検出モジュール: IKJEFF05

プログラム: SUBMIT

IKJ56273I MEMBER member SPECIFIED BUT DATA SET dsname NOT A PARTITIONED DATA SET

説明: サブミットしたデータ・セットは順次データ・セットであるために、SUBMIT コマンドにメンバー名を指定できません。

検出モジュール: IKJEFF05

プログラム: SUBMIT

IKJ56268I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 395

Page 408: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ56274A ENTER INPUT JOB STREAM:

説明: SUBMIT * コマンドが、基本コマンドとして出されました。 入力ジョブ・ストリームを入力しなければなりません。

検出モジュール: IKJEFF04

プログラム: SUBMIT

IKJ56275A SHOULD INPUT JOB STREAM BE SUBMITTED? ENTER - YES OR NO: + RESPOND ‘YES’ TOHAVE THE INPUT JOB STREAM PROCESSED. RESPOND ‘NO’ TO INDICATE THAT THEINPUT JOB STREAM IS NOT TO BE PROCESSED.

説明: PAUSE キーワードが選択され、ジョブ・ストリームの終わりが検出されました。

ジョブをサブミットする場合は ‘yes’ を入力し、ジョブを取り消す場合は ‘no’ を入力してください。

検出モジュール: IKJEFF04

プログラム: SUBMIT

IKJ56276A INPUT NOT ACCEPTED, LENGTH EXCEEDS 80 CHARACTERS - REENTER LAST LINE:

説明: ジョブ・ストリームに入力されたジョブは、80 文字を超えています。 80 文字以下の正しい長さの行を再入力してください。

検出モジュール: IKJEFF04

プログラム: SUBMIT

IKJ56277I END AND/OR PAUSE OPERANDS WERE IGNORED + END AND PAUSE ARE ONLY VALIDWHEN NOT IN EDIT MODE AND WHEN ‘*’ IS SPECIFIED FOR THE DATA SET NAME LIST

説明: END および PAUSE オペランドは、次の 2 つの状態のときに無視されます。 1 つは、データ・セット名が指定された場合、もう 1 つは、EDIT モードでデータ・セット名またはデータ・セット名リストに ‘*’ が要求された(SUBMIT *) 場合です。 この場合に、これらの状態のいずれかが検出され、END または PAUSE が迂回されました。

検出モジュール: IKJEFF04

プログラム: SUBMIT

IKJ56280A exit_message + ENTER REPLY FOR EXIT

説明: 挿入されたメッセージ・テキストは、SUBMIT インストール・システム出口 (IKJEFF10) によって出され、ユーザーに応答を指示します。

検出モジュール: IKJEFF09

プログラム: SUBMIT

IKJ56281I NO JOBS SUBMITTED BECAUSE UNABLE TO PROMPT + NOPROMPT SET IN TSO/EPROFILE, OR PROMPTING IS OFF FOR AN EXEC OR CLIST

説明: このメッセージの前に、欠落しているかまたは無効な情報を示すメッセージが、解析サービス・ルーチン(PASSWORD キーワードが指定された場合) または LOGON コマンド・プロセッサー (LOGON コマンドがサブミットされた場合) から出されます。

検出モジュール: IKJEFF08

プログラム: SUBMIT

IKJ56274A

396 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 409: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ56282I command_name COMMAND FAILED - UNABLE TO PROMPT USER + MISSING REPLY FORexit_message FROM EXIT

説明: ユーザーが非プロンプト・モードにあるか、または、SUBMIT コマンドがコマンド・プロシージャーで実行され、PROMPT キーワードが使用されなかったため、SUBMIT はプロンプト・メッセージ IKJ56280A を出すことができませんでした。 PUTGET マクロは、コード 12 を戻しました。 出口メッセージは、メッセージ IKJ56280A についてのインストール・システム出口の挿入部分の 80 文字です。

検出モジュール: IKJEFF09

プログラム: SUBMIT

IKJ56283I exit_message

説明: 挿入されたメッセージ・テキストは、SUBMIT インストール・システム出口 (IKJEFF10) によって出されます。 出口ルーチンは、戻りコードを使用して、メッセージが出された後で実行を終了するか続行するかどうかをSUBMIT に知らせます。

検出モジュール: IKJEFF09

プログラム: SUBMIT

IKJ56284I UNABLE TO ISSUE MESSAGE BECAUSE [reason] WITH ID error_id {error_type} ERRORDESCRIPTION UNABLE TO ISSUE MESSAGE WITH PROMPT FOR REPLY + NOPROMPT SETIN TSO/E PROFILE, OR PROMPTING IS OFF FOR AN EXEC OR CLIST (PUTGET R.C. ISreturn_code)

説明: reason 項目について、以下のものが出力されることがあります。v reason = ZERO PARAMETER LIST PTR (REG 1 OR PTR TO MSGLST)

v reason = ZERO POINTER TO MESSAGE CSECT

v reason = ZERO CPPL POINTER WHEN PUTLINE/PUTGET

v reason = ID NOT FOUND IN MESSAGE CSECT

v reason = PUTLINE WAS UNSUCCESSFUL

v reason = INCOMPATIBLE PARAMETERS (NEED MTOLDPTR NON-ZERO WHEN MT200LDSW ON)

v reason = FIRST BUFFER NOT SUPPLIED

v reason = SECOND BUFFER NOT SUPPLIED

v reason = FIRST BUFFER LENGTH ZERO

error_type 項目について、以下のものが出力されることがあります。v error_type = TO TERMINAL

v error_type = AS PUTGET

v error_type = WITH A SECOND LEVEL

TSO/E メッセージ出力ルーチン IKJEFF02 は、(IKJEFFMT マクロによってマップされる) 入力パラメーター・リスト、または PUTGET か PUTLINE サービス・ルーチンのどちらかの呼び出しから戻されたエラー戻りコードにエラーを検出しました。 可能な場合は、要求されたメッセージを最初に出します。

第 2 レベル・メッセージは、PUTGET が失敗したときにだけ出されます。

PUTLINE 操作が失敗した場合は、GNRLFAIL サービス・ルーチン IKJEFF19 は、さらに PUTLINE エラーを診断し、メッセージを出します。

PUTGET エラーがある場合は、メッセージは PUTLINE 操作として出されます。 PUTLINE エラーがある場合は、メッセージはプログラマーに対する書き出しメッセージとして出されます。

検出モジュール: IKJEFF02

IKJ56282I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 397

Page 410: TSO/E メッセージ - TOK2

プログラム: SUBMIT

IKJ56285I reason MESSAGE NOT EXTRACTED FOR ID message_number

説明: TSO/E メッセージ出力ルーチン IKJEFF02 は、メッセージ・テキストを返す (メッセージを取り出す) ときに使用される呼び出しプログラムのストレージを定義する入力パラメーター (IKJEFFMT マクロによってマップされた)

内で、エラーを検出しました。

メッセージ・テキストの reason は以下のいずれかです。

v FIRST BUFFER NOT SUPPLIED - 最初のバッファーの長さは指定されましたが、そのバッファーのアドレスが指定されませんでした。

v SECOND BUFFER NOT SUPPLIED - 2 番目のバッファーの長さは指定されましたが、そのバッファーのアドレスが指定されませんでした。

v FIRST BUFFER LENGTH ZERO - 最初のバッファーの長さはゼロであり、呼び出し側が第 1 レベル・メッセージを返してもらいたくなかったということを意味します。ただし、2 番目のバッファーの長さがゼロではなく、呼び出し側が 第 2 レベル・メッセージを返してもらいたいことを意味します。これは、正しくない要求です。

検出モジュール: IKJEFF02

プログラム: SUBMIT

IKJ56286I SYSTEM OR INSTALLATION ERROR. REPORT THE FOLLOWING MESSAGE TO YOUR TSO/EADMINISTRATOR.

説明: このメッセージは TSO/E メッセージ出力ルーチン IKJEFF02 により、すべてのエラー・メッセージの前に出されます。

検出モジュール: IKJEFF02

プログラム: SUBMIT

IKJ56287I JOB jobname NOT SUBMITTED - INVALID ENTRY CODE FOR modulename

説明: ジョブ名は、処理されている最後のジョブ名であり、再びサブミットされなければなりません。

モジュール名は、IKJEFF05 または IKJEFF15 です。 IKJEFF05 は、SUBMIT ヒストリー・テーブルの HTCODE フィールド内の 2 または 3 の値のみを受け入れます。 IKJEFF15 は、1 または 4 を受け入れます。

検出モジュール: IKJEFF05、IKJEFF15

プログラム: SUBMIT

IKJ56288I command_name FAILED - LOGON ACCOUNTING INFORMATION EXCEEDS 142 CHARACTERS

説明: ユーザーの会計情報が 142 文字を超えています。 IKJEFF04 はジョブ・カード形式に会計情報を再現するためにユーザーが TSO/E にログオンしたときに、作成された会計制御テーブル (ACT) の会計フィールドを参照します。

SUBMIT モジュール IKJEFF08 および IKJEFF09 は、会計情報を使用し、上記の制限を想定します。

検出モジュール: IKJEFF04

プログラム: SUBMIT

IKJ56289I command_name FAILED - LOGON ACCOUNTING INFORMATION WON’T FIT ON JOBSTATEMENT

説明: SUBMIT が JOB ステートメントを生成しなければならない場合は、最初のジョブ・カードのコンマの後に 54

文字を挿入するスペース、および 2 つの継続カードのそれぞれに 67 文字を挿入するスペースがあります。したがって、ユーザーの会計制御テーブル (ACT) の制御ブロックから再作成される会計情報の長さは、190 文字 (挿入する際

IKJ56285I

398 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 411: TSO/E メッセージ - TOK2

の区切り文字として使用される 2 つのコンマを含む) までです。ただし、フィールド間のコンマが不足している場合は、正しい長さの挿入部分 2 つまたは 3 つを作成することはできません。

検出モジュール: IKJEFF04、IKJEFF08

プログラム: SUBMIT

IKJ56291I [command/program] FAILED DATA SET type HAD A VSAM typemacro ERROR error_description

RETRY, THEN IF ERROR CALL YOUR SYSTEM PROGRAMMER (error field=X’nnnn’R15=X’nnnn’)

説明: SUBMIT コマンドの場合、このメッセージは、ジョブ入力サブシステムに JCL を渡すときに使用され、示された VSAM 入出力マクロによって検出されたエラーがあったことを示します。 これは、JCL エラーの結果発生する場合があります。 VSAM ではなくジョブ入力サブシステムが、SUBMIT コマンドの内部読み取りプログラムへの入出力を処理し、VSAM エラー・コードのサブセットだけを使用します。 VSAM がフィールドを与えた場合は、フィールドに VSAM の物理的入出力エラー情報が含まれます。メッセージ・テキストに以下のコードがあります。command/program エラーが発生したときに実行していたコマンドまたはプログラム。type データ・セットの名前または記述。

v dsname

v ddname

typemacro エラーを検出した VSAM 入出力マクロ。nnnn エラー・コード。rrrr レジスター 15 にある理由コード。

検出モジュール: CALLER

プログラム: VSAMFAIL/GNRLFAIL

IKJ56292I [text] FOR IKJEFF19 GNRLFAIL/VSAMFAIL ROUTINE

説明: text 項目について、以下のものが出力されることがあります。v text = UNABLE TO ISSUE FAILURE MESSAGE TO TERMINAL

v text = UNABLE TO ISSUE FAILURE MESSAGE FOR ID user_id

v text = INCOMPLETE FAILURE MESSAGE ISSUED BECAUSE error_description

IKJEFF19 への入力パラメーター・リストに、以下のエラーのいずれかが入っていました。

v レジスター 1 は、IKJEFF19 に対する GFPARMS パラメーター・リストのアドレスを示しませんでした。

v GFCALLID フィールドは、定義された範囲の外でした。(IKJEFFGF マッピング・マクロを参照してください。)

v GFCALLID が VSAM または SSREQ ID を示したときに、GFCBPTR フィールドはゼロでした。

v GFWTPSW がオフ (PUTLINE のデフォルト) のときに、GFCPPLP フィールドはゼロでした。

さらにこのメッセージは、メッセージ出力ルーチン IKJEFF02 が、PUTLINE からゼロ以外の戻りコードを戻した場合にも出されます。

検出モジュール: IKJEFF19

プログラム: VSAMFAIL/GNRLFAIL

IKJ56293I command/program FAILED - [text] HAD error RETRY, THEN IF ERROR CALL YOUR SYSTEMPROGRAMMER (REGISTER 15=rrr)

説明: text 項目について、以下のものが出力されることがあります。v text = PARSE SERVICE ROUTINE

v text = PUTLINE SERVICE ROUTINE

v text = ssname SUBSYSTEM

v text = INTERFACE description

IKJ56291I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 399

Page 412: TSO/E メッセージ - TOK2

このメッセージは、戻りコードが 0、4、または 20 ではない場合に、解析サービス・ルーチンによって検出されたエラーについて説明します。さらに、 PUTLINE サービス・ルーチンまたはサブシステム・インターフェース要求ルーチン (IEFSSREQ) からのエラーについても出されます。メッセージ・テキストに以下のコードがあります。command/program エラーが発生したときに実行していたコマンドまたはプログラム。ssname エラーを含むサブシステムの名前。description エラーを含むインターフェースの記述。rrrr レジスター 15 にある理由コード。

以下は、IEFSSREQ によって検出される (10 進数の) 戻りコードのリスト、およびその意味です。

RC 原因

0 正常終了。要求がサブシステムに送信されました。

4 サブシステムは、この機能をサポートしません。

8 サブシステムは存在しますが、活動していません。

12 サブシステムは存在しません。

16 機能は完了しませんでした。エラーです。

20 論理エラー (SSOB の形式または長さが正しくありません。ステージング域のサイズの限界を超えています)

検出モジュール: CALLER

プログラム: VSAMFAIL/GNRLFAIL

IKJ56294I command/program ENDED DUE TO ERROR, [text] ABEND CODE abend_code

説明: text 項目について、以下のものが出力されることがあります。v text = SYSTEM

v text = USER

メッセージは、呼び出しルーチン (STAE、STAI、 ESTAE、ESTAI) によって検出された異常終了を示します。 このメッセージは、端末監視プログラムの STAI ルーチンが迂回されるときにだけ出されます。メッセージ・テキストの中では、command/program は、異常終了が起きたときに実行していたコマンドまたはプログラムです。

このメッセージにリストされる異常終了コードについての説明は、z/OS MVS システム・コード を参照してください。

検出モジュール: CALLER

プログラム: VSAMFAIL/GNRLFAIL

IKJ56295I THE OUTPUT LINE DESCRIPTOR PASSED TO IKJEFF02 IS ABOVE 16 MEGABYTES. IT ISIGNORED.

説明: 入力パラメーター・リストを使用して IKJEFF02 に渡された出力行記述子アドレス (OLD) は、16 メガバイト境界よりも上です。 16 メガバイト境界より下のストレージに出力行記述子を置くか、または IKJEFF02 を呼び出したルーチンから OLD 要求を除去しなければなりません。

検出モジュール: IKJEFF02

プログラム: IKJEFF02

IKJ56309I UNABLE TO OPEN DATA SET dsname

説明: IKJCT469 が、PRINT データ・セットをオープンすることができなかったか、または IKJCT463 が、SAVE データ・セットをオープンすることができませんでした。

検出モジュール: IKJCT469、IKJCT463

IKJ56294I

400 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 413: TSO/E メッセージ - TOK2

プログラム: OUTPUT

IKJ56310I INVALID DATA SET NAME, dsname EXCEEDS 44 CHARACTERS WHEN QUALIFIED

説明: 非修飾データ・セット名が入力されました。 ‘OUTLIST’ が付加された場合、最大長を超えてしまいます。IKJCT473 は、解析プログラムがユーザー ID を接頭部として付けた後で、SAVE データ・セットおよび PRINT データ・セットを検査します。

検出モジュール: IKJCT473

プログラム: OUTPUT

IKJ56311I NOT AUTHORIZED TO ISSUE OUTPUT ON JOB jobname

説明: 示されたジョブで OUTPUT コマンドを出す適切な権限を保持していません。 サブシステムの戻りコードはゼロでしたが、SSOB の SSOBRETN フィールドは 32 でした。

このメッセージは、JES3 環境でのみ出され、JES3 インストール・システム出口ルーチンがそのジョブへのアクセスを拒否したことを示します。

検出モジュール: IKJCT462

プログラム: OUTPUT

IKJ56312I NOT ENOUGH VIRTUAL STORAGE TO EXECUTE command/subcommand

説明: このメッセージは、以下の場合に出されます。

v IKJCT463 が、解析プログラムから戻りコード 16 を検出する (PDL のスペースがない) 場合。

v IKJCT463 が、コマンド走査から戻りコード 8 を検出する場合。

v IKJCT467 が、PUTGET から戻りコード 28 を検出する場合。

v IKJCT469 が、解析プログラムから戻りコード 16 を検出する (PDL のスペースがない) 場合。

検出モジュール: IKJCT463、IKJCT467、IKJCT469

プログラム: OUTPUT

IKJ56313I COMMAND SYSTEM ERROR macro/service routine ERROR CODE error_code

説明: このメッセージは、以下の場合に出されます。

v IKJCT463 が、コマンド走査から戻りコード 4 (無効なパラメーターが渡された) か、または意味のないゼロ以外の戻りコードのどちらかを検出する場合。

v IKJCT463 が、解析戻りコード 12 (無効なパラメーターが渡された) か、または意味のない 4、8、または 16 以外のゼロ以外の戻りコードのどちらかを検出する場合。

v IKJCT463 が、ATTACH マクロからゼロ以外の戻りコードを検出する場合。

v IKJCT467 が、PUTGET からゼロ以外の戻りコードを検出する場合。

v IKJCT469 が、ESTAE マクロからゼロ以外の戻りコードを検出する場合。

v IKJCT469 が、解析プログラムから戻りコード 12 を検出する場合。無効なパラメーターが解析プログラムに渡されたか、または IKJCT469 が識別不能な戻りコードを検出しました。

v IKJCT469 が、STAX マクロからゼロ以外の戻りコードを検出する場合。

v IKJCT472 が、PUTGET から 0 または 4 以外の戻りコードを検出する場合。ユーザーのサブコマンドを、アテンションの後に取り出すことができませんでした。

v IKJCT472 が、STATUS マクロからゼロ以外の戻りコードを検出する場合。

検出モジュール: IKJCT463、IKJCT467、IKJCT469、 IKJCT472

プログラム: OUTPUT

IKJ56310I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 401

Page 414: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ56318I [text] ENDED DUE TO ERROR, SYSTEM ABEND CODE abend_code

説明: text 項目について、以下のものが出力されることがあります。v text = command

v text = HELP

IKJCT460 が ESTAE 出口作業域内で 913 または x37 以外の異常終了コードを検出したか、または HELP コマンド・プロセッサーが異常終了したときに IKJCT463 の STAI 出口が制御権を取得しました。

command ENDED DUE TO ERROR, SYSTEM ABEND CODE abend_code

NOT ENOUGH DIRECT ACCESS SPACE TO CONTAIN ALL RECORDS IN DATA SET dsname

INVALID PASSWORD SPECIFIED FOR DATA SET dsname

説明: IKJCT460 は、B37、D37、または E37 の異常終了コードを検出しました。 PRINT または SAVE データ・セットへの書き込み中にスペース・エラーが起きたか、または IKJCT460 が異常終了コード 913 を検出しました。

検出モジュール: IKJCT460、IKJCT463

プログラム: OUTPUT

IKJ56319I INTERRUPTED OUTPUT RESUMED

説明: sysout データ・セットに以前にチェックポイントが設定されているコマンドに、HERE が指定されているか、またはアテンション割り込みの後、入力された CONTINUE サブコマンドに HERE が指定されている場合、IKJCT471

は、IKJCT462 によりセットされた INTRPMSG スイッチを検出しました。

検出モジュール: IKJCT471

プログラム: OUTPUT

IKJ56320I NO HELP OUTPUT FOR JOB jobname(jobid) in CLASS class_name

説明: 「印刷」機能が要求されました。サブシステムの戻りコードは 0 でしたが、SSOBRETN フィールドには 4 または 8 が入っていました (作業終了後にジョブが除去された場合)。 要求されたクラスには、指定したジョブの出力はありません。

検出モジュール: IKJCT462

プログラム: OUTPUT

IKJ56321I COMMAND NOT AUTHORIZED FOR user_id + YOUR INSTALLATION MUST AUTHORIZE USEOF THIS COMMAND

説明: SVC 100 戻りコードは、80 です。端末ユーザーには、自身の UADS に指定されている ‘JCL’ 特権がありません。

検出モジュール: IKJCT466

プログラム: OUTPUT

IKJ56323I INVALID SUBCOMMAND subcommand_name

説明: コマンド走査の戻りコードが 0 で、CSOA フラグ・ビットが 08 (サブコマンドが構文上無効) であるか、あるいはサブコマンドが構文上は有効だが、そのサブコマンドが認められたサブコマンド (CONTINUE、 SAVE、HELP、END) の 1 つまたはその省略形でないかのどちらかです。

検出モジュール: IKJCT463

プログラム: OUTPUT

IKJ56318I

402 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 415: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ56325I dsname SAVED

説明: sysout データ・セット上のデータの終わりが、サブコマンド・モード時に検出されました。 sysout データ・セットは、SAVE データ・セットに完全にコピーされました。

検出モジュール: IKJCT470

プログラム: OUTPUT

IKJ56328A message_text_from_installation_exit + ENTER REPLY FOR INSTALLATION EXIT

説明: インストール・システム出口 (IKJEFF53) の戻りコードは、4 です。出口は、端末装置で印刷する第 1 レベル・メッセージ・テキストを指定しました。ユーザーは、メッセージに応答することが要求されます。

検出モジュール: IKJCT469

プログラム: OUTPUT

IKJ56328I message_text_from_installation_exit

説明: インストール・システム出口 (IKJEFF53) の戻りコードは、8 です。 ユーザーは、出口の要求を満たさないジョブ名を入力しました。 IBM 提供の出口を使用している場合、ジョブ名はユーザー ID から始まらなければなりません。また、IBM 提供のメッセージ・テキストは次のとおりです。 JOB ‘jobname’ REJECTED - JOBNAME MUST BE

YOUR USERID OR MUST START WITH YOUR USERID.

検出モジュール: IKJCT469

プログラム: OUTPUT

IKJ56330I ORGANIZATION OF DATA SET dsname NOT ACCEPTABLE + ORGANIZATION MUST BEPARTITIONED OR SEQUENTIAL

説明: 指定された PRINT または SAVE データ・セットは、サポートされないデータ・セット編成です。

検出モジュール: IKJCT473

プログラム: OUTPUT

IKJ56332I UNABLE TO DIAGNOSE INSTALLATION EXIT RETURN CODE return_code

説明: インストール・システム出口 (IKJEFF53) は、4、8、12、または 16 以外のゼロ以外の戻りコードを戻しましたが、OUTPUT はそれらのコードに意味を定義していません。 IBM 提供の出口は、0、8、および 12 だけを戻します。

検出モジュール: IKJCT469

プログラム: OUTPUT

IKJ56333I MISSING REPLY FOR message FROM INSTALLATION EXIT

説明: ユーザーの端末装置は、非プロンプト・モードでした。したがって、IKJCT469 はインストール・システム出口(IKJEFF53) から戻りコード 4 を受け取り、IKJCT467 に制御権を渡して出口メッセージを出し、応答を受け取ったとき、PUTGET (プロンプト) はコード 12 を戻しました。 IKJCT467 は、この戻りコードを検出し、このメッセージを出します。

検出モジュール: IKJCT467

プログラム: OUTPUT

IKJ56325I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 403

Page 416: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ56339I NO HELD OUTPUT FOR JOB jobname

説明: 「印刷」、「削除」、または「ルーティング」機能が要求されました。サブシステムの戻りコードは 0 でしたが、SSOBRETN フィールドに 4 が入っていました。 クラスが指定されなかったので、すべての保留クラスが検索されましたが、指定されたジョブの保留出力が見つからなかったか、または、指定されたジョブのアクセスを許可されている保留出力を見つけることができませんでした。

検出モジュール: IKJCT462

プログラム: OUTPUT

IKJ56340I JOB jobname NOT FOUND

説明: サブシステムの戻りコードは 0 でしたが、SSOBRETN フィールドに 8 が含まれました。ジョブは、システム内で検出されませんでした。

検出モジュール: IKJCT462

プログラム: OUTPUT

IKJ56341I command COMMAND INVALID DUE TO CONFLICTING KEYWORDS

説明: 互いに排他的なキーワードが、コマンドに指定されました (たとえば、PRINT と NEWCLASS、またはNEWCLASS と DELETE)。

検出モジュール: IKJCT469

プログラム: OUTPUT

IKJ56342I command ENDED DUE TO FIB SVC [text] ERROR CODE error_code REENTER COMMAND, THENIF ERROR CALL YOUR SYSTEM PROGRAMMER

説明: text 項目について、以下のものが出力されることがあります。v text = ATTACH

v text = STAX

v text = STATUS

ATTACH、STAX、または STATUS マクロが、SVC100 によって使用されている間に、障害が起こりました (戻りコード =84)。 上記以外の場合は、SVC100 の戻りコードは 88 である (レジスター 0 に無効な標識がある) か、またはSVC100 の戻りコードは認識できませんでした (0、12、80、84、または 88 以外)。 メッセージ・テキストでは、command は異常終了が起きたときに実行していたコマンドです。 error_code は、エラー・コード ID です。

検出モジュール: IKJCT466

プログラム: OUTPUT

IKJ56343I NO HELD OUTPUT FOR JOB jobname IN CLASS(ES) REQUESTED

説明: 「削除」または「ルーティング」機能が要求されました。サブシステムの戻りコードは 0 でしたが、SSOBRETN フィールドに 4 が入っていました。要求されたクラスに、指定されたジョブの保留出力がないか、または指定されたジョブにアクセスを許可されている保留出力がありません。 指定されたジョブの出力がありません。

検出モジュール: IKJCT462

プログラム: OUTPUT

IKJ56339I

404 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 417: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ56344I DATA SET dsname SKIPPED, INTERRUPTED DURING PREVIOUS OUTPUT COMMAND + IF‘KEEP’ WAS SPECIFIED, RETRIEVE THE DATA SET BY REENTERING THE COMMAND WITH‘BEGIN’

説明: ユーザーは、直前の OUTPUT セッション中にチェックポイントが設定され、sysout データ・セットをアクセスしようと試みました (SSSORBA フィールドがゼロ以外です)。 ユーザーがコマンドに NEXT を指定したために、チェックポイントが設定されたデータ・セットは印刷されません。

検出モジュール: IKJCT462

プログラム: OUTPUT

IKJ56345I subsystem SUBSYSTEM INTERFACE ERROR, RETURN CODE return_code + REENTERCOMMAND, THEN IF ERROR CALL YOUR SYSTEM PROGRAMMER

説明: サブシステムの戻りコードは、4 (サブシステムが機能をサポートしない) か、または 20 (論理エラー) のどちらかです。

検出モジュール: IKJCT462

プログラム: OUTPUT

IKJ56346I subsystem SUBSYSTEM ERROR, RETURN CODE return_code + REENTER COMMAND, THEN IFERROR CALL YOUR SYSTEM PROGRAMMER

説明: IKJCT462 は、サブシステムの戻りコード 12 (サブシステムが存在しない) または 16 (機能が完了していない)、あるいは IKJCT462 または IKJCT464 が処理が完了していることをサブシステムに示したときにゼロ以外の戻りコードを検出しました。

検出モジュール: IKJCT462、IKJCT464

プログラム: OUTPUT

IKJ56347I COMMAND FAILED subsystem SUBSYSTEM NOT ACTIVE + RETRY WHEN SUBSYSTEM ISACTIVE

説明: サブシステムの戻りコード 8 が、検出されました。 サブシステムは、アクティブではありませんでした。

検出モジュール: IKJCT462

プログラム: OUTPUT

IKJ56348I DUPLICATE JOBNAMES jobname, CORRECT JOBNAME (jobid) COMBINATION REQUIRED +STATUS COMMAND MAY BE USED TO OBTAIN A UNIQUE JOBID

説明: コード 20 は、サブシステムから SSOBRETN フィールド内に返されました。 重複するジョブ名が存在するために、固有のジョブ ID が必要です。

検出モジュール: IKJCT462

プログラム: OUTPUT

IKJ56349I JOB jobname(jobid) COMBINATION INVALID + STATUS COMMAND MAY BE USED TO OBTAINA UNIQUE JOBID

説明: コード 24 は、サブシステムから SSOBRETN フィールド内に返されました。 ジョブ ID は、そのジョブ名について不適切でした。

検出モジュール: IKJCT462

プログラム: OUTPUT

IKJ56344I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 405

Page 418: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ56350I UNABLE TO PROCESS JOB jobname AT THIS TIME, TRY LATER

説明: サブシステムの戻りコードは 0 ですが、SSOBRETN フィールドは 16 です。 このジョブはサブシステム内にありますが、まだ端末ユーザーが使用することはできません。

検出モジュール: IKJCT462

プログラム: OUTPUT

IKJ56351I INVALID REMOTE STATION ID destination id

説明: サブシステムの戻りコードは 0 でしたが、SSOBRETN フィールドには 28 が含まれました。 サブシステムは、有効な ID テーブル内にステーション ID を検出しませんでした。

検出モジュール: IKJCT462

プログラム: OUTPUT

IKJ56353I SSOBRETN FIELD FROM SUBSYSTEM IS nnn UNABLE TO DIAGNOSE + REENTERCOMMAND, THEN IF ERROR CALL YOUR SYSTEM PROGRAMMER

説明: サブシステムの戻りコードは 0 ですが、SSOBRETN フィールドには 0、4、8、12、16、20、 24、または 28

以外のコードが含まれました。

検出モジュール: IKJCT462

プログラム: OUTPUT

IKJ56357I DATA SET dsname PARTITIONED, NO MEMBER NAME GIVEN-‘TEMPNAME’ USED

説明: ユーザーが指定した PRINT または SAVE データ・セットは、区分データ・セットでしたが、メンバーの名前が指定されませんでした。

TEMPNAME が、デフォルトです。

検出モジュール: IKJCT473

プログラム: OUTPUT

IKJ56358I INVALID SEARCH ARGUMENTS, SSOBRETN CODE nnn + REENTER COMMAND, THEN IFERROR CALL YOUR SYSTEM PROGRAMMER

説明: サブシステムの戻りコードは 0 であり、SSOBRETN フィールドは 12 です。 SSSO 制御ブロックには、無効なデータが含まれました。

検出モジュール: IKJCT462

プログラム: OUTPUT

IKJ56400A ENTER LOGON OR LOGOFF

説明: LOGON パラメーターは無効であり、ユーザーは非プロンプト・モードにあります。

検出モジュール: IKJEFLEA

プログラム: LOGON

IKJ56350I

406 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 419: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ56401I INVALID COMMAND SYNTAX

説明: LOGON 中にコマンドが入力されましたが、コマンド名が無効でした。

検出モジュール: IKJEFLEA

プログラム: LOGON

IKJ56402I RECONNECT SPECIFIED - OTHER OPERANDS IGNORED

説明: LOGON RECONNECT が、他のオペランドとともに指定されました。

検出モジュール: IKJEFLE

プログラム: LOGON

IKJ56403I PERFORMANCE GROUPS NOT AUTHORIZED FOR USE BY USERID user_id

説明: パフォーマンス・グループが LOGON コマンドに指定されましたが、ユーザーは、パフォーマンス・グループを使用することを UADS で許可されていません。

検出モジュール: IKJEFLE

プログラム: LOGON

IKJ56404I PERFORMANCE GROUP group NOT AUTHORIZED FOR USERID user_id

説明: パフォーマンス・グループ group が LOGON コマンドに指定されましたが、ユーザーは、パフォーマンス・グループ nnn を使用することを UADS で許可されていません。

検出モジュール: IKJEFLE

プログラム: LOGON

IKJ56405I PERFORMANCE GROUP group NOT DEFINED TO SYSTEM

説明: システムは、パフォーマンス・グループ group を認識しません。

検出モジュール: IKJEFLE

プログラム: LOGON

IKJ56406I ABEND WHILE PROCESSING BROADCAST MESSAGES, LOGON PROCEEDING.

説明: LOGON 中に LISTBC が使用されましたが、LISTBC の実行中に ABEND が発生しました。

検出モジュール: IKJEES71

IKJ56407I PASSWORD INVALID FOR USERID

説明: LOGON RECONNECT が入力されましたが、入力されたパスワードは、直前のパスワードと一致しませんでした。

検出モジュール: IKJEFLE

プログラム: LOGON

IKJ56408I PASSWORD REQUIRED FOR LOGON RECONNECT

説明: LOGON RECONNECT が入力されましたが、パスワードが指定されませんでした。 直前のセッションのパスワードが、指定されなければなりません。

検出モジュール: IKJEFLE

IKJ56401I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 407

Page 420: TSO/E メッセージ - TOK2

プログラム: LOGON

IKJ56409I TSOLOGON RECONNECT REJECTED - USERID user_id NOT FOUND

説明: LOGON RECONNECT が入力されましたが、入力されたユーザー ID は、TIOC によって検出されませんでした。

検出モジュール: IKJEFLE

プログラム: LOGON

IKJ56410I command COMMAND NOT ACCEPTED DURING LOGON

説明: LOGON/LOGOFF 以外のコマンドが、LOGON 処理中に入力されました。

検出モジュール: IKJEFLEA

プログラム: LOGON

IKJ56411I TSOLOGON RECONNECT REJECTED - USERID user_id IN USE

説明: LOGON RECONNECT が入力されましたが、user_id が使用中であることが、TIOC によって検出されました。

検出モジュール: IKJEFLEA

プログラム: LOGON

IKJ56412I DEST dest NOT DEFINED TO SUBSYSTEM, DEFAULT DEST TO BE USED

説明: DEST に対する UADS 値が、サブシステムに定義されていません。

検出モジュール: IKJEFLE

プログラム: LOGON

IKJ56413I LOGON REJECTED BY RACF INSTALLATION EXIT

説明: LOGON は、RACF インストール・システム出口によってリジェクトされました。このメッセージに続いて、メッセージ IKJ56418I が出されます。 LOGON がリジェクトされた理由を判断するために、インストール・システムの管理者に連絡しなければなりません。

検出モジュール: IKJEFLE

プログラム: LOGON

IKJ56414I NEW PASSWORD IS INVALID FOR RACF

説明: 新しいパスワードまたはパスワード・フレーズは、RACF には無効です。以下に示す 1 つ以上の理由により、パスワードまたはパスワード・フレーズが無効であると考えられます。

v 新しいパスワードまたはパスワード・フレーズが構文的に無効であるか、RACF の実装規則のいずれかに違反している。たとえば、長さが短すぎる、反復文字が多すぎる、または文字タイプの混合要件を満たしていないなどです。

v 最短のパスワード変更間隔 (MINCHANGE 間隔) が経過していないため、この時点でパスワードまたはパスワード・フレーズの変更が許可されない。

v RACF によって保守されている (任意選択) ため、パスワードがまだ最近使用されたパスワードのパスワード・ヒストリー・ファイルにある。

v RACF パスワード出口がパスワードまたはパスワード・フレーズをリジェクトした。

検出モジュール: IKJEFLE

プログラム: LOGON

IKJ56409I

408 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

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Page 421: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ56415I CURRENT PASSWORD HAS EXPIRED - PLEASE ENTER NEW PASSWORD

説明: 現在のパスワードは期限切れになり、新しいパスワードが必要です。

検出モジュール: IKJEFLE

プログラム: LOGON

IKJ56416I RACF RACINIT ERROR CODE error_code, [text] TERMINATED RACF OIDCARD ERROR CODEerror_code, LOGON TERMINATED

説明: text 項目について、以下のものが出力されることがあります。v text = LOGON

v text = LOGOFF

LOGON または LOGOFF が終了し、RACF エラー・コード error_code が出されました。このメッセージに続いて、メッセージ IKJ56418I が出されます。 RACF がエラー・コードを出した理由を判断するために、インストール・システムの管理者に連絡しなければなりません。

検出モジュール: IKJEFLE

プログラム: LOGON

IKJ56417I GROUP group_id NOT AUTHORIZED

説明: 指定された group_id は、このユーザーによる使用が許可されていませんでした。

検出モジュール: IKJEFLE

プログラム: LOGON

IKJ56418I CONTACT YOUR TSO ADMINISTRATOR

説明: このメッセージは、訂正するのにインストール・システム管理者の介入が必要となるエラーが発生したときに出されます。このメッセージの前に出されたメッセージが、エラー状況を説明します。

検出モジュール: IKJEFLE

プログラム: LOGON

IKJ56419I [text] IGNORED FOR NON-RACF USER

説明: text 項目について、以下のものが出力されることがあります。v text = NEW PASSWORD

v text = GROUP

RACF に定義されていないユーザーに対し、新しいパスワードまたは GROUP キーワードのどちらかが無視されました。このメッセージに続いて、メッセージ IKJ56418I が出されます。 RACF に定義するために、インストール・システム管理者に連絡しなければなりません。

検出モジュール: IKJEFLE

プログラム: LOGON

IKJ56420I USERID user_id NOT AUTHORIZED TO USE TSO

説明: LOGON コマンドで入力したユーザー ID が、UADS に見つからないか、または TSO の使用を許可されていません。

検出モジュール: IKJEFLE

IKJ56415I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 409

Page 422: TSO/E メッセージ - TOK2

プログラム: LOGON

IKJ56421I ユーザー ID またはパスワードが無効です。

説明: 入力されたパスワードは、ログオン中のユーザー ID について認可されていません。

PASSWORD NOT AUTHORIZED FOR USERID. NEW PASSWORD IGNORED.

説明: ユーザーは、自身のユーザー ID および新規パスワードに無効なパスワードを入力しました。システムは、元のパスワードが無効であると認識し、パスワードを変更しようとする試みをすべて無視します。

ユーザーの応答: パスワード・フィールドのこのユーザー ID に、有効なパスワードを入力します。 元のパスワードが無効になったために、現行パスワードを変更するとか、新規パスワードを入力する必要が生じた場合は、新規パスワード・フィールドに新規パスワードを入力してください。 その後で、Enter キーを押します。

検出モジュール: IKJEFLE

プログラム: LOGON

IKJ56422I ACCOUNT NUMBER account_number NOT AUTHORIZED

説明: LOGON コマンドで入力された会計番号は、ユーザー ID およびパスワードに対して無効です。

検出モジュール: IKJEFLE

プログラム: LOGON

IKJ56423I REGION SIZE size EXCEEDS LIMIT SIZE limit

説明: LOGON コマンドに指定された領域サイズは、ユーザー ID およびパスワードに対する UADS に指定されたサイズを超えています。

検出モジュール: IKJEFLE

プログラム: LOGON

IKJ56424I PROCEDURE NAME name NOT AUTHORIZED

説明: LOGON コマンドに指定されたプロシージャー名は、このユーザー ID、パスワード、および会計番号について定義されていません。

検出モジュール: IKJEFLE

プログラム: LOGON

IKJ56425I LOGON rejected, UserID user_id already logged on to the system system name.

説明: LOGON コマンドに指定されたユーザー ID は、現在使用中です。 続行するには、ENTER キーを押すか、あるいは LOGON または LOGOFF コマンドを指定してください。

LOGON REJECTED, RACF TEMPORARILY REVOKING USER ACCESS

説明: RACF がユーザーのアクセスを一時的に無効にしているために、LOGON はリジェクトされました。このメッセージに続いて、メッセージ IKJ56418I が出されます。 アクセスが取り消された理由を判断するために、インストール・システム管理者に連絡してください。

検出モジュール: IKJEFLE、IKJEFLI

プログラム: LOGON

IKJ56421I

410 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

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Page 423: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ56426I [text] IGNORED, RACF IS NOT IN THE SYSTEM

説明: text 項目について、以下のものが出力されることがあります。v text = NEW PASSWORD

v text = GROUP

RACF がシステムにインストールされていないために、新しいパスワードまたは GROUP キーワードが無視されました。このメッセージに続いて、メッセージ IKJ56418I が出されます。 インストール・システム管理者に連絡しなければなりません。

検出モジュール: IKJEFLE

プログラム: LOGON

IKJ56427I ATTENTION IGNORED , SYSTEM ERROR, LOGON RESUMED GETLINE ERROR PUTLINEERROR

説明: ATTENTION は、無視されています。 GETLINE または PUTLINE からのゼロ以外の戻りコードが、受け取られました。

検出モジュール: IKJEFLG

プログラム: LOGON

IKJ56428I LOGON REJECTED, TOO MANY ATTEMPTS

説明: ユーザーが有効な LOGON コマンドを入力するよう指示された回数は、許容最大回数を超えました。

検出モジュール: IKJEFLEA

プログラム: LOGON

IKJ56429A REENTER -

説明: 許可されていないパラメーターが入力されたため、正しいパラメーターを再入力してください。

検出モジュール: IKJEFLE

プログラム: LOGON

IKJ56430I TSO LOGON rejected - maximum number of users reached.

説明: ログオンを試みているときに、ユーザー数が最大に達しました。 すでに存在しないログオン・セッションへの再接続を試みている可能性があります。後で再びログオンを試みるか、またはシステム・プログラマーに連絡して、援助を依頼してください。

検出モジュール: IKJEFLE

プログラム: LOGON

IKJ56431I LOGON TERMINATED. NOT AUTHORIZED TO THIS TERMINAL.

説明: 指定したユーザーまたはグループは、端末装置に対し許可されていません。

検出モジュール: IKJEFLE

プログラム: LOGON

IKJ56426I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 411

Page 424: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ56432I TSOLOGON RECONNECT REJECTED - NOT AUTHORIZED TO THIS TERMINAL

説明: RECONNECT キーワードが指定されましたが、ユーザーまたは以前のグループは、端末装置に対し許可されていません。

検出モジュール: IKJEFLE

プログラム: LOGON

IKJ56433I OPERATOR ID CARD IS NOT AUTHORIZED

説明: カード読取装置に挿入されたオペレーター ID カードは、このユーザーに有効ではありません。 このメッセージの後に、メッセージ IKJ56437A が出されます。

検出モジュール: IKJEFLE

プログラム: LOGON

IKJ56434I OPERATOR ID CARD IS REQUIRED

説明: OIDCARD キーワードが指定されませんでしたが、オペレーター ID カードがこのユーザーについて要求されます。 このメッセージの後に、メッセージ IKJ56437A が出されます。

検出モジュール: IKJEFLE

プログラム: LOGON

IKJ56435I NOT A VALID OPERATOR ID CARD

説明: 識別不能なオペレーター ID カードが、ユーザーによってカード読取装置に挿入されました。このメッセージの後に、メッセージ IKJ56437A が出されます。

検出モジュール: IKJEFLE

プログラム: LOGON

IKJ56436I LOGON TERMINATED. OPERATOR ID CARD NOT SUPPORTED FOR THIS TERMINAL TYPE

説明: オペレーター ID カードがこのユーザーについて要求されますが、この端末タイプではサポートされません。

検出モジュール: IKJEFLE

プログラム: LOGON

IKJ56437A [text] OPERATOR ID CARD -

説明: text 項目について、以下のものが出力されることがあります。v text = ENTER

v text = REENTER

このメッセージは、メッセージ IKJ56433I、IKJ56434I、および IKJ56435I の後に出されます。カード読取装置に、オペレーター ID カードを挿入してください。 ユーザーが RACF に定義されていない場合は、ヌル行を入力してください。

検出モジュール: IKJEFLE

プログラム: LOGON

IKJ56432I

412 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 425: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ56438I USE OF GROUP HAS BEEN REVOKED

説明: ユーザーは、RACINIT 戻りコード 36 で示されるように、グループから取り消されました。 このメッセージの後に、メッセージ IKJ56439A が出されます。

検出モジュール: IKJEFLE

プログラム: LOGON

IKJ56439A REENTER NEW GROUP NAME

説明: このメッセージは、メッセージ IKJ56438I の直後に出されます。 要求されたデータを入力してください。

検出モジュール: IKJEFLE

プログラム: LOGON

IKJ56440I TSOLOGON RECONNECT REJECTED - PASSWORD INVALID FOR RACF

説明: 直前のセッションのパスワードは、RACF PROFILE 内のパスワードと同じではありません。

検出モジュール: IKJEFLE

プログラム: LOGON

IKJ56441I TSOLOGON RECONNECT REJECTED - USER NOT DEFINED TO GROUP

説明: ユーザーには、直前のセッションに指定されたグループにアクセスする許可がすでにありません。

検出モジュール: IKJEFLE

プログラム: LOGON

IKJ56442I TSOLOGON RECONNECT REJECTED BY RACF INSTALLATION EXIT

説明: インストール・システム出口は、RACINIT について、ゼロ以外の戻りコードを戻しました。

検出モジュール: IKJEFLE

プログラム: LOGON

IKJ56443I TSOLOGON RECONNECT REJECTED - USER ACCESS REVOKED BY RACF

説明: システムへのユーザーのアクセスは、再接続の試みの前に取り消されました。

検出モジュール: IKJEFLE

プログラム: LOGON

IKJ56444I TSOLOGON RECONNECT REJECTED - USE OF GROUP HAS BEEN REVOKED

説明: グループへのユーザーのアクセスは、再接続の試みの前に取り消されました。

検出モジュール: IKJEFLE

プログラム: LOGON

IKJ56445I RE-LOGON ATTEMPT FAILED BECAUSE A CROSS MEMORY ENVIRONMENT WASESTABLISHED FOR THIS ADDRESS SPACE

説明: 現行セッションが完了したら、LOGOFF コマンドを出してください。 このメッセージは、メッセージIKJ56446I の 第 2 レベル・メッセージです。つまり、メッセージ IKJ56446I を受け取った直後にこのメッセージを受け取ります。

IKJ56438I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 413

Page 426: TSO/E メッセージ - TOK2

検出モジュール: IKJEFL00

プログラム: LOGON/LOGOFF

IKJ56446I LOGOFF MUST BE ISSUED BEFORE ISSUING LOGON WITH CURRENT USERID +

説明: ユーザーは、仮想記憶間環境を確立した後で、アクティブな TSO/E セッションから LOGON コマンドを出そうとしました。 イニシエーターは、既存の仮想記憶間環境を使用しているアドレス・スペース内で、新しいジョブ・ステップを開始しません。ユーザーは、最初に LOGOFF コマンドを出してから、再度ログオンしなければなりません。

現行セッションが完了したら、LOGOFF コマンドを出してください。

検出モジュール: IKJEFL00

プログラム: LOGON/LOGOFF

IKJ56447A Reenter the new password in the NEW PASSWORD field for verification

説明: NEW PASSWORD フィールドに、新しいパスワードを入力しました。 LOGON は、検査のために再度その新しいパスワードを入力するようプロンプト指示します。

システムの処置: 最初に新しいパスワードを入力したときと同じパスワードを入力する場合は、パスワード基準に合致していればそのパスワードは変更されます。 妥当性検査が失敗すると、パスワードの妥当性検査が失敗したことを示す別のメッセージが出されます。

ユーザーの応答: 前に入力した新しいパスワードと同じ新しいパスワードを入力してください。

対象者: TSO/E ユーザー

検出モジュール: IKJEFLNL

IKJ56448I The password entered does not match the password previously entered

説明: 新しいパスワードを再入力しましたが、そのパスワードは、以前に入力した新しいパスワードと一致しません。

システムの処置: LOGON は、無効なパスワード (たとえば、無効な文字) が入力されたのと同様に進行し、データを再度入力するようにプロンプトが出されます。

ユーザーの応答: パスワードを入力せずに ENTER を押し、パスワードを変更せずに続行するか、または新しいパスワードを入力してください (妥当性検査のために、再度そのパスワードを入力することが指示されます)。

対象者: TSO/E ユーザー

検出モジュール: IKJEFLNL

IKJ56449A Enter the requested information in the indicated field

説明: ユーザーには、ログオン・パネル上で、インストール・システムが定義したフィールドにデータを入力するようにプロンプトが出されています。 このメッセージは、インストール・システム出口 (IKJEFLN1 および IKJEFLN2) がメッセージを出さず、ログオン・パネル上でフィールドへの入力をプロンプト指示する場合に、ログオン・パネル上に表示されます。

システムの処置: LOGON は、上のメッセージ域とともにパネルを表示します。

ユーザーの応答: インストール・システム定義の要求フィールドに、要求されたデータを入力してください。

対象者: TSO/E ユーザー

検出モジュール: IKJEFLNL

IKJ56446I

414 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 427: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ56450I LOGON PROCEEDING

説明: このメッセージは、LOGON タイマー時間切れが発生したときに出されます。

検出モジュール: IKJEFLH

プログラム: LOGON

IKJ56451I LOGON [text] INSTALLATION EXIT ERROR or ABEND xxxx

説明: text 項目について、以下のものが出力されることがあります。v text = TERMINATED

v text = ATTEMPTING RETRY

インストール・システム出口ルーチンで、エラーが検出されました。 エラー・コードは、z/OS MVS システム・メッセージ 第 9 巻 (IGF-IWM) において、メッセージ IKJ603I の後ろに記載されています。異常終了コードは z/OS MVS システム・コード に記載されています。

検出モジュール: IKJEFLI、IKJEFLGB

プログラム: LOGON

IKJ56452I TSOLOGON TERMINATED, SYSTEM ERROR SYSTEM ERROR, LOGON [text]

説明: text 項目について、以下のものが出力されることがあります。v text = TERMINATED

v text = ATTEMPTING RETRY

ユーザーのセッションをスケジューリングする過程で、エラーが発生しました。原因としては、SYSLBC またはSYSUADS がマスター・スケジューラーの TIOT から脱落しているか、LOGON が UADS をオープンすることができないか、UADS へのアクセスの過程で入出力エラーを検出したか、あるいは LOGON プロシージャー名にサブシステム名が使用されたかのいずれかが考えられます。

エラーが LOGON/LOGOFF 検査ルーチンで発生する場合、このメッセージは、 LOGOFF 処理時にも出される場合があります。

システム・プログラマーの応答: ユーザーが LOGON プロシージャー名としてサブシステム名を使用していたことが原因でユーザーが発生した場合には、そのプロシージャー名をユーザー定義から除いてください。 LOGON 処理のセットアップ方法についての詳細は、z/OS TSO/E カスタマイズ を参照してください。

検出モジュール: IKJEFLI、IKJEFLGB

プログラム: LOGON

IKJ56453I SESSION CANCELLED

説明: セッションは、オペレーター、システム、または LOGON によって取り消されました。

検出モジュール: IKJEFLC

プログラム: LOGON

IKJ56454I LOGON TERMINATED programname ERROR xxxx

説明: 指定されたプログラムで、エラーが発生しました。

検出モジュール: IKJEFLA、IKJEFLC、IKJEFLE、 IKJEFLEA、IKJEFLI

プログラム: LOGON

IKJ56450I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 415

Page 428: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ56455I user_id LOGON IN PROGRESS AT time ON date

説明: LOGON コマンドの妥当性検査が、完了しました。

検出モジュール: IKJEFLE

プログラム: LOGON

IKJ56456I INCONSISTENT AUTHORIZATION FOR user_id

説明: UADS のデータまたは制御フィールドが無効です。 FIND から戻りコード 4 が、UADS に対して出されました。

検出モジュール: IKJEFLE

プログラム: LOGON

IKJ56457I LOGON FAILED [text] +

説明: ジョブ・スケジューリング・ルーチンで、エラーが発生しました。 これに続くテキストによって、問題の原因は下記のように判別されます。

text = ALLOCATION UNSUCCESSFUL

説明: LOGON プロシージャーの DD ステートメントに指定されたデータ・セットは、割り振ることができませんでした。

ユーザーの応答: LOGON プロシージャーを訂正するか、またはシステム・プログラマーに問い合わせてください。

text = DATA SET REQUESTED IN LOGON PROCEDURE ALREADY IN USE

説明: LOGON プロシージャーの DD ステートメントに指定されたデータ・セットは、すでに別のジョブまたはユーザーによって DISP=OLD で割り振られています。 このデータ・セットが DISP=OLD で割り振られている限り、ログオンすることはできません。

ユーザーの応答: 再度試みてください。

text = I/O ERROR ON PROCLIB

説明: ログオン・プロシージャーの読み取りを試みている過程で、プロシージャー・ライブラリー・データ・セットに論理入出力エラーを検出しました。物理入出力エラーを伴っている場合があります。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

text = JCL ERROR IN LOGON PROCEDURE

説明: ログオン・プロシージャーの処理中に、JCL エラーを検出しました。

ユーザーの応答: ログオン・プロシージャーを訂正するか、またはシステム・プログラマーに問い合わせてください。

text = MULTIPLE STEPS SPECIFIED IN LOGON PROCEDURE

説明: ログオン・プロシージャーで使用できるステップは 1 つだけです。

ユーザーの応答: ログオン・プロシージャーを訂正するか、またはシステム・プログラマーに問い合わせてください。

text = PROCLIB DATA SET COULD NOT BE OPENED

説明: 原因として最も可能性が高いのは、誤ったデータ・セット名の参照などのエラーや JCL エラーによって、そのデータ・セットにアクセスできなかった場合です。

ユーザーの応答: JCL および参照しているデータ・セット名を見直して、それらがすべて正しいことを確認してから、再度試みてください。

text = PROGRAM ERROR

説明: 以下のいずれかの理由により、ジョブ・スケジューラーがユーザーのログオンをリジェクトしました。

IKJ56455I

416 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 429: TSO/E メッセージ - TOK2

1. 原因として最も可能性が高いのは、ログオンにユーザーが指定した領域サイズが、そのシステムでは使用できないことです。

領域要求が 16 メガバイトより小さい場合 - 仮想記憶域の 16 メガバイトよりも下位では、この量の専用ストレージを使用することができないか、またはインストール・システム出口ルーチンが要求をリジェクトしたかのいずれかです。

領域要求が 16 メガバイトより大きい場合 - この量の専用ストレージおよび拡張ストレージが使用できないか、またはインストール・システム出口ルーチンが要求をリジェクトしたかのいずれかです。

2. 仮想記憶マネージャーが異常終了しました。

3. ジョブ・スケジューラーが制御ブロックに不適切なデータを検出したので、ジョブ・スケジューラーはアドレス・スペースを作成することができませんでした。

4. イニシエーターでプログラム・チェックが発生しました。

5. ログオンの試行中に、オペレーターがそのプロセッサーを再始動しました。

6. ログオンの試行中にマシン・チェックが発生しました。

ユーザーの応答:

v 理由 11 の場合、異なる領域サイズを使用して、再度ログオンを試みてください。より小さい領域サイズで試みるか、または、必要な領域サイズを指定するためにご使用のインストール・システムで定義しているプロシージャーを使用してください。あるいは、当初の要求サイズよりも大きい領域サイズでログオンを試みてください。

v その他の理由の場合、再度試みてください。それでも問題が繰り返される場合は、システム・プログラマーに連絡してください。

システム・プログラマーの応答: IBM サポート担当者に連絡してください。

text = STEPLIB DATA SET COULD NOT BE OPENED

説明: 原因として最も可能性が高いのは、誤ったデータ・セット名の参照などのエラーや JCL エラーによって、そのデータ・セットにアクセスできなかった場合です。

ユーザーの応答: JCL および参照しているデータ・セット名を見直して、それらがすべて正しいことを確認してから、再度試みてください。

text = SYSTEM ERROR

説明: 必要なページおよびセグメント・テーブルのセット、またはアドレス・スペース制御ブロック (ASCB) などに使用できる SQA/CSA スペースが不足していることが考えられます。 ただし、システムで LOGON 時に内部処理エラーが生じている場合もあります。

システムの処置: LOGON 処理を終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

システム・プログラマーの応答: 問題がストレージのフラグメント化による場合には、再 IPL で修復されるはずです。 これが成功しない場合は、SQA/CSA 用に定義したスペースを大きくして、再 IPL してください。 それでも問題が繰り返される場合は、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

検出モジュール: IKJEFLL

プログラム: LOGON

IKJ56458I BROADCAST DATA SET NOT USABLE, I/O SYNAD ERROR

説明: LOGON 中に LISTBC が呼び出され、入出力エラーが発生しました。

対象者: LISTBC ユーザー

検出モジュール: IKJEES75

IKJ56458I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 417

Page 430: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ56459I BROADCAST DATA SET NOT USABLE, CANNOT OPEN DATA SET.

説明: LOGON 中に、LISTBC が呼び出されました。 DCBOFLAGS が、ブロードキャスト・データ・セットがオープンされていないことを示しました。

対象者: LISTBC ユーザー

検出モジュール: IKJEES75、IKJEES70

IKJ56461I BROADCAST DATA SET NOT USABLE, INSTALLATION MUST REFORMAT

説明: LOGON 中に、LISTBC が呼び出されました。 ブロードキャスト・データ・セットが初期設定されていないか、または正しい形式設定ではありませんでした。

対象者: LISTBC ユーザー

検出モジュール: IKJEES70

IKJ56464I You have entered unacceptable characters in the highlighted field(s)

説明: 強調表示されたフィールドは、すべての文字ではなく、いくつかの文字を受け入れます。このフィールドに無効な文字を入力しました。

システムの処置: フィールドに有効な文字を入力することをプロンプト指示します。

ユーザーの応答: 強調表示されたフィールドに、有効な文字を入力してください。

対象者: TSO/E ユーザー

検出モジュール: LOGON コマンド・プロセッサー

IKJ56465I Press PF1 or PF13 for help

説明: メッセージが、ログオン・パネル上に表示されています。 ヘルプ・パネルが必要な場合は、PF1 か PF13 のどちらかのプログラム・ファンクション・キーを押すと、そのパネルが表示されます。

システムの処置: LOGON は、上のメッセージ域とともにヘルプ・パネルを表示します。

ユーザーの応答: ヘルプ・テキストを読むには、PF1 か PF13 のプログラム・ファンクション・キーを押してください。

対象者: TSO/E ユーザー

検出モジュール: LOGON コマンド・プロセッサー

IKJ56466I Help not available

説明: 特定のフィールドについてのヘルプを要求しました。ログオン・ヘルプ・パネル CSECT には、そのフィールドについて定義されたヘルプ・テキストがありませんでした。

システムの処置: LOGON は、メッセージ域に上のメッセージとともにパネルを表示し、ヘルプの要求を入力したときに、要求されたデータを入力するよう再度指示します。

ユーザーの応答: この状態をシステム・プログラマーに報告してください。 システム・プログラマーは、ログオン・ヘルプ・パネル CSECT のそのフィールドについて、ヘルプ・テキストを追加しなければなりません。

対象者: TSO/E ユーザー

検出モジュール: LOGON コマンド・プロセッサー

IKJ56459I • IKJ56466I

418 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 431: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ56467I Logon rejected ― User user_id already logged on to system system name.

説明: シスプレックスのシステムの 1 つにログオンしようとする試みがなされましたが、そのユーザーはすでにログオンされています。

システムの処置: LOGON コマンドは終了します。

ユーザーの応答: 該当する場合は、再接続オプションを使用してログオン・コマンドを出してください。

IKJ56468I Unable to reconnect user user_id ― remote JESXCF is downlevel Unable to reconnect useruser_id ― local JES does not support TSO/GR

説明: 再接続オプションを使用してログオンがなされましたが、ユーザーはローカル・システムにログオンされませんでした。この理由は、以下のいずれかです。

v リモート JESXCF が最新レベルにない。

v ローカル JES が TSO 総称リソース・サポートをサポートしていない。

TSO/E は、ユーザーがログオンしている可能性があるシステムを判別することができません。

システムの処置: LOGON 要求は受け入れられません。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

IKJ56470I user_id LOGGED OFF TSO AT time ON date + LAST STEP COMPLETION CODE WAS code

説明: これは、端末セッションの終わりです。 ジョブ・スケジューリング以外のサブルーチン戻りコードに対する、最後のステップ完了コードが出されました。

検出モジュール: IKJEFLL

プログラム: LOGON

IKJ56471I SECLABEL seclabel NOT AUTHORIZED FOR THIS USERID

説明: セキュリティー許可機能 (SAF) および (RACF のような) Security Server は、指定したセキュリティー・ラベル (SECLABEL) を使用してログオンする権限がユーザーにないことを示します。

システムの処置: システムは、有効なセキュリティー・ラベルを求めるプロンプトを出します。

ユーザーの応答: 有効なセキュリティー・ラベルを使用してログオンするか、またはセキュリティー管理者に連絡してください。

システム・プログラマーの応答: ユーザーが、メッセージに表示されたセキュリティー・ラベルの指定を許可されなければならない場合は、RACF PERMIT コマンドを使用して、そのユーザーを許可してください。PERMIT コマンドについての詳細は、z/OS Security Server RACF コマンド言語 解説書 を参照してください。

対象者: LOGON ユーザー

検出モジュール: IKJEFLE2

IKJ56472A REENTER NEW SECLABEL

説明: RACF は、指定したセキュリティー・ラベル (SECLABEL) を使用して、行モードでログオンする許可がユーザーにないことを示します。

システムの処置: システムは、有効なセキュリティー・ラベルを求めるプロンプトを出します。

ユーザーの応答: 有効なセキュリティー・ラベルを使用してログオンするか、またはセキュリティー管理者に連絡してください。

システム・プログラマーの応答: ユーザーが、メッセージに表示されたセキュリティー・ラベルの指定を許可されなけ

IKJ56467I • IKJ56472A

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 419

Page 432: TSO/E メッセージ - TOK2

ればならない場合は、RACF PERMIT コマンドを使用して、そのユーザーを許可してください。PERMIT コマンドについての詳細は、z/OS Security Server RACF コマンド言語 解説書 を参照してください。

対象者: LOGON ユーザー

検出モジュール: IKJEFLE2

IKJ56473I A default SECLABEL could not be obtained for this user ID.

説明: デフォルトのセキュリティー・ラベル (SECLABEL) をユーザーは割り当てられていません。 有効なセキュリティー・ラベルを入力してから、システムにログオンしなければなりません。

システムの処置: ユーザーはログオンすることを許可されていません。 システムは、ユーザーが RACF に定義されている場合には、有効なセキュリティー・ラベルを入力するよう指示します。または RACF に定義されていない場合には、ユーザーをログオフします。

ユーザーの応答: このログオン・セッションについて有効なセキュリティー・ラベルを入力するか、またはシステム・プログラマーに連絡してください。

システム・プログラマーの応答: 次のいずれか 1 つを行ってください。

v ユーザーが RACF に定義されている場合には、RACF PERMIT コマンドを使用して、そのユーザーにセキュリティー・ラベルを許可してください。ユーザーにデフォルトのセキュリティー・ラベルを与えるときは、RACF

ALTUSER コマンドを使用してください。そしてそのユーザーにデフォルトのセキュリティー・ラベルを許可する必要もあります。

v ユーザーが RACF に定義されていない場合には、ユーザーはログオンすることができません。ユーザーがログオンできるようにするには、ユーザーを RACF に定義し、RACF PERMIT コマンドを使用してそのユーザーにセキュリティー・ラベルを許可しなければなりません。

コマンド RACF PERMIT および ALTUSER についての詳細は、z/OS Security Server RACF コマンド言語 解説書 を参照してください。

対象者: LOGON ユーザー

検出モジュール: IKJEFLE2

IKJ56479I COMMAND command_name NOT FOUND OR REXX IDENTIFIER IS MISSING + SUPPLY ‘/* REXX*/’ AS THE FIRST RECORD TO EXECUTE AS A REXX EXEC OR, FOR AN EXPLICIT EXEC,SUPPLY THE EXEC KEYWORD ON THE EXEC COMMAND

説明: CLIST を実行している場合は、指定したコマンドが、有効かまたは正しくつづられているかを検査してください。

REXX exec を実行している場合は、最初のレコードは、/* REXX */ でなければなりません。 明示的な EXEC のときには、EXEC コマンドに EXEC キーワードを指定してください。 例を示します。

EX ABC(MYEXEC) exec

対象者: EXEC ユーザー

検出モジュール: EXEC 処理

IKJ56480I THE PROCEDURE NAME xxx IS A GENERIC NAME - PLEASE COMPLETE IT

説明: 総称デフォルトのプロシージャー名は、RACF データベースから取得されました。有効な名前を入力しなければなりません。 (総称名 PROC* によって PROC01 と PROC02 に定義されます。 PROC01 か PROC02 のどちらかを入力しなければなりません。)

検出モジュール: IKJEFLE2

IKJ56473I • IKJ56480I

420 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 433: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ56481I The PROCEDURE NAME xxx IS A DEFAULT - YOU MAY CHANGE IT

説明: ログオン・プロシージャー名を指定しませんでした。 ログオン処理は、使用許可されているプロシージャーのうちの 1 つを選択しました。 この名前を使用するか、またはその名前を変更することができます。

検出モジュール: IKJEFLE2

IKJ56482I THE PROCEDURE NAME xxx HAS NOT BEEN DEFINED FOR USE

説明: 以下のいずれかの状態が発生しました。

v 入力されたプロシージャー名は、RACF データベースに定義されていません。

RACF 管理者は、RACF リソースとして最初にプロシージャー名を定義し、その後で、PERMIT コマンドを使用して、ユーザーにアクセス権を与えなければなりません。(ただし、プロシージャーがプロシージャー・ライブラリーにない場合は、その試みは失敗し続けます。)

v RACF クラス TSOPROC が、アクティブではありません。

RACF 管理者は、SETROPTS コマンドを使用して、RACF クラス TSOPROC をアクティブにする必要があります。

検出モジュール: IKJEFLE2

プログラム: LOGON

IKJ56483I THE PROCEDURE NAME xxx HAS NOT BEEN AUTHORIZED FOR THIS USERID

説明: 入力されたプロシージャー名は、RACF データベースに定義されています。ただし、このプロシージャー名の使用は許可されていません。

検出モジュール: IKJEFLE2

プログラム: LOGON

IKJ56484I THE ACCOUNT NUMBER account_number IS A GENERIC NAME - PLEASE COMPLETE IT

説明: 総称デフォルト会計番号は、RACF データベースから取得されました。有効な番号を入力しなければなりません。 (たとえば、総称名 D880* によって、D8801P と D8802P に定義される場合は、D8801P か D8802P のどちらかを入力しなければなりません。)

検出モジュール: IKJEFLE2

プログラム: LOGON

IKJ56485I THE ACCOUNT NUMBER account_number IS A DEFAULT - YOU MAY CHANGE IT

説明: 会計番号を指定しませんでした。 ログオン処理は、使用許可されている会計番号のうちの 1 つを選択しました。 この名前を使用するか、またはその名前を変更することができます。

検出モジュール: IKJEFLE2

プログラム: LOGON

IKJ56486I THE ACCOUNT NUMBER xxx HAS NOT BEEN DEFINED FOR USE

説明: 以下のいずれかの状態が発生しました。

v 入力された会計番号は、RACF データベースに定義されていません。

RACF 管理者は、RACF リソースとして最初に会計番号を定義し、その後、PERMIT コマンドを使用して、ユーザー・アクセス権を与えなければなりません。 (ただし、プロシージャーがプロシージャー・ライブラリーにない場合は、ログオンの試みは失敗します。)

v RACF クラス ACCTNUM が、アクティブではありません。

IKJ56481I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 421

Page 434: TSO/E メッセージ - TOK2

RACF 管理者は、SETROPTS コマンドを使用して、RACF クラス ACCTNUM をアクティブにしなければなりません。

検出モジュール: IKJEFLE2

プログラム: LOGON

IKJ56487I THE ACCOUNT NUMBER xxx HAS NOT BEEN AUTHORIZED FOR THIS USERID

説明: 入力された会計番号は、RACF データベースに定義されていますが、この特定のユーザー ID は、会計番号を使用できません。

検出モジュール: IKJEFLE2

プログラム: LOGON

IKJ56488I NO PERFORMANCE GROUPS EXIST FOR THIS USERID

説明: パフォーマンス・グループを入力しましたが、ユーザー ID にはパフォーマンス・グループが定義されていません。

検出モジュール: IKJEFLE3

プログラム: LOGON

IKJ56489I THE PERFORMANCE GROUP xxx HAS NOT BEEN DEFINED FOR USE

説明: 入力されたパフォーマンス・グループは、RACF データベースに定義されていません。RACF 管理者は、RACF

リソースとして最初にパフォーマンス・グループを定義し、その後、PERMIT コマンドを使用してユーザー・アクセス権を与えなければなりません。(ただし、プロシージャーがプロシージャー・ライブラリーにない場合は、ログオンの試みは失敗します。)

検出モジュール: IKJEFLE3

プログラム: LOGON

IKJ56490I THE PERFORMANCE GROUP xxx HAS NOT BEEN AUTHORIZED FOR THIS USERID

説明: 入力されたパフォーマンス・グループは、RACF データベースに定義されています。ただし、ユーザー ID

は、このパフォーマンス・グループを使用できません。

検出モジュール: IKJEFLE3

プログラム: LOGON

IKJ56491I RACF IS NOT ACTIVE

説明: このメッセージは、ログオンが、RACF データベースから情報を抜き出そうとする場合、またはユーザーによって入力された情報を確認しようとしている場合に出されます。

検出モジュール: IKJEFLJU、IKJEFLE2

プログラム: LOGON

IKJ56492I SYSTEM ERROR - LOGON TERMINATED

説明: ログオン処理中に、エラーが発生しました。 さらに、メッセージは、追加情報を伴ってシステム・コンソールにも表示されます。

システムの処置: LOGON コマンド・プロセッサーは、終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

IKJ56487I

422 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 435: TSO/E メッセージ - TOK2

検出モジュール: IKJEFLJU、IKJEFLE2

プログラム: LOGON

IKJ56493I TSOLOGON RECONNECT REJECTED. TERMINAL CAN NOT BE USED AT THIS TIME.

説明: ユーザーは、この日またはこの時刻に使用不可である端末装置に、ログオンしようとしていました。

検出モジュール: IKJEFLE3

プログラム: LOGON

IKJ56494I LOGON TERMINATED. TERMINAL CAN NOT BE USED AT THIS TIME.

説明: ユーザーは、この日またはこの時刻に使用不可である端末装置に、ログオンしようとしていました。

検出モジュール: IKJEFLE3

プログラム: LOGON

IKJ56495I LOGON TERMINATED. USER user_id IS NOT DEFINED TO ANY PROCEDURE NAMES

説明: ユーザーは、ログオンしようと試みましたが、RACF に定義されたプロシージャー名がありません。

検出モジュール: IKJEFLE2

プログラム: LOGON

IKJ56496I DEFAULT ACCOUNT NUMBERS COULD NOT BE OBTAINED - ENTER ACCOUNT NUMBER

説明: デフォルト会計番号が、このユーザーについて定義されていませんでした。

システムの処置: LOGON は、ユーザーに有効な会計番号を入力するように指示します。

ユーザーの応答: 有効な会計番号を入力してください。 そのユーザー ID に有効である会計番号がわからない場合は、RACF 管理者に連絡してください。

検出モジュール: IKJEFLE2

プログラム: LOGON

IKJ56497I DEFAULT PROCEDURE NAMES COULD NOT BE OBTAINED - ENTER PROCEDURE NAME

説明: デフォルト・プロシージャー名が、このユーザーについて定義されていませんでした。

システムの処置: LOGON は、ユーザーに有効なプロシージャー名を入力するように指示します。

ユーザーの応答: 有効なプロシージャー名を入力してください。 そのユーザー ID に有効であるプロシージャー名がわからない場合は、RACF の管理者に連絡してください。

検出モジュール: IKJEFLE2

プログラム: LOGON

IKJ56498I TSOLOGON RECONNECT REJECTED. IT IS NOW OUTSIDE YOUR AUTHORIZED HOURS OFUSE

説明: TSO/E 管理者は、ユーザー ID がこの日のこの時間に TSO が使用できるように許可しなければなりません。

検出モジュール: IKJEFLE3

プログラム: LOGON

IKJ56493I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 423

Page 436: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ56500I COMMAND command_name NOT FOUND

説明: 暗黙的に実行される CLIST または REXX exec は、検出できませんでした。 エラー・メッセージは、検出されなかったコマンドを表示します。 指定したコマンドが、有効かまたは正しくつづられているかを検査してください。

対象者: EXEC ユーザー

検出モジュール: IKJCT420、IKJCT43D、IKJCT43E

IKJ56501I REQUESTED INPUT DATA SET IS EMPTY

説明: CLIST または REXX exec に対する入力データ・セットとして要求されたデータ・セットには、レコードが入っていません。

対象者: EXEC ユーザー

検出モジュール: IKJCT43D

IKJ56502I ORGANIZATION OF [text] NOT ACCEPTABLE ORGANIZATION MUST BE PARTITIONED ORSEQUENTIAL

説明: text 項目について、以下のものが出力されることがあります。v text = FDILE SYSPROC

v text = DATA SET dsname

実行する CLIST または REXX exec を含むデータ・セットは、区分あるいは順次編成ではありませんでした。 データ・セットが SYSPROC に割り振られている場合は、区分データ・セットではありませんでした。

対象者: EXEC ユーザー

検出モジュール: IKJCT43E

IKJ56503I DATA SET dsname NOT USABLE + CANNOT OPEN DATA SET FIND ERROR xxxx

説明: SYSPROC データ・セットがオープンできないか、SYSPROC データ・セットのメンバーが検出できないか、または SYSPROC データ・セットからの読み取り中に、エラーが発生しました。

I/O SYNAD ERROR synad info

説明: SYSPROC データ・セットの使用中に、入出力エラーが発生しました。 SYNAD 出口情報が、印刷されました。

対象者: EXEC ユーザー

検出モジュール: CLIST または EXEC 処理

IKJ56504I INVALID VALUE x FOR y

説明: ユーザーの CLIST が SYSOUTTRAP に不適切な値 x を入力したか、または SYSOUTLINE への CLIST

EXEC 処理によって無効な値 y が生成されました。 これらの変数に有効な値は、15 桁以下の正の整数です。 これ以外の数を指定した場合に、このメッセージが出されます。 CLIST を検査して、SYSOUTTRAP の値が有効であるか確認してください。 値が有効ではない場合には、CLIST ステートメントを訂正してから、再度 CLIST を実行してください。 SYSOUTTRAP の値が有効な場合は、問題を解決するためにシステム・プログラマーに連絡してください。

対象者: EXEC ユーザー

検出モジュール: CLIST 処理

IKJ56500I • IKJ56504I

424 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 437: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ56505I RECORD FORMAT U NOT ACCEPTABLE

説明: 実行するコマンド・プロシージャーを含むデータ・セットの RECFM は、VB または FB 以外でした。

対象者: EXEC ユーザー

検出モジュール: CLIST 処理

IKJ56506I INVALID POSITIONAL SPECIFICATION ON PROC STATEMENT value + SPECIFICATION MUSTBE AN UNSIGNED INTEGER 1-8 DIGITS IN LENGTH

説明: コマンド・プロシージャー内の PROC ステートメントには、そのコマンド・プロシージャーで使用されている定位置パラメーターの個数を示す整数がありませんでした。

対象者: EXEC ユーザー

検出モジュール: IKJCT431

IKJ56507I INVALID [text] PARAMETER DEFINITION value ON PROC STATEMENT SYMBOLIC PARAMNAMES MUST BE ALPHANUMERIC WITH THE FIRST CHARACTER ALPHABETIC. THE MAXCHARACTER LENGTH IS 31 FOR KEYWORD PARMS AND 252 FOR POSITIONAL PARMS.

説明: text 項目について、以下のものが出力されることがあります。v text = POSITIONAL

v text = KEYWORD

実行するコマンド・プロシージャーの PROC ステートメントのパラメーターの構文が無効でした。

対象者: EXEC ユーザー

検出モジュール: IKJCT431

IKJ56508I INVALID DEFAULT VALUE FOR KEYWORD PARAMETER - value + DEFAULT VALUE MAYONLY BE A NULL ENTRY, OR A CHARACTER STRING (QUOTED OR UNQUOTED)

説明: 実行するコマンド・プロシージャーの PROC ステートメントのキーワードの構文は、誤りでした。

対象者: EXEC ユーザー

検出モジュール: IKJCT431

IKJ56509I MISSING POSITIONAL PARAMETERS + THE NUMBER OF POSITIONALS DEFINED IN THEPROC STATEMENT IS LESS THAN THE NUMBER SPECIFIED

説明: PROC ステートメントに指定された定位置パラメーターの個数は、示された PROC ステートメントの定位置指定を超えていました。

対象者: EXEC ユーザー

検出モジュール: IKJCT431

IKJ56510I INVALID SYMBOLIC PARAMETER REFERENCES + SYMBOLIC PARAMETER VALUES WEREENTERED ON THE INVOCATION STATEMENT BUT SYMBOLIC PARAMETERS WERE NOTDEFINED IN THE COMMAND PROCEDURE

説明: ユーザーは、シンボリック・パラメーターが指定された EXEC ステートメントを入力しましたが、実行するプロシージャーについての PROC カードに定義されたシンボリック・パラメーターがありませんでした。

対象者: EXEC ユーザー

検出モジュール: IKJEFE02

IKJ56505I • IKJ56510I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 425

Page 438: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ56511I INSUFFICIENT VIRTUAL STORAGE TO EXECUTE COMMAND

説明: GETMAIN エラーが起きました。

対象者: EXEC ユーザー

検出モジュール: IKJCT431

IKJ56512I LAST LINE OF PROCEDURE CONTAINS CONTINUATION INDICATOR

説明: 継続標識が、コマンド・プロシージャーの最後の行に指定されていました。

対象者: EXEC ユーザー

検出モジュール: IKJEFE03

IKJ56513I value NOT DEFINED IN PROC STATEMENT

説明: PROC ステートメントで定義されていないシンボリック・パラメーター (値) が、コマンド・プロシージャーにありました。

対象者: EXEC ユーザー

検出モジュール: IKJEFE03

IKJ56514I END OF FILE ENCOUNTERED DURING CONTINUATION PROCESSING

説明: CLIST または REXX exec は、データ・セットの終わりに達したときに、継続レコード (+ または - で終わるレコード) を処理していました。

検出モジュール: IKJCT43A

IKJ56515I LINE nnnn IN PROCEDURE EXCEEDS LIMITATION OF 32,764 CHARACTERS

説明: シンボリック・パラメーターの置換の結果、出力行が、限界の 32,764 文字を超えました。

対象者: EXEC ユーザー

検出モジュール: IKJEFE03

IKJ56516I A SYMBOLIC PARAMETER EXCEEDS THE MAXIMUM ALLOWABLE LENGTH + THEMAXIMUM ALLOWABLE LENGTH IS 31 CHARACTERS FOR KEYWORD PARAMETER AND 252CHARACTERS FOR POSITIONAL PARAMETERS

説明: コマンド・プロシージャーのシンボリック・パラメーターの構文が無効でした。

対象者: EXEC ユーザー

検出モジュール: IKJEFE05

IKJ56517I CONTINUED RECORD EXCEEDS THE MAX ALLOWED (32756)

説明: 最大継続レコード長は、32,756 バイトです。 CLIST 処理は、終了します。

対象者: EXEC ユーザー

検出モジュール: IKJCT43A

IKJ56511I

426 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 439: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ56518I INPUT RECORD IS TOO LONG--MAX IS 255 CHARACTERS

説明: 固定長ブロック CLIST または REXX exec データ・セットの最大レコード長は、255 です。 255 よりも大きいレコード長を持つ固定長 CLIST または REXX exec データ・セットでは、処理は行われません。

対象者: EXEC ユーザー

検出モジュール: IKJCT43A

IKJ56519I NO USABLE CLIST RECORDS

説明: CLIST には、ブランク・レコードまたは注釈のいずれかがありましたが、実行可能なステートメントはありませんでした。

対象者: EXEC ユーザー

検出モジュール: IKJCT43A

IKJ56520I MEMBER member NOT IN DATA SET dsname

説明: EXEC コマンドに指定された区分データ・セットのメンバーは、検出できませんでした。

対象者: EXEC ユーザー

検出モジュール: IKJCT43D

IKJ56521I MEMBER member SPECIFIED BUT DATA SET dsname NOT A PARTITIONED DATA SET

説明: データ・セット名およびメンバー名は EXEC コマンドに指定されましたが、データ・セットは区分編成ではありませんでした。

対象者: EXEC ユーザー

検出モジュール: IKJCT43E

IKJ56522I ORGANIZATION OF FILE SYSPROC NOT ACCEPTABLE + ORGANIZATION MUST BEPARTITIONED

説明: SYSPROC データ・セットは、EXEC の暗黙形式を使用する場合、区分編成でなければなりません。

対象者: EXEC ユーザー

検出モジュール: IKJEFE05

IKJ56523I [text] NOT USABLE CANNOT OPEN DATA SET

説明: text 項目について、以下のものが出力されることがあります。v text = FILE SYSPROC

v text = DATA SET dsname

LOGON プロシージャーには、暗黙 EXEC で使用する SYSPROC DD カードが含まれなかったか、または指定されたデータ・セット名が、オープンすることができませんでした。

対象者: EXEC ユーザー

検出モジュール: IKJCT430、IKJEFE05

IKJ56518I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 427

Page 440: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ56524I COMMAND SYSTEM ERROR + GETLINE RETURN CODE error_code STACK RETURN CODEerror_code IKJCT43A RETURN CODE error_code

説明: 使用されたサービス・ルーチンのうちの 1 つから戻された戻りコードは、0 よりも大きく、4 ではありませんでした。

[text] ENVIRONMENT COULD NOT BE ESTABLISHED, [text] RETURN CODE WAS return_code

v text = STAE

v text = ESTAE

説明: TSO/E は、STAE または ESTAE 環境を確立することができませんでした。

対象者: EXEC ユーザー

検出モジュール: IKJCT430, IKJCT43A

IKJ56525I INVALID DATA SET NAME, dsname. CLIST EXCEEDS 44 CHARACTERS

説明: 明示的な EXEC コマンドの構文で指定されたデータ・セット名 (および TSO 接頭部がある場合は、TSO 接頭部) が、CLIST データ・セット名の修飾子が追加された後で、限界の 44 文字を超えました。

対象者: EXEC ユーザー

検出モジュール: IKJCT43E

IKJ56526I STMT num - INVALID KEYWORD name.

説明: コマンド・プロシージャー内の「num」の番号が付けられているステートメントに、ユーザーが、CONTROL ステートメントの「name」で識別される無効なキーワードを指定しました。

TSO/E リリース 3 およびそれ以降のリリースにおいて、「num」は、リストの物理行の番号を示します。 ブランク行およびコメント行は、物理行として数えられます。 エラーのあるキーワードを見つけるには、CLIST の初めから「num」の物理行を数えてください。

TSO/E リリース 3 よりも前のリリースにおいて、「num」は論理行の番号を示します。リストの次の物理行に続くステートメントは、まだ同じ論理行の一部分と見なされます。 ブランク行およびコメント行は、論理行とは見なされません。 したがって、エラーのあるキーワードを見つけるには、CLIST の初めから「num」の論理行を数えてください。

対象者: EXEC ユーザー

検出モジュール: IKJCT432

IKJ56527I DEFAULT KEYWORD VALUE ENDING QUOTE ASSUMED - parm(‘value’)

説明: PROC ステートメントに定義されたキーワードの値は、引用符で囲まれるストリングですが、終わりの引用符がありません。

対象者: EXEC ユーザー

検出モジュール: IKJCT431

IKJ56528I STMT num - name AMBIGUOUS

説明: コマンド・プロシージャー内の「num」の番号が付けられているステートメントに、ユーザーが、CONTROL ステートメントの「name」で示される形式であいまいなキーワードを入力しました。

対象者: EXEC ユーザー

検出モジュール: IKJCT432

IKJ56524I

428 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

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Page 441: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ56529I SYMBOLIC PARAMS IN VALUE LIST IGNORED-parms + COMMAND PROCEDURE HAS NOPROC STATEMENT

説明: ユーザーは、コマンド・プロシージャーを呼び出した EXEC コマンドに指定した、値リストにシンボリック・パラメーター値を指定しましたが、そのプロシージャーには、ユーザーが値を指定したシンボリック・パラメーターを示す PROC ステートメントがありません。

NO SYMBOLIC PARAMS WERE DEFINED ON THE PROC STATEMENT

説明: ユーザーは、EXEC コマンド値リストにシンボリック・パラメーター値を指定しましたが、コマンド・プロシージャーの PROC ステートメントに、定位置パラメーターが指定されていません。

対象者: EXEC ユーザー

検出モジュール: IKJCT431

IKJ56530I name IS A MULTIPLY DEFINED SYMBOLIC PARM + EACH PARM NAME ON A PROCSTATEMENT MUST BE UNIQUE

説明: ユーザーは、PROC ステートメントに同じ名前の 2 つのパラメーターを入力しました。

PARMS ON THE GLOBAL STATEMENT CANNOT BE PREVIOUSLY DEFINED

説明: コマンド・プロシージャーの作成者が GLOBAL ステートメントにコーディングしたパラメーターは、PROC、READ、GLOBAL、SET または READDVAL ステートメントのいずれかで同じプロシージャーにすでに定義されていました。

対象者: EXEC ユーザー

検出モジュール: IKJCT431、IKJCT432

IKJ56531I STMT num - name IS A MULTIPLY DEFINED LABEL

説明: 「num」の番号が付けられているステートメントで「name」と指定されたラベルは、すでに別の目的でこのプロシージャーに定義されていました。

対象者: EXEC ユーザー

検出モジュール: IKJCT43C

IKJ56532I STMT num - LABEL name SPECIFIED BUT COMMAND NOT FOUND

説明: 「num」の番号が付けられているステートメントに、「name」と指定されたラベルはありましたが、コマンド名はありませんでした。

対象者: EXEC ユーザー

検出モジュール: IKJCT432

IKJ56533I STMT num - IF STATEMENT CONTAINS NO EXPRESSION OR THEN KEYWORD

説明: 「num」の番号が付けられている IF 文に、正しい式も THEN 文節も入っていませんが、構文上は両方とも必要です。

対象者: EXEC ユーザー

検出モジュール: IKJCT432

IKJ56529I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 429

Page 442: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ56534I STMT num - A(N) [stmt1] STMT WAS FOUND FOR WHICH THERE IS NO CORRESPONDING[stmt2] STMT

説明:v num = ステートメント番号v stmt1 = コマンド・プロシージャーのステートメント:

– END

– 代替 END

– ELSE

– ENDDATA

– SELECT

v stmt2 = コマンド・プロシージャーのステートメントにあらかじめ指定して、一致しなければならないステートメント:

– DO

– IF

– DATA

– END

– 代替 END

v END (または END に代えて、CONTROL ステートメントに定義された代替ストリング)、ELSE、または ENDDATA

ステートメントは、コマンド・プロシージャーに示されましたが、対応する DO、IF、または DATA ステートメントがあらかじめ指定されていませんでした。

v CLIST 構文処理プログラムは、単数または複数の WHEN、およびオプショナルで OTHERWISE を SELECT ステートメント内に要求しました。このエラーは、WHEN または OTHERWISE が続くステートメントのリストに DO または END ステートメントを指定しないことによって、しばしば発生します。CLIST 構文処理プログラムは、次のステートメントの変換処理が失敗しないように、SELECT ステートメントの処理を終了します。 CLIST 構文処理プログラムは、CLIST 内の次のステートメントの処理を継続します。

対象者: EXEC ユーザー

検出モジュール: IKJCT432、IKJCT43B

IKJ56535I GLOBAL PARAMETERS SPECIFIED INCORRECTLY

説明: ネストされた CLIST に指定された GLOBAL シンボリック・パラメーターの数は、最上位レベルのプロシージャーの GLOBAL ステートメントに定義された数を超えています。 最上位レベルのプロシージャーが REXX exec の場合、ネストされた CLIST は、GLOBAL シンボリック・パラメーターを使用することができません。

対象者: EXEC ユーザー

検出モジュール: IKJCT430、IKJCT43C

IKJ56536I STMT num - EXPRESSION FOLLOWING WHILE KEYWORD NOT FOUND, WHILE OPERAND ISIGNORED

説明: プロシージャーには、行番号「num」の位置に DO ステートメントが含まれていますが、WHILE オペランドの後に式が指定されていません。プロシージャーは、WHILE オペランドがステートメントに指定されなかった場合と同様に、DO ステートメントを実行しようとします。

対象者: EXEC ユーザー

検出モジュール: IKJCT43B

IKJ56534I

430 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 443: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ56537I END OF FILE ON CLIST OCCURRED BEFORE ALL [text] STATEMENTS WERE CLOSED

説明: text 項目について、以下のものが出力されることがあります。v text = DO

v text = DATA

v text = PROC

コマンド・プロシージャーが DO、DATA、または PROC ステートメントをすべて消去する前に、ファイルの終わり状態となりました。

対象者: EXEC ユーザー

検出モジュール: IKJCT43B、IKJCT43C

IKJ56538I STMT num - EXPRESSION MISSING FROM SET STMT

説明: 「num」の番号が付けられている SET ステートメントには、シンボリック変数名が入っていません。

対象者: EXEC ユーザー

検出モジュール: IKJCT43C

IKJ56539I STMT num - NUMBER OF PARMS SPECIFIED ON THE READ STMT EXCEEDS MAX OF 256

説明: 「num」の番号が付けられている READ ステートメント上に指定されているシンボリック変数が構成する文字ストリングが、最大長の 256 を超えました。

対象者: EXEC ユーザー

検出モジュール: IKJCT43C

IKJ56540I STMT num - INVALID PARM SPECIFIED - parm + THE MAX LENGTH FOR EACH PARM ONTHE GLOBAL STMT IS 31 AND ON THE READ(DVAL) STMT IS 252

説明: 「num」の番号が付けられた GLOBAL または READ ステートメント上のパラメーターは、許容される最大長を超えました。

SYMBOLIC PARM NAMES MUST BE ALPHANUMERIC WITH THE FIRST CHARACTER ALPHABETIC

説明: 「num」の番号が付けられた GLOBAL、 READ、READDVAL、または SET ステートメントには、無効文字が入っていました。

NEW PARMS DEFINED ON THE READ(DVAL) STMT CANNOT EXCEED 31 CHARACTERS

説明: 「num」の番号が付けられた READ または SET ステートメントのシンボリック変数の暗黙定義は、31 文字を超えています。

対象者: EXEC ユーザー

検出モジュール: IKJCT432

IKJ56541I NORMAL END OF FILE OCCURRED ON GETFILE (E400)

説明: システムは、最後の GETFILE 実行でファイルの終わり条件を検出しました。

対象者: EXEC ユーザー

検出モジュール: IKJCT437

IKJ56537I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 431

Page 444: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ56542I exec FILE I/O ERROR - JOBNAME, STEPNAME, UNITADDR, DEVTYPE, DDNAME,OPERATION, ERROR DEC, TRACK ADDR, QSAM RELATIVE BLOCK

説明: 示されたタイプのファイル入出力エラーがありました。

対象者: EXEC ユーザー

検出モジュール: IKJCT436

IKJ56543I STMT num - MISSING END STRING

説明: 「num」の番号が付けられている CONTROL ステートメントは、END ステートメントを対応するストリングと置き換えるための END オプションを指定しましたが、置き換えで使用するストリングを指定しませんでした。

対象者: EXEC ユーザー

検出モジュール: IKJCT43C

IKJ56544I STMT num - INVALID OR EXTRANEOUS END STRING

説明: 「num」の番号が付けられている CONTROL ステートメントの END (ストリング) オプションに指定されたストリングに、無効な値が入っています。

対象者: EXEC ユーザー

検出モジュール: IKJCT43C

IKJ56545I THIS STATEMENT HAS AN EXPRESSION WITH MISSING OPERATORS

説明: 式を処理するルーチンは、式の演算子を検出できませんでした。

AN EXPRESSION WITH OPERATORS OUT OF SEQUENCE

説明: 式を処理するルーチンは、無効な演算子とデータ・エレメントの組み合わせを検出しました。

AN EXPRESSION WITH A CHARACTER DATA ITEM USED NUMERICALLY

説明: 式を処理するルーチンは、算術演算に使用される文字項目を検出しました。

A NUMBER EXCEEDING THE MAXIMUM ALLOWABLE VALUE

説明: 式を計算するルーチンが、最大値である 2,147,483,647 よりもその絶対値が大きい数を検出しました。式の計算は、終了します。

EXCEEDED THE MAXIMUM NUMBER DURING EVALUATION

説明: 算術演算の結果が、最大許容値の 2,147,483,647 を超えました。

AN UNDEFINED SYMBOLIC VARIABLE

説明: シンボルの置換は、値を見つけだすことができない変数を検出しました。

ATTEMPTED TO UPDATE A SYSTEM VARIABLE

説明: システムは、システム提供の変数 (たとえば、&SYSTIME) への更新を検出しました。

AN UNDEFINED KEYWORD

説明: システムは、ステートメントのキーワードを走査していて、定義されていないキーワードを検出しました。

A MISSING KEYWORD VALUE

説明: システムは、値を必要とするキーワードを検出しましたが、キーワードの値を見つけることができませんでした。

A TERMIN STRING GREATER THAN 256 CHARACTERS

説明: TERMIN 処理が長過ぎる区切り文字を検出しました。

IKJ56542I

432 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 445: TSO/E メッセージ - TOK2

MORE THAN 64 TERMIN STRINGS

説明: TERMIN 処理は、TERMIN 区切りストリングを指定するときの限界値を超えていることを検出しました。

AN INVALID FILENAME

説明: ファイル名が、脱落しているかまたは無効です。 このプロシージャーは、これと同じプロシージャーによってオープンされなかったファイルに対して入出力を試みた可能性があります。 次のいずれかを行ってください。

v OPENFILE を行ったプロシージャー内でファイル入出力を実行する。

v CLIST 内のサブプロシージャー間でファイル名が共用されている場合、NGLOBAL ステートメントを使用して、そのファイル名を名前指定されたグローバル変数として定義してください。

TRIED TO OPEN A FILE THAT IS CURRENTLY OPEN

説明: システムは、そのファイルについて、OPENFILE ステートメントがすでに出されていることを検出しました。

AN INVALID OPEN OPTION

説明: システムは、INPUT、OUTPUT、または UPDATE を走査していて、これ以外を検出しました。

FAILED TO OPEN THE REQUESTED FILE

説明: システムは、データ制御ブロックがオープンされていないことを検出しました。 ファイル名は、すでにありません。

TRIED TO USE A FILE THAT IS NOT CURRENTLY OPEN

説明: システムは、要求されたファイルも、タスク切り替えによって自動的にファイルがクローズされたという証拠も検出することができませんでした。

CAUSED A RECURSIVE CLIST ERROR

説明: ステートメントは、エラー範囲にあり、ゼロ以外の戻りコードを出しました。 このメッセージは、ステートメントの診断情報が印刷されたときにも出されます。

AN INVALID &SUBSTR RANGE OR EXIT CODE EXPRESSION

説明: &SUBSTR 組み込み関数が、サブストリング範囲フィールド内に無効なデータまたは数字を検出しました (たとえば、式の「&SUBSTR (1:10,AE)」は、10 が範囲内に収まらないために無効です)。 ‘EXIT CODE’ ステートメントに指定された式は、数値 (たとえば、「EXIT CODE (X2)」) になりませんでした。

A MISSING BUILT-IN FUNCTION OPERAND

説明: システムは、名前の後に左括弧のない組み込み関数を検出しました。

AN INVALID SYMBOLIC VARIABLE

説明: PROC ステートメントの定位置パラメーターを除いて、シンボリック変数名には 1 から 31 の英数字が含まれ、名前の最初は、アンパーサンド (&) に続いて英字でなければなりません。PROC ステートメントの定位置パラメーター名には、252 文字の英数字を指定することができます。

USED A LABEL AS A SYMBOLIC VARIABLE

説明: システムは、値に対応する名前を捜し出していて、それがラベルであることが分かりました。

REFERENCED AN INVALID OR UNDEFINED LABEL

説明: GOTO ステートメントのターゲットは、検出不能であるか、または完全に脱落していました。

SUPPLIED AN UNREQUESTED PROMPT REPLY

説明: システムは、直前のコマンドを終了するのに必要ないプロンプトの応答 (DATA PROMPT - ENDDATA グループ内の行) を検出しました。

EXCEEDED THE MAXIMUM LENGTH DURING SYMBOLIC SUBSTITUTION

説明: CLIST ステートメントの長さは、最大の 32,756 を超えています。CLIST 処理は、終了します。

IKJ56545I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 433

Page 446: TSO/E メッセージ - TOK2

対象者: EXEC ユーザー

検出モジュール: IKJCT433、IKJCT434、IKJCT436

IKJ56546I NO FLUSH NO PROMPT NO LIST NO CONLIST NO SYSMLIST NO MSG MAIN

説明: オペランドのない CONTROL ステートメントは、コマンド・プロシージャーの現在の制御オプションを印刷します。

対象者: EXEC ユーザー

検出モジュール: IKJCT436

IKJ56547I INTERNAL COMMAND PROCEDURE EXEC ERROR CODE [text]

説明: text 項目について、以下のものが出力されることがあります。v text = Uyyyy

v text = Sxxx

v text = Ennn

システムは、以下のものを検出しました。v U -- ユーザー異常終了コード yyyy

v S -- システム異常終了コード xxx

v E -- コマンド・プロシージャーの重大エラー nnn

EXEC ERROR CODE [text] HAS BEEN ISSUED RECURSIVELYv text = Uyyyy

v text = Sxxx

v text = Ennn

説明: システムは、CLIST の実行中に、反復する入出力エラーを検出しました。以下に示します。v U -- ユーザー異常終了コード yyyy

v S -- システム異常終了コード xxx

v E -- コマンド・プロシージャーの重大エラー nnn

上記のものは、最近起きた入出力エラーです。

このメッセージを、インストール・システムのシステム・プログラマーに示してください。

対象者: EXEC ユーザー

検出モジュール: IKJCT433、IKJCT436

IKJ56548I INSUFFICIENT STORAGE FOR CLIST TO CONTINUE

説明: システムは、GETMAIN エラーを検出しました。

対象者: EXEC ユーザー

検出モジュール: IKJCT433、IKJCT436

IKJ56549I PUTFILE ISSUED BEFORE ANY GETFILES (UPDATE MODE)

説明: PUTFILE が更新モードにある場合、更新レコードを必要とするために、プロシージャーは最初に GETFILE を出さなければなりません。

対象者: EXEC ユーザー

検出モジュール: IKJCT437

IKJ56546I

434 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 447: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ56550I THE TERMIN/TERMING/READ STATEMENT IS NOT SUPPORTED FOR BACKGROUNDPROCESSING

説明: TERMIN、TERMING、および READ ステートメントは、フォアグラウンド端末からのデータの取得には明確に関連しますが、バックグラウンド・モードでは意味を持ちません。

対象者: EXEC ユーザー

検出モジュール: IKJCT436

IKJ56551I NOT ENOUGH MAIN STORAGE TO EXECUTE COMMAND

説明: GETMAIN が失敗しました。 ユーザーは、大きな領域を指定してログオンしなければなりません。

検出モジュール: IKJEFA00

プログラム: ACCOUNT

IKJ56552I COMMAND SYSTEM ERROR + IKJSCAN ERROR CODE error_code PUTGET ERROR CODEerror_code PUTLINE ERROR CODE error_code STAE ERROR CODE error_code STAI ERRORCODE error_code STAX ERROR CODE error_code

説明: エラーの戻りコードが、サービス・ルーチンから受け取られました。

検出モジュール: IKJEFA00

プログラム: ACCOUNT

IKJ56553I COMMAND NOT AUTHORIZED FOR USERID + YOUR INSTALLATION MUST AUTHORIZE USEOF THIS COMMAND

説明: ユーザーは、会計機能を持たずに UADS に記述されています。 ユーザーは、ACCOUNT コマンドの使用が許可されている新しいユーザー ID を使用して、ログオンしなければなりません。

検出モジュール: IKJEFA00

プログラム: ACCOUNT

IKJ56554I subcommand_name ENDED DUE TO ERROR + SYSTEM COMPLETION CODE xxxx

説明: ACCOUNT STAE ルーチンは、ACCOUNT サブコマンドのうちの 1 つでの異常終了のために制御権を受け取りました。

検出モジュール: IKJEFA00

プログラム: ACCOUNT

IKJ56555I INVALID SUBCOMMAND name

説明: ユーザーは、有効な ACCOUNT サブコマンドまたは省略形のリストに含まれていないサブコマンドの使用を試みました。

検出モジュール: IKJEFA00

プログラム: ACCOUNT

IKJ56556I INVALID COMMANDNAME SYNTAX

説明: ACCOUNT は、コマンド名の構文検査を行うことができませんでした。

検出モジュール: IKJEFA00

IKJ56550I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 435

Page 448: TSO/E メッセージ - TOK2

プログラム: ACCOUNT

IKJ56557I data IGNORED

説明: ユーザーは、ACCOUNT コマンドを使用して、データを入力しました。

検出モジュール: IKJEFA00

プログラム: ACCOUNT

IKJ56558I UNABLE TO ADD FOR USERID user_id + SPECIFY COMMAND IN SIMPLER FORM FORUSERID user_id

説明: ユーザー ID のデータ・リストに記述された構造は、既存の構造および 1 つの追加メンバー・ブロックへの追加を行うには大きすぎます。 データ・リスト内の項目のいくつかを、削除し、後で追加してください。

EXTENSION BLOCKS EXHAUSTED FOR USERID user_id

説明: ユーザー ID のデータ・リストに記述された構造が大きすぎ、既存の構造に追加しようとするとメンバー・ブロックが 10 以上必要です。 ユーザーから項目を削除しないと、既存の項目は、追加されずに変更される可能性があります。

[text] CANNOT BE USED MORE THAN 255 TIMES UNDER USERID user_id

v text = ACCOUNT NUMBERyy

v text = PROCEDURE NAME

説明: ACCOUNT 番号 / プロシージャー名は、255 よりも多い PASSWORDS/ACCOUNT 番号によって参照されています。

検出モジュール: IKJEFA13

プログラム: ACCOUNT/ADD

IKJ56559I UNABLE TO ADD FOR USERID user_id, [text] NOT SUPPORTED

説明: text 項目について、以下のものが出力されることがあります。v text = PASSWORDS

v text = ACCOUNT NUMBERS

user_id には、PASSWORD/ACCOUNT 番号が含まれないため、データ・リストに記述された構造を作成することができません。

検出モジュール: IKJEFA13

プログラム: ACCOUNT/ADD

IKJ56560I ADDED

説明: 正常に完了しました。

検出モジュール: IKJEFA10

プログラム: ACCOUNT/ADD

IKJ56561I NOT ENOUGH MAIN STORAGE TO EXECUTE COMMAND

説明: GETMAIN が失敗しました。 ユーザーは、大きな領域を指定してログオンしなければなりません。

NOT ENOUGH MAIN STORAGE TO ADD FOR USER user_id

説明: GETMAIN がユーザー ID を読み込もうとしているときに失敗しました。 ユーザーは、大きな領域を指定してログオンしなければなりません。

IKJ56557I

436 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 449: TSO/E メッセージ - TOK2

検出モジュール: IKJEFA10

プログラム: ACCOUNT/ADD

IKJ56562I COMMAND SYSTEM ERROR + DUPLICATE USERID user_id

説明: STOW 戻りコードは 8 でした。ACCOUNT は、新しいメンバー・ブロックを収容しようと試みました。

BLDL ERROR CODE error_code

STOW ERROR CODE error_code

ENQUEUE ERROR CODE error_code

PARSE ERROR CODE error_code

説明: 無効なサービス・ルーチンの戻りコードが戻されました。

検出モジュール: IKJEFA10、IKJEFA12

プログラム: ACCOUNT/ADD

IKJ56563I USER ATTRIBUTE DATA SET NOT USABLE + CANNOT OPEN DATA SET

説明: SYSUADS の OPEN が失敗しました。 ファイルが、割り振られていませんでした。

BLDL I/O ERROR

説明: Bldl 戻りコードは、8 でした。

STOW I/O ERROR

説明: STOW 戻りコードは、16 でした。

READ I/O ERROR

WRITE I/O ERROR

UADS BLOCK SIZE TOO SMALL

説明: SYSUADS データ・セットのブロック・サイズは、ユーザー ID 構造を含むのに十分な大きさではありません。データ・セットは、より大きなブロック・サイズを指定して再作成されなければなりません。

NOT ENOUGH DIRECTORY SPACE

説明: STOW 戻りコードは、12 でした。 UADS データ・セットは、より大きなディレクトリー・ブロック数を指定して再作成されなければなりません。

BACKSPACE ERROR CODE

説明: ディレクトリー内をバック・スペースし、再読み取りを試みているときに ADD に戻りコード 4 が返されました。

検出モジュール: IKJEFA10、IKJEFA12

プログラム: ACCOUNT/ADD

IKJ56564I DUPLICATE ITEM IGNORED, duplicate data

説明: 重複する項目が、データ・リスト内で検出されました。

検出モジュール: IKJEFA12

プログラム: ACCOUNT/ADD

IKJ56562I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 437

Page 450: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ56565I [text]xx... NOT FOUND AS SPECIFIED BY NODELIST

説明: text 項目について、以下のものが出力されることがあります。v text = USERID

v text = PASSWORD

v text = ACCT NUMBER

ノード・リストに記述された UADS 構造は、見つけられませんでした。 xx... は、見つけられなかった最高位レベル項目です。

検出モジュール: IKJEFA12

プログラム: ACCOUNT/ADD

IKJ56566I UNABLE TO ADD FOR USERID user_id, USERID IN USE

説明: ENQUEUE 戻りコードは 4 でした。ユーザーはログオンしていますが、更新不能です。

検出モジュール: IKJEFA12

プログラム: ACCOUNT/ADD

IKJ56567I USERID user_id ALREADY EXISTS

説明: ADD は、新しいユーザーを作成しようとしている間に、BLDL から戻りコード 0 を受け取りました。

text ALREADY EXISTS UNDERv text = PASSWORD

v text = ACCT NUMBER

v text = PROC NAME

v text = USERID id

説明: データ・リスト項目 xx... は、すでにユーザー用に存在し、追加できません。

検出モジュール: IKJEFA10、IKJEFA13

プログラム: ACCOUNT/ADD

IKJ56568I INVALID (NODELIST) + CANNOT CREATE ENTRY WITH USERID OF *

説明: ノード・リストには、新しいユーザーの作成を示す 4 つの項目が含まれますが、ユーザー ID はアスタリスクです。

検出モジュール: IKJEFA10

プログラム: ACCOUNT/ADD

IKJ56569I UNABLE TO ADD FOR USERID user_id, [text] ARE REQUIRED

説明: text 項目について、以下のものが出力されることがあります。v text = PASSWORDS

v text = ACCT NUMBERS

ユーザー ID には、PASSWORD/ACCOUNT 番号が含まれるために、データ・リストに記述された構造を作成することができません。

REGION SIZE size EXCEEDS MAXIMUM SIZE FOR USERID user_id, MAXSIZE USED

説明: 追加されているプロシージャー名のサイズ値は、ユーザーの最大サイズの値よりも大きい。 ユーザーのMAXSIZE 値が、このプロシージャーのサイズ値として使用されます。

IKJ56565I

438 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 451: TSO/E メッセージ - TOK2

検出モジュール: IKJEFA13、IKJEFA12

プログラム: ACCOUNT/ADD

IKJ56570I CHANGED

説明: 正常に完了しました。

検出モジュール: IKJEFA20

プログラム: ACCOUNT/CHANGE

IKJ56571I NOT ENOUGH MAIN STORAGE TO EXECUTE COMMAND

説明: GETMAIN が失敗しました。 ユーザーは、大きな領域を指定してログオンしなければなりません。

NOT ENOUGH MAIN STORAGE TO CHANGE FOR USERID user_id

説明: GETMAIN は、user_id を読み取ろうとしているときに失敗しました。 ユーザーは、大きな領域を指定してログオンしなければなりません。

NOT ENOUGH SPACE TO CHANGE FOR USERID user_id

説明: この user_id に割り振られたブロックに、十分なスペースがありません。 ACCOUNT の ADD サブコマンドを出して、スペースを拡張し、それから再度 CHANGE サブコマンドを出してください。

検出モジュール: IKJEFA20、IKJEFA22、IKJEFA23

プログラム: ACCOUNT/CHANGE

IKJ56572I COMMAND SYSTEM ERROR + PARSE ERROR CODE error_code PUTLINE ERROR CODEerror_code ACCOUNT GETSPACE ERROR CODE error_code ACCOUNT FREESPACE ERRORCODE error_code

説明: 無効なサービス・ルーチンの戻りコードが戻されました。

検出モジュール: IKJEFA20、IKJEFA22、IKJEFA23

プログラム: ACCOUNT/CHANGE

IKJ56573I USER ATTRIBUTE DATA SET NOT USABLE + CANNOT OPEN DATA SET

説明: SYSUADS の OPEN が失敗しました。 ファイルが、割り振られていませんでした。

BLDL ERROR CODE error_code

説明: BLDL 戻りコードは、8 でした。

STOW ERROR CODE error_code

説明: STOW 戻りコードは、16 でした。

検出モジュール: IKJEFA20

プログラム: ACCOUNT/CHANGE

IKJ56574I UNABLE TO CHANGE FOR USERID user_id, SPECIFIED MAXSIZE nnnnn, SMALLER THANEXISTING PROCSIZE(S)

説明: コマンドに指定された MAXSIZE は、1 つまたは複数のプロシージャーのサイズよりも小さくなっています。

SPECIFIED PROCSIZE LARGER THAN MAXSIZE FOR USERID user_id, MAXSIZE USED

説明: 変更されているプロシージャー名のサイズ値は、ユーザーの MAXSIZE 値よりも大きい。ユーザーのMAXSIZE 値が、このプロシージャーのサイズ値として使用されます。

IKJ56570I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 439

Page 452: TSO/E メッセージ - TOK2

検出モジュール: IKJEFA20、IKJEFA23

プログラム: ACCOUNT/CHANGE

IKJ56575I [text] NOT FOUND AS SPECIFIED BY NODELIST

説明: text 項目について、以下のものが出力されることがあります。v text = USERID

v text = PASSWORD

v text = ACCT NUMBER

v text = PROC NAME

ノード・リストに記述された UADS 構造が見つけられませんでした。 示された名前は、見つけられなかった最高位レベル項目です。

検出モジュール: IKJEFA20

プログラム: ACCOUNT/CHANGE

IKJ56576I UNABLE TO CHANGE FOR USERID user_id, USERID IN USE

説明: ENQUEUE 戻りコードは 4 でした。 ユーザーは、ログオンしていますが、更新不能です。

text NOT SUPPORTEDv text = DESTINATION

v text = PERFORMANCE GROUPS

説明: ユーザーには、宛先またはパフォーマンス・グループのサポートがありません。

検出モジュール: IKJEFA20

プログラム: ACCOUNT/CHANGE

IKJ56577I USERID user_id ALREADY EXISTS

説明: CHANGE は、新しい user_id を作成しようとしている間に、STOW から戻りコード 4 を受け取りました。

検出モジュール: IKJEFA20

プログラム: ACCOUNT/CHANGE

IKJ56578I UNABLE TO CHANGE FOR USERID user_id, CONFLICTING PROCNAME DATA

説明: 変更されている 1 つあるいは複数のプロシージャー名には、異なるサイズまたは装置情報 (あるいはその両方)

が含まれています。

検出モジュール: IKJEFA20

プログラム: ACCOUNT/CHANGE

IKJ56579I UNABLE TO CHANGE FOR USERID user_id, [text] NOT SUPPORTED

説明: text 項目について、以下のものが出力されることがあります。v text = PASSWORDS

v text = ACCT NUMBERS

user_id には PASSWORD/ACCOUNT 番号が含まれていないため、ユーザーを変更することができません。

検出モジュール: IKJEFA20

プログラム: ACCOUNT/CHANGE

IKJ56575I

440 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 453: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ56580I DELETED

説明: 正常に完了しました。

USERID user_id DELETED

説明: 正常に完了しました。 ユーザーは削除されました。

検出モジュール: IKJEFA30、IKJEFA32

プログラム: ACCOUNT/DELETE

IKJ56581I NOT ENOUGH MAIN STORAGE TO EXECUTE COMMAND

説明: GETMAIN が失敗しました。 ユーザーは、大きな領域を指定してログオンしなければなりません。

検出モジュール: IKJEFA30

プログラム: ACCOUNT

IKJ56582I COMMAND SYSTEM ERROR + PUTLINE ERROR CODE error_code STOW ERROR CODEerror_code PARSE ERROR CODE error_code READ ERROR CODE error_code FREESPACEERROR CODE error_code WRITE ERROR CODE error_code BACKSPACE ERROR CODEerror_code

説明: 無効なサービス・ルーチンの戻りコードが戻されました。

検出モジュール: IKJEFA30、IKJEFA32

プログラム: ACCOUNT/DELETE

IKJ56583I USER ATTRIBUTE DATA SET NOT USABLE + CANNOT OPEN DATA SET

説明: SYSUADS の OPEN が失敗しました。 ファイルが、割り振られていませんでした。

BLDL I/O ERROR

説明: DELETE が、BLDL から戻りコード 8 を受け取りました。

STOW I/O ERROR

説明: DELETE が、STOW から戻りコード 16 を受け取りました。

検出モジュール: IKJEFA30、IKJEFA32

プログラム: ACCOUNT/DELETE

IKJ56584I COMMAND NOT FOUND. REQUIRED DDNAME ddname IS NOT ALLOCATED.

説明: DD 名に対応する ALTLIB レベルがまだアクティブであっても、この DD 名が割り振られていなかったために、暗黙的に実行される CLIST または REXX exec が、検出されませんでした。

ユーザーの応答: この ALTLIB レベルをアクティブにするには、再度 DD 名を割り振ってください。実行するCLIST または REXX exec を含むデータ・セットを使用することができます。

この ALTLIB レベルをアクティブにしない場合は、該当するレベルについて DEACTIVATE オペランドを指定した、ALTLIB コマンドを出してください。

以上で、CLIST または REXX exec を暗黙的に再度実行することができます。

対象者: EXEC ユーザー

検出モジュール: IKJCT43D

IKJ56580I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 441

Page 454: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ56585I [text]xx... NOT FOUND AS SPECIFIED

説明: text 項目について、以下のものが出力されることがあります。v text = USERID

v text = PASSWORD

v text = ACCT NUMBER

v text = PROC NAME

ノード・リストに記述された UADS 構造が見つけられませんでした。 値 xx... は、見つけられなかった最高位レベル項目です。

検出モジュール: IKJEFA32

プログラム: ACCOUNT/DELETE

IKJ56586I UNABLE TO DELETE, USERID IN USE

説明: ENQUEUE 戻りコードは 4 でした。 ユーザーは、ログオンしていますが、更新不能です。

検出モジュール: IKJEFA30

プログラム: ACCOUNT/DELETE

IKJ56587I INVALID (NODELIST) + NODELIST IS USERID/PASSWORD/ACCTNUMBER

説明: ノード・リストが正確に指定されませんでした。

USER ATTRIBUTE STRUCTURE IS USERID, PASSWORD, ACCTNMBR, PROCNAME

説明: ノード・リストが正確に指定されませんでした。

検出モジュール: IKJEFA30

プログラム: ACCOUNT/DELETE

IKJ56588I UNABLE TO DELETE FOR USERID user_id, [text] NOT SUPPORTED

説明: text 項目について、以下のものが出力されることがあります。v text = PASSWORDS

v text = ACCT NUMBERS

ユーザーは、パスワード / 会計番号のサポートがありません。 このユーザーは、修正されませんでした。

UNABLE TO DELETE, PASSWORDS/ACCOUNT NUMBERS NOT SUPPORTED FOR ANY USER

説明: PASSWORD/ACCOUNT 番号は、どのユーザーについてもサポートされていませんでした。どのユーザーも、修正されませんでした。

検出モジュール: IKJEFA32

プログラム: ACCOUNT/DELETE

IKJ56590I LISTED

説明: 正常に完了しました。

検出モジュール: IKJEFA40、IKJEFA42

プログラム: ACCOUNT/LIST

IKJ56585I

442 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 455: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ56591I NOT ENOUGH MAIN STORAGE TO EXECUTE COMMAND

説明: GETMAIN が失敗しました。 ユーザーは、大きな領域を指定してログオンしなければなりません。

NOT ENOUGH MAIN STORAGE TO LIST FOR USERID id

説明: GETMAIN がユーザー ID を読み込もうとしているときに失敗しました。 ユーザーは、大きな領域を指定してログオンしなければなりません。

検出モジュール: IKJEFA40、IKJEFA42

プログラム: ACCOUNT/LIST

IKJ56592I COMMAND SYSTEM ERROR + PARSE ERROR CODE error_code PUTLINE ERROR CODEerror_code READ ERROR CODE error_code

説明: 無効なサービス・ルーチンの戻りコードが戻されました。

検出モジュール: IKJEFA40、IKJEFA42

プログラム: ACCOUNT/LIST

IKJ56593I USER ATTRIBUTE DATA SET NOT USABLE + CANNOT OPEN DATA SET

説明: SYSUADS の OPEN が失敗しました。 ファイルが、割り振られていませんでした。

BLDL ERROR CODE error_code

説明: LIST が、BLDL から戻りコード 8 を受け取りました。

検出モジュール: IKJEFA40、IKJEFA42、IKJRBBCR

プログラム: ACCOUNT/LIST、ACCOUNT/SYNC

IKJ56594I THE SYNC COMMAND PROCESSOR ENDED DUE TO ABEND CODE abend_code, REASONCODE reason_code

説明: ACCOUNT 実行プログラム・ルーチンは SYNC コマンド・プロセッサーを呼び出しましたが、メッセージにリストされた異常終了および理由コードを出して終了しました。

検出モジュール: IKJEFA00

プログラム: ACCOUNT

IKJ56595I [text]xx... NOT FOUND AS SPECIFIED BY NODELIST

説明: text 項目について、以下のものが出力されることがあります。v text = USERID

v text = PASSWORD

v text = ACCT NUMBER

v text = PROC NAME

ノード・リストに記述された UADS 構造が見つけられませんでした。 値 xx... は、見つけられなかった最高位レベル項目です。

検出モジュール: IKJEFA40、IKJEFA42

プログラム: ACCOUNT/LIST

IKJ56591I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 443

Page 456: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ56596I UNABLE TO CHANGE FOR USERID user_id, NEW NAME WILL OCCUR MORE THAN 255TIMES

説明: ACCOUNT NUMBER/PROCEDURE の名前が、256 以上のパスワード / 会計番号によって参照されています。

検出モジュール: IKJEFA20

プログラム: ACCOUNT/CHANGE

IKJ56597I UNABLE TO CHANGE, INCOMPLETE COMMAND ENTERED

説明: 変更コマンドを実行するのに必要な情報のいくつかが、脱落しています。

UNABLE TO CHANGE, ASTERISK INVALID FOR NEW ACCOUNT NUMBER

説明: データ・リストの会計番号を、アスタリスクで指定することはできません。

検出モジュール: IKJEFA20

プログラム: ACCOUNT/CHANGE

IKJ56598I UNABLE TO CHANGE, [text] NOT SUPPORTED FOR ANY USER. UNABLE TO DELETE FORUSERID user_id, [text] NOT SUPPORTED

説明: text 項目について、以下のものが出力されることがあります。v text = PASSWORDS

v text = ACCT NUMBERS

ノード・リストに指定されたレベルは、どのユーザーに対してもサポートされません。

検出モジュール: IKJEFA20

プログラム: ACCOUNT/CHANGE

IKJ56599I UNABLE TO CHANGE, NEW NAME EQUALS OLD NAME

説明: ノード・リスト内の最後の名前は、データ・リスト内の名前と同じです。

検出モジュール: IKJEFA20

プログラム: ACCOUNT/CHANGE

IKJ56600I UNRECOVERABLE COMMAND SYSTEM ERROR

説明: TMP 処理を再度確立する試みが失敗し、TMP タスクは終了します。

検出モジュール: IKJEFT05

プログラム: TMP

IKJ56601I COMMAND SYSTEM RESTARTING DUE TO CRITICAL ERROR

説明: コマンド処理を再度初期設定する試みが失敗し、TMP は、新しいコマンドを要求するために再度初期設定されています。

検出モジュール: IKJEFT05

プログラム: TMP

IKJ56596I

444 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 457: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ56602I COMMAND SYSTEM RESTARTING DUE TO ERROR

説明: TMP タスク処理が失敗し、コマンド処理は新しいコマンドを要求するために再度初期設定されています。

許可コマンドの実行中に ATTN キーを押した後で、このメッセージが戻りコード 24、理由コード -1 と一緒に出される場合、このエラーは無視することができます。

検出モジュール: IKJEFT05

プログラム: TMP

IKJ56603I ABEND abend_code

説明: TMP タスクでエラーが発生し、標準メッセージ (IKJ56600I、IKJ56601I、または IKJ56602I) に対して、使用可能なスペースが不足しています。 TMP タスクは、終了します。 Sxxx はシステム・エラー・コードであり、Uxxx はユーザーが生成したエラー・コードです。

検出モジュール: IKJEFT05

プログラム: TMP

IKJ56604I ABEND abend_code

説明: コマンド・タスクでエラーが発生し、標準メッセージ (IKJ56641I) に対して、使用可能なスペースが不足しています。 TMP タスクは、終了します。 Sxxx はシステム・エラー・コードであり、Uxxx はユーザーが生成したエラー・コードです。

検出モジュール: IKJEFT04

プログラム: TMP

IKJ56605I ATTENTION INTERRUPTS WILL NOT BE PROCESSED UNTIL THE FIRST COMMAND FROMTHE LOGON PROCEDURE HAS COMPLETED

説明: ログオン・プロシージャーからの最初のコマンドの処理中に、アテンション割り込みが発生しました。 最初のコマンドが完了するまで、このアテンションおよび後続のアテンションのすべてが無視されます。

注: CLIST と REXX EXEC プロセッシングには違いがあります。最初のコマンドが REXX EXEC の場合、REXX

EXEC の実行中 EXEC コマンドはアクティブなままです。終了すれば、REXX は EXEC コマンドに戻り、EXEC

コマンドが終了します。最初のコマンドが CLIST の場合、EXEC コマンドは CLIST を TSO/E コマンド・スタック上に置いて終了します。

検出モジュール: IKJEFT03

プログラム: TMP

IKJ56606I TSO/E attn processing ended due to error. RC= return_code

説明: システムは、ユーザーのアテンション割り込みを認識しましたが、割り込みの処理の過程でシステム・エラーが生じました。

システムの処置: TSO/E は、このエラーを重大と判断し、終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡して、TSO/E アテンション処理での問題の診断を要求してください。

対象者: エラーが解決されない場合、さらに援助が必要であれば、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

検出モジュール: IKJSATTN

IKJ56602I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 445

Page 458: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ56607I TSO/E attn processing ended due to error. RC= return_code ERROR= error_code

説明: システムは、ユーザーのアテンション割り込みを認識しましたが、割り込みの処理の過程でシステム・エラーが生じました。

システムの処置: TSO/E は、このエラーを重大と判断し、終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡して、TSO/E アテンション処理での問題の診断を要求してください。

対象者: エラーが解決されない場合、さらに援助が必要であれば、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

検出モジュール: IKJSATTN

IKJ56608I TSO/E attn processing ended due to error. RC= return_code ABEND = abend_code REASON=reason_code

説明: システムは、ユーザーのアテンション割り込みを認識しましたが、割り込みの処理の過程でシステム・エラーが生じました。

システムの処置: TSO/E は、このエラーを重大と判断し、終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡して、TSO/E アテンション処理での問題の診断を要求してください。

対象者: エラーが解決されない場合、さらに援助が必要であれば、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

検出モジュール: IKJSATTN

IKJ56609I TSO/E attn processing ended due to error. RC= return_code ERROR= error_code ABEND=abend_code REASON= reason_code

説明: システムは、ユーザーのアテンション割り込みを認識しましたが、割り込みの処理の過程でシステム・エラーが生じました。

システムの処置: TSO/E は、このエラーを重大と判断し、終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡して、TSO/E アテンション処理での問題の診断を要求してください。

対象者: エラーが解決されない場合、さらに援助が必要であれば、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

検出モジュール: IKJSATTN

IKJ56610I The requested command or program could not be invoked. + The environment in which thecommand was to run was not valid.

説明: 現行の環境内での実行時に使用してはならない、許可コマンド、プログラム、またはサービスを呼び出す試みが行われました。 未解決の非同期 APPC/MVS がある場合、TSO/E は、許可コマンド、プログラム、またはサービスの実行を許可しません。 TSO/E 端末監視プログラムは、非同期の APPC/MVS 要求が存在するかどうかを検査し、この要求が少なくとも 1 つは存在することを検出しました。

システムの処置: 要求されたコマンド、プログラム、またはサービスの実行が許可されません。 このメッセージが出され、機能にエラーがあることを示す値に戻りコードがセットされます。

ユーザーの応答: 要求されたコマンド、プログラム、またはサービスを呼び出す前に呼び出したサービスが、未解決の非同期 APPC/MVS 要求を呼び出した可能性があります。再びログオフおよびログオンを行うと、システムは自動的に要求を消去します。 この問題もシステム・プログラマーに報告しなければなりません。

対象者: TSO/E ユーザー

検出モジュール: IKJEFT01

IKJ56607I

446 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 459: TSO/E メッセージ - TOK2

プログラム: TMP

IKJ56611I The requested command or program could not be invoked. + The ATBAMR1 routine gavereturn code return_code.

説明: 現行の環境内での実行時に使用してはならない、許可コマンド、プログラム、またはサービスを呼び出す試みが行われました。 未解決の非同期 APPC/MVS がある場合、許可コマンド、プログラム、およびサービスの実行は許可されません。 TSO/E 端末監視プログラムは、非同期の APPC/MVS 要求があるかどうかを検査する試みを行いましたが、このプログラムによって呼び出されたサービスが不測の戻りコードを出しました。

システムの処置: 要求されたコマンド、プログラム、またはサービスの実行が許可されません。 このメッセージが出され、機能にエラーがあることを示す値に戻りコードがセットされました。

ユーザーの応答: このメッセージに戻りコードが示されているかどうかを検査してださい。 そして、このエラーに対する所定の処置を行ってください。この処置は、z/OS MVS Programming: Writing Transaction Programs for APPC/MVS

の ATBAMR1 ルーチンに関する項に記載されています。

対象者: TSO/E ユーザー

検出モジュール: IKJEFT01

プログラム: TMP

IKJ56612I IKJURPS processing ended due to error. RC=xx or IKJURPS processing ended due to error.RC=xx ERROR=yy or IKJURPS processing ended due to error. RC=xx ABEND=abend_code

REASON=reason_code

説明: IKJURPS は、要求を処理することができませんでした。

システムの処置: IKJURPS は要求を処理していません。

ユーザーの応答: メッセージで受け取ったコード (複数の場合もある) に基づいて、エラーを診断してください。

対象者: アプリケーション・プログラマー

検出モジュール: IKJURPS

IKJ56613I The command has terminated. MVS/ESA version or higher level is required for keyword.

説明: MVS のバージョンまたはリリースが、指示されたレベルまたはそれ以上でないので、TSO/E は要求を処理することができません。

システムの処置: TSO/E は 要求を処理していません。

ユーザーの応答: ありません。

検出モジュール: IKJCNPRF、IKJCNSOL、IKJEFT82、 IKJPRMLB

IKJ56614I The requested command or program could not be invoked.+ The Miscellaneous Event ExitManager found unauthorized asynchronous activity.

説明: 現行の環境内での実行時に使用できないコマンド、プログラム、またはサービスを呼び出す試みが行われました。 TSO/E は、未解決の無許可活動が存在する場合に、コマンド、プログラム、またはサービスが、孤立した環境で実行する (たとえば、許可コマンドまたはプログラムの実行) ことを許可しません。

TSO/E 端末監視プログラムは、非同期の無許可活動が存在するかどうかを検査し、この要求が少なくとも 1 つは存在することを検出しました。

システムの処置: 要求されたコマンド、プログラム、またはサービスの実行が許可されません。 このメッセージが出され、機能にエラーがあることを示す値に戻りコードがセットされます。

ユーザーの応答: 要求されたコマンド、プログラム、またはサービスを呼び出す前に呼び出されたサービスが、未解決

IKJ56611I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 447

Page 460: TSO/E メッセージ - TOK2

の非同期無許可活動を要求した可能性があります。再びログオフおよびログオンを行うと、システムは自動的に要求を消去します。 エラーが続く場合は、サポート担当員に連絡して援助を要求してください。

対象者: TSO/E ユーザー

検出モジュール: IKJEFT01

プログラム: TMP

IKJ56615I The requested command or program could not be invoked.+ The Miscellaneous Event ExitManager gave return_code

説明: 現行の環境内での実行時に使用できないコマンド、プログラム、またはサービスを呼び出す試みが行われました。 TSO/E は、未解決の無許可活動が存在する場合に、コマンド、プログラム、またはサービスが、孤立した環境で実行する (たとえば、許可コマンドまたはプログラムの実行) ことを許可しません。

TSO/E 端末監視プログラムは、非同期活動があるかどうかを検査する試みを行いましたが、このプログラムによって呼び出されたサービスが、予期しないエラーを検出したことを指示しました。

システムの処置: 要求されたコマンド、プログラム、またはサービスの実行が許可されません。 このメッセージが出され、機能にエラーがあることを示す値に戻りコードがセットされました。

ユーザーの応答: 最寄りのサポート担当員もしくは IBM の技術員に問い合わせて、未解決の非同期無許可活動による問題を診断してください。

対象者: TSO/E ユーザー

検出モジュール: IKJEFT01

プログラム: TMP

IKJ56620I [text] command encountered. TSO/E session is terminated.

説明: [text] に対して、以下のものが出力されることがあります。

v MVS STOP

TSO/E IKJEFT01 TMP は、MVS STOP コマンドがこのアドレス・スペースに対して出されたことを検出しました。このメッセージが出されるのは、IKJEFT01 TMP が STOP コマンドを検出する場合のみであることに注意してください。

v MVS MODIFY

TSO/E IKJEFT01 TMP は、MVS MODIFY コマンドがこのアドレス・スペースに対して出されたことを検出しましたが、これは STOP でも MODIFY のいずれでもありませんでした。このメッセージが出されるのは、IKJEFT01

TMP がこのコマンドを検出する場合のみであることに注意してください。

v 未知の MVS オペレーター

TSO/E IKJEFT01 TMP は、MVS STOP コマンドがこのアドレス・スペースに対して出されたことを検出しました。

別のプログラムが IKJEFT01 TMP でコマンドを処理中である (すなわち、IKJEFT01 TMP がこのコマンドを直接処理していない) 場合、IKJEFT01 TMP に制御権が戻るまではこのコマンドを検出することができません。

システムの処置: TMP は、このセッションの処理を停止して、その呼び出し側に戻ります。

ユーザーの応答: これは、参考用のメッセージで、TSO/E セッションがどのように終了したかを示します。

対象者: TSO/E ユーザー

検出モジュール: IKJEFT02

プログラム: TMP

IKJ56615I

448 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 461: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ56621I INVALID COMMAND NAME SYNTAX

説明: コマンド走査が、コマンド名に構文エラーを検出しました。

ユーザーの応答: コマンド名が、以下の構文要件を満たしていることを確認してください。

詳細については、z/OS TSO/E Programming Services の、コマンド走査サービス・ルーチンを使用してコマンド名およびサブコマンド名を検査する方法に関する章を参照してください。

検出モジュール: IKJEFT02

プログラム: TMP

IKJ56622I COMMAND NOT FOUND

説明: 構文上正しいコマンド名が、システムによって検出できません。

検出モジュール: IKJEFT02

プログラム: TMP

IKJ56623I command_name IS UNSUPPORTED COMMAND NAME IN BACKGROUND

説明: 入力されたコマンドは、バックグラウンド・モードでの使用についてサポートされません。

検出モジュール: IKJEFT02

プログラム: TMP

IKJ56625I TSOLOGON TERMINATED. IKJEFLD3 RETURNED TOO FEW JCL STATEMENTS.

説明: インストール・システムが、誤りデータを TSO/E に与えました。

システムの処置: ログオン処理は、終了されます。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡して、受け取ったメッセージを知らせてください。

対象者: TSO/E ユーザー

検出モジュール: IKJEFLE3

IKJ56626I TSOLOGON TERMINATED. IKJEFLD3 RETURNED A JCL BUFFER LENGTH THAT IS NOTVALID.

説明: インストール・システムが、誤りデータを TSO/E に与えました。

システムの処置: ログオン処理は、終了されます。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡して、受け取ったメッセージを知らせてください。

対象者: TSO/E ユーザー

検出モジュール: IKJEFLE3

IKJ56629A ENTER NEW PASSWORD

説明: 新規パスワード・オプションが選択されました。パスワード・フィールドに新規パスワードを入力する必要があります。

システムの処置: システムは、新しいパスワードを入力するよう指示します。

ユーザーの応答: 有効な新しいパスワードを入力してください。

対象者: TSO/E ユーザー

検出モジュール: IKJEFLE

IKJ56621I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 449

||

||

|

|

|

|

Page 462: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ56637I You attempted to run a command, program, CLIST, or REXX exec from an authorizedenvironment. This is not supported under the dynamic TSO/E environment.

説明: TSO/E 環境サービスによって作成された TSO/E 環境を使用しているアドレス・スペースで、実行しています。 許可された TSO/E 環境から、コマンド、プログラム、CLIST、または REXX exec を呼び出すために、TSO/E

サービス機能の使用を依頼しました。 この機能は、この環境で使用できません。

システムの処置: このメッセージは、TSO/E サービス機能からの戻りコードとともに出されます。 戻りコード 20 および理由コード 68 が、TSO/E サービス機能から出されます。

ユーザーの応答: 呼び出しを取り消してください。

対象者: アプリケーション・プログラマー

検出モジュール: IKJEFTS2

IKJ56639I abend_type ABEND CODE abend_code REASON CODE reason_code

説明: TSO/E テーブル索引サービスを異常終了させる、予期しないエラーが発生しました。

システムの処置: テーブル索引サービスは終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡して、テーブル索引サービスの問題診断の援助を要求してください。

対象者: TSO/E ユーザー

検出モジュール: IKJTBLS

プログラム: TMP

IKJ56640I abend_type ABEND CODE abend_code REASON CODE reason_code or abend_type ABEND CODEabend_code REASON CODE reason_code PSW zzzzzzzzzzzzzzzz ASIDS: HOME=hhhh PRIMARY=pppp

SECONDARY=ssss +

説明: このメッセージの短い方の形式は、プログラムが TSO/E TEST のもとで実行中にホーム・アドレス・スペースで異常終了する場合、またはホーム・アドレス・スペースで異常終了したプログラムについて TEST が出される場合に表示されます。

このメッセージの長い方の形式は、TSO/E TEST のもとで実行中に異常終了する仮想記憶域間モードで実行しているプログラムについて、または TSO/E TEST が出されている異常終了プログラムについて出されます。 TEST コマンドは、仮想記憶域間モードでのプログラムの再始動に使用することはできません。

TSO/E TEST DOES NOT RE-ESTABLISH THE CROSS MEMORY ENVIRONMENT THAT EXISTED AT THETIME OF THE ABEND

説明: TSO/E TEST を使用して、仮想記憶域間環境で異常終了したプログラムを再始動することはできません。 ただし、異常終了時の汎用レジスターの内容を表示するときに、 TSO/E TEST を使用することができます。

検出モジュール: IKJEFT04

プログラム: TEST

IKJ56641I program ENDED DUE TO ERROR +

説明: プログラムまたはコマンド・プロセッサーおよびそれに関連したタスクが終了します。

TSO/E TEST 機能の使用中にプログラムにエラーが起きた場合は、メッセージの後に正符号が表示されません。TSO/E TEST サブコマンドを使用して、エラーを検出してください。

メッセージの後に正符号が表示された場合は、? を入力して、エラーに関する情報をさらに収集してください。デバッグを行うときに TSO/E TEST 機能を使用する場合は、TEST コマンドを出してください。

abend_type ABEND CODE abend_code REASON CODE reason_code

IKJ56637I

450 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 463: TSO/E メッセージ - TOK2

または

abend_type ABEND CODE abend_code REASON CODE reason_code PSW zzzzzzzzzzzzzzzz ASIDS: HOME=hhhh

PRIMARY=pppp SECONDARY=ssss

説明: このメッセージの短い方の形式は、TSO/E のもとで実行しているプログラムが、ホーム・アドレス・スペースで異常終了するときに出されます。アドレス・スペースでの異常終了の後に TEST を出して、データまたはコードの表示、更新、あるいは実行を行ってください。

このメッセージのうち長い方の形式は、仮想記憶域間環境内で異常終了がある場合に出されます。TSO/E は、PSW のアドレス・スペース選択のビットがオンであるか、またはホーム、1 次、および 2 次 ASID がすべて等しくないかのどちらかの場合に、プログラムが仮想記憶域間モードにあるとみなします。仮想記憶域間環境での異常終了の後にTEST を出すと、データまたはコードがホーム・アドレス・スペースにある場合に限り、TEST を使用して、データまたはコードの更新、表示、あるいは実行を行うことができます。

注: エラーが起きたプログラムが、示された異常終了コードとともに理由コードを出さない場合は、2 次メッセージに表示された理由コードは無効です。

検出モジュール: IKJEFT04

プログラム: TMP/TEST

IKJ56642I USER NOT AUTHORIZED TO DATASET + SYSTEM ABEND CODE abend_code REASON CODEreason_code

説明: ユーザーのデータ・セットの参照を試みたコマンド・タスクは、セキュリティー・システムによって許可されていません。 異常終了コードについての説明は、z/OS MVS システム・コード を参照してください。

検出モジュール: IKJEFT04

プログラム: TMP

IKJ56643I APF PROGRAM IN FORCE, TEST REQUEST REJECTED

説明: ユーザーは、APF 許可コマンド・タスク内の異常終了の後に、 (オペランドを指定せずに) TEST コマンドを入力しました。

検出モジュール: IKJEFT02

プログラム: TMP

IKJ56644I NO VALID TSO USERID, DEFAULT USER ATTRIBUTES USED

説明: RACF がインストールされている場合には、バックグラウンド・ジョブは、最小のデフォルト・ユーザー属性を使用して実行されます。ユーザー ID が識別不能か、または JOB カード・パラメーターとして指定されたユーザーID がないか、あるいはユーザー属性データ・セット (SYS1.UADS) の割り振りが失敗したかのいずれかです。

注: 識別不能なユーザー ID が、7 文字を超えるユーザー ID である可能性があります。

RACF またはそれと同等な機能がアクティブでない場合は、システムは常にこのメッセージを出します。

検出モジュール: IKJEFT01

プログラム: TMP

IKJ56646I IKJEFRAF FAILED - RETURN CODE return_code.

説明: IKJEFRAF は、予期しない戻りコードを IKJEFT01 に渡しました。 ユーザー ID に関する UPT およびその他の情報は、収集できませんでした。 このメッセージは、デフォルト・ユーザー属性が使用されることを示す IKJ56644

の前に出されます。

IKJ56642I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 451

Page 464: TSO/E メッセージ - TOK2

検出モジュール: IKJEFT01

プログラム: TMP

IKJ56647I RACF IS INACTIVE.

説明: RACF がアクティブでなかったために、ユーザー ID に関する UPT およびその他の情報は、収集できませんでした。このメッセージは、デフォルト・ユーザー属性が使用されることを示す IKJ56644 の前に出されます。

検出モジュール: IKJEFT01

プログラム: TMP

IKJ56648I UNEXPECTED RACF function ERROR error_code REASON CODE reason_code

説明: TSO/E RACF ルーチン IKJEFRAF は、示された RACF 機能を使用して、ユーザー ID 情報の収集または確認を試みていました。RACF 機能は、この情報の収集または確認を行うことができず、エラーおよび理由コードを出しました。このメッセージは、デフォルト・ユーザー属性が使用されることを示す IKJ56644 の前に出されます。

検出モジュール: IKJEFT01

プログラム: TMP

IKJ56649I ATTENTION PROCESSING ENDED DUE TO ERROR +

説明: CLIST アテンション機能の処理が、異常終了しました。 1 次メッセージの後に、エラーがシステム ABEND

かまたはユーザー ABEND かどうかを知らせるメッセージを受け取ります。

SYSTEM ABEND CODE abend_code REASON CODE reason_code

説明: システムが異常終了したことがメッセージ・テキストによって示された場合は、z/OS MVS システム・コードの異常終了コードおよび理由コードの説明を参照してください。

USER ABEND CODE abend_code REASON CODE reason_code

説明: 以下のユーザー ABEND は、CLIST アテンション機能によって出されます。 理由コードには、以下で説明する TSO/E サービス・ルーチンの予期しない戻りコードが含まれます。

v ABEND 600 は、予期しない戻りコードが、STAX の発行側から渡されたことを示します。

v ABEND 601 は、予期しない戻りコードが、STACK の発行側から渡されたことを示します。

v ABEND 602 は、予期しない戻りコードが、PUTGET の発行側から渡されたことを示します。

ユーザー ABEND 304 は、端末監視プログラムによって出され、CLIST アテンション機能が異常終了したことを示します。

IKJ56650I TIME - hh:mm:ss CPU - hh:mm:ss SERVICE - number SESSION - hh:mm:ss MONTH DAY, YEAR

説明: TIME コマンドが、入力されました。

検出モジュール: IKJEFT25

プログラム: TIME

IKJ56651I TIME FUNCTION CANNOT BE PERFORMED BECAUSE OF INOPERATIVE CLOCK

説明: ハードウェア・クロックは、作動不能です。

検出モジュール: IKJEFT25

プログラム: TIME

IKJ56647I

452 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 465: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ56652I You attempted to run an authorized command or program. This is not supported under thedynamic TSO/E environment.

説明: TSO/E 環境サービスによって作成された TSO/E 環境を使用しているアドレス・スペースで、実行しています。 TSO/E サービス機能を使用して、許可コマンドまたはプログラムの呼び出しを試みました。 この機能は、この環境で使用できません。

システムの処置: このメッセージは、TSO/E サービス機能からの戻りコードとともに出されます。 戻りコード 20 および理由コード 68 が、TSO/E サービス機能から出されます。

ユーザーの応答: 呼び出しを取り消してください。

対象者: アプリケーション・プログラマー

検出モジュール: IKJEFTS2

IKJ56655I NO OPERANDS, COMMAND IGNORED

説明: TERMINAL コマンドに、指定されたオペランドがありませんでした。

検出モジュール: IKJEFT80

プログラム: TERMINAL

IKJ56656I INVALID LINESIZE OPERAND, USE SCRSIZE

説明: ユーザーは、2260-65 型端末装置に LINESIZE オペランドを指定しました。

検出モジュール: IKJEFT80

プログラム: TERMINAL

IKJ56657I INVALID SCRSIZE OPERAND, USE LINESIZE

説明: ユーザーは、2741 型端末装置に SCRSIZE オペランドを指定しました。

検出モジュール: IKJEFT80

プログラム: TERMINAL

IKJ56658I SCREEN SIZE NOT STANDARD, SCREEN CONTROL ERROR MAY OCCUR

説明: ユーザーは、2260-65 型端末装置に標準外の画面サイズを指定しました。

検出モジュール: IKJEFT80

プログラム: TERMINAL

IKJ56659I BREAK INVALID FOR THIS TERMINAL

説明: ユーザーは、BREAK 機構が装備されていない端末に BREAK オペランドを指定しました。

検出モジュール: IKJEFT80

プログラム: TERMINAL

IKJ56660I NOBREAK INVALID FOR THIS TERMINAL

説明: ユーザーは、BREAK 機構の装備されていない端末に NOBREAK を指定しました。

検出モジュール: IKJEFT80

プログラム: TERMINAL

IKJ56652I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 453

Page 466: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ56661I TIMEOUT INVALID FOR THIS TERMINAL

説明: TIMEOUT オペランドが、タイムアウト機構の装備されていない端末に指定されました。

検出モジュール: IKJEFT80

プログラム: TERMINAL

IKJ56662I NOTIMEOUT INVALID FOR THIS TERMINAL

説明: ユーザーは、タイムアウト機構の装備されていない端末に NOTIMEOUT を指定しました。

検出モジュール: IKJEFT80

プログラム: TERMINAL

IKJ56663I INVALID NUMBER OF ROWS

説明: ユーザーは、2260-65 型端末に正しくない行数を指定しました。

検出モジュール: IKJEFT80

プログラム: TERMINAL

IKJ56664I INVALID LENGTH OF ROW

説明: ユーザーは、2260-65 型端末に無効な長さを指定しました。

検出モジュール: IKJEFT80

プログラム: TERMINAL

IKJ56665I [text] INVALID FOR THIS TERMINAL

説明: text 項目について、以下のものが出力されることがあります。v text = CLEAR

v text = NOCLEAR

CLEAR または NOCLEAR パラメーターが、この機構をサポートしない端末に指定されました。

検出モジュール: IKJEFT80

プログラム: TERMINAL

IKJ56666I [text] INVALID FOR THIS TERMINAL

説明: text 項目について、以下のものが出力されることがあります。v text = INPUT

v text = NOINPUT

INPUT または NOINPUT パラメーターは、この機構をサポートしない端末に指定されました。

検出モジュール: IKJEFT80

プログラム: TERMINAL

IKJ56667I COMMAND SYSTEM ERROR PARSE [text] ERROR CODE errcode TRAN/NOTRAN INVALID FORTHIS TERMINAL CHAR/NOCHAR INVALID FOR THIS TERMINAL

説明: text 項目について、以下のものが出力されることがあります。v text = ESTAE

v text = STTRAN

IKJ56661I

454 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 467: TSO/E メッセージ - TOK2

TCAM を使用する端末は、TERMINAL コマンドで TRAN/NOTRAN および CHAR/NOCHAR オペランドをサポートしません。解析サービス・ルーチンが、5 以上の戻りコードを戻したか、もしくは ESTAE マクロまたは STTRAN マクロがゼロ以外の戻りコードを戻しました。

検出モジュール: IKJEFT80

プログラム: TERMINAL

IKJ56668I TRANSLATE TABLE SIZE LESS THAN 516 BYTES

説明: ユーザーは、TRAN パラメーターに 516 バイトより小さい変換テーブルを指定しました。

検出モジュール: IKJEFT80

プログラム: TERMINAL

IKJ56669I [text] INVALID FOR THIS TERMINAL

説明: text 項目について、以下のものが出力されることがあります。v text = SECOND

v text = NOSECOND

SECOND または NOSECOND パラメーターが、この機構をサポートしない端末に指定されました。

検出モジュール: IKJEFT80

プログラム: TERMINAL

IKJ56670I TRANSLATE TABLE MUST HAVE NUMBERS AND UPPERCASE LETTERS DEFINED

説明: ユーザーは TRAN パラメーターに、数字および大文字を定義していない変換テーブルを指定しました。 たとえ、変換が数字および大文字に用意されていないとしても、それらの変換のためこれらはテーブルに入れておくべきです。

検出モジュール: IKJEFT80

プログラム: TERMINAL

IKJ56671I NOCHAR INVALID, DEFAULT TRANSLATE TABLE IN USE

説明: NOCHAR パラメーターは、インストール・システム作成変換テーブルが使用されているときに限り、有効です。

検出モジュール: IKJEFT80

プログラム: TERMINAL

IKJ56672I [text] INVALID FOR THIS TERMINAL

説明: text 項目について、以下のものが出力されることがあります。v text = LINE

v text = NOLINE

LINE または NOLINE パラメーターが、この機構をサポートしない端末に指定されました。

検出モジュール: IKJEFT80

プログラム: TERMINAL

IKJ56668I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 455

Page 468: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ56673I ‘CHAR(x)/NOCHAR LINE(x)/NOLINE PROMPT/NOPROMPT INTERCOM/NOINTERCOMPAUSE/NOPAUSE MSGID/NOMSGID MODE/NOMODE WTPMSG/NOWTPMSG PREFIX dsname

prefix)/NOPREFIX’

説明: このメッセージは、LIST オペランドが PROFILE コマンドに指定されている場合、またはキーワードがPROFILE コマンドに指定されていない場合に出されます。

検出モジュール: IKJEFT82

プログラム: PROFILE

IKJ56674I THE USER PROFILE DOES NOT SUPPORT LANGUAGES. ANY LANGUAGES ENTERED AREIGNORED.

説明: PROFILE コマンドに PLANGUAGE または SLANGUAGE (あるいはその両方の) キーワードを指定しましたが、ユーザー・プロファイル・テーブルのバージョンが、言語をサポートしません。

システムの処置: 入力された言語は、処理されません。その他の処理は、すべて行われます。 エラー状態は発生していません。

ユーザーの応答: 言語を指定したい場合には、このメッセージを受け取ったことをシステム管理者に報告してください。

検出モジュール: IKJEFT82

プログラム: PROFILE

IKJ56675I YOUR INSTALLATION MUST AUTHORIZE USE OF THE EDIT RECOVER/NORECOVERFACILITY

説明: TSO/E 管理者は、この機能をユーザー ID に使用できるように許可しなければなりません。

検出モジュール: IKJEFT82

プログラム: PROFILE

IKJ56676I PLANGUAGE/SLANGUAGE KEYWORD(S) CAN NOT BE USED BECAUSE THE MVS MESSAGESERVICE IS NOT ACTIVE.

説明: PROFILE コマンドに PLANGUAGE または SLANGUAGE (あるいはその両方の) キーワードを指定しましたが、MVS メッセージ・サービスがアクティブではありません。言語を使用するときには、MVS メッセージ・サービスは、アクティブでなければなりません。

システムの処置: ユーザー・プロファイル・テーブルは更新されず、PROFILE コマンドが終了して、戻りコード 12

が出されます。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに、MVS メッセージ・サービスをアクティブにするように問い合わせてください。

検出モジュール: IKJEFT82

プログラム: PROFILE

IKJ56677I language IS NOT AN ACTIVE LANGUAGE.

説明: PLANGUAGE または SLANGUAGE キーワードに指定された言語は、現在アクティブでないか、またはこのシステムでは使用不可です。

システムの処置: ユーザー・プロファイル・テーブルは更新されず、PROFILE コマンドが終了して、戻りコード 12

が出されます。

ユーザーの応答: 指定された言語が正しく入力されているかどうかを確認してください。 コマンドを再試行するか、

IKJ56673I

456 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 469: TSO/E メッセージ - TOK2

またはシステム・プログラマーにこのシステムでその言語をアクティブにするように依頼してください。

検出モジュール: IKJEFT82

プログラム: PROFILE

IKJ56678I THE LANGUAGE language COULD NOT BE PROCESSED. + THE MVS MESSAGE SERVICERETURN CODE WAS return_code AND THE REASON CODE WAS reason_code.

説明: PROFILE コマンドは、示された言語を処理しようとしましたが、MVS メッセージ・サービスは、予期しない戻りコードを戻しました。

システムの処置: ユーザー・プロファイル・テーブルは更新されず、PROFILE コマンドが終了して、戻りコード 12

が出されます。

ユーザーの応答: メッセージ ID ならびに表示された戻りコードおよび理由コードを記録してください。この情報をシステム・プログラマーに連絡してください。

システム・プログラマーの応答: 戻りコードおよび理由コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized

Assembler Services Reference LLA-SDU を参照してください。該当する戻りコードについて示された処置を取ってください。

検出モジュール: PROFILE

プログラム: PROFILE

IKJ56686I COMMAND SYSTEM ERROR +

説明: 解析戻りコードは、5 以上でした。

[text] DELETE CHARACTERS CHANGED ONLY TEMPORARILYv text = LINE

v text = CHARACTER

説明: SVC 100 エラーが発生しました。

PARSE ERROR CODE error_code

説明: 上のメッセージを受け取った後で、疑問符を入力しました。

検出モジュール: IKJEFT82

プログラム: PROFILE

IKJ56687I BS OR ATTN OR CTLX INVALID FOR THIS TERMINAL

説明: STCC マクロが出された後で、ゼロ以外の戻りコードが戻されました。 TSO/E システムの場合、STCC マクロが出されると非文字タイプの削除制御文字が設定されます。

検出モジュール: IKJEFT82

プログラム: PROFILE

IKJ56688I CHAR(x)/NOCHAR LINE(x)/NOLINE PROMPT/NOPROMPT INTERCOM/NOINTERCOMPAUSE/NOPAUSE MSGID/NOMSGID MODE/NOMODE WTPMSG/NOWTPMSG RECOVER/NORECOVER PREFIX (dsname_prefix)/NOPREFIX PLANGUAGE(language) SLANGUAGE (language)VARSTORAGE(HIGH/LOW)

説明: このメッセージは、LIST オペランドが PROFILE コマンドに指定されているとき、またはキーワードがPROFILE コマンドに指定されていないときに出されます。 ユーザー・プロファイル・テーブルのバージョンが言語をサポートしない場合には、このメッセージは、デフォルト解釈によって言語フィールドに ENU (米国英語) を表示します。 インストール・システムが言語サポートを使用する場合は、3 文字の言語コードが表示されます。

IKJ56678I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 457

Page 470: TSO/E メッセージ - TOK2

検出モジュール: IKJEFT82

プログラム: PROFILE

IKJ56689I DEFAULT [text] DELETE CHARACTERS IN EFFECT FOR THIS TERMINAL

説明: text 項目について、以下のものが出力されることがあります。v text = LINE

v text = CHARACTER

ユーザーは、LINE または CHAR パラメーターに無効な文字を入力しました。

検出モジュール: IKJEFT82

プログラム: PROFILE

IKJ56690I YOU ARE NOT AUTHORIZED TO USE THE [text] FACILITY YOUR INSTALLATION MUSTAUTHORIZE USE OF THE EDIT RECOVER/NORECOVER FACILITY

説明: text 項目について、以下のものが出力されることがあります。v text = RECOVER

v text = NORECOVER

ユーザーは、RECOVER または NORECOVER パラメーターを入力しましたが、そのパラメーターの使用は、インストール・システムによって許可されていませんでした。

検出モジュール: IKJEFT82

プログラム: PROFILE

IKJ56700A ENTER missing data

説明: ユーザーは、必要な情報を入力しませんでした。

検出モジュール: IKJEFP00

プログラム: PARSE

ENTER JOB NAME OR JOBNAME(JOBID) +

ENTER ALPHANUMERIC NAME(S), WITH FIRST CHARACTER ALPHABETIC AND MAXIMUM OF 8CHARACTERS. JOBNAME IS THE NAME ON THE JOB CARD AND JOBID IS THE ID ASSIGNED BY THEJOB ENTRY SUBSYSTEM AT THE TIME THE JOB WAS SUBMITTED.

説明: CANCEL または STATUS コマンドの入力に誤りがあるため、解析サービス・ルーチンがユーザーにプロンプトを出しています。 jobname または jobname(jobid) が無効か、または (CANCEL についてのみ) ジョブ名またはjobname(jobid) が指定されていませんでした。

CANCEL については、アセンブリー・モジュール IKJEFF49 の CSECT IKJEFF4A に解析 PCL として、 第 2 レベル・メッセージのテキストが示されます。STATUS については、アセンブリー・モジュール IKJEFF50 の CSECT

IKJEFF5A に 2 次レベルのテキストが示されます。

検出モジュール: IKJPARS

プログラム: CANCEL/STATUS

ENTER DATA SET NAME

説明: データ・セット名が指定されなかったか、または正しくないデータ・セット名が入力されました。 (解析プログラムは、データ・セット名の入力について指示します。)

検出モジュール: IKJEFG00

プログラム: CALL

IKJ56689I

458 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 471: TSO/E メッセージ - TOK2

ENTER MEMBER NAME

説明: 正しくないメンバーの名前が指定されました (その名前は、データ・セット内で検出不能でした)。 (解析プログラムは、メンバーの名前の入力について指示します。)

検出モジュール: IKJEFG00

プログラム: CALL

ENTER DATA SET NAME

説明: EXEC コマンドが、データ・セット名を指定せずに、または無効なデータ・セット名を指定して、入力されました。 (解析プログラムは、データ・セット名の入力について指示します。)

検出モジュール: IKJPARS

プログラム: EXEC

ENTER FILE NAME

説明: FILE キーワードが、DD 名を指定せずに指定されました。

検出モジュール: IKJEFD20

プログラム: FREE

ENTER DATA SET NAME

説明: データ・セット名が、脱落しているか、または無効でした。 (解析プログラムは、データ・セット名の入力について指示します。)

検出モジュール: IKJEFD20

プログラム: FREE

ENTER JOBNAME OR JOBNAME(JOBID) +

ENTER JOBNAME OF PREVIOUSLY SUBMITTED JOB

説明: 解析プログラムが、必須の ‘jobname’ パラメーターの不在を検出しました。

検出モジュール: IKJPARS

プログラム: OUTPUT

ENTER CLASS NAME

説明: 必須のサブフィールドが、CLASS キーワードに対し指定されていませんでした。

検出モジュール: IKJPARS

プログラム: OUTPUT

ENTER NEW CLASSNAME

説明: 必須のサブフィールドが、NEWCLASS キーワードに対し指定されていませんでした。

検出モジュール: IKJPARS

プログラム: OUTPUT

ENTER REMOTE STATION ID FOR THE DEST KEYWORD

説明: DEST キーワードの必須のサブフィールドが、脱落していました。

検出モジュール: IKJPARS

プログラム: OUTPUT

ENTER DATA SET NAME +

ENTER NAME OF DATA SET TO RECEIVE SAVE AREA

IKJ56700A

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 459

Page 472: TSO/E メッセージ - TOK2

説明: 解析プログラムが、SAVE サブコマンドの必須 ‘data set name’ パラメーターの不在を検出しました。

検出モジュール: IKJPARS

プログラム: OUTPUT

ENTER OLD DATA SET NAME

説明: 古いデータ・セット名が、入力されませんでした。

検出モジュール: IKJEHRN2

プログラム: RENAME

ENTER NEW DATA SET NAME

説明: 新しいデータ・セット名が、入力されませんでした。

検出モジュール: IKJEHRN2

プログラム: RENAME

ENTER NAME OF DATA SET TO BE RENAMED

説明: 名前を変更するデータ・セットが、入力されませんでした。

検出モジュール: IKJEHRN2

プログラム: RENAME

ENTER NEW NAME TO BE GIVEN THE DATA SET

説明: データ・セット名が、入力されませんでした。

検出モジュール: IKJEHRN2

プログラム: RENAME

ENTER LIBRARY DATA SET NAME +

ENTER NAME OF LIBRARY CONTAINING ROUTINES USED BY YOUR PROGRAM

説明: LIB オペランドが、データ・セット名を指定せずに、入力されました。

検出モジュール: IKJEFR00

プログラム: RUN

ENTER DATA SET NAME +

ENTER NAME OF DATA SET CONTAINING JCL

説明: SUBMIT コマンドが、データ・セット名フィールドを指定せずに、入力されました。

検出モジュール: IKJPARS

プログラム: SUBMIT

ENTER INPUT STRING, MAXIMUM IS 4

説明: ユーザーは、値を入力せずに、TERMINAL コマンドに INPUT キーワードを入力しました。

検出モジュール: IKJEFP00

プログラム: TERMINAL

ENTER STRING TO BE USED FOR ATTENTION

説明: ユーザーは、最初のメッセージへの応答に疑問符を入力しました。

検出モジュール: IKJEFP00

プログラム: TERMINAL

ENTER CLEAR STRING, MAXIMUM IS 4

IKJ56700A

460 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 473: TSO/E メッセージ - TOK2

説明: ユーザーは、値を入力せずに、TERMINAL コマンドに CLEAR キーワードを入力しました。

検出モジュール: IKJEFP00

プログラム: TERMINAL

ENTER STRING TO BE USED TO CLEAR SCREEN

説明: ユーザーは、最初のメッセージへの応答に疑問符を入力しました。

検出モジュール: IKJEFP00

プログラム: TERMINAL

ENTER LINESIZE, MAXIMUM IS 255

説明: ユーザーは、TERMINAL コマンドに LINESIZE キーワードを入力しましたが、値を入力しませんでした。

検出モジュール: IKJEFP00

プログラム: TERMINAL

ENTER LENGTH OF LINE

説明: ユーザーは、疑問符を使用して、最初のメッセージに応答しました。

検出モジュール: IKJEFP00

プログラム: TERMINAL

ENTER NUMBER OF SECONDS, MAXIMUM IS 2550

説明: ユーザーは、値を指定せずに、TERMINAL コマンドに SECONDS キーワードを入力しました。

検出モジュール: IKJEFP00

プログラム: TERMINAL

ENTER NUMBER OF SECONDS TO ELAPSE BEFORE ATTENTION

説明: ユーザーは、最初のメッセージに応答するときに、疑問符を入力しました。

検出モジュール: IKJEFP00

プログラム: TERMINAL

ENTER NUMBER OF LINES, MAXIMUM IS 255

説明: ユーザーは、値を指定せずに、LINES キーワードを入力しました。

検出モジュール: IKJEFP00

プログラム: TERMINAL

ENTER NUMBER OF LINES TO PRINT BEFORE ATTENTION

説明: ユーザーは、最初のメッセージに対し疑問符を入力しました。

検出モジュール: IKJEFP00

プログラム: TERMINAL

ENTER LENGTH OF ROW, MAXIMUM IS 255

説明: ユーザーは、IKJ56664I への応答に疑問符を入力しました。

検出モジュール: IKJEFP00

プログラム: TERMINAL

ENTER NUMBER OF ROWS, MAXIMUM IS 255

説明: ユーザーは、メッセージ IKJ56663I への応答に疑問符を入力しました。

検出モジュール: IKJEFP00

IKJ56700A

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 461

Page 474: TSO/E メッセージ - TOK2

プログラム: TERMINAL

ENTER 1 TO 4 DIGIT INTEGER +

ENTER 1 TO 4 CHARACTER NUMERIC VALUE TO WHICH PREVIOUS COMMAND RETURN CODE WILLBE COMPARED

説明: WHEN コマンドが、戻りコードを指定せずに、または無効な戻りコードを指定して入力されました。 (解析プログラムは、値の入力について指示します。)

ENTER 1 OR 2 CHARACTER OPERATOR +

ENTER VALID OPERATOR: EQ NE LT GT NL NG LE GE

説明: WHEN コマンドが、演算子を指定せずに、または無効な演算子を指定して入力されました。 (解析プログラムは、演算子の入力を指示します。)

検出モジュール: IKJPARS

プログラム: WHEN/END

ENTER INTEGER FROM 0 TO 99 OR CONSOLE NAME SPECIFYING CONSOLE IDENTIFIER OF CONSOLETO RECEIVE MESSAGE

説明: コンソール ID (CN) オペランドに、パラメーターが欠落しているか、または正しくないパラメーターがありました。

IKJ56701I MISSING missing data

説明: ユーザーは、必要な情報を入力しませんでした。しかもユーザーは、非プロンプト・モードにいます。

検出モジュール: IKJEFP00

プログラム: PARSE

MISSING INTEGER FROM 0 TO 99 OR CONSOLE NAME SPECIFYING CONSOLE IDENTIFIER OFCONSOLE TO RECEIVE MESSAGE

説明: コンソール ID (CN) オペランドに、パラメーターが欠落しているか、または正しくないパラメーターがありました。

MISSING INTEGER FROM 0 TO 99 SPECIFYING CONSOLE IDENTIFIER OF CONSOLE TO RECEIVEMESSAGE

説明: コンソール ID (CN) オペランドに、パラメーターが欠落しているか、または正しくないパラメーターがありました。このメッセージは、 TSO/E が MVS/ESA™ SP 3 の環境で実行されている場合にのみ表示されます。

IKJ56702A (The following messages are some of the second-level messages for message IKJ56702I.IKJ56702A is the message identifier for all these second-level messages.) ENTER ACORRECT NONDUPLICATE ATTR-LIST-NAME

説明: パラメーターが欠落しているか、または無効なものがありました。

ENTER A DECIMAL NUMBER FROM 0 TO 99

説明: チャネル・プログラム数のオペランドに、パラメーターが欠落しているか、または正しくないパラメーターがありました。TSO/E は、MVS/ESA SP 4.3.0 以前の環境で実行されています。

ENTER A DECIMAL NUMBER FROM 0 TO 255

説明: チャネル・プログラム数のオペランドに、パラメーターが欠落しているか、または無効なパラメーターがありました。

ENTER A DECIMAL NUMBER FROM 0 TO 255 (254 FOR JES3 SYSTEMS)

説明: COPIES の数のオペランドに、パラメーターが欠落しているかまたは無効なパラメーターがありました。 JES2

IKJ56701I

462 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 475: TSO/E メッセージ - TOK2

システムでは最大値 255、JES3 システムでは最大値 254 が許可されます。

ENTER A DECIMAL NUMBER FROM 0-32760 OR CHARACTER X

説明: 論理レコード長オペランドに、パラメーターが欠落しているか、または無効なパラメーターがありました。

ENTER A JULIAN DATE IN YYDD FORMAT

説明: 満了日オペランドに、パラメーターが欠落しているか、または無効なパラメーターがありました。

ENTER INTEGER FROM 0 TO 99 OR CONSOLE NAME SPECIFYING CONSOLE IDENTIFIER OF CONSOLETO RECEIVE MESSAGE

説明: コンソール ID (CN) オペランドに、パラメーターが欠落しているか、または正しくないパラメーターがありました。

ENTER INTEGER FROM 0 TO 99 SPECIFYING CONSOLE IDENTIFIER OF CONSOLE TO RECEIVEMESSAGE

説明: コンソール ID (CN) オペランドに、パラメーターが欠落しているか、または正しくないパラメーターがありました。このメッセージは、 TSO/E が MVS/ESA SP 3 の環境で実行されている場合にのみ表示されます。

ENTER A DECIMAL NUMBER FROM 0-9999

説明: 保存期間オペランドに、パラメーターが欠落しているか、または無効なパラメーターがありました。

ENTER A DECIMAL NUMBER FROM 0-99 OR A CHARACTER L

説明: バッファー・オフセット・オペランドに、パラメーターが欠落しているか、または無効なパラメーターがありました。

ENTER A NUMBER FROM 0-4

説明: テープ密度オペランドに、パラメーターが欠落しているか、または無効なパラメーターがありました。

ENTER A NUMBER LESS THAN [text]

説明:v text = 65535

v text = 2096129

ACCOUNT コマンドの MAXSIZE ( ) または SIZE ( ) パラメーターに指定した数は、不適切です。 パラメーターは、1 K (1024) バイト単位で領域サイズを指定します。 2096129 未満の数を再度タイプしてください。

検出モジュール: IKJEFP00

プログラム: PARSE

IKJ56702I INVALID invalid data

説明: ユーザーは、無効なデータを入力しました。

検出モジュール: IKJEFP00

プログラム: PARSE

IKJ56703A REENTER THIS OPERAND

説明: ユーザーがプロンプト・モードにある場合は、ユーザーが正しい情報を入力するか、またはコマンドの処理が停止されるまで、このメッセージを用いて指示されます。

検出モジュール: IKJEFP00

プログラム: PARSE

IKJ56702I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 463

Page 476: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ56704I data IS AMBIGUOUS

説明: ユーザーは、情報が解析マクロ命令に指定された方法に従って、不必要な情報を入力しました。

検出モジュール: IKJEFP00

プログラム: PARSE

IKJ56705I MISSING PASSWORD FOR user_id

説明: ユーザーは、LOGON コマンドに必須パスワードを入力しませんでした。しかもユーザーは、非プロンプト・モードにあります。

検出モジュール: IKJEFP00

プログラム: PARSE

IKJ56706I ENDING QUOTE ASSUMED, data

説明: ユーザーは、終了引用符を入力せず、バッファーの終わりに達しました。引用符は、バッファーの終わりにあるものと見なされます。

検出モジュール: IKJEFP00

プログラム: PARSE

IKJ56707I RIGHT PARENTHESIS ASSUMED, data

説明: ユーザーは、右括弧を省略しました。右括弧は、バッファーの終わりにあるものと見なされます。

検出モジュール: IKJEFP00

プログラム: PARSE

IKJ56708I INVALID CURRENT PASSWORD, password

説明: ユーザーは、パスワードに英数字以外を入力しました。または、パスワードの長さが 9 文字以上です。

検出モジュール: IKJEFP00

プログラム: PARSE

IKJ56709I INVALID DATA SET NAME, dsname

説明: ユーザーは、無効なデータ・セット名を入力しました。

検出モジュール: IKJEFP00

プログラム: PARSE

IKJ56710I INVALID USERID, user_id

説明: ユーザーが、無効な user_id、またはシステムに定義されていない user_id を入力しました。

検出モジュール: IKJEFP00

プログラム: PARSE

IKJ56704I

464 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 477: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ56711I INVALID ADDRESS, adr

説明: ユーザーは、無効なアドレスを入力したか、または間違った表記方法でアドレスを示しました。

検出モジュール: IKJEFP00

プログラム: PARSE

IKJ56712I INVALID KEYWORD, keyword

説明: ユーザーは、無効なキーワード、または現行の TSO/E リリースがサポートしていないキーワード、または現行の MVS/ESA SP レベルがサポートしていないキーワードを入力しました。

検出モジュール: IKJEFP00

プログラム: PARSE

IKJ56713I INVALID VALUE, value

説明: ユーザーは、無効値 (IKJPOSIT マクロのオペランド) を入力しました。

検出モジュール: IKJEFP00

プログラム: PARSE

IKJ56714A Enter current password for user_id

説明: ユーザーは、user_id およびスラッシュの後に、パスワードを入力しませんでした。

Enter current password for user_id ― New password will be ignored.

説明: ユーザーは、既存のパスワードを入力する前に、新しいパスワードを入力し検証しました。この新規パスワードは、現行のパスワードが入力されると無視されます。

検出モジュール: IKJEFP00

プログラム: PARSE

IKJ56715I INVALID STRING, string

説明: ユーザーは、無効なストリング情報を入力しました。 ストリングは、IKJPOSIT マクロのオペランドです。

検出モジュール: IKJEFP00

プログラム: PARSE

IKJ56716I EXTRANEOUS INFORMATION WAS IGNORED: data

説明: ユーザーは、コマンドの処理に必要とされる情報以上の情報を入力しました。解析プログラムは、そのコマンドに後処理を与えることができません。

検出モジュール: IKJEFP00

プログラム: PARSE

IKJ56717I INVALID invalid information

説明: ユーザーは、無効な情報を入力しました。

検出モジュール: IKJEFP00

プログラム: PARSE

IKJ56711I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 465

Page 478: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ56718A REENTER THIS OPERAND +

説明: 解析ユーザーは、解析マクロに HELP= を指定し、このプロンプト・シーケンスに追加メッセージがあることを示しています。 ユーザーは、‘?’ を入力して、その他のメッセージを取得することができます。 ‘?’ は、出力可能なメッセージそれぞれについて入力されなければなりません。

検出モジュール: IKJEFP00

プログラム: PARSE

IKJ56719I INVALID JOBNAME, jobname

説明: ユーザーは、構文上無効なジョブ名かジョブ ID、またはその両方を入力しました。

検出モジュール: IKJEFP00、IKJEFP02

プログラム: PARSE

IKJ56720I INVALID DDNAME, ddname

説明: 解析ユーザーは、IKJPOSIT マクロの DDNAM オプションにデータ・セット名を指定しましたが、その DD 名は構文上無効でした。

検出モジュール: IKJEFP00、IKJEFP02

プログラム: PARSE

IKJ56721I INVALID NEW PASSWORD, password

説明: ユーザーは、新しいパスワードに英数字以外を入力しました。または、新しいパスワードの長さが、9 文字以上です。

検出モジュール: IKJEFP00

プログラム: PARSE

IKJ56722I ENTER NEW PASSWORD FOR user_id

説明: ユーザーは、ユーザー ID/ 現行パスワードおよび終了スラッシュの後に、新しいパスワードを入力しませんでした。

検出モジュール: IKJEFP00

プログラム: PARSE

IKJ56723I FALSE SHIFT-OUT CHARACTER IN INPUT WAS IGNORED.

説明: コマンド・バッファーにシフトアウト文字が含まれましたが、シフトイン文字は含まれませんでした。シフトアウト文字は、無視されました。

シフトイン文字とシフトアウト文字、および 2 バイト文字セット・ストリングについての詳細は、z/OS TSO/E

Programming Services を参照してください。

検出モジュール: IKJEFP06

プログラム: PARSE および COMMAND SCAN

IKJ56718A

466 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 479: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ56724I ODD (LAST) BYTE DROPPED FROM DOUBLE-BYTE CHARACTER STRING.

説明: 2 バイト文字セット・ストリング (DBCS) に、奇数バイトが含まれていました。 DBCS ストリングの最後のバイトは、シフトイン文字と置き換えられます。さらに、もとのシフトイン文字は、ブランクと置き換えられます。

2 バイト文字セット・ストリングについての詳細は、z/OS TSO/E Programming Services を参照してください。

検出モジュール: IKJEFP06

プログラム: PARSE および COMMAND SCAN

IKJ56725I OUT-OF-RANGE DBCS CHARACTER IN INPUT WAS REPLACED.

説明: 2 バイト文字ストリング (DBCS) の文字は、文字セットの範囲外でした。 エラーのある文字は、X'4195' で置き換えられます。 DBCS 文字の各バイトは、値が X'4040' である 2 バイト形式のブランク以外、X'41' から X'FE' の範囲になければなりません。

2 バイト文字セット・ストリングについての詳細は、z/OS TSO/E Programming Services を参照してください。

検出モジュール: IKJEFP06

プログラム: PARSE および COMMAND SCAN

IKJ56726I SHIFT-OUT FOUND WITH NO CORRESPONDING SHIFT-IN

説明: コマンド・バッファーにシフトアウト文字が含まれましたが、シフトイン文字は含まれませんでした。シフトアウト文字は、無視されました。

シフトイン文字とシフトアウト文字、および 2 バイト文字セット (DBCS) ストリングについての詳細は、z/OS TSO/E

Programming Services を参照してください。

検出モジュール: IKJEFP06

プログラム: PARSE および COMMAND SCAN

IKJ56727I ODD NUMBER OF BYTES IN A DBCS STRING. PARSE TERMINATED.

説明: 2 バイト文字セット (DBCS) ストリングに、奇数バイトが含まれていました。 PARSE は、このストリングの解釈を試みません。

検出モジュール: IKJEFP06

プログラム: PARSE および COMMAND SCAN

IKJ56728I OUT-OF-RANGE DBCS CHARACTER IN INPUT. PARSE TERMINATED.

説明: 2 バイト文字セット (DBCS) ストリングの文字が、文字セットの範囲外でした。 DBCS 文字の各バイトは、値が X'4040' である 2 バイト形式のブランク以外、X'41' から X'FE' の範囲になければなりません。

検出モジュール: IKJEFP06

プログラム: PARSE および COMMAND SCAN

IKJ56729I NESTED SHIFT-OUT FOUND IN DBCS STRING. PARSE TERMINATED.

説明: 2 バイト文字セット (DBCS) ストリングに、奇数バイトが含まれていました。各シフトアウト文字の後には、別のシフトアウト文字がくる前に、シフトイン文字が続かなければなりません。

検出モジュール: IKJEFP06

プログラム: PARSE および COMMAND SCAN

IKJ56724I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 467

Page 480: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ56730I INVALID VOLSER, volser

説明: IKJPOSIT マクロに VOLSER オペランドを使用して、データ・セット名を指定しました。ボリューム通し名が無効です。

ユーザーの応答: 正しいボリューム通し名を指定してください。 VOLSER オペランドは、DSNAME またはDSTHING オペランドを使用する場合にかぎり有効です。最初の文字が数字の場合は、最大 6 文字が可能です。

検出モジュール: IKJEFP00

プログラム: PARSE

IKJ56731I INVALID ″*″ IN DATA SET NAME

説明: ユーザーは、″*″ を含むデータ・セット名を入力しました。″*″ を含まないデータ・セットを入力するか、あるいは ″*″ を単独で入力することは可能です。

検出モジュール: IKJEFT08

プログラム: TMP/CALL

IKJ56760I NO INFORMATION AVAILABLE

説明: このメッセージは、端末ユーザーが 第 2 レベル・メッセージを受け取るために ‘?’ を入力しましたが、使用可能な 第 2 レベル・メッセージがないときに出されます。

検出モジュール: IKJEFT45、IKJEFT52

プログラム: I/O SEV ROUT

IKJ56761A INVALID RESPONSE. ENTER ? OR HIT CARRIER RETURN

説明: ユーザーがさらにデータを入力したときに、入出力サービス・ルーチンは、休止状態にあり、‘?’ または復帰文字が入力されるのを待っていました。

検出モジュール: IKJEFT45

プログラム: I/O SEV ROUT

IKJ56762A PAUSE

説明: 休止を有効状態にしたままでコマンド・プロシージャーから PUTGET が出されたときに、入出力サービス・ルーチンは、 第 2 レベル・メッセージを検出しました。ユーザーは、 第 2 レベル・メッセージを表示するか (?)、あるいはメッセージをフラッシュしてコマンド・プロシージャーを続行するか (復帰) を選択することができます。

検出モジュール: IKJEFT45

プログラム: I/O SEV ROUT

IKJ56770E RACONVRT terminated. Recovery environment could not be established.

説明: RACONVRT は、リカバリー環境を設定することができなかったことを示す、ゼロ以外の戻りコードを ESTAE

マクロから受け取りました。 RACONVRT は終了しました。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

対象者: RACONVRT ユーザー

検出モジュール: IKJRUR00

IKJ56730I

468 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 481: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ56771E RACONVRT terminated. The command was not invoked authorized.

説明: RACONVRT は、コマンドが監視プログラム状態または許可キーの中で、APF 許可されていないことを示す、ゼロ以外の戻りコードを TESTAUTH マクロから受け取りました。RACONVRT は終了しました。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。コマンドを許可状態で呼び出すためには、名前「RACONVRT」が許可コマンド・テーブル IKJEFTE2 に配置されなければならないか、または RACONVRT 項目が「論理」SYS1.PARMLIB の IKJTSO00 メンバー内に作成されなければなりません。

対象者: RACONVRT ユーザー

検出モジュール: IKJRUR00

IKJ56772E RACONVRT terminated. The user has insufficient authority. + authority authority is needed.

説明: コマンドの呼び出し側には、authority によって指定された適切な権限がありません。 RACF がインストールされている場合は、さらに RACF SPECIAL 権限が必要になります。その他の場合は、ACCOUNT 権限が必要になります。 RACONVRT は終了しました。

ユーザーの応答: TSO/E 管理者に問い合わせてください。 RACONVRT コマンドを使用するには、特定の権限がなければなりません。

対象者: RACONVRT ユーザー

検出モジュール: IKJRUR00

IKJ56773E RACONVRT terminated. The command could not be parsed. + IKJPARS return code ofreturn_code.

説明: RACONVRT は、コマンド・バッファーが与えられたオペランドについて解析不能であることを示す、ゼロ以外の戻りコードを解析ルーチン (IKJPARS) から第 2 レベル・メッセージは、IKJPARS からの戻りコードを示します。RACONVRT は終了しました。

ユーザーの応答: 解析サービス・ルーチンから戻された戻りコードを検査してください。 可能であれば、エラーを訂正してください。 不可能な場合は、システム・プログラマーに問い合わせてください。

対象者: RACONVRT ユーザー

検出モジュール: IKJRUR00

IKJ56774E RACONVRT terminated. The I/O routines could not be loaded.

説明: RACONVRT は、入出力ルーチン IKJRUR04 と IKJEFA51 のどちらかまたは両方をロードすることができませんでした。 RACONVRT は終了しました。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

対象者: RACONVRT ユーザー

検出モジュール: IKJRUR00

IKJ56775E RACONVRT terminated. Unable to obtain the necessary storage. + GETMAIN returned areturn code of return_code. user_id was the last successful user ID.

説明: RACONVRT は、すべてのユーザーを処理するのに必要なストレージが取得不能であったことを示す、ゼロ以外の戻りコードを GETMAIN マクロから受け取りました。

システムの処置: 示されたユーザー ID は、正常に処理された最後のユーザー ID です。

ユーザーの応答: 残りのユーザー ID を処理するには以下の代替方法があります。

IKJ56771E

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 469

Page 482: TSO/E メッセージ - TOK2

v 領域サイズを拡大してログオンを試みます。これにより、単一の RACONVRT コマンドを使用して処理できるユーザー ID が増えます。

v 複数の RACONVRT コマンドを出し、INCLUDE/ EXCLUDE オペランドにユーザー ID の範囲をそれぞれ指定します。

v すでに INCLUDE/ EXCLUDE を使用している場合は、指定するユーザー ID の範囲を狭くします。

対象者: RACONVRT ユーザー

検出モジュール: IKJRUR01

IKJ56776E RACONVRT terminated. The SYS1.UADS data set could not be opened.

説明: RACONVRT は、データ・セットがオープン不能であることを示す、ゼロ以外の戻りコードを入出力ルーチン(IKJEFA51) から受け取りました。RACONVRT は終了しました。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

対象者: RACONVRT ユーザー

検出モジュール: IKJRUR01

IKJ56777E RACONVRT terminated. Error reading the SYS1.UADS data set.

説明: RACONVRT が、READ 操作の過程で入出力エラーが発生したことを示すゼロ以外の戻りコードをSYS1.UADS 読み取りルーチン (IKJEFA51) から受け取りました。 RACONVRT は終了しました。 RACONVRT からの戻りコードは 32 (10 進数) で、理由コード (10 進数) としては次のものがあります。

RSN 原因

4 ユーザー ID が UADS ディレクトリーで見つからない。

8 BLDL 入出力エラー。

12 動的ストレージが不足している。

20 入出力エラー。

24 モジュール IKJRUR01 が検出したディレクトリーで最後の項目が見つかりました。

28 入出力エラーと、それに続く PUTLINE または SYNADRLS のエラー。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

対象者: RACONVRT ユーザー

検出モジュール: IKJRUR01

IKJ56778E RACONVRT terminated. RACF is not active.

説明: RACF はシステムにインストールされていますが、RACROUTE マクロからの戻りコードは、RACF が非アクティブであることを示します。RACONVRT は終了しました。システム・プログラマーに連絡してください。

対象者: RACONVRT ユーザー

検出モジュール: IKJRUR01

IKJ56779E RACONVRT terminated. Error occurred during RACF processing. + RACXTRT return code ofreturn_code.

説明: RACONVRT は、RACF の処理中にエラーが発生したことを示す、ゼロ以外の戻りコードを RACROUTE マクロから受け取りました。RACONVRT は終了しました。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

IKJ56776E

470 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 483: TSO/E メッセージ - TOK2

対象者: RACONVRT ユーザー

検出モジュール: IKJRUR01

IKJ56780E RACONVRT terminated. The userprefix.IKJ.RACONVRT.CLIST data set is not partitioned withLRECL=80, BLKSIZE=8000, and RECFM=FB.

説明: 指定したデータ・セットは、すでに存在していますが、不適切な属性を使用して割り振られています。RACONVRT は、終了しました。

ユーザーの応答: 適切な属性を使用してデータ・セットを再度割り振るか、またはデータ・セットを削除することができます。 データ・セットを削除する場合には、RACONVRT は適切な属性を使用してデータ・セットを再度割り振ります。

対象者: RACONVRT ユーザー

検出モジュール: IKJRUR02

IKJ56781D The userprefix.IKJ.RACONVRT.CLIST data set already exists. To overwrite it, respond ″YES″.Any other response will terminate RACONVRT.

説明: 指定したデータ・セットは、すでに存在しています。データ・セットが重ね書きされる前に、RACONVRT 処理を終了することができます。

ユーザーの応答: データ・セットを上書きしたい場合は、「YES」で応答すると、データ・セットは上書きされます。YES 以外の応答の場合には、RACONVRT は終了します。

対象者: RACONVRT ユーザー

検出モジュール: IKJRUR02

IKJ56782E RACONVRT terminated. PUTGET failed when prompting the user with message IKJ56781D. +PUTGET return code of return_code

説明: RACONVRT は、PUTGET が失敗したことを示す、ゼロ以外の戻りコードを PUTGET から受け取りました。第 2 レベル・メッセージは、PUTGET からの戻りコードを示します。 RACONVRT は終了しました。

ユーザーの応答: PUTGET からの戻りコードを検査してください。可能であれば、エラーを訂正してください。 不可能な場合は、システム・プログラマーに問い合わせてください。

対象者: RACONVRT ユーザー

検出モジュール: IKJRUR02

IKJ56783E RACONVRT terminated. The userprefix.IKJ.RACONVRT.CLIST data set could not be allocated.

説明: RACONVRT は、CLIST データ・セットを探し出したり、入手したり、または割り振っている間に、予期していない戻りコードを受け取りました。 RACONVRT は終了しました。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

対象者: RACONVRT ユーザー

検出モジュール: IKJRUR02

IKJ56784E RACONVRT terminated. The user_prefix.IKJ.RACONVRT.CLIST data set could not be opened.

説明: RACONVRT は、データ・セットがオープン不能であることを示す、ゼロ以外の戻りコードを入出力ルーチン(IKJRUR04) から受け取りました。 RACONVRT は終了しました。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

対象者: RACONVRT ユーザー

IKJ56780E

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 471

Page 484: TSO/E メッセージ - TOK2

検出モジュール: IKJRUR02

IKJ56785E RACONVRT terminated. Error writing to the userprefix.IKJ.RACONVRT.CLIST data set. + Returncode of return_code and reason code of reason_code.

説明: RACONVRT は、入出力エラーが発生したことを示す、ゼロ以外の戻りコードを入出力ルーチン (IKJRUR04)

から受け取ったか、SYNAD、または DCB ABEND 出口が入力されました。 RACONVRT は終了しました。

ユーザーの応答: 戻りコードおよび理由コードを検査して、可能な場合はエラーを訂正してください。不可能な場合は、システム・プログラマーに問い合わせてください。

対象者: RACONVRT ユーザー

検出モジュール: IKJRUR06

IKJ56786I RACONVRT successful. To customize the conversion, edit the members of theuser_prefix.IKJ.RACONVRT.CLIST data set. To complete the conversion, execute the runmember.

説明: RACONVRT は、正常に完了しました。

ユーザーの応答: 変換を完了するには、user_id.IKJ.RACONVRT.CLIST データ・セットの RUN メンバーを実行してください。

対象者: RACONVRT ユーザー

検出モジュール: IKJRUR06

IKJ56787I USERID user_id was partially processed due to an invalid internal format. + Please verify theCLIST conversion entries for this user_id.

説明: RACONVRT は、UADS データ・セット内のユーザー ID 項目が無効であることを検出しました。 指定されたユーザー ID 用のオフセット・フィールドのいずれかに、無効値が含まれました。 RACONVRT は、次のユーザー ID

の処理を開始します。

ユーザーの応答: この user_id の CLIST 変換項目が、有効であるか確認してください。

対象者: RACONVRT ユーザー

検出モジュール: IKJRUR01

IKJ56788I RACF is inactive. Proceeding as if RACF is not installed.

説明: RACONVRT は、RACF が非アクティブであることを検出しました。 RACONVRT は、ユーザーが RACF に定義されているかどうか判断することができません。したがって、RACONVRT は、ユーザーを RACF に定義するために、ADDUSER コマンドのみを生成します。

ユーザーの応答: RACF の再アクティブ化を希望する場合は、システム・プログラマーに問い合わせてください。

対象者: RACONVRT ユーザー

検出モジュール: IKJRUR01

IKJ56801I HELP DATA SET NOT USABLE + CANNOT OPEN DATA SET FIND I/O ERROR LOGICALRECORD LENGTH NOT 80 HELP REQUIRES A PARTITIONED DATA SET

説明: ヘルプ・データ・セットの使用中に、上にリストされたエラー条件のいずれか 1 つが発生しました。

I/O SYNAD ERROR synad info

説明: ヘルプ・データ・セットを使用しているときに、入出力エラーが発生しました。 SYNAD 出口情報が、印刷されました。

IKJ56785E

472 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 485: TSO/E メッセージ - TOK2

検出モジュール: IKJEFH01

プログラム: HELP

IKJ56802I HELP NOT AVAILABLE + COMMAND character_string NOT FOUND, FOR MORE HELP ENTERHELP COMMAND character_string NOT FOUND LIST OF COMMANDS NOT FOUNDSUBCOMMAND HELP NOT FOUND SUBCOMMAND character_string NOT FOUND, FOR MOREHELP ENTER HELP command_name SUBCOMMAND LIST NOT FOUND

説明: HELP コマンドが、無効なコマンド、サブコマンド、または HELP メンバーのないコマンドに入力されました。

検出モジュール: IKJEFH01

プログラム: HELP

IKJ56803I FOR MORE INFORMATION ENTER HELP COMMANDNAME OR HELP HELP

説明: HELP コマンド要求 (使用可能なコマンドのリスト) が、満たされています。

検出モジュール: IKJEFH01

プログラム: HELP

IKJ56804I FOR MORE INFORMATION ENTER HELP SUBCOMMANDNAME OR HELP HELP

説明: HELP コマンド要求 (現コマンドのもとで使用可能なサブコマンド・リスト) が、満たされています。

検出モジュール: IKJEFH01

プログラム: HELP

IKJ56805I command_name / subcommand_name / operand_identifier NOT FOUND

説明: HELP コマンドのオブジェクトが見つかりませんでした。 オブジェクトは、COMMANDNAME、SUBCOMMANDNAME または OPERATOR IDENT です。

検出モジュール: IKJEFH01

プログラム: HELP

IKJ56806I command_name / subcommand_name_keyword KEYWORD NOT FOUND

説明: HELP コマンドのキーワード・オブジェクトが、見つかりませんでした。

検出モジュール: IKJEFH01

プログラム: HELP

IKJ56807I COMMAND SYSTEM ERROR + service_routine ERROR CODE error_code

説明: 解析プログラムは、HELP コマンドの構文検査中に、9 以上の戻りコードを渡しました。

検出モジュール: IKJEFFOR

プログラム: HELP

IKJ56808I THE MSGID KEYWORD MAY NOT BE SPECIFIED WITH OTHER KEYWORDS.

説明: ユーザーは、HELP キーワードの他に MSGID キーワードも使用して、HELP コマンドを呼び出しました。MSGID キーワードは、他のキーワードと一緒に使用することはできません。

システムの処置: HELP コマンドは、終了します。

IKJ56802I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 473

Page 486: TSO/E メッセージ - TOK2

ユーザーの応答: HELP コマンドを再度呼び出してください。 両方のキーワードによって要求される情報が必要な場合は、再度他のキーワードを指定した HELP コマンドを呼び出さなければなりません。

対象者: すべての TSO/E ユーザー

検出モジュール: IKJEFH01

プログラム: HELP

IKJ56809I language IS NOT SUPPORTED ON YOUR TERMINAL

説明: HELP コマンドは、TSO/E ユーザー・プロファイル・テーブル (UPT) に指定された言語、およびその言語に関連するヘルプ・データ・セットの使用を試みました。 UPT に指定された言語には、使用している装置でサポートされていない文字 (たとえば、DBCS 文字) が含まれています。

システムの処置: HELP コマンドは、HELP について 2 次言語の使用を試みます。

ユーザーの応答: PROFILE コマンドで指定した言語を検査して、使用している端末でサポートされているかどうかを確認してください。 必要であれば、使用を希望する言語をサポートしている別の端末を使用するか、またはその言語を、使用している端末でサポートされている言語に変更してください。 システム・プログラマーに問い合わせて、どの言語がシステム上でアクティブになっているか、およびどの言語が装置でサポートされているかを知ることができます。

対象者: すべての TSO/E ユーザー

検出モジュール: IKJEFH01

プログラム: HELP

IKJ56810I NO HELP TEXT COULD BE FOUND FOR LANGUAGE language.

説明: HELP コマンドは、TSO/E ユーザー・プロファイル・テーブル (UPT) に指定された言語、およびその言語に関連するヘルプ・データ・セットの使用を試みました。 UPT に指定された言語には、PARMLIB HELP ステートメントによってセットアップされた、対応する項目がありませんでした。

システムの処置: HELP コマンドは、HELP について 2 次言語の使用を試みます。 2 次言語がこのメッセージで識別された言語の場合は、英語のデータ・セットにあるデフォルトのヘルプ・テキストが使用されます。

ユーザーの応答: PROFILE コマンドで指定した言語を検査して、インストール・システムでサポートされているかどうかを確認してください。 その言語がサポートされている場合は、HELP PARMLIB ステートメントを検査し、使用言語にヘルプ・データ・セットが定義されているかどうかを確認するように、システム・プログラマーに要求してください。

対象者: すべての TSO/E ユーザー

検出モジュール: IKJEFH01

プログラム: HELP

IKJ56850I type operation, OVERRIDING DISPOSITION IGNORED

説明: 動的割り振りの通知理由コードは 0008 です。動的割り振りの通知理由コードについての説明は、z/OS MVS

Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56809I

474 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 487: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ56851I type operation REQUESTED CATALOG/UNCATALOG/DELETE DISPOSITION UNSUCCESSFUL

説明: 動的割り振りの通知理由コードは、0021 ~ 0029、0031 ~ 0039、および 0050 です。 動的割り振りの通知理由コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56852I type NOT operation, FILENAME NOT SPECIFIED

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 0304 です。 動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56853I type NOT operation, DECONCATENATION WOULD RESULT IN DUPLICATE FILENAMES

説明: 動的割り振りのエラー・コードは、0314 または 0424 です。 動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56854I INVALID FILENAME

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 0318 です。 動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56855I INVALID MEMBERNAME

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 031C です。 動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56856I INVALID DATA SET NAME

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 0320 です。 動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56857I INVALID SYSOUT PROGRAM NAME

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 0324 です。 動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

検出モジュール: CALLER

IKJ56851I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 475

Page 488: TSO/E メッセージ - TOK2

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56858I INVALID SYSOUT FORM NUMBER

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 0328 です。 動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56859I INVALID DISPOSITION

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 0338 です。 動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56860I type NOT DEALLOCATED, DELETE DISPOSITION INVALID FOR DATA SET ALLOCATED ASSHARED

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 0358 です。 動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56861I type NOT operation, DATA SET IS OPEN

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 0420 です。 動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

ヘルプは、実際のデータ・セット名が使用可能ではない場合に、タイプの代わりに表示されるデータ・セット名です。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56862I type NOT operation, REQUEST DENIED BY INSTALLATION EXIT

説明: DAIR 戻りコードは、52 (10 進) です。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56863I type NOT operation, NOT ENOUGH STORAGE TO EXECUTE COMMAND

説明: 動的割り振りのエラー・コードは、0204 または 172C です。 動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56858I

476 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 489: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ56864I type NOT operation, USER NOT AUTHORIZED FOR FUNCTION SPECIFIED

説明: 動的割り振りのエラー・コードは、0368 または 0470 です。 動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

このメッセージは、TSO/E 環境サービスがアクティブであるときに JES 内部読み取りプログラムを割り振ろうとしたことが原因で出された可能性があります。 制限および制約事項についての詳細は、z/OS TSO/E Programming Services

を参照してください。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56865I FILE name NOT operation, FILE NAME CURRENTLY ASSOCIATED WITH A NON-EXPLICITALLOCATION + FILE filename MUST BE FREED BEFORE USING EXPLICITLY

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 0434 です。 動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56866I type NOT operation, CONCURRENT ALLOCATIONS EXCEEDED

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 0450 です。 動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56867I type NOT operation, RELATIVE ENTRY NUMBER SPECIFIED NOT FOUND

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 0444 です。 動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56868I type NOT CONCATENATED, A FILENAME SPECIFIED WAS NOT FOUND

説明: 動的割り振りのエラー・コードは、0308 または 0438 です。 動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56869I type NOT operation, A FILE NAME HAS BEEN SPECIFIED MORE THAN ONCE + EACHFILENAME SPECIFIED FOR CONCATENATION MUST BE UNIQUE

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 038C です。 動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56864I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 477

Page 490: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ56870I type NOT operation, RELATIVE GENERATION NUMBER EXCEEDS 35 CHARACTERS

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 0390 です。 動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56871I type NOT operation, RELATIVE GENERATION NUMBER INCOMPATIBLE FOR SPECIFIEDSTATUS

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 0394 です。 動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56872I type NOT operation, DATA SET OR MEMBER IS NOT ALLOCATED TO THE FILENAMESPECIFIED

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 0460 です。 動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56873I type NOT operation, DATA SET NAME SPECIFIED IS A PRIVATE CATALOG

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 0464 です。 動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56874I type NOT operation, AN ERROR OCCURRED ALLOCATING OR OPENING A PRIVATE CATALOG

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 0468 です。 動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56875I type NOT operation, DESTINATION UNDEFINED TO SUBSYSTEM

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 046C です。 動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56876I type NOT operation, MUTUALLY EXCLUSIVE PARAMETERS SPECIFIED

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 0380 です。 動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

検出モジュール: CALLER

IKJ56870I

478 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 491: TSO/E メッセージ - TOK2

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56877I type NOT operation, MUTUALLY INCLUSIVE PARAMETER MISSING

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 0384 です。 動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56878I type NOT operation, REQUIRED PARAMETER MISSING

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 0388 です。 動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56879I type NOT operation, REFERENCED DATA SET NAME IS A GDG GROUP NAME

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 0458 です。 動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56880I type NOT operation + NUMBER OF DEVICES REQUIRED CURRENTLY UNAVAILABLE

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 0224 です。 動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

VOLUME OR DEVICE IS CURRENTLY UNAVAILABLE FOR SYSTEM USE

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 0228 です。 動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

SPECIFIED DEVICE IN USE WITH A VOLUME THAT CANNOT BE DISMOUNTED

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 0230 です。 動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

A VOLUME SPECIFIED IS ALREADY MOUNTED ON ANOTHER DEVICE

説明: 動的割り振りのエラー・コードは、0234 または 023C です。 動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

INSUFFICIENT NUMBER OF VOLUME SERIALS HAVE BEEN SPECIFIED

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 0398 です。 動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

UNIT AND VOLUME SPECIFIED ARE NOT SAME DEVICE TYPE

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 039C です。 動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

GDG PATTERN DSCB COULD NOT BE FOUND

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 048C です。 動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

IKJ56877I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 479

Page 492: TSO/E メッセージ - TOK2

GDG PATTERN DSCB NOT MOUNTED

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 0488 です。 動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

REQUIRED CATALOG VOLUME CURRENTLY NOT MOUNTED

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 5704 (DAIR からの CATALOG 戻りコードは 4) です。動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services

Guide を参照してください。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56881I type NOT operation, DEVICE IS A CONSOLE + DYNAMIC ALLOCATION OF A DEVICE NOTSUPPORTED

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 0240 です。 動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56882I type NOT operation, TOO MANY VOLUMES + NUMBER OF VOLUMES SPECIFIED EXCEEDSLIMIT

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 0480 です。 動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56883I type NOT operation, REQUEST CANCELED

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 0484 です。 IEF336I がこのメッセージに続かない場合には、要求がオペレーターによって取り消されました。続いている場合は、IEF336I を参照して、取り消しの理由 (デフォルトの方式かまたはインストール・システム出口) を判別してください。 動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56884I type NOT operation, SUBSYSTEM UNABLE TO SERVICE YOUR REQUEST

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 0478 です。 動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56885I type name NOT operation, + IF YOU DID NOT SPECIFY UNIT NAME CALL YOUR SYSTEMPROGRAMMER

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 0498 です。 動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

検出モジュール: CALLER

IKJ56881I

480 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 493: TSO/E メッセージ - TOK2

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56886I type name NOT operation, + IF YOU DID NOT SPECIFY VOLUME NAME volume CALL YOURSYSTEM PROGRAMMER

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 049C です。大容量記憶システム (MSS) の理由コード 7 の詳細については、資料 Message Library: Mass Storage System Messages を参照してください。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56887I type_name NOT operation, MSVGP DOES NOT EXIST + IF YOU DID NOT SPECIFY MSVGPCALL YOUR SYSTEM PROGRAMMER

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 04A0 です。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56888I type_name NOT operation, YOU ARE NOT AUTHORIZED TO DEFINE THIS DATA SET TORACF + NOTIFY YOUR INSTALLATION MANAGER

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 47AC です。 動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56889I type_name NOT operation, YOUR RACF DATA SET DEFINITION ALREADY EXISTS + YOU CANDELETE OR RENAME YOUR EXISTING DATA SET OR CONTACT THE RACF-COORDINATORTO VERIFY RACF DEFINITION

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 47A8 です。 動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56890I type_name NOT operation, PROTECT KEYWORD CAN NOT BE USED FOR THIS DATA SET +USE PROTECT FOR PERMANENT DIRECT ACCESS DATA SETS WITH STATUS OF NEW, ORMOD TREATED AS NEW, AND FOR THE FIRST NEW PERMANENT DATA SET ON A TAPE

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 03A4 です。 動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56891I RACF IS NOT ACTIVE IN YOUR SYSTEM + NOTIFY YOUR INSTALLATION MANAGER

説明: 動的割り振りのエラー・コードは 04B4 です。 動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56886I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 481

Page 494: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ56893I type_name NOT operation (Allocation, LACS, and/or Storage Management Subsystem messagesare displayed.)

説明: システムまたはインストールのエラーが、発生しました。割り振り、LACS、およびストレージ管理サブシステム (SMS) (あるいはそのいずれか) によって生成される、エラーを説明したメッセージが、メッセージ IKJ56893I の後に続きます。 SMS がインストールされている場合、動的割り振りのエラー・コードは、0274、 0284 から02C4、9700 から 9714、および直接アクセス装置スペース管理 (DADSM) 割り振りのエラー・コードです。 動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized

Assembler Services Guide を参照してください。

ユーザーの応答: 要求を変更して、その要求を再度サブミットしてください。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56894I type_name NOT operation, SYSTEM OR INSTALLATION ERROR STORAGE MANAGEMENTSUBSYSTEM DETECTED AN ERROR, EITHER MESSAGES WERE NOT REQUESTED OR ASYSTEM ERROR OCCURRED

説明: システムまたはインストール・エラーが発生しましたが、インストール・システムは、メッセージが表示されることを要求しませんでした。 動的割り振りインターフェースを、これらのメッセージが表示されることを要求するために、書き直されなければなりません。 動的割り振りのエラー・コードは、9700 から 9714 です。 動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler

Services Guide を参照してください。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56895I type_name NOT operation INVALID REFERENCE, ALLOCATE TERMINATED

説明: 次の参照のうちのどちらかが、正しくありませんでした。v 指定された出力記述子のうちの最低 1 つ。v 参照された DD 名。

動的割り振りのエラー・コードは 04CC です。

ユーザーの応答: 出力記述子および DD 名の参照のリストを検査して訂正し、再びコマンドを出してください。 動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized

Assembler Services Guide を参照してください。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56896I type_name NOT operation UNABLE TO ACCESS LOCKED CATALOG

説明: リカバリー用にロックされたカタログをアクセスする試みは、失敗しました。 リカバリー用にロックされたカタログのアクセスは、ユーザーには許可されていません。 動的割り振りのエラー・コードは 17BA です。 動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized

Assembler Services Guide を参照してください。

ユーザーの応答: 適切な許可を取得し、再度要求を出すか、またはカタログのロックが解除されるまで待ち、再度要求を出してください。

検出モジュール: CALLER

IKJ56893I

482 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 495: TSO/E メッセージ - TOK2

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56897I type_name NOT operation NON-SMS-MANAGED DATA SET CANNOT BE CREATED ON A SMSMANAGED VOLUME

説明: ストレージ管理サブシステムが管理するボリューム上にストレージ管理サブシステム以外のデータ・セット用にスペースを取得しようとしました。動的割り振りのエラー・コードは 47C0 です。 動的割り振りの戻りコード、通知コード、およびエラー・コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

ユーザーの応答: 装置要件を変更して、要求を再度出してください。

検出モジュール: CALLER

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56898I Type name operation, JOB NAME WAS USED TO OVERRIDE A RESERVED TEMPORARY NAME

説明: 予約済み一時データ・セット名が、SYSOUT 割り振りで使用されました。 動的割り振りのエラー・コードはX'0044' です。これについては z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide で説明しています。

システムの処置: ジョブを続行することは許可されますが、ジョブ名が予約名の代わりに使用されます。

ユーザーの応答: この重要メッセージを受け取ることを望まない場合は、SYSOUT データ・セットの割り振りに関連する一時データ・セット名を変更してください。 あるいは、このメッセージを無視してください。

検出モジュール: IEFAB4SF

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56899I Type name NOT operation + USER IS NOT AUTHORIZED TO ALLOCATE THE REQUESTEDDEVICE

説明: アクセスを許可されていない装置の割り振りを試みました。動的割り振りのエラー・コードは X'04D4' です。これについては z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide で説明しています。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: アクセスを許可されている装置を要求するか、またはセキュリティー管理者に報告してください。

システム・プログラマーの応答: ユーザーに該当装置へのアクセス権を与えるべきかを判断してください。 与える場合は、その装置へのユーザーのアクセスを許可する RACF プロファイルを定義してください。

検出モジュール: IEFAB434

プログラム: DAIRFAIL

IKJ56950I BROADCAST DATA SET NOT USABLE + I/O SYNAD ERROR INSTALLATION MUSTREFORMAT

説明: 入出力エラーが発生しました。

CANNOT OPEN DATA SET

説明: DCBOFLAGS は、ブロードキャスト・データ・セットがオープンされていないことを示しました。

対象者: LISTBC ユーザー

検出モジュール: IKJEES75、IKJEE270

IKJ56897I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 483

Page 496: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ56951I NO BROADCAST MESSAGES

説明: 要求されたタイプのメッセージは、発見されませんでした。

対象者: LISTBC ユーザー

検出モジュール: IKJEES70

IKJ56957I NOT ENOUGH STORAGE TO EXECUTE COMMAND

説明: 解析プログラムからの戻りコードが 16 であったか、または条件付き GETMAIN からの戻りコードが 4 でした。

対象者: LISTBC ユーザー

検出モジュール: IKJEES75、IKJEES70

IKJ56959I COMMAND SYSTEM ERROR + SERVICE ROUTINE ERROR CODE error_code

説明: すべてのサービス・ルーチンからの戻りコードが 0 ではなかったか、または特定な問題を示すコードではありませんでした。

対象者: LISTBC ユーザー

検出モジュール: IKJEES75

IKJ56960E LISTBC TERMINATED. THE COMMAND WAS NOT INVOKED AUTHORIZED.

説明: LISTBC は、許可状態で実行していないことを判別して、終了しました。 さらに援助が必要な場合は、システム・プログラマーに連絡してください。

対象者: LISTBC ユーザー

検出モジュール: IKJEES70

IKJ56961E LISTBC TERMINATED. THE MESSAGE LOG COULD NOT BE ALLOCATED. + DYNAMICALLOCATION ERROR CODE OF cc AND INFORMATION REASON CODE OF reason_code.

説明: LISTBC は、メッセージ・ログを割り振ることができませんでした。 動的割り振りの戻りコードと理由コードについての説明は、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

対象者: LISTBC ユーザー

検出モジュール: IKJEES69

IKJ56962I YOUR USER LOG CONTAINS MESSAGES THAT CANNOT BE VIEWED AT YOUR CURRENTSECURITY LABEL.

説明: RACF は、ユーザーがログオンしているセキュリティー・ラベルより大きいセキュリティー・ラベルに関するメッセージが、1 つまたは複数あることを示しています。

システムの処置: システムは、メッセージを表示しません。

ユーザーの応答: 適切なセキュリティー・ラベルでログオンして、メッセージを表示するか、またはセキュリティー管理者に問い合わせてください。

対象者: LISTBC ユーザー

検出モジュール: IKJEES69

IKJ56951I

484 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 497: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ56963E RACINIT RETURN CODE OF return_code AND REASON CODE OF reason_code

説明: このメッセージは、IKJ56961E に対する 第 2 レベル・メッセージです。 LISTBC は、ユーザー・ログを割り振ることができませんでした。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに問い合わせるか、あるいは z/OS MVS Programming: Authorized Assembler

Services Reference LLA-SDU に記載されている RACINIT の戻りコードと理由コードの説明を参照してください。

対象者: LISTBC ユーザー

検出モジュール: IKJEES69

IKJ56964E LISTBC TERMINATED. THE LRECL IS GREATER THAN THE MAXIMUM LRECL ALLOWEDFOR USER LOGS.

説明: LISTBC は、ユーザー・ログの LRECL が 232 バイトより大きいことを判別しました。ユーザー・ログの詳細については、z/OS TSO/E カスタマイズ を参照してください。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: ユーザー・ログを削除し、LISTBC コマンドを発行して新規ユーザー・ログを作成します。

対象者: LISTBC ユーザー

検出モジュール: IKJEES69

IKJ57xxxI 第 2 レベル・メッセージIKJ57xxxI の同じ ID を持つ以下の一連のメッセージ (485 から 502 まで) は、第 2 レベル・メッセージを英字順にリストしたものです。これらの第 2 レベル・メッセージは、一連の IKJ57nnnI の第1 レベル・メッセージと共に出されます。 同じ ID をもつ 2 つの IKJ57nnnI メッセージを受け取り、本書の数値順のリストに一方のメッセージしか見付からない場合には、以下の 第 2 レベル・メッセージのメッセージ・テキストにより、もう一方のメッセージとその意味を調べてください。 (これらの 第 2 レベル・メッセージは、メッセージ・テキストの可変用語ではなく、固定部分の英字順に従っています。英字順に配列する上で、可変用語はすべて無視されています。受け取ったメッセージの固定部分を、ここにリストされているメッセージの固定部分と照合してください。)

IKJ57xxxI A BREAKPOINT WAS DETECTED IN A PRIVILEGED PROGRAM

説明: 区切り点が、監視プログラム・キーで実行しているプログラムまたは SVRB で検出されました。このような区切り点は許可されていないので、テスト・セッションは終了します。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI A RELATIVE ADDRESS IS NOT VALID WITH AN ALET OR AR VALUE

説明: ALET 値がゼロでない限り、ALET または AR キーワードを相対アドレスを用いて指定することはできません。

システムの処置: TEST は、アドレスの再入力を指示します。

ユーザーの応答: アドレスを再入力してください。

対象者: TEST ユーザー

IKJ56963E

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 485

Page 498: TSO/E メッセージ - TOK2

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI A QUALIFIED ADDRESS IS NOT VALID WITH AN ALET VALUE

説明: ALET 値を指定した場合は、修飾したアドレスは許可されません。

システムの処置: TEST は、アドレスの再入力を指示します。

ユーザーの応答: アドレスを再入力してください。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI A SYMBOL WITH ALET IS NOT ALLOWED FOR A BREAKPOINT

説明: 代替アドレス / データ・スペースに位置指定されたので、TEST は区切り点を設定することができませんでした。区切り点を設定する場合は、 ALET 値を持つシンボルを指定することはできません。

システムの処置: AT サブコマンドは、アドレスの再入力を指示します。

ユーザーの応答: アドレスを再入力してください。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI A SYMBOL WITH ALET IS NOT ALLOWED FOR A DCB ADDRESS

説明: 代替アドレス / データ・スペースにある DCB 位置を指定しました。 ALET 値を持つシンボルを指定して、DCB を探し出すことはできません。

システムの処置: LISTDCB サブコマンドは、アドレスの再入力を指示します。

ユーザーの応答: アドレスを再入力してください。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI A SYMBOL WITH ALET IS NOT ALLOWED FOR A PROGRAM ADDRESS

説明: 代替アドレス / データ・スペースにある位置を指定しました。 ALET 値を持つシンボルを指定して、プログラムのアドレスを探し出すことはできません。

システムの処置: WHERE サブコマンドは、アドレスの再入力を指示します。

ユーザーの応答: アドレスを再入力してください。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI A SYMBOL WITH ALET IS NOT ALLOWED FOR A PSW ADDRESS

説明: 代替アドレス / データ・スペースにある PSW 位置を指定しました。 ALET 値をもつシンボルを指定して、PSW を探し出すことはできません。

システムの処置: LISTPSW サブコマンドは、アドレスの再入力を指示します。

ユーザーの応答: アドレスを再入力してください。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI

486 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 499: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ57xxxI A SYMBOL WITH ALET IS NOT ALLOWED FOR A TCB ADDRESS

説明: 代替アドレス / データ・スペースにある TCB 位置を指定しました。 ALET 値をもつシンボルを指定して、TCB を探し出すことはできません。

システムの処置: LISTTCB サブコマンドは、アドレスの再入力を指示します。

ユーザーの応答: アドレスを再入力してください。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI A SYMBOL WITH ALET IS NOT ALLOWED FOR A VSR ADDRESS

説明: 代替アドレス / データ・スペースにある VSR 位置を指定しました。 ALET 値をもつシンボルを指定して、VSR を探し出すことはできません。

システムの処置: LISTVSR サブコマンドは、アドレスの再入力を指示します。

ユーザーの応答: アドレスを再入力してください。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI A SYMBOL WITH ALET IS NOT ALLOWED FOR AN EXECUTABLE ADDRESS

説明: 代替アドレス / データ・スペースにある位置を指定しました。ALET 値をもつシンボルを指定して、実行可能なアドレスを探し出すことはできません。

システムの処置: GO、CALL、または RUN サブコマンドは、アドレスの再入力を指示します。

ユーザーの応答: アドレスを再入力してください。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI A SYMBOL WITH ALET IS NOT ALLOWED FOR THE DELETE, FREEMAIN, GETMAIN ORLOAD SUBCOMMAND

説明: 代替アドレス / データ・スペースにある位置を指定しました。ALET 値を持つシンボルを指定して、示されたサブコマンドにアドレスを指定することはできません。

システムの処置: サブコマンドは終了します。

ユーザーの応答: サブコマンドを再入力してください。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI ABSOLUTE VALUE TOO GREAT

説明: 入力した値の絶対値は、指定されたデータ形式用に許可されている値よりも大きい。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 487

Page 500: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ57xxxI ADDRESS address EXCEEDS MAXIMUM VIRTUAL STORAGE SIZE

説明: TSO/E サブコマンドに指定されたアドレスは、X'7FFFFFFF' よりも大きな数値になりました。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI ADDRESS IN WRITE PROTECTED STORAGE

説明: 解決されたアドレスが、保護されているため変更することができないストレージにアクセスします。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI ADDRESS TYPE IS STORAGE AND SECOND ADDRESS IS LESS THAN FIRST

説明: 2 番目のアドレスは、最初のアドレスよりも小さい。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI ALETS SPECIFIED FOR EACH RANGE VALUE MUST BE EQUAL

説明: アドレスは同じアドレス・スペースまたはデータ・スペースになければならないため、範囲内の両方のアドレスに同じ ALET 値を指定しなければなりません。 シンボルの ALET 値、これらと等しくされた値とは異なっています。

システムの処置: TEST は、アドレスの範囲の再入力を指示します。

ユーザーの応答: アドレスの範囲を再入力してください。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI ALL LOADNAMES FOR A DEFER REQUEST MUST BE THE SAME

説明: 要求した AT DEFER コマンドに指定されたすべてのロード・モジュール名は、同じではありませんでした。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI AMODE MUST BE 24, 31 or SWITCH

説明: CALL、GO または RUN サブコマンドに有効な AMODE オペランドを入力しなければなりません。 24、31

または SWITCH を使用して、AMODE オペランドを再入力してください。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI AN INVALID PDE WAS OBTAINED FROM PARSE

説明: アドレスは、有効なタイプのいずれにも一致しません。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI

488 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 501: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ57xxxI module_name ASSEMBLED WITHOUT TEST PARAMETER, INTERNAL SYMBOLS UNAVAILABLE

説明: TEST オプションが、このモジュール名のコンパイル・ステップにおいて、PARM キーワードで指定されませんでした。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI ATTEMPT QUALIFICATION AT NEXT BREAKPOINT

説明: ユーザーは、現在の区切り点で修飾しようとしました。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI BLDL ERROR CODE 4

説明: BLDL マクロ命令は、戻りコード 4 を戻しました。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI BLDL ERROR CODE 8

説明: BLDL マクロ命令は、戻りコード 8 を戻しました。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI BOTH THE ACTIVE AND DEFERRED QUEUES ARE EMPTY

説明: 区切り点の除去が要求されました。しかし、TEST システムが識別できる区切り点はありません。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI nnnn BOUNDARY REQUIRED

説明: 必要なワード位置合わせが使用されませんでした。たとえば、フルワードが指定されましたが、ハーフワードがアドレスとして指定されました。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI BREAKPOINT SVC ERROR CODE 4

説明: エラーは、SVC 97 (TEST SVC) で発生しました。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 489

Page 502: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ57xxxI BREAKPOINTS ARE NO LONGER VALID

説明: テストされているプログラムに以前設定された区切り点は、有効ではありません。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI BREAKPOINTS ARE NOT SUPPORTED FOR THE mnemonic INSTRUCTION

説明: TSO/E は、メッセージに指定された命令に区切り点を設定することはできません。区切り点を設定することができない命令のリストについては、z/OS TSO/E コマンド解説書 に掲載されている TSO/E TEST の AT サブコマンドを参照してください。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI BREAKPOINTS EXIST IN FROM DATA, NOT ALLOWED FOR AND/OR SUBCOMMANDS.

説明: 「取り出し元」データ (AND または OR サブコマンドの最初のオペランド) から区切り点を除去した後で、AND または OR サブコマンドを出してください。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI BREAKPOINTS SET ARE STILL VALID

説明: テストされているプログラムに以前設定された区切り点は、まだ有効です。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI BREAKPOINTS WERE DEACTIVATED, TO ACTIVATE, USE THE AT COMMAND

説明: 示した区域が割り当てによって変更されたので、ストレージにある区切り点は除去されました。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI CALL SUBCOMMAND IS EXECUTED AS SPECIFIED

説明: このメッセージは、CALL サブコマンドの PARM、RESUME または RETURN キーワードを使用して要求されたアドレスは、16 MB 境界よりも上であるという警告メッセージです。 テストするプログラムが、24 ビット・アドレッシング・モードにあるか、またはユーザーが AMODE(24) を指定したので、呼び出されるプログラムは、正しく動作しない可能性があります。 CALL が正しく動作しない場合には、AMODE(31) を指定するサブコマンドを再度出してください。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI COMMAND CHAIN LENGTH MAY NOT EXCEED 255 BYTES

説明: 入力されたサブコマンド・リストの長さは、255 バイトよりも大きいです。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI

490 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 503: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ57xxxI COUNT MUST BE FROM 0 TO 65535

説明: 入力された COUNT 値は、受け入れ可能な値の範囲内ではありません。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI DATA FORMAT IS INCORRECT

説明: 示されたデータ形式は、ASSIGNMENT コマンドによって許されたデータ形式のいずれでもありません。 つまり、ハーフワードが指定されていますが、その数はハーフワードに入れることはできません。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI DATA LENGTH EXCEEDS REGISTER CAPACITY

説明: 割り当てで使用されたデータ・ストリングの長さは、指定されたレジスターに収容できる長さを超えていました。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI DATA SET WITH DDNAME ddname COULD NOT BE OPENED

説明: 指定した DD 名に対応するデータ・セットをオープンする試みは、失敗しました。 シンボリック・アドレスを絶対または相対アドレスと置き換えてください。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI DATA STRING CONTAINS AN INVALID CHARACTER

説明: 指定されたデータ形式に対して、値 (DATA STRING) として正しくない文字が含まれます。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI DATA STRING TOO LONG

説明: 入力したデータ・ストリングの長さは、指定されたデータ形式に許可される長さを超えています。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI DATASET ASSOCIATED WITH DEB NOT ON A DIRECT ACCESS STORAGE DEVICE

説明: データ・セットは、DASD 以外の装置に割り当てられています。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 491

Page 504: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ57xxxI DEBNMEXT FIELD IN DEB IS ZERO

説明: DEB には、DASD セクションがありません。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI ENTRY NAME IS NOT ALLOWED WITH AN ALET VALUE

説明: ALET キーワードは、入り口名アドレスとともに指定することができません。

システムの処置: TEST は、アドレスの再入力を指示します。

ユーザーの応答: アドレスを再入力してください。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI address EXTENDS INTO PROTECTED STORAGE

説明: DCB は、読み取り保護ストレージにまで及んでいます。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI FIRST ADDRESS OF RANGE MUST NOT BE HIGHER THAN LAST ADDRESS

説明: 指定されたアドレス範囲で、最初のアドレスは、最後のアドレスよりも大きかった。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI label FOUND IN name DSECT FOR WHICH NO BASE ADDRESS EXISTS

説明: EQUATE コマンドを使用してストレージ内のシンボル・テーブルに置かれていないラベルが DSECT で検出されました。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI FULLY-QUALIFIED ADDRESS MUST BE GIVEN

説明: 完全修飾アドレスが、指定されませんでしたが、指定する必要があります。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI IN module ABEND CODE = abend_code, IC = nnnnnnnn INSTR IMAGE = [nnnnnnnnnnnn][abend_table_insert]

説明: TSO/E TEST モジュールは、異常終了しました。 モジュール名、モジュールの記憶位置、およびシステム完了コードがメッセージに示されます。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI

492 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 505: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ57xxxI INPUT NOT RESOLVED AS LOADNAME. CSECTNAME

説明: TEST は、入力をマシン・アドレスに変換することができません。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI INPUT NOT RESOLVED AS LOADNAME OR SYMBOL

説明: TEST は、入力をマシン・アドレスに変換することができません。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI INSTALLATION EXIT REASON CODE = reason_code

説明: 対応する第 1 レベル・メッセージで参照される TEST インストール・システム出口が終了し、示された理由コードが出されました。

システムの処置: 処理は終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに、メッセージ ID およびメッセージの内容を伝えてください。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI INSUFFICIENT STORAGE

説明: 要求した機能を完了するための十分な動的ストレージは、取得されませんでした。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI INVALID OP CODE

説明: このデータには有効なマシン命令コードが含まれていません。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI INVALID QUALIFIED ADDRESS

説明: FREEMAIN サブコマンドのアドレス妥当性検査ルーチンは、無効な修飾アドレスを検出しました。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI INVALID RANGE BEGINNING nnnnnnnnn

説明: OFF は、IKJEGSRH から戻りコード 8 を受け取りました。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 493

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Page 506: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ57xxxI LENGTH MAY NOT EXCEED 64 WHEN REGISTERS ARE SPECIFIED

説明: ユーザーは、COPY サブコマンドのアドレスとしてレジスターを指定し、64 バイトよりも大きい長さを指定しました。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI LENGTH MUST BE FROM 0 TO 65535

説明: 汎用レジスターの表記法が、移動先と移動元のアドレスに使用されていない場合は、コピーされるデータの長さは、0 から 65535 バイトまででなければなりません。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI module_name LINK-EDITED IN OVERLAY, NOT IN MAIN STORAGE

説明: SVC 情報ブロックには、このメンバーの PDS に関する DD 名が含まれていません。これは、SYS1.LINKLIB

用のメンバーではありません。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI module_name LINK-EDITED WITHOUT TEST PARAMETER, INTERNAL SYMBOLS UNAVAILABLE

説明: TEST オプションは、LINKEDIT ステップまたは LOAD MODULE の PARM キーワードに指定されませんでした。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI module_name LOADED BY OS LOADER, INTERNAL SYMBOLS UNAVAILABLE

説明: テストされているモジュールは、PDS 内のメンバーではないので、シンボルを読み取るための CESD レコードがありません。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI module_name LOADED BY OS LOADER, NOT ENOUGH MAIN STORAGE FOR EXTERNALSYMBOLS

説明: これは、LOAD モジュールとは異なる OBJECT モジュールです。ただし、この OS ローダーは、CESD (シンボル) 情報を提供していません。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI MAXIMUM LENGTH FOR TYPE type IS nnnnn

説明: 長さが調整されました。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI

494 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 507: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ57xxxI MAXIMUM LENGTH IS 100

説明: 対応する 第 1 レベル・メッセージに指定された値は、限界の 100 を超えています。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI MINIMUM LENGTH FOR TYPE type IS nnnnn

説明: 長さが調整されました。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI NEITHER SYMBOLS NOR BREAKPOINTS ARE AVAILABLE FOR THE PRIVILEGED MODULEBEING ACCESSED

説明: 監視プログラム・キーにある、または SVRB のもとで実行しているモジュールは、アクセスされています。この操作は許可されていません。そのため、据え置き区切り点はアクティブにされず、シンボルは使用できません。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI NO TCB EXISTS AT SPECIFIED ADDRESS

説明: TCB アドレスが無効です。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI module_name NOT BROUGHT INTO MAIN STORAGE UNDER TEST, SYMBOLS UNAVAILABLE

説明: SVC 61 は、SVC 情報を作成するために作動していません。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI label NOT FOUND IN EXTERNAL SYMBOL TABLE FOR module_name

説明: 内部シンボルがなく、しかもラベルが外部シンボル・テーブルにありません。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI symbol NOT FOUND RELATED TO SPECIFIED TCB

説明: このメッセージは、検索の後にシンボルを探し出すことができない場合に出されます。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 495

Page 508: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ57xxxI load_module NOT FOUND UNDER THE TEST TASK STRUCTURE, SYMBOLS UNAVAILABLELOAD MODULE

説明: 指定したロード・モジュールは、テスト・タスク構造下の CDE チェーン上で表現されていません。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI module NOT FROM DATA SET IN LINKLIST LIBRARY AND DDNAME UNKNOWN. SYMBOLSUNAVAILABLE

説明: シンボリック・アドレスが指定されましたが、その DD 名またはデータ・セット名が不明であったため、アドレスを解決することができません。 絶対または相対アドレスを用いて、アドレスを再度指定してください。 システム・プログラマーに問い合わせて、この問題を報告してください。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI load_module NOT FROM SYS1.LINKLIB DATA SET, SYMBOLS UNAVAILABLE

説明: シンボリック・アドレスが指定されましたが、その DD 名またはデータ・セット名が不明であったため、アドレスを解決することができません。 絶対または相対アドレスを用いて、アドレスを再度指定してください。 システム・プログラマーに問い合わせて、この問題を報告してください。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI symbol NOT IN INTERNAL SYMBOL TABLE FOR csectname

説明: 指定したシンボルは、この CSECT 用の CESD レコードに現れません。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI null message with capacity for six inserts

説明: メッセージ全体が、動的に作成されます。 そのメッセージには、SYNAD 情報のような情報が含まれます。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI OPEN ERROR

説明: 要求モジュールのロード元のデータ・セットには、OPEN マクロが正しく実行されませんでした。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI OVERLAY PROGRAMS NOT SUPPORTED BY RUN SUBCOMMAND, USE GO SUBCOMMAND

説明: RUN は、オーバーレイ構造としてリンク・エディットされるプログラムに指定されました。 このプログラムを実行するためには、RUN の代わりに、GO を使用してください。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI

496 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 509: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ57xxxI PARSE ERROR CODE 12

説明: 解析戻りコードは、12 でした。 ユーザーの要求は認められませんでした。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI PART OF RANGE IS WRITE PROTECTED

説明: 入力された範囲の一部は、書き込み保護ストレージです。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI PRINT DATA SET MUST BE PHYSICAL SEQUENTIAL

説明: データ・セット編成は、物理的な順次編成ではありません。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI PROGRAM NOT ON LOAD LIST

説明: DELETE サブコマンドは、要求したプログラムがロード・リストになかったので、主記憶域からそのプログラムを削除することができませんでした。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI RANGE CONTAINS BOTH A STORAGE AND A REGISTER ADDRESS

説明: TO および FROM に指定されたアドレスは矛盾しています。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI REGISTER NOTATION MUST BE GENERAL REGISTER

説明: ユーザーは、レジスターによるアドレス表現を使用していますが、汎用レジスターの表記法を使用していません。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI REGISTER NOTATION MUST BE INDIRECT GENERAL REGISTER

説明: ユーザーが指定したサブコマンドの形式は、レジスターの表記法が間接的な汎用レジスターであることを要求します。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 497

Page 510: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ57xxxI REGISTER NOTATION MUST BE INDIRECT GENERAL REGISTER WHEN POINTER ISSPECIFIED

説明: ユーザーは、COPY サブコマンドに POINTER キーワードを指定し、間接汎用レジスター以外のレジスターの表記法を使用しました。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI REGISTER TYPE OF SECOND ADDRESS DIFFERS FROM FIRST

説明: TO および FROM に指定されたアドレスは矛盾しています。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI RENAME THE member OF THE PARTITIONED DATA SET AND REISSUE TEST USING THENEW MEMBER NAME

説明: テストするモジュール名が、すでにユーザー・アドレス・スペースにあるモジュール名と同じなので、TSO/E

は TEST コマンドをリジェクトしました。 モジュールの名前を変更するか、または区分データ・セットに指定されたメンバー名に別名を追加してください。 新しいメンバー名または別名を使用して、再度 TEST コマンドを出してください。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI REQUEST EXCEEDED GREATEST VALID ADDRESS

説明: リスト要求は、最高位マシン・アドレスを超えました。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI SPECIFIED ADDRESS IS IN PROTECTED STORAGE

説明: TSO/E TEST アドレス妥当性検査ルーチンは、指定したアドレスにユーザーがアクセスできないことを判別しました。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI SPECIFIED EXPONENT IS GREATER THAN 2 DIGITS

説明: 浮動小数点値 (D または E データ・タイプ) は、2 桁よりも大きい指数を持つことができません。 指数を 2

桁以下の数と置き換えてください。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI SPECIFIED SYMBOLIC ADDRESS CANNOT BE RESOLVED. ABSOLUTE OR RELATIVEADDRESSES MAY BE USED.

説明: シンボリック・アドレスを TEST のもとで解決することはできません。 TEST サブコマンドとして HELP GO

IKJ57xxxI

498 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 511: TSO/E メッセージ - TOK2

を入力し、絶対または相対アドレスの説明を収集してください。 絶対または相対アドレスを用いて、アドレスを再度指定してください。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI SVC FAILED WHEN ATTEMPTING TO OBTAIN A MODULE module_name THE ABEND CODEWAS abend_code

説明: LOAD または LINK SVC は、エラー・コードでテスト・モジュールを戻しました。このメッセージは、第 1

レベル・メッセージとしてだけ出されます。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI SVC FAILED WITH A RETURN CODE OF return_code

説明: ESTAE SVC は、ゼロ以外の戻りコードで制御権を返しました。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI SVC 97 PASSED A RETURN CODE OF 8 AFTER VALIDITY CHECK

説明: SVC 97 は、アドレスの妥当性検査に呼び出され、戻りコード 8 を渡されました。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI SVC 97 RETURN CODE NON-ZERO

説明: サブコマンド処理は、SVC 97 を呼び出しましたが、ゼロ以外のコードを戻しました。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI SYMBOL LENGTH EXCEEDS EIGHT CHARACTERS

説明: 入力されたシンボルの長さは、8 文字よりも大きいです。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI SYSTEM ABEND CODE abend_code

説明: LOAD、DELETE、GETMAIN、または FREEMAIN サブコマンドに関してタスク切り替えが行われた後で、システムは指定された異常終了コードで異常終了しました。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 499

Page 512: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ57xxxI SYSTEM COMPLETION CODE IS xxxx

説明: 対応する第 1 レベル・メッセージに指定されたモジュールが異常終了して、システム完了コード xxxx が出されました。 異常終了コードについての説明は、z/OS MVS システム・コード を参照してください。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI SYSTEM CONTROL BLOCK ERROR, TEST SESSION ENDED

説明: システム制御ブロック内で、エラーが検出されました。

要求した機能を完了することはできません。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI TCB KEYWORD IS IGNORED WHEN QUALIFYING AN ADDRESS

説明: ユーザーは、アドレスを完全に修飾していませんでした。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI TEST SESSION CANCELLED DUE TO UNRECOVERABLE SVC ERROR

説明: TEST によって使用される SVC で、リカバリー不能なエラーが発生しました。 TEST は、終了します。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI THE COMMAND ENTERED IS NOT SUPPORTED IN TEST MODE IN THIS SYSTEM

説明: 無効なサブコマンドまたはサブコマンドの省略形が、入力されました。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI THE GIVEN ELEMENT NUMBER EQUALS OR EXCEEDS THE SECTION SIZE.

説明: ベクトル・レジスターのセクション・サイズよりも大きいかまたは等しいエレメント番号を使用して、ベクトル・レジスターを指定しました。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI THE data area IS IN PROTECTED STORAGE

説明: LISTTCB サブコマンドを用いて、実際の TCB のアドレスではないアドレスを指定しました。 メッセージに示されたデータ域に、アクセスすることができません。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI

500 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 513: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ57xxxI THE VALID DATA TYPES FOR REGISTER TYPE W ARE D OR X.

説明: 以下は、倍精度のベクトル・レジスターに有効なデータ・タイプです。v D - 倍精度浮動小数点v X - 16 進数

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI THE VALID DATA TYPES FOR REGISTER TYPE V ARE E, F, OR X.

説明: 以下は、単精度のベクトル・レジスターに有効なデータ・タイプです。v E - 単精度浮動小数点v F - 固定小数点 2 進数v X - 16 進数

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI THE VALID RANGE IS FROM 1 TO 256

説明: 指定した長さまたは複数の長さは、範囲外の値です。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI THE VALID TYPES FOR THE VECTOR MASK REGISTER ARE B OR X.

説明: 以下は、ベクトル・マスク・レジスターに有効なデータ・タイプです。v B - 2 進数v X - 16 進数

システムの処置: TEST は、値の再入力を指示します。

ユーザーの応答: 値を再入力してください。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI THIS SYSTEM DOES NOT SUPPORT THE VECTOR FACILITY.

説明: ベクトル機構をサポートしないシステム上でプログラムが実行しているので、ベクトル・レジスターの表示または修正を行うことはできません。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI UNABLE TO CONTINUE TEST SESSION

説明: エラー条件のために、制御権が TMP に戻されます。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 501

Page 514: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ57xxxI UNABLE TO LOCATE ADDRESS ON ACTIVE OR DEFERRED QUEUE

説明: 指定したアドレスは、アクティブまたは据え置き区切り点リストに存在しません。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI USE THE AMODE OPERAND ON CALL, GO, OR RUN TO CHANGE THE ADDRESSING MODE

説明: 24 ビット・アドレッシング・モードで実行しているプログラムは、16 MB 境界より上のデータまたはコードをアクセスすることができません。アドレスが正しい場合は、AMODE(31) オペランドを使用して、サブコマンドを再入力してください。 アドレスが正しくない場合は、適切な AMODE オペランドを使用して正しいアドレスを指定し、サブコマンドを再入力してください。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI USER COMPLETION CODE IS xxxx

説明: 対応する 第 1 レベル・メッセージに指定されたモジュールは、異常終了し、ユーザー完了コード xxxx が出されました。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI VALID DATA TYPES ARE X OR D FOR REGISTER TYPE D

説明: 割り当て時に、レジスター・タイプ D が、データ・タイプ X または D 以外とともに指定されました。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI VALID DATA TYPES ARE X OR E FOR REGISTER TYPE E

説明: 割り当て時に、レジスター・タイプ E が、データ・タイプ X または E 以外とともに指定されました。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI REQUIRED SYSTEM ROUTINE routine-name COULD NOT BE LOADED.

説明: TSO/E TEST の初期設定の過程で、ASMADOP ルーチンがロードできませんでした。その結果、data_type オペランド I が指定された AT サブコマンドおよび LIST サブコマンドが、 指定のアドレスで命令を処理できなくなります。

システムの処置: サブコマンドは終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに通知してください。

検出モジュール: TSO/E TEST コマンド

IKJ57xxxI SYSTEM ROUTINE routine-name FAILED WITH RETURN CODE return-code.

説明: TSO/E TEST 処理がルーチン routine-name を呼び出しました。 そのルーチンは、戻りコード return-code を出して終了しました。 routine-name が ASMADOP の場合は、 data_type オペランド I が指定された AT サブコマンドおよび LIST サブコマンドが、指定のアドレスで命令を処理できなくなります。

IKJ57xxxI • IKJ57xxxI

502 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 515: TSO/E メッセージ - TOK2

システムの処置: サブコマンドは終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに通知してください。

検出モジュール: TSO/E TEST コマンド

IKJ57002I NO ACTIVE PROGRAM LEFT

説明: TEST は、待ち状態を抜けましたが、どのモジュールが TEST をポストしたのかを判別することができません。 TEST は、終了します。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGINT

IKJ57005I MEMBER member NOT IN DATA SET dsname

説明: 特定のメンバーの名前が、指定したデータ・セットのディレクトリーで検出されませんでした。

MEMBER member NOT FOUND WITHIN THE STANDARD SEARCH ORDER

説明: 指定されたメンバーの名前が、標準の検索命令 (TSOLIB (TASKLIB)、STEPLIB または JOBLIB、もしくは現行の LNKLST 連結) で検出されませんでした。 LPA に常駐するモジュール、または LPA と標準の検索命令のライブラリーの両方に常駐するモジュールは、’*’ オペランドをもつ TEST コマンドには適格ではありません。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGINT

IKJ57008I PARAMETER STRING LENGTH EXCEEDED

説明: TEST コマンドに入力された PARM フィールドの長さは、限界の 100 文字を超えました。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGLDR

IKJ57021I INVALID COMMAND

説明: コマンドは、テスト・サブコマンド・テーブル内で発見できませんでした。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGMNL

IKJ57022I BREAKPOINT SVC97 FAILED WITH A PROTECTION VIOLATION

説明: 監視プログラム・キーまたは SVRB のもとで実行しているモジュールに、アクセスしています。これは無効です。セッションは終了します。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IGC0009G

IKJ57023I PROGRAM UNDER TEST HAS TERMINATED NORMALLY

説明: テストされているプログラムは、正常に終了しました。ユーザーは、次の TEST サブコマンドを入力することができます。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGMNL

IKJ57002I • IKJ57023I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 503

Page 516: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ57024I AT address

説明: テストされているプログラムは、示された区切り点で停止しています。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGMNL

IKJ57025I PROGRAM UNDER TEST HAS TERMINATED

説明: テストされているプログラムは終了し、TEST は終了するところです。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGMNL

IKJ57026I VECTOR SYSTEM PARAMETERS

説明: システムは、ベクトル・システム・パラメーターを表示します。

システムの処置: 処理を続行します。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: TEST LISTVP ユーザー

検出モジュール: IKJEGLVP

IKJ57027I THE VCT|VIX VALUE IS NOT VALID. THE SETVSR REQUEST IS NOT PERFORMED.

説明: TEST SETVSR サブコマンドの VCT または VIX オペランドに指定された値は、システム・セクション・サイズよりも大きいです。 この状態は、認められません。

システムの処置: システムは、このサブコマンドを実行しません。

ユーザーの応答: 正しい VCT または VIX オペランド値を使用して、再度サブコマンドを出してください。 最初にTEST LISTVP サブコマンドを出すと、セクション・サイズの値を知ることができます。

検出モジュール: TSO/E TEST コマンド

IKJ57028I BREAKPOINT PROCESSING NOT AVAILABLE AND LIST SUBCOMMAND RESTRICTED DUETO A SYSTEM ERROR

説明: TSO/E TEST の初期設定の過程で、エラーが発生しました (たとえば、ASMADOP ルーチンがロードできませんでした)。 このエラーの説明については、 第 2 レベル・メッセージを参照してください。第 2 レベル・メッセージの説明については、 512 から 516 を参照してください。

システムの処置: TSO/E TEST は初期設定を継続します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに通知してください。

検出モジュール: TSO/E TEST コマンド

IKJ57031I INVALID BREAKPOINT ADDRESS address

説明: 指定したアドレスは、区切り点のアドレスではありません。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGOFF

IKJ57024I • IKJ57031I

504 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 517: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ57036I NO BREAKPOINT FOUND

説明: 区切り点の除去が要求されました。ただし、アクティブまたは据え置き状態のキューに区切り点はありませんでした。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGOFF

IKJ57060I VALUE BEGINNING nnnnn INVALID

説明: 割り当てコマンドに入力された値は、正しくありません。 第 2 レベル・メッセージが、その理由を表示します。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGCVT

IKJ57061I UNABLE TO MODIFY CONTENTS OF REGISTER(S)

説明: SVC 97 でのエラーのために、TEST は指定したレジスターを変更することができませんでした。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGASN

IKJ57063I LENGTH ERROR FOR VALUE BEGINNING nnnnn

説明: データ・ストリング (値) の長さは、指定したレジスターには長すぎました。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGASN

IKJ57064I DATA TYPE ERROR FOR VALUE BEGINNING nnnnn

説明: レジスターが指定されましたが、そのレジスターのデータ・タイプが無効です。そのレジスターの有効なデータ・タイプには、 第 2 レベル・メッセージを参照してください。第 2 レベル・メッセージの説明については、 485

ページから 502 ページを参照してください。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGASN

IKJ57066I DATA AREA CONTAINED BREAKPOINT(S)

説明: 変更されたストレージには、区切り点が含まれていましたが削除されました。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGASN

IKJ57090A ENTER COMMAND FOR CP

説明: このメッセージは、プロンプト・メッセージであり、コマンド・プロセッサーのテストを示す CP が TEST コマンドに指定されているときに出されます。 ユーザーは、コマンド・プロセッサーのテスト用のコマンドを入力しなければなりません。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGMNL

IKJ57036I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 505

Page 518: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ57209I DCB FIELD NAME REQUIRED AFTER FIELD KEYWORD

説明: DCB フィールドの名前は、省略されていました。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGDCB

IKJ57219I TCB FIELD NAME REQUIRED AFTER FIELD KEYWORD

説明: TCB のフィールドは、FIELD キーワードとともに指定されませんでした。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGTCB

IKJ57241I INVALID nnnnn

説明: ユーザーは、1 未満または 256 よりも大きい長さあるいは複数の長さ値を指定しました。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGLST

IKJ57242I RANGE EXTENDS INTO PROTECTED STORAGE

説明: 指定したアドレス範囲は、読み取り保護ストレージにまで及んでいます。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGLSA

IKJ57243I INVALID LENGTH FOR TYPE type

説明: 指定した長さ値がデータ・タイプと矛盾します。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGLSA

IKJ57244I INVALID DATA FOR TYPE type

説明: ストレージ内のデータは、要求されたタイプと一致しません。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGLSA

IKJ57245I INVALID INSTRUCTION CODE AT address

説明: 命令コードが、System z® のマシン命令ではありません。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGLSA

IKJ57246I LIST REQUEST INCOMPLETE

説明: LIST 要求は、最高位マシン・アドレスを超えています。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGLST

IKJ57209I

506 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

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Page 519: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ57247I INVALID DATA FOR TYPE P

説明: 無効なパック 10 進文字が検出されました。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGLSA

IKJ57272I UNABLE TO QUALIFY symbol

説明: TEST は、QUALIFY 要求を完了することができません。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGQFY

IKJ57273I LOADNAME REQUIRED WITH TCB PARAMETER

説明: ユーザーは、ロード名を指定しませんでした。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGQFY

IKJ57274I SPECIFIED TCB IGNORED

説明: 指定されたアドレスは、完全修飾アドレスではありません。

対象者: LISTDSI ユーザー

検出モジュール: IKJEGQFY

IKJ57277I QUALIFICATION IS UNDER TCB AT address

説明: QUALIFY 要求が行われた後、このメッセージが出されます。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGQFY

IKJ57280I ADDRESS symbol NOT FOUND

説明: 表示されたシンボルは、TSO/E TEST のシンボル処理プログラムでは検索することはできません。特定のメッセージを含んだ 第 2 レベル・メッセージが表示されます。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGSYM

IKJ57281I SYMBOL symbol NOT AVAILABLE, SYSTEM ERROR

説明: なんらかのシステム機能に障害が発生しました。 第 2 レベル・メッセージも一緒に表示されます。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGSYM

IKJ57282I NOT ENOUGH MAIN STORAGE TO USE SYMBOLS

説明: シンボル処理プログラムは、間違った GETMAIN を出しました。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGSYM

IKJ57247I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 507

Page 520: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ57293I INVALID LENGTH FOR symbol, DEFAULTED TO value

説明: このメッセージは、ユーザーが指定した長さがデータ・タイプと矛盾する場合に出されます。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGEQU

IKJ57295I INVALID MULTIPLICITY OR LENGTH SPECIFIED

説明: 指定された値は、1 から 256 の範囲外の値です。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGEQU

IKJ57296I SYMBOL TABLE IS EMPTY

説明: ストレージのシンボル・テーブルは、空です。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGEQU

IKJ57297I symbol NOT FOUND IN SYMBOL TABLE

説明: 除去するシンボルが見つかりません。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGEQU

IKJ57302I COMMAND CHAIN TOO LONG

説明: 指定された区切り点で実行されるコマンド・リストは、255 文字を超えています。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGAT

IKJ57303I INVALID COUNT nnnnn

説明: 指定された COUNT 値は、許容される範囲内にありません。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGAT

IKJ57305I NO BREAKPOINTS ESTABLISHED FROM relative offset OF RANGE BEGINNING address

説明: 相対オフセットから範囲の終了位置間で要求した区切り点は、設定されません。 相対オフセットより前の、区切り点は設定されています。エラーの説明については、 第 2 レベル・メッセージを参照してください。 第 2 レベル・メッセージの説明については、 485 ページから 502 ページを参照してください。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGAT

IKJ57293I

508 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 521: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ57306I NO BREAKPOINT ESTABLISHED AT address

説明: 指定された区切り点は、設定されません。エラーの説明については、 第 2 レベル・メッセージを参照してください。 第 2 レベル・メッセージの説明については、 485 ページから 502 ページを参照してください。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGAT

IKJ57309I UNABLE TO ESTABLISH DEFER BREAKPOINT

説明: DEFER オプションで指定された区切り点は、設定されません。 エラーの説明については、 第 2 レベル・メッセージを参照してください。 第 2 レベル・メッセージの説明については、 485 ページから 502 ページを参照してください。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGATD

IKJ57334I DEB DOES NOT HAVE A DIRECT ACCESS SECTION

説明: DEB には、DASD セクションがありません。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGDEB

IKJ57335I DEB FIELD NAME REQUIRED AFTER FIELD KEYWORD

説明: このメッセージは、ユーザーが DEB フィールド名を省略したときに出されます。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGDEB

IKJ57336I DATA HAS BEEN LOST DURING I/O PROCESSING

説明: CESD/SYM レコードを補助ストレージから読み取っているときに、エラーが検出されました。 モジュールIKJEGSYM は、CSECT/SYMBOL アドレスの解決を試行していました。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGSYM

IKJ57370I UNABLE TO LOAD PROGRAM

説明: OPEN エラーまたは BLDL エラーのために、ユーザー要求を LOAD サブコマンドで実行することができません。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGLDF

IKJ57371I The Binder service has returned return code return_code reason code reason_code

説明: TEST コマンドまたはサブコマンドが、タスクを実行するために Binder サービスを呼び出しましたが、そのタスクを実行することができませんでした。

システムの処置: TEST コマンドまたはサブコマンドは、ユーザーの要求を実行せずに終了します。

システム・プログラマーの応答: その戻りコードおよび理由コードが出された理由を調べて、問題を修正してくださ

IKJ57306I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 509

Page 522: TSO/E メッセージ - TOK2

い。 戻りコードおよび理由コードについては、DFSMS/MVS Version 1 Release 2: Program Management を参照してください。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGSYM

IKJ57375I STORAGE AT address

説明: GETMAIN コマンドによって、そのアドレスでストレージが正しく確保されました。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGLDF

IKJ57378I ZERO BYTES IS INVALID COUNT FOR GETMAIN

説明: 特定のバイト数 (0 以外) を、GETMAIN コマンドに指定しなければなりません。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGLDF

IKJ57379I MEMBER NAME MISSING, RESPECIFY

説明: ユーザーは、LOAD サブコマンドで指定された PDS からロードするメンバー名を指定しませんでした。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGLDF

IKJ57382I ENTRY POINT AT address AMODE=xx

説明: LOAD サービス・ルーチンは、要求されたモジュールをメッセージで表示されたアドレスに正しくロードしました。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGLDF

IKJ57395I MAP COMPLETE

説明: LISTMAP は完了します。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGMAP

IKJ57400I PERMANENT I/O ERROR

説明: 入出力 synad エラー出口が取られます。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGIO

IKJ57401I UNABLE TO OPEN DATA SET

説明: OPEN は、データ・セットを正しくオープンすることができませんでした。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGIO

IKJ57375I

510 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 523: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ57404I TEST SVC 61 FAILED WITH A PROTECTION VIOLATION

説明: 監視プログラム・キー内のモジュール、または SVRB の元で実行しているモジュールがアクセスされています。 この操作は認められていないため、据え置き区切り点は活動化されず、シンボルは使用することができません。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IGC0006A

IKJ57405I UNABLE TO PRINT INTO DATA SET dsname

説明: 指定されたデータ・セットが、アクセス方式で使用できません。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGIO

IKJ57430I subcommand_name FAILED

説明: 指定されたサブコマンドは、エラーのために完了することができませんでした。エラーの説明については、 第2 レベル・メッセージを参照してください。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGGO、IKJEGLDR、IKJEGSTA

IKJ57454I INVALID FROM ADDRESS

説明: COPY サブコマンドに無効なコピー元アドレスが指定されています。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGCPY

IKJ57455I INVALID TO ADDRESS address

説明: 指定されたアドレスは、使用することができません。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGAT、IKJEGCPY、IKJEGEQU

IKJ57456I INVALID LENGTH len

説明: 無効な長さが COPY サブコマンドに指定されました。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGCPY

IKJ57457I INVALID ADDRESS RANGE BEGINNING address

説明: FROM アドレスと、TO アドレスが、互いに矛盾しています。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGAT

IKJ57404I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 511

Page 524: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ57461I COMMAND NOT FOUND

説明: HELP コマンドで要求された機能は、SYS1.HELP データ・セットには存在しません。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGCIV

IKJ57462I command_name ENDED DUE TO ERROR

説明: 指定されたコマンドは、エラーのために終了しました。 このエラーの説明については、 第 2 レベル・メッセージを参照してください。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGCIV

IKJ57501I TEST ENDED DUE TO ERROR +

説明: リカバリー不能エラーが発生したため、TEST の続行は認められません。終了理由は、 第 2 レベル・メッセージに記載されています。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGINT、IKJEGMNL

IKJ57xxxI 第 2 レベル・メッセージ

IKJ57xxxI の同じ ID を持つ以下の一連のメッセージ (512 から 516 までを参照) は、第 2 レベル・メッセージを英字順にリストしたものです。第 2 レベル・メッセージは、第 1 レベル・メッセージIKJ57501I と共に出されます。 2 つの IKJ57501I メッセージを受け取るときに、一方のメッセージにTEST ENDED DUE TO ERROR + というメッセージ・テキストが含まれ、もう一方のメッセージに別のテキストが含まれている場合には、 第 2 レベル・メッセージとその意味についての以下のリストを調べてください。

IKJ57xxxI A PREVIOUS TEST REQUEST IS STILL ACTIVE

説明: APPC/MVS トランザクション・プログラムにテスト要求を行いましたが、前の要求がまだアクティブです。APPC/MVS は、アドレス・スペースからのテスト要求を一度に 1 つしかサポートしません。

システムの処置: TEST は終了します。

ユーザーの応答: ログオフして前のテスト要求を取り消すか、もしくは前のテストが完了するのを待って、このテスト要求を実行要求してください。

対象者: アプリケーション・プログラマー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI APPC IS NOT AVAILABLE

説明: APPC/MVS、または APPC/MVS テスト使用可能性保守が非アクティブです。 APPC/MVS は、再始動が可能です。

システムの処置: TEST は終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

IKJ57461I

512 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 525: TSO/E メッセージ - TOK2

問題判別: システム・プログラマーは、APPC/MVS の状況を検査してください。 APPC/MVS がアクティブである場合は、SYSLOG を検査してメッセージ ATB400I が出されているかを確かめてください。 ATB400I は、APPC/MVS

テスト使用可能性保守が非アクティブであることを表示します。

対象者: アプリケーション・プログラマー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI APPC SYSTEM ERROR

説明: APPC/MVS システム・エラーのため、APPC/MVS へのテスト要求が失敗しました。

システムの処置: TEST は終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに問題を報告してください。

問題判別: APPC/MVS の REGISTER_TEST または ACCEPT_TEST テスト・サービスから戻りコード 16 を受け取りました。 それらのサービスと戻りコードの詳細については、MVS Component Diagnosis for を参照してください。

対象者: アプリケーション・プログラマー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI BASE LU HAS NOT BEEN DEFINED FOR YOU

説明: ユーザーは、BASELU キーワード (もしくはデフォルト) を使用して TEST を開始しましたが、ユーザー用に定義された基本 LU がありません。

システムの処置: TEST は終了します。

ユーザーの応答: 定義済み LU を表す LU 名を使用して TEST を再開するか、システム・プログラマーに問い合わせ、ユーザーの代りに基本 LU を定義してもらってください。

対象者: アプリケーション・プログラマー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI ERROR OCCURRED DURING TP PROFILE PROCESSING

説明: APPC/MVS は、ユーザー・レベル・トランザクション・プログラムを更新してテスト要求を登録することができませんでした。

システムの処置: TEST は終了します。

ユーザーの応答: このメッセージをシステム・プログラマーに報告してください。

問題判別: TEST が、REGISTER_TEST 呼び出し可能サービスを介してテスト要求を登録したとき、戻りコード 48

を受け取りました。 戻りコードの説明については、MVS Component Diagnosis: APPC Component を参照してください。

対象者: アプリケーション・プログラマー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI REQUESTED LU DOES NOT SUPPORT USER LEVEL TP PROFILES

説明: インストール・システムでは、TEST コマンドに指定された LU にユーザー・レベルのトランザクション・プログラム・プロファイルを使用することができません。 TEST には、APPC/MVS に対するテスト要求を登録するためのユーザー・レベルのトランザクション・プログラム・プロファイルが必要です。

システムの処置: TEST は終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーと連絡を取り、ユーザー・レベルのプロファイルを使用することができるLU 名を取得し、それを使用してトランザクション・プログラムをテストしてください。

IKJ57xxxI

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 513

Page 526: TSO/E メッセージ - TOK2

対象者: アプリケーション・プログラマー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI SECLABEL CHECK FAILED

説明: SECLABEL 検査がアクティブの場合は、TEST を使用して、トランザクション・プログラムを LU=LOCAL 環境でテストすることはできません。

システムの処置: TEST は終了します。

ユーザーの応答: LU=LOCAL 以外の環境でトランザクション・プログラムをテストしてください。

対象者: アプリケーション・プログラマー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI TEST REQUEST FAILED. START TEST AGAIN

説明: TSO/E TEST がテスト要求を受け入れるために ACCEPT_TEST を出したとき、テスト要求は存在していませんでした。 これは、APPC/MVS の再始動、またはユーザーに代わって他のプログラムが出した UNREGISTER_TEST 要求が原因として考えられます。

システムの処置: TEST は終了します。

ユーザーの応答: TEST を再び呼び出してください。 これによってテスト要求を再登録します。

対象者: アプリケーション・プログラマー

IKJ57xxxI THE LU NAME IS NOT SYNTACTICALLY VALID

説明: TEST コマンドに指定した LU 名に構文上の誤りがあります。

システムの処置: TEST は終了します。

ユーザーの応答: 正しい LU 名で TEST を開始してください。

対象者: アプリケーション・プログラマー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI THE LU NAME SPECIFIED IS UNDEFINED

説明: LU キーワードに指定された LU 名は、定義されていません。

システムの処置: TEST は終了します。

ユーザーの応答: 定義済み LU を表す LU 名を使用して、TEST を再開してください。

対象者: アプリケーション・プログラマー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI THE TEST REQUEST FOR THIS TP HAS BEEN CANCELLED

説明: ユーザーがインバウンド・タスク生成要求の待ち状態であるときに、アテンション・キーを入力したこと以外の理由 (ユーザーに代わって、プログラムが UNREGISTER_TEST 要求を出すなど) でテスト要求が取り消されました。

システムの処置: TEST は終了します。

ユーザーの応答: トランザクション・プログラムのテストを続行する場合は、TEST を再開してください。

対象者: アプリケーション・プログラマー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI

514 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 527: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ57xxxI THE TP NAME IS NOT SYNTACTICALLY VALID

説明: トランザクション・プログラム名に構文上の誤りがあるため、APPC/MVS は、このテスト要求をリジェクトしました。 トランザクション・プログラム名は、1 から 64 文字の長さを持つことができ、文字セット 00640 から任意の文字を使用することができます。この文字セットは、A - Z の大文字と小文字、0 - 9 の数字、および 19 の特殊文字 (.<(+&*);-/,%_>?:'=") で構成されています。

システムの処置: TEST は終了します。

ユーザーの応答: 正しいトランザクション・プログラム名を使用して TEST を呼び出してください。

対象者: アプリケーション・プログラマー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI TP ALREADY EXISTS

説明: ユーザー・アドレス・スペースにトランザクション・プログラムがすでに存在します。 APPC/MVS は、1 つのアドレス・スペースに 1 つのトランザクション・プログラムしかサポートしないため、TEST は、ユーザーが要求したトランザクション・プログラムを呼び出すことができません。

システムの処置: TEST は終了します。

ユーザーの応答: ログオフの後、APPC/MVS 会話 (たとえば、DFM データ・セットの割り振り) を開始しないログオン・プロシージャーを使用して、ログオンし直してください。

対象者: アプリケーション・プログラマー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI TP MUST BE SPECIFIED WHEN KEEPTP IS SPECIFIED

説明: キーワード TP は、KEEPTP が指定されたときには指定されなければなりません。

システムの処置: TEST は終了します。

ユーザーの応答: インバウンド・トランザクション・プログラムをテストする場合は、TP キーワードを使用してTEST を再開し、通常のプログラムをテストする場合は、KEEPTP キーワードは使用しないで TEST を再開してください。

対象者: アプリケーション・プログラマー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI TP MUST BE SPECIFIED WHEN LU OR BASELU IS SPECIFIED

説明: キーワード TP は、キーワード LU、または BASELU の 1 つが指定されたときには指定されなければなりません。

システムの処置: TEST は終了します。

ユーザーの応答: インバウンド・トランザクション・プログラムをテストする場合は、TP キーワードを使用してTEST を再開し、通常のプログラムをテストする場合は、LU または BASELU キーワードを使用しないで TEST を再開してください。

対象者: アプリケーション・プログラマー

検出モジュール: TEST

IKJ57xxxI

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 515

Page 528: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ57xxxI YOU ARE NOT AUTHORIZED TO ACCESS THE USER LEVEL PROFILE FOR THIS TP

説明: ユーザーが使用している LU では、このトランザクション・プログラム名のユーザー・レベルのトランザクション・プログラム・プロファイルをアクセスする許可をユーザーは持っていません。ユーザーは、トランザクション・プログラムをテストするために、指定されたトランザクション・プログラム名のユーザー・レベルのトランザクション・プログラム・プロファイルをアクセスできる許可が必要です。

システムの処置: TEST は終了します。

ユーザーの応答: トランザクション・プログラム名が正しく指定されているかどうかを検査してください。 正しく指定されている場合、システム・セキュリティー管理者に問い合わせて適切な許可を受けてください。

対象者: アプリケーション・プログラマー

検出モジュール: TEST

IKJ57310I BREAKPOINT AT addr HAS BEEN DEACTIVATED

説明: 区切り点で実行を再開するための GO サブコマンドが出されました。この区切り点は、TSO/E TEST が単一パス区切り点しかサポートしない命令に対して設定されたものです。そのため、この区切り点はすでに除去されており、ユーザーが TSO/E TEST の AT サブコマンドを使用して再設定を行わない限り、この区切り点が有効になることはありません。単一パス区切り点だけしかサポートしていない命令のリストについては、z/OS TSO/E コマンド解説書 に掲載されている TSO/E TEST の GO サブコマンドを参照してください。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGGO

IKJ57502I INVALID ADDRESS address

説明: 無効アドレスが入力されました。エラーの説明については、 第 2 レベル・メッセージを参照してください。第 2 レベル・メッセージの説明については、 485 ページから 502 ページを参照してください。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGASN、IKJEGAT、IKJEGCOM、 IKJEGCVT、IKJEGDCB、IKJEGDEB、IKJEGEQU、IKJEGGO、IKJEGLST、IKJEGOFF、IKJEGPSW、 IKJEGPCH、IKJEGQFY、IKJEGVSR

IKJ57503I NOT ENOUGH MAIN STORAGE TO EXECUTE COMMAND

説明: 動的主記憶域が十分に取得できなかったため、要求された機能は完了することができませんでした。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGDCB、IKJEGDEB、 IKJEGEQU、IKJEGGO、IKJEGLST、IKJEGMAP、IKJEGOFF、IKJEGPCH、IKJEGPSW

IKJ57504I command_name FAILED, COMMAND SYSTEM ERROR

説明: エラーが発生したため、モジュールは続行することができません。エラーの説明については、 第 2 レベル・メッセージを参照してください。 第 2 レベル・メッセージの説明については、 485 ページから 502 ページを参照してください。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGAT、IKJEGDCB、 IKJEGDEB、IKJEGGO、IKJEGINT、IKJEGLST、 IKJEGOFF、IKJEGQFY

IKJ57xxxI

516 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 529: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ57507I module FAILED

説明: このメッセージは、修飾されるアドレスで、現在そのモジュールが停止している場合に出されます。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGQFY

IKJ57522I YOU CAN ATTACH THE TP NOW

説明: APPC/MVS および TEST はすでに、テストするトランザクション・プログラムのためのインバウンド・タスク生成要求の受信可能状態になりました。 そのためユーザーは、テストするトランザクション・プログラムをタスク生成することができます。

ユーザーの応答: テストするトランザクション・プログラムをタスク生成するプログラムを開始してください。

対象者: アプリケーション・プログラマー

検出モジュール: IKJEGINT

IKJ57600I FETCH ERROR IN module

説明: LOAD または LINK SVC は、異常終了コード 106 を戻しました。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IGC0006A

IKJ57601I BAD PARAMETER LIST PASSED TO SVC svc_name_in_module +

説明: LOAD または LINK SVC は、異常終了コード 206 を戻しました。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IGC0006A

IKJ57602I SVC svc_name REQUESTED TO LOAD ONLY MODULE in_module +

説明: LOAD または LINK SVC は、異常終了コード 406 を戻しました。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IGC0006A

IKJ57603I A NON-AUTHORIZED COPY OF A SYSTEM ROUTINE WAS FOUND BY SVCsvc_name_in_module +

説明: LOAD または LINK SVC は、異常終了コード 306 を戻しました。

SVC svc_name_in_module ATTEMPTED TO USE A MODULE FLAGGED NOT EXECUTABLE BY LKED

説明: LOAD または LINK SVC は、異常終了コード 706 を戻しました。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IGC0006A

IKJ57604I MODULE NOT FOUND BY SVC svc_name_in_module +

説明: LOAD または LINK SVC は、異常終了コード 806 を戻しました。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IGC0006A

IKJ57507I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 517

Page 530: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ57605I SVC svc_name_in_module CAUSED THE COUNT OF A REUSABLE LOAD MODULE TO EXCEED255 +

説明: LOAD、LINK、XCTL、または ATTACH は、異常終了コード 906、もしくは戻りコード 4 か 8 を戻しました。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IGC0006A

IKJ57606I SVC svc_name_in_module DETECTED AN INTERLOCK IN USING A SERIALLY REUSABLEMODULE

説明: LOAD、LINK、XCTL、または ATTACH は、異常終了コード A06 を戻しました。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: CALLER

IKJ57607I ESTAE IN A TEST MODULE WAS NOT AN INITIAL BRANCH ENTRY WITH THE CREATEOPTION +

説明: TEST プログラムは、ESTAE を出し、戻りコード 8 を受け取りました。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGIO

IKJ57608I ESTAE IN A TEST MODULE EXIT ROUTINE OR PARM LIST WAS NOT VALID +

説明: TEST プログラムは、ESTAE を出し、戻りコード 12 を受け取りました。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGIO

IKJ57609I ESTAE IN A TEST MODULE WAS ISSUED. THE SVC ENCOUNTERED AN UNEXPECTEDERROR WHILE PROCESSING +

説明: TEST プログラムは、ESTAE を出し、戻りコード 16 を受け取りました。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGIO

IKJ57610I ESTAE IN A TEST MODULE WAS UNABLE TO OBTAIN STORAGE FOR AN SCB +

説明: TEST プログラムは、ESTAE を出し、戻りコード 20 を受け取りました。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGIO

IKJ57611I ESTAE IN A TEST MODULE SETLOCK ENCOUNTERED AN ERROR CONDITION +

説明: TEST プログラムは、ESTAE を出し、戻りコード 24 を受け取りました。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGIO

IKJ57605I

518 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 531: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ57612I ESTAE IN A TEST MODULE WAS NOT AN INITIAL BRANCH ENTRY WITH THE CREATEOPTION +

説明: TEST プログラムは、ESTAE を出し、戻りコード 28 を受け取りました。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGIO

IKJ57613I FREEMAIN IN A TEST MODULE WAS UNABLE TO FREE STORAGE +

説明: TEST プログラムは、FREEMAIN を出し、戻りコード 4 を受け取りました。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGIO

IKJ57614I FREEMAIN IN A TEST MODULE ATTEMPTED TO FREE STORAGE THAT WAS FIXED +

説明: TEST プログラムは、FREEMAIN を出し、戻りコード 8 を受け取りました。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGIO

IKJ57615I GETMAIN IN A TEST MODULE WAS UNABLE TO OBTAIN ADDITIONAL STORAGE +

説明: TEST プログラムは、GETMAIN を出し、戻りコード 4 を受け取りました。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGIO

IKJ57616I GETMAIN IN A TEST MODULE ATTEMPTED TO OBTAIN REAL PAGE STORAGE FOR SQAON LSQA +

説明: TEST プログラムは、GETMAIN を出し、戻りコード 8 を受け取りました。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGIO

IKJ57617I ESTAE FAILED TO PASS THE EXIT ADDRESS WHEN CANCELING NON-EXISTENT ESTAEREQUEST +

説明: TEST プログラムは、ESTAE を出し、戻りコード 4 を受け取りました。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGIO

IKJ57650I ADDRESS address IS ABOVE 16 MEGABYTES. CURRENT ADDRESSING MODE IS 24-BIT.POSSIBLE USER ERROR. +

説明: このメッセージは、CALL サブコマンドの PARM、RESUME、または RETURN キーワードで必要なアドレスが、16 MB 境界を超えていることを警告しています。 テストするプログラムが、24 ビット・アドレッシング・モードにあるか、またはユーザーが AMODE(24) を指定したので、呼び出されるプログラムは、正しく動作しない可能性があります。 CALL が予想どおりに動作しない場合は、AMODE(31) を指定して CALL サブコマンドを再び出してください。

対象者: TEST ユーザー

IKJ57612I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 519

Page 532: TSO/E メッセージ - TOK2

検出モジュール: IKJEGGO

IKJ57651I INVALID AMODE OPERAND operand

説明: 無効な AMODE オペランドを、CALL GO、または RUN サブコマンドに入力しました。 正しいアドレッシング・モード (24、31、または SWITCH) を使用して、そのサブコマンドを再入力してください。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGGO

IKJ57652I control block LOCATED AT address

説明: LISTDCB、LISTPSW、LISTDEB、または LISTTCB サブコマンドの制御ブロックの形式設定に先立ち、TSO/E

TEST コマンド・プロセッサー は、制御ブロックのアドレスを表示します。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGDCB、IKJEGDEB、IKJEGPSW、 IKJEGTCB

IKJ57653I TEST FAILED. LOGOFF AND THEN LOGON TO USE TEST

説明: TSO/E TEST コマンド・プロセッサーは、処理の実行に必要なデータ域を初期設定できなかったため終了しました。 TEST を使用するには、LOGOFF (ログオフ) した後 LOGON (ログオン) してください。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGINT

IKJ57654I MODULE name ALREADY LOADED IN USER’S ADDRESS SPACE. MODULE NAME IDENTICALTO SPECIFIED MEMBER NAME.

説明: モジュールを改名して、ユーザーのアドレス・スペースにすでにロードされているモジュールの名前と同じにならないようにしてください。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGLDR

IKJ57655I TESTED PROGRAM WAS EXECUTING IN CROSS MEMORY MODE AND CANNOT BERESTARTED IN THAT ENVIRONMENT

説明: アテンション要求はテスト中のプログラムに割り込み、仮想記憶域間環境を破壊しました。 仮想記憶域間モードでプログラムの再始動を試みる場合、TEST を使用してはなりません。 また、オペランドを持たない GO、RUN、または WHERE などのサブコマンドを指定してはなりません。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGATN

IKJ57656I BREAKPOINTS FOUND IN TO DATA AREA

説明: TSO/E TEST コマンド・プロセッサーは、AND、OR または COPY サブコマンドの第 2 オペランドによって示された区切り点を除去しました。 この処理プログラムは、サブコマンドの実行中に区切り点を除去しました。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGCPY

IKJ57651I

520 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 533: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ57657I SPECIFIED ADDRESS address IS ABOVE 16 MEGABYTES BUT CURRENT ADDRESSING MODEIS 24-BIT +

説明: サブコマンドに指定されたアドレスは、16 メガバイトを超えているため、24 ビットのモードでは実行できません。 テストされるプログラムが、24 ビット・アドレッシング・モードであるか、もしくは AMODE(24) が、CALL、GO または RUN サブコマンドに指定されているかのいずれかになります。 そのアドレスが正しい場合は、AMODE(31) オペランドを加えてサブコマンドを再入力してください。 そのアドレスが間違っている場合は、サブコマンドを再入力する際に、正しいアドレスおよび AMODE オペランドに適切な値を指定してください。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGGO

IKJ57658I INFORMATION FOR SUBPOOLS IS INCOMPLETE

説明: LISTMAP サブコマンド・プロセッサーは、仮想記憶マネージャー (VSM) から使用可能な情報を表示した後で終了しました。 VSM に問題があるため、情報はすべて使用不可能です。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGMAP

IKJ57659I ERROR OBTAINING SUBPOOL INFORMATION

説明: TSO/E TEST の LISTMAP サブコマンド・プロセッサーは、仮想記憶マネージャー (VSM) にエラーがあったため、サブプール情報を表示することができませんでした。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGMAP

IKJ57660I DSNAME WHEN FULLY QUALIFIED WILL EXCEED 44 CHARACTERS

説明: ユーザーは、データ・セット名を PRINT キーワードのオペランドとして入力しました。この名前は、ユーザーID によって完全修飾されると、44 文字を超えます。 データ・セット名は、44 文字を超えることはできません。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGIO

IKJ57661I NO BREAKPOINT ESTABLISHED AT relative offset IN THE RANGE BEGINNING AT address +

説明: 指定された命令用に、区切り点が設定されていません。 TSO/E TEST は、PC (プログラム呼び出し)、PT (プログラム転送)、SAC (アドレス・スペース制御の設定)、および SSAR (2 次 ASID の設定) などの命令に対して、区切り点はサポートしません。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGAT

IKJ57662I COMMAND ENTERED IS NOT PROCESSED BECAUSE TEST ENVIRONMENT ENDED DUE TOUNRECOVERABLE ERROR

説明: もはや TEST 環境ではありません。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEFT04

IKJ57657I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 521

Page 534: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ57663I DATA IS NOT PROCESSED BECAUSE THIS SYSTEM DOES NOT SUPPORT THE VECTORFACILITY.

説明: ベクトル機構をサポートしないシステムでプログラムを実行しているため、LISTVSR サブコマンドは使用することはできません。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEBVSR

IKJ57664I DATA IS NOT PROCESSED BECAUSE THIS TASK HAS NOT USED THE VECTOR FACILITY.

説明: 実行中のプログラムは、ベクトル機構を使用しません。 そのため、ユーザーはベクトル・レジスターを変更もしくは表示することができない、または LISTVSR サブコマンドを使用することができません。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGASN、IKJEGLST、IKJEGVSR

IKJ57665I TESTAUTH SUBCOMMAND EXIT REQUESTED SUBCOMMAND TERMINATION

説明: TESTAUTH インストール・システム出口は、サブコマンドが終了することを示す戻りコードをセットしました。

システムの処置: サブコマンドは終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに、メッセージ ID およびメッセージの内容を伝えてください。

対象者: TESTAUTH ユーザー

検出モジュール: IKJEGRTR

IKJ57666I TEST name EXIT RETURNED WITH AN INVALID RETURN CODE = return_code

説明: 表示されたインストール・システム出口は、無効な戻りコードを出しました。

システムの処置: TEST コマンドは終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに、メッセージ ID およびメッセージの内容を伝えてください。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGRTR

IKJ57667I TEST SUBCOMMAND EXIT REQUESTED SUBCOMMAND TERMINATION.

説明: TEST サブコマンド出口ルーチンは、サブコマンドが終了することを示す戻りコードをセットしました。

システムの処置: サブコマンドは終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに、メッセージ ID およびメッセージの内容を伝えてください。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGRTR

IKJ57668I TESTAUTH name EXIT RETURNED WITH AN INVALID RETURN CODE = return_code

説明: 表示されたインストール・システム出口は、無効な戻りコードを出しました。

システムの処置: TESTAUTH コマンドは終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに、メッセージ ID およびメッセージの内容を伝えてください。

対象者: TESTAUTH ユーザー

IKJ57663I

522 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 535: TSO/E メッセージ - TOK2

検出モジュール: IKJEGCOM

IKJ57700I NO BREAKPOINT ESTABLISHED AT address

説明: TEST は、指定されたアドレスで区切り点を設定することができませんでした。

システムの処置: AT サブコマンドは、アドレスの再入力を指示します。

ユーザーの応答: 詳細については、出される 第 2 レベル・メッセージを参照してください。 その後、アドレスを再入力してください。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGCVT

IKJ57701I INVALID ALET OR AR VALUE

説明: ユーザーは、ALET または AR キーワードに無効な値を指定しました。

システムの処置: システムは、値の再入力を要求します。

ユーザーの応答: 値を再入力してください。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGCVT

IKJ57702I INVALID DCB ADDRESS address

説明: ユーザーは、DCB に間違ったアドレスを指定しました。

システムの処置: システムは、アドレスの再入力を要求します。

ユーザーの応答: アドレスを再入力してください。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGCVT

IKJ57703I INVALID DEB ADDRESS address

説明: ユーザーは、DEB に間違ったアドレスを指定しました。

システムの処置: システムは、アドレスの再入力を要求します。

ユーザーの応答: アドレスを再入力してください。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGCVT

IKJ57704I INVALID TCB ADDRESS address

説明: ユーザーは、TCB に間違ったアドレスを指定しました。

システムの処置: システムは、アドレスの再入力を要求します。

ユーザーの応答: アドレスを再入力してください。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGCVT

IKJ57700I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 523

Page 536: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ57705I INVALID ADDRESS TO QUALIFY address

説明: ユーザーは、間違ったアドレスを指定しました。

システムの処置: システムは、アドレスの再入力を要求します。

ユーザーの応答: 値を再入力してください。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGCVT

IKJ57706I INVALID ADDRESS address

説明: ユーザーは、間違ったアドレスを指定しました。

システムの処置: システムは、アドレスの再入力を要求します。

ユーザーの応答: 値を再入力してください。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGCVT

IKJ57707I INVALID WHERE LOCATION address

説明: ユーザーは、WHERE サブコマンドに間違った位置を指定しました。

システムの処置: システムは、アドレスの再入力を要求します。

ユーザーの応答: アドレスを再入力してください。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGCVT

IKJ57708I INVALID PSW ADDRESS address

説明: ユーザーは、PSW に間違った位置を指定しました。

システムの処置: システムは、アドレスの再入力を要求します。

ユーザーの応答: アドレスを再入力してください。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGCVT

IKJ57709I INVALID VSR ADDRESS address

説明: ユーザーは、VSR に間違った位置を指定しました。

システムの処置: システムは、アドレスの再入力を要求します。

ユーザーの応答: アドレスを再入力してください。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGCVT

IKJ57710I INVALID ADDRESS address

説明: ユーザーは、間違ったアドレスを指定しました。

システムの処置: システムは、アドレスの再入力を要求します。

ユーザーの応答: アドレスを再入力してください。

IKJ57705I

524 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 537: TSO/E メッセージ - TOK2

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGCVT

IKJ57711I INVALID EQUATED ADDRESS address

説明: ユーザーは、EQUATE サブコマンドに間違ったアドレスを指定しました。

システムの処置: システムは、アドレスの再入力を要求します。

ユーザーの応答: アドレスを再入力してください。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGEQU

IKJ57712I INVALID ADDRESS address

説明: ユーザーは、間違ったアドレスを指定しました。

システムの処置: システムは、アドレスの再入力を要求します。

ユーザーの応答: アドレスを再入力してください。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGCOM

IKJ57713I INVALID ADDRESS address

説明: ユーザーは、間違ったアドレスを指定しました。

システムの処置: システムは、アドレスの再入力を要求します。

ユーザーの応答: アドレスを再入力してください。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGCOM

IKJ57714I INVALID ADDRESS address

説明: ユーザーは、間違ったアドレスを指定しました。

システムの処置: システムは、アドレスの再入力を要求します。

ユーザーの応答: アドレスを再入力してください。

対象者: TEST ユーザー

検出モジュール: IKJEGCOM

IKJ57715I The address qualified by the specified ALET or AR is not accessible.

説明: ユーザーは、リスト・コマンドを使用してストレージを表示しようとしましたが、そのストレージはテスト中のプログラムでアクセスすることができませんでした。 表示しようとしたストレージは、ALET またはアクセス・レジスター (AR) のいずれかで修飾されたアドレスです。 アドレスと ALET または AR との組み合わせは、テスト中のプログラムでアクセスすることができないストレージを指していました。

システムの処置: LIST サブコマンドは終了します。

ユーザーの応答: 指定したアドレス、ALET または AR、あるいはその両者の組み合わせが正しかったか否かを判別してください。 値の指定が正しくなかった場合には、再度 LIST サブコマンドを試行してください。

対象者: すべての TSO/E ユーザー

IKJ57711I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 525

Page 538: TSO/E メッセージ - TOK2

検出モジュール: TEST の LIST サブコマンド

IKJ57800I THE TESTAUTH COMMAND HAS BEEN TERMINATED BECAUSE SECURITY VERIFICATIONCOULD NOT BE PERFORMED. SECURITY PRODUCT RETURN CODE return_code REASONCODE reason_code.

説明: インストール・システムで使用するセキュリティー・プロダクトは、TESTAUTH リソースのセキュリティー検査要求を処理することができませんでした。

システムの処置: TESTAUTH コマンドは終了します。

ユーザーの応答: セキュリティー・プロダクトの戻りコードおよび理由コードを用意して、システム・プログラマーに問い合わせてください。

対象者: TESTAUTH ユーザー

検出モジュール: IKJEFT09

IKJ57801I THE TESTAUTH COMMAND HAS BEEN TERMINATED BECAUSE A RECOVERYENVIRONMENT COULD NOT BE ESTABLISHED.

説明: ESTAE SVC は、リカバリー環境の設定中にエラーが発生したことを表示しました。

システムの処置: TESTAUTH コマンドは終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに、メッセージ ID およびメッセージの内容を伝えてください。

対象者: TESTAUTH ユーザー

検出モジュール: IKJEFT09

IKJ57802I THE TESTAUTH COMMAND HAS BEEN TERMINATED BECAUSE IT HAS NOT BEEN INVOKEDIN AN APF-AUTHORIZED ENVIRONMENT.

説明: TESTAUTH コマンドは、APF 許可環境においてのみ実行可能です。

システムの処置: TESTAUTH コマンドは終了します。

ユーザーの応答: メッセージ ID およびメッセージの内容を用意して、システム・プログラマーに問い合わせてください。

対象者: TESTAUTH ユーザー

検出モジュール: IKJEFT09

IKJ57803I THE TESTAUTH COMMAND HAS BEEN TERMINATED BECAUSE YOU ARE NOT AUTHORIZEDTO USE THIS FUNCTION.

説明: ユーザーには、TESTAUTH コマンドの使用が許可されていません。

システムの処置: TESTAUTH コマンドは終了します。

ユーザーの応答: システム管理者と連絡を取ってください。承認があれば、TESTAUTH コマンドを使用することができます。

対象者: TESTAUTH ユーザー

検出モジュール: IKJEFT09

IKJ57800I • IKJ57803I

526 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 539: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ58101I UNABLE TO PROTECT DATA SET dsname + PASSWORD DATA SET NOT FOUND PASSWORDDATA SET FULL I/O ERROR IN PASSWORD DATA SET

説明: パスワード保護が、指定されたデータ・セットに適用されませんでした。

検出モジュール: IKJEHPRO

プログラム: PROTECT

IKJ58102I NOT ENOUGH MAIN STORAGE TO EXECUTE COMMAND

説明: GETMAIN は出されましたが、使用可能なスペースがありません。

検出モジュール: IKJEHPRO

プログラム: PROTECT

IKJ58103I DATA SET dsname NOT IN CATALOG

説明: カタログされていない部分修飾データ・セット名は、TSO/E PROTECT コマンドを使用して保護することはできません。

検出モジュール: IKJEHPRO

プログラム: PROTECT

IKJ58104I UNABLE TO MODIFY PROTECTION FLAGS OF DATA SET dsname +

説明: データ・セットの DSCB を修正することができませんでした。ただし、PASSWORD データ・セットには入力が行われました。 リカバリー・プロシージャーについては、z/OS MVS システム・メッセージ 第 8 巻 (IEF-IGD) に掲載されているメッセージ IEH222I を参照してください。

DATA SET NOT IN CATALOG

説明: データ・セットは、カタログされていなかったため検索することができませんでした。

DATA SET NOT ON VOLUME

説明: データ・セットは、カタログ項目で示されたボリューム上にありませんでした。

DATA SPACE OWNED BY VSAM

説明: VSAM データ・セットは、PROTECT コマンドでは保護することができません。

REQUIRED VOLUME NOT MOUNTED

説明: データ・セットを持つボリュームが、システム上にありませんでした。 このデータ・セットを保持する装置が、動的に再構成されている場合があります。 PROTECT コマンドが動的 UCB をサポートしないことに注意してください。

TAPE DATA SET CANNOT BE PROTECTED BY PROTECT

説明: PROTECT コマンドは、テープ・データ・セットの保護に使用することはできません。

I/O ERROR WHILE UPDATING SECURITY FLAGS

説明: データ・セットの保護フラグの変更中に、エラーが発生しました。

DATA SET IN USE

説明: そのデータ・セットは、現在使用中です。

検出モジュール: IKJEHPRO

プログラム: PROTECT

IKJ58101I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 527

Page 540: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ58105I INCORRECT PASSWORD ENTERED TWICE

説明: このメッセージは、プロンプトの結果としてパスワードを入力している間に出されます。

検出モジュール: IKJEHPRO

プログラム: PROTECT

IKJ58106I PASSWORD ALREADY EXISTS

説明: ユーザーは、既存の重複名の追加または置き換えを試みました。

検出モジュール: IKJEHPRO

プログラム: PROTECT

IKJ58107I PASSWORD DOES NOT EXIST

説明: ユーザーは、存在しないパスワードの削除または置き換えを試みました。

検出モジュール: IKJEHPRO

プログラム: PROTECT

IKJ58108I PROTECT IS FOR DATA SETS, NOT MEMBERS

説明: メンバー名が入力されました。

検出モジュール: IKJEHPRO

プログラム: PROTECT

IKJ58109I USER DATA FIELD BLANK

説明: ユーザーは、ブランクのデータ・フィールドをリストしようとしました。

検出モジュール: IKJEHPRO

プログラム: PROTECT

IKJ58110I INCORRECT CONTROL PASSWORD

説明: 指定された制御パスワードが間違っていました。

検出モジュール: IKJEHPRO

プログラム: PROTECT

IKJ58111I INVALID DATA SET NAME, dsname EXCEEDS 44 CHARACTERS

説明: 入力された dsname が 44 文字を超えていました。

検出モジュール: IKJEHPRO

プログラム: PROTECT

IKJ58112I COMMAND SYSTEM ERROR +

説明: 無効コマンド入力以外の理由でエラーが発生しました。

PARSE ERROR CODE error_code

DEFAULT ERROR CODE error_code

IKJ58105I

528 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 541: TSO/E メッセージ - TOK2

SVC 98 RETURN CODE error_code

検出モジュール: IKJEHPRO

プログラム: PROTECT

IKJ58201I DATA SET dsname NOT IN CATALOG

説明: 完全修飾名は、判別することができませんでした。

検出モジュール: IKJEHRN2

プログラム: RENAME

IKJ58202I NOT ENOUGH MAIN STORAGE TO EXECUTE COMMAND

説明: GETMAIN は出されましたが、使用可能なスペースがありません。

検出モジュール: IKJEHRN2

プログラム: RENAME

IKJ58203I DATA SET dsname NOT RENAMED, EXPIRATION DATE HAS NOT PASSED + SYSTEMOPERATOR DID NOT AUTHORIZE ACCESS TO DATA SET

検出モジュール: IKJEHRN2

プログラム: RENAME

IKJ58204I DATA SET dsname NOT USABLE + OPEN ERROR CODE error_code

説明: RENAME は、データ・セットをオープンすることができません。

検出モジュール: IKJEHRN2

プログラム: RENAME

IKJ58205I INVALID USE OF ALIAS KEYWORD + ALIAS VALID ONLY FOR MEMBERS OF PARTITIONEDDATA SETS

説明: RENAME は、区分データ・セットのメンバーに別名を割り当てる場合にのみ使用することができます。

検出モジュール: IKJEHRN2

プログラム: RENAME

IKJ58206I INVALID USE OF * IN DSNAME + MORE THAN ONE * IN DATA SET NAME

説明: アスタリスク ‘*’ は、データ・セット名の複数の修飾子に指定することはできません。

* NOT VALID AS FIRST INDEX LEVEL

説明: アスタリスク ‘*’ は、データ・セット名の第 1 レベル修飾子として指定することはできません。

DATA SET NAMES USED * AT DIFFERENT LEVELS

説明: アスタリスク ‘*’ が、現行データ・セット名の修飾子として指定されました。また、アスタリスクは、新しいデータ・セット名の修飾子としても指定されましたが、異なったレベルで指定されています。

* CANNOT BE USED WITH MEMBER

説明: アスタリスク ‘*’ は、メンバー名が指定されている場合には、データ・セット名の修飾子として指定することはできません。

検出モジュール: IKJEHRN2

IKJ58201I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 529

Page 542: TSO/E メッセージ - TOK2

プログラム: RENAME

IKJ58207I UNABLE TO RENAME DATA SET dsname +

説明: データ・セットを改名することはできませんでした。

RENAME ERROR CODE error_code

説明: システム RENAME マクロ命令からのゼロ以外の戻りコードが戻されました (おそらく入出力エラー)。

BLDL ERROR CODE error_code

説明: システム BLDL マクロ命令からのゼロ以外の戻りコードが、メンバーに別名を割り当てた際に戻されました。

STOW ERROR CODE error_code

説明: システム STOW マクロ命令からゼロ以外の戻りコードが、メンバーを改名した際に戻されました。

DATA SET RESIDES ON MULTIPLE VOLUMES

説明: RENAME は、非 SMS 管理ボリュームの複数のボリュームはサポートしません。

DUPLICATE DATA SET ON VOLUME

説明: 新しいデータ・セットの名前が、既存のデータ・セット名と同じです。

PERMANENT I/O ERROR ON VOLUME

説明: ユーザーのデータ・セットが常駐しているボリューム上に、永続入出力エラーが発生しました。

RACF AUTHORIZATION CHECK FAILED

説明: 古いデータ・セットに対するアクセス許可の変更が失敗しました。

DNO DSCB FOUND FOR OLD NAME ON VOLUME

説明: 既存のデータ・セットのためのデータ・セット制御ブロックは、発見されませんでした。

検出モジュール: IKJEHRN2

プログラム: RENAME

IKJ58208I INVALID USE OF COMMAND + BOTH MEMBERS MUST BE FROM THE SAME PARTITIONEDDATA SET

説明: RENAME コマンドに指定した新しいメンバー名が、現メンバー名と異なった区分データ・セットにありました。

A DATA SET CANNOT BE RENAMED TO A MEMBER NAME

説明: RENAME コマンド実行時に、新しい名前は区分データ・セットのメンバーを指定しましたが、現行名は区分データ・セット名ではありませんでした。

A MEMBER NAME CANNOT BE RENAMED TO A DATA SET

説明: RENAME コマンドに指定した新しい名前は、区分データ・セットのメンバーではありませんでしたが、現行名はそのメンバーでした。

検出モジュール: IKJEHRN2

プログラム: RENAME

IKJ58209I DATA SET NAME REQUIRED WHEN MEMBER member SPECIFIED

説明: メンバーが入っている PDS が指定されませんでした。

検出モジュール: IKJEHRN2

プログラム: RENAME

IKJ58207I

530 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 543: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ58210I UNABLE TO UNCATALOG DATA SET dsname +

説明: システムは、古いデータ・セットをカタログから外そうとしましたが、できませんでした。

CATALOG ERROR CODE error_code

説明: システムの CATALOG マクロ命令からのゼロ以外の戻りコードが戻されました。

検出モジュール: IKJEHRN2

プログラム: RENAME

IKJ58211I DATA SET dsname NOT ALLOCATED, TOO MANY DATA SETS + USE FREE COMMAND TOFREE UNUSED DATA SETS

説明: ユーザーが、最大数のデータ・セットを割り振りました。

検出モジュール: IKJEHRN2

プログラム: RENAME

IKJ58212I DATA SET dsname NOT ALLOCATED, DATA SET NOT ON VOLUME + CATALOGINFORMATION INCORRECT

説明: カタログ情報が間違っていた、またはデータ・セットが存在しなかったかのいずれかです。

検出モジュール: IKJEHRN2

プログラム: RENAME

IKJ58213I DATA SET dsname NOT ALLOCATED, REQUIRED VOLUME NOT MOUNTED + VOLUME ORCVOL NOT ON SYSTEM AND CANNOT BE ACCESSED

説明: データ・セットの割り振りが失敗しました。必要なボリューム、CVOL、または SYSCTLG を含むボリュームが取り付けられませんでした。

検出モジュール: IKJEHRN2

プログラム: RENAME

IKJ58214I DATA SET dsname NOT ALLOCATED, SYSTEM OR INSTALLATION ERROR +

説明: 割り振りの失敗は、ユーザー・エラーが原因ではありませんでした。

DYNAMIC ALLOCATION ERROR CODE error_code

説明: DAIR からのゼロ以外の戻りコードが戻されました。

CATALOG I/O ERROR

説明: カタログに永続入出力エラーが発生しました。

CATALOG ERROR CODE error_code

説明: システム CATALOG マクロ命令からのゼロ以外の戻りコードが戻されました。

検出モジュール: IKJEHRN2

プログラム: RENAME

IKJ58210I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 531

Page 544: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ58215I DATA SET dsname ALREADY IN USE, TRY LATER + DATA SET IS ALLOCATED TOANOTHER JOB OR USER

説明: 指定されたデータ・セットを、永続的にこのユーザーに割り振ることはできませんでした。

検出モジュール: IKJEHRN2

プログラム: RENAME

IKJ58216I PROPER PASSWORD NOT SUPPLIED OR INVALID RACF AUTHORITY FOR dsname

説明: メッセージに表示されたデータ・セット改名の要求は失敗しました。 データ・セットがパスワード保護されているのに RENAME コマンドにパスワードを指定しなかったか、データ・セットが RACF 保護されているのにデータ・セットの改名に必要な ALTER 権限を持っていなかったか、あるいはデータ・セットが SMS 管理の世代別データ・セット (GDS) であったかのいずれかです。

検出モジュール: IKJEHRN2

プログラム: RENAME

IKJ58217I SPECIFIED MEMBER NOT IN DATA SET dsname member

説明: 指定されたメンバー名を、指定された区分データ・セットで発見することはできませんでした。

検出モジュール: IKJEHRN2

プログラム: RENAME

IKJ58218I INVALID DATA SET NAME, dsname EXCEEDS 44 CHARACTERS

説明: データ・セット名は、44 文字を超えることはできません。

検出モジュール: IKJEHRN2

プログラム: RENAME

IKJ58219I NO DATA SETS FOUND TO MATCH * IN DSNAME

説明: カタログには、指定された修飾子を持つデータ・セットはありませんでした。

検出モジュール: IKJEHRN2

プログラム: RENAME

IKJ58220I DATA SET dsname NOT ON A DIRECT ACCESS DEVICE, NOT SUPPORTED

説明: 直接アクセス装置上のデータ・セットのみが改名されます。

検出モジュール: IKJEHRN2

プログラム: RENAME

IKJ58221I DATA SET NAME DSNAME RESIDES ON MULTIPLE VOLUMES, NOT SUPPORTED

説明: RENAME は、複数のボリュームの改名をサポートしません。

検出モジュール: IKJEHRN2

プログラム: RENAME

IKJ58215I

532 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 545: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ58222I DATA SET dsname ALREADY EXISTS

説明: データ・セットはすでにボリューム上にカタログ済みであるか、または存在しています。

検出モジュール: IKJEHRN2

プログラム: RENAME

IKJ58223I MEMBER member ALREADY EXISTS

説明: PDS は、重複するメンバー名を持つことはできません。

検出モジュール: IKJEHRN2

プログラム: RENAME

IKJ58224I MEMBER SPECIFIED BUT dsname NOT A PARTITIONED DATA SET

説明: メンバーは、区分データ・セットにのみ適用されます。

検出モジュール: IKJEHRN2

プログラム: RENAME

IKJ58225I COMMAND SYSTEM ERROR +

説明: エラーは、無効なコマンドが原因ではありませんでした。

PARSE ERROR CODE error_code

DAIR ERROR CODE error_code

DEFAULT ERROR CODE error_code

検出モジュール: IKJEHRN2

プログラム: RENAME

IKJ58226I NO SPACE IN DIRECTORY FOR ALIAS

説明: PDS ディレクトリーがいっぱいでした。

検出モジュール: IKJEHRN2

プログラム: RENAME

IKJ58227I DATA SET NAME dsname WILL CREATE INVALID CATALOG STRUCTURE +

説明: dsname は、新しい項目には使用できません。

A QUALIFIER CANNOT BE BOTH AN INDEX AND THE LAST QUALIFIER OF A DATA SET NAME

説明: このデータ・セット名は、既存のカタログ構造とは矛盾します。 これは、間違ったパスワードを、パスワード保護カタログに入力した結果発生する場合があります。 メッセージ IEC113I または IEC331I がないか調べてください。(z/OS MVS システム・メッセージ 第 7 巻 (IEB-IEE) を参照してください。)

検出モジュール: IKJEHRN2

プログラム: RENAME

IKJ58222I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 533

Page 546: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ58228I UNABLE TO CATALOG DSNAME + CATALOG ERROR CODE error_code

説明: データ・セットは改名されませんでした。

検出モジュール: IKJEHRN2

プログラム: RENAME

IKJ58229I DATA SET dsname NOT ALLOCATED + INVALID UNIT IN USER ATTRIBUTE DATA SET

説明: ユーザーには、指定されたタイプの装置を使用する権限がありませんでした。

NO UNIT AVAILABLE

説明: 要求されたオンライン装置が、使用不可能でした。

検出モジュール: IKJEHRN2

プログラム: RENAME

IKJ58230I UNABLE TO CATALOG OLD DATA SET dsname

説明: RENAME または CATALOG エラーの後、古いデータ・セットの復元が行われました。 エラーは、古いデータ・セットをカタログ中に発生しました。

検出モジュール: IKJEHRN2

プログラム: RENAME

IKJ58231I UNABLE TO RENAME SMS-MANAGED DATA SET

説明: 要求した SMS 管理データ・セットは、改名することができませんでした。

検出モジュール: IKJEHRN2

プログラム: RENAME

IKJ58232I VSAM DATA SETS ARE NOT SUPPORTED.

説明: 指定されたデータ・セットは、VSAM データ・セットです。 RENAME は、VSAM データ・セットをサポートしません。

検出モジュール: IKJEHRN2

プログラム: RENAME

IKJ58300I HISTORY NOT AVAILABLE +

説明: 要求されたヒストリー情報は、リストすることができませんでした。

REQUIRED VOLUME NOT MOUNTED

説明: データ・セットを持つボリュームは、取り付けられていませんでした。

DATA SET NOT ON VOLUME

説明: カタログで指定されたボリュームには、データ・セットがありませんでした。

LOCATE ERROR CODE error_code I/O ERROR DURING OBTAIN, CODE code

検出モジュール: IKJEHAL1

プログラム: LISTALC

IKJ58228I

534 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 547: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ58301I MEMBERS NOT AVAILABLE +

説明: 要求された PDS メンバー情報は、リストすることができませんでした。

NOT ENOUGH MAIN STORAGE

説明: 主記憶域は、作業域に使用することができませんでした。

DIRECTORY STRUCTURE ERROR

説明: PDS ディレクトリー構造は、エラー状態にありました。

I/O SYNAD ERROR DURING DIRECTORY SEARCH synad info

説明: ディレクトリーを読み取ることができませんでした。synad info は追加情報を提供します。

検出モジュール: IKJEHAL1

プログラム: LISTALC

IKJ58302I NO DATA SETS ALLOCATED

説明: ユーザーに割り振られているデータ・セットはありません。

検出モジュール: IKJEHAL1

プログラム: LISTALC

IKJ58303I NOT ENOUGH MAIN STORAGE TO LIST

説明:v HISTORY

v MEMBERS

v SYSNAMES

主記憶域は、作業域に使用することができませんでした。

検出モジュール: IKJEHAL1

プログラム: LISTALC

IKJ58304I COMMAND SYSTEM ERROR +

説明: このエラーは、ユーザーが原因で発生したものではありません。

PARSE ERROR CODE error_code

検出モジュール: IKJEHAL1

プログラム: LISTALC

IKJ58305I NOT ENOUGH MAIN STORAGE TO EXECUTE COMMAND

説明: 作業用ストレージは、解析サービス・ルーチンに使用することができませんでした。

検出モジュール: IKJEHAL1

プログラム: LISTALC

IKJ58400I LISTDSI FAILED. SEE REASON CODE IN VARIABLE SYSREASON.

説明: エラーは LISTDSI の処理中に発生し、データ・セット情報の取得を妨げました。 詳細については、SYSMSGLVL2 にあるメッセージを参照してください。 メッセージを表示するには、ユーザーの CLIST プログラムにWRITE &SYSMSGLVL2 を指定するか、exec に SAY SYSMSGLVL2 を指定してください。

IKJ58301I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 535

Page 548: TSO/E メッセージ - TOK2

システムの処置: LISTDSI は終了します。

ユーザーの応答: ユーザーの応答は、&SYSMSGLVL2 で示されたエラーのタイプによって異なります。

検出モジュール: IKJLDI00、IKJLDI04

IKJ58401I ERROR PARSING THE STATEMENT. PARSE SERVICE RETURN CODE IS return_code

説明: エラーは、LISTDSI バッファーを解析している間に発生しました。 解析サービス・ルーチンからの戻りコードが、このメッセージ・テキストに示されています。 PARSE サービスの戻りコードについての説明は、z/OS TSO/E

Programming Services を参照してください。

システムの処置: LISTDSI は終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: IKJLDI00

IKJ58402I DYNAMIC ALLOCATION PROCESSING ERROR. SVC99 RETURN CODE IS return_code

説明: エラーは、動的割り振り SVC 99 の処理中に発生しました。 SVC99 からの戻りコードは、このメッセージ・テキストに示されています。

問題を解決できない場合は、システム・プログラマーに連絡を取ってください。

システムの処置: LISTDSI は終了します。

ユーザーの応答: ユーザーの応答は、動的割り振りルーチンからの戻りコードによって異なります。

検出モジュール: IKJLDI01

IKJ58403I THE DATA SET IS A TYPE THAT CAN NOT BE PROCESSED.

説明: データ・セット・タイプにより、このデータ・セットのタイプがサポートされていないものであることが示されました。サポートされないデータ・セット・タイプの例としては、ヌル・ファイル、端末ファイル、UNIX ファイル、SYSOUT ファイル、および SYSIN ファイルなどが挙げられます。

システムの処置: LISTDSI は終了します。

ユーザーの応答: ユーザーは、データ・セットがヌル・ファイル、端末ファイル、 SYSOUT ファイル、もしくはSYSIN ファイルでないようにしてください。

検出モジュール: IKJLDI00、IKJLDI04

IKJ58404I ERROR DETERMINING UNIT NAME. IEFEB4UV RETURN CODE IS return_code.

説明: エラーは、IEFEB4UV サービス・ルーチンの呼び出し中に発生しました。 IEFEB4UV からの戻りコードは、このメッセージ・テキストに示されています。

問題を解決できない場合は、システム・プログラマーに連絡を取ってください。

システムの処置: LISTDSI は終了します。

ユーザーの応答: ユーザーの応答は、IEFEB4UV ルーチンからの戻りコードによって異なります。

検出モジュール: IKJLDI04

IKJ58405I DATA SET NOT CATALOGUED. THE LOCATE MACRO RETURN CODE IS return_code.

説明: エラーは、LOCATE マクロの呼び出し中に発生しました。 データ・セットは、カタログされません。

システムの処置: LISTDSI は終了します。

ユーザーの応答: データ・セット名またはボリューム通し番号 (もしくはその両方) を確認してください。データ・セ

IKJ58401I

536 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 549: TSO/E メッセージ - TOK2

ット名またはボリューム通し番号 (もしくはその両方) を確認した後、VOLUME (nnnnnn) と入力して LISTDSI にボリューム通し番号を指定するか (「nnnnnn」はボリューム通し番号を表します)、またはデータ・セットをカタログしてください。

検出モジュール: IKJLDI00

IKJ58406I ERROR OBTAINING DATA SET NAME. OBTAIN RETURN CODE IS return_code.

説明: エラーは、OBTAIN マクロの呼び出し中に発生しました。 OBTAIN 戻りコードは、このメッセージ・テキストに示されています。 戻りコードの説明については、「z/OS DFSMSdfp Advanced Services」を参照してください。

システムの処置: LISTDSI は終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: IKJLDI04

IKJ58407I ERROR FINDING DEVICE TYPE. DEVTYPE MACRO RETURN CODE IS return_code.

説明: エラーは、DEVTYPE マクロの呼び出し中に発生しました。 DEVTYPE 戻りコードは、このメッセージ・テキストに示されています。 戻りコードの説明については、「z/OS DFSMSdfp Advanced Services」を参照してください。

システムの処置: LISTDSI は終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: IKJLDI04

IKJ58408I THE DATA SET DOES NOT RESIDE ON A DIRECT ACCESS DEVICE.

説明: LISTDSI に対する入力データ・セットは、DASD ボリューム上にはありませんでした。 LISTDSI は、DASD

データ・セットのみをサポートします。

システムの処置: LISTDSI は終了します。

ユーザーの応答: DASD 装置にないデータ・セットを LISTDSI で使用しないでください。

検出モジュール: IKJLDI00

IKJ58409I HSM MIGRATED THE DATA SET. NORECALL PREVENTS RETRIEVAL.

説明: そのデータ・セットを検索して、情報を入手することはできません。

データ・セットをリコールしたい場合は、RECALL キーワードを指定して LISTDSI を再び出してください。ただし、この処置は処理遅延の原因になることがあります。

システムの処置: LISTDSI は終了します。

ユーザーの応答: データ・セットが移送されていないことを確認するか、または RECALL キーワードを指定してください。

検出モジュール: IKJLDI00

IKJ58410I DIRECTORY INFORMATION NOT OBTAINED.

説明: ディレクトリー情報を直接入手する試みは失敗しました。 詳細については、SYSMSGLVL2 にあるメッセージを参照してください。 メッセージを表示するには、ユーザーの CLIST プログラムに WRITE &SYSMSGLVL2 を指定するか、exec に SAY SYSMSGLVL2 を指定してください。

システムの処置: LISTDSI は、提供できるデータ・セット情報をすべて提供します。

ユーザーの応答: ユーザーの応答は、SYSMSGLVL2 で示されたエラーのタイプによって異なります。

検出モジュール: IKJLDI02

IKJ58406I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 537

Page 550: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ58411I YOU HAVE INSUFFICIENT AUTHORITY TO ACCESS THE DATA SET.

説明: 入力データ・セットへのアクセスは制限されます。 RACF がユーザーにはアクセスする権限がないことを判別しました。

システムの処置: LISTDSI は、提供できるデータ・セット情報をすべて提供します。

ユーザーの応答: 権限に関しては、そのデータ・セットの所有者に問い合わせてください。

検出モジュール: IKJLDI02

IKJ58412I VSAM DATA SETS ARE NOT SUPPORTED.

説明: 指定されたデータ・セットは、VSAM データ・セットです。 LISTDSI は、VSAM データ・セットをサポートしません。 有効な結果は、DSORG、UNIT、および VOLUME に限ります。

システムの処置: LISTDSI は、データ・セット編成、装置、およびボリュームのみを提供します。

ユーザーの応答: VSAM データ・セットを LISTDSI で使用しないでください。

検出モジュール: IKJLDI00

IKJ58413I THE DATA SET COULD NOT BE OPENED.

説明: ディレクトリー・ブロックを読み取るためにデータ・セットをオープンすることができなかったため、LISTDSI

は、データ・セットのディレクトリー情報を取得することができませんでした。

システムの処置: LISTDSI は終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: IKJLDI02

IKJ58414I DEVICE TYPE NOT FOUND IN UNIT CONTROL BLOCK (UCB) TABLES.

説明: LISTDSI は、装置制御ブロック・テーブルの中に装置タイプを見つけることができませんでした。

システムの処置: LISTDSI は終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: IKJLDI04

IKJ58417I User or system ABEND CODE abend_code REASON CODE reason_code

説明: 異常終了は、LISTDSI 処理中に発生しました。 異常終了コードは、このメッセージ・テキストに示されています。 理由コードがある場合、異常終了コードに続きます。 それが USER 異常終了か SYSTEM 異常終了のどちらであるかといった情報も提供されます。

SYSABEND、SYSUDUMP、または SYSMDUMP ファイルが割り振られている場合は、ダンプがとられます。

システムの処置: LISTDSI は終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: IKJLDI00

IKJ58418I PARTIAL DATA SET INFORMATION NOT OBTAINED.

説明: データ・セットが VSAM データ・セットであるため、またはデータ・セットが複数のボリューム上に常駐しているために、表示されていないデータ・セット情報があります。 LISTDSI は、これらのタイプのデータ・セットのどちらかをサポートしません。 詳細については、SYSMSGLVL2 にあるメッセージを参照してください。 メッセージを

IKJ58411I

538 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 551: TSO/E メッセージ - TOK2

表示するには、ユーザーの CLIST プログラムに WRITE &SYSMSGLVL2 を指定するか、exec に SAY

SYSMSGLVL2 を指定してください。

システムの処置: LISTDSI は、部分データ・セット情報だけを戻します。

ユーザーの応答: データ・セットが VSAM データ・セットでないようにしてください。 データ・セットが複数のボリューム上に常駐しないようにしてください。

検出モジュール: IKJLDI00

IKJ58419I DATA SET RESIDES ON MULTIPLE VOLUMES.

説明: データ・セットは、複数のボリューム上に常駐しています。 最初のボリューム名のみが表示されます。LISTDSI は、マルチボリューム・データ・セットをサポートしません。

システムの処置: LISTDSI は、部分データ・セット情報だけを戻します。

ユーザーの応答: データ・セットが複数のボリューム上に常駐しないようにしてください。

検出モジュール: IKJLDI00

IKJ58420I DEVICE TYPE NOT FOUND IN ELIGIBLE DEVICE TABLE.

説明: LISTDSI は、適格装置テーブルにその装置タイプを見つけることができませんでした。

システムの処置: LISTDSI は終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: IKJLDI04

IKJ58421I CATALOG ERROR OCCURRED WHILE TRYING TO LOCATE THE DATA SET.

説明: LISTDSI は、LOCATE マクロからの戻りコード 4 を受け取りました。これは、そのボリューム上にカタログ・エラーがあることを意味します。 戻りコードの説明については、「z/OS DFSMSdfp Advanced Services」を参照してください。

システムの処置: LISTDSI は終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: IKJLDI00

IKJ58422I VOLUME NOT MOUNTED. OBTAIN MACRO RETURN CODE IS 0004.

説明: LISTDSI は、OBTAIN マクロからの戻りコード 4 を受け取りました。これは、ボリューム (データ・セットが常駐する) が、取り付けられていなかったことを示しています。

システムの処置: LISTDSI は終了します。

ユーザーの応答: オペレーターに依頼してボリュームを取り付けてもらうか、またはシステム・プログラマーと連絡を取ってください。

検出モジュール: IKJLDI04

IKJ58423I PERMANENT I/O ERROR ON VOLUME. OBTAIN MACRO RETURN CODE IS 0012.

説明: LISTDSI は、OBTAIN マクロからの戻りコード 12 を受け取りました。これは、データ・セットが常駐しているボリュームに永続入出力エラーがあることを示しています。

システムの処置: LISTDSI は終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

IKJ58419I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 539

Page 552: TSO/E メッセージ - TOK2

検出モジュール: IKJLDI04

IKJ58424I DATA SET NOT FOUND BY OBTAIN MACRO. RETURN CODE IS 0008.

説明: LISTDSI は、OBTAIN マクロからの戻りコード 8 を受け取りました。これは、データ・セットが発見されなかったことを示しています。

ボリューム通し番号 (volser) ID を指定した場合、その ID が正しいかどうかを確認してください。 また、データ・セット名が正しいかどうかも確認してください。

システムの処置: LISTDSI は終了します。

ユーザーの応答: 問題を解決できない場合は、システム・プログラマーと連絡を取ってください。

検出モジュール: IKJLDI04

IKJ58425I DATA SET MIGRATED TO A NON-DASD DEVICE.

説明: データ・セットは、非 DASD 装置に移送されています。 RECALL キーワードが指定されていません。RECALL が指定されない限り、LISTDSI は、DASD 装置上のデータ・セットしかリコールできません。 RECALL を非 DASD 装置上のデータ・セットに指定すると、そのデータ・セットがリコールされるまで端末セッションは待ち状態になります。

システムの処置: LISTDSI は終了します。

ユーザーの応答: RECALL キーワードを指定して LISTDSI を再び出してください。 これを行う場合、LISTDSI の性能は低下することに注意してください。原因は、データ・セット情報の取得が可能なところまでこのデータ・セットをステージするために遅延が発生するためです。

検出モジュール: IKJLDI00

IKJ58427I NO VOLUME SERIAL IS ALLOCATED TO THE DATA SET.

説明: データ・セットは、仮想入出力 (VIO) データ・セットまたはジョブ入力サブシステム・データ・セットであり、LISTDSI は処理することができません。 LISTDSI は、DASD データ・セットのみをサポートします。

システムの処置: LISTDSI は終了します。

ユーザーの応答: DASD 装置に常駐しているデータ・セットを使用してください。

検出モジュール: IKJLDI01

IKJ58428I DDNAME MUST BE ONE TO EIGHT CHARACTERS.

説明: 指定された DD 名は、1 文字から 8 文字までではありません。

システムの処置: LISTDSI は終了します。

ユーザーの応答: 指定された DD 名が、1 文字から 8 文字であることを確認してください。 DD 名を 8 文字より長く指定している場合があります。

検出モジュール: IKJLDI00

IKJ58429I DATA SET NAME OR DDNAME MUST BE SPECIFIED.

説明: ユーザーは、データ・セット名または DD 名を指定せずに LISTDSI を出しました。

システムの処置: LISTDSI は終了します。

ユーザーの応答: LISTDSI とともに、正しいデータ・セット名または DD 名を指定してください。

検出モジュール: IKJLDI00

IKJ58424I

540 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 553: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ58430I Parameter SMSINFO is specified, however the data set is not SMS-managed.

説明: このメッセージは、メッセージ IKJ58418I の後に出されます。 SMS 情報が、以下のいずれかによって要求されました。

v SMSINFO キーワード・オペランドを指定した CLIST LISTDSI ステートメント

v SMSINFO 引き数を指定した REXX LISTDSI 関数

ただし、指定されたデータ・セットは SMS で管理されません。

注: メッセージ IKJ58430I が出るのは、 SMSINFO が非 SMS 管理 PDSE データ・セットに対して指定されたときです。このタイプのデータ・セットには、SMSINFO キーワードは必要ありません。

システムの処置: LISTDSI が続行します。 しかし、SMS 情報は表示されません。

ユーザーの応答: SMSINFO が誤って指定されていた場合は、このメッセージを無視するかまたはこのキーワードを除去してください。

検出モジュール: IKJLDI00

IKJ58431I ISITMGD Return Code: return_code Reason Code: reason_code

説明: このメッセージは、メッセージ IKJ58418I の後に出されます。 SMS 情報が、以下のいずれかによって要求されました。

v SMSINFO キーワード・オペランドを指定した CLIST LISTDSI ステートメント

v DIRECTORY キーワード・オペランドを指定した CLIST LISTDSI ステートメント

v SMSINFO 引き数を指定した REXX LISTDSI 関数

v DIRECTORY 引き数を指定した REXX LISTDSI 関数

LISTDSI が使用する内部サービス (ISITMGD マクロ) が、予期しない戻りコードおよび理由コードを戻しました。 戻りコードと理由コードについての説明は、z/OS DFSMS Macro Instructions for Data Sets を参照してください。

システムの処置: LISTDSI が続行します。 しかし、SMS 情報は表示されません。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに問い合わせて、ISITMGD マクロにエラーが起きた原因を判別してください。

検出モジュール: IKJLDI00

IKJ58432I Unable to retrieve SMS info, DFSMS has incorrect level.

説明: このメッセージは、メッセージ IKJ58418I の後に出されます。 SMS 情報が、以下のいずれかによって要求されました。

v SMSINFO キーワード・オペランドを指定した CLIST LISTDSI ステートメント

v DIRECTORY キーワード・オペランドを指定した CLIST LISTDSI ステートメント

v SMSINFO 引き数を指定した REXX LISTDSI 関数

v DIRECTORY 引き数を指定した REXX LISTDSI 関数

ただし、これには、DFSMS/MVS™ 1.4 (または、それ以降) が、システムでアクティブでなければなりません。

システムの処置: LISTDSI が続行します。 しかし、SMS 情報は表示されません。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに問い合わせて、DFSMS/MVS または MVS/DFP™ のレベルを判別してください。

検出モジュール: IKJLDI00

IKJ58430I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 541

Page 554: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ58433I THE SPECIFIED DATA SET IS A NON-SMS-MANAGED PDSE WHICH IS NOT SUPPORTED ATTHE CURRENT LEVEL OF DFSMSDFP.

説明: このメッセージは、メッセージ IKJ58418I の後に出されます。 以下のいずれかによって、非 SMS 管理 PDSE

データ・セットに対して DIRECTORY 情報が要求されました。

v DIRECTORY キーワード・オペランドを指定した CLIST LISTDSI ステートメント

v DIRECTORY 引き数を指定した REXX LISTDSI 関数

しかし、DFSMSdfp™ レベルでは、非 SMS 管理の PDSE データ・セットはサポートされません。

システムの処置: LISTDSI が続行します。 ただし、すべての DIRECTORY 情報が提供されるわけではありません。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡して、非 SMS 管理 PDSE データ・セットがサポートされる適切なレベルの DFSMSdfp をインストールしてください。

検出モジュール: IKJLDI00

IKJ58434I Unable to retrieve SMS information, OPEN error.

説明: このメッセージは、メッセージ IKJ58418I の後に出されます。 SMS 情報が、以下のいずれかによって要求されました。

v SMSINFO キーワード・オペランドを指定した CLIST LISTDSI ステートメント

v DIRECTORY キーワード・オペランドを指定した CLIST LISTDSI ステートメント

v SMSINFO 引き数を指定した REXX LISTDSI 関数

v DIRECTORY 引き数を指定した REXX LISTDSI 関数

SMS 情報を取り出すためにデータ・セットをオープンしようとすると、エラーが検出されます。

システムの処置: LISTDSI が続行します。 しかし、SMS 情報は表示されません。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: IKJLDI00

IKJ58435I Unexpected error returned by IGWFAMS.

説明: このメッセージは、メッセージ IKJ58418I の後に出されます。 SMS 情報が、以下のいずれかによって要求されました。

v SMSINFO キーワード・オペランドを指定した CLIST LISTDSI ステートメント

v DIRECTORY キーワード・オペランドを指定した CLIST LISTDSI ステートメント

v SMSINFO 引き数を指定した REXX LISTDSI 関数

v DIRECTORY 引き数を指定した REXX LISTDSI 関数

DFSMS/MVS サービスの IGWFAMS は、LISTDSI によって内部で使用されていますが、予期しない戻りコードを戻しました。 この問題の原因は、DFSMS/MVS のセットアップの誤りである場合があります。

システムの処置: LISTDSI が続行します。 しかし、SMS 情報は表示されません。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに問い合わせて、DFSMS/MVS の問題を診断してください。

検出モジュール: IKJLDI00

IKJ58436I Unexpected error returned by the SMS service module.

説明: このメッセージは、メッセージ IKJ58418I の後に出されます。

v SMSINFO キーワード・オペランドを指定した CLIST LISTDSI ステートメント

v DIRECTORY キーワード・オペランドを指定した CLIST LISTDSI ステートメント

IKJ58433I

542 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 555: TSO/E メッセージ - TOK2

v SMSINFO 引き数を指定した REXX LISTDSI 関数

v DIRECTORY 引き数を指定した REXX LISTDSI 関数

ただし、LISTDSI コマンド・プロセッサー内で、内部エラーが検出されました。

システムの処置: LISTDSI が続行します。 しかし、SMS 情報は表示されません。

ユーザーの応答: LISTDSI コマンド・プロセッサーの IKJLDIxx モジュールを変更していない場合、IBM のサポート担当員に問い合わせてください。

検出モジュール: IKJLDI00

IKJ58437I Unexpected error returned by IGGCSI00.

説明: このメッセージは、メッセージ IKJ58418I の後に出されます。 SMS 情報が、以下のいずれかによって要求されました。

v SMSINFO キーワード・オペランドを指定した CLIST LISTDSI ステートメント

v SMSINFO 引き数を指定した REXX LISTDSI 関数

DFSMS™ カタログ検索インターフェースをロードできなかったか、もしくは DFSMS カタログ検索インターフェースが予期しない戻りコードを戻した。この問題の原因は、DFSMS のセットアップの誤りである場合があります。

システムの処置: LISTDSI が続行します。 しかし、SMS 情報は表示されません。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡して、DFSMS の問題を診断するか、問題のデータ・セットへの読み取りアクセスを認可するよう依頼してください。問題のデータ・セットへの読み取りアクセスが認可されると、LISTDSI によって、違う DFSMS サービスを使用して SMS 情報を入手できます。

検出モジュール: IKJLDI00

IKJ58500I DATA SET ATTRIBUTES NOT AVAILABLE +

説明: DSCB は、指定されたデータ・セットには使用できませんでした。 このメッセージは、サブシステムのデータ・セット (たとえば、JES2 または JES3 SYSYOUT あるいは SYSIN データ・セット) の LISTDS を行おうとすることによっても出されることがあります。

OBTAIN ERROR CODE error_code VOLUME NOT ON SYSTEM AND CANNOT BE ACCESSED

検出モジュール: IKJEHDS1

プログラム: LISTDS

IKJ58501I MEMBERS NOT AVAILABLE +

説明: PDS のメンバー情報は、リストすることができませんでした。

NOT ENOUGH MAIN STORAGE

説明: 主記憶域は、作業域には使用することはできませんでした。

DIRECTORY STRUCTURE ERROR

説明: PDS ディレクトリー構造は、エラー状態にありました。

I/O SYNAD ERROR DURING DIRECTORY SEARCH synad info

説明: ディレクトリーを読み取ることができません。synad info は追加情報を提供します。

検出モジュール: IKJEHMEM

プログラム: LISTDS

IKJ58437I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 543

Page 556: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ58502I DIRECTORY INFORMATION NOT AVAILABLE +

説明: PDS ディレクトリー情報は、リストすることができませんでした。

MEMBER NOT FOUND

説明: 指定されたメンバーは、データ・セットにありませんでした。

I/O ERROR DURING BLDL

説明: BLDL マクロは、PDS ディレクトリーにエラーを検出しました。

DATA SET IS NOT A PARTITIONED

DATA SET

検出モジュール: IKJEHDS1

プログラム: LISTDS

IKJ58503I DATA SET dsname NOT IN CATALOG

説明: 指定されたデータ・セット名は、カタログされていませんでした。

検出モジュール: IKJEHDS1

プログラム: LISTDS

IKJ58504I COMPLETE VOLUME LIST NOT AVAILABLE + LOCATE ERROR CODE error_code

説明: LOCATE マクロ命令からゼロ以外の戻りコードが戻されました。

ALLOCATION INFORMATION NOT AVAILABLE

説明: データ・セットは、6 つ以上のボリュームに常駐しましたが、検索が可能だったのは、5 つのボリュームのみでした。

検出モジュール: IKJEHDS1

プログラム: LISTDS

IKJ58505I LABEL INFORMATION NOT AVAILABLE +

説明: データ・セット・ラベルは、読み取ることができませんでした。

OBTAIN ERROR CODE error_code

検出モジュール: IKJEHLBL

プログラム: LISTDS

IKJ58506I DATA SET dsname NOT ALLOCATED, TOO MANY DATA SETS + USE FREE COMMAND TOFREE UNUSED DATA SETS

説明: ユーザーが、最大数のデータ・セットを割り振りました。

検出モジュール: IKJEHDS1

プログラム: LISTDS

IKJ58507I DATA SET dsname NOT ALLOCATED, REQUIRED VOLUME NOT MOUNTED + VOLUME NOTON SYSTEM AND CANNOT BE ACCESSED

説明: データ・セットの割り振りが失敗しました。必要なボリューム、CVOL、または SYSCTLG を含むボリュームが取り付けられませんでした。

IKJ58502I

544 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 557: TSO/E メッセージ - TOK2

検出モジュール: IKJEHDS1

プログラム: LISTDS

IKJ58508I DATA SET dsname NOT ALLOCATED, SYSTEM OR INSTALLATION ERROR +

説明: データ・セットの割り振りに失敗したのは、ユーザーが原因ではありませんでした。

DYNAMIC ALLOCATION ERROR CODE error_code

説明: DAIR サービス・ルーチンからゼロ以外の戻りコードが戻されました。

CATALOG I/O ERROR

説明: CATALOG マクロ命令は、入出力エラーを検出しました。

検出モジュール: IKJEHDS1

プログラム: LISTDS

IKJ58509I DATA SET NAME REQUIRED WHEN MEMBER member IS SPECIFIED

説明: ユーザーは、PDS の名前を指定しませんでした。

検出モジュール: IKJEHDS1

プログラム: LISTDS

IKJ58510I DATA SET dsname ALREADY IN USE TRY LATER + DATA SET IS ALLOCATED TO ANOTHERUSER OR JOB

説明: データ・セットは、別のユーザーに割り振られたか、または永続的に要求側に割り振られました。

検出モジュール: IKJEHDS1

プログラム: LISTDS

IKJ58511I NOT ENOUGH MAIN STORAGE TO EXECUTE COMMAND

説明: 作業用ストレージは、解析サービス・ルーチンに使用することができませんでした。

検出モジュール: IKJEHDS1

プログラム: LISTDS

IKJ58512I COMMAND SYSTEM ERROR +

説明: エラーの発生原因は、ユーザーではありません。

PARSE ERROR CODE error_code

DYNAMIC ALLOCATION ERROR CODE error_code

説明: DAIR サービス・ルーチンからゼロ以外の戻りコードが戻されました。

検出モジュール: IKJEHDS1

プログラム: LISTDS

IKJ58513I INVALID DATA SET NAME, dsname EXCEEDS 44 CHARACTERS

説明: データ・セット名は、44 文字を超えることはできません。

検出モジュール: IKJEHDS1

プログラム: LISTDS

IKJ58508I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 545

Page 558: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ58514I DATA SET dsname NOT USABLE + OPEN ERROR CODE error_code OPEN CODE error_code

説明: OPEN マクロ命令は、示された戻りコードを出して異常終了しました。

検出モジュール: IKJEHDS1

プログラム: LISTDS

IKJ58516I INVALID USE OF * IN dsname + * NOT ALLOWED AT FIRST LEVEL

説明: アスタリスク ‘*’ は、データ・セット名の第 1 レベル修飾子として指定することはできません。

MORE THAN ONE * NOT ALLOWED

説明: アスタリスク ‘*’ は、データ・セット名の複数の修飾子に指定することはできません。

検出モジュール: IKJEHDS1

プログラム: LISTDS

IKJ58517I UNABLE TO LIST * NAME OR LEVEL + * NOT ALLOWED AT FIRST LEVEL

説明: アスタリスク ‘*’ は、データ・セット名の第 1 レベル修飾子として指定することはできません。

MORE THAN ONE * NOT ALLOWED

説明: アスタリスク ‘*’ は、データ・セット名の複数の修飾子に指定することはできません。

検出モジュール: IKJEHDS1

プログラム: LISTDS

IKJ58518I UNABLE TO COMPLETE PROCESSING FOR ENTRY dsname

説明: システムが、示されたデータ・セットに関する情報を取り出すことができなかったため、ユーザーの要求は失敗しました。 LOCATE マクロ処理は、ゼロ以外の戻りコードをセットしました。

LOCATE ERROR CODE error_code

説明: エラー・コード error_code は、LOCATE マクロからの戻りコードです。

ユーザーの応答: 戻りコードについての説明は、メッセージ IDC3009I の z/OS DFSMSdfp Advanced Services またはz/OS MVS システム・メッセージ 第 6 巻 (GOS-IEA) を参照してください。

検出モジュール: IKJEHDS1

プログラム: LISTDS

IKJ58600I QUALIFIERS FOR DATA SET dsname ARE valid qualifiers

説明: 与えられたデータ・セットに有効な修飾子がリストされます。

検出モジュール: IKJEHDEF

プログラム: DEFAULT

IKJ58601A ENTER QUALIFIER +

説明: ユーザーは、与えられたデータ・セットに有効な修飾子を入力するようにプロンプト指示されます。

DATA SET NAME WAS NOT FULLY QUALIFIED ENTER DESIRED QUALIFIER FROM ABOVE LIST

説明: 与えられたデータ・セットに有効な修飾子を選択してください。

検出モジュール: IKJEHDEF

IKJ58514I

546 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 559: TSO/E メッセージ - TOK2

プログラム: DEFAULT

IKJ58602I INVALID QUALIFIER nnnnnnnnnn

説明: 与えられたデータ・セットに選択された修飾子は無効です。

検出モジュール: IKJEHDEF

プログラム: DEFAULT

IKJ58603A REENTER +

説明: 与えられたデータ・セットに有効な修飾子を入力してください。

ONLY QUALIFIERS LISTED ARE VALID QUALIFIERS FOR THIS DATA SET NAME REENTER DESIREDQUALIFIER FROM ABOVE LIST

説明: 与えられたデータ・セットに有効な修飾子を選択してください。

QUALIFIERS CONTAIN FROM 1 TO 8 ALPHANUMERIC CHARACTERS REENTER

説明: 与えられたデータ・セットに有効な修飾子を入力してください。

検出モジュール: IKJEHDEF

プログラム: DEFAULT

IKJ58604A ENTER OLD OR NEW QUALIFIER +

説明: 与えられたデータ・セットに有効な新旧の修飾子を入力してください。

DATA SET NAME WAS NOT FULLY QUALIFIED ENTER NEW QUALIFIER OR ONE FROM ABOVE LIST

説明: 与えられたデータ・セットに有効な修飾子を入力してください。

検出モジュール: IKJEHDEF

プログラム: DEFAULT

IKJ58605I DATA SET NAME dsname NOT COMPLETE

説明: 1 から 44 の英数字を含む有効なデータ・セット名を入力してください。

検出モジュール: IKJEHDEF

プログラム: DEFAULT

IKJ58606A ENTER QUALIFIER FOR dsname +

説明: 与えられたデータ・セットに有効な修飾子を選択してください。

DATA SET NAME WAS NOT FULLY QUALIFIED ENTER NEW QUALIFIER

説明: 与えられたデータ・セット名に有効な修飾子を入力してください。

検出モジュール: IKJEHDEF

プログラム: DEFAULT

IKJ58607I DATA SET dsname IS ABOUT TO BE REUSED

説明: 与えられたデータ・セット名は重複していますが、使用は可能です。

検出モジュール: IKJEHDEF

プログラム: DEFAULT

IKJ58602I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 547

Page 560: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ58608A ENTER CARRIER RETURN TO CONTINUE OR ATTENTION TO RESPECIFY COMMAND

説明: 現行コマンドの処理の続行、または新しいコマンドの入力のいずれかを選択してください。

検出モジュール: IKJEHDEF

プログラム: DEFAULT

IKJ58609I DATA SET NAME dsname CANNOT BE RESOLVED; SYSTEM ERROR

説明: データ・セット名は、そのカタログにおいては有効ではなく、システム・エラーの原因となります。

PUTLINE ERROR CODE error_code

PUTGET ERROR CODE error_code

LOCATE ERROR CODE error_code

GETMAIN ERROR CODE error_code

検出モジュール: IKJEHDEF

プログラム: DEFAULT

IKJ58610I DATA SET NAME dsname NOT FULLY QUALIFIED

説明: 与えられたデータ・セット名に有効な修飾子を入力してください。

検出モジュール: IKJEHDEF

プログラム: DEFAULT

IKJ58611E BROADCAST DATA SET NOT USABLE + I/O SYNAD ERROR CANNOT OPEN DATA SET

説明: ブロードキャスト・データ・セットで、OPEN エラーまたは入出力エラーのどちらかがありました。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

対象者: SYNC コマンド・ユーザー

検出モジュール: IKJRBBCR

IKJ58613E USER ATTRIBUTE DATA SET NOT USABLE + CANNOT OPEN DATA SET

説明: UADS データ・セットの OPEN (オープン) に失敗しました。 ファイルが、割り振られていませんでした。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

対象者: SYNC コマンド・ユーザー

検出モジュール: IKJRBBCR

IKJ58614E NO SPACE IN BROADCAST DATA SET FOR USERIDS

説明: SYNC コマンドは、RACF データベースの UADS または TSO/E セグメント (もしくはその両方) からユーザー ID の追加を行いました。ブロードキャスト・データ・セットのメール・セクションがいっぱいで、それ以上のユーザー ID を収容することはできません。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに依頼してより大きなブロードキャスト・データ・セットを割り振り、再びSYNC コマンドを出してください。

対象者: SYNC コマンド・ユーザー

検出モジュール: SYNC

IKJ58608A

548 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 561: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ58616I BROADCAST DATA SET INITIALIZED AND SYNCHRONIZED

説明: SYNC コマンドは、ゼロの戻りコードを出して終了しました。 ブロードキャスト・データ・セットは、要求どおり同期化されました。

対象者: SYNC コマンド・ユーザー

検出モジュール: IKJRBBCR

IKJ58617I BROADCAST DATA SET WAS NOT SYNCHRONIZED WITH THE RACF DATA BASE. + RACFMUST BE INSTALLED TO SYNCHRONIZE WITH THE RACF DATA BASE

説明: SYNC コマンドは、RACF データベースの TSO/E セグメントでブロードキャスト・データ・セットに同期することはできませんでした。 同期を実行するためには、RACF がインストールされていなければなりません。

対象者: SYNC コマンド・ユーザー

検出モジュール: IKJRBBCR

IKJ58618I SYNC TERMINATED. USER UNAUTHORIZED TO ISSUE SYNC COMMAND. + USER MUSTHAVE ACCOUNT AUTHORITY TO ISSUE THE SYNC COMMAND.

説明: ユーザーには、SYNC コマンドを出すのに必要な ACCOUNT 権限がありません。 インストール・システムのTSO/E 管理者は、ユーザーに ACCOUNT 権限を与えなくてはなりません。 ACCOUNT 権限が与えられた後で、SYNC コマンドを再び出してください。

対象者: SYNC コマンド・ユーザー

検出モジュール: IKJRBBCR

IKJ58619E BROADCAST DATA SET NOT SYNCHRONIZED WITH THE UADS DATA SET. + THE USERATTRIBUTE DATA SET (UADS) IS NOT ALLOCATED TO DDNAME ‘SYSUADS’

説明: ユーザーは、SYNC コマンドに UADS または BOTH パラメーターのいずれかを使用しました。 同期は、ユーザー属性データ・セットが DD 名 SYSUADS に割り振られないために行われませんでした。 インストール・システムが UADS を使用してユーザー情報を維持する場合は、UADS を DD 名 SYSUADS に割り振って、SYNC コマンドを再び出してください。 そうでない場合は、RACF オペランドを指定した SYNC コマンドを出して、ブロードキャスト・データ・セットを RACF データベースの TSO/E セグメントと同期させてください。

対象者: SYNC コマンド・ユーザー

検出モジュール: IKJRBBCR

IKJ58620E SYNC TERMINATED. THE COMMAND WAS NOT INVOKED AUTHORIZED.

説明: SYNC コマンドは、BOTH または RACF オペランドのいずれかを伴って出されたため、許可された環境においては呼び出されませんでした。ブロードキャスト・データ・セットを RACF データベースの TSO/E セグメントで同期をとるためには、このコマンドは、システムに許可コマンドとして定義されなければなりません。システム・プログラマーに依頼して、SYNC を許可されたコマンドとして定義してください。

対象者: SYNC コマンド・ユーザー

検出モジュール: IKJRBBCR

IKJ58621E SYNC TERMINATED. RECOVERY ENVIRONMENT WAS NOT ESTABLISHED. + A RETURNCODE OF return_code WAS RECEIVED WHEN ATTEMPTING TO ESTABLISH RECOVERY.

説明: SYNC コマンドがリカバリー環境を設定しようと ESTAE マクロを出した後、予想外の戻りコードが出されました。 システム・プログラマーに連絡してください。

IKJ58616I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 549

Page 562: TSO/E メッセージ - TOK2

対象者: SYNC コマンド・ユーザー

検出モジュール: IKJRBBCR

IKJ58622E SYNC TERMINATED. COULD NOT PARSE THE COMMAND BUFFER. + THE PARSE SERVICEROUTINE ISSUED A RETURN CODE OF return_code

説明: 解析サービス・ルーチンが、そのオペランドのコマンド・バッファーを解析するために呼び出されました。 ゼロ以外の戻りコードが、解析サービス・ルーチンから出されました。 システム・プログラマーに連絡してください。

対象者: SYNC コマンド・ユーザー

検出モジュール: IKJRBBCR

IKJ58624E SYNC TERMINATED. INPUT DATA SETS ARE NOT USABLE. + UADS IS NOT ALLOCATEDTO DDNAME ‘SYSUADS’ AND RACF VERSION 1.8 OR HIGHER IS NOT INSTALLED

説明: ユーザーは、SYNC コマンドに BOTH オペランドを指定しました。 UADS は DD 名 SYSUADS に割り振られておらず、RACF もシステムにインストールされていません。 UADS を DD 名 SYSUADS に割り振り、UADS オペランドを指定して SYNC コマンドを再度出してください。

対象者: SYNC コマンド・ユーザー

検出モジュール: IKJRBBCR

IKJ58625I BROADCAST DATA SET SYNCHRONIZED WITH RACF DATA BASE ONLY. + THE USERATTRIBUTE DATA SET (UADS) IS NOT ALLOCATED TO DDNAME ‘SYSUADS’

説明: BOTH オペランドを SYNC コマンドに指定しましたが、UADS は DD 名 SYSUADS に割り振られません。SYNC は、ブロードキャスト・データ・セットを RACF データベースの TSO/E セグメントと同期させました。

対象者: SYNC コマンド・ユーザー

検出モジュール: IKJRBBCR

IKJ58626E BROADCAST DATA SET NOT SYNCHRONIZED. RACF IS NOT ACTIVE.

説明: SYNC によって、ブロードキャスト・データ・セットを RACF データベースの TSO/E セグメントで同期をとる試みが行われました。SYNC コマンドは、RACF が非アクティブであることを示す RACF からの戻りコードを受け取りました。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

対象者: SYNC コマンド・ユーザー

検出モジュール: IKJRBBCR

IKJ59001I PRINTDS TERMINATED. MUTUALLY EXCLUSIVE OPERANDS WERE SPECIFIED. Operand

CANNOT BE SPECIFIED WITH operand.

説明: 2 つまたはそれ以上の互いに排他的なオペランドが、PRINTDS コマンドに指定されました。 エラーのオペランドを指定し直してください。

対象者: PRINTDS ユーザー

検出モジュール: IKJEFY51

IKJ58622E

550 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 563: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ59002I PRINTDS TERMINATED. DATA SET dsname NOT PARTITIONED OR SEQUENTIAL.

説明: 区分データ・セット、または順次データ・セットのいずれでもないと入力データ・セットが指定されました。ユーザーは、区分データ・セットまたは順次データ・セットしか印刷することができません。

対象者: PRINTDS ユーザー

検出モジュール: IKJEFY52

IKJ59003I PRINTDS TERMINATED. DATA SET dsname HAS A RECORD FORMAT WHICH IS NOTSUPPORTED. SPANNED, TRACK OVERFLOW, AND UNDEFINED RECORD FORMATS ARENOT SUPPORTED.

説明: 指定されたデータ・セットは、無効なレコード形式です。 非スパン固定長または可変長レコード形式のデータ・セットのみが、 PRINTDS コマンドを使用して印刷することができます。 指定されたデータ・セットのレコード形式を検査してください。

対象者: PRINTDS ユーザー

検出モジュール: IKJEFY52

IKJ59004I PRINTDS TERMINATED. File/todataset SPECIFIED REFERS TO A SYSOUT DATA SET.

説明: 指定された FILE 名または TODATASET 名は、SYSOUT データ・セットに割り振られます。 PRINTDS コマンドでは、SYSOUT データ・セットを印刷することはできません。 FILE 名または TODATASET 名を SYSOUT データ・セットを参照しない名前に変更した後、PRINTDS コマンドを再び出してください。

対象者: PRINTDS ユーザー

検出モジュール: IKJEFY52

IKJ59005I PRINTDS TERMINATED. INPUT DATA SET dsname IS EMPTY.

説明: 指定されたデータ・セットは空です。 このデータ・セットは、新しいデータ・セットとして割り振られましたが、何も書き込まれませんでした。

システムの処置: PRINTDS コマンド・プロセッサーは、終了します。

ユーザーの応答: データ・セット名を何か書き込まれているデータ・セットに変更するか、何らかのデータを空のデータ・セットに入力した後、PRINTDS コマンドを再び出します。

対象者: PRINTDS ユーザー

検出モジュール: PRINTDS

IKJ59007I PRINTDS TERMINATED. MEMBER member NOT FOUND IN DATA SET dsname.

説明: 指定されたメンバー名は、そのデータ・セットには存在しません。 データ・セット名およびメンバー名を修正してください。

対象者: PRINTDS ユーザー

検出モジュール: IKJEFY52、IKJEFY57

IKJ59008I PRINTDS TERMINATED. UNABLE TO OPEN DATA SET dsname.

説明: 指定されたデータ・セットが、オープンすることができませんでした。 TSO/E 管理者に問い合わせて、援助を要求してください。

対象者: PRINTDS ユーザー

検出モジュール: IKJEFY57

IKJ59002I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 551

Page 564: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ59009I UNABLE TO CLOSE DATA SET dsname. IT REMAINS OPEN. THIS ERROR OCCURRED AFTERPRINTING SUCCESSFULLY.

説明: 指定されたデータ・セットは、クローズすることができませんでした。 正しい出力データを受け取ることができたのは、印刷後にエラーが発生したためです。正しい出力を受け取っていない場合は、TSO/E 管理者に問い合わせて援助を要求してください。

対象者: PRINTDS ユーザー

検出モジュール: IKJEFY57

IKJ59010I PRINTDS TERMINATED. TODATASET dsname NOT SEQUENTIAL OR A MEMBER OF APARTITIONED DATA SET.

説明: 指定されたデータ・セットは、順次データ・セット、または区分データ・セットのメンバーのどちらでもありません。 順次データ・セット、または区分データ・セットのメンバーを指定した後、PRINTDS コマンドを再び出してください。

対象者: PRINTDS ユーザー

検出モジュール: IKJEFY52

IKJ59011I PRINTDS TERMINATED. UNABLE TO OPEN A SYSOUT DATA SET.

説明: SYSOUT データ・セットは、オープンすることができませんでした。 再び PRINTDS コマンドを出してください。問題が解決しない場合は、TSO/E 管理者に問い合わせて援助を要求してください。

対象者: PRINTDS ユーザー

検出モジュール: IKJEFY57

IKJ59012I UNABLE TO CLOSE A SYSOUT DATA SET. IT REMAINS OPEN.

説明: SYSOUT データ・セットは、クローズすることができました。 このエラーは、すべての SYSOUT データ・セットを正常に印刷した後に発生しました。エラーの原因を判別できるかどうか、出力を検査してください。 正しい出力を受け取らなかった場合は、TSO/E 管理者に問い合わせて援助を要求してください。

対象者: PRINTDS ユーザー

検出モジュール: IKJEFY57

IKJ59013I PRINTDS TERMINATED. A SPECIFIED OUTPUT DESCRIPTOR WAS NOT VALID.

説明: 指定された出力記述子のうち 1 つまたは複数が存在していない、または出力記述子の 1 つが、間違って指定されました。 指定された出力記述子のすべてが存在し、正しく定義されているかどうか検査してください。

対象者: PRINTDS ユーザー

検出モジュール: IKJEFY62

IKJ59014I PRINTDS TERMINATED. MORE THAN 4 CHARACTER SETS WERE SPECIFIED.

説明: CHARS オペランドには、5 つ以上の文字セット名があります。 文字セット名の最大数は 4 です。 4 つまたはそれ以下の文字セット名を指定して PRINTDS コマンドを再び出してください。

対象者: PRINTDS ユーザー

検出モジュール: IKJEFY51

IKJ59009I

552 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 565: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ59015I PRINTDS TERMINATED. MORE THAN 32 COLUMN PAIRS WERE SPECIFIED.

説明: COLUMNS オペランドには、33 組以上の桁があります。 桁の組み合わせの最大数は 32 です。 32 またはそれ以下の桁の組み合わせの PRINTDS コマンドを再び出してください。

対象者: PRINTDS ユーザー

検出モジュール: IKJEFY51

IKJ59016I PRINTDS TERMINATED. MORE THAN 8 COPY GROUP VALUES WERE SPECIFIED.

説明: COPIES オペランドには、9 以上のコピー・グループがあります。 コピー・グループの最大数は 8 です。 8

またはそれ以下のコピー・グループを指定して PRINTDS コマンドを再び出してください。

対象者: PRINTDS ユーザー

検出モジュール: IKJEFY51

IKJ59017I PRINTDS TERMINATED. THE SUM OF THE SPECIFIED COPY GROUP VALUES IS MORETHAN 255.

説明: COPIES オペランドのコピー・グループの値の合計は、256 以上です。 コピー・グループの最大値は 255 です。 255 またはそれ以下のコピー・グループ値を指定して PRINTDS コマンドを再び出してください。

対象者: PRINTDS ユーザー

検出モジュール: IKJEFY51

IKJ59018I PRINTDS TERMINATED. MORE THAN 128 OUTPUT DESCRIPTORS WERE SPECIFIED.

説明: OUTDES オペランドには、129 以上の出力記述子名があります。 出力記述子名の最大数は 128 です。 128 またはそれ以下の出力記述子名を指定して PRINTDS コマンドを再び出してください。

対象者: PRINTDS ユーザー

検出モジュール: IKJEFY51

IKJ59019I PRINTDS TERMINATED. MORE THAN 255 dsnames OR SYSOUT dsnames WERE SPECIFIED

説明: DATASET オペランドまたは DSNAME オペランドが、256 以上のデータ・セット名で指定されたか、もしくは 256 以上の SYSOUT データ・セット (最大 255) が、指定された入力データ・セットを印刷したことによって生成されました。 次の処置のいずれかを行ってください。

v 255 以下のデータ・セット名を指定して PRINTDS コマンドを再び出してください。

v 複数のメンバーで区分データ・セットを印刷することが、256 以上の SYSOUT データ・セットが生成される原因になる場合、入力データ・セットをいくつかの小さい区分データ・セットに分割してください。 その後、PRINTDS コマンドを再び出して各データ・セットを別々に印刷してください。

v PRINTDS コマンドを使用して、個々の入力データ・セットのメンバーを印刷してください。

対象者: PRINTDS ユーザー

検出モジュール: IKJEFY51

IKJ59020I PRINTDS TERMINATED. BOTTOM OR TOP MARGIN CANNOT BE LARGER THAN THE PAGELENGTH MINUS 6.

説明: BMARGIN オペランドまたは TMARGIN オペランドのいずれかに、ページの長さの最大値から 6 を引いたものを超過する値があります。 より小さい BMARGIN 値または TMARGIN 値を指定して PRINTDS コマンドを再び出すか、もしくはより大きい PAGELEN 値を指定してください。

IKJ59015I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 553

Page 566: TSO/E メッセージ - TOK2

対象者: PRINTDS ユーザー

検出モジュール: IKJEFY51

IKJ59021I PRINTDS TERMINATED. PAGE LENGTH LESS BOTTOM AND TOP MARGINS MUST BE NOLESS THAN 6.

説明: ページの長さ値から上部および下部マージンを引いたものは、最小値である 6 より小さくなります。有効なPAGELEN、BMARGIN、および TMARGIN 値を指定して PRINTDS コマンドを再び出してください。

対象者: PRINTDS ユーザー

検出モジュール: IKJEFY51

IKJ59023I PRINTDS TERMINATED. NOT ENOUGH SPACE IN TODATASET name. ALLOCATE THE DATASET WITH MORE SPACE AND REISSUE THE PRINTDS COMMAND.

説明: 指定された TODATASET は、要求する出力のすべてを保持するために十分なスペースを割り振られていません。 より大きなスペースを割り振り、PRINTDS コマンドを再び出してください。

対象者: PRINTDS ユーザー

検出モジュール: IKJEFY59

IKJ59024I THE PRINTDS COMMAND FAILED. ENTER ? FOR MORE INFORMATION.

説明: メッセージに示された理由のため、データ・セットの割り振りはできませんでした。エラーの原因を判別できるかどうか、このデータ・セットを検査してください。 このメッセージは、サブシステムのデータ・セット (たとえば、JES2 または JES3 SYSYOUT あるいは SYSIN データ・セット) の PRINTDS を行おうとすることによっても出されることがあります。

このメッセージは、次の 第 2 レベル・メッセージのいずれかと一緒に出されます。すなわち、IKJ59049I、IKJ59053I、IKJ59050I、IKJ59054I、IKJ59051I、 IKJ59055I、IKJ59052I、IKJ59056I です。これはエラーを説明しています。

対象者: PRINTDS ユーザー

検出モジュール: IKJEFY52、IKJEFY62

IKJ59025I YOU HAVE EXCEEDED THE INSTALLATION DEFINED LIMIT ON THE MAXIMUM NUMBER OFPRINTED LINES ALLOWED DURING A TSO/E SESSION.

説明: 722 異常終了は、PRINTDS コマンドの処理中に発生しました。 インストール・システムが定義したセッション用の最大出力行数を超過されました。別の TSO/E セッションを開始して、再び PRINTDS コマンドを出してください。 入力データ・セットが非常に大きい場合、データ・セットをいくつかの小さいデータ・セットに分割するか、または LINES オペランドを使用することができます。

対象者: PRINTDS ユーザー

検出モジュール: IKJEFY59

IKJ59027I DATA SET NAME REQUIRED WITH MEMBER NAME.

説明: DATASET オペランドは、メンバー名で指定されましたがデータ・セット名では指定されていません。 ユーザーが、データ・セット名を余分な括弧のセット内に入れてしまった可能性があります。 たとえば、PRINTDS

DA((MYDATA)) と指定した場合、PRINTDS は (MYDATA) がメンバー名であるとみなします。 データ・セット名を正しく指定してください。 データ・セット・メンバーを指定する場合は、データ・セット名に続けて括弧に入れたメンバー名を入力してください。 データ・セット・メンバーを指定しない場合はデータ・セット名を指定してください。

IKJ59021I

554 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 567: TSO/E メッセージ - TOK2

対象者: PRINTDS ユーザー

検出モジュール: IKJEFY51

IKJ59028I PRINTDS TERMINATED. THE SPECIFIED LINE NUMBER LOCATION EXTENDS BEYOND THEEND OF RECORD FOR DATA SET dsname.

説明: NUM または SNUM オペランドを使用して指定した行番号の位置は、示されたデータ・セットのレコード終了地点を超えていました。 行番号の位置は、論理レコードの範囲内になくてはなりません。 行番号の先頭および長さを検査してください。 行番号の位置および行番号長を改めて、PRINTDS コマンドを再び出してください。

入力データ・セット・レコードにキャリッジ制御文字または trc 文字がある場合、1 列目は、キャリッジ制御文字または trc 文字の後の最初の文字位置を示します。

対象者: PRINTDS ユーザー

検出モジュール: IKJEFY63

IKJ59029I PRINTDS TERMINATED. THE PRINTDS INSTALLATION EXIT HAS RETURNED A NON-VALIDVALUE FOR THE parm_value PARAMETER.

説明: インストール・システム出口によって指定されたように、示されたパラメーターの値は有効ではありません。TSO/E 管理者に問い合わせて、援助を要求してください。

対象者: PRINTDS ユーザー

検出モジュール: IKJEFY51

IKJ59030I LINE NUMBER WITHIN DATA SET dsname IS NOT NUMERIC. RELATIVE RECORD NUMBERnnn CONTAINS THE NON-VALID LINE NUMBER. PRINTING IS TERMINATED FOR THIS DATASET.

説明: このメッセージは警告メッセージです。 PRINTDS によって戻りコード 4 がセットされます。このメッセージに示された相対レコード番号は、エラー状態にあるレコード番号 (データ・セットまたはメンバーの先頭から数える)

です。データ・セットまたはメンバーの印刷は終了します。 入力データ・セットのリストを印刷中の場合は、継続して次のデータ・セットを印刷します。 区分データ・セットのメンバーを印刷中の場合は、継続して次のメンバーを印刷します。

指定された行番号の位置と行番号の長さが、示された入力データ・セットのものと一致しているか検査してください。入力データ・セット・レコードにキャリッジ制御文字または trc 文字がある場合、1 列目は、キャリッジ制御文字または trc 文字の後の最初の文字位置を示します。

対象者: PRINTDS ユーザー

検出モジュール: IKJEFY63

IKJ59031I PRINTDS TERMINATED. A DCF CHARACTER SET NAME WITHIN THE FIRST RECORD OFDATA SET dsname CONTAINS MORE THAN FOUR CHARACTERS.

説明: 指定されたデータ・セットの最初のレコードには、文字セット情報があります。 それらの文字セットの 1 つは、5 文字以上です。 最初のレコードの文字セット情報を検査してください。 DCF を使用して、入力データ・セットを再作成する必要がある場合があります。 また、NODCF オペランドを使用して、データ・セットを印刷することもできます。 その場合、PRINTDS は文字セット名をすべて無視しますが、その形式設定が正しくない可能性があります。

対象者: PRINTDS ユーザー

検出モジュール: IKJEFY63

IKJ59028I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 555

Page 568: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ59032I PRINTDS TERMINATED. A DCF CHARACTER SET NAME WITHIN THE FIRST RECORD OFDATA SET dsname CONTAINS A NON-VALID CHARACTER.

説明: 指定されたデータ・セットの最初のレコードには、文字セット情報があります。 それらの文字セットのうちの1 つには、無効文字があります。 最初のレコードの文字セット情報を検査してください。 DCF を使用して、入力データ・セットを再作成する必要がある場合があります。 また、NODCF オペランドを使用して、データ・セットを印刷することもできます。 その場合、PRINTDS は文字セット名をすべて無視しますが、その形式設定が正しくない可能性があります。

対象者: PRINTDS ユーザー

検出モジュール: IKJEFY63

IKJ59033I PRINTDS TERMINATED. INPUT DATA SET dsname RESIDES ON MORE THAN ONE VOLUME.ALLOCATE THE TODATASET BEFORE ISSUING THE PRINTDS COMMAND.

説明: 指定された入力データ・セットは、複数のボリューム上に常駐しています。 PRINTDS は、TODATASET 用のDASD スペースの総量を正しく計算することはできません。 PRINTDS コマンドを出す前に TODATASET に十分なスペースを割り振るか、または入力データ・セットを SYSOUT に直接印刷してください。

対象者: PRINTDS ユーザー

検出モジュール: IKJEFY52

IKJ59034I DATA FROM INPUT DATA SET dsname MAY BE TRUNCATED WHEN BEING WRITTEN TOTODATASET name.

説明: 事前に割り振られた TODATASET の LRECL は、出力レコードの最大長を保持できるほど大きくありません。 PRINTDS 処理は継続しますが、この処理は戻りコード 4 をセットしました。 TODATASET に入力からのデータがすべてあるかを検査するか、または次のうちから 1 つを行ってください。v TODATASET により大きな LRECL を事前に割り振り、再び PRINTDS コマンドを出す。v 新しい (事前割り振りされていない) TODATASET を指定する PRINTDS コマンドを再び出す。v COLUMNS オペランドを指定して PRINTDS コマンドを再び出して、入力データ・セットから選択された列を印刷する。

対象者: PRINTDS ユーザー

検出モジュール: IKJEFY53

IKJ59035I PRINTDS TERMINATED. FILE name NOT ALLOCATED.

説明: 示されたファイル名は、事前割り振りされていませんでした。 PRINTDS コマンドを出す前に、ファイルを割り振ってください。

対象者: PRINTDS ユーザー

検出モジュール: IKJEFY52

IKJ59036I PRINTDS TERMINATED. UNABLE TO ALLOCATE todataset/sysout data set WITH LRECL ORBLKSIZE THAT EXCEEDS 32760 BYTES.

説明: PRINTDS は結果として、許される最大値 32,760 バイトを超える LRECL または BLKSIZE をデータ・セットに割り振らなければならないことが判別しました。 通常このエラーは、入力データ・セットを固定長レコード形式および 32,753 から 32,760 バイトまでの LRECL で SYSOUT データ・セットに印刷しているときに発生します。SYSOUT に印刷可能な入力レコードのデータ部の最大サイズは、32,752 バイトです。

SYSOUT データ・セットへの印刷を試行している場合は、COLUMNS オペランドを使用して、印刷したい特定の列のみを印刷してください。 SYSOUT データ・セットへ印刷するとき、指定されたすべての列と BIND 値の合計は、32,752 を超えてはなりません。

IKJ59032I

556 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 569: TSO/E メッセージ - TOK2

新しい TODATASET への印刷を試行する場合、PRINTDS コマンドを出す前に、固定長レコード形式および 32,760 バイトの LRECL のデータ・セットを事前割り振りすることができます。

対象者: PRINTDS ユーザー

検出モジュール: IKJEFY52、IKJEFY62

IKJ59037I PRINTDS TERMINATED. UNABLE TO PRINT DATA SET dsname. INPUT RECORD LENGTHPLUS SPECIFIED BIND VALUE IS MORE THAN 32760 BYTES.

説明: 入力データ・セット LRECL と指定された BIND 値は、32,760 バイトを超過します。これは、許される最大値32,760 を超える LRECL を持つ SYSOUT データ・セットまたは TODATASET が必要であることを示しています。より小さな BIND 値を指定するか、COLUMNS オペランドを使用して入力データ・セットから指定された列を印刷してください。 その後、再び PRINTDS コマンドを出してください。 SYSOUT データ・セットへ印刷する際、指定されたすべての列と BIND 値の合計は、32,752 を超過してはなりません。

対象者: PRINTDS ユーザー

検出モジュール: IKJEFY52

IKJ59038I PRINTDS TERMINATED. UNABLE TO PRINT DATA SET dsname. SUM OF ALL SPECIFIEDCOLUMNS IS MORE THAN 32760 BYTES.

説明: 指定されたすべての桁の合計は、32,760 を超過します。これは、許される最大値 32,760 バイトを超えるLRECL を持つ SYSOUT データ・セットまたは TODATASET を必要としていることを示します。

少ない列の組み合わせを指定するか、狭い列範囲を指定してください。 列のすべての組み合わせの合計は、32,760 バイトより少ないか、または等しいかでなければなりません。 SYSOUT データ・セットへ印刷する際、指定されたすべての列と BIND 値の合計は、32,752 を超過してはなりません。

対象者: PRINTDS ユーザー

検出モジュール: IKJEFY52

IKJ59039I PRINTDS TERMINATED. UNABLE TO PRINT DATA SET dsname. SUM OF ALL SPECIFIEDCOLUMNS PLUS SPECIFIED BIND VALUE IS MORE THAN 32760 BYTES.

説明: 指定されたすべての列と指定された BIND 値の合計は、32,760 を超過します。これは、許される最大値 32,760

バイトを超える LRECL を持つ SYSOUT データ・セットまたは TODATASET を必要としていることを示しています。

少ない列の組み合わせを指定するか、狭い範囲の列を指定するか、または小さい BIND 値を指定してください。 列のすべての組み合わせと BIND 値の合計は、32,760 バイトより小さいかまたは等しくなければなりません。

対象者: PRINTDS ユーザー

検出モジュール: IKJEFY52

IKJ59040I PRINTDS TERMINATED. SINGLE, DOUBLE, OR TRIPLE OPERAND IS NOT ALLOWEDBECAUSE INPUT DATA SET dsname REMAINS ANSI OR MACHINE CARRIAGE CONTROLCHARACTERS.

説明: SINGLE、DOUBLE、または TRIPLE オペランドは、入力データ・セットにキャリッジ制御文字がある場合は認められません。 SINGLE、DOUBLE、または TRIPLE の行送りは、データ・セット内でキャリッジ制御文字によってすでに指定されている行送りとは一致しません。 SINGLE、DOUBLE、または TRIPLE を指定せずに、再び PRINTDS

コマンドを出してください。

代替手法として、最初に PRINTDS を使用すると、入力データ・セットを事前割り振りされた TODATASET に印刷することができます。この場合、TODATASET は ANSI または MACHINE キャリッジ制御なしで事前割り振りされて

IKJ59037I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 557

Page 570: TSO/E メッセージ - TOK2

います。 この方式で入力データ・セットを印刷する方法については、z/OS TSO/E コマンド解説書 を参照してください。

対象者: PRINTDS ユーザー

検出モジュール: IKJEFY52

IKJ59042I PRINTDS TERMINATED. SIZE OF THE OUTPUT DATA SET NEEDED EXCEEDS THE MAXIMUMSIZE THAT PRINTDS CAN ALLOCATE FOR A TODATASET.

説明: PRINTDS は、出力データ・セットが必要とするトラック数を判断する際、その数が PRINTDS が大規模(LARGE) フォーマットのデータ・セット (X’FFFFFF’) または拡張フォーマットのデータ・セット (X’EFFFFF1’) に割り振ることができるボリューム当たりの最大トラック数を超えていることを検出しました。PRINTDS は、1 つのボリューム上に十分なサイズの TODATASET を割り振ることができません。印刷要求は失敗します。

システムの処置: PRINTDS コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: 複数の入力データ・セットを PRINTDS に指定していた場合は、1 度に1 つずつ印刷を試行できます。

ダブル (DOUBLE) スペースまたは トリプル (TRIPLE) スペースを指定していた場合は、シングル (SINGLE) スペースの印刷が試行できます。

区分データ・セットのメンバーに印刷を指定していた場合は、順次 TODATASET 指定を試行してください。

他の対応としては、PRINTDS 出力が十分に保持されるサイズを事前に出力 TODATASET に割り振るようにできます。十分なスペースを獲得するため、出力データ・セットを、必要に応じてマルチボリューム・データ・セットまたは拡張フォーマットのデータ・セットとして、事前割り振りを行うことができます。その後、PRINTDS コマンドを再発行して、事前割り振りを行った TODATASET への出力を指示します。

対象者: PRINTDS ユーザー

検出モジュール: IKJEFY52

IKJ59049I (Message text provided by dynamic allocation regarding the SVC99 error.)

説明: メッセージに示された理由のため、データ・セットの割り振りはできませんでした。

システムの処置: PRINTDS コマンド・プロセッサーは、終了します。

ユーザーの応答: エラーの原因が判別できるかどうか、指定されたデータ・セットを検査してください。

対象者: PRINTDS ユーザー

検出モジュール: PRINTDS

IKJ59050I System/user ABEND CODE abend_code REASON CODE reason_code.

説明: PRINTDS コマンドは、示された異常終了コードおよび理由コードが表示され、異常終了しました。 再びPRINTDS コマンドを出してください。問題が解決しない場合は、TSO/E 管理者に問い合わせて援助を要求してください。

対象者: PRINTDS ユーザー

検出モジュール: IKJEFY59

IKJ59051I RECOVERY ENVIRONMENT COULD NOT BE ESTABLISHED. ESTAE MACRO RETURN CODEWAS return_code.

説明: PRINTDS コマンドはリカバリーすることができませんでした。 ESTAE マクロは、表示されたエラー・コードで制御権を戻しました。 再び PRINTDS コマンドを出してください。問題が解決しない場合は、TSO/E 管理者に問い合わせて援助を要求してください。

IKJ59042I

558 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 571: TSO/E メッセージ - TOK2

対象者: PRINTDS ユーザー

検出モジュール: IKJEFY50

IKJ59052I DYNAMIC ALLOCATION RETURN CODE return_code REASON CODE reason_code

説明: 動的割り振りによって、データ・セットを割り振ろうとしているとき、または割り振り解除しようとしているときにエラーが検出されましたが、このエラー状態に関するメッセージが戻されませんでした。 再び PRINTDS コマンドを出してください。問題が解決しない場合は、TSO/E 管理者に連絡して援助を求めるか、あるいは z/OS MVS

Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照して当該の戻りコードと理由コードの意味を調べてください。

対象者: PRINTDS ユーザー

検出モジュール: IKJEFY52、IKJEFY62

IKJ59053I jobname, stepname, uad, dt, dd_name, opernm, error_description, trkaddr_blknbr, accmth.

説明: (エラーに関して GET/READ または PUT が出したメッセージ・テキスト)

エラーは、入力レコードの読み取り (GET/READ) または出力レコードの書き込み (PUT) で発見されました。 これは、SYNADAF マクロ (SYNAD 出口ルーチン) によって戻されたエラー・メッセージです。これには、次のような形式の情報が含まれます。v jobname ジョブ名v stepname ステップ名v uad 装置アドレスv dt 装置タイプv dd_name DD 名v opernm 実行しようとした操作v error_description エラー記述v trkaddr_blknbr トラック・アドレスおよびブロック番号v accmth アクセス方式

SYNADAF マクロについての詳細は、z/OS DFSMS Macro Instructions for Data Sets を参照してください。

システムの処置: PRINTDS コマンド・プロセッサーは、終了します。

ユーザーの応答: GET/READ または PUT メッセージ・テキストによって記述されたエラーを修正してください。

対象者: PRINTDS ユーザー

検出モジュール: IKJEFY57

IKJ59054I PARSE TERMINATED WITH RETURN CODE return_code.

説明: PARSE サービスにエラーが発生しました。 再び PRINTDS コマンドを出してください。問題が解決しない場合は、TSO/E 管理者に連絡して援助を求めるか、あるいは z/OS TSO/E Programming Services を参照して当該の戻りコードの意味を調べてください。

対象者: PRINTDS ユーザー

検出モジュール: IKJEFY51

IKJ59055I DATA SET dsname NOT FOUND. LOCATE MACRO RETURN CODE WAS return_code.

説明: LOCATE マクロはゼロ以外の戻りコードを戻し、指定されたデータ・セットを発見できなかったことを表示しました。 指定されたデータ・セットを検査してください。 TSO/E 管理者に連絡して援助を求めるか、あるいは z/OS

DFSMSdfp Advanced Services を参照して当該の戻りコードの意味を調べてください。このメッセージは、サブシステム

IKJ59052I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 559

Page 572: TSO/E メッセージ - TOK2

のデータ・セット (たとえば、JES2 または JES3 SYSYOUT あるいは SYSIN データ・セット) の PRINTDS を行おうとすることによっても出されることがあります。

対象者: PRINTDS ユーザー

検出モジュール: IKJEFY52

IKJ59056I ERROR OBTAINING INFORMATION ON DATA SET dsname. OBTAIN MACRO RETURN CODEWAS return_code.

説明: OBTAIN マクロは、ゼロ以外の戻りコードを戻し、指定されたデータ・セットの情報が見つからなかったことを示しました。 指定されたデータ・セットを検査してください。 TSO/E 管理者に連絡して援助を求めるか、あるいはz/OS DFSMSdfp Advanced Services を参照して当該の戻りコードの意味を調べてください。

対象者: PRINTDS ユーザー

検出モジュール: IKJEFY52

IKJ59100E THE OUTPUT DESCRIPTOR outdes ALREADY EXISTS +

IKJ59101E THE OUTPUT DESCRIPTOR MUST BE FREED BEFORE IT CAN BE SPECIFIED AS NEW

説明: ユーザーが NEW として指定した出力記述子はすでに存在します。

システムの処置: OUTDES コマンドは終了します。

ユーザーの応答: 出力記述子を解放し、NEW オペランドを指定した OUTDES コマンドを再び出すか、またはREUSE オペランドを指定して OUTDES コマンドを出すかのいずれかを行ってください。

対象者: OUTDES ユーザー

検出モジュール: IKJEFY01

IKJ59102E BATCH OUTPUT DESCRIPTOR outdes CANNOT BE REUSED

説明: OUTDES コマンドに REUSE オペランドを指定しましたが、指定された出力記述子は OUTPUT JCL ステートメントを使用して作成されました。そのため、出力記述子の動的解放はできません。

システムの処置: OUTDES コマンドは終了します。

ユーザーの応答: 出力記述子は、ジョブが実行した後、またはユーザーがログオフした後のどちらかで解放されます。

対象者: OUTDES ユーザー

検出モジュール: IKJEFY01

IKJ59103E DYNAMIC OUTPUT SVC RETURN CODE return_code REASON CODE reason_code

説明: 動的出力 SVC は、return_code および reason_code を戻しました。 これは、IKJ59162E および IKJ59106E の第 2 レベル・メッセージです。

システムの処置: OUTDES コマンドは終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

対象者: OUTDES ユーザー

検出モジュール: IKJEFY04

IKJ59056I

560 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 573: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ59106E THE INSTALLATION REJECTED THE DYNAMIC OUTPUT REQUEST

説明: 動的出力 SVC のインストール・システム出口は、戻りコードおよび理由コードを戻し、ユーザーの要求を取り消しました。第 2 レベル・メッセージ IKJ59103E には、動的出力 SVC によって戻される戻りコードと理由コードがあります。

システムの処置: OUTDES コマンドは終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

対象者: OUTDES ユーザー

検出モジュール: IKJEFY04

IKJ59107E OUTDES TERMINATED DUE TO INSTALLATION EXIT IKJEFY11 +

IKJ59108E TERMINATED WITH REASON CODE reason_code

説明: OUTDES コマンドは、出口 IKJEFY11 によって終了されました。 理由コード reason_code が、出口によって出されます。

システムの処置: OUTDES コマンドは終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

対象者: OUTDES ユーザー

検出モジュール: IKJEFY01

IKJ59109E OUTDES TERMINATED DUE TO INSTALLATION EXIT IKJEFY12 +

IKJ59110E TERMINATED WITH REASON CODE reason_code

説明: OUTDES コマンドは、出口 IKJEFY12 によって終了されました。 理由コード reason_code が、出口によって出されます。

システムの処置: OUTDES コマンドは終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

対象者: OUTDES ユーザー

検出モジュール: IKJEFY01

IKJ59111E OUTDES TERMINATED. INVALID RETURN CODE FROM INSTALLATION EXIT +

IKJ59112E INSTALLATION EXIT RETURN CODE return_code

説明: インストール・システム出口は、処理することができなかった戻りコードを戻しました。

システムの処置: OUTDES コマンドは終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

対象者: OUTDES ユーザー

検出モジュール: OUTDES

IKJ59106E

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 561

Page 574: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ59113E OUTDES TERMINATED. BAD ROUTER RETURN CODE FOR IKJEFY11 +

IKJ59114E ROUTER RETURN CODE return_code

説明: TSO/E 出口ルーターは、処理することができなかった戻りコードを戻しました。

システムの処置: OUTDES コマンドは終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

対象者: OUTDES ユーザー

検出モジュール: OUTDES

IKJ59115E OUTDES TERMINATED. INVALID RETURN CODE FROM INSTALLATION EXIT IKJEFY12 +

IKJ59116E INSTALLATION EXIT RETURN CODE return_code

説明: インストール・システム出口は、処理することができなかった戻りコードを戻しました。

システムの処置: OUTDES コマンドは終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

対象者: OUTDES ユーザー

検出モジュール: OUTDES

IKJ59117E OUTDES TERMINATED. BAD ROUTER RETURN CODE FOR IKJEFY12 +

IKJ59118E ROUTER RETURN CODE return_code

説明: TSO/E 出口ルーターは、処理することができなかった戻りコードを戻しました。

システムの処置: OUTDES コマンドは終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

対象者: OUTDES ユーザー

検出モジュール: OUTDES

IKJ59119E THE OUTPUT DESCRIPTOR IS NOT CREATED +

IKJ59120E THE OUTPUT DESCRIPTOR IS SPECIFIED WITH NO PARAMETERS

説明: ユーザーは、OUTDES コマンドにオペランドを指定しませんでした。 出力記述子は作成されていません。

システムの処置: OUTDES コマンドは終了します。

ユーザーの応答: 有効なオペランドを指定した後、再び OUTDES コマンドを出してください。OUTDES コマンドについての説明は、z/OS TSO/E コマンド解説書 を参照してください。

対象者: OUTDES ユーザー

検出モジュール: OUTDES

IKJ59113E

562 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 575: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ59157I ACCESS OF THE CNCCB WAS UNSUCCESSFUL, THE CNCCB WILL NOT BE DISPLAYED.

説明: TSODATA 動詞出口に CNCCB パラメーターを指定しましたが、 CNCCB にアクセスすることができません。アクセス・マクロ IKJVEACM が、不成功を示す戻りコードを戻しました。

システムの処置: TSODATA 動詞出口は正常に終了しますが、CNCCB は表示されません。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: TSODATA

IKJ59158I STORAGE ACCESSED FOR THE CNCCB MAYBE INVALID. THE CNCCB WILL NOT BEDISPLAYED.

説明: CNCCB についてアクセスされたストレージには、無効な制御ブロック ID が含まれていました。

システムの処置: TSODATA 動詞出口は正常に終了しますが、CNCCB は表示されません。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

検出モジュール: TSODATA

IKJ59162E UNEXPECTED ERROR OCCURRED IN PROCESSING THE command_name COMMAND

説明: command_name コマンドの処理中に、エラーが発生しました。 第 2 レベル・メッセージ IKJ59163I にエラーの詳細が記述されています。

ユーザーの応答: 第 2 レベル・メッセージ IKJ59163E、IKJ59164E、または IKJ59103E を参照してください。

対象者: ALLOCATE ユーザー

検出モジュール: ALLOCATE

IKJ59163E SCHEDULER JCL FACILITY RETURN CODE return_code REASON CODE reason_code

説明: この 第 2 レベル・メッセージは、スケジューラー JCL 機能検査ルーチンが突然終了したために表示されます。 戻りコードと理由コードが、メッセージに表示されます。

ユーザーの応答: TSO/E 管理者に問い合わせて、援助を要求してください。

対象者: ALLOCATE ユーザー

検出モジュール: ALLOCATE

IKJ59164E NOT ENOUGH STORAGE FOR TEXT UNIT BUFFER

説明: 第 2 レベル・メッセージは、システムにデータ・セットを割り振るのに十分な仮想記憶域がないために表示されます。

ユーザーの応答: TSO/E 管理者に問い合わせて、援助を要求してください。

対象者: ALLOCATE ユーザー

検出モジュール: ALLOCATE

IKJ59165E OUTDES TERMINATED: OUTDES IS VALID ONLY UNDER A JES2 SUBSYSTEM.

説明: ユーザーは OUTDES コマンドを入力しましたが、JES2 サブシステム下で実行されていません。 OUTDES コマンドは、JES2 サブシステム下においてのみ有効です。

システムの処置: OUTDES コマンドは終了します。

対象者: OUTDES ユーザー

IKJ59157I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 563

Page 576: TSO/E メッセージ - TOK2

検出モジュール: OUTDES

IKJ59200I WHEN SYSTEM ERROR + PARSE ERROR CODE STACK ERROR CODE

説明: WHEN コマンド・プロセッサーは、解析エラー・コードまたはスタック・エラー・コードを受け取りました。

検出モジュール: IKJEFE11

プログラム: WHEN

IKJ59202I WHEN COMMAND NOT EXECUTED, NO RETURN CODE + PREVIOUS COMMAND ABENDEDWITH A USER ABEND CODE abend_code PREVIOUS COMMAND ABENDED WITH A SYSTEMABEND CODE abend_code

説明: WHEN は、前のコマンドが異常終了したことを発見しました。

検出モジュール: IKJEFE11

プログラム: WHEN

IKJ60739I PARSE RETURN CODE IS return_code GENTRANS RETURN CODE IS return_code

説明: 解析プログラムが 0、4、または 16 以外のコードを戻したか、もしくは GENTRANS が 0 または 12 以外のコードを戻しました。 このメッセージは、IKJ60743I に対する 第 2 レベル・メッセージです。

検出モジュール: IKJEFATT

プログラム: ATTRIB

IKJ60741I NOT ENOUGH MAIN STORAGE TO EXECUTE COMMAND

説明: 解析プログラムまたは GENTRANS は GETMAIN を出しましたが、使用可能なスペースはありませんでした。

検出モジュール: IKJEFATT

プログラム: ATTRIB

IKJ60743I COMMAND SYSTEM ERROR

説明: 解析プログラムまたは GENTRANS にエラーが発生しました。 解析プログラムからの 第 2 レベル・メッセージは、IKJ60739I です。

検出モジュール: IKJEFATT

プログラム: ATTRIB

IKJ76011I DATA SET dsname NOT IN CATALOG

説明: (1) 既存 (と思われる) データ・セットの割り振りが失敗し、このデータ・セット名がカタログ内で検出できなかったか、あるいは (2) ロード・モジュール出力またはリスト出力データ・セット以外のデータ・セットを割り振ろうとして失敗し、このデータ・セット名が、既存のカタログ構造と矛盾するかのいずれかです。

新しいデータ・セット名の入力を指示するプロンプトが続きます。

検出モジュール: AKJLKL01

プログラム: LINK/LOADGO

IKJ59200I • IKJ76011I

564 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 577: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ76013I DATA SET dsname NOT IN CATALOG

説明: (1) 既存 (と思われる) データ・セットの割り振りが失敗し、このデータ・セット名がカタログ内で検出できなかったか、あるいは (2) ロード・モジュール出力またはリスト出力データ・セット以外のデータ・セットを割り振ろうとして失敗し、このデータ・セット名が、既存のカタログ構造と矛盾するかのいずれかです。 新しいデータ・セット名の入力を指示するプロンプトは出されません。

検出モジュール: AKJLKL01

プログラム: LINK/LOADGO

IKJ76023I [text] NOT ALLOCATED, TOO MANY DATA SETS USE FREE COMMAND TO FREE UNUSEDDATA SETS

説明: text 項目について、以下のものが出力されることがあります。v text = DATA SET dsname

v text = UTILITY DATA

v text = SET

戻りコードは 16 でした。 データ・セットの割り振りは失敗しました。それ以前の割り振りで、タスク入出力テーブル (TIOT) の使用可能な項目をすべて使用したためです。

検出モジュール: AKJLKL01

プログラム: LINK/LOADGO

IKJ76033I DATA SET dsname NOT ALLOCATED, DATA SET NOT ON VOLUME + CATALOGINFORMATION INCORRECT

説明: 戻りコードは 12 です。DAIR 戻りコードは X'6708' でした。

データ・セットの割り振りは失敗しました。必要な DSCB は、要求されたボリューム上の VTOC では検出されませんでした。

検出モジュール: AKJLKL01

プログラム: LINK/LOADGO

IKJ76043I DATA SET dsname NOT ALLOCATED, REQUIRED VOLUME NOT MOUNTED +

説明: DAIR 戻りコードは、X'08' または X'0C' でした。データ・セットの割り振りが失敗しました。必要なボリューム、CVOL、または SYSCTLG を含むボリュームが取り付けられませんでした。

VOLUME OR CVOL NOT ON SYSTEM AND CANNOT BE ACCESSED

検出モジュール: AKJLKL01

プログラム: LINK/LOADGO

IKJ76053I [text] NOT ALLOCATED, SYSTEM OR INSTALLATION ERROR

説明: text 項目について、以下のものが出力されることがあります。v text = DATA SET dsname

v text = UTILITY DATA

v text = SET

データ・セットの割り振りは、下記の理由のうちの 1 つのために失敗しました。

DYNAMIC ALLOCATION ERROR CODE error_code

説明: データ・セットの割り振り時に、DAIR によってエラーが検出されました。

IKJ76013I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 565

Page 578: TSO/E メッセージ - TOK2

CATALOG ERROR CODE error_code

説明: カタログによってエラーが検出されました。

CATALOG I/O ERROR

説明: カタログの処理中に永続入出力エラーが発生しました。

DADSM ERROR CODE error_code

説明: データ・セットの割り振り時に、DADSM によってエラーが検出されました。

検出モジュール: AKJLKL01

プログラム: LINK/LOADGO

IKJ76063I DATA SET dsname ALREADY IN USE, TRY LATER +

説明: DAIR 戻りコードは、X'0210' でした。

DATA SET IS ALLOCATED TO ANOTHER JOB OR USER

説明: データ・セットの割り振りは失敗しました。このデータ・セットは、現在別のユーザーに割り振られており、その後処置が、要求された割り振りと矛盾します (たとえば、直前の割り振りは OLD であり、要求された割り振りがSHR でした)。

検出モジュール: AKJLKL01

プログラム: LINK/LOADGO

IKJ76073I CONTROL STATEMENT DATA SET NOT USABLE +

説明: 端末から受け入れられた制御ステートメントをリンケージ編集プログラムに渡すためのデータ・セットの割り振りは、下記のいずれかの理由によって失敗しました。

I/O SYNAD ERROR

説明: 制御カードによって指定されたデータ・セットの使用中に、入出力エラーが発生しました。

OPEN ERROR

説明: 指定されたデータ・セットが、オープンすることができませんでした。

検出モジュール: AKJLKL01

プログラム: LINK/LOADGO

IKJ76080A ENTER CONTROL STATEMENTS

説明: ユーザーは、リンケージ編集プログラムに渡す制御ステートメントの入力を、端末から行うよう指示されています (メッセージ IKJ76083I も参照してください)。

検出モジュール: AKJLKL01

プログラム: LINK/LOADGO

IKJ76083I CONTROL STATEMENTS MISSING

説明: 制御ステートメントは端末から入力するよう指定されましたが、非プロンプト・モードが有効でした。

検出モジュール: AKJLKL01

プログラム: LINK/LOADGO

IKJ76063I

566 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 579: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ76091I INVALID CONTROL STATEMENT image +

説明: 入力された制御ステートメントは、リンケージ編集プログラムには受け入れられませんでした。

STATEMENT EXCEEDS 70 CHARACTERS

説明: 制御ステートメントは、70 桁を超えました。

INVALID OPERATION

説明: 制御ステートメントで指定された操作は、リンケージ編集プログラムに対して無効でした。

検出モジュール: AKJLKL01

プログラム: LINK/LOADGO

IKJ76100A REENTER

説明: ユーザーは、端末から受け入れたリンケージ編集プログラムの制御ステートメントでエラーが検出されたステートメントを再入力するようプロンプト指示されています (メッセージ IKJ76091I を参照してください)。

検出モジュール: AKJLKL01

プログラム: LINK/LOADGO

IKJ76111I END OF CONTROL STATEMENTS

説明: 端末入力の最後を示すヌル行が検出されました。

検出モジュール: AKJLKL01

プログラム: LINK/LOADGO

IKJ76121I INVALID DATA SET NAME, dsname EXCEEDS 44 CHARACTERS

説明: 修飾データ・セット名は、44 文字を超過することはできません。 プロンプトが出されます。

検出モジュール: AKJLKL01

プログラム: LINK/LOADGO

IKJ76123I INVALID DATA SET NAME, dsname EXCEEDS 44 CHARACTERS

説明: 修飾データ・セット名は、44 文字を超過することはできません。 プロンプトを出すことはできません。

検出モジュール: AKJLKL01

プログラム: LINK/LOADGO

IKJ76133I dsname NOT A PARTITIONED DATA SET A [text] DATA SET MUST BE PARTITIONED

説明: text 項目について、以下のものが出力されることがあります。v text = LOAD MODULE

v text = LIBRARY

動的割り振り戻りコードは (DAIR によって変換された) は、X'0330' でした。ライブラリーまたはロード・モジュール出力データ・セットの割り振りは、失敗しました。データ・セットは存在していますが、区分データ・セットではありません。

検出モジュール: AKJLKL01

プログラム: LINK/LOADGO

IKJ76091I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 567

Page 580: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ76143I MEMBER member NOT IN DATA SET dsname +

説明: 指定されたメンバーは、データ・セット内で発見することはできませんでした。 BLDL は、ゼロ以外の戻りコードを戻しました。

TEMPNAME ASSUMED AS MEMBER NAME

説明: 入力データ・セットの割り振りが失敗しました。指定されたメンバー名、または (デフォルトによる) メンバー名 tempname は、区分データ・セットにはありませんでした。

検出モジュール: AKJLKL01

プログラム: LINK/LOADGO

IKJ76151I VALID TYPES FOR DATA SET dsname ARE OBJ AND DATA

説明: 入力データ・セットの割り振りが実行できなかったのには、次の 2 つの理由があります。 (1) 右端の修飾子がデータ・セット名に指定されていなかった。 (2) 2 つの有効な入力データ・セットが存在している (右端の修飾子として OBJ および DATA を持つデータ・セット名)。 コマンドは、link コマンドに限られます (メッセージ IKJ76170A

および IKJ76173I も参照してください)。

検出モジュール: AKJLKL01

プログラム: LINK/LOADGO

IKJ76161I VALID TYPES FOR DATA SET dsname ARE LOAD AND OBJ

説明: 入力データ・セットの割り振りが実行できなかったのには、次の 2 つの理由が考えられます。(1) 右端の修飾子がデータ・セット名に指定されていなかった。(2) 2 つの有効な入力データ・セットが存在している (右端の修飾子として OBJ および LOAD を持つデータ・セット名)。 コマンドは、load コマンドに限られます (メッセージIKJ76170A および IKJ76173I も参照してください)。

検出モジュール: AKJLKL01

プログラム: LINK/LOADGO

IKJ76170A ENTER TYPE

説明: ユーザーは、入力データ・セット名の右端の修飾子の入力を指示されています (メッセージ IKJ76151I およびIKJ76161I を参照してください。またメッセージ IKJ76173I も参照してください)。

検出モジュール: AKJLKL01

プログラム: LINK/LOADGO

IKJ76173I TYPE MISSING

説明: 入力データ・セットの割り振りが失敗しました。非プロンプト・モードが原因で、ユーザーは入力データ・セット名の右端の修飾子の入力についての指示を受け取ることができませんでした (メッセージ IKJ76151I およびIKJ76161I を参照してください。またメッセージ IKJ76170A も参照してください)。

検出モジュール: AKJLKL01

プログラム: LINK/LOADGO

IKJ76181I MEMBER member SPECIFIED BUT dsname NOT A PARTITIONED DATA SET

説明: メンバー名が順次データ・セットに指定され、動的割り振り戻りコード (DAIR によって変換された) は、X'0330' でした。

検出モジュール: AKJLKL01

IKJ76143I

568 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 581: TSO/E メッセージ - TOK2

プログラム: LINK/LOADGO

IKJ76193I ERROR IN CONCATENATING [text] DATA SETS

説明: text 項目について、以下のものが出力されることがあります。v text = INPUT

v text = LIBRARY

DAIR 戻りコードは、12 でした。 (1) と (2) のいずれかが考えられます。(1) 入力データ・セットまたはライブラリー・データ・セットの連結が失敗した。 (2) 26 以上のデータ・セット名が、入力またはライブラリー・データ・セット名リストに指定された。

検出モジュール: AKJLKL01

プログラム: LINK/LOADGO

IKJ76203I COMMAND SYSTEM ERROR +

説明: サービス・ルーチンは、異常終了しました。

service_routine ERROR CODE error_code

説明: データ・セットの割り振りが失敗しました。エラーがサービス・ルーチンによって検出されたか、またはサービス・ルーチンで異常終了が起きました。

検出モジュール: AKJLKL01

プログラム: LINK/LOADGO

IKJ76213I DATA SET dsname WILL CREATE INVALID CATALOG STRUCTURE + A QUALIFIER CANNOTBE BOTH AN INDEX AND THE LAST QUALIFIER OF A DATA SET NAME

説明: 新しいロード・モジュール出力またはリスト出力データ・セットを割り振ろうとして失敗しました。データ・セット名が、既存のカタログ構造と矛盾します。

検出モジュール: AKJLKL01

プログラム: LINK/LOADGO

IKJ76223I DATA SET dsname NOT ALLOCATED, NOT ENOUGH SPACE ON VOLUMES +

説明: DAIR 戻りコードは、X'4714' でした。

USE DELETE COMMAND TO DELETE UNUSED DATA SETS

説明: データ・セットの割り振りが失敗しました。必要なスペース量が使用できません。

検出モジュール: AKJLKL01

プログラム: LINK/LOADGO

IKJ76231I PARAMETER FIELD TRUNCATED TO 100 CHARACTERS

説明: LOADER に渡されたパラメーター・フィールドの長さは、100 文字を超えました。

検出モジュール: AKJLKL01

プログラム: LINK/LOADGO

IKJ76193I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 569

Page 582: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ76241I DYNAMIC ALLOCATION FAILURE - RETURN CODE return_code

説明: DAIR および動的割り振り処理シーケンスで、次の (1) または (2) のいずれかの実行中にエラーを検出しました。(1) 端末へのデータ・セットの割り振り。 (2) ダミー・データ・セットの割り振り。

検出モジュール: AKJLKL01

プログラム: LINK/LOADGO

IKJ79000I UNABLE TO OPEN THE DIRECTORY OF A PDS USING A VARIABLE RECORD FORMAT

説明: 可変長レコード形式で割り振られた区分データ・セットに (メンバー名を指定せずに) OPENFILE ステートメントを使用しました。 固定長または不定形式のレコード形式を使用して、PDS のディレクトリーをアクセスしなくてはなりません。

PDS のメンバーをアクセスする場合、そのデータ・セットの割り振り時にメンバー名を指定してください。

検出モジュール: IKJCT437

IKJ79002I THIS STATEMENT HAS AN INVALID &SYSINDEX START PARAMETER. THE STARTPARAMETER MUST BE A NON-NEGATIVE WHOLE NUMBER

説明: このメッセージは、無効な開始パラメーターを使用した &SYSINDEX 組み込み関数が指定された場合に出されます。

検出モジュール: IKJCT439

IKJ79003I THIS STATEMENT HAS AN INVALID &SYSINDEX EXPRESSION

説明: このメッセージは、無効なターゲット・ストリング (検索する文字ストリング) または文字ストリング (検索する大文字の文字ストリング) を使用した &SYSINDEX 組み込み関数が指定された場合に出されます。 &SYSINDEX 組み込み関数についての詳細は、z/OS TSO/E CLIST を参照してください。

検出モジュール: IKJCT439

IKJ79004I THIS STATEMENT HAS AN INVALID &SYSNSUB LEVEL PARAMETER; THE LEVELPARAMETER IS A NUMBER 0-99

説明: このメッセージは、無効な LEVEL パラメーターを使用した &SYSNSUB 組み込み関数が指定された場合に出されます。

検出モジュール: IKJCT439

IKJ79005I THIS STATEMENT HAS A MISSING &SYSNSUB LEVEL PARAMETER AND/OR EXPRESSIONPARAMETER

説明: このメッセージは、必須パラメーターの 1 つを使用せずに &SYSNSUB 組み込み関数が指定された場合に出されます。

検出モジュール: IKJCT439

IKJ79006I THIS STATEMENT HAS A &SYSNSUB LEVEL PARAMETER THAT HAS USED A BUILT-INFUNCTION AS A SYMBOLIC VARIABLE

説明: このメッセージは、&SYSNSUB LEVEL パラメーターに別の CLIST 組み込み関数が含まれている場合に出されます。 CLIST 組み込み関数を、&SYSNSUB LEVEL パラメーター内で使用することはできません。

検出モジュール: IKJCT439

IKJ76241I

570 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 583: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ79007I THIS STATEMENT TRIED TO WRITE TO A FILE OPEN FOR INPUT

説明: ユーザーは、入力専用にオープンされたファイルに書き込みを試行しました。 ファイルに書き込むためには、そのファイルを出力用としてオープンしなければなりません。 OUTPUT キーワードを OPENFILE ステートメントに指定して、出力用にファイルをオープンしてください。

検出モジュール: IKJCT437

IKJ79008I THIS STATEMENT TRIED TO READ FROM A FILE OPEN FOR OUTPUT

説明: ユーザーは、出力専用にオープンされたファイルからの読み取りを試行しました。 ファイルから読み取るには、そのファイルが入力用としてオープンされていなくてはなりません。 OPENFILE ステートメントから OUTPUT

キーワードを除去し、INPUT キーワードを指定してください。

検出モジュール: IKJCT437

IKJ79009I PHASE 1 PROCESSING OF CLIST OR REXX EXEC ENDED ABNORMALLY.

説明: REXX exec の解釈のためのセットアップ中、または CLIST 処理の最初の段階でエラーが発生し異常終了しました。 エラーを識別する異常終了コードおよび理由コードについては、メッセージ IKJ79010I を参照してください。

SYSPROC または SYSEXEC で連結するデータ・セットが異なる組織とレコード仕様である場合は、このエラーはSYSPROC または SYSEXEC システム・ファイルから REXX exec または CLIST をロードしようと試みることによっても起こる可能性があります。 特に、レコード形式 (RECFM) および論理レコード長 (LRECL) は、同一である必要があります。 z/OS TSO/E ユーザーズ・ガイド を参照してください。ALLOCATE コマンドおよびそのオペランドについての詳細は、z/OS TSO/E コマンド解説書 を参照してください。

検出モジュール: IKJCT430

IKJ79010I ABEND Code: Cxxx REASON CODE: reason_code

説明: CLIST 処理の最初の段階、REXX exec の解釈のためのセットアップ、または REXX EXEC 解釈後の終結処理が異常終了し、示された異常終了コードおよび理由コードが出されました。 異常終了コードと理由コードについての説明は、z/OS MVS システム・コード を参照してください。

検出モジュール: IKJCT430

IKJ79011I PHASE 2 PROCESSING OF CLIST ENDED ABNORMALLY.

説明: エラーが原因で、CLIST 処理の第 2 段階が異常終了しました。 エラーを識別する異常終了コードまたは理由コードについては、メッセージ IKJ79012I を参照してください。

検出モジュール: IKJCT433

IKJ79012I ABEND Code: Cxxx REASON CODE: reason_code

説明: CLIST 処理の第 2 段階は異常終了し、異常終了コードおよび理由コードが出されました。 異常終了コードおよび理由コードの説明については、「z/OS MVS システム・コード」を参照してください。

検出モジュール: IKJCT433

IKJ79013I CLIST TERMINATED. UNABLE TO ESTABLISH ESTAE.

説明: CLIST 処理の第 2 段階は、リカバリー・コードが ESTAE を設定することができなかったため、異常終了しました。 詳細については、IBM サービス担当員に問題を報告してください。

検出モジュール: IKJCT433

IKJ79007I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 571

Page 584: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ79014I STMT nn SELECT STATEMENT NOT FOLLOWED BY A WHEN STATEMENT.

説明: SELECT ステートメント構文は、SELECT ステートメントの後に 1 つまたは複数の WHEN 文節が続くことを要求します。 WHEN 文節が SELECT のすぐ後になかったため、CLIST は実行することができません。

SELECT ステートメントを修正するには、WHEN 文節を SELECT のすぐ後に挿入してください。 SELECT ステートメントについての詳細は、z/OS TSO/E CLIST を参照してください。

検出モジュール: IKJCT43B

IKJ79015I STMT nn LABELS ARE NOT ALLOWED ON THE WHEN STATEMENT.

説明: SELECT ステートメントの構文では、WHEN 文節でラベルを使用することはできません。 WHEN 文節にラベルがあったために、CLIST は実行することができません。

CLIST を修正するには、WHEN 文節からラベルを除去してください。 SELECT ステートメントについての詳細は、z/OS TSO/E CLIST を参照してください。

検出モジュール: IKJCT43B

IKJ79016I STMT nn THE WHEN EXPRESSION MUST BE PARENTHESIZED.

説明: SELECT ステートメントの WHEN 文節上の式は、括弧に入れなければなりません。 WHEN 文節上の式が括弧に入っていなかったため、CLIST は処理することができません。

WHEN 文節を修正するには、式を括弧に入れてください。 SELECT ステートメントについての詳細は、z/OS TSO/E

CLIST を参照してください。

検出モジュール: IKJCT43B

IKJ79017I STMT nn UNBALANCED PARENTHESES AROUND THE WHEN EXPRESSION.

説明: SELECT ステートメントの WHEN 文節上の式は、左右の数が等しい (対の) 括弧で囲まれていなければなりません。 WHEN 式の左右の括弧の数が等しくなかった (対になっていない) ために、CLIST を実行することができません。

WHEN 文節を修正するためには、式の左右の括弧の数が同じになるようにしてください。SELECT ステートメントについての詳細は、z/OS TSO/E CLIST を参照してください。

検出モジュール: IKJCT43B

IKJ79018I STMT nn LABELS ARE NOT ALLOWED ON THE OTHERWISE STATEMENT.

説明: SELECT ステートメントの構文では、OTHERWISE 文節上のラベルは認められません。 この場合、ラベルはOTHERWISE 文節にあったため、CLIST は処理することができません。

CLIST を修正するには、OTHERWISE 文節からラベルを除去してください。 SELECT ステートメントについての詳細は、z/OS TSO/E CLIST を参照してください。

検出モジュール: IKJCT43B

IKJ79019I STMT nn ″=″ IS MISSING FROM THE ITERATIVE DO.

説明: 反復 DO ステートメント上の制御変数の後に等号 (=) がありません。 CLIST は、実行することができません。

CLIST を修正するには、DO ステートメント上の制御変数の後に等号を加えてください。 DO ステートメントについての詳細は、z/OS TSO/E CLIST を参照してください。

検出モジュール: IKJCT43B

IKJ79014I

572 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 585: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ79020I STMT nn AN EXPRESSION MUST FOLLOW THE ″=″ ON THE ITERATIVE DO.

説明: 反復 DO ステートメント上の等号 (=) の後に式がありません。 CLIST は、実行することができません。

CLIST を修正するためには、反復 DO ステートメント上の等号の後に式を入れてください。 DO ステートメントについての詳細は、z/OS TSO/E CLIST を参照してください。

検出モジュール: IKJCT43B

IKJ79021I STMT nn ″TO″ IS MISSING FROM THE ITERATIVE DO.

説明: 反復 DO ステートメントに、制御変数の増減の目標値を指定する TO キーワードがありません。 CLIST は、実行することができません。

CLIST を修正するためには、TO キーワードを反復 DO ステートメント上に入れてください。 DO ステートメントについての詳細は、z/OS TSO/E CLIST を参照してください。

検出モジュール: IKJCT43B

IKJ79022I STMT nn AN EXPRESSION MUST FOLLOW THE ″TO″ ON THE ITERATIVE DO.

説明: 反復 DO ステートメントに、TO キーワードの後に式がありません。 CLIST は、実行することができません。

CLIST を修正するには、反復 DO ステートメント上の TO キーワードの後に式を入れてください。 この式は、制御変数が増えたり減ったりする値を作りだすものです。 DO ステートメントについての詳細は、z/OS TSO/E CLIST を参照してください。

検出モジュール: IKJCT43B

IKJ79023I STMT nn AN EXPRESSION MUST FOLLOW THE ″BY″ ON THE ITERATIVE DO.

説明: 反復 DO ステートメントに、BY キーワードの後に式がありません。 CLIST は、実行することができません。

CLIST を修正するには、反復 DO ステートメント上の BY キーワードの後に式を入れてください。 この式は、制御変数が DO ループを実行する度に増えたり減ったりする値を作り出すものです。 DO ステートメントについての詳細は、z/OS TSO/E CLIST を参照してください。

検出モジュール: IKJCT43B

IKJ79024I A TO/FROM/BY EXPRESSION MUST SPECIFY A NUMERIC VALUE.

説明: 反復 DO ステートメント上の TO、BY、または FROM 式の計算は、結果として文字データになりました。 この式は、10 進数の整数を評価しなければなりません。 CLIST は、実行することができません。

CLIST を修正するには、与えられた式を修正して 10 進数の整数を評価するようにしてください。 DO ステートメントについての詳細は、z/OS TSO/E CLIST を参照してください。

検出モジュール: IKJCT446

IKJ79025I STMT nn AN EXPRESSION MUST FOLLOW ″UNTIL″.

説明: DO-UNTIL ステートメントで、UNTIL キーワードの後に式がありません。 CLIST は、実行することができません。

CLIST を修正するには、DO-UNTIL ステートメント上の UNTIL キーワードの後に式を入れてください。 式には条件を指定します (たとえば、&I; = 1)。 DO-UNTIL ステートメントは、その条件が真になるまで実行されます。 DO ステートメントについての詳細は、z/OS TSO/E CLIST を参照してください。

検出モジュール: IKJCT43B

IKJ79020I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 573

Page 586: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ79026I STMT nn A SUBPROCEDURE STATEMENT MUST HAVE A LABEL.

説明: PROC ステートメント (CLIST の最初の実行可能行上の PROC ステートメントは除く) に、ラベルがありません。 CLIST は、実行することができません。

(CLIST の最初の実行可能行上以外の) PROC ステートメントは、サブプロシージャーの最初の行とみなされます。 この場合、PROC ステートメントには、サブプロシージャーの呼び出しに使用できるラベルがなくてはなりません。CLIST を修正するには、PROC ステートメントにラベルを追加してください。 サブプロシージャーおよび PROC ステートメントについての詳細は、z/OS TSO/E CLIST を参照してください。

検出モジュール: IKJCT432

IKJ79027I STMT nn CLIST CONTAINS MORE THAN ONE PROCEDURE NAMED label.

説明: CLIST において、全プロシージャー名は固有でなくてはなりませんが、 2 つの PROC ステートメントが同じ名前 (ラベル) をもっていることが判明しました。 CLIST は、実行することができません。

CLIST を修正するには、同じ名前の PROC ステートメントのうちの 1 つのラベルを変更してください。サブプロシージャーおよび PROC ステートメントについての詳細は、z/OS TSO/E CLIST を参照してください。

検出モジュール: IKJCT43C

IKJ79028I SYSCALL TARGET MUST BE A SUBPROCEDURE IN THE CLIST.

説明: SYSCALL ステートメントに指定された名前は、CLIST のサブプロシージャー名と一致しません。 SYSCALL

ステートメントは実行できません。

CLIST を修正するには、SYSCALL ステートメントの名前と意図した PROC ステートメントの名前が一致していることを確認してください。 SYSCALL ステートメントおよび PROC ステートメントについての詳細は、z/OS TSO/E

CLIST を参照してください。

検出モジュール: IKJCT446

IKJ79029I A PROCEDURE NAME HAS BEEN USED AS A SYMBOLIC VARIABLE.

説明: シンボリック変数は、PROC ステートメントの名前 (ラベル) と一致します。 PROC ステートメント名は、PROC ステートメントおよび対応する SYSCALL ステートメント上にしかありません。 シンボリック変数は、PROC

ステートメントと同じ名前を持つことはできません。 CLIST は、実行することができません。

CLIST を修正するには、シンボリック変数または PROC ステートメント・ラベルを変更して、名前の重複を避けてください。 PROC ステートメントについての詳細は、z/OS TSO/E CLIST を参照してください。

検出モジュール: IKJCT440

IKJ79030I THE KEYWORD ON THE RETURN STATEMENT IS NOT VALID.

説明: RETURN ステートメントの後に、CODE キーワード以外のものが続いています。RETURN ステートメントに指定できるのは、CODE キーワードだけです。 CLIST は、実行することができません。

CLIST を修正するには、RETURN ステートメントを変更して CODE 以外のキーワードを持たないようにしてください。 RETURN ステートメントについての詳細は、z/OS TSO/E CLIST を参照してください。

検出モジュール: IKJCT436

IKJ79031I VARIABLES MARKED AS CALL-BY-REFERENCE MUST BE PARAMETERS.

説明: SYSREF ステートメントには、PROC ステートメント上のパラメーターと一致しない変数があります。SYSREF ステートメント上の変数は、サブプロシージャーの PROC ステートメントに指定されたパラメーターと一致しなければなりません。 CLIST は、実行することができません。

IKJ79026I

574 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 587: TSO/E メッセージ - TOK2

CLIST を修正するには、SYSREF ステートメントを変更して、サブプロシージャーの PROC ステートメント上のパラメーターと一致する変数のみを指定してください。 SYSREF ステートメントについての詳細は、z/OS TSO/E CLIST

を参照してください。

検出モジュール: IKJCT440

IKJ79032I UNDEFINED CALL-BY-REFERENCE VARIABLES SPECIFIED.

説明: SYSREF ステートメントに指定された 1 つまたは複数の変数は、呼び出し側の SYSCALL ステートメントで渡された変数と対応しませんでした。 CLIST は、実行することができません。

CLIST を修正するには、SYSREF または SYSCALL ステートメントを変更して、 SYSREF ステートメント上に列挙された変数が、SYSCALL ステートメントのパラメーターとして渡される変数と対応するようにしてください。SYSREF ステートメントおよび SYSCALL ステートメントについての詳細は、z/OS TSO/E CLIST を参照してください。

検出モジュール: IKJCT440

IKJ79039I OTHER THAN DBCS CHARACTERS FOUND IN A DBCS STRING.

説明: 2 バイト文字セット (DBCS) の文字は、それぞれ独立した 2 バイトから構成され、‘41’ から ‘FE’、またはDBCS のブランクを意味する ‘4040’ の範囲にコード点が入っています。 エラーが生じた DBCS ストリングは、有効な DBCS 文字の範囲外のコード点を持っていました。

エラーを修正するには、DBCS ストリングが有効な DBCS 文字のみを収容していることを確認してください。 DBCS

のストリングおよび文字についての詳細は、z/OS TSO/E CLIST を参照してください。

検出モジュール: IKJCT433

IKJ79040I ODD NUMBER OF BYTES FOUND IN A DBCS STRING.

説明: 2 バイト文字セット (DBCS) の文字の長さは、すべて 2 バイトです。 エラーを生じた DBCS ストリングは、バイト数が奇数でした。これは、DBCS 文字の 1 つが不完全 (単一バイト) であったことを示しています。

エラーを修正するには、DBCS ストリングの各文字が 2 バイトで構成されていることを確認してください。 DBCS のストリングおよび文字についての詳細は、z/OS TSO/E CLIST を参照してください。

検出モジュール: IKJCT433

IKJ79041I UNABLE TO FIND THE END OF A DBCS STRING.

説明: EBCDIC 文字セットと 2 バイト文字セット (DBCS) の文字を区別するために、DBCS 文字はシフトアウト区切り文字 (‘0E’) とシフトイン区切り文字 (‘0F’) で囲まなければなりません。 このエラーの場合、シフトイン区切り文字 (‘0F’) がシフトアウト区切り文字 (‘0E’) の後にありませんでした。

このエラーを訂正するには、‘0E’ で始まる DBCS ストリングの後に文字 ‘0F’ を挿入してください。DBCS のストリングおよび文字についての詳細は、z/OS TSO/E CLIST を参照してください。

検出モジュール: IKJCT433

IKJ79042I SECOND SHIFT-OUT FOUND BEFORE FINDING A SHIFT-IN.

説明: 2 バイト文字セット (DBCS) の文字ストリングは、シフトアウト区切り文字 (‘0E’) とシフトイン区切り文字(‘0F’) の間になくてはなりません。 このエラーの場合、介在するシフトイン文字なしで 2 つのシフトアウト文字が発見されました。これは、ある DBCS ストリングが別の DBCS ストリング内でネストされることを示しています。シフトアウト文字およびシフトイン文字自体は、別の DBCS ストリング内にあることが認められないため、内部 DBCS ストリングから除去してください。

エラーを修正するには、文字 ‘0E’ および ‘0F’ を内部 (ネストされた) DBCS ストリングの前後から除去してくださ

IKJ79032I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 575

Page 588: TSO/E メッセージ - TOK2

い。 DBCS のストリングおよび文字についての詳細は、z/OS TSO/E CLIST を参照してください。

検出モジュール: IKJCT433

IKJ79043I STMT nn OTHER THAN DBCS CHARACTERS FOUND IN A DBCS STRING

説明: 2 バイト文字セット (DBCS) の文字は、それぞれ独立した 2 バイトから構成され、‘41’ から ‘FE’、またはDBCS のブランクを意味する ‘4040’ の範囲にコード点が入っています。 エラーが生じた DBCS ストリングは、有効な DBCS 文字の範囲外のコード点を持っていました。

エラーを修正するには、DBCS ストリングが有効な DBCS 文字のみを収容していることを確認してください。 DBCS

のストリングおよび文字についての詳細は、z/OS TSO/E CLIST を参照してください。

検出モジュール: IKJCT43B

IKJ79044I STMT nn ODD NUMBER OF BYTES FOUND IN A DBCS STRING.

説明: 2 バイト文字セット (DBCS) の文字の長さは、すべて 2 バイトです。 エラーを生じた DBCS ストリングは、バイト数が奇数でした。これは、DBCS 文字の 1 つが不完全 (単一バイト) であったことを示しています。

エラーを修正するには、DBCS ストリングの各文字が 2 バイトで構成されていることを確認してください。 DBCS のストリングおよび文字についての詳細は、z/OS TSO/E CLIST を参照してください。

検出モジュール: IKJCT43B

IKJ79045I STMT nn UNABLE TO FIND THE END OF A DBCS STRING.

説明: EBCDIC 文字セットと 2 バイト文字セット (DBCS) の文字を区別するために、DBCS 文字はシフトアウト区切り文字 (‘0E’) とシフトイン区切り文字 (‘0F’) で囲まなければなりません。 このエラーの場合、シフトイン区切り文字 (‘0F’) がシフトアウト区切り文字 (‘0E’) の後にありませんでした。

このエラーを訂正するには、‘0E’ で始まる DBCS ストリングの後に文字 ‘0F’ を挿入してください。DBCS のストリングおよび文字についての詳細は、z/OS TSO/E CLIST を参照してください。

検出モジュール: IKJCT43B

IKJ79046I STMT nn SECOND SHIFT-OUT FOUND BEFORE FINDING A SHIFT-IN.

説明: 2 バイト文字セット (DBCS) の文字ストリングは、シフトアウト区切り文字 (‘0E’) とシフトイン区切り文字(‘0F’) の間になくてはなりません。 このエラーの場合、介在するシフトイン文字なしで 2 つのシフトアウト文字が発見されました。これは、ある DBCS ストリングが別の DBCS ストリング内でネストされることを示しています。シフトアウト文字およびシフトイン文字自体は、別の DBCS ストリング内にあることが認められないため、内部 DBCS ストリングから除去してください。

エラーを修正するには、文字 ‘0E’ および ‘0F’ を内部 (ネストされた) DBCS ストリングの前後から除去してください。 DBCS のストリングおよび文字についての詳細は、z/OS TSO/E CLIST を参照してください。

検出モジュール: IKJCT43B

IKJ79048I THIS STATEMENT TRIED TO UPDATE A FILE AFTER END OF FILE WAS REACHED

説明: ファイルは、ファイルの終わりが検出された後に更新することはできません。 ファイルの終わりに追加するには、MOD のファイル属性指定でファイルを割り振り、出力用にオープンしてください。

検出モジュール: IKJCT437

IKJ79043I

576 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 589: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ79049I THIS STATEMENT TRIED TO UPDATE AN EMPTY FILE

説明: 空のファイルは、更新することはできません。 ファイルに追加するには、出力用にファイルをオープンし、PUTFILE を使用してそこに書き込んでください。

検出モジュール: IKJCT437

IKJ79054I CLIST EXCEEDS MAXIMUM ALLOWABLE LENGTH.

説明: システムの内部表記 (コマンド・プロシージャー・ブロックまたは COMPROC) が 16 MB を超えているため、システムは要求された CLIST を実行することができません。

検出モジュール: IKJCT432

IKJ79055I Module FAILED WITH RETURN CODE return_code.

説明: 次のモジュールのうちの 1 つが失敗しました。v IKJCT44B

v IKJCT44S

失敗したモジュールおよび戻りコードを書き留め、TSO/E 管理者に問い合わせて、エラーの種類についての正確な情報を得てください。

検出モジュール: IKJCT433、IKJCT436

IKJ79057I DATA SETS WITH A LOGICAL RECORD LENGTH GREATER THAN 32767 ARE NOTSUPPORTED FOR CLIST I/O

説明: CLIST は、2 ブロック以上にスパンするレコードをサポートしません。 OPENFILE ステートメントについての詳細は、z/OS TSO/E CLIST を参照してください。

検出モジュール: IKJCT437

IKJ79060I ERROR/ATTN STATEMENT NOT ALLOWED WITHIN ERROR OR ATTENTION EXIT.

説明: ERROR または ATTN ステートメントは、サブプロシージャーのエラー・ルーチンもしくはアテンション・ルーチンにあることが判明しました。 CLIST は、実行することができません。

CLIST を修正するには、ERROR または ATTN ステートメントをエラー・ルーチンもしくはアテンション・ルーチン内から除去してください。 エラー・ルーチンまたはアテンション・ルーチンについての詳細は、z/OS TSO/E CLIST を参照してください。

検出モジュール: IKJCT436

IKJ79061I EBCDIC DATA FOR &SYSTWOBYTE IS OUTSIDE VALID DBCS RANGE.

説明: 組み込み関数 &SYSTWOBYTE は、EBCDIC ストリングを 2 バイト文字セット (DBCS) に変換します。EBCDIC データに対応し、変換できる有効な DBCS コード点は、 ‘4040’ および ‘42db’ です。この db とは、 ‘41’

から ‘FE’ の範囲のコード点のことです。このエラーの場合、&SYSTWOBYTE 組み込み関数が ‘40’ から ‘FE’ の範囲外の EBCDIC データに出されたため、DBCS への変換ができませんでした。

このエラーを修正するには、 &SYSTWOBYTE ストリングから、‘40’ から ‘FE’ の範囲外の EBCDIC データをすべて除去してください。 &SYSTWOBYTE および DBCS についての詳細は、z/OS TSO/E CLIST を参照してください。

検出モジュール: IKJCT439

IKJ79049I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 577

Page 590: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ79062I STMT nn PROCEDURE NAME MUST NOT EXCEED 31 CHARACTERS.

説明: PROC ステートメントのラベルが 32 文字以上です。 CLIST は、実行することができません。

CLIST を修正するには、ラベルを変更して 31 文字を超えないようにしてください。ラベルおよび PROC ステートメントについての詳細は、z/OS TSO/E CLIST を参照してください。

検出モジュール: IKJCT432

IKJ79063I INVALID DATA SET NAME, dsname. EXEC EXCEEDS 44 CHARACTERS

説明: 明示 EXEC コマンド構文 (および、もしあれば TSO/E 接頭部) を使用して指定されたデータ・セット名は、EXEC データ・セット名の修飾子の追加後、 44 文字の限界を超過しました。

ユーザーの応答: 44 文字またはそれ以下の文字数でデータ・セット名を指定し、 EXEC コマンドを再び出してください。

対象者: EXEC ユーザー

検出モジュール: IKJCT43D

IKJ79064I command_name NOT FOUND. A VALID ALTLIB ENVIRONMENT DOES NOT EXIST.

説明: システムは、現行の要求に使用することを予測して、ALTLIB 環境を作成済みです。 EXEC コマンドは、この環境がエラー状態にあることを判別しました。

システムの処置: EXEC コマンド・プロセッサーは、終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに問い合わせて、ALTLIB 環境の問題の診断について援助を要求してください。

対象者: EXEC コマンド・ユーザー

検出モジュール: EXEC コマンド

IKJ79065I (Sub)Command command_name cannot be executed. A REXX environment does not exist.

説明: ユーザーは、コマンドもしくはサブコマンドを出しました。これは、REXX exec、またはその処理中に REXX

exec を呼び出します。 REXX exec には、その稼働環境としての REXX 言語プロセッサー環境が必要です。 しかし、そのような環境は存在しません。

システムの処置: EXEC コマンドは、ユーザーが出したコマンドまたはサブコマンドの処理を停止します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに問い合わせて、REXX 用の言語プロセッサー環境が整っているか問題の究明をしてもらってください。

システム・プログラマーの応答: REXX exec を実行するには REXX 言語プロセッサー環境が必要です。以下に、言語プロセッサー環境が存在しない場合に考えられる理由を示します。

v インストール・システムではユーザー作成の端末監視プログラム (TMP) を使用しており、かつその TMP は言語プロセッサー環境を初期設定しない。 TSO/E が提供する TMP を使用しない場合は、TSO/E による言語プロセッサー環境の自動初期設定は行われません。 ユーザー作成 TMP は、REXX 初期設定ルーチンである IRXINIT を呼び出して、REXX EXEC を処理するための環境を初期設定しなければなりません。

v REXX 言語プロセッサー環境は、以前は特定のタスク・レベルに存在し、そのレベルで REXX 処理を行っていた。このタスクは終了しています。このことは、言語プロセッサー環境も終了したということを意味します。 REXX 言語プロセッサー環境を使用することができるのは、この環境が作成されたときのタスクが存在している間だけです。

たとえば、TSO/E 環境サービスである IKJTSOEV を使用して、非 TSO/E のアドレス・スペースに TSO/E 環境を作成することができます。 また、IKJTSOEV は、IKJTSOEV の呼び出しと同じタスク・レベルで言語プロセッサー環境も作成します。 この言語プロセッサー環境は、その TSO/E 環境が作成されたときのタスクが終了した時点で

IKJ79062I • IKJ79065I

578 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 591: TSO/E メッセージ - TOK2

終了します。 したがって、IKJTSOEV が作成する言語プロセッサー環境を使用することができるのは、 IKJTSOEV

が呼び出されたときのタスクが存在する間だけです。 TSO/E 環境サービス IKJTSOEV についての詳細は、z/OS

TSO/E Programming Services を参照してください。

言語プロセッサー環境についての詳細は、z/OS TSO/E REXX 解説書 を参照してください。

対象者: EXEC ユーザー

検出モジュール: IKJCT430

IKJ79066I data_set_name cannot be executed. A REXX environment does not exist.

説明: ユーザーは、EXEC コマンドを出し、REXX exec を持つデータ・セット名を指定しました。REXX exec には、その稼働環境としての REXX 言語プロセッサー環境が必要です。しかし、この環境は存在しません。

システムの処置: EXEC コマンドは処理を停止します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに問い合わせて、REXX 用の言語プロセッサー環境が整っているか問題の究明をしてもらってください。

システム・プログラマーの応答: REXX exec を実行するには REXX 言語プロセッサー環境が必要です。以下に、言語プロセッサー環境が存在しない場合に考えられる理由を示します。

v インストール・システムではユーザー作成の端末監視プログラム (TMP) を使用しており、かつその TMP は言語プロセッサー環境を初期設定しない。 TSO/E が提供する TMP を使用しない場合は、TSO/E による言語プロセッサー環境の自動初期設定は行われません。 ユーザー作成 TMP は、REXX 初期設定ルーチンである IRXINIT を呼び出して、REXX EXEC を処理するための環境を初期設定しなければなりません。

v REXX 言語プロセッサー環境は、以前は特定のタスク・レベルに存在し、そのレベルで REXX 処理を行っていた。このタスクは終了しています。このことは、言語プロセッサー環境も終了したということを意味します。 REXX 言語プロセッサー環境を使用することができるのは、この環境が作成されたときのタスクが存在している間だけです。

たとえば、TSO/E 環境サービスである IKJTSOEV を使用して、非 TSO/E のアドレス・スペースに TSO/E 環境を作成することができます。 また、IKJTSOEV は、IKJTSOEV の呼び出しと同じタスク・レベルで言語プロセッサー環境も作成します。 この言語プロセッサー環境は、その TSO/E 環境が作成されたときのタスクが終了した時点で終了します。 したがって、IKJTSOEV が作成する言語プロセッサー環境を使用することができるのは、 IKJTSOEV

が呼び出されたときのタスクが存在する間だけです。 TSO/E 環境サービス IKJTSOEV についての詳細は、z/OS

TSO/E Programming Services を参照してください。

言語プロセッサー環境についての詳細は、z/OS TSO/E REXX 解説書 を参照してください。

対象者: EXEC ユーザー

検出モジュール: IKJCT43D、IKJCT430

IKJ79067I data_set_name(member_name) cannot be executed. A REXX environment does not exist.

説明: ユーザーは、EXEC コマンドを出し、REXX exec を持つデータ・セット名を指定しました。REXX exec には、その稼働環境としての REXX 言語プロセッサー環境が必要です。しかし、この環境は存在しません。

システムの処置: EXEC コマンドは処理を停止します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに問い合わせて、REXX 用の言語プロセッサー環境が整っているか問題の究明をしてもらってください。

システム・プログラマーの応答: REXX exec を実行するには REXX 言語プロセッサー環境が必要です。以下に、言語プロセッサー環境が存在しない場合に考えられる理由を示します。

v インストール・システムではユーザー作成の端末監視プログラム (TMP) を使用しており、かつその TMP は言語プロセッサー環境を初期設定しない。 TSO/E が提供する TMP を使用しない場合は、TSO/E による言語プロセッサー環境の自動初期設定は行われません。 ユーザー作成 TMP は、REXX 初期設定ルーチンである IRXINIT を呼び出して、REXX EXEC を処理するための環境を初期設定しなければなりません。

IKJ79066I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 579

Page 592: TSO/E メッセージ - TOK2

v REXX 言語プロセッサー環境は、以前は特定のタスク・レベルに存在し、そのレベルで REXX 処理を行っていた。このタスクは終了しています。このことは、言語プロセッサー環境も終了したということを意味します。 REXX 言語プロセッサー環境を使用することができるのは、この環境が作成されたときのタスクが存在している間だけです。

たとえば、TSO/E 環境サービスである IKJTSOEV を使用して、非 TSO/E のアドレス・スペースに TSO/E 環境を作成することができます。 また、IKJTSOEV は、IKJTSOEV の呼び出しと同じタスク・レベルで言語プロセッサー環境も作成します。 この言語プロセッサー環境は、その TSO/E 環境が作成されたときのタスクが終了した時点で終了します。 したがって、IKJTSOEV が作成する言語プロセッサー環境を使用することができるのは、 IKJTSOEV

が呼び出されたときのタスクが存在する間だけです。 TSO/E 環境サービス IKJTSOEV についての詳細は、z/OS

TSO/E Programming Services を参照してください。

言語プロセッサー環境についての詳細は、z/OS TSO/E REXX 解説書 を参照してください。

対象者: EXEC ユーザー

検出モジュール: IKJCT43D、IKJCT430

IKJ79068I Keyword or Positional parameter list on PROC statement exceeds maximum length allowed.

説明: 呼び出される CLIST の PROCEDURE ステートメントに、許される数を超えるキーワード・パラメーター、定位置パラメーター、またはその両方が指定されていました。

システムの処置: CLIST 処理は終了します。

ユーザーの応答: PROC ステートメントのキーワード・パラメーターまたは定位置パラメーターの数を減らしてください。

その PROC ステートメントのキーワード・パラメーターおよび定位置パラメーターを表すために構築された PCL

が、PARSE に渡すことができる 32767 バイトの上限を超えました。

対象者: ありません。

検出モジュール: IKJCT431

IKJ79069I Error encountered while processing a system variable

説明: このメッセージの前に出された診断メッセージが、この誤動作の詳細な理由を示します。

ユーザーの応答: 診断メッセージを表示して、それに指定された指示にしたがってください。

検出モジュール: IKJCT443

プログラム: CLIST

IKJ79070I System variable SYSJES or SYSNODE failed. IEFSSREQ return code: return_code SSOBRETN:code

説明: JES 情報を入手するために呼び出されたサブシステム・サービス IEFSSREQ に、エラーが起きました。 詳細については、「z/OS MVS Using the Subsystem Interface」を参照してください。

ユーザーの応答: インストール・システムがこのサブシステム・サービスをサポートしない限り、この機能を使用しないでください。

検出モジュール: IKJCT443

プログラム: CLIST

IKJ79071I System variable variable_name failed. It requires product level product_level

説明: 必要なプロダクト・レベルが、要求されたシステム変数に対してインストールされていません。

ユーザーの応答: インストール・システムがこのサブシステム・サービスをサポートしない限り、この機能を使用しないでください。

IKJ79068I

580 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 593: TSO/E メッセージ - TOK2

検出モジュール: IKJCT443

プログラム: CLIST

IKJ79072I SYSSMS failed, because service IGWASYS returned with RC: return_code and REA: reason_code

説明: この機能のために呼び出されたサービス IGWASYS に、エラーが発生しました。 詳細については、「z/OS

DFSMSdfp Advanced Services」を参照してください。

ユーザーの応答: インストール・システムがこのサブシステム・サービスをサポートしない限り、この機能を使用しないでください。

検出モジュール: IKJCT443

プログラム: CLIST

IKJ79073I System variable SYSAPPCLU failed, because service ATBEXAI returned with RC: return_code

説明: LU 名を入手するために呼び出されたサブシステム・サービス ATBEXAI で、エラーが起きました。 詳細については、「z/OS MVS Programming: Writing Transaction Programs for APPC/MVS」を参照してください。

検出モジュール: IKJCT443

プログラム: CLIST

IKJ79074I System variable SYSAPPCLU or SYSSMS failed - service service_name could not be loaded.

説明: この関数には、サービス service_name が必要ですが、このサービスをロードすることができませんでした。

ユーザーの応答: システム・ライブラリーでこのサービスを使用可能にするように、システム管理者に依頼してください。

検出モジュール: IKJCT443

プログラム: CLIST

IKJ79075I System variable variable_name failed, because service ASASYMBM returned with RC:return_code

説明: 多重仮想記憶域 (MVS) のシンボル置換サービス (ASASYMBM) への呼び出しで、エラーが発生しました。ASASYMBM がこの機能に指定されたシンボルの代わりにテキストを使用しようとしたときに、エラーが発生しました。

戻りコード 8 は、通常可変名が正しく指定されていないことを示し、その結果置き換えられた文字は 9 文字以上になります。

SYSDEF ... SYMDEF ステートメントの構文については、z/OS MVS 初期設定およびチューニング 解説書 を参照してください。 ASASYMBM の戻りコードについての詳細は、z/OS MVS プログラミング: アセンブラー・サービス 解説書 ABE-HSP を参照してください。

ユーザーの応答: 問題が解決しない場合は、IBM サポート担当員に問い合わせてください。

検出モジュール: IKJCT443

プログラム: CLIST

IKJ79101I COMMAND command_name TERMINATED DUE TO ATTENTION

説明: TSOEXEC コマンド・プロセッサーによって呼び出され、このメッセージにリストされているコマンド・プロセッサーが、アテンション割り込みによって終了しました。 ユーザーがアテンション・キーを入力したか、TSO/E がアテンション割り込みを生成したかのいずれかです。 TSOEXEC コマンド・プロセッサーによって呼び出されたコマン

IKJ79072I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 581

Page 594: TSO/E メッセージ - TOK2

ド・プロセッサーへのアテンション割り込みは、呼び出されたコマンド・プロセッサーが異常終了する原因になります。

検出モジュール: IKJEFTEX

プログラム: TSOEXEC

IKJ79102I command_name ENDED DUE TO ERROR +

説明: TSOEXEC コマンド・プロセッサーによって呼び出され、このメッセージにリストされているコマンド・プロセッサーが、異常終了しました。

IKJ79102I SYSTEM ABEND CODE abend_code REASON CODE reason_code

説明: 1 次メッセージにリストされたコマンド・プロセッサーが、TSOEXEC コマンド・プロセッサーによって呼び出されましたが、終了し、異常終了コードおよび戻りコードが、2 次メッセージ・テキストにリストされました。

メッセージ・テキストがユーザー異常終了を示す場合、異常終了コードおよび理由コードの説明については、そのコマンドを記載している資料を参照してください。 メッセージ・テキストがシステム異常終了を示している場合は、z/OS

MVS システム・コード を参照し、その異常終了コードと理由コードについての説明を読んでください。

検出モジュール: IKJEFTEX

プログラム: TSOEXEC

IKJ79102I USER ABEND CODE abend_code REASON CODE reason_code

説明: 1 次メッセージにリストされたコマンド・プロセッサーが、TSOEXEC コマンド・プロセッサーによって呼び出されましたが、終了し、異常終了コードおよび戻りコードが、2 次メッセージ・テキストにリストされました。 異常終了コードと理由コードの説明については、そのコマンドの文書を参照してください。

検出モジュール: IKJEFTEX

プログラム: TSOEXEC

IKJ79103I TSOEXEC FAILED WHILE EXECUTING THE command_name COMMAND +

説明: このメッセージにリストされたコマンド・プロセッサーが、TSOEXEC コマンド・プロセッサーによって呼び出され、TSO/E サービス・ルーチン (IKJEFTSR) のエラーが原因で終了しました。

IKJ79103I TSO/E SERVICE ROUTINE RETURN CODE return_code

説明: TSO/E サービス・ルーチンが上記の戻りコードを出して終了したため、TSOEXEC コマンド・プロセッサーによって呼び出されたコマンド・プロセッサーが終了しました。 TSO/E サービス・ルーチンの戻りコードについての説明は、z/OS TSO/E Programming Services を参照してください。

検出モジュール: IKJEFTEX

プログラム: TSOEXEC

IKJ79104I COMMAND command_name NOT FOUND

説明: TSOEXEC コマンドを使用して、メッセージ・テキストにリストされたコマンド・プロセッサーの呼び出しを試みました。 しかし、そのコマンド・プロセッサーが存在しません。

検出モジュール: IKJEFTEX

プログラム: TSOEXEC

IKJ79102I

582 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 595: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ79105I INVALID COMMAND NAME SYNTAX command_name

説明: メッセージ・テキストにリストされたコマンド (TSOEXEC コマンド・プロセッサーによって呼び出された) には構文上の間違いがあります。 TSO/E コマンドおよびそれらの構文についての説明は、z/OS TSO/E コマンド解説書を参照してください。

検出モジュール: IKJEFTEX

プログラム: TSOEXEC

IKJ79106I command_name IS UNSUPPORTED COMMAND NAME IN BACKGROUND

説明: メッセージ・テキストにリストされたコマンド (TSOEXEC コマンド・プロセッサーによって呼び出された)

は、バックグラウンド環境で使用することができません。 どの TSO/E コマンドがバックグラウンドでは使用することができないのかについての説明は、z/OS TSO/E ユーザーズ・ガイド を参照してください。

検出モジュール: IKJEFTEX

プログラム: TSOEXEC

IKJ79150I EXIT NAME exit_name WAS NOT FOUND.

説明: メッセージ・テキストで指定された出口の呼び出しを試みましたが、出口は TSO/E に正しく定義されていません。 システム・プログラマーに問い合わせて、問題を解決してください。

対象者: 出口ユーザー

検出モジュール: IKJRTR01

IKJ79151I ERROR OCCURRED WHILE INVOKING EXIT exit_name + ABEND CODE abend_code REASONCODE reason_code.

説明: TSO/E 内部機能は、メッセージ・テキストで指定された出口を呼び出している間に異常終了しました。 2 次メッセージは、異常終了コードと理由コードを表示します。 異常終了コードと理由コードについての説明は、z/OS MVS

システム・コード を参照してください。追加支援を求める場合は、システム・プログラマーに問い合わせてください。

対象者: 出口ユーザー

検出モジュール: IKJRTR01

IKJ79152I ERROR OCCURRED IN EXIT exit_name. + ABEND CODE abend_code REASON CODE reason_code.

説明: メッセージ・テキストで指定された出口において、エラーが発生しました。 2 次メッセージは、異常終了コードと理由コードを表示します。 異常終了コードと理由コードについての説明は、z/OS MVS システム・コード を参照してください。追加支援を求める場合は、システム・プログラマーに問い合わせてください。

対象者: 出口ユーザー

検出モジュール: IKJRTR01

IKJ79153I ERROR DETECTED WHILE INVOKING EXIT exit_name+ UNABLE TO ESTABLISH RECOVERYENVIRONMENT.

説明: メッセージ・テキストで指定された出口へのアドレス可能性を確立中に、エラーが発生しました。 2 次メッセージは、問題を表示します。 システム・プログラマーに問い合わせて、問題を解決してください。

対象者: 出口ユーザー

検出モジュール: IKJRTR01

IKJ79105I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 583

Page 596: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ79154I INSTALLATION EXIT exit_name REQUESTED TERMINATION. + REASON CODE reason_code

説明: メッセージ・テキストで指定された出口は、終了を要求しました。 2 次メッセージは理由コードを表示します。 システム・プログラマーに問い合わせて、問題を解決してください。

対象者: 出口ユーザー

検出モジュール: IKJRTR01

IKJ79200I COMMAND TERMINATED DUE TO ATTENTION

説明: システムが FIB コマンド (CANCEL、 OUTPUT、STATUS、または SUBMIT) の処理中に、アテンション割り込みが発生しました。 割り込みは、コマンド処理を停止しました。 ほとんどのアテンション割り込み後に可能なように、READY メッセージが表示された後にヌル行を入力しても、処理を再開することはできません。

検出モジュール: IKJEFF00

IKJ79201I COMMAND ENDED DUE TO ERROR +

説明: FIB コマンド (CANCEL、OUTPUT、STATUS、または SUBMIT) の処理中、 FIB コマンド・インターフェース・ルーチン (IKJEFF76) が異常終了しました。 2 次メッセージは、システム異常終了コードを表示します。

検出モジュール: IKJEFF00

IKJ79202I COMMAND ENDED DUE TO ERROR +

説明: FIB コマンド (CANCEL、OUTPUT、STATUS、または SUBMIT) の処理中、FIB コマンド・インターフェース・ルーチン (IKJEFF76) はエラーを示す戻りコード、もしくは予想外の戻りコードを出しました。 2 次メッセージは、システム戻りコードを表示します。

検出モジュール: IKJEFF00

IKJ79203I COMMAND ENDED DUE TO ERROR +

説明: FIB コマンド (CANCEL、OUTPUT、STATUS、または SUBMIT) の処理中、FIB SVC100 (IKJEFF00) は異常終了しました。 2 次メッセージは、システム異常終了コードを表示します。

検出モジュール: IKJEFF00

IKJ79204I You attempted to run an unsupported function in a dynamic TSO environment.

説明: TSO/E 環境サービスによって作成された TSO/E 環境を使用しているアドレス・スペースで、実行しています。 ユーザーは、この環境ではサポートされない機能を呼び出しました。

ユーザーの応答: 呼び出しを取り消してください。

対象者: アプリケーション・プログラマー

検出モジュール: IKJEFF00

IKJ79301I ALTLIB terminated. Insufficient virtual storage to satisfy request. +

説明: ALTLIB コマンド・プロセッサーには、現在使用可能なものより大きい仮想記憶域の獲得が必要です。

システムの処置: ALTLIB コマンド・プロセッサーは異常終了します。

ユーザーの応答: ISPF が現在アクティブな場合、最低 1 つのアクティブなアプリケーションの終了を試みてください。 この処置で問題が解決されない場合、または ISPF が現在アクティブでない場合には、より大きな領域サイズでログオンしてください。 援助については、ユーザーの領域サイズを定義する担当者に連絡してください。

対象者: ALTLIB ユーザー

IKJ79154I

584 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 597: TSO/E メッセージ - TOK2

検出モジュール: IKJADLIB、IKJADUDD

IKJ79307I ALTLIB terminated. Extraneous information specified. +

説明: ユーザーは、ALTLIB コマンドに 2 つまたはそれ以上のオペランドを指定しましたが、それらは互いに矛盾します。 このメッセージは、次のメッセージの 1 つを伴って表示されます。それらのメッセージには、どのオペランドがエラー状態にあるのかが記述されています。

Specify a data set list or DDNAME only when activating an application-level alternative library.

Specify the COND or UNCOND keywords only when activating an application-level alternative library.

Specify USER, APPLICATION, SYSTEM, or ALL only when activating or deactivating.

システムの処置: ALTLIB コマンド・プロセッサーは異常終了します。

ユーザーの応答: どのオペランドがエラーなのか、入力されたオペランドを検査してください。

対象者: ALTLIB ユーザー

検出モジュール: IKJADLIB

IKJ79308I ALTLIB terminated. Exceeded maximum number of stacked application levels. +

説明: 現在、アクティブになっているアプリケーションのタイプに関して、8 つのアプリケーション・レベル ddname

がスタックされています。 9 つ以上スタックすることはできません。

システムの処置: ALTLIB コマンド・プロセッサーは異常終了します。

ユーザーの応答: 指定されたアプリケーション・タイプについて DEACTIVATE オペランドを指定した ALTLIB コマンドを出してから、同一タイプの別のアプリケーションをアクティブにしてください。

対象者: ALTLIB ユーザー

検出モジュール: IKJADLIB

IKJ79309I ALTLIB terminated. Member names are not allowed. +

説明: ユーザーは、DATASET オペランドまたは DSNAME オペランド用のデータ・セット・リストに、メンバー名を指定しました。 しかし、メンバー名は認められません。

システムの処置: ALTLIB コマンド・プロセッサーは異常終了します。

ユーザーの応答: ALTLIB コマンドを出し、データ・セット名にリスト中の区分データ・セットの名前のみを指定してください。

対象者: ALTLIB ユーザー

検出モジュール: IKJADLIB

IKJ79310I ALTLIB terminated. Exceeded maximum number of data sets. +

説明: ユーザーは、DATASET オペランドまたは DSNAME オペランドのデータ・セット・リストに、16 以上のデータ・セットを指定しました。

システムの処置: ALTLIB コマンド・プロセッサーは異常終了します。

ユーザーの応答: 16 以上のデータ・セット名を指定しない ALTLIB コマンドを出してください。

対象者: ALTLIB ユーザー

検出モジュール: IKJADLIB

IKJ79307I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 585

Page 598: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ79311I ALTLIB terminated. 'ALL' operand is not valid with activate. +

説明: 代替ライブラリーをアクティブにするさいに、'ALL' オペランドを指定しました。これは無効です。

システムの処置: ALTLIB コマンド・プロセッサーは異常終了します。

ユーザーの応答: ユーザー、アプリケーション・プログラム、およびシステム・レベルをアクティブにするには、各レベルに別々の ALTLIB コマンドを出してください。

対象者: ALTLIB ユーザー

検出モジュール: IKJADLIB

IKJ79312I ALTLIB terminated. Incorrect use of '*' keyword. +

説明: ユーザーは、アプリケーション・レベルで代替ライブラリーをアクティブにしたさい、アスタリスクを指定しました。 これは無効です。

システムの処置: ALTLIB コマンド・プロセッサーは異常終了します。

ユーザーの応答: EXEC および CLIST 用のアプリケーション・ライブラリーをアクティブにするには、ALTLIB コマンドを別々に 2 回出してください。

対象者: ALTLIB ユーザー

検出モジュール: IKJADLIB

IKJ79313I ALTLIB terminated. 'value' is not valid for the [USER|APPLICATION|SYSTEM] OPERAND. +

説明: 示されたオペランドに指定された値は無効です。 有効値は、'EXEC'、'CLIST'、または '*' に限られます。

システムの処置: ALTLIB コマンド・プロセッサーは異常終了します。

ユーザーの応答: 有効な値 'EXEC'、'CLIST'、または '*' のいずれかを指定してください。

対象者: ALTLIB ユーザー

検出モジュール: IKJADLIB

IKJ79314I ALTLIB terminated. DDNAME ddname not allocated or not permanently allocated. + ddname

must be permanently allocated before activating type level library.

説明: ddname が「レベル」 (ユーザー、アプリケーション、またはシステム) ライブラリー用の「タイプ」 (CLIST

または exec) として作動するように指定されていますが、そのためには永続属性を指定したうえでこれを事前に割り振っておく必要があります。そうしない限り、ALTLIB はこれを使用することができません。

システムの処置: ALTLIB コマンド・プロセッサーは、要求を処理することなく終了します。

ユーザーの応答: ALTLIB コマンドを出す前に、データ・セット・リストおよび ALTLIB コマンドに指定したものと同じファイル名を指定して ALLOCATE コマンドを出してください。 その後、再び ALTLIB コマンドを出してください。この処理は、ddname の永続的な割り振りを確実にします。 ddname の非アクティブ化が実行可能な場合、FREE

コマンドを使用して、ファイル名を解放することもできます。

SVC 99 を使用して動的割り振りに直接アクセスする場合、永続的に割り振られている属性を指定する必要があります。 この属性の詳細については、z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide を参照してください。

対象者: ALTLIB ユーザー

検出モジュール: IKJADLIB

IKJ79311I

586 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 599: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ79315I ALTLIB terminated. Application level [EXEC|CLIST] library already active and COND keywordwas specified.

説明: ユーザーは、COND キーワードを使用して、アクティブな同じタイプのアプリケーション・レベル・ライブラリーが他にない場合にのみ、このタイプのライブラリーがアクティブにされるように指定しました。 アクティブな同じタイプのライブラリーが、少なくとも 1 つあります。

システムの処置: ALTLIB コマンド・プロセッサーは異常終了します。

ユーザーの応答: DISPLAY オペランドを指定した ALTLIB コマンドを出し、同じタイプで別のアプリケーション・レベル・ライブラリーをアクティブにする必要があるかどうかを ALTLIB が表示するメッセージから判別してください。

対象者: ALTLIB ユーザー

検出モジュール: IKJADLIB

IKJ79316I ALTLIB terminated. DDNAME ddname is allocated to the terminal. +

説明: 指定された ddname (アプリケーション・レベル・ライブラリーとして作動する) が、端末に割り振られています。 ALTLIB では、ユーザーが端末 (ここから EXEC または CLIST を読み取る) を装置として使用することはできません。

システムの処置: ALTLIB コマンド・プロセッサーは異常終了します。

ユーザーの応答: データ・セット・リストを指定して ALLOCATE コマンドを出してください。

対象者: ALTLIB ユーザー

検出モジュール: IKJADLIB

IKJ79317I ALTLIB terminated. Severe error occurred in IKJDAIR. +

説明: TSO/E プログラム IKJDAIR は、ddname の割り振り検査の試行中にエラーを検出しました。 このメッセージは、次のメッセージと一緒に出されます。

IKJDAIR return code is return_code.

システムの処置: ALTLIB コマンド・プロセッサーは異常終了します。

ユーザーの応答: ALTLIB コマンドを再び出してください。 問題が解決しない場合は、システム・プログラマーに連絡して援助を求めるか、あるいは z/OS TSO/E Programming Services を参照して当該の戻りコードの意味を調べてください。

対象者: ALTLIB ユーザー

検出モジュール: IKJADLIB

IKJ79319I ALTLIB terminated. Severe error allocating data sets for the DATASET keyword. +

説明: 動的割り振りは、データ・セットの割り振りの試行中にエラーを検出しました。

システムの処置: ALTLIB コマンド・プロセッサーは異常終了します。 このメッセージは、次のメッセージのうちの1 つと一緒に出されますが、それらのメッセージには、ALTLIB コマンドが失敗した理由がより詳細に記述されています。

Message text is provided by dynamic allocation regarding the SVC99 error.

ユーザーの応答: エラーの原因が判別できるかどうか、指定されたデータ・セットを検査してください。

Dynamic allocation return code return_code reason code reason_code

ユーザーの応答: システム・プログラマーに問い合わせるか、あるいは、z/OS MVS Programming: Authorized

Assembler Services Guide を参照して戻りコードおよび理由コードの意味を調べてください。

IKJ79315I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 587

Page 600: TSO/E メッセージ - TOK2

Data set dsname is not a partitioned data set.

ユーザーの応答: 区分データ・セットではないデータ・セットが、データ・セットのリストに指定されています。区分データ・セット以外は、ALTLIB コマンドを使用して指定することはできません。区分データ・セットの名前だけを指定する ALTLIB コマンドを出してください。

対象者: ALTLIB ユーザー

検出モジュール: IKJADALC

IKJ79320I Unable to free previously allocated data sets. Enter ? for more information. +

説明: 動的割り振りは、データ・セットの割り振り解除の試行中にエラーを検出しました。

システムの処置: これは警告メッセージです。 ALTLIB コマンドは、メッセージを出した後、続行します。 ALTLIB

コマンドを DEACTIVATE または RESET 代替ライブラリーに出しても、それらのライブラリーは検索されません。メッセージで指定された ddname の割り振りは、変更されません。 このメッセージは、ALTLIB コマンドが失敗した理由を記述する次のメッセージと一緒に出されます。

Message text is provided by dynamic allocation regarding the SVC99 error.

ユーザーの応答: エラーの原因を判別できるかどうか、指定された ddname を検査してください。

Dynamic allocation return code return_code reason code reason_code

ユーザーの応答: TSO/E 管理者に連絡して援助を求めるか、あるいは z/OS MVS Programming: Authorized Assembler

Services Guide を参照して当該の戻りコードと理由コードの意味を調べてください。

対象者: ALTLIB ユーザー

検出モジュール: IKJADALC

IKJ79321I Stacked DDNAME=ddname

説明: ユーザーは、DISPLAY オペランドを持つ ALTLIB コマンドを指定しました。ALTLIB コマンド・プロセッサーは、このメッセージを出して、指定されたアプリケーション・レベルにスタックされた ddname をすべて表示します。

システムの処置: これは通知メッセージです。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: ALTLIB ユーザー

検出モジュール: IKJADLIB

IKJ79322I Current search order (by DDNAME) is:

説明: ユーザーは、DISPLAY オペランドを持つ ALTLIB コマンドを指定しました。ALTLIB コマンド・プロセッサーは、このメッセージを出して、現在検索中のすべての ddname を表示します。

システムの処置: これは通知メッセージです。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: ALTLIB ユーザー

検出モジュール: IKJADLIB

IKJ79323I User-level EXEC DDNAME=SYSUEXEC

説明: ユーザーは、DISPLAY オペランドを持つ ALTLIB コマンドを指定しました。ALTLIB コマンド・プロセッサーは、このメッセージを出して、ユーザー・レベルの EXEC ddname が検索中であることを示します。

システムの処置: これは通知メッセージです。

IKJ79320I

588 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 601: TSO/E メッセージ - TOK2

ユーザーの応答: ありません。

対象者: ALTLIB ユーザー

検出モジュール: IKJADLIB

IKJ79324I User-level CLIST DDNAME=SYSUPROC

説明: ユーザーは、DISPLAY オペランドを持つ ALTLIB コマンドを指定しました。ALTLIB コマンド・プロセッサーは、このメッセージを出して、ユーザー・レベルの CLIST ddname が検索中であることを示します。

システムの処置: これは通知メッセージです。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: ALTLIB ユーザー

検出モジュール: IKJADLIB

IKJ79325I Application-level EXEC DDNAME=ddname

説明: ユーザーは、DISPLAY オペランドを持つ ALTLIB コマンドを指定しました。ALTLIB コマンド・プロセッサーは、このメッセージを出して、アプリケーション・レベルの EXEC ddname が検索中であることを示します。

システムの処置: これは通知メッセージです。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: ALTLIB ユーザー

検出モジュール: IKJADLIB

IKJ79326I Application-level CLIST DDNAME=ddname

説明: ユーザーは、DISPLAY オペランドを持つ ALTLIB コマンドを指定しました。ALTLIB コマンド・プロセッサーは、このメッセージを出して、アプリケーション・レベルの CLIST ddname が検索中であることを示します。

システムの処置: これは通知メッセージです。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: ALTLIB ユーザー

検出モジュール: IKJADLIB

IKJ79327I System-level EXEC DDNAME=ddname

説明: ユーザーは、DISPLAY オペランドを持つ ALTLIB コマンドを指定しました。ALTLIB コマンド・プロセッサーは、このメッセージを出して、システム・レベルの EXEC ddname が検索中であることを示します。

システムの処置: これは通知メッセージです。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: ALTLIB ユーザー

検出モジュール: IKJADLIB

IKJ79328I System-level CLIST DDNAME=ddname

説明: ユーザーは、DISPLAY オペランドを持つ ALTLIB コマンドを指定しました。ALTLIB コマンド・プロセッサーは、このメッセージを出して、システム・レベルの CLIST ddname が検索中であることを示します。

システムの処置: これは通知メッセージです。

ユーザーの応答: ありません。

IKJ79324I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 589

Page 602: TSO/E メッセージ - TOK2

対象者: ALTLIB ユーザー

検出モジュール: IKJADLIB

IKJ79329I No levels are currently being searched.

説明: ユーザーは、DISPLAY オペランドを持つ ALTLIB コマンドを指定したか、または DEACTIVATE オペランドおよび ALL オペランドを使用して全レベルの検索を非アクティブにしました。 ALTLIB コマンド・プロセッサーはこのメッセージを出して、現在検索中のレベルがないことを示します。

システムの処置: これは通知メッセージです。

ユーザーの応答: ACTIVATE オペランドを使用して、検索するために 1 つまたは複数のレベルをアクティブにしてください。

対象者: ALTLIB ユーザー

検出モジュール: IKJADLIB

IKJ79330I ALTLIB terminated. Unable to establish an alternative library environment.

説明: TSO/E プログラム IKJADTAB は、代替ライブラリー環境の設定を試行中にエラーを検出しました。 このメッセージは、次のメッセージと一緒に出されます。

IKJADTAB return code return_code

システムの処置: ALTLIB コマンド・プロセッサーは異常終了します。

ユーザーの応答: ALTLIB コマンドを再び出してください。 問題が解決しない場合は、TSO/E 管理者に連絡して援助を求めるか、あるいは z/OS TSO/E Programming Services を参照して当該の戻りコードの意味を調べてください。

対象者: ALTLIB ユーザー

検出モジュール: IKJADTAB

IKJ79332I ALTLIB terminated. Unable to establish recovery environment. +

説明: ALTLIB コマンド・プロセッサーは、リカバリーを設定することができませんでした。 このメッセージは、次のメッセージと一緒に出されます。

ESTAE macro return code return_code

システムの処置: ALTLIB コマンド・プロセッサーは異常終了します。

ユーザーの応答: ALTLIB コマンドを再び出してください。 問題が解決しない場合は、システム・プログラマーに問い合わせて援助を依頼してください。

対象者: ALTLIB ユーザー

検出モジュール: IKJADLIB

IKJ79333I IKJADTAB terminated. Unable to establish recovery environment. +

説明: TSO/E プログラムの IKJADTAB は、リカバリー環境を設定することができませんでした。 このメッセージは、次のメッセージと一緒に出されます。

ESTAE macro return code return_code.

システムの処置: IKJADTAB は異常終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

対象者: ALTLIB ユーザー

検出モジュール: IKJADTAB

IKJ79329I

590 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 603: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ79334I IKJADTAB terminated. Insufficient virtual storage to satisfy request. +

説明: TSO/E プログラムの IKJADTAB には、現在使用可能なものより大きい仮想記憶域の獲得が必要です。

システムの処置: IKJADTAB は異常終了します。

ユーザーの応答: ISPF が現在アクティブな場合、最低 1 つのアクティブなアプリケーションの終了を試みてください。 この処置で問題が解決されない場合、または ISPF が現在アクティブでない場合には、より大きな領域サイズでログオンしてください。 援助については、ユーザーの領域サイズを定義する担当者に連絡してください。

対象者: ALTLIB ユーザー

検出モジュール: IKJADTAB

IKJ79335I IKJADTAB terminated. Inconsistent or invalid parameters passed to IKJADTAB. +

説明: TSO/E プログラムの IKJADTAB を呼び出したプログラムは、矛盾するパラメーターまたは無効なパラメーターを渡しています。 このメッセージは、次のメッセージと一緒に出されます。

IKJADTAB return code return_code

システムの処置: IKJADTAB は異常終了します。

ユーザーの応答: IKJADTAB を呼び出したプログラムを、再び呼び出してください。 問題が解決しない場合は、システム・プログラマーに連絡して援助を求めるか、あるいは z/OS TSO/E Programming Services を参照して当該の戻りコードの意味を調べてください。

対象者: ALTLIB ユーザー

検出モジュール: IKJADTAB

IKJ79336I IKJADTAB terminated. Invalid ADTAB_LIKE parameter passed to IKJADTAB. +

説明: TSO/E プログラムの IKJADTAB を呼び出したプログラムが、無効な ADTAB_LIKE パラメーターを渡します。 このメッセージは、次のメッセージと一緒に出されます。

IKJADTAB return code return_code

システムの処置: IKJADTAB は異常終了します。

ユーザーの応答: IKJADTAB を呼び出したプログラムを、再び呼び出してください。 問題が解決しない場合は、システム・プログラマーに連絡して援助を求めるか、あるいは z/OS TSO/E Programming Services を参照して当該の戻りコードの意味を調べてください。

対象者: ALTLIB ユーザー

検出モジュール: IKJADTAB

IKJ79337I IKJADTAB terminated. Invalid token passed to IKJADTAB. +

説明: TSO/E プログラムの IKJADTAB を呼び出したプログラムは、無効なトークンを渡しています。 このメッセージは、次のメッセージと一緒に出されます。

Invalid token is token IKJADTAB return code return_code

システムの処置: IKJADTAB は異常終了します。

ユーザーの応答: IKJADTAB を呼び出したプログラムを、再び呼び出してください。 問題が解決しない場合は、システム・プログラマーに連絡して援助を求めるか、あるいは z/OS TSO/E Programming Services を参照して当該の戻りコードの意味を調べてください。

対象者: ALTLIB ユーザー

検出モジュール: IKJADTAB

IKJ79334I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 591

Page 604: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ79338I ALTLIB terminated. An EXEC environment does not exist.

説明: ユーザーが要求している ALTLIB 処置では、REXX 環境が使用可能状態であることが必要ですが、この環境は使用不可能です。

システムの処置: ALTLIB は異常終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに問い合わせて、REXX 用の言語プロセッサー環境が整っているか問題の究明をしてもらってください。

システム・プログラマーの応答: ALTLIB 処置を実行するには REXX 言語プロセッサー環境が必要です。 以下に、言語プロセッサー環境が存在しない場合に考えられる理由を示します。

v インストール・システムではユーザー作成の端末監視プログラム (TMP) を使用しており、かつその TMP は言語プロセッサー環境を初期設定しない。 TSO/E が提供する TMP を使用しない場合は、TSO/E による言語プロセッサー環境の自動初期設定は行われません。 ユーザー作成 TMP は、REXX 初期設定ルーチンである IRXINIT を呼び出して、REXX EXEC を処理するための環境を初期設定しなければなりません。

v REXX 言語プロセッサー環境は、以前は特定のタスク・レベルに存在し、そのレベルで REXX 処理を行っていた。このタスクは終了しています。このことは、言語プロセッサー環境も終了したということを意味します。 REXX 言語プロセッサー環境を使用することができるのは、この環境が作成されたときのタスクが存在している間だけです。

たとえば、TSO/E 環境サービスである IKJTSOEV を使用して、非 TSO/E のアドレス・スペースに TSO/E 環境を作成することができます。 また、IKJTSOEV は、IKJTSOEV の呼び出しと同じタスク・レベルで言語プロセッサー環境も作成します。 この言語プロセッサー環境は、その TSO/E 環境が作成されたときのタスクが終了した時点で終了します。 したがって、IKJTSOEV が作成する言語プロセッサー環境を使用することができるのは、 IKJTSOEV

が呼び出されたときのタスクが存在する間だけです。 TSO/E 環境サービス IKJTSOEV についての詳細は、z/OS

TSO/E Programming Services を参照してください。

言語プロセッサー環境についての詳細は、z/OS TSO/E REXX 解説書 を参照してください。

対象者: ALTLIB ユーザー

検出モジュール: IKJADLIB

IKJ79339I [USER|SYSTEM]-LEVEL CLIST activated; [USER|SYSTEM]-LEVEL EXEC cannot be activated. +

説明: ユーザーは、CLIST ddname と EXEC ddname の両方が、ユーザー・レベルまたはシステム・レベルのいずれかでアクティブにされることを要求しましたが、REXX 環境が存在しないため、ユーザー CLIST レベルまたはシステム CLIST レベルの 1 つしかアクティブにされません。 このメッセージは、次のメッセージと一緒に出されます。

An EXEC environment does not exist.

システムの処置: これは警告メッセージです。 ユーザー・レベルの CLIST ddname は、'SYSUPROC' として定義され、システム・レベルの ddname は 'SYSPROC' として定義されるため、指定したレベルの CLIST ddname はアクティブにさせることが可能です。 EXEC 環境には EXEC の実行に必要な情報がありますが使用不可能なため、これはアクティブにされません。 ALTLIB コマンドは、メッセージを出した後、続行します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに問い合わせて、REXX 用の言語プロセッサー環境が整っているか問題の究明をしてもらってください。

システム・プログラマーの応答: ユーザー / システム exec DD をアクティブにするには REXX 言語プロセッサー環境が必要です。 以下に、言語プロセッサー環境が存在しない場合に考えられる理由を示します。

v インストール・システムではユーザー作成の端末監視プログラム (TMP) を使用しており、かつその TMP は言語プロセッサー環境を初期設定しない。 TSO/E が提供する TMP を使用しない場合は、TSO/E による言語プロセッサー環境の自動初期設定は行われません。 ユーザー作成 TMP は、REXX 初期設定ルーチンである IRXINIT を呼び出して、REXX EXEC を処理するための環境を初期設定しなければなりません。

v REXX 言語プロセッサー環境は、以前は特定のタスク・レベルに存在し、そのレベルで REXX 処理を行っていた。このタスクは終了しています。このことは、言語プロセッサー環境も終了したということを意味します。 REXX 言語プロセッサー環境を使用することができるのは、この環境が作成されたときのタスクが存在している間だけです。

IKJ79338I

592 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 605: TSO/E メッセージ - TOK2

たとえば、TSO/E 環境サービスである IKJTSOEV を使用して、非 TSO/E のアドレス・スペースに TSO/E 環境を作成することができます。 また、IKJTSOEV は、IKJTSOEV の呼び出しと同じタスク・レベルで言語プロセッサー環境も作成します。 この言語プロセッサー環境は、その TSO/E 環境が作成されたときのタスクが終了した時点で終了します。 したがって、IKJTSOEV が作成する言語プロセッサー環境を使用することができるのは、 IKJTSOEV

が呼び出されたときのタスクが存在する間だけです。 TSO/E 環境サービス IKJTSOEV についての詳細は、z/OS

TSO/E Programming Services を参照してください。

言語プロセッサー環境についての詳細は、z/OS TSO/E REXX 解説書 を参照してください。

対象者: ALTLIB ユーザー

検出モジュール: IKJADLIB

IKJ79340I ALTLIB EXEC levels are not available for searching. +

説明: ユーザーは、DISPLAY オペランドを持つ ALTLIB コマンドを指定しました。 ALTLIB コマンドはこのメッセージを出して、REXX 環境が存在しないことを表示します。 このメッセージは、次のメッセージと一緒に出されます。

An EXEC environment does not exist.

システムの処置: これは警告メッセージです。 EXEC 環境には、EXEC の実行に必要な情報がありますが使用不可能です。このため、ユーザーが EXEC 用に ALTLIB レベルのアクティブ化を試みた場合、その結果はエラーになります。 ALTLIB コマンドは、メッセージを出した後、続行します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに問い合わせて、REXX 用の言語プロセッサー環境が整っているか問題の究明をしてもらってください。

対象者: ALTLIB ユーザー

検出モジュール: IKJADTAB

IKJ79341I The ALTLIB command abnormally terminated. +

説明: ALTLIB コマンドで予想外のエラーが発生し、これが異常終了の原因になりました。 このメッセージは、次のメッセージと一緒に出されます。

(SYSTEM|USER) ABEND CODE 'ac' REASON CODE 'reason_code'.

システムの処置: ALTLIB コマンド・プロセッサーは、終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに問い合わせて、ALTLIB コマンド・プロセッサーの問題の診断について援助を要求してください。

対象者: ALTLIB コマンド・ユーザー

検出モジュール: ALTLIB

IKJ79342I ALTLIB terminated. A valid ALTLIB environment does not exist. +

説明: システムは、以前、現在の要求に使用できる見込みでこの環境を作成しました。 ALTLIB コマンドは、その環境がエラー状態にあることを判別しました。 このメッセージは、次のメッセージと一緒に出されます。

Contact your system programmer to diagnose problems with the ALTLIB environment.

システムの処置: ALTLIB コマンド・プロセッサーは、終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに問い合わせて、ALTLIB 環境の問題の診断について援助を要求してください。

対象者: ALTLIB コマンド・ユーザー

検出モジュール: ALTLIB

IKJ79340I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 593

Page 606: TSO/E メッセージ - TOK2

IKJ79343I IKJADTAB terminated. A valid IKJADTAB environment does not exist. +

説明: システムは、以前、現在の要求に使用できる見込みでこの環境を作成しました。 TSO/E プログラムのIKJADTAB は、この環境がエラー状態にあると判断しました。 このメッセージは、次のメッセージと一緒に出されます。

IKJADTAB return code return_code. システム・プログラマーに問い合わせて、IKJADTAB 環境の問題の診断を受けてください。

システムの処置: IKJADTAB は要求を打ち切ります。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに問い合わせて、IKJADTAB 環境の問題の診断を受けてください。

対象者: IKJADTAB ユーザー

検出モジュール: IKJADTB2

IKJH101I Report-title Report

説明: TSO/E ヘルス・チェックのヘッダー行。

システムの処置: 処理を続行します。

検出モジュール: IKJHCR00

IKJH0201I User Logs are in use.

説明: CHECK (IBMTSOE, TSOE_SEND_CHECK) は、IBM が推奨するユーザー・ログ実装環境が使用されていることを検出しました。

システムの処置: 処理を続行します。システムに影響はありません。

検出モジュール: IKJHCR00

IKJH0202E User logs are not in use.

説明: CHECK (IBMTSOE,TSOE_USERLOGS) は、メッセージが個別のユーザー・ログではなく、システム・ブロードキャスト・データ・セットに保管されているのを検出しました。

TSO/E ユーザー・ログは、システム・ブロードキャスト・データ・セットの競合を削減します。ブロードキャスト・データ・セットの問題により、TSO/E ログオンが遅くなったり実行できなくなったりすることがあります。

システムの処置: 処理を続行します。システムに影響はありません。

オペレーターの応答: システム・プログラマーに問題を報告してください。

システム・プログラマーの応答: システム・ブロードキャスト・データ・セットをユーザー・メールに使用する場合、処置は不要です。 HZSPRMxx 内のチェック・ポリシーを使用して、このチェックを削除 (DELETE) または 使用不能化 (DEACTIVATE) することを検討してください。

ADDREP,POLICY,NAME(DELETEDCHECKS)

DELETE,CHECK(IBMTSOE,TSOE_USERLOGS)

あるいは、ユーザー・ログ設定を行ってください。

ユーザー・ログを実装するには、MVS DISPLAY IKJTSO コマンドか TSO/E PARMLIB LIST コマンドを使用して、どの IKJTSOxx parmlib メンバーがアクティブか確認します。その後、SYS1.SAMPLIB 内のアクティブな parmlib メンバーまたはサンプル IKJTSO00 メンバーのコピーを作成して、SEND パラメーターを以下のように変更します。

LOGNAME(ユーザー・ログ・データ・セット名)

CHKBROD(ON)

IKJ79343I • IKJH0202E

594 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

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Page 607: TSO/E メッセージ - TOK2

MVS SET IKJTSO または TSO/E PARMLIB UPDATE コマンドを使用して、更新したメンバーをアクティブにします。ユーザー・ログの実装について詳しくは、「z/OS TSO/E カスタマイズ」を参照してください。

問題判別: MVS DISPLAY IKJTSO,SEND または TSO/E PARMLIB LIST(SEND) コマンドを実行して、LOGNAME

の現行設定が正しいかどうかを判断してください。

検出モジュール: IKJHCR00

IKJH0301I All TSO/E PARMLIB settings were initialized successfully.

説明: CHECK (IBMTSOE, TSOE_PARMLIB_CHECK) は、TSO/E 初期化中の PARMLIB 設定読み込み時に、エラーは発生しなかったと判断しました。

システムの処置: 処理を続行します。システムに影響はありません。

検出モジュール: IKJHCR00

IKJH0302E TSO/E PARMLIB defaults were used for parmlib_cmd_name due to an error.

説明: CHECK (IBMTSOE, TSOE_PARMLIB_CHECK) は、メッセージに示された PARMLIB オペランドに対するTSO/E 初期設定中、PARMLIB 設定の処理でエラーが発生したと判断しました。

システムの処置: 処理を続行します。システムに影響はありません。

オペレーターの応答: システム・プログラマーに問題を報告してください。

システム・プログラマーの応答: エラーを修正し、TSO/E PARMLIB UPDATE コマンドでアップデートの活動化を実行してください。

問題判別: エラーの原因として、前回の IPL で使用された IKJTSOxx PARMLIB メンバー内の不正な構文が推定されます。メンバーに構文エラーが無いことを確認してください。メッセージ IKJ712I および TSO/E 構文解析ルーチン関連のメッセージは、システム・ログに書き込まれていることがあります。TSO/E PARMLIB CHECK コマンドを使用して構文エラーを検索してください。構文エラーが無い場合、初期設定中の PARMLIB メンバー処理で I/O エラーが発生している可能性があります。

検出モジュール: IKJHCR00

IKJH0303E Unrecognized TSO/E PARMLIB setting found during initialization.

説明: CHECK(IBMTSOE,TSOE_PARMLIB_ERROR) は、初期設定中の TSO/E PARMLIB メンバー処理でエラーが発生したと判断しました。デフォルトの設定が使用されている可能性があります。この設定は目的とする設定と異なる可能性があります。

システムの処置: 処理を続行します。システムに影響はありません。

オペレーターの応答: システム・プログラマーに問題を報告してください。

システム・プログラマーの応答: エラーを修正し、TSO/E PARMLIB UPDATE コマンドでアップデートの活動化を実行してください。

問題判別: エラーの原因として、前回の IPL で使用された IKJTSOxx PARMLIB メンバー内の不正な構文が推定されます。メンバーに構文エラーが無いことを確認してください。メッセージ IKJ705I はシステム・ログに書き込まれていることがあります。TSO/E PARMLIB CHECK コマンドを使用して構文エラーを検索してください。

検出モジュール: IKJHCR00

IKJH0304E TSO/E PARMLIB Initialization did not complete for parmlib_cmd_name.

説明: CHECK(IBMTSOE,TSOE_PARMLIB_ERROR) は、メッセージに示された PARMLIB オペランドの初期設定が完了しなかったと判断しました。メッセージに示されたオペランド関連のオプション・セットに対し、TSO/E 設定が定義されていませんでした。未初期化のこれらの設定のため、TSO/E 処理は要求どおりに動作しませんでした。

IKJH0301I

第 6 章 TSO/E 端末メッセージ (IKJ...) 595

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Page 608: TSO/E メッセージ - TOK2

システムの処置: 処理を続行します。システムに影響はありません。

オペレーターの応答: システム・プログラマーに問題を報告してください。

システム・プログラマーの応答: エラーを修正し、TSO/E PARMLIB UPDATE コマンドでアップデートの活動化を実行してください。

問題判別: エラーの原因として、前回の IPL 中に発生した IKJTSOxx PARMLIB メンバーの処理の失敗が推定されました。メンバーにエラーが無いことを確認してください。エラー関連のメッセージがシステム・ログに書き込まれている可能性があります。

検出モジュール: IKJHCR00

596 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 609: TSO/E メッセージ - TOK2

第 7 章 TSO/E 端末メッセージ (INM...)

コンポーネント名 INM

メッセージを作成するプログラム TRANSMIT コマンドおよび RECEIVE コマンド

対象者および宛先 端末ユーザーの場合 : 端末

システム・プログラマーの場合 : SYSTSPRT リスト

メッセージ形式 INMzyyyn

z メッセージの発行元

R RECEIVE コマンド

X TRANSMIT コマンド

C TRANSMIT コマンドおよび RECEIVE コマンドの両者により出される、共通のメッセージ。

yyy メッセージ通し番号

n タイプ・コード:

A 処置。 端末ユーザーはメッセージ・テキストで指定された処置を行わなければなりません。

I 通知メッセージ。処置は必要ありません。

注釈 メッセージ・テキストで単一引用符で囲まれた語は、状況に基づいて変わる特定の情報をシステムが提供するということを示します。 その情報は、システムが端末にメッセージを表示する場合にのみ利用することができます。

メッセージ・テキストの後の正符号 (+) は、さらに多くの情報があることを示します。 さらに多くの情報を受け取るには、疑問符 (?) を入力して Enter

キーを押してください。

この章では、端末ユーザーに出される TSO/E 対話式データ伝送機能 (IDTF) メッセージについて説明しています。

INMC001I The NAMES data set dsname is not usable. +

説明: コマンド・プロセッサーは、示された NAMES データ・セットを使用することができません。 さらにこのメッセージは、データ・セットを使用不可にする問題について記述したメッセージと一緒に出されます。

システムの処置: TRANSMIT または RECEIVE コマンド・プロセッサーは、異常終了します。

ユーザーの応答: ユーザーの応答は、後続のメッセージで示されるエラーのタイプによって異なります。

対象者: TRANSMIT または RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMCA、INMCSYN

INMC002I An error occurred during allocation.

説明: このメッセージは、処理中だった NAMES データ・セットを示すメッセージ INMC001I に続きます。TRANSMIT または RECEIVE コマンド・プロセッサーがこのデータ・セットの割り振りを試みましたが、この割り振りは失敗しました。 このメッセージには、特定のエラーを識別する標準 TSO/E 割り振りエラー・メッセージが続きます。

© Copyright IBM Corp. 1988, 2008 597

Page 610: TSO/E メッセージ - TOK2

システムの処置: TRANSMIT または RECEIVE コマンド・プロセッサーは、異常終了します。

ユーザーの応答: ユーザーの応答は、後続のメッセージで示されるエラーのタイプによって異なります。

対象者: TRANSMIT または RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMCA

INMC003I OPEN failed for the data set.

説明: このメッセージは、処理中だった NAMES データ・セットを示すメッセージ INMC001I に続きます。TRANSMIT コマンドまたは RECEIVE コマンドは、表示されたデータ・セットに OPEN を出しましたが、OPEN は失敗しました。

システムの処置: TRANSMIT コマンドは、異常終了します。 RECEIVE コマンドはこれを警告メッセージとして扱い、表示されたデータ・セットを使用せずに処理を続行します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに通知してください。

対象者: TRANSMIT または RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMCA、INMRQ、INMXQ

INMC004I Logical record length may not be greater than 255.

説明: このメッセージは、処理中だった NAMES データ・セットを示すメッセージ INMC001I に続きます。TRANSMIT または RECEIVE コマンド・プロセッサーが、示されたデータ・セットの使用を試みましたが、レコードの長さが 256 以上であることを検出しました。

システムの処置: TRANSMIT コマンド・プロセッサー は、異常終了します。 RECEIVE コマンド・プロセッサーはこれを警告メッセージとして扱い、表示されたデータ・セットを使用しないで処理を続行します。

ユーザーの応答: レコードの長さを 255 またはそれ以下にして、NAMES データ・セットを再作成してください。

対象者: TRANSMIT または RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMCA

INMC005A Press the PA1 key to exit from command. Any other response will cause the command tocontinue.

説明: TRANSMIT または RECEIVE コマンド・プロセッサーが、アテンション割り込みを検出しました。

システムの処置: 端末のキーボード機構のロックを解除して、ユーザーが何らかの処置を取るのを待ちます。ユーザーが、再びアテンション割り込みで応答した場合、コマンド・プロセッサーは端末監視プログラムに制御権を渡し、この端末監視プログラムから READY メッセージが出されます。 他の何らかの応答の後で、割り込まれた TRANSMIT コマンドまたは RECEIVE コマンドの処理は続行します。

ユーザーの応答: PA1 キーを押して、TRANSMIT または RECEIVE 処理を終了するか、もしくは Enter キーを押して、TRANSMIT または RECEIVE 処理を再開してください。

対象者: TRANSMIT または RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMCX

INMC006I Dsname=dsname, record number=nn. Record text:

説明: TRANSMIT または RECEIVE コマンド・プロセッサーが、NAMES データ・セットのいずれかで構文エラーを検出しました。 メッセージにある dsname および record number は、エラーが検出されたデータ・セットおよびデータ・セット内のレコードを示しています。先行メッセージはエラーの種類を示しましたが、後に続くメッセージINMC007I は、エラー状態にあるレコードのテキストを表示します。

システムの処置: TRANSMIT コマンド・プロセッサーおよび RECEIVE コマンド・プロセッサーはこれを警告メッセ

INMC003I

598 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 611: TSO/E メッセージ - TOK2

ージとして扱い、表示された NAMES データ・セットの処理を続行します。

ユーザーの応答: 構文エラーを修正してください。

対象者: TRANSMIT または RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMCMSGI

INMC007I record_text.

説明: メッセージは、構文エラーが検出された NAMES データ・セットのレコードのテキストを表示します。 このメッセージは、データ・セットを識別するメッセージ INMC006I、および構文エラーを識別する他のメッセージに続きます。

システムの処置: NAMES データ・セットの残りの処理を続行します。

ユーザーの応答: 構文エラーを修正してください。

対象者: TRANSMIT または RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMCMSGI

INMC008I A permanent I/O error occurred after record number nn. +

説明: NAMES データ・セットの処理中に、永続入出力エラーが発生しました。 このメッセージは、エラーが発生したデータ・セットを識別するメッセージ INMC001I の後に出されます。また、このメッセージに続いて、入出力エラーの特質を記述したメッセージ INMC009I が出されます。

システムの処置: この NAMES データ・セットの処理を停止します。TRANSMIT コマンド・プロセッサーはこれを重大なエラーとして扱い、処理を終了します。 RECEIVE コマンド・プロセッサーはこれを警告メッセージとして扱い、このデータ・セットを使用しないで処理を続行します。

ユーザーの応答: 次のメッセージ、INMC009I に基づいて処置を取ってください。

対象者: TRANSMIT または RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMCSYN

INMC009I I/O_error_message_text.

説明: NAMES データ・セットの処理中に、入出力エラーが発生しました。 先行メッセージは、処理中だったデータ・セットを表示しました。 このメッセージ・テキストの説明は、z/OS MVS システム・メッセージ 第 9 巻(IGF-IWM) のメッセージ IOS000I を参照してください。

システムの処置: この NAMES データ・セットの処理を停止します。TRANSMIT コマンド・プロセッサーはこれを重大なエラーとして扱い、処理を終了します。 RECEIVE コマンド・プロセッサーはこれを警告メッセージとして扱い、このデータ・セットを使用しないで処理を続行します。

ユーザーの応答: メッセージ IEA000I またはメッセージ IOS001I を参照してください。

対象者: TRANSMIT または RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMCSYN

INMC010I Only ten: ALTCTL tags are allowed. Subsequent ones are being ignored.

説明: TRANSMIT および RECEIVE コマンドは、NAMES データ・セットを 10 個だけサポートしますが、NAMES

データ・セットは、ALTCTL タグによって 11 個以上指定されました。 このメッセージの後には ALTCTL タグが検出されたデータ・セット、およびレコードを識別するメッセージ INMC006I が続きます。

システムの処置: 最初の 10 個の NAMES データ・セットのみが使用されます。 その他は無視されます。

ユーザーの応答: ALTCTL 指定を必要なだけ、表示された NAMES データ・セットから除去してください。

INMC007I

第 7 章 TSO/E 端末メッセージ (INM...) 599

Page 612: TSO/E メッセージ - TOK2

対象者: TRANSMIT または RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRQ、INMXQ

INMC011I The value dsname is too long for an ALTCTL tag. It will be ignored.

説明: 45 文字以上の ALTCTL タグが、NAMES データ・セットにおいて検出されました。 データ・セット名は、44

文字またはそれ以下でなくてはなりません。 このメッセージの後には ALTCTL タグが検出されたデータ・セット、およびレコードを識別するメッセージ INMC006I が続きます。

システムの処置: ALTCTL タグおよびその対応する値は無視されます。

ユーザーの応答: データ・セット名の値を訂正してください。

対象者: TRANSMIT または RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRQ、INMXQ

INMC012I The data set organization of names data sets must be physical sequential.

説明: TRANSMIT または RECEIVE コマンド・プロセッサーは、NAMES データ・セットが物理順次データ・セットとして構成されていないことを検出しました。 全 NAMES データ・セットは、物理順次データ・セットでなくてはなりません。

システムの処置: TRANSMIT または RECEIVE コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: NAMES データ・セットとして、物理順次データ・セットのみを割り当ててください。

対象者: TRANSMIT または RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMCA

INMC150I command_name command terminated by installation exit exit_name

説明: TRANSMIT または RECEIVE コマンド は、メッセージで名前を示されたインストール・システム出口を呼び出しましたが、これによってコマンドが終了しました。

システムの処置: TRANSMIT または RECEIVE コマンドは終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

対象者: TRANSMIT または RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMCA

INMC151I installation_supplied_message_text

説明: TRANSMIT または RECEIVE コマンドは、インストール・システム出口を呼び出しました。これは、ユーザーへのメッセージとして送られるこのテキストを戻しました。

システムの処置: ありません。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

対象者: TRANSMIT または RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMCA、INMCA

INMC153I Unexpected error from ISITMGD, Retcode: return_code, Reason: reason_code.

説明: このメッセージは、メッセージ INMX216I または INMR200I の後に出されます。 TRANSMIT またはRECEIVE (ISITMGD マクロ) が使用する内部サービスが、予期しないエラーを戻しました。 戻りコードと理由コードについての説明は、z/OS DFSMS Macro Instructions for Data Sets を参照してください。

INMC011I

600 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 613: TSO/E メッセージ - TOK2

システムの処置: TRANSMIT または RECEIVE コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

対象者: TRANSMIT または RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMXI、INMRALLO

INMC154I Unexpected error returned by IGWFAMS.

説明: このメッセージは、メッセージ INMX216I または INMR200I の後に出されます。 SMS サービスのIGWFAMS (TRANSMIT および RECEIVE によって内部で使用されている) が、予期しないエラーを戻しました。

システムの処置: TRANSMIT または RECEIVE コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

対象者: TRANSMIT または RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMXI、INMRALLO

INMC155I Retrieving JES node name failed, return code from IEFSSREQ: return_code, node name set to????????.

説明: 「論理」SYS1.PARMLIB の IKJTSOxx メンバーの TRANSREC NODESMF (*,*) ステートメントでアスタリスクが検出されたため、IEFSSREQ インターフェースによって JES からノード名を取り出そうとする試みが行われました。しかし、IEFSSREQ が予期しないエラーを戻しました。

注: TRANSREC NODESMF (*,*) の使用は、JES2 4.3.0 以降または JES3 5.1.1 以降でのみサポートされています。

システムの処置: TRANSMIT または RECEIVE の処理は続行しますが、ノード名は ???????? にセットされます。

IEFSSREQ からの return_code (戻りコード) 4 は、当該のサブシステム (JES) がこの機能をサポートしていないことを示しています。

ユーザーの応答: IEFSSREQ から受け取った戻りコードが 4 であった場合は、システム・プログラマーが IKJTSOxx

TRANSREC NODESMF を更新して有効な nodename および smfid をハード・コーディングする必要があります。そうしない場合は、システム・プログラマーに問い合わせて、IEFSSREQ が失敗した理由を判別してください。

対象者: TRANSMIT または RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMXM、INMRTFY

INMC156I Unexpected error returned by the SMS service module.

説明: SMS からデータ・セット情報を取り出すサービス・モジュール IKJSMS1 について、内部の問題を検出しました。

システムの処置: この機能は終了します。異常終了 0AF が強制されます。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに問い合わせて、この問題を究明してもらってください。

対象者: TRANSMIT または RECEIVE ユーザー

検出モジュール: IKJSMS1、INMXI、INMRALLO の呼び出し側

INMC214I Invalid message length provided by installation exit for message INMC151I

説明: メッセージ INMC151I で出されるメッセージ・テキストのメッセージ長として、0 未満の値または 244 以上の値が、インストール・システム出口によって出されました。

システムの処置: メッセージ INMC151 は、TRANSMIT コマンドまたは RECEIVE コマンドによっては出されません。処理は、正常に続行します。

INMC154I • INMC214I

第 7 章 TSO/E 端末メッセージ (INM...) 601

Page 614: TSO/E メッセージ - TOK2

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

対象者: TRANSMIT または RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMCA

INMR000I No more files remain for the RECEIVE command to process.

説明: ユーザーは、ユーザーの接頭部 ID に使用可能な、すべてのメッセージおよびデータ・セットを受け取りました。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRM

INMR001I Restore successful to data set dsname.

説明: RECEIVE コマンド・プロセッサーは、現行ファイルの復元 (またはコピー) を正常に完了しました。それは現在、示されたデータ・セット内にあります。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRM

INMR002I File deleted.

説明: RECEIVE コマンドは、現行入力ファイルが正常に復元されませんでしたが、そのファイルを削除しました。正しく復元されなかったファイルが削除されるのは、ユーザーの承認を得たときだけです。 つまり、このファイルが削除されたのはメッセージ INMR907A に対する応答に DELETE キーワードが指定されたか、またはメッセージIMNR910A に対する応答に K が指定されなかったかのいずれかが原因です。

システムの処置: RECEIVE コマンドは、次のファイルの処理を続行します。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRM

INMR003I You have no messages or data sets to receive.

説明: RECEIVE コマンドは、正しく終了しました。 ユーザーが受け取って使用することができるメッセージまたはデータ・セットはありません。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは正常に終了します。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRM

INMR000I

602 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 615: TSO/E メッセージ - TOK2

INMR004I DELETE ignored; file contains previously received data.

説明: ユーザーが削除を試みたファイルには、前の RECEIVE 操作の間にコピーされた情報があります。 その情報は、RECEIVE コマンド上の INDATASET、 INDSNAME、INFILE、または INDDNAME パラメーターを使用して受け取られました。 このようなファイルは、RECEIVE コマンドを使用して削除することはできません。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは正常に終了します。

ユーザーの応答: ファイルを削除する場合は、TSO/E DELETE コマンドにデータ・セット名を付けたものを入力してください。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRM

INMR005I Invalid message length provided by installation exit for message INMR151I.

説明: メッセージ ID INMR151I で出されるメッセージ・テキストとして、正しくないメッセージ長の値 (0 未満または 244 以上) が、インストール・システム出口によって与えられました。

システムの処置: メッセージ INMR151I は出されず、RECEIVE コマンド・プロセッサーは正常に続行します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに通知してください。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRZ

INMR006I RECEIVE command terminated. The data set you specified cannot be used to receive theincoming data set. The block sizes are incompatible.

説明: RESTORE パラメーターとして指定されたデータ・セットは、入力データ・セットの受け取りに使用することはできません。 指定されたデータ・セットのブロック・サイズは、それが常駐している装置のトラック・サイズより大きくなります。 また、入力データ・セットのブロック・サイズは未知です。 この組み合わせは、互いに矛盾します。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: 別のデータ・セットを指定して入力データ・セットを受け取るか、RESTORE パラメーターとして指定されたデータ・セットのブロック・サイズを変更してください。 指定されたデータ・セットのブロック・サイズは、それが常駐している装置のトラック・サイズより小さくなくてはなりません。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRBVS

INMR007I Time stamp in the incoming data is not valid. Zero will be substituted.

説明: 入力データには、制御レコードに無効な時刻スタンプがあります。 この時刻スタンプは、日付および時刻で構成されます。 値はゼロで置換され、処理は正常に続行します。 制御レコードに日時を指定する方法についての詳細は、z/OS TSO/E カスタマイズ を参照してください。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは正常に処理を継続します。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMCTIME

INMR004I

第 7 章 TSO/E 端末メッセージ (INM...) 603

Page 616: TSO/E メッセージ - TOK2

INMR008I The input file has been kept. No more files will be processed by the receive command.

説明: RECEIVE データ・セットの後処理出口 (INMRZ12) は、この RECEIVE 操作用の入力ファイルの保管を要求しました。 この RECEIVE コマンドの呼び出し中は、他のファイルは処理されません。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRM

INMR009I Warning: Generated data set name is too long; has been truncated to a valid data set name.

説明: 入力データ・セットを読み取るために RECEIVE を出すと、入力データ・セットの高水準修飾子を受け取り側ユーザーの TSO 接頭部に置き換えることによって、デフォルト名が入力データ・セットの名前から生成されます。

システムの処置: このデータ・セットは、正常に復元されます。 このデータ・セット名は、44 文字に切り詰められます。 切り詰められた名前の最後がピリオドで終わる場合、このピリオドも切り詰められます。 新しい名前が、INMR001I に表示されます。これは、メッセージ INMR009I の後に出されます。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRM

INMR030I RECEIVE command terminated. ABEND abend_code.

説明: RECEIVE コマンド・プロセッサーが異常終了しました。異常終了コードは、メッセージ中の abend_code で指定されます。 後続のメッセージ INMR031I は、異常終了の理由コード (レジスター 15 の値) を示します。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: ユーザーの応答は、異常終了の種類によって決まります。 一部の異常終了コード (B37 および D37

など) はスペースの不足を表しますが、一般的には異常終了がユーザー・エラーの結果であることを表示します。 その他の異常終了コード (0Cx シリーズなど) は、プログラム・チェックであり、IBM プログラミング・サービス・システムを使用して修正してください。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRR

INMR031I Register 15 value at ABEND was nnnn.

説明: RECEIVE コマンド・プロセッサーが異常終了しました。異常終了コードは、メッセージ INMR030I によって指定されます。 このメッセージは、異常終了時にレジスター 15 に値を指定します。特定の異常終了については、この値が理由コードです。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは、異常終了します。

ユーザーの応答: ユーザーの応答は、異常終了の種類によって決まります。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRR

INMR032I RECEIVE command terminated. Incorrect use of the RESTORE keyword. +

説明: RECEIVE コマンド・プロセッサーが、ファイルのコピーに使用するパラメーターを指定するようにユーザーにプロンプトを出し、ユーザーが RESTORE キーワードを出して応答しました。 ファイルにエラーがある場合、COPY、DELETE、または END のみが有効です。

INMR008I

604 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 617: TSO/E メッセージ - TOK2

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: メッセージ INMR907A への応答で RESTORE キーワードを指定してはなりません。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRUINP

INMR033I File type cannot be restored.

説明: ユーザーが受け取ろうとしたファイルは、RECEIVE コマンドが処理するのに有効な形式ではありません。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: メッセージ INMR907A への応答で RESTORE キーワードを指定してはなりません。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRUINP

INMR034I RECEIVE command terminated. Failure in command syntax checking. +

説明: RECEIVE コマンド・プロセッサーが IKJPARS TSO/E サービス・ルーチンを呼び出し、コマンド・パラメーターについて構文検査を実行しましたが、このサービス・ルーチンが処理に失敗しました。 後続のメッセージが、エラーをより正確に識別します。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは、異常終了します。

ユーザーの応答: ユーザーの応答は、後に続くメッセージによって決定されます。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRSCMD、INMRUINP

INMR035I The command was incomplete or in error, but prompting was inhibited

説明: RECEIVE コマンド・プロセッサーが IKJPARS TSO/E サービス・ルーチンを呼び出し、コマンド・パラメーターについて構文検査を実行しました。 ただし、RECEIVE コマンドまたは RESTORE 指定が不完全か、エラー状態のためにプロンプトが使用禁止された結果、サービス・ルーチンは正しく完了しませんでした。プロンプトが使用禁止になるのは、NOPROMPT キーワードを指定した PROFILE コマンドを入力した場合、または NOPROMPT モード (デフォルト) で CLIST を実行した場合、または PROMPT オプションをオフにして REXX exec を実行した場合です。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: PROMPT キーワードを指定した PROFILE コマンドを出すか、「CONTROL PROMPT」コマンドをCLIST に追加するか、または exec に PROMPT(ON) を追加してください。この処置を行うと、RECEIVE コマンド・プロセッサーは通常のプロンプト・メッセージを出します。このプロンプト・メッセージによって、無効または不完全なコマンドを修正することができます。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRSCMD、INMRUINP

INMR036I Return code return_code from IKJPARS

説明: RECEIVE コマンド・プロセッサーが IKJPARS TSO/E サービス・ルーチンを呼び出し、コマンド・パラメーターについて構文検査を実行しましたが、このサービス・ルーチンが処理に失敗しました。 IKJPARS からの戻りコードについての説明は、z/OS TSO/E Programming Services に掲載されています。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは、異常終了します。

ユーザーの応答: ユーザーの処置は、IKJPARS からの戻りコードによって決まります。

対象者: RECEIVE ユーザー

INMR033I

第 7 章 TSO/E 端末メッセージ (INM...) 605

Page 618: TSO/E メッセージ - TOK2

検出モジュール: INMRSCMD、INMRUINP

INMR037I RECEIVE command terminated. Return code nn from JES.

説明: RECEIVE コマンド・プロセッサーは、対話式データ伝送機能ファイルをユーザーが受け取ることができるかどうかを判別するために、JES サブシステム・インターフェースを呼び出しました。 JES サブシステム要求は正しく行われず、エラー・メッセージに表示されたコードを戻しました。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは、異常終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに通知してください。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRM

INMR040I Error attempting to prompt for data set deletion information. +

説明: ヘッダー・レコードが無効、または脱落しているファイルを RECEIVE コマンド・プロセッサーが、検出しました。 コマンド・プロセッサーはこのファイルが復元できないため、削除する必要があると判断しました。 しかし、コマンド・プロセッサーがこのファイルの削除許可をユーザーにプロンプトで要求したときに、このプロンプトにエラーが起きました。 後続のメッセージに、プロンプト・エラーの特性が示されています。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは、異常終了します。 ファイルは削除することはできません。

ユーザーの応答: 後続のメッセージで示されるプロンプト・エラーの種類を正確に記録し、この情報を問題の修正に使用してください。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRM

INMR041I Prompting was inhibited.

説明: RECEIVE コマンドは、エラー状態にあるファイルの削除許可をユーザーにプロンプトで要求しましたが、プロンプトは使用禁止でした。 プロンプトが使用禁止になるのは、NOPROMPT キーワードを指定した PROFILE コマンドを入力した場合、 NOPROMPT モード (デフォルト) で CLIST を実行した場合、または PROMPT オプションをオフにして REXX exec を実行した場合です。

システムの処置: RECEIVE コマンドは異常終了します。

ユーザーの応答: PROMPT キーワードを指定した PROFILE コマンドを出すか、「CONTROL PROMPT」コマンドをCLIST に追加するか、または exec に PROMPT(ON) を追加してください。こうした処置により、RECEIVE コマンドが次に呼び出されたとき、RECEIVE コマンド・プロセッサーが通常のプロンプト・メッセージを出すことができます。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRM

INMR042I RECEIVE failed; system cannot prompt you for information. +

説明: RECEIVE コマンドは失敗しました。システムには、RECEIVE 処理を完了するための追加情報が必要です。 ただし、次の場合にシステムはその情報を求めるプロンプトを出すことができません。ユーザーの現行の TSO/E

PROFILE 設定が NOPROMPT である場合、ユーザーが CONTROL NOPROMPT モードで CLIST を実行中の場合、または PROMPT オプションをオフにして REXX exec を実行中の場合です。

システムの処置: RECEIVE コマンドは異常終了します。

ユーザーの応答: 後続のメッセージで示されるプロンプト・エラーの種類を記録し、この情報を使用して問題を修正してください。

INMR037I

606 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 619: TSO/E メッセージ - TOK2

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRALLO、INMRCODE、INMRF、 INMRUINP

INMR043I Prompting was inhibited.

説明: RECEIVE コマンド・プロセッサーが、データ・セット RESTORE パラメーターを入力するようにユーザーにプロンプトで要求しましたが、プロンプトは使用禁止でした。 プロンプトが使用禁止になるのは、NOPROMPT キーワードを指定した PROFILE コマンドを入力した場合、 NOPROMPT モード (デフォルト) で CLIST を実行した場合、または PROMPT オプションをオフにして REXX exec を実行した場合です。

システムの処置: RECEIVE コマンドは異常終了します。

ユーザーの応答: PROMPT キーワードを指定した PROFILE コマンドを出すか、「CONTROL PROMPT」コマンドをCLIST に追加するか、または exec に PROMPT(ON) を追加してください。こうした処置により、RECEIVE コマンドが次に呼び出されたとき、RECEIVE コマンド・プロセッサーが通常のプロンプト・メッセージを出すことができます。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRALLO、INMRCODE、INMRF、 INMRUINP

INMR044I Return code return_code from IKJEFF02.

説明: RECEIVE コマンド・プロセッサーが IKJEFF02 TSO/E サービス・ルーチンを呼び出して、データ・セットRESTORE パラメーターを求めるプロンプトをユーザーに出しました。しかしプロンプトは失敗し、サービス・ルーチンはメッセージ・テキストに示されている return_code を出しました。 IKJEFF02 の戻りコードについての説明は、z/OS TSO/E Programming Services に掲載されています。

システムの処置: RECEIVE コマンドは異常終了します。

ユーザーの応答: IKJEFF02 戻りコードを使用して、プロンプトの失敗の明確な理由を判別してください。 その後、その情報を使用して、エラーを修正してください。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRALLO、INMRCODE、INMRF、 INMRM、INMRUINP

INMR045I Data set dsname already exists. Reply ‘R’ to replace it. +

説明: RECEIVE コマンド・プロセッサーが、出力データ・セットについて示されているデフォルト名を生成しましたが、その名前をもつデータ・セットがすでに存在していることを検出しました。 このメッセージに ‘R’ と応答すると、RECEIVE コマンド・プロセッサーは、このデータ・セットまたはこのデータ・セット内の同一名のメンバーを重ね書きします。 それ以外の応答は、RECEIVE コマンド・プロセッサーが異常終了する原因となります。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは、応答待ち状態になります。

ユーザーの応答: RECEIVE に ‘R’ と応答して、データ・セットまたはデータ・セット内の同一名のメンバーを重ね書きしてください。 データを受信せずに RECEIVE 処理を終了する場合は、それ以外の文字で応答を出してください。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRALLO

INMR046I Any other reply will cause RECEIVE to terminate without overwriting the file.

説明: RECEIVE コマンドは、出力データ・セットに関し、デフォルト名を生成しましたが、そのデータ・セットはすでに存在し、順次データ・セットであることを検出しました。このメッセージへの ‘R’ の応答は、RECEIVE がそのデータ・セットを重ね書きすることを認めます。 それ以外の文字での応答は、RECEIVE が終了する原因となります。

システムの処置: RECEIVE コマンドは、ユーザーの応答に対して待ち状態になります。

INMR043I

第 7 章 TSO/E 端末メッセージ (INM...) 607

Page 620: TSO/E メッセージ - TOK2

ユーザーの応答: ‘R’ を応答するか、または必要に応じて他の応答を出してください。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRALLO

INMR047I Data set dsname already exists. RECEIVE exit specified NOPROMPT.

説明: RECEIVE コマンド・プロセッサーが、出力データ・セットについて示されているデフォルト名を生成しましたが、その名前をもつデータ・セットがすでに存在していることを検出しました。 RECEIVE 出口の INMRZ11R が、NOPROMPT を指定しました。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは処理を続行し、データ・セットを重ね書きしました。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: RECEIVE

INMR056I RECEIVE command terminated. You are not authorized to receive data for user_id.

説明: ユーザーには、RECEIVE コマンドに USERID キーワードを指定する権限がありません。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: システムの管理者に相談してください。 承認を得れば、USERID キーワードを使用することができます。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRM

INMR057I RECEIVE command terminated because it was not invoked authorized.

説明: RECEIVE コマンドは、非許可環境で呼び出されましたが、何らかの許可機能 (外部書き出しプログラム・インターフェース、または区分データ・セットを再ロードするための IEBCOPY の使用のいずれか) が必要です。RECEIVE は、順次ファイルを受信するためにのみ非許可状態で実行することができ、INDATASET、INDSNAME、INFILE、または INDDNAME キーワードを指定したときにだけ実行することができます。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: RECEIVE コマンドが許可されるべきだと思われる場合は、インストール・システム・サポート担当者に許可されていない環境 (SPF のオプション 6 など) について問い合わせてください。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRM、INMRPDS

INMR060I RECEIVE command terminated. Output data set unusable. +

説明: RECEIVE コマンド・プロセッサーが出力データ・セットの復元またはコピーを試みましたが、エラーが発生しました。 後続のメッセージは、エラーの特性を示します。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: 後続のメッセージで与えられる情報を使用して、エラーを訂正してください。 その後、RECEIVE

コマンドを再び出してください。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRALLO、INMRVBS、INMRM80

INMR047I

608 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 621: TSO/E メッセージ - TOK2

INMR061I Dsname is a sequential data set, but the data set being received is partitioned.

説明: RECEIVE コマンド・プロセッサーが、データ・セットを示されたデータ・セット名に復元しようとしました。指定されたデータ・セットは順次データ・セットですが、受信中のデータ・セットは区分データ・セットです。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: RECEIVE コマンドを再び出して、この RECEIVE コマンド・プロセッサーがデータを復元する区分データ・セットを指定してください。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRALLO

INMR062I Dsname is a partitioned data set, but no member name was specified.

説明: RECEIVE コマンド・プロセッサーが、データ・セットを示されたデータ・セット名に復元しようとしました。指定されたデータ・セットは区分データ・セットですが、受信中のデータ・セットは順次データ・セットであり、メンバー名は指定されていません。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: RECEIVE コマンドを再び出し、順次データ・セット、または区分データ・セットのメンバーを指定してください。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRALLO

INMR063I Allocation failure for data set dsname

説明: RECEIVE コマンド・プロセッサーが、データ・セットを示されたデータ・セット名に復元しようとしました。しかし、SVC 99 を出してデータ・セットを割り振ったとき、これは失敗しました。 後続のメッセージは、エラーの特性を表示します。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: データ・セット名が正しく、しかもデータ・セットが使用可能または作成可能のいずれかであることを確認してください。 後続のメッセージは、エラーの原因を取り除くことに役立つ場合があります。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRALLO

INMR064I A single member was specified, but more than one member was being received.

説明: RECEIVE コマンド・プロセッサーが、複数のメンバーをもつ区分データ・セットの復元を試みました。 しかし、ユーザーはターゲット・データ・セットを、区分データ・セットの単一メンバーとして指定しました。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: RECEIVE コマンドを再び出して、区分データ・セット (メンバー名を指定しない) の名前を出力データ・セットとして指定してください。 これにより、RECEIVE コマンド・プロセッサーは受け取られたメンバーごとの出力データ・セットに、メンバーを作成することができます。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRUINP

INMR061I

第 7 章 TSO/E 端末メッセージ (INM...) 609

Page 622: TSO/E メッセージ - TOK2

INMR065I Record format of output data set incompatible with record format of incoming file. +

説明: RECEIVE コマンド・プロセッサーがデータ・セットの復元を試みていました。 しかし、ユーザーが指定したターゲット・データ・セットは受信データと矛盾するため、復元することはできませんでした。 後続のメッセージINMR066I では、受信データの形式を示します。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: 疑問符を入力して、入力ファイルについてより詳細な情報を得てください。 その後その情報を使用して、RECEIVE コマンドを、一致するデータ・セットまたは未使用のデータ・セット名を指定して、再び出してください。 これで、RECEIVE コマンド・プロセッサーは、適切な属性をもつデータ・セットを作成することができます。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRVBS、INMR80

INMR066I Input: RECFM=rrr, LRECL=lll, BLKSIZE=bbb.

説明: RECEIVE コマンド・プロセッサーがデータ・セットの復元を試みていました。 しかし、ユーザーが指定したターゲット・データ・セットは受信データと矛盾するため、復元することはできませんでした。 このメッセージは、受信データの属性を示します。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: RECEIVE コマンドを、一致するデータ・セットまたは未使用のデータ・セット名を指定して、再び出してください。これで、RECEIVE コマンド・プロセッサーは、適切な属性をもつデータ・セットを作成することができます。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRVBS、INMR80

INMR067I Data set dsname is invalid. Enter RECEIVE. When prompted, specify valid data set name.

説明: 有効なデータ・セット名を指定しなければなりません。 このデフォルト・データ・セット名は無効です。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは、異常終了します。

ユーザーの応答: RECEIVE コマンドを再び出し、DSNAME または DATASET キーワードを使用して、IMNR906A

プロンプト・メッセージに対する応答で有効なデータ・セット名を指定してください。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRALLO

INMR068I RECEIVE ended. Input record length ‘999’ is too long.

説明: ユーザーは、RESTORE (ログ) を指定しました。 入力データのレコード長が 255 (ログ用のレコード長) を超えているため、ログへの書き込みはできませんでした。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: RECEIVE コマンドを再び出してください。メッセージ INMR907A への応答で、RESTORE (ログ)

の代りに DATASET または DSNAME を指定してください。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRF

INMR065I

610 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 623: TSO/E メッセージ - TOK2

INMR069I Data set organization of data set dsname is not supported.

説明: RECEIVE コマンドが出されましたが、表示されたデータ・セットが、RECEIVE によってサポートされないデータ・セット編成でした。 サポートされている編成は、物理的な順次編成および区分編成です。

システムの処置: RECEIVE コマンドは終了します。

ユーザーの応答: このタイプのデータ・セットを受け入れることはできません。RECEIVE コマンドを再び出して、サポートされるデータ・セット編成の出力データ・セットを指定してください。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRALLO

INMR070I RECEIVE command terminated. Failure in partitioned data set reloading process. +

説明: RECEIVE コマンド・プロセッサーが区分データ・セットの復元を試行中であり、IEBCOPY ユーティリティーをセットアップまたは使用して、このデータ・セットの再ロードを実行中でした。 この処理において、エラーが発生しました。 後続のメッセージに、このエラーの詳しい特性が記述されます。

システムの処置: RECEIVE コマンドは終了します。

ユーザーの応答: 後続のメッセージで提供される情報を使用して、エラーを修正してください。 その後、再びRECEIVE コマンドを出してください。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRALLO、INMRPDS

INMR071I Allocation failed for IEBCOPY nnn file.

説明: RECEIVE コマンドは区分データ・セットの復元を試行中であり、再ロード中に IEBCOPY ユーティリティーによって使用される一時ファイルを割り振り中でした。 それらのファイルのうちの 1 つの割り振りが失敗しました。(割り振りが失敗したファイルは、‘INPUT’、‘CONTROL CARD’、‘MESSAGE’、または ‘SYSUT3 WORK’ のいずれかです。) 失敗の原因は、おそらくインストール・システムの制御 CSECT INMXPARM における指定エラーが考えられます。VIO キーワードが正しく指定されなかった場合、‘INPUT’、 ‘CONTROL CARD’、または ‘SYSUT3 WORK’ の割り振りが失敗します。 SYSOUT キーワードが間違っていた場合、‘MESSAGE’ ファイルの割り振りが失敗します。RECEIVE コマンド・データ・セット・プロンプトに指定された SYSOUT キーワードが間違っている場合、‘MESSAGE’ ファイルの割り振りが失敗した可能性があります。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRALLO、INMRPDS

INMR072I Return code return_code from IEBCOPY utility.

説明: RECEIVE コマンド・プロセッサーが区分データ・セットの復元を試行中であり、このデータ・セットを再ロードするために IEBCOPY ユーティリティーを呼び出していました。ユーティリティーでエラーが発生し終了しましたが、そのエラーが端末に表示されている場合があります。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: IEBCOPY メッセージで指示されたとおりに、問題を修正してください。IEBCOPY メッセージが受信されなかった場合、RECEIVE コマンドを再び出し、メッセージ INMR907I への応答に SYSOUT(*) キーワードを追加してください。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRPDS

INMR069I

第 7 章 TSO/E 端末メッセージ (INM...) 611

Page 624: TSO/E メッセージ - TOK2

INMR073I Return code return_code from IEBCOPY utility.

説明: RECEIVE コマンド・プロセッサーが区分データ・セットの復元を試行中であり、このデータ・セットを再ロードするために IEBCOPY ユーティリティーを呼び出していました。ユーティリティーでエラーが発生し終了しましたが、そのエラーが端末に表示されている場合があります。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: IEBCOPY メッセージで指示されたとおりに、問題を修正してください。IEBCOPY メッセージが受信されなかった場合、RECEIVE コマンドを再び出し、メッセージ INMR907I への応答に SYSOUT(*) キーワードを追加してください。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRPDS

INMR080I RECEIVE command terminated. Failure in decryption processing. +

説明: RECEIVE コマンド・プロセッサーが暗号化ファイルの解読を試みましたが、解読処理中に失敗しました。 後続のメッセージは、検出したエラーを表示します。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: 後続のメッセージを使用して問題を修正した後、再び RECEIVE コマンドを出してください。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRALLO、INMRCODE

INMR081I Allocation failed for REPRO command nnn file.

説明: RECEIVE コマンド・プロセッサーが暗号化ファイルの解読を試行中であり、AMS REPRO コマンドによって使用される一時ファイルを割り振っていました。 それらのファイルのうちの 1 つの割り振りは失敗しました。 (割り振りが失敗したファイルは、‘CONTROL CARD’ または ‘MESSAGE’ のいずれかです。) 失敗の原因は、おそらくインストール・システムの制御 CSECT INMXPARM における指定エラーが考えられます。VIO キーワードが正しく指定されなかった場合、‘CONTROL CARD’ ファイル割り振りが失敗します。 SYSOUT キーワードが間違っていた場合、‘MESSAGE’ ファイルの割り振りが失敗します。 RECEIVE コマンド・データ・セット・プロンプトに間違ったSYSOUT キーワードを指定することも、‘MESSAGE’ ファイルの割り振りが失敗する原因となります。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRALLO、INMRCODE

INMR082I Return code return_code from IDCAMS REPRO command.

説明: RECEIVE コマンド・プロセッサーが暗号化されたデータ・セットの解読を試みており、このファイルを解読するために、AMS REPRO コマンド・プロセッサーを呼び出していました。 REPRO コマンド・プロセッサーはエラーで終了し、端末にメッセージを送った可能性があります。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: IDCAMS メッセージを使用して、問題を修正してください。IDCAMS メッセージが受信されなかった場合、RECEIVE コマンドを再び出し、メッセージ INMR907I への応答に、SYSOUT(*) キーワードを追加してください。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRCODE

INMR073I

612 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 625: TSO/E メッセージ - TOK2

INMR083I Open failed for DDname ddname.

説明: RECEIVE コマンド・プロセッサーは、指定された DD 名をオープンすることができませんでした。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: このコマンドを再試行してください。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRCODE

INMR090I RECEIVE command logging function terminated. +

説明: RECEIVE コマンド・プロセッサーが受信ファイルのログを試みていましたが、ロギング処理中にエラーを検出しました。 後続のメッセージは、エラーの特性を示します。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは処理を続行しますが、このファイルをログに記録することはできません。

ユーザーの応答: 後続のメッセージを使用して、問題を修正してください。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRLOGO

INMR091I Error allocating log data set dsname +

説明: RECEIVE コマンド・プロセッサーが受信ファイルのログを試みていましたが、指定されたログ・データ・セットを割り振ることができませんでした。 メッセージは、割り振りエラーの特性を示します。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは処理を続行しますが、このファイルをログに記録することはできません。

ユーザーの応答: 割り振りメッセージを使用して、問題を修正してください。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRLOGO

INMR092I OPEN error for log data set dsname.

説明: RECEIVE コマンド・プロセッサーが受信ファイルのログを試みていましたが、指定されたログ・データ・セットをオープンすることができませんでした。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは処理を続行しますが、このファイルをログに記録することはできません。

ユーザーの応答: 示されたログ・データ・セットが使用可能であることを確認してください。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRLOGO

INMR093I Log entry will be written to data set dsname.

説明: RECEIVE コマンド・プロセッサーは、ユーザーのデフォルト・ログではないデータ・セットに対して、受信ファイルをログに記録していました。 これは NAMES ファイルにおける発信元ユーザーの項目で、LOGNAME タグを指定していたために生じました。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは正常に処理を継続します。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: RECEIVE ユーザー

INMR083I

第 7 章 TSO/E 端末メッセージ (INM...) 613

Page 626: TSO/E メッセージ - TOK2

検出モジュール: INMRLOGO

INMR101I Restore not possible. Unsupported utility xxx requested by input file.

説明: RECEIVE コマンド・プロセッサーが入力ファイルの制御レコードを読み取り中でしたが、INMR02 制御レコード内で、サポートされないユーティリティーに対する要求を検出しました。このサポートされないユーティリティーは、ネットワーク伝送のための新しい機能の一部です。この伝送は、ユーザーの RECEIVE コマンドでサポートされません。受信データを復元することはできませんが、伝送形式でコピーすることはできます。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーはメッセージ INMR907I を出して、ユーザーが COPY またはDELETE オプションを指定できるようにします。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRO

INMR102I RESTORE not possible. Input data is not complete.

説明: RECEIVE コマンド・プロセッサーが入力ファイルの制御レコードを読み取り中でしたが、それらが間違っているか、または不完全であることを検出しました。 入力ファイルを正しく復元することができません。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーはメッセージ INMR907I を出して、ユーザーが COPY またはDELETE オプションを指定できるようにします。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRO

INMR108I RECEIVE command terminated. Trailer record missing.

説明: RECEIVE コマンド・プロセッサーが、トレーラー制御レコードが脱落している入力ファイルを検出しました。このエラーは、おそらく発信元からの不完全な伝送が原因です。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは終了し、入力ファイルが JES スプール上に残されます。

ユーザーの応答: 再び RECEIVE コマンドを出し、COPY または DELETE オプションを指定してください。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRVBS

INMR109I An error was encountered while processing a control record.

説明: RECEIVE コマンド・プロセッサーがデータ・ファイルに続く制御レコードの処理中に、ファイルの終わり条件を検出しました。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは終了し、入力ファイルが JES スプール上に残されます。

ユーザーの応答: RECEIVE コマンドを再び出して、 COPY または DELETE オプションを指定してください。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRVBS

INMR127I Error in allocation for JES input data set.

説明: RECEIVE コマンドはスプール・ファイルの割り振りを試みましたが、割り振りは失敗しました。 RECEIVE コマンドは、SYSOUT サブシステム・インターフェースの処理を使用して、JES からスプール・ファイルの名前を獲得

INMR101I

614 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 627: TSO/E メッセージ - TOK2

しました。 RECEIVE コマンドが、スプール・ファイル名を使用してスプール・ファイルの割り振りを試みたときに、割り振りは失敗しました。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは終了し、システム・ダンプがとられます。

ユーザーの応答: RECEIVE コマンドを再び出してください。問題が解決しない場合は、システム・プログラマーに報告してください。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRM

INMR128I Data set organization for data set dsname is not supported for RECEIVE input.

説明: RECEIVE コマンドは INDATASET、 INDSNAME、INDDNAME、または INFILE キーワードを指定して出されました。 ただし、指定された入力ファイルは、RECEIVE が使用不可能なデータ・セット編成でした。

システムの処置: RECEIVE コマンドは終了します。

ユーザーの応答: ユーザーは順次データ・セットまたは区分データ・セットのメンバーのいずれかを指定して、その後で再び RECEIVE コマンドを出してください。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRM

INMR129I Error in allocation for data set dsname.

説明: RECEIVE コマンドは、INDATASET または INDSNAME キーワードを指定して出されました。 RECEIVE コマンド・プロセッサーが指定された入力データ・セットの割り振りを試みましたが、この割り振りは失敗しました。後続のメッセージは、割り振りの失敗の種類を正しく識別します。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: RECEIVE コマンドを再び出して、有効な入力データ・セットを指定してください。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRM

INMR130I RECEIVE command terminated. Input data set unusable. +

説明: RECEIVE コマンド・プロセッサーが、その入力ファイルに回復不能エラーを検出しました。 後続のメッセージは、エラーの特性を識別します。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRF、INMRM、INMRO、 INMRVBS、INMR80

INMR131I Error in OPEN for DDNAME ddname.

説明: RECEIVE コマンドは INDDNAME、または INFILE キーワードを指定して出されました。 OPEN が指定されたファイルに出されましたが、OPEN は失敗しました。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: 指定されたファイルの妥当性を検査して、再び RECEIVE コマンドを出してください。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRM

INMR128I

第 7 章 TSO/E 端末メッセージ (INM...) 615

Page 628: TSO/E メッセージ - TOK2

INMR132I Error in OPEN for data set dsname.

説明: RECEIVE コマンドは、INDATASET または INDSNAME キーワードを指定して出されました。 データ・セットは正しく割り振られましたが、データ・セットの OPEN が失敗しました。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは終了し、システム・ダンプがとられます。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに通知してください。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRM

INMR133I Error in OPEN for JES input file.

説明: RECEIVE コマンド・プロセッサーの入力は JES スプールから入力ファイルを選択し、そのファイルは正しく割り振られました。 ただし、ファイルの OPEN が失敗しました。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは終了し、システム・ダンプがとられます。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに通知してください。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRM

INMR134I Deallocation failed for input file.

説明: RECEIVE コマンド・プロセッサーが入力ファイルの処理後に終結処置を実行中でしたが、入力ファイルの割り振り解除が失敗しました。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは終了し、システム・ダンプがとられます。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに通知してください。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRM

INMR135I Permanent I/O error reading input file. +

説明: RECEIVE コマンド・プロセッサーが、永続入出力エラーを検出しました。 後続のメッセージは、入出力エラーを識別します。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに通知してください。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRF、INMRO、INMRVBS、 INMR80

INMR136I I/O_error_message_text

説明: RECEIVE コマンド・プロセッサーが、永続入出力エラーを検出しました。 このメッセージ・テキストの説明は、z/OS MVS システム・メッセージ 第 9 巻 (IGF-IWM) のメッセージ IOS000I を参照してください。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに通知してください。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRF、INMRO、INMRVBS、 INMR80

INMR132I

616 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 629: TSO/E メッセージ - TOK2

INMR137I Unable to terminate external writer.

説明: RECEIVE コマンド・プロセッサーが、終了に先立ち終結処置を実行中でしたが、外部書き出しプログラム・インターフェースの終了が失敗しました。 後続のメッセージは、発生したエラーの特性を示します。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは終了し、システム・ダンプがとられます。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに通知してください。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRM

INMR138I Received record longer than output block size.

説明: RECEIVE コマンド・プロセッサーが、出力ファイルに書き込めないほど大きなレコードを検出しました。 現行の入力ファイルは正しく復元できません。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: RECEIVE コマンドを、COPY または DELETE オプションを指定して再び出してください。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRF、INMRVBS

INMR139I Input file is empty.

説明: RECEIVE コマンド・プロセッサーが、空の入力ファイルを検出しました。

システムの処置: この入力ファイルが JES スプール・ファイルであれば、RECEIVE コマンド・プロセッサーはファイルを削除するための許可を求めます。 入力データが INDATASET、INDSNAME、または INFILE によって指定された場合、RECEIVE コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: 入力ファイルが JES スプール・ファイルであった場合、おそらくユーザーはそのファイルを削除して、次のファイルの処理を続行したい場合があります。 これを行うには、プロンプト・メッセージ INMR910A に応答して、Enter キーを押してください。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRUINP

INMR140I Receipt notification unsuccessful. +

説明: RECEIVE コマンド・プロセッサーがファイルの送信元へ受信通知の送信を試みましたが、この通知は失敗しました。 後続のメッセージは、エラーの特性を説明しています。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは通知処理を終了し、次の入力ファイルの処理を続行します。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRNTFY

INMR141I OPEN failed for JES output file.

説明: RECEIVE コマンド・プロセッサーがファイルの送信元へ受信通知の送信を試みましたが、送信元へのメッセージに使用された SYSOUT ファイルのオープンに失敗しました。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは通知処理を終了し、次の入力ファイルの処理を続行します。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: RECEIVE ユーザー

INMR137I

第 7 章 TSO/E 端末メッセージ (INM...) 617

Page 630: TSO/E メッセージ - TOK2

検出モジュール: INMRNTFY

INMR142I Node name node_name not known to JES.

説明: RECEIVE コマンド・プロセッサーがファイルの送信元への受信通知の送信を試みましたが、送信元のノード名がユーザー・ノードの JES に認識されていなかったために、この試みが失敗しました。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは通知処理を終了し、次の入力ファイルの処理を続行します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに、送信元ノードをユーザー・ノードの JES に定義するように依頼してください。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRNTFY

INMR143I Error allocating JES output file.

説明: RECEIVE コマンド・プロセッサーがファイルの送信元へ受信通知の送信を試みましたが、送信元へのメッセージに SYSOUT ファイルを割り振るときにエラーが生じたため、この試みは失敗しました。 後続のメッセージは、エラーについてより詳細に記述しています。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは通知処理を終了し、次の入力ファイルの処理を続行します。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRNTFY

INMR144I Sender notified of receipt.

説明: RECEIVE コマンドは、ファイルの送信元へ受信の肯定応答を送りました。

システムの処置: 通常の処理を続行します。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRNTFY

INMR145I RECEIVE terminated, JES is not active.

説明: システムは、RECEIVE コマンドを実行することができませんでした。 RECEIVE が出されたとき、JES がアクティブではなかったためです。

システムの処置: RECEIVE 処理を終了します。

ユーザーの応答: JES が開始された後で、再び RECEIVE コマンドを出してください。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRM

INMR146I System not at required level to support userid.

説明: RECEIVE コマンド・プロセッサーが、メッセージで示されたユーザーへの受信通知を送信することができませんでした。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは、送信元への通知をそれ以降行いません。 次の入力ファイルの処理を続行します。

ユーザーの応答: ありません。

INMR142I

618 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 631: TSO/E メッセージ - TOK2

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRNTFY

INMR149I Exit INMRZ21R returned a non-zero return code.

説明: RECEIVE コマンドは、インストール・システム出口 INMXZ21R を呼び出しました。この出口によって、ゼロ以外の戻りコードが戻されました。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは、ロギング機能を実行しません。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRZ

INMR150I RECEIVE command terminated by installation exit exit_name.

説明: RECEIVE コマンド・プロセッサーが示されたインストール・システム出口を呼び出し、その出口が RECEIVE

コマンド・プロセッサーに終了を指示しました。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに問い合わせてください。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRZ

INMR151I Installation_message_text

説明: RECEIVE コマンド・プロセッサーがインストール・システム出口を呼び出し、この出口がこのメッセージ・テキストを戻しました。

システムの処置: ありません。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRZ、INMRZ

INMR152I RECEIVE failed. Your node ID not recognized.

説明: CSECT INMXPARM が受信システムのノード ID を持っていないため、RECEIVE コマンドが失敗しました。

ご使用のインストール・システムが、IBM 提供のデフォルト CSECT を置き換えていない、ノード ID にスペルのエラーまたは指定忘れがあるか、もしくは INMXPARM が正しく組み込まれていない可能性があります。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: ノード ID を検査してください。 ノード ID が正しいのに問題が解決しない場合は、システム・プログラマーに問い合わせてください。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRM

INMR153I RECEIVE failed. Userid not available.

説明: RECEIVE コマンドでは、端末監視プログラムの開始前に、ASXBUSER 制御ブロック・フィールドに有効なTSO/E ユーザー ID が入っていることが必要です。 有効な TSO/E ユーザー ID とは、1 ~ 7 文字の非ブランク文字であり、最初の文字は、英字または国別文字 (A-Z, #, @, $) でなければなりません。 その他の文字は、英数字または

INMR149I

第 7 章 TSO/E 端末メッセージ (INM...) 619

Page 632: TSO/E メッセージ - TOK2

国別文字 (A~Z, 0~9, #, @, $) であってもかまいません。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: RECEIVE をフォアグラウンドで実行し、システム・プログラマーに問い合わせてください。RACF

がインストールされていない場合、またはモジュール IKJEFT01 が制御権を受け取る前に ASXBUSER フィールドに有効な TSO/E ユーザー ID が入力されない限り、RECEIVE はバックグラウンドでは実行されません。IKJEFT01 が制御権を受け取るときに指定されるユーザー ID は、7 文字以下でなければなりません。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRM

INMR154I The incoming data set is a ’DATA / PROGRAM LIBRARY’

説明: このメッセージは、プログラム・ライブラリーまたはデータ・ライブラリーの PDSE をユーザーが受け取ることをユーザーに知らせます。 データ・ライブラリーは、データ・ライブラリー、空の PDSE (ライブラリー)、あるいは PDS へ受け入れることができます。 プログラム・ライブラリーは、プログラム・ライブラリーまたは空の PDSE

(ライブラリー) へ受け入れることができます。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRALLO

INMR155I A sequential data set cannot be received into a program library.

説明: このメッセージは、メッセージ INMR060I の後に出されます。 順次データ・セットをプログラム・ライブラリーに受け入れる試みが行われました。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: コマンドを再度実行要求してください。ただし、異なる出力データ・セット・タイプを使用します。順次データ・セットは、データ・ライブラリーのメンバー、PDS のメンバーとして受け取るか、または順次データ・セットに入れることができます。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRALLO

INMR156I A PDS or PDS member cannot be received into a Program Library.

説明: このメッセージは、メッセージ INMR060I の後に出されます。 PDS または PDS メンバーをプログラム・ライブラリーに受け入れる試みが行われました。 RECEIVE コマンドは、これをサポートしません。

PDS または PDS メンバーは、PDS に入れることができます。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: コマンドを再度実行要求してください。ただし、異なる出力データ・セット・タイプを使用します。

受け取る PDS メンバーに実行可能なロード・モジュールが入っていることが確かである場合、以下の手段を実行すれば、このメンバーをプログラム・ライブラリーに入れることができます。1. PDS または PDS メンバーを PDS に入れる。2. PDS をプログラム・ライブラリー (たとえば IEBCOPY) にコピーする。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRALLO

INMR154I

620 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 633: TSO/E メッセージ - TOK2

INMR157I A Data Library or member cannot be received into a Program Library or vice versa.

説明: このメッセージは、メッセージ INMR060I の後に出されます。 データ・ライブラリーはデータのみを入れることができ、プログラム・ライブラリーはプログラム・オブジェクトのみを入れることができます。データをプログラム・ライブラリーに入れたり、プログラム・オブジェクトをデータ・ライブラリーに入れることはできません。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: コマンドを再度実行要求してください。ただし、異なる出力データ・セット・タイプを使用します。

データ・ライブラリーまたはデータ・ライブラリーのメンバーは、データ・ライブラリーまたは PDS に入れることができます。 プログラム・ライブラリーまたはプログラム・ライブラリーのメンバーは、プログラム・ライブラリーまたは空の PDSE (LIBRARY) にのみ入れることができます。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRALLO

INMR158I A Program Library or member can only be received into a Program Library or a library.

説明: このメッセージは、メッセージ INMR060I の後に出されます。 プログラム・ライブラリーまたは空の PDSE

以外のデータ・セットに、プログラム・オブジェクトを入れようとしました。これは実行できません。 プログラム・オブジェクトは、プログラム・ライブラリーまたは空の PDSE のみに入れることができます。

出力データ・セットは、端末ユーザーによって明示的に指定するか、あるいは黙示的に割り振られた可能性があります。黙示的に割り振られていた場合に、SMS がアクティブでないと、このデータ・セットは PDS として割り振られます。

注: いずれかのタイプの最初のメンバーが格納された後で、空の PDSE がプログラム・ライブラリー (データ・ライブラリー) になります。すなわち、空の PDSE に格納された最初のメンバーにより、ライブラリー・タイプが決定します。すべてのメンバーがライブラリーから削除されるときも、このライブラリー・タイプは、ライブラリーに対して確定されたままです。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRALLO

INMR159I The incoming data set is a PDSE Program Library or member. This type of data set is notsupported.

説明: プログラム・ライブラリーまたはプログラム・ライブラリーのメンバーを受け取ろうとしました。 ただし、これには DFSMS/MVS 1.1 (またはこれ以降) もしくは MVS/DFP 3.3 (またはこれ以降) が、システムでアクティブでなければなりません。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに問い合わせて、DFSMS/MVS または MVS/DFP システムのレベルを判別してください。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRALLO

INMR157I

第 7 章 TSO/E 端末メッセージ (INM...) 621

Page 634: TSO/E メッセージ - TOK2

INMR200I RECEIVE command terminated, error encountered when retrieving SMS information +

説明: SMS からデータ・セット情報を取り出そうとした際に、問題を検出しました。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: 詳細については、対応する 第 2 レベル・メッセージを調べてください。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRALLO

INMR800I RECEIVE コマンドは失敗しました。The PUTGET service routine issued return code return_code.

説明: バックグラウンドにおいて RECEIVE コマンドを処理している間に、システムはユーザー入力を入手するために PUTGET サービス・ルーチンを呼び出しました。 PUTGET サービス・ルーチンは、メッセージに示されている失敗を表示する戻りコードを出しました。戻りコードの説明については、「z/OS TSO/E Programming Services」を参照してください。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: PUTGET 戻りコードを使用して失敗理由を判別し、エラーを修正してください。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRALLO、INMRCODE、INMRF、 INMRM、INMRUINP

INMR900I

説明: コマンド・プロセッサーが入力ファイルの処理を完了し、次の処理の準備をしています。 このメッセージは、区切り文字で 2 つのメッセージの区切りとして表示されます。 受信は継続され、通常の処理を続行します。

システムの処置: ありません。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRM

INMR901I Data set dsname from user_id on node_name.

説明: RECEIVE コマンド・プロセッサーが入力ファイルを選択して、制御レコードを読み取りました。 このメッセージは、送信元のユーザー ID およびノード名を示します。 ストリング dsname は、伝送されたデータ・セットの名前、もしくはデータ・セットを伝送しないことを示すストリングのいずれかです。 このようなストリングは、端末テキストを識別する ‘** MESSAGE **’ です。

システムの処置: 通常の処理を続行します。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRUINP

INMR902I Members:

説明: RECEIVE コマンド・プロセッサーが、区分データ・セットである入力ファイルを処理中です。 このメッセージは、受信中のデータ・セットのメンバーをリストします。

注: このメッセージは、データ・セット全体が伝送された場合は出されません。

システムの処置: 通常の処理を続行します。

INMR200I

622 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 635: TSO/E メッセージ - TOK2

ユーザーの応答: ありません。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRUINP

INMR906A Enter RESTORE parameters or ‘DELETE’ or ‘END’. +

説明: RECEIVE コマンド・プロセッサーがユーザーにメッセージを出して、現行入力ファイルの名前および発信元を示しています。 この時点で、ユーザーに次の処置をとるようにプロンプト要求しています。

システムの処置: ユーザーからの指示を待ちます。

ユーザーの応答: ユーザーは、‘END’ を指定することができます。その場合は RECEIVE コマンド・プロセッサーは終了し、ファイルを、それ以降に RECEIVE コマンドを呼び出したときに処理できる状態のままに残します。あるいは、‘DELETE’ を指定することもできます。この場合には、RECEIVE コマンド・プロセッサーは現行ファイルを削除して、次のファイルの処理を続行します。 現行ファイルを即座に処理する場合、RESTORE パラメーター値を任意に入力しても、まったく入力しなくてもかまいません。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRUINP

INMR907A Enter COPY parameters or ‘DELETE’ OR ‘END’. +

説明: RECEIVE コマンドはエラーのある入力ファイルを処理していたため、正しく復元することができませんでした。 この時点で、ユーザーに次の処置をとるようにプロンプト要求しています。

システムの処置: ユーザーからの指示を待ちます。

ユーザーの応答: ユーザーは、‘END’ を指定することができます。その場合は RECEIVE コマンド・プロセッサーは終了し、ファイルを、それ以降に RECEIVE コマンドを呼び出したときに処理できる状態のままに残します。あるいは、‘DELETE’ を指定することもできます。この場合には、RECEIVE コマンド・プロセッサーは現行ファイルを削除して、次のファイルの処理を続行します。 現行ファイルを即座に処理する場合、COPY パラメーター値を任意に入力しても、まったく入力しなくてもかまいません。 BLKSIZE パラメーターを入力した場合は無視されます。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRUINP

INMR908A The input file attributes are: DSORG=dd, RECFM=rrr, LRECL=ll, BLKSIZE=bb. File Size = nnn

Zbytes. +

説明: Zbytes = K | M によって、ファイルのサイズ表示が K バイト (キロバイト) か M バイト (メガバイト) であるかを示しています。

システムの処置: ユーザーからの復元指示を待ちます (メッセージ INMR906I または INMR907I を参照してください)。

ユーザーの応答: この情報を使用して、データが復元される正しいデータ・セットを選択してください。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRUINP

INMR909A You may enter DSNAME, SPACE, UNIT, VOL, OLD/NEW, or RESTORE/COPY/DELETE/END.

説明: これは、オプションのリストの一部です。このオプションは、プロンプト・メッセージ INMR906I およびINMR907I への応答に対して入力することができます。 詳細なリストは、コマンド言語解説書に記載されています。

システムの処置: ユーザーからの復元指示を待ちます。

ユーザーの応答: 適切なオプションで応答してください。

INMR906A

第 7 章 TSO/E 端末メッセージ (INM...) 623

Page 636: TSO/E メッセージ - TOK2

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRUINP

INMR910A Reply ‘K’ to keep this file on the spool. +

説明: RECEIVE コマンド・プロセッサーが入力ファイルの中に、このファイルを削除すべきと見なす重大エラーを検出しました。 たとえば、ヌル・ファイルまたはファイルの最初のレコードに入出力エラーを検出しました。 RECEIVE

コマンド・プロセッサーは、現在この入力ファイルの削除許可を要求しています。

システムの処置: ユーザーからの応答を待ちます。

ユーザーの応答: RECEIVE 操作を再試行するためにファイルを JES スプールに保管しておきたい場合は、‘K’ を応答してください。それ以外の応答 (たとえばヌル応答) を出すと、RECEIVE コマンド・プロセッサーはファイルを削除することができます。ただし、バックグラウンド環境の場合は、RECEIVE はこの入力ファイルを保持します。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRM

INMR911A Any reply other than ‘K’ causes file to be deleted.

説明: RECEIVE コマンドが処理中のファイルには、そのファイルを削除すべきと見なすほどの重大なエラーがあります。 ヌル・ファイル、またはファイルの最初のレコード上の入出力エラーがその例です。 RECEIVE コマンドは、入力ファイルの削除許可を要求しています。

システムの処置: ユーザーからの削除許可を待ちます。

ユーザーの応答: RECEIVE 操作を再試行するためにファイルを JES スプールに保管しておきたい場合は、‘K’ を応答してください。それ以外の応答 (たとえば、ヌル応答) は、ファイルの削除を認めます。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRM

INMR912I A severe error was detected and the current input file is unusable.

説明: RECEIVE コマンドが処理中のファイルには、そのファイルを削除すべきと見なすほどの重大なエラーがあります。 ヌル・ファイル、またはファイルの最初のレコード上の入出力エラーがその例です。 RECEIVE コマンドは、入力ファイルの削除許可を要求しています。

システムの処置: ユーザーからの削除許可を待ちます。

ユーザーの応答: RECEIVE 操作を再試行するためにファイルを JES スプールに保管しておきたい場合は、‘K’ を応答してください。それ以外の応答 (たとえば、ヌル応答) は、ファイルの削除を認めます。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRM

INMR913I The PREVIEW option is invalid with partitioned data sets or enciphered files. It has beenignored.

説明: RECEIVE コマンド・プロセッサーが、区分データ・セットまたは暗号化データ・セットを検出しました。PREVIEW オプションが指定されましたが、RECEIVE コマンド・プロセッサーは、これらのファイルに対するPREVIEW をサポートしません。

システムの処置: PREVIEW 指定は無視され、通常の処理が続行されます。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: RECEIVE ユーザー

INMR910A

624 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 637: TSO/E メッセージ - TOK2

検出モジュール: INMRM

INMR916I Data set was enciphered. Enter Access Method Services REPRO DECIPHER options torestore the file. +

説明: RECEIVE コマンド・プロセッサーが、送信元が暗号化した入力ファイルを検出しました。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは、アクセス方式サービス REPRO コマンドへ渡されるDECIPHER オプションを、ユーザーが入力するのを待ちます。

ユーザーの応答: DECIPHER オプションを、アクセス方式サービス REPRO コマンドに入力してください。有効なオプションが不明の場合は、システム・プログラマーに相談するか、 OS/VS1 and OS/VS2 MVS Access Method Services

Cryptographic Option の解説書を参照してください。REPRO コマンドの DECIPHER キーワードの有効なサブオプションを入力することができます。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRCODE

INMR917I You may enter any subfield of the DECIPHER operand of the Access Method ServicesREPRO command. +

説明: RECEIVE コマンドは、送信元によって暗号化された入力ファイルを検出しました。 DECIPHER オプションを、アクセス方式サービス REPRO コマンドに入力してください。

システムの処置: RECEIVE は、アクセス方式サービス REPRO コマンドへ渡される DECIPHER オプションを、ユーザーが入力するのを待ちます。

ユーザーの応答: 有効なオプションが不明の場合は、インストール・システムの暗号化の担当者に相談するか、OS/VS1 and OS/VS2 MVS Access Method Services Cryptographic Option の解説書を参照してください。REPRO コマンドの DECIPHER キーワードの有効なサブオプションであれば、このメッセージへの応答として、どのようなサブフィールドでも入力することができます。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRCODE

INMR918I Valid options include: DATAKEYFILE, DATAKEYVALUE, SYSTEMKEY, SYSTEMDATAKEY, andSYSTEMKEYNAME.

説明: RECEIVE コマンドは、送信元によって暗号化された入力ファイルを検出しました。 DECIPHER オプションを、アクセス方式サービス REPRO コマンドに入力してください。

システムの処置: RECEIVE は、アクセス方式サービス REPRO コマンドへ渡される DECIPHER オプションを、ユーザーが入力するのを待ちます。

ユーザーの応答: 有効なオプションが不明の場合は、インストール・システムの暗号化の担当者に相談するか、OS/VS1 and OS/VS2 MVS Access Method Services Cryptographic Option の解説書を参照してください。REPRO コマンドの DECIPHER キーワードの有効なサブオプションであれば、このメッセージへの応答として、どのようなサブフィールドでも入力することができます。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRCODE

INMR921I Received file appears not to be an Interactive Data Transmission Facility file. The firstrecord is:

説明: RECEIVE コマンド・プロセッサーがヘッダー・レコードが脱落しているか、エラー状態にある入力ファイルを検出しました。 ファイルは、通常の方法では復元することはできません。 デフォルト解釈では、RECEIVE コマン

INMR916I

第 7 章 TSO/E 端末メッセージ (INM...) 625

Page 638: TSO/E メッセージ - TOK2

ド・プロセッサーは再形式設定を行わずに、この入力ファイルを出力ファイルに直接コピーします。 端末に送られる次のメッセージ行は、ファイルの最初のレコードです。

システムの処置: RESTORE モードではなく、COPY モードにデフォルト設定します。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRUINP

INMR922I Text_of_first_received_record.

説明: RECEIVE コマンド・プロセッサーが制御ヘッダー・レコードが脱落しているか、エラー状態にある入力ファイルを検出しました。 ファイルは、通常の方法では復元することはできません。 デフォルト解釈では、RECEIVE コマンド・プロセッサーは再形式設定を行わずに、この入力ファイルを出力ファイルに直接コピーします。

システムの処置: RESTORE モードではなく、COPY モードにデフォルト設定します。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRUINP

INMR931I Acknowledgment from user_id on node_name.

説明: RECEIVE コマンド・プロセッサーが処理中の入力ファイルは、別のノードからの受信肯定応答です。 このメッセージは、ファイルの受信先および受信先のノード名を示します。次に出されるメッセージは、ファイルが受信されたことを示します。 このメッセージ行は、ファイルの最初のレコードです。

システムの処置: ありません。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRO

INMR932I Data set dsname sent date.

説明: RECEIVE コマンドが処理中の入力ファイルは、別のノードからの受信肯定応答です。このメッセージは受信されたファイル、最初の伝送時刻、および RECEIVE 操作の状況を示します。 RECEIVE 状況値は、‘STORED’、‘DELETED’、または RECEIVE 障害の原因となったエラー条件を示すメッセージ ID のいずれかです。

システムの処置: ありません。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRO

INMR933A Trailer record missing. Enter ″DELETE″ or ″END″.

説明: RECEIVE コマンドが処理中の入力ファイルには、ヘッダー・レコードしかありません。 トレーラー・レコードが脱落しています。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは、ユーザーが DELETE または END のいずれかを入力するのを待ちます。

ユーザーの応答: 現行ファイルを削除し、次のファイルの処理を続行する場合は、DELETE を入力してください。ファイルを削除することなく、RECEIVE コマンド処理を終了する場合は、END を入力してください。

対象者: RECEIVE ユーザー

INMR922I

626 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 639: TSO/E メッセージ - TOK2

検出モジュール: INMRF

INMR934I A single member was specified, but an entire partitioned data set was being received.

説明: RECEIVE コマンド・プロセッサーが、1 つまたは複数のメンバーをもつ区分データ・セット全体の復元を試みました。 しかし、ユーザーはターゲット・データ・セットを、区分データ・セットの単一メンバーとして指定しました。

システムの処置: RECEIVE コマンド・プロセッサーは、異常終了します。

ユーザーの応答: RECEIVE コマンドを再び出して、区分データ・セット (メンバー名を指定しない) の名前を出力データ・セットとして指定してください。 この処置によって、RECEIVE コマンド・プロセッサーは、区分データ・セット全体を出力データ・セットに復元することができます。

対象者: RECEIVE ユーザー

検出モジュール: INMRUINP

INMX000I nnnn records sent to node_name.user_id

説明: メッセージで示されたノードおよびユーザー ID への伝送は、正しく行われました。値 nnnn は、データが占有しているレコードの数 (80 桁) です。 制御レコードは、この値に含まれません。

システムの処置: TRANSMIT コマンド・プロセッサーは処理を続行して別の伝送を実行するか、あるいはすべての受信者への伝送が完了した場合は終了します。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: TRANSMIT ユーザー

検出モジュール: INMXXMIT

INMX001I Transmission occurred on dd/mm/yyyy at hh:mm:ss.

説明: メッセージ INMX000I で示されたノードおよびユーザー ID への伝送は、正しく行われました。 伝送の日付および時刻が、このメッセージに示されています。

システムの処置: TRANSMIT コマンド・プロセッサーは処理を続行して別の伝送を実行するか、あるいはすべての受信者への伝送が完了した場合は終了します。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: TRANSMIT ユーザー

検出モジュール: INMXXMIT

INMX019I No addressees found in the distribution list chain. Nicknames for all entries in thedistribution list chain point to distribution lists.

説明: 配布リスト・チェーンの項目は、すべて解決されました。すなわち、有効なニックネームが全項目に定義されました。 ただし、それらのニックネームは、すべて :userid タグのない別の配布リストを参照していました。

システムの処置: TRANSMIT コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: NAMES データ・セットを検査して、配布リスト・チェーンに最低 1 つのユーザー ID およびノードがあることを確認してください。

たとえば、ユーザーが X (次のように NAMES データ・セットに定義された) への伝送を試みた場合、この配布リスト・チェーンでは受信者は検出されません。

:nick.X :list.Y Z:nick.Y :list.X:nick.Z :list.Z

INMR934I

第 7 章 TSO/E 端末メッセージ (INM...) 627

Page 640: TSO/E メッセージ - TOK2

配布リスト・チェーンにあるニックネームのうち少なくとも 1 つは、ユーザー ID およびノードで解決できるものでなくてはなりません。 上記の例では、Z をユーザー ID およびノードに対して解決するためには、:user_id タグおよび :node タグを使用してください。

:nick.Z :userid.PB219 :node.NODENAME

上記の例では、ユーザーが X に伝送する場合、メッセージまたはデータはノード NODENAME のユーザー ID PB219

に送信されます。

対象者: TRANSMIT ユーザー

検出モジュール: INMXQ

INMX020I Nickname name was not found in any names data set. name is ignored.

説明: メッセージで示された名前が、どの NAMES データ・セットからも検出されなかったため、受信者のノードおよびユーザーの生成に使用されませんでした。 この名前は、TRANSMIT コマンドまたは配布リストのいずれかから提供されます。

システムの処置: TRANSMIT コマンド・プロセッサーは処理を続行し、解決不能な名前を無視します。 受信者名がすべて解決不能な場合、TRANSMIT コマンドは終了します。

ユーザーの応答: NAMES データ・セットを検査して、必要な名前が存在することを確認してください。

対象者: TRANSMIT ユーザー

検出モジュール: INMXQ

INMX021I More than 10 prolog lines have been found, subsequent prolog lines are ignored

説明: TRANSMIT コマンド・プロセッサーが NAMES データ・セットの制御セクションを走査中でしたが、11 個以上のプロローグ・タグを検出しました。

システムの処置: 11 行目以降のプロローグ行は、エラーとして表示された後、無視されます。 TRANSMIT コマンド・プロセッサーは、最初の 10 行目までを使用して処理を続行します。

ユーザーの応答: 余分なプロローグ行は、NAMES データ・セットから除去してください。

対象者: TRANSMIT ユーザー

検出モジュール: INMXQ

INMX022I More than 10 epilog lines have been found, subsequent epilog lines are ignored

説明: TRANSMIT コマンド・プロセッサーが NAMES データ・セットの制御セクションを走査中でしたが、11 以上のエピローグ・タグを検出しました。

システムの処置: 11 行目以降のエピローグ行は、エラーとして表示された後、無視されます。 TRANSMIT コマンド・プロセッサーは、最初の 10 行目までを使用して処理を続行します。

ユーザーの応答: エクストラ・エピローグ行を、NAMES データ・セットから除去してください。

対象者: TRANSMIT ユーザー

検出モジュール: INMXQ

INMX023I Nicknames not found in any NAMES data set searched. and

INMX020I

628 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 641: TSO/E メッセージ - TOK2

INMX024I Nickname nickname from distribution list list_name in NAMES data set dsname was notresolvable.

説明: ユーザーのメッセージまたはデータ・セット (もしくはその両方) は、配布リストの 1 つまたは複数のニックネームに送信されませんでした。これは、ニックネームが適切な NAMES データ・セットに定義されていないためです。ニックネームは、配布リストと同じ接頭部 NAMES.TEXT データ・セットか、または :altctl. タグで識別されるNAMES データ・セットのいずれかに定義されなければなりません。

現行の NAMES データ・セットより前に検索された NAMES データ・セットが再び検索され、ニックネームまたは配布リストの項目を解決することはありません。

システムの処置: TRANSMIT コマンド・プロセッサーは、コマンドで指定された定義済みニックネームのすべてに伝送した後で、終了します。

ユーザーの応答: ニックネームを、適切な NAMES データ・セットに定義してください。たとえば、グループ配布リスト (:nick.Group :list.John Mary) のニックネームを定義する場合、次のように入力してください。

:nick.John :userid.JOHN :node.NODENAME:nick.MARY :userid.MST :node.NODENAME

対象者: TRANSMIT ユーザー

検出モジュール: INMXQ

INMX025I TRANSMIT command terminated because more than 200 nicknames were found

説明: TRANSMIT コマンド・プロセッサーが受信者リストを解決中でしたが、201 以上のニックネームを検出しました。 配布リストが大きいか、リストの 1 つでループ (つまり、リストの中にそのリスト自体が含まれている) が発生しています。

システムの処置: TRANSMIT コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: 自分自身を参照している (または最初のリストを参照している別のリストを参照している) 配布リストがないか、あるいは 200 を超えるニックネームを生成する大規模なリストがないか調べてください。配布リストの場合は、循環参照を排除してください。大規模なリストの場合は、リストを分割して、TRANSMIT コマンドを実行します。

対象者: TRANSMIT ユーザー

検出モジュール: INMXQ

INMX026I The last name processed was name

説明: TRANSMIT コマンド・プロセッサーが受信者リストを解決中でしたが、201 以上のニックネームを検出しました。 メッセージは、最後に処理されたニックネームを示します。

システムの処置: TRANSMIT コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: 自分自身を参照している (または最初のリストを参照している別のリストを参照している) 配布リストがないか、あるいは 200 を超えるニックネームを生成する大規模なリストがないか調べてください。配布リストの場合は、循環参照を排除してください。大規模なリストの場合は、リストを分割して、TRANSMIT コマンドを実行します。

対象者: TRANSMIT ユーザー

検出モジュール: INMXQ

INMX024I

第 7 章 TSO/E 端末メッセージ (INM...) 629

Page 642: TSO/E メッセージ - TOK2

INMX027I TRANSMIT command terminated because more than 200 addressees were found

説明: TRANSMIT コマンド・プロセッサーが受信者リストを解決中でしたが、201 人以上の受信者を検出しました。受信者が 201 人以上も検出されたのは、大規模な配布リスト、またはループを形成しているリスト (つまり、あるリストがそのリストの中に自分自身を組み込んでいる) のいずれかが原因です。

システムの処置: TRANSMIT コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: 自分自身を参照している (または最初のリストを参照している別のリストを参照している) 配布リストがないか、あるいは 200 を超えるニックネームを生成する大規模なリストがないか調べてください。 配布リストの場合は、循環参照を排除してください。大規模なリストの場合は、リストを分割して、TRANSMIT コマンドを実行します。

対象者: TRANSMIT ユーザー

検出モジュール: INMXQ

INMX028I The last nickname processed was name

説明: TRANSMIT コマンド・プロセッサーが受信者リストを解決中でしたが、201 人以上の受信者を検出しました。メッセージは、最後に処理されたニックネームを示します。

システムの処置: TRANSMIT コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: 自分自身を参照している (または最初のリストを参照している別のリストを参照している) 配布リストがないか、あるいは 200 を超えるニックネームを生成する大規模なリストがないか調べてください。 配布リストの場合は、循環参照を排除してください。大規模なリストの場合は、リストを分割して、TRANSMIT コマンドを実行します。

対象者: TRANSMIT ユーザー

検出モジュール: INMXQ

INMX029I A :NICK tag was found for nickname name, but it did not contain a :USERID tag

説明: TRANSMIT コマンド・プロセッサーが受信者リストからニックネームを解決中でしたが、NAMES データ・セット内で一致する項目を検出しました。しかし、この項目にはユーザー ID 指定がなかったため、使用できません。

システムの処置: TRANSMIT コマンド・プロセッサーは処理を続行しますが、示されたニックネームは伝送に使用されません。 エラー状態にあるニックネームが唯一の受信者である場合、TRANSMIT コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: そのニックネームの NAMES データ・セット項目を修正し、TRANSMIT コマンドを再び出してください。

対象者: TRANSMIT ユーザー

検出モジュール: INMXQ

INMX030I The nickname name is too long. It is ignored.

説明: TRANSMIT コマンド・プロセッサーが NAMES データ・セットの配布リストを処理中でしたが、このリスト内で、メッセージに示された名前を検出しました。この名前の長さは、有効なニックネームの長さを超えています。

システムの処置: TRANSMIT コマンド・プロセッサーは処理を続行し、無効なニックネームを無視します。

ユーザーの応答: 配布リストを修正し、再び TRANSMIT コマンドを出してください。

対象者: TRANSMIT ユーザー

検出モジュール: INMXQ

INMX027I

630 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 643: TSO/E メッセージ - TOK2

INMX031I Too many log requests were encountered. Logging to logname name will not be done.

説明: TRANSMIT コマンド・プロセッサーがロギング要求をスタック中でしたが、内部テーブルがオーバーフローしました。 テーブルが許容できるログ要求の正確な数は、異なったログ・ファイルの数、およびロギング要求がニックネーム項目から取り出されたか、または配布リスト項目から取り出されたかによって決まります。

システムの処置: 処理は続行しますが、示されたログ・ファイルに関するログ要求は迂回されます。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: TRANSMIT ユーザー

検出モジュール: INMXQ

INMX032I TRANSMIT command terminated. Transmission limit of nn records exceeded. +

説明: TRANSMIT コマンド・プロセッサーが伝送を実行中でしたが、伝送したレコード数がインストール・システム指定の限界を超えています。

システムの処置: TRANSMIT コマンド・プロセッサーは終了し、伝送は除去されます。

ユーザーの応答: 伝送するデータを数個に分割し、別々に伝送できるようにしてください。

対象者: TRANSMIT ユーザー

検出モジュール: INMXO、INMXXMIT

INMX033I You have exceeded the maximum transmission size set by your installation.

説明: TRANSMIT コマンド・プロセッサーが伝送を実行中でしたが、伝送したレコード数がインストール・システム指定の限界を超えています。

システムの処置: TRANSMIT コマンド・プロセッサーは終了し、伝送は除去されます。

ユーザーの応答: 伝送するデータを数個に分割し、別々に伝送できるようにしてください。

対象者: TRANSMIT ユーザー

検出モジュール: INMXO、INMXXMIT

INMX034I WARNING: nnn records transmitted. Your installation limit is mmm records.

説明: TRANSMIT コマンド・プロセッサーが伝送を実行中でしたが、インストール・システムで指定された要注意レベルに達しました。 TRANSMIT コマンド・プロセッサーは、処理を続行します。

システムの処置: 伝送を継続します。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: TRANSMIT ユーザー

検出モジュール: INMXO、INMXXMIT

INMX035I ENCIPHER was specified, but has been disabled by your installation. It is ignored.

説明: TRANSMIT コマンド・プロセッサーが、伝送の前にデータの暗号化を要求されました。ただし、インストール・システムではこの機能を使用不可にしていました。

システムの処置: データを暗号化せずに伝送を続行します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに、TRANSMIT コマンド INMXPARM インストール・システム CSECT

では、ENCIPHER オプションを使用できないことを報告してください。

対象者: TRANSMIT ユーザー

INMX031I

第 7 章 TSO/E 端末メッセージ (INM...) 631

Page 644: TSO/E メッセージ - TOK2

検出モジュール: INMXUINP

INMX036I Keywords ‘SEQUENTIAL’ and ‘MEMBERS’ conflict. ‘SEQUENTIAL’ is ignored.

説明: TRANSMIT コマンド・プロセッサーがコマンド・パラメーターを検査中でしたが、SEQUENTIAL キーワードと MEMBERS キーワードの両方を検出しました。 これらのキーワードは、2 つ以上のメンバーまたはデータ・セットにメンバー名が事前割り振りされていない場合の DD 名による伝送には、一緒に使用することができません。

システムの処置: SEQUENTIAL キーワードを無視して、正常に処理を続行します。

ユーザーの応答: SEQUENTIAL および MEMBERS キーワードの両方を、2 つ以上のメンバーに対する TRANSMIT

コマンドの単一呼び出しで指定してはなりません。DD 名による伝送の場合、伝送に使用されるメンバー名にデータ・セットを事前割り振りしてください。

対象者: TRANSMIT ユーザー

検出モジュール: INMXI、INMXUINP

INMX037I TRANSMIT command terminated. Abend abend_code

説明: TRANSMIT コマンド・プロセッサーが、異常終了しました。abend_code は、異常終了コードです。メッセージINMX031I が続き、異常終了に関してレジスター 15 に値 (理由コード) を出します。

システムの処置: TRANSMIT コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: ユーザーの応答は、異常終了の種類によって決まります。 B37 および D37 などの異常終了コードはスペースの欠如を示しますが、一般的にはユーザー・エラーを示します。異常終了コード 0Cx はプログラム・チェックを示します。 IBM プログラミング・サービス・システムを使用してプログラムを修正してください。

対象者: TRANSMIT ユーザー

検出モジュール: INMXR

INMX038I Register 15 value at ABEND was nnnn

説明: TRANSMIT コマンド・プロセッサーが、異常終了しました。メッセージ INMX037I は、異常終了を示します。メッセージ INMX038I は、レジスター 15 に値を出します。この値は異常終了コードですが、理由コードの場合もあります。

システムの処置: TRANSMIT コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: ユーザーの応答は、異常終了の種類によって決まります。 B37 および D37 などの異常終了コードはスペースの欠如を示しますが、一般的にはユーザー・エラーを示します。異常終了コード 0Cx はプログラム・チェックを示します。 IBM プログラミング・サービス・システムを使用してプログラムを修正してください。

対象者: TRANSMIT ユーザー

検出モジュール: INMXR

INMX040I TRANSMIT command terminated. Failure in partitioned data set unload. USING IEBCOPY. +

説明: TRANSMIT コマンド・プロセッサーが、伝送の前に区分データ・セットのアンロードを試行中でした。アンロード処理の一部は失敗しました。他のメッセージがこのメッセージに続き、発生事態をより詳細に表示します。

システムの処置: TRANSMIT コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: 後続のメッセージに示されるエラーを修正し、TRANSMIT コマンドを再び出してください。

対象者: TRANSMIT ユーザー

検出モジュール: INMXPDS

INMX036I

632 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 645: TSO/E メッセージ - TOK2

INMX041I IEBCOPY return code=return_code

説明: TRANSMIT コマンド・プロセッサーが、伝送の前に区分データ・セットのアンロードを試行中でした。データ・セットのアンロードに使用された IEBCOPY ユーティリティーの戻りコードは、0 以外でした。IEBCOPY メッセージは、端末に書き出されることがあります。

システムの処置: TRANSMIT コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: IEBCOPY メッセージに示されたとおりにエラーを修正し、TRANSMIT コマンドを再び出してください。 SYSOUT パラメーターの仕様 (INMXPARM でインストール・システムによりデフォルト設定) によっては、IEBCOPY メッセージが出されないことがあります。その場合、SYSOUT(*) キーワードを指定して TRANSMIT コマンドを再び出して、IEBCOPY エラー・メッセージを表示してください。

対象者: TRANSMIT ユーザー

検出モジュール: INMXPDS

INMX042I Allocation error building nnnn file

説明: TRANSMIT コマンド・プロセッサーが、伝送の前に区分データ・セットのアンロードを試行中でした。いくつかの一時ファイルがアンロード処理に使用され、それらのうちの 1 つの割り振りが失敗しました。 失敗したファイルとしては、CONTROL CARD、 MESSAGE、 SYSUT3 WORK、および OUTPUT が考えられます。 追加メッセージが続き、割り振りエラーのタイプについて詳しく説明します。このエラーの原因として最も可能性が高いのは、インストール・システム制御 CSECT、INMXPARM の SYSOUT または VIO パラメーターを正しく指定しなかったことです。

システムの処置: TRANSMIT コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: システムの管理者に報告してください。

対象者: TRANSMIT ユーザー

検出モジュール: INMXPDS

INMX043I Null partitioned data sets cannot be transmitted

説明: TRANSMIT コマンド・プロセッサーが、TRANSMIT コマンドに指定された区分データ・セットにメンバーがないことを検出しました。 TRANSMIT コマンドは、空の区分データ・セットを伝送しません。

システムの処置: TRANSMIT コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: 区分データ・セットが、少なくとも 1 つのメンバーを持っていることを確認してください。

対象者: TRANSMIT ユーザー

検出モジュール: INMXPDS

INMX050I TRANSMIT command terminated. Failure during encipher processing. +

説明: TRANSMIT コマンド・プロセッサーが、伝送の前にデータ・セットの暗号化を試行中でした。一部の暗号化処理が失敗しました。 追加のメッセージが、失敗の詳細を正しく示します。

システムの処置: TRANSMIT コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: 後続のメッセージで示されたとおりにエラーを修正し、TRANSMIT コマンドを再び出してください。

対象者: TRANSMIT ユーザー

検出モジュール: INMXCODE、INMXM

INMX041I

第 7 章 TSO/E 端末メッセージ (INM...) 633

Page 646: TSO/E メッセージ - TOK2

INMX051I IDCAMS return code = return_code

説明: TRANSMIT コマンド・プロセッサーが、伝送の前にデータ・セットの暗号化を試行中でした。データ・セットを暗号化するために呼び出された IDCAMS ユーティリティーの戻りコードは、ゼロ以外でした。 IDCAMS からのエラー・メッセージが、端末に書き出される場合があります。

システムの処置: TRANSMIT コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: IDCAMS メッセージで示されるとおりにエラーを修正して、 TRANSMIT コマンドを再び出してください。 SYSOUT パラメーターの仕様 (インストール・システムにより INMXPARM モジュールでデフォルト設定)

によって IDCAMS メッセージが出されないことがあります。 その場合、SYSOUT(*) キーワードを指定してTRANSMIT コマンドを再び出して、IDCAMS エラー・メッセージを表示してください。

対象者: TRANSMIT ユーザー

検出モジュール: INMXCODE

INMX052I Allocation error building nnnn file

説明: TRANSMIT コマンド・プロセッサーが、伝送の前にデータ・セットの暗号化を試行中でした。いくつかの一時ファイルが暗号化処理に使用されますが、それらのうちの 1 つの割り振りが失敗しました。失敗したファイルとして、CONTROL CARD、 MESSAGE、および OUTPUT が考えられます。追加メッセージが続き、割り振りエラーのタイプについて詳しく説明します。このエラーの原因として最も可能性が高いのは、インストール・システム制御CSECT、INMXPARM の SYSOUT または VIO パラメーターを正しく指定しなかったことです。

システムの処置: TRANSMIT コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: システムの管理者に報告してください。

対象者: TRANSMIT ユーザー

検出モジュール: INMXCODE、INMXI、INMXM

INMX057I RDJFCB failed for DDname ddname

説明: DDNAME または FILE キーワード、および ddname を指定した TRANSMIT コマンドが出されました。そのDD 名に出された RDJFCB マクロは失敗しました。このマクロについての詳細は、z/OS DFSMSdfp Advanced Services

を参照してください。 TRANSMIT コマンドは終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに通知してください。

対象者: TRANSMIT ユーザー

検出モジュール: INMXI

INMX058I DEVTYPE failed for DDname ddname

説明: DDNAME または FILE キーワード、および ddname を指定した TRANSMIT コマンドが出されました。そのDD 名に出された DEVTYPE マクロは失敗しました。 このマクロについての詳細は、z/OS DFSMSdfp Advanced

Services を参照してください。

システムの処置: TRANSMIT コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに通知してください。

対象者: TRANSMIT ユーザー

検出モジュール: INMXI

INMX051I

634 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 647: TSO/E メッセージ - TOK2

INMX059I DDname ddname was not allocated.

説明: DDNAME または FILE キーワード、およびメッセージで示された DD 名を指定した TRANSMIT コマンドが出されました。DD 名によって指定されたファイルは、割り振られませんでした。

システムの処置: TRANSMIT コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: DD 名が正しく割り振られているか検査し、再び TRANSMIT コマンドを出してください。

対象者: TRANSMIT ユーザー

検出モジュール: INMXI

INMX060I TRANSMIT command terminated. Input data set unusable. +

説明: TRANSMIT コマンド・プロセッサーが伝送するファイルを処理中でしたが、そのファイルになんらかのタイプのエラーを検出しました。 後続のメッセージにエラーの詳細が識別されます。

システムの処置: TRANSMIT コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: 後続のメッセージで示されたとおりにエラーを修正し、TRANSMIT コマンドを再び出してください。

対象者: TRANSMIT ユーザー

検出モジュール: INMXI、INMXXMIT

INMX061I Allocation failed for data set dsname +

説明: TRANSMIT コマンド・プロセッサーが指定されたデータ・セットの割り振りを試みましたが、この割り振りは失敗しました。 後続のメッセージは、割り振りの失敗原因を示します。

システムの処置: TRANSMIT コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: 後続のメッセージで示されたとおりにエラーを修正し、TRANSMIT コマンドを再び出してください。

対象者: TRANSMIT ユーザー

検出モジュール: INMXI

INMX062I OPEN failed for data set dsname

説明: DATASET または DSNAME キーワードを指定した TRANSMIT コマンドが出されました。 TRANSMIT コマンドは指定されたデータ・セットに OPEN を出しましたが、OPEN は失敗しました。

システムの処置: TRANSMIT コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに通知してください。

対象者: TRANSMIT ユーザー

検出モジュール: INMXXMIT

INMX063I OPEN failed for DDname ddname

説明: DDNAME または FILE キーワード、およびメッセージで示された DD 名を指定した TRANSMIT コマンドが出されました。その DD 名への OPEN は失敗しました。このエラーの原因として最も可能性が高いのは、指定されたDD 名が割り振られなかったことです。

システムの処置: TRANSMIT コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: DD 名が正しく割り振られているか検査し、再び TRANSMIT コマンドを出してください。

対象者: TRANSMIT ユーザー

INMX059I

第 7 章 TSO/E 端末メッセージ (INM...) 635

Page 648: TSO/E メッセージ - TOK2

検出モジュール: INMXI

INMX064I Data set dsname not on volume indicated by the catalog

説明: DATASET または DSNAME キーワードを指定した TRANSMIT コマンドが出されました。指定されたデータ・セットはカタログされていましたが、このカタログに示されたボリュームにはありませんでした。

システムの処置: TRANSMIT コマンドは終了します。

ユーザーの応答: 要求されたデータ・セットが存在するか、および正しくカタログされているか検査した後、再びTRANSMIT コマンドを出してください。

対象者: TRANSMIT ユーザー

検出モジュール: INMXI

INMX065I Required volume volser not mounted

説明: DATASET または DSNAME キーワードを指定した TRANSMIT コマンドが出されました。示されたデータ・セットはカタログされていましたが、そのデータ・セットが常駐しているボリュームは、取り付けられていません。

システムの処置: TRANSMIT コマンドは終了します。

ユーザーの応答: 要求されたデータ・セットが存在するか、および正しくカタログされているか検査した後、再びTRANSMIT コマンドを出してください。

対象者: TRANSMIT ユーザー

検出モジュール: INMXI

INMX066I I/O error in VTOC of volume volser

説明: DATASET または DSNAME キーワードを指定した TRANSMIT コマンドが出されました。示されたデータ・セットが検出された後、そのデータ・セットについての情報を取得するため、OBTAIN が出されました。OBTAIN

SVC は、そのボリュームの VTOC に入出力エラーがあることを示す戻りコードをセットしました。

システムの処置: TRANSMIT コマンドは終了します。

ユーザーの応答: システムのデータ管理サポート担当者に、表示されたボリュームに問題があることを報告してください。

対象者: TRANSMIT ユーザー

検出モジュール: INMXI

INMX067I OBTAIN return code return_code for data set dsname

説明: DATASET または DSNAME キーワードを指定した TRANSMIT コマンドが出されました。示されたデータ・セットが検出された後、そのデータ・セットについての情報を取得するため、OBTAIN が出されました。OBTAIN

SVC は、エラー戻りコードをセットしました。

システムの処置: TRANSMIT コマンドは終了し、システム・ダンプがとられます。

ユーザーの応答: z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Guide に記載されている特定の OBTAIN 戻りコードを検査して、問題の原因を判別してください。

対象者: TRANSMIT ユーザー

検出モジュール: INMXI

INMX064I

636 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

Page 649: TSO/E メッセージ - TOK2

INMX068I Data sets with keys are not supported

説明: DATASET または DSNAME キーワードを指定した TRANSMIT コマンドが出されました。示されたデータ・セットは、キーを持っていることが判明しました。ただし、それらのキーは、TRANSMIT コマンドではサポートされません。

システムの処置: TRANSMIT コマンドは終了します。

ユーザーの応答: キーの付いたデータ・セットは、TRANSMIT (伝送) することができません。 キーを持つファイルからキーのないデータ・セットを作成するアンロード・ユーティリティーがある場合、キーのないバージョンを伝送し、その送信先で当初のデータ・セットを手動で再構築することができます。

対象者: TRANSMIT ユーザー

検出モジュール: INMXI

INMX069I Data set organization of data set dsname is not supported

説明: DATASET または DSNAME キーワードを指定した TRANSMIT コマンドが出されました。示されたデータ・セットは、TRANSMIT ではサポートされないデータ・セット編成でした。サポートされている編成は、物理的な順次編成および区分編成です。

システムの処置: TRANSMIT コマンドは終了します。

ユーザーの応答: このタイプのデータ・セットは、TRANSMIT することはできません。 元のファイルから物理順次データ・セットを作成するアンロード・ユーティリティーがある場合、宛先において元のデータ・セットを手動で再作成することができます。

対象者: TRANSMIT ユーザー

検出モジュール: INMXI

INMX070I Permanent I/O error on input data set +

説明: TRANSMIT コマンド・プロセッサーが TRANSMIT コマンドに指定された入力ファイルを読み取っているときに、入出力エラーが検出されました。

システムの処置: TRANSMIT コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: TRANSMIT ユーザー

検出モジュール: INMXI、INMXLOG、INMXO、INMXXMIT

INMX071I Text_of_I/O_error_in_message_INMX070I

説明: TRANSMIT コマンド・プロセッサーが TRANSMIT コマンドに指定された入力ファイルを読み取っているときに、入出力エラーが検出されました。

システムの処置: TRANSMIT コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: TRANSMIT ユーザー

検出モジュール: INMXI、INMXLOG、INMXO、INMXXMIT

INMX072I NULL SEQUENTIAL DATA SETS CANNOT BE TRANSMITTED

説明: TRANSMIT コマンドは、空の順次データ・セットを伝送することはできません。 連結の場合、最初のデータ・セットを空にすることはできません。

システムの処置: TRANSMIT コマンド・プロセッサーは終了します。

INMX068I

第 7 章 TSO/E 端末メッセージ (INM...) 637

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Page 650: TSO/E メッセージ - TOK2

ユーザーの応答: 順次データ・セットには確実にデータを入れてください。

対象者: TRANSMIT ユーザー

検出モジュール: INMXI

INMX073I Log process failed for log data set dsname

説明: TRANSMIT コマンド・プロセッサーが、示されたログ・データ・セットでログ項目の作成を試みていました。この試行が失敗した理由は、後続のメッセージに表示されています。

システムの処置: TRANSMIT コマンド・プロセッサーは、別のログ・データ・セットのログ項目の処理を続行します。

ユーザーの応答: 後続のメッセージで表示されたとおりに、問題を修正してください。

対象者: TRANSMIT ユーザー

検出モジュール: INMXLOG

INMX074I OPEN for the data set failed

説明: TRANSMIT コマンド・プロセッサーが、メッセージ INMX073I が示したログ・データ・セットでログ項目の作成を試みていました。 このデータ・セットは正しく割り振られましたが、OPEN が出されたとき、その OPEN は失敗しました。

システムの処置: TRANSMIT コマンド・プロセッサーは、別のログ・データ・セットのログ要求の処理を続行します。

ユーザーの応答: 示されたログ・データ・セットが使用可能であるか検査してください。

対象者: TRANSMIT ユーザー

検出モジュール: INMXLOG

INMX075I Message file ddname contains attributes that are not valid. +

説明: TRANSMIT コマンド・プロセッサーが、MSGDDNAME パラメーターまたは MSGFILE パラメーターに指定されたファイルの属性を検査し、これらが無効であることを検出しました。 MSGDDNAME または MSGFILE パラメーターで指定されたファイルには、固定ブロックのレコード形式で、論理レコード長が 80 のデータ・セットが割り振られている必要があり、順次形式 (順次データ・セットまたは区分データ・セットのメンバーのいずれか) でなければなりません。

システムの処置: TRANSMIT コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: そのファイルに割り振られたデータ・セットの属性を検査してください。それらが有効でない場合、正しい属性でデータ・セットを再割り振りした後、TRANSMIT コマンドを再び出してください。

対象者: TRANSMIT ユーザー

検出モジュール: TRANSMIT

INMX076I Message file must have attributes LRECL=80 with RECFM=FB or RECFM=F, and must besequential or a member of a partitioned data set.

説明: TRANSMIT コマンド・プロセッサーが、MSGDDNAME パラメーターまたは MSGFILE パラメーターに指定されたファイルの属性を検査し、これらが無効であることを検出しました。 MSGDDNAME または MSGFILE パラメーターで指定されたファイルは固定ブロックのレコード形式で、論理レコード長が 80 のデータ・セットが割り振られている必要があり、順次形式 (順次データ・セットまたは区分データ・セットのメンバーのいずれか) でなければなりません。

システムの処置: TRANSMIT コマンド・プロセッサーは終了します。

INMX073I

638 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

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ユーザーの応答: そのファイルに割り振られたデータ・セットの属性を検査してください。それらが有効でない場合、正しい属性でデータ・セットを再割り振りした後、TRANSMIT コマンドを再び出してください。

対象者: TRANSMIT ユーザー

検出モジュール: INMXI

INMX077I I/O error occurred while reading the message data set.

説明: TRANSMIT コマンド・プロセッサーが、TRANSMIT コマンドの MSGDDNAME または MSGFILE パラメーターに指定された入力ファイルの読み取り中に、入出力エラーが検出されました。

システムの処置: TRANSMIT コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: ありません。

検出モジュール: INMXI、INMXLOG、INMXO、INMXXMIT

INMX078I Open failed for the message data set.

説明: TRANSMIT コマンド・プロセッサーが MSGDDNAME、MSGFILE、MSGDATASET、または MSGDSNAME

パラメーターに関するファイルをオープンすることができませんでした。

システムの処置: TRANSMIT コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: ありません。

対象者: TRANSMIT ユーザー

検出モジュール: INMXI、INMXLOG、INMXO、INMXXMIT

INMX079I Message data set dsname contains attributes that are not valid. +

説明: TRANSMIT コマンド・プロセッサーが、MSGDATASET パラメーターまたは MSGDSNAME パラメーターに指定されたデータ・セットの属性を検査し、これらが無効であることを検出しました。 MSGDATASET またはMSGDSNAME パラメーターに指定されたデータ・セットは固定長ブロック化レコード形式で、論理レコード長が 80

でなければならず順次形式 (順次データ・セットまたは区分データ・セットのメンバーのいずれか) でなければなりません。

システムの処置: TRANSMIT コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: データ・セットの属性を検査してください。それらが有効でない場合、正しい属性でデータ・セットを再割り振りした後、TRANSMIT コマンドを再び出してください。

対象者: TRANSMIT ユーザー

検出モジュール: TRANSMIT

INMX080I Message data set must have attributes LRECL=80 with RECFM=FB or RECFM=F, and mustbe sequential or a member of a partitioned data set.

説明: TRANSMIT コマンド・プロセッサーが、MSGDATASET パラメーターまたは MSGDSNAME パラメーターに指定されたデータ・セットの属性を検査し、これらが無効であることを検出しました。 MSGDATASET またはMSGDSNAME パラメーターに指定されたデータ・セットは固定長ブロック化レコード形式で、論理レコード長が 80

でなければならず、順次形式 (順次データ・セットまたは区分データ・セットのメンバーのいずれか) でなければなりません。

システムの処置: TRANSMIT コマンド・プロセッサーは終了します。

ユーザーの応答: データ・セットの属性を検査してください。それらが有効でない場合、正しい属性でデータ・セットを再割り振りした後、TRANSMIT コマンドを再び出してください。

対象者: TRANSMIT ユーザー

INMX077I

第 7 章 TSO/E 端末メッセージ (INM...) 639

Page 652: TSO/E メッセージ - TOK2

検出モジュール: INMXI

INMX081I TRANSMIT command terminated because it was not invoked authorized.

説明: TRANSMIT コマンドは、非許可環境 (たとえば SPF オプション 6) で呼び出されました。

システムの処置: TRANSMIT コマンドは終了します。

ユーザーの応答: TRANSMIT コマンドを、非許可環境で出さないでください。

対象者: TRANSMIT ユーザー

検出モジュール: INMXPDS

INMX083I TRANSMIT command terminated. The OPEN failed on file passed from IEBCOPY or AccessMethod Service REPRO.

説明: TRANSMIT コマンドが区分データ・セットを伝送するために呼び出されたか、または TRANSMIT コマンドが伝送されたデータ・セットを暗号化しました。区分データ・セットのアンロード・ユーティリティー (IEBCOPY)、または暗号化ユーティリティー (アクセス方式サービス、REPRO) によって書き込まれたデータ・セットは、伝送処理への入力として再オープンすることはできませんでした。

システムの処置: TRANSMIT コマンドは終了し、システム・ダンプがとられます。

ユーザーの応答: システム・プログラマーに通知してください。

対象者: TRANSMIT ユーザー

検出モジュール: INMXXMIT

INMX084I The data set specified in the LOGDATASET or the LOGDSNAME parameter must besequential.

説明: TRANSMIT コマンドは、LOGDATASET または LOGDSNAME パラメーターに指定されたログ・データ・セットに、データまたはメッセージのログの取得を試みました。このログ・データ・セットは、順次データ・セットではありませんでした。

システムの処置: TRANSMIT コマンドは終了します。

ユーザーの応答: LOGDATASET または LOGDSNAME パラメーターに順次データ・セットを指定し、TRANSMIT コマンドを再び出してください。

対象者: TRANSMIT ユーザー

検出モジュール: TRANSMIT

INMX085I Logging to data set dsname did not occur because the data set is a partitioned data set.

説明: dsname に指定されたログ・データ・セット名は、順次データ・セットではありません。

システムの処置: 指定されたデータ・セットへのロギングは、行われませんでした。

ユーザーの応答: 指定されたログ・データ・セットを順次データ・セットとして割り振り、TRANSMIT コマンドを再び出してください。

対象者: TRANSMIT ユーザー

検出モジュール: TRANSMIT

INMX081I

640 z/OS V1R10.0 TSO/E メッセージ

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