看護部運営について
副院長・看護部長
安藤 幸代
香川県における2次医療圏の構成
大川
高松
中讃
三豊
香川大学付属病院
済生会病院
屋島総合病院
社会保険栗林病院
平和病院
KKR高松病院
高松赤十字病院
市民病院
香川県立中央病院
高松市内の近隣病院
きなし大林病院
看護部の理念
看護を高く評価される、
人にやさしい病院づくり
看護部の基本方針
1 患者の人間としての尊厳と権利を守ります
2 安全で安心で良質な看護を提供します
3 専門性の高い患者中心のチーム医療を推進
します
4 地域連携を推進し、地域住民のニーズに対
応します
5 災害医療活動を実践します
6 やりがいと誇りを持った看護師を育成しま
す
高松赤十字病院看護部の概要
2014.6.1
•看護部職員数 保健師 2名
助産師 45 名
看護師 502名
看護助手 36名
ナースクラーク 8名
保育士 1名
合計 594名
平成26年度看護部BSC
• 顧客の視点・財務の視点
1 看護の質の向上
2 入退院センターの整備
3 在宅療養の推進
4 救急看護体制の整備
5 療養環境の整備
平成26年度看護部BSC
• 業務プロセスの視点
1 病院機能評価の認定
2 働きやすい職場環境の整備
3 人財確保
4 看護師の役割拡大
平成26年看護部BSC
• 学習と成長の視点
1 看護師の能力開発
平成26年度看護部戦略ストーリー •2025年問題を踏まえ①人口構造の変化②それに対応する医療提供体制の変化が予想される。
•医療は「病院完結型」から「地域完結型」に移行し、在宅医療がさらに重要になってくる。
•自助、共助、公助で患者を支えていくこれからの医療体制では、看護職がキーパーソンとなることが期待される。
•チーム医療における看護師の役割拡大にむけて、コーディネート力が発揮できるリーダーシップ・マネージメント力のある看護師の能力開発を推進する。
今年度重点項目
1中央診療棟が完成し、救急外来と救急病棟が独立するため、より充実した救急体制を目指す。
2これからの在宅療養を支え地域中核病院としての役割を担うために、入退院センターを開設し予約入院患者へ計画的に関わりながら、同時に退院調整支援を推進する。
3病院機能評価受審による外部評価結果を看護の質の向上につなげていく。
• 同時に、時代の要請に応えられる看護を提供できるよう看護管理者が自らのキャリア開発ラダーを推進し、看護部全体の看護実践能力を向上する。人は組織の財であり、マンパワーの確保と共にスペシャリストとジェネラリストの育成、看護業務を支える他職種の育成を図る。そのために、働きやすい職場環境を整備し、やりがいと定着を支えていく。
「看護を高く評価される、人にやさしい病院づくり」
看護職の労働環境改善
•新人研修の充実・夜勤開始時期の弾力化
新人看護師の離職防止
•看護部教育の充実
育児中でも参加可能な教育体制
・ 育児休暇制度利用者(30 ~45人/月)
良好なコミュニケーションを
看護職の労働環境改善
•記念日年休の創設 1日→2日
•夏休み(3日間)+夏年休4日
看護職の労働環境改善課題
① 夜勤体制の見直し(ガイドラインに
沿って)
日勤→深夜
正循環でない夜勤 (日→深→準)
② 病児保育実施検討
③ メンタルサポート体制
夜勤体制の見直し
平成24年度看護部BSC
•戦略目標 「WLBの推進」
主な成果
働きやすい職場環境の整備
指標
勤務体制の見直し
看護と診療報酬
7:Ⅰ入院基本料取得の条件 •1.1日の看護師配置数 =(※1日平均入院患者数÷7)×3 2.月平均1日あたり看護師配置数 =月延べ勤務時間数÷(月の日数×8) 1.より2.の人数の方が多いこと 3.平均夜勤時間数72時間以内 4.平均在院日数18日以内 5.看護必要度15パーセント以上 ※1日平均入院患者数は1年間の平均であること 2010年改定時 急性期看護補助体制加算を追加取得する場合は15%以上が追加された
高松赤十字病院の概要
•一般病棟入院基本料7:1 (410床・結核病床休床) 本6~本10,東6(11床)救急病棟 南3,4、5 •特定集中治療室管理料 (ICU) 4床 •ハイケアユニット入院医療管理料 10床 •BCR 2床 以上 本5
•新生児特定集中治療室管理料 3床 南6 •小児入院医療管理料2 54床 南6,南7 •亜急性期入院医療管理料 40床(29床にて運用) 東6 計 510床(現在稼働病床) 平成26年5月8日現在 (許可病床 589床)
<7対1入院基本料>
・当該病棟に入院している患者の状態を「一般病
棟用の重症度・看護必要度に係る評価票」を用いて測定し、モニタリング及び処置等に係る得点(A得点)が2点以上患者の状況等(B得点)が3点以上を満たす患者を一割五分以上入院させている場合に算定可
・産科患者・小児科患者は看護必要度測定の基
準から除外
一般病棟用の 重症度、医療・看護必要度
一般病棟用の重症度、医療・看護必要度
A項目:モニタリング及び処置等に関する項目 B:患者の状況等に関する項目
創傷処置:①創傷処置②褥瘡処置 寝返り
呼吸ケア(人工呼吸器の管理等喀痰吸引以外) 起き上がり
点滴ライン同時3本以上 座位保持
心電図モニター 移乗
シリンジポンプの使用 口腔清潔
輸血や血液製剤の使用 食事摂取
専門的な治療・処置 衣服の着脱
①抗悪性腫瘍剤の使用、②抗悪性剤の内服、③麻薬注射薬の使用、④麻薬の内服、貼付、⑤放射線治療⑥免疫抑制剤の使用、⑦昇圧剤の使用、⑧抗不整脈剤の使、⑨抗血栓塞栓薬の持続点滴⑩ドレナージの管理
評価にあたっての基本的な考え方
1.調査期間内で指示変更や急変等で患者の状態が変化した時は、自立度の低い方をチェックする。
2.動作が制限されていない場合は、動作を促し観察した結果を評価する
3.動作を確認しなかった場合は、介助が必要な状態であっても「できる」「介助なし」とする
4.指示により動作が制限されている場合「できない」となる
5.医師の指示があるにもかかわらず、患者が無断でその動作をしたときは「できる」となる
6.義肢、コルセットなど装具を装着している場合は、装着した状態で評価する
A.モニタリング
及び処置
2.呼吸ケア
・人工呼吸器の管理、酸素吸入、痰を出すための体位ドレナージ、スクィージングのいずれかの処置に対して評価する。
・喀痰の吸引のみは呼吸ケアの対象に含めない。
0点:なし
1点:あり
4.心電図モニターの管理
・持続的に心電図のモニタリングを行い、
かつ、その記録がある場合を評価する
・誘導の種類、時間、記録回数は問わない
・一時的な心電図検査は含まない 0点:なし
1点:あり
7.専門的な治療・処置
①抗悪性腫瘍剤の使用(注射剤のみ)
②抗悪性腫瘍剤の内服の管理
③麻薬注射薬の使用(注射剤のみ)
④麻薬の内服・貼付・座薬の管理
⑤放射線治療
⑥免疫抑制剤の管理
⑦昇圧剤の使用(注射剤のみ)
⑧抗不整脈剤の使用(注射剤のみ)
⑨抗血栓塞栓薬の持続点滴の使用
⑩ドレナージの管理
0点:なし
2点:あり
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