BPC-0827 - InterfaceBPC-0827 Help for Windows 第4章 ユーティリティ...

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目 次

第 1 章 はじめに 3

1.1 概要 ...........................................................................3

1.2 特長 ...........................................................................3

第 2 章 製品仕様 4

2.1 基本仕様 .......................................................................4

2.2 製品構成 .......................................................................5

第 3 章 導入方法 6

3.1 インストール手順 ...............................................................6

第 4 章 ユーティリティ 7

4.1 ユーティリティのスイッチ類説明 .................................................7

4.2 起動方法 .......................................................................8

4.3 ユーティリティ画面の立上げ .....................................................8

4.4 ユーティリティ画面の立ち下げ ...................................................8

4.5 ユーティリティの強制終了方法 ...................................................8

4.6 ユーティリティ画面説明 .........................................................9

4.7 画面の詳細説明 ................................................................10

4.8 ユーティリティ操作例 ..........................................................23

4.9 調整項目移動の詳細 ............................................................32

4.10 変化量の設定値詳細 ............................................................33

4.11 調整値変更中の注意事項 ........................................................34

第 5 章 重要な情報 37

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第1章 はじめに

1.1 概要 BPC-0827 は、CameraLink デバイス調整用のユーティリティです。

CameraLink 製品に搭載されている「調整用スイッチ」や「調整用つまみ」を使用することで、2

値化レベル、面積レベル、アナログトリガレベル等を容易に調整することが出来ます。

本ドキュメントは、BPC-0827 で提供しているユーティリティの使用方法を掲載しています。

1.2 特長 ●CameraLink デバイスの「調整用スイッチ」や「調整用つまみ」を使用することで各種調整値を

調整することが出来ます。

●マウスやキーボードの操作無しで、調整することが出来ます。

●調整可能な項目は下記の通りです。

①2 値化レベルの上限値、下限値の調整を行うことが出来ます。

②面積レベルの上限値、下限値の調整を行うことが出来ます。

③重心レベルの X 座標の始点位置と終点位置、Y 座標の始点位置と終点位置の調整を行うこと

が出来ます。

④アナログトリガレベルの値の調整を行うことが出来ます。

●調整後は、調整値を EEPROM に保存することが出来ます。

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第2章 製品仕様

2.1 基本仕様 調整可能 大デバイス数 ・デバイス数は 2

調整可能項目 ・2値化上限

・2値化下限

・2値化反転

・面積上限

・面積下限

・面積トリガ

・X座標始点

・X座標終点

・Y座標始点

・Y座標終点

・重心トリガ

・アナログトリガレベル 1

・アナログトリガレベル 2

・ヒステリシス幅 1

・ヒステリシス幅 2

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2.2 製品構成 製品構成 ファイル名 説明

弊社管理用ファイル BPC0827.VER 弊社ソフト管理用ファイル

新情報ドキュメント README.HTM 新ドキュメント掲載ファイル

インストールプログラム SETUP.EXE インストール用ファイル

ユーティリティ MODULATEUTIL.E

XE

CameraLink デバイス調整用 Windows ユーティリ

ティ

Help HELP.PDF Help(PDF 形式)

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第3章 導入方法

3.1 インストール手順

README.HTM のインストール方法を参照してください。

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第4章 ユーティリティ

以下、ユーティリティの概要を説明します。

本ユーティリティは「調整用スイッチ」と「調整用つまみ」を使用して、直接ハードウェアの設

定値の操作を行います。使用する際は適切な設定値となるようにご注意ください。

4.1 ユーティリティのスイッチ類説明 本ユーティリティは下記の調整用スイッチ、調整用つまみを使用することで操作を行います。

調整用スイッチ、調整用つまみは下記の操作が可能です。

名称 スイッチ類操作 ユーティリティの動作例

ユーティリティ画面の立ち上げ。

CH の選択。

調整項目の選択。

押す

調整値の値決定。

調整用スイッチ

長押し ユーティリティ画面の立ち下げ。

押す 変化量の変更。

調整項目の移動。

調整用つまみ

左右に回す

調整値の値変更。

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調整用スイッチ

調整用つまみ

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4.2 起動方法 本ユーティリティは、OS 起動時に自動的に起動します。

ユーティリティが起動しているかどうかはタスクトレイをご確認下さい。

ユーティリティが起動している場合、下記赤枠の Interface Cameralink Utility アイコンが表示

されます。

一度終了した場合は、<インストール先>\interface\BPC0827\bin\ModulateUtil.exe を実行して

ください。

4.3 ユーティリティ画面の立上げ 調整用スイッチを押すと、ユーティリティ画面が表示されます。

4.4 ユーティリティ画面の立ち下げ 調整用スイッチを長押しすると、ユーティリティ画面の表示が無くなります。

※この時、Interface Cameralink Utility アイコンはタスクトレイに表示されたままで、常駐ア

プリとしてユーティリティは動作しています。

4.5 ユーティリティの強制終了方法 本ユーティリティは常駐アプリとして常時起動している状態となりますが、BPC-0827 のアンイン

ストール等でユーティリティを終了させる場合は、下記の手順で終了させてください。

①Interface Cameralink Utility のアイコンを右クリック

②「Exit」を選択してユーティリティの終了

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4.6 ユーティリティ画面説明 ユーティリティの初期画面は下記の画面になります。

各内容は下記の通りです。

番号 内容

① 調整用スイッチの操作説明を記載しています。

② 調整用つまみの操作説明を記載しています。

③ CH 選択を行う画面になります。

④ EEPROM への保存や、EEPROM からの読み出しを行う画面になります。

⑤ 2 値化関連の設定を行う画面になります。

⑥ 面積関連の設定を行う画面になります。

⑦ 重心関連の設定を行う画面になります。

⑧ アナログトリガ関連の設定を行う画面になります。

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③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧

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4.7 画面の詳細説明 4.7.1 CH 選択画面

CH 選択画面は下記の画面になります。

CH 選択画面で選択できる調整項目は下記になります。

・CH 選択

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各内容は下記の通りです。

番号 内容

① タイトルバーを表示しています。

CH1 が選択されているときは「BPC-0827:CameraLink デバイス調整用 Windows ユーティリティ

(CH1)」、CH2 が選択されているときは「BPC-0827:CameraLink デバイス調整用 Windows ユーテ

ィリティ(CH2)」と表示されます。

② CH 選択画面の説明を記載しています。

調整用スイッチにより、「CH1」と「CH2」のどちらかの選択が可能です。

表示 内容

CH1 CH1 のデバイスが選択されていることを表しています。

CH2 CH2 のデバイスが選択されていることを表しています。

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4.7.2 設定画面 設定画面は下記の画面になります。

設定画面で選択できる調整項目は下記になります。

・現在の設定を保存

・保存した設定を読み込み

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各内容は下記の通りです。

番号 内容

① 設定画面の説明を記載しています。

現在の設定値を EEPROM に保存することが出来ます。

調整用スイッチと調整用つまみにより、「Yes」と「No」のどちらかの選択が可能です。

表示 内容

Yes 「2 値化画面」、「面積画面」、「重心画面」、「アナログトリガ画面」で設定した値

が保存されます。

No No を選択しても特に動作はありません。

EEPROM から保存した設定値を読み出すことが出来ます。

調整用スイッチと調整用つまみにより、「Yes」と「No」のどちらかの選択が可能です。

表示 内容

Yes 保存している「2値化画面」、「面積画面」、「重心画面」、「AD トリガ画面」の値が

反映されます。

No No を選択しても特に動作はありません。

④ ②の「現在の設定を保存」の項目で「Yes」を選択した場合に表示されるメッセージになりま

す。このメッセージが表示されたら、設定値の保存が完了しています。

⑤ ③の「保存した設定を読み込み」の項目で、「Yes」を選択した場合に表示されるメッセージ

になります。このメッセージが表示されたら、設定値の読み込みが完了しています。

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4.7.3 2 値化画面 2 値化画面は下記の画面になります。

2 値化画面で選択できる調整項目は下記になります。

・2値化上限

・2値化下限

・2値化反転

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各内容は下記の通りです。

番号 内容

① 2 値化画面の説明を記載しています。

② 調整用スイッチと調整用つまみにより、2値化上限値の設定を行うことが出来ます。

※設定範囲は下記になります。

RGB24 カラー/モノクロ 8bit/Bayer 配列 8bit カメラ、の場合は 0~0xFF になります。

RGB30bit/モノクロ 10bit/Bayer 配列 10bit カメラの場合は 0~0x3FF になります。

RGB36bit/モノクロ 12bit カメラの場合は 0~0xFFF になります。

モノクロ 14bit カメラの場合は 0~0x3FFF になります。

モノクロ 16bit カメラの場合は 0~0xFFFF になります。

③ 調整用スイッチと調整用つまみにより、2値化下限値の設定を行うことが出来ます。

※設定範囲は下記になります。

RGB24 カラー/モノクロ 8bit/Bayer 配列 8bit カメラ、の場合は 0~0xFF になります。

RGB30bit/モノクロ 10bit/Bayer 配列 10bit カメラの場合は 0~0x3FF になります。

RGB36bit/モノクロ 12bit カメラの場合は 0~0xFFF になります。

モノクロ 14bit カメラの場合は 0~0x3FFF になります。

モノクロ 16bit カメラの場合は 0~0xFFFF になります。

2 値化反転の条件を設定することが出来ます。

調整用スイッチと調整用つまみにより、「ON」と「OFF」のどちらかの選択が可能です。

表示 内容

ON 2 値化条件の設定を反転にします。

(2 値化上限値と下限値の間が 00、それ以外が FF)

OFF 2 値化条件の設定を通常にします。

(2 値化上限値と下限値の間が FF、それ以外が 00)

⑤ ②の「2値化上限」と③の「2値化下限」の設定値が不正の時、表示される警告メッセージに

なります。

下記の条件の時、警告メッセージが表示されます。

「2値化上限」≦「2値化下限」

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4.7.4 面積画面 面積画面は下記の画面になります。

面積画面で選択できる調整項目は下記になります。

・面積上限値

・面積下限値

・トリガレンジ

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各内容は下記の通りです。

番号 内容

① 面積画面の説明を記載しています。

② 調整用スイッチと調整用つまみにより、面積上限値の設定を行うことが出来ます。

※設定範囲は 0h~10000000h になります。

※ラインカメラ非対応時は 0h~FFFFFFh になります。

③ 調整用スイッチと調整用つまみにより、面積下限値の設定を行うことが出来ます。

※設定範囲は 0h~10000000h になります。

※ラインカメラ非対応時は 0h~FFFFFFh になります。

面積トリガの発生条件を設定することが出来ます。

調整用スイッチと調整用つまみにより、「IN」と「OUT」のどちらかの選択が可能です。

表示 内容

IN 面積値が面積上限値と面積下限値の範囲内になった場合にトリガが発生します。

OUT 面積値が面積上限値と面積下限値の範囲外になった場合にトリガが発生します。

⑤ ②の「面積上限値」と③の「面積下限値」の設定値が不正の時、表示される警告メッセージ

になります。

下記の条件の時、警告メッセージが表示されます。

「面積上限値」≦「面積下限値」

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4.7.5 重心画面 重心画面は下記の画面になります。

重心画面で選択できる調整項目は下記になります。

・X座標始点

・X座標終点

・Y座標始点

・Y座標終点

・トリガレンジ

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各内容は下記の通りです。

番号 内容

① 重心画面の説明を記載しています。

② 調整用スイッチと調整用つまみにより、X座標始点の設定を行うことが出来ます。

※設定範囲は 0h~FFFFh になります。

※ラインカメラ非対応時は 0h~FFFh になります。

③ 調整用スイッチと調整用つまみにより、X座標終点の設定を行うことが出来ます。

※設定範囲は 0h~FFFFh になります。

※ラインカメラ非対応時は 0h~FFFh になります。

④ 調整用スイッチと調整用つまみにより、Y座標始点の設定を行うことが出来ます。

※設定範囲は 0h~FFFh になります。

⑤ 調整用スイッチと調整用つまみにより、Y座標終点の設定を行うことが出来ます。

※設定範囲は 0h~FFFh になります。

重心値トリガの発生条件を設定することが出来ます。

調整用スイッチと調整用つまみにより、「IN」と「OUT」のどちらかの選択が可能です。

表示 内容

IN 重心値が X座標始点と X座標終点、Y座標始点と Y座標終点の範囲内になった場合に

トリガが発生します。

OUT 重心値が X座標始点と X座標終点、Y座標始点と Y座標終点の範囲外になった場合に

トリガが発生します。

⑦ ②の「X座標始点」と③の「X座標終点」の設定値が不正の時、表示される警告メッセージに

なります。

下記の条件の時、警告メッセージが表示されます。

「X座標終点」≦「X座標始点」

⑧ ④の「Y座標始点」と⑤の「Y座標終点」の設定値が不正の時、表示される警告メッセージに

なります。

下記の条件の時、警告メッセージが表示されます。

「Y座標終点」≦「Y座標始点」

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4.7.6 アナログトリガ画面 アナログトリガ画面は下記の画面になります。

アナログトリガ画面で選択できる調整項目は下記になります。

・トリガレベル 1

・トリガレベル 2

・ヒステリシス 1

・ヒステリシス 2

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各内容は下記の通りです。

番号 内容

① アナログトリガ画面の説明を記載しています。

② 調整用スイッチと調整用つまみにより、トリガレベル 1の設定を行うことが出来ます。

※設定範囲は 0h~FFh になります。

③ 調整用スイッチと調整用つまみにより、トリガレベル 2の設定を行うことが出来ます。

※設定範囲は 0h~FFh になります。

④ 調整用スイッチと調整用つまみにより、ヒステリシス 1の設定を行うことが出来ます。

※設定範囲は 0h~7Fh になります。

⑤ 調整用スイッチと調整用つまみにより、ヒステリシス 2の設定を行うことが出来ます。

※設定範囲は 0h~7Fh になります。

⑥ ②の「トリガレベル 1」と④の「ヒステリシス 1」の設定値が不正の時、表示される警告メッ

セージになります。

下記のどちらかの条件の時、警告メッセージが表示されます。

「トリガレベル 1」+ (「ヒステリシス 1」/ 2) > FFh

「トリガレベル 1」- (「ヒステリシス 1」/ 2) < 00h

⑦ ③の「トリガレベル 2」と⑤の「ヒステリシス 2」の設定値が不正の時、表示される警告メッ

セージになります。

下記のどちらかの条件の時、警告メッセージが表示されます。

「トリガレベル 2」+ (「ヒステリシス 2」/ 2) > FFh

「トリガレベル 2」- (「ヒステリシス 2」/ 2) < 00h

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トリガレベル 1とヒステリシス 1は、以下の条件で設定する必要があります。

トリガレベル1 – (ヒステリシス1 / 2) ≧ 00h トリガレベル1 + (ヒステリシス1 / 2) ≦ FFh ・立ち上がり設定時のアナログトリガ発生タイミング

・立ち下がり設定時のアナログトリガ発生タイミング

※トリガレベル 2とヒステリシス 2も同様になります。

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4.8 ユーティリティ操作例 ユーティリティの操作例を説明します。

4.8.1 CH を選択する操作 ユーティリティを立ち上げて、CH2 を選択する方法を説明します。

操作 説明

① 調整用スイッチを押

下記のユーティリティ初期画面が立ち上がります。

※CH 選択の初期値は CH1 が選択されています。

② 調整用スイッチを押

下記のように、CH 選択の項目が CH2 になります。

これで、CH2 の選択が完了です。

※この状態で、再度調整用スイッチを押すと CH1 に選択が切り替わりま

す。

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4.8.2 設定の保存を行う操作 設定値の保存を行う方法を説明します。

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操作 説明

① 調整用スイッチを押

下記のユーティリティ初期画面が立ち上がります。

※CH 選択の初期値は CH1 が選択されています。

② 調整用つまみを回す 下記のように、「→」が「現在の設定を保存」の項目に移動するまで、

調整用つまみを回します。

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③ 調整用スイッチを押

下記のように「現在の設定を保存」の項目が青字に変わります。

また、「→」が「*」に変わります。

④ 調整用つまみを回す 下記のように「現在の設定を保存」の項目が Yes に変わります

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⑤ 調整用スイッチを押

下記のように、「現在の設定を保存しました」のメッセージが表示され

たら、保存完了です。

また、保存完了後は、「現在の設定を保存」項目は黒字に戻り、「*」も

「→」に戻ります。選択項目も「Yes」から「No」に戻ります。

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4.8.3 2 値化関連の変更を行う操作 CH1 の 2 値化上限を F85h に設定する方法を説明します。

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操作 説明

① 調整用スイッチを押

下記のユーティリティ初期画面が立ち上がります。

※CH 選択の初期値は CH1 が選択されています。

② 調整用つまみを回す 下記のように、「→」が「2値化上限」の項目に移動するまで、調整用つ

まみを回します。

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③ 調整用スイッチを押

下記のように「2値化上限」の項目が青字に変わります。

また、「→」が「*」に変わります。

また、変化量の情報が表示されます。

初期状態の変化量は±0001h になります。

※2 値化上限の場合、変化量は±1000h まで、変更が可能です。変更可

能な変化量の大きさは項目ごとに異なります。

④ 調整用つまみを回す 下記のように 0001h の桁の値が 5になるように、調整用つまみを回しま

す。

※調整用つまみは右に回せば、値が増加し、左に回せば値が減少します。

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⑤ 調整用つまみを押す 下記のように、変化量が±0010h になるように調整用つまみを押します。

※調整用つまみを押すごとに変化量が±0001h →±0010h →±0100h →

…と増加していきます。

⑥ 調整用つまみを回す 下記のように 0010h の桁の値が 8になるように、調整用つまみを回しま

す。

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⑦ 調整用つまみを押す 下記のように、変化量が±0100h になるように調整用つまみを押す

⑧ 調整用つまみを回す 下記のように 0100h の桁の値が Fになるように、調整用つまみを回しま

す。

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⑨ 調整用スイッチを押

下記のように、「2値化上限」の項目が青字から黒字に変化したら、設定

完了です。

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4.9 調整項目移動の詳細 調整用つまみを左右に回すことで調整項目の変更を行うことが出来ます。

調整項目の移動の詳細は下記になります。

現在の調整項目の位置から、調

整つまみを左に回した時に移動

する調整項目

現在の調整項目位置

(→が付いている項目)

現在の調整項目の位置から、調

整つまみを右に回した時に移動

する調整項目

ヒステリシス 2 CH 選択 現在の設定を保存

CH 選択 現在の設定を保存 保存した設定を読み込み

現在の設定を保存 保存した設定を読み込み 2 値化上限

保存した設定を読み込み 2 値化上限 2 値化下限

2 値化上限 2 値化下限 2 値化反転

2 値化下限 2 値化反転 面積上限値

2 値化反転 面積上限値 面積下限値

面積上限値 面積下限値 トリガレンジ

面積下限値 トリガレンジ X 座標始点

トリガレンジ X 座標始点 X 座標終点

X 座標始点 X 座標終点 Y 座標始点

X 座標終点 Y 座標始点 Y 座標終点

Y 座標始点 Y 座標終点 トリガレンジ

Y 座標終点 トリガレンジ トリガレベル 1

トリガレンジ トリガレベル 1 トリガレベル 2

トリガレベル 1 トリガレベル 2 ヒステリシス 1

トリガレベル 2 ヒステリシス 1 ヒステリシス 2

ヒステリシス 1 ヒステリシス 2 CH 選択

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4.10 変化量の設定値詳細 調整つまみを押すことで、変化量の変更を行うことが出来ます。

変化量の設定値の詳細は下記になります。

調整項目

設定できる変化量の範囲

CH 選択 変化量の設定変更は行えません。

現在の設定を保存 変化量の設定変更は行えません。

保存した設定を読み込み 変化量の設定変更は行えません。

2 値化上限 ±0001h、±0010h、±0100h、±1000h の設定が可能です。

2 値化下限 ±0001h、±0010h、±0100h、±1000h の設定が可能です。

2 値化反転 変化量の設定変更は行えません。

面積上限値 ±00000001h、±00000010h、±00000100h、±00001000h、

±00010000h、±00100000h、±01000000h、±10000000h の設

定が可能です。

面積下限値 ±00000001h、±00000010h、±00000100h、±00001000h、

±00010000h、±00100000h、±01000000h、±10000000h の設

定が可能です。

トリガレンジ 変化量の設定変更は行えません。

X 座標始点 ±0001h、±0010h、±0100h、±1000h の設定が可能です。

X 座標終点 ±0001h、±0010h、±0100h、±1000h の設定が可能です。

Y 座標始点 ±001h、±010h、±100h の設定が可能です。

Y 座標終点 ±001h、±010h、±100h の設定が可能です。

トリガレンジ 変化量の設定変更は行えません。

トリガレベル 1 ±01h、±10h の設定が可能です。

トリガレベル 2 ±01h、±10h の設定が可能です。

ヒステリシス 1 ±01h、±10h の設定が可能です。

ヒステリシス 2 ±01h、±10h の設定が可能です。

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4.11 調整値変更中の注意事項

4.11.1 調整値の増加の注意事項 変化量の大きさが 大かつ、 上位桁の値が 大の状態で調整つまみを右に回すと、調整値が 大値

になります。

詳細は下記になります。

・2値化上限を例に説明します。

図 説明

①変化量の大きさを±1000h にします。

※2値化上限の変化量の 大値は 1000h

②調整つまみを右に回して、 上位桁を Fにします。

※2 値化上限の 大値は FFFFh のため、 上位桁の

大値は F

③上記の状態で、調整つまみを右に回すと、調整値

が FFFFh になります。

※2値化上限の 大値は FFFFh

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① ②

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・ヒステリシス1を例に説明します。

図 説明

①変化量の大きさを±10h にします。

※ヒステリシス 1の変化量の 大値は 10h

②調整つまみを右に回して、 上位桁を 7にします。

※ヒステリシス 1 の 大値は 7Fh のため、 上位桁

の 大値は 7

③上記の状態で、調整つまみを右に回すと、調整値

が 7Fh になります。

※ヒステリシス 1の 大値は 7Fh

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① ②

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4.11.2 調整値の減少の注意事項 変化量の桁とそれより大きい桁が全て0の状態で、調整つまみを左に回すと、調整値が0になります。

詳細は下記になります。

・2値化上限を例に説明します。

図 説明

①変化量の大きさを±0100h にします。

②調整つまみを左に回して、1000h と 0100h の桁を 0

の状態にします。

③上記の状態で、調整つまみを左に回すと、調整値

の値が 0になります。

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① ②

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第5章 重要な情報

保証の内容と制限

弊社は本ドキュメントに含まれるソースプログラムの実行が中断しないこと、またはその実行に

誤りが無いことを保証していません。

本製品の品質や使用に起因する、性能に起因するいかなるリスクも使用者が負うものとします。

弊社はドキュメント内の情報の正確さに万全を期しています。万一、誤記または誤植などがあっ

た場合、弊社は予告無く改訂する場合があります。ドキュメントまたはドキュメント内の情報に

起因するいかなる損害に対しても弊社は責任を負いません。

ドキュメント内の図や表は説明のためであり、ユーザ個別の応用事例により変化する場合があり

ます。

著作権、知的所有権

弊社は本製品に含まれるおよび本製品に対する権利や知的所有権を保持しています。

本製品はコンピュータ ソフトウェア、映像/音声(例えば図、文章、写真など)を含んでいます。

医療機器/器具への適用における注意

弊社の製品は人命に関わるような状況下で使用される機器に用いられる事を目的として設計、製

造された物では有りません。

弊社の製品は人体の検査などに使用するに適する信頼性を確保する事を意図された部品や検査機

器と共に設計された物では有りません。

医療機器、治療器具などの本製品の適用により、製品の故障、ユーザ、設計者の過失などにより、

損傷/損害を引き起こす場合が有ります。

複製の禁止

弊社の許可なく、本ドキュメントの全て、または一部に関わらず、複製、改変などを行うことは

できません。

責任の制限

弊社は、弊社または再販売者の予見の有無にかかわらず発生したいかなる特別損害、偶発的損害、

間接的な損害、重大な損害について、責任を負いません。

本製品(ハードウェア,ソフトウェア)のシステム組み込み、使用、ならびに本製品から得られる

結果に関する一切のリスクについては、本製品の使用者に帰属するものとします。

本製品に含まれるバグ、あるいは本製品の供給(納期遅延)、性能もしくは使用に起因する付帯的

損害もしくは間接的損害に対して、弊社に全面的に責がある場合でも、弊社はその製品に対する

改良(正常に動作する)、代品交換までとし、金銭面での賠償の責任は負わないものとしますので、

予めご了承ください。

本製品(ソフトウェアを含む)は、日本国内仕様です。本製品を日本国外で使用された場合、弊

社は一切責任を負いかねます。また、弊社は本製品に関し、海外での保守サービスおよび技術サ

ポート等は行っておりません。

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商標/登録商標

本書に掲載されている会社名、製品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。