磨き装置の専門メーカーであるアイエムエムのベルト研磨機は発電機・航空機向けブレードの業界で広く認知され高い評価を受けています。

タービンブレード翼面仕上げの業界標準機

Benefitブレード翼面の背腹リーディング

トレーリングエッジを

自動研削

6軸CNCと専用CAD/CAMソフトウェアが複雑形状化するブレードに対応

手仕上げと比較して

加工時間の短縮品質の均一化面粗度の向上

を実現

MTS

IMMベルト研削盤

2019.03

機種 MTS1000-400 MTS1600-500 MTS1800-800 MTS2200-800 SPEブレード 最大長* 1,000mm 1,600mm 1,800mm 2,200mm 300mm

最大幅* 400mm 500mm 800mm 800mm 150mm研削ベルト 長さ 3,500mm 2,050mm

幅 25 ― 30mm 18 ― 25mmコントローラ Siemens SINUMERIK 840Dサイズ（mm） L4,700 ╳ D2,700 ╳ H3,500 L6,100 ╳ D2,800 ╳ H3,500 L6,600 ╳ D3,600 ╳ H3,600 L7,400 ╳ D3,600 ╳ H3,600 L2,300 ╳D1,900 ╳H3,400質量（kg） 9,000 9,700 10,500 14,000 4,500

*ブレード研削長、研削幅はブレード形状、治具仕様により異なる場合があります。仕様は予告なく変更する場合があります。予めご了承ください。

主な特長 導入事例

ブレード翼面をワンチャック自動研削ブレードの背腹面に加えて、これまで作業者が手仕上げを行っていたエッジ部も加工可能です。また、湿式研削によりステンレスの他にチタンやニッケル合金などの難削材にも対応します。

6軸の高い自由度を活かす専用 CAD/CAM ソフトウェア

圧倒的な研削加工能力がもたらすメリット自動研削により加工品質が均一化されるだけでなく、その高い研削能力は手仕上げと比較して加工時間を70〜90%短縮、面粗度を向上（Ra0.4µm実績）し、さらには前工程のミーリング加工の工程短縮も可能とします。

Beforeミーリング加工時間：47分（スカラップハイト0.005mm / Ra1.6）手動ベルト研磨機による仕上げ加工時間：45分

Afterミーリング時間：37分（スカラップハイト0.05mm / Ra3.4）⇒約2 1%短縮

アイエムエム機による仕上げ加工時間：7分（Ra0.6）⇒約85%短縮

仕様

サイズスチームタービンブレード翼長502mm 幅116mm

チタンファンブレード翼長600mm 幅200mm

ガスコンプレッサブレード翼長198mm 幅96mm

加工箇所背腹面リーディングトレーリングエッジ

背腹面背腹面リーディングトレーリングエッジ

加工取り代 スカラップハイト 0.25mm 鍛造後取り代 0.1mm スカラップハイト 0.05mm加工時間 32分 25分 7分加工後面粗さ Ra0.8 Ra0.8 Ra0.6

対象：蒸気タービン用ブレード / ブレード長 195mm

加工事例

合わせて約48%の時間短縮を実現

ベルト研磨機向けに開発された専用の CAD/CAMソフトウェアは、複雑形状化するブレードに対して6 軸を制御し、理想的な研削パスを生成します。また、 研削取り代に応じてベルト回転数・送り速度・研削圧を加工ポイントごとに任意で設定することが可能です。

アイエムエム タービンブレードベルト研削盤MTS / SPE