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HD-PLC 対応 PLCアダプター/PLCプラグ
設 置 ガ イ ド
初版:2018.07.30第10版:2020.02.19
パナソニック株式会社 ライフソリューションズ社エナジーシステム事業部 パワー機器ビジネスユニット
【技術資料】
2はじめに:PLCアダプターを試しに使ってみたけれど・・・
PLCアダプター(サンプル)を使って、試しに取り付けてみたけれど・・・
・PLCインジケーターが緑に点灯しない (右図参照)
・PLCインジケーターは点灯しているけれども、通信速度が遅い・カメラの映像が見られない もしくは 動画がスムーズに動かない(カメラを接続している場合)
1.経路上にノイズを発生させる機器がある2.設置しているコンセントが異相になっている3.分岐や配線の集中している場所を経由している4.たこ足配線になっているOAタップに取り付けている ・・・などが考えられます。
【1~6の場合】 ・分電盤にPLCアダプターを設置(例:主幹ブレーカー2次側の200V間につなぐ,分電盤内のサービスコンセントにつなぐ など)
・壁コンセントにPLCアダプターを設置する(OAタップよりも壁コンセントに取り付けたほうが改善されることがあります)
・経路上に中継用のPLCアダプターを増設(コンセントもしくは分電盤の分岐ブレーカー)
・ACアダプターの近くをさける
【7の場合】 PLCアダプターのみでトランスを介した系統同士の通信は不可。よってトランスを介するところはLANケーブルで接続
これらの対策により、通信状況が改善される場合があります。
要因
対策
5.近くにACアダプターがある6.アダプター間の距離が⾧い7.トランスを介している
PLCインジケーター(上から3つ目)
3目次
検討の流れ① 大まかな流れ② フロー図
マルチホップHD-PLC管理ツールについて
PLCアダプターの親器(マスター)、子器(ターミナル)の推奨設置場所① 親器をどこに設定するか② カメラを設置する場合の親器の場所③ 無線LANアクセスポイントを設置する場合の親器の場所
照明器具と混在してPLCアダプターやPLCプラグを取り付ける時のご注意① 配線ダクトの入線側にのみPLCアダプターもしくはPLCプラグを設置
【PLCアダプターを使用】【PLCプラグを使用】
② 配線ダクト上に複数台のPLCアダプターもしくはPLCプラグを設置【PLCアダプターのみを使用】【PLCプラグのみを使用】【PLCアダプターとPLCプラグを併用】【おすすめの設置方法】
第1章 「HD-PLC」を設置する前に
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.10・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.10
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.10
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.7
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.9
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.7・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.8
・・・・ P.10
・・・・・ P.11
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.11
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.12
4目次
第2章 基本的なPLCアダプターの設置
コンセントが同相 ~L1-N同士 または L2-N同士 の場合~
① アダプター間の通信速度が十分出ている場合② アダプター間の通信速度が遅い場合
コンセントが異相 ~L1-N と L2-N~
① 主幹ブレーカーに接続工事が可能な場合② 主幹ブレーカーに接続工事ができない場合
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.17・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.18
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.17
第3章 基本的なダクトPLCプラグの設置
配線ダクトが同相 ~L1-N同士 または L2-N同士 の場合~
① PLCプラク間の通信速度が十分出ている場合② PLCプラグ間の通信速度が遅い場合
配線ダクトが異相 ~L1-N と L2-N~
① 主幹ブレーカーに接続工事が可能な場合② 主幹ブレーカーに接続工事ができない場合
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.22
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.24・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.24・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.25
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.22・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.23
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.19・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.20
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.19
5目次
近くにACアダプターなどのノイズがある場合
複数の配電盤や分電盤を経由する場合
複数のトランスがある場合① PLCアダプター同士をLANケーブルで接続② HUBを介してPLCアダプターを接続
第4章 さまざまなPLCアダプター/PLCプラグの接続
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.33・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.34
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.27
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.28
参考
PLCアダプターの取り付け例
同一トランス下でのグルーピングについて
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.36
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.37
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.33
6
第1章「HD-PLC」を設置する前に
○ 検討の流れ① 大まかな流れ② フロー図
○ マルチホップHD-PLC管理ツールについて
○ PLCアダプターの親器(マスター)、子器(ターミナル)の推奨設置場所① 親器をどこに設定するか② カメラを設置する場合の親器の場所③ 無線LANアクセスポイントを設置する場合の親器の場所
○ 照明器具と混在してPLCアダプターやPLCプラグを取り付ける時のご注意① 配線ダクトの入線側にのみPLCアダプターもしくはPLCプラグを設置② 配線ダクト上に複数台のPLCアダプターもしくはPLCプラグを設置
7
PLCアダプターの導入をご検討される前に、事前の準備をお願い致します。
検討の流れ
1 大まかな流れ
電気配線図の準備
電気配線系統の調査
分電盤の確認の確認
マルチホップHD-PLC管理ツールで通信状況の確認
・・・ 分電盤の位置、分岐数、接続負荷、系統などを確認。
・・・ 速度やつながりの状態などを確認。
設置場の調整
PLCアダプター、PLCプラグの仮設置
・・・ 必要な速度が出ていなければ、PLCアダプターやPLCプラグの位置を変える。照明が混在する場合はP.11~P.15も参照のこと。
完了 ・・・ 必要な速度が出ていれば、仮設置にしていたPLCアダプターやPLCプラグをしっかりと設置し、完了。
第1章 「HD-PLC」を設置する前に
P.8
P.8
P.8
P.8 , P.10 , P.16~P.25
P.9
P.10 , P.16~P.25
・・・ 照明が混在する場合はP.11~P.15も参照のこと。
8検討の流れ
① 電気配線系統図はありますか?
② 電気配線系統図からPLCアダプターを設置する分電盤とコンセントを検討
③ 配電盤内から配電ブレーカーと接続される分電盤を把握し電気配線系統図を作成
④ 電気室経由でのネットワーク構築ですか?
⑤ 配電盤にもPLCアダプターの設置を検討
⑥ マルチホップHD-PLC管理ツール※で各端末の繋がり状況や速度を確認
⑦ トポロジーの結果からPLCアダプターの設置位置を調整
⑧ 必要に応じて、親器~子器勘で実行速度を測定
Yes
Yes
No
No
電気室が異なる建物やトランス間またいで通信する場合は、通信ができない部分のみ、有線LANや無線LANをご利用ください。(P.**参照)
※マルチホップHD-PLC管理ツールで表示される速度は理論値です。実行速度ではありません。
2 フロー図
第1章 「HD-PLC」を設置する前に
9マルチホップHD-PLC確認ツールについて
「HD-PLC」の通信速度やアダプター同士のつながり状態を確認、グルーピングの設定をするためのツールです。
「HD-PLC」商品サイト(ホームページ)からファイル(圧縮ファイル)をダウンロードしてください。
解凍の上、実行ファイルのフォルダを開いて、HDPLCTool.exeを実行するとご利用いただけます。
パナソニック HD-PLC アダプター 検索
ここをクリックしてダウンロード
第1章 「HD-PLC」を設置する前に
10PLCアダプターの親器(マスター)、子器(ターミナル)の推奨設置場所
「HD-PLC」は、子器が複数台あっても、必ず親器を経由して通信します。データが集中するところを親器に設定することをお勧めします。
1 親器をどこに設定するか
親器はひとつのグループに必ず1台です。
2 カメラを設置する場合の親器の場所
カメラ側とレコーダー側のどちらに親器を設定するか? → レコーダー側を推奨します。
3 無線LANアクセスポイントを設置する場合の親器の場所
アクセスポイント側とルーター側のどちらに親器を設定するか? → ルーター側を推奨します。
Point
第1章 「HD-PLC」を設置する前に
11照明器具と混在してPLCアダプターやPLCプラグを取り付ける時のご注意
1 配線ダクトの入線側にのみPLCアダプターもしくはPLCプラグを設置
配線ダクト取り付け推奨範囲
PLCプラグ
配線ダクト
PLCアダプター
取り付け推奨範囲
ACアダプター
LED照明器具と同一系統で配線ダクトにPLCアダプターやPLCプラグを設置する場合、照明器具の回路の影響を受けてPLC信号が減衰し、通信距離が短くなる、もしくは通信できなくなることがあります。
PLCアダプター
PLCアダプター 中継器
PLCアダプター
PLCアダプター
中継器
第1章 「HD-PLC」を設置する前に
【PLCアダプターを使用】
【PLCプラグを使用】
12照明器具と混在してPLCアダプターやPLCプラグを取り付ける時のご注意
2 配線ダクト上に複数台のPLCアダプターもしくはPLCプラグを設置
配線ダクト
通信が不安定
ACアダプター
ACアダプター
PLCアダプター間にLED照明が4台
②① ③ ④
※PLCアダプター間のLED照明は
2台以内
PLCアダプター
PLCアダプター
PLCアダプター
LED照明2台ごとにPLCアダプター(中継器)を設置
配線ダクト
ACアダプター
ACアダプター
※
PLCアダプター
PLCアダプター
PLCアダプター
PLCアダプター
※
通信が安定
PLCアダプター
中継器
PLCアダプター
中継器中継器(※)
②① ③ ④
第1章 「HD-PLC」を設置する前に
PLCアダプター間に照明器具が3台以上ある場合、照明器具の回路の影響を受けてPLC信号が減衰し、通信距離が短くなる、もしくは通信できなくなることがあります。
【対策方法】
【PLCアダプターのみを使用】
13照明器具と混在してPLCアダプターやPLCプラグを取り付ける時のご注意
配線ダクト
【PLCプラグのみを使用】
PLCプラグ間にLED照明が4台
②① ③ ④
※PLCプラグ間のLED照明は 2台以内
LED照明2台ごとにPLCプラグ(中継器)を設置
PLCプラグ
配線ダクト
※PLCアダプター
PLCプラグ
②① ③ ④
PLCプラグ
PLCプラグ PLCプラグ
※
通信が不安定
通信が安定
PLCアダプター
中継器
PLCアダプター
中継器(※)
PLCアダプター
中継器
第1章 「HD-PLC」を設置する前に
【対策方法】
PLCアダプター間に照明器具が3台以上ある場合、照明器具の回路の影響を受けてPLC信号が減衰し、通信距離が短くなる、もしくは通信できなくなることがあります。
14照明器具と混在してPLCアダプターやPLCプラグを取り付ける時のご注意
配線ダクト
通信が不安定
【PLCアダプターとPLCプラグを併用】
PLCアダプターやPLCプラグ間にLED照明が4台
②① ③ ④
※PLCアダプターやPLCプラグ間のLED照明は 2台以内※中継器はPLCアダプターもしくはPLCプラグ
PLCアダプター
中継器(※)
LED照明2台ごとにPLCアダプターもしくはPLCプラグ(中継器)を設置
PLCプラグ
配線ダクト
※PLCアダプター
PLCプラグ
②① ③ ④PLCプラグ
※
ACアダプター
PLCアダプター
ACアダプター
PLCアダプター
通信が安定
PLCアダプター
中継器
PLCアダプター
中継器
第1章 「HD-PLC」を設置する前に
PLCアダプター間に照明器具が3台以上ある場合、照明器具の回路の影響を受けてPLC信号が減衰し、通信距離が短くなる、もしくは通信できなくなることがあります。
【対策方法】
15照明器具と混在してPLCアダプターやPLCプラグを取り付ける時のご注意
配線ダクト(照明用回路)
【おすすめの設置方法】
②① ③ ④
※中継器はPLCアダプターもしくはPLCプラグ
PLCアダプター
中継器(※)
PLCプラグPLCプラグ
ACアダプター
PLCアダプター
配線ダクト(通信用回路)
PLCアダプター
中継器
照明用回路と通信用回路を分けて配線することをお勧めします。
第1章 「HD-PLC」を設置する前に
・照明用の配線ダクトの電源を消してもPLC通信に影響はありません。・照明器具の影響を受けずに安定したPLC通信ができます。
メリット
16
第2章基本的なPLCアダプターの設置
○ コンセントが同相 ~L1-N同士 または L2-N同士 の場合~① アダプター間の通信速度が十分出ている場合② アダプター間の通信速度が遅い場合
○ コンセントが異相 ~L1-N と L2-N~① 主幹ブレーカーに接続工事が可能な場合② 主幹ブレーカーに接続工事ができない場合
17コンセントが同相 ~L1-N同士 または L2-N同士 の場合~
1
分電盤
主幹ブレーカー
AC100V コンセントタイプのアダプターをコンセントに差し込んでください。
※ 図はL1-Nでの同相の場合
アダプター間の通信速度が十分出ている場合
コンセントタイプ
L1 N L2
コンセントタイプ
第2章 基本的なPLCアダプターの設置
18コンセントが同相 ~L1-N同士 または L2-N同士 の場合~
アダプター間の通信速度が遅い場合2
通信させたい系統の分岐ブレーカー( と )に、AC100V/200V 端子台取付タイプのアダプターを追加してください。
※ 図はL1-Nでの同相の場合 分電盤
コンセントタイプ
コンセントタイプ
端子台タイプ
端子台タイプ
A
B
A B
L1
主幹ブレーカー
N L2
第2章 基本的なPLCアダプターの設置
※ もしくは のどちらか片方の追加で通信速度が改善する場合もあります。A B
19コンセントが異相 ~L1-N と L2-N~
主幹ブレーカーに接続工事が可能な場合1
分電盤
主幹ブレーカー
コンセントタイプ
端子台タイプ
コンセントタイプ
AC100V/200V 端子台取付タイプのアダプターを、主幹ブレーカー2次側L1-L2の 200V端子間 に追加してください。
L1 N L2
第2章 基本的なPLCアダプターの設置
20コンセントが異相 ~L1-N と L2-N~
主幹ブレーカーに接続工事ができない場合2
分電盤
主幹ブレーカー
端子台タイプ
通信させたい系統の各分岐ブレーカー(2次側)に、AC100V/200V 端子台取付タイプのアダプターを追加してください。
端子台タイプ
コンセントタイプ
コンセントタイプ
L1 N L2
第2章 基本的なPLCアダプターの設置
21
第3章基本的なPLCプラグの設置
○ 配線ダクトが同相 ~L1-N同士 または L2-N同士 の場合~① PLCプラク間の通信速度が十分出ている場合② PLCプラグ間の通信速度が遅い場合
○ 配線ダクトが異相 ~L1-N と L2-N~① 主幹ブレーカーに接続工事が可能な場合② 主幹ブレーカーに接続工事ができない場合
22配線ダクトが同相 ~L1-N同士 または L2-N同士 の場合~
1
分電盤
配線ダクト(ファクトライン20等)にダクトPLCプラグを取り付けて下さい。
※ 図はL1-Nでの同相の場合
PLCプラグ間の通信速度が十分出ている場合
ダクトPLCプラグ
配線ダクト
ダクトPLCプラグ
配線ダクト
L1主幹ブレーカー
N L2
第3章 基本的なダクトPLCプラグの設置
通信させたい系統の分岐ブレーカー( と )に、AC100V/200V 端子台取付タイプのアダプターを追加してください。
※ 図はL1-Nでの同相の場合
23配線ダクトが同相 ~L1-N同士 または L2-N同士 の場合~
PLCプラグ間の通信速度が遅い場合2
分電盤
配線ダクト
配線ダクト
端子台タイプ
端子台タイプ
A B
A
B
L1
主幹ブレーカー
N L2
第3章 基本的なダクトPLCプラグの設置
※ もしくは のどちらか片方の追加で通信速度が改善する場合もあります。A B
ダクトPLCプラグ
ダクトPLCプラグ
24配線ダクトが異相 ~L1-N と L2-N~
主幹ブレーカーに接続工事が可能な場合1
分電盤
端子台タイプ
AC100V/200V 端子台取付タイプのアダプターを、主幹ブレーカー2次側L1-L2の 200V端子間 に追加してください。
配線ダクト
配線ダクト
L1
主幹ブレーカー
N L2
第3章 基本的なダクトPLCプラグの設置
ダクトPLCプラグ
ダクトPLCプラグ
25配線ダクトが異相 ~L1-N と L2-N~
主幹ブレーカーに接続工事ができない場合2
通信させたい系統の各分岐ブレーカー(2次側)に、AC100V/200V 端子台取付タイプのアダプターを追加してください。
分電盤
配線ダクト
配線ダクト
端子台タイプ 端子台
タイプ
L1主幹ブレーカー
N L2
ダクトPLCプラグ
ダクトPLCプラグ
第3章 基本的なダクトPLCプラグの設置
26
第4章さまざまなPLCアダプター/PLCプラグの接続
○ 近くにACアダプターなどのノイズがある場合
○ 複数の配電盤や分電盤を経由する場合
○ 複数のトランスがある場合① PLCアダプター同士をLANケーブルで接続② HUBを介してPLCアダプターを接続
27近くにACアダプターなどのノイズがある場合
アダプターを壁コンセントもしくは一般的なOAタップに取り付け、ACアダプターなどのノイズ源がある機器のプラグはノイズフィルター付OAタップに接続してください。
※ 図のACアダプターはPC用の例
コンセントタイプ
主幹ブレーカーへ
ノイズフィルター付OAタップ
ACアダプター
コンセントタイプ
主幹ブレーカーへ
ノイズフィルター付OAタップ
ACアダプター
例1
例2
OAタップ
第4章 さまざまなPLCアダプター/PLCプラグの接続
28複数の配電盤や分電盤を経由する場合
手順1
通信させたいコンセントの分電盤が異なる場合、それぞれの分電盤に子器(中継用)を取り付けます。それでも速度が改善されない場合、さらに上位の配電盤(キュービクル内等)に子器(中継用)を取り付けることで、通信速度が改善されることがあります。
通信させたい場所(コンセント) へPLCアダプター 『 PLC1 』 『 PLC2 』 の設置コンセンント1および コンセント2に設置
コンセント1 コンセント2
親器または子器
親器または子器
主幹ブレーカー
分電盤A 分電盤B
PLC2
PLC2
手順1 手順1
PLC2
主幹ブレーカー
主幹ブレーカー
上位の分電盤Cもしくは配電盤C
第4章 さまざまなPLCアダプター/PLCプラグの接続
PLC1
29複数の配電盤や分電盤を経由する場合
コンセントと接続している分電盤 (分電盤A および 分電盤B )へ、PLCアダプター 『 PLC3 』 および 『 PLC4 』 を設置
コンセント1の分電盤 『 分電盤A 』 および コンセント2の分電盤 『 分電盤B 』 それぞれの主幹ブレーカーの2次側200VラインにPLCアダプター 『 PLC3 』 『 PLC4 』(端子台取付タイプ)を取り付ける。
(A-① および B-①へ取り付け)
手順2
コンセント1 コンセント2
子器子器
主幹ブレーカー
分電盤A 分電盤B
PLC3
Aー① Bー①
PLC2
手順2 主幹ブレーカー
PLC4
手順2
主幹ブレーカー
上位の分電盤Cもしくは配電盤C
主幹ブレーカーに取り付けができない場合は次ページへ
第4章 さまざまなPLCアダプター/PLCプラグの接続
PLC1
30複数の配電盤や分電盤を経由する場合
分電盤A および 分電盤B の主幹ブレーカーへの設置が難しい場合分岐ブレーカーにPLCアダプター 『 PLC3’ 』 および 『 PLC4’ 』 を設置
『 分電盤A内でコンセント1と接続している分岐ブーレカー 』 および 『 分電盤B内でコンセン2と接続している分岐ブーレカー 』 の2次側にPLCアダプター(端子台取付タイプ)を取り付ける
(A-② および B-②へ取り付け)
手順2’
コンセント1 コンセント2
子器 子器
主幹ブレーカー
分電盤A 分電盤B
PLC1 PLC2
Aー② Bー②
手順2’
PLC3’
主幹ブレーカー
PLC4’
手順2’
主幹ブレーカー
上位の分電盤Cもしくは配電盤C
第4章 さまざまなPLCアダプター/PLCプラグの接続
PLC3 PLC4
31
分電盤A および 分電盤B と接続している 上位の分電盤Cもしくは配電盤C へPLCアダプター 『 PLC5 』 を設置
分電盤A および 分電盤B が接続している 上位の分電盤Cもしくは配電盤Cに、PLCアダプター 『 PLC5 』 を設置する。その際、主幹ブレーカーの2次側200Vラインに取り付ける。
(C-①へ取り付け)
手順3
コンセント1 コンセント2
子器
上位の分電盤Cもしくは配電盤C
主幹ブレーカー
分電盤A 分電盤B
Cー①
PLC2
主幹ブレーカー
主幹ブレーカー
手順3
PLC5
PLC1-2
主幹ブレーカーに取り付けができない場合は次ページへ
複数の配電盤や分電盤を経由する場合
第4章 さまざまなPLCアダプター/PLCプラグの接続
PLC1
PLC3’
PLC3
PLC4’
PLC4
32
上位の分電盤Cもしくは配電盤Cの主幹ブレーカーへの設置が難しい場合
分電盤Aに接続する分岐ブレーカーの2次側に 『 PLC5’ 』 、さらに分電盤Bに接続する分岐ブレーカーの2次側に『 PLC5” 』 を、それぞれ設置する。
(2台に増やし、C-②に取り付け)
手順3’
コンセント4 コンセント5
子器
子器
主幹ブレーカー
分電盤A 分電盤B
PLC2
主幹ブレーカー
主幹ブレーカー
Cー②
Cー②
PLC5”
手順3’
PLC5’
上位の分電盤Cもしくは配電盤C
PLC5
複数の配電盤や分電盤を経由する場合
第4章 さまざまなPLCアダプター/PLCプラグの接続
PLC1
PLC3’
PLC3
PLC4’
PLC4
33複数のトランスがある場合
HD-PLC信号は、変圧器を跨ぐことはできません。変圧器の2次側でネットワークを形成し、端末間はLANケーブルやHUBで接続してください。
変圧器(6600⇔100V/200)
100V/200V
100V/200V
PLCネットワーク1
LANケーブル
親器
親器
※各グループに必ず1台は親器が必要です。グループ内のいずれかに親器を設置してください。
PLCアダプター同士をLANケーブルで接続1
第4章 さまざまなPLCアダプター/PLCプラグの接続
PLCネットワーク2
34複数のトランスがある場合
変圧器(6600⇔100V/200)
100V/200V
100V/200V
100V/200V
LANケーブル 親器
LANケーブル
親器
親器
LANケーブル
LANケーブル
サーバー ※各グループに必ず1台は親器が必要です。グループ内のいずれかに親器を設置してください。
HUB
HUBを介してPLCアダプターを接続2
第4章 さまざまなPLCアダプター/PLCプラグの接続
PLCネットワーク1
PLCネットワーク2
PLCネットワーク3
35
参 考
○ PLCアダプターの取り付け例
○ 同一トランス下でのグルーピングについて
36参考:PLCアダプターの取り付け例
分岐ブレーカーへ
主幹ブレーカーへ
銅バーで接続
サービスコンセントへ
サービスコンセントへ
参考
同一のトランスであれば、各グループをHUBでつなぐことでご利用いただけます。
グループごとに設定する場合は、専用のツール(マルチホップ「HD-PLC」管理ツール)をホームページからダウンロードの上、ご利用ください。
37参考:同一トランス下でのグルーピングについて
LANケーブル
100V/200V
PLCネットワーク1
親機
100V/200V
PLCネットワーク2 親機
100V/200V
PLCネットワーク3 親機
LANケーブル
HUB
LANケーブル
参考
※各グループに必ず1台は親器が必要です。グループ内のいずれかに親器を設置してください。
※子器の接続可能台数は、各グループのそれぞれの親器に対して最大1,024台です。よって 全体の子器の台数 は 1,024台 × グループ数 です。