そもそも ICT って何でしょう? · 関東も朝晩少し寒くなってきましたね。...

Post on 01-Oct-2020

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世の中には訳の分からないカタカナやアルファベットが溢れていて、そこに若者言葉なんかも加わ

り、何とも理解しがたい言葉があちこちの会話で飛び交っていますね。例えば、「それな」って今

どきの若者はよく使いますけど、それなってなんだい?って感じですよね。せめて、「それね!」

だと優しい感じがするのに。「り」の一文字で「了解」。「あざまる水産」で「ありがとうございま

す」。「ワンチャン」って犬じゃないですよ。ワンチャンスあり。可能性がゼロじゃないってことら

しいです。今どきは「好き」を「すこ」とかいうらしいですよ。好きぐらいちゃんと聞きたいなぁ

と思いますけど。告白で「すこ」とか言われてもねぇ‥(^^;; そんなわけで、今どきは、ますま

す頭の中には???マークがいっぱいですよね。この、情報の世界でも聞きなれない言葉が次々出

てきます。私が学生の頃に新しい言葉だったのは「OA」とかですかね。オフィスオートメーショ

ン♪懐かしい~久々に言葉にした気がします。今どきは使わない死語に近い情報用語ですね。

OA という言葉に代わって使われるようになったのが「IT」。IT は「インフォメーションテクノロ

ジー」の頭文字を取ったもので情報技術のことですね。

身近だとエクセルやワードのソフトだったり、プリンターなどの出力機器もそうですかね。インタ

ーネットやメールの技術も IT ですね。

「ICT」は「インフォメーション コミュニケーション テクノロジー」の頭文字を取っているの

ですが、“C”がついているのがミソ..

ですね。

コミュニケーションってとっても大切ですね。ネットワークに繋げて手軽に情報を伝えて、共有が

できるようになってきたサービスがこの”C”には含まれています。例えば、メールもそれまでは、

職場でしか確認できなかったものが携帯端末を使うことによって外にいても確認できるようにな

ったり、カレンダー機能をグループで共有することで、グループ内のスケジュールが一目でわかる

ようになったり。あまり意識せずに使っていることが意外と多いですよね。国際的には IT よりも

2018.11.22発行

発行:ICTサポートデスク

こんにちは!ICT サポートデスクの髙畑です。今年は少し冬の到来が遅いようで、北海道の平

地での初雪は観測史上最も遅い初雪だったそうです。関東も朝晩少し寒くなってきましたね。

体調を崩しやすい時期かと思いますが、風邪などひきませんようにお気を付けください。

さて、第1号はお読みいただけましたか?早速ですが、第2号を発行させていただきます。日々、

ICT は進化していますので、情報がいち早く伝えられるように、そして、BYOD スマート校と

して活用できるコンテンツなどをご紹介し、学習ツールとして1つでも活用できるヒントとな

るように発信していきたいと思います。

そもそも ICT って何でしょう?

今は ICT が定着してきているようです。多くの教育現場でも、PC やタブレットなどの教材が活用

されていますが、情報端末を設置して無線 LAN のような接続環境を整備しただけでは、ICT を実

現したとは言えまず、情報や技術をどのように活用するかが重要となってきますね。

将来的には、遠隔地や海外の学校と通信を使って交流したり、クラウドを利用して学校に来られな

い生徒が家で学習したりする仕組みも考えられているようです。

では、「IoT」って何でしょう?

最初見たとき、私は顔文字かと思いましたよ~(笑)これは、「Internet of Things」の頭文字を

とっていて、モノのインターネットという意味なんですって。

例えば、家に誰もいないからこのまま帰ったら部屋が寒いなぁ~

というときに、出先から携帯端末を使って自宅のエアコンを操作

したり、出先にいて、急に友達が来ることになったけど掃除をす

る時間がない!というときに家のロボット掃除機のスイッチを

入れたり。携帯端末の方だけでなく、モノにもインターネットとつながるような仕組

みを取り込む技術のことを「IoT」と言うそうです。

本当に、世の中の流れ、特にこういった情報の世界は日々新しい技術が開発されてい

ますね。

美原高校でも BYOD ネットワークの環境が整い、これからどのように活用していくかが今後の課

題となり、そのためのサポートに配置されたのが ICT 支援員です。

たぶん、これまでできなかったことが簡単になったり、楽になったり、今まで以上にできることが

増えると思います。最初の準備は少し大変かもしれませんが、どうぞ、お気軽にお声かけください。

お手伝いさせてください。

さて、今回も ICT 機器を使って授業をされている先生のご紹介をさせていただきます。前回に続

き今回は2名の先生をご紹介させていただきます。どの先生も「授業の見学よろしいですか?」

とお声かけさせていただくと、「どうぞ、どうぞ、いつでも来てください」と快くお返事していた

だき大変ありがたいです。そして、授業は本当に新鮮で、こんな授業があるのね~と毎回とても

楽しみになっています。これって、絶対、高校進学希望の中学生にご紹介したい!と思うので

す。美原高校に来たらこんな楽しい授業が受けられますよ~って。

プロジェクタでスライドを投影しての授業です。生徒は、スライドを見て先生の後に続いて新し

い単語の発音をします。

ICT 機器活用授業の様子

スライドは直接黒板

に投影して、白抜き

文字がくっきりと見

やすくなっています

そして、何といっても BYOD ネットワークを活用して、生徒たちも自分の端末で楽しく単語な

どの調べ学習ができています。

大熊先生の授業はプリントを最初に配り、同じものを大きくプロジェクタでも投影しています。

生徒は、プリントとスライドを見比べながら先生の解説に耳を傾けて、真剣に取り組んでいま

す。

ところで・・・・スタディサプリはいかがですか? 今年度からリクルート社のスタディサプリが導入されていますが、お試しい

ただけましたか?すでに、アンケート機能や宿題配信で活用されている先生

もおりますが、使い勝手はいかがでしょうか?

スタディサプリは、授業中に使うというよりも予習復習に使えるコンテンツ

として、評判が良いみたいです。実際に使用している高校生の親からの口コ

ミサイトでは、「苦手なところをいつでも何回でも利用できるところが良

い。」「苦手な科目を集中的に取り組むことで平均点まで上げられるようにな

った。」「復習に役立ち単元ごとの理解が進んだ実感がある。」「志望校別の対

策授業もあるので大学受験対策も充実している。センター試験、二次試験対

策もできる。」「自分から計画を立ててがんばる姿勢が身についたので、一定

の成績を維持できるようになったと思う。」など使っている高校生にとっては成果も出ていて、親

からの評判も良いようです。2018年6月時点で全国 33.3万人の高校生が使用している現状で

す。これって、せっかく学校に導入されているのですから利用しない手はないですね。

よい評価ばかりではもちろんなく、問題点としては、「自主性に委ねられているので、怠けるとや

らなくて終わる。教材は良いのだが、強制ではないのでやるかは各々次第。」「サポートは、あまり

ない。」「任意の時間帯でできるのは良いが、意志が固くないと定期的に受講が進まず、ずるずる後

回しになってしまう。」などが挙げられていました。この問題点は、美原高校だったら学校で解決

できるのではないかな…。学校で、宿題として配信したら、強制的にやらざるを得ないですし。わ

からないところは、先生に聞きに来てもよいよ~という感じにしたら生徒にとっては安心してサポ

ートも受けられるし。

1度や2度では成果は出ないと思いますが、先生たちからの宿題とスタディサプリで自主学習の定

着に繋がる可能性もワンチャン(ここで若者言葉をちょっと使ってみたりして笑)。

先生たちが実際にスタディサプリを使ってみて、動画や内容に対して、「こうだったらいいのに!」

とか「ここはおかしいよ!」なんていうことを感じたら、逐一、支援員からリクルートさんにお伝

えしていきますので、まずは、先生もお試しいただけたらと思います。ただ、現在の状況では、

TAIMS のパソコンでは動画に制限がかかっているため見ることができません。お手数ですが動画

生徒はスライドで答えを確認

しながら手元の資料に書き込

み、完成させています。先生

が強調して赤字にしていると

ころは、プリントも赤字で書

き込んでいましたよ♪

の確認の際には、ICT の銀色タブレットでお試しください。

ログインパスワードが切れている先生は、再発行できますのでいつでもお声かけください。

そして、なかなか一つ一つ動画を確認していくのは難しいと思いますし、探しずらい状況かと思い

ますので、スタディサプリの動画講座の手引書を作っています。英語は3学年とも完成しています。

カテゴリー別に講座の内容とチャプターの時間やテキストのページ番号などを一覧にしています。

見たい!使いたい!という先生はいつでもお声かけください。

さて、なかなか授業中には利用できないスタディサプリだと思いますが、

自主学習の定着を目的として放課後を利用して「スタディサプリ de 放課後

学習」を企画しています。生徒たちが家だとできないけど、学校でならち

ょっとできるかな~とか。先生が今日の範囲を生徒が分かっていないよう

だから復習してほしいなぁ~と思ったときに生徒にちょっと声掛けしてい

ただいて、利用してもらえたらと思っています。

他校でも今では1教室では足りないほどの生徒が集まるようになっている

と聞いています。是非、生徒にご案内いただければと思います。

支援員としてできることがたくさんあります。授業準備など必要な時はお気軽にお声掛けくださ

い。

BYOD ネットワークサポートデスク

テスト問題、お便り、課題、資料、動画、サイトの作成などのサポート(先生から題材などを

こんな感じで

作ってます♪

預かり、指示を受けて作成お手伝い)

授業で使用するサイトからの資料や動画準備

集計・チェック作業サポート

WORD・EXCEL・POWERPOINT・ACCESS などのファイル作成サポート

「スタディサプリ de 放課後学習」教室担当(講義室待機)→生徒の学習状況を定期的に担任

の先生へ報告

スタディサプリサポート(クラス登録・名簿登録・接続サポート・科目別資料作成など)

ICT 機器管理サポート

教室での授業サポート(機器の準備やトラブル待機)

各機能のレクチャーやご相談(使いたいけど、使い方がわからない。こういうことをしたいけ

ど、できないだろうか・・・など、いつでも対応いたします)

資料として使えそうなサイトや動画の検索、資料準備

その他、資料の整理やチェックなどお手伝いできることがあればお声かけください。

お気軽にお声かけください!

髙畑