V-Mixer RS-232C v21 j - static.roland.com

RS-232C リファレンスVersion 2.1

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目次

はじめに ............................................... 4

セットアップ.........................................5RS-232C インターフェイスについて.................................5

コネクタおよびケーブル..................................................... 5

ハンドシェイクについて.........................................................5

セットアップ手順.....................................................................6

制御用コンピュータの接続..................................................... 6

制御用コンピュータの設定..................................................... 6

V-Mixer の設定........................................................................6

コマンドの概要...................................... 7コマンドの概要 ........................................................................7

プロトコルについて.............................................................7

コマンド形式について.........................................................8

入力パラメーターについて .................................................8

出力パラメーターについて .................................................9

使用上の注意 ............................................................................9

コマンドの詳細....................................10チャンネル選択パラメーターについて...............................10

コンピュータからV-Mixer へ送信するコマンド .............10

コンピュータからV-Mixer へ送信するコマンドの詳細..11

制御コマンド......................................................................11

PTC: ファンタム電源オン/ オフ...............................11

PSC: φ（フェイズ/ ポーラリティ）　オン /オフ...12

PGC: プリアンプ・ゲイン ...........................................13

FLC: フィルターオン/ オフ.......................................14

EQC: EQ オン / オフ....................................................15

GTC: ゲートオン/ オフ.............................................16

CPC: コンプ / リミッタ－オン/ オフ .....................17

AXC: AUXセンド.........................................................18

MXC: MATRIXセンド.................................................19

PNC: PAN.....................................................................20

MUC: ミュートオン/ オフ......................................... 21

FDC: フェーダー・レベル............................................ 22

RFC: 相対フェーダー・レベル....................................23

SCC: シーン・リコール............................................... 24

RSC: 相対シーン・リコール .......................................24

SSC: シーン・ストア...................................................25

PIC: 入力パッチベイ設定 .............................................26

POC: 出力パッチベイ設定 ...........................................28

LCC: コンソールのロック/ ロック解除.....................30

BLC: ディスプレイの暗転／暗転解除 ........................31

DBC: ディスプレイの輝度設定 ................................... 31

PBC: パネルの輝度設定................................................32

LBC: ランプの輝度設定 ................................................32

DMC:モニター・ディマーオン／オフ ......................33

RTC: USB メモリー・レコーダー・トランスポート34

RLC: USBメモリー・レコーダー・ロケート...........34

RIC: ソング選択.............................................................35

リクエスト・コマンド ......................................................36

CNQ: チャンネル名リクエスト ...................................36

PTQ: ファンタム電源リクエスト................................37

PSQ: φ（フェイズ /ポーラリティ）リクエスト.....38

PGQ: プリアンプ・ゲイン・リクエスト....................39

FLQ: フィルター・リクエスト.....................................40

EQQ: EQ リクエスト....................................................41

GTQ: ゲート・リクエスト ...........................................42

CPQ: コンプ /リミッター・リクエスト ....................43

AXQ: AUX センド・リクエスト .................................44

MXQ: MATRIX センド・リクエスト .........................46

PNQ: PANリクエスト.................................................48

MUQ: ミュート・リクエスト ......................................49

FDQ: フェーダー・リクエスト....................................50

SCQ: カレント・シーン・リクエスト........................51

PIQ: 入力パッチベイ・リクエスト..............................52

POQ: 出力パッチベイ・リクエスト............................54

LCQ: コンソール操作のロック状態リクエスト.........56

VRQ: バージョン・リクエスト....................................56

RCQ: REAC 接続状態リクエスト...............................57

BLQ: ディスプレイの暗転状態リクエスト.................58

DBQ: ディスプレイの輝度リクエスト........................58

PBQ: パネルの輝度リクエスト....................................59

LBQ: ランプの輝度リクエスト ....................................59

DMQ: モニター・ディマーリクエスト......................59

RTQ: USBメモリー・レコーダー状態リクエスト...60

RLQ: USB メモリー・レコーダー現時刻リクエスト60

RIQ: ソング番号リクエスト .........................................61

RNQ: ソング名リクエスト ...........................................61

RRQ: 録音可能時間リクエスト....................................61

リプライ用コマンドの詳細 ..................................................62

コンピュータからV-Mixer へ送信するコマンド...........62

ack (06H): アクティブ・リプライ ............................62

ERR: エラー...................................................................62

Xon (11H)/Xoff (13H): ハンドシェイク................62

V-Mixerからコンピュータへ送信するコマンド............63

ack (06H): アクティブ・リプライ ............................63

ERR: エラー...................................................................63

Xon (11H)/Xoff (13H): ハンドシェイク................63

ERS：エラー状態..........................................................64

EPS：接続先REAC機器エラー.................................64

3

4

はじめに

本書はRS-232Cを使用して V-Mixerを制御するための説明書です。

本書は以下のV-Mixer を対象にしています。

• M-480

• M-400

• M-380

• M-300

• M-200i

V-Mixer 本体の内容に関しては、各V-Mixer の取扱説明書を参照してください。また、本書はコンピュータについてある程度知識がある方を対象に記載しています。コンピュータの用語・取扱いなどの詳細に関しては、他の文献を参照してください。

ここに記載されている内容は予告なく変更することがありますので、予めご了承ください。

セットアップ

RS-232Cとは、標準化されているシリアルインターフェースの1つです。

コネクタおよびケーブル

コンピュータから何らかのデータが送られたとき、その転送速度よりV-Mixer の処理速度が遅い場合には、なんらかの処理をしないとデータを取りこぼしてしまいます。反対に、V-Mixer から何らかのデータが送られたとき、コンピュータの処理速度が遅い場合には同じようにデータを取りこぼしてしまいます。

そこで、V-Mixer では「Xon・Xoff」のハンドシェイクを採用しています。外部のコンピュータにおいても同じように、V-Mixer からの送信をコントロールすることが出来ます。

• 「Xon」：アスキーコード上の信号名はDC1（11H）で送信を開始要求する制御用コードです。

• 「Xoff」：アスキーコード上の信号名はDC3（13H）で送信を停止要求する制御用コードです。

RS-232Cインターフェイスについて

ハンドシェイクについて

7 96 8

1 2 3 54

ピン番号信号名

1 2 3 4 5 6 7 8 9

NC RxD (Data In) TxD (Data Out) NC GND NC 8番ピンと接続 7番ピンと接続 NC

*1: V-Mixerの内部で結線されています。

*2: V-Mixerが動作するには、RXD,TXD,GNDの3本が　図のように結線されることが必要です。

RS-232C CABLE *2

V-Mixer COMPUTER

1

2

3

4

5

6

7

8

9

1

2

3

4

5

6

7

8

9

FG

RxD

TxD

GND

*1

コネクタ仕様ケーブル仕様

5

セットアップ

制御用コンピュータとV-Mixer をセットアップする場合、以下のような手順になります。

1. 制御用コンピュータとの接続RS-232C のケーブルで双方をつなぎます。「制御用コンピュータの設定」（P.6）を参照してください。

2. V-Mixer 制御用コンピュータの電源の投入

3. 制御用コンピュータの設定

通信条件を設定します。

☞「制御用コンピュータの設定」（P.6）

4. V-Mixer の設定通信条件を設定します。

☞「V-Mixer の設定」（P.6）

5. V-Mixer 操作開始

制御用コンピュータ　→　V-Mixerでデータ転送開始。

1. V-Mixer およびコンピュータの電源を OFF にします。

2. V-Mixer 背面の RS-232C/MIDI切り替えスイッチを RS-232Cにします。

※M-200i の場合は、M-200iの電源を入れた後にRS-232C/MIDI SELECTパラメーターを RS-232Cに設定します。詳しくはM-200i の取扱説明書を参照してください。

3. コンピュータ側の RS-232C規格のコネクタとV-Mixer 背面のRS-232Cコネクタをケーブルで接続します。

☞「コネクタおよびケーブル」（P.5）

1. コンピュータ側の通信条件

※ 通信条件の設定方法については、ご使用になる制御用コンピュータの取扱説明書を参照してください。

V-Mixer では、電源を立ち上げると、通信速度はデフォルトの115200bpsに設定されます。V-Mixer をRS-232Cで使用する場合、コンピュータ側に合わせて通信速度を設定する必要があります。

設定方法は各V-Mixer の取扱説明書をお読みください。

セットアップ手順

制御用コンピュータの接続

制御用コンピュータの設定

通信方式調歩同期式（非同期式）全二重

通信速度 4800/9600/14400/31250/38400/57600/115200bps任意に設定可能ですがV-Mixer 側の設定と同じにします。

パリティ none

データ長 8bit

ストップビット 1bit

コード体系 ASCII

XonXoff on

V-Mixer の設定

6

コマンドの概要

V-Mixer と制御用コンピュータはコマンドを介して通信を行います。コマンドにはいくつかの種類があり、目的により使い分けることでV-Mixer の制御を行います。

コマンドには半角英数記号を用います。コマンドの形式は基本的に「stx」と「アルファベット3文字（大文字）」と「；（セミコロン）」のアスキーコードの列からなります。アルファベット3文字がコマンドの種類を表します。ただし、コマンドによりいくつか形式があります。

☞「コマンド形式について」（P.8）

※「stx」：アスキーコード上の信号名（コード番号：02H（16進数））でコマンド開始を示す制御用コードです。

※「；」： V-Mixer がコマンド終了を認識するためのコードです。

例：＊＊＊コマンドを送信する場合　→　「stx***;」というアスキーコード列を送信します。

プロトコルについて

制御用コンピュータとV-Mixer はコマンドによって2種類の通信手順があります。

● V-Mixer に対して動作の指定や設定を行う場合

「制御コマンド」（P.11）がこれに当たります。コマンドは以下の図のような手順をとります。

a. コマンドを制御用コンピュータからV-Mixer に送信します。

b. V-Mixerは、コマンド正常受信時には ack、異常受信時には ERR コマンドを出力します。

※ 異常受信とは、送信したコマンドの書式が間違っている場合などがこれに当たります。

※「ack」：アスキーコード上の信号名（コード番号：06H（16進数））で、正常受信を示す制御用コードです。

※ コマンドはエラーを送受信するコマンドです。


COMPUTER V-Mixera. stx + command

b. ack or stxERR command

7


● V-Mixer の設定を知りたい場合

「リクエスト・コマンド」（P.36）がこれに当たります。V-Mixer の設定状況などを確認するコマンドは以下のような手順をとります。

a. コマンドを制御用コンピュータからV-Mixer に送信します。

b. V-Mixerがコマンドを正常受信すると、設定状況などの情報をもったコマンドを返信します。コマンド異常受信時にはERR コマンドを出力します。

c. V-Mixerの出力が正常に受信できたときは ack で返します。（※このack は省略可能です。）

※ ERRコマンドを V-Mixerへ送信すると、V-Mixer は b. で出力したコマンドを出力し直します。このコマンドは省略可能で必ずしも返す必要がなく、"a" からやり直すこともできます。

※ V-Mixer 体側の操作子により設定を変更された場合は、V-Mixer は何も送信しません。

コマンド形式について

コマンド（制御信号）はいくつかの形式を持ちます。

タイプ0：コントロールコードのみのもの

' ; ' などはつきません。コントロールコードのみで成立します。

例）ack

タイプ1：パラメーターを持たないもの

' ; ' で終わります。

例）stxVRQ;

タイプ2：パラメーターを持つもの

コマンド：パラメーター , パラメーター ...;

• コマンドとパラメーターは、' : ' （コロン）で区切られます。

• パラメーターとパラメーターは、' , ' （カンマ）で区切られます。

• パラメーターの終わりには、' ; ' （セミコロン）を置きます。

※ コマンド、パラメーターの間のスペースやタブは許可しません。

入力パラメーターについて

パラメーターは基本的に10進数またはアルファベットを使い、可変長となります。

例）stxFDC:l1,-25; / stxFDC:l24,0; / stxFDC:AX16,0; / stxFDC:MA,-10;

COMPUTER V-Mixera. stx + command

b. stx + command or stxERR command

c. ack or stxERR command

8


出力パラメーターについて

パラメーターは基本的に10進数またはアルファベットを使い、可変長となります。

例）stxFDS:l5,-12; / stxFDS:l24,0; / stxFDS:AX8,-6; / stxFDS:MA,-12;

制御用コンピュータとV-Mixer が通信を行っているときに以下の行為は行わないでください。V-Mixer が異常動作になることがあります。

• RS-232Cケーブルを抜く。

• V-Mixer の電源を切る。

使用上の注意

9

10

コマンドの詳細

コマンドの中には、V-Mixer のチャンネル、DCAグループ、ミュート・グループ、ユーザー・フェーダー・アサインを選択するパラメーターを持つものがあり、そのパラメーターをチャンネル選択パラメーターと呼びます。それぞれの選択対象とチャンネル選択パラメーターの関係は次のようになります。

外部からV-Mixer へ送信するコマンドは次の3つの種類があります。

● 制御（実行）用コマンド

音量調整や各種設定などを行うためのコマンドです。

● リクエスト・コマンド

現在の V-Mixer の設定状況を確認するコマンドです。

※ 制御を行ったあとは、リクエスト・コマンドを用いて設定内容を確認してください。

● リプライ用のコマンド

ack やERRコマンドがこれに当たります。

リクエスト・コマンドを使用したときに、V-Mixer へ応答するためのコマンドです。

チャンネル選択パラメーターについて

V-Mixer のチャンネルチャンネル選択パラメーター

入力チャンネル CH 1, CH 2, ・・CH 48 I1, I2, ・・I48

RTNチャンネル（M-480） RTN 1, RTN2, ・・RTN6 R1, R2,・・R6

RTN 1L, RTN 1R, RTN 2L,・・RTN6R R1L, R1R, R2L,・・R6R

AUXチャンネル AUX 1, AUX 2, ・・AUX 16 AX1, AX2, ・・AX16

MATRIXチャンネル MATRIX 1, MATRIX 2, ・・MATRIX 8 MX1, MX2, ・・MX8

MAINチャンネル MAIN L, MAIN R, MAIN C MAL, MAR, MAC

DCA グループ DCA 1, DCA 2, ・・DCA 24 DCA1, DCA2, ・・DCA24

ミュート・グループ MUTE 1, MUTE 2, ・・MUTE 8 MG1, MG2, ・・MG8

ユーザー・フェーダー（M-480)（M-400）

LAYER 1: FADER 1, FADER 2, ・・FADER 24LAYER 2: FADER 1, FADER 2, ・・FADER 24LAYER 3: FADER 1, FADER 2, ・・FADER 24

U1, U2, ・・U24U25, U26, ・・U48U49, U50, ・・U72

（M-380） LAYER 1: FADER 1, FADER 2, ・・FADER 12LAYER 2: FADER 1, FADER 2, ・・FADER 12LAYER 3: FADER 1, FADER 2, ・・FADER 12LAYER 4: FADER 1, FADER 2, ・・FADER 12LAYER 5: FADER 1, FADER 2, ・・FADER 12LAYER 6: FADER 1, FADER 2, ・・FADER 12

U1, U2, ・・U12U13, U14, ・・U24U25, U26, ・・U36U37, U38, ・・U48U49, U50, ・・U60U61, U62, ・・U72

（M-300）（M-200i）

LAYER 1: FADER 1, FADER 2, ・・FADER 16LAYER 2: FADER 1, FADER 2, ・・FADER 16

U1, U2, ・・U16U17, U18, ・・U32

コンピュータから V-Mixerへ送信するコマンド


制御コマンド

･機能 +48 Vファンタム電源のオン /オフを設定します。

･書式 stxPTC：a,b ; （コマンド形式：タイプ2）

a: チャンネル選択

b: オン /オフ　　（0＝オフ、1＝オン）

例）stxPTC:l1,1;CH 1のファンタム電源をオンにします。

･備考以下の場合、V-Mixerは ERRコマンド（stxERR:5;）を返し、コマンドを無視します。

• ファンタム電源がないチャンネルを設定した場合。

• チャンネル選択U1～U72 のアサイン先が上記条件を満たす場合。

チャンネル選択としてR1～R6を指定した場合、チャンネルのL側（RTN 1L、RTN 2L、・・RTN6L）が設定されます（M-480）。

コンピュータから V-Mixerへ送信するコマンドの詳細

PTC: ファンタム電源オン/ オフ

M-480 I1～ I48、R1L ～ R6R、U1～U72

M-400/M-380 I1～ I48、U1 ～U72

M-300 I1～ I32、U1 ～U32

M-200i I1～ I32、U1 ～U32

11


･機能 φ（フェイズ /ポーラリティ）のオン /オフを設定します。

･書式 stxPSC：a,b；（コマンド形式：タイプ2）



例）stxPSC:I1,1;CH 1のφ（フェイズ/ ポーラリティ）をオン（逆相）します。


• チャンネル選択に、書式に記載されているチャンネル以外を設定した場合。



PSC: φ（フェイズ/ ポーラリティ）　オン/ オフ

M-480 I1～ I48、R1L ～ R6R、U1～U72

M-400/M-380 I1～ I48、U1 ～U72

M-300 I1～ I32、U1 ～U32

M-200i I1～ I32、U1 ～U32

12


･機能チャンネルのパッドとプリアンプ・ゲインを設定します。

･書式 stxPGC：a,b,c；（コマンド形式：タイプ2）


b: パッドのオン /オフ（0＝オフ、1＝オン）

c: プリアンプ・ゲイン ※1dB ステップ

-10～ -65 （パッド・オフの場合）10～ -45 （パッド・オンの場合）0～ -18 （M-480/M-400/M-380 でSTEREO IN がアサインされたチャンネルの場合）4～ -28 （M-300で CONSOLE IN5 ～12がアサインされたチャンネルの場合）4～ -65 （M-200iで INPUT1～ 16がアサインされたチャンネルの場合）4～ -28 （M-200iで INPUT17～24がアサインされたチャンネルの場合）

例）stxPGC:I1,1,4;CH 1のパッドをオン、プリアンプ・ゲインを＋4 dBuに設定します。


• ゲイン調整がないチャンネルを設定した場合。

• パッドのないチャンネルをパッド・オンにした場合。

• 範囲外のゲインを設定した場合。



PGC: プリアンプ・ゲイン

M-480 I1～ I48、R1L ～ R6R、U1～U72

M-400/M-380 I1～ I48、U1 ～U72

M-300 I1～ I32、U1 ～U32

M-200i I1～ I32、U1 ～U32

13


･機能フィルターのオン/ オフを設定します。

･書式 stxFLC：a,b；（コマンド形式：タイプ2）


b: オン /オフ（0＝オフ、1＝オン）

例）stxFLC:I1,1;CH 1のフィルターをオンにします。

･備考ステレオ・リンクされたチャンネルでは、L/R両方のチャンネルに対して同じ値が設定されます。

以下の場合、V-Mixerは ERRコマンド（stxERR:5;）を返し、コマンドを無視します。



FLC: フィルターオン/ オフ

M-480 I1～ I48、U1 ～U72

M-400/M-380 I1～ I48、U1 ～U72

M-300 I1～ I32、U1 ～U32

M-200i I1～ I32、U1 ～U32

14


･機能 EQのオン /オフを設定します。

･書式 stxEQC：a,b；（コマンド形式：タイプ2）



例）stxEQC:I1,1;CH 1のEQ をオンにします。


MAIN Lまたは MAIN Rチャンネルでは、L/R両方のチャンネルに対して同じ値が設定されます。



• チャンネル選択U1 ～U72 のアサイン先が上記条件を満たす場合。

EQC: EQ オン/ オフ

M-480 I1～ I48、AX1 ～ AX16、MX1 ～MX8、MALまたはMAR、MAC、U1～U72

M-400/M-380 I1～ I48、AX1 ～ AX16、MAL またはMAR、MAC、U1 ～U72


M-200i I1～ I32、AX1 ～ AX8、MX1 ～MX4、MALまたはMAR、U1～U32

15


･機能ゲートのオン/ オフを設定します。

･書式 stxGTC：a,b；（コマンド形式：タイプ2）



例）stxGTC:I1,1;CH 1のゲートをオンにします。


以下の場合は、V-Mixerは ERRコマンド（stxERR:5;）を返し、コマンドを無視します。


• ゲートをオンに設定しようとする操作で、ゲートがオンのチャンネル数が 25 以上になる場合（M-400/M-380のみ）。


GTC: ゲートオン/ オフ

M-480 I1～ I48、U1 ～U72

M-400/M-380 I1～ I48、U1 ～U72

M-300 I1～ I32、U1 ～U32

M-200i I1～ I32、U1 ～U32

16


･機能コンプレッサー/ リミッタ－のオン/ オフを設定します。

･書式 stxCPC：a,b；（コマンド形式：タイプ2）



例）stxCPC:I1,1;CH 1のコンプレッサーをオンにします。





• 入力チャンネルのコンプレッサーをオンに設定しようとする操作で、コンプレッサーがオンの入力チャンネル数が25 以上になる場合（M-400/M-380 のみ）。


CPC: コンプ/ リミッタ－オン/ オフ


M-400/M-380 I1～ I48、AX1 ～ AX16、MAL またはMAR、MAC、U1 ～U72



17


･機能入力チャンネル、MAINからのAUXセンド・レベル、AUX パンを設定します。

･書式 stxAXC：a,b,c,d；（コマンド形式：タイプ2）


b: AUX チャンネル選択

c: AUX センド・レベル（INF、 -80.0～10.0）※ 0.1 dB ステップ

d: AUX パン（L63～C ～R63）※ 1ステップ

例）stxAXC;I1,AX1,4.0,R30;CH 1のAUX 1のセンド・レベルを＋4.0 dB、　AUXパンを R30にします。

･備考ステレオ・リンクされたチャンネルのAUXセンド・レベルは、L/R両方のチャンネルに対して同じ値が設定されます。AUXパンは、L/Rで個別に設定できます。

MAIN L/RチャンネルのAUXセンド・レベルは、L/R 両方のチャンネルに対して同じ値が設定されます。AUXパンは、MAIN L/Rで個別に設定できます。

ステレオ・リンクされていないAUXチャンネルを指定した場合、V-Mixer はAUXパンのパラメーターを無視します。




チャンネル選択としてR1～R6を指定した場合、チャンネルのL側（RTN 1L、RTN 2L、・・RTN6L）のAUX パンが設定されます（M-480）。

AXC: AUXセンド

M-480 I1～ I48、R1 ～ R6またはR1L～ R6R、AX1～ AX16、MX1～MX8、MAL またはMAR、MAC、U1 ～U72

M-400/M-380 I1～ I48、MAL またはMAR、MAC、U1～U72

M-300 I1～ I32、U1 ～U32

M-200i I1～ I32、U1 ～U32

M-480 AX1～ AX16

M-400/M-380 AX1～ AX16

M-300 AX1～ AX8

M-200i AX1～ AX8

18


･機能入力チャンネル、AUX、MAINからのMATRIX センド・レベル、MATRIXパンを設定します。

･書式 stxMXC：a,b,c,d；（コマンド形式：タイプ2）


b: MATRIX チャンネル選択

c: MATRIX センド・レベル（INF、 -80.0～10.0）※ 0.1 dB ステップ

d: MATRIX パン（L63～C ～R63）※ 1ステップ

例）srxMXC:AX1,MX1,4.0,R30;AUX 1の MATRIX 1へのセンド・レベルを＋ 4.0 dB、MATRIXパンをR30 にします。

･備考ステレオ・リンクされたチャンネルのMATRIX センド・レベルは、L/R両方のチャンネルに対して同じ値が設定されます。MATRIXパンは、L/R で個別に設定できます。

MAIN L/RチャンネルのMATRIX センド・レベルは、L/R両方のチャンネルに対して同じ値が設定されます。MATRIXパンは、MAIN L/R で個別に設定できます。

ステレオ・リンクされていないMATRIX チャンネルを指定した場合、V-Mixerは MATRIXパンのパラメーターを無視します。




チャンネル選択としてR1～R6を指定した場合、チャンネルのL側（RTN 1L、RTN 2L、・・RTN6L）のMATRIX パンが設定されます（M-480）。

MXC: MATRIXセンド

M-480 I1～ I48、R1 ～ R6またはR1L～ R6R、AX1～ AX16、MX1～MX8、MAL またはMAR、MAC、U1 ～U72

M-400/M-380 AX1～ AX16、MALまたはMAR、MAC、U1～U72

M-300 I1～ I32、AX1 ～ AX8、MAL またはMAR、MAC、U1 ～U32

M-200i I1～ I32、AX1 ～ AX8、MAL またはMAR、U1～U32

M-480 MX1 ～MX8

M-400/M-380 MX1 ～MX8

M-300 MX1 ～MX4

M-200i MX1 ～MX4

19


･機能パンを設定します。

･書式 stxPNC：a,b；（コマンド形式：タイプ2）


b: パン（L63～C ～R63）※ 1ステップ

例）stxPNC:I1,L45;CH 1のパンをL45にします。

･備考 MAINチャンネルではバランスとして働き、L/R両方のチャンネルに対して同じ値が設定されます。

ステレオ・リンクされたAUXチャンネル、MATRIX チャンネルではバランスとして働き、L/R両方のチャンネルに対して同じ値が設定されます。

以下のパラメーターを設定した場合、V-Mixerは ERRコマンド（stxERR:5;）を返し、コマンドを無視します。

• チャンネル選択に、書式に記載されているチャンネル以外、あるいはステレオ・リンクされていないAUX チャンネル、MATRIX チャンネルを設定した場合。



PNC: PAN

M-480 I1～ I48、R1L ～ R6R、AX1～ AX16、MX1 ～MX8、MALまたは MAR、U1 ～U72

M-400/M-380 I1～ I48、AX1 ～ AX16、MX1 ～MX8、MALまたはMAR、U1～U72

M-300 I1～ I32、AX1 ～ AX8、MX1 ～MX4、MALまたはMAR、U1～U32


20


･機能ミュートのオン/ オフを設定します。

･書式 stxMUC：a,b; （コマンド形式：タイプ2）



例）stxMUC:I1,1;CH 1のミュートをオンにします。



MUC: ミュートオン/ オフ

M-480 I1～ I48、R1 ～ R6、AX1～ AX16、MX1 ～MX8、MALまたはMAR、MAC、DCA1 ～DCA24、MG1～MG8、U1 ～U72

M-400/M-380 I1～ I48、AX1 ～ AX16、MX1 ～MX8、MALまたはMAR、MAC、DCA1 ～DCA8、MG1 ～MG8、U1～U72

M-300 I1～ I32、AX1 ～ AX8、MX1 ～MX4、MALまたはMAR、MAC、DCA1 ～DCA4、MG1 ～MG4、U1～U32

M-200i I1～ I32、AX1 ～ AX8、MX1 ～MX4、MALまたはMAR、DCA1 ～DCA8、MG1 ～MG4、U1～U32

21


･機能フェーダー・レベルを設定します。

･書式 stxFDC：a,b; （コマンド形式：タイプ2）


b: フェーダー・レベル（INF、 -80.0～10.0）　※0.1dB ステップ

例）stxFDC:I1,INF;CH 1のフェーダーを -∞にします。



MG1～ MG8を指定した場合、V-Mixerは ERRコマンド（stxERR:5;）を返し、コマンドを無視します。

FDC: フェーダー・レベル

M-480 I1～ I48、R1 ～ R6、AX1～ AX16、MX1 ～MX24、MALまたはMAR、MAC、DCA1 ～DCA24、U1～U72

M-400/M-380 I1～ I48、AX1 ～ AX16、MX1 ～MX8、MALまたはMAR、MAC、DCA1 ～DCA8、U1 ～U72

M-300 I1～ I32、AX1 ～ AX8、MX1 ～MX4、MALまたはMAR、MAC、DCA1 ～DCA4、U1 ～U32

M-200i I1～ I32、AX1 ～ AX8、MX1 ～MX4、MALまたはMAR、DCA1 ～DCA8、U1 ～U32

22


･機能フェーダー・レベルを相対的に設定します。

･書式 stxRFC：a,b；（コマンド形式：タイプ2）


b: 相対フェーダー・レベル（-99.9～ 99.9）※ 0.1dBステップ

例）stxRFC:I1,-1.0;CH1 のフェーダーを -1.0dB にします。




• 相対フェーダー・レベルに0.0 を設定した場合。

• フェーダー・レベルが 10.0dB のチャンネルに対して、+の相対フェーダー・レベルを設定した場合。

• フェーダー・レベルが -Inf dB のチャンネルに対して、- の相対フェーダー・レベルを設定した場合。

• チャンネル選択にMG1～MG8を設定した場合。

RFC: 相対フェーダー・レベル





23


･機能シーン・メモリーをリコールします。

･書式 stxSCC：a；（コマンド形式：タイプ2）

a: シーン番号（000～ 299）

例）stxSCC:010;シーン番号 010をリコールします。

･備考ブランク・シーンを設定した場合、V-Mixerは ERRコマンド（stxERR:5;）を返し、コマンドを無視します。

･機能シーン・メモリーを相対的にリコールします。例えば「1つ前のシーン」や「2つ次のシーン」など。

･書式 stxRSC：a；（コマンド形式：タイプ2）

a: 相対シーン番号（-299～299）

例）stxRSC:-3;現在のシーン番号より 3つ前のシーン・メモリーをリコールします。

･備考相対シーン番号により指定されたシーン・メモリーが以下の場合、V-Mixerは ERRコマンド（stxERR:5;）を返し、コマンドを無視します。

• ブランク・シーンの場合。

• シーン番号0～299 の範囲を超えた場合。

SCC: シーン・リコール

RSC: 相対シーン・リコール

24


･機能シーン・メモリーをストアします。

･書式 stxSSC：a；（コマンド形式：タイプ2）stxSSC：a,b；（コマンド形式：タイプ2）stxSSC：a,b,c；（コマンド形式：タイプ2）

a: シーン番号（000～ 299）

b: シーン名（最大16文字可変長）

c: M-48 メモリー番号（0＝Off、01～16＝メモリー1～ 16）

例）stxSSC:010,Scene 10,05;現在のミキサー設定を、シーン番号 010に「Scene 10」の名前でストアします。同時に、V-Mixer に接続されているM-48 のカレント・メモリーを、メモリー5にストアします。

･備考指定したシーン番号がロックされている場合、V-Mixerは ERRコマンド（stxERR:6;）を返し、コマンドを無視します。

シーン名を指定しない場合、カレント・シーンの名前でストアされます。

M-48メモリー番号を指定しない場合、カレント・シーンの「M-48 MEMORY」の設定が使用されます。この設定は、V-Mixerの SCENE STOREポップアップで確認できます。

SSC: シーン・ストア

25


･機能入力パッチベイを設定します。

･書式 stxPIC：a, b；（コマンド形式：タイプ2）


M-480では、チャンネル選択としてカスケード入力も指定できます。

b: 入力ポート選択

PIC: 入力パッチベイ設定

M-480 I1～ I48、R1L ～ R6R

M-400/M-380 I1～ I48

M-300 I1～ I32

M-200i I1～ I32

カスケード入力選択パラメーター

CAS IN MAIN L、CAS IN MAIN R、CAS IN MAIN C CSMAL、CSMAR、CSMAC

CAS IN AUX 1、CAS IN AUX 2、・・CAS IN AUX 16 CSAX1、CSAX2、・・CSAX16

CAS IN MTX 1、CAS IN MTX 2、・・CAS IN MTX 8 CSMX1、CSMX2、・・CSMX8

CAS IN SOLO L、CAS IN SOLO R CSSOL、CSSOR

V-Mixer の入力ポート選択パラメーター

M-480 REAC A IN 1, ・・REAC A IN 40 RAI1, ・・RAI40

REAC B IN 1, ・・REAC B IN 40 RBI1, ・・RBI40

CONSOLE IN 1, ・・CONSOLE IN 8 CI1, ・・CI8

STEREO IN L, STEREO IN R STIL, STIR

FX1 OUT L, FX1 OUT R, ・・FX6 OUT R FX1L, FX1R, ・・FX6R

PLAY L, PLAY R PLAYL, PLAYR

未接続 OFF

M-400/380 REAC A IN 1, ・・REAC A IN 40 RAI1, ・・RAI40






未接続 OFF






未接続 OFF

26


例）stxPIC:I1,RAI21;CH1 の入力をREAC A IN 21に設定します。



M-200i REAC IN 1, ・・REAC IN 40 RAI1, ・・RAI40

INPUT 1, ・・INPUT 24 CI1, ・・CI24



未接続 OFF


27


･機能出力パッチベイを設定します。

･書式 stxPOC：a, b；（コマンド形式：タイプ2）

a: 出力ポート選択

b: 出力ソース選択

POC: 出力パッチベイ設定

V-Mixer の出力ポート選択パラメーター

M-480 REAC A OUT 1, ・・REAC A OUT 40 RAO1, ・・RAO40

REAC B OUT 1, ・・REAC B OUT 40 RBO1, ・・RBO40

CONSOLE OUT 1, ・・CONSOLEOUT 8 CO1, ・・CO8

DIGITAL OUT L, DIGITAL OUT R DOL, DOR

M-400/380 REAC A OUT 1, ・・REAC A OUT 8 RAO1, ・・RAO8








M-200i REAC OUT 1, ・・REAC OUT 40 RAO1, ・・RAO40

ASSIGNABLE OUT 1, ・・ASSIGNABLE OUT 10 CO1, ・・CO10

MAIN OUT L, MAIN OUT R CO11, CO12

AES/EBU OUT L, AES/EBU OUT R DOL, DOR

V-Mixer の出力ソース選択パラメーター

M-480 MAIN L, MAIN R, MAIN C, MAIN MONO MAL, MAR, MAC, MAM

AUX1, AUX2, ・・AUX16 AX1, AX2, ・・AX16

MTX1, MTX2, ・・MTX8 MX1, MX2, ・・MX8

MONITOR L, MONITOR R MONL, MONR

REC L, REC R RECL, RECR

CH1, CH2, ・・CH48 I1, I2, ・・I48

RTN 1L, RTN 1R, ・・RTN 6R R1L, R1R, ・・R6R

TALKBACK, OSCILLATOR1, OSCILLATOR2 TB, OSC、OSC2

REAC A IN 1, ・・REAC A IN 40 RAI1, ・・RAI40




CAS OUT MAIN L,・・CAS OUT MAIN CCAS OUT AUX 1,・・CASOUT AUX 16CAS OUT MTX 1,・・CAS OUT MTX 8CAS OUT SOLO L, CAS OUT SOLO R

CSMAL,・・CSMACCSAX1,・・CSAX16CSMX1,・・CSMX8CSSOL, CSSOR

未接続 OFF

28


例）stxPOC:RAO1,MAL;REAC A OUT 1の出力をMAIN L に設定します。



M-400/M-380 MAIN L, MAIN R, MAIN C, MAIN MONO MAL, MAR, MAC, MAM





CH1, CH2, ・・CH48 I1, I2, ・・I48

TALKBACK, OSCILLATOR TB, OSC

未接続 OFF






CH1, CH2, ・・CH32 I1, I2, ・・I32

TALKBACK/OSCILLATOR TB または OSC




未接続 OFF

M-200i MAIN L, MAIN R, MAIN MONO MAL, MAR, MAM





CH1, CH2, ・・CH32 I1, I2, ・・I32


REAC IN 1, ・・REAC IN 40 RAI1, ・・RAI40


未接続 OFF


29


･機能コンソール操作のロック/ ロック解除を設定します。

･書式 stxLCC：a；（コマンド形式：タイプ2）

a: ロック /ロック解除（0＝ロック解除、1＝ロック）

例）stxLCC:1;コンソール操作をロックします。

･備考 USERにパスワードが設定されている場合でも、強制的にコンソール操作のロック/ ロック解除を行います。

以下のパラメーターを設定した場合、V-Mixerは ERRコマンドを返し、コマンドを無視します。

• すでに指定された上記条件を満たす場合。（stxERR:5;）

• 何らかの操作の途中などでコンソール操作がロックできない場合。（stxERR:2;）

LCC: コンソールのロック/ ロック解除

30


･機能ディスプレイの暗転／暗転解除を設定します。

･書式 stxBLC：a；（コマンド形式：タイプ2）

a: 暗転／暗転解除（0＝暗転解除、1＝暗転）

例）stxBLC:1;ディスプレイを暗転します。


• すでに指定された条件を満たす場合。

･機能ディスプレイの輝度を設定します。

･書式 stxDBC：a；（コマンド形式：タイプ2）

a: 輝度（％）（0～100）

例）stxDBC:50;ディスプレイの輝度を 50％に設定します。

･備考ディスプレイの輝度の調整段階は機種によって異なります。

そのため設定値によっては実際の輝度が変化しない場合があります。

BLC: ディスプレイの暗転／暗転解除

DBC: ディスプレイの輝度設定

M-480 8段階

M-400/M-380 11段階

M-300 11段階

M-200i 2段階

31


･機能パネルの輝度を設定します。

･書式 stxPBC：a；（コマンド形式：タイプ2）

a: 輝度（％）（0～100）

例）stxPBC:50;パネルの輝度を 50％にします。

･備考パネルの輝度の調整段階は11段階です。

そのため設定値によっては実際の輝度が変化しない場合があります。

･機能 LAMP端子に接続したランプの輝度を設定します。

･書式 stxLBC：a；（コマンド形式：タイプ2）

a: 輝度（％）（0～100）

例）stxLBC:50;ランプの輝度設定を 50％にします。

･備考 M-300およびM-200iの場合、LAMP端子が搭載されていないため無効です。

ランプの輝度の調整段階は11段階です。そのため設定値によっては実際の輝度が変化しない場合があります。

PBC: パネルの輝度設定

LBC: ランプの輝度設定

32


･機能モニター・ディマーのオン／オフを設定します。

･書式 stxDMC：a；（コマンド形式：タイプ2）

a: オン /オフ（0＝オフ、1＝オン）

例）stxDMC:1;モニター・ディマーをオンにします。


• すでに指定した条件を満たす場合。

DMC: モニター・ディマーオン／オフ

33


･機能 USBメモリー・レコーダーのトランスポートを制御します。

･書式 stxRTC：a；（コマンド形式：タイプ2）

a: トランスポート

0 または S 停止

1 または P 再生（録音待機中のときは録音開始）

2 または R 録音待機

例）stxRTC:1;ソングを再生します。録音待機中のときは録音を開始します。

･機能 USBメモリー・レコーダーの再生時刻を指定した時刻に変更します。

･書式 stxRLC：HHhMMmSSs；（コマンド形式：タイプ2）

HH: 時

MM: 分

SS: 秒

例）stxRLC:02m34s;ソングの再生時刻を 02:34 に変更します。

･備考

• このコマンドは再生中のみ有効です。

• h/m/sの中で指定されていない設定値は、00 として設定されます。

• h/m/sの文字列は大文字でも小文字でも構いません。

RTC: USB メモリー・レコーダー・トランスポート

RLC: USBメモリー・レコーダー・ロケート

34


･機能 USBメモリー・レコーダーのソングを選択します。

･書式 stxRIC：a；（コマンド形式：タイプ2）

a: ソング番号

0～ 999 ソング番号

+1 ～+999 相対ソング番号

-999 ～ -1 相対ソング番号

N 次のソング

P 一つ前のソング

例）stxRIC:-1;一つ前のソングを選択します。

RIC: ソング選択

35


リクエスト・コマンド

･機能チャンネル/ グループ名を要求します。

･書式 stxCNQ：a；（コマンド形式：タイプ2）


例）stxCNQ:I1;CH 1のチャンネル名を要求します。

V-Mixer が返信するコマンド

･書式 stxCNS：a,''b''；（コマンド形式：タイプ2）


b: チャンネル名（6文字固定）

例）stxCNS:1 I1,''A.BASS'';CH 1のチャンネル名 "A.BASS"を出力します。

･備考チャンネル名がブランクの場合は、以下の例のようにスペース6文字の出力になります。

例）stxCNS:I1,'' '';

CNQ: チャンネル名リクエスト

M-480 I1～ I48、R1 ～ R6、AX1～ AX16、MX1 ～MX8、MAL、MAR、MAC、DCA1 ～DCA24、MG1～MG8、U1 ～U72

M-400/M-380 I1～ I48、AX1 ～ AX16、MX1 ～MX8、MAL、MAR、MAC、DCA1 ～DCA8、MG1 ～MG8、U1～U72

M-300 I1～ I32、AX1 ～ AX8、MX1 ～MX4、MAL、MAR、MAC、DCA1 ～DCA4、MG1 ～MG4、U1～U32

M-200i I1～ I32、AX1 ～ AX8、MX1 ～MX4、MAL、MAR、DCA1 ～DCA8、MG1 ～MG4、U1～U32

M-480 I1～ I48、R1 ～ R6、AX1～ AX16、MX1 ～MX8、MAL、MAR、MAC、DCA1 ～DCA24、MG1～MG8、U1 ～U72




36


･機能 +48Vファンタム電源のオン /オフの設定を要求します。

･書式 stxPTQ：a；（コマンド形式：タイプ2）


例）stxPTQ:I1;CH 1の＋48 Vファンタム電源のオン/ オフ設定を要求します。


･書式 stxPTS：a,b；（コマンド形式：タイプ2）

a: チャンネル番号


例）stxPTS:1I1,0;CH 1のファンタム電源がオフであることを出力します。


• ファンタム電源がないチャンネルを設定した場合。


PTQ: ファンタム電源リクエスト

M-480 I1～ I48、R1L ～ R6R、U1～U72

M-400/M-380 I1～ I48、U1 ～U72

M-300 I1～ I32、U1 ～U32

M-200i I1～ I32、U1 ～U32

M-480 I1～ I48、R1L ～ R6R、U1～U72

M-400/M-380 I1～ I48、U1 ～U72

M-300 I1～ I32、U1 ～U32

M-200i I1～ I32、U1 ～U32

37


･機能 φ（フェイズ/ ポーラリティ）のオン/ オフの設定を要求します。

･書式 stxPSQ：a；（コマンド形式：タイプ2）


例）stxPSQ：I1;CH 1のφ（フェイズ/ ポーラリティ）のオン/ オフを要求します。


･書式 stxPSS：a,b；（コマンド形式：タイプ2）



例）stxPSS:I1,0;CH 1のφ（フェイズ/ ポーラリティ）がオフであることを出力します。

･備考ステレオ・リンクされたチャンネルを指定した場合、L/Rどちらも同じ値を返します。




PSQ: φ（フェイズ/ ポーラリティ）リクエスト

M-480 I1～ I48、R1L ～ R6R、U1～U72

M-400/M-380 I1～ I48、U1 ～U72

M-300 I1～ I32、U1 ～U32

M-200i I1～ I32、U1 ～U32

M-480 I1～ I48、R1L ～ R6R、U1～U72

M-400/M-380 I1～ I48、U1 ～U72

M-300 I1～ I32、U1 ～U32

M-200i I1～ I32、U1 ～U32

38


･機能チャンネルのパッドとプリアンプ・ゲインの設定を要求します。

･書式 stxPGQ：a；（コマンド形式：タイプ2）


例）stxPGQ:I1;CH 1のパッドとプリアンプ・ゲインの設定を要求します。


･書式 stxPGS：a,b,c；（コマンド形式：タイプ2）


b: パッドのオン /オフ　　（0＝オフ、1＝オン）

c: ゲイン（10～ -65）※ 1dBステップ

例）stxPGS:I1,0,-55;CH 1のパッドがオフ、ゲイン設定が -55 dBu であることを出力します。

･備考パッドのないチャンネルを指定た場合、パラメーターbとして ''0'' を返します。


• ゲイン調整がないチャンネルを設定した場合。


PGQ: プリアンプ・ゲイン・リクエスト

M-480 I1～ I48、R1L ～ R6R、U1～U72

M-400/M-380 I1～ I48、U1 ～U72

M-300 I1～ I32、U1 ～U32

M-200i I1～ I32、U1 ～U32

M-480 I1～ I48、R1L ～ R6R、U1～U72

M-400/M-380 I1～ I48、U1 ～U72

M-300 I1～ I32、U1 ～U32

M-200i I1～ I32、U1 ～U32

39


･機能フィルターのオン/ オフの設定を要求します。

･書式 stxFLQ：a；（コマンド形式：タイプ2）


例）stxFLQ:I1;CH 1のフィルターのオン/ オフ設定を要求します。


･書式 stxFLS：a,b；（コマンド形式：タイプ2）



例）stxFLS:I1,0;CH 1のフィルターがオフであることを出力します。





FLQ: フィルター・リクエスト

M-480 I1～ I48、U1 ～U72

M-400/M-380 I1～ I48、U1 ～U72

M-300 I1～ I32、U1 ～U32

M-200i I1～ I32、U1 ～U32

M-480 I1～ I48、U1 ～U72

M-400/M-380 I1～ I48、U1 ～U72

M-300 I1～ I32、U1 ～U32

M-200i I1～ I32、U1 ～U32

40


･機能 EQのオン /オフの設定を要求します。

･書式 stxEQQ：a；（コマンド形式：タイプ2）


例）stxEQQ:I1;CH 1のEQ のオン / オフを要求します。


･書式 stxEQS：a,b；（コマンド形式：タイプ2）



例）stxEQS:I1,0;CH 1のEQ がオフであることを出力します。


MAIN L/Rチャンネルを指定した場合、L/Rどちらも同じ値を返します。




EQQ: EQリクエスト

M-480 I1～ I48、AX1 ～ AX16、MX1 ～MX8、MAL、MAR、MAC、U1～U72

M-400/M-380 I1～ I48、AX1 ～ AX16、MAL、MAR、MAC、U1 ～U72


M-200i I1～ I32、AX1 ～ AX8、MX1 ～MX4、MAL、MAR、U1～U32





41


･機能ゲートのオン/ オフの設定を要求します。

･書式 stxGTQ：a；（コマンド形式：タイプ2）


例）stxGTQ:I1;CH 1のゲートのオン/ オフ設定を要求します。


･書式 stxGTS：a,b；（コマンド形式：タイプ2）



例）stxGTS:a,b;CH 1のゲートがオフであることを出力します。





GTQ: ゲート・リクエスト

M-480 I1～ I48、U1 ～U72

M-400/M-380 I1～ I48、U1 ～U72

M-300 I1～ I32、U1 ～U32

M-200i I1～ I32、U1 ～U32

M-480 I1～ I48、U1 ～U72

M-400/M-380 I1～ I48、U1 ～U72

M-300 I1～ I32、U1 ～U32

M-200i I1～ I32、U1 ～U32

42


･機能コンプレッサー/ リミッターのオン/ オフの設定を要求します。

･書式 stxCPQ：a；（コマンド形式：タイプ2）


例）stxCPQ:I1;CH 1のコンプレッサーのオン/ オフ設定を要求します。


･書式 stxCPQ：a,b；（コマンド形式：タイプ2）



例）stxCPS:I1,0;CH 1のコンプレッサーがオフであることを出力します。






CPQ: コンプ/ リミッター・リクエスト









43


･機能入力チャンネル、MAINからのAUXセンド・レベル、AUX パンの設定を要求します。

･書式 stxAXQ：a,b；（コマンド形式：タイプ2）


b: AUX チャンネル選択

例）stxAXQ:I1,AX3;CH 1のAUX 3のセンド・レベル、AUXパンの設定を要求します。


･書式 stxAXS：a,b,c,d；（コマンド形式：タイプ2）


b: AUX チャンネル番号


d: AUX パン（L63～C ～R63）※ 1ステップ

例）stxAXS：I1,AX3,-6.5,C;CH 1のAUX 3のセンド・レベルが -6.5 dB、AUX パンがセンターであることを出力します。

AXQ: AUXセンド・リクエスト

M-480 I1～ I48、R1 ～ R6またはR1L～ R6R、U1 ～U72

M-400/M-380 I1～ I48、MAL、MAR、MAC、U1～U72

M-300 I1～ I32、U1 ～U32

M-200i I1～ I32、U1 ～U32

M-480 AX1～ AX16

M-400/M-380 AX1～ AX16

M-300 AX1～ AX8

M-200i AX1～ AX8

M-480 I1～ I48、R1 ～ R6またはR1L～ R6R、U1 ～U72

M-400/M-380 I1～ I48、MAL、MAR、MAC、U1～U72

M-300 I1～ I32、U1 ～U32

M-200i I1～ I32、U1 ～U32

M-480 AX1～ AX16

M-400/M-380 AX1～ AX16

M-300 AX1～ AX8

M-200i AX1～ AX8

44


･備考ステレオ・リンクされたチャンネルを指定した場合、AUXセンド・レベルはL/Rどちらも同じ値を返します。AUXパンは、L/Rで個別に要求できます。

MAIN L/Rチャンネルを指定した場合、AUXセンド・レベルはL/R どちらも同じ値を返します。AUXパンは、L/Rで個別に要求できます。

ステレオ・リンクされていないAUXチャンネルを指定した場合、V-Mixer はAUXパンのパラメーターとして "0" を返します。




45


･機能入力チャンネル、AUX、MAINからのMATRIX センド・レベル、MATRIXパンの設定を要求します。

･書式 stxMXQ：a,b；（コマンド形式：タイプ2）


b: MATRIX チャンネル選択

例）stxMXQ:AX1,MX3;AUX 1の MATRIX 3のセンド・レベル、MATRIX パンの設定を要求します。


･書式 stxMXS：a,b,c,d；（コマンド形式：タイプ2）


b: MATRIX チャンネル番号


d: MATRIX パン（L63～C ～R63）※ 1ステップ

例）stxMXS:AX1,MX3,-6.5,C;AUX 1の MATRIX 3のセンド・レベルが -6.5 dB、MATRIX パンがセンターであることを出力します。

MXQ: MATRIX センド・リクエスト

M-480 I1～ I48、R1 ～ R6またはR1L～ R6R、AX1～ AX16、MAL、MAR、MAC、U1 ～U72

M-400/M-380 AX1～ AX16、MAL、MAR、MAC、U1～U72

M-300 I1～ I32、AX1 ～ AX8、MAL、MAR、MAC、U1 ～U32

M-200i I1～ I32、AX1 ～ AX8、MAL、MAR、U1～U32

M-480 MX1 ～MX8

M-400/M-380 MX1 ～MX8

M-300 MX1 ～MX4

M-200i MX1 ～MX4

M-480 I1～ I48、R1 ～ R6またはR1L～ R6R、AX1～ AX16、MAL、MAR、MAC、U1 ～U72

M-400/M-380 AX1～ AX16、MAL、MAR、MAC、U1～U72

M-300 I1～ I32、AX1 ～ AX8、MAL、MAR、MAC、U1 ～U32

M-200i I1～ I32、AX1 ～ AX8、MAL、MAR、U1～U32

M-480 MX1 ～MX8

M-400/M-380 MX1 ～MX8

M-300 MX1 ～MX4

M-200i MX1 ～MX4

46


･備考ステレオ・リンクされたチャンネルを指定した場合、MATRIXセンド・レベルは L/Rどちらも同じ値を返します。MATRIXパンは、L/R で個別に要求できます。

MAIN L/Rチャンネルを指定した場合、MATRIX センド・レベルはL/Rどちらも同じ値を返します。MATRIXパンは、L/R で個別に要求できます。

ステレオ・リンクされていないMATRIX チャンネルを指定した場合、V-Mixerは MATRIXパンのパラメーターとして "0" を返します。




47


･機能パンの設定を要求します。

･書式 stxPNQ：a；（コマンド形式：タイプ2）


例）stxPNQ:I1;CH 1のパンの設定を要求します。


･書式 stxPNS：a,b；（コマンド形式：タイプ2）


b: パン（L63～C ～R63）※ 1ステップ

例）stxPNS:I1,C;CH 1のパン設定がセンターであることを出力します。

･備考 MAINチャンネルではバランスとして働き、L/Rどちらも同じ値を返します。ステレオ・リンクされたAUXチャンネル、MATRIX チャンネルではバランスとして働き、L/Rどちらも同じ値を返します。


• チャンネル選択に、書式に記載されているチャンネル以外、あるいはステレオ・リンクされていないAUX チャンネル、MATRIX チャンネルを設定した場合。


PNQ: PANリクエスト

M-480 I1～ I48、R1L ～ R6R、AX1～ AX16、MX1 ～MX8、MAL、MAR、U1 ～U72

M-400/M-380 I1～ I48、AX1 ～ AX16、MX1 ～MX8、MAL、MAR、U1～U72

M-300 I1～ I32、AX1 ～ AX8、MX1 ～MX4、MAL、MAR、U1～U32


M-480 I1～ I48、R1L ～ R6R、AX1～ AX16、MX1 ～MX8、MAL、MAR、U1 ～U72

M-400/M-380 I1～ I48、AX1 ～ AX16、MX1 ～MX8、MAL、MAR、U1～U72

M-300 I1～ I32、AX1 ～ AX8、MX1 ～MX4、MAL、MAR、U1～U32


48


･機能ミュートのオン/ オフの設定を要求します。

･書式 stxMUQ：a；（コマンド形式：タイプ2）


例）stxMUQ:I1;CH 1のミュートのオン/ オフ設定を要求します。


･書式 stxMUS：a,b；（コマンド形式：タイプ2）



例）stxMUS:I1,0;CH 1のミュートがオフであることを出力します。



MUQ: ミュート・リクエスト









49


･機能フェーダー・レベルの設定を要求します。

･書式 stxFDQ：a；（コマンド形式：タイプ2）


例）stxFDQ:I1;CH 1のフェーダーの設定を要求します。


･書式 stxFDS：a,b；（コマンド形式：タイプ2）


b: フェーダー・レベル（INF、-80.0～10.0）※0.1dB ステップ

例）stxFDS:I1,-6.0;CH 1のフェーダー・レベルが -6.0dBであることを出力します。



MG1～ MG8を指定した場合、V-Mixerは ERRコマンド（stxERR:5;）を返し、コマンドを無視します。

FDQ: フェーダー・リクエスト









50


･機能現在呼び出されているシーン番号とシーン名を要求します。

･書式 stxSCQ；（コマンド形式：タイプ1）

例）stxSCQ;現在呼び出されているシーン番号を要求します。


･書式 stxSCS：a,''b''；（コマンド形式：タイプ2）

a: シーン名番号（000～ 299）

b: シーン名（最大16文字可変長）

例）stxSCS:023,''JAZZ BAND MUSIC'';現在呼び出されているシーン番号 023と、シーン名 "JAZZ BAND MUSIC" を出力します。

･備考現在シーン・メモリーが呼び出されていない場合、V-Mixerは ERRコマンド（stxERR:5）を返します。

SCQ: カレント・シーン・リクエスト

51


･機能入力パッチベイの設定を要求します。

･書式 stxPIQ：a；（コマンド形式：タイプ2）


M-480では、チャンネル選択としてカスケード入力も指定できます。

例）stxPIQ:I2;CH 2の入力パッチベイ設定を要求します。


･書式 stxPIS：a,b；（コマンド形式：タイプ2）


b: 入力ポート

PIQ: 入力パッチベイ・リクエスト

M-480 I1～ I48、R1L ～ R6R

M-400/M-380 I1～ I48

M-300 I1～ I32

M-200i I1～ I32

カスケード入力選択パラメーター

CAS IN MAIN L、CAS IN MAIN R、CAS IN MAIN C CSMAL、CSMAR、CSMAC

CAS IN AUX 1、CAS IN AUX 2、・・CAS IN AUX 16 CSAX1、CSAX2、・・CSAX16

CAS IN MTX 1、CAS IN MTX 2、・・CAS IN MTX 8 CSMX1、CSMX2、・・CSMX8

CAS IN SOLO L、CAS IN SOLO R CSSOL、CSSOR








未接続 OFF

M-400/380 REAC A IN 1, ・・REAC A IN 40 RAI1, ・・RAI40






未接続 OFF

52


例）stxPIS:I2,RAI22;CH 2の入力がREAC A IN 22であることを出力します。








未接続 OFF

M-200i REAC IN 1, ・・REAC IN 40 RAI1, ・・RAI40




未接続 OFF


53


･機能出力パッチベイの設定を要求します。

･書式 stxPOQ：a；（コマンド形式：タイプ2）

a: 出力ポート選択

例）stxPOQ:RAO2;REAC A OUT 2の出力ソースを要求します。


･書式 stxPOS：a,b；（コマンド形式：タイプ2）

a: 出力ポート

b: 出力ソース

POQ: 出力パッチベイ・リクエスト

V-Mixer の出力ポート選択パラメーター





M-400/380 REAC A OUT 1, ・・REAC A OUT 8 RAO1, ・・RAO8








M-200i REAC OUT 1, ・・REAC OUT 40 RAO1, ・・RAO40

ASSIGNABLE OUT 1, ・・ASSIGNABLE OUT 10 CO1, ・・CO10

MAIN OUT L, MAIN OUT R CO11, CO12

AES/EBU OUT L, AES/EBU OUT R DOL, DOR







CH1, CH2, ・・CH48 I1, I2, ・・I48

RTN 1L, RTN 1R, ・・RTN 6R R1L, R1R, ・・R6R

TALKBACK, OSCILLATOR1, OSCILLATOR2 TB, OSC、OSC2





54


例）stxPOS:RAO2,MAR;REAC A OUT 2の出力がMAIN Rであることを出力します。



M-480 CAS OUT MAIN L,・・CAS OUT MAIN CCAS OUT AUX 1,・・CASOUT AUX 16CAS OUT MTX 1,・・CAS OUT MTX 8CAS OUT SOLO L, CAS OUT SOLO R

CSMAL,・・CSMACCSAX1,・・CSAX16CSMX1,・・CSMX8CSSOL, CSSOR

未接続 OFF

M-400/M-380 MAIN L, MAIN R, MAIN C, MAIN MONO MAL, MAR, MAC, MAM





CH1, CH2, ・・CH48 I1, I2, ・・I48

TALKBACK, OSCILLATOR TB, OSC

未接続 OFF






CH1, CH2, ・・CH32 I1, I2, ・・I32





未接続 OFF

M-200i MAIN L, MAIN R, MAIN MONO MAL, MAR, MAMR





CH1, CH2, ・・CH32 I1, I2, ・・I32


REAC IN 1, ・・REAC IN 40 RAI1, ・・RAI40


未接続 OFF


55


･機能現在のコンソール操作のロック状態を要求します。

･書式 stxLCQ；（コマンド形式：タイプ1）

例）stxLCQ;現在のコンソール操作のロック状態を要求します。


･書式 stxLCS：a；（コマンド形式：タイプ1）

a: ロック状態（0＝ロックされていない、1＝ロックされている）

例）stxLCS:1;コンソール操作がロックされていることを出力します。

･機能バージョン情報を要求します。

･書式 stxVRQ；（コマンド形式：タイプ1）

例）stxVRQ;V-Mixer のバージョン情報を要求します。


･書式 stxVRS：a,b,c；（コマンド形式：タイプ2）

a: システム・バージョン（5文字）

b: パネル・バージョン（5文字）

c: フェーダー・バージョン（5文字）

例）stxVRS:1.010,1.010,1.010;システム・バージョン 1.010、パネル・バージョン1.010、フェーダー・バージョン1.010 であることを出力します。

･備考 M-300およびM-200iの場合、フェーダー・バージョンとして "0.000"を返します。

LCQ: コンソール操作のロック状態リクエスト

VRQ: バージョン・リクエスト

56


･機能 REAC接続状態を要求します。

･書式 stxRCQ：a；（コマンド形式：タイプ2）

a: REAC ポート選択

A REAC A

B REAC B

例）stxRCQ:A;REAC Aポートの状態を要求します。


･書式 stxRCS：a,b；（コマンド形式：タイプ2）

a: REAC ポート

A REAC A

B REAC B

b: 状態

0 未接続

1 接続確立中

2 正常接続

例）stxRCS:A,2;REAC Aポートが正常接続であることを出力します。

REAC接続状態の返信コマンドはREACの接続状況に変化があると自動的に出力されます。

･備考 M-200iの場合、REACポートはREAC Aポートとして扱います。

RCQ: REAC接続状態リクエスト

57


･機能ディスプレイの暗転状態を要求します。

･書式 stxBLQ；（コマンド形式：タイプ1）

例）stxBLQ;ディスプレイ表示の暗転状態を要求します。


･書式 stxBLS：a；（コマンド形式：タイプ2）

a: 暗転／暗転解除（0＝暗転解除、1＝暗転）

例）stxBLS:1;ディスプレイが暗転していることを出力します。

･機能ディスプレイの輝度を要求します。

･書式 stxDBQ；（コマンド形式：タイプ1）

例）stxDBQ;ディスプレイの輝度を要求します。


･書式 stxDBS：a；（コマンド形式：タイプ2）

a: 輝度（％）（0～100）

例）stxDBS:50;ディスプレイの輝度が 50％であることを出力します。

BLQ: ディスプレイの暗転状態リクエスト

DBQ: ディスプレイの輝度リクエスト

58


･機能パネルの輝度を要求します。

･書式 stxPBQ；（コマンド形式：タイプ1）

例）stxPBQ;パネルの輝度を要求します。


･書式 stxPBS：a；（コマンド形式：タイプ2）

a: 輝度（％）（0～100）

例）stxPBS:50;パネルの輝度が 50％であることを出力します。

･機能ランプの輝度を要求します。

･書式 stxLBQ；（コマンド形式：タイプ1）

例）stxLBQ;ランプの輝度を要求します。


･書式 stxLBS：a；（コマンド形式：タイプ2）

a: 輝度（％）（0～100）

例）stxLBS:50;ランプの輝度が 50％であることを出力します。

･機能モニター・ディマーのオン／オフの設定を要求します。

･書式 stxDMQ；（コマンド形式：タイプ1）

例）stxDMQ;モニター・ディマーのオン／オフの設定を要求します。


･書式 stxDMS：a；（コマンド形式：タイプ2）

a: オン /オフ（0＝オフ、1＝オン）

例）stxDMS:1;モニター・ディマーがオンであることを出力します。

PBQ: パネルの輝度リクエスト

LBQ: ランプの輝度リクエスト

DMQ: モニター・ディマーリクエスト

59


･機能 USBメモリー・レコーダーのトランスポート状態を要求します。

･書式 stxRTQ；（コマンド形式：タイプ1）


･書式 stxRTS：a；（コマンド形式：タイプ2）

a: 状態

-1 再生不可状態（USBメモリーが装着されていない場合等）

0 停止

1 再生中

2 録音中

3 再生準備中

4 録音待機中

例）stxRTS:1;ソングが再生中であることを出力します。

･機能 USBメモリー・レコーダーの現時刻を要求します。

･書式 stxRLQ；（コマンド形式：タイプ1）


･書式 stxRLS：HHhMMmSSs；（コマンド形式：タイプ2）

HH: 時

MM: 分

SS: 秒

例）stxRLS:02m34s;ソングの現時刻が 02:34 であることを出力します。

RTQ: USBメモリー・レコーダー状態リクエスト

RLQ: USB メモリー・レコーダー現時刻リクエスト

60


･機能現在選択されているソング番号とソング数を要求します。

･書式 stxRIQ；（コマンド形式：タイプ1）


･書式 stxRIS：a,b；（コマンド形式：タイプ2）

a: 現在のソング番号

b: ソング数

例）stxRIS:1,10;ソング番号 1が選択されており、ソング数は10であることを出力します。

･機能ソング名を要求します。

･書式 stxRNQ；（コマンド形式：タイプ1）stxRNQ：a；（コマンド形式：タイプ2）

a: ソング番号

例）stxRNQ:1;ソング番号 1のソング名を要求します。


･書式 stxRNS：a,b；（コマンド形式：タイプ2）

a: ソング番号

b: ソング名

例）stxRNS:1,"SONG01.WAV";ソング番号 1のソング名 "SONG01.WAV"を出力します。

･機能 USBメモリー・レコーダーの録音可能時間を要求します。

･書式 stxRRQ；（コマンド形式：タイプ1）


･書式 stxRRS：HHhMMmSSs；（コマンド形式：タイプ2）

HH: 時

MM: 分

SS: 秒

例）stxRRS:01h02m34s;録音可能時間が 01:02:34 であることを出力します。

RIQ: ソング番号リクエスト

RNQ:ソング名リクエスト

RRQ: 録音可能時間リクエスト

61


コンピュータからV-Mixerへ送信するコマンド

･機能正常受信時に送信します。

･書式 ack（06H）（コマンド形式：タイプ0）

･備考このackは省略可能です。

･機能 V-Mixerが送信したコマンドに対し、制御用コンピュータで不都合が生じたときに送信します。

･書式 stxERR：a；（コマンド形式：タイプ2）

a: エラー番号

0 V-Mixerからの信号が読み込めなかった場合。

リクエスト・コマンドに応答してV-Mixer が返信したコマンドに対してエラー番号0を返した場合、V-Mixer はそのリクエスト・コマンドに対する返信をもう一度出力します。

パラメーターを持つコマンドの場合は、V-Mixerが最後に送ったパラメーターを再度出力します。

･機能送信の不可を決定します。ハンドシェイク時に使用します。

･書式 Xon　（11H）（送信可）（コマンド形式：タイプ0）Xoff　（13H）（送信不可）（コマンド形式：タイプ0）

リプライ用コマンドの詳細

ack (06H): アクティブ・リプライ

ERR: エラー

Xon (11H)/Xoff (13H): ハンドシェイク

62


V-Mixerからコンピュータへ送信するコマンド

･機能正常受信時に送信します。

･書式 ack（06H）（コマンド形式：タイプ0）

･機能制御用コンピュータが送信したコマンドに対し、V-Mixerで不都合が生じたときに送信します。

･書式 stxERR：a；（コマンド形式：タイプ2）

a: エラー番号

0（Syntax error）コマンドの書式が不適切な文法のときに出力されます。

2（Busy error）V-Mixerがビジー状態で、コマンド処理をできません。

5（Out of range error）受信したコマンドのパラメーターが範囲外です。

6（Something error）その他のエラーです。V-Mixerがコマンドを正しく処理できなかった場合に送信します。

･備考これらのコマンドが発生した場合、その直前にV-Mixer へ送信されたコマンドは無視されます。

･機能送信の不可を決定します。ハンドシェイク時に使用します。

･書式 Xon　（11H）（送信可）（コマンド形式：タイプ0）Xoff　（13H）（送信不可）（コマンド形式：タイプ0）

ack (06H): アクティブ・リプライ

ERR: エラー

Xon (11H)/Xoff (13H): ハンドシェイク

63


･機能本体がエラー状態になったときに出力されます。

･書式 stxERS：a；（コマンド形式：タイプ2）

a: エラー番号

0 ファン停止

1 リチウム・バッテリー容量低下

10 RS-232Cフレーム・レート・エラー

11 RS-232Cパリティ・エラー

12 RS-232C受信バッファ・エラー

99 システム異常停止

･機能接続先REAC機器がエラー状態になったときに出力されます。

･書式 stxEPS：a,b；（コマンド形式：タイプ2）

a: REAC ポート

A REAC A

B REAC B

b: エラー番号

0 ファン停止

1 温度異常

2 通信エラー

･備考 M-200iの場合、REACポートはREAC Aポートとして扱います。

ERS：エラー状態

EPS：接続先REAC 機器エラー

64

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