GIFU METAL ENGINEERING COMMUNITY...
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金属団地ニュース金属団地ニュース
No.427GIFU METAL ENGINEERING COMMUNITY COOPERATIVE ASSOCIATION
岐阜県金属工業団地協同組合 www.g-mecca.jp
2010.4.19
Kinzoku Danchi Newssince1974
3月15日(月)正午より組合研修センター3階集会室にて3月度月例会が開催されました。昨今、益々環境に配慮した企業経営が求められています。そこで、環境マネジメントシステム規格ISO14001 よりも中小企業にとって取り組みやすい環境認証制度『エコアクション 21』について、講師に愛知環境カウンセラー協会より鈴木善勝氏と亀谷尚政氏をお招きし、この認証制度の特徴と取得方法についてご説明いただきました。
金属団地自衛消防隊による消防訓練は年 2 回のペースで行っておりますが、今回は 3 月 16 日(火)正午より約 1 時間、金属団地内徳田工業㈱第二工場前の貯水槽を使って放水訓練を行いました。可動ポンプの扱い方や安全を確保しながらの放水方法に、隊員全員真剣に取り組みました。また、今回より㈱秋田鉄工の秋田耕治さん、㈱マルエイの永田保さん、常盤工業㈱の山内寛明さんが消防隊に入隊されましたので、誌面にてご紹介いたします。 火災はあってはならない事です。まずは火災を起こさないための日頃からの予防と、万一火災が発生した時どうすればよいのかを、今一度会社や家庭で確認しておいて下さい。
金属団地自衛消防隊では、団地内でお勤めの方で団地近郊にお住まいの方を対象に随時隊員を募集しております。入隊していただける方または入隊可能な方をご紹介していただける経営者の方は、組合までご連絡下さい。
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組 合 だ よ り
3月度月例会開催
消防訓練実施
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ふ い ご
◎2010 年度の行動①「KYT(危険予知トレーニング)」から「リスクアセスメント」への進化を徹底する。→二度と悲しい事故を起こさないために“安全”を最優先とする。無災害日数記録の更新など成果が上がりつつある安全管理の更なる進化を徹底する。
②流失不良 0、社内不良半減への活動を徹底する。→流失不良は信頼を低下させるだけでなく、仕事を引き揚げると言われている。徹底的な検査と品質管理、そのための各自の能力向上が絶対条件。図面の読み方から加工技術・組立技術への指導・研修の強化に取り組む。
③営業活動・情報収集活動の強化を徹底する。→二番底が懸念され、更に落ち込む可能性がある前半と、回復が期待される後半への営業活動・情報収集活動の強化を徹底する。
④5S・改善・ムダ取りへの取り組みを徹底する。→どんな仕事でも受注するという姿勢で対応して行くためには、短納期対応や生産性向上が絶対の条件となる。そのための最善の方法としての 5S・改善・ムダ取りへの取り組みを徹底する。
⑤多能工化の推進を徹底する。→短納期・小ロットへの対応や新規受注(既存取引先の別の事業部や新規取引先からの受注)への取り組みのためには多能工の養成が不可欠となる。まず手始めに、現在自分が担当している仕事の前後の工程の職種に手を拡げて欲しい。そのためのジョブ・ローテーションを行う。また、希望の職種があれば配置転換を行い対応する。◎中期行動計画(2012 年度までをベースにして)①前半の 1 年半、即ち 2011 年の半ば頃までは赤字基調の推移が予想される。従って収入(売上)増加を目指すのは当然だが、支出(経費)を削減する事を最優先とする。5 月までには出向している 40余名の仲間が帰って来る。この人達を元の仕組みに組み込んでしまうのではなく、一つの大きなチームとして活動することによって経費、特に外注費の徹底的な削減を行ってゆく。また現在、中途半端な形になっている生産管理体制や検査体制を確立する事により、生産性向上・品質向上の一層の徹底を図るとともに、無駄な出費、特に物流費・消耗品費等を抑えてゆく。
②後半は回復基調が予想される。そこで今回の経済混乱から学んだ事を足掛かりに 2 つの方向性を考えてゆきたい。一つは、工作機械・物流機器等の設備投資の業界にウェートを置き過ぎていたという反省から、現在の技術を使って他の業界、例えば航空機・食品・薬品・環境・エコ・介護・福祉などのお手伝いができないものか検討してゆきたい。二つ目は、既存の取引先もこれから新しい事業に取り組んでゆくだろうから、それに対して試作段階から採算ベースに乗るまで徹底的な協力体制を敷く事も有効であると考えられる。この二つの方向性に沿った活動をしてゆく。◎長期行動計画(5年後を目標にして)3~4年にわたる辛い時期が会社の体力を大きく削り取ってしまう事が懸念される。中期行動計画をベースにして体力の維持・向上を目指し、新たなスタートを切ることが出来るための蓄積を心掛けたい。新工場建設・集約移転の大きな“夢”はしばらくお預けとする。5 年後の 2015 年までに再び“夢”を持つことが可能となるためには、「一つ一つを、コツコツと、まじめに、素直に、キチンと積み上げてゆくことが唯一の道である」ことを再確認して社員一同結束して取り組んでゆきたい。
―閑話休題―
どうなる日本? どうする我が社!― ある会社の新年度 ―
「金属団地内の会社でも知らない会社があるよね。」という青年部の津田会長の思いから会員間でお互いの工場を訪問しようという話しになり今回の企業訪問に至りました。 3月2日(火)に金属団地内の丸嘉工業株式会社様の工場を見学させて頂きました。まず始めに本社事務所にて会社概要を説明頂き、経営理念や主要商品(主に自動車用各種ベアリング及び関連部品を製作しているそうです。)について実際の製品を手に取りながら説明を受けました。 工場内を見学すると、ISO9001:2000を認証取得されているのと、TPM優秀継続賞を受賞されているだけあって5Sやカイゼン、カンバン方式や見える化に積極的に取り組んでいる印象を受けました。 このようなカイゼン活動について普段の我々は、忙しさを理由に逃げている部分です。金属団地の身近な仲間がこうして実践している姿を実際に拝見することで自分自身への動機付けや具体的な実践方法のヒントに繋がりました。 今後も金属団地内の企業訪問を継続していくことで各企業の努力や新しい価値観を知り、お互いに切磋琢磨しながら金属団地内全体が活性化する為のきっかけに繋がれば良いと思った企業訪問でした。
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丸嘉工業(株) 企業訪問
青 年 部 コ ー ナ ー
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青年部コーナー
去る3月18日、岐阜県中小企業青年中央会の事業として、川崎重工業株式会社岐阜工場の視察研修が行われ、青年部会員有志で参加をさせて頂きました。皆さんご存知のように、川崎重工業といえば航空機の製造、また宇宙開発関連製品等の研究開発でも最新の技術を誇り、日本のものづくりを牽引する企業であります。今回はそんな川崎重工業の中でも、民間航空機の組立製造を行っている北工場を見学させて頂くことができました。まずはエンブラエルシリーズや、ヘリコプターの組立現場を見学しましたが、組付けする部品はすべて作業者のまわりに必要数だけが準備されて姿置きされていることや、機体の組立がムービングラインと呼ばれる生産ピッチに合わせた移動式組立ラインで実施されていることなどを説明頂きました。これは KPS(カワサキプロダクションシステム)と呼ばれる、量産・個別生産を問わずあらゆる生産ラインに展開が可能な川崎重工業独自の生産管理システムの一環とのことでした。組付中のヘリコプターは、フレーム組の状態のものから電気配線中の機体もあり様々でしたが、各作業者の方が、あらかじめ決められた標準時間やマニュアルに沿って製作されている過程を目にすることができました。また次に、ボーイング777の組立ラインを見学させて頂きました。こちらでは前部胴体の製造をされており、機体の外壁となる大きなパネルが、天井モノレールより搬送され、各作業者の方が組付~検査などの各工程を効率よく実施されている様子を見ることができました。このパネルは名古屋工場へ配送後にさらに胴体部1/4の大きさまで結合され、海外に出荷をされるそうです。ボーイングは、従来の767、777についで787の生産が始まっており、787については、2010年末までに試験飛行を終えて、型式認証を取られる計画を予定されているとのことでしたので、今後は787の生産で川崎重工業はじめ、関連する企業や業界がより活気づいてくるのかな、という印象を受けました。 その他、今回は見学コースに入っていませんでしたが、世界最大級のオートクレーブや高速域における空力特性や気流の測定を観察する設備、また悪天候や寒暖の気候でのテスト飛行のお話などから、川崎重工業が高度で高品質なものづくりを実践し続ける背景を窺い知ることができました。 会社の規模や製品は違いますが、同じものづくり産業に携わる青年部会員として、生産の仕組みや品質に対する考え方など大変勉強になりましたので、自社をあらためて見直し、今回の研修を参考にしていきたいと思います。 今回大変お忙しい中、企業見学をさせて頂きましたことを川崎重工業様に深く感謝いたします。本当にありがとうございました。
企業視察研修(川崎重工業株式会社)
お 知 ら せ
事業主を対象とした、平成23年3月新規学校卒業予定者の求人取扱説明会が下記のとおり開催されます。
記
1.日 時 ①『岐阜会場』 平成22年6月4日(金) (第1回目)10:00~12:00 (第2回目)14:00~16:00
②『各務原会場』 平成22年6月8日(火) 14:00~16:00 ※両会場とも受付時間は30分前より行います。
2.場 所 ①『岐阜会場』 長良川国際会議場 4F 大会議室 岐阜市長良福光2695-1
②『各務原会場』・・・(各務原市に所在地を有する企業のみ) 各務原市産業文化センター 2F 第3会議室 各務原市那加桜町2-186 ※両会場とも公共交通機関をご利用下さい。
3.内 容 ・平成23年3月新規学卒者の求人取扱い等について ・公正な採用選考について(人権啓発推進員研修) ・その他
《お問合せ先》 ハローワーク岐阜 求人部門(学卒係) TEL058-247-9892
平成23年3月新規学校卒業者求人取扱説明会の開催について
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お 知 ら せ
使用電力使用電力最大電力最大電力
10,000
9,500
9,000
10,500
11,000
11,500
12,000
12,500
2,200
4,400
2,400
2,600
2,800
3,000
3,200
3,400
3,600
3,800
4,000
4,200
月 月
Kw 千Kwh
3222.1121121.10 3222.1121121.10
昨年本年 昨年本年
平成22年3月分電力使用状況
電気は正しく使いましょう!!
省 エ ネ 情 報日常の中で消費電力等を削減できる一例●家庭では、家電製品を買う時は省エネマークが表示されたものを選びましょう。空調は冷房時 28度、暖房時は20度に心がけましょう。コンセントはこまめに抜いて待機電力を抑えましょう。
●事務所では、昼休みに消灯しましょう。空調は家庭と同じく冷房28度、暖房20度にしましょう。 昼休みにはコピーやパソコンの電源を切りましょう。
家庭で消費電力が多いものは、エアコンが一番多く約四分の一を占めます。次に冷蔵庫で約16%を消費しています。これらを省エネタイプに替えるとエアコンは年間で 488KWH 削減ができます。CO2 に換算すると 200kg /年の削減になります。冷蔵庫は 250KWHの削減でCO2 換算は 102kg /年となります。
地球温暖化が叫ばれている昨今、一人一人の省エネが地球温暖化対策になりますので心がけて下さい。
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4 APRIL 5 MAY
『昭和の日』
Kの会セミナー
月例会、役員会
岐阜県中小企業組合士協会幹事会
岐阜県中小企業団体中央会理事会
団地G『組合休日』
組合研修センター清掃『組合休日』
青年部総会&卒業式工団連中部ブロック協議会通常総会(~24日)
『憲法記念日』
『みどりの日』
『こどもの日』
『組合休日』
『組合休日』
『組合休日』
行 事 予 定
施 設面 積
福祉会館2階会議室西89.1㎡
福祉会館2階会議室東118.8㎡
福祉会館1階倉庫西39.6㎡
センター裏倉庫一部30㎡
駐車場空き状況
資材置場北7台
共同受電西-
住宅A南32台
住宅A北-
住宅B北3台
住宅C南2台
センター西9台
溶接組合12台
倉庫南13台
公団南-
三井川-
共同住宅空き状況
B棟4室
C棟8室
■ 共同住宅/共同駐車場/施設の空き状況 (平成22年3月末現在)
3月20日土 グリーンヒル関ゴルフ倶楽部 優勝 松原伸五(MTK) 2位 岩井 章(三星工業) 3位 宮永恒良(ミヤナガ)
■ 3月度金属団地ゴルフ会
5月28日金 第49期金属団地通常総会並びに懇親会5月29日土 総会記念G
■ 5月下旬の行事予定